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マネージャー

小松さん家族
小松さん家族

小松さん家族

プロフィール

・氏名:小松 花(コマツ ハナ)
・会社名:ロクシタンジャポン株式会社
・役職名:マネージャー
・職種:化粧品販売に係るデジタル領域のマーケティング業務

・簡単な経歴:新卒でWEB系広告代理店入社後、外資系化粧品会社へ転職しデジタルマーケティング職で5年間勤務。その後2015年に現職へ。2社目で長女、現職で長男、次女を出産。それぞれ産休~育休(5~7ヵ月間)を経て復職。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :34歳、1984年生まれ

・お子様の年齢 :
長女 4歳、2013年生まれ
長男 2歳、2015年生まれ
次女 0歳、2017年生まれ

・ワークスタイル:フルタイム

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

ロクシタンというフランス南部、プロヴァンスで生まれた化粧品ブランドのデジタルマーケティングを担当しています。
具体的には、LINE、Instagramなどのソーシャルメディア上若しくはその他デジタルメディア上でのコミュニケーション、全国に100店舗以上展開しているロクシタンの店舗やECサイトへのデジタルを使った集客、新製品発売イベントのデジタル連動企画を行っているチームのマネージャーとして、4歳&2歳&0歳の子供3人を都内の認可保育園に預けながらフルタイムで勤務をしています。

デジタルを含めた様々なコミュニケーションを通じて、人の暮らしに24時間寄り添うことの出来るライフスタイルコスメティックブランドとして広くお客様に愛していただけるブランドになれるよう、日々試行錯誤を重ねています。
https://jp.loccitane.com/

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:30 起床
6:00 子供たちと夫を起こして朝食(その間に末っ子の授乳)
6:30 各々身支度(子供はほぼパパの担当)
7:00 家を出る(送迎は夫と50%ずつで分担)
8:00 出社
17:00 退社
18:00 お迎え
18:30 末っ子夕食&授乳
19:00 上二人夕食
19:30 翌日の登園準備を全てここで済ませる&夫の夕食準備
20:00 入浴
21:00 寝かしつけ(3人同時)
21:30 一人のリラックスタイム又は帰宅した夫にご飯を出しながら話す時間
22:30 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

良くも悪くも、何も変わりません!何それとよく言われますが、それまでの仕事中心の毎日の中に、愛しいものが増えただけでした。ただ、なぜこう思えているのかが重要で、私が産後もそれまでと変わらず仕事に100%集中できる環境をつくってくれている全ての人(夫、互いの家族たち、友人、同僚、保育園コミュニティ)、場所(互いの職場、保育園)に感謝してもし尽くせない毎日です。

あと、細かいところで、元々大酒飲みだった私は一切果物に興味がなかったのですが、出産後子供達用に冷蔵庫にフルーツを欠かすことがなくなりました。なるほど、フルーツってこういう時に購入するのか、と思いました(笑)

小松さんとお子さん

小松さんとお子さん

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

私が仕事で関わったイベントが土日に行われ、主人が子供たちを連れて見に来てくれた時、そのイベントを長女がとても楽しんでくれました。「ママ、これとってもいいにおいだね!!」と目を輝かせながらロクシタンの製品の香りを楽しむ4歳の娘を見ながら、いつかコスメ談義が出来るのかなぁと夢は膨らむばかりです。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

大変だと感じることがなく、自分自身は仕事も育児も楽しくて仕方ないのですが、やはり子供が3人、という枕詞だけで周りの皆さまに「大変でしょう」と気を遣ってもらえることが申し訳ないです。もちろん、毎日「コラー!!」で優しいママ、良いママでは全くありませんが、子供たちにこちらが沢山成長させて貰いながら過ごしています。

 

それをどうやって解決していますか?

意外と楽しいですよ。大変じゃないですよ。と普及活動を続けています。ただ、周りに3人ママがそんなに多くないのでなかなか「そこまで大変じゃない」という共感を得る機会が少ないのが悩みです・・。主人も同様に感じているようで、専ら夫婦で5人家族も悪くないけどね、という話をしています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では「なんでもみんなでやってみる」をキーワードにしています。赤ちゃんがいるから、子供がいるから、と躊躇することなく、土日は家族みんなで何でもやってみる!どこでも行ってみるし食べてみるし、やる前から「出来ないかも」と決めつけず家族5人で”楽しい”を目一杯共有することにしています。

仕事では兎に角思いやりです。今の仕事は一人で出来ることはほぼなく、周りと協力しなければ成し遂げられないことばかりです。同じゴールに向かって走るためには互いを思いやり尊重し合うことでより高みへのぼることが出来ると思っています。
子供たちにも、気になる言い方などがあった時は「それを言ったら相手はどう思うか、どんな気持ちになるか」を聞いて、それが正しかったかを考えてもらうようにしています。

 

3人のお子さん

3人のお子さん

家事育児の分担はどのようにされていますか?

保育園の送り迎えを含め、育児に係る全てにおいて、夫と私で完全に半々です。夫はどちらかというと育児を「手伝っている」スタンスやイクメンパパと呼ばれること自体が嫌だというタイプ。完全に、私に対等してきます(笑)むしろパパのほうが育児スキルも子供との向き合い方も私より上手で、母の面目なし、というシーンも多々(汗)。

子供達と関わっている時間がちょうど半々ということで、お互いから学ぶことも多々あり、報告・連絡・相談もスムーズに行き渡っていて、お互いが出来る限り仕事に集中できる環境づくりをサポートし合えている今、相棒である夫に対してもっと日々思いやりを持って感謝を伝えなければいけないな・・と反省する毎日です。

 

育休明けの復職が比較的早いのには何か理由がありますか?

長女は生後3ヵ月、長男は生後4ヵ月、次女は生後5ヵ月からそれぞれ認可保育園に通っています。理由は至ってシンプルで、保育園事情です。長女出産の際保育園事情を全く知らず、蓋を開けたら世は待機児童問題の過渡期でした。12月生まれで第一子、その他加点もなく、激戦区のため認可外はお呼びでない状況。1歳まで待ったら確実に入園できないことが予測出来たので、生後三ヵ月での入園を覚悟の上申し込み、無事認可保育園に内定しました。その話をすると驚かれることも多いのですが、当時の私たち家族にはその決断以外は考えられず、兎に角必死でした。幸いなことに、月齢の浅い子供にも大変よくしてくださる園と出会うことができ、我々親も一緒に成長させて頂いた初めてのワーパパママ生活だったように思います。

長女の経験があったので、一度出来てしまったものは親にも余裕が出て、その後続いた長男・次女の入園についても何の迷いもなく生後比較的早い段階から保育園にお世話になっています。寂しい気持ちももちろんありましたが、今考えてみても後悔は一つもなく、良かった点ばかりです。

小松さんファミリー

小松さんファミリー

その際、離乳食や授乳などはどうやってやりくりされていますか?

我が家は2年に1回0歳児がいるので、ほぼ年中離乳食を与えている気がします(笑)ただ、私は本当に大雑把なのでとてもじゃないですが手の込んだものを準備はできません。おかずは週末に大量に作って冷凍、おかゆは炊飯器にお任せしてこれも冷凍・・。授乳だけは勿体ない精神で、職場の協力を得て搾乳した冷凍母乳を持って行って園でも与えて貰っています。これも、職場や保育園の協力と理解があってこそ続けられていることですので本当にありがたい限りです。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

夢のような話だと笑われるかもしれませんが、本気で海外拠点でのマーケティング活動に従事したいと思っています。その為には、まず今の自分に出来ること、役に立てること、そして何より情熱を注げることに精一杯の力を注いで、自分と家族の夢を形にしていきたいと思っています。家族5人で”楽しい”を目一杯共有し、それが国境をこえる日が来たら、こんなに幸せなことはありません。

 

最後に、メッセージをお願いします。

私は、所謂パワーママには自力ではとても及ばず、恵まれているだけだと思っています。環境が私に”パワー”をくれているだけなので、それはひとえに幸せ者であるということなのかもしれません。ただ、ひとつだけラッキーだったなと自分の性格について思うところがあるならば能天気なことだと思います。何もかもをのっけから「何とかなるだろう」ぐらいに捉えていたので、実際蓋をあけてみて大変だった!ということももちろんありましたがそれ以上に「楽しい」「幸せ」「充実」が大きく、ここまで大きな悩みもなく走ってこられたのも、この楽天的な性格が功を奏したのかな、と思っていますし、夫や子供達がその分しっかりせざるを得なくなってきているような。。

仕事でも家庭でもまだまだやってみたいこと、目標、夢が沢山あります。
それぞれの実現に向けて、私に出来ることはまず笑顔で毎日を楽しむ母でいること。
いいお母さんではないけれど、幸せなお母さんでいられることに感謝して、これからも家族で夢を叶えていきたいと思います。

 

インタビューby 柴田 広夢

2018年10月14日 0 comment
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Mayuko Ozawa_01 cover

Mayuko Ozawa_01 cover

今回は、育休復帰と同時に転職をしたという小澤さんをご紹介します。

育休前に携わっていた仕事がプロジェクトとして終了したこともあり、休職期間中に縁があった現在の職場で育児との両立をスタートしてから1年半。出産、育児、転職、新しい仕事と人間関係、目まぐるしく変化してきた小澤さんだからこそ「どんな人でも自分の意志で自由に選択できること」を大切にしていきたいとお話いただきました。

 

プロフィール

・氏名:小澤 真由子

・会社名:グーグル合同会社

・職種:Google アナリティクス 360 アカウントマネジャー

・簡単な経歴:
前職にて育休取得中に縁があって転職することになり、2016 年 1 月より育休からの復帰と同時にグーグルへ。ネットワーク機器メーカーのマーケティング部門、広告代理店でのデータ事業立ち上げなど、マーケティングデータ分析に関わり現在に至る。30 代前半に 3 ヶ月休職し、夫の出張に同行してオレゴン州ポートランドに滞在したことが、自由な働き方、生き方を考える上で大きな転換点となった。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :41歳

・お子様の年齢 :2歳

・ワークスタイル:フルタイム

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

グーグルで、Google アナリティクス 360 スイートという、ウェブサイトなどのマーケティングデータを計測・活用する製品のアカウントマネージャーを担当しています。契約してくださったユーザー企業様に、どのように Google アナリティクス 360を実装、活用していただくとビジネス成果につながるのか、を技術コンサルタントチームと一緒に支援するのが主なミッションです。

 

以前はサイトの計測ツールとしてのみ使われていたこの製品も、今では店舗データのような非デジタルデータも含めた顧客の行動を扱うマーケティングプラットフォームに役割が変わってきました。先端的なデジタルマーケティングを行っている企業様から、これからデジタルに本格的に取り組もうとされている老舗企業様まで、幅広い業種、業態のマーケティングご担当者様と一緒に仕事ができること、社内の広告、Cloud Platform など他チームと関わりながら仕事を進めていくことに楽しさを感じています。

 

また、グーグルは社員が快適に働けるよう配慮してくれる会社なので、子どもを持つ人にとってもとても働きやすい環境です。私がいるチームでは、子どもの体調不良、行事、など理由は何であれ必要なときには早めに帰ったり、Work from Home で家から仕事をして、社内の会議であれば外からビデオ会議で入ったり、などは日常の風景になっています。業務の都合は自分でつけ、他の時間でやりくりするなどはもちろん必要ですが、たいていのことは自己判断、自己責任で行えます。ちょうど娘が 1 歳になったばかりで復帰し、しょっちゅう体調を崩していたような頃には、本当にありがたい環境でした。今でも、このカルチャーや、まわりのメンバーにはいつも助けられています。

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今年5月の海外出張時に。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。 

05:00

起床。4 時のときも 6時半のときもあります。ヨガ、勉強、日記を書く、仕事、料理や洗濯などの家事、のうち、その日の優先度に合わせていくつかを。

07:00

夫と子どもが起床。朝食は私が準備し、夫が片付け。娘の身支度はどちらかその時手が空いているほうがやります。

08:30

夫または私が子どもを保育園に送る。週に 3 回は私が送り、夫が迎え。残りの 2 日はその反対で、お互いの予定に合わせで随時調整しています。

09:30 – 17:45

9 時半から10時の間に会社に着き、仕事。午前中外出がある日は家で仕事をして直接外出先に向かったり、夕方外出だった場合はそのまま外で仕事をしてからお迎えに行ったりなど、その日の都合に合わせて無駄な移動が少なくるようにしています。

18:30

週に 2 回は私がお迎えにいきます。お迎えがない日も、18時頃には会社を出ます。

19:00

夕食は私が準備し、夫が片付け。作り置き+お魚やお肉を焼くだけ、など、帰ってからする調理は最低限です。平日週に1回はネタ切れだったり気分転換で近所で外食します。週末は夫が夕食を作ってくれることも。食後、翌日の保育園準備、子どもと遊ぶ、など。

20:30

子どもとお風呂。寝る準備のあと、ベッドの上で子どもと一緒に本を読みます。

21:30~22:00

そのまま子どもと一緒に就寝。

 

出産して、何が一番変わりましたか?

「こうでなければいけない」という決め付けがなくなり、その分自由になったかもしれません。決して几帳面な性格ではないのですが、「当然こうあるべき」という勝手な基準が仕事でもプライベートでもできていて、知らずに自分やまわりに課して、一つの物差しで全てを計ってしまっていたように思います。今思うと、自分が子どもを持たない、生活のうち仕事が 90% を占めていたような時期に私のチームにいたメンバーには、価値観を押し付けてしまっていたかもしれないなと申し訳なく思います。土日も家で仕事ばかりで、夫との間に危機が訪れたこともありました。今は、どうしなければいけないか、ではなく、何ができるか、を考えるようになり、その中で最善の方法を探りながら過ごしています。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

育児休業中、いつも子どもと一緒の時間を過ごせてありがたい反面、何かさみしいような、社会から切り離されているような気分でした。仕事に復帰してから、疎外感のようなものは消え、自分にとって自然なバランスに戻ったと感じています。また、育休中はちょっと誰かと会って育児の話しをするにも、約束をして会わなければいけないのがちょっと億劫でしたが、今では毎日会社に行ってチームの人たちに「お風呂にはいってくれない」「風邪ひいちゃって」など話すと、「わかるわかる」とまわりのパパママが聞いてくれるのも、私にとってはちょうどよい気分転換になっています。ちなみに、パパ社員も積極的に家事育児を担っている人が多く、1 ヶ月単位でパタニティリーブを取る人も珍しくありません。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児でも仕事でも、頑張り過ぎて無理をしないこと。無理すると、私の場合は機嫌よく過ごせなくなるので、そうすると夫にも迷惑をかけますし、特に娘に余裕を持って接することができなくなります。夫、子どもとの生活を円満にキープしていくためには、自分がある程度余裕があることが一番大切。育児や家事で無理しても、仕事で無理しても、どちらも結局は夫と娘にしわ寄せが行ってしまうので、手抜きしたり、人にお願いしたり、気分転換を図ったりして、時間的、精神的な余裕を保つようにしています。もちろん、それができずに爆発!してしまうこともありますが・・ 気分転換は、家族と週末に小旅行へ出かけて日常から離れて自然の中でゆったり過ごしたり、たまには自分ひとりで「北欧学」仲間の集まりに参加したり、娘と美術館に行くなど。

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子どもと一緒に。

 

photo by Joe Suzuki

 

最後に、メッセージをお願いします。

みんなが色々な選択の自由がある環境で、仕事、子育てをできるといいなと思っています。子育てに関わらず、家族の介護、身体的精神的なハンディキャップ、勉強、趣味など、様々なその時の事情や優先順位がある中で、会社のルールに従うと無理をしたりドロップアウトしたりせざるを得なくなる環境が多いのは残念です。

男親、女親関係なく、育児と仕事に関われる自由が、これから多くの会社にとってスタンダードになるように、色々な立場の人が自分の意思で働く環境を選べるように、今はボランティアなどに時間を割けていませんが、また何か自分のできることをしてみたいなと思っています。

パワーママ、という響きに自分がふさわしい気がしなくて、パワーママって何かな?とサイトを見てみると、「パワフルなママ」ではなく「まわりにパワーを与えてくれるワーママ」のことなのですね。そういう意味では、全てのママは子どもにパワーを与えているパワーママで、私もその一員かなと思いました。とはいえ、実は子どもからもらっているパワーのほうが何百倍も大きいのはもちろんです!

 

(インタビュー:高村)

2017年10月15日 0 comment
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プロフィール

・氏名:山田 綾子

・会社名:株式会社ウエディングパーク

・役職名:メディア開発本部マネージャー

・職種:ディレクター

・簡単な経歴:

2012年、ウエディングパーク一期生として、新卒入社後、営業本部に配属。2014年、新規事業立ち上げの責任者に就任し、2015年1月にフォトウエディング・前撮りの検索サイト「Photorait(フォトレイト)」を立ち上げる。2016年6月に第一子となる長男を出産後、2017年1月よりメディア開発本部マネージャーとして復帰。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :27歳

・お子様の年齢 :1歳

・ワークススタイル:時短勤務

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

ウエディングパークの姉妹サイトである、海外挙式の日本最大級クチコミ&フォトサイト「ウエディングパーク海外」のサイト責任者をしております。

「ウエディングパーク海外」がより大きく、より使いやすいメディアになるよう日々改善を繰り返すと共に、メンテナンスや新機能の開発ディレクション、サイト内の編集コンテンツのライティングなどもおこなっています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。 

06:30 起床、身支度、子供の朝食準備

07:00 子供が起きる前に出発

(朝の子供の世話、保育園の送りはパパが担当)

07:40  出社

17:00  退社

17:40  お迎え

18:00  帰宅、夕食準備

18:30  夕食

19:00  お風呂、子供と遊ぶ

20:30  子供就寝後、洗濯、翌日の準備など

22:00  自分時間♡(ドラマ見たり、本読んだり…)

23:00  就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

出産前は24時間全て自分が自由に使える時間だったのに対し、今はまさに時間との戦い。すごく時間を大事にするようになりました。

子供との時間を削ることは絶対にしたくないので、毎日17時がタイムリミットですが、明確なタイムリミットがあることで集中力がアップしている気がします。

急に子供の体調が悪くなるかもしれないことを考えると、2日くらい仕事が前倒しできていて余裕があるくらいが、周りの人から見る「順調」だと考えるようにしているので、危機感を早めに感じられるようになったのも出産前と変わったかなと思います。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?

子供がいなかった時代の200%頑張って、やっと同じ成果にたどり着くこと。

時間を大事にするようになって、限られた時間の中で前より濃い仕事ができるようになりましたが、でもそれは同時にどっと疲れます(笑)。

そして17時に会社を出てから子供が寝るまではとにかく体力勝負。スーパーの袋を持って保育園まで走り、ベビーカーを嫌がる子供を抱っこして家に帰ることもしばしば。もう子供が寝る頃にはヘトヘトです。

そこまで頑張ってやっと、子供がいなかったときと同じ成果が出せる。むしろ、それでもちょっと及ばないくらい。

あと余談ですが、復帰してから断乳したので、断乳を始めてから2週間くらい、細切れの2時間睡眠で出社したときは地獄でした…。でも周りに「断乳してます!」なんて言えないので(笑)、いつものように元気な姿を振る舞うのが大変で。これから復帰する方には、ぜひ断乳してからの職場復帰をおすすめしたいです。

 

それをどう解決しましたか?

ウエディングパークにはちょうど同じ時期に出産・育休を経験して復帰しているメンバーがいて、そのメンバーと悩みを共有したり、子供の話をしていると、「あともう少し頑張ろう」と元気が湧いてきます。やっぱり共感ってすごく大事!

また、保育園の送りはパパが担当なので、朝が唯一自分が自由に過ごせる時間。その時間を有効活用できるように、8時前には出社しています。24時間の中で、自分が1人で自由に過ごせる時間が毎日1時間でもあると、心に余裕が出る気がします。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

保育園にお迎えに行くときが、1日の中で一番幸せな瞬間。

子供が6ヶ月のときに復帰しているのですが、当初は迎えに行ってもイマイチ反応が薄くて(笑)。それがだんだん、私の顔が見えると笑うようになり、ハイハイで私の元へ来てくれるようになり、最近ではよちよちと歩いて来てくれるようになり…。

この瞬間があるから、17時まで必死に頑張って、急いで迎えに行って、そして毎晩子供の寝顔を見ながら明日も頑張ろうと思えちゃうんだと思います。

私が想像していたより何倍も、子供はママが大好きで、寝る時にくっついてくるのも、私が見えなくなると大泣きするのも、本当にかわいい。子供を育てながらの仕事って、とても大変ですが、子供がいるからこそ頑張れてしまうのがママなんだと思います。

 

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育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

仕事では育児を言い訳にしない。育児では仕事を言い訳にしない。

子供が欲しいと思ったのも、子供がいても仕事がしたいと思ったのも、全部自分が決めたことなので、「子供がいるから」「時間がないから」ということを絶対に仕事の言い訳にしてはいけないと思っています。

だから、17時までの勤務にすることで遅れてしまう仕事は家に帰ってからの時間でどうにか取り戻す努力をしています。

ただ、やっぱり物理的に時間が無いので、自分の勉強時間だけは優先度が下がってしまって、最近はあまり本を読んだりできていないなぁ…と反省する部分も。

(あんまり反省すると落ち込んじゃうので、全部頑張ったら疲れちゃう!と開き直ることにしています。)

育児では、仕事によって子供の生活リズムを変えることはしたくないので、子供が夜ご飯を食べるべき時間には家にいられるように17時までの勤務にし、週末に1週間分の子供のご飯を作って冷凍しておいて、18時にはご飯を食べられるようにしています。

 

これからの目標を教えてください。

数年後には2人目が欲しいと思っています。

だから、「子供がいても仕事と両立できる」ことを証明して、2人目が生まれても会社に戻ってきてほしい!と思ってもらえるような結果を出していくことが、今の目標です。

 

最後に、メッセージをお願いします。

我が家の子供は幸い、大きな病気をしないどころか夜泣きもないしご飯もモリモリ食べるので、育児に関しては周りの方に比べたらきっとストレスの少ない方。それでも毎日100%の体力を使い切るので、仕事と育児の両立って、自分たちが思っているよりもっとすごいことなんだと思います。

結構な頻度で体力と精神力がぽきっと折れちゃうこともありますが(笑)、仕事も育児も頑張っている自分を褒めることも忘れずに、毎日笑顔で子供と向き合いたいです。

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(インタビュー:高村)

2017年9月7日 0 comment
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山本さんと娘ちゃん

今回ご紹介するパワーママは、株式会社CyberZの人事マネージャー、山本真由美さん。

2017年6月に育休より復帰後、仕事の他にも平均年齢30歳と若手が多い社内に対して勉強会を開催したり、ブログでも意識的にワーママとして経験を発信する姿が素敵な山本さん。

保活・出産育児・職場復帰と、経験のない人からすると、とてつもなく大変そうに想像される出来事について、実際にどうだったのか、そして何が変わったのか?について、おそらく最も大変な時期である復帰ホヤホヤの今、リアルボイスを聞いてみました!(インタビュー by 椿)

 

山本さんと娘ちゃん

山本さんと娘ちゃん

プロフィール

・氏名:山本真由美

・会社名:株式会社CyberZ

・役職名:マネージャー

・職種:人事

・簡単な経歴:

大学卒業後、2006年に新卒でサイバーエージェント入社。人事本部にて新卒採用・育成・社内活性化業務などに携わった後、広告部門にてコンサル部門のマネージャーとして従事。CyberZの事業拡大に伴い、2012年に異動。メディア部門にてスマホ広告の商品開発、仕入れ、運用担当などを経て、2013年からCyberZの人事部・総務部のマネジャーとして採用、育成、社内人事システム構築、オフィス等を担当。産休・育休を経て、2017年6月に現職に復帰。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :33歳(1983年)

・お子様の年齢 :1歳(2016年)

・ワークスタイル:正社員

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

スマートフォン広告代理業及びスマートフォンゲームのプレイ動画共有サービス「OPENREC.tv (https://www.openrec.tv/)」等のサービスを運営している株式会社CyberZ(https://cyber-z.co.jp/)において、人事部のマネージャーとして従事しています。現在は人事の中でも、育成・管理業務を中心に、人に関わる経営課題に向き合っています。育休復帰後より、時短勤務です。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:30 起床、朝食(娘に食べさせながら自分も食べる)、登園準備

8:00 保育園送り担当は夫。見送り後、家事タイム(掃除・食器洗い等)、身支度

8:30 家を出る(通勤)

9:30~16:30 出勤(時短勤務)

17:30  保育園お迎え~帰宅

18:00  娘とお風呂、洗濯(洗濯をするために先にお風呂に入れています)

19:00 夕飯(娘に食べさせながら自分も食べる)

19:30 夕飯後、こどもと遊ぶ(絵本等)、両親に娘の写真を送ったりビデオチャットしたりコミュニケーションをとる

20:30 娘の寝かしつけ

21:00 家事タイム(洗濯物たたむ・夫が家で食べるときは食事の用意)

22:00 自分の自由時間♪(本を読んだり、ゲームしたり)

23:30 自分が寝る

 

出産して、何が一番変わりましたか?

「生活スタイル」時間の使い方が一変しました。朝型&規則正しい生活になりました。今までは仕事中心で割と夜型だったので、ここが一番変わったと思います。

「家事力」食事づくり、その他家事全般これまで仕事中心だった生活だったのですが、圧倒的に家事に費やす時間が増えたので、少なからず手際の良さや食事メニューの広がりなど、家事力は上がったと思います。笑

「両親とのコミュニケーション」。孫を通じて家族(両親)とのやりとりが圧倒的に増えました。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

人生における、楽しみや喜びが増えたことです。復帰してすぐ感じたのは、育児も仕事も両方できる、というのは幸せなことだなと実感しました。どちらも自己成長にもつながっています。

また、ママになったからこそ仕事で活かせるものも増えました。大変なことも、喜びも、パパママの気持ちが以前よりもはるかによくわかるようになり、人事の仕事の中で、面談時や取り組みや制度を考える際など、活かせることが増えました。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

仕事では、時短勤務、保育園のお迎えという「時間の制約」があるということです。

あとは、パパママは皆さんおっしゃると思いますが、子供の体調不良になったとき。まだ1歳で免疫が少なく、保育園から風邪をもらいやすいし、なかなか治りづらかったりします。仕事を急に休まざるを得なくなるというのもありますが、子供が辛そうだといつも以上にこちらも体力と精神力が必要になります。熱は大丈夫かな、熱性痙攣起きないかななど、いつも以上に娘の様子に気を遣い、夜も頻繁に起きて夜泣きの対応で睡眠時間が減ったりするので、子供も親も戦いですね。

 

それをどうやって解決していますか?

仕事では、やりたい事が多く、この限られた時間の中ですべてはできないので、組織成果が最大限に出せる「自分ができること」「自分がやるべきこと」の優先順位をつけるようになりました。ある程度、良い意味で割り切りみたいなものも必要だなと感じます。あとは、「短時間でどれだけ成果を残せるか」という思考に変わりました。結果、ものすごく集中力が増しました。(笑)

 

「子供の体調不良は必ずある、いつ休むか分からない」という前提のもと、ここも見越してし「仕事を持ちこさない」「期限よりも早めに終わらせる」ことに気をつけ、「急に休んだ際にカバーできる体制づくり」をするようになりました。また、弊社グループでは「キッズ在宅」という、子どもの急な発病や登園禁止期間など、子どもの看護時に在宅勤務できる制度があるのでこちらも活用しています。今後は、どうしてもというときは義両親に頼ったり、シッター等色々な方法を模索しておこうと思います。

あとは、体力と精神力が削られるので、自分自身の体調管理には以前よりも気をつけるようになりました。体調が悪くなったときは鍼、心身のバランスを保つための定期的なマッサージなど、体調にあわせてお世話になっているところがあります。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児は、子供と一緒の時間は最大限子供に向き合うことです。産休・育休中は四六時中一緒にいましたが、保育園に通うようになってからその時間が減ったので、一緒にいる間は最大限向きあおう!と思いました。

仕事は、自分が出せる最大限の組織成果を出すこと、自己成長し続けることです。

 

社内で会議

社内で会議

復帰して2ヶ月。想像していたワーママ生活と実生活の違いはありますか?

想像では、毎日バタバタして、疲弊するのではと思っていましたが、意外とそうではなく、復帰前よりも更に規則正しい生活になり、気持ちの面でもメリハリがつけられるようになりました。そう思えるのは夫や会社の皆さんのフォローあってこそかと思います。

 

保活はどのように準備して、どう動いていきましたか?やってみてどうでしたか?

東京都の中でも激戦区と言われるエリアに住んでおり、正直苦戦をしました。0歳児(0歳4月入園)でも当たり前のように認可保育園はNG、認証保育園も入園1年前の段階で「すでに予約が100名以上入っており、うちは先着順です」というところも多く、望み薄。「まずは説明会に参加してください。説明会は毎月1日の○時から予約を開始しますのでそのときに電話してください」というところも多く、昔の人気アーティストのチケット取りみたいな感じで、電話を準備してひたすらつながらない電話をかけ続けて、ようやくつながったと思ったら「すでに今回の説明会予約がいっぱいになったので、来月おかけください」と言われたり。保活の大変なところは、努力したからと言って必ずしも報われるものではないということかなと思います。自分1人の力ではアンコントローラブルなことも多いです。何より先が見えない不安というかストレスは私も感じました。

最終的には、保育園を調べる中で、気になった園の情報がないか仲良くしていた近所のママ友さんに聞いたところ、ちょうどその方の友人がその保育園に預けていたのでつなげてもらいました。少々家から遠いけれど話を聞いてとても良さそうだと思い、応募し、決定しました。なので、最終的には紹介経由ですね。

 

激戦区における保活のポイントを教えてください!

スピード(できる限り早く動くこと)と、情報戦に勝つことかなと思います。

「認可」に関しては、情報収集・応募はしつつも難しい前提で動く。

「認証・無認可」に関しては、スピードと情報が重要。「認証・無認可」はそれぞれ応募タイミングや優先することが園によって違いますのでそれを把握しておく必要があります。先着順のところも多いので早いに越したことはありません。妊娠中から休みを取ってでも動いておく、情報戦というのは、同じ区のママ友を作り、比較的入りやすい新設園の情報や、紹介経由で入るなどのルートを作ることかなと思います。

 

会社復帰してから意識的にメッセージを伝え始めた理由は?

自分の経験は伝えていく、ということを始めました。まずは社内から。今働いているCyberZでは、平均年齢30歳前後なので、まだまだこれからママが増えるという段階。最近結婚した、妊娠した、産休に入ったという方が多い会社なので、私から後輩社員やこれから出産を迎える人に伝えられることは多いなと感じ、もちろん個別にも伝えたり、全体向けには「F会」という活動を通じてどんどん伝えていきたいなと思っています。

 

F会にてライフネットの岩瀬さんをお呼びして勉強会を実施したときの様子

F会にてライフネットの岩瀬さんをお呼びして勉強会を実施したときの様子

女性を集めて開催していた「F会」は、どういう取り組みなのですか?

「F会」は、女性特有の悩みを相談する場の提供と女性同士の繋がりを大切にすることで、活き活きと働けるきっかけをつくることを目的として営業マネージャーの石川さん、広報の高井さんと一緒に2016年1月から立ち上げたプロジェクトです。F会の「F」とは、Female-女性、Future-未来、Flutter-羽ばたくの意味を込めています。これまでの取り組みとしては、懇親会・マネジメント研修・外部の方をお招きしてお金やヘルスケアに関する講演など。復帰してからは、「妊娠出産を経て」というテーマで現在妊娠中の社員と私から経験をお話しながら、皆でランチを食べるという会を実施しました。アンケートをとりましたが、満足度は100%でした!やはり業務以外での縦横ナナメのつながりができることや、先輩や今回は妊娠出産経験者の話が聞ける、というのは満足度が高いですね。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

働く上で大事にしていることは、「最大限に組織貢献すること」「自己成長し続ける」ということです。

まずは、CyberZの社員が働きやすい環境を作ったり、一緒に働くメンバーを採用したりと、人事という立場から最高の組織を創っていきたいと思います。グループの中でもスピード感や経営の意思決定がとにかく早く、新しいことに挑戦させてもらえ、自ら提案し、自分で仕事を作れる環境なので、どんどん提案し、チャレンジしていきたいと思います。個人としては、F会などの活動を通じてママとしての自身の経験を伝えたり、興味がある分野の勉強しながらレベルアップをしていきたいと思います。

 

最後に、メッセージをお願いします。

育休復帰直後という立場から。結婚後、妊娠中、産休・育休中など、「子供を産んでからの仕事復帰」「家庭と仕事の両立」は、正直誰しもが不安に思うことがあると思います。私自身も、復帰前の1カ月は子供の体調不良が続いたこともあり、復帰する気満々だった中でも少なからず大丈夫かなぁ、やっていけるかなぁというのを感じました。

ただ、不安はあったとしても、仕事復帰の機会があるならば、「まずはやってみてから決める」ことをお勧めします。復帰して良かった、仕事と家庭両方できることが幸せと感じる場合もあると思いますし、もしかしたら、やっぱり家庭一本で頑張りたいという風になるかもしれない。それはそれで良いかなと思います。(私は逆に家庭一本、育児に全力投球できている方も、ものすごく尊敬しています・・!)

私はこのパワーママのインタビューを読むのがすごく好きです!十人十色、皆環境や状況は違うけれど、皆それぞれ日々頑張っていて、たくさんの勇気をもらっています。私も誰かの勇気やチャレンジにつながりたいなと思います。

2017年8月23日 0 comment
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プロフィール

・氏名:小池朝子

・会社名:株式会社アプト

・役職名:hacocoroブランドマネージャー

・職種:飲食業

・簡単な経歴:

中央大学文学部 心理学科卒業。
インターネット広告代理店の株式会社オプトにて、営業部とマーケティング部に所属。
2児の産休・育休をまとめて3年間とったあと、ベンチャー企業である株式会社アプトに転職。

社員数に限りのある組織の中で、専門知識はそこそこに、広報・広告・人事と幅広く掛け持ち担当。

その後、徐々にサービスや運営そのものに関与するようになり、hacocoroという会社のメイン事業のブランドマネージャーに。

また、プライベートでは、学生の頃から趣味であるダンスをママになっても続けられるコミュニティとして「mamastreet」を発足させ、ワークショップの開催やイベントの企画・出演をしている。

・居住地:東京都世田谷区

・ご自身の年齢 :   31歳、1985年生まれ

・お子様の年齢 :  4歳、2012年生まれ/2歳、2014年生まれ

・ワークスタイル: 会社員

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

社員25名程のベンチャーで、hacocoro(ハココロ)という貸切専門のパーティスペース事業のブランドマネージャーをしています。

中古物件をリノベーションし、内装をお洒落に施してパーティスペースにする、というスキームで、現在は12店舗まで広がっています。

私の仕事は、主にそのサービス創りとメンバーのマネージメント、また、web・紙媒体の制作ディレクションなど様々です。

hacocoroというのは、このパーティスペースで提供するサービスの事で、可愛らしいFOODやDRINKのご提供と、専門のパーティプランナーによる企画・当日の演出サポートにより、お客様が手軽にこだわりのパーティを創れる世の中を実現しようとしています。

私が入社した2015年には6店舗でしたが、昨年から更に出店ペースを早め、今年は2ヶ月に1度のペースで出店しています。

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hacocoroの店舗


平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

06:30 起床、朝食準備や身支度

07:30 家族で朝食

08:45 パパと子供達は保育園へ

09:00  家を出て、駅でパパと合流。

10:00 始業

17:00 退社

18:15 保育園お迎え

19:30 夕飯

20:30 子供達と入浴

22:00 寝かしつけ

22:30 再度起きて、仕事

26:00〜27:00 就寝

 

 出産して、何が一番変わりましたか?

全部が自分の時間だった環境から、自分の時間がほぼなくなり、

やることを厳選するようになりました。

仕事は効率化する、買い物はなるべくネットで済ませる、料理は簡単にする、行きたいイベントごとは今一度吟味する…等、

限られた時間の中で、大事な2軸である「家族との時間」と「自分が本当にやりたいこと」に時間を使うために、色々な事を厳選しています。

おかげでかなり濃厚な毎日です!

 

 ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

1つ目は、女性としてとても魅力的で憧れだった前職の先輩方と、ワーママという共通点を通じて親しくなれたこと。夏にはグループキャンプに行ったりと、家族ぐるみでお付き合いしてもらっています!

2つ目は、後輩から「朝子さんみたいなお母さんになりたい!」と言ってもらえたこと!

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小池さんと2人のお子さんたち

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

たまに、自分で自分の限界がわからなくなること。自分では「ここまでできる!やりたい!」と思っていても、それを時間的に制約のある「私」がやることが本当に良いことなのか、客観的に判断できなくなる時ですね。

 

それをどうやって解決していますか?

悩んでもわからない時は夫に相談してみます。

夫は心配性な私とは裏腹に、だいたいポジティブな意見をくれる人。

前述したことで悩んだ時も、「そもそも子育てを制約と思わなくて良いんじゃない?だれにでも何かしらの制約はあるから、それと変わらないよ。やりたいと思うならやりなよ!」と言われ、肩の荷がすっとおりました。

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mamastreetの練習風景

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では、「子供の話をちゃんと聞いて、小さな変化に気づく」こと。

特に、日常のおしゃべりからの発見を大事にしています。

ある日突然、おしゃべりのままならない娘が、「ママ、こーとは・うわぎ?」と聞いてきた時は、とても感動しました。コートが上着の仲間だ、という概念がわかった瞬間ですね!

子供は小さな変化が多く、ついさっき「こんな事もできるようになったのね!(涙)」っと思っても、夕方にはそれが当たり前になっていたりすることも多いので、そんな大事な瞬間を忘れないように気をつけています。

 

仕事においては、「この人に頼んでよかった!」と思われる仕事をすること。

そう思っていただけるように、どんな仕事でも、+αで返すように心がけています。例えば、ただの資料作成でも、キレイで伝わりやすい資料にする、とか、レポート作成を頼まれたら、考察をつけて返す、とか本当に小さい事の積み重ねなんですが。

いわゆる「手に職」と言われるような専門的なスキルがない中で、時短でも価値を高く発揮していくオンリーワンの存在になるためにも、「この仕事は小池に頼むときっと良さそうだね!」と言ってもらえる機会を増やしたいと思っています。

 

なぜわざわざ復帰のタイミングで前職(広告代理店)をやめて、ベンチャー(サービス業)に転職したんですか?

自分のやりたいことを真剣に考えて、将来に向き合った結果です。

今考えると、出産前の自分はとても未熟で、「理想の将来に向けたキャリアパス」など全く考えておらず、ただただ目の前の仕事に向き合い、「同期に負けたくない」とか、「認められたい」という一心で働いていました。

でも、妊娠出産を経て、時短で働く事をリアルに想像したとき、一気に不安に襲われたんです。大したスキルももっていない自分が、人より少ない時間でどうやって成果を出せるんだろう?って。

そのくせ、それまでの私は、「一生懸命働き続けていれば、いつかチャンスが訪れて、いつか大物になれる」と心のどこかで思っていましたから、そのギャップと言ったら。。笑

そうして、改めて自分の夢ややりたいことをノートに起こし、それを現実にしていくためにはどうしたらいいか?と一生懸命考えるようになったんです。

 

悩んで悩んで、でてきた言葉は、「あっと驚くような感動体験を生み出す空間創りをすること」でした。

実は昔から音楽や舞台、ダンス等に触れる空間にいると、心の底から感動すると同時に、「絶対自分も創り手側になりたい」という想いがあったのですが、恥ずかしくてほとんど人に話したことがなかったのですが、

その時、自分の能力や経験のなさを恥じている暇はない、行動あるのみ!と思えました。

 

そしてたまたまwantedlyで求人を見つけた株式会社アプトに、広報として入社しました。

会社の規模やネームバリューはその時の私にはあまり問題ではなく、自分のやりたいことを実現できそうか?という軸で選んでいました。

おおげさなようですが、これが転職を決めたきっかけです。

 

ベンチャーで育児をしながら働くのは大変ではないですか?

ベンチャーと一括りにはできませんが、思いっきり働きたいけど子供との時間も確保したい!という私にとってはむしろとても働きやすい環境です。

今は、会社の時間と、子供が寝た後の二部制で仕事をしている感じです。会社にいる時間は極力人とのコミュニケーションに時間を使い、資料作成や簡単なメール返信等は電車や、夜の時間を使う、というのがルーティンになっています。

ただ気がつくと平日の平均睡眠時間が1日3時間くらいになり、体にも心にも余裕がなくなってしまう事があるので、もう少し上手に・健康的に働けるよう、時間のバランスは常に模索しています。

 

仕事をしながら子育てする中で「これはやっていてよかった!」ということはありますか?

育児のひとこと日記です。上の子が生まれた時から書き始めて、今年6冊目を買いました。

去年少しさぼり気味だったのですが、あるきっかけで、最近また書くようになりました。

そのきっかけというのが、「いっぱいいっぱいになって、子供の成長に目を向けられなくなったこと」でした。

仕事と育児でめまぐるしい日々の中、本当はもっと向き合いたいのに、体が疲れて心に余裕がない。せかしてしまったり、声を荒げてしまったり。そんな自分が嫌で落ち込む…みたいな悪循環に陥りました。

その時に、「子供のどんな小さな変化でもいいから、気づいて書き留めよう!」と改めてノートに向かうようにしたら、すごく穏やかになれたんです。自分が気づいた変化のひとつひとつがとても愛おしくなって、自然と子供と心が通じ合うようになり、自分にも余裕ができました。やっぱり子供って最高だなって。

あとは、育児って結構毎日ずーっと子供達を見てるので、細かい出来事を忘れてしまいませんか?私が記憶力が悪いのもあると思うのですが(笑)、「わーこの瞬間、忘れたくないっ!」と思っても、結構すぐ忘れちゃうんです。その時の子供のかわいい言葉使いとか、表情とか。

そんな時にも、昔の日記を読むとありありと思い出せて、すごくいいなと思います。

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小池さんの育児日記

 

仕事の他に、ママのストリートダンスサークルを運営されているということですが、そのお話を少し聞かせてください。

大学時代、勉強よりも頑張ったダンスを、出産後も続ける環境を創りたくて、友人と立ち上げたのがmamastreet(ママストリート)です。

特徴は、子供を連れてダンススタジオに行けて、順番に子守をしながら、ダンスのレッスンが受けられることです。

これまで述べ100人以上の方がワークショップに参加してくださり、1年に1度程、代々木公園で行われている、Shibuya Street DanceWeekWEFUNKなどの大きな舞台に立ったり、自分達のPVを制作したりもしています。

また、パパや子供も巻き込んで練習会をしたり、家族全員で参加するハロウィンパーティを、自社(hacocoro)の会場で行ったりもしています。

基本的には仕事もダンスも私にとっては同じスタンスで、「ママになったからできない」と言いたくない。子供のせいにしたくない。

子供も含めて今の自分なので、ポジティブにチャレンジし続けるママ達が増えたら幸せだなあって思います。

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mamastreetでステージ出演

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

まずは今自分が関わるサービスが、世の中のスタンダードになるところまで、しっかり見届けること。

その後は、空間プロデュースに関わりたいという想いも引き続きありますが、自分のアイディアと想いでゼロからのサービスやプロダクトを育ててみたい、という気持ちも湧いてきました。

仕事・趣味・子供…全てがうまくつながればいいなあと思っています。

 

最後に、メッセージをお願いします。

私は割と若いうちに子供を授かったので、特に20代半ばで女性としてのキャリアに悩むみなさんへメッセージを送ります。

私が出産したのは約50名の同期の女子の中でも1番早く、子供ができた幸せと同じくらい、実は不安な気持ちでいっぱいでした。1日でも休みをとることが、自分の仕事人としての成長を止める事だと思って焦っていました。

働き盛りのみなさんにとっても、長期で休みをとったり、復帰後これまでと違う働き方をすることに不安を抱く人はいるかもしれません。

でも、子育ては必ず自分を成長させてくれます。特に、自ずと「自分にとって大切なもの」を強く意識して行動するようになるので、仕事にも絶対に活きてくると思います。

だからぜひ育児をしながら仕事をすることを、ポジティブに捉えてほしいです!

「お母さん」に憧れる、若い世代が増えていってくれたらなあと思います。

まだまだ未熟な私ですが、そんなロールモデルになれるように頑張ります!

読んでいただき、ありがとうございました。

 

   インタビュー : 高村 奈津子

2017年3月14日 0 comment
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