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パワーママ関西支部

パワーママプロジェクト関西支部の活動レポートをします。

図2

“ぜひパワーママプロジェクトさんにお願いしたい”とお声がけ頂き、

京都市主催、公益財団法人京都市男女共同参画推進協会企画課企画運営の

「働くママを応援!育休からの復職準備講座」の連続講座(10月3日・10月10日)をパワーママプロジェクト関西にて担当させて頂きました。

チラシ

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1日目は「育休・産休中に感じる不安は何?復職前に不安払拭のヒントを得よう!」と題し、

ご参加いただき皆様に思う存分、今感じておられる不安や知りたいことについて共有しあったり、家事・育児タスクの把握や整理や職場復帰に向けた心構え・コミュニケーションのヒントを考えました。

2日目は「先輩ママの事例を参考に、自分だけの両立キャリアを描こう!」と題し、

ご要望を頂いた講師自身のロールモデルトークとパワーママプロジェクトにて過去にインタビューさせて頂いたパワーママの皆様の事例をインタビュー記事より抜粋してご紹介しました。

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ご参加頂いた皆様からの声:

・よかったことや成功例だけでなく現実的につらかったことや、失敗だと思う話もたくさんあったので、すごく納得できた。

・具体的でリアルだったのがいい。いいことだけじゃなく覚悟しとくこともわかった。

他にも参加前と参加後で捉え方の変化もあったようで、

▶参加前:”頑張るワーママのイメージ” ⇒ 参加後:”引き出しが多いワーママ”

▶参加前:”ママになると出来ないことが多い” ⇒ 参加後:”働くママという新しいカードが手に入る。そのカードのおかげで広がる世界がある”

▶参加前:”時短を取るのが普通。時短を取らねば” ⇒ 参加後:”フルタイムの方が働きやすい場合もある。その選択肢もあり”

何より育休後初めて自分だけの時間が取れたこと、同じようなママ同士で話ができたことで前向きな気持になっていただけたようです。

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京都市男女共同参画センター(愛称:ウィングス京都)では、京都市の男女共同参画推進拠点として、様々な事業を実施されています。

●講座・セミナーの企画運営・調査研究:男女共同参画の視点を養う講座、出前講座など。

●活動の場の提供:男女共同参画に関わる団体への活動の場の提供、貸会場の提供など。

●情報提供:図書資料の収集・提供、啓発誌「男女共同参画通信」の発行など。

●相談:女性の様々悩みに関する電話相談・面接相談、男性のための面接相談など

イベントや講座も多数開催されていますので、詳しくはサイトをご覧ください。

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今後もパワーママプロジェクトでは主催・共催含め様々なイベント・セミナーを実施して参ります。

ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

2020年10月23日 0 comment
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今回は東京と兵庫を行き来しながらNPO法人で活躍するパワーママ岡本さんをご紹介します。

海外での就職ランキング上位に入ったり、社会起業家が注目されたりと話題にのぼることも多くなったNPO。民間企業からNPOの有給職員第一号として転職され、忙しい毎日を送る岡本さんにNPOで働く醍醐味、東京と兵庫を行き来しながら働く工夫などを伺いました。

 プロフィール

・氏名:岡本(中島) 祥公子(おかもと(新姓:なかじま)さよこ)

・会社名:認定NPO法人サービスグラント

・職種:NPO職員(プロボノプロジェクトのコーディネーター)

・簡単な経歴:

兵庫県宝塚市生まれ。

2004年:SFC(*1)卒業後、フリーランスのクリエイターを支援する人材系会社(株)クリーク・アンド・リバー社入社。5年半、営業・営業企画などに従事。

2009年:「クリエイターならではの社会貢献」をテーマにした社内有志のイベント開催後、国内のプロボノ(*2)の草分け、NPO法人サービスグラントに初の有給スタッフとして転職

2011年:関西事務局長(一人事務局)として東京から転勤

2015年:産育休を取得

2016年:復帰後は東京を主な生活拠点に、子連れ出張をしながら東阪のプロジェクトのリーダー・メンバーとして参画

(*1) 慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスの略

(*2) 仕事で培ったビジネススキルや経験を活かしてNPO・地域団体などを応援するボランティア活動。語源はラテン語。(英訳for good public、公共善のために)働き盛りの社会人からアクティブシニアの社会貢献活動、子育て中のママの復職準備、越境学習の研修としてなど、多方面から注目を集め始めている。

・居住地:だいたい、東京都、ときどき、兵庫県

・ご自身の年齢 :37歳

・お子様の年齢 :3歳(2015年生/長女)

・ワークスタイル:在宅ワーク、リモートワーク、複業

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

仕事は、一言でいうとボランティアプロジェクトのコーディネーターです。

社会課題の代弁者と言われるNPOや、地域で公益的な活動を担う地域団体など非営利活動の基盤を応援する目的で、ビジネススキルや仕事での経験を生かすボランティア「プロボノ」の参加者を募り、両者で取組む協働プロジェクトのコーディネートをしています。パートナー(企業・行政)とタッグを組んで、NPO・地域団体、プロボノワーカーへの説明会開催やニーズの聞き取り、チーム編成、プロジェクト立ち上げ後の進行の見守りなど、成果物の提供、アセスメントまで一連のサポートを行います。

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その他、プロジェクトの成果報告のイベントや勉強会などの企画実施も実施しています。

ワークスタイルは時短勤務で、東京の事務局に出勤しながら東京のプロジェクトと関西(大阪・神戸)の事務局メンバーとは主にオンライン会議や子連れ出張を組み合わせて一緒に動いています。週1度程度を目安に在宅ワークをしたり、妊娠中から始めた顔の見える関係間で子育てを頼り合う「子育てシェア(AsMama提供)」の認定ママサポーター(支援側)として、他のお子さんの短時間の送迎や緊急時の見守りサポートを出来る範囲でしています。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

7:30 起床

8:45 保育園登園(週1-2程度パパの出番)

9:30~10:00 出社

オンラインミーティング、プロジェクト運営、イベント企画など

18:00 保育園お迎え

19:00 晩ご飯、お風呂

20:30~21:00 こども就寝

21:00以降 日によって1-2時間程度、仕事

なぜNPOという組織で働く選択をされたのですか?

たまたま仕事として選んだ先の法人形態がNPOで、ベンチャー企業の1人目のスタッフという感覚で転職しています。

一番の理由は、「この仕組みがきちんと広がったら・・・と色々な可能性についての妄想が止まらなかったこと」、そして「世の中的には絶対数の少ないユニークなキャリア、ニッチな経験が出来るチャンス」と思い切れたことです。

NPOというと、アメリカで就職したいランキングの上位に教育系NPOが入っていたり、国内でも「社会起業家」と呼ばれる社会課題の解決にビジネスの手法で取組むNPOの代表達がメディアなどで注目を浴びていたり・・・。でも未だにNPOが利益を出してよいのか?NPOで働くってお給料は出るの?という認識がまだまだ一般的だと感じています。プチ雑学ですが、今年はNPO法ができて20周年の成人式と言われていて、今では国内に約5万団体の非営利活動法人があります。

私はちょうど中学1年生で阪神淡路大震災を経験していますが、何かあった時はお互い様、と現場で沸き起こるたくさんの困った課題を自律的に解決する市民の力が認められて、市民活動にも法人格を付与し社会的な地位を認めていこう、と初の議員立法でNPO法が作られた歴史があります。

例えば、難病の子どもの入院時の学習支援や遊びのボランティアをする、不妊当事者のピア・カウンセリングを行う、介助犬の普及・啓蒙を担う、など特定の社会的な課題やニーズに応える活動を担うNPOがある中で、サービスグラントはNPOを応援するNPO(「中間支援組織」と呼ばれる)として、他NPOの事業運営の基盤を強く、よりよくするために、ビジネススキルや経験を活かしたボランティア「プロボノ」を呼びかけNPOの応援者、共感者を増やしポジティブに巻き込んで行く役割を担っています。

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色々なニュースに見え隠れする社会的な課題について多くの人は気になっていて、どうにかよくなるようにという思いはあっても、仕事も忙しい自分がどう関わっていいのか分からない、踏み出せない。。。そこで、仕事を持つ社会人でも現実的・効果的にNPOや社会課題に参画できるよう「チームを組み」「期間限定で」「具体的な成果物を提供する」仕組みを備えたプロジェクト運営で、会社以外の場でも社会に参加する“一歩目の機会”を創出しています。

転職当時は、代表のライフワーク的に年間約3件のプロジェクト規模だったものをもっと広げようとしていたタイミングでした。この仕組みがきちんと機能すれば、誰もがどういう環境になっても支える受け皿がある社会になるし、誰かの「困った」や「悩み」を見過ごさず真摯に対応しているNPOへ、応援のタスキリレーが出来るし、参加する社会人は所属、肩書き関係ない個人として豊かな人間関係が紡がれるのではないか。誰かの役に立ちたい、力になりたい社会の中にあるピュアな気持ちを集めて成果に変えるこの変換装置は“社会の健康指数をあげるんじゃない?”・・・、そんなハッピースパイラルがばっと広がった瞬間から今へと繋がります。

以前に実家で大学入試の小論文のコピーを見つけて懐かしく読んでいたら・・・すっかり忘却の彼方にありましたが、「頑張っていても継続性に課題を抱えるNPOにお金や人の経験や知識といった運営資源が循環する社会。行政の責任ではなく、ありたい未来に色々な人が得意をいかして参加できる社会。その仕組みに貢献できる自分でいたい。」と書いていた17歳の私を発見。過去の自分の未来の妄想は、今思うと、見えない所で今の仕事への選択を後押していたのかもと思ったりします。

またワーママとしてNPOで働く中で感じることは何かありますか?

ワーママとしてNPOで働くことで感じることの1つは、女性らしさを活かしやすくやり甲斐を感じやすい職場ではないか!ということ。

サービスグラントに関わるまで大学で学生NPOにほんの少し関わったことはありますが、運営側にいた経験もなく決してボランティアが身近にあったという訳ではありませんでした。サービスグラントでの仕事を通じて、社会課題の代弁者ともいわれるNPOの活動には、継続するための経営、経済性ももちろん大事だけれど、それ以上に関わった人がよりよく変わったのかが上位の価値になる。かの有名なピーター・ドラッカーも、「非営利組織とは、人を変えるためのチェンジ・エージェントである。」と残していることを代表から教えてもらいました。人の変化が最大の価値であるNPOという組織。実は、子育ての経験を通じて人が育つ、変わっていく楽しさややり甲斐を間近で体感しているママ達にとって、仕事の価値(人が変わる醍醐味)を自分に落としやすいフィールドなのではと思います。

サービスグラントでも応援先NPO・地域団体への共感や尊敬、参加されるプロボノワーカーへの感謝をベースに、みんな初めて会う方達同士が期間限定で一緒に協働することをサポートする仕事柄、緊張をほぐして場を和ませる、親しみをもって気持ちよく接する、トラブルがあっても柔らかく対応する事が多い。男女という性差よりも個人差という所が大きいかもしれないですが、感覚的にそういう役回り、立ち回りを得意とする女性の特性が生かされやすい職種だと思います。

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2つ目は、子育てと両立しやすいちょうどよい環境を得やすい!

NPOすべてに当てはまるわけではないかもしれませんが、サービスグラントを事例にあげると、20名の同僚がいますが約7割は女性でワーママも多数。それぞれの希望にあわせて社会保険完備のフルタイム、他本業とのパラレルワーク、アルバイトと働き方の多様性に満ちています。オンライン、クラウドツールの活用でPCがあればそこが仕事場になりえるので子どもの急な発熱や感染症にかかった時には在宅に切替えるなど柔軟な働き方が選択できます。一つ一つのプロジェクトの成功という目標はぶらさず、緊急的な状況変化に対して男性の同僚含め全員に理解があるので対応も現実的で気兼ねもなくストレスがない。イマドキというかその人にあった働き方を自由に選べるという点で働き方改革最先端な気がしています。

NPOであっても事業運営を継続的に行うためには、管理、業務の組み立て、マーケティング、営業、広報など企業で必要とされる一連の機能が本来は必要なので、一旦、子育てのために離職して緩やかな復帰を目指す元ワーママや、子育てが少し落ち着いて仕事復帰を考えるママのこれからの仕事の選択肢に「NPOで子育ても仕事もちょうどよく働く」が入ってくるとソーシャルセクターはますます元気になるように思います

サービスグラントのサイトはこちら

現在は、東京と大阪・神戸を行ったり来たりの生活だと聞いていますが、お子様も小さい中で大変ではないですか?

物理的な移動や荷物、仕事中の子どもの居場所、子どもを含んだ時間の見通し、子どものご機嫌・・・調整指数が確かにたくさんありますが、東京にいる日常と、関西出張の非日常をうまく組み合わせて子どもも一緒に楽しめるように・・・と思っています。

 

・滞在回数を必要最低限にできるようアポをまとめる

・詰めすぎると子どもがストレスを感じることが分かるのでなるべく余白時間を予め入れる

・他のメンバーに代われること、お願いできることは頼む

・現場にいなければいけないこと以外のオンライン対応可の事はオンラインで

・対応が柔軟な一時保育を確保し、大阪ではここ、神戸ではここと固定の拠点にする

・適度に親に頼る(ベースは実家滞在でも、常に優先してもらうと負担も大きいので、無理な場合もありとする。一時託児、ホテルも場合によって活用する)

・新幹線は密着遊び場スペシャルタイム、この間は一緒にシールと紙で水族館を作ろう、とか、お楽しみを一緒につくる。
地図持参で県の名前やここは何がおいしいらしい、と特産物を一緒に覚えたり、移動する度に共有する言語を増やせてラッキーとする。パパに憶えた自慢を聞いてもらう。

物理的な大変さも、足して引いて結局プラスだな、と思える状態に持っていきたいなと思います。

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出産して、何が一番変わりましたか?

楽しみが増えたというか、笑かされる事が増えました。

命のリレーというか、世代で引き継いで、今度また渡していく流れの中にいるんだ、と当たり前の事を改めて感謝しました。あとは、子どもの未来に恩送りはしても課題の先送りはなるべくしたくないな。選択肢があって失敗しても何度でもやり直せる、助け合える文化・社会を残せるようにしたいという思いはより強く思うようになりました。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

忙しいとか、大変と思ってしまうと全部がその色で見えてしまうから、基本はどうやったら楽しめるか、面白がれるかをイメージしたいタイプ。ですが、抱っこ紐で一心同体の期間、コミュニケーションが取れるようになる3歳までの間の時期の子連れ出張と仕事のやりくりはかなり難易度が高い、と焦ったり汗をかいた記憶が多々あります。

子どもの成長とともに、仕事、生活のちょうどよい塩梅が変わるのをチューニングし続けるという事だと思うのですが、それはずっと模索中。

可処分時間が限られる中で何を取るか、何を置くかというのはいつも命題です。

それをどうやって解決していますか?

ふと気づくと、自分の住む地域との繫がりを持っていなかったので、出産をきっかけに地域の子育てママ達と繋がって助け合う子育てシェアという仕組みに乗っかって、ママサポーター(ママを支援する側)を始めました。病院に行きたい間や、上のお姉ちゃんの用事の間に下の子を見ていて欲しい、色々なニーズに応えて数時間だけ一緒に遊んだり、送迎サポートをしたりするのですが、他の子どもと自分の子どもが交わっている中に子どもの成長が見えてきたり、他のお子さんとの関わりを通じて、このマジックワードは自分の子育てにも生かせそうだ、とか。普段は子育ての楽しみを保育園に託してしまっていて、自分と子どもだけの世界が通常ですが、ポンっと一時的に外にワープできる第3の活動場所を持つと色々自分に良い効果があるなと思います。

可処分時間の制限の考え方は、段々、1度のアクションで2倍、3倍の効果、期待を満たすものになりそうだ、という事を選択する傾向になった事で少しずつ改善している気がします。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

自分自身が精神的にも肉体的にも健やかでいること。

「触らないで」と拒否られるまで(拒否られても)こどもとスキンシップを。

育児も仕事も繋がっているので、自分の状態は子どもにもそのまま跳ね返る気がします。親が何やら楽しそうに一生懸命生きているという様子をそのまま伝える、一緒に時間・空間を共有できるものは子どもと一緒に、のスタンスがいいなと思っています。

今後の目標やプランを教えて下さい!

最近の月9の中で「プロボノ」が登場していたそうなのですが、自分らしくこれまでの仕事の経験を生かして社会の何らかの課題の一場面に具体的に関わるプロボノが普通の振る舞い、働き方として文化になる源泉に関わっていけるとよいなと思っています。

ゆくゆくは、という事では、人と人、人と組織を繋ぐという事を仕事にしてきているので、自分が暮らす地域でも世代やセクターを超えたチームで未来に仕掛ける、でも自分には何も肩書きのない、でもそこには欠かせない、何か楽しいこのおばちゃん、おばあちゃんのポジションを目指したい(笑)

最後に、こちらのインタビューをご覧になっている方に向けてメッセージをお願いします。

仕事ですでに社会に貢献している上に、さらにプロボノでも貢献を、と迫るつもりはないので(笑)それぞれのライフステージや優先順位の中で、仕事以外に自分らしく役立てる機会があれば、とか、見過ごせない誰かのニーズを感じて何か協力したい、と思うタイミングがあれば、プロボノの選択肢を思い出していただけたらいいなと思います。

ワーママの中で、産休育休を今後取得するママがおられたら、育休中、一旦子育てなどを理由に離職した方で復職を検討している子育て中のママ達チームが約1ヶ月半程度で取組む【ママボノ】というプロジェクトがオススメです。初顔合わせで一瞬の内に本音を忌憚なく通わせ、赤ちゃんの授乳、離乳食を食べさせながらプロジェクトのゴールや段取りを話し、持ち前の共感とコミュニケーション力で和やかに的確にニーズを捉えて提案をまとめていく。そんな怒濤のパラレルワーク協奏曲で毎年、短期間の内に内容の濃い成果物が生み出されています。

同じタイミングに産育休を取得するワーママならではの新しい仲間を得られるチャンスでもありますので、ご関心のある方、周りに該当される方がおられたらぜひ、情報シェアいただけたらと思います。

子連れでできる社会貢献と復職準備 ママボノはこちら

2018年10月29日 0 comment
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中村朱美プロフィール写真(当時0歳の長男と)


中村朱美プロフィール写真(当時0歳の長男と)

今回ご紹介するのは、京都で1日100食限定のお店「佰食屋(ひゃくしょくや)」をはじめとする飲食店3店舗の経営を手掛ける中村朱美さん。旦那様が晩御飯に作ってくれた「ステーキ丼」があまりに美味しくて、当時サラリーマンだった旦那様を強引に誘って開業されたのがきっかけだとか。ランチ営業のみ、完売次第営業終了という飲食店の常識を覆すビジネスモデルを構築し、飲食店におけるワークライフバランスを実現していることでも注目されています。
「私」がやりたくないことはやらせない。自分たちが働きたいと思うお店を作る。夫婦二人三脚で経営されてきた会社やお店への想い、ご家族とのこと、そしてこれからについて伺いました。

 

プロフィール

・氏名:中村 朱美 (なかむら あけみ)
・会社名:株式会社minitts (みにっつ)
・役職名:代表取締役
・職種:飲食店事業と不動産事業
・居住地:京都市
・ご自身の年齢 :34歳(1984年生)
・お子様の年齢 :4歳(女)と2歳(男:脳性麻痺で右手右足が少し動きにくい)
・簡単な経歴:専門学校の職員として勤務後、2012年9月に飲食事業や不動産事業を行う「株式会社minitts」を設立。1日100食限定をコンセプトに、 美味しいものを手軽な値段で食べれるお店「佰食屋」を開業。2015年3月に 「佰食屋すき焼き専科」、2017年3月に「佰食屋肉寿司専科」を開業し、現在3店舗を運営。テレビや雑誌などのメディアで多数紹介される。ランチ営業のみ、完売次第営業終了という、飲食店の常識を覆すビジネスモデルを構築し、飲食店におけるワークライフバランス(18時完全退勤・残業ゼロ)を実現。働きやすい環境を整えることで、現在シングルマザー・障害者・介護中の方・高齢者(68歳以上3名)も活躍中。

●受賞歴:

・平成27年度京都市真の「 ワーク・ライフ・バランス」推進企業の特別賞
・第4回京都女性起業家賞の京都府知事賞(最優秀賞)
・第3回LED関西ファイナリスト
・第4回京信・地域の起業家大賞最優秀賞
・第6回DBJ女性新ビジネスプランコンテストファイナリスト
・地域未来牽引企業に選定
・JVA2018ワークライフバランス推進特別賞
・新・ダイバーシティ経営企業100選
・はばたく中小企業・小規模事業者300社 2018
・第32回人間力大賞 農林水産大臣奨励賞

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

1日100食限定のお店「佰食屋(ひゃくしょくや)」を初めとする飲食店3店舗の経営と、建築士である夫が主に運営している不動産事業部「minitts home design.」の運営補助をしています。

私個人の主な業務としては、約30人いる従業員の労務管理や財務会計業務、買い出しや業者折衝など、お店の営業以外の雑務全般を担当しています。
従業員の中には小さなお子様がいる方も。お子様の突然の体調不良で仕事を休まれる場合の代打出勤役として、全店舗にいつでも勤務できるようにもしています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

7時     起床
7時30分  子どもたち着替え、長男リハビリ(夫は朝食準備)
7時45分  朝食
8時30分  子ども2人を幼稚園へ送る
9時    事務所で仕事
12時     銀行まわり、店舗用品買い出し
15時     店舗まわり、レシート等回収
17時     事務所で仕事
17時30分  子ども2人を迎えに行く
18時     長男リハビリ・長女と絵本読み(夫は料理)
18時30分  晩御飯
19時30分  子ども自由時間、親は協力して片付け・翌日幼稚園準備
20時30分  お風呂タイム
21時30分  全員で就寝

 

起業しようと思ったきっかけについて教えてください。

料理が趣味の夫が晩御飯に作ってくれた「ステーキ丼」があまりに美味しくて。私が死ぬ前に最後に食べたい料理という意味で「さいごめし(最後飯)」と呼んでしました。当時サラリーマンだった夫は、定年退職したら自分のレストランをやってみたいという夢を持っていたので、それなら、まだ子どものいないうちにやってみよう!と私が強引に誘ったのがきっかけでした。ダメだったら1年でお店は辞めて、辞めた後、夫はタクシー運転手、私は教員免許があるので塾の講師と、1年後にまたサラリーマンに戻ろうということまで決めて始めました(笑)

最後めし

「さいごめし」のステーキ丼

 

経営される上で心がけておられる点や今後どんな会社、お店を目指しているか教えてください。

私たちの会社のルールは「会社は明日の責任を。みんなは今日の責任を」。

この意味は、「会社はこれからの集客や広報に責任を持ち、お客様に沢山来ていただく努力をし、みんなを大切にします。みんなはお客様が限られた時間の中で最大限満足していただけるよう、接客・調理・おもてなしの努力をし、お客様を大切にします。」ということを表しています。
従業員に「集客しろ!」と言っても、どうすればいいのか分からないだろうし、明日来るであろうお客様のことばかり考えて仕事をすると、目の前にいるお客様を大切にできないかもしれない。だからこそ、私たちは従業員と私たち経営者の役割を明確に分けることにしました。
更に、経営者である「私」がやりたくないことはやらせない、これが信条です。私は小さな子どもがいるので、夜に働きたくない。だから従業員にも夜に働いてほしくないんです。有給休暇も全部消化したいし、たまには3連休も欲しい。年末年始は家族と過ごしたい。これらを全て従業員の待遇にも反映しています。

「頑張れ」と言葉で言っても伝わらないと思っています。「仕組み」で人を幸せにする会社でありたい。そう思って、全てのルールを真剣に考え、作りあげています。もちろん今も未完成。これからも時代やメンバーに合わせた会社に柔軟に変わっていくと思います。

2店舗オープン

2015年3月2店舗目OPEN時に家族3人で(当時0歳の長女と)

お店

佰食屋店内

 

出産して、何が一番変わりましたか?

仕事をするスピードが速くなり、効率が良くなりました!子どもがいることで、今まで以上に働ける時間も自分の時間も少なくなります。そのため、いかに仕事を効率よく進めて自分のコーヒータイムを捻出するか!ということを真剣に考えて猛烈に仕事をするようになりました(笑)

もちろん、従業員の働き方に対する考え方も、自分に子どもがいることで更に柔軟に変えられるようになったと思います。子育て中の方や妊娠中の方にとっても働きやすい環境にすることが出来たのではないかな?と自負しています。

 

ワーママとして育児をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

子どもたちが仕事をしている私を見て「ママかっこいい!」と言ってくれること!

時々お店の紹介などでテレビ出演したり、雑誌に掲載されたりと、メディアに出ることがあるのですが、それを見ていつも子どもたちが「かっこいい!」と言ってくれます。時々朝早くから仕事がある時も、子どもたちは笑顔で「今日はひゃくしょくや?頑張ってね!」と送り出してくれます。子どもの存在が、私の幸せを倍増させてくれます!

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

私も夫も仕事やアポイントメントがある日に、子どもが熱を出して幼稚園からお迎えに来てほしいと電話が来るとき。

家族4人写真

家族4人で。

 

それをどうやって解決していますか?

幼稚園の先生方にはある程度仕事内容なども理解してくださってくださるので、迎えに行ける時間まで他の子たちとは隔離した場所で寝かせて介抱してくださいます。あまりに長時間迎えに行けない見込みの時は、実家の両親にお願いすることもあります。周りの方の理解やご協力のおかげで、なんとかやってこれました。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

従業員も子どもも、とても近い存在であるけれど他人であるということを意識して、それぞれの考え方や生き方を一番尊重したいと思っています。でも、大切にしているということは惜しみなく伝え、やりたいことが自由にできる環境を整えられるようにしたいと思っています。

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

得意なことを得意な方がする、というルールで、全て半分ずつにしています。
料理が得意な夫は料理全般(メニュー・買い出し・作る・洗い物)を担当、掃除や片付けが得意な私は掃除・洗濯・幼稚園準備など、料理以外の全般を担当しています。育児については全てのことを2人ともできるようにしているため、私が泊まり出張に行っても夫が1人で子どもたちの面倒を見てくれます。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

今後は「お店」ではなく「働き方」をフランチャイズしたいと思っています。上限を決めて、働きたい時間に集中して働く。そんな働き方をしたい方が日本のどこかにいらっしゃれば、どんな土地であれやっていけるような仕組みを考え、共有していけたらいいなと思っています。

LED関西

家族で登壇したことも!(LED関西にて)

 

最後に、こちらのインタビューをご覧になっている方に向けてメッセージをお願いします。

子育ても仕事も両立するのって本当に大変です。私もよく言われます。「お店が3店舗もあって、出張もあって、子どもも2人いて、毎日リハビリもして・・・大変じゃないですか?」と。そんな時、いつもこう答えています。

「大変ですよ、もちろん!・・・でもね、「大変」なだけです。死なないですよ(笑)だから全然大丈夫なんですよ!」って。

両立は大変なことも多いですが、「大変だー!どうしようー!」と思うと精神的にしんどくなります。「大変だー!でも死なないからいっか!笑」ぐらいがちょうどいい。洗い物がシンクにたまっていても、洗濯物が山盛りになっていても、床に子どもの食べかすが落ちていても、笑って「死なないから大丈夫(笑)」と言えるポジティブシンキングで、さあ、明日も笑顔で子どもと接しましょう♪

 

構成:井本七瀬

2018年8月24日 0 comment
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2018年度最初のイベントは、昨年の「ワーママ・オブ・ザ・イヤー」で大賞を受賞された、P&Gの田上智子さんを囲んだ、交流会を行いました。

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リラックスできるとっても素敵な会場で、田上さんの魅力あふれる、活発な交流会となり
ました!
【会場情報】ROUGH LABO 肥後橋にあるコワーキングスペースです!

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最初に田上さんから参加者へ興味関心のあるテーマを投げかけたところ、皆さんの興味は「両立」より「キャリア」。
すでに「両立」は当たり前で、その上でどう「キャリアを積んでいくか」にみなさんの関心が向かっているのですね。
同じ女性として、とっても共感しましたし、心強く感じました。

【トークセッション】

○田上さんのキャリア
自分に「身近なもの」を「作って・売って・喜んでもらう」というところに視点をおき、食品や日用品のメーカーを中心に就職活動をしてきたという田上さん。
縁あってP&Gに内定が決まりました。しかし、東京出身の田上さんが関西にやってこられる3ヶ月前に、あの阪神淡路大震災が起きたそうです。
就職できるのか不安に思っているところ、会社の方から、「あなたの就職は確約されているから、安心してください」とライフラインもままならない関西から連絡があり、「なんていい会社なんだろう、自分の選択は間違えていなかった」と実感されたそうです。

入社後、バリバリ働く中で、なんとご自身で「製品広報部」を立ち上げ。27歳のときに立ち上げたチームのマネージャーに昇進されました。

その後、32歳で結婚され2年後に出産。ちょうど学者である旦那さんの海外赴任の時期と重なったそうで、1年イギリスで育児休暇を過ごされたそうです。
育児休暇復帰後、なんと部下が12人に!その中で10人が自分より年上とあり、少し驚かれたそうですが、自身が専門とする「広報」分野ということもあり、まわりにも頼りながらうまく管理職をこなされていらっしゃいます。

 

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-明るくて魅力あふれる田上さん(中央)

 

○時間に制約のある中での葛藤
育児休暇前の「時間に制限の無い働き方」から、「毎日早く帰らなくてはならない働き方」に変わり、周りの管理職に比べ「自分はできていない」という劣等感があったそうです。
自分のチームに迷惑をかけているのでは?その割に子どもにも我慢をさせてしまったり、いつも誰かに「ごめんね」と謝っている生活だったと語られます。
このあたり、共感できる方が多いのではないでしょうか?
そのとき、ご自身の【負けず嫌い】な性格が功を奏したとおっしゃる田上さん。時間に制約がある中でも、自分ができる!と思うところを積極的に取りにいき、あとは部下に任せる。以前の自分なら「私のようにやってね」というスタイルだったのが、「一度任せてみよう」と思えるようになったのも、すべて自分でこなす時間がなくなったおかげだそう。「部下に任せたら自分が100%と思っていた以上の成果が出ることもある」と語る田上さん。
働き方がぐんと変わった経験をされたのですね。

 

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-トークセッションの様子 リラックスしながらも真剣です!

 

○管理職として大切にしていること
個人のパフォーマンスはその人が「やりたいこと」「情熱を注げること」をやっているときが最大になると田上さんはおっしゃいます。その個人の「やりたいこと」がどう「会社の業績」に結びつくのか、それを考えるのが管理職の仕事。そうやってチームをまとめていらっしゃるそうです。
こんな上司、理想すぎますよね!そして、自分がその立場になったときにも参考にしようと思いましたし、多くの参加者がメモを取っていたのが印象的でした。

 

○子どもを連れての母子海外赴任
お子様が5歳のとき、「(海外に)行ってもいいかな」という軽い気持ちで話していたら、「じゃあ行って!」とシンガポール赴任の話が持ち上がりました。ご主人とも話し合い、悩んだ末、行くことを決意。「考え方次第」と田上さんはおっしゃいます。「パパを日本において、家族離れ離れ、と思えばマイナス。でも自分自身や子どもにとってもいい経験になると考えればプラス。どっちを取るか。本当に物事はすべて、捉え方・考え方次第だと思う」。
たしかにおっしゃるとおり!最初は無理だったら自費で帰ってこよう、というくらい、不安が大きかったようですが、この決断は「人生最高の決断」と断言。
3年の赴任生活で培った現地での人間関係は今も生きていて、毎年シンガポールへ遊びにいって今でも当時の友人と交流されているそうです。

○社会への貢献
現在、「製品広報」からずっと希望していた「企業広報」へ異動された田上さん。
P&Gという会社は、社会にどんな貢献をできるのか?その社会への貢献を企業の業績にどう結び付けられるのか。そんな課題に向き合っているそうです。
そんな中担当された台所用洗剤「JOY」のプロモーションは働く女性の心をつかみ、マスメディアからも注目され大成功。田上さんご自身の「想い」をカタチにされ、社会にも会社にもインパクトを与えられた本当に素晴らしい事例だと思います。

家事分担をJOBからJOYへ

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-サンケイリビング「ぎゅって」のお二人も参加くださいました!

 

田上のトークセッション後はフリーの交流会。会場の雰囲気も手伝って、とても和やかに交流ができました。
パワーママ関西では、これからも「働く女性のキャリア」を考える場をいろいろと提供していきたいと考えています!

次回は夏ごろにイベントを企画中。ぜひお友達・お知り合い・同僚の方にもオススメいただき、ご参加ください。みなさんとお会いできるのを楽しみにしています!

 

 

 

 

2018年4月19日 0 comment
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大谷さんトップ

今回のインタビューは、株式会社アサツー ディ・ケイで大阪でたった一人の法務職として活躍される大谷麻依さん!
お会いしたりFacebookでお見かけする印象はとってもおしゃれで笑顔溢れる明るい女性。
でも平日は所謂「ワンオペ」でバタバタなんだとか。
以前「ワンオペ育児」をテーマとしたテレビ取材も受けておられた大谷さんに日々の工夫とそれでも働き続ける理由を伺いました!

大谷さんトップ

 

プロフィール

・氏名:大谷麻依
・会社名:株式会社アサツー ディ・ケイ
・職種:法務
・簡単な経歴:神戸大学卒業後、自動車関連メーカーに就職、3年間法務を担当。その後、現職に転職、法務を担当。2007年、結婚。
2009年、長男出産。産休・育休後、復帰。
2012年、次男出産。産休・育休後、復帰し、現在に至る。
・居住地:兵庫県
・ご自身の年齢 :37歳
・お子様の年齢 :7歳(小2、長男)と5歳(次男)
・ワークスタイル:正社員(時短勤務)

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

広告代理店で、法務業務(契約書の作成や修正、CM等の広告物の企画や表現のリーガルチェック等)を担当しています。
大阪の支社で発生する全ての法務案件を担当しています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00 起床、朝食準備、身支度、子どもの持ち物チェック。

7:00 子ども起床、朝食。

7:45 長男を登校班の集合場所まで送る。

8:20 次男と出発し、保育園へ送る。

9:30 始業

16:45 終業(1時間の時短勤務)

17:40~50 長男お迎え(学童)→次男お迎え(保育園)

18:10 帰宅。すぐ入浴。

18:45 夕食(前日までに作っているので、温めるだけ。)

19:10~21:30 子どもと遊ぶ、長男の宿題を見る、絵本の読み聞かせ等。

21:30 子どもを寝かしつけ。(寝落ちもしばしば)

22:00~22:30 ちょっと休憩。

22:30~ 翌日の夕食作り、洗濯、洗い物、部屋の片付け等。

24:30すぎ 就寝。

以前「ワンオペ育児」をテーマにしたテレビ取材にご出演されてましたが、
ご実家のサポートがない中、日々どんな工夫で乗り切ってらっしゃいますか?

「ワンオペでも平日も子どもと過ごす時間を大切にしたい」のと、「ワンオペだから子どもの体調不良によるダメージを最小限にしたい」ので、以下のような工夫をしています。

◎買い物は週1、食事作りは子どもの就寝後に!
・週末に、ざっくり4~5日分の献立の食材をまとめ買い。(平日、買い物に行かない分、早くお迎えにいける。)
・日曜夜(子どもの就寝後)に、つくりおきおかず(副菜)を6~7品作る。
・メインのおかずを、食べる前日の夜(子どもの就寝後)に作る。

帰宅後は、メインとつくりおきを温めるだけ。腹ペコの子ども達の「お菓子たべたい~」攻撃をブロック。夕食が早く終わる分、その後の遊びの時間を長くとれる。

◎病気にならないように。
・できるだけ菌を家に持ち込まないよう帰宅後すぐに入浴する。
・急な嘔吐に備え、リビング・寝室にレジ袋をかけた洗面器と嘔吐処理セットを常備。(胃腸炎の家族内感染は長引くうえ、とても辛いため)
・鼻水・咳だけのときは耳鼻科、発熱時は小児科を受診することで、別の病気の感染を予防。

 

出産して何が一番変わりましたか?

とにかく時間がないので、仕事もプライベートも常に「どう行動すれば最も効率的か?」を考えて行動するようになりました。

大谷さん家族1

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

・子どもが、TVCMを観て「これはママの会社の人が作ったの?」と言ったり、アニメ番組等で弊社のロゴを見つけて「ママの会社!」と声を揃えて言うのを聞くと、間接的ではあるものの、「私が仕事をしていること」が子どもと社会との接点の一つになっていると感じること。
・仕事中に子どもの携帯から「ママ、おしごとがんばってね」と音声メールがきたこと。
・仕事で嫌なことがあっても、子どもを膝にのせて絵本の読み聞かせをしているうちに心がほどけていくこと。

大阪で一人で法務業務をされ、家でも一人で家事育児。辞めたいなって思ったことはないんですか?

あります。(笑)
特に、長男が泣かずに保育園に登園できるまで3年ほどかかったので、その頃は「このままワーママを続けて本当に後悔しないか?」と、自問自答のループでした。
「朝泣いていても保育園では楽しんでいる」と聞いても、迎えに行けばいつも一人で黙々と遊んでおり、保育園で撮っていただく写真に笑顔はほぼなく、「全然楽しそうじゃないな」と・・・。仕事を続けたいのは私の勝手なのに、振り回してごめんね、と毎日小走りで迎えに行きました。
ある日、園に着くと長男の大きな笑い声が響いていた時は、涙がでるほど安堵しました。その頃から、園の行事や課題を友達と共に乗り越える力を身につけたように思います。
そして迎えた卒園式の日、たくさんの友達に囲まれ、正直私の想像以上にまっすぐに成長した長男の姿を見て、「もし保育園を辞めていたら、こんなに逞しく育てられなかった。保育園の先生方や仲間との絆のおかげで、今の姿がある。私が選んだ道は、これでよかったんだ。」と、やっと思うことができました。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

・仕事では、「スケジュール調整」と「自分ができるベストな対応」を常に行うこと。
・育児では、「笑い」。
子どもの話をよく聞き、変わった様子がないか常に気にかけていますが、もし親に相談しづらい悩みにぶつかったときも「ま、なんとかなるか!」と良い意味での「スルー力」を身につけてほしいので、自分の失敗や黒歴史(?)の話をたくさんします。

「ママ、あほやなー!」とゲラゲラ笑いながら聞いていますが、「失敗もネタになるか!(笑)」と大らかな気持ちで様々なことにチャレンジし、たくさんの成功と失敗を経験してほしいなと思います。
大谷さん2

今後の目標やプランを教えて下さい!

恥ずかしながら具体的な目標やプランはないのですが、子どもが大きくなってきたので、今後はより仕事の比重を上げていきたいと思います。専門性を深めるとともに、新たな分野も学び、仕事に活かしたいです。

育児では、子どもの「生きる力」を伸ばすためのサポートにシフトしていく段階だと思っています。最終的には、子どもが大人になった時に「オカン、毎日必死のパッチやったけど、カッコよかったな」と思ってもらえたら一番嬉しいです。

最後に、こちらのインタビューをご覧になっている方に向けてメッセージをお願いします。

最近、あるタレントさんの「1つに絞って物事を深めていくのも勿論良いけど、肩書き・役割が1つだけだとそれがダメなときに、煮詰まって動けなくなってしまう。Aが煮詰まった時に、BやCがやりたくてしょうがなくなるというように、いくつも役割を持っている中で今一番気分が乗っているものにbetするのが一番効率的だと思う。」というお話を聞き、「確かに!」と膝をうちました。
働くママの私たちは、職業人であるとともに、母、妻、女性、保育園や学校の役員・・・と同時にたくさんの役割を担っている故に、「あぁ全部中途半端だ・・」と落ち込むこともあると思います。しかし、色々抱えているからこそ、全てに煮詰まらずにベストパフォーマンスができるのではないか、と前向きに捉えられるようになりました。
皆さんそれぞれ、仕事・環境・ライフスタイルが異なるので、答えはありませんが、「譲れないポイント」を抑え、試行錯誤やすり合わせを繰り返しながら、自分にとって心地よいバランスを見つけ、アップデートしていくのが、両立のコツのような気がします。
一生懸命働いて、子どもがいて、やることいっぱいで、毎日大変だけど「幸せだな~」と思う瞬間が増えていけばいいですよね。

 

(インタビュー・構成:井本)

2017年11月29日 0 comment
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1.会場

2017年10月29日(日)に、イベント『時間がなくてもできる!こどもの能力を伸ばす方法』を堺筋本町「The Deck」にて開催しました。1.会場

子どもの能力を伸ばしてあげたいけれど、共働きで時間に制約がある中、どう関わっていくのがいいのか悩まれている方も多いと思います。

今回は、「共働き家庭の子どもへの教育」に焦点を当て、基調講演やパネルディスカッションを通じ幼児・小学校教育について考えました。
2.全体

まずは、将来「メシが食える大人」そして「魅力的な人」を育てる学習塾、花まる学習会の関西ブロック長 相澤樹先生より、「あと伸びする子の家庭の習慣」についてお話いただきました。
3.相澤先生①

昔は「働くお母さん」もご近所や両親など家庭の外との「パイプ」を多く持っていましたが、現代はパイプがふさがりがち。つい自分だけで頑張ろうとしてイライラしてしまうことも多いのが現実です(私も耳が痛い!)。

相澤先生いわく、お母さんが子どもに関わりすぎて「子どものために」色々してあげることは逆効果。お母さんも社会で評価され、没頭できる時間を持ち、充実している姿をみせると、その姿を見て子どもも成長するそうです。

また、子どもへの教育の目標はズバリ「安定の軸を持たせてあげる」こと。1年生から3年生の間にいわゆる「勉強嫌い」になってしまう子が多いそうです。その理由は勉強が評価されるための手段になってしまうから。誰かの評価の中で生きることは、人生を誰かに委ねてしまうこと。その評価の道からはずされてしまうと一気に不安定になってしまいます。その子にとっての「安定の軸」を見つけ育てることがこの時期の教育の目的と言えるそうです。

能力が伸び悩む子の特徴はズバリ「スネシット」。誰かと比べて「どうせ自分は・・・」と拗ねてしまうと伸び悩んでしまうそうです。
特に兄弟姉妹がいると要注意。長子はどうしても下の子と比べられ、スネシットになりやすい傾向にあります。

また、一人っ子の伸び悩みの原因は「過干渉」。どんなことでも本人に裁量権がなさすぎることが、伸び悩みにつながるそうです。
4.相澤さん③

では、共働きで時間が制限される家庭において、どう子どもに関わればいいのでしょうか?そのポイントは2つ。ひとつは、「よい距離感」。もうひとつは「言葉遣い」だそうです。

「よい距離感」は、冒頭にも書いた通り、子どもに関わりすぎず両親が充実している毎日を過ごしている姿を見せること。「本を読みなさい」ではなく、ソファに座って本を読んでいてそれが楽しいことだと伝えると、子どもも本を読んでみようかなという気持ちに自然となるそうです。

また、「言葉は人格をつくる」と相澤先生はおっしゃいます。「算数が苦手だから」と言葉にすることで自分に暗示をかけてしまう子も多いそうです。相澤先生は「苦手なことこそ、大好き!と言おう」と指導されています。「どうせ」は禁句。その言葉で可能性をどんどんつぶしてしまうので要注意です。
5.相澤先生②

最後に、「あと伸びする子の家庭の習慣」について伺いました。ゲーム依存に悩む方も多いかと思いますが、ゲームは覚せい剤と同じ。どんどん抜け出せなくなり、生活も夜型になってしまいます。夜型の生活は社会人になってからも影響することも。0歳から9歳までは脳をつくる大切な時期。「ゲームを与えない」というのも大切な選択肢だと思います。

「集中力」は「刺激が少ないものに自分から能動的に没頭できる」力を養うといいそうです。刺激の強いゲームやテレビには受け身でも自然と集中できるもの。自ら好奇心をもって面白そうなことを探し、夢中になり、飽きたらまた新しいことを探す、このサイクルをまわすことで集中力が高まるそうです。

我が子のありのままで受け入れること、そして上手に人を頼ることも重要だそうです。時には親には言えないこともあるので、そんなときに話を聞いてもらえる第三者を持っておくことをオススメされていました。

今回のレポートでは相澤先生のみっちり凝縮されたお話の中で特に印象に残った部分をご紹介しております。もっと詳しくお話を聞かれたい方はぜひ、花まる学習会の説明会にいかれてはいかがでしょうか?これを書いている私自身、かなり気になっています!

花まる学習会http://www.hanamarugroup.jp/hanamaru/

相澤先生の話に続いて、実際に共働きで受験を乗り越えてきた方や、小1の壁を乗越え、次の課題に直面している方のリアルなお話を聞くパネルディスカッションを実施しました。
6.パネラー

Q:まずは「小1の壁」について。現在小2のお子様を持つ三嶋さん、保育園との違いを一番大きく感じられたのはどんなところですか?

三嶋さん:子ども本人に聞いてみると「余裕だった」そう。親が思うより、意外と子供は大丈夫だったみたいです。親側からすると、送迎がなくり先生と直接会話する機会がなくなったので、学校での様子が分からないことが大きな違いと感じました。

Q:習い事はどのようにさせているのですか?

三嶋さん:最初は一人で行かせるのに抵抗があったので、自分自身在宅勤務をしながらフォローしていましたが、そのうち自分で行くようになりました。留守番も自分からできると申告してくれ、今では留守番もさせています。

Q:小学生になると宿題もあると思いますが平日どのように見ておられますか?

三嶋さん:プリント類は学童でもできるますが、音読と計算カードは自宅でやらなくてはなりません。子どもは遊びたい気持ちが優先されてしまいますが、友達とやろうと約束した、というときちんとやるように。お友達との約束は守りたいようです。

Q:では小学校に入って一番大変だなと思ったことは?

三嶋さん:冒頭でも離しましたが、先生とのコミュニケーションが不足していることです。最初の家庭訪問で先生に不安をぶつけると、「そんなもんですよ」と。不安になったらいつでも学校に電話ください、とのことでした。友達ができているのか、休み時間何してるのか、そういう日々のことは子供を信じるしかなく、過保護になりすぎないよう、自分の不安を抑えて子どもを信じるのが大変ですね。

7.パネラー①

Q:それでは、次に小学校受験を経験された藤本さんにお伺いします。まず小学校受験って何をするのでしょうか?

藤本さん:まず読み書きは必要なく、先生の話を集中して聞いて課題に取り組むことができるかを見られます。先生の話を聞いて、登場した動物、数などを見つける試験です。また、出てくる問題も季節の花や行事の常識などが多く、親も子供と一緒に初めて知ったことも多くありました。

Q:私立小学校を受けた理由を教えてください。

藤本さん:近くの小学校が合併により、遠くになるのが不安に感じていました。そのとき、当時の上司から私立の選択肢を持たなくていいのか、と助言いただいたことがきっかけとなり、私立について調べはじめました。最終的には子どもがこの小学校に行きたいと言ったので受験を決意したのですが、それが年長さんの6月でした。4ヶ月後の10月が受験日だったので、時間の無い中、準備を始めました。普通は年中さんぐらいから始めるようです。とにかく時間がないので平日は18時からの30分だけ、「今何か必要か」を考えていました。また、土日が勝負。「家族で初めてのことを経験する」をテーマに、花屋さんに季節の花を見に行ったり、八百屋さんで野菜の断面図を想像したりしました。家族総出て受験に楽しみながら向き合えて、とてもよかったと思っています。

Q:本当に時間がない中の受験準備だったとのことですが、一番苦労したのはどのようなことですか?

藤本さん:親子面接ですね。子どもがどう育って欲しいか、長所短所はどこなのか、夫婦の意見をすり合わせる必要があります。夫婦の睡眠時間を削って話し合ったのはすごく大変でしたが、今思うとそのような価値観を夫婦で共有しておくことは、すごく重要で今でも役に立っていると感じています。
8.パネラー②

Q:次に、中学校受験を経験された三好さんに小学校での学習面を中心にお伺いしたいと思います。小学校6年間すべてを経験されてこられましたが、小1の壁以外に感じた大変さはどこにありましたか?

三好さん:三好さん交友範囲が広がったのが心配でした。でも、友人に受験組みが多かったことが中学校受験のきっかけにもなりました。ロボットクラブを頑張っていたこともあり、特に塾には通わせず、家庭学習・通信教育がメインでした。通常、受験組は4年生ぐらいから塾に通うものだそうですが、人と同じでなければならない理由はありません。

Q:家庭学習において苦労した点を教えてください。

三好さん:子どもの性格上、上から言われたことに取り組むのが苦手でした。なので塾スタイルも向かなかったように思います。6年生から塾にも行かせましたが、塾は志望校特訓だけと割り切り、塾にいってテキストもらって家でやるスタイルに切り替えました。自分自身が中学校受験経験者なので、自宅で教えられるのも大きかったように思います。

Q:次に、放課後の過ごし方について教えてください。

三嶋さん:小学校の学童に通わせています。17時で一斉下校、18時以降は延長ですが、18時以降まで残っている生徒は少ないように思います。今では、子供が17時の一斉下校で帰れると言い出したので、放課後に友達の家に遊びに行くことも増えました。ママ友とも協力しながら、自分もなるべく週3回は17時までに帰るようにしています。直面する課題には子どもがなるべく自分から解決してほしいと思っています。子供ができるということに対し、とにかく信じてあげるように心がけています。

藤本さん:私立小学校は学童の預かりが19時まであり、その後電車で帰ってきます。普段はいいのですが、逆に夏休みの預かりがないので、Skypeなどを活用した在宅勤務や、ママ友ネットワークを駆使して乗越えています。子ども同士も遊びたいのでお友達の家に行くのはお互い助かっています。

三好さん:私立中学校は朝が早く、6:40に娘と一緒に家を出て、15:30まで授業があります。どうしても残業や出張はあり、長期休みのフォローも必要なので、両親の近くに引っ越しました。
9.パネラー③

Q:では最後に子どもの能力を伸ばすために気をつけていることや実践していることを教えてください。

三嶋さん:今できないことが問題ではなく、じゃあどうする?と解決する力を身に着けてほしいと思っています。本人が何がダメで問題になっているのか理解し、その解決策を見つけるフォローをしたいと思っています。

藤本さん:小学校受験で取り組んできた、「家族ではじめてのことを経験する」を通じて、子どもがこういうことが好きなんだなということを発見できました。「教える」ではなく「一緒に体験して感動する」を大切にしたいと考えています。

三好さん:大切にしていることは大きく二つです。

  • 答えを用意しない・先回りしないこと。
  • 情報に惑わされないこと。子供によって違うので「こうでなくてはならない」というのは存在しないと思います。

三者三様で、色々な視点を語っていただき大変参考になりました。相澤先生のお話とも通じる、「子どもを信じる」「一緒に体験する」「答えを用意しない」などをみなさま普段の生活で実践されているということがとても印象的でした。

パネルディスカッションの後は、協賛企業様のご紹介をしながらの交流会を行いました。相澤先生やパネラーの方へのご質問、参加者同士の会話などとても楽しい交流会となりました。
10.ロボット教室協賛:ヒューマンアカデミー ロボット教室(動画を放映しました!)
11.協賛

協賛:アフタースクール放課後NPO、春田琴栄バレエ教室
12.交流会

協賛:P&G

最後に、チラシを配布した春田琴栄バレエ教室のスタジオがある、株式会社コジット様から、ママにも嬉しい「美尻メイククッション」をかけた抽選会も実施!

当選された方、おめでとうございます!ぜひご活用くださいね。
13.コジット

また今回のイベントではお子様の託児を民間ファミリーサポート ワーキングマム様にお願いしました。
最初は親御さんと離れて泣いていたお子様も暫くすると楽しく遊んでいたようです。さすが!
ワーキング・マム様、ありがとうございました!
たくじ
パワーママプロジェクト関西では、今後もこのようなイベントを色々なテーマで実施していきたいと考えています。最新情報の発信やイベントへのご質問・ご要望受付などは、Facebookにて行っていますので、ぜひフォローお願いします。

パワーママプロジェクト関西 Facebook https://www.facebook.com/powermamaproject.kansai/

また、今回のイベント共催の「育休navi」もFacebookにて最新情報を発信中。こちらもぜひフォローください。

育休navi https://www.facebook.com/ikukyunavi/

2017年11月8日 0 comment
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石島さん
石島さん

石嶋さん

 

プロフィール

・氏名: 石嶋瑞穂

・会社名: STR企画

・役職名: 代表

・職種:企画書・提案書制作、プレゼン資料作成代行、各種販促企画・制作、ライティング、ネットショップ代行、WEB制作・運営

・簡単な経歴:大学卒業後、関西にて広告代理店勤務を経て、ネットショップ運営、

東京の企業でネットベンチャー事業責任者を経験。3人息子になるべく寄り添いながら、STR企画の運営

・居住地:大阪府

・ご自身の年齢 :39歳 1978年生まれ

・お子様の年齢 :8歳 7歳 5歳

・ワークスタイル:基本的にリモートワーク

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

主に個人や中小規模の企業などを対象としたHPの制作や、企画書制作、ライティング業務などをメインに行う傍ら、病気と闘う子供たちと家族を応援するマミーズアワーズプロジェクトを主催しています。

ワークスタイルは、ほとんどがリモートワークが中心です。

STR企画 http://www.strkikaku.com/

マミーズアワーズショップ https://www.mammies-hours.com/

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:30 起床/朝食

8:00〜9:00 子供達送り出し(小学生二人 幼稚園一人)

9:00  メールチェック/家事

10:00 自宅PC作業/打ち合わせ/縫製作業

14:00 幼稚園お迎え

15:00 子供達全員帰宅/できる範囲で仕事/家事

17:30 夕食準備/夕食/片付け/家事など

21:00 子供達就寝

21:30 仕事(※頭を使う系のお仕事はたいていこの時間から始めます)

1:30頃 就寝

ご家族と

ご家族と

 

出産して、何が一番変わりましたか?

守るべき存在ができたこと、自分よりも大事な存在ができたことで、責任感がより一層強くなり、その部分が一番変わりました。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

家事だけをしていた時よりも、確実に子供達が私を褒めてくれる回数が増えるようになった。

特に何も教えていないんですが、子供はよく見ているもんだなぁと感じます。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

子供の入院、親の入院、自分の入院。

とにかく病院との縁が、次から次へとなかなか切れないのが大変です。

 

それをどうやって解決していますか?

根本解決はしないですが、いろいろ経験しているからこそわかることを活かして、あったらいいなというものを形にしています。

 

育児と事、それぞれで一番大事にしていることは?

思いやり。

人を思いやる心を大切にしています。

しんどい思いをしたからこそ、人に優しくなれる部分があるので、それは子供達にも伝えるようにしています。

 

 

仕事を始めたきっかけは?

三人兄弟の末っ子が幼稚園に入園したのを機に、何か仕事を始めようと思って2016年4月にSTR企画を立ち上げました。http://www.strkikaku.com/

が、その1ヶ月後の5月に息子が大病を患っていることが発覚しました。

始めたばかりだし、辞めてしまおうか・・・とも考えましたが、パソコンとネット環境さえあればできる仕事だったので、私の仕事場は自宅から病院に変わりました。

現在は退院していますが、基本的にリモートワークスタイルは変わりありません。

住まいが郊外にあるので、通勤に使う時間がもったいないですし、個人でするこのスタイルが気に入っています。

 

 

プロジェクトの具体的な内容はどんなものなのでしょうか?

基本的には、病気と闘う子ども達とその家族を応援する活動を行っています。できることをできる力で、自分も困ったり、こうだったら良かったと思うことや感じたことなどを形にしています。

きっかけは、息子が入院してしばらくした頃、治療のためにCVカテーテルという医療機器を体内に留置する手術を受けるという説明がありました。その際に引き抜き防止や感染防止の観点からカバーを作るように医療機関から説明され、「販売してないんですか?」と聞いたら、「市販品はないので、基本的に保護者の方に手作りしていただいています」と説明を受けました。

しかし、これから我が子が長い治療をしようという序盤で、その作業は過酷なもので・・・結局すぐに友人に事情を話し、カバー制作をお願いしました。そのカバーの出来栄えが、とても素晴らしく親子共々大変喜びました。

友人に頼んだことを主治医の先生に話すと、「お母さんが3人位いればいいんですけどね・・・

お母さんの時間がいくらあっても足りないのがこの病気の課題なんです。」と言われ、ハッと思いました。

私と同じように、困っているお母さんは沢山いるんじゃないかと。

しばらく、息子が寛解状態になるまでは、ずっと私も病室に泊まり込み、傍でWEBのライティングやHP制作、企画書制作などの仕事をこなしていました。

ようやく寛解状態に入り、息子の調子も少しよくなった頃、カテーテルケースを作ってくれた友人に話をして、きっと同じ思いで困っている人がいるはずだから、試しにワンコインで販売してみよう!と自分の仕事で持っていたサイトを少し改造して試しに20個ほどを販売してみました。すると・・・2ヶ月もしないうちに完売。

ニーズがあるんだと確信しました。

 

そこから、当初はボランティアで医療機関に寄付はできないものか?などいろいろと紆余曲折がありました。結局いろいろなハードルがあったため、現実的なところ自分のサイトでキット販売を基本としたハンドメイド品として販売していくことがベストだという結論に至り、息子の入院中は作ってくれた友人に縫製サービスを頼んでマミーズアワーズショップを立ち上げました。

https://www.mammies-hours.com/

それが今のマミーズアワーズプロジェクトの原型です。全ては病室から始まりました。

 

息子は、約1年間の入院加療を終え無事この2017年5月に退院しました。

 

現在は、カテーテルケースの販売はそのままに、入院生活で本当に欲しいかったもの、闘病生活でできた友人たちの意見を見聞きしてきっと喜ばれるものを、少し視点を変えお見舞い品として展開しています。

 

また、そのお見舞い品の収益の一部を病気と闘う子供たちと家族が利用する宿泊施設や、認知活動などを行っている団体などに寄付する活動を行っています。

 

今、力を入れていることはどんなことですか?

現在、お見舞い品の情報を専門に扱うハートフェルトギフトというオウンドメディアを制作中なんです。

http://heartfelt-gift.com/

こちらのオウンドメディアは、自身も感じたことなのですが、病気を患った人と、そうでない人の間には、なんだか見えない壁のようなものできてしまうなと感じていて・・・。

「見舞う」という気持ちは人を思いやる気持ちの表れだなと感じていて、お見舞い品というツールを通して、そういうお互いに気を使いあったなんとも言えない雰囲気の中に、少しでもほっこりした笑顔を呼び込んで、周りの人とのつながりを再認識してもらえたらいいなと考え、制作を決めました。

そのお見舞い品がどうして必要なのか?という背景を情報化し、読み手が理解した上でお見舞いをしたり商品を手渡すことで、心と心のつながりを再確認してもらえたらいいなと考えています。

まだまだ制作中で、お見舞い品も自社で制作するものを集めている最中で、記事も書き上がっていない状態ですが・・・とても楽しいです。

ようやく病室から自宅に帰り、少しずついろいろな人と会うようになり・・・

息子の傍ら、病室であれやこれやと考えていたことが、少しずつ具現化されていくと、あぁ社会ってこんな感じだったなと・・・感慨深いものがあります。

私自身も、この仕事や活動を通じて、人とのつながりや笑顔を大切にしていきたいなと感じています。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

お見舞いというジャンルのマーケットを作りたいです。

楽天やアマゾンなどの大手のショッピングモールにお見舞いというカテゴリーがあっても、商品が十分でなかったり、ニーズとマッチしていなかったりします。

「見舞う」という文化は、世界共通意識なはずだけれど、いまひとつフューチャーされていない分野だと思うので、世界に発信していけるようなサイトにしたいなと考えています。

 

 

最後に、メッセージをお願いします。

病室から始まったマミーズアワーズプロジェクトは、徐々にいろんな人に伝わって、本当にいろいろな方のご協力をいただいて、新しい製品を作ろう!とか、途絶えかけた伝統技術を復興させよう!とかそういった動きを見せています。

子供が病気になって、始めたばかりの仕事自体どうしたもんか?と思っていましたが、辞めることはいつでもできるし、子供の病気のせいで辞めてしまったんじゃつまらんなと感じて、ただひたすらに続けました。

いろいろな壁もありましたし、今もいろんな壁や意見があります。

でも、諦めたり辞めたりするほどのものではないと感じているので、私は自分の勘をただ信じて続けようと思います。

いろんな思いを込めて制作しているサイトを少しでも多くの方に見ていただけたらと思います。https://www.mammies-hours.com/inquiry

 

今までお見舞い品として展開してこなかったけど、こういうものはどうだろう?というお問い合わせも絶賛募集しております。http://heartfelt-gift.com/

お気軽にお問い合わせください。

2017年10月24日 0 comment
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2017年5月21日(日)にイベント『共働き家族のためのチームビルディング』を開催しました。

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今回は、「父親であることを楽しもう」をモットーに活動されている、ファザーリング・ジャパン関西(http://fjkansai.jp/)さまとコラボ!

「家族のチーム化」に欠かせないパパの戦力ですが、まだまだ世の中一般的には「育児は女性の仕事」との考え方が根強く、特に会社上司の年代には理解をしてもらうのが難しいところ・・・。

家族をチームとして上手に日々を送られている、ファザーリング・ジャパン関西所属のお二人にご登壇いただき、パネルディスカッションを行いました。

【登壇者ご紹介】

登壇者

 

 

 

 

 

 

水野 奨さん(33歳):
2児の父親。男女共同参画センター勤務。
二度の育児休業を経験し、今夏から妻の
キャリアを優先し、主夫生活をスタート。
今回の主夫期間を自身のキャリア形成を図る準備期間として取り組む予定の、かなりイマドキ視点を持ったパパ。

草野 宗徳さん(35歳):
2児の父親。『夫婦の会話、子どもとの関わり時間ゼロ』から、あることをきっかけに変わり始め、今では積極的に関わるように。
夫婦でファイナンシャルプランナーとして事業を行い、すべてをごちゃ混ぜにして生きているパパ。

 

Q:草野さんは「あること」をきっかけに働き方を変えたそうですが、きっかけとは何ですか?

“自分にとって何が一番大切なのか”

証券会社勤務のときは、5時起床、7時出社、21時退社、その後飲みに行って24時帰宅というサイクルで生活をし、そのころは自分のキャリアしか考えていなかった。
しかし、東日本大震災が起こり、当時東京に住んでいたので帰宅するのさえ困難だった際、とにかく早く家族と会いたいと思った。
その時、「自分にとって一番大切なのは家族との時間」と気がつき、仕事そのものと暮らし方を変える決心をした。

Q:仕事まで思い切って変えられましたが、キャリアや仕事への執着心はありませんでしたか?

“仕事は自分の価値観を実現するための手段でしかない”

自分の価値観をじっくり考えると、「子どもが笑顔で暮らせる世界、社会を作りたい」というのが一番やりたいこと。
転職前はとにかくお金を稼いで、そのお金のパワーでやりたいことを実現できると思っていたが、それ以外のアプローチでもやりたいことを実現できるのでは、と考えたら視野が広がった。

Q:現在は夫婦で独立され、一緒に会社経営をされていますが、夫婦で同じ仕事は逆にケンカにつながったりしませんか?

“話題の下地があれば逆にケンカも減る”

職場の人間関係などがわからないと、愚痴も共感できないが、同じ仕事だと悩みや課題、考えることが同じなので、会話の質が高まり、自分としてはやりやすいと感じている。

Q:一方水野さんは妻のキャリアを優先して育児休暇を取得するなど、かなりイマドキ思考といえますが、はじめからそういう意向があったのでしょうか?

“育休取得は学生時代から希望”

自身が育った家庭環境も影響し、学生時代から家族を優先した働き方をしたいと考えていた。ただ、実際は甘くなく、昇進に響いたり、なぜ男が育児休暇を取るんだという反応が当たり前だった。当時の部下・後輩が「これからは水野さんのような先輩が必要」と背中を押してくれたこと、妻の理解があってこそ、育児休暇を取得することができた。

Q:育児休暇を取りやすくするポイントはありますか?

“周囲からの信頼を得ること”

育児休暇は単なる権利の行使ではなく、当然さまざまな調整ごとをしてから取得する。自分自身、まわりにロールモデルの男性がいなかったので自ら法律を調べ、周囲に説明したり、理解を得るために仕事の引継ぎの調整を細やかに行ったりした。ロールモデルを探すこと、あとは上司や周囲からの信頼が一番の近道だと思う。

Q:6月から働き方が変わるそうですが、どのように変化するのでしょうか?

実は妻が船乗りに・・・笑。正確に言うと仕事内容はちょっと違うのですが、働き方としては2ヶ月仕事、1ヶ月休みというサイクルの働き方になるので2ヶ月丸々妻が家にいない生活が始まる。家族としての新たな挑戦だと思っている。それに併せて自分の働き方ももう一度見直し6月からはパート主夫になる予定。でも私自身も家に閉じこもっているのは出来ないタイプなので時期が来たらまた仕事する時期も来ると思うが一旦は主夫業メインにシフトする予定。

会場

 

 

 

 

 

 

Q:お二人にお伺いします。「家族のチームビルディング」のために、ママからパパに働きかけるにはどうアプローチしたらうまくいくと思いますか?

“お互いの想いを夫婦でとにかく話し合う”

自分もそうだったが、家事や育児について「十分やっている」「家事分担もきっちりできている」という認識だったが、それだけではうまくいかなかった。目の前の家事、生活をまわすことだけではなく、お互いどう生活したいのか、相手にどうして欲しいのかをしっかり話し合うべきだったと反省している。(草野さん)

 

“男は意外と素直に勉強する”

パパがセミナーに参加すると、意外とおしゃべりになる。その場でいろいろな情報が入ってきたり、他のパパと話すことで、変わるきっかけになるかもしれないので、セミナーに送り込むのも有効な手。(水野さん)

 

Q:「家族のチームビルディング力」向上のために、必要なことは何だと思いますか?

“ビジョンの共有を”

家族も仕事も同じ。家族の将来のビジョンを明確にした上で、じゃあ今は何をすべきか、を考えるとよい。夫婦の価値観のすり合わせも大事。あとは、子どももチームの大切な一員として、日々のちょっとしたお手伝いから参加させること。料理や兄弟の面倒など、子供自身も家族として貢献している、参加していると思わせることも大切だと思う。(水野さん)

“ありがとう”

自分の目線で「やってやっている!」ではなく、相手がいるから今の生活があると考えると、心からの「ありがとう」が出てくる。その気持ちを大切にしたいと思っている。(草野さん)

 

『家族のチームビルディング』のために、大変参考になるお話を伺うことができました!世の中の意識を変えていくのは、一つ一つの家庭が変わるところから始まるのかもしれません。まだまだ過渡期ですが、自分らしく、家族らしく暮らしていくために、「家族のチーム化」をさっそく始めてみませんか?

今回のイベントでは、「家族のチーム化」を考えるきっかけに、プチワークを用意しました。

1.自分の家庭の家事分担を見える化

2.理想とする生活、現在の課題を書き出し、現状を整理する

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夫婦でワークに取り組まれる様子

 

 

ワーク例

家事分担の例。お子さまの分担もあり、さすがです!

 

 

夫婦比較

ご夫婦の認識の違いが面白い!

 

二つのワークを通じ、参加者同士も交流を深めました。

ワーク2

ワーク

 

「働き方改革」があらゆる場面で言われるようになってきました。これからは「家族のチーム化」が潮流になっていくのは必須。パワーママ関西ではそんな働き方・家族のチーム化をこれからも応援したく、さまざまなイベントやロールモデルの発信を続けて参ります!

ぜひ、ご注目ください!

最後に、今回ご協力いただきましたファザーリング・ジャパン関西のみなさまにこの場を借りて厚く御礼申し上げます。パワーママ関西 コアメンバー一同

レポート by 山本 愛

2017年6月1日 0 comment
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2016年11月20日に関西初の試みとなるワーママによるワーママのための『ワーママフェスタ』が開催されました。

「自分らしくハッピーなワーママを増やす」というパワーママプロジェクトの活動テーマを実現するためには、ママが一人で頑張らず、プロの手を借りたり、周りをうまく巻き込むことが必要と考え、ワーママ視点でワーママのためになる外部サービスや製品(家事代行やベビーシッターサービス、ワーママグッズ等)を提供する多種多様な企業・団体様10社にご出展を頂き、開催の運びとなりました。

当日は、小さなお子様連れ、パパとご一緒に、家族みんなで等、70名の方にご参加頂き、大いに盛り上がりました。
今回はその様子をご紹介します!

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シャンパンで乾杯、一気に笑顔に

「ワーママフェスタ」いよいよスタート!フェスタの始まりはなんとシャンパンでの乾杯。今回、シャンパンをご提供いただきましたモトックス会社の辻村様の掛け声で「かんぱい!」。ご提供頂いた乾杯酒は妊婦さんも授乳中ママも楽しめる、本格的な味わいのノンアルコールスパークリングワインの「ピエール・ゼロ ブラン・ド・ブラン」http://mot-wine.mottox.co.jp/special/pierrezero/item.html
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オープニングはお隣同士で自己紹介

参加者の方々にお隣同士でグループを作っていただき、自己紹介タイム!
10分間でしたが緊張感もほどけて、皆様の笑顔がさらに広がりました。
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本音トークに納得!「自分らしいキャリアを築くための周りへの頼り方」

その後、ロールモデル3名をお迎えしてのトークセッション。
今回、ご登場いただいた皆様は、実際に子育てをしながらキャリアアップを続けておられる素敵なワーママです。
しかし、いつも順調にきたわけではないとのこと。等身大の本音を赤裸々に、語っていただきました。

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【ゲストのご紹介】
株式会社パソナ       白井和子様
P&Gジャパン株式会社 田上智子様
江崎グリコ株式会社    宮崎友恵様

 

Q:キャリアを築いてきたときの壁とそれをどう乗り越えてきたのか

”理想の母親像に縛られていました”

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白井様

白井様「私の最初の壁は25歳で子供を持ったときですね。今のように情報もなく、私がこのまま働くことで子供にどんな影響があるのか分からず心配でした。宿題を見ていないから勉強がダメなのかなとか、自分が勝手に描いている素敵なお母さん像からどんどん遠ざかっていく…。」

 ”ママ友が壁を壊してくれた”

「乗り越えられたのはたくさんのママ友の存在です。彼女たちは子供が3.4人いてもうちの子を預かってくれ、家の中が騒がしくても気にしません。なにより子供たちの表情が輝いていた。それからは自分の子育てに対して、譲ってはいけないものと譲っていいものを少しずつ整理していきました。友人に預ける、会社のメンバーの協力を得るなど、誰かに頼ることも積極的に実践してきました。」

”罪悪感に苛まれた日々”

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田上様

田上様「いまが一番の壁で、まだ乗り越えていません。子供を持ってから、子供にも夫にも、会社の上司、同僚にも罪悪感あって一日中心の中で謝っていました。部下がこの書類をチェックしてといってきても、保育園閉まるからと迎えに行く途中でチェックするなんてこともありました。」

”ずぼらであることを良しとする”

田上様「実は4年前に3年間シンガポールに母子赴任し、息子をインターナショナルスクールに入れました。その学校の方針が多様性を重視し、みんなと違うことが大切だと。外国のママ友にもたくさん出会って、日本のお母さんのスタンダードが高いのがすごくわかった。違っていいんだという新しい視点をもらって、心のハードルが少し下がりました。」

 

”逃げ恥つづけてます”

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宮崎様

宮崎様「壁は越えなくても横から行けばいいんじゃないかというのがあって、思いっきり逃げまくってます(笑)。東京転勤が嫌だといって会社を辞めたこともあります。譲ってないことは、自分が嫌いなことはしない、好きなことを仕事にしたい。壁も迂回していたら、次のステップへつながると思っています。」

 ”したいことをよく喋ってます”

宮崎様「なにかしたいということをためらう方もおられると思いますが、声に出すのはとても大事です。言い続けることで、家族や友人もじゃやろうかとなってきますし、賛同者や協力者も現れます。つねに私一人ではなくみんなが一緒に動いているかなと思っています。」

Q:上手な周りへの頼り方やプロの手を借りてみた感想は?

白井様「人の手を借りてお母さんしかできない時間をつくる」「外部サービスは使うまでハードル高いけど、使ってみたら最高だった」

田上様「もっと早くから頼んでいたらよかった」「今日いい出会いがあることを楽しみにしてる」

宮崎様「子供の習い事はママ友と連携を組んでかなえる」「特に属性(価値観や考え方等)が同じママ友を持つことは最強」

そんなキーワードが飛び出しました。

出展ブースを回りながらのフリータイム

ステージ上のプログラムが終了すると、いよいよフリータイム。
受付で配布したスタンプラリーカードを手に(5個以上で後の抽選会へ参加できる)参加者の皆様は思い思いのブースへ。
直接説明を受けたり、質問したり、本日限りの特別プランに申し込みをしたりと大盛り上がりでした。

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協賛頂いた企業様一覧

 

ご出展頂いた企業様からの声

”働くお母様に少しでもベビーシッターサービスを知って頂く良い機会だったと思います。また、私自身も皆さまより沢山パワーを頂きました。”
”私たち家事援助のサービスが、必要とされていることを確信いたしました。今後のサービスに活かしていきたいと思います。”
”来場者の方の多くが家事代行に興味をお持ちでさっそく頼んでみたいというお声もありましたので素敵な機会を頂き嬉しい限りです。”
”家事代行の働くスタッフとして弊社に興味をお持ちいただいた方もいらっしゃいました!今後も機会がございましたら、お声掛けいただけますと幸いです。”
”弊社のサービスを利用するだけでなく、キッズタクシー専属のドライバーで雇用して頂けないのかという質問も頂き、ワーママの中にドライバーという選択肢もあるんだと感じることができました。今後は、ワーママ対象にした、就職支援等にも力を入れていきたいと考えております。”
 ”実際にその場で登録頂きました!いい機会になったと思います。またこのような機会がありましたらぜひお声掛けください。”
 ”参加者の皆様が弊社のスパークリングワインを片手に笑顔で乾杯されている様子や製品を実際に手にとってもらいその場でSNSにも投稿して拡散して頂いたり、嬉しかったです”
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子供のためのワークショップ

今回はお子様連れでもご参加頂けるように、お子様向けワークショップも3団体にご協力頂き、用意しました。

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スライム作りに興味深々

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女の子に大人気。クリスマスに向けたスノードーム。

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英語ワークショップ体験&座談会

 

待ってました!大抽選会

いよいよ最終イベント、大抽選会です。大興奮の熱気と残念の溜息につつまれて番号が呼ばれます。
当選された皆様、おめでとうございます!
はずれた方にも、今回のイベント参加者の皆様に参加者プレゼントもお配りしお持ち帰り頂きました。

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モトックス様よりノンアルコールスパークリングワイン3本

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らでぃっしゅぼーや様よりお野菜セット

 

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ベアーズ様より家事代行体験サービス券

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パワーママ関西からもささやかながら・・・

ご参加、ありがとうございました。

初めての「ワーママフェスタ」いかがでしたでしょうか。楽しんでいただけましたか。

これからも、もっともっとたくさんのヒントをご紹介していきます。ご参加いただきました皆様の声でさらに「ワーママ」のウエーブを大きくしていきたいと思います。また来年もたくさんのパワーママのロールモデルをシェアしていきます。
ありがとうございました!! パワーママ関西 コアスタッフ一同

 

レポート by  藤田真智子

構成 by  井本

2016年11月28日 0 comment
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田上智子さん

今回ご紹介するのは11月20日開催のワーママフェスタ関西のトークセッションにご登壇いただく方の一人、田上智子さんです。
プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)ジャパン株式会社で広報としてご活躍中の田上さんは管理職となられてから出産・育児をご経験され、海外への母子赴任もこなしてこられました。時には家族以外の協力を得て活躍されている田上さんのワークスタイルや海外での子育て、家事環境についても伺ってみました。

 

田上智子さん

田上智子さん

 

プロフィール

・氏名:田上智子

・会社名:プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)ジャパン株式会社

・役職名:広報渉外部 シニアPRマネージャー

・職種:広報渉外

・簡単な経歴:
神奈川県出身。東京大学卒業後、1995年P&G日本法人に入社。ヘルスケア、ヘアケア事業部でブランドマネージメントを担当。
2000年、P&G日本法人のヘアケア製品広報部を立ち上げる。2002年、管理職へ昇格。2006年出産、1年間の育児休暇のほとんどを夫の赴任先のロンドンで過ごす。2007年職場復帰、2012年からシンガポールにて、アジア本社ホームケア事業部広報リーダーとして、日中韓、ASEAN、オセアニア全10カ国の広報戦略作成・危機管理を担当。2015年、帰国後現職。シンガポール母子赴任を経験した一児の母。

・居住地:兵庫県神戸市

・ご自身の年齢 :44歳

・お子様の年齢 :10歳

・ワークスタイル:在宅・コンバインドワーク(会社で勤務している時間と、自宅で勤務している時間を合算して勤務時間と計算する仕組み)を活用したフルタイム勤務。

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

P&Gはアメリカが本社のグローバル企業で、主に生活用品を製造・販売している会社です。現在私はその中で、家事にかかわる製品(洗剤(アリエール、ボールド)、柔軟剤(レノア)、台所洗剤(ジョイ)、消臭剤(ファブリーズ)など)の事業部に所属し、製品広報を担当。地域としては日本と韓国を担当しています。具体的には、各製品のよさやよりよい使い方をお伝えするためのPR活動を企画・実行したり、メディアなどの会社外からのお問い合わせに対応するチームを率いています。
仕事柄、社内の研究開発担当や社外の家事の専門家の方々から家事アドバイスなどをまとめることも多く、実生活でも非常に役に立っています。(P&Gマイレピサイトhttps://www.myrepi.com/ )

チームのメンバーと

チームのメンバーと

ワークスタイルとしては、週一回の在宅勤務、コンバインドワークを活用するフルタイム勤務です。東京への出張は月に一、二度程度、それ以外はほとんど定時前後に帰宅しています。社内外との会議はWEBシステム上で行われることがほとんどのため、出張先、自宅などどこからでも参加可能で、このシステムに助けられている部分は大きいです。 上司はシンガポールやジュネーブにいる外国人なので、夜の電話会議が月に数回あります。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:15  起床、リラックスタイム (時には散歩、エクササイズ、ストレッチなども)

6:45 朝食準備、朝家事

7:00 子供が起床、朝食、朝勉(夫が在宅時は夫が担当)、

7:50 子供学校へ出発

8:15 出社

8:45 会社到着

9:00-16:00 会議、電話会議、ビデオ会議

16:30 退社、夕食の買い物

17:00 帰宅、夕食準備

19:15 子供、塾から帰宅、夫、帰宅、夕食

20:00 夫に子供を任せて夜家事(子供の話を聞く、勉強に付き合う、一緒に散歩に行く、お風呂などは、夫在宅時は彼の担当)

21:00 ヨーロッパチームと電話会議

21:30 子供就寝

22:00 会議終了、仕事のフォローアップ

23:30 就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

自分の都合や希望はとおらないことを受け止められるようになったこと。

仕事では、出産前はいわゆるモーレツ管理職で自分にもチームには厳しかったと思いますし、家庭でも「こうでなくちゃ」と自分の主張を夫にもしていたと思います

今も周りからどう見えているかわかりませんが、自分の中では少しは一歩引いて考えたり譲ったりできるようになったと思います

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

一番は、世界が広がったこと。関東出身で、神戸で就職し、モーレツ社員(笑)でしたので仕事以外の友人は数えるほどしかいなかった私ですが、保育園・小学校・そして社内でできたママ友たちはかけがえのない友人です。特に保育園時代は、お兄ちゃんお姉ちゃんのいるママたちがいろいろアドバイスをくれたり、夫婦ともに出張となった緊急時にお友達の家に泊めていただいたりと本当に助けられました。年長の夏に退園し、シンガポールに母子赴任することになったときには、学年全体で送別会をしてくださり、号泣の中、40人以上に見送っていただきました。また、シンガポールでも、インターナショナルスクールでさまざまな国籍のママ友ができ、今でも交流が続いています。

仕事上では、優先順位をクリアにし、メリハリをつけて効率化することができるようになったと思います。特に保育園時代に「園がしまるまでに会社を出なければならない」というプレッシャー、いつ突発的に会社を休まなくてはいけなくなるかもしれない、ということから、優先順位の高い仕事は前倒しにしたり、会社にいる時間を有効に使えるようになり、それは今も続いています。また、いろんなチャレンジを前向きにしてみるきっかけになりました。

私は何事にも慎重派で(周りからはそうは言われないのですが笑)海外赴任に関しても何度か会社からの打診を断っていました。子供の小学校入学が近づくにつれ、「小1の壁」なんていう言葉も聴くようになり、どうしようかと思っているときにシンガポールへの赴任の話がありました。夫からの「仕事上も子供の教育上もまたとないチャンス」というアドバイス(というか力強いプッシュ)もあり、また本人が「英語のお友達と一緒に学校に通ってみたい」といい、先にシンガポール駐在をしている同僚ママたちからの住み込みメイドさんとの暮らしのお話にも後押しされ、シンガポールへの赴任、子供を帯同してインターナショナルスクールに入学させるという大きなチャレンジに一歩を踏み出すことができました。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

保育園時代は、子供の突然の体調不良で急に出社できなくなったりすることで、チームメンバーに迷惑をかけているという気持ち、かつては一緒に「モーレツ」だった同僚に比べて貢献していないのではないかという罪悪感がきつかったです。また仕事で疲れてしまって、子供に十分向き合えていない、という罪悪感もあり、一日中心の中ですいませんといっていたように思います。

共働きが普通のシンガポールでの暮らしを経て、罪悪感はだいぶ減ったのですが、今度は子供が大きくなり勉強、友人関係も複雑となることで、外注できない、親でなければ対処できないこと、が増えているように思います。また、子供は小さいときからお母さん仕事で大変そう、と思っているので、いろいろ我慢しているようにも思います。

 

それをどうやって解決していますか?

人と比べないこと、よそと違うことをよしとすること、完璧を目指さないこと、を自分自身に言い聞かせています。幸い、夫がそういう人で、他と比べることをしない人なので、私も見習って少しずつ罪悪感をへらしながら、逆に私が働いているからこそできること、をありがたいと思うように心がけています。また、なにより子供の成長を日々感じることで、できていないことでなく、できたことを感謝できるようになりました。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では、「子供の話をよく聞くこと」「ママが笑顔でいること」を心がけています。100%はできてはいないのですが、親に余裕がないと、子供に向き合うことはできないと思うので、仕事も家事も育児も満点を目指すのではなく、あわせて100点くらいを目指したらいいや、位の気持ちで子供には向き合うようにしたいな、と思っています。

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ご家族との家事育児分担、アウトソース利用等はどのようにされていますか?

子供が保育園時代は保育園近くのファミリーサポートさんに本当にお世話になりました。朝早く出張に出るときは保育園開園時間まで預かっていただいたり、東京からの最終新幹線で帰ってきて、0時ごろに、寝ている息子を抱いて帰宅したことも何度もありました。子供が病気になったときは、夫と分担して仕事を在宅に切り替えて対応しました。夫のほうが調整してくれることが多かったように思います。またどうしても二人とも出勤しなくてはいけないときは小児科に併設の病児保育室を活用しました。その小児科は家から車で30分くらいかかる少し遠い小児科でしたが、病児保育室にスムースに予約できるよう、日ごろからその小児科に通い、いつも前日には予約しておきました。

シンガポール赴任時代は住み込みでフィリピン人メイドさんを雇い、24時間体制でバックアップしてもらえたのが心強かったです。学校・習い事の送り迎えも、家事もお任せできたので、私は仕事、学校の行事や子供の宿題といった重要なことだけに専念できました。

帰国してからは、メイドさんもいないし、夫も仕事で多忙を極め、出張が増え、何度かパニックになりかけました。しかし子供がもう10歳になるので、かなり自立して自分ひとりで塾や習い事に行けるようになったこと、短い在宅時間でも夫が洗濯や食器洗いなど、できることは積極的にかかわってくれていることで今はペースがつかめています。また、機械でできることはすべて任せる、をモットーに、食器洗い機、洗濯乾燥機、ルンバ(掃除用とモップがけ用併用)を毎日フル稼働しています。

現在、育児に関しては、近所のママ友に心苦しいほどお世話になっています。歩いて2,3分のところに同学年の仲良しの男の子が数人いて、しょっちゅうお宅にもお邪魔しています。私は出張のお土産くらいでしかお返しできなくて、申し訳なく思っていますが、「ご恩送り」でいつか誰かにこの恩返しをしたいと思っています。

家庭内では、双方の実家が遠方のため、夫と二人で分担しています。学習面は夫と教科ごとに分担したり、週末には私と子供は一緒にテニススクール、夫と子供は卓球に通ったり、いつも三人一緒でなくても分担しながら息抜きをしています。夫は子供の人としての成長に関してはほぼ100%担当してくれて、とても仲良し父子です。

ただ、シンガポール時代に比べると自分の自由な時間に限りがあり、もう少し家事の外注などを検討したいと思っているところです。

 

 

マネジメントで気をつけられていること、注力されていることはありますか?

他部署・代理店も含めて、「私はチームを引っ張るのではなく後ろから押す」をモットーにしています。日頃からチームのビジョンを示し、共有すること、何か障害があるときには乗り越えるための助言をし、チーム全員がそれぞれ自分で障害を乗り越えられるような「考える力」を授けること、さらに細かい点で意見が違うときは自分が飲み込むこと、を心がけています。それから、”忙しすぎるイメージ”を払拭し、若手からも「声をかけやすい雰囲気を保つ」ことを大切にしています。また、何か達成したときにはメンバーを名指しで大きくお祝いするようにしています。一方で管理職にしかできない、グローバルチームへのアピール(笑)、人員増加提案、予算提案、他部署への要請、自分のチームの査定などに関しては全力で取り組んでいます。産後復帰した際にはすでに管理職歴5年だったので、そういったメリハリのある働き方を推し進めることが可能でした。それは私の両立生活の助けになっていると思うので、仕事と育児の両立にはあえて早めに管理職を目指すよう後輩には助言しています。

 

海外母子赴任はいかがでしたか?

海外母子赴任なんて考えてもみなかったのですが、今振り返ると、シンガポールの3年間はかけがえのない人生の経験だったと思います。「自分には無理」と思いがちな私ですが、「やってみてだめならそのときに考えよう」と夫に後押ししてもらったからこそできた選択でした。すでにシンガポールに赴任していた友人や同僚、新しく知り合った友人たち、そして日本に残した夫(やそれを理解してくれた義理の両親や親族)に支えられた三年でした、仕事でも私生活でもいろいろ苦しかったこと、大変だったことも多かったですが、子供がさまざまな国のお友達を通じて多様性を小さいうちから肌で感じる体験ができたことを含め、チャレンジしてよかったと思っています。

シンガポールにてママ友と親子で

シンガポールにてママ友と親子で

 

最後に、こちらのインタビューをご覧になっている方 に向けてメッセージをお願いします。

私も会社に入った最初の5年くらいは、社内にもなかなかロールモデルのような先輩は見つけることができず、社内や雑誌で見る「そういう人」はすごい人・特殊な人だと思っていました。あるとき、仕事で知り合った某出版社の編集長で、自然体で素敵な女性に、「子供を生まなくて後悔している人はいても、生んで後悔している人は私の周りにいないよ」といわれたことはひとつのきっかけでした。幸い、私より数年前に子供を生んだ社内の後輩が数人おり、私は彼女たちのアドバイスを参考にすることができました。数人の仲間ができたこと、また当時の社長や役員のワークライフバランス推奨の波に乗って、一気に社内に「働く母もいていい社内文化」が広がったように思います。このインタビューにお声掛けいただいたとき、私は正直ためらいましたが、少しでもほかの方に、「普通に働いて子供を育てる」ことに向けて一歩踏み出すお手伝いができればと思いました。完璧じゃないからこそ、参考になるかな、と思うので、皆さんも完璧を目指さず、自然体の働く母ネットワークでご一緒できれば幸いです。

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インタビューbyゆもとりえ

2016年11月14日 0 comment
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今回ご紹介するのは11月20日開催のワーママフェスタ関西のトークセッションにご登壇いただく方のお一人、白井和子さんです。

新卒で入社された会社で一貫してキャリアを積まれ、現在は執行役員としてご活躍されています。
でも最初からバリバリのキャリア志向だったわけではなかったと話す白井さん。
どのようにしてこれまでのキャリアを積んでこられたのでしょうか。
いつも気さくで周りへの気遣いに長け、”チャーミング”という言葉がぴったりの白井さんのインタビューをご覧ください。%e7%99%bd%e4%ba%95%e3%81%95%e3%82%93%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97

プロフィール

・氏名:白井 和子

・会社名:株式会社パソナ 

・職種/役職:キャリアエンゲージメント本部スタッフィング部  執行役員

・簡単な経歴:株式会社パソナに新卒で入社。人事部新卒採用チームを経て、25歳で結婚出産。新卒採用者としては、ほぼ初の育児休業を取得。復職後は主に求職者向け部門で募集・登録・キャリアコンサルティングに従事。28歳で次男を出産。約9年間のライフサポート勤務(残業免除の就業形態)を経て、次男が年長の時に管理職の道へ。20159月より現職。

 ・居住地:大阪府吹田市

・ご自身の年齢:44

・お子様の年齢:長男 18歳(大学1年生) 次男 15歳(中学3年生)

・ワークスタイル(フルタイムや時短等):現在はフルタイム。月に数回出張有。

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

 全国のスタッフィング部門(求職中の方の募集・登録・仕事案内等を行う部門)責任者として、企画・教育・システム構築・全体管理などを行っています。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5時30分  起床 → シャワー、身支度、新聞を読む、お弁当づくりと夕飯の準備 など

8時30分  出社 → 会議、現場への巡回、来客応対など日々スケジュールは変動(東京等への出張も月数回有)

18時30分 社外の勉強会・研修・交流会などに参加/残業/

社内の飲み会/客先との懇親会/映画やショッピングなど様々

※現在子供達もバイトや塾で帰宅時間も遅い為、随分自由になりました(笑)

23時30分 読書など、自分の時間。

24時30分 就寝

2人の子育てをしながらどうやって今のポジションまでキャリアを積んでこられたのですか?

夢中で働いているうちに・・・(笑) というのが実感です。入社当時は特別高いキャリア志向もなかったですし。ただ、就職氷河期でようやく就職できたという想いや親の教えもあって「自分の足で立って生きていく=働き続けることが必要」という気持ちがありました。

子供が生まれるまでの3年間は、仕事が楽しくて文字通り朝から晩まで夢中で働いていました。夜中タクシーで帰宅することもしばしば。それが子供を授かった途端、予測不能な制限がかかること、生活が一変することに戸惑ったことを覚えています。周囲がどんどん仕事で成長する20代後半、置いていかれてるような不安を感じたこともありました。でも、それも自分の選択、今しか出来ない時間を過ごそう!と開き直って。

思いがけずチャンスをもらったのは、次男が年長の時、人事制度が変わったことがきっかけです。マネージャー登用試験のお声がけを頂き、そこから管理職への道が始まりました。 

それまでの取り組みを上司は評価されていたんでしょうね。

どうでしょう?運の良さ、タイミングもあったと思います(笑) 人事ってそういうものかと。

 ただ、振り返ると、自分としては限られた時間の中でいかにパフォーマンスを落とさず効率よく仕事をするか、周囲とコミュニケーションを取って協業の成果をだすか、そして仕事でどんな価値を生み出すのかということは意識していました。ダントツにずばぬけた存在ではなくていいから、頭一つ、いえ頭半分、他の人よりちょっと背伸びして頑張ろう、と。役職がない時期から「上司だったらこういう時、何て言うかな、何を基準に判断するのかな」とちょっと背伸びした目線で考えたりしていました。

 

社風にも随分助けられました。会社のイベントにはよく一緒に参加しましたし、離乳食の瓶持参で飲み会に連れていったことも。

「子供がいる」という文面だけの理解だけだとリアリティがないんですよね。でも白井さんちの○○君、となると一気に関係や理解が深まる。子供が大きくなった今、子供の頃からを知っているメンター的存在が沢山いてくれて、本当にありがたいなと思います。

管理職や役員になって変わったことや見えた世界はありますか?

「川岸から対岸を見るのと、実際にわたってみるのは大きな違い」といいますが、まさにその通りでしたね。未熟さを痛感したり、悔しい思いをすることも多々ありますが、それ以上に仕事の楽しさ、やりがいは増しました。

育児と管理職は共通点がとても多いと感じます。育児も管理職も、「育自」につながるし、パワーをもらえるものだ、と。

反対に壁はありましたか?

はい。お恥ずかしながら、マネジャーに昇格して3ヶ月も経たずに「私には無理です」と泣きつきました。即、壁にぶち当たるという・・・笑。

想像してた以上に管理職としての自分の器の小ささを痛感しましたし、私の余裕のなさを感じた子供達もグズグズと不安定になっていて、子供への申し訳なさや不安も一気に押し寄せて、仕事も家庭も中途半端でうまくいかない、もう無理、逃げ出したいと思いました。

どうやって乗り越えたんですか?

尊敬する女性部長二人に、恥をしのんで打ち明けました。仕事も人生も大いに楽しんでいる、いわゆる均等法世代のバリキャリの大先輩。お一人は、わが社のキャリアママ第一号の方、もうお一人は独身でキャリアを重ねた方です。お二人からすればきっと小さな悩み、呆れられることを覚悟で切り出しましたが、どちらもじっくり話を聴いてくださって。目の前しか見えなくてガチガチに握り締めた手のひらを、「大丈夫、開いていいよ」 と言ってもらった感覚でした。子育てに対しても、チームメンバーに対しても、私が気づいてなかった視点を教えてもらい、泣きながら話し始めたのに、気づいたら一緒に笑っていました。

そんな上司達がかっこよくて、くじけそうだった気持ちが、「私もこんな風に周囲にパワーを渡せる人になりたい」に変わったんですよね。

それからもいろんな困難はありましたが、あの時以来、辞めたいとか投げ出したいと思ったことはありません。

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お掃除ロボに目をつけてペットのように可愛がる白井家

育児&仕事をしていて一番大変だったことは?それをどうやって解決してきたのですか?

私の実家は遠く、夫の実家も祖母を介護している自営業の為、親に頼ることが出来ず、子供が小さいうちは特に、夫婦だけではお手上げ、ということもありました。なので、ファミリーサポートさんや沢山のママ友にお世話になりました。

子供達はいろんな人の家でご飯を食べさせてもらったりしましたし、私も週末は大勢の男子を家に泊めたり、引き連れて炎天下のプールに連れて行ったり。男子は見てるだけで面白く、退屈しません。

実は長男が1歳の頃から高校2年生になるまで約16年間、毎年欠かさず保育園や学童、PTAで何かの役員を引き受けてきたんです。大きな役じゃなくても、何かちょっぴりでも地域に関わる。それは続けて本当によかったです。

パワーママの集まりもそうだと思うのですが、「こんな素敵なワーママがいるんだ!」と知るだけで小さな悩みがどこかに行ってしまい、自分も子供も笑ってる。起き上がりこぼしのような日々です。

楽天的考えられない出来事もありますが、そんな時は縦軸・横軸で考えます。

「フランスの女性なら」とか「昔の人は」とか「あと2年後には」などのように視野を広げて考えると、「ねばならない」が無くなって楽になるんですよね。

 モウマンタイ。なんくるないさー。ケセラセラ。これも私が選んだ人生(笑)

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

自分で自由に使えるお金があること、は大きいですよね(笑)。

あと、子供が成長するにつれ、一社会人の先輩として話が出来ることは嬉しいですね。守ってあげなきゃいけなかった小さなあの子と、対等にビジネスの話が出来る、この変化はこれからもますます楽しみになりそうです。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

どちらも、「本質」「感謝」を大事にしています。時間が有限なので、シンプルに考えて本当に必要なこと、価値を生み出す行動を選択すること。そして何より、周囲への感謝。それに尽きます。特に子供や夫には言ったつもりになりがちなので、意識して口にするようにしています。小さい頃はハグ、お年頃になった今でも、ハイタッチ等のスキンシップも多いです。

今後の目標やプランを教えて下さい!

ますます世の中は大きく変化を迎える中で、私達も、そして私達の子供達も今までとは違う「働く」と向き合う時代になりそうです。

真面目な話ですが、人材ビジネスに関わる一人として、“誰もがもっと自由な働き方を自分で選択できる社会、多様な価値が認められる社会づくり”に少しでも貢献したいと思っています。

個人的には数年前からエリックバーンのTATransactional analistic/交流分析)と、それをベースにした発達心理学を学んでいます。

もっと子供が小さい時にこの理論に出会っていたら、と思うことが多々あるので、これからの子育てママへのサポートにも活かしていきたいですね。興味がある方はぜひ声をかけてください!

最後に、メッセージをお願いします。

えらそうなことが言える立場ではありませんが・・。

私の好きな言葉に「あなたが見たい世界の変化に、あなた自身がなりなさい」という言葉があります。マハトマガンジーの言葉だそうです。

ありがたいことに私には尊敬するロールモデルが近くに存在しましたが、そうでない方もいらっしゃるかもしれません。でも、そんな中で頑張って働いている皆様自身が誰かのロールモデルになってるということも、きっとあると思います。

 この国の沢山の先輩女性達が拓いてくれた道なき道。私達がその道を絶やさぬように続いていくことで、私達の子供達の働き方もきっと変わる。そう信じて、皆さんと一緒にワーママを楽しんでいきたいと思っています。

インタビューby井本七瀬

2016年11月14日 0 comment
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参考:昨年開催のリーダーズサミットの様子

関西のワーママやワーママ向けサービス・商品が大集結!

パワーママプロジェクト関西では、ワーキングマザー(以下ワーママ)によるワーママのための祭典「ワーママフェスタ」を2016年11月20日(日)に大阪産業創造館で開催します。

関西のワーママが一同に集まるイベントとしては初の試みです。

女性の労働力率(15歳以上人口に占める労働力人口(就業者+完全失業者)の割合)は、結婚・出産期に当たる年代に一旦低下し、育児が落ち着いた時期に再び上昇するという、いわゆる「M字カーブ」を描くことが知られておりますが、近年、女性の労働力活用などでGDP600兆円を目指す政策等により、その雇用拡大が加速しており、この割合が上昇し、「M字」の中央のへこみが浅くなりつつあります(図1)。

(図1)

(図1)

 

また、大阪府におきましても、女性の就業者数は年々上昇傾向にあり、正規雇用の割合も増え続けています(図2)。このように、共働き世帯が増加し、子供を持ちながら働くスタイルも一般化する中、家事分担はまだまだ女性の負担が大きいのが実態で、日本の共働き夫婦の家事・育児分担率は、0歳の子どもがいる家庭でも「夫15%、妻85%」と言われています
(日経DUAL 2015.1.15付記事より http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=4493#guidance )。

(図2)大阪府の労働力調査(大阪府調べ H28年1月~3月)     出展:http://www.pref.osaka.lg.jp/toukei/roucho/index.html  ●女性の就業者数:186万9千人(前年同期比 +5万6千人 3.1%増) ●雇用形態別の雇用者

(図2)大阪府の労働力調査(大阪府調べ H28年1月~3月)
    出展:http://www.pref.osaka.lg.jp/toukei/roucho/index.html 
●女性の就業者数:186万9千人(前年同期比 +5万6千人 3.1%増)
●雇用形態別の雇用者

そこでパワーママプロジェクトでは、当プロジェクトの活動テーマである「自分らしくハッピーなワーママを増やし、日本経済に貢献」を実現するためには、ママが一人で頑張らず、プロの手を借りたり、周りをうまく巻き込むことが必要と考え、ワーママ視点でワーママのためになる外部サービスや製品を集めた祭典を開催することとしました。

日本においてはベビーシッターや家事代行サービスについては「ぜいたく品」のイメージが根強く、まだまだ普及段階にはありません。また、実際に使ってみたいけれど、周囲に使用経験者が不在のため、不安がぬぐいきれずに外部サービスの使用をためらっている例も少なくありません。

 

ワーママフェスタ関西では、家事代行サービスや、ベビーシッター、ワーママグッズなど、合計10社以上の多種多様な企業様、団体様にご協力いただき、それぞれのサービスや製品を一同に集めました。外部サービスの使い方や事例を知ることにより、「ぜいたく品」の概念を取り払い、それぞれのサービスの普及を狙います。お子様同伴での参加も可能とするため、親子英語など体験型のブースプログラムも予定しています。

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また、関西近郊で活躍するワーママを広く集め、人脈を広げる場としても活用いただけるよう、ロールモデルによるパネルディスカッションや、参加者同士の交流会イベントも行い、ワーママ同士の新しい出会いもある実りあるイベントを目指します。

パワーママプロジェクトでは今後も、さまざまな活動を通じて、自分らしくハッピーなワーママを増やし、日本経済に貢献してまいります。

 

イベント詳細

■タイトル:ワーママによるワーママのための祭典「ワーママフェスタ関西」

■日時:2016年11月20日(日)13:30~16:30

■プログラム:※プログラムは変更になる場合がございます

13:30~14:00 オープニング~参加者のグループワーク(30秒自己紹介など)

14:00~14:05 アナウンスと乾杯

14:05~14:50 ロールモデルのパネルディスカッション

テーマ:自分らしいキャリアを築くための周りへの頼り方

(登壇者)株式会社パソナ 執行役員 白井和子様 他2名

14:50~    フリータイム(ブース見学と参加者同士の交流)

14:50~15:15 司会者による出展企業の事業、サービス、商品等の紹介

15:15~16:20 クイズ大会

16:20~16:30  クロージング

■場所:大阪産業創造館(https://www.sansokan.jp/

〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5

アクセス:https://www.sansokan.jp/map/

■協賛企業:

家事代行サービス ベアーズ http://www.happy-bears.com/

ベビーシッター ポピンズ https://www.poppins.co.jp/

無添加食材の宅配サービス らでぃっしゅぼーや  http://www.radishbo-ya.co.jp/shop/

病児保育 NPO法人ノーベル http://nponobel.jp/

夢を叶える手帳 CITTA手帳 http://yoga-citta.com/diary/

など、多種・多様な企業、サービスが10社以上出展予定

参考:昨年開催のリーダーズサミットの様子

参考:昨年開催のリーダーズサミットの様子

 

参加申し込みはこちらから

参加申し込みはイベレポページにて受付中です!
http://everevo.com/event/34785

ご協賛いただいた企業様より参加者特典もあります!
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ぜひお誘いあわせの上、ご参加ください☆

<お問い合わせ> powermama.kansai@gmail.com

2016年10月24日 0 comment
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冨増亜未さん

今回ご紹介するのは教育機関で広報担当として働く、冨増亜未さん。

冨増さんはこの春から部門の責任者に昇格し、管理職として活躍されていますが、育休復帰後はキャリアについて悩んでおられたそうです。悩みをどうやって力に変えていったのか、も伺ってみました。

2016年9月1日 0 comment
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今回のパワーママはテンプスタッフにて時間制約がありながらも管理職として活躍する三谷祐子さんです!
出産前後で仕事に対する姿勢や考え方が変わったという三谷さん。
日々奮闘しながらも創意工夫で乗り越えていく力強いインタビューです。

2016年6月16日 0 comment
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4月24日にパワーママ関西では初めての試みとなる「情報交換会」を「パワーママブランチ」として開催しました。

 

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ゲストの話を聞く形式ではなく、とにかく「参加者みんながしゃべる会」にし、気軽に情報交換ができるといいなという思いで企画しました。

第一回目のテーマは「ハッピーな両立のためのワーママライフ必需品」。

残念ながらお子さんの体調などで直前でのキャンセルもあり、今回の参加者は5名と少人数となりましたが、その分とても濃い情報交換会になりました!

2016年5月8日 0 comment
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荒木智子さん

 

今回ご紹介するのは理学療法士として、大学で後進への指導をしながら女性のセルフコンディショニング指導をされている荒木智子さん。
荒木さんはご自身だけでなく、ご夫婦ともに出張も多く、スケジュールが不規則なお仕事。
ご実家も離れていて、いつも頼れる状況ではありませんが、家族で「できることはみんなやる」と決めてお互いが助け合っているライフスタイルについても伺いました。

荒木智子さん

荒木智子さん

 

プロフィール

氏名:荒木智子

・会社名 神戸国際大学リハビリテーション学部助教/一般社団法人WiTHs代表理事

・職種:理学療法士

・簡単な経歴:

大学卒業後、東京の総合病院へ就職。脳卒中、整形外科、心疾患のリハビリテーションに従事したのち、大学院でスポーツ医学を専攻。病院や施設での臨床経験、スポーツクラブでのパーソナルトレーニング、市民ランナーやアスリートのサポートなどを経て、現在は大学で理学療法士の育成に取り組んでいる。地元神戸で全世代の女性の健康増進を目的に、セミナーの開催やパーソナルコンディショニングを行っている。

・居住地 神戸市東灘区
・ご自身の年齢 36歳
・お子様の年齢 7歳
・ワークスタイル フルタイム(裁量労働制)

 現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

大学卒業後、東京の総合病院へ就職。脳卒中、整形外科、心疾患のリハビリテーションに従事したのち、大学院でスポーツ医学を専攻。病院や施設での臨床経験、スポーツクラブでのパーソナルトレーニング、市民ランナーやアスリートのサポートなどを経て、現在は大学で理学療法士の育成に取り組んでいる。地元神戸で全世代の女性の健康増進を目的に、セミナーの開催やパーソナルコンディショニングを行っています。

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平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:00-5:30 起床。仕事の積み残しが多いときはもう少し早く起きます。

5:00-6:00 メールチェック、仕事の確認

6:00-6:30 家事(洗濯)、朝食等の準備

6:30      夫、娘起床。朝食

8:00     大学へ出勤(週1回は学外で勤務)

~授業や会議、随時学生への対応。~

17:00-18:00頃 退勤。買い物したり、まっすぐ帰ったり。

19:00       夕食

20:00-21:00  ゆるゆるとした時間を過ごす。(家族との貴重な時間)

21:00-22:00頃 入浴

22:30       ほぼ就寝(娘と寝落ちること多々。)

 

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

嫌いだった子どもが大好きになったこと。妊娠出産もスムーズに行ったわけではなかったので、子どもを授かること、についてとてもたくさんのことを学びました。そして、自分の子どもだけでなく、子どもみんなに対して関心を持つようになりました。今となっては我が子はもちろん大好きですが、子どもを見てはフワ~ッとしたやわらかな気持ちになります。

仕事をしているかどうかということで生き方を考えなくなったこと。仕事は今も好きですが、子どもがいても仕事はできる、自分らしい生き方を選択できるということを知ることができ、視野が広がりました。子どもを通して、生き方を考えると、子どもはとても無垢で、原点に戻るような気持ちになります。

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

彼が超不規則な仕事かつ家事能力が私よりも高い部分もあるので、明確な分担はしていません。協力という範囲ははるかに超えていて、「できることはみんなやる」という感じでやってます。私が我が家を時折「合宿所」と呼ぶ所以でもあります(笑)。お互い支えられて何とか成り立っている感じがします。

 

ご夫婦共に時間が不規則なワークスタイルで、ご出張もこなされていますが、どのように乗り切っておられますか?

夫は平均して長ければ月半分家にいない、年間の休日も数十日程度、という生活を数年続けてますが、それでもできることは沢山あって、私や娘をいろんな面でサポートしてくれています。
お互いの予定を共有し、出張や夜出かけたりするときはファミリーサポートやシッターさんをお願いすることもあります。
私の不在が数日に及ぶときは夫や私の両親にもサポートしてもらうことがあります。
仕事が最優先、とはなかなかなりませんが、いろんな方々の力を借りながら、我が家は回っている、という感じです。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

自分一人では出会えなかったご縁に沢山恵まれたこと。千葉に住んでいたときにスリールさんの「ワーク&ライフインターンシップ」の受け入れ家庭をして、家族ぐるみでお付き合いできる大学生に出会えたこと。子どもを通して知り合えた方はたくさんいらっしゃいます。貴重な出会いがたくさん。育児をすることで、地域との関係もできてきて、娘のおかげで世界が広がったと感じています。

 

育児&仕事をしていて一番大変なことは? それをどうやって解決していますか(していこうとしていますか)?

大変なのは「時間のやりくり。」「夫婦そろって不規則なことが多く、家族の時間をあまりもてないこと。」なので、短い時間でも一緒にいる時間を大切にしています。また、できるだけコミュニケーションを密にとるようにしています。

夫の仕事柄、月の半分は不在、年間の休日も不規則な生活が再開するので、家族一緒にいられる時間はより大切になってくると思っています。一緒にいられない時間が少ない分、仕事をしている姿を見せることもたびたびあります。「一緒にいられない時間はこんな風に過ごしているんだよ」と。そうすると娘も仕事に興味を持ってくれるようになり、少しずつですが、理解してくれてもいるようです。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児については、「元気でいること」「嘘をつかないこと」「人を傷つけないこと」「何事も全力で楽しむこと」の4つを大切にしています。(一つに絞れず・・・。)仕事では、「客観的な視点をもつこと」を一番大事にしています。世代の違う学生を数多く相手にする仕事なので、なるべく自分の感情よりも客観的な視点をもつことを大切にしています。

 

これからの目標を教えてください。

理学療法士という仕事はまだまだマイナーな職種でもあり、まずは我々のできることを知ってもらうことをもっと進めていきたいと思っています。病気やケガのリハビリテーションだけでなく、実は予防もできるし、一人一人に対してもっともっと元気になっていただくためのサポートを「運動」を通して、もっと貢献できると考えています。

現在運営している一般社団法人でも「元気な女性を増やす」ことを目標にしています。今後は様々なボディワークと医療の距離を縮めるような仕事もしていきたいと思っています。このあたりの目標を達成するために、どんどん地域に出ていってまず「理学療法士を知ってもらう」ことを進めていきたいです。

 

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では、最後にサイトをご覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

私自身、これまでも今も試行錯誤しながら日々暮らしています。キラキラしているばかりではなく、泥臭い日々ではありますが、それもまたよし、としてここまで来ました。夫とまだ小学生になりたての娘と暮らしていても、やりたいことはできる、と信じています。

娘が生まれる前から今まで三度の二重生活も経験しながら、確実にわかったことは「子育ても仕事も家族だけのものではなく、みんなで共有しながら、互いのパワーを出し合って、どれも頑張れて楽しめるはず」、ということ。これからはそういう世の中になったらいいなと思っています。この記事をご覧になっている皆様ともぜひともそんな形で交流できる時があればいいなと思います。日々楽しみましょう~~~!

 

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インタビュー by 湯本理絵

2016年3月3日 0 comment
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集合写真

皆さまこんにちは!

2016年2月13日(土)に関西支部では「パワーママカフェ」を実施しました!

集合写真

 

 

「パワーママカフェ」はパワーママゲストをお迎えし、カフェでケーキとお茶をいただきながらフリーディスカッションをするカジュアルなイベントです。

 

今回のゲストは昨年末に「『悩み』と向き合える女性は、うまくいく」を出版されたリトルムーンインターナショナルの文美月(ぶん みつき)さん。今回はそんな文さんへの公開インタビューも兼ね、起業を決心した経緯から、失敗談、成功までの道のりや、育児と仕事の両立のポイントや子供との向き合い方に至るまで、盛りだくさんの内容で伺ってきました!

2016年2月19日 0 comment
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前本さんトップ

今回ご紹介するのは、かつての同期と共に起業し、専務としてその裏方全てを支えるパワーママ、前本玲さんです。
前本さんは起業から1年で第一子妊娠、そして現在第二子妊娠中。そのタイミングは悩まれたりしなかったのでしょうか。
また起業のお話についても代表とはまた違う「裏ボス」の視点で語ってくれていてとても興味深いです。
ぜひインタビューをご覧ください。

前本さんトップ

 

2016年1月6日 0 comment
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合計22名が参加し、大変盛り上がりました!

皆さま、こんにちは!

2015年12月4日(金)に「ワーママ・オブ・ザ・イヤー2015」が行われました。昨年は東京のみの開催でしたが、今年は関西でも中継を使い、初めて開催!関西会場には平日夜の開催にも関わらず、女性17名、男性5名の計22名が参加し、大変盛り上がりました。今日は当日の様子を詳しくご紹介します!

 

集合写真

 

19:00~20:00 第一部:ワーママオブザイヤー授賞式

(東京・関西をスカイプで中継)

ワーママは、育児も仕事もやっているから2倍ハッピーで、 ハッピーなことをみんなにわかってもらいたい!という パワーママプロジェクトの思いを共有したあと、 サイボウズ株式会社の青野社長から開会のご挨拶をいただきました。

青野社長ご挨拶

 

青野社長のこの1年で変わったことは、以下2点だそうです。

・第三子が生まれました!三回目の育児休暇、取得しました!

・半年間16時退社を実施し、保育園の送り迎えなど育児をやりました!

自ら仕事と育児の両立を実践するトップ。本当にすばらしいです。 サイボウズ株式会社は、社内に、そして社会に多様な働き方を投げかける ムービーを作っておられるのですが、 その最新作「声」を特別に先行提供いただき、みんなで視聴しました!

知っている役者さんがでている!と思って気づいたら真剣に見ていました。 しかし、最後、後味悪い…。でもワーママならわかる(笑)。
「うちの奥さんはしっかりしているから大丈夫…。」 「いやいや、疲れている時もあるよ!一緒に子供を育てようとする気持ち!!!!!!」 と、突っ込みたい気持ちになる内容でした。
安倍内閣で女性活躍推進を進めているので、どうしても 多様化となると女性にフォーカスがあたりますが、 男性目線というのを大切にして作っているのが、本当に面白いなぁと思います。公開をお楽しみに!

最後に青野社長は一言 「企業もいろいろなことを考えていかないと、ワーママが楽しく仕事できないよね」 みんなが楽しく仕事をするために、トップが動いてくれる。 本当に素敵な開会のあいさつでした。

そしていよいよ、ワーママオブザイヤーの発表。8名の受賞者と大賞の発表でした。

東京側の受賞者発表の後、いよいよ大阪の発表! 大阪からも下記2名の方が受賞されました。

・株式会社ルートシー 小澤美里さん


小澤さん

 

・江崎グリコ株式会社 宮崎友恵さん

宮崎さん

 

お二人とも、笑顔いっぱいで、受賞者インタビューとしてしゃべられる姿が とても素敵でした。
小澤さんは、会社の同僚の方も会場に来られていて、会社全体で小澤さんを後押ししているのがとても印象的でした。
宮崎さんは、誰もが知っている「ビスコ」のマーケティングをされています。 現在は、5か月のお子さんがおられるということで、育児休暇中とのこと。 育児休暇中もいろんな勉強をされている素敵ママさんです。

 

20:00〜21:00 第二部:トークセッション 仙田忍さん 小澤美里さん 北窓佐和子さん 小内章子さん

 

仙田さん、北窓さん、小内さんは 大阪側の、特別賞ということで、受賞者の小澤さんと一緒にトークセッションをしていただきました。 (※受賞者の宮崎さんは、5か月のお子さんを預けてのご参加だったため、セッションの参加はご辞退されました)

テーマ①「あなたにとってワーママとは、どういう存在でありたいですか?」

・仙田さん「楽しむ!誰よりも」

・小澤さん 「可能性!」
→ママという利権をふりかざすのではなく、 ほかの人が大変な時は助ける。日頃の姿を見せて話しやすい雰囲気をつくるとおっしゃられていました。 そこさえ意識しておけば、無限の可能性があるとのこと。

・北窓さん 「身近な存在!」

・小内さん 「家族の誇り」

皆さん表現は違いますが、すごく前向きで、回答がキラキラしているなぁと感じました。 いろいろな経験をしたからこそという話もあがりましたが、 常に自分はこういう存在でありたいというのをきちんと意識されていることが、 印象的でした。

 

トークセッション1

 

テーマ②「今後のワーママの在り方は、どうなっていくと思いますか?」

これについては、ほぼみんなの答えが一緒に。 「一般的になって、ワーママという言葉がなくなるのではないか。」 そこを目指したいという思い。 北窓さんからは、ラテンの国では女性がすごく活躍しているという話や、 仙田さんが旦那さんに言った「もう仕事やめな!」 が、かっこよすぎました。

 

トークセッション3

 

テーマ③「今後のワーママの在り方がこうなるには、何が課題ですか?」

「お金」の問題 「プライド」の問題 「パートナー」が育児、家事をやってくれるように という話があがりました。 会社に勤めておられる、北窓さん、小澤さんからは、 深夜に働くとか、残業をしないといけないという状況を変えなければならない。 経営のコミットメントが大事。 女性活躍といっているが、男女関係なく、ダイバーシティとして コミットメントする。そして、それがないと会社の成長はないということを、 背水の陣でアピールすべきという力強いお言葉が。 みんなで協力して、きちんと伝えていきたいですね。

最後に、 女性経営者や、フリーランス、会社に勤めている人みんなで集まる場は すごく貴重で、こういう場所からムーブメントを起こしたい。 みんなが人生の一つとして「働く」ということを選択できるように、 ワーママのパパにスポットをあてるとか、ゆるキャリの人達にもスポットを当てるとか 参考にできるロールモデルを増やしていきたいねという話でトークセッションをしめくくりました。

 

トークセッション2

 

そして、今までインタビューを受けた28名による 「ワーママライフを楽しむためのモットーは?」をスライドショーで鑑賞。本当にハッピーな時間をありがとうございました!

 

ラストムービー

 

最後になりましたが、今回も多くの企業様から協賛をいただきました。関西からも、下記4社より協賛として商品提供や、今回のイベント会場の貸し出しなどのご協力をいただきました。ありがとうございました!

・関西会場 協賛企業様:(50音順、敬称略)

江崎グリコ株式会社
https://www.glico.com/jp/

株式会社サイバーエージェント
https://www.cyberagent.co.jp

株式会社ミキハウス
http://www.mikihouse.co.jp/jp/

抱っこひも収納カバー専門店 ルカコ
http://lucacoh.com

協賛商品

 

ミキハウス協賛商品

 

ワーキングマムさんには、パワーママナイトに引き続き、今回も託児をしていただきました。ありがとうございました。

託児

 

2015年のパワーママプロジェクト関西支部の活動はこのイベントで終了しました!

また来年もたくさんのパワーママを紹介していきたいと思いますのでどうぞ宜しくお願いします。

レポート by  森田

構成 by  山本

2015年12月9日 0 comment
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皆さまこんにちは!

2015年11月12日(木)に関西支部では『パワーママモーニング(パワモ)』を実施しました!

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「パワーママモーニング(略称パワモ)」は、パワーママゲストをお迎えし、朝食をとりながら皆さんとフリーディスカッションをするカジュアルなイベントです。

今回のゲストは、出張によるマタニティフォトや授乳フォトで大人気のママフォトグラファー、石川ひろこさん。

2015年11月17日 0 comment
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西垣さん仕事風景

2年半の専業主婦を経て、今の会社に出会われ、ワーママとなった西垣さん。専業主婦を経たからこそ、「働く楽しさ」を独身時代よりもより感じるという西垣さん。いつも仕事を楽しみ、充実オーラ満開で活躍を続け、忙しい中でもスキマ時間を見つけて勉強される素敵なパワーママ。様々な転機を経て今がある。そんな西垣さんのインタビューをお楽しみください!

 

 

2015年11月10日 0 comment
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北嶋紀子さん

今回のパワーママインタビューは3人のお子さんを育てながら、弁護士として相談や案件に関わるだけでなく、大学で後進の指導や社外役員として活躍されている北嶋紀子さん。

北嶋さんは通常業務以外にも大阪弁護士会の男女共同参画推進本部に所属し、弁護士が仕事と子育てや介護を両立できる活動もされています。ご自身の経験から得たことや思いを込めて作成に携わられたハンドブックについても伺いました。

北嶋紀子さん

北嶋紀子さん

2015年10月21日 0 comment
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パワーママ関西では久しぶりとなるパワーママモーニングを、10月6日(火)に開催しました!

「パワーママモーニング(略称パワモ)」は、パワーママゲストをお迎えし、朝食をとりながら皆さんとフリーディスカッションをするカジュアルなイベントです。

今回のゲストはお父様から事業継承された高圧ガス製造販売会社二代目社長の境順子さん。
男性中心の業界で数少ない女社長として、業界専門知識、社員との信頼関係、経営ノウハウもほぼ持っていない中で、どのように事業の立て直しをされてきたのかを伺いました!

2015年10月8日 0 comment
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お子さんたちとカンパーイ!

今回のパワーママインタビューは知識ナシ、経験ナシから男性の多い業界へ飛び込み、家業を継いで会社経営される境順子さん。最近では家業のある大学生に事業継承についてお話されることもあり、ご自身の経験や学びを伝える機会も持っておられます。
「組織も家族もチームであることを意識している」という境さんがどのような思いで仕事や子育てに向き合っておられるのかを伺いました。

境 順子さん

境 順子さん

ご自身について教えてください。

・氏名:境 順子
・会社名・職種:株式会社 マスコール 代表取締役社長 (高圧ガス製造販売業)
・簡単な経歴:
女子高、女子大を出て産業ガスメーカーに入社。その後、自身が遣り甲斐を感じるアパレル関係で非正規社員にて働き始めたが、家業で人材不足だという父の声に、26歳で親孝行のつもりで家業である高圧ガス製造販売会社の医療部門に入社し、病院や肺疾患などの患者様へ在宅酸素療法のフォロー営業をしはじめる。その中で会社の経営状況が良くないことがわかり、家業の難しさと家族としての責任を感じて、30歳で常務取締役として会社の根幹である産業ガス事業に入る。翌年、3兄弟の末娘ながら、業界専門知識、社員との信頼関係、経営ノウハウもほぼ持っていないまま危機感だけで事業承継し代表取締役に就任。その後、結婚、2男児を出産、無いものづくしで継いだ家業も育児も体当たりの連続で9年目、現在も無知と向き合い続けながら、男性中心の業界で数少ない女性社長して、日々奮闘中。
・居住地:大阪市
・ご自身の年齢 39歳
・お子様の年齢 5歳、2歳
・ワークスタイル フルタイム(会社経営)

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

高圧ガスというとイメージしにくいかもしれませんが、病院での吸引用の酸素、お菓子の袋などが膨らんでいるのは酸化防止の窒素、炭酸温泉用の炭酸、とガスの用途は広く身近なものです。私は、そのようなガスを自社充填工場で用途に合わせて容器に小分けし配送販売し、お客様のガスの使用環境や機材設備などの保守や提供などトータルにご支援している、という会社の経営管理をしています。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

AM4時    自分時間(メールチェック、仕事の調整、家事の残り、自己研鑽の時間)
AM7時    朝食、保育園準備
AM8時 仕事準備(保育園への送迎は夫)
AM9時 仕事開始
PM6時 退社時間
PM7時 保育園お迎え、夕食買い物
PM8時   食事、お風呂、片付け、洗濯
PM9時45分 寝かしつけ(絵本や一日にあったことを話しながら一緒に寝ることが多い)

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

仕事が精一杯に大事だったところで、出産して小さな家族がとても大事になりました。そのふたつをなんとか大切にしようとする場合、私の場合はけっこう睡眠も大事だと気づいて、出来るだけ6時間は寝るようにしています。また、限られた時間の中で工夫は悩むところですが、今まで大切だと思ってきた細かなこだわりや習慣、価値観はずいぶん変わった気がします。(例えば、服や靴は好きで雑誌を見たりウィンドーショッピングしたりする時間が至福だったのですが、今はどちらも一切せず買い物は必要な時にほぼネット購買です。試着もせず買うなんて昔ではあり得ませんが、やってみると失敗もしますが気になりません(笑))時間に迫られて見直すたびに今までのこだわりが削げていって、案外こだわりが少ないことに気づき自分で驚いています(笑)

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

家事や育児の明確な分担はしていません。夫は結婚前から起業していて仕事時間を大事にしているので、普段は朝方になることも多く、その中で家事や育児を役割で分担してもらおうとすると、家庭内がかえってギクシャクしてしまって…(笑) それから、夫には「普段はできる時に出来ることをしてもらう」「困った時は協力してもらう」というスタイルです。次男が生れてからは、物理的に困ることも多くなり、溜まっている洗い物やごみ捨て、子ども服の洗濯なども気づいたら進んでやってくれるようなりました。また、3歳になった長男とのコミュニケーション時間にしたいと保育園の朝の送りを夫から申し出てくれました。子ども達に関わる分だけ夫もできる事が増え、子どもをお風呂に入れることもできるようになり、今はずいぶん助けてもらっています。そして、子ども達も嬉しそうだし夫自身も父としての役割を楽しんでいるように見え、私もそんな家族の変化が嬉しいです。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

私は、仕事を考えだしたらずっと頭が仕事のことばかりになり気持ちの切り替えが下手だったのが、保育園のお迎えと同時にその思考は見事に強制終了させられます(笑) 真っ直ぐに向かってくる子ども達の前では片手間な想いは通用しないことを教えられます。気持ちにメリハリをつけ「限られた時間の今を大切にして向き合う」という大切な事を教わっているなぁと思います。

育児&仕事をしていて一番大変なことは? それをどうやって解決していますか(していこうとしていますか)?

毎日の時間のやりくりが大変に感じることは多いです。特に、子ども達の成長のサポートや私自分の挑戦の時間など、実際やってみると時間が足りなかった時に焦ったりイライラしてしまうことがあります。 緊急の体調不良やアクシデントではないけど今重要だと感じる投資時間に対して、自分で時間を捻出できない時、実家の親や夫も可能な限り協力してくれますが、これから家族それぞれの挑戦の時間や親の体調などを考えると戸惑いもあり、将来的にはいざという時にために家族以外でサポートしてもらえるような外部の体制(家事代行やベビーシッターなど)も、先輩ワーママ達に教えてもらいながら考えていこうかと思っています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

基本的には、いろいろな人から学ぶことと、気づきから主体的に変化していくことは大事にしています。でも最近、私のせっかちなところで気づきがありました(笑) 何かとすぐ早く決断しなきゃ、解決しなくちゃ、って焦ってしまうところがあり、失敗もしています。だから、組織も家族もチームだと意識しておくことを今一番大事にしています。チームとして共有したり共感したりする時間を丁寧に持つことで、部下に決断を任せて自己実現を支援できる上司でいたい、子ども達の自立や成長を信じて応援できる母でいたい、というところに近づけるよう意識的に頑張っています。「反応ではなく対応を」を戒めに、私の中の忍耐力を鍛え信頼の心を育てていきたいと思っています。

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男性中心の業界の中に自ら入ろうと思ったきっかけはありましたか?また入られてからご苦労されたことや良かった!ということがあれば教えてください。

事業を継ぐと決めた際は、経営状況が良くなかった危機感からだけであまり他を想像できませんでした。後に、男性中心業界で「女に何ができるの?」などの言葉に徐々に意識するようになりました。業界でリーマンショックの影響が出だした頃、潮目が変化し、社会全体が「今までと違う感覚」を求めた結果、興味を持っていただいたのかもしれません、話かけてくださることが増えました。そういう意味では、未曾有のリーマンショックは私にとっては悪いばかりではありませんでした。また、そこから業界組織内での異質の有効性にも興味を持ち、ワークライフバランスコンサルタントの資格を取得し、組織の在り方について勉強しています。その中で、色々な業界でのケースと、多くの素敵なワーママとのつながりができ、元気と勇気をいただいている点もとても良かった点です!

お父様の事業を継承する中で大変だったのはどのような点ですか?

ひとつは、財務状況が良くない中だったので、後継者としての目線で創業者の父を説得し会社の健全化を図っていくことが大変でした。もうひとつは、親子だから故に経営再建の間は特にいろんな気持ちになってしまい、つい余計な議論になったり、冷静でいるために適度な距離を保とうとするのに苦労しました。
でもその時期を経て今、父はチームの心強い一員として尊敬できる存在です。

家業のある大学生が事業について考える授業にも登壇しています。

家業のある大学生が事業について考える授業にも登壇しています。

これからの目標を教えてください。

まだまだ私自身がマスコールをチームと位置付けたばかりですが、これから、私たちらしいチームカラーを模索していきたい。その中で、BCM【事業継続マネジメントシステム】で想定外に強い対応力、QMS【品質マネジメントシステム】でお客さんにとって最適な品質、WLB【ワークライフバランス】で働く皆の仕事の質の向上を可能とし、お客様に「安心、安全、快適」を提供しつづけていきたいです。

サイトを覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

大変だと感じる状況下でも、私は思い切って進んでみることでその状況の見え方も変わってくることを経験しました。もし、今の困難に諦めそうになったり無理だと思っていることにも、目をそらさず向き合う勇気と、自分を信じて挑戦してみることで、違う景色に変化することもあります。いづれにしても、皆さんが今日も良かったと思える充実した一日となりますよう、ワーママ仲間として応援し私も励んでまいります!

 

お子さんたちとカンパーイ!

お子さんたちとカンパーイ!

2015年9月24日 0 comment
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森田芙未子さん

今回ご紹介するのは、IT系企業のSEとして活躍されている森田芙未子さん。
通勤時間が1時間以上かかり、出産、子育てで残業ができない状況でもSEとしてキャリアを追求したい、と思った森田さんが時短勤務を活用しながら働き方を見直し、実践しながらチームでリーダーシップをとっておられることは周りからも評価されているそうです。

森田芙未子さん

森田芙未子さん

 

・氏名:森田芙未子
・職種:IT系企業 SE
・簡単な経歴:
大学卒業後、IT系企業に就職。途中、産休・育休を1年半取得し、現在に至る。
・居住地:京都府
・ご自身の年齢 35歳
・お子様の年齢 4歳
・ワークスタイル 短時間勤務

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

会計や、経営管理のシステムをお客様に導入する仕事をしています。
また、社内で開発して、今後お客様に導入するためのソリューション開発にも携わっています。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:30 起床、息子も一緒に起きる
6:45 朝ごはん、着替え
7:30 家を出て、息子を祖父母宅に預ける
息子は8:45まで祖父母宅、その後幼稚園へ
9:15出社
15:30退社
17:15 息子の幼稚園おむかえ(間に合わない時は、祖父母にお願いする)
17:30 帰宅
19:00 ごはん
20:00 お風呂
21:00 息子就寝
(この間に、仕事のメールチェックや、テレビを見たりしています。)
23:00 就寝

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

基本的にはあまり変わってないのですが、自分がやりたいことの優先順位が変わりました。それまでは、自分のやりたいことをやりたい!というタイプだったのですが、家族のことを優先したいと思えるようになったのが、一番大きな変化です。

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

明確に分担しようという風にはしていません。効率のよい方がやる、得意な方がやるというスタンスです。
結果的に朝起きるのが得意な旦那が、私と息子を起こす。
ごはんは得意な私がつくり、掃除は休みの日に一緒にやるという感じです。

通勤時間が長いことで感じるメリットや大変なことはありますか?

以前は通勤時間の短い方がよいと思ってたんですが、ある人に「切替の時間になって、ちょうど良いんじゃない?」と言われて、そこから考え方を変えました。
仕事が忙しい時は仕事のことを考える、息子のことで悩むことがある時はママ友にLINEで相談することもあります。生協の予約、旅行の予約、ネットショッピング、ひたすらゲームをする時もあります。
あまり1人の時間がないので、通勤時間はラッキーな1人時間と思ってます。
この記事も、ほとんど通勤時間に書きました(笑)
フルタイムに戻った時に、帰宅時間がかなり遅くなってしまうのが、悩みですね。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

やはり、仕事でしか味わえない達成感があると思っていて、それを、仕事仲間と共有できるというのが、私にとっては大きいです。
もともと、学生時代にブラスバンドをやっていて、1人1人の力が、大きな力を生むという経験から、チームでの仕事をやりたいという気持ちが強くなり、今の仕事を選びました。
仕事でいろんなメンバーと関われるのが、楽しくて、工程の終わりなどに、終わったねーと共有できるのが、すごくハッピーです。
最近は、後輩に「結婚や出産しても働けるというのが、私を見ててイメージできる」と言ってもらえたのが一番嬉しかったです。

育児&仕事をしていて一番大変なことは? それをどうやって解決していますか(していこうとしていますか)?

どっちも大変な時期があると、しんどいなぁーと思ってしまいますね。
前はため込んでから相談するタイプだったのですが、最近は仕事の悩みも、育児の悩みも全部旦那にその日のうちに話をしています。
話をすると整理ができて、次の日にはスッキリしてることが多いです。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児は、息子に考えさせることを意識しています。
何か買って欲しいと言ってきた場合は、どうしたら買ってもらえるか、考えてみてと言います。そのおかげで?口がすごく達者になっていて、たまに論破されてしまいます。

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仕事は、自分がやってることを見せることで、特別な存在になり過ぎないことを意識しています。
ワーママが同じ部署では少ないんですが、私は誰でもなれる存在になりたくて、あの人だから特別って思われたくないんです。
前に友人が「子供がいてもバリバリ働く、もしくは、ある程度割り切った働き方をするのどちらかしかない。
そのどちらかではなくて、子供がいても、やりたい仕事を欲張ってやる方法はないのかなぁー」と言っていました。
私もバリバリでも、割り切るでもなく、欲張りコースを選びたいと思いました。だからこそ、短時間勤務でも現場の仕事をすることにこだわっています。
そして、息子の幼稚園の参観日には、在宅勤務などを使って、必ず参加するようにしています。
欲張りコースを選んだからこそ短時間でも、成果をあげるということは、常に意識しています。

現在週1回の在宅勤務もされているそうですが、このワークスタイルになった経緯を良かったら教えてください。

復帰した当初、息子がよく風邪をひいて熱をだして、朝病院いってから出社すると、勤務時間がかなり減ってしまい時間有休がなくなりそうになったので、通勤時間分の時間が確保できて、時間の融通をつけられる、在宅勤務制度を活用することにしました。
息子があまり風邪をひかなくなってからは通勤時間分、息子を早くお迎えにいく時間にしたり、自分の資格取得の時間にあてたり、仕事が忙しい時は仕事の時間にしたりと、状況に合わせて、活用できる時間として使っています。
自宅PCから自社のPCに接続できるので作業は普段通りですが、ミーティングなどは、出社しないといけない環境なので、今は週1としています。
1週間の作業の中で、集中したい作業を在宅勤務の時にするなど、集中タイムの役割も兼ねていて、全体的な作業効率アップを意識しています。

制約を持って働いていてもチームのでリーダーシップを取り、周りから評価された点はどこだと思いますか?また意識していることはありますか?

復帰して2年間は、作業をこなすだけで、毎日必死で、悶々とした日を過ごしていました。その時は仕方ないと思ってましたが、何かを変えるためには、自分が変わらなければならないと思ったのが、一番意識したことです。
そうすると「制約があるので、◯◯してもらいたい。」ではなく「制約はあるけど、私ならこういうやり方で、◯◯できます。」と上司に言えることができるようになりました。それを上司が認めてくださったことが、評価につながったのだと思っています。
また一緒に仕事をしているメンバーがいてくれたからこその評価だと思っていて、そのメンバーが喜んでくれたのが、一番嬉しかったです。
そして、いつも支えてくれている家族にも、感謝しています。

チームが評価され、みんなで記念撮影

チームが評価され、みんなで記念撮影

これからの目標を教えてください。

今は部署の中の、自分が所属している14名のチームでしか、私のやり方を見せられてないのですが、他のチームでも、やりたい仕事を欲張ってできるというのを後輩たちに見せられるようになりたいというのが、今の目標です。
あの人だから、あのチームだからできる、ではなくて、自分で切り開いていくことの重要性と、その難しさ、そして楽しさを伝えたいです。
私自身も「転職した方がいいかな。」とか起業している人が眩しく見えることがありました。
でも、仕事を続けるってこともワーママとして、1つの選択肢として選んでやっているということを、今は自信を持って言えます。
後輩達が悩んだ時に、こういうやり方もあるよ、というのをきちんと伝えられる先輩になるのが、目標ですね。その先に自身のキャリアアップがあるのなら、前向きに考えていきたいです。

サイトをご覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

仕事で目標とする人がいたとしても、ライフを含めると同じような人っていないと思います。だからこそ、自分で切り開いていく力が、一番大切だと思います。諦めることは簡単ですが、続けるからこそ見える景色もあるかもしれないなぁーと思いながら、私も頑張っています。
少しでも仕事を続けていることに自信と、誇りを持ってもらえれば、嬉しいです。

2015年9月9日 0 comment
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今回のパワーママインタビューは、関西コアスタッフでもある湯本理絵さん。教育機関で働きながらも、仕事や職場に囚われず、やりたいと思ったことにはどんどん挑戦し、仕事場だけでは積めない経験や人脈を幅広くお持ちです。「公私融合」をテーマに、自由な働き方を模索し続けている湯本さん。職場での仕事が自分が思うものと違うと、つながらないことにやきもきしたこともあったのだとか。それでも仕事一辺倒で考えるのではなく、トータルで捉え、仕事以外での実現性も考えて行動する中で、いつしかその戸惑いは消えていったそうです。
今、少しモヤモヤする思いをお持ちの方には考え方のヒントとなるインタビューではないでしょうか。

2015年8月31日 0 comment
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るりちゃんトップ

今回ご紹介するのは、総合物流会社で働く森國瑠璃さん。
育休明けに職種変更になるも、今の自分に何が出来るかを徹底的に考え、自身にとっても会社にとってもいいと思うことは積極的に上司に提言し、声を上げ続けてきた森國さん。
しかもその提案はきちんと資料にまでまとめる徹底ぷり。その行動力で道を切り開いていく姿には勇気をもらいます。
ひたむきでまっすぐ、それでいて謙虚。
今の自分に何が出来るか。自分は何にこだわって仕事、育児をしていくのか。そんなヒントが詰まったインタビューです。

2015年8月18日 0 comment
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広告業界での営業を経験したのち、自営でサロン運営やベビーマッサージ講師、イベント企画など複数のお仕事を同時進行で取り組んでいらっしゃるもうすぐ三児のママ。

お話していると、ママである私や子供たちを優しく見守ってくれるような、心地よい気持ちになります。そんな大らかで、自然体な小内さんのインタビュー、みなさんも「小内さんワールド」を体感してください♪

 

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プロフィール

・氏名:小内章子(こうちのりこ)
・会社名:活動名義 aura d’ange(オーラドンジュ)、ベビーマッサージb’e b’e d’ange(べべドンジュ)
・役職名: 主宰
・職種: サロン運営、オーラソーマプラクティショナー、ベビーマッサージ講師、イベント企画

・簡単な経歴:
22歳 大学在学中に海外で過ごしたいと思い、中国天津に1年間語学留学
23歳 大学卒業後、イベントを中心とする広告会社に就職
入社後6か月で、新聞広告を中心とする広告会社と合併し、転籍
素晴らしい先輩たちに恵まれ、社会人の基礎を学ぶ
25歳 転機が訪れ、インターネット広告会社に就職
29歳 オーラソーマに出会う、休日に学び始める
30歳 結婚
32歳 長女出産
33歳 長女を保育所に預けてフルタイムで職場復帰
35歳 インターネット広告会社退職、そのあとすぐに長男妊娠、サロンを借りる
36歳 長男出産、ベビーマッサージを学ぶ、サロンの活用を模索するようになる
37歳 長男の保育所に預けてフルタイムでオーラソーマ、ベビーマッサージ講師、イ
ベント企画の仕事をすすめる
サロンだけではなく、外部の場所をレンタルしてイベントすること多数

・居住地:京都市
・ご自身の年齢 :38歳(1977年生まれ)
・お子様の年齢 :6歳(2009年生まれ)、2歳(2013年生まれ)
・ワークスタイル:自営業

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

大きく分けて3つの分野で仕事をしています。
1つめは、イギリスのカラーシステムであるオーラソーマのプラクティショナーとしての活動です。

主に自分のサロンにて、対面で行います。
色のついた100本以上の瓶を見てもらい、インスピレーションで選んだ4本の瓶に含まれた色から、クライアント様の今の置かれている状況をお伝えするものです。
いろいろなアプローチがありますが、私は「自分の現在位置を知る」ということを意図してコンサルテーションしています。
妻として、母として、社員として、娘として・・・忙しい女性のクライアント様が多いです。
自分の現在位置を知ることで次の一歩へのヒントが得られる、と好評です。
クライアント様が自分自身の美しさ、魅力に改めて気付き、イキイキ輝かれるのを見ていつも感動しています。

 

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2つ目は、ベビーマッサージの講師としての仕事です。
2人目の子供を出産してから学び始めました。
レストランを貸し切りベビーマッサージをしてから、ゆっくりランチを食べてもらう時間を取っています。ベビーマッサージという名前ですが、私は講師としてはベビーよりもママの方を向いていると思います。ママがベビーマッサージを通して赤ちゃんと触れ合い、育児に自信を持てば、子育ての楽しさが倍増すると感じているからです。ですので、ママがゆっくりランチを食べて、あれやこれやとお話する時間は本当に大切だと思っています。
ベビーマッサージは私のライフワークの一つです。

 

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3つ目はイベント企画です。もともと、イベント中心の広告会社に勤めていたこと、また長くインターネットの広告会社に勤務していたことがすごく役に立ち、子供を抱っこしながらイベントを企画してきました。

イベントのコンセプトは「おとりよせ」「おたがいさま」です。
「おとりよせ」は、自分の気に入った講師やワークショップなどを京都に誘致する活動です。つまり、全国の講師やワークショップを京都に「おとりよせ」するのです。私がやるべきことは、「おとりよせ」に見合う集客です。これには、広告会社での経験が大いに活きています。

「おたがいさま」は、お子様と一緒に参加できるイベントの開催です。出産して発見したことの一つに、ママは一人で出かけたい方ばかりではない、ということがあります。子供と一緒にお出かけしたい、というママはすごく多いです。

ということで、お子様連れでも参加できる講座や映画上映会などを開催しています。
お子様連れのママはそうでない方にもちゃんと配慮し、お子様を連れていない方はお子様連れの方に配慮できる、そんな「オトナ」な場を目指しています。
最新の「おたがいさま」イベントは8/28に開催する「みんなの学校」自主上映会です。

 

子育てを楽しもう!
京都オーラソーマ&ベビーマッサージとイベント企画
http://auradange.com/

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

7:00 起床、食事、子供の登園支度
8:30 保育所送り出す(ほとんど夫が送って行ってくれます)
9:00 サロン出勤
10:00 オーラソーマコンサルテーション、イベント準備など
18:00 帰宅、夕食の準備
19:20 子供たち保育所から帰宅(ほとんど夫がお迎え行ってくれます)
19:30 夕食
20:30 お風呂21:30 子供たち就寝
23:00 家事など終了したら就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

1人目、娘を出産したときに大きな変化を感じました。
一番の変化は自分の人生の優先順位が大きく変わったことです。
出産前は「仕事、会社」が私の人生を大きく占めていましたが、出産したことにより「子供、家族」が私にとって圧倒的に一番大切なものとなりました。
以前はワーカーホリック気味でしたが、良い意味で仕事への執着がなくなり精神的に楽になりました。同時に、仕事を楽しめるようになりました。仕事が今の私を作り、今の自分と家族を支えてくれていることに、感謝できるようになりました。

 

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ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

私は本来、すごく欲張りなのだと思います。
仕事もしたいし、子育てもしたいし、会社員も楽しんだけど、自営業も体験してみたい、そんないろんな願望を叶えてきました。
子育てをしながら仕事をすることのメリットは、家ではいつでも「ママが一番大好き」と言葉や態度で示してくれる娘や息子の存在です。
仕事でどんなことがあっても、イケてない自分と向き合わないといけないようなことが起こっても、家に帰ればモテモテ。
こんなに精神的に満たされて癒される環境はほかにないのではないかと思っています。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか? それをどうやって解決していますか?

会社員と自営業、どちらも経験していますが、一番大変なのは子供の体調管理だと思います。
大切な仕事の日に子供が体調を崩してしまうと、保育所で預かってもらえず、いつも通りに出勤することが難しくなります。
会社員の時、会社を休むのが嫌で病気の娘を何日も私の実母に看てもらったのですが、しんどくて一番母親を必要としている時に私がおらず娘にストレスが溜ってしまったことがありました。実母も機嫌の良い孫ならいくらでも相手できますが、ずっと不機嫌で体調のわるい孫を何日も預かって疲れてしまいました。この経験から、もし子供が病気になった場合は私が面倒をみる、と腹をくくりました。どうしても、の場合の病児保育も調査しています。
そして、そんな最悪の事態にならないように、普段から子供には無理をさせないように、気を配っています。
生活リズムを崩さないように、どの季節もお風呂に入ってしっかり身体を温めてだいたい決まった時間に眠るように心がけています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児で大切にしていることも、仕事で大切にしていることも共通していますが、「無理しすぎない」ということです。多少の無理はしないとまわらない毎日ですが、無理しすぎず、無理はほどほどにして余裕がある方を選択したいと思っています。
無理しすぎてテンパっている私より、少し余裕がある私の方が、家族にもお客様にとっても魅力的なのではないかと思っています。

 

ママに優しい目を向けた活動をされていますが、 そこに至った経緯は?

暗いニュースが多く、子育てに対してマイナスイメージや「しんどい」イメージが多いような気がしています。
私も実際、独身時代はあんまり良いイメージを持っていませんでした。
しかし、出産してみると子育ては本当に楽しく、人生を豊かにしてくれるものだと分かりました。

ママが楽しく育児したり、時々リフレッシュすることが家族(特に子供)にどれだけ良い影響を与えるか、自分が実感しています。
ですので、ひとりでも多くのママと楽しい時間を過ごせるような活動を目指しています。

 

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3人目の決意は?子だくさんの幸せ話を聞かせてください。

幼い頃にテレビで見ていた若草物語の影響で、4人姉妹にあこがれていました。
私は2人姉妹ですが、自分が子供を出産するなら兄弟が多い方が良いな、と思っています。
2人目がすでに男の子なので、若草物語は叶いませんが…。
夫は一人っ子、私は2人姉妹。私たち夫婦は、弟を持つ姉の気持ちも姉を持つ弟の気持ちももうすでにわかりません。
ましてや、3人兄妹がどうなるのか、私たちも体験したことがない領域だと感じています。
子供たちと一緒に生活することで、私も新しい体験の連続です。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

あと2年で40歳です。
20代は仕事していました。30歳で結婚して、30代は育児で充実して過ごせそうです。
40代はまた仕事したいな、と思います。

今、子育てしながら進めているいくつかの仕事を大きく成長させていきたいです。
そして、今のまま家族が成長できれば、「夫婦のパートナーシップ」や「無理しない子育て」、「無理しない仕事」の専門家になって講演会したいですね。

 

最後に、メッセージをお願いします。

子供はパスポートみたいなものだな、と思っています。
子供のおかげで、普段知り合えないママ友やそのご家族と知り合い、子供のおかげで季節の行事に参加し、私は子供というパスポートのおかげでずいぶん世界が広がったと感じています。
私の人生にとって、子供を持つことは本当に意味のあることです。
今、結婚すること、仕事をすること、出産すること、育児すること、すべてを自分で選択することが許される時代に生きていて、どの人生を選ぶか、なにを幸せと思うかはそれぞれですので、すべての人がどんどん自分の人生をカスタマイズし、楽しめたら理想的だと思います。

私は、「母親の人生が充実すれば一緒に暮らす家族の人生も充実する」と信じ、「子供は私を選んで生まれてきてくれた」ということを信じ、まずは自分の人生を楽しもうとしています。

働くママは役割がたくさんあって大変なことも多いかもしれませんが、
自分の人生を大切に、自分のために生きる、
大変で忙しいからこそ自分を大切に扱うことが必要だと思っています。

ママだからと、仕事をしているからとあきらめないで、どんどん楽しんでいきたいです。

インタビュー by  野口 和
構成 by  安原 愛

2015年8月6日 0 comment
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第4回となったパワーママ関西のイベント。今回は初のパワーママNightを7月18日(土)に開催しました。「パワーママNight~ママ・リーダー活躍サミット~」と題し、「ママでも管理職になれる?」をテーマに女性リーダー育成に関わる専門家によるテーマトークや実際に企業で管理職として活躍する方をお招きしたトークセッション、参加者の方々との交流会を行いました。

2015年7月25日 0 comment
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パワーママ関西が今回ご紹介するのは、パナソニック株式会社エコソリューションズ社 宣伝・広報グループに勤務されている川原理恵子さん。
産休育休を経て会社に復帰後、一般職から総合職へキャリアアップされた川原さん。育児との両立に悩む方が多い中、さらにステップアップを選んだのはなぜでしょうか?

2015年7月13日 0 comment
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今回ご紹介するのは、大手製造業にて人事職として活躍する大谷万里子さん。復帰後から”女性活躍推進”というテーマに取り組まれています。製造業ということもあり、正社員に占める女性割合は1割程度。全くゼロからのスタートだったようですが、次々に新たな両立支援制度の導入や組織内の風土改革を実現されています。
当事者である自分自身が”女性活躍”というテーマに取り組む中で、大きな気付きがあったそうで、それが今の大谷さんの仕事のスタンスに活かされています。

2015年7月1日 0 comment
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今回ご紹介するのは、大手国内メーカーで広報を担当されていらっしゃる山本愛さん。

山本さんは、4歳になる娘さんとご主人さんの3人家族ですが、

現在、第二子妊娠中で、夏には4人家族になります。

仕事では海外出張をされることもあり、多忙な中、家事・育児・仕事を両立されていらっしゃいます。

結婚・出産は女性にとって、仕事における大きな転換期。

キャリアを諦めたり、仕事自体を辞める決断をする女性も少なくありません。

2015年6月15日 0 comment
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ルカコは木の温もり溢れる素敵なオフィスです

今回のインタビューは、起業からわずか1年8ヵ月で月商ギネス650万円を達成した「抱っこひも収納カバー専門店 ルカコ」の代表、仙田忍さんです。
仙田さんに初めてお会いしたのは、LED関西という女性起業家ビジネスコンテスト。ファイナリストとして登壇され、事業に馳せる想いを発表され、8社ものサポート賞を受賞されました。

2015年6月5日 0 comment
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今回ご紹介するのは、起業を始めたばかりの個人事業主の方々へ、”ネットサービス”を通じて力強い支援を行っている橘明日香さん。現在では、ママ目線を活かしたサービスでファンの声に応えて活躍中ですが、家庭との両立が出来ないと仕事を辞め、”働く”ことが叶わなかった時期も経験されています。それでも育児を優先に、自分の叶えたい夢も諦めたくない、そんな想いから現在のワークスタイルを選択・確立されています。協力してくれたご両親への想い、関わりにもグッときます。「無理をせず自然体での両立」そんなロールモデルインタビューです。

2015年5月28日 0 comment
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宮崎友恵さん

今回ご紹介するのは日本で知らない人はいないかも?というくらい、おなじみのロングセラー菓子「ビスコ」のマーケティングを担当されている宮崎友恵さん。
「仕事と生活を<両立している>というより<融合している>という状態」と言う宮崎さんがどのように融合させておられるのか、についてお話を伺いました。

2015年5月7日 0 comment
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2014年ドイツ ベルリンにて

今回、パワーママ関西支部がご紹介するのは、営業推進本部にてPRなど様々なチャレンジをされている橋本陽子さん。なんと、橋本さんの旦那様は今年の始めまで、約1年間、ドイツに海外赴任されていらっしゃいました。夫婦ともに実家は関東。頼れる身内も近くにいらっしゃらない中、ここまで頑張ってこられたのは会社や友人、何より夫のお蔭ですと、とっても謙虚な橋本さん。そんな橋本さんの魅力溢れるインタビューをお楽しみください。

 

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プロフィール

・氏名: 橋本 陽子
・会社名: エムシーアクセス・サポート株式会社
・役職名: 営業推進本部
・職種: 営業施策立案/推進・SNS・ホームページ対応
・簡単な経歴:

1990年、松下通信工業㈱(現 パナソニック モバイルコミュニケーションズ㈱)入社後、販売代理店向けの営業を経て、2001年、同社 関西支店へ異動。2004年9月に長男出産後、2005年4月に復帰。営業内勤職を担当し、2007年12月 に長女出産後、2008年6月復帰し、携帯電話販売促進担当営業に。2012年10月、同社を早期退職し、エムシーアクセス・サポート㈱に入社。

・居住地: 兵庫県神戸市

・ご自身の年齢: 47歳

・お子様の年齢: 小4の息子&小1の娘

・ワークスタイル: フルタイム正社員。在宅勤務もOK

 

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

 

近畿にいながらできる本社業務として、ホームページの更新、コンテンツのアップなどのメンテナンスが私の仕事になっていきまました。社長にホームページの改善を求めたことがきっかけで、今ではアクセスアップにつながるコンテンツの制作や改善も担当しています。また、facebookの公式ページを立ち上げ、投稿も私が担当しています。

オンサイトでは、近畿支店への代理店様からのお問い合わせ対応や行事運営がメイン業務です。

ちなみに企業名でもある「MCA」無線と言うのは、タクシー、運送会社のトラックなど、業務用のクルマに搭載し事務所とクルマの業務用の連絡に使われてきた無線機の1つです。携帯電話が普及する以前から存在したモバイル通信システムです。

携帯電話が普及した現在、MCA無線は、通常の携帯電話や固定電話などが停電、通信の輻輳で使えなくなるような、災害・非常時の、自治体・企業の通信手段としてニーズがあります。弊社はこのサービスを全国に提供しています。

 

エムシーアクセス・サポート株式会社
http://www.mcaccess.co.jp/index.html
Facebookページ
https://www.facebook.com/mcaccesssupport?ref=bookmarks

 

デモ機搭載車を使った代理店様向け説明会の風景

デモ機搭載車を使った代理店様向け説明会の風景

 

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:30~ 起床・洗濯・朝食作り

6:00~子供たち起床・小学校/公文/塾の宿題開始、フォロー

7:00~子供たち 朝食 私の身支度、ゴミ出しなど

7:40~子供たち 登校/出勤

9:00~ 勤務開始

16:00ごろ 長男が帰宅していると思う…

17;30~ 退社

19:00~ 学童保育所に長女をお迎え

19:15~ 長女と帰宅・夕食準備・子供たちの時間割・持ち物チェックなど

20:00~ 夕食・入浴・宿題など

21:45ごろ 子供たち就寝

22:30ごろ 就寝

 

 

 

出産して、ご自身の内面で何が一番変わりましたか?

人の事情・感情に気が回る様になり、弱者に多少は優しくなったかな?

少なくても電車、雑踏の中で子連れの母親、子供の泣き声やベビーカーを許せるようになりました。出産前は泣き声、ベビーカーに舌打ちしかねませんでしたので。

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

夫は割と時間に融通が利く仕事なので、日本にいる時は、子ども達を登園させ、家事も積極的に協力してくれていました。と言うよりごはん作り・食器洗いは夫が主担当。私は掃除・洗濯が主担当。子供たちの朝食、お弁当、子供たちの朝のお見送りは朝、時間に余裕がある夫がやってくれていました。

でも、実は今年の1月まで、夫が海外赴任をしていたので、その間は全て自分が負担しないといけないので大変でした。でも、1年間という期限付きだったので何とか頑張ることができました。夫が不在の中、東京などの遠方出張、帰宅が遅くなる際には、近所のママ友に協力してもらいました。彼女とは、余裕がある方がお互いの子ども達をみるような関係。困った時に助け合えるママ友がいるのは、本当に心強いです。

 

2014年ドイツ ベルリンにて

2014年ドイツ ベルリンにて

 

ママ友にお願いするのって、「もしかしたら迷惑かも?」とか、最初は勇気がいると思うのですが、どうしたらそのような関係を築くことができるのでしょうか?

 

あまり特別な理由、きっかけは無いです。
いつの間にかお互いの間で、できる方が助け合う関係になっていました。
今から思い返すと、

①お互いの家が近い(100mくらいしか離れていない)

②保育所のお迎えの時間がお互いぎりぎりの19:00頃

(少数派。ぽつんと5人くらいがお迎えを待っていました。)

③保育所、児童館ではどちらもアッパーの年齢層。つまり同世代で話があった

という共通点があったからだと思います。

一緒に保育所から自宅に帰る機会が増えて、自然に会話も多くなりました。
お互い帰宅して夕食を作る気力、時間が無くて、一緒に夕食(と言うか子連れで飲みに)行くようになったことも親しくなったきっかけの1つでしょう。
子供達同士も仲が良かったこともあり、休日にも子どもと一緒に地元で遊びに行ったり、お互いの家でご飯(むろんお酒付き)を食べたりする中で育児と仕事をぎりぎりまで両立させようとするお互いの姿勢に共感・信頼できる関係ができていったからだと思います。

いったん信頼しあえば、お互いその信頼は裏切りたくないし、お互いに自分ができる時には最大限、協力して助け合うようになっていったのかな、と。

 

 

ご主人とは同じ大学の方ですよね?ご結婚当時、橋本さんは就職され、ご主人は大学院生だったそうですが、学生結婚を選んだ理由はなぜですか?

 

この人と結婚するなら、夫が留学から帰ってきた今のタイミングが良いと思ったんです。で、その時稼いでいたのは私だけだったし、当時の私と同じくらいの収入で妻子を養っている男性はたくさんいました。それに、今、結婚してしまった方が、夫も就職活動に熱が入るのではないかとも思ったのもあります。
夫が就職し、共働きになるのも、そう遠くないだろうと高をくくっていました。もともと私自身が自分の生活は自分の稼ぎで支えたい、自分の足で立っていたい、という意識が強くて専業主婦願望がなかったのもありますね。

 

 

夫婦円満の秘訣を教えてください。

 

お互い、家事・育児でやれることはできるだけやる。やってくれたことには素直に感謝する。自分の方がやっている、自分が相手の犠牲になっている、とは思わず、互いの仕事を尊重する。尊重していることを言葉もさることながら態度で示すことだと思います。

そもそも夫が「家事・育児は本来、妻・母がやるべきこと。自分は共同生活者ではあっても家事・育児は本来夫が分担することではない」と全く、思っていないことが大きいです。夫も周囲と比較して、自分が業務・研究に没頭しきれないと言う葛藤は当然大きいとは思いますが。

それから、どちらも家が散らかっていても平気、人間埃じゃ死なないよ、と言う大雑把な性格であることも大きいですね…。結果、子供たちの忘れ物が非常に多いと言う弊害が発生しており、「改善しなくてはいかん、断捨離だ~」と言う危機感だけは夫婦間で醸成されつつあります(笑)

 

2013年3月 家族で参加したファミリーマラソン大会にて

2013年3月 家族で参加したファミリーマラソン大会にて

 

小学校になって楽になったこと、大変になったことはありますか?

 

自分で自分のことをほぼできるようになったので、手がかからなくなりました。その反面、宿題や連絡のプリントなど、これまでは保育園の先生が、迎えの際に伝達してくれていた情報が、全て子供任せになったことで、子どもが忘れてしまうと私たちに連絡が届かない事態が発生するようになりました。

実はこの前も、クラス参観のお知らせを持って帰ってこなかったため、参観日が終わってからママ友に「来なかったね」と言われて初めて知るという事もありました。本人には、お知らせがないか確認するようにしていますが、こればっかりは中々難しいですね。あとは皆さん同様、学童保育には給食が無く、夏休みなどはお弁当を持たせないといけないことです。

 

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

 

普段、料理以外の家事に関しては、子供たちに「かーちゃん乱暴、雑」と怒られていて、夫は私のことを「うちの大きなおねえちゃん」扱いし、近所のお地蔵様に「うちの3人の子供達がすこやかでありますように」と日々、お参りしているそうです(苦笑)

そんな私を見かねてか、長男が非常にしっかりしてきました。

最近では、私の余裕の無さを察してくれる様になり、朝の忙しい時間や晩御飯を作っている時に「翔子(妹)の教科書の音読と計算カードは僕が聞くね」と、妹の宿題を見てくれるようになりました。でも、妹が間違えた時の息子の攻め方がちょっときついのですが、私の言い方にそっくりだと気付き、私自身が反省することも…。こんな風に、母の未熟さ、至らなさを目の当たりにする日々です。

しかし、母が手を掛けられないことを不満に思わず、息子なりに自分ができることを考え、しっかりと役割を果たすまでに成長してくれたことを非常に頼もしくも嬉しくも思います。娘も息子のきつい言い方にもいじけず、めげず、にこにこしてくれることにほっとし、救われています。余裕がなく、怒鳴りがちの私を、家族が受け止めてくれ、一緒に成長してくれていることにとても感謝しています。

 

 

育児&仕事をしていて大変なことありますか?それは何ですか?

 

育児と家事の両方を、両方の言い訳にしてしまい、どちらもおろそかになってしまうことですね。時間に追われる生活で、つい子供たちにカリカリしてしまう。宿題、食事、何もかも「ほら、さっさとしなさい」と、まず余裕なく急き立て、頭ごなしに怒鳴ってしまいます。ちゃんと理由を示して、動機づけできない自分の未熟さを思い知らされます。

夏休みなどの長期休暇の宿題も、ギリギリになって慌てることが多いので、もっと計画的に終わらせることができるようなサポートができるようになりたいです。

 

私は早期退職し、今の会社に転職しましたが、転職活動を通じ、自分のビジネスパーソンとしての市場価値の低さ、未熟さを思い知らされました。でも、ロールモデルや目指す姿が分からず、目標がはっきりしないから、どうスキルアップをすれば良いかも分からないでいます。「もし、今の会社を首になったら…」と未熟な自分に、不安が募ります。それなのに「仕事は頑張らなくても、もういっか~」と、逃げたくなってしまい、モチベーション維持に悪戦苦闘する日々。そんな自分自身の迷いもさることながら、周りの人に「旦那の稼ぎもあるんだから、仕事辞めても大丈夫でしょ」と言われることで、モチベーションが更に減退することも…。

 

 

それをどうやって解決していますか(していこうとしていますか)?

 

迷いがあるとは言っても、住宅ローンもあるし、自分の食い扶持(将来、つまり老後の生活資金)は自分で稼ぎたいので、仕事を辞める気は全くありません。そもそも子育てを言い訳にするのは子供達に失礼です。人生において、仕事にはかなりの時間とパワーを注ぐわけですから、楽しく、わくわく、新しいことにチャレンジして自分が充実、成長する。そんな親の姿を見ることで、子ども達にも、好奇心、探究心が旺盛、かつたくましく育って欲しいと思っています。

 

宿題については、その他生活の中で「①やるべきことの分量」を「②なぜやらないといけないのか」を子供たちに自覚してもらい、「③いつ始めれば終わるか」納得した上で、「④ゴールを示す」ことで取り組んでもらおうと思います。仕事と同じですね。

 

自分のモチベーションの維持・向上と、スキルアップについては現在、色々と視野、人間関係を広げるべく解決方法を、日々模索しています。

 

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

  

育児:きちんと理由を示すこと。人に迷惑をかけないこと。

仕事:できるだけ求められていることにプラスαをする。

のりしろが無い分(リスクが持てない分)、先読み、先回りを心掛ける。

 

 

これからの目標を教えてください。

 

親として、職業人としてのスキルアップと成長。何かあっても(自分一人の稼ぎで)家族を養うことができること。

 

 

最後に、サイトを覧の皆様にメッセージをお願いします!

 

今回のインタビューは自分を見つめなおすきっかけになるかも~と軽い気持ちで受けましたが、他のパワフル且つ優秀なワーママを見て私なんかでいいのだろうかと不安になりつつ、発展途上&模索(悪あがき?)中のへたれワーママもいるのね~と言うことで、皆様のご参考、もしくは反動見本になれば嬉しいです。

 

インタビュー by 安原愛

 

2015年4月28日 0 comment
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パワーママ関西のイベントも3回目。
今回は4月18日(土)に、女性活躍推進コンサルティング事業を手掛ける株式会社ナチュラルリンクの髙野美菜子さんをゲストスピーカーに迎え、パワーママカフェを開催しました。
髙野さんは、新卒で人材教育・コンサルティング会社に入社後、成績ゼロの時代を経てトップセールス賞を3度受賞されたことがあるバリバリのキャリアウーマン。その後、女性営業育成や研修運営経験を経て、2009年10月にナチュラルリンクを設立され、2013年に第一子を出産されています。

2015年4月22日 0 comment
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山口恵美さん

今回ご紹介するのは人材サービスの営業職として活躍されている山口恵美さん。
取材させていただいた時はこの春出産予定の第2子がお腹に!大きなお腹を気遣いながら、クライアントへの打ち合わせや営業に回る日々を過ごしているそうです。
今回は第1子出産を経て周りとのコミュニケーションや捉え方が変化して、視野が広がった!というお話やご家族との協力体制についてお話を伺いました。

2015年4月20日 0 comment
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今回ご紹介するのは、グローバル志向なママ&キッズのための情報サイトGlolea!を運営されていらっしゃる内海裕子さん。海外でのグローバル育児が話題になっている今、内海さんは、フリーランス時代にいち早く親子留学を体験し、その素晴らしさを多くの人に伝えたいと起業されました。ポジティブでバイタリティ溢れる内海さんと、プチ親子留学の魅力がたっぷりつまったインタビューです。

 

プロフィール

・氏名: 内海裕子

・会社名: 株式会社タイドハーツ

・役職名: 代表取締役・Glolea![グローリア]編集長

・居住地: 東京都世田谷区

・ご自身の年齢: 36歳

・お子様の年齢: 5歳

・ワークスタイル: フルタイム

・簡単な経歴:

大学卒業後、単身渡米。帰国後は、世界20カ国以上の人々とのシェアハウス生活をしながら、オールアバウトにて編集・プロデュースを担当するなどし、独立 ⇒ 独立後はフリーランスとして現在の朝活ムーブメントを牽引した「朝時間.jp」の創刊・編集長を務める ⇒ 30歳で結婚後、2009年出産 ⇒ 復帰後は、書籍の執筆活動の他、米国ポップコーンムーブメントの火付け役となったシカゴ生まれの「ギャレット ポップコーン ショップス」の日本初上陸原宿店オープンまでのプロモーション・マーケティングプランニング・Web戦略等に携わり、現在の国内における高級ポップコーン市場の開拓に寄与する。これまでの経験を省みる中で、今後のグローバル・コミュニケーション教育及び、ポジティブに世界をつなぐ人材育成の必要性を強く感じ、2014年4月、ちょっとグローバル志向なママ&キッズのための情報サイトGlolea![グローリア]をローンチ。

 

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現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

現在は、主にちょっとグローバル志向なママ&キッズのための情報サイトGlolea![グローリア]編集長として、編集・制作・プロモーション・営業…等オールラウンドに携わるとともに、アントレママ(アントレプレナー×ママ)として会社の経営をしています。

Glolea![グローリア]は、Global + Learning という言葉を掛けあわせたオリジナルの造語で『教育×子ども×世界×未来』というキーワードにピンとくるママ達をターゲットに、平日ほぼ毎日更新情報を発信しています。

 

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▲運営しているGlolea![グローリア]。 ワーママオブザイヤー受賞の鷲見さんの体験インタビューも掲載されています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:00 起床、Evernoteに朝日記を書く、メール・FBチェック&返信

6:30 朝食の支度開始
7:00 朝食
8:00 保育園の支度
8:30 保育園送り
9:00 始業
18:00 終業→保育園へお迎え
19:00 夕食、お風呂タイム、就寝準備
20:30  絵本を読みながら寝かしつけ→息子と共に一緒に就寝

 

起業しようと思ったきっかけを教えてください。

独立後、フリーランスで仕事をしていたので「できればこのまま身軽なフリーランスで居続けたい」と思ってましたが、Glolea![グローリア]を立ち上げるにあたり、法人のお客様と会社同士のやりとりの必要性が出てきたため、起業するに至りました。
子育てしていると日本や世界の未来がどうなっていくのかと不安に感じることもありますが、「明日の世界が今よりももっと良い場所」になるよう波紋を世界中に拡げられるようなメディア作りを目指しています。

 

ご自身も数多くの親子留学を体験されていますが、親子留学のメリットを教えて下さい。

私自身、親子留学を通じて息子の世界の捉え方の変化を日々感じました。

先入観や偏見、差別心や固定概念がない幼少期。体験したことをそのまま「自分の一部として吸収」することができる幼少期や初等教育期に、多様な世界や本物に触れることの重要性が各所で言われています。1週間程度のプチ留学体験であっても、お子さんにとっても一生モノの体験になっていきます。帰国後も世界への興味、違うバックグラウンドを持つ人へのポジティブな想いが続いていきます。

そしてなによりママにとっても素晴らしい経験になります。

子どもと共に留学する醍醐味は、子どもと共に学校や地域にも関わる必要が出てくるため、これまで出会ったことのない価値観、言語、考え方、食べ物、風景、香り…様々な「違い」と出会う確率が圧倒的に増えることです。

短期間に集中して語学力の向上が叶うだけでなく、現地や世界各国に友達や仲間ができることで、留学後の語学力アップのモチベーションが続くことも嬉しいお土産。週末には、現地観光のアクティビティーを楽しめるので、旅の楽しみも味わうことも可能なので、一石何鳥も得られる良い経験だと思っています。

 

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▲様々な国籍・バックグラウンドを持つ人々が多いハワイでの一枚。今でも息子はハワイのプリスクールやホームステイ先の話を思い出して語ってくれます!

 

しかし「親子留学を良い経験に導く鍵」は、何と言ってもお子さんの気持ちの準備時間をしっかりとってあげることです。

「どこの国にいってみようか?」「どんなものを持っていく?」「現地ではみんなどんな言葉を話しているのだろう?」など会話をしながら、お子様の心の準備&日常的に使う言葉の準備を少なくとも2〜3ヶ月はとり、お子さんがワクワク楽しみにしてくれる心の準備ができれば、現地での滞在は親子で大満喫できる経験となるはずです!

 

内海さんおすすめのプチ親子留学スポットはどこですか?

ハワイ、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダ、イギリス、アイルランド、マルタ島、フィリピン、マレーシア、シンガポール、タイ、フィジー…など、実は短期間でも親子留学の受け入れをしてくれる国は世界中にあります。ぜひ、ご自身のココロが“ピン”とくる国を選んでいただければと思います!

中でも、注目度が急上昇中なのはアジア親子留学です。私が経験してきた国で行くと、フィリピンは本当におすすめです。

・日本との時差はたった1時間。距離も約4時間の近場の英語圏です。コスト的にも人気のマンツーマンレッスンが欧米圏と比べればリーズナブル!

・フィリピンの方々はアジアのラテンと言われるほどのとびきりの明るさで迎えてくれます。女性と子どもにやさしい国民性もあり、居心地が良いと感じる方が多いです。

親子留学ビギナーママのお試し親子留学のためにもピッタリの場所ではないかと思います。

 

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▲フィリピン親子留学先、パーペチュアル・ヘルプ大学&付属プリスクール初日の様子。 フィリピンのプリスクールのレベルの高さや女性の働き方に刺激を受けた日々でした。

 

また、フィリピンは今、まさに国が成長しようとしているエネルギーにあふれています。実は、男女平等度がアジアでダントツNo.1。女性の管理職比率アジアNo.1の国はフィリピンだということをご存知でしょうか(日本は残念ながらいずれも下位)。

女性が働く環境が整っているフィリピンで活躍する現地ワーキングママと、日比両国の子育てや女性の働き方について語る機会があると、日本の女性の生き方や働き方、働く環境について、考えさせられること多々のインパクトのある経験となるでしょう。

 

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▲全て英語で授業が行われるプリスクール。 子ども達も先生もみんな優しく温かく…そのホスピタリティーに 毎日感謝し続けたフィリピン親子留学でした。

 

お仕事がかなり忙しい中で育児をしていくにあたり、何かご自身の中で注意していることはありますか?

「ハレの日」と「ケの日」のメリハリをつけることです。

お祝いの日、お祭りの日…など「ハレの日」には夜更かしも豪華なお食事も、ちょっとの食べ過ぎ飲み過ぎも豪快にパーッとやります。しかし、生活のベースとなる365日中のほとんどの日々の「ケの日」は慎ましく。普通の日を、ごく普通に穏やかに、シンプルに過ごすことを大切にする。そのメリハリを保つことがココロとカラダの健康の秘訣だと思います。健康でなければ何もできないですからね!

 

出産して、ご自身の内面で何が一番変わりましたか?

子どもが大人になる頃の未来、孫が大人になる頃の未来、ひ孫が大人になる頃の遠い未来が、子どもを持つことにより、以前よりも強く“ジブンゴト”として考えられるようになりました。

私達大人世代の決断や判断が次の世代にダイレクトに響いてくるのだな…と思うと、今まさに歴史をつくっている一人の担い手として、ものすごい責任があると感じています。

今まで、しっかり学びたいと思いつつ、機会を逃してきた「日本の歴史」に改めて強く興味を持ち学び直しています。過去の人々がどのような思いで、この日本を作り上げてきたかということを夫・息子も巻き込んで学ぶとともに、「次はどんな未来にしたい?」という話や、世界情勢についてのニュースを観ながら「どうしたら世界から争いがなくなるのだろう?」という話題を家族で日々対話しています。

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

お互い自営業の夫婦ということもあり、家事・育児がどちらかに偏らないように基本的には全ての役割を半分ずつ…「●●の担当は私」「●●の担当は僕」と、役割を決めて不公平感が出ないように務めています。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

「ママ、大好きよ〜!!」と、息子が大声で言ってくれる時は嬉し恥ずかし・・・でも嬉しい! です。特に、仕事を追えて保育園から帰ってきた息子とハグしながら「今日はどんな一日だった?」と、お互いの今日一日を振り返る時間は最高の時間です。

 

育児&仕事をしていて大変なことありますか?それは何ですか?

「とにかく時間がない!」ということでしょうか。特に、スタートアップ直後なので何もかもぜーんぶゼロから会社も仕事も作っている真っ最中なので、本当に時間の大切さを身にしみて感じます。独身時代も「時間がな〜い!」とよく言っていましたが、子どもがいるとその比ではありません。

 

それをどうやって解決していますか(していこうとしていますか)?

以前は、なんでも「楽しそう♪」という直感だけで全てのお仕事を引き受けていたのですが、さすがに、育児も並行して仕事をしていると全てが中途半端になってしまう…ということがようやくわかってきまして、やること、やらないこと、できること、できないことをしっかり線引きをするようにしはじめました。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児においては息子に「愛しているぞ〜!」と愛情を1000%注ぎこむことを大切にしています。実際に「愛してる〜! 大好き!!」と言葉でも言いますし、ハグの嵐が飛び交っています。また、褒めるときも褒めまくります。

私自身はこのような育てられ方はしていないのですが、アメリカ滞在時にお世話になったホストファミリーのママTaraの子育てや子どもとの触れ合い方に非常に感銘を受け共感し、Tara流の子育てを受け継いでいます。

いつか、息子が私を振り返った時に「僕はしっかり家族から愛されていた」という温かい記憶が残れば、私の子育ては一つ大成功だなと思います。

仕事で大切にしているのは、できるだけボールを抱え込んで悩み過ぎないということです。考えながら走る、走りながら考える…疲れたら休む、質素だけれどしみじみ美味しいと思えるごはんを毎日つくり食べる、そしてちゃんと寝る!できるだけ自分がゴキゲンでいられるように、心から好きな人達と、心から好きと思える仕事をして、それがより良い未来につながっているという実感を持ち続けられる仕事と機会を創造しつづけていけば、その仕事の仕方や方向性に間違いはないと思っています。

 

これからの目標を教えてください。

家族がずっと仲良く、心穏やかに暮らしていければいいなと思っています。

また、新しい価値観や文化や、そこに息づく人々との深く関わっていくことが大好きなので、生きている限りできるだけたくさんの国々の文化や人々に触れ、世界中(日本含む)の親愛なる友人達と良い関係を紡ぎ続けながら、大河の一滴のごとく、より良い世界を創りだす一人の担い手になることができればいいなと思います。

 

最後に、サイトをご覧の皆様にメッセージをお願いします!

難しい時代の渦中にいる私達ですが、多様で様々な文化背景を持つ世界中の人たちとポジティブにつながり、もっと素敵で平和な未来に向かって子どもたちと共に世界を学び続ける(=Glolea!する)ママ達とその想いが世界中にひろがっていけば嬉しいです。

世界とつながることは、自分とつながることだなといつも感じます。ひとたび海を渡ったり、日本にいるノンジャパニーズの人と対話すると必ず聞かれるのは「あなたはどういう人? どう考える?」「あなたの国ではどうなの?」ということ。自分の足元をしっかりと知る、学ぶ、伝えられるということがどれだけ大切かということを痛感します。

俗にいう“グローバル教育”という話題で一番に出てきがちなのが「英語どうする?」ですが、英語よりももっと大切なのは、「自分の中にある根っこはなにか?」を自分なりに探求し、自分の言葉で誠心誠意伝えられることなのではないかと思っています。また、合わせて、目の前に居る考えの違う相手への興味関心を持てる心…より良いコミュニケーションを築き、お互いの良い所を見つけあい、少しでも良いネクストステップのために手を携えていこうという心のあり方なのではないかと思います。

言葉が通じ合おうが合うまいが、ココロを裸にして付き合った時に「いいね!」と感じあえるお互いの人間力そのものが重要なのではないでしょうか。

子どもと共に人間力を上げていくこと、そんなことをこれからも楽しんでいくことができればと思います!

 

インタビュー by 宇田川
構成 by 井本&安原

2015年3月31日 0 comment
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明石さんと娘さん

今回ご紹介するのは、オーストラリア在住のパワーママ、明石さん。明石さんは、昨年度末に開催したパワーママアワードの記事をご覧になり、「私自身、ワーママとして思う事、感じた事いろいろあるのですが、案外、周りに似た環境の人が少なく、不安になったことが何度もありました。 こういうワーママ同士の集まりがあるのはいいですね。 応援しています!」という素敵なメッセージを送ってくださった先輩ママさん。
昨年度末に関西のご実家に帰省中でしたので、娘さんもご同席の中、海外の子育て事情などをインタビューさせていただきました。
「仕事をしているママはかっこいい!大好き!」と、娘さんが誇らしげに話していたのがとても印象的でした。二人のお子さんの個性を尊重し、のびのびと子育てされている明石さん。とても勇気づけられるインタビューです!

 

2015年3月16日 0 comment
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高野さん横顔

今回ご紹介するのは、女性活躍推進コンサルティング事業を手掛ける株式会社ナチュラルリンク代表の高野美菜子さん。

お会いするまではバリバリの女性経営者をイメージしていましたが、実際にお会いするととても気さくで、

ずっと前から友人だったような気になってしまうほど自然体な方。

でも話を伺うとやはり「芯の強さ」「かっこよさ」を感じます。

今では本も出版され、メディアでも活躍されていらっしゃいますが、起業の道は順調なものではなかったそう。

でもその大変だった頃のことも飄々と話してしまうのがまた魅力です。

仕事一番だったのが「出産」を機に働き方を変えることで、ご自身の仕事のスキルも業績までも向上させてしまったお話には共感!!

本当の意味での「女性活躍」の重要さを感じさせるインタビューです。

2015年2月23日 0 comment
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皆さま、こんにちは!2月15日に関西支部では2回目のイベントとなる「パワーママカフェ」を開催しました。
今回は初の日曜日の開催で、スイーツを食べながらのカジュアルな会となりました。
そして第1回パワモに続いて、パワフルなママたち(なかには臨月のママも!)が集まってくれました!
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ゲストはフリーランス保育士としてオトナノセナカやこどもみらい探究社で
こどもにも大人にも素敵な活動を展開されている小竹めぐみさん。

<小竹めぐみさんプロフィール>
保育士をする傍ら、家族の多様性を学ぶため世界の家々を巡る女1人旅を重ね、2006年より講演会等を開始する。
幼稚園・保育園などで勤務した後、園に属さず自由に動くフリーランス保育士の肩書で独立。
現在は 合同会社こどもみらい探求社共同代表、 NPO法人オトナノセナカ代表理事としてこどもがよりよく育つための“環境づくり”を生業にしている。

NPO法人 オトナノセナカの公式ページ:http://otona-no-senaka.org/

 

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今回は” いそがしい 毎日に これだけは 忘れないでいたい 4つのこと ”と題して、保育士として現場で経験されたことや
これまで出会った人とのお話をもとに家族との向き合い方や子どもとの関わり方についてお話してくださいました。

どのお話もとても印象的で考えさせらるものでしたが、特に印象に残ったのは「涙を大切に」のメッセージ。

 

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保育園からよく「今日も元気でした」という報告があるけど
「今日は泣いて泣いて、ようやく今落ち着いたところです」
でも良いのでは?
笑顔は作るものではなく、自然と出てくるもの。
泣いているのも人間らしいし、喜怒哀楽があっていい。
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「あるある!」とともに日常の子どもとの関わり方も考えさえられるメッセージでした。

 

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途中、小竹さんが昨年末に発行された冊子いちど、とまって…」の中から
「かんぺきロボット」というお話を読んでくださったのですが、
物語からのメッセージもじわっと染み入ります。
一緒に参加したお子さんも聞き入っていました。

 

交流タイムでも小竹さんへの質問や参加ママ同士の交流が熱くあっという間に終了!
限られた時間でしたが、とてもぎゅっと濃密な時間でした。

 

 

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参加してくださった皆様、ありがとうございました!

 

イベント開催について「もっと早く知りたかった」というお声をよくいただきます。
告知は、パワーママプロジェクト関西 facebookページで行いますので、
いいね!を押していただけますと幸いです。

2015年2月18日 0 comment
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今回ご紹介するのは金融機関で営業事務をされている森本茜さん。ワーママとして仕事も育児も全力投球の彼女は、関西支部が立ち上がる前から、パワーママプロジェクトを応援し、熱いメッセージを送ってくれました。産後、時短で復帰後、わずか6ヵ月でフルタイムに戻った彼女。なぜこんなに早くフルタイムに戻ったのか?パワフルなのにとっても謙虚な森本さんのインタビューをどうぞ。

 

2015年2月5日 0 comment
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今回ご紹介するのは、家族の幸せな瞬間を切り取るプロ。出張親子フォトグラファー、ママトリマス。代表の石川ひろこさん。
最近は海外へも進出され、グローバルに活躍されています。
柔らかな雰囲気、お人柄から「どこにそんなパワーが!」と思ってしまうほど、仕事に対しての熱い思い、誇りをお持ちのパワーママ。
でも最初はその夢を周りには理解してもらえず、苦しんだのだそう。
夢を叶える情熱にパワーをもらえるインタビューです。

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石川ひろこさん

2015年1月26日 0 comment
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皆さまこんにちは!

2015年1月21日(水)に記念すべき第一回の関西支部のイベント、『パワーママモーニング(パワモ)』を実施しました!

 

☆『パワーママモーニング』とは

パワーママプロジェクトを進めるにあたり、「パワーママたちが気軽にリアルに語れる場があったらいいよね」という一言から、じゃあ、ママたちが比較的集まりやすい朝はどう?!と始めたのが、『パワーママモーニング』です。

 

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今回のスペシャルゲストは、9月に女性起業家大賞最優秀賞を受賞された麻生満美子さん。

「アイデアを形にする方法」というテーマで、麻生さんの体験談などをお話いただきました。

 

<麻生さんプロフィール>
子どもが1歳の時に海外インポート直輸入のベビー服&靴のお店を始め、2010年5月、リリーアンドデイジー株式会社を設立し、代表取締役として就任。その他、ボランティア団体や小学校PTA役員などの地域活動にも積極的に参加しているパワーママです。

2015年1月21日 0 comment
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今回ご紹介するのは、子どもと一緒に楽しめる上質なレストランの紹介サイトを運営する宇田川真美さん。セールスフォース・ドットコムの相良さんにご紹介いただきインタビューとなりました。いずれは日本を飛び越えて世界中のママ達にまでネットワークを広げ、子どもと一緒にどこへ行っても安心できる世の中を作りたいと願う素敵なパワーママさんです。

2015年1月15日 0 comment
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パワーママプロジェクト関西。今回ご紹介するのは、大阪市立男女共同参画センター(クレオ大阪東)センター長の戎多麻枝さん。

1人目出産時には支店で育休取得が初。2人目出産時には育児休暇制度が適用されず、産休のみでの職場復帰。

そんな中でも「結果を出していれば文句言われる必要ない」と常に自信と誇りを持って仕事に取り組んできた戎さん。
それを笑顔でさらっと話してくれるのもまた魅力です。

「成果は時間ではなく工夫次第」時間制約があっても委縮する必要なんてない。そんなヒントが詰まったインタビューです。

2015年1月5日 0 comment
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たきいさん仕事風景

パワーママプロジェクト関西。今回ご紹介するのは、関西を代表するワーク・ライフバランスコンサルタントの瀧井智美さん。

常に自己研鑽を怠らない姿勢、「出来ない」ではなく「どうしたら出来るか」で徹底的に時間を創出する姿は本当に勉強になります。

また「ママ」としても素敵で、子供たちのことを心から尊敬し、「彼女たち本当におもしろいの」といつも楽しそうにお話されています。そしてそんな瀧井さんを見て育った娘さんたちの自立心がまた素晴らしい!

忙しい中でも工夫次第で、気持ち次第で自分も高めていける!家族ともコミュニケーションをとっていいチームになれる。

そんなヒントを見つけていただけるインタビューです。

たきいさん仕事風景

受講生からの質問に答える瀧井さん。

 

プロフィール

・氏名  瀧井 智美
・会社名 Office ICB
・職種 ワーク・ライフ・バランスコンサルタント/キャリア講師
・簡単な経歴 営業事務、パソコンインストラクターを経て、キャリア開発・組織活性化・人材育成を支援する「Office ICB」を設立。
・居住地 神戸市
・ご自身の年齢 41歳
・お子様の年齢 16歳・11歳・8歳
・ワークスタイル フルタイム

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

企業におけるダイバーシティ、ワーク・ライフ・バランスの推進・講演・コンサル・プロジェクト支援(働き方の見直しPJT 風土改革PJTなど)企業・官公庁・大学などで幅広く活動しています。

 

どうして現在のお仕事を始めようと思ったのですか

自分自身が専業主婦からの再就職に苦労したこと、パソコンインストラクター時代に
「スキルを身につけてもそれだけでは就職できない」という女性の声を目の当たりにしたこと、それが今のキャリアを歩むきっかけになりました。
2人目出産後からフリーのキャリアカウンセラーとして活動し、「女性のキャリア」というテーマにもずっと取り組んできましたが、ある時から女性側だけの支援でなく、企業側や男性側にも関わらなければ、問題解決にはならないと気が付き、ワーク・ライフバランスを学び、コンサルタントとしても活動を始めました。
よく、「瀧井さんって着実に堅実にキャリア歩んでますよね」とか言われるんですが、実はその時々でやりたいことにとびついてきただけ。後から調整してきたことも山ほどあります。でも「惹かれたものについていく」その先に、キャリアがある。そう信じてやっています。

たきいさん仕事2

ワーク・ライフバランスについての講義。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

4:00  起床
4:30 メールチェック、その日の仕事の段取り、情報収集など
5:30 お弁当作り、朝食準備、夕食の仕込み、洗濯物を干す
6:00 朝食
7:00 仕事先に向かう
8:30 仕事先に到着
9:00 仕事(大学や企業での講演・セミナー・コンサルティング等その日によって)
17:00 仕事終了 帰りの電車でその日の振り返りやメールチェックなど
18:00 夕食準備
19:00 家族揃って夕食
20:00 片づけ・お風呂 洗濯のタイマーセット
21:00 子供たちとの時間/次女、三女の宿題チェック
21:30 子供たちと布団に入り、今日1日の話をしながら就寝
22:30 子供たちと寝てしまう日が大半だが、たまに夫との時間を取ってから就寝の日も。

 

育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

・育児では・・・心から信頼し尊敬できるママ友と出逢えたこと。色んなことを応援したり協力しあえる関係・・・大人になってからこんなにステキな友達ができるなんて、本当に人生は楽しいと思います。

・仕事では・・・すべての経験が仕事に活きていると思います。忍耐強さ、寛大さや柔軟さを求められる場面は仕事上多くあります。これは子育てを通して身についた力だと思っていますし、出産してからのほうが人に任せることもうまくなった気がします。そういう仕事をする上で必要な力や考え方などはすべて、子育てを通して培われました。そのおかげがあって今、happyな仕事がたくさんできているんだと思います。

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ご主人の趣味である「釣り」に家族で挑戦。

 

 

育児&仕事をしていて一番大変なことは?

・育児では・・・自分に余裕がないと、子どもの話をしっかり聴けないし、怒らなくて良いことで、怒ってしまって自己嫌悪になるので、余裕を持つこと。

・仕事では・・・チャレンジングな仕事を引き受けて、なんとかしている状態なので、自分の能力開発のため、学びたい講座、受けたい仕事と子育てとの兼ね合いや気持ちの折り合い

 

それをどうやって解決していますか?

・育児では・・・余裕をもつために、スケジュールに余白をつくり、パンパンにしないこと。毎週月曜日は調整日にあてたり、日曜は仕事を入れず思いきり楽しむ家族の日にしたりしています。

・仕事では・・・どうしたらできるかあきらめないで出来るだけ叶うよう色んな方法を考えて最後の最後まで調整を試みています。また能力開発のための努力は惜しまないよう心がけています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

・育児では・・・安心感・信頼感・協力・応援
どんなあなたでもOKという家庭にしたい。
子供たちにとって、何でも話していい場所、何でも話を聞いてくれる人と思ってもらいたい。家族が一番安心で自分を応援してくれること、私自身の支えにもなっているし、子どもたちにもそうしていきたい。

・仕事では・・・信頼と貢献
瀧井さんだから安心と言っていただきたいし、お声掛けいただいた仕事には全力で期待に応えたいと思っています。
営業活動することなく、「瀧井さんと仕事をしたい」と言っていただき、お仕事のご縁を頂けてきたこと、そのことに本当に感謝しています。だからこそ納期厳守・質厳守は心掛けています。

 

●瀧井さんご家族は本当にいいチーム。お子様たちともすごくいい関係ですよね。ご家族との関わり方で何か心がけていること、取り組んでることはありますか?

・9時半にはベッドに一緒に入って、彼女たちの一日のことを聞く時間を大切にしています。子供達もこの時間を楽しみにしてくれているので、間に合うようにいろいろと家事を手伝ってくれます。子どもたちと手紙交換や交換日記もしています。これは私の宝物でがんばるエネルギーをもらっています。

・娘たちの友達を大切にしています。仕事がどんなに忙しくても娘達がお泊り会したい、友達を家に呼びたいといえば、叶えられるように知恵を絞ります。それを断ったりはしません。娘たちも私の負担を減らすため、晩御飯食べてからの集合とか朝のパンは持参とか、工夫してくれています。

・「自分でできることは自分でする」という子育て方針です。そのおかげか全員自立した子に育ってくれています。本当に三人が三人ともそれぞれにそれぞれらしく生きていて、見ていて楽しいです。

三姉妹

仲良し三姉妹。

 

これからの目標を教えてください。

・育児では・・・3人の子どもたちが自由にのびのび笑顔で過ごすこと、それだけです。
あとは彼女たちの夢を全力で応援したい。そしていつか娘と一緒に仕事ができたらすごく嬉しい!

・仕事では・・・今の世界だけにとどまらず、もっと広い視野で物事を見たり、学んだり、仕事をしたり、よりダイナミックに、よりワクワクするチャレンジしていきたい!

 

サイトを覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

「優秀な女性(人)とは 並外れた強い意志をもった普通の女性(人)である 」
カルロスゴーンさんのこの言葉が私に大きな勇気を与えてくれました。
特別な人だけが、全てを楽しんでいるのではなく、ごく普通の、でもあきらめず「どれもやりたい」「どれも大事にしたい」という人が仕事も子育ても大事にしながら自分らしいやり方、楽しみ方、活躍の場を見つけていっていると思います。
「できない」とあきらめてしまうのではなく、出来る方法を見つけながら、両方楽しみましょう!

 

インタビュー by 井本七瀬

2014年12月24日 0 comment
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2012年 軽井沢旅行にて

パワーママプロジェクト関西。今回ご紹介するのは、ハウスキーパーのマッチングサイト・タスカジ(http://taskaji.jp/)関西エリアマネジャーで、パワーママプロジェクト関西コアメンバーでもある安原愛さん。

実は現在のお仕事を始められるきっかけは、このパワーママプロジェクトでの出会いからだとか。

関西→東京→関西と2度の転勤を経験されながらも、それを自らのキャリアに繋げてこられたパワーママ。

ご主人が転勤族・・・そんな方も多いのでは?!パワーがもらえるインタビューです。

 

2012年 軽井沢旅行にて

2012年 軽井沢旅行にて

 

プロフィール

 

・氏名:安原愛
・会社名:ブランニュウスタイル株式会社 http://b-newstyle.jp/
・職種:関西エリアマネージャー
・簡単な経歴:英会話講師→海外の外資系ホテルで法人営業→日本に帰国後、通訳スクールに通いながら外資系企業の通訳翻訳兼秘書などを経験し、結婚。夫の東京転勤が決まり、妊娠8か月で退職。出産後、東京に引っ越し→息子が2歳手前に外資系企業の営業として再就職し、約1年後マネージャーに昇進するも、再び夫の大阪転勤のため退職し、一家で大阪へ→現在に至る

・居住地: 大阪
・ご自身の年齢 38歳
・お子様の年齢 3歳11か月
・ワークスタイル フルタイム

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

 

ハウスキーパーのマッチングサイト・タスカジ(http://taskaji.jp/)を運営する会社で、主に関西エリアの立ち上げを担当しています。ハウスキーパーの募集から面接、研修まで関西エリアについては全て私が任されています。利用者からの問い合わせ対応、翻訳チェックや、ブログ、Twitter(タスカジコ)での発信などもしています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

 

6時半 起床(息子の朝食、朝の支度は夫が担当)
7時 息子・朝食
8時 幼稚園登園のため、マンション横のバス停へ
8時頃 夫出社
8時15分 帰宅&朝食(Facebook、日経ニュースなどで情報収集)
8時45分 家を出る
9時 出社
午前中:メールチェック、東京本社とSkypeで定例会、資料の翻訳など
午後:ハウスキーパーさんの面接や研修、ブログの執筆、交流会参加など
17時30分 会社を出る
17時45分 幼稚園到着
18時 帰宅→夕食作り
19時 夕食 (夫は19時半~20時頃帰宅)
20時 息子・お風呂
21時 息子・就寝
21時~ 家事、起業準備、読書、英語の勉強、仕事など
0時 就寝

 

 

よこはマリン(起業家交流会)にて

よこはマリン(起業家交流会)にて

 

 

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

 

「守るべき存在」ができたおかげで、精神的に強くなったと思います。
実は私、幼い時に両親が離婚し、幼稚園から高校までは祖父母に育てられました。母が私を引き取ったものの、祖父母に預けたので、母に会えるのは年に1度の夏休みの数週間だけでした。そういう家庭事情もあり、息子を妊娠してからは「普通の家庭を知らない私が、ちゃんと子供を育てられるのだろうか?」と、マタニティーブルーになるほど心配でした。
出産してからも慣れない育児に最初は「これでいいのかな?」と迷うことも多かったですが、「育児には正解がない。だから、今できることをやるしかない」と思えるようになりました。
そのおかげもあり、仕事においても「とりあえずやってしまおう!」と昔より、いい意味で度胸がつきましたね

 

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

 

夫の転勤の影響で専業主婦だった時期があり、家事全般は私がやっていましたが、育児に関しては当時から率先してやってくれていました。
それでも、仕事を始める際には「世帯収入が増えるのだからあなたにもメリットがあるでしょう、それならちゃんと分担してね!」と(半ば強制的に?笑)話し合いました。
その結果、夫の担当は、洗濯をして干す、食器洗い、お風呂掃除、朝食の準備、子供の着替え、登園、お風呂or寝かしつけ。
私は、洗濯物を取り込んで畳む、トイレ、洗面所の掃除、買い物、夕食の準備、子供の迎え、お風呂or寝かしつけと分担できています。
私は毎週日曜日の午前中に通訳スクールに通っているため、その間は息子を公園へ連れて行ってくれますし、週末の食事や掃除なども負担してくれています。仕事と家事、育児そして勉強の全てを両立できているのは夫のおかげ。感謝しています。

 

 

ご主人の転勤を2度経験されていますが、それをどう乗り越え、自分のキャリアにつなげてこられたのですか?

 

本来、夫は転勤族ではありません。最初の転勤話が出た時、私は妊娠中で、産休を取って復帰しようと思っていましたので、本当に驚きました。でも家族は一緒にいたほうがいいと考え、引越しを決意。退職に至りました。
あと2週間で引っ越しという時に、311が起きました。そんな中、生後3か月の乳児を連れて東京に行くことは本当に不安でした。でも、行ってみれば水問題は収束しつつありましたし、友人もすぐにできたので意外と大丈夫でした。
夫が3歳までは専業主婦でいて欲しいようなことを言っていたのですが、息子が1歳半になったくらいから、「家庭だけでなく、社会でも何か貢献したい。仕事で成果を出したい」という思いが強くなり、2歳になる直前に再就職。

でも、1歳児を抱えた母親の転職は想像以上に大変でしたね。それまで評価してくれてる雰囲気でも、子供がいると伝えた瞬間顔が曇り、不採用通知が届く。そんなことが続きました。特に日系企業はその傾向が強かった気がします。
結果的には外資系企業2社から採用通知をいただきました。
「私も娘が小さい頃は大変だったから分かるよ」と社長や上司が理解してくれたこと、自分をアピールしやすいと感じたことが理由で、規模としては小さいほうの企業を選択しました。結果、いろいろなアイデアや意見を取り入れていただき、非常に遣り甲斐があり、いい決断だったと思っています。
ところが、マネージャーに昇進し、次はシニアマネージャーを目指そうと思っていた矢先、まさかのまた夫の転勤話が・・・。せっかく築いたキャリアを捨てて、また1から始めなければならないことが悔しく、正直、東京に息子と2人で残る道も真剣に考えました。でも、パパ大好きな息子を離れ離れにさせるのはかわいそうだし、我が家の場合、夫のサポートがなくては仕事を続けることができないのは明白でしたので、退職を決意しました。そう決めたら、なんかいろいろ吹っ切れて(笑)「仕事辞めるなら、自分で何か事業を始めようかな」「通訳スクールにもう一度通おうかな」「2人目も考えようかな」といった感じで、逆に転機だ!チャンスだ!と思えてきました。

そんな時、パワーママを通じて現職の代表と知り合いました。「実は関西にもサービスを展開したいと思っている」とお聞きし、「良かったら何かお手伝いできないか」と手を挙げたことがきっかけで、今のキャリア、新たな夢に繋がっています。

転勤族の夫がいると、キャリアの構築は本当に難しいと思います。妻は仕事を辞めてついていくか、単身赴任をしてもらうかの選択肢しかありません。
でも近い未来、一部の職種を除いては、会社に行かなくても仕事ができるようになると信じています。そうなれば、夫の転勤で引っ越すことになっても、仕事を辞めなくても済むかもしれません。
私自身、起業を考えていますが、そのような環境も作りたいと考えています。

 

 

2014年4月 幼稚園の入園式にて

2014年4月 幼稚園の入園式にて (その2ヶ月後には夫に転勤の内示が(笑))

 

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

 

育児では・・・
・とにかく子供を通して、今まで出会えなかったような人達にたくさん出会え、刺激をもらえたこと。
・仕事で離れている分、遠距離恋愛のように息子のことが愛しく思えること。(寝る前に「ママ、大好きだよ!」と息子にチューされた時には、かわいすぎて死ぬかと思いました!)

仕事では・・・
・営業時代では、子供という共通の話題でお客様と打ち解けることができました。子供がいなければ、前職での成果はなかったと思います。

 

 

ディズニーランドにて

ディズニーランドにて

 

 

育児&仕事をしていて一番大変なことは?
それをどうやって解決していますか(していこうとしていますか)?

 

・育児では…子供が「(預かり保育でなく、他の子のように)バスで早く帰りたい」と言われると、罪悪感にかられることがあります。

・仕事では…やっぱり息子が熱を出した時でしょうか。大阪に来てから夫が激務になってしまい、なかなか休めないため、ほぼ私が対応しています。

解決策として、罪悪感については、迎えに行くと意外と楽しく遊んでて、気にならなくなりました。会社も裁量労働制を取り入れてくれているおかげで、週に1度は息子もバスで帰宅して、スイミングにも通わせられています。

また、病気の時には、息子が寝ている間に在宅で仕事をするなどして対応しています。最近、夫が1日5,000円で利用できる病児保育サービスを見つけてきてくれたので、どうしても二人とも休めない時には利用してみたいと思います。

 

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

 

育児では…子供に「大好き、ママを選んでくれてありがとう」と1日1回は言葉に出して伝え、抱きしめるようにしています。最近では、息子も「ボクがね、ママを選んだんだよ!」と言ってくれます。たぶん私の真似ですが(笑)

仕事では…無理な仕事依頼に対しては、素直に「できない」と言うことを心がけています。 期限ギリギリになって「できません」と言う方がよっぽど迷惑だから。でも、ただ「できない」と言うのではなく、「いつまでならできるのか?」や「どうすればできるのか?」を相手に提示するようにしています。また、日頃からお手伝いできるものは進んで申し出るなど、「持ちつ持たれつ」の関係を築きたいと思っています。

 

 

元同僚とオフィスにて

元同僚とオフィスにて (彼女も先月男の子を出産し、ママデビューしました)

 

 

これからの目標を教えてください。

 

起業したいと思っています。自分で起業してしまえば、また東京に転勤になったとしても、仕事を辞めなくて済みますし。既にいくつか構想はあるので、1年以内にそれをちゃんとした形にしたいです。

 

サイトを覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

 

子供を預けることに罪悪感を抱いて、葛藤してしまうかもしれません。私もかつてそうでした。しかし、パワーママモーニングのゲストにいらしていた外資系会社の取締役小島かおりさんにお会いして、「子供はあなたの背中を見てる。楽しく仕事していれば、子供も嬉しいし、働くママのことを誇りに思ってくれるはず!」と言っていただけて、すごく気持ちが楽になりました。
ママが笑顔だと、子供も嬉しい。いつか子供が最大の理解者になってくれるよう、息子との時間を大切にしつつ、これからも楽しみながら仕事をしていきたいと思っています。

 

インタビュー by 井本七瀬

2014年12月15日 0 comment
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オフィスでの1枚

 

今回ご紹介するのは、9月に全国商工会議所女性連合会が主催する女性起業家大賞の最優秀賞を受賞された、リリーアンドデイジーの麻生満美子さん。
麻生さんは、柔らかい雰囲気を持ち合わせた美しい女性。彼女のふわっとした雰囲気と優しい笑顔が、オフィスを心地よい場所に変えてくれるので、これまで上司として多くの部下に慕われてきたのも納得です。
多忙な毎日の中でも、家庭を大切にしながら仕事も頑張り、さらにはボランティアにも積極的に参加されていらっしゃる彼女の姿は本当に素敵です。

実は、麻生さんは来年1月21日(水)に開催予定の「第一回パワーママモーニング@関西」ゲストスピーカーとして参加されます。お楽しみに!

 

 

オフィスでの1枚

オフィスにて

 

 

プロフィール

・氏名  麻生 満美子

2014年12月1日 0 comment
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関西支部2人目のインタビューは、ママココ大阪を立ち上げた「ナニワの母」こと中島三栄子さん!

中島さんの第一印象は仕事の出来るバリキャリ女性。実際、多くの企業や官公庁などで、女性の能力を最大限に活かすための組織づくりのサポートをされていらっしゃいます。

でも、関西弁まじりの柔らかい話し方がその印象をソフトに変え、とっても身近な存在に感じさせてくれます。

そんな中島さんは、収益の一部でネパールの男の子の里親もされていたり、個人向けの無料のセミナーを開催されたりと、ボランティア精神たっぷりの素敵な女性です。

このインタビューで中島さんの更なる魅力をお伝えしたいと思います!

 

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女性起業家向けセミナーにて講師を務める中島さん

 

 

プロフィール

 

・氏名  中島 三栄子
・会社名 株式会社ママココ
・職種 代表取締役
・簡単な経歴:

短大卒業後、証券会社にて経理を担当。その後、結婚退職し(当時は結婚したら退職するのが当たり前のことで何の疑問もなく退職したのですが、今思うと勿体なかったです)、3ケ月専業主婦をするも、退屈に耐えかねて建設業の経理に再就職する。その後、出産のため同社を退職。専業主婦をする傍ら、平成10年大阪市中央区に自主サークル「なにわベビーズ」、平成15年には「わいわい新聞」を立ち上げ、大阪市が主催する「子育てシンポジウム」にシンポジストとして参加。平成23年にベビーマッサージ教室「GRANDMA」を立ち上げ、平成24年よりママココ大阪をスタートし、大阪の子育てママ向けのサービスを数多く立ち上げ幅広く活躍中。

・居住地 大阪

・ご自身の年齢 43歳

・お子様の年齢 中学1年生 & 高校1年生の男の子

 

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

 

(株)ママココ 代表取締役

子育てポータルサイト「ママココ大阪」運営

ワーク・ライフ・バランス、ダイバーシティ経営、CSR、男女共同参画に取り組む企業・団体をサポートする「ウーマンズ・ワークライフ」運営

 

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

 

4:30  起床、仕事(メールチェックなどPC作業)

6:30  朝食&お弁当作り

7:00  息子起床

8:00  息子登校、家事や身支度を行う

9:00  アポ先へ移動

10:00  打ち合わせ

12:00  昼食

13:00~18:00  打ち合わせ1~2件、プレゼン準備など

19:00  帰宅、夕食作り

19:40  息子帰宅、夕食

20:00  入浴

22:00頃  就寝

 

 

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

 

実は私、もともと子供が好きではなかったんです。なので、夫も彼の両親も子供のことは半分諦めていました。そんな私が妊娠したんですけど、妊娠4ヵ月に入るまでその事に気付かなくて、医師から妊娠を告げられた時には、本当にびっくりしました(笑)

妊娠が分かってからも、お腹の子が愛しい感覚はあまりなくて、お腹が大きくなっていくことに対しても「なんだか私の体を乗っ取られたみたいだわ~」と不思議な感覚しかなかったんです。

でも、息子を産んで初めて自分の赤ちゃんを見たとき、「ああ、こんなかわいいプレゼントをもらえて、なんて私はラッキーなんだろう」と心から思いました。それで、今ではすっかり子供好きになりました。人って変われるんですね。

それと、私は女4人姉妹の3番目だったので、男の子の言動が私にはとっても新鮮でした。公園に行くことも、子供がいなかったらなかったと思いますが、そこで小鳥の鳴き声に耳を傾けたり、5月の新緑の青さに驚いたり。考え方も生活もガラッと180度変わったと言えます。

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

 

息子を出産したのが今から約16年前なんですけど、その当時は結婚したら退職するのが当たり前でしたし、専業主婦が家事を全てやるのも当たり前の時代だったんですよね。

夫は仕事柄午後出社して深夜に帰ってくるので、食べ終わった昼食の食器を片付けてくれるくらいですね。でも、今の私があるのは夫のおかげなので、とっても感謝しています。

だって、こんな風に自由に仕事をさせてくれてるんですから。

 

 

専業主婦から一転、起業しようと思ったのはなぜですか?

 

長男が生まれた時、大阪には今のように子育て広場のようなママが繋がれる場所が全然ありませんでした。ママ同士でもっと交流できる場があればいいのにと思っていたところ、たまたま隣の保健婦さんに「中島さんが作ってみない?」と言われ、私もこんな性格なので「え、じゃあ作るよー!」と快諾して子育てサークルを作りました。16年前の話です。そのサークルは今でも続いていて、現在は、民生さんが運営を引き継いでくれています。そのサークルがママココの前身とも言えます。

最初はボランティアで活動ましたが、40歳という人生の折り返し地点に到達したとき、ふと、社会に何らかの形で貢献したいと思ったんです。もともと70歳まで仕事をしたいと思っていましたが、そこまで年を取った自分を雇ってくれる人なんて、自分以外にいないよなぁ…じゃあ、起業するしかない。そんな考えから起業を決意しました。

最初はベビーマッサージの講師の資格を勉強して取得したのですが、週に1度のマッサージだけでは、暇すぎて。それで「ママココ」を立ち上げることにしました。当時はママのための情報サイトがほとんどなく、特に大阪という地域に根付いたものが全然なかったですし、そういうのがあれば、自分がやっているベビーマッサージの紹介もできるかなと思ったんです。

 

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ママココのワークライフバランスコンサルタント仲間

 

ママココ大阪のサイトの「世界の子育て」事情、いつも楽しみにしていますが、各国のライターさんの手配、大変ではないですか?

 

実は、アメリカに世界各国のライターさんを取りまとめてくださっている方がいるんです。海外の子育ては、時として日本の常識を覆すようなことも多く、みなさんも大変楽しみにしてくださっています。

手配の関係上2ヶ月に1回の更新ではありますが、世界の子育て情報を共有することで、みなさんの子育ての参考にしていただければ嬉しいです。

 

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

 

・育児では・・・とにかく全てにおいて良かったです!子供がいなかったら体験できなかった出来事もたくさんありますし。例えば、私一人なら絶対見なかった子供番組を見て新しい発見をしたり、大阪城でお弁当持ってピクニックしたり。そんな体験の全てが私にとってのhappyなエピソードです。

・仕事では・・・仕事をしているお陰で、子供とより良い関係を築くことができていることです。これは、私が働いている1番の理由とも言えます。仕事の時は仕事をし、子供と一緒にいる時は、子供中心の生活をするようには心がけています。私は息子たちとよく自分の仕事の話をするんですけど、大きな契約が決まったりすると「三栄ちゃん(息子からは名前で呼ばれています)、良かったね。頑張ってるやん!」と、一緒に喜んでくれます。息子も誰に似たのかすごくおしゃべりなので、いつもみんなでおしゃべりしています。どんなに仕事が忙しくても、こうした時間はこれからも大切にしていきたいと思っています。

 

 

育児&仕事をしていて一番大変なことは?

 

・育児では・・・出張などで遠出ができないことです。

・仕事では・・・一人で仕事しているので、達成感や喜びなどを共有できる人が息子意外にいないことです。

 

 

それをどうやって解決していますか?

 

遠出ができないと言いつつ、息子たちももう中高生なので、自分の踏ん切り次第では行けなくはないんですよね。でも、今はその時期ではないんだと納得して、今自分がやれることを一生懸命やっています。それには何か意味があって、結果的にはきっとラッキーな方向に行くと思うんです。「あの時、大阪で頑張って良かった!」って思える日が来ることを想像して、今からワクワクしています(笑)

共有できない寂しさを解消するために、働くママなら誰でも参加できる「ママプレジデント」を作りました。登録料は無料で、場所代・勉強代は1回400円で、隔月に1度のミーティングに参加できます。このような場で、自分たちの悩みや喜びなどをみんなと共有できる場になれば嬉しいです。

 

ママプレジデントの勉強会にて

ママプレジデントの勉強会にて

 

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

 

・育児では・・・自分の我を押し付けないようにすること。私、つい自分の我を子供たちに押し付けてしまうんですよね。息子の意見を尊重するように、いつも気を付けています。

・仕事では・・・1つ1つを大切にすること。私のことをよく知っている人は「雑子ちゃん」って私のことを呼ぶくらい、実はとっても大雑把なんです。なので、仕事ではこの雑さをなくすことを心がけています。メールの1つ、出会いの1つとっても、大切にしてきたので、きっと今の自分があるのだと思っています。

 

 

これからの目標を教えてください。

 

「女性の雇用で困ったことがあれば、ママココに聞こう」と思ってもらえるような、日本一の女性雇用サポート会社にしたいです!

 

 

サイトを覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

 

常に考えて、常に自分をコントロールして、幸せな選択をして欲しいです。

 

 

インタビュー by 安原愛

2014年11月16日 0 comment
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パワーママプロジェクトでは、かねてよりご希望の多かった関西支部をこの度立ち上げることになりました。(関西支部立ち上げの詳細はこちら。)

関西支部立ち上げの第1回のインタビューは、キャリアコンサルタントの井本七瀬さん!関西支部のコアメンバーとしてこれから関西を盛り上げていただければと思っています!

2014年11月1日 0 comment
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昨年6月末に立ち上げられた『パワーママプロジェクト』

コアメンバーが関東在住なのもあり、イベントは東京のみの開催となっておりましたが、関西からも「ぜひこっちにも立ち上げて欲しい!」という声が寄せられていたので、この度、関西支部を立ち上げることとなりました。

 

これから、関西のパワーママをどんどん紹介していき、パワーママモーニングやパワーママナイトといったイベントも開催していきますので、興味のある方、サポートしたいと思ってくださる方は、ぜひパワーママのFacebookページに「いいね!」をお願いします!
また、皆様の周りに紹介したいパワーママがいらっしゃいましたら、Facebookページからメッセージの送付ができますので、ぜひご一報ください。

 

Facebookページ: https://www.facebook.com/powermamaproject

パワーママ関西: https://www.facebook.com/powermamaproject.kansai

 

自分らしく、Happyに育児と仕事を楽しみましょう!!

『パワーママプロジェクト』実行委員会

2014年10月23日 0 comment
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