谷口さんは、山本さんからのご紹介です。ご紹介メッセージはこちら:
美容業界で働く、3歳3ヶ月の娘さんをもつ谷口さん。毎日のワンオペ育児をどう乗り越えているのか、大変だった保活と最近の幼稚園選びの動き方、そんな中でも美しさを保っていらっしゃる秘訣などを伺いたいと思います。
プロフィール
・氏名:谷口 未央
・会社名:シロノクリニック
・職種:広報PR
・簡単な経歴:短大卒業後、ブライダル事業・宝飾販売を経て、シロノクリニックへ入社。
クリニック受付、治療補助の現場研修を終えて広報PRへ。
・居住地:東京都
・ご自身の年齢 :34歳
・お子様の年齢 :2014年生まれ 3歳
・ワークスタイル:時短勤務
現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。
美容皮膚科シロノクリニックの広報PRの仕事をしています。
シミやしわなどのレーザー治療をメインとした老舗の美容クリニックになりますが、クリニックに興味をもっていただき、テレビや雑誌などに取り上げていただけるようプレスリリースを作成することが主な仕事内容です。
平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。
6:00 起床
7:00 娘起床、朝ご飯
7:30 家事(掃除・洗濯)
9:00 娘をプレスクールへ
10:00 出勤
17:00 お迎え・ご飯の準備
18:00 夜ご飯
19:00 お風呂
19:00 娘と遊ぶ
21:00 娘就寝 (だいたい娘より先に寝落ちして、その後復活。しないで朝までの時も…)
22:00 ヨガをしたり、撮りためたドラマを観る
23:00 就寝
出産して、何が一番変わりましたか?
接客業を長い期間していたので、仕事が終わって23時頃夜ごはんを食べるような夜型生活をしていましたが、子供が生まれてからは18時が夜と感じるような朝型生活に切り替わりました。お酒を飲まない日はなかったので、飲まなくても平気な自分に驚きました。
ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。
子供と2人きりでいることが当たり前の生活だったので、社会とつながっていると感じられることがすごく嬉しかったです。復帰後、初めて電話に出た時の緊張を今でも覚えています。
また、新しい情報をキャッチできること、育児の先輩でもある職場の上司から子育てについての話を聞けることや、子供を預けている間に焦らずおいしいランチが食べられるなんて、こんなにも素晴らしいことはないと常々思っています。
育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?
娘は夜泣きが本当にひどくて、1日10回くらい起きるのは当たり前、断乳したら朝まで寝ると聞いていたけどそんなことはなく、合わせて3時間程度しか寝られないことがよくあったので寝不足のまま仕事へ行くことが辛かったです。
3歳になってやっとまとまった睡眠がとれるようになりました。
最近は体力がついてきて昼寝をしないこともあり、お迎え直後から眠くなりグズグズ、そんな中ご飯の準備、食べさせて、お風呂までが激動すぎて毎日大慌てです。
それをどうやって解決していますか?
夜泣きにつきては解決方法はありませんでした!汗 ただただ耐えるのみでした。
眠くてグズグズしているときはご飯も残り物、お風呂もお湯かけるだけで思いっきり手抜きしています。
育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?
育児では毎日、抱きしめて「大好きだよ」と言うこと、遊ぶ時間は娘と真正面から向き合うようにしています。片手間で相手をしていてももう見透かされる年齢になったこともありますが、遊ぶとき本気で遊ぶとすごく嬉しそうにするし、ニコニコしまがら「楽しいね」と言ってくれるので意識するようにしています。
あと、主人は多忙な日々を送っているので不在にすることも多いですが、パパが仕事を頑張ってくれているから、欲しいオモチャが買えて、おいしいものが食べれているんだよ、とパパの有難みを伝えるようにしています。
仕事ではプレスリリースを書く上で新しい情報をキャッチすること、広報という立場上、身だしなみをキレイに整えておくこと、時間制限のある中での仕事なのでその日のうちにやり終えたいことを朝のうちに考えるようにしています。
認可保育園は全てNGだったと伺いました。保活はどのように乗り越えられましたか?
娘を預けて仕事復帰したい気持ちと、娘の成長をずっと見ていたい気持ちとが交錯し、認可保育園に入れるかは運任せなところがありました。
そんな中、たまたま上司が教えてくれたプレスクールが無認可で家から遠くはありましたが、カリキュラムや、給食など、スクールの環境や方針にすごく好印象を持ち、ここなら預けたいと思う所に出会え、1歳からの受け入れで運良く入ることができました。
最近は幼稚園選びをされているとのことですが、探し方、大事にされているポイントなど教えてください。
女の子なので、のびのび遊ぶだけでなく、それなりのカリキュラムがあったり、規律があったりなど、ある程度しつけも大事にしている幼稚園に通わせたいなと思っています。できれば仕事も続けたいので預かり保育があれば尚いいなと思っています。
平日のワンオペ育児、どう乗り越えているのか教えてください。
主人は毎日深夜の帰宅なので、変に期待していないのでいられるので逆に気持ちはすごく楽だと思います。
夜ごはんも食べないので娘と2人だと簡単に済ませられますし、お友達と食べて帰ることもあります。ご飯作ったのに食べなくなったとか、家にいるのに何もしない、とかそういう思いも抱かずに済むので、ワンオペだからということをあまり大変だとは感じていません。
お子さんが生まれて仕事や育児の中で毎日バタバタの中でも、その変わらぬ美しさを保っていらっしゃる秘訣を教えてください
正直妊娠してから出産してしばらくの間は自分でも不思議なくらい美容にエネルギーを注げませんでした。
でも仕事に復帰することで、やっぱりきれいにしていたいなという気持ちが湧いてきました。美容皮膚科なので治療を体験させてもらたり、グループ会社のドクターシーラボの化粧品を社割価格で買えるなど嬉しい特典もあります。美容業界なので周りはキレイな方がたくさんいることもあり、仕事をすることが美容に直結していると思います。
「子ども優先の働き方」を選んで実現している谷口さん。どうやって実現したのですか?
預け先が決まって復帰しようと思った時、それまでのポジションにはすでに新しい社員の方がいました。他の職種も提案いただいたのですが、もし戻るならそれまでお世話になった上司のもとで働きたいという気持ちがあったので悩みましたが退職することを選びました。
認可ではなかったので、週に1日程度預けながら、仕事を探そうかなと考えていた矢先、本当に運良く上司から連絡をもらい復帰できることになりました。 退職してから3ヶ月くらい経った頃だったと思います。広報という仕事場、取材の立ち会いなど夕方などが多く時短の私には出来ないことが多々あったので、それまで行なっていた取材関係、キャラバン活動、それにまつわる事務作業などは他の方にお願いすることになり、リリース作成に限定して仕事をさせてもらえることになりました。 実現できた理由は、尊敬でき、理解ある上司に恵まれた、ということに尽きると思います。
今後の目標やプランを教えて下さい!
娘が甘えてくれるうちは娘優先の生活をするつもりです。娘が成長して一緒に過ごす時間が少なくなったらもっとバリバリと仕事したいと考えています。美容以外に、オーガニックであったり健康志向の食にも興味があるので資格を取るなどして仕事に絡めていきたいと思っています。
最後に、メッセージをお願いします。
私自身、もともと子供はそんなに得意ではなかったし、家事も苦手でした。それでも結婚して子供を持つことは、想像していた何倍も何十倍も大変だったけど、やっぱり何にも代えがたい、愛おしくてたまらない存在です。
仕事だけの日々、子育てだけの日々、それとも両立して慌ただしい日々、私は両立できることが一番幸せだと感じています。子育てしつつな自分でも働かせてもらえる環境、第三者であっても安心して自分の子供を任せられる環境に、大変な時は考える余裕なんてないけれど、改めて考えると本当にありがたい環境なんですよね。
周りのできるママと比較しないこと、頑張りすぎないこと、頼れるものには何でも頼る!これが大事なんじゃないかな、と思っています。
こんな私でも何とかやっているのだから、だいたいの人はできると思いますよ!!