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紀乃さんと息子さん

今回のインタビューは、奥村さんからのご紹介です。以下、奥村さんからのご紹介文、どうぞ!

のりちゃんは、私とはお互い20代半ばの独身時代からの友人です。
温かく包容力あり、物腰柔らかでいながらも、芯がしっかり通っている彼女は、
当時IT業界にいながらも、保育業界への転身という目標を持って、私の知らないところで
着実に歩んでいました。そんな大好きな憧れの女性、のりちゃんのインタビューを
是非みなさんに読んでいただきたいと思います。 奥村尚子

紀乃さんと息子さん

紀乃さんと息子さん

プロフィール

・氏名:紀乃のりこ

・会社名:(株)チャイルド・スマイル、()私の心地よさ

・役職名:代表取締役、代表社員

・職種:保育士

・簡単な経歴:

1999年、NECソフト(株)に新卒入社。システムエンジニアとして6年間勤務。2005年、個人事業主として独立、2006年、(同)私の心地よさ、2012年、(株)チャイルド・スマイルを設立。

大学卒業後、会社に勤務しながら教育・保育分野での活動を希望し、保育士を目指して勉強。保育士資格取得後、実習の場を求めて愛媛の保育所を選び、二週間の泊り込み現場研修を経験。ベビーシッターや、メンタルカウンセラー等のキャリアを経て、ふたりの子どもに恵まれたこともあり、現在の日本における保育サービスの足りなさを実感。家庭的で小規模な保育所で子ども家庭と地域の子育てを支えるプランを企画し、モデルケースとして小規模保育園「ちいはぐ・多摩」を開所。好評を得て、現在、小規模保育園「ちいはぐ」など子どもの居場所づくりに努める。子どもが笑顔に囲まれて、いきいきと笑顔で成長していける社会をつくるべく奮闘中。

・居住地:東京都多摩市

・ご自身の年齢 :40

・お子様の年齢 :9歳、6歳

・ワークスタイル:自由奔放に全力投球で子ども達の居場所づくり

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

小規模保育園「ちいはぐ」の開設と運営を事業とする(株)チャイルド・スマイルと保育や子育てに関する研修事業を行う(同)私の心地よさを経営しています。

現在、都内で5園(うち2園は認可)の小規模保育園「ちいはぐ」を運営しています。

http://www.csmile.co.jp/

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:00 起床(お白湯を飲む、日記、トイレ掃除、子どもの服の用意など)

6:00 Skypeで朝礼

6:30 メール仕事・洗濯・朝食準備・起きてきた息子娘と朝ハグ

7:00 朝食、社内の電話受け開始

7:30 自分の身支度

8:00 出発(移動しながら読書、保育園送りは夫の担当)

9:00 デスクワーク・打ち合わせ・保育・研修実施・研修受講・執筆etc.

13:30 仕事の合間に昼食(自作弁当やパワーランチもしくはミーティングランチ)

17:30 移動しながらメール仕事(週に1日は夜仕事も)

18:50 保育園の迎え(週に1日は夫の担当)

19:30 帰宅、夕飯の支度

20:00 夕飯

20:30 社内の電話受け終了(緊急電話は随時受)

21:00 お風呂

21:30 お布団の中で息子娘とラブリータイム(読み聞かせ、マッサージ、今日の振り返り&明日のワクワク語り

22:30 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

ようやく自分の人生が始まったように感じました。息子娘、二人ともそれぞれにすてきなお産だったので私と子どもの母子関係に少し自信が持てました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

息子と娘が保育園「ちいはぐ」に行きたい、通えないなら働きたいと言ってくれたこと、それから、息子と娘に仕事の相談をしてみたら二人とも的確なアドバイスをくれたことです。「スタッフの皆さんにもっと幸せになって欲しいんだけど、かーさんはどうしたらいいと思う?」の質問に息子は「かーさんがいつもニコニコ笑っていればいいんだよ」、娘は「もっとお休みとお金が必要なんじゃない?仕事を増やして、でも人(スタッフさん)は増やさないで」と。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

息子や娘に寄り添う必要があると強く感じその時間を確保したいのに仕事の都合でどうしても息子や娘から離れなくてはいけない時に、私は何をやっているんだろう、本当にこのままのライフスタイルを続けたいのだろうかと悩みました。それから、私の体調や心の調子がよくない時も大変です。夫と私の両親は共に遠方なので簡単には頼れず、日頃、私が元気だからこそこなせるスケジュールで動いているので、不調であれもこれも捗らなくなると無力感などの負の感情も湧いてきて悪循環に陥ります。

それをどうやって解決していますか?

創業から5年を経て、スタッフの皆さんのおかげで息子や娘に寄り添いたい時にはその時間を確保できるようになってきました。それでも、どうしても私が仕事の対応が必要な時は、夫が息子や娘に寄り添ってくれる調整をしてくれるようになりました。

不調の時は、いかに気持ちを切り換えて自分を許し「あははー」と笑うかを考えるようにしています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

どちらも「子どもにとってどうなのかを?」を判断軸にしています。

そして、決めたら本気で取り組むこと、それから愛や思いやりを込めてひと手間増やすことを心掛けています。

紀乃さん娘さん。

紀乃さん娘さん。

なぜ保育園を作ることになったのか、教えてください。

私が想い描いていた保育園を創りたかったからです。

子どもの頃、大人になったら教師になりたいと思っていました。が、大学生の時に塾の講師のアルバイトを経験して、私がなりたい教師と今の教育現場(学校や塾)が求めている教師のギャップを痛感しました。しばらく考えて、教育現場のしくみづくり(システム開発)に携わろうとSEになった(配属されたのは土木工事を支えるシステムでした)後、私が子どものころから乳幼児と関わる機会が多くその関わり方を褒めてもらうこともあったことも想いだし、どんな学校に入学しても学校生活を楽しめる子どもの逞しさを育もうと保育園を創ることを決めました。

どんな保育園ですか?

子どもの今と未来の幸せを増やす保育園です。

「ちいはぐ」は「小さな保育園、大きな家族」。定員は1118人、0歳~2歳クラスのみの小規模保育園です。集団活動への適応が未発達な年齢の子ども達がゆったりとすごせる家庭的な環境のなか、あたたかい保育者たちが保育の専門性をもって心身の発達を促し、幸福度の高い人生を歩むための心の根っこを育んています。

IT業界から、個人事業主としての独立、会社の設立、保育園の開所と現在に至るまでにプライベートでは結婚、2度の出産をされていますが、そのタイミングや産休育休等について、どんな考えや決断でここまでこられましたか?

 私は保育園児の時から教師を目指していたのですが(笑)一番なりたかったのは「お母さん」でした。なのでタイミングについては「なるはや(なるべくはやく)」でした。決断したというよりは、結婚後、早々の妊娠・出産を望み、二度目の出産はありがたいことに「そろそろ二人目を」と思って間もなく授かりました。結婚と独立がほぼ同時だったため、会社員のままだったら受けられたであろう産休育休等の恩恵は全くなく、国民年金と国民健康保険に入り、自分で仕事の量を調整しながらマイペースにお産の準備をしたり、赤ちゃん育てを楽しんでいました。我が子の成長に沿って、私も子どもも家庭の外の社会に出て、成長の場を拡げて行きました。

保育園のプロという立場と、一人のワーママとしての立場から、限られた時間の中で家庭でのお子さんへの接し方で大切にされていることはありますか?

短時間でも息子と娘だけに集中する時間を持つようにしています。寝る前の本読みやマッサージもその一つなのですが一番のおススメは「朝ハグ」です。息子、娘それぞれが起きてきた時に「おはよう~」と言いながら数秒間ギュッと抱きしめます。「朝ハグ」私にとっても「今日も起きて来てくれてありがとう」と息子、娘の命に感謝して心をあたためることができる大切な時間です。我が家、特に娘には「朝ハグ」がすっかり習慣化していて、娘は朝目覚めると「ハギュ~ッ!」と寝起きの不機嫌な声で私を呼びます。(笑)

IT業界から保育業界へは転職ということではなく、昔やっていたことに戻った感じということのようですが、詳しく教えてください。そしてIT業界で培った経験は、現在の保育園経営に生きていることはありますか?

 私の保育の原点は実家です。両親ともに子どもが好きで、まだ私が幼いころから親戚や近所の子ども達を家で預かっていました。主に母と一緒に小さな子ども達と一緒に過ごし、オムツを換えたり、寝かしつけたり、ミルクを飲ませたり、食事介助をしたり、散歩をしたり、お風呂に入ったりしているうちに、子どもの月例別・年齢別の特性を体験から学びました。例えば、子どもはまだ満腹中枢が未発達なのでお腹がいっぱいになっても食べ続けてしまい吐いてしまうこともあるということ等です。当時は「子どもはお腹がいっぱいになったことに気が付かない、食べさせ過ぎると吐いて大変だ」という捉え方をしていました。こんなふうに私が子どものころに手伝っていたことに、その後の保育・教育等に関する学びをプラスして、今、保育園というかたちにバージョンアップして実践しています。

 IT業界で培った経験は活きていることも足を引っ張っていることもあります。足を引っ張っていることはIT業界と保育現場とのコミュニケーションスタイルの違いです。SE時代、私は男性率9割の職場で働いていました、今は女性率9割の職場ですので男女の脳の仕組みの違いの影響なのか互いに慣れるまでは違和感を持ってしまうことが多かったです。これについて語り始めると、とっても長くなってしまうのでまた今度!それから、保育園の職員から「紀乃の話しは英単語が多くて分かりづらい」と言われてしまうのも、もしかしたら元IT業界の特徴かもしれません。IT業界で培った経験が活きていることは、保育現場にはPCがあまり得意ではない人も多いので、その点で園や本部の役に立てることや、ネットワークセキュリティ強化の外注等、社内のIT周りの整えがスムーズに進むことです。システム管理者を雇用しなくても私がなんとか兼務できています。

今後の目標やプランを教えて下さい!

宇宙に子どもの居場所を5万人分つくります!

そこは、子ども一人ひとりが、受容され、愛され、大切にされていると感じながら子どもが自分を思いっきり出して、いきいきと笑顔で成長していける、あたたかい居場所です。

最後に、メッセージをお願いします。

インタビューに答えることによって現状とこれからを客観的に見直すことができました。ありがとうございます。

最近、通っている学校で「人生は決めたとおりになる」と学びました。思い返せば保育園「ちいはぐ」の創業当初は「3年は必死でがんばる!」と決めていましたので、実際に本当に大変な4年間を過ごすことになりました。根性と持久力に支えられてに動き続けてはいましたが、私の笑顔は少なかったです。。。今は「私はルンルンスイスイ夢を叶える笑顔のママ!」と決めています。なのでこれからはいっぱい笑いながら毎日を過ごせます。私の笑顔とパワーの源は安眠と美味しい食事と子どもの笑顔、それから仲間との会話です。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

2016年10月25日 0 comment
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写真 3
今回のインタビューは、保育士と2児の育児を両立される今村美穂さん。
保育士だからこそ“子どもと接する時間”の少なさに悩み、
子どもが小さいうちは一時的にアシスタントという選択をされているそうです。
「その子供が今出来ることにまず喜びを共感すること」と仰る言葉など、

なるほど~!と気づきをたくさんもらえるインタビューです。

2014年10月8日 0 comment
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