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編集長

原田さん@主催イベントにて
原田さん@主催イベントにて

原田さん@主催イベントにて

プロフィール

・氏名:原田直美

・会社名:C Channel株式会社

・役職名:mama+(ママタス)編集長

・職種:編集職・動画プロデューサー

・簡単な経歴:
大学を卒業後、出版社「祥伝社」入社。青文字系女性誌「Zipper」・男性誌「Boon」・ママ雑誌「nina’s」でそれぞれ編集、副編集長を務めたあと2010年「Zipper」編集長に。就任中に妊娠し、出産。8ヶ月の育休後、復帰しママ雑誌「nina’s」編集長就任。2017年クックパッド株式会社へ転職。2018年4月C Channel株式会社ママメディア立ち上げのタイミングで転職。

・居住地:世田谷区

・ご自身の年齢 :45歳 1973年生まれ

・お子様の年齢 :7歳 2011年生まれ

・ワークスタイル:フルタイムの会社員

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

C Channelから生まれた、ママ向け動画メディア「mama+(ママタス)」で編集長をしています。mama+(ママタス)の、「らくちんも・きちんとも 頑張りすぎずに子育てを楽しむ1分動画マガジン」というコンセプトは、子どもの為にきちんとしたい気持ちがありながら現実は難しいし手抜きもしたいという、自分や編集部員の実感を込めて決定しました。全てのママを肯定したいという想いで日々動画を作り、配信しています。ローンチから7ヶ月で総SNSファン数は約30万人です。

【mama+(ママタス)公式WEB】

■WEB:https://www.mamatas.net/

【mama+(ママタス)公式SNS】
■Instagram:https://www.instagram.com/mamatastv/
■Facebook:https://www.facebook.com/mamatastv/
■Twitter:https://twitter.com/mamatastv
■YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC1AF8AxkB-J1m2O4hNsLYwQ

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください

7:00子どもと起床・朝食
7:40小学校へ送り出す
9:30出社
18:30退社
19:20息子を習いごとへお迎え(半分は夫)
19:40帰宅・料理
20:10家族で夕食
21:00宿題を見ながら仕事
21:30夫が息子と入浴中に家事や仕事
22:00寝かしつけ
23:00入浴
23:30~25:00仕事
25:00〜26:00自分時間
26:00就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

時間や自分の体力に限界があることを感じ、割り切って取捨選択するようになりました。優先順位の低いもの、苦手なものは省略したり、アウトプットしたりします。一般常識ではなくて自分軸で決めます。例えば、一般的には朝食が大切といいますが、うちは、夕食はわりときっちり作るので、朝食は手抜きで良いことにしています。また、帰宅後は仕事せずオンオフ切り替えるのがワーママの基本ですが、私は帰宅後も子どもの宿題の時間やパパとの入浴時間中など、スキマ時間に仕事をします。そうすることによって少しでも早く帰宅出来て子どもと同じ空間にいられるのと、仕事が細切れでも進めばその分スタッフを待たせる時間が減るからです。仕事でも、苦手なことは人にお願いします。そうやって割り切って自分流に効率化することによって、仕事も生活も育児もまわるようになりました。

 

南アフリカで孤児チーターとお子さん

南アフリカで孤児チーターとお子さん

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

mama+(ママタス)では月に1度週末にイベントを行っており、当日夫が仕事の時はイベントに7歳の息子を連れて行くことがあります。私は人前で話す時未だに緊張するのですが、ある日イベントで話をし終わった時にチラッと遠くに座っている息子をみたら、「よかったよ」という風ににっこり笑って頷いてくれたこと、その時に感じたホッとした幸せな気持ちは一生忘れないと思います。いつもはこちらが見守る立場なのに、見守られたようで嬉しく誇らしく、絆と子どもの成長を感じました。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

夫・私が共に忙しくなると、顕著に家が荒れてくること。夫と休日出勤が重なりそうな時の調整が難しいこと。

 

それをどうやって解決していますか?

忙しくなると、家事代行の方に片付け・掃除を頼みます。休日出勤を調整出来ない時は、仕事場に連れて行きます。仕事場では遊んでもらったりして楽しいみたいです。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児

息子はアレルギーがあり体が弱かったので、就学前までは体を丈夫にすることを第一に考えていました。食に気をつけ、空手を始めさせると、心も体も見違えるように強くなりました。男の子はどうしても強さが自信に繋がる部分があるので、生涯の財産に繋がると思っています。就学後は、子どもを一人の人間として尊重することを大事にしています。思い通りにしようとせず、愛情を伝えて、良いと思う場や環境を与えることを心がけています。

仕事

本質を大事にすること。数字に追われすぎないよう、その仕事の意味、目指すところをまず考え、常に頭においておくように心がけています。
とはいえ目指すものを実現するにはチームや他の人との連携、助け合いが必要。私はIT企業に入ったばかりでIT的に足りないところがあり、今も周囲の人に助けてもらっていて、感謝の毎日です。どんな人にもフラットに、目の前にいる人に対して誠実に、いつも今に全力を尽くすことを心がけています。

出版社からITベンチャーへの転職された理由を教えてください

新卒から20年いた会社は牧歌的な会社で、出産後も自由に働けていました。雑誌の編集は自分に合っていて一生編集者として生きていくと思っていました。出版業界全体が縮小していく中でも号あたりの入広が最高額になる等踏ん張っていたのですが、ある時世の中の波に抗う努力より新しい世界での努力をしたいと思い、転職活動をしました。2社目に入って間もない頃に今の会社に誘われ、最新トレンドの動画業界で慣れ親しんだママメディアを立ち上げる魅力と、社長の想いに共感して入社を決めました。
雑誌と動画で違いますが、メディアを作る本質は変わりません。自分の好きなことを新しい世界でやれるのは学びが多く楽しいです。ベンチャーなので仕事量は増えましたが、仕事人として充実している実感があり、転職してよかったと思っています。

インドネシアのイジェン山で夜明けを迎える原田さんファミリー

インドネシアのイジェン山で夜明けを迎える原田さんファミリー

子連れで海外によく行かれているようですが、その理由を教えてください

人生いろんなことがあるので、子どもには、何が起こっても乗り越えていけるたくましさ、自分で自分の気持ちをハッピーに持っていける心の強さを持ってほしいです。普段の生活は学校と空手ばかりなので、そうでない世界で別の経験をさせることで、未知のことに挑戦することに慣れたり、視野を広く持ったりしてほしいと思っています。海外旅行は刺激が多いので成長度が高く、1回の旅行でも目に見えて成長します。7歳にもなると旅行中は旅の相棒のようです。先日中国の空港でトラブルが起きた時は二人旅だったのですが、私の真剣な様子を見て、お腹が空いたとも言わず7時間じっと待機し、荷物を持ったり一緒に場所を探してくれたりと積極的にサポートしてくれて驚きました。解決したあとは「大騒ぎだったね!」と笑っていました。

 

おすすめの旅行先はどこですか?

行きやすくて子どもの年齢を問わず満足度が高いのはタイです。子連れに優しく、海や象や自然があり、近くて時差も少ないのもポイント。小学生以上だと、アフリカがおすすめです。動物の種類と迫力はダントツで子どもが喜ぶこと間違いなしです。南アフリカは近代化されていてサファリも快適で安心。親も楽しめます!

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

世の中、色々なママがいて、色々な子育てスタイル、ワークスタイルがある。丁寧な子育ても、パワー系も、がさつ系も、みんなが自分のママスタイルに自信を持ち、人のこともそれぞれいいよねと思えれば良いと思っています。パワーママプロジェクトさんのコンセプトとまさに同じです!
mama+(ママタス) は、らくちんもきちんともどっちも大切 という立ち位置で、ラクしてもいいよね、とママを応援しています。まずは日本中のママの気持ちをラクにして、なんとなくママたちが感じている呪縛を解放したいです。並行して不可欠な「パパ戦力化」というミッションも掲げていて、こちらもコツコツ進めているので、ここからも日本を変えていきたいと思っています。日本のママの次は、アジア、世界へと広げていきたいです!

 

最後に、メッセージをお願いします。

ママメディアに関わって12年。少しずつ自由なママが増えている実感があります。若い世代の夫婦ほど、夫の家事育児率が高いからです。結局、ママが自分らしくいられるには夫が重要で、その働き方や環境が重要。私たちが夫を通じてそれを訴え続けていくことで、社会は少しずつ変わると思います。
また、子どもは本当の「未来」。ママたちが働くことや自立の意味、幸せの形について子どもに伝えていけば、未来は確実に変わると信じています。こんなにダイレクトに未来を変えられるのは、私たちがママだから!ワーママ読者の皆さんは忙しい毎日だと思いますが、働ける喜びや子どものいる幸せを感じながら、一緒に頑張りましょう。

2018年10月30日 0 comment
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大脇香織さん

今回のインタビューは、mamaPRESS編集長の大脇香織さん。
mamaPRESSにパワーママプロジェクトについてインタビューいただいた際に、実は3人姉妹のママさんだという事を知り、逆にインタビューに答えていただきました。
3人姉妹のママをしながら、夜は自分の時間を大切にして、おしゃれも美容も、仕事も育児も自分らしく楽しむパワーママ。
“眉ティント”に”ホビングリッシュ” など、ワーママに嬉しい美容や習い事情報も!
それにしても、横山だいすけさんのインタビュー、うらやましいですね(笑)

大脇香織さん

大脇香織さん

プロフィール

・氏名:大脇香織

・会社名:IT企業

・役職名:mamaPRESS編集長

・職種:メディア

・簡単な経歴:
大学卒業後、広告代理店営業から雑誌編集へ転身し、出産後WEBメディア編集へ。“ママ”に関することを仕事として8年。2012年、2013年、2016年に女児を出産。育休中は公私ともに役立てるため、チャイルドマインダーや食育系の資格を取得。

・居住地:神奈川県

・ご自身の年齢 :31歳 1986年

・お子様の年齢 :5歳/2012年 4歳/2013年 1歳/2016年

・ワークスタイル:会社員 時短勤務

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを教えてください。

ママ向けウェブメディア『mamaPRESS』(https://mamapress.jp/)と習い事検索・幼児教育の情報サイト『ならいごとキッズ』(http://naraigoto-kids.jp/)の編集者として、企画・取材・撮影・編集などを行っています。
一人目妊娠中まではママ向けライフスタイル誌の編集をしていましたが、生後5ヶ月で復帰。それ以降ママ向けWEBメディア『mamaPRESS』の運営に携わっています。

 

オフィスで仕事する大脇さん

オフィスで仕事する大脇さん

平日1日のスケジュールを教えてください。

6:30 起床 前日にセットしておいた洗濯物を干し、保育園準備をする。
朝食準備は夫が担当。

8:00 夫が子ども3人を保育園へ送る。その間に身支度。
食器洗い、掃除機がけなど家事を簡単にザッと済ませる。(週末は毎週大掃除!)
毎日こんなにも散らかせるものかと、子どものパワーに日々驚く(笑)。

9:00 家を出る 夫と同時に出られたときは、
電車通勤中に子どもの話や他愛のない会話をたくさんしてストレス発散。
情報共有もこの時間に行う。

10:00 始業

17:00 終業

18:30 保育園へお迎え

19:00 帰宅 急いで夕食を作る。副菜はつくりおきしておき、
主菜を焼くだけ!炒めるだけ!など簡単にできるもので仕上がるようにしている。
週1回はお惣菜などに頼って自分を甘やかす。

19:30 夕食 子どもの話をたくさん聞きながら食事。

20:30 入浴 ひとりで子ども3人をお風呂にいれる。入浴後、子どもと自分の髪を乾かし、逃げる子をつかまえて歯磨きをし、トイレに行かせ、片付けをして…この一連の流れが結構大変。

21:00 子ども就寝 おやすみ絵本(就寝前に本を読む)をしてから寝かしつけ。

22:00 自分の時間 セルフネイルやアクセサリー作り、映画鑑賞など
趣味の時間にあてたり、原稿ライティングや企画作成の仕事を行うことも。

24:00 就寝 寝室に行くと寝るところがなくなっていることが多い。子どもたちの隙間に寝ます(笑)

大脇さんと三人姉妹

大脇さんと三人姉妹

出産して、何が一番変わりましたか?

ズバリ、「仕事の幅が広がったこと!」
独身の頃からママ雑誌の編集をしていて、ママや子どもに関することを仕事にしていたのですが、出産後はママたちが興味や関心のあるモノ・コト、悩みなどが“自分のリアル”なので、それを企画にしたり、意見を出すことができるという点で、私にはメリットがたくさんありました。

プライベートでいうと、ママの多くは同じだと思いますが、一番変わったのは「生活スタイル」。
子どもが生まれるまでは5日間会社に泊まり、数時間仮眠して働き続ける。帰れる日は終電めざして駅まで猛ダッシュ!帰宅は深夜1時半、就寝は深夜3時。そんな毎日が日常でした。
それが今や、超規則正しい生活に!最近はもう深夜まで起きていられません(笑)。
毎日コンビニ食だった食生活も、栄養を考えて料理をするようになって、食生活も激変。
すべて子どものおかげです!

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

ママとしての体験すべてが仕事の役に立つ!
たとえば、長女を5ヶ月で保育園に入れた時に大変な思いをしたのですが、そのときの体験談をコラムとして記事化。たくさんの反響があり、やりがいを感じることができました。

あとは、仕事を通じていろんな人に会えること!
最近一番テンション上がったのは、横山だいすけさんにインタビューができたとき、「5年間毎日見ていただいすけお兄さんだー!」と心躍りました♡(インタビューは真面目にやってます。笑)
保育園では仲のいいママ友家族ができ、休日に家族連れで遊んだり、娘の誕生日パーティーをしたりといった交流も、すべては子どもがいるおかげ。
仕事も子育てもしている今が、一番楽しいです!

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

いままでで一番のピンチは、夫婦で同時に倒れたとき!
私の実家は宮崎県。周囲に頼れる人がいないので、完全核家族子育て。ファミサポ等の子育て支援サービスも利用したことがありません。
朝起きたら夫婦そろって体調が最悪。1歩も歩けそうにない状況だけど、子どもを保育園に送らないと、この体調で元気な子どもの面倒をみるのは無理そう。でもどうやって送ればいいんだ…(泣)
頼れるひとがいない大変さが身に染みた瞬間でした。

結局タクシーで送り、その足で病院に行ってふたりで仲良く点滴してもらいました。
ママの体調不良は家庭が回らなくなりますよね、ほんと。

それをどうやって解決していますか?

夫婦共倒れのときは、解決するというか、どうにもならなかったですが、
子どもの体調不良時や急なお迎えコール時には、自宅にて仕事をさせてもらえる環境です。理解ある職場に感謝しています。
チャットツールなどを使い、リアルタイムで職場の同僚と報告や確認をしながら、自宅でも仕事ができるので、いざというときは助かっています。
ファミサポや家事代行サービスなども登録を検討中です。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児で大切にしているのは「スキンシップをたくさんとること」。

1歳の三女には毎日スリスリしながら「愛してるよ〜♡」と100回くらい言っている気がしますが、5歳と4歳の娘たちは甘えたい気持ちを隠したり、照れも出てきて素直に言えない様子。
上の子ふたりには少なくとも1日1回は「好き」を伝えたり、ぎゅーっとハグしています。

「好き」を伝え続けたら、子どもたちも「好き」を伝えてくれるようになって。
うれしそうに、照れくさそうにニヤニヤして、「ママ、好き〜♡」と言ってくれます。
これがたまらなくうれしいので、わたしもニヤニヤ。
あと何年、あと何回、こうやって甘えてくれるかわからないので、いま存分にたくさんスキンシップをとって、心と身体の成長の栄養になってくれたら、と願っています。

仕事で大切にしているのは、「自分の強みをしっかり生かすこと」。
時短勤務なので、短い稼働時間のなかで会社にとって、自分にとって、意義のある仕事ができるよう効率的に働き、自分の強みを生かせているかを意識し仕事をしています。

 

大脇さんはなぜママ向け編集のお仕事を、ずっと続けているのでしょうか?

これは単純に「好きだから!」

好きを仕事にすると、強い。これは昔から実感していることです。
編集者になりたてのとき、1ヶ月休みなしなんてザラにある激務でも、楽しかった思い出ばかりなのは、ママ雑誌編集の仕事が好きだったからだと思っています。

独身時、編集者として採用されたのがたまたまママ雑誌だったというのがきっかけですが、その後自らの妊娠、出産が仕事にも自分の経験が生きてくる。
好きな仕事を、好きな『ママ』というカテゴリーでできているは、とても恵まれた環境だとも思いますし、やりがいや楽しさにもつながっています。
ママメディアに携わって8年経ちましたが、これから先もママや子どもに携わるお仕事をしていけたら、と思っています。

 

雑誌編集とWEB編集の違いや、異動して大変だったことを教えてください!

雑誌編集者のときは、ワードが使えればなんとかなる!程度しかPCスキルがありませんでした。
しかしWEB編集に異動するとデータ分析や画像の加工、パワポを使用した企画書作成などやるべき範囲が増えて、新しく覚えることが多く、産休復帰後に苦戦したのを覚えています。

ただ、雑誌では自分の担当した企画の反響は読者アンケートなどでしかわからなかったのですが、WEBではPVやSNSのリアクションなどでダイレクトにわかるのが、WEBメディアの醍醐味のひとつだと思います。

また、即時性のある情報を扱えることや、写真・限られた原稿量だけでは伝えきれなかったことが可能になり、表現の幅が広がったことも面白さのひとつだと思います。

 

ママプレスの編集長をされている大脇さん。最近のワーママのトレンドや、流行りのアイテムなどあれば教えてください!

ワーママのトレンドとしては、『プチ起業』をする方が多いように思います。ヨガやネイル、ハンドメイド、ネットショップ運営など自分の趣味や特技を生かして、自分らしく、子育てと両立しやすい働き方として起業するママも増えてきているのではないでしょうか。

流行りのアイテムのなかでワーママにおすすめなのは『眉ティント』というコスメ!
一度眉に塗ると、約一週間程度色が持続するので、毎朝眉を描かずに済みますし、公園でどんだけ子どもたちと遊んで汗だくになろうが、プールに入ろうが、消えません!
私は「上下マツエク+眉ティント」の合わせ技で、パーツメイクの時間をカットし、忙しい朝のメイク時間が劇的に短くなりました。

習い事サイトも運営されていますよね。注目されている習い事などあれば教えてください!

2020年に小学校でプログラミングや英語が必修化します。
そのため、就学前にプログラミング教室や英語のの習い事を検討する親御さんも今後増えるかと思われます。
また、英語でスポーツや音楽などを学べる一石二鳥の習い事『ホビングリッシュ』(ホビー×イングリッシュ)は、時間が限られるママや子どもたちにおすすめ。
一方、ピアノや水泳など定番の習い事がいまも変わらず人気です。

親の一存で習い事を決めるのではなく、子どもが「やりたい!楽しい!」と思えることを見つけてあげ、伸ばしてあげることが一番だと思います。

ちなみに個人的には長女・次女が水泳を習っています。
バレエ、体操、ほかの水泳教室などさまざまな体験教室に足を運び、娘に合う習い事・教室を探しました。家庭と保育園以外での学びの場は、彼女たちの良い経験となっているように思います。

今後の目標やプランを教えて下さい!

仕事に関しては、これから新しいことにチャレンジし、自分の経験値を積み、スキルを上げていきたいと思っています。いつかまた紙媒体の編集も携わりたい…!
育児に関しては、まだ5年目なので毎日が発見と驚きの毎日です。心も身体も大きく育ついま、できることをたくさんしてあげたい。
そして将来、選択肢が多くある環境をつくってあげられればと思います。

 

三人姉妹

三人姉妹

最後に、メッセージをお願いします。

「3人子どもがいると、大変でしょう?」

そうよく言われるのですが、3人いても大変さはそう大差ありません。
「ただかわいい子どもが増えて、幸せが増えただけですー!」なんて答えています。
(現実は、週末三姉妹が通う保育園から持ち帰る荷物が重すぎてしんどいとか、まぁありますがw)

ママの笑顔は、ママ自身はもちろん、子どもの幸せ、家庭の幸せにもつながります。
自分でつくったルールや縛りに苦しみつらい時期もありましたが、スタンスを変えただけで、ワーママ生活は何倍もぐっと楽しくなりました。
まずは自分自身が笑顔でいられるよう、家事や育児はすべてひとりで頑張りすぎず、ときには息抜きをして、存分に自分を甘やかしていいと思います!

女性が子どもを産み、仕事を続けることが当たり前の社会になっていくこと、そしてママたちが働き方や働く場所などの概念に縛られることなく、それぞれのライフスタイルに合った働き方ができる社会になることを願っています。

2017年6月20日 0 comment
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オフィスのソファで作業中

今回のインタビューは斎藤さんからのご紹介です。以下、斎藤さんよりご紹介メッセージです!

シックス・アパート株式会社で、広報とオウンドメディア編集長を担当している壽さんは小学2年生の娘さんを育てつつ、フルタイムで働き、業務時間外には他社の仕事もお手伝いしているというパラレルキャリアの持ち主。

毎月有志を募って「オウンドメディア勉強会」も主催しているとってもエネルギッシュな壽さんの気づきを沢山もらえるインタビューです。

オフィスのソファで作業中

オフィスのソファで作業中の壽さん

プロフィール

・氏名:壽 かおり
・会社名:シックス・アパート株式会社
・役職名:広報マネージャー/オウンドメディア「Six Apart ブログ」編集長
・職種:広報
・簡単な経歴:ノルウェーOpera社のマーコム、B2Bマーケ担当を経て、2010年、CMS(コンテンツ管理システム)プラットフォーム「Movable Type」などを提供するシックス・アパート入社。2014年まで「Zenback」プロダクトマネージャー、2014年より同社の広報・マーケティング担当、オウンドメディア「Six Apart ブログ」編集長、エッセイ投稿サイト「ShortNote」運営を手がける。また、個人としても「Vivaldi」ブラウザの広報、数社のPR業務支援、ライター・ブロガー活動も。
・居住地:東京都
・ご自身の年齢 :36歳
・お子様の年齢 :7歳(小学二年生の女の子, 2009年生まれ)

・ワークスタイル:正社員+デュアルワーク

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

CMSプラットフォーム「Movable Type」などを開発・販売しているシックス・アパート株式会社の広報を担当しています。広報活動の一つとして「Six Apart ブログ」というオウンドメディアの編集長と、オウンドメディア運営者が300人弱集まる勉強会を主催しています。また、エッセイ・コラム投稿アプリ ShortNoteの運営も担当しています。

また、個人として、シックス・アパートの業務時間外に Vivaldi(http://www.vivaldi.com/) というブラウザの広報も手伝っています。

働き方は、今年の8月から大きく変わりました。8月にスタートした、シックス・アパートの新しい働き方「SAWS(Six Apart Working Style)*」を活用し、その日の予定に合わせて最適な場所で働いています。SAWSとは、社員それぞれが自分に合った環境を選んで働くことができるワークスタイルです。オフィスに出社しても良いですし、自宅勤務やコワーキングスペースの利用もOKです。私の場合は、週2〜3回はオフィスに出社、それ以外は自宅やカフェ、他社でのMTGなどで外出して仕事をしています。

* 参考記事:
出社不要な働き方「SAWS」開始から1か月。社員の感想をまとめました
 https://www.sixapart.jp/pressroom/2016/09/saws_1month.html

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:30 起床、お風呂、朝ごはん、身支度など
8:10 娘の登校を玄関で見送ったあと、自宅で勤務開始。その日の予定に合わせて、一日自宅勤務の日も、他社訪問&カフェ作業の日も、オフィス出社の日もあります。
18:00 (行ける日は)学童に娘をお迎えに
18:00 娘と一緒に宿題、明日の準備、夕食など
21:00 娘就寝
21:30 自由時間。必要に応じて業務を進めることも
23:30 就寝

娘を見送って、そのままデスクに座って業務を始めてしまうと、全く歩かないまま、あっという間に時間が過ぎてしまいます。一日中自宅にこもりきりは不健康なので、昼は気分転換に外を散歩したり、早めに学童にお迎えに行ける日は一緒に公営プールに行くなど、なるべく運動量を減らさないよう意識しています。

出産して、何が一番変わりましたか?

子供を育てながら強く感じたことは、当たり前ですが「人間は一人では生きていけないな」ということです。親である私たちや親族、保育園や学校の先生、ママ友達のたくさんの人に見守られて、娘は育ってきました。

私自身も20代で無我夢中に仕事だけやっていたときには、支えてくれる人の存在をほとんど意識していませんでした。いっちょ前に「一人で大人になって、自分で仕事の責任背負って、社会人してる」つもりでいました。

ですが、親になって子供を育ててみて、人間をひとり成長させるためにこんなにもたくさんの人が手をかけ、目を向けてくれているのだ、と改めて感じました。仕事の面でも、以前よりもチームワークを意識した動き方に変わったと思います。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

娘の言動がとにかく愉快で、家庭内の笑いが圧倒的に増えたのが一番Happyですね。
参考:貼り紙地獄日記エイリアンオルゴールなど。

また、娘はわたしが仕事している姿を日々見ていますし、職場の仲間とも何度か顔を合わせています。会社のキャラクター「トフ」のぬいぐるみもかわいがっていて、会社に対しても親近感を持っているようです。よくトフぬいぐるみを使って、仕事ごっこをしています。「仕事をしているママ」が、彼女にとっては当たり前のことですし、キャラクターのトフのおかげで、会社は楽しそうなところだと思っているようです。

また、同い年の子供を持つワーママであることをきっかけに出会った戦友のような友達ができたことも、うれしいことのひとつです。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

夫と実母がとても協力的なので、ワーママだから特別大変、と感じたことはありません。娘の病気の時や、私の残業、土日の仕事などもみんなで助け合いながら対応しています。

小学生になって、学習面や友だち付き合いなどの手助けが必要になってきたのは、おそらく他の母親と同じだと思います。

それをどうやって解決していますか?

夫とは家事・育児の役割分担を行い、実母とは良い関係を保ち、手助けしてもらいやすい環境を整えました。幸い、娘は両親もおばあちゃんも大好きですし、みんな元気なので今のところは上手く回っています。

 

会社のファミリーデーに参加

会社のファミリーデーに参加

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

両方とも、「楽しむこと」を強く意識しています。自分のメンタル・フィジカルのコンディションを保ち、つぶれないように長く安定して続けていくためにも、自分の役割を「楽しもう」と思っています

望んで子供を産み、自分で選んだ仕事をしていて、とても幸せなのですが、それらを成長させるためにやるべきことは、途方もなくたくさんあります。それらをなるべく楽しんでやるための工夫をいろいろ試しています。たとえば、こまめに記録して進捗を確認したり、ゲームっぽくこなしてみたり、新しいガジェットやツールやハックで目先を変えてみたり、刺激になる誰かの話を聞いたりなどです。

楽しさは、いろんなところに隠れているし、見る角度次第だと思います。これからも手を変え品を変え、楽しめる方法を模索していきたいです

 

壽さんは月1オウンドメディア勉強会を主催していますが、大変な事はなんですか?継続できる秘訣はなんですか?

オウンドメディア勉強会(https://blog.sixapart.jp/ownedmedia-group.html)は、Facebook グループでのオンラインの情報交換と、毎月1回メンバーのどなたかの会社に集まって行う勉強会の二本立てで運営しています。勉強会は、参加者全員がテーマに関連する自社の取り組みを発表する参加型で、これまでに25回開催してきました。

継続することが大変にならないように、出来るだけフォーマットを定めて、毎月同じパターンで進められるようにしています。いつまでに何をやるか、告知やメール文章テンプレート、会場準備や資料などはパターン化してまとめています。毎回頭を使うテーマや会の進め方に関しても、メンバーに直接意見を聞いたり、アンケートで答えてもらった物を参考に膨らませて作っています。

また、初回からの勉強会メンバーで、オウンドメディア支援事業を行っている合同会社GX鈴木さんに共同幹事になってもらい、様々な面でお手伝いいただいています。

ちなみに、オウンドメディアを運営していたり関わっている方の参加を歓迎しています。ご興味ある方はオウンドメディア勉強会のページをご覧ください。

 

仕事で悩んだ時どうやって乗り越えていますか?(or ストレス解消は何ですか?)

娘や実母と一緒に、近所の銭湯でじっくり広いお風呂に浸かるのが日々のストレス解消になっています。ヨッピーさんの記事の影響で、交互浴も試しています。

時間に余裕があるときは、ご褒美としてひとりでスパに行きます。贅沢に、サウナ&フェイスエステ&あかすりをすると、だいぶHPとMPを回復できます。

仕事でうじうじ悩んでしまうことも多いタイプなのですが、仕事で受けたダメージは仕事で回復させるしかないので、時間はかかりますがこつこつ目の前の仕事を丁寧にやって取り返していくしか無いなと思っています。

 

パラレルキャリアを始めることになったきっかけを教えてください。

前職のOpera社時代のCEOや上司が作ったブラウザの会社「Vivaldi Technologies」(https://vivaldi.com/?lang=ja_JP )が日本でのPRを探していたので、出来る範囲でのお手伝いをはじめました。製品の理念に賛同していることに加えて、過去お世話になった上司や、ユーザーへの恩返しという気持ちもあります。

広報としては、B2Bがメインの本業の製品に加えてB2Cのブラウザも担当できることで、広報としての経験の幅が広がります。また、世界各国に仲間がいるグローバルなチームの一員として働くことも刺激的です。

オウンドメディア自体も、継続するの大変ですよね。ズバリ、継続する秘訣を教えてください!

直接コンタクトが取れる、近しい誰かのために記事を書いてみてください。クライアントや、パートナー会社や、他社の同職種の方など、その人が知りたいと思っていることに答えてあげる記事を作るイメージです。そして、記事を書いたらその人に読んでもらい感想を教えてもらいましょう。その人と同じ属性の人が集まるコミュニティにシェアしましょう。

記事を書いて公開しても、読者の顔が全く見えないと、だんだん継続が辛くなってきます。「あの人は読んでくれている」というところでモチベーションを維持しつつ、読者の反応から改善を行い、少しずつ読んでくれる人の輪を広げていくのはどうでしょうか。

そして、ノウハウを学ぶのみならず、仲間を作るためにも、オウンドメディア勉強会への参加をオススメします!

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

家族のためにも倒れない・つぶれないように、心身のコンディションを保ちつつ、楽しく長く仕事を続けていきたいなと思っています。そして、後に続く人たちのためにも、これからの働き方を作って&発信していきたいと思っています。

最後に、メッセージをお願いします。

ロボットやAIの技術が発展し、様々なことが自動化されるであろうこの先の10年で、仕事のあり方も大きく変わるのでは、と考えています。いろんな課題が解決されると同時に新たな課題も生まれるでしょう。これまでとは、価値観もやり方も変える必要がでてくると思いますが、その変化を楽しんでいきたいですね!

2016年10月31日 0 comment
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藤田さんとお子さんたち

 

ソーシャルメディアマーケティングラボの編集長、藤田さんはエネルギッシュで知的な、一緒にいると元気になれる素敵な女性。そんな藤田さんの仕事観や人生観をインタビューです。 (紹介 by 中山理香)

 

藤田さんとお子さんたち

藤田さんとお子さんたち

プロフィール

・氏名:藤田 和重(ふじた かずえ)
・会社名:アライドアーキテクツ株式会社
・職種:ソーシャルメディアマーケティングラボ(http://smmlab.aainc.co.jp/) 編集長

・簡単な経歴:大学在学中にFMラジオ局のアルバイトを始め、以後ラジオ番組制作会社やレコーディング・スタジオなど、音楽関係の仕事に就いていました。結婚退職後11年間専業主婦でしたが、次女の幼稚園選びをきっかけに再就職を決意。WEBサービスに関わりたいと思い、アライドアーキテクツに入社しました。

・ご自身の年齢:44歳(1969年生まれ)
・お子様の年齢:長女15歳(1999年1月生まれ)次女9歳(2005年1月生まれ)

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

ソーシャルメディアキャンペーンASP「モニプラ」などを手がけるアライドアーキテクツ株式会社(http://www.aainc.co.jp/)で、企業のソーシャルメディア活用に関するブログメディア「SMMLab(ソーシャルメディアマーケティングラボ)」http://smmlab.aainc.co.jp/と、関連するソーシャルメディアの運営を担当しています。
2013年3月に生まれて初めて『現場のプロがやさしく書いた Facebookマーケティングの教科書』という本を書きました。http://amzn.to/1httsXs

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:30 起床 お弁当と朝食作り
8:00 娘達を送り出し、簡単に家事
8:30〜9:30 朝のブログ更新作業
11:00 出社
18:00 退社
19:30 帰宅後夕食準備
22:00 娘達就寝後にドラマ&ソーシャルチェック、その後自宅作業等の仕事
2:00 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

人との付き合い方です。
夫婦二人の時はあまりご近所付き合いをしていませんでしたが、子どもが生まれたことで必然的に地域社会との関わりが出来ました。自分が付き合ったことのない様々なタイプの方との否応なしな関係の中で、人付き合いの難しさを学びましたね。

特にお母さん同士のお付き合いは「○○ちゃんのママ」という、自分の人格とはまた違ったアイデンディディーが求められる、それまでにない貴重な経験でした(笑)個人的な友人と違って、「この人に嫌われても私には家族がいる」と思えれば無理して好かれる必要もないので(笑)、「こういう人なんだな」と割りきって付き合うという術を身につけました。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

「ワーママとして」では無いんですが…

次女の幼稚園入園準備をしていた2007年、私は36歳で、「このままこの子を幼稚園に入れたら、あと3年はまた幼稚園ママの生活で、40歳になっちゃうなぁ」とふと考えました。そうなったら年齢的に考えて、仕事を見つけるのは難しいだろうし、一生専業主婦かも…と思ったら、どうしてももう一度社会人として働きたくなったんです。

私の住んでいる横浜市は当時、日本で一番待機児童が多い都市だったんですが、ダメ元で保育園を申し込みに行ったら、10月からなら入れる空きがあると言われました。周りの友人に聞いたら、それはずいぶんラッキーなことだと言うので、これは神様が働きなさいって言ってるんだと思い込み、次女を保育園に入れました。そして、「せっかくこんなラッキーなチャンスに恵まれたのだから、本当にやりたいことをやろう」と仕事を探し始めました。

専業主婦の間にネットの世界にハマってしまっていた私は、どうしてもインターネットの世界に入りたくて、年齢的には難しいだろうと思っていたのですが、アライドアーキテクツのパート募集に応募しました。当時アライドアーキテクツはブロガー向けのサービスを始めたばかりで、ユーザーに主婦が多かったこともあって、幸い採用してもらうことが出来ました。

今思うと幾つものラッキーなことが重なって実現した社会復帰だったので、今ワーママでいることが私の一番ハッピーなエピソードだと思います。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

長女は小学校3年生まで私が家にいたので、急に働き始めたことで寂しく、不自由に感じたようで、急に甘えん坊になったり、自分で出来ることが少なくなったりと、ちょっと不安定になってしまいました。主人も、それまで家の事は全部私がやっていたので、家事は全く出来ませんでしたし、私が仕事と家事の両立にコツを掴むまでは、一時かなり家の中が混乱したこともありました。

それをどうやって解決しましたか?

とにかく私が働くことを楽しんでいることを家族に分かってもらえるようにしました。ホントは仕事は家に持ち込まないほうがいいのかもしれませんが、私はあえて家で仕事したり、仕事の話をすることで、家族の理解を得ることが出来たと思います。今では娘達も「ママはホントに仕事好きだよね」と言ってくれますし、時々「大変〜」なんて言ってみても「好きで仕事してるんだから」と笑い飛ばされるぐらいです。

 

ご家族の協力体制はどうですか?

ママひとりでは頑張れないから「チーム藤田」で協力しあおう!と、ある時から何でも分担しちゃいました。「完璧」を目指さず、多少不満な出来具合でもやってもらったことは全部褒めて感謝する。そうするとパパを筆頭に出来る家事が増えてきたので、どんどん任して…今では私がいなくても、多分家事は困らないと思います(笑)

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児はとにかく「楽しむ」ことだと思います。子どもの成長は早いもので、大変なのもあっという間。時が過ぎれば意外となんでも懐かしい思い出になっている気がします。苦労も悩みも今だけのことだと思えば、その経験が貴重に感じられて頑張れるものです。

仕事に関しては、やはり「感謝」の気持ちです。
アライドアーキテクツは会社自体が若く、今ちょうど「子育て」社員のための制度を整えている最中なので、色々と意見を取り入れてもらったり、事情を相談させてもらっています。今のようなスタイルで働くことが出来ているのは、会社や周りのスタッフの理解と協力のお陰だと感謝しているので、私は私の仕事や存在が少しでも誰かの役に立つことでお返ししたいと思っています。

 

ご自身が受けた教育が、お子さんの教育方針に影響を受けている点があれば教えて下さい。

両親に必要以上に「女の子なんだから女の子らしくしなさい」と言われたことが無かったこと。

フランスの女性哲学者ボーヴォワールは「女は女として生まれてくるのではなく、生まれてから女に育てられる」といったそうですが、「女らしさ」の基準は時代によって変わるものだと思います。だから、私の思う「女らしさ」を押し付けるのではなく、娘達が自分らしく生きやすい「女らしさ」を自分で身につけてくれたらいいなぁと思っています。

 

ソーシャルメディアマーケティングラボ編集長の藤田さん。始めたきっかけを教えてください。

SMMLabはもともと、会社が新しいサービス(モニプラ for Facebook)をリリースするにあたってのプロモーションの一つとして企画されていて、私はある日突然、社長に呼ばれて担当者になりました(笑)それまで社内でブログを書いたり、メルマガを書いたりという業務を担当していたことが、SMMLabで運営方針から編集内容まで、まるごと任せてもらえることに繋がったのが、とても嬉しかったです。

 

さまざまな知見を記事をアウトプットされているので、どうやって日々自分の知識をアップデートしてるのか教えて下さい。

普通は私のような業務は兼務の方が多いのではないかと思いますが、ありがたいことに専任でやらせてもらっていますので、業務の一環としてネットでの情報収集に時間を取ることもあります。でも、業務関連の書籍を読んだり、業界のニュースをチェックしたりするのは、大体通勤時間が多いですね。

また、業務の性質上、Facebookで繋がっていただいている方も多いので、そうした方と実際にお会いしてお話をお聞きすることで、学びや気付きをいただくことも多いです。

 

ソーシャルテレビ推進会議始め、様々なイベント活動をされている藤田さん。なぜイベント活動をするのか教えてください。

「ソーシャルテクノロジーで、世界中の人と企業をつなぐ」というのが弊社のミッションだということもあるのですが、私はこの仕事を始めて以来ずっと、「人」と「人」が繋がることで生まれるパワーの可能性を信じています。だから、ネットの世界だけでなく、人が集まる場所でどんなパワーが生まれているのかに、スゴく興味があるんです。

例えばソーシャルテレビ推進会議は、様々な立場の方が集まってテレビの未来を語りあっているのですが、毎回色々な可能性を感じることが出来てワクワクします。それを自分の仕事にどう活かしていくかを考えるのがとても楽しいんです。だから、今すぐ仕事に直結しなくても、未来のための種まきだと思って、色んなところに参加させていただいています。

 

本を書かれて変わった事があれば教えて下さい!

「人生って何があるか分からない」(笑)だって、5年前は自分が本を書くなんて想像もしていませんでしたから。お陰で新しいことにチャレンジするのに年齢は関係ないと、本気で思えるようになりました。
それまでは自分に自信が持てないことがたくさんあって、挑戦する勇気が出ないことも多かったのですが、書籍の執筆を通して、まずは「とにかくやる!という覚悟を決める」ことが大切だと実感しました。

今後の目標など教えて下さい!

今春、長女は高校生になり次女は小学校高学年になります。乳幼児に「手」をかける子育てから、「目」をかける、「気」にかける子育てへと変わっていく時期ですので、私自身も親としてもう一段階成長したいと思っています。そして徐々に「仕事」での目標も大きくしていきたいです。

最後に、この記事のオーディエンスにメッセージをお願いします!

働くママの話というと、もの凄く努力して苦労されている方が多いので、私は色々恵まれているなぁと申し訳ない気がして、偉そうなことは言えないのですが…ワーママなみなさんの今の努力や苦労は、絶対無駄にならないということだけは自信を持って言えます。育児は「育自」、仕事は「志事」。女性として、妻として、母として、職業人として…人生の楽しみ方を沢山手に入れたと思って、今この時を頑張りましょう♪

紹介by 中山理香 構成byつばき

2014年3月10日 0 comment
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