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子連れ出勤

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今回のインタビューは、ヒトカラメディアの杉浦那緒子さん。

東京在住ながら、会社(ヒトカラメディア)の制度「軽井沢ワーク制度」「美波町ステイ制度」などの制度を使って、年に数回、息子さんと徳島でリモートワークしたり、息子さんを徳島の学校に通わせる「デュアルスクール」に参加したりというチャレンジをされている杉浦さん!

すごく楽しそうで興味があるものの「子どもと一緒に自宅からかなり遠い場所でリモートワークなんて…?!」と尻込みするワーママもまだまだ多いのではないでしょうか?なぜ杉浦さんがそんなチャレンジをされるに至ったのか。杉浦さんの人生・子育て哲学を伺いました!(千田)

 

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プロフィール

・氏名:杉浦 那緒子
・会社名:株式会社ヒトカラメディア
・職種:営業推進
・簡単な経歴:新卒で新築マンションの営業会社に就職後、リクルートの不動産領域広告(現 SUUMO)の営業に転職。充電期間を経て、Webメディア(nanapi)、フリーのFP、キャリア教育など色々な業種&働き方を試す。現在は、ヒトカラメディアにて自ら新しい働き方の実験をしつつ、オフィス移転をサポート。
・居住地:東京都
・ご自身の年齢 :37歳
・お子様の年齢 :8歳
・ワークスタイル:都市と地方の2地域間の学校に通うことができる『デュアルスクール』事業の参加者第1号。「リモートワーク」「在宅ワーク」「業務効率化(時短)」など、子連れでの新しい働き方を日々模索中。

 

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください

私の働くヒトカラメディアという会社は、『「働く場」と「働き方」からいきいきとした組織と個人を増やす』というビジョンを掲げ、企業に対して経営戦略や採用戦略に紐付いたオフィス選定、組織の課題解決や成長につながる内装プランニングを行っています。私はそこで、主軸事業のひとつであるオフィス仲介事業の営業サポートを行なっています。

25人前後の会社規模にも関わらず、ヒトカラメディアには「軽井沢ワーク制度」「美波町ステイ制度」といった、オフサイトミーティングやリモートワークを推奨する制度があります。

株式会社ヒトカラメディア

これらの制度を使って、私は年に数回、息子と徳島でリモートワークをしたり、息子を徳島の学校に通わせる「デュアルスクール」に参加してみたりと、会社を巻き込みながら、子どもと一緒に色々な働き方にチャレンジをしています。

●リモートワークの記事↓
家庭でもオフィスでも「はたらく女性」は自由で幸福だ | ヒトカラメディアブログ

●デュアルスクールの記事↓
親子で都市と地方を行き来。デュアルスクールをはじめた理由 | ヒトカラメディアブログ

 

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください

東京での平日 徳島での平日
4:00 起床・身支度
4:30 洗濯物干し・掃除
5:00 スケジュールチェック・ニュースチェック・読書など 起床・身支度・ニュースチェック・読書など
6:30 朝食準備 朝食準備
7:00 息子起こす・着替える・朝食 息子起こす・着替える・朝食
7:30 送り出し 送り出し・洗濯干し・片付け
8:30 出発 スケジュールチェック・掃除
9:30 出社 業務開始・お昼休憩で夕食作り
15:30 息子帰宅
17:30 退社 業務一時終了
18:30 息子を学童へ迎えに行き、帰宅夕食準備 夕食・息子入浴
20:30 息子就寝・業務再開
21:00 息子就寝
21:30 洗濯セット・入浴 業務終了
22:00 就寝 片付け・入浴
23:00 就寝

 

 

出産して、何が一番変わりましたか?

自分の生活から、「飲み会」と「夜更かし」がなくなり、「充実した朝時間」「人と自然の変化を感じ取る力」が追加されました。いつのまにか太陽と共に寝起きする生活になって、体重もさることながら生き物としての地力も増してきました。

 

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください

息子が、親と学校の先生以外の大人との接点を持てるようになったことです。会社のメンバーが、息子を自分たちの親戚の子どものように扱ってくれます。息子同伴の軽井沢合宿ではオセロの本気勝負をするメンバー、休日出勤の私の代わりに映画へ連れてってくれる取締役、などなど。

また、ベンチャー界隈のイベントへ出来る限り子どもを連れて行ってます。本気で世の中を変えてやろうと考えている大人と出会うことで、息子は社会や働く面白さを学んでいると思います。

そして、この仕事をしていなかったら、徳島県の「デュアルスクール」という新しい暮らし方に取り組むこともなかったので、色々な経験をさせてくれる会社に感謝感謝です。

 

 

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

大きなものは4つです。
①会社が大きくなるフェーズで、どうしても帰れない日や休めない日があること
②不動産を扱う会社なので、私を含む有資格者でなければできない仕事があること
③子どもと接する時間が限られており、子どもに色々と我慢をさせていること
④夜の会議やお客さんとの情報交換、メンバーとの飲み会に出席できないこと

 

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それをどうやって解決していますか?

①と②については、2016年は特に、民間学童や親以外にも会社のメンバーにもヘルプをお願いすることがありました。休日出勤の時は、役員を含めたメンバーに私の代わりをお願いしました。ポケモンの映画を見たり、妖怪ウォッチの映画を見たり、スタンプラリーをしてくれたりしました。

接する時間が短いならば、中身を濃くするか、機会を増やすより他ありません。徳島県のデュアルスクール参加によって、私と息子の時間を増やしました。また、軽井沢合宿へ連れて行き、子どもが勉強している傍ら隣で仕事をしました。

④民間学童や親のヘルプで時間を捻出していましたが、今は息子1人でも電車に乗れるようになったので、緊急時にはオフィスに来てもらっています。

 

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

お互いを称え合い、できたことをお互いに褒めること。いきなりてっぺんを目指すのではなく、スモールステップで進めること。生きていれば、なんとかなること。

 

 

お仕事が大変お好きと聞きましたが、独身の頃から現在に至るまでの間で、どの時期が最も充実していると感じましたか?

圧倒的に今です。制約があるからこそ燃えます。現状が理不尽であればあるほど、抗いたくなります。変えてやろうと思います。若いころは「どうして働くのか」という言葉に心が萎えてしまいそうになったこともあります。しかし、今は「働くことで自分と家族の未来が変えられるから、働くのよ」と笑顔で答えられます。

 

 

たくさんの資格をお持ちですが、資格をとってよかったと思うことは何ですか?

時間に制約があるからこそ、資格をとることで、会社や社会に役に立てること自体が素直に嬉しいです。また、出産や病気で働けない時期から復帰する時、資格に何度も助けられました。資格は、「集中して本気で努力した時期がある」「役に立てる」という証明になるので、シンプルに自分の強みをアピールすることができます。

 

 

有資格者だから絶対休めない日があるとのことですが、子どもが熱を出した時などはどう対処していますか?

早めの情報取得と発信が肝ですね。
・実家の母に緊急出動可能な日を予め聞いておき、子どもの様子と気温の変化から、発熱のヨミを立て、早めに東京に来てもらうこと。
・実母の緊急出動が絶対に無理な日に、重要事項説明のアポがある時は、極力重要事項説明のアポを入れない。万一、緊急出動不可日にアポをいれた場合は、他の取引士の予定を聞いておき、調整可能な時間帯を確認しておくこと。
・前日の深夜もしくは当日の早朝に代打が可能かメンバーに相談すること。書類は会社のメンバーがいつでも閲覧できる状態にしておくこと。

 

 

働くモチベーションは何ですか?

息子が年頃になった時に「大人っていいよなあ。早く俺大人になって好きなようにやってみたいなあ」と言わせたい。そのために母親である自分の働く自由をどんどん広げて行きたい。眉間にしわ寄せ世の中を憂うだけで、何もしない大人の背中を見せたくないです。「社会や会社を本気で良くしたい」と考えている大人の姿を息子に見せ続けたいということが私のモチベーションです。

一番近い存在の大人として、命をきっちり使っている姿を見せたいと思っています。困難に挑むことも興味があることに没頭することも、人や物事と出会い感動に打ち震えることも、そして時には立ち止まって考え抜くことも、全て見せたいと思っています。「人生は、直線でなく曲がりくねった道でいい」ことを理解して欲しいと思っています。生まれたらあとは死ぬだけですから、やりたいようにやったらいいと伝えたいです。

 

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今後の目標やプランを教えて下さい!

50歳になったら、保育・教育関連のサービスを自分で立ち上げます。息子と息子の将来のパートナーが、これまで以上に自由に働き方・暮らし方を選択できる世の中にしておきたい。

 

 

最後に、こちらのインタビューをご覧になっている方に向けてメッセージをお願いします!

私にとって仕事とは、「生活の糧を得るための手段」というよりは、「世の中を変えることに携わる手段」です。世の中を変えることで世の中からお金をもらっている感覚です。「このクライアントのサービスは本当に素敵だから、息子が大人になった頃に普通に使える世の中になっていてほしいから、このクライアントのために頑張ろう」と思えます。

多くのお母さんが自分の子どもの幸せを願っているのは間違いありません。自分の仕事の一歩先に自分の家族・子どもの幸せがあると思いながら、お互い頑張りましょう。周囲の協力を得ながら、くれぐれも無理しすぎずに。

 

 

インタビュー : 千田 絵美

2017年5月2日 0 comment
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今回ご紹介するのは、パワーママプロジェクトも協力させていただいているBS朝日の番組「金曜日くらい褒められたい」やTBS「世界ふしぎ発見!」の制作に携わるテレビディレクターの阿由葉 聡子さん。2歳の男の子のママです。
ハードな働き方が求められがちなテレビ業界で、人気番組を担当しながら子育てとどう両立しているのか?や、ママの視点も活かされているという番組作りなどについて伺いました!

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プロフィール

・氏名:阿由葉聡子
・会社名:株式会社テレビマンユニオン
・職種:TVディレクター
・簡単な経歴:2005年からテレビマンユニオンに参加。(http://tvu.co.jp
ADを経て、ディレクターになり、朝も夜もなく働く。
2014年出産。産後1年間の育休を経て、ディレクターとして職場復帰。
現在は、TBS「世界ふしぎ発見!」(土曜 よる9時)やBS朝日「金曜日くらい褒められたい」(金曜 よる10時)を主に担当する。
・居住地:東京
・ご自身の年齢:34歳
・お子様の年齢:2歳
・ワークスタイル:フルタイムですが、勤務時間などはある程度自分の裁量で決められる環境です。私の職場復帰を機に、夫が仕事を辞め、家事・育児を担当することにしたので、今は私が稼ぐ担当です。

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

テレビ番組の企画・構成・演出・編集などをするのが仕事です。

2016年11月から始まったBS朝日「金曜日くらい褒められたい」http://www.bs-asahi.co.jp/kin-home/)は、立ち上げに関わっておりますが、始まったばかりの番組なので、日々試行錯誤しています。この感覚、息子が産まれたばかりの頃の手探り感と似ています。番組には毎回魅力的な女性ゲストが登場し、その女性を形作るお話を伺えるので、私自身も参考にさせていただくことが多々あります。

「世界ふしぎ発見!」では、共に働くチームの理解を得ながら、夫と子どもを連れてロケへ行くことも。

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子連れロケ中

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

(仕事が落ち着いている時)
6:30 夫・息子と共に起床→三人で朝食→子どもと遊ぶ・洗濯
9:30 出社
仕事(会議、調べ物、構成書きなど)
13:00 昼食
仕事(会議、調べ物、構成書きなど)
18:30 帰宅→三人で夕食・三人で遊ぶ
20:00 息子とお風呂
絵本を読みながら寝かしつけ
21:00 息子就寝
夫と話をしたり、書き物をしたり、ぼーっとしたりする
23:00 就寝
※ただ、〆切間近は8時〜24時で編集作業をしています…。

 

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

息子への愛情が溢れすぎて、自分でも驚いています。こんなに大きく暖かい感情が自分の中から湧き上がるとは!

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

私の仕事が忙しい時は、家事育児の全てを夫が一手に引き受けてくれます。夫は日本とギリシャのハーフで、私と結婚する前までギリシャにいました。だから日本語も完璧ではないし、日本に親しい友達もいないけれど、毎日息子と公園に出かけてはママ友パパ友を作って交流しています。そのタフさ、尊敬すべきパワーパパです!その上、私が疲れていると体調のケアまでしてくれるので、本当にありがたいです。

また、私の実家が近く、実母にとっては初孫ということもあり、孫の顔見たさで頻繁にお手伝いに来てくれます。それもとてもありがたい!

 

お子さんの出産前も番組ディレクターをされていたとのことですが、これまでと復帰後の働き方はどう変わりましたか?

出産前は、頭の中の8割は仕事のこと。仕事が楽しくて仕方なかった。
今も仕事は楽しいですが、最優先は家族になりました。だから、海外ロケなど長期間の出張には、夫と息子を連れて行きます。共に働くチームの面々も、子連れロケに賛成してくれるので、本当に感謝しています。多くの方の理解と協力あっての、子連れロケです。二人の旅費などは当然自腹。ロケ前の準備も倍大変なのですが、とにかく一緒にいることが大事!と思って、そのようにさせていただいています。

 

番組作りにママの目線が役立つことはありますか?

今までの興味・好奇心はそのままで、子どもや教育など、興味の向く先が増えました。ネタを探すのも仕事の一つなので、興味の向く先が増えるのは、テレビ屋としてはプラスだなぁと思います。

 

現在、制作に携わっていらっしゃるBS朝日「金曜日くらい褒められたい」について教えてください!働くママもターゲットだと伺ったのですが!?

働きながら子育てするのは本当に大変で、毎日が目まぐるしく過ぎていくものなんだと実感しています。やることはいくらでもあって、それを全部やろうとすると、気も体も休まらない。自分のことは全部後回しになってしまう。
そんな時に、「洗い物は明日にして、少し自分だけのための時間をつくったら?」と誰かに言ってもらえたら、ちょっと楽になるなぁ、と。そんな思いから生まれた番組です。
金曜日まで目まぐるしく頑張って、頑張り過ぎちゃったママたちに(もちろんパパたちにも!)、少しご自身のための時間をとってもらえたらと。ですから番組の雰囲気もリラックスをテーマに、同時に、めまぐるしい毎日からちょっと抜け出せるような情報も入れるように、心がけて作っています。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

・育児では・・・仕事から帰ってきた時の子どもの喜びようが、ものすごく嬉しいです。「ママー!!おかーりー!!」と言いながらハグ&キスの嵐。幸せすぎて、毎日鼻血出そうです。

・仕事では・・・子どもに色んな世界を見せられること!人は多様で、世界は知らないものに満ちているということを、体験として知ってほしいと思っています。

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お休みの日は息子さんとベッタリ

育児&仕事をしていて一番大変なことは?

・育児では・・・どうしても長期ロケのある仕事なので、その間子どもに会えないのが、どうしようもなく寂しいです。

・仕事では・・・以前のように徹夜作業は出来ないので、短時間で超集中して仕事をします。やはり、頭と目が悲鳴をあげます。

 

それをどうやって解決していますか?

可能な限り子連れロケという方法で解決しています。
仕事はもう仕方ないので、このペースに体が慣れてくるのを待っています。
あとは、漢方茶などで体調のケアを心がけています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

・育児では・・・子どもが2歳になり、意志が出てきたので、やりたいと言うことはなるべくやらせるようにしています。失敗も大事な経験!

・仕事では・・・とにかく体調を崩さず、今の自分に出来ることを納得のいくようにやること。

 

これからの目標を教えてください。

・育児では・・・息子が心身ともに健やかで、どこででも生きていける人間になるよう育てる!

・仕事では・・・始まったばかりの番組BS朝日「金曜日くらい褒められたい」を、長くみなさんに愛される番組に育てる!

 

20年後の自分は何をしていたいですか?どうありたいですか?

仕事を続けていたいです。いろんな人に出会い、いろんな場所に行きたいから。
そして、テレビをもう一度、面白くて、家族で夢中になれるものにしたいのです。
だから、テレビ番組を作り続けていたいなぁ。

プライベートでは、子どもが自立に向けてスタートを切る頃だと思いますので、それを見守りつつ、たまに長い休みを取って、夫と二人でギリシャのビーチでのんびりしていたいなぁ、と妄想します。

 

サイトをご覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

少しの息抜きが、自分、家族、仕事のためにもなると思います。
家事をちょっと置いておけるタイミングで、テレビでもつけて、何も考えず笑ってもらえたら嬉しいです。

 

阿由葉さんが担当しているBS朝日「金曜日くらい褒められたい」(金曜 よる10時)
是非、金曜日の夜のリフレッシュにご覧ください。
ゲスト:
1月6日(金) 大草直子(スタイリスト)
13日(金)  森井じゅん(公認会計士)

インタビューby 柴田広夢

2017年1月5日 0 comment
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西垣さん仕事風景

2年半の専業主婦を経て、今の会社に出会われ、ワーママとなった西垣さん。専業主婦を経たからこそ、「働く楽しさ」を独身時代よりもより感じるという西垣さん。いつも仕事を楽しみ、充実オーラ満開で活躍を続け、忙しい中でもスキマ時間を見つけて勉強される素敵なパワーママ。様々な転機を経て今がある。そんな西垣さんのインタビューをお楽しみください!

 

 

2015年11月10日 0 comment
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顔

顔

今回のインタビューは、3/12(水)のパワーママモーニングのゲストにお越し頂く、産婦人科医の吉田穂波さんです!

産婦人科医の仕事と、3人の子どもの子育て、そして受験勉強を同時並行させ、見事ハーバード公衆衛生大学院への留学を実現、大学院修了間際には第4子を出産して帰国したというポジティブ・ウーマン。

2014年3月5日 0 comment
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河野さんと次男くん

バリバリ外資系IT企業で活躍して今年独立、起業された河野さん。

4つのマネジメント指針カッコイイです。そして育休中に海外滞在をエンジョイされていたり、とてもパワーママ!

“「これをやったら、私は変われるかもしれない!」と期待できるとき、人は興奮する”

というのは、特に心に響いた名言です。

河野さんとスマイル長女ちゃん

河野さんとスマイル長女ちゃん

プロフィール

・氏名:河野理絵 Yoshie KONO

・会社名:株式会社ネクストスカイ

・職種:代表取締役

・簡単な経歴:日本IBMにてSE→現職

・居住地:東京都

・ご自身の年齢:35歳(1977年生まれ)

・お子様の年齢:2歳11ヶ月(2010年9月生まれ)、1歳0か月(2012年8月生まれ)

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

2013年6月に株式会社ネクストスカイを創業しました。 食品の商品企画、マーケティング、PRサービス事業を展開しています。 直近では、農家さんと一緒に食品の商品企画を行ったり、海外ブランドの日本誘致やPRのお手伝いをしています。

「この世界観もアリだよね!」という、今すぐ触れたくなる、そんなカルチャー、ヒト、モノを日本中、世界中から探し、皆さまへ発信します。 忙しく過ぎていく毎日を、少しだけ新しいモノに変えていく。皆さまのライフスタイルを心地よくするtipsをお届けしていきます。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:30 家族4人同時に起床、すぐに子どもたちは朝ごはん。

6:30 長男、長女と遊びながら順に着替えをし、合間に洗濯、ゴミ出し、自分の身支度。

7:00 主人と一緒に子供たちが登園。私は、掃除、洗濯物干し、自分の朝ごはん。

8:00 メール、RSS、SNSをチェック。経理などの事務仕事。

9:00 デスクワーク

10:00 アポイントメントで外出、企画ご提案

12:00 ランチ

13:00 デスクワーク

16:00 市場調査のため、書店、複合施設などを周る

17:00 退社、自宅に戻り夕ごはん準備

18:00 保育園にお迎え

18:30 帰宅後、子どもたちと一緒にご飯

19:00 お風呂準備、子どもたちと遊ぶ、合間に翌日の保育園準備

19:30 お風呂 20:15 寝かしつけ

21:30 自由時間。読書、残った仕事などを行う。途中、長女の授乳1~2回程度あり。

23:00 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

子どもを持つパパ・ママたちへの共感度が上がりました。 子育てをしながらでも、暮らしやすい環境、働きやすい環境が作れないのか?と考える時間が増えました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

妊娠している&子どもと一緒にいるだけで、知らない人に話しかけられる&話しかける機会がとても増えました。短い時間でも、このセレンディピティな出会いがとても楽しく幸せです。仕事面においてプラスに働くことがあり、ママとして働くことへの自信につながりました。

第一子育児休暇中に、姉が住むオランダに子どもと一緒に長期で滞在していました。町に出ると、レストランなどで知らない方が必ず子供の名前を尋ねてくれました。そして、0歳の子供に向かって名前を呼びかけながら話しかけてくれました。とてもうれしかったですし、見習いたいコミュニケーションだと感じました。

河野さんと長男くん・長女ちゃん

河野さんと長男くん・長女ちゃん

育児&仕事をしていて一番大変なことは何ですか?

平日に子どもが病気になり、看病しなければいけない時です。 会社を創業したばかりですので、代行を立てることができません。仕事の調整をつけるのは、とても難しいです。 子供が小さいので、交互に感染症にかかることもしばしばです。

それをどうやって解決していますか?もしくは、解決していこうとしていますか?

ママとなって丸3年で、ようやく、「子どもが病気になった時に、ママとして動かなければいけない時間帯、季節」というものの見当がつくようになってきました。この時間帯や季節は、可能な限り自分のデスクワークにあて、アポイントメントのリスケが発生しないようにしています。

また、「いかに丈夫な子供に育てるのか」、ということに関して学び、日々実践しています。 主に、食事、睡眠についてです。 子どもは、新陳代謝がよいため、すぐに結果につながります。何がいいのか、悪いのか、見極めることができるようになったと感じています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

<育児> 子どもと一緒に笑う時間をいかに多くするか、ということを考えています。究極なことを言えば、ずっと笑っていたいと思っています。 おもしろいことをしたりすることはもちろんですが、歌いながら笑う、真剣に何かに取り組んだ後に笑う、など、バリエーションを持たせるべく、できることを日夜考えています。

<仕事> お客様や、仕事で携わる方々に対して、いかにお役に立つことができるのかを考えていきたいと日々思っています。 たくさんの方に支えられていますので、そのことに感謝し、自分が成長することで、少しでも多く恩返しをしていきたいです。

元外資系IT企業でオフショアプロジェクトマネジメントされていたとか。ハードワークそうでしたが、どうやってやりくりしていたのですか?

30人のチームをマネジメントしていました。顔を合わせて仕事をしていたのは、メンバーの1割のみで、他のメンバはオフショアで開発していました。たまに出張することもありますが、基本的には離れた環境でも、品質、コスト、納期を守り、いただいた案件を進めていくことが求められました。

プロジェクトにアサインされた時、自分にとってはチャレンジングな仕事でした。いくら時間をかけて仕事をしても、全く先が見えない状況でした。先輩や同僚に相談したり、本を読んだりして、いかにチームとして仕事ができるのかを考えました。

以下の4つは、自分自身の中でおいていた、マネジメント指針です。(オフショア・プロジェクト独特の指針も含まれます。)

・トラブルや、複雑な意思決定を迫られたときは、「お客様への貢献」と「チームメンバの活躍の場を作る」という2つだけにポイントを絞って、判断し前に進む。

・メンバに対しては、Servant Leadershipを。ボスに対しては、攻めの姿勢を。

・フットワークを軽く、自分からどんどん動いて情報を取る。

・最後まで粘って、諦めなければ、やり遂げられると信じる。

マネジメントは、すぐ目に見える成果を出すことは難しいため、目先の作業ばかりに手を付け、チームの成長に対して施策を打たない事例を見ますが、それではいつまでもチームとして大きな結果を出すことはできません。そして、お客様も、3年経っても同じ結果しか出せないチームでは、満足してはくれません。

徐々にチームが成長し、良い成績を残すことができたことは、メンバーにとっても私個人としても、大きな自信になりました。

会社員時代のお仕事も充実して楽しそうでしたが、独立されるきっかけは何だったのでしょうか?

確かに、仕事は大好きでした。会社のことも大好きでしたので、まさか自分が辞めるとは思ってもいませんでした。 しかし、出産をしたことが、一つのターニングポイントとなりました。

出産の産前産後の休暇で、時間的な余裕を持つことができました。それによって、今まで見えなかったものが見えるようになりました。

第一子育児休暇中に、オランダに滞在していた時のことです。ほとんどの人が17時半には仕事を終えて、自宅で晩ごはんを食べます。法律による規制によるところが大きいと思いますが、この光景に驚きました。 そして、みんな心にゆとりがあるので、周りの人たちに優しいことに感動しました。 一方、私は、社会人になってからは仕事中心の生活で、効率を追い求め結果を出すことに注力する毎日でしたので、オランダに身を置いていると、何においても自分の行動や感情が「硬い」と感じるようになりました。そして、自分の硬さに対して違和感すら感じるようになりました。 これは、自分にとって、大きな気づきでした。

自分が気づきを得たことによって、とても楽になったし、救われました。いつも同じように訪れる毎日を、心から楽しめるようになりました。

仕事や家庭で忙しくされている方は、何かしらの悩みや葛藤を持つ方が多いと思います。そのような方たちへ向けて、自分が得た気づきやきっかけを、様々な形でお届けしたいと強く思うようになりました。これが、独立へのきっかけです。

乳児を子育てしながらの会社設立、どんな感じですか?

とにかく時間はありませんが、周りと比較することなく、自分で目標を定めて前に進めばよいと考えています。

仕事では、子どもを連れて打合せに参加させていただくことも多いのですが、携わっている方々が子供の成長を見てくださっているので、むしろ様々な点において気遣いをいただき、本当に感謝しています。子どもを持ち働くことに関して、応援してくださる方もいらっしゃるということを、声を大にして伝えていきたいです。

河野さんもワーママを応援したい、というスピリットをお持ちですよね!きっかけは何だったのでしょうか?

長男を2010年に出産しました。すんなり子育てモードに入れず、自分のやりたいことをやり過ぎた、少しワガママな母親でした。 第一子ということもあり、わからないことだらけで、あたふたすることも多々ありました。しかし、私は、自分のやりたいことを目一杯取り組んでいたので、余裕がありませんでした。ですから、「家族を含めた周りの方々に協力してもらい一緒に解決していく」ということが、できなかったんです。家族とすれ違うことが多く、それは、それは、とても悩みました。あの頃は、本当に苦しかった。

でも、産休中にオランダに滞在していた時、家族とは何なのか?子育てとは何なのか?ということと向かい合い、私自身が少しずつ変化していきました。それに伴い、状況もよくなっていきました。悩んだ時期があった分、この幸せを大切にしなければいけないと思う気持ちが強くなりました。

なかなか、子育ての苦悩を周りに相談することはできない場合も多いと思います。 私は、悩み苦しむ時期を経て、ちょっとしたきっかけにより、子育てライフを楽しむことができるようになりました。この経験から、ひとりでも多くの方に、楽しい子育てライフを過ごしてほしいと思うようになりました。今後、できることから一つずつ、具現化していきたいと考えています。

パパもハードワークなのですよね?パパの育児参加はどうですか?

主人とは、同じ小・中・高に通う同級生です。理工学部卒の外資系IT企業がファーストキャリアであるという点も同じです。 主人も働きマン(笑)ですし、私もその状況がどういうことなのか、リアルに想像できますので、応援したいと思っています。

これは、自分で決めたことですが、基本的には私が家事・育児のほとんどを請け負っています。主人のことをエンジニアとして尊敬しているので、これが一番よい形であると思っています。主人は、保育園の朝の送迎と、日曜日に家族と一緒に過ごしてくれています。主人は、本当に子供をかわいがってくれるので、それを見ているだけでも幸せです。

第二子出産時は、産後の肥立ちが悪く、2歳になった上の子を抱っこすることも禁止されていました。主人は、仕事を調整してくれて、家のことを一手に引き受けてくれました。朝も夕方も保育園へ送り迎えをして、帰宅したら娘を沐浴させ、長男をお風呂に入れ寝かしつけてくれました。会社員をしながら、大変だったと思います。今でも、感謝しています。

これからも、お互いの状況をみながら、話し合って共に子育てをしていきたいと思っています。

河野さん、とてもエネルギッシュですよね。パワーの源は何ですか?

私は、器用な人間ではないんです。ですから、バタバタしている様子を人に発見されやすいのかもしれません(笑)

何事に対しても、「下手の横好き」なのかもしれません。ホノルルマラソンに二度チャレンジして、完走していますが、マラソンを始めた頃は走るのは本当に遅かったし、走り続けることも苦しかった。でも、続けるうちに楽しくなります。少しずつですが、早くなるし、長く走ることができます。そして、新しい出会いがあり、マラソンに関するすべての要素が私を刺激してくれるようになります。

何でも、「これをやったら、私は変われるかもしれない!」と期待できるとき、人は興奮するし、楽しくなると思うんです。自分のスキルセットより、一段高い仕事をアサインしてもらったら、少し不安かもしれませんが、興奮しますし、何とかやり遂げてみたいと思いませんか? 仕事に限らず、英語、ダイエット、断捨離、など、身の周りにあること全てです。その、「変れるかもしれない!」というワクワク感を、たくさん味わいたいし、ふと振り返った時に、自分が変わっていることに気付いた時のうれしさもたまらない。これを味わい続けたいから、年甲斐もなくミーハーなのかもしれません(笑)

河野さんの長男くん@水遊び中

河野さんの長男くん@水遊び中

河野さんの今後の目指している姿について教えて下さい。

有名すぎる、あの2005年に米スタンフォード大学の卒業式で行ったスティーブジョブズ氏のスピーチの中に、こんな言葉があります。

「偉大なことをやり抜くただ一つの道は、仕事を愛することでしょう。好きなことがまだ見つからないなら、探し続けてください。決して立ち止まってはいけない。」

心から愛すことができる仕事と向き合っていきたいです。年を重ねることに、変化があるかもしれません。ですから、決して立ち止まらず、それを探し続けたい。見つけることができたら、それをやり抜いていきたいです。

大切な家族や友人に囲まれ、やり抜くと決めた仕事をすることができていたら、これ以上の幸せはないのではないか、そう思います。

最後にメッセージをお願いします!

働きながら子供を育てることは、このご時世では大変なことも多いと思います。でも、とってもシンプルで、誰しもが持っておかしくない希望だと思います。何かしらの困難にぶつかっていたとしても、「本当にできるかな?」なんて迷う必要はないです。

自分が生活する枠から、少しはみ出してみれば、今まで出会わなかったたくさんの方に出会えます。沢山の価値観に出会えます。そして、それらは、きっと皆さんに笑顔と自信を与えてくれると思います。何だか理想論にも感じられるかもしれませんが、これは私が得た実感なのです。

実際に、これを読んでくださっている方は、「パワーママプロジェクト」という、力強い味方がいる!まだ、読んでいるだけの方は、是非一歩足を踏み入れてみてください。絶対、笑って前を向けますから!

(インタビュー by椿)

2013年8月30日 0 comment
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はせれいと息子さん。旅行中。

今回のインタビューは、マーケッターのはせれい。

出産を期に独立、子連れで仕事中。Happyでいられるワークスタイルを追求している姿が素敵な、パワーママです。

実は、はせれいのようなワークスタイルを目指している女性も多いのでは・・・?

 

はせれいと息子さん。旅行中の車窓から。

はせれいと息子さん。旅行中の車窓から。

プロフィール

・氏名:はせれい

・職種:マーケティング

・簡単な経歴:

2004年    ウェルネス(オイシックスに買収されたギフト会社)EC運営

2005~2009年 サイバーエージェントでいくつかの事業部を経て、最終的にはAmeba事業部 マーケティングDiv.マネージャー

2009~2013年 大手学習塾業界のマーケティング部 新規教育事業 チームリーダー

2013年2月~ フリーランスとして独立

・居住地:東京都世田谷区

・ご自身の年齢:33歳

・お子様の年齢:4ヵ月 男の子

・ワークスタイル:フリーランス

詳しくは、はせれいブログをご覧ください。

http://radiowrappin.sakura.ne.jp/blog/

2013年8月22日 0 comment
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