皆さま、こんにちは!
2015年12月4日(金)に「ワーママ・オブ・ザ・イヤー2015」が行われました。昨年は東京のみの開催でしたが、今年は関西でも中継を使い、初めて開催!関西会場には平日夜の開催にも関わらず、女性17名、男性5名の計22名が参加し、大変盛り上がりました。今日は当日の様子を詳しくご紹介します!
19:00~20:00 第一部:ワーママオブザイヤー授賞式
(東京・関西をスカイプで中継)
ワーママは、育児も仕事もやっているから2倍ハッピーで、 ハッピーなことをみんなにわかってもらいたい!という パワーママプロジェクトの思いを共有したあと、 サイボウズ株式会社の青野社長から開会のご挨拶をいただきました。
青野社長のこの1年で変わったことは、以下2点だそうです。
・第三子が生まれました!三回目の育児休暇、取得しました!
・半年間16時退社を実施し、保育園の送り迎えなど育児をやりました!
自ら仕事と育児の両立を実践するトップ。本当にすばらしいです。 サイボウズ株式会社は、社内に、そして社会に多様な働き方を投げかける ムービーを作っておられるのですが、 その最新作「声」を特別に先行提供いただき、みんなで視聴しました!
知っている役者さんがでている!と思って気づいたら真剣に見ていました。 しかし、最後、後味悪い…。でもワーママならわかる(笑)。
「うちの奥さんはしっかりしているから大丈夫…。」 「いやいや、疲れている時もあるよ!一緒に子供を育てようとする気持ち!!!!!!」 と、突っ込みたい気持ちになる内容でした。
安倍内閣で女性活躍推進を進めているので、どうしても 多様化となると女性にフォーカスがあたりますが、 男性目線というのを大切にして作っているのが、本当に面白いなぁと思います。公開をお楽しみに!
最後に青野社長は一言 「企業もいろいろなことを考えていかないと、ワーママが楽しく仕事できないよね」 みんなが楽しく仕事をするために、トップが動いてくれる。 本当に素敵な開会のあいさつでした。
そしていよいよ、ワーママオブザイヤーの発表。8名の受賞者と大賞の発表でした。
東京側の受賞者発表の後、いよいよ大阪の発表! 大阪からも下記2名の方が受賞されました。
・株式会社ルートシー 小澤美里さん
・江崎グリコ株式会社 宮崎友恵さん
お二人とも、笑顔いっぱいで、受賞者インタビューとしてしゃべられる姿が とても素敵でした。
小澤さんは、会社の同僚の方も会場に来られていて、会社全体で小澤さんを後押ししているのがとても印象的でした。
宮崎さんは、誰もが知っている「ビスコ」のマーケティングをされています。 現在は、5か月のお子さんがおられるということで、育児休暇中とのこと。 育児休暇中もいろんな勉強をされている素敵ママさんです。
20:00〜21:00 第二部:トークセッション 仙田忍さん 小澤美里さん 北窓佐和子さん 小内章子さん
仙田さん、北窓さん、小内さんは 大阪側の、特別賞ということで、受賞者の小澤さんと一緒にトークセッションをしていただきました。 (※受賞者の宮崎さんは、5か月のお子さんを預けてのご参加だったため、セッションの参加はご辞退されました)
テーマ①「あなたにとってワーママとは、どういう存在でありたいですか?」
・仙田さん「楽しむ!誰よりも」
・小澤さん 「可能性!」
→ママという利権をふりかざすのではなく、 ほかの人が大変な時は助ける。日頃の姿を見せて話しやすい雰囲気をつくるとおっしゃられていました。 そこさえ意識しておけば、無限の可能性があるとのこと。
・北窓さん 「身近な存在!」
・小内さん 「家族の誇り」
皆さん表現は違いますが、すごく前向きで、回答がキラキラしているなぁと感じました。 いろいろな経験をしたからこそという話もあがりましたが、 常に自分はこういう存在でありたいというのをきちんと意識されていることが、 印象的でした。
テーマ②「今後のワーママの在り方は、どうなっていくと思いますか?」
これについては、ほぼみんなの答えが一緒に。 「一般的になって、ワーママという言葉がなくなるのではないか。」 そこを目指したいという思い。 北窓さんからは、ラテンの国では女性がすごく活躍しているという話や、 仙田さんが旦那さんに言った「もう仕事やめな!」 が、かっこよすぎました。
テーマ③「今後のワーママの在り方がこうなるには、何が課題ですか?」
「お金」の問題 「プライド」の問題 「パートナー」が育児、家事をやってくれるように という話があがりました。 会社に勤めておられる、北窓さん、小澤さんからは、 深夜に働くとか、残業をしないといけないという状況を変えなければならない。 経営のコミットメントが大事。 女性活躍といっているが、男女関係なく、ダイバーシティとして コミットメントする。そして、それがないと会社の成長はないということを、 背水の陣でアピールすべきという力強いお言葉が。 みんなで協力して、きちんと伝えていきたいですね。
最後に、 女性経営者や、フリーランス、会社に勤めている人みんなで集まる場は すごく貴重で、こういう場所からムーブメントを起こしたい。 みんなが人生の一つとして「働く」ということを選択できるように、 ワーママのパパにスポットをあてるとか、ゆるキャリの人達にもスポットを当てるとか 参考にできるロールモデルを増やしていきたいねという話でトークセッションをしめくくりました。
そして、今までインタビューを受けた28名による 「ワーママライフを楽しむためのモットーは?」をスライドショーで鑑賞。本当にハッピーな時間をありがとうございました!
最後になりましたが、今回も多くの企業様から協賛をいただきました。関西からも、下記4社より協賛として商品提供や、今回のイベント会場の貸し出しなどのご協力をいただきました。ありがとうございました!
・関西会場 協賛企業様:(50音順、敬称略)
江崎グリコ株式会社
https://www.glico.com/jp/
株式会社サイバーエージェント
https://www.cyberagent.co.jp
株式会社ミキハウス
http://www.mikihouse.co.jp/jp/
抱っこひも収納カバー専門店 ルカコ
http://lucacoh.com
ワーキングマムさんには、パワーママナイトに引き続き、今回も託児をしていただきました。ありがとうございました。
2015年のパワーママプロジェクト関西支部の活動はこのイベントで終了しました!
また来年もたくさんのパワーママを紹介していきたいと思いますのでどうぞ宜しくお願いします。
レポート by 森田
構成 by 山本