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保活

谷口さん
谷口さん

谷口さん

谷口さんは、山本さんからのご紹介です。ご紹介メッセージはこちら:

美容業界で働く、3歳3ヶ月の娘さんをもつ谷口さん。毎日のワンオペ育児をどう乗り越えているのか、大変だった保活と最近の幼稚園選びの動き方、そんな中でも美しさを保っていらっしゃる秘訣などを伺いたいと思います。

プロフィール

・氏名:谷口 未央

・会社名:シロノクリニック

・職種:広報PR

・簡単な経歴:短大卒業後、ブライダル事業・宝飾販売を経て、シロノクリニックへ入社。

       クリニック受付、治療補助の現場研修を終えて広報PRへ。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :34歳

・お子様の年齢 :2014年生まれ 3歳

・ワークスタイル:時短勤務

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

美容皮膚科シロノクリニックの広報PRの仕事をしています。

シミやしわなどのレーザー治療をメインとした老舗の美容クリニックになりますが、クリニックに興味をもっていただき、テレビや雑誌などに取り上げていただけるようプレスリリースを作成することが主な仕事内容です。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00  起床

7:00  娘起床、朝ご飯

7:30 家事(掃除・洗濯)

9:00  娘をプレスクールへ 

10:00 出勤

17:00 お迎え・ご飯の準備

18:00 夜ご飯 

19:00 お風呂

19:00 娘と遊ぶ

21:00 娘就寝 (だいたい娘より先に寝落ちして、その後復活。しないで朝までの時も…)

22:00 ヨガをしたり、撮りためたドラマを観る

23:00 就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

接客業を長い期間していたので、仕事が終わって23時頃夜ごはんを食べるような夜型生活をしていましたが、子供が生まれてからは18時が夜と感じるような朝型生活に切り替わりました。お酒を飲まない日はなかったので、飲まなくても平気な自分に驚きました。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

子供と2人きりでいることが当たり前の生活だったので、社会とつながっていると感じられることがすごく嬉しかったです。復帰後、初めて電話に出た時の緊張を今でも覚えています。

また、新しい情報をキャッチできること、育児の先輩でもある職場の上司から子育てについての話を聞けることや、子供を預けている間に焦らずおいしいランチが食べられるなんて、こんなにも素晴らしいことはないと常々思っています。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

娘は夜泣きが本当にひどくて、1日10回くらい起きるのは当たり前、断乳したら朝まで寝ると聞いていたけどそんなことはなく、合わせて3時間程度しか寝られないことがよくあったので寝不足のまま仕事へ行くことが辛かったです。

3歳になってやっとまとまった睡眠がとれるようになりました。

最近は体力がついてきて昼寝をしないこともあり、お迎え直後から眠くなりグズグズ、そんな中ご飯の準備、食べさせて、お風呂までが激動すぎて毎日大慌てです。

 

それをどうやって解決していますか?

夜泣きにつきては解決方法はありませんでした!汗 ただただ耐えるのみでした。

眠くてグズグズしているときはご飯も残り物、お風呂もお湯かけるだけで思いっきり手抜きしています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では毎日、抱きしめて「大好きだよ」と言うこと、遊ぶ時間は娘と真正面から向き合うようにしています。片手間で相手をしていてももう見透かされる年齢になったこともありますが、遊ぶとき本気で遊ぶとすごく嬉しそうにするし、ニコニコしまがら「楽しいね」と言ってくれるので意識するようにしています。

あと、主人は多忙な日々を送っているので不在にすることも多いですが、パパが仕事を頑張ってくれているから、欲しいオモチャが買えて、おいしいものが食べれているんだよ、とパパの有難みを伝えるようにしています。

仕事ではプレスリリースを書く上で新しい情報をキャッチすること、広報という立場上、身だしなみをキレイに整えておくこと、時間制限のある中での仕事なのでその日のうちにやり終えたいことを朝のうちに考えるようにしています。

 

谷口さんとお子さん

谷口さんとお子さん

認可保育園は全てNGだったと伺いました。保活はどのように乗り越えられましたか?

娘を預けて仕事復帰したい気持ちと、娘の成長をずっと見ていたい気持ちとが交錯し、認可保育園に入れるかは運任せなところがありました。

そんな中、たまたま上司が教えてくれたプレスクールが無認可で家から遠くはありましたが、カリキュラムや、給食など、スクールの環境や方針にすごく好印象を持ち、ここなら預けたいと思う所に出会え、1歳からの受け入れで運良く入ることができました。

 

最近は幼稚園選びをされているとのことですが、探し方、大事にされているポイントなど教えてください。

女の子なので、のびのび遊ぶだけでなく、それなりのカリキュラムがあったり、規律があったりなど、ある程度しつけも大事にしている幼稚園に通わせたいなと思っています。できれば仕事も続けたいので預かり保育があれば尚いいなと思っています。

 

平日のワンオペ育児、どう乗り越えているのか教えてください。

主人は毎日深夜の帰宅なので、変に期待していないのでいられるので逆に気持ちはすごく楽だと思います。

夜ごはんも食べないので娘と2人だと簡単に済ませられますし、お友達と食べて帰ることもあります。ご飯作ったのに食べなくなったとか、家にいるのに何もしない、とかそういう思いも抱かずに済むので、ワンオペだからということをあまり大変だとは感じていません。

 

お子さんが生まれて仕事や育児の中で毎日バタバタの中でも、その変わらぬ美しさを保っていらっしゃる秘訣を教えてください

正直妊娠してから出産してしばらくの間は自分でも不思議なくらい美容にエネルギーを注げませんでした。

でも仕事に復帰することで、やっぱりきれいにしていたいなという気持ちが湧いてきました。美容皮膚科なので治療を体験させてもらたり、グループ会社のドクターシーラボの化粧品を社割価格で買えるなど嬉しい特典もあります。美容業界なので周りはキレイな方がたくさんいることもあり、仕事をすることが美容に直結していると思います。

 

「子ども優先の働き方」を選んで実現している谷口さん。どうやって実現したのですか?

預け先が決まって復帰しようと思った時、それまでのポジションにはすでに新しい社員の方がいました。他の職種も提案いただいたのですが、もし戻るならそれまでお世話になった上司のもとで働きたいという気持ちがあったので悩みましたが退職することを選びました。

認可ではなかったので、週に1日程度預けながら、仕事を探そうかなと考えていた矢先、本当に運良く上司から連絡をもらい復帰できることになりました。 退職してから3ヶ月くらい経った頃だったと思います。広報という仕事場、取材の立ち会いなど夕方などが多く時短の私には出来ないことが多々あったので、それまで行なっていた取材関係、キャラバン活動、それにまつわる事務作業などは他の方にお願いすることになり、リリース作成に限定して仕事をさせてもらえることになりました。 実現できた理由は、尊敬でき、理解ある上司に恵まれた、ということに尽きると思います。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

娘が甘えてくれるうちは娘優先の生活をするつもりです。娘が成長して一緒に過ごす時間が少なくなったらもっとバリバリと仕事したいと考えています。美容以外に、オーガニックであったり健康志向の食にも興味があるので資格を取るなどして仕事に絡めていきたいと思っています。

 

 

最後に、メッセージをお願いします。

私自身、もともと子供はそんなに得意ではなかったし、家事も苦手でした。それでも結婚して子供を持つことは、想像していた何倍も何十倍も大変だったけど、やっぱり何にも代えがたい、愛おしくてたまらない存在です。

仕事だけの日々、子育てだけの日々、それとも両立して慌ただしい日々、私は両立できることが一番幸せだと感じています。子育てしつつな自分でも働かせてもらえる環境、第三者であっても安心して自分の子供を任せられる環境に、大変な時は考える余裕なんてないけれど、改めて考えると本当にありがたい環境なんですよね。

周りのできるママと比較しないこと、頑張りすぎないこと、頼れるものには何でも頼る!これが大事なんじゃないかな、と思っています。

こんな私でも何とかやっているのだから、だいたいの人はできると思いますよ!!

 

2017年10月24日 0 comment
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山本さんと娘ちゃん

今回ご紹介するパワーママは、株式会社CyberZの人事マネージャー、山本真由美さん。

2017年6月に育休より復帰後、仕事の他にも平均年齢30歳と若手が多い社内に対して勉強会を開催したり、ブログでも意識的にワーママとして経験を発信する姿が素敵な山本さん。

保活・出産育児・職場復帰と、経験のない人からすると、とてつもなく大変そうに想像される出来事について、実際にどうだったのか、そして何が変わったのか?について、おそらく最も大変な時期である復帰ホヤホヤの今、リアルボイスを聞いてみました!(インタビュー by 椿)

 

山本さんと娘ちゃん

山本さんと娘ちゃん

プロフィール

・氏名:山本真由美

・会社名:株式会社CyberZ

・役職名:マネージャー

・職種:人事

・簡単な経歴:

大学卒業後、2006年に新卒でサイバーエージェント入社。人事本部にて新卒採用・育成・社内活性化業務などに携わった後、広告部門にてコンサル部門のマネージャーとして従事。CyberZの事業拡大に伴い、2012年に異動。メディア部門にてスマホ広告の商品開発、仕入れ、運用担当などを経て、2013年からCyberZの人事部・総務部のマネジャーとして採用、育成、社内人事システム構築、オフィス等を担当。産休・育休を経て、2017年6月に現職に復帰。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :33歳(1983年)

・お子様の年齢 :1歳(2016年)

・ワークスタイル:正社員

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

スマートフォン広告代理業及びスマートフォンゲームのプレイ動画共有サービス「OPENREC.tv (https://www.openrec.tv/)」等のサービスを運営している株式会社CyberZ(https://cyber-z.co.jp/)において、人事部のマネージャーとして従事しています。現在は人事の中でも、育成・管理業務を中心に、人に関わる経営課題に向き合っています。育休復帰後より、時短勤務です。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:30 起床、朝食(娘に食べさせながら自分も食べる)、登園準備

8:00 保育園送り担当は夫。見送り後、家事タイム(掃除・食器洗い等)、身支度

8:30 家を出る(通勤)

9:30~16:30 出勤(時短勤務)

17:30  保育園お迎え~帰宅

18:00  娘とお風呂、洗濯(洗濯をするために先にお風呂に入れています)

19:00 夕飯(娘に食べさせながら自分も食べる)

19:30 夕飯後、こどもと遊ぶ(絵本等)、両親に娘の写真を送ったりビデオチャットしたりコミュニケーションをとる

20:30 娘の寝かしつけ

21:00 家事タイム(洗濯物たたむ・夫が家で食べるときは食事の用意)

22:00 自分の自由時間♪(本を読んだり、ゲームしたり)

23:30 自分が寝る

 

出産して、何が一番変わりましたか?

「生活スタイル」時間の使い方が一変しました。朝型&規則正しい生活になりました。今までは仕事中心で割と夜型だったので、ここが一番変わったと思います。

「家事力」食事づくり、その他家事全般これまで仕事中心だった生活だったのですが、圧倒的に家事に費やす時間が増えたので、少なからず手際の良さや食事メニューの広がりなど、家事力は上がったと思います。笑

「両親とのコミュニケーション」。孫を通じて家族(両親)とのやりとりが圧倒的に増えました。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

人生における、楽しみや喜びが増えたことです。復帰してすぐ感じたのは、育児も仕事も両方できる、というのは幸せなことだなと実感しました。どちらも自己成長にもつながっています。

また、ママになったからこそ仕事で活かせるものも増えました。大変なことも、喜びも、パパママの気持ちが以前よりもはるかによくわかるようになり、人事の仕事の中で、面談時や取り組みや制度を考える際など、活かせることが増えました。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

仕事では、時短勤務、保育園のお迎えという「時間の制約」があるということです。

あとは、パパママは皆さんおっしゃると思いますが、子供の体調不良になったとき。まだ1歳で免疫が少なく、保育園から風邪をもらいやすいし、なかなか治りづらかったりします。仕事を急に休まざるを得なくなるというのもありますが、子供が辛そうだといつも以上にこちらも体力と精神力が必要になります。熱は大丈夫かな、熱性痙攣起きないかななど、いつも以上に娘の様子に気を遣い、夜も頻繁に起きて夜泣きの対応で睡眠時間が減ったりするので、子供も親も戦いですね。

 

それをどうやって解決していますか?

仕事では、やりたい事が多く、この限られた時間の中ですべてはできないので、組織成果が最大限に出せる「自分ができること」「自分がやるべきこと」の優先順位をつけるようになりました。ある程度、良い意味で割り切りみたいなものも必要だなと感じます。あとは、「短時間でどれだけ成果を残せるか」という思考に変わりました。結果、ものすごく集中力が増しました。(笑)

 

「子供の体調不良は必ずある、いつ休むか分からない」という前提のもと、ここも見越してし「仕事を持ちこさない」「期限よりも早めに終わらせる」ことに気をつけ、「急に休んだ際にカバーできる体制づくり」をするようになりました。また、弊社グループでは「キッズ在宅」という、子どもの急な発病や登園禁止期間など、子どもの看護時に在宅勤務できる制度があるのでこちらも活用しています。今後は、どうしてもというときは義両親に頼ったり、シッター等色々な方法を模索しておこうと思います。

あとは、体力と精神力が削られるので、自分自身の体調管理には以前よりも気をつけるようになりました。体調が悪くなったときは鍼、心身のバランスを保つための定期的なマッサージなど、体調にあわせてお世話になっているところがあります。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児は、子供と一緒の時間は最大限子供に向き合うことです。産休・育休中は四六時中一緒にいましたが、保育園に通うようになってからその時間が減ったので、一緒にいる間は最大限向きあおう!と思いました。

仕事は、自分が出せる最大限の組織成果を出すこと、自己成長し続けることです。

 

社内で会議

社内で会議

復帰して2ヶ月。想像していたワーママ生活と実生活の違いはありますか?

想像では、毎日バタバタして、疲弊するのではと思っていましたが、意外とそうではなく、復帰前よりも更に規則正しい生活になり、気持ちの面でもメリハリがつけられるようになりました。そう思えるのは夫や会社の皆さんのフォローあってこそかと思います。

 

保活はどのように準備して、どう動いていきましたか?やってみてどうでしたか?

東京都の中でも激戦区と言われるエリアに住んでおり、正直苦戦をしました。0歳児(0歳4月入園)でも当たり前のように認可保育園はNG、認証保育園も入園1年前の段階で「すでに予約が100名以上入っており、うちは先着順です」というところも多く、望み薄。「まずは説明会に参加してください。説明会は毎月1日の○時から予約を開始しますのでそのときに電話してください」というところも多く、昔の人気アーティストのチケット取りみたいな感じで、電話を準備してひたすらつながらない電話をかけ続けて、ようやくつながったと思ったら「すでに今回の説明会予約がいっぱいになったので、来月おかけください」と言われたり。保活の大変なところは、努力したからと言って必ずしも報われるものではないということかなと思います。自分1人の力ではアンコントローラブルなことも多いです。何より先が見えない不安というかストレスは私も感じました。

最終的には、保育園を調べる中で、気になった園の情報がないか仲良くしていた近所のママ友さんに聞いたところ、ちょうどその方の友人がその保育園に預けていたのでつなげてもらいました。少々家から遠いけれど話を聞いてとても良さそうだと思い、応募し、決定しました。なので、最終的には紹介経由ですね。

 

激戦区における保活のポイントを教えてください!

スピード(できる限り早く動くこと)と、情報戦に勝つことかなと思います。

「認可」に関しては、情報収集・応募はしつつも難しい前提で動く。

「認証・無認可」に関しては、スピードと情報が重要。「認証・無認可」はそれぞれ応募タイミングや優先することが園によって違いますのでそれを把握しておく必要があります。先着順のところも多いので早いに越したことはありません。妊娠中から休みを取ってでも動いておく、情報戦というのは、同じ区のママ友を作り、比較的入りやすい新設園の情報や、紹介経由で入るなどのルートを作ることかなと思います。

 

会社復帰してから意識的にメッセージを伝え始めた理由は?

自分の経験は伝えていく、ということを始めました。まずは社内から。今働いているCyberZでは、平均年齢30歳前後なので、まだまだこれからママが増えるという段階。最近結婚した、妊娠した、産休に入ったという方が多い会社なので、私から後輩社員やこれから出産を迎える人に伝えられることは多いなと感じ、もちろん個別にも伝えたり、全体向けには「F会」という活動を通じてどんどん伝えていきたいなと思っています。

 

F会にてライフネットの岩瀬さんをお呼びして勉強会を実施したときの様子

F会にてライフネットの岩瀬さんをお呼びして勉強会を実施したときの様子

女性を集めて開催していた「F会」は、どういう取り組みなのですか?

「F会」は、女性特有の悩みを相談する場の提供と女性同士の繋がりを大切にすることで、活き活きと働けるきっかけをつくることを目的として営業マネージャーの石川さん、広報の高井さんと一緒に2016年1月から立ち上げたプロジェクトです。F会の「F」とは、Female-女性、Future-未来、Flutter-羽ばたくの意味を込めています。これまでの取り組みとしては、懇親会・マネジメント研修・外部の方をお招きしてお金やヘルスケアに関する講演など。復帰してからは、「妊娠出産を経て」というテーマで現在妊娠中の社員と私から経験をお話しながら、皆でランチを食べるという会を実施しました。アンケートをとりましたが、満足度は100%でした!やはり業務以外での縦横ナナメのつながりができることや、先輩や今回は妊娠出産経験者の話が聞ける、というのは満足度が高いですね。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

働く上で大事にしていることは、「最大限に組織貢献すること」「自己成長し続ける」ということです。

まずは、CyberZの社員が働きやすい環境を作ったり、一緒に働くメンバーを採用したりと、人事という立場から最高の組織を創っていきたいと思います。グループの中でもスピード感や経営の意思決定がとにかく早く、新しいことに挑戦させてもらえ、自ら提案し、自分で仕事を作れる環境なので、どんどん提案し、チャレンジしていきたいと思います。個人としては、F会などの活動を通じてママとしての自身の経験を伝えたり、興味がある分野の勉強しながらレベルアップをしていきたいと思います。

 

最後に、メッセージをお願いします。

育休復帰直後という立場から。結婚後、妊娠中、産休・育休中など、「子供を産んでからの仕事復帰」「家庭と仕事の両立」は、正直誰しもが不安に思うことがあると思います。私自身も、復帰前の1カ月は子供の体調不良が続いたこともあり、復帰する気満々だった中でも少なからず大丈夫かなぁ、やっていけるかなぁというのを感じました。

ただ、不安はあったとしても、仕事復帰の機会があるならば、「まずはやってみてから決める」ことをお勧めします。復帰して良かった、仕事と家庭両方できることが幸せと感じる場合もあると思いますし、もしかしたら、やっぱり家庭一本で頑張りたいという風になるかもしれない。それはそれで良いかなと思います。(私は逆に家庭一本、育児に全力投球できている方も、ものすごく尊敬しています・・!)

私はこのパワーママのインタビューを読むのがすごく好きです!十人十色、皆環境や状況は違うけれど、皆それぞれ日々頑張っていて、たくさんの勇気をもらっています。私も誰かの勇気やチャレンジにつながりたいなと思います。

2017年8月23日 0 comment
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ベンチャー業界で活躍するワーママ弁護士の雨宮さん。
起業家で外国人の旦那様を支えつつ、2歳と生後1ヶ月の二児の母をエンジョイしながら、しなやかに、そしてアツく、周りにパワーを与えてくださるパワーママです!

“こうあるべき”の枠にハマらない、多様性を体現する雨宮さんの思考パターンや解決策が、多くの人にヒントと勇気を与えてくれると思います!(椿)


雨宮さん、旦那さん、息子くん

雨宮さん、旦那さん、息子くん

 

プロフィール

・氏名: 雨宮 美季

・会社名:AZX総合法律事務所

・役職名:パートナー

・職種:弁護士

・簡単な経歴:2001年弁護士登録。ベンチャーの社内弁護士を経て、2002年より、AZX総合法律事務所で、ベンチャー企業をサポートする仕事をしています。

・居住地:文京区

・ご自身の年齢 :41

・お子様の年齢 :22ヶ月(長男)、1ヶ月(次男)

・ワークスタイル:法律事務所に所属していますが、個人事業主ですので、労働時間の拘束はありません。もっとも、チームで仕事を行うことがほとんどのため、毎日事務所に10時に出勤して、18時前後に退社するという規則正しい生活をしています(なお、現在は9月に第2子を出産したため、来年4月まで育休中です。育休といっても、法的な制度によるものではなく、自主的に仕事を控えているにすぎないため、日々メールチェック等はしています。)。

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

私が所属しているAZX Professionals Groupは、弁護士、会計士、税理士、社労士、弁理士などとワンストップでサービスを提供するグループであり、2001年の創業以来15年以上にわたり、一貫してベンチャーサポートを行ってきました。時代や環境に左右されず、継続してベンチャーサポートを行ってきたからこその知識、ノウハウの集積には自信があります。また、AZX全体としても、私個人としても、ベンチャー業界のエコシステムの発展に貢献すべく、ベンチャーに必要な法的基礎知識の啓蒙活動などを積極的に行っています。

今回、AZXとしてのこれまでのノウハウを集積し、起業家が最低限知っておくべき法律知識を分かりやすく解説した本である「ベンチャー企業の法務AtoZ」(中央経済社)を出版しました。この本は、いわば「起業家版 法律の実用書」となるべく、起業家から良く受ける質問をベースにQ&A方式で執筆しています。ベンチャーに関わる全ての方にお役に立てるのではないかと思います。

そのほか、私個人の共著に「良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方」(技術評論社)があります。

AZXのホームページでも、起業に興味のある方への情報をいろいろ掲載していますので、是非見てください!

「ベンチャー企業の法務AtoZ」(中央経済社)を出版

「ベンチャー企業の法務AtoZ」(中央経済社)を出版

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

(第2子育休前のものです)

6時 起床

6時~ 朝ごはんを食べたあと、子供と絵本を読んだり、レゴをしたりして遊ぶ

8時半~9時 保育園に通園(可能な限り、夫が担当)

10時 出社

11時半~12時半 ランチ(場合によっては仕事関係者とランチ)

18時~18時半頃 退社

18時半~19時頃 保育園へのお迎え

19時半~20時 夕飯、お風呂

20時~21時 子供の就寝

21時~23時 リラックスタイム 掃除、洗濯等

22時~23時頃 就寝(たくさん寝てます!)

出産して、何が一番変わりましたか?

これまでは独身を謳歌して、都会の真ん中に住み、遅くまで働き、毎晩のように飲み歩いていましたが、子供が出来てからは生活が一変しました。

限られた時間で仕事を効率的に行うよう工夫したり、個人プレーではなく、チームのメンバーと分担して業務を行うようになり、結果として、チーム全体のパワーがアップしました。また、プライベートでは、夜に飲み歩くことがなくなり、自炊をし、規則正しい生活をするようになりました(相変わらずお酒は好きですが(笑))。これからは、子供のためにも健康を維持していかなければと思っています。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

出産を契機にこれまでの仕事を見直し、新しく起業したり、ベンチャーに就職する女性がまわりに増えてきており、これから立ち上げるサービスの適法性チェックや規約の整備等の法務相談を依頼されることも増え、新たなチャレンジをサポートできることに喜びを感じています。また、これまで「出産、育児」の分野ではアナログな方法でのサービスが多かったのですが、働く母親が増え、皆がスマートフォンを活用するようになってきていることから、ベビーシッターや家事代行のマッチング、育児情報のサイトなど新しいサービスが続々と生まれてきており、そのようなサービスのアドバイスの立ちあげの際に法的視点のみならず、働く母親視点でも意見交換をさせていただけるのがうれしいです。プライベートでも積極的にいろいろなサービスを試してみるようにしています。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

子供が体調を崩したときは、夜も十分に睡眠がとれず、親子ともだおれになってしまい、本当に大変です。クライアントから仕事を受ける立場であるため、仕事の量や繁忙期もコントロールしにくいため、仕事のヤマと子供の体調の悪化が重ならないように祈る日々です。ただ、いまのところ大病にはなっていないことが救いです。

それをどうやって解決していますか?

ひとりでかかえこまずに、病時保育サービスやベビーシッターサービスを恒常的に利用しています。また、母も定期的に来て協力してくれていますが、母も自分の用事や親の介護もあるので、母の都合があわなくても対応できる体制を心がけています。

病時保育やベビーシッターさんに頼ることは、最初少し躊躇しましたが、「子供の風邪は親に感染しやすい」ことが分かり、親が体力を維持し続けることも大事だと思い直しました。夫がアウトソースに対して抵抗感がなく、積極的に利用を勧めてくれることも有り難かったです。

継続して利用することで、ベビーシッターさんとの信頼関係もでき、いざという時のお願いもしやすくなるので、「本当に緊急の時」だけではなく、たまにはリフレッシュ目的で利用するなどして、ある程度継続してお願いしておくのも良いのではと考えています。文京区には子育て訪問支援券事業というのがあり、ポピンズなどの信頼性が高い事業者のサービスが一定の負担で利用できるのでとても助かっています。第2子の出産間近の際には後期づわりでつらく、2歳の長男の相手を十分にできなかったため、ベビーシッターさんには随分助けられました。ほかからみると「え、その程度の大変さでベビーシッターを頼むの?みんな自分でやってるよ!」と思われてしまうかもしれず、自分自身もそういうことを気にしてしまう時もあるのですが、もう少し、アウトソーシングに対する心のハードルを社会全体で下げていければと思っています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

こどもと一緒に、自分も学び、成長していくことです。仕事も16年目となり、忙しさにかまけていると「こなしている」感じになってしまいがちなので、意識して目標を設定して、学ぶようにしています。ただ、同時に余裕も失わずに、あくまで「楽しく学ぶ」ことを大事にしていきたいと考えています。

今回も、第1子の出産後、年齢のこともあり早めの第2子の出産を計画していたので、それまでの短い期間に「起業家向けの本を出す」「TOEICの目標スコアをクリアする」という目標を設定し、ギリギリながら、なんとか達成できました!

国際ロボット展での旦那さんの会社の展示ブースにて

国際ロボット展での旦那さんの会社の展示ブースにて

起業家で外国人の旦那様!家事育児の役割分担はどのようにされていますか?

今のところ、ほぼ全て私がやっています。夫は土日祝日も関係なく仕事をしているので、休日は、私が子供とすごしています。

ただ、子供を保育園へ送っていってくれたり、ゴミ出しをしてくれることはとても助かっています。また、夫は英語で子供と接していることもあり、英語の本も時々読みきかせしてくれています。めずらしく夫がリビングにいると、子供が本を持って近づいていくのがほほえましいです。

いまどきの家庭よりはイクメン度は相当低いですが、夫と私の関係では、これでよいと思っています。

夫は産業用ロボットのソフトウェアを開発するベンチャーをやっており、それは世の中に役にたつ素晴らしいことだと誇りに思っています。ロボットのことや、ものづくりの楽しさ、何より自分でやりたいことに辛抱強くチャレンジしていく姿勢を伝えていくのが夫の役割だと二人で決めているのですが、それはもう少し先になると思います。今は仕事をめいっぱい頑張ってもらい、将来、夫の事業が成功した際には、楽をさせてもらうのが夢です(笑)。

「ワーママ」というと、「夫と家事や育児を分担しよう」とか「夫をイクメンに育てましょう」という方向で語られることが多く、やや息苦しく感じてしまうことがあるのですが、お互いを尊敬しあって感謝の気持ちを忘れなければ、いろんな夫婦の形があってよいのだと思います。そうはいっても、休日に公園で遊んでいる父親と子供をみるとうらやましくなってしまうこともあるんですが(笑)。

会社員夫婦ではないと保育園探しも大変だと思いますが、どうでしたか?

早めに区役所の窓口に行って、夫婦の収入形態、勤務状況等について事情を説明し、どのような情報を申込時に伝えた方がよいか相談しました。それを踏まえて、夫の会社や自分の法律事務所のパンフレットや新聞記事を添付して、そもそもの実態がきちんとあることや、そこでの勤務実態を理解してもらい、決して「自由業だから時間の自由がきくものではない。特に夫は土日なく深夜まで働いている」ことが客観的情報から分かるように工夫しました。また、早めに段階的に復帰したうえでベビーシッターにアウトソースし、その受託実績を添付したりもしました。おかげで自宅から2キロ先ではありますが、なんとかギリギリ認可保育園に入れました。小規模保育園ですが、とても雰囲気がよく、子供も楽しく通っていました。

次は来年4月からの第2子の保育園探しをしなければならず、今から気が重いですが、今度は兄弟加点があるのと、近くに認可保育園が増えているので、少しは楽になりそうです。

弁護士のママさんはキャリアバリバリなイメージなのですが、世間からの見え方や、一般的にはどのようにヤリクリしている事が多いのでしょうか?

所属している事務所の業務内容、構成人数や、その事務所での経験年数、企業法務か裁判所案件が多い一般民事か、パートナーか否かによっても違うと思うので、「一般的」というものがないのが正直なところです。私の場合は、ある程度大きい中規模事務所で、常に2人以上で仕事をすることが多く、また、パートナーも私以外に複数いる事務所ですし、15年程度経験を積んだ後の高齢出産でしたので、「チェックする仕事」やミーティングに出る仕事がほとんどであり、とても仕事がしやすいです。チームのメンバーに日々感謝しています。

ママになってから弁護士の仕事のやりがいや社会的意義など変化はありましたか?

「社会的意義」とはほど遠い個人的な話ですが、第1子の育休の際に、家にいることや家事をすることがあまり得意ではないことをあらためて自覚し、仕事と家庭での育児というメリハリがつけられることが自分にはあっていることを認識したため、以前よりも一層、仕事にやりがいを感じるようになりました。自分にとっては、仕事をしているからこそ、ママも楽しく出来ており、よいバランスが保てているのではないかと思ってます。

今後の目標やプランを教えて下さい!

ベンチャーをサポートするという仕事を続けていくには、法律だけではなく、世の中の新しい動向を日々学んでいかなければなりませんが、それを子供と一緒に、子供の未来をよりよくするために、楽しみながら進めていけたらうれしいです。

最後に、メッセージをお願いします。

「多様性を楽しむ」ことを人生のモットーとしているので、女性の生き方も、「こうあるべき」という姿にとらわれず、夫婦間の役割、働き方などについて、いろいろな形がもっともっと広がり、許容されていけば良いなと思います。

2016年10月27日 0 comment
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山田さん家族。

今回のインタビューは、広告代理店で営業をしている、ワーママ1年目の山田ゆり子(pinkpeco)さん!

出産後、激戦区での保活を乗り越え、復帰後の異動、定期昇進試験の受験など、ワーママの壁に直面してきたpinkpecoさん。
旦那様が比較的ワークスタイルが柔軟な会社で働いていらっしゃるとのことで、夫婦で協力して育児をしている姿が、いまどきの共働き世帯ですね。
不安な気持ちに負けそうになりながらも、自分なりに子育てもお仕事も全力で楽しんでいるpinkpecoさんの等身大インタビューです!(椿)

山田さん家族。

山田さん家族。

プロフィール

・氏名:山田ゆり子(pinkpeco)

・会社名:広告代理店

・役職名:チーフ

・職種:営業

・簡単な経歴:2007年入社時にプロモーション企画を担当するスタッフ部門に配属。2010年の組織改編により営業部へ異動。その後2012年にメディアを扱う部署へ異動となりインターネット広告のメディアプランニングとバイイングを担当。2015年2月末に産休に入り、育児休職を経て2016年4月に復帰。復帰後2ヶ月で異動が決まり、現在は約5年ぶりに営業部に在籍しています。

・居住地:東京都港区

・ご自身の年齢 :32歳

・お子様の年齢 :1歳6ヶ月

・ワークスタイル:時短勤務(9:30-16:30)

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

中堅の広告代理店で企業の販促活動をお手伝いしています。主に店頭でご活用いただく販促ツールや商品のプロモーションについて企画提案を行っています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:30~6:00 子どもが真っ先に目を覚ますので合わせて起床

6:00~8:30 朝食・子どもにEテレを見せながら登園の支度をしつつ、自分も身支度

8:30 保育園への登園は夫担当なので夫にまかせつつ、一緒に出発

9:00~ 出社(仕事が立て込んでるときは8:30出社のときも…)→

今日の仕事のスケジュールの確認・メールチェック

13:00~14:00 タイミングが良ければランチ(1時間くらい)へ。ただ1週間のうち3日くらいは食べ損ねることも。。。また体調不良のときは昼休憩の時間を使って、病院に駆け込んで薬をゲットする貴重な時間に。

14:00~16:30 メール、電話でやりとりをしつつ、往訪、来訪のMTGをこなす。

16:30~16:45 退勤。16:30ぴったりにはなかなか出られず。。会社を出たらダッシュで保育園へお迎えに。

17:00 保育園到着、子どもをピックアップ

17:15~18:00 晴れている日は保育園から帰る途中に近所の公園によって子どもを遊ばせ、その後スーパーに寄ってから帰宅。

18:00~19:00 子どもの晩ごはんタイム

19:00~20:00 子どもと遊びつつ、おとなの夕飯の支度をする

20:00~20:30 子どものお風呂タイム

20:30~21:30 寝る前の絵本タイム、寝かしつけ

21:30~ 自分の夕飯&晩酌・お風呂タイム

0:00 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

出産前までは、ほんとに自分本位で自分勝手に生きていましたが、出産後は子どものことが最優先、次に夫、自分という優先順位になったのが一番大きな変化だと思います。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

産休中は出産という大仕事に向けて身体を休める期間とは頭で分かっていても、仕事をしない自分というのがどうにも受け入れがたくもやもやしていました。育休中も、子どもは毎日いろんな成長があってずっとそばにいられる貴重な時間を大切にしようと思って過ごしてはいるものの、心のどこかで社会と関わりたいという気持ちもありいつのまにかストレスを溜めている自分に気づくことがありました。私個人の性格的には仕事をしている自分という時間を持った方が育児の時間も楽しめるなあと感じています。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

クライアントとの大事な打合せや提案を控えている時に限って子どもが体調を崩すというあるある話はもちろんですが、復帰後2ヶ月でスタッフ部門から営業部門への異動が決まった後、最初の1ヶ月は慣れるまでほんとに体力的にも精神的にもきつかったです。

それをどうやって解決していますか?

時間が解決してくれたというところもありますが、夫の多大なるサポートがあったおかげで解決できたというところが大きいです。保育園への登園は夫が担当してくれているので、私は早めに家を出て定時よりも1時間早く出社して仕事をすることができました。

あとは、会社のチームメンバーや上司が業務分担を最適化してくれたり、退勤後に対応できないイレギュラー案件について対応してくれたりといつも協力的にサポートしてくれるのでとても助かっています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児については、子どもは私自身とは違う人間である(冷たく突き放す意味ではありません)ということは忘れないようにいつも自分に言い聞かせています。まだ言葉も通じないしこちらの思いどおりにというのは無理なので、小さい子どもに大人げなく当たらないように気をつけています(笑)

仕事については、近江商人の三方よしをモットーにしているつもりですがちゃんとできてるかはまだ自信がないです…。

 

娘ちゃん

娘ちゃん

4月から保育園に入れて本当に良かったですね。保育園に入る前、待機児童になるか、とても不安そうでしたね。その当時の保活話を教えてください。

2月末に産休に入ったのでそこから3月上中旬で認可園・認証園の見学に行き、入所予約ができるところは申込みをしました。結局予定日よりも早く出産したため、事前に育児休業明け入所予約の申込み用紙を準備し、書類提出の締め切りが産後の入院中ということもあり、会社に急いで書類を用意してもらい、なんとか提出したものの待機となってしまいました。
その後、子どもが生後半年になっておでかけにも慣れてきた頃から保活を再開し、第一子で1歳4月入園というのが港区でも相当きびしいという話を耳にしたので、当初検討していた自宅付近の保育園だけではなく、エリアを広げて見学・入所予約をしました。
休職中定期的に会社の人事課の担当者と会って話をしていたのですが、休職日数によっては定期昇進試験の受験資格がなくなってしまうということが分かり、受験をしたい場合は復帰タイミングを早める必要があるという話になりました。そこで、入所希望タイミングを早めて0歳11月入園に変更して申込みをするものの保育園の空きがなく早期復帰は叶わず、試験は復帰後に受験することとなりました。
ママ友さんとの情報交換はもちろんですが、次年度の保育園入園の申込が締め切りになった後は総合支所に情報をもらいによく通っていました。あとは、申込みを入れていた認可外保育園から仮内定の連絡をもらったのですが、認可保育園の結果が出る前に入園の意思を回答(入園金も払わないといけない)しなければならないということでかなり悩んだときにも総合支所に相談しに行きました。
そのときに、自分の保育利用調整基準の点数が他の人と比べて高いのか低いのかも教えてもらえたのですが、ちょうど真ん中で総合支所の担当者もどうにも判断しづらい…という話だったので、結局4月に保育園に預けられず休職期間を延ばさなければならないという状況を避けるために認可外保育園には入園金と1ヶ月分の保育料を支払いました。
結果は、欄外も使って第20希望まで記入したおかげか、第6希望の認可園に内定をいただくことができたので内定を電話で確認出来たときはほんとにホッとしました!

最近、異動もしていましたね。子育てしながらの環境変化、どうですか?

上の質問への回答と重複してしまう部分がありますが、慣れるまでの1ヶ月はかなり精神的にもきつく、体調も崩してしまいしんどかったです。私がピリピリしていたのを子どもも敏感に感じ取ったのか、おなかの風邪を引いてしまい夫が在宅で子どもを看たり、病児保育を利用して乗り切りました。今は軌道に乗ってきたので、時短勤務をやめて時差出勤という制度を使って8:30~16:30の勤務に変えようかと考えています。

1歳児だと、まだまだ病気しがちですよね。お子さんが病気の時は、どのようにやりくりしていますか?

夫が比較的ワークスタイルが柔軟な会社に居るため、完全に夫に甘えてしまっていますが、子どもが急に体調を崩して保育園から連絡があったときは、夫に早めに保育園に迎えに行ってもらい、その足で小児科へ寄って診察・病児保育予約といった形で対応をしてもらっています。幸い今まで病児保育の枠がなんとか確保できたので、夫がどうしても対応できなかった時に一度だけ半休をもらったくらいで済んでいます。

 

広告業界はまだまだ長時間労働な業界です。時短ワークスタイル、してみてどうですか?

できなくはない……けど、周りの方のサポートなしにはできないなというのが正直なところです。異動後は特に前任の人が対応していた案件数は時短勤務では対応しきれず、先輩に分担してもらっているというのが現実です。それでも新規自主提案などは任されず、淡々と業務をこなしなさいという感じではなく、きちんと新規案件獲得といったミッションも任されるので、早めに出社して時間をつくってでもやってやるぞ!という気持ちでがんばっています。

 

可愛いもの、素敵なものが好きなぴんぺこちゃん。ママになったら、自分の好みや消費行動は変わりましたか?

好みはあまり変わっていないと自分では思ってるのですが、なんとなく動きやすいスタイルみたいなものを自然と好むようになってきた気がします。靴は8cm以上のハイヒールが大好きだったのにすっかり脚がなまってしまっているのと、電動自転車で子どもをお迎えに行くのでスニーカーかフラットシューズで出社して、会社で5cmくらいのパンプスに履き替えています。

 

お気に入りのシューズ

お気に入りのシューズ

消費行動としては、圧倒的にECサイトでのショッピングの機会が増えたなあと思います。子どもの服やおもちゃなどのグッズはいつもネットショッピングでポチポチしてます。

あとはメルカリがほんとに便利で、最初は第一子で新品を買ってあげたい…と思って色々買ってはいたのですが、あっという間にサイズアウトするので(聞いてはいたのですが思った以上にサイズが変わるのが早くてびっくりw)自分も出品しますがよく購入しています。
あとはこれはもう子どもが生まれてから変えざるを得ないのでしょうがないのですが、夫とふたりきりだったときは2人とも飲み歩くのが好きでいろんなお店を探して夜な夜な飲んでいたのですが、最近は家でゆっくりすることが多くなりました。

たまには友達と会ったり、外に飲みに行くのとか必要だよな…と思いながらも、週末も子どもは6時起きで朝からテンションマックスなので、好きなだけ寝続けるみたいな息抜きができないので最近ちょっと疲れが取れなくて薬用養命酒を飲み始めました(笑)ちょっと気力も落ちてきてるかも。。良くないです!

今後の目標やプランを教えて下さい!

直近の目標は時短勤務を卒業して時差出勤に切り替えることと、昨年育児休職中で受験できなかった昇進試験の受験・合格を目標にがんばりたいと思います。また、ここ数年で弊社内でも結婚した女子社員が増えてきており、そういった後輩達が子どもを産み・育てながら仕事を続けていくということをポジティブに選択できるようなロールモデルになれたらうれしいなあと思っています。

最後に、メッセージをお願いします。

なんだか振り返ると思い通りにならないことばかりでいつもひとりで凹んで勝手に悩んでいた気がします。いや、今もそうか……。私ってほんと子どもを育てるの下手だなぁ、向いてないなぁといつも自分にあきれたり悲しんだりしますが、今までとは違うステージに子どもがわたしを引っ張りあげてくれたんだなあとしみじみ思います。

無事に産まれてきてくれたことがまず奇跡みたいなものだといつも思うのですが、ここまでなんとか大きな病気もせず元気に育ってくれて本当にうれしいです。

私自身、「自分はパワーママです!」と胸を張って言えるような感じではなく、育児もこれでほんとにいいのかなぁと試行錯誤ばかりで全然自信がないし、仕事も自分がやりたいとしがみついているだけでもしかしたら必要とされてないかも?別に他の人でもいいのかも?といつも不安な気持ちに負けそうになってます。でも自分なりに子育てもお仕事も全力で楽しんでるので、こんな感じでこれからもゆるゆるやっていこうと思っています。

2016年10月4日 0 comment
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