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キャリア支援

池原真佐子さん

今回は、浅倉さんからの紹介になります。以下メッセージ:

”海外に住んでいる旦那様と協力しながら、日本で子供を一人で育てながら、起業しているマナビシアという会社の池原真佐子さんという方です。
女性の自信形成などの仕事をしているとのことで、お話もとても感動的でした。ロールモデルとして別の女性にも勇気付けられると思います。

 

 

 

池原真佐子さん

池原真佐子さん

プロフィール

・氏名:池原真佐子
・会社名:(株)MANABICIA 代表、育キャリカレッジ Founder
・役職名:上記
・職種:
(株)MANABICIA→エグゼクティブコーチング、コンサルティング
育キャリカレッジ→ワーキングマザーのキャリア支援コミュニティ

・簡単な経歴:

早稲田大学、早稲田大学院で成人教育と異文化教育を研究する。
新卒でPR会社に就職し、女性向け商品やアート、NGOの広報に関わる。国際教育・協力のNPOへ転職。プログラムオフィサーとして様々な企画運営を行った後、コンサル会社に転職、国内外のコンサルタントの教育、人材開発の業務を行う。

コーチングやリーダーシップに興味を持ち、世界トップビジネススクール INSEADのコーチングの修士課程(Executve Master in Consulting and Caching for Change )のに入学。家庭と仕事と両立しながらシンガポールに国際通学し、約2年かけてコーチングの修士号取得。

卒業手前でコンサル会社を退職、(株)MANABICIAを設立。その後妊娠するも、夫が海外転勤に。お互いのキャリアを尊重しつつ、日本に残って出産、育児、キャリアの継続を決意。

現在は、会社経営をしながら東京に残って1歳5ヶ月の男の子のワンオペ育児中。この経験から、ワーキングマザーのキャリア支援「育キャリカレッジ」を2017年10月に立ち上げた。
・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :(36歳,  1981年)
・お子様の年齢 :(1歳6ヶ月, 2016年)

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

【仕事内容】
●(株)MANABICIA(http://www.manabicia.com
エグゼクティブコーチング(法人のトップ、役員、リーダーのコーチング)、組織変革のコンサルティング、研修、講演。東京だけではなく地方や海外にも領域を広げている。

●育キャリカレッジ(https://www.ikukyari.com)

ワーキングマザーのためのキャリア支援。女性が働き続けるためには不可欠なロールモデルや専門家との出会いを作り出します。オンラインを導入しているので、地方や海外にいるママも様々なセミナーにはリアルタイムに参加可能。

2018年には、ロールモデルとの双方向のやりとりができる仕組みや、キャリアを積んだ先輩ワーママによるメンタープログラムもスタートします。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5時半:起床、仕事の残り、家事、ヨガ
6時半:子供起きる、子供の食事、仕事の準備
8時半:保育園送り
9時:仕事
18時:保育園お迎え、絵本読み聞かせ
19時:子供の食事、お風呂
20時:子供寝かしつけ
21時:就寝

池原真佐子さんとお子さん

池原真佐子さんとお子さん

出産して、何が一番変わりましたか?

仕事が、「自分のための仕事」ではなく「自分も、子供も、豊かで楽しく過ごすためのキャリア」という意識に変わりました。

想像以上に、子供が、かわいい。愛おしい。だからこそ、私も自分のことを一生懸命に行い、子供に対しても向き合い、胸を張って働いていられる母でいようと、そう思うようになりました。

育児と仕事の両立はもはや、珍しい風潮ではなくなってきています。ただ、「両立する」ことは目的ではなく、その先の「豊かなキャリアを両立しながら築く」にシフトしていきたいと思っています。

仕事を「時間がない中で自分をすり減らしながら行うしんどい労働」ではなく「楽しく豊かな人生にするための仕事」に、していきたいていきたい。

出産し、会社をしながらワンオペ育児をする中で、そう思えるように、なりました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

様々な方のあたたかな眼差しに気づくようになり、人に頼りながら進めることができるようになったことです。

産前は、自分の勢いと時間だけで突破できていたことも多かったのですが、産後は、時間や体力にも制約が増えてきました。だからこそ、一人で抱え込むのではなく、周りを巻き込みながら進めていくリーダーシップのあり方を身につけられたのだと思います。

また、街中を歩いていても、ベビーカーを運ぶ手伝いをしてくださる方、「がんばってるね」と声をかけてくださる方など、様々な見知らぬ人の優しさに触れることが増えました。

「ベビーカー論争」などメディアではいろいろ言われていますが、私たちの社会はまだまだ捨てたものではないなぁと温かな気持ちになります。私自身も、困っている人に優しい人でありたいと思えるようになりました。

仕事でもプライベートでも、子育てを通じて見えてきた人の温もりに気づいたこと、これがHappyエピソードでしょうか。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

数え切れないくらいあります(笑)
日々、とにかく忙しい中で、どうやって子供との時間を確保するか、自分の体調もケアをするかということは常に悩み、考えています。

夫は海外、両家の両親は遠方なので、すぐに駆けつけられないので、子供も私も体調不良になってしまった時が、一番困る時でしょうか。子供も熱、私も38度の熱が出て、かつ仕事も溜まっていた時は、さすがに参りました。

 

それをどうやって解決していますか?

病児や通常のシッターサービスに複数登録しています。困った時はシッターさんに来ていただき、私が寝込んでいる横で子供の面倒を見ていただくということで乗り切りました。

友人たちも助けてくれることが多く、私が腰痛の時は子供の沐浴を手伝ってくれたり、風邪の時は食事を持ってきてくれたりと、助けられています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

【育児:子供と過ごす時は、子供に集中する】

私はとにかく仕事が大好きなのですが、比較にならないほど、子供のことが愛おしい。
仕事と育児のバランスについて悩んでいた時、保育のプロで、かつ経営者の方から「ママが仕事をすることは子供に何ら影響ない。それよりも、一緒にいる時に、携帯を置き、子供に集中していることの方が大事だ」とアドバイスを受けました。以来、そのように心がけています。集中して接していると、子供は常にママの様子を伺って、真似をしていることに気がついてきました。

【仕事:未来を自分の手で創ること】

どんな時も諦めないこと、「無理」ではなく「どうやったらできるか」を常に考えてきました。今も、そして未来もっと、楽しく、大きな仕事をしていくために、壁は突破していく、無いものは自分の手で創り出す、ということを意識しています。

そして仕事は、辛いことではなく、楽しく、ということも大切にしています。会社員の頃から、仕事が楽しくて、遊んでいるのか仕事をしているのかわからないことがありましたが、起業した今は、そのような機会も自分で創っていけるので、さらに楽しいです。

 

ワークショップ中の池上さん

ワークショップ中の池上さん

なぜワンオペ育児を選んだのでしょうか?(旦那様についていかなかったのか)、葛藤は? どのような方法で育児と経営を両立させているのですか?

家族みんなで一緒に過ごせるならば、それが一番です。
ただ、そう望んでいても、どうにもならないことが人生にはあるのだと痛感しました。
誤解されがちなので改めて強調すると、私たちは別に、別々に暮らしたいわけではありません。夫もこれ以上にないくらいに子供を愛していますし、一緒に暮らしたいと望んでいます。日々葛藤はあります。

ただ、それぞれの家庭、夫婦の間で、大切にしている価値観があり、私たちは、話し合いを重ねた結果、中長期的なキャリアを考え、まず産後1−2年はバラバラに暮らすという決断を下しました。来年になればまた話し合い、その時々のあり方を決めていきます。

夫婦のどちらかが海外赴任になることはよくありますし、その時々の決断は、正解はないと思います。

ワンオペ育児と経営をどう両立させるのか。よく聞かれます。
産前からものすごい準備を綿密にしていました、仕事のプロジェクトのように(笑)

手続きや、産後予想される困難を洗い出し、必要なサービスは全て事前登録、書類も多めに用意し事前に全て記入しコピーしてファイリング、万が一の時のフローはパワポにまとめて保存・・・などなど。
ワーキング妊婦の友人たちに、この時のエクセルなどを渡すこともあります(笑)

女性の人生やキャリアの設計はどのようにするのが良いですか?アドバイスのようなものをいただけると嬉しいです!

1つは、諦めないことだと思います。
困難は付き物です、予定したことが予定した通りにいかない、予想外のこともあります。
それでも「無理」ではなく「どうやったら乗り越えられるかな」と、前を向いて、進むことです。

2つ目は、自分のキャリアを本当に大切にすることではないでしょうか。
何も、バリバリ働くことだけを言っているわけではありません。スピードを緩めたり、キャリアチェンジしたり、お休みしたり、いろいろなキャリアの選び方はあります。
でも、その中でいつも「自分は何を成し遂げたいんだっけ?」と自問自答しながら、子供と同じように、自分の人生も、大切にしたらいいのだろうなと思います。

3つ目は、ご縁とチャンスは大切にすること。
私は、縁だけで何とかここまでやってきました。笑。たくさんの人が助けて下さり、機会を下さり、私はその一つ一つに、できるだけ乗ってきたつもりです。
目の前のチャンスに気づく敏感さを持つ、気付いたら乗る、乗ったら頑張る。の繰り返しが、自分のキャリアを作っていくような気がします。

女性がしなやかで強くあるために必要な事を教えてください。

素敵な、尊敬できる友人や仲間を持つことだと感じます。
仕事や年齢、バックグラウンドや性別が違っていても、「この人素敵だな」と思う仲間たちとの縁を大切にする。いつも会ったりずっと一緒にいる必要はなくて、SNSを通じてでも「あ!この人も頑張っているな、私もがんばろう」と思える人が多いほど、人生は豊かになるなぁと感じます。

一方で、「一人であること」を恐れないことも大切だと思います。私は出産前までは、一人バックパックで世界を巡ることもたくさんありました。
一人でいると、自分と対話することが増えます。そうすることで、しなやかで強い心が得られるような気がします。

今後の目標やプランを教えて下さい!

育キャリカレッジ(www.ikukyari.com)をワーキングマザーのプラットフォームに育てること。

ワーキングマザーの育児支援はいろいろありますが、キャリア支援はあまりないと感じていました。ママになったからこそ、キャリアをもっと真剣に考え、働き方をアップデートしていく場にしたいと思います。

よくある女性のキャリア支援のように、キラキラのロールモデルに格好いいことを話してもらうだけではなく、現実的なキャリアの課題を一つ一つクリアしていけるようなコミュニティにしていきたいと思っています。

 

最後に、メッセージをお願いします。

私の人生の真ん中には、「働くとは楽しいことだ」と思いたい欲があります。

仕事が辛いならば、辛くないように自分や環境をどんどん変えていく。
変えられないならば、その中でどう工夫をして少しでも好きになれるかを考える。
せっかく「子供を産んでも働く」を選択したのであれば、9時から18時までの9時間の間は、仕事を通じて豊かな時間にしたいんです。
産後、働く時間が極端に短くなったからこそ、いままでとは違うスタイルを見つけたい。
子供に胸を張って「ママはやりがいのある仕事をしている」と言いたい。

育児をしながら働く、を、辛く苦しい修行、労働ではなく、豊かで、なりたい私になれる時間にしたいと思い、日々活動しています。

「育児と仕事を両立させることが目的」ではなく「育児とキャリアの相乗効果」を目指す女性がもっと、もっと増えていくといいなと思います。長いインタビューを読んでくださったみなさん、ありがとうございます。一緒に進んでいきましょう。

2017年12月28日 0 comment
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今回紹介するパワーママは、広島で子育て世代のキャリア支援に取り組む団体の代表として活躍する岡野優子さん。
パートナーの転勤を機に京都から東京、広島へと移住。転勤についていったことで自身が働くことを中断していた時、仕事を通じて社会と繋がれず、自分の居場所がないような気がして、どこか物足りなさも感じていたといいます。この体験をきっかけに同世代の人たちが、育児や転勤、介護などライフイベントにより選択を迫られたときに納得感が持てる選択ができるよう、自分の軸と向き合える場をつくりたいと任意団体De ma vieを立ち上げました。
「転勤」「介護」をポジティブにチャンスと捉えて、よりよい働き方につなげるには?岡野さんのインタビューからそのヒントをいただきました。

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 プロフィール

氏名:岡野 優子
簡単な経歴:鉄道会社に総合職として入社し、ビジョン・社員の行動指針策定プロジェクト等にかかわり、入社8年目に退職。退職後は、両親が経営する京都市内の会社(不動産業)に入社するも、夫の転勤で、東京、広島へ移住。現在は、リモートワークをする一方、子育て世代のキャリア支援を目的とした団体 De ma vie(ドゥ・マ・ビ)を立ち上げ、代表として活動中。

★ブログ
http://www.mamanpere.jp/blog/hagkumu40

★facebook
https://www.facebook.com/yuko.hori.336

居住地:広島市
ご自身の年齢:32歳 (1984年生まれ)
お子様の年齢:2歳 (2015年生まれ)

ワークスタイル:自営業・フリーランス

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

2年前に京都市内で不動産業を営む父の会社に転職しました。今は、私が広島に住んでいるので、ネット環境があればできる仕事(リサーチや今後の事業計画の策定など)を中心に行っています。
また、広島ではDe ma vieという団体を立ち上げ、行政機関と連携しながら子育て世代向けのキャリア支援事業を行っています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:30 起床・仕事
7:00 朝食
7:30 家事(洗い物、洗濯、掃除)
9:30 子供と外出(子供や私の習い事、公園遊びなど)
※子供が寝た時間を有効活用できるよう仕事道具持参
12:00 昼食
13:00 子供の昼寝中に仕事
15:00 子供と遊ぶ
17:00 夕食づくり
18:00 夕食
19:00 子供と遊ぶ
20:00 風呂
21:00 夫帰宅・夫との会話を楽しむ
22:00 仕事
23:00 就寝
※週1~2回、プレスクールに子供を預けているので、その日に仕事をガッツリしています。

 

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

自分が自由に使える時間が限られているからこそ、行動の目的と、物事の優先順位を以前より強く意識するようになりました。今は家族と過ごす時間、質の確保が、最も優先順位が高い事柄です。出産前は、仕事に費やす時間が長かったのですが、今は子供の成長を近くで見、一緒の時間を共有したいので、子供のそばで働き、育児を優先した仕事の進め方をしています。仕事は、基本自宅でしており、時間の自由度が高いので、家族との時間が蔑ろにならないよう、仕事も効果緊急度、またそれに費やす時間などを意識しています。
(毎朝、その日のto do リストを作成。そして打合せ、資料作成等、時間をムダに使わないようタイマーをセットしています)

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

主人は会社員なので、時間の融通が利く私が家事・育児の大半を担っていますが、夫が早く帰ってきてくれたときは、子供をお風呂に入れてくれたり、子供の寝かしつけを手伝ってくれたりと協力的です。また、私が忙しく、家事や育児に手が回らないときは、to do リストをホワイトボードに書いてタスクを共有。しなければならないことを見える化し、夫に手伝ってもらいます。

 

お子さんが0才の時にご主人の転勤でお引越しされたとのことですが、広島に来てからの働き方はどう変わりましたか?

子供が生後3か月のときに、夫の転勤で京都から東京へ。そして1歳になる直前に広島に移住しました。
現在、ネットを活用したリモートワーク、またDe ma vieの代表として活動していますが、それまでの大きな組織の一員としての働き方と異なり、自分のやりたいことに対してフットワーク軽く動けることがとても楽しいです。またDe ma vieについては、企画に参加いただいた方や、テレビ番組や雑誌等で事業を知っていただいた方から取り組みに対する共感の声を多数いただき、自分が取り組む事業が社会に必要とされていることを実感することで働き甲斐も持つことができています
また環境面では、広島では質のいい保育サービスを提供している託児所や、ベビーシッター付きのコワーキングスペースを東京よりも安価で利用できます。ですので、必要なときには、これらの施設を利用しており、仕事と育児の時間のメリハリがつけやすくなりました

 

今のお仕事にママの目線が役立つことはありますか?

De ma vieの立ち上げは、夫の転勤についていった東京で、働くことを一旦中断していたときの出来事が原体験になっています。散々迷った結果、夫の転勤先についていき、家族が一緒にいられる喜びを感じてはいたのですが、仕事を通じて社会と繋がれない状況が、社会に自分の居場所がないような気がして、どこか物足りなさも感じていました。この状況を何とかしたいと、働き甲斐や理想の家族とのかかわり方など、自分なりに心地いい生き方を模索し、思ったことは、同世代の人たちが、育児や転勤、介護などライフイベントにより選択を迫られたときに納得感が持てる選択ができるよう、自分の軸と向き合える場をつくりたいということでした。また、どうしても児童館などで知り合うママ友とは、育児以外の話題を切り出しにくかったので、自分のキャリアや生き方についても話せる場をつくり、いろいろな価値観にふれられる場をつくりたいと思い、De ma vieを立ち上げました。

 

セミナーの様子

セミナーの様子

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

・育児では・・・仕事の現場に子供を連れていき、働く母親の姿を見せることができる一方で、子供が初めて言葉を言えるようになった瞬間、歌を歌えるようになった瞬間など子供の日々の成長をそばで見られることは、子供のそばで働くといったスタイルを選んでよかったと思える瞬間です。

・仕事では・・・社会に居場所があると実感できること。また、働くことで、自分自身を肯定できる機会をもらえることは仕事をしてよかったと思えることです。きれいごとではなく、一時的に仕事ができなかったからこそ、このような機会に感謝しています。

 

育児&仕事をしていて一番大変なことは?

・育児では・・・時間がかかることに対しても待ち、成長の機会を奪わないようにすること。

・仕事では・・・限られた時間内で成果を出すこと。

 

それをどうやって解決していますか(していこうとしていますか)?

・育児では・・・やってもやらなくてもどちらでもいいようなことに費やす時間を子供と向きあう時間に充て、自分に余裕を持つことに尽きると思っています。

・仕事では・・・重要度の低い事柄に対して迷う時間を減らすこと。また、成果を得るための重要度や緊急度を意識しながらタスクを進め、設定期限がきたら完璧でなくともやめるように心がけています。そして、断り方をおぼえること。ちょっとした依頼事項も、どんどん引き受けていると、いつの間にかそれらにかける時間が増え、仕事や家事、育児と並行し進めることがきつくなるときがあります。出産前のように寝る時間を削りながらフルパワーでやっていると、体調を崩してしまい、かえってご迷惑をおかけすることもありました。ですので、お声をかけいただく相手のご期待に十分お応えできないときは、自分の状況、また自分ができる範囲をできるだけ早い段階でお伝えし、ご理解いただけるよう努めています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

・育児では・・・子供の可能性の芽を摘まない。

・仕事では・・・お客様にとって「いい仕事」を。そして仲間に信頼してもらえる人に。

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これからの目標を教えてください。

・育児では・・・家族でできるだけ多くの時間を一緒に過ごし、感動の瞬間を共有する。
また広島で生活できる期間も限られているので、広島だからこそ味わえる豊かな自然、温かい人たちとのふれあい、新鮮でおいしい食材、これを家族で堪能したいです。

・仕事では・・・数年以内には、京都に戻り、事業を親から引継ぐ予定なので、MBAも視野に入れながら、経営の勉強をしたいと考えているところです。また、不動産業にかかわる者として、まちに活力を与えられる事業主になることが目標です。30年後、子供に「俺も、オカンみたいにエネルギッシュに生きたいなぁ」と言わられるよう、いくつになっても自分がやってみたいことにチャレンジしていたいと思っています。

 

サイトをご覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

出産と同時期に経験した夫の転勤は私にとって大きなターニングポイントで、「働きがい」や「家族とのかかわり方」、「今後のライフプラン」などを見つめなおす機会となりました。「転勤」や「介護」など予期せぬライフイベントで困惑する方も多いと思います。けれども、このような機会をチャンスに捉え、ご自身が納得のいく働き方、家族とのかかわり方ができるよう、一緒にがんばりましょう!
 

紹介:竹山綾、インタビュー:柴田広夢

2017年9月27日 0 comment
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