Home Tags Posts tagged with "パラレルキャリア"
Tag

パラレルキャリア

星田奈々子さん
星田奈々子さん

星田奈々子さん

プロフィール

・氏名:星田奈々子
・会社名:Fit Me Order made(フィットミー株式会社)
・役職名:代表取締役
・職種:フルオーダーメードサロン経営
・簡単な経歴:幼少時代をギリシャで過ごし、高校3年間はオーストラリアへ単身留学。
慶應義塾大学を卒業後、1997年、(株)リクルートに入社。
結婚情報誌「ゼクシィ」にて約15年、主に新規事業関連を担当。
会社員として働く傍ら、2006年、1万円台で叶うお洋服のフルオーダーメードサロン「Fit Me Order made」を創業。
当時としては珍しいスタイルながら、8年間、副業として事業を拡大。
アパレル業界の常識を覆す事業モデルとして、数々のメディアに取り上げられる。
2014年、出産を機にパラレルキャリアに終止符を打ち、「Fit Me」を本業に。
現在、東京・恵比寿にサロンを構え、4都市(東京・大阪・福岡・名古屋)とNetで女性服のフルオーダーメード事業を展開中。
・居住地:渋谷区
・ご自身の年齢 :44歳、1973年
・お子様の年齢 :4歳、2013年
・ワークスタイル:フルフレックス

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

1万円台で叶う!お洋服のフルオーダーメードサロン、
「Fit Me Order made」(http://www.fitmejp.com/)を経営しています。
■■ Fit Me Order madeとは ■■
約1500種類の生地から、お好きなデザインのお洋服を、プロの採寸で、1万円台(生地代・縫製代込み)でお仕立てするサロンです。フルオーダーメードでは画期的!なアイテム別の一律価格でのお仕立てが
可能ですので、安心して「世界に1着だけのお洋服」のお仕立てが叶います。
フルオーダーメードPrice:
ワンピース 17,000yen
ジャケット 18,500yen
トップス、スカート 14,000yen
※生地代・縫製代込み

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00 起床
お仕事、家事、朝食準備、幼稚園準備など
7:00 娘起床
朝食、娘と習い事(チア)の練習や宿題などを行う
9:00 娘を幼稚園に送る
9:30以降 ▼ ▼
曜日や、催事の開催時期か否か等により大きく変動。業務と母業をパラレルに行っている。
サロンに出社し、1日サロンでのお仕事の日もあれば、自宅やカフェでデスクワーク後出社の日も。
娘の習い事の送迎がある日も多く、習い事の待ち時間を仕事タイムに当てるなど、最も効率のよい形で仕事することを目指している。

18:30以降 ▼▼
この時間以降は、基本、娘との時間に。夕食、お風呂、娘と遊んだり、ワークをしたり
21:00  娘就寝
21:30  仕事、家事、娘関連の案件の対応
24:00  就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

限られた時間の中で、お仕事でも母親業でも、最大のパフォーマンスを発揮できるよう、「私にしかできないこと」は何か、をより考えるようになりました。
Fit Meのお仕事の中で、「私がしたほうがよいこと」、娘にとって、「私でなければダメなこと」、それに優先順位をおき、タスク化し、仕事も母業もわけ隔てなく、同様なレベルでタスク管理し、両輪で回すようになりました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

娘は、Fit Meのフルオーダーメードの事業をとても素敵なお仕事だと思ってくれています。
「Fit Meはみんなのお役にたっているんだよねー」
「だって、ぴったりの大好きなお洋服でみんなを幸せにするんでしょう」
と、幼い子供の言葉ながら、本質をついたことを言ってくれる瞬間に幸せを感じます。
彼女自身の将来なりたいものは、パイロット、アイスクリーム屋さん、社長(笑)・・など
日々変わりますが、なりたいものの理由をきくと「お役にたてるから」との答えが。

「仕事」という概念が、「お役にたつ」ということとリンクしているらしいことを垣間見ると、とても嬉しく思います。

 

Fit Meの母娘お揃いフルオーダーメード服

Fit Meの母娘お揃いフルオーダーメード服

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

サロン経営は、会社員時代の法人営業やオフィスワーク等と異なり、お客様からの突然のご予約をいただいたり、土日や夜もお仕事があったり、Fit Meは4都市で展開していますので 出張があったり、と、イレギュラーが多く、通常のアフタースクール等のみでは、カバーしきれない隙間の時間の娘の保育環境、が必要となります。平日は主人も仕事が忙しかったり、祖父母も働いていたりで、頼ることが難しい中、
娘が快適にストレスフリーに時間を過ごせ、私が安心してお仕事できるインフラ作りをどうするか?が娘の出産前からの大きな課題でした。

また、娘が、幼稚園にあがるタイミングで、娘に身に着けて欲しいスタンスやそれを叶える環境を考え、保育園から幼稚園に転園させ、保育時間の短縮とともに習い事なども増えたことで、タイムマネジメントがよりタイトにもなりました。

それをどうやって解決していますか?

私自身が、出来る限り、時間や場所にとらわれずにもっとも効率が良い形で仕事をすることで、娘との時間(送迎含め)を確保することはもちろんですが、娘にとっての、「親戚レベルのサポーター」の存在をつくることで解決してきています。

「愛情たっぷり育児チーム」を作ること、です。
今は、0歳のときから娘を見て下さっているシッターさん2人にお願いをしていますが、産まれてすぐからずっと一緒の方々なので娘は、お二人を多分、親戚だと思い慕っています。
1人は、娘が生後3か月ではじめてはいった保育所の保育士さん、もう1人は、私の古くからの友人の方で、その方には、いまは、Fit Meに入社して頂き、よりフレキシブルに娘の育児をお手伝い頂きながら、Fit Meを手伝って頂いています。シッターさんに事業側も手伝って頂く、という新しいスタイルではありますが、お仕事も育児も両方サポートして下さる、そんな存在に出会えたことは、とても大きな支えになっていて、感謝してもしきれません。

娘の人懐っこさを見ていると、親からの愛情だけではなく、日々、色んな方々の愛情を感じて成長していくことが娘にとってもとても良い影響がある、と感じています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

究極のパラレルHappyを目指すこと、です。お仕事も育児も、「欲張り」になる!!こと。
それは、全てを自分の手で行う、という欲張りではなく、こうあったほうが良いかも」「こうしたい」という理想を諦めないことです。
ともすれば、育児があるから、仕事があるから、と諦めてしまうことを、どうしてもそれを実現したい場合、「どうしたら、それを叶えられるか?」の視点で考えるようにしています。
たとえば、娘を保育園から幼稚園に転園させること、という選択肢も保育時間や母親の幼稚園行事の関与度の高さから無理、と諦めるのではなく、自身のワークスタイルを整理し、外部リソースを活用し、仕事への影響が最小の状況で叶える方法を考えていきました

これは、8年間のパラレルキャリア時代に、本業も副業も手を抜けない、どちらも大切、という状況の中で、知恵を絞って、視点を変えて、両方で成果を出すためのTry&Errorを繰り返したことで得た視点です。もちろん、うまくいかないことは多々あり(笑)、両方が中途半端にならないか、という不安は日々感じますが、娘にとってのHappyとともに、仕事人としての私にとってのHappyや事業にとってのHappy、全てを「欲張り」に追求していきたいと思います。

Fit Me恵比寿サロンの風景

Fit Me恵比寿サロンの風景

Fit Me Order madeをはじめたきっかけを教えてください。

新規事業に関わっていたルクルート在職中から、いつかは、世の中の役に立つ、誰かを幸せにしている「手触り感」のあるビジネスを自身で創りたいたい、

そして、良いサービスを社内の新規事業のように撤退基準を気にせずに継続して続けたい、と考えていました。
そこがベースなので、アパレルありきではなく、あくまでも、
「誰にどんなサービスで幸せをお届けするのか」で事業を検討しました。出てきたのが、アパレル業界の常識を覆す、「アイテム別の一律価格、1万円台で叶う、お洋服のフルオーダーメード」というコンセプトでした。

フルオーダーメードは通常、3万円~など、最終金額が分からずしかも高単価で敷居が高いもの。でも、定額、低価格でしかも自由度の高いフルオーダーメードが叶えば、女性が皆、自分の好みや体型にあったお洋服に出会える、というHappyのお手伝いができる、と考えました。年齢や体型を超え、「お洒落をしたい、を平等に」叶えることで、キラキラ輝く女性を増やしていきたいです。

今後の目標やプランを教えて下さい!

目指す、お仕事と子育てのパラレルHappyに向け、

お仕事面では、
Fit Me Order madeをより世の中に役立つ、社会的意義の高いサービスにしていきたい、と思います。
具体的には、 LGBTの方々や、身体に障がいがある方など、着たいお洋服に出会いづらい方々に、Fit Meの1万円台で叶うフルオーダーメードのお洋服をもっとお届けでき、シアワセのお手伝いができたら、と思っています。

子育て面では、
「子供の成長スピードに追い付こう!私も負けずに成長!」をモットーに、娘と一緒に二人三脚、楽しみながら突き進みたいな、と。
この夏、4歳の娘が、諦めずに頑張って自転車に乗る練習をし、乗れるようになったプロセスを見て、娘を応援しながら、そういえば、わたしは、チャレンジしているのか?スピード感のある成長をしているのか?とふと思い、20年来のペーパードライバー返上に向け、車の運転の練習をスタート。

今度は、娘が私の車の運転の練習を応援してくれています。そんな風に親子で刺激しあいながら成長していけたら、とても嬉しく思います。

最後に、メッセージをお願いします。

「子育ては、親育て。」日々、それを感じながら過ごしています。
子育ては、親を未知の世界に連れていってくれるなぁと。
たとえば、キャンプや、田植え、電動自転車生活・・全て、子供が産まれる前は、私の生活の中に絶対入ってくるはずがなかったものを、いまでは楽しんでいる。

子育てが運んでくる、不条理な出来事の数々に(笑)、本気でイライラすることも、地団駄ふむことも、そして自己嫌悪に陥ることもきっと子育てをしなければ経験しなかったこと。未熟な母(私)に、素敵な成長機会を与えてくれている、子育てに感謝!という気持ちを、忘れないよう、そして、イライラっとする瞬間、自己嫌悪な瞬間に、そんな気持ちを私自身が思い出せるよう、自戒の念をこめて、こちらに記録しておければ、と思います(笑)。

インタビューby 佐藤裕美

2018年10月4日 0 comment
0 Facebook Twitter Google + Pinterest
unnamed1

今回のインタビューは、一般社団法人キッズコンサルタント協会代表理事の野上美希さん!

協会の代表だけではなく、幼稚園の採用・広報の活動や、社会福祉法人で複数の保育園の事業統括、さらには企業体で民間学童や保育向け人材紹介サービスのマネジメントも並行して行なっている、まさに幼児教育のスペシャリスト。そんなアグレッシブな野上さんですが、実際にお会いすると穏やかでしなやか、とても柔らかい印象で癒されます!子育てをされながら数々のプロジェクトに関わる野上さんに、今の幼児教育と保育についてのお話も伺いました!(千田)

 

unnamed1

 

 

プロフィール

・氏名:野上 美希(のがみ みき)

・会社名:一般社団法人キッズコンサルタント協会

・役職名:代表理事

・職種:教育

・経歴:東北大学工学部卒業後、日本総合研究所にて、コンサルティング、事業企画、採用、営業と多岐にわたる経験をした後、株式会社マイナビの人材紹介事業部の立ち上げに従事。営業部長として複数の部下をマネジメントする傍ら、『女性のための女性コンサルタントによる人材紹介サービス』の代表も務める。自身の妊娠を機に久我山幼稚園の運営に携わる。産後母の孤独を解消すべく、子育てひろば開設を皮切りに、働く母の支援のため幼児教育をベースとした民間学童や複数の認可保育園を開設。また民間学童資格 キッズコンサルタント資格を認定する一般社団法人キッズコンサルタント協会を立ち上げ、代表理事を務める。

・居住地:東京都杉並区

・ご自身の年齢 :40歳

・お子様の年齢 :7歳の娘と4歳の息子

・ワークスタイル:各園を回り、施設長とミーティングや、在宅勤務など内容によって柔軟に対応

 

 

 

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

 

現在は、複数の事業展開を行っています。

①   学校法人野上学園 久我山幼稚園にて、採用や広報の活動

②    社会福祉法人風の森にて、複数の保育園の事業統括

③    株式会社野上アカデミーにて民間学童Afterschool Kugayama Kidsと保育士向けの人材紹介サービス「保育Willキャリア」のマネジメント

④   一般社団法人キッズコンサルタント協会にて、資格講座の講師業

複数法人を経営しているので、その時々で必要な業務に邁進していますが、現在は、保育園を毎年1園開園しているため、保育園立ち上げの業務の比重が高くなっています。

 

 

unnamed

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

 

7時15分起床 呼吸法、体操を行いつつ、子ども達を起こす

7時半 朝食を作り、旦那と子ども二人と食べる

8時10分 娘が小学校へ登校

9時 息子を幼稚園へ送る

9時半~18時半 コアタイム いずれかの園に出勤したり、在宅で仕事をしたり、スケジュールに応じたスタイルで仕事に従事

18時半 息子を幼稚園へ迎えに行き、同施設内のアフタースクールに娘を迎えに行く

19時 夕食の用意、夕食を子ども達と食べる(旦那はいる時といない時がある)

19時半~21時 家族団らん お風呂

21時 子ども達を寝かしつける

21時半 仕事のメールチェックや事務処理業務

23時 ドラマを観たりリラックスタイム(時間があれば)

0時 就寝

 

 

 

 

出産して、何が一番変わりましたか?

 

働き方です。
会社勤務の時代は、終電に飛び乗る生活を継続していましたが、妊娠、出産により仕事のスタイルが抜本的に変わることが想定できたので、仕事を継続させるためにどうすればよいかと考え、現在の仕事に従事することを選択しました。

 

 

 

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

 

育児を通して、お母さんの悩みに寄り添えるようになり、そのことが、次のビジネスに繋がっていく原動力になっている気がします。自分で運営している園に子どもを預けていることもあり、子ども達にもママが仕事をしている姿を見てもらうことで、更に頑張ろうという気持ちが芽生えます。また、日々成長していく子ども達を見ているだけで、自分も成長しなくては!という気持ちになります。

 

 

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

 

旦那も当時外資系企業に勤めており、日々遅くまで仕事をしていたので、ワンオペ育児+事業経営と、保育園の立ち上げの際は毎日が余裕のない日々でした。

 

 

 

それをどうやって解決しましたか?

 

本当に忙しい時は自分で全て行おうとせず、周りの人たちに頼り、乗り切りました。具体的には、学生のベビーシッターを雇って定期的に子ども達と遊んでもらったり、実母や義母、義父の力も借りながら、仕事に穴をあけずにやり切りました。

 

 

 

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

 

育児においては、子どもにとって様々な体験をさせてあげることで、子どもの興味関心を引き出し、可能性を追求していくような子育てをしていきたいと考えています。

また、子どもの気持ちに寄り添い、子どもの奥にある真のニーズを引き出してあげたいと思っています。

仕事においては、幼児教育をより多くの子ども達が受けられる世の中にしていきたいと考えています。

 

unnamed2

 

 

キッズコンサルタント協会とはどのような協会なのでしょうか?

 

学童指導員のための民間資格 キッズコンサルタント資格を普及、認定する協会です。

 

 

 

野上さんが今のお仕事をされるきっかけなどを教えてください!

 

自身の妊娠、出産、育児の孤独を体験したことで、地域でのコミュニティが重要であると感じ、子育てひろばを開設しました。そのことをきっかけに、世の中のニーズにマッチした様々な事業を展開していきました。

 

 

 

今の仕事で大変なことと、とてもやりがいを感じることをお教えください。

 

子育てをしながら、新しい事業を立ち上げていくことはとても強い意志が必要だと感じていますが、時間が制約されているが故に「本当にやりたい事なのか?」「本当に必要なことなのか?」を見極めて仕事に邁進できていると思います。実際に子どもの成長を間近で見ることができるので、日々やりがいを感じています。

 

 

 

 

野上さんが思われる、今の子どもにとって必要な教育や体験は何でしょうか?

 

感性を養う様々な体験活動をさせてあげることが、重要だと思います。体験も、これをすべきというものではなく、どんな体験活動でもまずは経験させてあげることが大事だと思います。その経験から、子どもが自分自身で見て感じることが大事であると考えます。

ピアノやバレエ等の活動等ももちろん子どもの豊かな感性を育みますが、もっと身近でできる体験活動の積み重ねとその体験を親子で楽しむことが子どもの成長に繋がっていくと思います。

 

 

 

 

保育の仕事の魅力とは何ですか?

 

私は実際に子どもと直接関わる仕事はしていませんが、現場の保育者を見ていると、子どもの成長を間近で感じることのできるやりがいのあるお仕事だと感じています。

プロとして、複数の子ども達と関わり、遊びを通じて可能性を広げていく仕事であり、保育者自身も子どもと一緒に成長できる仕事であると感じます。

 

 

 

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

 

68年の歴史ある幼児教育をベースとした保育園を数多く展開していくこと、キッズコンサルタント保有資格者を増やしていき学童業界の質の向上を目指すことと並行して、保育士の仕事のやりがいについての広報や保育士の地位向上を目指した活動をしていきたいと思っています。

 

 

 

 

最後に、こちらのインタビューをご覧になっている方に向けてメッセージをお願いします。

 

今の子ども達が大人になる頃には、今とは全く違う世界が繰り広げられていると思います。そういった予測不能な現実に対して、チャレンジングに行動できる人間になるための幼児教育を提供していきたいと思っています。子育てをしながらの仕事は大変だと思いますが、是非子どもの気持ちにも寄り添う時間を作ってあげてほしいと思います!

ワーママこそが仕事と子育ての両輪で未来の日本を作っていくのだと思っています。

 

 

 

(インタビュー:千田)

2018年1月7日 0 comment
3 Facebook Twitter Google + Pinterest
中澤さん
中澤さん

中澤さん

 


プロフィール

・名前 中澤真弥

・職種 看護師・フリーライター

・簡単な経歴

看護師として働きながら、「場所・人・事・物」を看護師目線から取材、執筆する看護師ライター。

21歳のときに結婚、長男出産。自分の人生を見つめ直す。

その後、一念発起で准看護師→看護師免許を取得。

看護師歴12年(整形外科・手術室・内科・夜勤専従)

妊娠・出産・3人の子育ての中、転職・復職を経験し看護師の働きにくさを実感する。

2016年5月に看護師とフリーライターの2足のわらじをスタート。

カラオケ、旅行、キャンプ、ショッピング好き。

・居住地   群馬県

・年齢    1979年38歳

・子供の年齢 2001年16歳 2008年9歳 2011年6歳

・ワークスタイル 看護師非常勤 ライター個人事業主

現在のお仕事内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

呼吸器内科の看護師として働く傍ら、看護師ライターとして新人看護師の苦悩・ママ看護師の働き方・転職・復職を実体験から執筆、アドバイスを行う。「マイナビ看護師ナースぷらす」のコラムを連載。看護師関連のコラムは年間170本執筆。ほか、歯科コンテンツ作成、群馬県観光スポット取材、群馬県子育てマガジン「まま・ここっと」ライター、子育て支援ピアサポーターなど幅広いジャンルで活動中。

マイナビ看護師ナースぷらす」「わたしごとTV

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:40起床、お弁当作り、朝食準備、メールのチェック

6:00先に朝食を済ます。

6:15子供たちの起床、朝食、身支度など

7:00子供たちを学校に送り出す

7:30洗濯、家事を済ませ出勤(看護師)

8:30看護業務開始(※ライターの場合、この時間から執筆作業や取材に出発も。)

12:30休憩・昼食 ※日によってはこのまま終業。

17:00子供のお迎え

18:30夕食、家事

21:00子供たち就寝

21:30執筆作業・事務処理

23:30就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

生活そのもの・考え方・価値観・夫との関わりなど。全てが子供中心に動く生活にガラリと変わりました。ただ天気がいいというだけでうれしくなったり、道に咲いているタンポポを子供と眺めたり。今まで見向きもしなかったことに興味を抱くようにもなりました。そして、子供が病気がちだったことから「健康」の大切さを強く感じるようになりました。

・ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

長男が中学生のときに、「仕事」「働く」ことに興味を持ってくれたときでした。長男は部活中に大きな怪我をし、そのまま緊急手術。1カ月以上入院していたのですが、入院生活の中で、私の職業「看護師」の働き方について考えてくれました。

ある時、「僕一人のために先生がいて、看護師さんがいて、リハビリの先生がいて、栄養を考えてくれる人がいて、いつも掃除をしてくれる人がいて、数えたらキリがないくらいたくさんの人に支えられてる・・・。」育児と仕事をして何よりも幸せな瞬間でした。ですが、看護師にはならないそうです(笑)。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

子どもの病気と自分の体調不良です。上の子2人は1歳と2歳のときに入院経験があります。当時、医療知識のない私は「子供が助からないかもしれない」という苦しい経験をしました。

また、出産後は体調を崩すことが多かったです。高熱が出ても悪寒がしても、子供にご飯を作り食べさせ、寝かす。自分の身体をごまかしながらの育児はとても辛かったです。

それをどうやって解決していますか?

「一人でやらなきゃ」と誰かに頼らずに自分で解決してしまっていたので、無理することなく夫や両親、周囲の友達に頼るようになりました。嫌な顔もせず「大変だったね」「お互い様」という言葉に肩の力が抜け、今まで頑張り過ぎていた自分に疑問を感じてしまいました。甘えることは必要ですね。

育児と仕事、それぞれ一番大切にしていることは?

育児も仕事も耳を傾けることを大切にしています。「もっと聞きたい、もっとあなたのことを知りたい。」という気持ちで。仕事は看護師でライター。どちらも『話を聴く』という共通した部分があります。私は必ず患者さんに言う言葉があります。「助けます。」ということ、「何かあったらナースコール押してください。助けます。」これは入院する患者さんの不安を一気に和らげる魔法の言葉です。「ふっ」と笑われてしまうこともありますが、患者さんとの距離はグッと近づきます。

子供には、毎日学校の話を聴くようにしています。上の子2人は男の子なので、口数が少なく返ってくる返事は「普通だった」と。気分のいい日はずっとしゃべり続けているので、毎日懲りずに聴いています。(笑)

 

カメラマンもやります!

カメラマンもやります!

 

なぜ看護師になったのでしょうか?

看護師は病弱だった子供を守りたい、医療知識を得たい、学歴もスキルもない自分に自信を付けるため資格を取得。そして第2子、第3子を出産する中で、転職・復職を繰り返し、育児と仕事の両立の難しさを経験。

また、自然災害で家から出られず仕事に行けない日々から、「資格があっても外に出られなければ仕事ができない。」「この先、親が、夫が、倒れてしまったらどうしよう・・・。」と、その先について考えるようになる。

 

看護師をしながら、なぜライターを始めたのでしょうか?

文章に自信がないこと、言いたいことが上手く伝えられないコンプレックスから『ライター』に挑戦。好きなことを仕事にしてみたいという思いからセカンドキャリアとして2足のわらじをスタート。子育てしやすくストレスの少ない働き方として、場所に捉われず、働き方の枠、看護師の枠を超えた自由な働き方を確立していきたいと思い、今に至ります。

 

看護師とライター、「2足のわらじ」のメリットを教えてください。

看護師とライター。2足のわらじのメリットは、コミュニティーの広がりだと思います。

また、自分に強みを持つためにセカンドキャリアを身につける。1つの人生で2倍の楽しさを感じています。ライターはゼロからのスタートです。分からないなりに自ら企業に営業し、仕事を獲得してきました。「実績は自分で作るもの」「はじめてはみんなはじめて」をモットーにしています。看護師の世界では経験することのなかった、ビジネスメールや営業などすべてが新鮮で、また新社会人になったようです。

 

看護師ライターとして伝えたいこととは?

「約71万人」潜在看護師といわれる看護師の数です。資格を持っていながらも何らかの理由で働いていない看護師を言います。その中の約4割は復職したいと願っているのですが、「日々進化し続ける医療に簡単に戻れない」、「ブランクはとても大きい」というのが現状です。経験があるからこそ、以前のようには働けないと感じる看護師がとても多いです。そんな方のために少しでもためになるような記事を執筆していきたいと思いました。

また、ツラいと感じながら働いている看護師へのメッセージ。子育てと仕事に悩む看護師へのお役立ち情報も一緒に伝えていけたらと思います。

 

趣味はキャンプ

趣味はキャンプ

今後の目標やプランを教えて下さい!

看護師の経験を生かして看護師を目指す人、新人看護師向けに講演や執筆をしていきたいと思っています。また、働き方の常識を越え、ママが楽しく無理なく働くコツなどを発信していけたらと思っています。

 

最後に、メッセージをお願いします。

子供と一緒にいられる生活はとても短いです。だからこそ、子育ての時期を楽しみながら余裕を持った自分らしい働き方を見つけることで、ストレスも少なく自分自身も輝くことができます。ママになったから色々なことを諦めるのではなく、子育ても楽しみ自分の人生も楽しみましょう。

2017年3月27日 0 comment
0 Facebook Twitter Google + Pinterest
オフィスのソファで作業中

今回のインタビューは斎藤さんからのご紹介です。以下、斎藤さんよりご紹介メッセージです!

シックス・アパート株式会社で、広報とオウンドメディア編集長を担当している壽さんは小学2年生の娘さんを育てつつ、フルタイムで働き、業務時間外には他社の仕事もお手伝いしているというパラレルキャリアの持ち主。

毎月有志を募って「オウンドメディア勉強会」も主催しているとってもエネルギッシュな壽さんの気づきを沢山もらえるインタビューです。

オフィスのソファで作業中

オフィスのソファで作業中の壽さん

プロフィール

・氏名:壽 かおり
・会社名:シックス・アパート株式会社
・役職名:広報マネージャー/オウンドメディア「Six Apart ブログ」編集長
・職種:広報
・簡単な経歴:ノルウェーOpera社のマーコム、B2Bマーケ担当を経て、2010年、CMS(コンテンツ管理システム)プラットフォーム「Movable Type」などを提供するシックス・アパート入社。2014年まで「Zenback」プロダクトマネージャー、2014年より同社の広報・マーケティング担当、オウンドメディア「Six Apart ブログ」編集長、エッセイ投稿サイト「ShortNote」運営を手がける。また、個人としても「Vivaldi」ブラウザの広報、数社のPR業務支援、ライター・ブロガー活動も。
・居住地:東京都
・ご自身の年齢 :36歳
・お子様の年齢 :7歳(小学二年生の女の子, 2009年生まれ)

・ワークスタイル:正社員+デュアルワーク

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

CMSプラットフォーム「Movable Type」などを開発・販売しているシックス・アパート株式会社の広報を担当しています。広報活動の一つとして「Six Apart ブログ」というオウンドメディアの編集長と、オウンドメディア運営者が300人弱集まる勉強会を主催しています。また、エッセイ・コラム投稿アプリ ShortNoteの運営も担当しています。

また、個人として、シックス・アパートの業務時間外に Vivaldi(http://www.vivaldi.com/) というブラウザの広報も手伝っています。

働き方は、今年の8月から大きく変わりました。8月にスタートした、シックス・アパートの新しい働き方「SAWS(Six Apart Working Style)*」を活用し、その日の予定に合わせて最適な場所で働いています。SAWSとは、社員それぞれが自分に合った環境を選んで働くことができるワークスタイルです。オフィスに出社しても良いですし、自宅勤務やコワーキングスペースの利用もOKです。私の場合は、週2〜3回はオフィスに出社、それ以外は自宅やカフェ、他社でのMTGなどで外出して仕事をしています。

* 参考記事:
出社不要な働き方「SAWS」開始から1か月。社員の感想をまとめました
 https://www.sixapart.jp/pressroom/2016/09/saws_1month.html

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:30 起床、お風呂、朝ごはん、身支度など
8:10 娘の登校を玄関で見送ったあと、自宅で勤務開始。その日の予定に合わせて、一日自宅勤務の日も、他社訪問&カフェ作業の日も、オフィス出社の日もあります。
18:00 (行ける日は)学童に娘をお迎えに
18:00 娘と一緒に宿題、明日の準備、夕食など
21:00 娘就寝
21:30 自由時間。必要に応じて業務を進めることも
23:30 就寝

娘を見送って、そのままデスクに座って業務を始めてしまうと、全く歩かないまま、あっという間に時間が過ぎてしまいます。一日中自宅にこもりきりは不健康なので、昼は気分転換に外を散歩したり、早めに学童にお迎えに行ける日は一緒に公営プールに行くなど、なるべく運動量を減らさないよう意識しています。

出産して、何が一番変わりましたか?

子供を育てながら強く感じたことは、当たり前ですが「人間は一人では生きていけないな」ということです。親である私たちや親族、保育園や学校の先生、ママ友達のたくさんの人に見守られて、娘は育ってきました。

私自身も20代で無我夢中に仕事だけやっていたときには、支えてくれる人の存在をほとんど意識していませんでした。いっちょ前に「一人で大人になって、自分で仕事の責任背負って、社会人してる」つもりでいました。

ですが、親になって子供を育ててみて、人間をひとり成長させるためにこんなにもたくさんの人が手をかけ、目を向けてくれているのだ、と改めて感じました。仕事の面でも、以前よりもチームワークを意識した動き方に変わったと思います。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

娘の言動がとにかく愉快で、家庭内の笑いが圧倒的に増えたのが一番Happyですね。
参考:貼り紙地獄日記エイリアンオルゴールなど。

また、娘はわたしが仕事している姿を日々見ていますし、職場の仲間とも何度か顔を合わせています。会社のキャラクター「トフ」のぬいぐるみもかわいがっていて、会社に対しても親近感を持っているようです。よくトフぬいぐるみを使って、仕事ごっこをしています。「仕事をしているママ」が、彼女にとっては当たり前のことですし、キャラクターのトフのおかげで、会社は楽しそうなところだと思っているようです。

また、同い年の子供を持つワーママであることをきっかけに出会った戦友のような友達ができたことも、うれしいことのひとつです。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

夫と実母がとても協力的なので、ワーママだから特別大変、と感じたことはありません。娘の病気の時や、私の残業、土日の仕事などもみんなで助け合いながら対応しています。

小学生になって、学習面や友だち付き合いなどの手助けが必要になってきたのは、おそらく他の母親と同じだと思います。

それをどうやって解決していますか?

夫とは家事・育児の役割分担を行い、実母とは良い関係を保ち、手助けしてもらいやすい環境を整えました。幸い、娘は両親もおばあちゃんも大好きですし、みんな元気なので今のところは上手く回っています。

 

会社のファミリーデーに参加

会社のファミリーデーに参加

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

両方とも、「楽しむこと」を強く意識しています。自分のメンタル・フィジカルのコンディションを保ち、つぶれないように長く安定して続けていくためにも、自分の役割を「楽しもう」と思っています

望んで子供を産み、自分で選んだ仕事をしていて、とても幸せなのですが、それらを成長させるためにやるべきことは、途方もなくたくさんあります。それらをなるべく楽しんでやるための工夫をいろいろ試しています。たとえば、こまめに記録して進捗を確認したり、ゲームっぽくこなしてみたり、新しいガジェットやツールやハックで目先を変えてみたり、刺激になる誰かの話を聞いたりなどです。

楽しさは、いろんなところに隠れているし、見る角度次第だと思います。これからも手を変え品を変え、楽しめる方法を模索していきたいです

 

壽さんは月1オウンドメディア勉強会を主催していますが、大変な事はなんですか?継続できる秘訣はなんですか?

オウンドメディア勉強会(https://blog.sixapart.jp/ownedmedia-group.html)は、Facebook グループでのオンラインの情報交換と、毎月1回メンバーのどなたかの会社に集まって行う勉強会の二本立てで運営しています。勉強会は、参加者全員がテーマに関連する自社の取り組みを発表する参加型で、これまでに25回開催してきました。

継続することが大変にならないように、出来るだけフォーマットを定めて、毎月同じパターンで進められるようにしています。いつまでに何をやるか、告知やメール文章テンプレート、会場準備や資料などはパターン化してまとめています。毎回頭を使うテーマや会の進め方に関しても、メンバーに直接意見を聞いたり、アンケートで答えてもらった物を参考に膨らませて作っています。

また、初回からの勉強会メンバーで、オウンドメディア支援事業を行っている合同会社GX鈴木さんに共同幹事になってもらい、様々な面でお手伝いいただいています。

ちなみに、オウンドメディアを運営していたり関わっている方の参加を歓迎しています。ご興味ある方はオウンドメディア勉強会のページをご覧ください。

 

仕事で悩んだ時どうやって乗り越えていますか?(or ストレス解消は何ですか?)

娘や実母と一緒に、近所の銭湯でじっくり広いお風呂に浸かるのが日々のストレス解消になっています。ヨッピーさんの記事の影響で、交互浴も試しています。

時間に余裕があるときは、ご褒美としてひとりでスパに行きます。贅沢に、サウナ&フェイスエステ&あかすりをすると、だいぶHPとMPを回復できます。

仕事でうじうじ悩んでしまうことも多いタイプなのですが、仕事で受けたダメージは仕事で回復させるしかないので、時間はかかりますがこつこつ目の前の仕事を丁寧にやって取り返していくしか無いなと思っています。

 

パラレルキャリアを始めることになったきっかけを教えてください。

前職のOpera社時代のCEOや上司が作ったブラウザの会社「Vivaldi Technologies」(https://vivaldi.com/?lang=ja_JP )が日本でのPRを探していたので、出来る範囲でのお手伝いをはじめました。製品の理念に賛同していることに加えて、過去お世話になった上司や、ユーザーへの恩返しという気持ちもあります。

広報としては、B2Bがメインの本業の製品に加えてB2Cのブラウザも担当できることで、広報としての経験の幅が広がります。また、世界各国に仲間がいるグローバルなチームの一員として働くことも刺激的です。

オウンドメディア自体も、継続するの大変ですよね。ズバリ、継続する秘訣を教えてください!

直接コンタクトが取れる、近しい誰かのために記事を書いてみてください。クライアントや、パートナー会社や、他社の同職種の方など、その人が知りたいと思っていることに答えてあげる記事を作るイメージです。そして、記事を書いたらその人に読んでもらい感想を教えてもらいましょう。その人と同じ属性の人が集まるコミュニティにシェアしましょう。

記事を書いて公開しても、読者の顔が全く見えないと、だんだん継続が辛くなってきます。「あの人は読んでくれている」というところでモチベーションを維持しつつ、読者の反応から改善を行い、少しずつ読んでくれる人の輪を広げていくのはどうでしょうか。

そして、ノウハウを学ぶのみならず、仲間を作るためにも、オウンドメディア勉強会への参加をオススメします!

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

家族のためにも倒れない・つぶれないように、心身のコンディションを保ちつつ、楽しく長く仕事を続けていきたいなと思っています。そして、後に続く人たちのためにも、これからの働き方を作って&発信していきたいと思っています。

最後に、メッセージをお願いします。

ロボットやAIの技術が発展し、様々なことが自動化されるであろうこの先の10年で、仕事のあり方も大きく変わるのでは、と考えています。いろんな課題が解決されると同時に新たな課題も生まれるでしょう。これまでとは、価値観もやり方も変える必要がでてくると思いますが、その変化を楽しんでいきたいですね!

2016年10月31日 0 comment
3 Facebook Twitter Google + Pinterest
宗次さんと娘さん

今回インタビューする宗次さんは、子育てしながらリクルートグループ3社の取締役をされている上に、兼業で子ども体験サイト「ミラキッズ」を立ち上げ、しかもお子様はスポーツ幼稚園に通い、旦那様は関西ベースのお仕事のため、宗次さんとお子様、二人で東京赴任中。

・・・このプロフィールだけでも、とてもエネルギッシュな方。実際にも周りにパワーをあたえてくれるパワーママさんで、私もとても影響を受けています!育児も仕事も思いっきり楽しむことを大事にしていると言う宗次さんに、こだわりや、両立についてをお聞きしました!(椿)

宗次さんと娘さん

宗次さんと娘さん

プロフィール

・氏名:宗次涼子

・会社名:(株)ニュージーン

・役職名:代表取締役

・簡単な経歴:新卒で化粧品会社に入社し5年勤務。その後、(株)リクルートに転職し、HR事業に従事。

現在は、(株)リクルートホールディングスに所属し、リクルートグループ3社の取締役業務をする傍ら、兼業で(株)ニュージーンを立ち上げ活動中。

・居住地:東京都中央区

・ご自身の年齢 :38

・お子様の年齢 :6

・ワークスタイル:主人は関西で事業をしているため、子どもと二人で東京赴任中。

平日は、9時~18時が基本的なワーク時間で、残業等はほぼしないスタイル。


現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

現在は、(株)リクルートホールディングスに平日勤務する傍ら、(株)ニュージーンを立ち上げ週末を中心に活動しています。ニュージーンは、一生かけて自分が実現したい世界観を少しずつ形にしたいと思ってつくった会社です。自分のように働くパパ・ママを助け、未来を力強く生き抜く子どもをもっと増やすことで、日本全体を元気にすることが目標です。最初に始めたのは、「ミラキッズ」という子ども体験サイトです。http://mirakids.jp

週末、自分の子どもと実際に体験をまわりながら、良いと思ったものを掲載しているため、大量に掲載できてないですが、良いものを少しずつ広められたらと思っています。また、親御さん向けセミナーもゲストを迎え、定期的に開催していますので、ご興味があれば一度お越しください。また、サイト内に「ミラママリーダーズ」という素敵なママさん代表の記事も載せていますので、ぜひ見て頂けると嬉しいです。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6時半起床→7時お弁当作り&朝食→8時子どもと遊ぶかお勉強→8時半幼稚園に送り→9時出社→18時退社→18時半お迎え→19時半夕食

20時半お風呂→21時子ども就寝→21時半~家の片づけ、(株)ニュージーンの業務等

出産して、何が一番変わりましたか?

子どもにかける時間が圧倒的に増えたので、仕事のインプットにかける時間やジムに通う時間等が減りました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

メンバーのワーママの気持ちが理解できるようになったことと、

子どもの教育を通して、人を支援することの本質に触れながら学ぶ機会を多く得られている事(HR事業が大好きなので)です。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

日々大変。平日は自分しかいないので、躾の際にも、叱る役と褒める役をすべて一人でやらなければならないことは特に大変です。

また、仕事で落ち込んでも、すぐ切り替えなければならないことですかね。

それをどうやって解決していますか?

一人二役については、叱ってもきちんと理由を説明し、すぐ自分自身の気持ちを切り替え、子どもに余裕をもって接するよう努力しています。

また、子どもの立場に立って考え直すことを意識しています。

 

グランドキャニオンにて

グランドキャニオンにて

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児も仕事も、思いっきり楽しむことを大事にしています!

子育てしながらリクルートの子会社取締役をされている宗次さん。勝手にモーレツ系ワークスタイルなイメージなのですが、育児とお仕事はどのように両立されているのでしょうか・・・?

仕事は決めた時間以外はしないようにしています。仕事でやりたいことは山のようにありますが、育児も幼稚園に入れていることもあり、やりたい事が山ほどある状態です。双方、限られた時間の中で最大限パフォーマンスできるよう、計画的に時間を切っています。その癖が、子どもにもついてきたのか、娘も毎朝「自分の1日」という頑張り表を作っています、笑。


宗次さんはとても教育熱心で、娘さんもスポーツ幼稚園に通っていらっしゃいますが、忙しいのに幼稚園、そしてなぜスポーツ幼稚園を選んだのですか?

こういう言い方をしたら誤解を招くかもしれませんが、自分にとって仕事が一番ではありません。「人の能力を信じて伸ばす」ということに大変興味があります。なので、リクルートでの仕事もニュージーンでの仕事も、子育ても目一杯頑張りたいと思えています。選んだ幼稚園も、子どもの能力を伸ばすということにおいて大変興味深い幼稚園でした。なので、時間の制約を気にせず、素直に選んだまでです。選んでから、どのように乗り切ればよいかを考えればいいと思っていましたから。


「ワーママだけど、教育を手抜きしない。教育は親が学んで、質の良い教育を。」そんなことを宗次さんから教わりました!とはいえ、何をすれば良いか。私でも真似できる、お家でもすぐできる事があれば教えてください!

まずは、子どもをしっかりみつめることかなと思います。子どもは皆、その子らしさや強みを持っていると思います。親がこうしたいとレールを引きすぎず、その子の良さをしっかり見つけてあげて、伸ばす方法を考えてあげることが大事かなと。自分ひとりで伸ばそうとせず、性格が違ったり、難しい時は、他の教育機関にお願いするのもいいと思います。実際、私が運営するミラキッズでは、そのような機会提供を多くしたいと思い、立ち上げましたから。


お仕事でもプライベートでも、すごい巻き込み力で実現されている宗次さん。普段から意識していることがあれば教えてください。

意識というか、根っこから自分には力がないと思っているから、他の方に頼るしかないんです。。。昔から、個人戦は苦手で、団体戦に強いタイプなので。ここでも人の力を信じているんだと思います。古いですが、スクールウォーズとか大好きなタイプです、笑。

南国にて

南国にて

宗次さんが「複業」で開始された、「子供に絶対させたい新しい体験」を集めたサイト、『ミラキッズ』を始めた背景を教えてください。

私は3ヶ月から娘を保育園に入れています。最初は関西の保育園で、2歳の時に東京赴任と共に東京の保育園に通わせました。関西の時は、広い園庭に手厚いプログラムだったのに対し、東京では園庭もない小さなところに大量の子ども・・・びっくりしたものの仕方ないと我慢していました。実際に預けられるだけでも幸せなので。ただ、ふとこれで本当にいいのか?子どもが持つ素晴らしい能力に親がもっと気付ける機会がいるのではないか?と思い始めました。そう思ってから色々探すものの、時間はかかるし、やはりどんな経営者がどんな教育方針で運営しているのかを見極めるのが大変。ならば、自分が本当に良いと思えるものだけをピックして広めた方が、ワーママのお役に立てるかもと思ったのがきっかけです。


「ミラキッズ」について、教えて下さい。

今の子どもたちは、スピーディーな時代の変化にさらされています。どんな時代になっても、力強く生き抜いてほしいという想いを込めて、必要な要件に自ら気づき、身に着けてもらえたらと願い、様々な体験を集めたサイトです。「体験から自ら学ぶ」ことが最大の学びだと私自身が思っているので。


「子供に絶対させたい新しい体験」で反響が多いオススメTOP3を教えて下さい。

①親子で一緒にする体験(山登り等)

②プログラミング系

③英語習得系


ミラキッズで成し遂げたいこと、今後の展開について教えて下さい。

あくまで良い体験を広めることは入口だと考えています。最終的には、親や教育者がどう自分達の子どもを教育していくかが大事。特に忙しいワーママやワーパパが子どもにしっかり向き合うことの出来るサービス展開がしたいですね。色々トライ&エラーで試していくつもりです。

今後の目標やプランを教えて下さい!

現在、大手勤務とスタートアップ業務の兼務状態です。大手だからこそ出来るインフラ作りの支援とスタートアップだからこそできる自由な取り組みの両方を見据えながら、実現したいゴールに邁進したいですね。自分の働き方なんてどんな形でもいい。未来の子ども達を育てる親御さん達に、あの時あのサービスがあって良かったと言ってもらえるようなものを創っていきたいです。

最後に、メッセージをお願いします。

パワーママというお題で今回お話を頂きましたが、よくパワーがあると私自身言われます。自分でもある方だと思いますし、このパワーのおかげで色んな事を乗り切れていると実際思います。でも、これは親の育て方や今まで育ってきた環境・経験のおかげでもあります。だからこそ、未来の子ども達には、様々な経験を通して、力強くパワーのある人材に育って欲しいと心から思います。

2016年10月19日 0 comment
1 Facebook Twitter Google + Pinterest