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複業

福島麻名美さん
福島麻名美さん

福島麻名美さん

プロフィール

・氏名:福島麻名美
・会社名:エコー・ジャパン株式会社
・役職名:部長
・職務内容 :新規事業開発 兼 ワーママライフアドバイザーとして活動中
・簡単な経歴:
大学卒業後、アメリカ系ファッションアパレル企業に入社、その後2社を経て、2012年、長女が小学生になった時に新たなステージを目指し転職を決意。当時まだ創設間もないエコー・ジャパン株式会社にリテールマネージャーとして入社。店舗統括業務に6年間従事し、店舗開発、店舗運営、販売手法の基礎を築く。2018年はオフィス移転プロジェクトマネージャーとして、物件の選定、契約の交渉、デンマーク本国承認、設計施工管理を総合プロデュースし、2018年12月より現職。

2018年11月より、プライベートの時間を使って、新たにワーママ ライフアドバイザーとして活動を開始。
動線にこだわった家事時短による時間確保や、大学の栄養士課程で学んだ知識を活かした健康的な食事や塾弁のコンサルタントをワーママ目線で行っている。36歳で結婚、38歳で出産。

・居住地 : 東京都
・ご自身の年齢 : 51歳 1967年生まれ
・お子様の年齢 : 13歳 2005年生まれ
・ワークスタイル : フルタイム&起業

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

現在、フルタイム勤務と起業を両立しています。

会社では事業開発担当部長として、新規プロジェクトの立ち上げ、店舗開発業務を行っています。年間数店舗をオープンさせますが、加えて昨年はオフィス移転プロジェクトを任され、ちょうど1月に引っ越しが終わったところです。
今年は沢山の新規案件が控えていますので、PLANをBUSINESSに成長させていきます。

また昨年末からは、ワーママ ライフアドバイザーとしての活動をはじめました。
多忙なワーママを救うべく、時間配分を見直して、ママの時間確保とわが子の学力向上を両立する事を目的としています。
私自身、ワーママ、ワンオペ、外資系部長職のフルタイム勤務ですが、中学受験では娘が切望した最難関校にご縁を頂くことが出来ました。共働きは不利と言われる中学受験ですが、ワーママならではのサポートをすることで結果を出すことは可能です。

仕事と家事に追われて時間確保が難しいと感じている方、自分の時間確保と我が子の学力向上の両立が難しいと思われている方は、下記からご相談いただけるとお力になれると思います。

https://www.facebook.com/manami.shibuya
https://ameblo.jp/working-mothers/entry-12434496776.html

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:20   起床/朝食・お弁当作り
6:40   こどもを起こす
6:45   朝食
7:00   食事の後片付け、洗濯
7:15   身支度
7:30   出勤/娘と一緒に出る
8:15   会社到着/コーヒーを飲みながら業務開始!
18:00  退社/日によって17:00-19:00の間で調整
19:00  食事の準備と残りの家事
20:30  夕飯/娘がバレエレッスンから帰宅後に一緒に食べます。
21:00  ワーママライフアドバイザーとしての活動/娘は宿題と勉強
0:00   就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

価値観と時間の使い方ですね。
出産前は自分が最優先で、自分のために使える時間が充分あったのに、いざ産んでみると「あれ~?もう夜なの~~??」と毎日、夕方になると戸惑いが・・・。
特に仕事復帰したばかりの頃は、毎日が時間との戦いであっという間に過ぎていました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

何といっても、素敵で面白くて個性豊かなママ友が沢山出来たことです!
仕事をしているだけでは知り合わなかった友人と、将来は一緒に<ババカフェ>なるお悩み相談所を開業し、悩める思春期や孤独な人の悩みを聞こう!と話しています。
また、娘が大きくなるにつれて出てくる様々な疑問に、仕事をしている身として返答出来る事。先日も娘が「時間に縛られない生き方をしたいのだけど、どうしたらいいだろう?」と聞いてきたので「自分の価値を高めて、自分の名前だけで生きていけるよう頑張りなさい。」と答えました。
もし私が仕事をしてなかったら、「そんなの無理よ。」と娘の可能性をつむ返答をしてしまったかもしれません。
中学一年の娘の今年の目標は<実践躬行>「やりたい!と思ったことは果敢に挑戦する1年にする!」だそうです(笑)

中学一年の娘さんの言葉

中学一年の娘さんの言葉

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

大変なことだらけです(笑)
結婚前から主人は海外出張が多く、2年前からは単身赴任に。
出産直後からほぼ家事、育児を私1人でこなしてましたが、単身赴任後は完全ワンオペになりました。

娘は4歳からクラシックバレエを習っていて、5年生に上がる頃から、コンクールに出たり、発表会でも大きな役をもらえるようになりました。その頃から練習が深夜に及ぶこともあり、送迎や体調管理、スケジュール管理が大変でした。

特に昨年は中学受験も重なりましたので、学校探し、学校説明会、学園祭見学、塾の面談、送迎・・・はもちろん、娘の精神的ケアや自宅建築も重なり、時間のやりくりを徹底して何とか乗り切りました。

ただ、そこを乗り越えたおかげで、ワーママ ライフアドバイザーとしての仕事を始める自信がつき、これから受験を迎えるワーママの皆さんや、時間確保が難しいと感じているママを支えていきたいと思ってます。

 

それをどうやって解決していますか?

中学受験と重なる時期に注文住宅を建てました。
仕事で店舗のプランニングを行っているので、レイアウト次第で売上と人件費に大きく影響が出る事が分かってます。お客様の動線のみならずスタッフの動線も非常に重要なんです。

その技術を自宅にも活かし、動線をとことん考え、家事のアクションを如何に減らせるか?に徹底的にこだわってレイアウトを組みました。引渡し時、ベテラン設計士の方に「打合せは毎回緊張しました。大変勉強になりました。」と言われたほどです(笑)

以前のマンションの時と比べて、洗濯は1/4、料理も片付けも1/2の時間で出来ています。

私は時間を確保するために家を建てましたが、今お住いの家のレイアウトを変えるだけで解決できることも沢山あります。<無駄な家事>や<家事と言えない家事がないか?>を見直してみると時短になると思います。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

子育て  娘が生まれた時から変わらないのですが、
<親離れするときまで可能性をなるべく多く残すこと>です。
生まれた直後って可能性の塊で、将来は総理大臣にも
世界的芸術家やオリンピック選手にもなれると思ってますよね(笑)
でも大きくなるにしたがってなれないものが増えていく。
親の責任が終わる学校卒業時点で、一つでも可能性が残るよう、
本人の選択肢が増えるよう親として意思決定をしています。

仕事   先を見る力です。
今の事を知ることも大事ですが、3年先、5年先に求められることを
予測して動くようにしています。

 

ワーママライフアドバイザーとしての活動を始めたきっかけを教えてください。

こどもが産まれてからずっと感じてきた違和感・・・なぜ ”働く” という当然の事をしているだけなのに、こんなに忙しく大変で、社会ではマイノリティーな扱いなんだろう?と思ってました。
日常の些細な事でさえ、働く母親の視点に立ったサービス、商品、社会の仕組みが少なく、ニーズにマッチしていない。

何とかこの状況を変えられないものか?と以前から考えてはいたのですが、こどもの年齢や会社での自分の立場を考えるとなかなか踏み出せないでいました。

昨年、娘が中学生になったタイミングで「今なら出来る!今じゃなきゃ出来ない!」と思い、活動を始めました。

 

ワーママライフアドバイザーとしての活動は、どういったものですか?

時間配分の見直しで、ママの時間確保とわが子の学力向上を両立する事を目的として、コンサルタントを行なっています。

<時間をかけない=質が落ちる>と思っている方もいらっしゃいますが、ワーママにとっては、<時間がかからない=質が高い>ですから、時間をかけずに質の高い生活、こどもの学力をあげる方法を個人に合わせてアドバイスしています。
現在、中学受験を控えたご家庭向けに塾弁当のセミナーも行っているのですが、毎回満席になるほど大変好評で、皆さんの注目の高さに驚くほどです。

 

今後、ワーママライフアドバイザーとしての活動を通して、どうしていきたいと考えていますか?

 

社会を変えていきたい!です。
大袈裟ですが、本当にそう思っています。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

こども達が描く未来を希望に満ちたものにしたいと思ってます。

今の日本は閉塞的に感じるところがありますが、今を生きているこども達にはそんな閉塞感は感じて欲しくない。
いつも希望を持って、自分で未来を切り開いてもらいたいと思ってます。

そのためにも、こども達に一番影響力のあるママが自分の人生を謳歌できるようにしていきたいです。

 

最後に、メッセージをお願いします。

「人間が変わる3つの方法」は

・時間配分を変える
・住む場所を変える
・つきあう人を変える

この3つでしか人間は変わらない、特に時間配分を変える事が一番効果が高い、と言われていますが、本当にその通りだと思います。

私自身、時間配分を徹底的に見直して、家の動線を変えることで、フルタイムワーママ、シンオペであっても娘との時間も大切にしながら起業する時間を確保できました。

ぜひ時間配分を見直して、自分の人生をより良いものに変えてください!

2019年2月11日 0 comment
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四宮さん
四宮さん

四宮さん

プロフィール

・氏名:四宮 琴絵(しのみや ことえ)
<本業>
・会社名:株式会社ジョイゾー

<複業>
合同会社Hokkaido Design Code 代表
一般社団法人学校地域協働センターラポールくしろ 理事
・職種: システムエンジニア・オーガナイザー
・簡単な経歴:
1995年 高校卒業後、地元釧路市の製造業へ事務として入社
1998年 カラオケ大会で声をかけられた芸能事務所に所属。2年で退所。
2000年 中規模SIerに営業事務として入社。その後システム部へ転属しSE職を担当
2005年 結婚を機に専業主婦になり、三人の子供を出産
2014年 (株)ジョイゾーへSEとして復帰
2016年 サイボウズ(株)の事業である「地域クラウド交流会」の第1号オーガナイザー
2017年 (同)Hokkaido Design Codeを地元釧路に設立(全員複業)
2018年 (社)学校地域協働センター ラポールくしろ 理事就任

・居住地:東京
・ご自身の年齢 :42歳(1976年生まれ)
・お子様の年齢 :12歳(2006年/長女)、9歳(2008年/長男)、5歳(2013年/次男)
・ワークスタイル:フルタイム・リモートワーク(制限なし)・複業

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

現在は、東京のIT企業である「株式会社ジョイゾー」でのフルタイム勤務を主軸としながら育児をし、故郷である釧路では地域で起業する人や、IT企業を盛り上げる「合同会社Hokkaido Design Code」の代表として、東京と釧路の2拠点での活動を進めています。
ジョイゾーは、サイボウズ社が提供する業務改善クラウドサービス「kintone」専門のシステム開発会社です。

主に担当しているのは、お客様と打ち合わせをしながらシステム開発を進める、定額対面開発「システム39( https://www.joyzo.co.jp/service/system39 )」というサービスの対応で、日々お客様とお会いし、課題をヒアリングし、問題解決に向けたシステム開発を行っております。

通常システム開発とは開発手法が違い「システム39」は、39万円という低価格定額と3回の打ち合わせでの納品で業界初の取り組みとして評価されております。
1回のお打ち合わせは2時間程度ですが、業務課題を丁寧にヒアリングし、目の前でアプリを作成し、ご提案します。お客様の使いたいシステムをその場で形にしていくので頭はフル回転です。1日に3本打ち合わせをした時はヘトヘトでしたが、その場で作り上げる臨場感がたまりませんね(笑)

システム39は、拘束時間が確実に決まっており、Webミーテングでも実現できます。私のようにSE経験を活かしながら子育ても楽しみたいワーキングマザーが活躍できる場だと思いますし、それを自ら体現していきたい!と思っています。
もう一つのわたしの軸は、故郷である釧路への活動です。1つめはサイボウズが事業として行っている「地域クラウド交流会(ちいクラ)」の釧路チャプターの運営。2つめは、Hokkaido Design Codeというイベント企画運営・ライティングの会社の経営です。
私は、地元のことをあまり知らないまま上京してしまいました。釧路に戻りたいという想いもありますが、家族を持った今となっては難しい状況です。社会人経験や東京での生活を経て、リモートワークなどのハードルも下がっていると感じており、首都圏と地方の情報のシームレス化をできたら、きっと釧路はもっと面白いことができるのでは?何か釧路に貢献で
きることはないかと考えていたところ、「ちいクラ」と出会いました。これは、全国各地の地域若手起業家を応援する交流イベントです。現在は16都道府県で開催され、延べ開催数は4年で約100回にのぼります。その土地に根付くオーガナイザーを中心に企画運営をして地域の繋がりを作ります。(https://chiiki-cloud.qloba.com/

現在まで8回開催し、釧路の企業や自治体、様々な方の協力をいただきながら、地域を知るきっかけになるコミュニティとして域内の活性化のお手伝いをしています。
今後も、東京と釧路をつなぐハブとして、活動を広げながら、里帰りを楽しみたいと思っています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:30 起床・メールやSNSのチェック、イベント系の準備
7:45 上の子たちを送り出し(朝食は三人目以外は各自が好きなものを食べる)
8:00 出勤準備・朝食
9:00 保育園送り(※主に主人中心、その間にお化粧を済ませる)
9:30 出社
18:30 終業・イベント参加やご接待(※同居なので、夕飯は全て姑が用意)
22:00 帰宅
23:30 就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

もともと「出産後はすぐに仕事復帰したい!」と思っていたほど、仕事に夢中でワーカーホリック状態でした。ただ、一つのことに集中してしまうタイプなので、出産してみて「子育てと仕事の両立は難しいそうだな…」と思い、専業主婦の道を選びました。
結婚と同時に姑との同居も始まり、生活は大きく様変わりしました。結婚して間もなく1人目を出産しましたが、当時は母としても嫁としても頑張りすぎてしまい産後鬱になりかけてしまったんです。夫は一生懸命子育てをしてくれていましたし、姑も手助けしてくれていたのですが、それがかえって「私のことを認めてくれていない」と、爆発してしまうこともあ
りました。けれど「認めていないのは俺じゃなくて、自分自身だよ」と夫に諭され、ハッとしました。「妻・母・嫁として、こうでなければならない」と、自分で自分のことを縛って苦しんでいたんですよね

その経験があり、以前は計画通り、時間通りにいかないとイライラしたり気分が落ちたりするタイプでしたが、「まあしょうがないか、じゃあこうしよう」と頭を切り替えて行動できるようになりましたし、「お義母さん、お腹すいたー」と、実の娘のように甘えられるようになりました(笑)

四宮さんファミリー

四宮さんファミリー

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

母として子どもたちと関わっていくなかで、感情的になっても彼らに本当に伝えたいことは伝わらない、ということがわかってきました。いまはいかに冷静に伝えたいことを伝えるかを意識しています。具体的には、まずはこどもたちの気持ちや事実を受け止め寄り添うこと、その上でどうしたらいいか一緒に考え議論する、というものです。

これは、子育ての中で身につけた考え方だったのですが、いまの仕事にも役にたっているように思います。システム開発は、いつでも順調に進むわけではありませんし、時にはお客様側にシステム要件の再検討を求めることもあります。釧路でのイベント運営も、様々な方々の意見を聞き分けながら進めていく必要があるので、子育てで培った考え方が、こうした仕
事での場面で、自分を助けてくれています。
また、子育てをしていい意味で「手を抜く」ことの重要性にも気づけたので、80%の完成度で目標に向かっていく、という感覚が身につきました。これは、現在やっているシステム開発でも同じです。いきなり100%を目指すのではなく、成長するシステムとして80%でスタートを切り改善を続けるということを、お客様に自信を持って提案しています。
こうして、仕事も育児も全力で楽しむ姿勢が伝わっているのか、一番上の子が小学校を卒業する際に、将来の目標として「自分が楽しめる職業につく!!」を上げ、合わせて

「ママとパパへ あまり家にいないけど、迷った時にアドバイスしてくれてありがとう。これからもよろしく。」

とメッセージをくれました。とても嬉しく思いました。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

前述した通り、3人目を産むまで約10年間専業主婦をしていました。仕事との両立なんて無理!と思い込み、いつも完璧で頑張るママでいようとしていたように思います。こうしたわたしの姿は、小さな子供たちにも少なからずプレッシャーを与えていたように思います。
また3人目が2歳の時に復帰しましたが、今年に入るまでずっと爪噛みをしていたので、寂しさが原因かもしれない…と悩んでいたこともありました。主婦としてやって来ていた掃除や料理も復帰後は出張も多く義母にお任せになり、本当はやりたいのに!とストレスの元になりました。

それをどうやって解決していますか?

子供たちが成長していくなかで「ごめんね、ママ忙しくて」という気持ちを見せるよりも、「ママ、仕事が楽しい!」という風に見せるように変えました。そうすると、子供達も自然と応援してくれるようになりました。義母も「今はあなたが仕事を頑張る時だから、私が元気なうちは任せて」と応援してくれていることも心強いです。

3人目に関しては、出張に同行させるなど、私を独占させるようにしたところ、爪噛みがなくなりました。以前の私だと保育園を休ませるなんて!という思い込みがあったと思いますが、今は「この子の責任を取るのは私。世間の人はこの子の責任を取るわけではない」と割り切り、他人の目ではなく、自分軸で考えるようにしたら楽になりました。
子供をべったりと管理をしなくなり、フラットに付き合うようにしています。

子供達も私も、どちらも人生の初めてを更新していると思えば、すべてのことがトライアンドエラーだなと考えられるようになりました。これからも子どもたちと一緒に成長したいですね。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児については、ママとパパは仲良し!仕事も二人で楽しんでる!ということを常に伝えています。絶対に子供達の前ではケンカはしない!と決めています。
夫婦で同じ職場なので、仕事のことを引きずることもありますが、子供の前では普通な態度で接します。そのうち「まあいいか」という気持ちにもなるので、逆に夫婦円満の秘訣かもしれません(笑)
あとは子供に対して「いいか悪いかの判断は各自の価値観に基づくもの。でもあなたが信じたものであれば、全力で応援する」とは伝えてます。そのためにしっかりと自分の目で世間を見、判断ができるための知識を得ることが大事というのはいつも話しています。
仕事では、「自分の責任で行動する。他人に任せても他人のせいにしない。ちょっとだけ背伸びをする。」これは大切にしています。仕事もイベントもチームで動くことが多いので、相手を信頼し、自分が決めたこととして責任を持っていれば、ストレスにはならないですね。

 

10年間の専業主婦生活から仕事に戻ったときのギャップ。それをどう乗り越えたのでしょうか?

ITの世界は目まぐるしく早いので、復帰当初は新しいプログラミング言語を覚えようなど勉強もしました。でも「下手なコードをばらまくのはエネルギーの無駄」というのを聞いて、「あ、スーパープログラマーにはなれないからやめよ」と言語を自分で書こうとするのは諦めました(笑)

それよりも業務改善やシステム設計、プロジェクトマネジメントなど得意な部分を磨こう!と切り替えたことで、今は全ての仕事が楽しく行なっています。

四宮さんお仕事中

四宮さんお仕事中

二拠点活動をしている四宮さん。二拠点活動の良い点を教えてください。

釧路では実家に滞在するので、子供を連れての出張など会う機会が増えて喜んでいます。また子供たちも温泉に行ったり、広くて人のいない公園で遊んだりと、北海道ならではの経験を多くできることは良い点かなと思っています。

 

子育て観と仕事観に関して影響を与えた人や本や、経験はありますか?

義母が40年銀座のクラブを経営していたこともあり、義母というよりは人生の先輩として色々と話をします。義母もずっと仕事をして来ていたので、「私なんか子育て適当だったから」と言ってくれることで救われています。適当でも主人のような息子に育つなら、まあいいかなと思います(笑)

 

学校との関わり方について教えてください

実はPTA役員に夫を勝手に推薦しました(笑)そのおかげで、私は仕事に集中することができ、かつ学校のことは夫が良く知っていてくれるので大変助かっています。子供達もパパが学校行事などにいることが嬉しいようです。また、働くママが増えおり今までのアナログなPTA作業の負担を減らすため、今年はkintoneを導入しPTAの仕事の効率化を図っており、本人も楽しんで活動をしているようです。推薦してよかったなと思っています。

今後の目標やプランを教えて下さい!

釧路と東京の二拠点活動ではなく、二拠点居住ができたらいいなと思っています。暑い夏は涼しい釧路で過ごしたいですね。

そして釧路の子供達の未来について、寮のおばさんのような存在になって応援し続けたいです。いつか夫婦で海外生活も経験したいなと思っています。

最後に、メッセージをお願いします。

素敵なママはたくさんいるけれど、子供達にとってのママは私だけ。完璧じゃなくても毎日を精一杯楽しんでいると、子供達も応援してくれるように思います。自分がどうしたいか自分軸を確立すると楽になると思います!
私の人生を他の人が生きることはできません!他人は責任を取ってくれないので、自分で責任もって、仕事も手抜きもどんどんやったらいいと思います!

 インタビュー by  佐藤 裕美

2018年10月9日 0 comment
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岡村さんと次男くん

今回のパワーママインタビューは、manmaの企画で東京女子大学での講演をお声がけいただいた、岡村さん。

二児出産後、小一の壁に直面しつつも職場復帰だけでなく精力的なプロボノ活動までみるみるアクティブに始動していくお話を伺っていたので、今回インタビューしました!(インタビュー by椿)

 

岡村さんと次男くん

岡村さんと次男くん

 

プロフィール

・氏名:岡村紘子

・職種:大手生命保険会社の契約者窓口オペレーター

・簡単な経歴:大学卒業後、クラブツーリズム株式会社入社。富裕層向けの海外旅行専門部署にて企画販売添乗を担当。25ヶ国渡航。第一子出産まで旅行業界8年。

第一子が5ヶ月の時に東日本大震災を経験。地域で繋がることの重要性を感じ、震災翌日にmixiで親子サークルを立ち上げ、地域で楽しめるイベントを多数企画。

また、お金の知識をつけるために、長男1歳の時に大手生命保険会社のオペレーターとしてパート勤務スタート。独学でファイナンシャルプランナー2級取得。

次男の育休中にプロボノとしてmanmaに参画。

今年6月、第二子の育休から復職。現在、保育士試験を受験中。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :37歳、1979年

・お子様の年齢 :6歳、2010年と1歳、2016年

・ワークスタイル:パート

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

週4日オペレーター勤務。それ以外の時間は、プロボノとしてmanma ( http://manma.co ) の運営に関わっています。

manmaは、2014年に現役大学生が「いまの女子大生の手で安心して母になれる社会をつくる」をコンセプトに立ち上げた団体です。大学生や若手社会人が実際の子育て家庭に遊びに行き、子育て体験をする「家族留学」というサービスを提供してきます。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

朝6:00起床、次男に授乳しながらiphoneでmanmaのSNS投稿、slackでメンバーの動きを確認。

朝7時、息子たちと夫が起床。家族の朝の支度と朝食。

8時、長男の小学校登校を見送り、次男を認証保育園に送り、電車通勤。

8:50〜13時、仕事。長男の新一年生生活のサポート優先。下校に間に合うように急いで帰宅。

14時〜16時。長男のオヤツ、宿題、くつろぎタイム。

16:30次男の保育園お迎え、スーパーへ買い物。

17時帰宅。夕飯準備。長男と次男と少し遊ぶ。

18時次男夕食、19時長男と夕食。

20時お風呂、絵本読み聞かせ。

21時就寝。一緒に寝てしまうことが多い。起きている時は、slackでメンバーとやり取りや読書やSNSチェックなど。

23時頃、夫帰宅。24時頃就寝。

 

出産して、何が一番変わりましたか?

家族が一番大事。地域の繋がりの中で子育てすることをモットーにしています。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

長男の0〜2歳時に地域の親子サークルを立ち上げ、色んなキャリアのママと仲良くなり、家事育児のコツを共有したり、困った時はお互い励まし合いながら乗り越えてこられことです。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

子どもの体調不良。新しい職場で仕事を早く覚えなければいけない時期に預け先からの呼び出しで早退、欠勤になった時はとても弱気になりました。

 

それをどうやって解決していますか?

職場のママさんと連絡先を交換し、シフトの交代など相談できるように普段からコミュニケーションを取るよう心掛けています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

人生は長いが、子育てさせてもらえる期間は本当に僅か。家族の笑顔が一番大事。キャリアダウンしても良い、細く長くでも働き続けることが大事だと割り切りました。

 

manmaのイベントにて

manmaのイベントにて

お仕事復職と、manmaという複業をすることに決めたのはなぜですか?

復職先はライスワーク。

manmaはライフワーク。ビジョンに心から共感しており、manmaメンバーと仕事が出来るのが最高に楽しいので。

 

次男くんをだっこしながら司会

次男くんをだっこしながら司会

岡村さんがmanmaでどのような活動をしているか教えてください!

プロボノとして、広報を担当。主にSNSの投稿をしています。広報戦略を立てたり、大学と連携した事業で大学生向けのライフキャリア教育のワークショップを企画運営しています。 http://blog.manma.co/2017/04/27/0426/

 

最近の学生の、ワーママに対する印象はどのような感じなのでしょうか?

テレビやネットのネガティヴな情報ばかりがクローズアップされて、仕事と子育ての両立は難しいのではないかと思っている学生は多いです。何かを犠牲にしてワーママしていると思われているかもしれません。もっとポジティブな面を伝えたいです。

 

manmaとの出会いはどんな感じだったのでしょうか?がっつり入ることになるまでのエピソードを教えてください!

manmaを初めて知ったのは昨年の9月、知人のFacebookのシェアでした。

子育て6年の中で、多世代との交流を通して子どもに色んな世界を見せたい気持ちがありました。manmaの家族留学はビビビッと雷が落ちたような「コレだ!」という直感ですぐに受け入れ家庭に申し込みをしました。

翌月10月、初めて我が家に家族留学に来てくれたのは早稲田大学の女子大生。平日の16〜20時まで、生後5ヶ月の次男を抱っこしたり、年長児の長男とプラ板作りをしたり、私たち親子の普通の日常に混ざって色んなお話をしました。

彼女のご両親は共働きでフルタイム。保育園、学童も延長時間ギリギリまで使っていたそうです。そんなお母様をみて「自分には仕事と子育ての両立は難しいかも、、、」と感じ、自分の親とは違う働き方をしている家庭、今回、あえてパートや専業主婦の家庭に家族留学したいとリクエストを出していたそうです。

「高学歴女子はバリバリのワーママになりたいのかな」との先入観が有ったので、そのリクエストはとても意外でした。

私はどこかで(家族の事情や考えがあったとしても)正社員フルタイムワーママじゃない自分に後ろめたさを感じていたのですが、彼女に自分のライフキャリアを話すうちに「我が家は我が家、私は私で良いんだ」と、自分を肯定出来たような気がします。

そんな気づきから、家族留学を運営しているmanmaの大ファンになり、交流会や座談会に参加する中で、”プロボノ”という言葉と出会い、お母さんスタッフとして参加することになりました。

育休中に、優秀な学生メンバーについていくのは大変でしたが、おばさんの逞しさが大いに生きました!

 

お仕事を週4にして残りはmanmaというバランスも、なぜこういう割合にしたのか、気になります。

仕事は週4にして残りをmanmaにした理由は、もっと広報として力を付けたいと思うようになったからです。広報という仕事自体は、代表の新居さんに提案されるまでは未知の領域でした。手探りの状態で練り上げた広報施策に反応があった時は物凄く嬉しく、またmanmaを応援してくださる方々と繋がり交流することに喜びを感じ、manmaの成長に貢献していきたいと思っています。

また、他にも新しいチャレンジをしてるので意識的に学びの時間を作ろうと思っています。

 

保育士のお勉強もされて試験にもチャレンジされたとか。お勉強されて、どうでしたか?きっかけや手ごたえも教えてください!

保育士試験を受けようと思ったきっかけは、長男の偏食です。離乳食から続く私の悩みで、息子との関わりを試行錯誤する中で、地域で尊敬するベテラン保育士さんにお世話になり、次男の妊娠中に保育士試験の勉強を始めました。産後5ヶ月の時にまずは2科目に絞って受験しました。今までの子育て経験で答えられる問題も多く嬉しかったです。今年中に実技試験も合格したいです。

 

今年は小学校入学でしたね、小一の壁はありましたか?

小1の壁は感じています。

我が家の場合は、預け先というよりも息子の精神面フォローという意味で、かなり気を使っています。

就学前から給食への心理的ハードルが高く、ほとんど給食を食べない日も多く、新しい生活にクタクタになって帰宅してきます。給食は、学校と連携しながら少しづつ改善してきていますが、新しい生活に慣れるまでは、寄り添う気持ちを心掛けています。

次男の復職が一歳(5月末)であり、そもそも育休中は学童に申請できないので、申し込みはしないで小学校に入学しました。

入学の時点で、学校併設の学童はキャンセル待ち状態。それは予想していたので、少し距離はありますが、隣の学童に空き確認したところ受け入れ可能とのことで、夏休みからお世話になる予定です。

学童を利用せず息子の下校に合わせてバタバタしましたが、長男の新生活サポート最優先に出来たので、我が家にとっては必要な時間でした。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

20代は、旅行一筋で、旅行業界に8年いました。企画添乗販売なんでもし、海外25カ国いきました。世界一周旅行ツアーの担当もしてました。自分のやりたかったこと全部できたのでまったく旅行業界に未練がありません。そして、保険業界にかれこれ6年。だいたいの保険知識は習得しファイナンシャルプランナー2級も取得したので、ルーティン化し新しい経験が少なくなりました。

今後は保育・教育の道に進みたいと考えています。保育の勉強はとても楽しく、特に愛着形成にとても興味があり、いずれは大学院で研究をしたいと目標が出来ました。息子たちと共に、私自身も常に勉強を続け、好奇心旺盛な母でいようと思います。

 

最後に、メッセージをお願いします。

私には強烈に東日本大震災の当日の記憶が残っています。都内住まいでしたが、夫は帰宅困難で、生後5ヶ月の息子を抱えてとても不安な夜を過ごしました。「繋がりたい、誰かと話したい」そんな思いが、親子サークルを立ち上げる原動力になりました。そして、みんな繋がりたがっていることに気づきました。

 

バリバリと仕事をしてきた女性ほど、周りに甘えるのが苦手だったりしますが、子育ては自分1人では出来ません。母である自分が疲弊して孤独にならないように、力を抜けるところは抜いて、笑顔でいられるようにしたいですね!

 

2017年7月7日 0 comment
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