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2015年生まれ

為広陽子さん
為広陽子さん

為広陽子さん

プロフィール

・氏名: 為広 陽子

・会社名:アイプロスペクト・ジャパン株式会社 (英表記:iProspect Japan)
・役職名:アカウント・リード

・職種:営業職

・簡単な経歴:
大学卒業後、デジタル専門の広告代理店に入社。メディアレップ営業や代理店営業と複数の営業部署を経験しながら、デジタルマーケティングに関する知識を幅広く身につけセールスパーソンとしてのキャリアを辿る。
2016年iProspect Japanに入社。アカウント職として入社し、一貫して、営業職に従事。アパレルECや、消費財メーカーの案件を担当。 ECに軸足をおいた、パフォーマンス型の広告提案と、それに付随する、計測・評価、タグ、データフィードマネジメントなどもこなす。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :30歳、1988年生まれ

・お子様の年齢 :3歳、2015年生まれ

・ワークスタイル:フルタイム会社員

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

iProspectは、グローバル最大手のデジタルマーケティング専門の広告代理店です。インターネット上の広告の売買や、そのパフォーマンス改善をはじめ、広告主のビジネス課題解決に必要となる様々なデジタルマーケティング手法を提供しています。世界53カ国88ヶ所にオフィスを構え、世界で最も影響力のあるデジタルエージェンシーとして、第三者機関からの評価も得ています。
日本拠点であるiProspect Japanには、現在70名ほどの社員が在籍しており、私のようなワーママや、海外出身者のほか、多種多様な経歴と個性を持つ社員が働いています。様々な条件・個性の社員が働くことが前提になっているので、その人が最も能力を発揮できる働き方の提供という点では、非常に理解がある風土で、子どもを持ちながらでも、存分に仕事に打ち込むことができています。
iProspect Japan: https://www.iprospect.com/en/jp/

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

07:00 家族3人とも起床
07:00~08:00 朝食、身支度、保育園の支度と、洗濯などの家事
夫が身支度をしている間に、私が子どもと朝食をとったり、
私が身支度を している間に、夫が洗濯物を畳んでくれたりと、
夫婦で協力して済ませています。
08:00~09:00 保育園登園&通勤&出社
18:30  退勤
19:00  保育園に到着
19:15~20:00 帰宅し、子どもと夕食をとる
20:00~21:00 お風呂に入って、子どもと遊んだりして過ごします
残った仕事の対応をすることも。
21:30  子どもの寝かしつけ
そのまま私も一緒に寝てしまうことも多いです。
22:00以降  残った家事を片付けて、少し自分の時間を過ごした後、就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

自分って、意外と完璧主義的というか、諦めるのが下手だな、ということに気づかされました。子どもにはきちんとこういうことをしてあげたい、家事はこういう手順でキッチリやりたい、仕事もフルタイムでやりたいしこういう自己実現を求めたい・・・と、あれもこれもと全方位求めてしまって、出産前から今に至るまで、葛藤をたびたび繰り返しています。
子どもを持ちながらでも、フルタイムで働いて経験を積んでキャリアアップしたい、と考えてiProspectへの入社を決めたのが、私が27歳、子どもが1歳の時のことでした。今思うと、やっぱり諦めるのが下手で、ジタバタしてたんだなぁと思いますが、結果、今があるのでジタバタしてみて良かった!とも思います。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

夫と対等な関係で、家庭生活をより良くしようと協力できるのは、とても嬉しいことですし、この生活の醍醐味では、とさえ思います。

夫婦それぞれキャリアアップを目指したい意志を尊重すること。対価となる収入でより良い生活を目指すこと。子どもが健全に成長できる環境を整えること。こういった目標を夫婦で共有して、それに対する問題をどうやったら解決できるか考えを出し合って、実践して、またつまずいて・・・そうやって夫婦で悩んで試行錯誤した結果、子どもの笑顔や成長が見られた瞬間というのは、家庭や子どもを持つことの幸せを噛み締められる瞬間です。
なんだか堅い表現になりましたが、こうやって家族の絆を感じられることは、とてもハッピーなことだなと感じています。

 

家族旅行中の為広陽子さん

家族旅行中の為広陽子さん

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

全部が大変です!という気持ちです。ですが、その気持ちが半分、意外となんとかなる!という気持ちが半分です。
今まで経験した中では、夫婦ともに実家が地方なので、子どもが体調を崩したときに助けてくれる身近な人がおらず、夫婦二人でなんとかしなければならない、というのは苦労の一つかもしれません。

 

それをどうやって解決していますか?

病児保育を利用します。自治体の補助で安価かつわりと確実に病児保育を利用できますし、会社もリモートワークを認めてくれたりして、振り返ってみると、案外なんとかなったわ!という感覚です。
このように、外部サービスの利用でなんとかなることも多いですし、そうでないことについては、前述のように、夫婦で協力して乗り越えられることが分かっているので、楽観的でいられます。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

どちらにおいても、「メリハリ」でしょうか。
育児では普段、子どものために使ってあげられる時間が、朝と夜の数時間しかないぶん、休日に、子どもがパパママにべったり甘えて楽しく過ごせる時間を持てるようにと考えています。家族旅行に行くことも多いです。子どもが「ひこうき乗って、じーじばーばと、イルカさんにおやつあげたの!」などと旅行の思い出話をしてくれると、私も嬉しい気持ちになります。
仕事においてもやはりメリハリで、なるべく帰宅後に仕事を持ち帰らないように、定時内の効率・集中を意識しています。自宅に持ち帰ることを許容し始めたら、24時間仕事を優先せざるを得なくなり、仕事と家庭のバランスが崩れてしまうので。ただし、「帰宅後は何もしません」という態度を貫くのはただの無責任でしかないので、緊急時に自宅で対応できる環境は整えつつ、何もしなくていい状態が実現するように、定時内での仕事に責任を持つようにと考えています。
これを読んでいるiProspect社員のみなさん、「できてないよ」って思っていたらこっそり教えてください。改善します!

為広陽子さんの仕事風景

為広陽子さんの仕事風景

 

日々の工夫やコツは、夫婦で相談して外注することに決めるという解決法。

ありきたりですが、「お金で解決できることは、さっさとそうする!」これに尽きます。ただし、お金で解決するまでの決定プロセスも重要です。
ワーママ生活も3年目になり、仕事復帰当初とは、子どもの年齢とともに、母親としての悩みも当然に変化してきました。先日、直近での悩みの変化を夫に打ち明けたところ、「じゃあ家事代行使ってみたら?」「ミールキットとかもいいんじゃない?」という言葉が出てきました。これまでなんとなく抵抗に感じていたのですが、ものは試しと宅配ミールキットを取り入れてみたところ、これがもう、なんでもっと早く使わなかったんだ!としか思わないくらい快適で。
ここで重要なのは、「私が勝手にサボって、お金で解決している」のではなく、「夫婦で相談して、外注することに決めた」ことだと思っています。自分自身が納得感をもってうまく外部サービスを使うために、夫婦で決めたというプロセスは大切だったなと振り返っています。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

デジタルマーケティング業界は、とても変化のスピードが早い業界で、デジタルマーケターとしての私に求められる能力は、どんどん変化していくと思います。また、私がしたい働き方が、ライフステージによって変わっていくこともあると思います。
そんな変化に直面したときに、望む働き方を諦めなくていいように、もっと個人としての力をつけていきたいなという気持ちは持っています。
同時に、私が持っているものやできることは、会社の若いメンバーにもどんどん還元して、望む働き方を実現できる人が一人でも増えることにつながればと思います。そうやって、ちょっとずつ家庭とキャリアの両立を楽しめる人が増えて、より広い範囲が変化していけばいいなと思います。

 

最後に、メッセージをお願いします。

いろいろと私の意見を述べましたが、これらすべて、理解のある夫がいてこそ実現しています。夫婦それぞれにキャリアアップを目指そうという共通目標を受け入れ、しかも、気難しい私のことを、知らず知らずのうちに理解し、相談相手になってくれることで、ここでお話した今の私があります。いつも感謝しています。
一方で、「理解のある夫」というのも変な言葉だなぁと思います。家庭の形態は様々なので、何か一つの考え方がスタンダードになるべきとは全く思っていないのですが、それがもっと当たり前になればいいなと。夫婦ともに仕事を続ける意志を持っていて、実際に共働きをしているのに、夫婦間に問題意識の差があることで、「ワンオペ育児」のような苦労が生まれることのない、家庭とキャリアの両立生活をもっと楽しめる社会になればいいなぁと思います。

2018年10月30日 0 comment
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齋藤志帆さん
齋藤志帆さん

齋藤志帆さん

プロフィール

・氏名:齋藤志帆
・会社名:株式会社kiseki
・役職名:取締役
・職種:
・簡単な経歴:グラフィックデザイナーとしてキャリアをスタート、30歳より通販化粧品の販促部、宣伝部、海外事業部にてディレクターとしてデザイナー時代の感性を生かしながら、プロモーション経験を豊富に積む。退社後は通販事業&プロモーション事業を営む株式会社kisekiを設立。
・居住地:埼玉県
・ご自身の年齢 :41歳、1977年
・お子様の年齢 :3歳、2015年

・ワークスタイル:株式会社kiseki取締役

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

オーラルケアの通販事業を営む株式会社kisekiを経営しています!メイン商材はテレビショッピングで累計販売本数500万本突破、大ヒットしている「奇跡の歯ブラシ」です。
私自身、歯が弱く産後に歯を4本抜いたほどボロボロになった経験からオーラルケアの大切さを痛感!まだまだ未開拓のオーラルケア市場を開拓し、たくさんの方々が使って幸せになるようなオーラルケア商品を販売したいと考えています!ママ歯科医の先生とタッグを組み
、子供とママに役立つ情報もどんどん発信していきたいと考えているのでぜひ応援しれいただければ嬉しいです。
普段は社員数3名の小さな会社のため、週2日程度打ち合わせを兼ねてシェアオフィスに通勤、家事が溜まっている日は、家事をしながら家でデスクワークをしたり、ある日は取引先に訪問したり、その日の予定によって自由に過ごしています!
経営者なので土日に仕事の対応に追われることもありますが、会社員時代に比べて時間の使い方が自分次第になったことにかなり自由を感じています。
何より子供の食事を作ったり保育園の行事にあわせて休みをとったりするゆとりができたことが嬉しい!隙間で起業家の方々とランチする時間が作れるのもいい刺激になっています。
kiseki公式サイト:https://www.ki-se-ki.com

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

◎午後に打ち合わせなど予定のない日の1日です
AM7:00→起床
AM8:00→保育園送り出し
AM9:00→オフィスに出社、デスクワーク
PM13:00→退社
PM15:00→スーパーで買い物して帰宅
PM16:00→メールチェックしたり、電話で打ち合わせをしながら
家事や食事の準備
PM17:30→保育園迎え
PM18:00→子供と食事
PM19:00→絵本を読んだり子供とテレビをみたり触れ合いの時間
PM20:00→お風呂(パパ帰宅、食事)
PM21:00→寝かしつけ
PM23:00→ストレッチなどして就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

いままで十分せっかちだったのが、さらにせっかちに、そして無駄なことは一切省くようになりました。
自分より家族優先、仕事量はかわらないのに家事と、子供のお世話は増えたので全部を今までどおりやってたら全くまわらない!なので掃除や洗濯などの家事は少しでも時間ができたらさっさとやる。洗濯、食器洗いは全部機械任せ。食事は焼く、炒めるなどできるだけ簡単に。
無駄と無理を徹底的になくし、時間を先取りして家事をこなすハイパーせっかちになりました。ポイントは簡単にすませることに罪悪感を持たない意識を心がけることかな、と思っています。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

元々仕事大好き人間なので、仕事をしている時間が何よりのリラックス時間に!イヤイヤ期のイライラも仕事に打ち込む時間があるからこそ、ゆとりを持って子供と接することができています。
朝の忙しい時間に牛乳を投げつけられても(笑)怒りながらも、まだ気持ちのゆとりがあるのは「この時間を乗り切れば仕事に集中できる!」という私にとってのご褒美があるからこそ!逆に仕事で行き詰っても子供の無邪気さに「かわいい〜」と癒される瞬間があるのも仕事&育児をしているからこそ実感できることかな、と思ってます。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

病気です!会社員時代は会社がシッター代を支払ってくれておりとても恵まれた環境だったのですが、経営者になってからは当然自腹なので「絶対病気するな〜」と毎日祈って過ごしています。第一子ということもありちょっと具合悪そうにしているだけで、心配で私も眠れない!眠る息子の横で夜な夜なスマホで病気について検索する日がこれまで何度あったことでしょう!しかも息子との年の差38歳!なので心配や看病で寝れない日が続くとてき面に自分も体調を崩し、、、負のループに。病気をしやすい冬を毎年恐れています(笑)

 

齋藤志帆さんとお子さん

齋藤志帆さんとお子さん

それをどうやって解決していますか?

解決できていませんが、シッター問題はラッキーなことに両親が近くに住んでいるので(文句をいわれながら)協力してもらっています。あとは自分も体力をつけて子供の体調に左右されないことが課題です!

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

両方に共通することですが、その瞬間瞬間ベストを尽くす!ことです。手抜きをしないというのではなく、効率よくすすめながらも「この仕事は誰かを幸せにしているか、喜んでもらえるか」を自分の理念にし、どんな小さな仕事でもベストを尽くすようにしています。これ
までの経験で高いエネルギーでベストを尽くした仕事って必ず結果がでるので!私流成功の法則を忠実に守っています。
育児では子供と真剣に向きあうこと、子供の気持ちを知る努力をすることです。どんなことにも言えますが「この瞬間は今だけ」なので、今息子がどんな気持ちなのか、どんなことがしたいのか、親としてどんなことをするのがベストなのか、新米ママなので探りながらですが息子と向き合うようにしています。

 

経営されているオーラルケアの通販事業を始めたきっかけについて、教えてください。

産後に歯を4本抜き8年間歯科クリニック通いが続いた経験から、歯の大切さを実感。その頃自分自身が大ファンだった「奇跡の歯ブラシ」をテレビショッピングで販売していた歯科コンサルの西尾秀俊氏と知りあうことができ「奇跡の歯ブラシ」を通販で販売してほしい!と直談判!ラッキーなことに共同経営という形で事業をスタートすることができました。

お仕事にて

お仕事にて

販売している「奇跡の歯ブラシ」はどんな商品ですか?

ひとことでいうと三角形の歯ブラシです。「え?それだけで何が奇跡なの?」って思いますよね。私もそう思ってました(笑)
でもスーパーの歯ブラシをちょっとみてほしいのですが三角形の歯ブラシってどこにもないんですよ。どのメーカーも毛先で差別化させてますけど、基本四角なんです。でも考えてみてください!一番みがかなくっちゃいけない歯の隙間って三角なんです!!その三角にぴったりはまるように開発したのが「奇跡の歯ブラシ」なんです。
私自身この歯ブラシを使いだしてから歯科衛生士さんに「今日すごく磨けてます!」と褒められるようになりました。テレビショッピングでは多い時には1時間に1億円売れることもある大ヒット歯ブラシなんですよ。

ちなみに「奇跡の歯ブラシ」の子供バージョンもあるので3歳から10歳のお子様をお持ちのお母様はぜひお試しいただければ嬉しいです。

今後の目標やプランを教えて下さい!

オーラルケア通販事業を通して、健康で美しく幸せな人生を送るお手伝いをすることです!
具体的には「こんなのなかった!!」というような新商品を来年発売予定です。この商品やプロモーションを通してオーラルケアの大切さをどんどん発信したいと考えています。
会社をもう少し大きくして、ワーキングマザーを採用し、勤務時間や勤務場所にとらわれない、自由で新しいスタイルのワークライフをPRするのも目標のひとつです。
母としては免許をとりたい!!そして息子を助手席にのせて2人で海とかにドライブ行きたいなー海外や海、山、たくさんの世界をみせてあげたいです。

最後に、メッセージをお願いします。

ワーママでもワーママでなくても、全ての女性にいいたいことが一つあります!
それは「自分の人生は自分のもの!」
母だとつい子供や家族優先で自分は後回し。疲れ果てて毎日をこなすだけで精一杯。
私も会社員時代は分刻みのスケジュールで消耗していました。
でも思い切って独立した今は全てが自由です!もちろん自由な分責任も重いですが。ちょっと勇気をだすだけ、工夫するだけ、知恵をしぼると本当にやりたいことをやるチャンスや時間は簡単に手に入るだと自分の経験を通して実感しています。
あと9時→5時など勤務時間が決まっているワークスタイルはそのうち古くなり淘汰されていくと思っています。今私が通っているシェアオフィスには新しい働き方でイキイキとビジネスされている人たちがいっぱい。
時代は変わってきています!勤務時間にしばられない、環境にしばられない、新しい生き方がきっとこれからどんどんバックアップさせれるはず。
「何かやりたい」と思っている方は勇気を出してその一歩を踏み出してみてください。

インタビューby 佐藤裕美

2018年10月5日 0 comment
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開発した商品と望さん
開発した商品と望さん

開発した商品と望さん

プロフィール

・氏名: 角幡 コーゼル 望
・会社名: SEATn’COUCH
・役職名: Founder
・簡単な経歴:
大学を卒業後、成田空港にて国際線地上職として勤務。
コンピューター周辺機器メーカーに転職し経営企画と秘書業務を兼務した後、ポルトガル語を習得する為にブラジルへ留学。 留学中に出会った夫と結婚し、そのままブラジルに移住することに。
出産後、子連れで長時間フライトする難しさを知り機内用クッション【SEATn’COUCH】を企画制作、ベイスにて販売を開始する(https://seatncouch.theshop.jp/)。
・居住地:  ブラジル連邦共和国サンタカタリーナ州
・ご自身の年齢 :1982年生まれ35歳
・お子様の年齢 :2012年生まれ6歳の女の子
2015年生まれ3歳の男の子
・ワークスタイル: 在宅ワーク

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

社名にもなっている【SEATn’COUCH】という製品を企画設計、中国の工場でOEM製造をし、輸入から販売まで全て自分で行っています。
工場とのやり取りや輸入指示、お客様への対応などは全てブラジルの自宅からインターネットを通して行っており、日本国内からの発送作業のみスタッフに任せる形態です。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

8時     起床
ブラジル時間が夜中の間に入った受注処理
発送完了メールやお問い合わせへの返信作業
9時    しっかりめの朝食
10時    朝食の片付け, 掃除, 洗濯などの家事
13時    軽食後、娘をプレスクールへ送迎がてらお買い物や用事を済ませる
15時    息子とお外遊び
17時    プレスクールお迎え後、夕食の支度をしつつ子どもたちの遊び相手
18時半   夕食
19時半   夕食の片付け, 子どもたちと遊んだおもちゃの片付けなど
20時    お風呂タイム
21時半   子どもたちを寝かし付けた後、工場やお客様とのやり取りをしながら自由時間
24時    就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

良い意味で【いい加減】になり、上手にバランスが取れるようになったと思います。
元々神経質ではない方なんですが、それでも自分なりのやり方やこだわりがあって、その通りに物事を進めたいタイプだったんです。
でも子育てを始めてみると、思うようにいかないことばかり。
自分でもどうしようもないイライラを溜め込んでしまい、そういう時に愚痴を言ったり相談したい家族や長年の友人たちは遠い日本… 結果的に大爆発をしてしまい、仕方ないので1度全てを諦めて放り投げ、改めて自分に本当に必要なものだけ拾い上げてみたら、軽い軽い(笑)。それまで自分で作った無駄なルールに縛られていたことに気付きました。

家族で近くの貯水池にて

家族で近くの貯水池にて

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

私の場合、育児をしていたからこそSEATn’COUCHを作ろうと思えたので、この仕事を与えてくれた子育てに感謝しています。
と同時に、仕事を始めたことで子育てばかりではなくなり日常的に夫以外の大人(ここ大事です!)とコミュニケーションを取る時間が増えたので、育児に対する精神的余裕が生まれたと思います。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

在宅ワークの良いところは、時間が自由にコントロール出来ること。
特に私の場合は生産過程さえ過ぎてしまえば、他の部分はスマートフォンでもほぼ仕事は出来てしまうんです。
でも、だからこそ自分の中でしっかりとけじめを付けないと、仕事を溜め込んだり、逆に子どもたちの相手をしながらもいつまでもダラダラとメールチェックをしたりしてしまうので、配分調整が課題です。

それをどうやって解決していますか?

仕事に使っているノートパソコンを仕事部屋のデスクに固定し、そこから動かさないことにしています。
そして急ぎの内容以外は、スマートフォンで済むこともあえてパソコンを使うようにして、仕事は仕事部屋で集中して片付けるようにしました。
最近は子どもたちも【ママは家にいても仕事部屋にいる時は忙しい】と認識してくれるようになったので、リズムとしては安定して来ています。

二人の子どもたち

二人の子どもたち

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児と仕事、どちらでも【自分が幸せな状態であること】を1番大切にしています。
基本的に自分のキャパシティが大きくないことはよく分かっているので(笑)、ネガティブになり始めたな~と感じた時は5分でも10分でも1時間でも現実逃避します。
インターネットをしたり本を読んだり音楽を聴いたり、その時により気分の調整方法は様々ですが、その間は子どもが泣いていても危ない状況でさえなければ自分が優先です。
自分がハッピーであれば子どもがどんなに理不尽に泣き叫んでいても余裕を持って対応出来るし、仕事にも集中して取り組めるのでミスも少ないですが、逆の場合はどうでもいいことでイライラしたりそのイライラが家族に伝染したりと本当に良いことなしなので、爆発する前にこまめにガス抜きすることは本当に大切なんです。

 

どうしてブラジルで住むことになったのですか?

高校生の頃から簡単な通訳業務をしていて英語には自信がありましたが、1番最初に就職した国際線地上職の仕事で英語以外の言語を話せる大切さを痛感しました。
元々1度就職し人生経験を積んでから大学院へ留学しようと思っていたのですが、転職先のメーカー勤務でより一層他言語習得への関心が強まり、将来性のあるブラジルポルトガル語を学ぼうと留学したところ、現在の夫に出会ってしまいました(笑)。

 

【SEATn’COUCH】を始めたきっかけを教えてください。

娘が生後6か月の頃、初めて日本へ里帰りをしました。
ブラジル国内便を1時間、国際線に乗り換えてヨーロッパまで12時間飛んだ後、さらに日本まで12時間…
子どもを抱えながらする、乗り換えや諸々の手続き時間を含めると40時間にもなる移動は、単身で飛んでいた時と比べると、身体的疲労はもちろんのこと精神的疲労が比べものになりませんでした。さらに息子が生まれ子どもを2人抱えての里帰りを考えた時に、この大人にとっても地獄の長時間フライトをどうにか快適に過ごさせてあげたいとアイデアを集めた結果、エコノミーシートでもゆったりと脚を伸ばして横になれる空間を作ってあげようという結論に辿り着きました。

【SEATn’COUCH】は、どういったものですか?

飛行機や新幹線, 車など長時間移動の際に足元に設置すると、小さなお子様がソファーのようにのんびりと脚を伸ばして座れるようになるエアークッションです。
特に国際線エコノミークラスの座席間にフィットするように様々な航空会社の座席幅や高さなどを調べ、さらには空気の注出入が簡単に出来るようバルブの形状や大きさにもこだわって作っています。
自分の子どもたちに使わせることを考えて作ったので製品の安全性はもちろんのこと、旅行時以外は身体の大きな我が家の夫が家の中でオットマンとして使うことを想定し、耐荷重は150kgに設定してあります。

今後、【SEATn’COUCH】を通して、どうしていきたいと考えていますか?

実際に販売を始めお客様とお話ししていると、みなさん私と同じで子連れ移動に神経を擦り減らしていらっしゃることが分かりました。
特に飛行機は子どもが泣いたからと言って途中で降りることは出来ませんから、余計に不安になるんです。
SEATn’COUCHのテーマは【子連れ旅行はもっとラクに楽しくなれる】です。
今後は製品を通し、ご旅行される方はもちろんのこと、私のような海外在住者の一時帰国, 日本で国際結婚をされている方の海外帰省など、色々な事情でお子さんと長時間移動をされるご家族が移動自体をもっと楽しめるようなアイデアを提供していけたらなと考えています。

最後に、メッセージをお願いします。

ブラジルでは子どもと道を歩いていたりスーパーでお買い物をしていると、ムキムキマッチョの強面お兄さんから物腰の柔らかなお婆ちゃんまで老若男女問わずみんな気軽に【何て可愛い子どもたち、お母さんはよく頑張ってるね】とよく声を掛けられます。
娘がまだ小さく、頼れる家族も近くにいない状況で手探りで育児をしていた私はその何気ない労いの言葉に何度助けられたことか…
日本は、特に都会ではこうして見知らぬ人に用もなく声を掛けることって少ないですよね。
でも子どもが機嫌を損ねたり我儘を言い出したり、子育て中の日常的に発生する【大変な瞬間】、周りからフレンドリーな優しい声掛けをしてもらえると、それだけでふっと緊張が解けることってあるんです。
子育てをしているパパママのその日の【大変だった瞬間】を【今日あった嬉しかった瞬間】に変えられるかもしれないそんな優しい声掛けを、今まさに育児中の私たちによってこれからもっともっと普通のことにしていけたら素敵だなと思っています。

電車の中で、お店の中で、大変そうにしているパパママを見掛けたら、まずはニコッと笑い掛けてあげて頂けたら嬉しいです。

インタビュー by 椿

2018年9月29日 0 comment
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Aya Aiba shirt with kids profile (3)

今回ご紹介するのは、アメリカ・ニューヨークを拠点に日本人初の子どもの睡眠コンサルタントとして活躍している愛波文さん。ご自身もニューヨーク育ちでアメリカ生活の長いパワーママです。
2人のお子さんの出産もアメリカでされたそうですが、産後にご長男の寝かしつけと夜泣きに悩んだことが現在のお仕事につながったといいます。育児をする中で出会ったアメリカ人ママが自分の時間をうまく作っていることを目の当たりにし、自身も子どもの睡眠改善に取り組むことに。
アメリカでの子育てについても伺いました!

Aya Aiba shirt with kids profile (3)

 

プロフィール

・氏名:愛波文(あいば あや)
・会社名:Sleeping Smart®
・職種:APSCアジア/インド代表・IMPI日本代表・妊婦と子どもの睡眠コンサルタント資格取得講師・子どもの睡眠コンサルタント
・簡単な経歴: 2005年慶應義塾大学卒業後、外資系企業勤務。2014年に日本人として初めて子どもの睡眠コンサルタントの資格を取得。2016年から米国IMPI(International Maternity and Parenting Institute)と提携し、妊婦と子どもの睡眠コンサルタント資格取得講師を日本語で務める。2017年にはAPSC(Associate of Professional Sleep Consultants)のアジア/インド代表に抜擢される。光文社VERYでメソッドが話題になり、現在講談社べビモフ、主婦の友社MILLYで連載中。
・居住地:アメリカ、ニューヨーク
・ご自身の年齢:35歳(1982年生まれ)
・お子様の年齢:長男5歳(2012年生まれ)・次男2歳(2015年生まれ)
・ワークスタイル:平日子どもたちが学校に行ってる間の5時間半&子どもたちが寝た後仕事

 

 現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

1.APSCアジア/インド代表:(Associate of Professional Sleep Consultants)世界中の有能な子どもの睡眠コンサルタントたちが集まっている団体でアジアとインドの代表しています。
2.IMPI日本代表: IMPI(International Maternity and Parenting Institute)と提携し妊婦と子どもの睡眠コンサルタント資格取得講師を務め、現在35人の生徒を育成しています。
3.Sleeping Smart®代表:日本人向けに子どもの睡眠コンサルテーション、子どもの睡眠教育プログラム、個別相談をオンラインで提供しています。

 

sleeping smart®で提供しているサービスについてもう少し詳しく教えてください。

子どもの睡眠で悩んでいる親や保育者をサポートしながら、悩みをコンサルテーションで改善していきます。単発で個別相談も行っています。1月からはオンラインで受講できる私の今までの経験を含んだ科学的根拠に基づいた子どもの睡眠教育プログラム(小児科医監修)を始めました。このプログラムは1年間サポート付きで、妊婦から5歳までの睡眠情報に加え、悩みの改善方法が学べます。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

7:00 起床
7:15 子どもたちの朝ごはん
7:20 お弁当作り(キャラ弁はしませんが毎日簡単なお手紙を書いています)
7:50 長男宿題
8:00 次男保育園(主人担当)
8:20 長男学校に送る
9:00-14:30 仕事/家事/お買い物/運動/たまにママ友と朝会
14:55 長男お迎え
15:00 長男の習い事または公園遊び
16:00 次男お迎え
18:00 夜ご飯
18:45 お風呂
19:30 寝かしつけ
20:00 子どもたち就寝
20:30 お風呂
21:00 主人帰宅→ご飯。夫婦の時間
22:00 日本と打ち合わせ/講義
24:00/25:00 就寝

 

ニューヨークで生活するようになったきっかけを教えてください。

私自身5歳から18歳までニューヨークで育ちました。慶應義塾ニューヨーク学院を卒業後、慶應義塾大学に入学、大学卒業後は日本で就職し、日本には合計10年間いました。結婚後、主人の異動で2011年にサンフランシスコに引っ越し、2012年に長男を出産。その後、主人が転職をしてニューヨークに引っ越し、2015年に次男を出産しました。

 

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

出産前は全てにおいて完璧主義だったのが少しずつ変わってきました。以前は子どものためにいつも全力で頑張らなくては!と離乳食にこだわり過ぎたり、夜泣きする長男をひたすらあやしていました。そんな時、アメリカ人のママ友に会ったらみんなとても元気なんです!子どもが寝た後にジムに行ったり、友達と飲みにいったり。どうしたらそんなことができるんだろう?と思い、聞いてみると、彼女たちは子どもにねんねトレーニングをして、ママ自身の睡眠も確保して、自分のために使える時間をうまく作っていました。まずは、何でも完璧にこなそうという思いを捨て、自分の時間を作るためにも長男の睡眠改善を始めてみることにしました。この時の経験が今の仕事に繋がるとは当時考えてもいなかったので不思議です!

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

11月上旬まで平日はほぼワンオペでしたが、現在は次男を保育園に送ることが主人の担当です。また、寝かしつけについても平日夜は子どもたちが寝た後に帰ってくるので難しいですが、週末は主人が担当です。

 

今のお仕事にママの目線が役立つことはありますか?

全てです!長男が生まれたことでこの仕事に巡り合え感謝しています。振り返ると、長男がなかなか寝てくれなかったり、夜泣きがひどかったのがきっかけなので、長男には夜泣きしてくれてありがとう!とも思ってしまいます(笑)

 

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

・育児では・・・「ママ仕事頑張ってね」と長男が手紙をくれることです。それにつられて最近では次男も言ってくれるようになりました。長男が私の載っている新聞記事を自分で切り取って学校に持って行ってくれたことも嬉しかったです!

・仕事では・・・コンサルテーションでお子さんの睡眠が改善されると泣きながら感謝されることがあります。「愛波さんは私をどん底から救ってくれた人です、一生忘れません」と言われた時には本当に嬉しかったです。

 

育児&仕事をしていて一番大変なことは?

・育児では・・・男の子二人の育児がこんなに大変だとは思っていなかったです笑!毎日ぐったりです。今はちょうど次男のイヤイヤ期で、なんでこんなに全てがイヤなんだろう?なんでいきなりギャン泣きするんだろう?と理解不能なことばかりです。

・仕事では・・・育児、家事、仕事があるので、時間のやりくりが大変です。そして、日本人へのコンサルテーションや日本企業とのやりとりが多いので、どうしても夜の22時ぐらいから打ち合わせや講義が入ってしまいます。

 

それをどうやって解決していますか(していこうとしていますか)?

・育児では・・・次男がイヤイヤ言っている様子やギャン泣きしている様子を動画に撮って主人や友達に送って笑い飛ばしています!

・仕事では・・・次男の預け先を日系幼稚園から現地の保育園に変えました。日系幼稚園の預かり時間が午前中の2時間半だけだったので日中は何も出来ず、夜中の3,4時ぐらいまで仕事をするような生活を2ヶ月ほど続けていたら高熱で倒れてしまい、これではダメだと思い、保育園に入れることにしました。アメリカでは保育園は私立しかないため結構な額ですが、主人と話し合い、私の仕事と体調ために現地の保育園に入れることを決心しました。
打ち合わせやプロジェクトで忙しいときには美味しい和食を作ってくれる友達にきてもらったり、家の片づけを外部に依頼したり、ベビーシッターさんもお願いしています。次男が2歳になるまでは保育がなかったので、定期的にベビーシッターさんを雇い、コンサルテーションを行っていました。その頃はコンサルテーションでクライアント様から頂いていたコンサルテーション代は全てベビーシッター代になり、時にはマイナスになることもありました(笑) それでも悩んでいる方々を助けたいと思う気持ちのほうが強かったから続けられたのだと思います!
また、幸いにも仲良いママ友が本当に本当に優しくて、風邪をひいたり、忙しい時に「ご飯玄関に置いといたよ」と美味しいご飯をもってきてくれたり・・・泣けるぐらい嬉しいです。
多くのみなさんに助けられています。

 

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

・育児では・・・楽しむこと、いっぱい笑うことです。実際はよく怒っていますが(笑)!息子二人それぞれと1対1の時間をとることも常に心掛けています。また、人間的には人の痛みがわかる子に育って欲しいと思い、長男の1歳の誕生日会ではみなさんに寄付金をいただき、東日本大震災で津波でピアノが流されてしまった多賀城中学校にピアノを寄付しました。5歳の誕生日には同じように、グアテマラの学校に200冊の本を寄付しました。熊本地震のときにはレモネードスタンド(子ども自らレモネードを作り自宅などで販売する活動のことです。この活動を通して子ども達はボランティア精神や経済感覚を身に付けていきます)を2回行い、$1600を寄付しました。

・仕事では・・・ひとつずつ愛を込めて丁寧に。クライアントさま、生徒さん、仕事関係者の方々と離れているからこそ、メールひとつにしても時間をかけて丁寧に書くようにしています。

 

熊本地震のレモネードスタンド

熊本地震のレモネードスタンド

 

アメリカ人、日本人、両方のママのコンサルテーションをする中で、あやさんが感じてきた子育ての違いは何ですか?

アメリカ人は自分の時間を必ず作るようにしています。色々な人の手を借りながら自分自身をとても大切にしています。一方で、先日の日本出張で友人や企業の方々ともお話しをしていたのですが、日本人ママは「我慢は美徳」という文化の中で暮らしているので無理をしてる部分が多いなと感じました。育児を全て自分でやっている、ワンオペの方が多く、もっと多方面に助けを求めていいと思います。一人の人間を育てるってすごく大きな責任があり、一人でやるものではないと思うんです。もっともっと人に頼り、ママたちには自分自身を大切にしてほしいなと思います。

 

これからの目標を教えてください。

・育児では・・・楽しむこと!あとは、子ども達が誇れるママでいたいと思っています!

・仕事では・・日本で妊婦と子どもの睡眠コンサルタントを増やし、子どもの睡眠に悩んでいる方々に相談できる相手がきちんといることを伝えていきたいです。日本のみなさんにも子どもの睡眠の大切さと知識を広めていきたいと思っています。

 

サイトを覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

育児と仕事は完璧にこなす必要はないと思っています。仕事はある程度コントロールできる部分がありますが、育児は思う通りにいくほうが稀!毎日新しい発見や悩みが出てきて楽しいけれど、疲れる時も、イライラする時だってあります。私はそういう時、主人の協力またはベビーシッターに頼り、自分の時間をきちんと作り、好きなことを自由にするようにしています。アメリカで良く使われる言葉「Happy Mom Happy Family」。日本でもママたちがもっと自分がハッピーでいることを大切にしてほしいなと思っています。私自身もこの点についてはまだまだ頑張らないといけない部分です。
このインタビューを読んで子どもの睡眠に興味を持たれた方、悩んでいる方は1月に始まりました子どもの睡眠教育プログラムがお勧めです!
妊婦と子どもの睡眠コンサルタント資格取得コースも随時募集をしております。
また、一人で寝るのが怖い、暗いの怖くて寝かしつけに悩んでいる方には3月に出版される絵本、「スーちゃんおやすみなさい」をぜひ寝かしつけの時に読んであげてください。帯の推薦文を書かせていただきました。(予約:amazon「スーちゃんおやすみなさい」
そして、今夏!!子どもの寝かしつけや睡眠で苦労している皆さんのために、私のメソッドをお伝えしたくて、ねんねトレーニング本を出版予定です!

追記;『ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド』(講談社より2018年6月15日発売)

ホームページ: https://aya-aiba.com/

インスタグラム:https://www.instagram.com/aya_aiba/

愛波LIVE:https://aya-aiba.com/live/

IPHI妊婦と乳幼児睡眠コンサルタント資格取得コース:https://aya-aiba.com/courses/

 

インタビュー:小泉加奈子、構成:柴田広夢

2018年1月12日 0 comment
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Mayuko Ozawa_01 cover

Mayuko Ozawa_01 cover

今回は、育休復帰と同時に転職をしたという小澤さんをご紹介します。

育休前に携わっていた仕事がプロジェクトとして終了したこともあり、休職期間中に縁があった現在の職場で育児との両立をスタートしてから1年半。出産、育児、転職、新しい仕事と人間関係、目まぐるしく変化してきた小澤さんだからこそ「どんな人でも自分の意志で自由に選択できること」を大切にしていきたいとお話いただきました。

 

プロフィール

・氏名:小澤 真由子

・会社名:グーグル合同会社

・職種:Google アナリティクス 360 アカウントマネジャー

・簡単な経歴:
前職にて育休取得中に縁があって転職することになり、2016 年 1 月より育休からの復帰と同時にグーグルへ。ネットワーク機器メーカーのマーケティング部門、広告代理店でのデータ事業立ち上げなど、マーケティングデータ分析に関わり現在に至る。30 代前半に 3 ヶ月休職し、夫の出張に同行してオレゴン州ポートランドに滞在したことが、自由な働き方、生き方を考える上で大きな転換点となった。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :41歳

・お子様の年齢 :2歳

・ワークスタイル:フルタイム

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

グーグルで、Google アナリティクス 360 スイートという、ウェブサイトなどのマーケティングデータを計測・活用する製品のアカウントマネージャーを担当しています。契約してくださったユーザー企業様に、どのように Google アナリティクス 360を実装、活用していただくとビジネス成果につながるのか、を技術コンサルタントチームと一緒に支援するのが主なミッションです。

 

以前はサイトの計測ツールとしてのみ使われていたこの製品も、今では店舗データのような非デジタルデータも含めた顧客の行動を扱うマーケティングプラットフォームに役割が変わってきました。先端的なデジタルマーケティングを行っている企業様から、これからデジタルに本格的に取り組もうとされている老舗企業様まで、幅広い業種、業態のマーケティングご担当者様と一緒に仕事ができること、社内の広告、Cloud Platform など他チームと関わりながら仕事を進めていくことに楽しさを感じています。

 

また、グーグルは社員が快適に働けるよう配慮してくれる会社なので、子どもを持つ人にとってもとても働きやすい環境です。私がいるチームでは、子どもの体調不良、行事、など理由は何であれ必要なときには早めに帰ったり、Work from Home で家から仕事をして、社内の会議であれば外からビデオ会議で入ったり、などは日常の風景になっています。業務の都合は自分でつけ、他の時間でやりくりするなどはもちろん必要ですが、たいていのことは自己判断、自己責任で行えます。ちょうど娘が 1 歳になったばかりで復帰し、しょっちゅう体調を崩していたような頃には、本当にありがたい環境でした。今でも、このカルチャーや、まわりのメンバーにはいつも助けられています。

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今年5月の海外出張時に。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。 

05:00

起床。4 時のときも 6時半のときもあります。ヨガ、勉強、日記を書く、仕事、料理や洗濯などの家事、のうち、その日の優先度に合わせていくつかを。

07:00

夫と子どもが起床。朝食は私が準備し、夫が片付け。娘の身支度はどちらかその時手が空いているほうがやります。

08:30

夫または私が子どもを保育園に送る。週に 3 回は私が送り、夫が迎え。残りの 2 日はその反対で、お互いの予定に合わせで随時調整しています。

09:30 – 17:45

9 時半から10時の間に会社に着き、仕事。午前中外出がある日は家で仕事をして直接外出先に向かったり、夕方外出だった場合はそのまま外で仕事をしてからお迎えに行ったりなど、その日の都合に合わせて無駄な移動が少なくるようにしています。

18:30

週に 2 回は私がお迎えにいきます。お迎えがない日も、18時頃には会社を出ます。

19:00

夕食は私が準備し、夫が片付け。作り置き+お魚やお肉を焼くだけ、など、帰ってからする調理は最低限です。平日週に1回はネタ切れだったり気分転換で近所で外食します。週末は夫が夕食を作ってくれることも。食後、翌日の保育園準備、子どもと遊ぶ、など。

20:30

子どもとお風呂。寝る準備のあと、ベッドの上で子どもと一緒に本を読みます。

21:30~22:00

そのまま子どもと一緒に就寝。

 

出産して、何が一番変わりましたか?

「こうでなければいけない」という決め付けがなくなり、その分自由になったかもしれません。決して几帳面な性格ではないのですが、「当然こうあるべき」という勝手な基準が仕事でもプライベートでもできていて、知らずに自分やまわりに課して、一つの物差しで全てを計ってしまっていたように思います。今思うと、自分が子どもを持たない、生活のうち仕事が 90% を占めていたような時期に私のチームにいたメンバーには、価値観を押し付けてしまっていたかもしれないなと申し訳なく思います。土日も家で仕事ばかりで、夫との間に危機が訪れたこともありました。今は、どうしなければいけないか、ではなく、何ができるか、を考えるようになり、その中で最善の方法を探りながら過ごしています。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

育児休業中、いつも子どもと一緒の時間を過ごせてありがたい反面、何かさみしいような、社会から切り離されているような気分でした。仕事に復帰してから、疎外感のようなものは消え、自分にとって自然なバランスに戻ったと感じています。また、育休中はちょっと誰かと会って育児の話しをするにも、約束をして会わなければいけないのがちょっと億劫でしたが、今では毎日会社に行ってチームの人たちに「お風呂にはいってくれない」「風邪ひいちゃって」など話すと、「わかるわかる」とまわりのパパママが聞いてくれるのも、私にとってはちょうどよい気分転換になっています。ちなみに、パパ社員も積極的に家事育児を担っている人が多く、1 ヶ月単位でパタニティリーブを取る人も珍しくありません。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児でも仕事でも、頑張り過ぎて無理をしないこと。無理すると、私の場合は機嫌よく過ごせなくなるので、そうすると夫にも迷惑をかけますし、特に娘に余裕を持って接することができなくなります。夫、子どもとの生活を円満にキープしていくためには、自分がある程度余裕があることが一番大切。育児や家事で無理しても、仕事で無理しても、どちらも結局は夫と娘にしわ寄せが行ってしまうので、手抜きしたり、人にお願いしたり、気分転換を図ったりして、時間的、精神的な余裕を保つようにしています。もちろん、それができずに爆発!してしまうこともありますが・・ 気分転換は、家族と週末に小旅行へ出かけて日常から離れて自然の中でゆったり過ごしたり、たまには自分ひとりで「北欧学」仲間の集まりに参加したり、娘と美術館に行くなど。

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子どもと一緒に。

 

photo by Joe Suzuki

 

最後に、メッセージをお願いします。

みんなが色々な選択の自由がある環境で、仕事、子育てをできるといいなと思っています。子育てに関わらず、家族の介護、身体的精神的なハンディキャップ、勉強、趣味など、様々なその時の事情や優先順位がある中で、会社のルールに従うと無理をしたりドロップアウトしたりせざるを得なくなる環境が多いのは残念です。

男親、女親関係なく、育児と仕事に関われる自由が、これから多くの会社にとってスタンダードになるように、色々な立場の人が自分の意思で働く環境を選べるように、今はボランティアなどに時間を割けていませんが、また何か自分のできることをしてみたいなと思っています。

パワーママ、という響きに自分がふさわしい気がしなくて、パワーママって何かな?とサイトを見てみると、「パワフルなママ」ではなく「まわりにパワーを与えてくれるワーママ」のことなのですね。そういう意味では、全てのママは子どもにパワーを与えているパワーママで、私もその一員かなと思いました。とはいえ、実は子どもからもらっているパワーのほうが何百倍も大きいのはもちろんです!

 

(インタビュー:高村)

2017年10月15日 0 comment
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今回紹介するパワーママは、広島で子育て世代のキャリア支援に取り組む団体の代表として活躍する岡野優子さん。
パートナーの転勤を機に京都から東京、広島へと移住。転勤についていったことで自身が働くことを中断していた時、仕事を通じて社会と繋がれず、自分の居場所がないような気がして、どこか物足りなさも感じていたといいます。この体験をきっかけに同世代の人たちが、育児や転勤、介護などライフイベントにより選択を迫られたときに納得感が持てる選択ができるよう、自分の軸と向き合える場をつくりたいと任意団体De ma vieを立ち上げました。
「転勤」「介護」をポジティブにチャンスと捉えて、よりよい働き方につなげるには?岡野さんのインタビューからそのヒントをいただきました。

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 プロフィール

氏名:岡野 優子
簡単な経歴:鉄道会社に総合職として入社し、ビジョン・社員の行動指針策定プロジェクト等にかかわり、入社8年目に退職。退職後は、両親が経営する京都市内の会社(不動産業)に入社するも、夫の転勤で、東京、広島へ移住。現在は、リモートワークをする一方、子育て世代のキャリア支援を目的とした団体 De ma vie(ドゥ・マ・ビ)を立ち上げ、代表として活動中。

★ブログ
http://www.mamanpere.jp/blog/hagkumu40

★facebook
https://www.facebook.com/yuko.hori.336

居住地:広島市
ご自身の年齢:32歳 (1984年生まれ)
お子様の年齢:2歳 (2015年生まれ)

ワークスタイル:自営業・フリーランス

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

2年前に京都市内で不動産業を営む父の会社に転職しました。今は、私が広島に住んでいるので、ネット環境があればできる仕事(リサーチや今後の事業計画の策定など)を中心に行っています。
また、広島ではDe ma vieという団体を立ち上げ、行政機関と連携しながら子育て世代向けのキャリア支援事業を行っています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:30 起床・仕事
7:00 朝食
7:30 家事(洗い物、洗濯、掃除)
9:30 子供と外出(子供や私の習い事、公園遊びなど)
※子供が寝た時間を有効活用できるよう仕事道具持参
12:00 昼食
13:00 子供の昼寝中に仕事
15:00 子供と遊ぶ
17:00 夕食づくり
18:00 夕食
19:00 子供と遊ぶ
20:00 風呂
21:00 夫帰宅・夫との会話を楽しむ
22:00 仕事
23:00 就寝
※週1~2回、プレスクールに子供を預けているので、その日に仕事をガッツリしています。

 

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

自分が自由に使える時間が限られているからこそ、行動の目的と、物事の優先順位を以前より強く意識するようになりました。今は家族と過ごす時間、質の確保が、最も優先順位が高い事柄です。出産前は、仕事に費やす時間が長かったのですが、今は子供の成長を近くで見、一緒の時間を共有したいので、子供のそばで働き、育児を優先した仕事の進め方をしています。仕事は、基本自宅でしており、時間の自由度が高いので、家族との時間が蔑ろにならないよう、仕事も効果緊急度、またそれに費やす時間などを意識しています。
(毎朝、その日のto do リストを作成。そして打合せ、資料作成等、時間をムダに使わないようタイマーをセットしています)

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

主人は会社員なので、時間の融通が利く私が家事・育児の大半を担っていますが、夫が早く帰ってきてくれたときは、子供をお風呂に入れてくれたり、子供の寝かしつけを手伝ってくれたりと協力的です。また、私が忙しく、家事や育児に手が回らないときは、to do リストをホワイトボードに書いてタスクを共有。しなければならないことを見える化し、夫に手伝ってもらいます。

 

お子さんが0才の時にご主人の転勤でお引越しされたとのことですが、広島に来てからの働き方はどう変わりましたか?

子供が生後3か月のときに、夫の転勤で京都から東京へ。そして1歳になる直前に広島に移住しました。
現在、ネットを活用したリモートワーク、またDe ma vieの代表として活動していますが、それまでの大きな組織の一員としての働き方と異なり、自分のやりたいことに対してフットワーク軽く動けることがとても楽しいです。またDe ma vieについては、企画に参加いただいた方や、テレビ番組や雑誌等で事業を知っていただいた方から取り組みに対する共感の声を多数いただき、自分が取り組む事業が社会に必要とされていることを実感することで働き甲斐も持つことができています
また環境面では、広島では質のいい保育サービスを提供している託児所や、ベビーシッター付きのコワーキングスペースを東京よりも安価で利用できます。ですので、必要なときには、これらの施設を利用しており、仕事と育児の時間のメリハリがつけやすくなりました

 

今のお仕事にママの目線が役立つことはありますか?

De ma vieの立ち上げは、夫の転勤についていった東京で、働くことを一旦中断していたときの出来事が原体験になっています。散々迷った結果、夫の転勤先についていき、家族が一緒にいられる喜びを感じてはいたのですが、仕事を通じて社会と繋がれない状況が、社会に自分の居場所がないような気がして、どこか物足りなさも感じていました。この状況を何とかしたいと、働き甲斐や理想の家族とのかかわり方など、自分なりに心地いい生き方を模索し、思ったことは、同世代の人たちが、育児や転勤、介護などライフイベントにより選択を迫られたときに納得感が持てる選択ができるよう、自分の軸と向き合える場をつくりたいということでした。また、どうしても児童館などで知り合うママ友とは、育児以外の話題を切り出しにくかったので、自分のキャリアや生き方についても話せる場をつくり、いろいろな価値観にふれられる場をつくりたいと思い、De ma vieを立ち上げました。

 

セミナーの様子

セミナーの様子

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

・育児では・・・仕事の現場に子供を連れていき、働く母親の姿を見せることができる一方で、子供が初めて言葉を言えるようになった瞬間、歌を歌えるようになった瞬間など子供の日々の成長をそばで見られることは、子供のそばで働くといったスタイルを選んでよかったと思える瞬間です。

・仕事では・・・社会に居場所があると実感できること。また、働くことで、自分自身を肯定できる機会をもらえることは仕事をしてよかったと思えることです。きれいごとではなく、一時的に仕事ができなかったからこそ、このような機会に感謝しています。

 

育児&仕事をしていて一番大変なことは?

・育児では・・・時間がかかることに対しても待ち、成長の機会を奪わないようにすること。

・仕事では・・・限られた時間内で成果を出すこと。

 

それをどうやって解決していますか(していこうとしていますか)?

・育児では・・・やってもやらなくてもどちらでもいいようなことに費やす時間を子供と向きあう時間に充て、自分に余裕を持つことに尽きると思っています。

・仕事では・・・重要度の低い事柄に対して迷う時間を減らすこと。また、成果を得るための重要度や緊急度を意識しながらタスクを進め、設定期限がきたら完璧でなくともやめるように心がけています。そして、断り方をおぼえること。ちょっとした依頼事項も、どんどん引き受けていると、いつの間にかそれらにかける時間が増え、仕事や家事、育児と並行し進めることがきつくなるときがあります。出産前のように寝る時間を削りながらフルパワーでやっていると、体調を崩してしまい、かえってご迷惑をおかけすることもありました。ですので、お声をかけいただく相手のご期待に十分お応えできないときは、自分の状況、また自分ができる範囲をできるだけ早い段階でお伝えし、ご理解いただけるよう努めています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

・育児では・・・子供の可能性の芽を摘まない。

・仕事では・・・お客様にとって「いい仕事」を。そして仲間に信頼してもらえる人に。

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これからの目標を教えてください。

・育児では・・・家族でできるだけ多くの時間を一緒に過ごし、感動の瞬間を共有する。
また広島で生活できる期間も限られているので、広島だからこそ味わえる豊かな自然、温かい人たちとのふれあい、新鮮でおいしい食材、これを家族で堪能したいです。

・仕事では・・・数年以内には、京都に戻り、事業を親から引継ぐ予定なので、MBAも視野に入れながら、経営の勉強をしたいと考えているところです。また、不動産業にかかわる者として、まちに活力を与えられる事業主になることが目標です。30年後、子供に「俺も、オカンみたいにエネルギッシュに生きたいなぁ」と言わられるよう、いくつになっても自分がやってみたいことにチャレンジしていたいと思っています。

 

サイトをご覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

出産と同時期に経験した夫の転勤は私にとって大きなターニングポイントで、「働きがい」や「家族とのかかわり方」、「今後のライフプラン」などを見つめなおす機会となりました。「転勤」や「介護」など予期せぬライフイベントで困惑する方も多いと思います。けれども、このような機会をチャンスに捉え、ご自身が納得のいく働き方、家族とのかかわり方ができるよう、一緒にがんばりましょう!
 

紹介:竹山綾、インタビュー:柴田広夢

2017年9月27日 0 comment
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吉田さん@社内にて
吉田さん@社内にて

吉田さん@社内にて

プロフィール

・氏名:吉田 仁美

・会社名:株式会社ヴィックスコミュニケーションズ

・役職名:執行役員 

・職種:人事

・簡単な経歴:短期大学卒業後、フリータを経て、大手百貨点受付兼エレベータガールとして入社。

約1年務めた後、株式会社ヴィックスコミュニケーションズのコールセンターにアルバイトとして入社。

1年後には正社員として、コールセンタースタッフの管理、指揮をするように。セールスプロモーション、人財派遣、紹介業などの新規事業の立ち上げを経て、

2012年に女性初の執行役員に就任。現在は人事担当として、採用から人事制度の仕組み作りに携わっている。

居住地:横浜市

ご自身の年齢:34歳

お子様の年齢:3歳、1歳

ワークスタイル:基本的に時短勤務

現在の仕事の内容、ワークスタイル

モバイル事業、人財からIT・介護・教育・不動産事業など、 さまざまな事業を関東、九州、ベトナムにて展開している企業で、 人事責任者として採用から人事制度の仕組み作りに携わっています。

特に新卒採用では、履歴書、面接、グループワークなど全て廃止し、「365日職場見学・飛び込み飲み会・食事会参加歓迎」とインターンや社内交流をメインとする他ではない「選考なし採用(相思相愛、相互選考)」を取りいれており、内定辞退率0%を達成しています。

HP http://www.vix.co.jp/ 

採用特設サイト http://vix.co.jp/special/

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:30 起床、朝ごはんの用意、メールチェック

6:00 下の子起床、着替え

6:15 上の子起床、着替え

6:30 夫、子供たちは朝ごはん、食べている間に自分の身支度準備

7:15 保育園に送る

9:15 出社

10:00 学生とのランチ、インターン対応、部下と打ち合わせ、デスクワークなど

16:30 帰社

18:00 保育園にお迎え

18:30 夕飯作り、子供たちに食事を食べさせる、夕食後は子供と遊ぶ

20:00 子供たちと一緒にお風呂

20:45 下の子の寝かしつけ、上の子と2人時間

21:15 上の子の寝かしつけ

22:00 掃除、洗濯、明日の保育園準備

23:00 フリー時間(メールチェックなどの仕事、テレビや本を読むなどその日の気分で。夫が早く帰れば一緒に晩酌)

24:30 下の子にミルク、おむつ替えをして就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

時間の使い方ですかね。皆さん、そうだと思いますが、これまでは自分を軸に使えていた時間が、出産をしてから全ての軸が子供軸になりました。例えばトイレ一つ行くにも行きたい時に行けない、いくら疲れていても休みの日も寝坊すらできない・・・。仕事でも、終わらなければ遅くまで残れば良いと、使えていたものが、子供のお迎え時間が決まっているから帰らないといけない。その為、時間の使い方を如何に効率良く使うかを意識する様に自然となって、仕事をしている時はいかに生産性をあげ密に使うか。子供といる時は日中一緒にいられない分トコトン本気で遊び、休める時は休むなど、1時間1時間、時間の大切さを感じて過ごす様になりました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

・育児では・・・ある日、本当に疲れ過ぎていて「はぁ~疲れた・・・」とつい息子の前で言ってしまった時、息子が「ママ疲れたの?○○がギューしてあげる」と言いながらハグをしてくれた時。これだけで、どんな栄養剤なんかより元気になります(笑)

・仕事では・・・人事として仕事をしているのでメンバーの成長は本当に嬉しいです。特に新卒で入社したメンバーは、学生時代からみているせいか生みの親の気分。そんな彼らの成長は、小さなことから我が子と同じ様に喜んでしまいます。

吉田さんと二人のお子さん。

吉田さんと二人のお子さん。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

上の子の時ですが、復職して初めの1年は日々、もがいていた様に思います。

育児では、とにかく寝るのが下手な子で、寝かしつけの時は平気で1時間2時間泣き続ける。もしかして「病気なのではないか?」「私が仕事で日中いないからなのか?」など、今思えば、大した事じゃない事もいちいち敏感。そんな状態の中、仕事は仕事で、復帰したとはいえ、時間に制限ができた為、今までの様に動けないもどかしさに、「前だったら直ぐに対応できたのに・・・」と悔しい思いをする事も多く、ときには孤独を感じたり、当時は精神的に落ち込んでいる日々が多かったです。

それをどうやって解決していますか?

いい意味での開き直りですかね(笑)育児も仕事も時間が解決してくれる事が多いです。ですが仕事面では開き直りができたのが大きかったです。毎日モヤモヤが続いてばかりいて、「こんな心をどうにかしたい!」「もう限界!」と感じた時があって、その時に~今日は自分自身と向き合う~と決めました。

「何がモヤモヤしているのか」「何で落ち込むのか」「仕事はしたいのか?」などをワ~って書き出してみたんです。すると、意外に文字におこしてみると客観的に自分自身がみられて、モヤモヤの原因って大した事ではない事に気づけて(笑)そうしたら何だか「子供がいるんだモン、仕方がないものは仕方がない」と吹っ切れる事が出来、今までのモヤモヤが嘘の様に気持ちが楽になって(笑)子供がいる自分だからこそ!」と前向きに考えられる様になりました。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では・・・一方的に怒る事はせずに先ず、子供の意見を必ず聞く事、また、怒る時は「何故ママが怒ったのか」をしっかりと伝える事。あとは、遊ぶ時は子供と一緒に本気で遊ぶ事。

仕事では・・・対話をする事。本音でぶつかる事。

今年入社の内定者と内定式にて

今年入社の内定者と内定式にて

制度がまだ整っていないベンチャー企業で育児と仕事を両立するのは大変ではないですか?

復職した社員が、私が初だった事もあって、何が大変でどんな制度があると良いのか分からない状態でスタートしました。ただ、「あとに続くメンバーの為にも好きにして良いよ」という社長からの言葉もあって、好き勝手に「子連れ出勤」「子連れOKの社員旅行」「ママ会」など、自分が「こうだったらもっと仕事も育児も楽しめる」と思うことを取り入れてきたので、「ベンチャーだから両立が大変」と思ったことはなく、寧ろ「自由度がきくベンチャーで良かった」と感じることの方が多いかもしれません。

子供が1人から2人になって両立は大変になりましたか?

初めは、育児だけでも「お風呂はどうやっていれれば良いの?」「寝かしつけは?」「上の子は赤ちゃん返りするの?」など色々と育児面だけでも不安だらけでした。それにプラスして仕事と両立できるのか?と考えた事もありましたが、なんとかなります(笑)若干、子供が2人になる事で保育園の呼び出しが増える事があるかもしれませんが、子供が成長するのと同じで、1人目の時より母親としても意外と成長していて、子供の体調面を察知する能力は身についています。子供がそろそろ熱がでそうだな・・・と感じたら事前に部下やメンバーに早めに伝え、業務の引継ぎなどを済ませるなどして対応。勿論、体力的には子供が2人になると大変な時期はあると思いますが、家事など、手を抜く時は抜く!すると意外と1人の時と変わらず両立はできますよ。

今後の目標やプランを教えて下さい!

弊社は、まだまだ若い世代も多く、制度も環境も整っていないベンチャー企業。だからこそ、相撲部屋の女将さんの様に、メンバーたちの夢が実現できる様に全力でフォローをし続けていきたい。また、私自身が働くママとして「見えてきた事」「感じた事」を基に社内託児所、保育事業などを形にしながら、これからも「個人として働く自分」「育児をするママの自分」「妻として女性でいる自分」をバランスよく、常に目標をもって、欲張りに手に入れていきたいと思っています。

最後に、メッセージをお願いします。

今回、「パワーママ」としてインタビューをして頂きましたが、私自身まだまだパワーママというにはほど遠く、部下にもよく怒られているぐらいのヘッポコワーママです(笑)でも、そんな私でも何とかやれてます(笑)手を抜くときは抜いて、決して他とは比べない。「母は強し!」共にワーママとして支えながら、将来子供たちに「最高なパワーママ」と思ってもらえる様に今の大変さも楽しんでいきましょう。

2017年1月5日 0 comment
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澤崎さんと息子さん

今回のインタビューは、クリエイターズマッチアワードイベントで受賞していた澤崎さん。

産前の働き方では育児しながら仕事ができそうにない、と妊娠中に通学を始めて新しい働き方にチャレンジしている澤崎さんのインタビューです。

 

澤崎さんと息子さん

澤崎さんと息子さん

プロフィール

・氏名:澤崎 佐知子

・職種:フリーランス(デザイナー)

・簡単な経歴:約7年間グラフィックデザイナーとして学校案内やパッケージ、

商業施設のパンフレット、ポスターやチラシなど紙媒体に携わる。→

結婚・退職後フリーランスを目指して半年間学校でWEBを学ぶ→

28歳で在宅ワークスタート→現在は子育てしながらWEB広告の

バナー制作をメインに在宅で仕事

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :30(1986

・お子様の年齢 :1(2015

・ワークスタイル:フリーランス

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

自宅でWEB広告のバナー制作をメインに制作しています。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

730 起床

  8:00 朝ごはん、洗濯、メールチェック

  9:00 買い物、子供と散歩

10:00 デザイン制作

12:00 昼ごはんの準備

13:00 デザイン制作

15:00 子供と遊ぶ

17:30 夕食準備

18:30 夕食

19:00 デザイン制作

20:00 子供の入浴

21:30 子供の寝かしつけ後デザイン制作

22:30 主人のご飯

23:30 デザイン制作

  1:30 就寝 

出産して、何が一番変わりましたか?

生活が規則正しくなりました。出産前は仕事中心だったので夜中まで仕事をするなど、

不規則な生活でした。

私の場合、子供が保育園に行っていないので、子供中心のサイクルの中で

いかにデザイン制作の時間を作るか。。というのが慣れるまでは難しかったです。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

子供の成長を側で見ていられることですね。少しずつ話せるようになったり、

色んな物事を吸収していく姿を見ていられることは幸せなことだなと感じます。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

とにかく子供がヤンチャなので仕事中に腕を噛まれてアザだらけになったり、

今でも膝の上に立たれたまま仕事をしたりと。。(笑)

普通に落ち着いて作業できるのは夜だけなのが大変ですね。

それをどうやって解決していますか?

子供が成長と共にパワーアップしていき、色んな方法で邪魔してくるのを

楽しむようにしています。一旦切り替えて、中断できるときは子供の遊びに

全力で付き合います。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児においては仕事中に相手ができないことも多くあるので、遊ぶときは集中して遊んでたくさん話をしたり子供の出してくる色んなサインをなるべく逃さないようにしたいなと思っています。

仕事においては、効率の良い動きを大事にしています。集中して作業できる時間が限られているので、子供の相手をしながらできる作業は日中→集中したい詰め作業やデザイン構成の決定は子供が就寝中など自分の中で効率よく精度があがる方法を常に模索しています。

フリーランスとしてデザイナーに復帰することにしたことについて、教えてください。出社せず遠隔でお仕事をすることに対して、不安はありませんでしたか?

顔を会わせることはほとんどないので、最初は不安でしたがWEBの場合、ネット経由で制作物の確認ができるのでメールや電話でのやり取りだけでも十分に仕事も回せることを実感しました。

お子さんがいながらの作業、大変ではないですか?

正直大変です!ただ、息子も日々成長していて少し待ってくれるようになったりすると愛しさが込み上げてきます(笑)

息子さんと遊ぶパパ

息子さんと遊ぶパパ

夫婦でデザイナーをされているとのことですが、今の働き方について、旦那さんからはどう思われていますか?

理想の働き方だと言ってくれています。

夫婦揃って夜中に帰宅していた時代は子、育てできるイメージができなかったので。。

今は子育てとデザイン業を両立できていて、本当にありがたい環境でお仕事させてもらっているねと二人でよく話しています。

今後の目標やプランを教えて下さい!

今は仕事量をセーブしてしまっているので、少しずつ増やしていきLPなど幅広い案件に携わってデザイナーとしてスキルアップしていきたいです。

最後に、メッセージをお願いします。

デザイナーを目指す人も、既にデザイナーとして活躍されていいる方も、結婚後に子育てしながら仕事ができるのか・・と悩んでる方は多いと思います。

私は紙媒体ばかり制作してきましたが、場所を選ばず仕事ができるWEBに魅力を感じ、妊娠中に学校に通い在宅ワークの道を目指しました。

学校に通っていた頃は、本当に自宅で仕事できるようになるのか?

(現在は)クリエイター登録させてもらっている会社の試験に合格するのか?

など不安だらけで、家で仕事をしている自分など想像もできなかったのですが。。

何とか試験に合格し、周囲の協力のもと育児と両立できています。

あの時、学校に通うことを応援してくれた主人にも感謝しています。

デザインを続けるために、色んな道があると思うので自分にあった働き方を見つけて欲しいです!

2016年12月27日 0 comment
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御殿谷さんと息子さん

今回のインタビューは、株式会社スタイリングライフ・ホールディングスでPRとして働く御殿谷りえさん。

ラジオキャスターから化粧品業界に移ったキャリアの話や、時間の使い方に関するルール、またSNSを駆使したPRについても教えていただきました!(椿)

 

御殿谷さんと息子さん

御殿谷さんと息子さん

プロフィール

・氏名:御殿谷りえ

・会社名:株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニー

・役職名:宣伝本部 宣伝部 係長

・職種:PR担当

・簡単な経歴:新卒で化粧品大手S社に入社し、その後TBSラジオ954情報キャスター、→外資化粧品C社を経て、現職についています。

・居住地:東京都新宿区

・ご自身の年齢 :35

・お子様の年齢 :1

・ワークスタイル:正社員(時短勤務)

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

自社化粧品の宣伝・広報・PRを担当。2007年に転職してから約10年、その間、約6か月産休・育休を取得。復職後も元の部で新商品のリリースを制作や、年間の宣伝計画をたてています。百貨店流通(ベキュア/ベキュアハニー)・バラエティ流通(ローラ アシュレイ ビューティ/サボリーノ/ビューティマインズ他)・ドラッグストア流通(クレンジングリサーチ/クリアラスト/ブロウラッシュ他)などあらゆる商品宣伝に関わってきました。http://www.bcl-brand.jp/

現在は、ローラ アシュレイ ビューティやウーマンエッセンシャルズ、

大ヒット中の【サボリーノ】http://www.bcl-brand.jp/special/saborino/ 

などを中心としたバラエティ流通の商品を中心とした販路のアイテムの宣伝計画を担当しています。以下最近の記事です。

最新の記事

最新の記事

また、20164月に育休から復帰して7月より親会社のスタイリングライフ・ホールディングス グループ経営戦略部も兼任することになり仕事の幅が広がりました。http://www.stylinglife.co.jp/

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:30-起床(朝食・お風呂・保育園準備)

830-保育園へ出発(自転車)

930-出社

1630-退社

1700-保育園お迎え

1715-帰宅

1800-お風呂

1900-夕食

1930-子どもと遊ぶ

2045-子ども睡眠

2100-自由時間

2300-睡眠

御殿谷さんと息子さん

御殿谷さんと息子さん

出産して、何が一番変わりましたか?

子どもが大好きになりました。

人のお子様をみてもなかなか入り込めない部分がありましたが、出産を機に無垢な笑顔やひとつひとつの行動が愛らしく自然と笑顔でコミュニケーションをとるようになりました。

子どもに良い環境をつくってあげたいと一層思うようになりました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

・育児&仕事をしていることで、生活にメリハリがつきます。社会との接点をもつことで世の中の流れをキャッチしやすいです。オンとオフを時間でコントロールできるので動きやすいです。

・育児&仕事をしていることで、多くの人と出会えるきっかけをいただけます。育児では、同じ悩みを持つ方々と新しいコミュニティができたり、仕事面では、課題をひとつひとつクリアするために様々な方にご相談させていただいたりと、どちらも切り離せない大切な出会いにいつも感謝しています。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

残業のバランスです。

お陰様でいまのところあまり子どもも私も大きく体調を崩すことなく過ごすことができていますが、コレを当たり前と思わずに、規則正しい生活を送るよう心がけています。

残業が増えると生活リズムが壊れやすいです。

それをどうやって解決していますか?

日々、優先順位をつけて業務に向き合っています。

マストリストを手帳につけて、時間の使い方に優劣をつけています。

それと仕事柄宣伝の業務は終わりがないので、特別なことが無い限りなるべく休日は会社のメールを見ないようにしています。

手帳のマストリスト

手帳のマストリスト

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児の面では食事を大事にしています。忙しくても外出の食事以外は手作りごはんを作る。

食を通して子どもとのコミュニケーションの時間にもなるので、楽しく時間を使うようにしています。

仕事面では、育休前はプロジェクトのリーダーなども担当していましたが、今は後輩に一部仕事を任せ、チームワークを大切に業務を進行しています。ひとりで担当するよりもたくさんのアイディアが出て刺激になります。

ご主人との家事の分担について教えてください!

いつも何事も頑張りすぎない、頼れることは頼る、ようにしています。

基本的に「気づいた人がやる」スタイルをとっていますが、大まかなところはそれぞれ分担しています。少し前まで海外に単身赴任しており、深夜帰りになることもありますが、家事に対して前向きに取り組んでくれるのでありがたいです。

例えば、料理 → 妻、 食器洗い → 夫

保育園の送り迎えは時短勤務の私が主に担当しています。

また、一緒に週末にまとめて大掃除することが多いです。残業の場合は、近所に住む母にお迎えをお願いしています。

復帰してから兼任の発令とはどんな業務ですか?

復帰前までは化粧品事業のBCLカンパニーで宣伝担当でしたが、復帰後数か月後に突然の兼任発令をうけました。親会社であるTBSとのパイプや同じカンパニーのPLAZAとのお取組みなど新規の宣伝活動に深く携わるようになりました。

ラジオキャスターから化粧品業界に移ったキャリアについて教えてください。

もともとメディアにかかわる仕事を希望していました。最新の情報をキャッチしながら広い視野を身につけていきたいと考えていました。新卒で入社した会社が国内化粧品最大手のメーカーで化粧品が社会に与える影響力や、女性にとって人生を豊かにするきっかけつくりのひとつであるなど、生活に寄り添っていく大切な役割であることを学びました。上記のことを掛け合わせたのが、化粧品業界とメディアを絡めた現在のスタイルです。

いまの仕事は調整しながら進行できるのでワーママにも続けやすい部分はありますが、その分責任も大きいです。

 

ママになってから、仕事での視点が変わったりすることはありますか?

産休・育休中は、それまでの仕事を2名に引き継ぐことになりました。

引き継ぎ先が、PR未経験者と新入社員ということで、会社に妊娠の報告してから約5カ月の間、先に社内ママ(笑)になりました。

子どもが生まれてからは、宣伝対象商品が子どもの肌に触れても大丈夫なのか、香り(アロマ)を使用して大丈夫なのか、など安全性の部分に一層関心が強くなり、子ども目線でみることが習慣化されました。

 

化粧品PR、SNS駆使をされているとのことですが、努力している点や、うまくいったお話の秘訣を教えてください!

産休前の2年くらいの間で企業公式facebook/Instagramの立ち上げ、企業公式ブランドサイトのリニューアルを行いました。時代の流れに柔軟に対応できるようWEB/SNSにも注力しながら雑誌・テレビ・店頭・WEB・イベントをクロスさせながら活動しています。公式ブロガ-やインスタグラマーの募集や、SNSに特化したキャラクターのデザインを企画したり、と企画立案から運営管理までトータルに担当していました。

特に、ブランドサイトは閲覧しやすいように、キュレーションの記事風にリニューアル。共感型にしたので、人を巻き込めるような構成に進めました。またヴィジュアルも商品を語るうえでポイントになるのでセンスや価値観の近い制作会社と一緒に復帰後は、育休中担当してくれていたメンバーと共有しながらPR活動を実施しています。

今後の目標やプランを教えて下さい!

働き方が多様化しているので時代にあったスタイルを取り入れていきたいと思っています。

将来のビジョンも大切ですが、目の前りにある目標をひとつひとつクリアして形に残していけたらと考えています。

最後に、メッセージをお願いします。

徐々に増えてきましたが女性も活躍する社会のお手伝いがどこかできたらいいなと思っています。

働きたいと思っているが、環境がうまく整わない。など、まだまだワーママがぶつかる課題があると思いますが、自分が働くことで少しでもそのお手伝いになっていたらいいなと考えます。

2016年10月31日 0 comment
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ご自身が描いた絵と、ルミコさん

今回のインタビューは、フリーランスとしてアーティスト業とNPO活動とママ業をこなすルミコハーモニーさん。

小さなお子さんたちを連れての、旦那さんの赴任による1年間のブラジル暮らし、言葉もわからない中で、どう乗り越えたのか。

また、帰国後に始めたアーティスト業やNPO活動についても、ここ1年でパワフルに活動されている模様をご紹介いただきます。

転勤族の妻であるワーママさん、少なくありません。

場所が変わっても活動し続けるパワー、元気をもらえるはずです!

 

 

ご自身が描いた絵と、ルミコさん

ご自身が描いた絵と、ルミコさん

 

プロフィール

・氏名:ルミコハーモニー

・肩書:アーティスト/NPO法人副理事長/コンサルタント

・簡単な経歴:

フィンランド人と結婚後ブラジル一年逗留。3児出産後、2015年10月よりアーティストとしてのキャリアをスタート。同時にNPO法人ザ・グローバル・ファミリーズを設立。過去のインタビュー記事

・居住地:横浜

・ご自身の年齢 :35歳

・お子様の年齢 :4歳、2歳、1歳

・ワークスタイル:フリーランス

 

初めて貰った仕事の紙芝居

初めて貰った仕事の紙芝居

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

アーティスト業とNPO活動とママ業が三位一体となったワークスタイルです。日々の様子はinstagramに、仕事情報は自分のWEBに、その他情報発信はfacebookに随時UPしてます。

  • アーティストとして

物語を圧縮して表現する、メインビジュアルやオリジナルキャラクター制作を展開しています。また、物語をより味わって頂くために、アートワークショップを開催したりしています。

一番最初に頂いた仕事は、産後ママの体力をメンテナンスする体力メンテナンス協会からの依頼で、産後ママがバランスボールで楽しくなっていく紙芝居の絵を描きました。その紙芝居が絵本化されたり、作画したママイベントのメインビジュアルが「家族の心をつかむデザイン」というデザイン本に収録されたり、活動が拡がっていって嬉しいです。

最近では、日本財団のプロジェクトやオーガニックイベントでの絵のコンテストのメインビジュアルやアートワークショップが進行中です。北欧イベントのプロデュースや来年度は大学での講和も予定しています。

第1回オーガニックライフスタイルEXPOにおける第1回キッズアワード~ぼくのわたしの食べ物の絵コンテスト~のメインビジュアル制作及びコンテストの審査員

http://kidsaward-food.strikingly.com/

〇日本財団助成事業「郡山・暮らしづくりビレッジ」のメインビジュアルやアートワークショップ

http://www.kurashivillage.jp/

〇国際結婚の連載(イラストも描いてます)

http://tokyowise.jp/rensai/international-marriage

  • NPO法人ザ・グローバル・ファミリーズの副理事長として

約1年前に設立した”親子で国際交流”を支援するNPO法人ザ・グローバル・ファミリーズは、2 大軸で活動しています。1つ目は「グローバルおさんぽ」と称して、一日家族デートのマッチングを無償で提供しています。2つ目は、英語で実施する様々なアクティビティイベントです。港区の助成を一部頂き、港区のドラマスクールTokyo Beesと一緒に和文化を取り入れた、音楽と芸術のワークショップを2016年10月~2017年3月まで実施しています。概要や申込はこちらから

活動開始以来、非常に多くの人々に共感して頂き、猫の手も借りたい程充実しています!また、設立数カ月後には雑誌”AERA”に活動が掲載され、半年後には首相公邸にて50ヵ国以上の大使館夫人に和文化をお伝えする機会に恵まれる等、多くのニーズに対応しています。

今では、意識の高い系ワ―ママのみならず、大学生や子供がいないビジネスウーマンにも、NPOの活動を手伝いたいと言って頂ける事が多くなってきました。自ら何かもっと社会に貢献して生み出していきたいという意欲が、ちょうどNPOの活動を通してより充実感のある日々になっているようです。一人でも多くの方々が輝ける機会を、これからもどんどん生み出していきたいです。

是非この機会に皆さん、NPO法人ザ・グローバル・ファミリーズの活動に参加してください!無料登録ユーザーになって、グローバルおさんぽやイベントに参加したりも出来ますし、運営ボランティアに参加したいなど、お気軽にコンタクトしてくださいね。詳細はこちらに。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00 起床、家事、朝食

9:00 アート制作

12:00 昼食

13:00 打ち合わせ(子連れ)

16:00 子どもと公園

19:00 夕食・入浴

21:00 就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

母として、妻として生きる前に、自分として生きる大切さを見出せました。

ガツガツしたバリキャリタイプだったので、周囲には結婚すらしないとさえ思われていました。が、実際に子供が生まれてみると、平日は朝預けて夜お迎えしてご飯食べさせて寝させる…そんな多忙な生活がしっくり来ず、専業主婦としてという可能性も考えました。しかし、そう考えた時に、目の前が真っ暗になりました。私は、誰かの妻とか誰かのママだけで生きて行くのは、どうやら出来ないと分かりました。産後直ぐ絵を描き始め、少し自信が持てると笑顔になれました。毎日楽しく笑顔でいれると、子供達も親の背中を見て自分を持って生きてくれると信じています。

また、極度の悪阻や3度の出産・授乳期を経験して、体調不良の辛さを経験することで、寛容になることが出来たように思います。自分ではどうしようもないトキがあることを学びました。子ども達と暮らしていても、調子の良い時、調子に乗り過ぎる時、イヤイヤな時と様々な事情が其々あります。寛容になればそのトキを楽しめるのだということが分かりました。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

ママの絵を見て、「ママの絵良いねぇ~」とシミジミ子供が言ってくれたり、自ら絵を描いてくれる様を見ていると、本当に良かったと思います。

 

育児&仕事をしていて大変なことは何ですか?そしてそれをどうやって解決していますか?

どうしても集中して作業時間を取らなければならない事がありますが、それは家族に週末など子供の面倒をみてもらったり、夜中や朝早く作業するように工夫しています。

折角渋谷区の認可保育園に0歳で長女を入園出来たのに、1年後ブラジル長期滞在の為、泣く泣く退園しました。この保活難の時代に!

更に、2児の幼児を抱え妊娠12週で帰国したのは、3月中旬。結局、実母に関西から来てもらい同居することにしました。最初は子供達を9時~18時まで面倒みてもらって、バリバリ仕事する気満々でした。が、実母も70歳と高齢で疲れることから、今は一日数時間作業させて貰えれば有難いという感覚に変わりました。同居開始半年はかなりバトルしました。今も同居するのはちょっという方多いのでは無いでしょうか?ただ、私の場合は、数時間でも面倒みてもらわなければ、自分の生活が立ち行かないことから、かなり譲歩しました。

発想の逆転で、積極的に子供3人と公園に行っては、子供と触れ合うことを楽しむことにしました。良く考えればそれはほんの数年の事ですから。そしてその体験から、アイディアを発想していってます。ある意味、積極的公私混同と言いますか、子育ての経験を仕事化していくことにチェンジして行ったのです。良く「どうマネジメントしたらそんなにアクティブになれるの?」と聞かれますが、案外公園で子供たちを眺めながら、イベント企画実現のための交渉やPRまで携帯一つで出来ちゃう時代だからでしょうか。。

 

9月に第3子の1歳のバースデーパーティをした時

9月に第3子の1歳のバースデーパーティをした時

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

大切にすることは、育児も仕事も共通してます。

毎日幸せと思えること。

ずっと、”Happiness is”という問いが頭をぐるぐる回っています。幸せになるための20のこと<HAPPINESS IS…..>にまとめてます。

日本人は勤勉で謙虚であることを美徳として育てられているので、現状を幸せと思える人が少ないのではないでしょうか。少なくとも、私はその最たるものでした。北欧男子の夫との生活の中で、如何に日々の幸せを大切にすることが大切かを再発見することが出来ました。

親が幸せであれば、別段これといって子供達に力む必要はなく、親の背中を見て子供は育ちます。寧ろ、本人達の自発性に委ね、それに寄り添うくらいです。

工夫すること。諦めないこと。

人生は3つの坂があると思います。登り坂、下り坂、そしてマサカ!です。上り調子の時も、マサカという気持ちを忘れず、様々な状況をシミュレーションしますし、低迷期や落ち込むことがあった時も、マサカな逆転を期待して出来ることを積み重ねます。

例えば、北欧男子の夫は結婚時貯金ゼロだったんです。それどころか、結婚とか出産ってお金掛かるの??といった具合です。今後貯金の発想が無い人だとと非常に不安になりましたが、”0円育児”という本を書こうと思ってるくらい、お下がりで99%育児グッズが揃いました。

 

急なブラジル赴任による見知らぬ土地での生活、どう乗り越えたのでしょうか?

未知の不安を、挑戦してみて克服しました。

「産後3ヵ月のベイビーを連れて、ブラジルへ行く」と言うと9割の人が難色を示しました。なんだか危なさそうだし、衛生面も不安という理由で。でも、私はこういう風に考えました。“そこにも暮らしている人がいるから、暮らせないことは無い。”

実際行ってみて、確かに「ポケットに50レアル(約2,500円)入れとけ」と助言され、身の危険を感じました。それは、強盗が銃を突き付けて脅した時に、さっと渡せるよう準備をしなさいということだから。その金額が多過ぎても少な過ぎてもダメで、撃ち殺されてしまうそう。でも、ベイビーと行動してたので、明るい日中にしか出歩かないし、ベイビーを抱っこしていると印籠持ってる感がありました。きっと強盗もベイビーの前では天使になってしまうのかもしれません。それくらい、ブラジルはベイビーに愛が溢れていました。

現地の言葉はポルトガル語で、一言も分からない状況で行きましたが、フレンドリーなブラジル人がどんどん話し掛けてくれるので、半年後には市場で買い物が出来るようになりました。また2歳の娘がネイティブレベルに吸収したので、翻訳してくれました。「ママは分からないから」と。現代では、ネットさえあれば、翻訳したのを見せることが出来るのも助かりました。

雨が降れば停電し、肉と果物以外は高額な税金のお蔭で物価高で、日本なら簡単に安くて良いモノ手に入るのに~ともどかしさを覚えたこともあります。しかし、期間限定と割り切れれば、全く別世界での経験は楽しむことが出来ました

ブラジルで、愛は何よりも大切なことで、愛を表現することの素晴らしさを学びました。また、日本人ということで沢山話し掛けられ、世界において日本人が愛されていることを実感することが出来ました。子連れで海外で生活するのは、非常に面倒くさいし躊躇してしまいがちです。しかし、実際に行ってみると、南米は子連れで行くべきとさえ思える程の魅力を感じました折角のチャンスが目の前にある時、恐れることなく挑戦してみれば、そこに立つことで見える景色は異なって来るように思います。

がんばり続けれる秘訣はなんですか?

きっと自分には何も無いという思いが根底にあるんですね。別段目を見張る才能も無ければ、強力な両親のバックアップがあるわけでもなく、逆にコツコツ同じことを続けることは苦手なんですけれど。ただ、20歳くらいから、徐々に、自分が何も無いことをまず受け入れ、無いなら自分で積極的に取りに行くように人生を転換しました。何でも興味を持ち、なんでもやっていくと、思わぬことがひょいっとつながってハーモニーが生まれる。失敗しても、その失敗こそが次の成功につながる貴重な経験だと考えられるようになり超ポジティブシンキングになってからは、出来るだけ多くのことをやりたいという気持ちが膨らみ続けています。手を出し過ぎて、オーバーワークになると、一つ一つが零れ落ちて行ってしまうし、本来自分のやりたくない事にもどんどん支配されていくようになります。そんな時は、少し立ち止まって、自分の心に耳を傾けます。本当にやりたいことは何か、そのためにはどういうチームを組めば自分の価値を最大限生かせるかをしっかり考え、チームを編成していくのです。だから、大抵は自分のやりたいことなので、頑張り続けられます

 

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

様々なアイディアを多くの人に届けたいので、それは絵だったり、本だったり、イベントだったりしていくと思います。ポッドキャストもやって~と言われるのですが、、、相方がいれば…と思ってます。

 

 最後に、メッセージをお願いします。

昔はいつかの幸せのためにと、日々の生活はないがしろにしていましたが、今は一日一日をどう幸せに生きるかに注力しています。多分、今を生きることが人生だと思います。

2016年10月20日 0 comment
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山田さん家族。

今回のインタビューは、広告代理店で営業をしている、ワーママ1年目の山田ゆり子(pinkpeco)さん!

出産後、激戦区での保活を乗り越え、復帰後の異動、定期昇進試験の受験など、ワーママの壁に直面してきたpinkpecoさん。
旦那様が比較的ワークスタイルが柔軟な会社で働いていらっしゃるとのことで、夫婦で協力して育児をしている姿が、いまどきの共働き世帯ですね。
不安な気持ちに負けそうになりながらも、自分なりに子育てもお仕事も全力で楽しんでいるpinkpecoさんの等身大インタビューです!(椿)

山田さん家族。

山田さん家族。

プロフィール

・氏名:山田ゆり子(pinkpeco)

・会社名:広告代理店

・役職名:チーフ

・職種:営業

・簡単な経歴:2007年入社時にプロモーション企画を担当するスタッフ部門に配属。2010年の組織改編により営業部へ異動。その後2012年にメディアを扱う部署へ異動となりインターネット広告のメディアプランニングとバイイングを担当。2015年2月末に産休に入り、育児休職を経て2016年4月に復帰。復帰後2ヶ月で異動が決まり、現在は約5年ぶりに営業部に在籍しています。

・居住地:東京都港区

・ご自身の年齢 :32歳

・お子様の年齢 :1歳6ヶ月

・ワークスタイル:時短勤務(9:30-16:30)

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

中堅の広告代理店で企業の販促活動をお手伝いしています。主に店頭でご活用いただく販促ツールや商品のプロモーションについて企画提案を行っています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:30~6:00 子どもが真っ先に目を覚ますので合わせて起床

6:00~8:30 朝食・子どもにEテレを見せながら登園の支度をしつつ、自分も身支度

8:30 保育園への登園は夫担当なので夫にまかせつつ、一緒に出発

9:00~ 出社(仕事が立て込んでるときは8:30出社のときも…)→

今日の仕事のスケジュールの確認・メールチェック

13:00~14:00 タイミングが良ければランチ(1時間くらい)へ。ただ1週間のうち3日くらいは食べ損ねることも。。。また体調不良のときは昼休憩の時間を使って、病院に駆け込んで薬をゲットする貴重な時間に。

14:00~16:30 メール、電話でやりとりをしつつ、往訪、来訪のMTGをこなす。

16:30~16:45 退勤。16:30ぴったりにはなかなか出られず。。会社を出たらダッシュで保育園へお迎えに。

17:00 保育園到着、子どもをピックアップ

17:15~18:00 晴れている日は保育園から帰る途中に近所の公園によって子どもを遊ばせ、その後スーパーに寄ってから帰宅。

18:00~19:00 子どもの晩ごはんタイム

19:00~20:00 子どもと遊びつつ、おとなの夕飯の支度をする

20:00~20:30 子どものお風呂タイム

20:30~21:30 寝る前の絵本タイム、寝かしつけ

21:30~ 自分の夕飯&晩酌・お風呂タイム

0:00 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

出産前までは、ほんとに自分本位で自分勝手に生きていましたが、出産後は子どものことが最優先、次に夫、自分という優先順位になったのが一番大きな変化だと思います。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

産休中は出産という大仕事に向けて身体を休める期間とは頭で分かっていても、仕事をしない自分というのがどうにも受け入れがたくもやもやしていました。育休中も、子どもは毎日いろんな成長があってずっとそばにいられる貴重な時間を大切にしようと思って過ごしてはいるものの、心のどこかで社会と関わりたいという気持ちもありいつのまにかストレスを溜めている自分に気づくことがありました。私個人の性格的には仕事をしている自分という時間を持った方が育児の時間も楽しめるなあと感じています。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

クライアントとの大事な打合せや提案を控えている時に限って子どもが体調を崩すというあるある話はもちろんですが、復帰後2ヶ月でスタッフ部門から営業部門への異動が決まった後、最初の1ヶ月は慣れるまでほんとに体力的にも精神的にもきつかったです。

それをどうやって解決していますか?

時間が解決してくれたというところもありますが、夫の多大なるサポートがあったおかげで解決できたというところが大きいです。保育園への登園は夫が担当してくれているので、私は早めに家を出て定時よりも1時間早く出社して仕事をすることができました。

あとは、会社のチームメンバーや上司が業務分担を最適化してくれたり、退勤後に対応できないイレギュラー案件について対応してくれたりといつも協力的にサポートしてくれるのでとても助かっています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児については、子どもは私自身とは違う人間である(冷たく突き放す意味ではありません)ということは忘れないようにいつも自分に言い聞かせています。まだ言葉も通じないしこちらの思いどおりにというのは無理なので、小さい子どもに大人げなく当たらないように気をつけています(笑)

仕事については、近江商人の三方よしをモットーにしているつもりですがちゃんとできてるかはまだ自信がないです…。

 

娘ちゃん

娘ちゃん

4月から保育園に入れて本当に良かったですね。保育園に入る前、待機児童になるか、とても不安そうでしたね。その当時の保活話を教えてください。

2月末に産休に入ったのでそこから3月上中旬で認可園・認証園の見学に行き、入所予約ができるところは申込みをしました。結局予定日よりも早く出産したため、事前に育児休業明け入所予約の申込み用紙を準備し、書類提出の締め切りが産後の入院中ということもあり、会社に急いで書類を用意してもらい、なんとか提出したものの待機となってしまいました。
その後、子どもが生後半年になっておでかけにも慣れてきた頃から保活を再開し、第一子で1歳4月入園というのが港区でも相当きびしいという話を耳にしたので、当初検討していた自宅付近の保育園だけではなく、エリアを広げて見学・入所予約をしました。
休職中定期的に会社の人事課の担当者と会って話をしていたのですが、休職日数によっては定期昇進試験の受験資格がなくなってしまうということが分かり、受験をしたい場合は復帰タイミングを早める必要があるという話になりました。そこで、入所希望タイミングを早めて0歳11月入園に変更して申込みをするものの保育園の空きがなく早期復帰は叶わず、試験は復帰後に受験することとなりました。
ママ友さんとの情報交換はもちろんですが、次年度の保育園入園の申込が締め切りになった後は総合支所に情報をもらいによく通っていました。あとは、申込みを入れていた認可外保育園から仮内定の連絡をもらったのですが、認可保育園の結果が出る前に入園の意思を回答(入園金も払わないといけない)しなければならないということでかなり悩んだときにも総合支所に相談しに行きました。
そのときに、自分の保育利用調整基準の点数が他の人と比べて高いのか低いのかも教えてもらえたのですが、ちょうど真ん中で総合支所の担当者もどうにも判断しづらい…という話だったので、結局4月に保育園に預けられず休職期間を延ばさなければならないという状況を避けるために認可外保育園には入園金と1ヶ月分の保育料を支払いました。
結果は、欄外も使って第20希望まで記入したおかげか、第6希望の認可園に内定をいただくことができたので内定を電話で確認出来たときはほんとにホッとしました!

最近、異動もしていましたね。子育てしながらの環境変化、どうですか?

上の質問への回答と重複してしまう部分がありますが、慣れるまでの1ヶ月はかなり精神的にもきつく、体調も崩してしまいしんどかったです。私がピリピリしていたのを子どもも敏感に感じ取ったのか、おなかの風邪を引いてしまい夫が在宅で子どもを看たり、病児保育を利用して乗り切りました。今は軌道に乗ってきたので、時短勤務をやめて時差出勤という制度を使って8:30~16:30の勤務に変えようかと考えています。

1歳児だと、まだまだ病気しがちですよね。お子さんが病気の時は、どのようにやりくりしていますか?

夫が比較的ワークスタイルが柔軟な会社に居るため、完全に夫に甘えてしまっていますが、子どもが急に体調を崩して保育園から連絡があったときは、夫に早めに保育園に迎えに行ってもらい、その足で小児科へ寄って診察・病児保育予約といった形で対応をしてもらっています。幸い今まで病児保育の枠がなんとか確保できたので、夫がどうしても対応できなかった時に一度だけ半休をもらったくらいで済んでいます。

 

広告業界はまだまだ長時間労働な業界です。時短ワークスタイル、してみてどうですか?

できなくはない……けど、周りの方のサポートなしにはできないなというのが正直なところです。異動後は特に前任の人が対応していた案件数は時短勤務では対応しきれず、先輩に分担してもらっているというのが現実です。それでも新規自主提案などは任されず、淡々と業務をこなしなさいという感じではなく、きちんと新規案件獲得といったミッションも任されるので、早めに出社して時間をつくってでもやってやるぞ!という気持ちでがんばっています。

 

可愛いもの、素敵なものが好きなぴんぺこちゃん。ママになったら、自分の好みや消費行動は変わりましたか?

好みはあまり変わっていないと自分では思ってるのですが、なんとなく動きやすいスタイルみたいなものを自然と好むようになってきた気がします。靴は8cm以上のハイヒールが大好きだったのにすっかり脚がなまってしまっているのと、電動自転車で子どもをお迎えに行くのでスニーカーかフラットシューズで出社して、会社で5cmくらいのパンプスに履き替えています。

 

お気に入りのシューズ

お気に入りのシューズ

消費行動としては、圧倒的にECサイトでのショッピングの機会が増えたなあと思います。子どもの服やおもちゃなどのグッズはいつもネットショッピングでポチポチしてます。

あとはメルカリがほんとに便利で、最初は第一子で新品を買ってあげたい…と思って色々買ってはいたのですが、あっという間にサイズアウトするので(聞いてはいたのですが思った以上にサイズが変わるのが早くてびっくりw)自分も出品しますがよく購入しています。
あとはこれはもう子どもが生まれてから変えざるを得ないのでしょうがないのですが、夫とふたりきりだったときは2人とも飲み歩くのが好きでいろんなお店を探して夜な夜な飲んでいたのですが、最近は家でゆっくりすることが多くなりました。

たまには友達と会ったり、外に飲みに行くのとか必要だよな…と思いながらも、週末も子どもは6時起きで朝からテンションマックスなので、好きなだけ寝続けるみたいな息抜きができないので最近ちょっと疲れが取れなくて薬用養命酒を飲み始めました(笑)ちょっと気力も落ちてきてるかも。。良くないです!

今後の目標やプランを教えて下さい!

直近の目標は時短勤務を卒業して時差出勤に切り替えることと、昨年育児休職中で受験できなかった昇進試験の受験・合格を目標にがんばりたいと思います。また、ここ数年で弊社内でも結婚した女子社員が増えてきており、そういった後輩達が子どもを産み・育てながら仕事を続けていくということをポジティブに選択できるようなロールモデルになれたらうれしいなあと思っています。

最後に、メッセージをお願いします。

なんだか振り返ると思い通りにならないことばかりでいつもひとりで凹んで勝手に悩んでいた気がします。いや、今もそうか……。私ってほんと子どもを育てるの下手だなぁ、向いてないなぁといつも自分にあきれたり悲しんだりしますが、今までとは違うステージに子どもがわたしを引っ張りあげてくれたんだなあとしみじみ思います。

無事に産まれてきてくれたことがまず奇跡みたいなものだといつも思うのですが、ここまでなんとか大きな病気もせず元気に育ってくれて本当にうれしいです。

私自身、「自分はパワーママです!」と胸を張って言えるような感じではなく、育児もこれでほんとにいいのかなぁと試行錯誤ばかりで全然自信がないし、仕事も自分がやりたいとしがみついているだけでもしかしたら必要とされてないかも?別に他の人でもいいのかも?といつも不安な気持ちに負けそうになってます。でも自分なりに子育てもお仕事も全力で楽しんでるので、こんな感じでこれからもゆるゆるやっていこうと思っています。

2016年10月4日 0 comment
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小川璃紗さん

今回のインタビューは、アマゾンジャパンでリクルーターをしている、ワーママ1年目の小川璃紗さん!

時々在宅ワークをしつつ、毎月旦那様と一緒に”おいしいものを食べる日”を楽しみつつ、週末は夫婦で作り置きおかずをつくっているインスタをシェアしている小川さん。
仕事も家事も育児もエンジョイしている小川さんに、どうやって実現に至ったのか、その真相についても聞いてみました。

最も大変であろう復帰1年目に、夫婦でどう役割分担するかは大事ですよね。これからワーママ・その旦那さんになる方にも参考になること間違いなし!(椿)

小川璃紗さん

小川璃紗さん

プロフィール

・氏名:小川璃紗

・会社名:アマゾンジャパン合同会社

・職種:リクルーター

・簡単な経歴:

上智大学外国語学部英語学科卒。2007年に新卒でサイバーエージェントに入社。人事マネージャーとして主に技術職の新卒採用・育成・社内活性化に従事。2013年より新卒採用のプログラムマネージャーとしてアマゾンに入社。産休・育休を経て2016年4月に中途採用リクルーターとして復帰。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :31歳

・お子様の年齢 :1歳8ヶ月

・ワークスタイル:フルタイム

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

中途採用担当のリクルーターをしています。

募集している職種はエンジニアやデザイナーなどの技術職から、プロダクトマネージャーやマーケティングマネージャー、ベンダーマネージャーなど多岐に渡ります。またカメラマンやスタイリストといった職種も募集しています。

フルタイム勤務ですが、完全フレックス制なので出勤・退勤時間も自分で調整できたり、自らの働き方をデザインしやすい自由な社風なので、子どもがいても働きやすく助かっています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:30  起床(大抵息子が最初に起きていて、息子の声で起きます)、身支度

9:00  出社(息子は夫が保育園へお見送り)

17:00  退社

18:00  保育園にお迎え

18:30  帰宅、夕飯準備

19:00  息子の夕食タイム

19:30  息子と遊ぶ(絵本、追いかけっこ、etc.)

20:00  お風呂、息子寝かし付け

21:00  夫と夕食

21:30  仕事したり、TV見たり、、、

24:00  就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

家族と一緒に過ごす時間が圧倒的に増えました。
出産前の平日はとにかく仕事中心の生活で、土日は友達と出掛けたり、一人でフラっと映画を観に行ったり、自由奔放に過ごしていました。自炊して家で夕飯を食べるなんて、年に何回あっただろう・・・というくらい、ほとんど家にいませんでした。笑
子どもがいると時間的制約があるので、必然的に家で過ごす時間が長くなり、土日も基本的には家族3人でどこかに出掛けることが多くなりました。

自炊する回数も圧倒的に増えたので、料理の腕は少しは上がったかも?

 

3人家族

3人家族旅行にて。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

保育園に迎えに行くと、私の姿が見えた瞬間、満面の笑みでテケテケテケと息子が駆け寄ってきてくれる瞬間は、たまりません!

どんなに疲れていても、思わず笑顔になります。

こんな瞬間を味わえるのも、毎日離れて過ごす時間があるからこそ。
ただ、子どもはかわいいけれど、一人の時間も大切です。

イヤホンをつけて好きな音楽を聴きながら電車に揺られる時間、出社前に立ち寄るコンビニで自由に買い物する時間、自分のペースで好きな物を食べられるランチタイム。そんなちょっとした時間が至福の時だったりします。

「一人で動けるってこんなに身軽で楽なんだなぁ~」と復帰初日は感動しました。
一人で過ごす贅沢な時間と、子どもとの愛おしい時間、両方を体験できることが、ワーママの特権だと思っています。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

復帰したての頃は、家庭と仕事のバランスをとるのが難しく、苦労しました。
あまり風邪をひいたり体調を崩すことがなかった息子が、保育園に通いだしたら頻繁に発熱するようになり、毎日のように鼻水を垂らしている姿を見て、かわいそうに思うあまり、「ここまでして働く意味って何だろう・・・」と悩んだりもしました。
最初の頃は息子が毎週のように発熱していたので、出社できない日々が続きました。

WFH(Work from home=自宅勤務)が許される会社ですが、子どもの看病をしながら仕事するのはかなり大変。思うように仕事は進まず、子どもの泣き声で電話会議の音声は掻き消され、予定は全てリスケ・・・。周りへの申し訳なさから心苦しくなったり、思うように成果が出せない焦り・不安を感じたり、イライラが募りました。「もっと思う存分働きたい!」「もっと頑張りたいのに全然思うように仕事できない!」と、涙する日もありました。

 

それをどうやって解決していますか?

一人で抱え込まず、夫と協力しながらベストな方法を模索するようになりました。
復帰したばかりの頃は、「自分の力で解決しなきゃ」と思うがあまり、何でも一人で抱え込んでいました。保育園を休まなければいけない日は、私が仕事を調整して家にいる。保育園に呼び出されたら、私が仕事を切り上げてお迎えに行く。何の取り決めがあったわけでもないのに「私がやらなきゃ」と勝手に思い込んで、助けも求めようとせず、気付いたら「同じようにフルタイムで働いてるのに、どうして私ばっかり・・・」と被害者意識が強くなっていました。
でもきちんと気持ちを伝えたら、夫は理解してくれ、それまで以上に協力してくれるようになりました。「仕事が調整できる日は、言ってくれれば俺がお迎え行ったりできるから連絡して」と言われて、ハッとしたのを覚えています。どうせお願いしても無理だろうな、と決めつけていたり、申し訳ないと夫に遠慮したり、結果的に全て抱え込んで自分の首を絞めていたことに気付きました。夫と話し合ってから、私も無理をせず、もっと積極的に夫を巻き込んでいけばいいんだ、と思えるようになりました。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

共通して大事にしているのは、いつも笑顔で、ポジティブでいること。

いい意味で、したたかに、しなやかに生きること。
育児では、「下手でもいいから、まずはやってみる」ことを息子に促すようにしています。

息子が持っている無限大の可能性を、どうしたら最大限に引き出してあげられるかを考えて接しています。危険でない限りは、彼が興味を示したことは自由にやらせたり、自分でやりたいと主張したことにはとことん付き合うようにしています。
仕事では、周りの理解とサポートに常に感謝しつつ、とにかく成果を出すことを大事にしています。

子どもが生まれる前と今とではやはり働き方は変わりましたし、前より周りに迷惑をかけること、フォローしてもらわないといけないことも増えました。そんな状態で成果も出てないとただのお荷物でしかないので、目標を達成することは前提で、成果を出すことで恩返ししようと思っています。

 

息子くんと。

息子くんと。

ワーママとして職場復帰1年目。想像していた姿とリアルと、ギャップはありますか?

正直、想像していたほど大変ではないです。

そう思えるのも、もちろん会社の皆さまの理解とフォロー、夫の協力があってこそ。
復帰前は、「育児だけでいっぱいいっぱいなのに、これに仕事がプラスされるなんて、一体どうやりくりしたらいいの?!」と不安でいっぱいでした。が、いざやってみると、どうにかなるものです。会社の有難いWFHの制度も駆使して、会社でしかできないタスクは会社にいる間に、家でもできる仕事は帰宅後にと切り分けたり、限られた時間をどう有効活用するかを常に考えて工夫して動くようになりました。
毎日のタスクの時間配分の仕方が変わっただけで、全ては自分次第だなと思います。

 

よく旦那さんと素敵なところにお食事に行っていますね!何か決め事しているのですか?

月に一回は、普段は行かないようなちょっと贅沢なお店で美味しい物を一緒に食べよう、と決めています。結婚してもうすぐ5年になりますが、ほぼ毎月ちゃんと実施しています!
元々、前職時代は平日深夜まで仕事し、出張も多かったので、夕飯は別々に済ませるというライフスタイルでした。また結婚して2年目は夫が関西に単身赴任していたこともあり、一緒に過ごす時間はごく僅かでした。

そこで、月に一回くらいはお互いにスケジュールを調整して美味しいディナーに舌鼓を打ちながら、ゆっくり話す時間をとろう、ということで始めました。月イチの貴重な時間だから、ちょっと贅沢しよう、と。
子どもが生まれてからはディナーは難しいので、ランチに切り替えました。子どもNGのお店に行けず残念ですが、逆に子連れフレンドリーなお店を開拓できたり新たな発見も多いです。今は息子も大人とほぼ同じ物が食べられるので、一緒にランチを楽しめるようになり楽しいです!

 

仕事復帰してから毎週作り続けている作りおきおかず。夫婦共同作業。

仕事復帰してから毎週作り続けている作りおきおかず。夫婦共同作業。

毎週日曜日に、旦那さんと一緒に作り置きおかずを作られているようで(素敵!) 何がきっかけで始めたのですか?

産休・育休中は毎日自炊していましたが、仕事復帰したらどうしよう?と悩んでいた時に、元同期が作り置きおかずを有効活用しているのを知りました。
復帰する数週間前から試しに実践してみようと思い、日曜日に私が料理を始めると、夫が「何か手伝おうか?」と声をかけてくれました。夫も料理が好きな人なので、「何か一品作ってくれてもいいよ?」と冗談半分に言うと、一品どころか2~3品作ってくれたのがきっかけです。
最初はせっかくの週末なのに夫を巻き込んでしまって申し訳なさがありましたが、「週に一回、一緒に料理する時間が楽しい」といつだったか夫が言ってくれたので、二人の共同作業として日曜夜に作り置きおかずを作ることが定着しました。息子も食べられるようなメニューを複数作っておけば、平日料理することはほぼなく、楽できます。

 

理想とするワークスタイル、ファミリースタイルがあれば教えてください!

互いに支え、尊重し合い、それぞれが物事に全力で取り組み、成長を刺激し合えるような家族でありたいです。
女性だけがキャリアを犠牲にしたり妥協するのではなく、パートナーの理解を得て、二人で協力し合って家族のカタチを作っていく。今はそんな時代だと思います。もちろん子どもがいることによって生じる制約は多々ありますが、出来る限り子どもがいることを理由に仕事に制限をかけたくないと思っています。
それも全ては、将来子どもに胸を張って成し遂げたことを語れるような母でありたいと思っているから。夫にも、息子に誇れる仕事をして、息子にとって憧れの存在でいてほしいです。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

「○○といえば、小川璃紗」と言われるような存在になることが、人生の目標です。

まだ明確に見つかっていないのですが、これだけは誰にも負けないという武器を見に付けたいです。どんなに小さなことでも、「武器」を持っている人は強く、魅力的だと思うので。
そのためにも、まずは目の前のことに愚直に取り組むことが大事だと思っています。毎日少しずつ努力を重ねることが、いつか必ず実を結ぶと信じています。

 

最後に、メッセージをお願いします。

今でも励みにしている、憧れの先輩ママからの言葉があります。
「何かを完全に諦めたり手放したりするのは簡単だけど、いつか子どもは大きくなって少しずつ自分の世界を持っていくからこそ、『仕事をして何かを成し遂げているお母さんがかっこいい。』といつか我が子に思ってもらえるように頑張りましょ!」
子どもは、親のことを驚くほどよく見ています。

働くことがいかに楽しいことか、人生において何かを成し遂げることがいかに大事なことか、背中で示してあげれば子どもはちゃんと見てくれていると思います。
かっこいいママでいるためにも、一人で抱え込み過ぎず、手を抜けるところは抜いて、周りをうまく巻き込む。
育児と家庭の両立に思い悩み、息を止めて全力ダッシュしているような怒涛な日々にもそのうち終わりがきて、いつか思い出し、懐かしむ日がくるんだと胸に留め、毎日を丁寧に、楽しく過ごしていきたいですね。

2016年10月3日 0 comment
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城後さんと二人のお子様

今回のインタビューは、株式会社CaSyで特命係長をしている城後 幸代さん!

出産後、三度の転職を経験し、現在は時短で成長中のスタートアップ企業で活躍中。

最近は、大企業からスタートアップに転職するパワーママが増えてきました。実際にどのように転職を決意したのか、またスタートアップで働くリアルを聞いてみたいと思いインタビューをお願いしました。

“私は家事代行を使うまで子供に「ちょっと待ってね」「あとでね」という言葉が多かった気がします。ついつい「あとで・・・」と言ってしまいますが「あとで」っていつまでも来ないんですよね。今更ながら早く誰かを頼れば良かったなと反省するばかりです。”

私も言っているかも・・・とハッとしました。。

やりがいある仕事、楽しめる育児、それらを実現できる環境を自ら創っていく、城後さんのアクティブな動きは、もやもやしている方にも勇気を与えてくれるはず!(椿)

 

城後さんと二人のお子様

城後さんと二人のお子様

プロフィール

・氏名:城後 幸代
・会社名:株式会社CaSy
・役職名:マネージャ
・職種:匿名係長
・簡単な経歴:IT系営業→インドオフショア営業→オフィス立ち上げ→新規ビジネスママ向けメディア立ち上げ→CaSy広報→CaSy人材集めプロジェクトリーダー
・居住地:渋谷区
・ご自身の年齢 :34歳
・お子様の年齢 :4歳,1歳
・ワークスタイル:時短社員

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

CaSy(https://casy.co.jp/)は下記3つの特長を持つ家事代行サービスの会社です。

▶︎ITにおける業務効率化で間接コストが無い
◎利用者は1時間2,190円というお手頃価格で利用可能
◎働く側は高時給で働ける
◎インターネットで手軽に365日好きな時に申し込める

▶︎データを活用して、最適なマッチング、高品質の維持を実現するアルゴリズムを実装

▶︎面接や研修に力を入れているので働く側も使う側も安心できるサービス

私自身は10時〜16時で勤務しております。
会社からパソコンが支給されており、いつでも仕事ができる環境ですので、
ワークスタイルはかなり柔軟です。

入社より広報のお仕事をさせて頂いておりました。
現在は申し込みたいお客様が殺到しておりまして、現在の仕事内容は『家事代行のお仕事の魅力』をお伝えするお仕事です。

共働きが増えているなか、まだまだ専業主婦世帯多く厚生労働省「厚生労働白書」、内閣府「男女共同参画白書」(いずれも平成26年版)によると687万世帯だそうです。

働く事を希望している専業主婦も多いそうですが、多くの方がすぐにフルタイムでのお仕事やパートにでることは『自分に両立ができるのかという葛藤や不安』を覚えるそうです。

そんななか、CaSyは働き方に革命を起こしました。

週に2時間から働ける『スキマ時間の活用』という選択肢をつくることで、長い期間専業主婦をしていていた方、すぐ働くことに自信がもてない方など、超短時間から社会との接点を少しずつ自分のペースでつくっていく事ができます。

また、副業を解禁している企業が増えていますが、最近では副業やパラレルキャリアのひとつとして子供ができる前に自身のお掃除スキルを向上させたい方、一生涯働ける定年退職が無いお仕事ということで、「お母さんにもできるんじゃない?」とお子様や旦那さまの紹介で弊社の家事代行サービスに面接を受けに来られる方などいろんな方がいらっしゃいます。

普段はOLだけど、スキマ時間を利用して子供の塾代を捻出したい方、将来年金だけでは不安がある方、ボランティア好きの主婦で感謝されることが嬉しい方など『働き方』や『なぜこのお仕事を選んだか』などのニーズは様々です。

埋もれてた『スキマ時間』を活用することで使う方も働く方もハッピーになれるCaSyはそんなビジネスモデルなんです。

家事で困っている私のような共働き世帯をサポートする一方、女性の新しい働き方を創造できるこのお仕事はとてもやりがあります。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6時半起床 瞑想
7時半 身支度
8時  子供の保育園の準備
8時半 子供に朝食を食べさせる
9時  家を出る
9時15分 保育園登園
10時  出社
10時  会議
11時 データ収集
12時 ランチ移動
13時 商談
14時 移動 カフェでアポ調整
15時 商談
16時 移動 カフェで残務
17時30分 保育園へ移動
18時30分 保育園お迎え
19時 夕飯作り 片付け
19時30分 子供に食事を食べされる
20時 入浴
20時半 ママのストレッチを手伝ってもらい癒される
21時  絵本タイム、就寝
22時 気がむけば主人と晩酌

城後さん

城後さん

 

出産して、何が一番変わりましたか?

会社中心の生活から子供中心の生活にかわりました。

夜のお付き合いが大好きで給料が全部無くなるくらい毎日飲み歩いてました。
1人目妊娠中臨月まで、子育てというデットラインが近づいている変な危機感があり、交流会に参加しておりました。

今は、きちんと食事をとり、土日も子供と公園にで出かけすっかり健康な生活になりました

また、独身時代は関わる事の無かった層(他業種ママ)との出会いもあり子供が居るからこそのご縁だなと感謝しております。
子供を産んだら新しいネットワークの構築は難しいと思ってましたが、ママという新しいネットワークはママだからこそできるネットワークだと思います。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

職業柄年配の主婦の方にご縁できることです。
ベテランの主婦から家庭の知恵やコツを教えて頂けます。
結果、自宅の家事効率化につながってます。

例えばアルミホイルを排水溝に入れておくとお掃除がラクになるよとか、衣替えのシーズンはこうやって服を畳むとかさばらないとか普通のお仕事をしていたらなかなか教えてもらえない情報を得れる時です。
ママだからこそその情報を活かす事もできるし、ママで仕事してて得したな〜なんて思います。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

弊社の経営陣は共働きのパパが多く、多くのサポートをしていただいてます。

具体的なエピソードをお伝えすると、上の娘がインフルエンザにかかりそれが下息子に感染し息子は初の熱性痙攣。私は尿路感染症にかかり39度以上の熱でフラフラになりながら息子を救急車で病院へ。そして、その日はどうしても外せない商談の日。

仕事の穴は代表が対応してくれ無事某テレビ局の取材オファーを頂ける事になりました。

本当に多くの方に支えて頂いてるなと感謝しています。

 

それをどうやって解決していますか?

子供がなるべく病気にかからない為に、うがい手洗いはもちろんの事、鼻うがいをさせています。それでも子供の病気はコントロールできず、どうしても外せない打ち合わせは主人に会社を休んでもらいますし、『立っているものは親でも使え』精神で色んな方にたよりまくりです。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児で一番大事にしていることは『うんち』です。お陰で娘も息子も便秘知らずです。
朝食は手抜きですが、夕食は1汁3〜4菜を目安に食事を作ります

CaSyは働く側スタッフは9割が女性です。女性の活躍を女性が後押しするという素晴らしいビジネスモデルだということを多くの方に知ってもらう事を仕事では大事にしています。

長い間専業主婦をしている方の中には最初の1歩が踏み出せないと言う方も多く、そんな1歩をスタートするきっかけや、1週間に2時間だけの副業という選択肢、家事効率化を学ぶ場、55歳以降でも『好きなとき・好きな場所・好きなタイミング』で無理せず働ける定年退職のないお仕事としての今までに無かった「新しい働き方」という選択肢を多くの方に知って頂きたいです。

 

二人目妊娠中に転職されていますね。受け入れ企業は、どのような感じだったのでしょうか?

あるWeb制作会社です。当時の社長に昔から良くして頂いていておりまして、WEB制作部門が軌道に乗ってきてて新規事業を立ち上げるから来て欲しいとオファーをいただきました。ところが、お話を伺った翌日に妊娠発覚。。。。。当時の社長曰く『良いじゃん!おいでよ』と一言で解決!

採用して頂くことになりました。

本当に良い子育環境を提供してくださいました。子供中心でお仕事をさせて頂き有り難かったです。今でも良い機会を下さった前職のみなさまには今でも感謝しております。

 

お子さまが産まれてから3回の転職。出産すると、動きを控える人が多い中、動けた城後さん。動きを後押ししたのは?

じっとしてられない性格なんですw

2人目出産は出産2日前まで働いてました。 たまたま自分のライフステージの課題とやりたいことが重なった結果だと思います。あとは良いご縁とダメもとで動いてみるダメもと精神で自分の気持ちに素直に従ってきた結果、3回の転職になりました。 私、ホント欲張りで仕事の時間も子育の時間も充実しなきゃ嫌なんです。

 

復帰後の転職、今の会社との出会いは、どうでしたか?

保育園の兼ね合いから2人目が産まれて2ヵ月後職場復帰しました。

下の子は授乳中で上の子の食事は作らなければならない、
朝6時に起床しても下の子がおっぱいをはなしてくれない・・・
日中は睡眠不足と授乳でフラフラ。

そんななか家事代行サービスというサービスを知りました。
頼んでみたところ主人は他人が家に入ることが大嫌い、
『家事代行サービスを依頼したい』という話に耳を貸してくれませんでした。

このままでは私が倒れる・・・
家事代行を依頼したい・・・
私と同じ想いをしている人がどのくらいいるのだろうという

ふつふつと押し上げる感情を抑えきれず

2015年の8月下の子供が6ヵ月のときに転職、ママという売りが採用され広報として勤務させて頂くことになりました。

未経験で、時短正社員として受け入れてくれたCaSyにとても感謝しております。

 

小さな子のママでもスタートアップで働けるものなのでしょうか?成長中のスタートアップで働くリアルを教えてください!

小さな子どものママでももちろんスタートアップで働けます。

一口にベンチャーと言ってもいろいろあります。 CaSyはとても働きやすいです。

また、ベンチャー企業だからこそ学べることや、やりたいと思えることにチャレンジしやすい環境はとても刺激になります。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

目標は家事代行で働くスタッフの魅力を伝え、より多くの方に働いてみたいと思って頂けるような施策をおこなって行くことです。

 

最後に、メッセージをお願いします。

私は日々失敗ばかりしています。職場や家族など多くの方の支えでなんとか日々やりくりさせていただいております。

母親だって人間です。全て完璧でなくても良いと思うんです。
大事なのは関わっている人に感謝したり、それをきちんと伝えたりすることだと思いますし、またママ自身の息抜きも重要だと思います。

と。。。偉そうな事をいいつつ、あまりできてない事が多すぎて
猛烈に日々反省しております。

核家族化が進む中、共働きの女性にかかる負荷負担は大きく、日本の男性の家事分担率18.3%。世界で最も低いと言われています。一方、現在はすこしづつですが、働き方のありかたも見直され男性の家庭参画も増えてきています。

私は家事代行を使うまで子供に「ちょっと待ってね」「あとでね」という言葉が多かった気がします。ついつい「あとで・・・」と言ってしまいますが「あとで」っていつまでも来ないんですよね。今更ながら早く誰かを頼れば良かったなと反省するばかりです。

子育や家事が大変ならば、1人で抱え込まず外部を頼れるとこるは頼ることが大事だと思います。子育への心の余裕がうまれますし、子供と過ごせる時間は帰ってきません。

CaSyは子育が一段落した主婦スタッフが多く、子育て中の家庭をサポートすることが生きがいだという方も多いんです。「自宅の家事をしても専業主婦だから当たり前になりすぎて喜んでくれないでも、CaSyのお客様は家事を提供する事でとても喜んで頂けるから嬉しい」という話をよく耳にします。

CaSyのお仕事は家事に価値を付けて行く事だと思ってます。

少子高齢化社会の中、年齢を問わず家事の得意な人が活躍できる場所が提供できることは
家事が苦手な私にとってとってもやりがいのあるお仕事です。

ママでも我慢せず子育てを大事にしながら働いていいと思うんです。

良く子育てしているからやりたい仕事ができないという話を耳にしますが、そんなことは無いと思います。きっと方法はあるはずです。 『もっとママは自分に素直でいい』

そんな働きかたができる場所や子育ができる環境が増えるといいなと思います。

 

2016年9月23日 0 comment
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今回のインタビューは、ニューヨーク在住ライターの公文紫都さん!

ご主人とご結婚後、NYに行かれてからそのご活躍やライフスタイルを眺めては、いつかお話を伺いたいと思っていた公文さん。以前から、しなやかで柔らかさがありながらも、キリッとした佇まいで独特のオーラ(といったら失礼?笑)のあった公文さんですが、より、ご自分らしく肩の力が抜けて毎日を楽しんでいらっしゃる様子が伝わってきました。570gという体重で生まれた娘さんのこと、17歳年上のご主人のこと、そしてNYライフについて伺いました!(千田)

 

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2016年9月17日 0 comment
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