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起業

小林すみれさん
小林すみれさん

小林すみれさん

プロフィール

・氏名:小林すみれ

・会社名:株式会社J-Nout(ジェイノウト)

・役職名:代表取締役社長

・職種: DAO運営(web3コミュニティ運営)、NFTプロジェクトマネジャー、グラフィックデザイナー、ウェブデザイナー

・簡単な経歴:東京大学農学部を卒業後、農林水産省に入省。出産育児を機に退職し、20204月に起業。在宅しながらでも農業に貢献できる仕事として、農産物撮影およびデザインの事業を立ち上げる。2022年春、家事育児と仕事との両立に難しさを感じていたとき、「既婚女性による既婚女性のためのネットコミュニティ」人妻DAOに出会い、コミュニティスタッフとして参加するようになる。現在は、そこでの活動が実を結び、人妻DAOの運営代表として、「女性たちが家事育児と両立させながら収益を得て自己実現ができるコミュニティづくり」に尽力している。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :30歳、1992年生まれ

・お子様の年齢 :5歳と3

・ワークスタイル:在宅のフルタイム勤務

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

現在、既婚女性による既婚女性のためのネットコミュニティ『人妻DAO』を運営しています。人妻DAOでは『人生をメイクするweb3時代のcafe&office』をキャッチフレーズに掲げ、既婚女性やママ同士でつながりを持てる場所を提供したり、女性たちのスキルやスキマ時間を生かした仕事を紹介したりしています。NFT制作やセミナーサポートなど、コミュニティメンバー発のプロジェクトもサポートしています。

ワークスタイルとしては、オンラインでの活動が中心で、在宅で仕事を行うことがほとんどです。

人妻DAOの公式ツイッター:https://twitter.com/hitodumaDAO

人妻DAOの公式サイト:https://hitodumadao.com/

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

8:00 起床、子供のご飯と保育園の準備

9:00 保育園への送り

9:30 洗濯と掃除、在宅ワーク開始

19:00 保育園のお迎え

19:30 夕飯

20:30 お風呂

21:00 寝かしつけ開始

23:00 こども就寝

寝落ちていなければ、寝かしつけ後に、読書や仕事をしてから就寝

お子さんとの時間

お子さんとの時間

出産して、何が一番変わりましたか?

自分が抱えている仕事量のマネジメントをすごく意識するようになりました。

出産前は、たくさん仕事を抱えていても残業することで消化できていたので、タスクマネジメントについては今ほど意識していませんでした。しかし、子供が生まれると、時間外に働くことがほとんどできません。また突発的に保育園を休まなくてはいけないことも多々あります。そういった状況でも、自分一人で仕事を回せるように、「必ずやらないといけない仕事」と「今すぐではないけどやった方がいい仕事」それぞれの量とバランスを考えて、仕事を調整するようになりました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

仕事面では、娘たちの存在が精神的な支えになっています。

起業してから、精神的に苦しい場面は何度もありましたが、そのたびに、娘たちの笑顔と「お母さん大好き!」という言葉に救われ、自尊心とモチベーションを保つことができています。

育児面では、仕事の中で学んだコーチング能力が活きています。また、子供たちと適度な距離を置けるので、ワンオペ育児でも疲弊することなく過ごせています。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

急に保育園を休まなければならないことが多く、そのたびに仕事をストップしなければならないのが大変でした。仕事相手とのアポイントメントも、ドタキャンになってしまうことが何度かあり、相手に迷惑をかけてしまいました。

それをどうやって解決していますか?

いつ保育園が休みになっても大丈夫なように、仕事は在宅でできるものにしぼり、仕事量もセーブしています。また、対面での営業活動は難しいので、ネット上でのテキストコミュニケーションを中心に、つながりを作ることを意識しました。なかなか思うように仕事が進められず大変ではありますが、代わりに「どうすれば今ある状況を最大限活用できるか」といった思考力は鍛えられていると思います。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

両方を通じて大切にしているのは、「優先順位を間違えないこと」です。

限られた時間とリソースの中で、仕事も育児も両方大切にするには、「大切にすべきこと」の優先順位を間違えないことが大事だと思っています。

人妻DAOのプロフィール画像NFT

人妻DAOのプロフィール画像NFT

既婚女性のためのネットコミュニティである『人妻DAO』では、実際に、どんな人たちが集まっていますか? 

人妻DAOはオープンなコミュニティなので、性別問わず、だれでも入れます。ただ、活動の主体は人妻、つまり、一度以上結婚経験のある女性です。実際に人妻DAOに集まって活動している方は、ママが多いです。スキルや背景は様々で、ライター、イラストレーター、エンジニア、デザイナー、元保育士、企業に勤める人、専業主婦など、いろいろな女性が集まっています。

ママたちで作るNFTプロジェクト「CNPBaby」

ママたちで作るNFTプロジェクト「CNPBaby」

人妻DAOのなかで、コミュニティメンバーである女性たちは、どんな活動をしていますか?

人妻DAOでは、既婚女性やママたちに「気軽に入れて、つながりを持てる場所」と「スキルや隙間時間をいかして活躍できる場所」の両方を提供しています。
気軽なおしゃべりから、企業コラボによるお仕事、そして、メンバー発のプロジェクトの企画や運営まで、コミュニティメンバーは人妻DAOのなかで自由に活動しています。
メンバー発のプロジェクトとしては、MyCNPBabyという女性メンバーだけで作るNFTプロジェクトが約200万円の販売を達成。また、同様に、メンバー発のプロジェクトとして行われたセミナーサポート事業では、現地とオンライン、合計200名の参加者を動員する有料セミナーを企画運営しました。

人妻DAOのコミュニティメンバーが活動しやすい環境を整えるために、運営として、どんな工夫をしていますか?

わたし自身はもちろん、人妻DAOのコミュニティメンバーはママが多いので、『家庭と両立しながら活動できる場所』を意識して運営しています。

例えば、コミュニティメンバーが各自都合の良い時間帯で活動できるよう、コミュニケーションは「テキスト」を中心としています。また、コミュニティ内にはりついていなくても人妻DAO内の動きが分かるように、コミュニティ内の各プロジェクトの情報をまとめたり、コミュニティ内の活動を音声とテキストで定期的に報告したりしています。

人妻DAOでの活動を通して、実現したい未来を教えてください

結婚や出産をきっかけとしたキャリアの中断や、家事育児に関する負担の偏りは、多くの女性たちが抱えている悩みです。また、知識・能力はあるのに活躍の場が制限されている女性たちの力を掘り起こすことは、今後、労働人口が減っていく日本において必要不可欠です。さらに、高い意欲とスキルを持つ女性たちが個人事業主として集まる人妻DAOでは、企業が人事や経営で抱える悩みを解決できる可能性を秘めていると考えています。

わたしは、人妻DAOでの活動を通して、女性たちに新しい働き方の選択肢を提供したい、家庭と両立させながら収益を得て自己実現を目指せる場所を作りたい、と考えています。

そして、高い意欲とスキルを持つ女性たちが活躍できる場所を作ることで、社会全体に活力をもたらしたいと考えています。

小林すみれさん

小林すみれさん

今後の目標やプランを教えて下さい!

今後の目標としては、社会や家庭で肩身の狭さを感じている女性たちに、一人でも多く、『人妻DAO』という新たな選択肢を知ってもらいたいと思っています。

そのために、コミュニティの活動実績を一つずつ積んでいくこと、企業コラボなどを通じてコミュニティメンバーのお仕事を増やしていくこと、コミュニティメンバーが活動しやすい体制を整えていくこと、そして人妻DAOの活動をどんどん発信していくこと、を進めています。

最後に、メッセージをお願いします。

自分を大切にしてください。

育児中はいろんな制限があり、自分のやりたいことを諦めざるを得ない方も多いと思います。ただ、時代が進み、時間や場所にとらわれない働き方が少しずつ選べるようになってきました。そして、ママでも自分のやりたいことを諦めなくてもいい、そんな選択肢が増えてきました。
まずは自分を大切に。そして、自分のやりたいことを大切にしてもらえると嬉しいです。わたしも、ママたちが夢を諦めなくてもいい、そんな社会が実現できるよう頑張ります!

インタビューby 椿

2022年10月24日 0 comment
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今回のインタビューは、ITコンサルティング事業やクラフトビール事業などたくさんの事業を手がけるママ社長、島袋尚美さん!東証一部上場企業のシステムインテグレーターや、IBMなど大手企業での会社員生活を経て、会社設立に至った理由とは?
(千田)

 

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プロフィール

 

・氏名:島袋尚美

・会社名:株式会社ゆいまーる等

・役職名:代表取締役

・職種:ITコンサルティングティング事業、クラフトビール事業、キャリア支援

・簡単な経歴:

2008年 株式会社 NSD 入社 システムエンジニア

2009年 日本アイ・ビー・エム株式会社 入社 データベース・エンジニア

2016年 株式会社ゆいまーる、他1社を設立

・居住地:東京都港区

・ご自身の年齢 :35歳

・お子様の年齢 :0歳

 

 

 

 

現在のお仕事内容を簡単に教えてください。

 

①ITコンサルティング

私たちのビジネスや暮らしに、日々欠かせない存在となっているITの存在。
そのITの力を用いて、届けたい想い・便利にしたい暮らし・世の中がもっと優しい場所になれるお手伝いをすることが私たちのミッションです。
20代ながらエンジニア力とコミュニケーション力がピカイチのエンジニアチームが、私の自慢です。

※ltoop(アイティープ)
https://ltoop.yuima-ru-tokyo.com/

 

②クラフトビール事業

小規模ブルワリーならではのこだわりのクラフトビールや、地元の食品を盛り込んだクラフトビールなど、ユニークなクラフトビールレシピ企画開発に取り組んでいます。
また、クラフトビール関連イベント開催を通じて、生産者や愛好家などたくさんの方に出会いの場を提供させていただいています。

※Jungle Brewery(ジャングルブルワリー)
http://jungleandbrewery.com/

 
③キャリア支援

 

 

 

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

 

6時半:起床、娘の世話など

10時〜12時:自宅でMTG

12時:仕事仲間とランチ

13時〜15時:自宅で仕事

15時〜:夕方まで娘と過ごす

18時〜20時:打ち合わせ

20時以降:娘のお風呂や寝かしつけ

23時:就寝

 

 

出産して、何が一番変わりましたか?

 

とにかく、自分にこんなにも人を「愛おしい」という感情があることを知りました!

以前は特に子ども好きということもなく、育児に対して不安も多少あったのですが、、、産んで見ると可愛くて仕方ないですね!

 

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

 

仕事で疲れて帰ってくると娘のはち切れんばかりの笑顔があったり、逆に育児で行き詰まった時に仕事をガンガンやることで前向きになれたり。

どちらか一方ではなく、両方あることで救われることがたくさんあります。

 

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育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

 

育児はとにかく体力が持っていかれますね。。!35歳での出産・母乳育児だと体力勝負なので、仕事をしていても身体がクタクタ。。。というのはよくあります。

 

 

それをどうやって解決していますか?

 

寝れる時にたくさん寝る(笑)!
あとは、仕事のための移動を可能な限りなくすことを意識しています。赤ちゃんを連れての移動は本当に大変ですから。
その結果、ほとんどの仕事は自宅のマンションのロビーや併設のカフェですることが多くなりました。もちろん仕事内容や職種にもよると思いますが、私の場合は仕事仲間に「子どもがいるから、ミーティングはうちでやりたいな」と言えるようになったことが大きいです

 

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

 

育児の面では、特にルールなどを作っていません。
気負わず、自分が一番楽しむようにしています。
その結果、本当に娘とじゃれ合う時間が楽しくて仕方ありません!

仕事の面では、人に対して誠実に裏表なく、ということをずっと大事にしています。
仕事上のメンターから10年以上ずっと教わっていることです。商売人として一番大切なのは「信頼を得ること」だということですね。

 

 

 

起業をしたきっかけは?

 

よく「家族など、周りも女性経営者や起業されている人が多いのですか?」と聞かれるのですが、実は私は沖縄出身で、両親はバリバリの公務員と大手企業勤めという、とても安定志向の家庭です。なので、私の中で、起業したり経営者になったりという選択肢は社会人になった当初、全くありませんでした。

ですが、1年目の時に遭遇したリーマンショックをきっかけに、会社に依存する働き方に少しずつ疑問を持つようになりました。
また、当時お付き合いしていた人(現在の夫)が目に障害を持っていることもあり、結婚にも依存できないし、したくない。むしろ私が彼の人生を支えられるようになりたい、、、など毎日悶々と過ごしていました。そのタイミングで同じように会社員から独立をした方にお会いしたことがきっかけです。今ではその実業家の方に10年以上学ばせていただいています。

 

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ITコンサルティングや、クラフトビール事業を立ち上げた背景、理由を教えてください。

 

実は、思いつきなんです(笑)。

とはいっても、もともとITエンジニアだったのもあり「ITの可能性はすごい!」と思ってはいました。
ただ、自分自身が起業をした際に、せっかく世の中には良いサービスや素敵な取り組みがたくさんあるにもかかわらず、IT知識・人材不足が理由で世に知られていないことが衝撃でした。
ITには、作り手も使い手も共に豊かにしていく可能性を感じて、再度IT事業に取り組み始めました。

クラフトビールに関しては、国際結婚しているアメリカ出身の夫からの影響が大きいですね!(笑)
日本には「とりあえずビール」の宴会文化があります。
ただ、私自身が大手メーカーのビールが苦くて飲めなかったので、、、
今後はコーヒーやワインのように味わい深いクラフトビール が日本に根付き、宴会の際には「とりあえずクラフトビール」になったら良いなあと。

元々、グローバルに活躍したい、地元と東京と海外を行き来できるような多拠点生活をしたい、子育てと仕事を両立したい、というところから働き方を広げてきました。
ご縁を大切にしていく中で、ITもビールも協力者やチャンスに恵まれて、事業化することができたのが立ち上げた背景なんです。

 

 

 

今後の目標やプランを教えてください!

 

今後は、既存事業の拡張はもちろんのこと、国内外のオーガニックベースの生活用品やビューティケア用品を扱うショップを出店準備中です。

また、学生時代から、国際協力や女性の働き方を広げていくことへの興味が強かったので、SDGsへの取り組みも強化し、働き方やキャリアの視野を広げるヒントになるような対談やコラムなどの執筆や講演活動や、地域貢献にも力をいれて地元沖縄にも貢献していきたいです。
自分で自分を幸せにしていく人があふれる社会を目指し、家庭、子育て、働き方、それぞれの幸せを実現するライフスタイルの拡充に向けて、今後も挑戦し続けていきます。

 

 

 

 

 

最後に、メッセージをお願いします!

 

キャリア形成、働き方、自立、子育て。いろんなことに直面して駆け抜けて来た20〜30代でした。
今まさに壁にぶつかっている人、志高く努力中の人、色々な方がいると思いますが、枠に囚われず柔軟に見地を広げることで、活路が見いだせることは多々あると思います。固定概念を打ち破れるのは、若い我々の特権なのですから。。。!

私もまだまだ勉強中の身ですが、女性をはじめいろんな人が「自分の理想」を描いた通りに活躍できる社会を創るため、これからも邁進してまいります。

 

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(インタビュー:千田)

2019年5月2日 0 comment
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福島麻名美さん
福島麻名美さん

福島麻名美さん

プロフィール

・氏名:福島麻名美
・会社名:エコー・ジャパン株式会社
・役職名:部長
・職務内容 :新規事業開発 兼 ワーママライフアドバイザーとして活動中
・簡単な経歴:
大学卒業後、アメリカ系ファッションアパレル企業に入社、その後2社を経て、2012年、長女が小学生になった時に新たなステージを目指し転職を決意。当時まだ創設間もないエコー・ジャパン株式会社にリテールマネージャーとして入社。店舗統括業務に6年間従事し、店舗開発、店舗運営、販売手法の基礎を築く。2018年はオフィス移転プロジェクトマネージャーとして、物件の選定、契約の交渉、デンマーク本国承認、設計施工管理を総合プロデュースし、2018年12月より現職。

2018年11月より、プライベートの時間を使って、新たにワーママ ライフアドバイザーとして活動を開始。
動線にこだわった家事時短による時間確保や、大学の栄養士課程で学んだ知識を活かした健康的な食事や塾弁のコンサルタントをワーママ目線で行っている。36歳で結婚、38歳で出産。

・居住地 : 東京都
・ご自身の年齢 : 51歳 1967年生まれ
・お子様の年齢 : 13歳 2005年生まれ
・ワークスタイル : フルタイム&起業

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

現在、フルタイム勤務と起業を両立しています。

会社では事業開発担当部長として、新規プロジェクトの立ち上げ、店舗開発業務を行っています。年間数店舗をオープンさせますが、加えて昨年はオフィス移転プロジェクトを任され、ちょうど1月に引っ越しが終わったところです。
今年は沢山の新規案件が控えていますので、PLANをBUSINESSに成長させていきます。

また昨年末からは、ワーママ ライフアドバイザーとしての活動をはじめました。
多忙なワーママを救うべく、時間配分を見直して、ママの時間確保とわが子の学力向上を両立する事を目的としています。
私自身、ワーママ、ワンオペ、外資系部長職のフルタイム勤務ですが、中学受験では娘が切望した最難関校にご縁を頂くことが出来ました。共働きは不利と言われる中学受験ですが、ワーママならではのサポートをすることで結果を出すことは可能です。

仕事と家事に追われて時間確保が難しいと感じている方、自分の時間確保と我が子の学力向上の両立が難しいと思われている方は、下記からご相談いただけるとお力になれると思います。

https://www.facebook.com/manami.shibuya
https://ameblo.jp/working-mothers/entry-12434496776.html

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:20   起床/朝食・お弁当作り
6:40   こどもを起こす
6:45   朝食
7:00   食事の後片付け、洗濯
7:15   身支度
7:30   出勤/娘と一緒に出る
8:15   会社到着/コーヒーを飲みながら業務開始!
18:00  退社/日によって17:00-19:00の間で調整
19:00  食事の準備と残りの家事
20:30  夕飯/娘がバレエレッスンから帰宅後に一緒に食べます。
21:00  ワーママライフアドバイザーとしての活動/娘は宿題と勉強
0:00   就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

価値観と時間の使い方ですね。
出産前は自分が最優先で、自分のために使える時間が充分あったのに、いざ産んでみると「あれ~?もう夜なの~~??」と毎日、夕方になると戸惑いが・・・。
特に仕事復帰したばかりの頃は、毎日が時間との戦いであっという間に過ぎていました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

何といっても、素敵で面白くて個性豊かなママ友が沢山出来たことです!
仕事をしているだけでは知り合わなかった友人と、将来は一緒に<ババカフェ>なるお悩み相談所を開業し、悩める思春期や孤独な人の悩みを聞こう!と話しています。
また、娘が大きくなるにつれて出てくる様々な疑問に、仕事をしている身として返答出来る事。先日も娘が「時間に縛られない生き方をしたいのだけど、どうしたらいいだろう?」と聞いてきたので「自分の価値を高めて、自分の名前だけで生きていけるよう頑張りなさい。」と答えました。
もし私が仕事をしてなかったら、「そんなの無理よ。」と娘の可能性をつむ返答をしてしまったかもしれません。
中学一年の娘の今年の目標は<実践躬行>「やりたい!と思ったことは果敢に挑戦する1年にする!」だそうです(笑)

中学一年の娘さんの言葉

中学一年の娘さんの言葉

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

大変なことだらけです(笑)
結婚前から主人は海外出張が多く、2年前からは単身赴任に。
出産直後からほぼ家事、育児を私1人でこなしてましたが、単身赴任後は完全ワンオペになりました。

娘は4歳からクラシックバレエを習っていて、5年生に上がる頃から、コンクールに出たり、発表会でも大きな役をもらえるようになりました。その頃から練習が深夜に及ぶこともあり、送迎や体調管理、スケジュール管理が大変でした。

特に昨年は中学受験も重なりましたので、学校探し、学校説明会、学園祭見学、塾の面談、送迎・・・はもちろん、娘の精神的ケアや自宅建築も重なり、時間のやりくりを徹底して何とか乗り切りました。

ただ、そこを乗り越えたおかげで、ワーママ ライフアドバイザーとしての仕事を始める自信がつき、これから受験を迎えるワーママの皆さんや、時間確保が難しいと感じているママを支えていきたいと思ってます。

 

それをどうやって解決していますか?

中学受験と重なる時期に注文住宅を建てました。
仕事で店舗のプランニングを行っているので、レイアウト次第で売上と人件費に大きく影響が出る事が分かってます。お客様の動線のみならずスタッフの動線も非常に重要なんです。

その技術を自宅にも活かし、動線をとことん考え、家事のアクションを如何に減らせるか?に徹底的にこだわってレイアウトを組みました。引渡し時、ベテラン設計士の方に「打合せは毎回緊張しました。大変勉強になりました。」と言われたほどです(笑)

以前のマンションの時と比べて、洗濯は1/4、料理も片付けも1/2の時間で出来ています。

私は時間を確保するために家を建てましたが、今お住いの家のレイアウトを変えるだけで解決できることも沢山あります。<無駄な家事>や<家事と言えない家事がないか?>を見直してみると時短になると思います。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

子育て  娘が生まれた時から変わらないのですが、
<親離れするときまで可能性をなるべく多く残すこと>です。
生まれた直後って可能性の塊で、将来は総理大臣にも
世界的芸術家やオリンピック選手にもなれると思ってますよね(笑)
でも大きくなるにしたがってなれないものが増えていく。
親の責任が終わる学校卒業時点で、一つでも可能性が残るよう、
本人の選択肢が増えるよう親として意思決定をしています。

仕事   先を見る力です。
今の事を知ることも大事ですが、3年先、5年先に求められることを
予測して動くようにしています。

 

ワーママライフアドバイザーとしての活動を始めたきっかけを教えてください。

こどもが産まれてからずっと感じてきた違和感・・・なぜ ”働く” という当然の事をしているだけなのに、こんなに忙しく大変で、社会ではマイノリティーな扱いなんだろう?と思ってました。
日常の些細な事でさえ、働く母親の視点に立ったサービス、商品、社会の仕組みが少なく、ニーズにマッチしていない。

何とかこの状況を変えられないものか?と以前から考えてはいたのですが、こどもの年齢や会社での自分の立場を考えるとなかなか踏み出せないでいました。

昨年、娘が中学生になったタイミングで「今なら出来る!今じゃなきゃ出来ない!」と思い、活動を始めました。

 

ワーママライフアドバイザーとしての活動は、どういったものですか?

時間配分の見直しで、ママの時間確保とわが子の学力向上を両立する事を目的として、コンサルタントを行なっています。

<時間をかけない=質が落ちる>と思っている方もいらっしゃいますが、ワーママにとっては、<時間がかからない=質が高い>ですから、時間をかけずに質の高い生活、こどもの学力をあげる方法を個人に合わせてアドバイスしています。
現在、中学受験を控えたご家庭向けに塾弁当のセミナーも行っているのですが、毎回満席になるほど大変好評で、皆さんの注目の高さに驚くほどです。

 

今後、ワーママライフアドバイザーとしての活動を通して、どうしていきたいと考えていますか?

 

社会を変えていきたい!です。
大袈裟ですが、本当にそう思っています。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

こども達が描く未来を希望に満ちたものにしたいと思ってます。

今の日本は閉塞的に感じるところがありますが、今を生きているこども達にはそんな閉塞感は感じて欲しくない。
いつも希望を持って、自分で未来を切り開いてもらいたいと思ってます。

そのためにも、こども達に一番影響力のあるママが自分の人生を謳歌できるようにしていきたいです。

 

最後に、メッセージをお願いします。

「人間が変わる3つの方法」は

・時間配分を変える
・住む場所を変える
・つきあう人を変える

この3つでしか人間は変わらない、特に時間配分を変える事が一番効果が高い、と言われていますが、本当にその通りだと思います。

私自身、時間配分を徹底的に見直して、家の動線を変えることで、フルタイムワーママ、シンオペであっても娘との時間も大切にしながら起業する時間を確保できました。

ぜひ時間配分を見直して、自分の人生をより良いものに変えてください!

2019年2月11日 0 comment
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城みのりさん
城みのりさん

城みのりさん

プロフィール

・氏名:城 みのり(じょう みのり)
・会社名:株式会社グローバル・カルテット
・役職名:代表取締役
・職種:リサーチクオリティコントローラー

・簡単な経歴:
学生時代よりスポーツ現場を中心にフリーランスアナウンサーとして活動。2002年、インターンシップで渡米した後に、米アパレルメーカーの国外ライセンス管理を行う事業会社を共同設立。2008年に帰国に先立ち事業譲渡し、帰国後は事業会社でマーケティング部のアシスタント業務に就き、その後コンサルティングファームのバックオフィス業務、マーケティングリサーチ会社にてマーケティングリサーチャーとして勤務。出産、育休を経て職場復帰するも2016年8月に退職し、フリーランスのリサーチャーに。
2018年3月、グローバルリサーチ&アウトプットのスペシャリスト集団、グローバル・カルテット(www.g-quartet.jp/)を設立。

・居住地:神奈川県川崎市

・ご自身の年齢 :45歳、1973年
・お子様の年齢 :4歳、2014年生まれ

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

21名のフリーランスメンバーと共に様々な業種・業界のコンサルティングファームや広告代理店案件の各種調査や提案資料作成、事業会社の市場調査をチームで手掛けています。
メンバーのワークスタイルは完全リモートワークです。個々のスキルと稼働可能工数により業務を切り分けて、それぞれが得意とする業種・工程をアサインをし、1人のフリーランスでは日数や工数の問題で難しい案件も「チーム受注」によりスピーディーで円滑、かつ高クオリティにコミットすることが可能です。また、ひとつの案件/クライアントに対して“複数名の最適チーム”で対応するため、納期やクオリティへの影響がありません。イメージは、「リサーチスペシャリストチームのレンタル」です。
私自身は全体を見渡し、業務の切り出しや品質管理を行う「リサーチクオリティコントローラー」として受注段階と納品工程のコア業務に従事しています。

グローバル・カルテットのチーム体制

グローバル・カルテットのチーム体制

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:30  起床
~7:00メールや夜間の間にメンバーから納品された資料のチェック等
~7:30自分の身支度と朝食準備
~7:45娘起床
~8:30朝食・身支度
8:40 保育園へ
9:00~自宅で仕事開始(打合せ日は外出)
~17:30仕事終了
17:45保育園お迎え
~18:15夕飯準備。と言っても家事サービスの1週間分の作り置きを温めるだけ(娘ひとりで遊ぶ)
~19:00夕飯
~19:45おふろ
~21:00自由時間(娘と遊ぶ・テレビを見る等々)
~21:15歯磨きして就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

「健康はお金を積んでも買えない」と身を持って経験しました。また、月に何時間・何日稼働できるかのような時間あたりの自分の価値ではなく、成果に対しての評価を求めるようになりました。

会社員として育休から復帰した1年目、時短とは名ばかりで、業務量は産前と変わらず、持ち帰り残業がデフォルトでした。なのに、給料も評価も時短のまま。加えて家事や育児もしなければならず時間がいくらあっても足りない状況でストレスMaxに。
毎日「会社を辞めてやる」と思いながらも、産育休を取った期間分は最低でも働こうと決めていたので、1年4ヶ月後に退職。きっかけは重度のめまいと貧血でした。「健康はお金を積んでも買えない」と健康を害してようやく退職することに納得することができました。
今は精神的に負担となることや、身体のためにも自分でなくても良いこと、例えば「食事作り」などは家事代行サービスを積極的に利用しています。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

仕事好きな女性は、ママになっても生産性は落ちないことを知れたことです。
独身時代、馬車馬のように働くことが苦でもなく、そうできる者こそが最も評価される「べき」と本気で思っていました。しかし、出産後職場に復帰しそれまでと同じ回し方をしては何度も心が折れていた私にとって一番の励みとなった存在は直属のワーママの上司でした。彼女は非常に仕事のできる方で、ママになっても時短でも仕事の質や生産性は落ちないことを体現されていました。そんな価値ある存在が身近にいて業務の手法を知れたからこそ、フリーランスになってからも前向きに自信を持って仕事を請けられるように感じます。

気分転換に屋外でリモートワークの城さん

気分転換に屋外でリモートワークの城さん

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

子どもが生まれるまでは、人に甘えるなんて簡単には出来なかった私ですが、40歳過ぎて出産し体力が落ちて、自分の思うようにできないことが本当に多くなり、子どものペースや体調に合わせた両立は非常に難しく、日常的に片付けが追い付かない家と、職場での立場のなさに精神的なバランスを保つことが常に課題でした。特に、子どもが体調を崩した時に「すみません、休みます」と会社に言わなければいけないことが本当にストレスでした。

 

それをどうやって解決していましたか?

会社員だった頃は、急な休みを回避すべく「シッターサービス」の利用をしていました。フリーランスとなった今は、納期が決まっていてそこに間に合えばいいので、子どもの看病のために「休みます」と言わなくて良くなったのが精神的にとても楽になりました

仕事と育児、それぞれで一番大事にしていることは?

仕事:
チームマネジメントしているといっても私は「すべてが難なくできる、こなせる人」でありません。チームには私の得意ではない部分のスキルがすごく高い方がいたり、私とは違う分野の知見を持っている人がたくさんいるので、細かすぎることは言わずチームメンバーの能力や自走性を信用し、適宜コミュニケーションを取りながらフィードバックしています。メンバーは謙虚にフィードバックを受け止めてくれて、次の案件では遥かによいものが上がってくる、その繰り返しです。

育児:
私は子どもと遊ぶ才能がないと自覚していて、かつ普段出不精なためで旅行どころか、遊戯施設に連れて行くこともあまりありませんでした。しかし、娘にとって自ら外に出て五感で感じる機会が少ないせいか、テレビやタブレットで見たことを自分の体験のように話すようになっていることに気付き、仕事を休まず旅に出る「ワーケション」を取り入れるようになりました。https://kurashigoto.me/interview/P8x4O

ハワイでワーケーションの城さん

ハワイでワーケーションの城さん

 

フリーランスといえば仕事獲得がするのが大変という印象ですが、どのように営業されているのですか?

実は、私は人と会って話すのがとても苦手で過度に緊張してしまい、できれば営業はしたくないのが本音なんです。とは言え、独立当初は案件も少なく、フリーランスとして「稼げる」にはほど遠く、危機感を感じていました。
そこで、「特技、プレゼン資料作成」を活かして自身の営業資料を作成し営業活動をしたところ、「興味、共感」を持ってもらうことが多く新規案件獲得に繋がったのです。現在は私自身が営業活動することはなく、プロの営業さんに「営業資料」を託して案件獲得をお任せしています。
■得意を活かして「戦略的」営業資料作成講座を開催。
http://www.g-quartet.jp/posts/4804215

 

フリーランスチームで案件にコミットを始めたきっかけを教えてください。

独立した初期の頃は、リサーチ業務の全工程を自分一人で作業していましたが、一人で請け負える本数には限度があり「このままでは生き残るのは難しい」と、差別化の必要性を痛感したのです。
それならば、様々な経歴を持つメンバーと分業し、私が「クオリティコントローラー」という立場で最終的な責任を持つことをクライアントに提案してみると意外にもOKだったのです。会社員時代はマネジメント職にはついていませんでしたが、フリーランスでもマネジメント職で働けるということに実践してみて気がつきました。

 

フリーランスチームをマネジメントをする上で意識していることはありますか?

アサインの際には21名のメンバーのバックグラウンドを考慮したり、各々稼働できる時間帯も異なるので配慮するように心がけています。
チームには、5年以上ブランクのある元専業主婦や闘病や介護をしながら働いているメンバー、女性だけではなく男性メンバーもいて正社員やパートの本業がありながらスキルアップのための複業で働くメンバーもいます。また8名は海外在住経験者、現時点の海外在住者も4名います。
色んな事情や価値観があることを尊重して、個々の得意を活かしてチームとして助け合っていけるのがチームの強みだなと感じています。

働き方として注目のリモートワークですが、成功の秘訣を教えてください!

リモートワークは「する側」だけが向いていても成立しないと思っています。「リモートワークをさせる側」のディレクション能力も高くないと結局余計な工数がかかってお互いストレスに。
そのための工夫として、最初の導入ではオンライン会議を活用したり、チャットツールで進捗確認の際には不明点や心配事を聞くようにしています。リモートだからこそこまめなコミュニケーションを心がけています。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

幸いパソコンさえあれば完全リモートワークが可能な職種なので「世界のどこにいても働き続けられる」をさらに浸透させたいです。また、働く意欲があってもフルコミットできない事情があるママに活躍してもらえる仕組みを構築していきながら同時に、企業には「リサーチフリーランスチームの活用」を提案していきたいと考えています。

 

最後に、メッセージをお願いします。

ワーママになって周りに助けてもらうことが増えました。逆に、私が得意で役に立てることも分かってきました。自分の「できない・苦手」を認めて得意な人にお任せし、その分「自分の得意で人の役に立つこと」に集中できるのはとても楽です。
もし今、思うような働き方ができなくて変わりたくても一歩踏み出すことができない人がいれば、グローバル・カルテットでは「一歩踏み出せる」環境があります。先ずは小さくひっそりと始めてみてはいかがでしょうか。一人ではとても勇気のいることや、くじけそうなことも、仲間がいると全然違います。ひとつ山を越えると景色が全然違いますよ!

インタビューby 岡村紘子

2018年10月20日 0 comment
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榎本あゆみさん
榎本あゆみさん

榎本あゆみさん

プロフィール

・氏名:榎本 あゆみ

・会社名:港区議会議員、株式会社Enomotions

・役職名:議員、代表取締役社長

・簡単な経歴:聖心女子大学卒業。日本から多くの起業家を輩出することを目的としたDREAM GATEに新卒1人で入社。日本中の起業家の支援を行い、自らも起業。世界に通用する人材になるため当時成長著しかった上海へ単身移住、ビジネスを展開する中で日本のプレゼンスが低下していることを肌で感じ、よりダイレクトに日本を変えようと政治家になることを決意。2015年 港区議会議員に出馬・当選。官・民の両面から子育て支援をするため法人設立。現在は0歳児の息子を育てながら子どもたちが笑顔でいられる社会を作るため活動中。

・居住地:東京都港区

・ご自身の年齢 :(35歳、1983年)

・お子様の年齢 :(0歳、2018年)

・ワークスタイル:子どもを職場に同行させたり、母に見てもらったりしながら子育てと仕事を両立しています。

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

日本の少子高齢化・生産年齢人口の減少、それに伴い経済もシュリンクしている現状を何とかしたいという思いが最初にありました。そのためには誰もが安心して子どもを産み育てる環境の整備が必要で、共働き世帯が圧倒的に多くなった現代においては仕事を続けながら出産・子育てができる社会を作らなくてはいけないという思いで、港区議会議員として港区のため、ひいては日本のために活動しています。

まずは「子育てしやすい港区へ」を掲げ、仕事と育児の両立、また3人、4人と多くの子どもを安心して望めること、地域・社会全体で子どもと子育て世帯を支えていくことを実現するために0歳児の子どもと一緒に日々尽力しています。

港区議会議員 榎本あゆみHP
http://enoayu.com/

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

2:00 子ども授乳
5:00 子ども授乳
7:30 起床、準備
9:00 子どもと一緒に出勤
11:00 職場で仕事、母に職場に来てもらい子どもを預け仕事
18:00 帰宅、離乳食、お風呂
19:30 寝かしつけ
20:00 食事、家事
21:00 自宅で仕事
23:00 就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

子どもが産まれるまでは24時間365日自分のために好きに時間を使うことができ、いつでもどこでも好きなだけ仕事ができていましたが、子どもが産まれてからは制約された中で仕事をしなくてはいけないことが一番大きな変化です。仕事のやり方は大きく変わりました。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

子どもの笑顔を見ると、この子を守るためにもっともっと強くならなくては、と思えることです。母強しですね!
以前はいつまでもダラダラと仕事をしていましたが今では子どもがいるおかげで仕事のON・OFFがハッキリとするようになりました。自由に使える時間が限られているからこそ、より効率的に時間を使うようになりました。
あとはキャリアも年齢もバラバラなママ友たちと知り合えたことで知識や興味の幅が広がりました。子どもに感謝です!

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それをどうやって解決していますか?

議員には育休がないため、すぐに議員活動に復帰しました。しかし子どもと一緒に公務を行うことも大変です。また議会の開会中は毎日議会や委員会に出席するため職場に同行させたり、母に預かってもらったりしながら子どもを預けて仕事をしています。
子どもが早生まれであり、家の近くは保育園の激戦区のため保育園には入れません。私自身は家族に頼れる環境で職場の理解も得られたため子育てと仕事の両立ができていますが、好条件が揃わないと両立を断念せざるを得ない周りの状況を見ると、誰もが悩まずに子育てと仕事が両立できる働き方・子育て支援制度を政治家として整備しなければと強く思います。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

出産後1ヶ月で仕事に復帰したため、早くから子どもと離れる時間が多くなってしまっています。そのため、一緒にいられるときはできるだけたくさんスキンシップを取り、思いっきり甘えさせてあげられるようにしています。
私の働いている姿を見てほしいので、職場や子どもと同伴で行けるイベントなどには一緒に参加するようにしています。子どもには母親が働いていることは当たり前のことで、仕事は楽しいことなんだ、ということを伝えていきたいです。
仕事中は、子どもがいることを言い訳にすることがないよう、今まで以上に完璧な仕事をすることを心がけています。しかし実際は非常に多くの方に助けていただきながらなんとか仕事ができている状況です。1人で抱え込んで迷惑をかけないよう、早い段階から周りの方にサポートをお願いするよう心がけています。

 

お仕事中の榎本あゆみさん

お仕事中の榎本あゆみさん

区議になる前は、起業家支援、そして上海でお仕事していましたよね。なぜその業界、上海を選んだのです?

いずれは起業したいと思っていたので、大学卒業後は起業家の輩出を目的としたDREAM GATEに新卒採用実績がなかったにもかかわらず熱意で入社させてもらいました。入社後4年が経ち、起業するにあたり、イニシャルコストが低くそれでいて世界中の人をターゲットとできる広がりの可能性からITビジネスを考えました。

様々なビジネスを考えていたとき、中国の工場地帯に行く機会があり、そこは世界のウェディングドレス工場と呼ばれる町でウェディングドレスの工場と販売店がところ狭しと並んでいました。起業を決心した2010年は、上海万博やGDPが日本を抜いて2位になるなど中国の経済成長目まぐるしい時期でした。そこで中国の工場からウェディングドレスを仕入れ、日本国内向けにECで販売する事業を始めることにしました。その後事業をするなら成長している市場で挑戦したいと思い、何の縁もない上海に飛び立つことを決意しました。上海で日本に出荷するウェディングドレスの品質管理を行いながら、上海ではどのようなビジネスチャンスがあるか市場調査を行っていました。

 

そして区議にチャレンジしようと思ったきっかけや、どうやって実現できたのか教えてください!

学生のころから私の目には、少子高齢化で経済的に、また精神的にも日本に元気がなくなっているように見えていました。これから産まれてくる子どもたちが、日本に産まれてきたことを幸せだと思えるような日本にしたいと強く思い、そのために様々な手段がありますが、まずは経済面から支えたいと思い、起業しようと考えました。日本国内のマーケットがシュリンクしていく中で、これだけインターネットも身近になりビジネスにおいて国境は関係がなくなっているにもかかわらず、日本人はどうも海外に対して苦手意識があります。これからの時代は海外に出て、世界で戦わなくてはならないと危機感を持っていたので、上海に行きビジネスをすることにしました。上海に行ってから4年が過ぎた頃から、今の私のビジネスが果たして日本のためになっているのかと悩むようになりました。

そんな時、日本に一時帰国をした際、選挙があることを知りました。私の頭の中でシナプスがピーンと繋がり、その日のうちに出馬することを決めました!議員になれば私が目指している日本のために、産まれてくる子どもたちのために今よりももっとダイレクトに仕事ができると考えたからです。

 

最近チャレンジしていることがあれば教えてください!

子育て世帯の代弁者になりたい!
若い人たちの投票率は依然として低い状況です。ママ友たちに話を聞いていると「どうせ自分1人が投票しても世の中は変わらない」と諦めている声を多く聞きます。でも、投票に行かないと、投票に行く人たちの声しか議会・行政には届かなくなってしまいます。未来を担っていくのは子どもたちです。その子どもを産み育てる世帯が生活しやすい社会でなければ明るい未来はありません。独身のころは無縁に感じていた行政や政治が、子どもが産まれたとたんに距離が近くなります。子育て中の人が気軽に「もっとこんなサービスがあったらいい」と意見を言える場を作り、その声を区政に反映させるのが私の役割です。もっともっと多くの人たちの声を届けていくため皆さんからのご意見お待ちしております!

妊娠前の体型に戻す!
妊娠中に約10kg増えましたが、出産後すぐに7kgほど痩せました。そのためこのままの調子でいけばすぐに妊娠前の体型に戻るだろう、もしかしたらそれ以上に痩せるかも・・・なんて思っていたのですが、ここからが全然体重が落ちませんでした。頑張って運動したりヨガに通ったりもしたのですが、あと少しの道のりが遠いのですが頑張ります、笑。

 

なかなか政治方面に転向する方が少ないので、是非、榎本さんの事例を見てチャレンジする人が増える人がいると良いなと思うのですが、区議に転向して良かったこと、苦労したことなど教えてください。

議員の仕事は行政に対してダイレクトに自分の意見を訴えることができます。社会に対して持っている問題意識を様々な角度からヒヤリング・検証などして行政に提案したことが実現し、多くの人の役に立ったときにはとてもやりがいになります。
その反面、議員は労働基準法適用外であり、産休の規定がなかったり育休がなかったりと出産・育児に関する整備がされていないので議員の任期中に出産・育児をするとどれほど産休を取るかなど悩みは尽きません。
ですがトータルで考えると議員になってとても良かったです。より良い社会を作っていく、公平公正な世の中を作る一端を担えていることが喜びです。

 

家族で

家族で

今後の目標やプランを教えて下さい!

保育園に入りたいと思ったときにいつのタイミングでも入園できるように整備すること。

子どもたちが笑顔でいられるために、子どもを取り囲むお母さん・お父さん・ご家族・近所の人みんなが子育てしやすい環境になるよう制度を整備していきたいです。
また災害時のときのために液体ミルクを防災備蓄に加えてほしいと訴えているので、それも実現させたいです。数年後にこのインタビューを読み返したときに、「もう今は備蓄物資になってるよ」と言えるようになるためにも今後も取り組んでいきます。
子どものためにもより大きな影響力を与えられる人になるため、新しいことに挑戦していきます。

最後に、メッセージをお願いします。

人生100年時代になっている今、子どもたちが大人になったときに胸を張って世界に出て行けるような日本であるために私たち大人は、目先の利益ではなく100年後を見据えた行動をしなくてはなりません。個人個人が集まって社会・国が作られています。1人1人が後世に恥じることのない行動をしていけばお互いに助け合える素晴らしい世の中になるはずです。まずは子どもに私自身の人生を話して聞かせられるよう、自分の人生を思いっきり生き抜きたいと思います!

2018年10月15日 0 comment
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中村僚子さん
中村僚子さん

中村僚子さん

プロフィール

・氏名:中村僚子
・会社名:ロータスライフ株式会社
・役職名:代表取締役
・職種:結婚相談所業
・簡単な経歴:大学卒業後、旅行会社、リスクコンサルティング会社人事総務、金融系ベンチャー企業役員、認証保育園設立、上場会社社長室長などを経て、婚活サロン・ロータスマリッジを開業。

「相手の条件」「自分磨き」よりも重要なこと、「自分を知ること」をキーワードに自分の価値観・人より優れた能力がわかる統計心理学i-colorを学ぶ講座も開校している。

・居住地:東京都千代田区
・ご自身の年齢 :42歳、1976年
・お子様の年齢 :13歳、2005年、8歳、2010年
・ワークスタイル:会社経営、自宅で事務作業をしたり外で打合せしたりしています。

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

本気で結婚したい独身男女のための結婚相談所「婚活サロン・ロータスマリッジ」を運営しております。
大手の結婚相談所連盟に加盟し全国約6万人の会員の中からのお相手選びに加え、仲人のネットワークを活かし、独自のお見合いパーティーや私の人脈を使っての合コン開催、日本を越えて海外の方とのお見合いなども行っております。
女性会員同士のお茶会やイベントなども数多く企画しており、会員同士の横の繋がりも大事にしています。同年代の同じ目的をもった異業種の友達と出会えることも特徴の一つです。
また「相手の条件」「自分磨き」よりも重要なこと、「自分を知ること」をキーワードに自分の価値観・人より優れた能力がわかる統計心理学i-colorを学ぶ講座も開校しています。
http://lotus-marriage.com/academy/

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5時 起床
家事、身支度などをしながら次女、長女を起す
7時頃 朝食
7時半頃 長女登校、次女登校、主人出勤
8時 後片付け、家事
9時頃 仕事
その日によって、家で事務作業をしたり、アポイントがあれば出掛けたりしています。
最初のアポイントが遅ければ皇居ランに行ったりする日もあります。
途中に一度帰宅して夜ご飯を作って、またアポイントに出掛ける日もあれば、
夕方帰宅し、夜ご飯を作る日もあります。
19時頃 夕食終了
仕事、お風呂、子ども達との時間、明日の準備など
23時半頃 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

私の人生そのもの。
子どもが生まれることによって、出来ないことよりも出来ることが増えたと思います。

物理的な時間の制約があったとしても私の人生は大きく広がり視野が広くなりました。
ワーキングマザーという共通点があるからこそ、それまでは出会うことのなかった方々と出会え、大人になってから心から信頼できる仲間と出会うことができました。

中村さんファミリー

中村さんファミリー

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

毎年母の日にはこれでもか!ってくらいのスペシャルなプレゼントを贈ってくれます。心を込めて書いてくれた手紙や手作りのコルクボードなど。

そこには、「ママいつもありがとう。」「ママがママで良かった」「ママ大好き」といったような言葉が並べられています。

こんなに純粋に自分を認めてくれ求めてくれる存在に出会えるなんて本当に幸せです。娘たちには大した事は出来ていないと思いますが、常に前を向いてどんな事があっても負けずに人生を楽しみながら働き続ける姿だけは見せられているかなと思うので、そんな姿を見て何か感じてくれているのかなあと思います。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

やはり娘たちが小さい頃はやりくりが大変でした。
私の実家は関西、主人の両親も近くにはおらず、次女を妊娠中に義母がその1年半後に義父が他界してしまいました。
長女が小さい頃は初めての育児に戸惑い、保育園に通うようになってからも綱渡りの日々だったように思います。病気の時は、お互いどうしても仕事を休めない時は病児保育を探したり、新幹線で新大阪まで連れて行って母に預けてそのままトンボ帰りで東京へ戻ってきた事もありました。
次女を妊娠中私は悪阻がひどく入院となったので、実家から母に来てもらったり、長女が実家に行って数週間過ごしたりしました。今思い出しても、よくやったなあと思います。

それをどうやって解決していますか?

夫婦で力を合わせてやりくりするのはもちろんの事、近所のママ友、近所の方、ファミリーサポート、保育園、病児保育、自分の家族など周囲のあらゆる方々に助けてもらったと思います。心配しても仕方がない。なるようになるんだと思います。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

自分が活き活きしていること。
育児において大事な事って、子どもに何か与えたり、してあげたりする事ではなく、一番身近にいる大人である親が活き活き生きる姿を見せることであり、それは活き活きと働く姿を見せることであると思います。
子ども達が大人になって働くということが楽しみで居られるように私自身が今の自分を好きでいられるように育児も仕事も取り組んでいます。

この仕事を始めたきっかけを教えてください。

6回の転職と数回の起業を経験

私は大学卒業後6回の転職と数回の起業を経験しています。

これらの転職のキッカケが自ら応募したものはなく、全てお誘いを受けての転職でした。
在職中に誘われた事もあれば、次が決まっていないのに会社を辞めた事を知った人からお誘いがあったり、間を空けずに転職を繰り返す事が出来てしまいました。
その時の私の価値観が、自分がこれをやりたい!というものではなく、「自分が必要とされている!」という事だったのです。こんな何もない私を必要としてくれている人がいる、必要とされる場所がある、その事に価値を見い出していました。
そして経験と歳を重ねて行く中で社員としての転職ではなく、経営にも関わっていくようになりました。

保育園経営に参画、そして辞任

そんな中2013年に知人からお誘いを受けて保育園経営に参画することになりました。
ワーキングマザーにとって一番の悩みが子どもとの時間の確保や子どもの教育に関してなどだと思います。そんな私にこの保育園経営の話は、保育園に預けながら国際バカロレアというカリキュラムが学べ、シェアオフィスを兼ね備え、子どもの教育とワーキングマザー支援を両方行うというもので、私のど真ん中に刺さりました
当時は都心から離れた場所に住んでいたのですが、開園する保育園が千代田区だったので、保育園の経営陣なんだから何かあった時は30分以内にかけつけなければいけない!なんて思い、当時住んでいたマンションに引っ越しをして2年ほどで家を売ってしまい、家族を巻き込んで引っ越しまでしました!
都心への引っ越しなので、部屋も本当に狭くなり、前の家の家具(長女の学習机を含む)はほぼ全て処分したり、家電もサイズが合わなくて買い直したりしました。長女も小学校を転校、次女も保育園を転園しました。
そこまでして人生をかけた事業だったにも関わらず、何をやるかよりも誰とやるかが大事だという事を身を持って学ぶこととなりました
ある事がキッカケで私は辞任せざるを得ず、また無職となりました。

上場会社へ転職、上場廃止、財産を失い、無職に

そんな時に以前からの知り合いからお誘いがあり、とある上場会社へ転職します。
その上場会社の株も転職後すぐに上手い話に乗ってしまい、株を合計800万円ほど買ってしまったのですが、入社3ヶ月後に金融庁の強制捜査が会社に入り、その後坂道を転がるように会社はどんどん縮小していき、入社半年後に会社都合で退職。会社も上場廃止となりました。職を失い、財産を失い、全て失ったように感じていました。
この後自分がどうすれば良いかわからず、自分は一体何をしたいのか、転職するにしても転職6回の私を雇ってくれるところなんてない。転職活動も少しやったのですが、やはりダメで、自分が本当にどうしたいのか見つけるために、ある学校に通いました。

人生のドン底を経験

通っている最中に追い打ちをかけるように人生のドン底を経験する出来事がありました。なんと金融庁の強制捜査がある日突然自宅に入ったのです。私は金融庁で取り調べを2日間受けました。
私への疑いは晴れましたが、この時は本当に「私の人生は終わった。この先私はどうなってしまうんだろう。また家族と会えるのだろうか」と本気で思いました。

ドン底を経験を経て、気づけたこと

そんな経験を経て、やっと気づけたことがあります。

この先の私の人生に不必要なものが削ぎ落され、ここで人生が強制終了され、そして自分にとって必要なものだけが残ったということ。変わらずに私を応援してくれる家族と仲間がここにいるということ。
私が長年一緒に働いてきた上司からいつも、「綺麗事で仕事ができるか!君の考えなんてどうでも良いんだ!」というような事を言われ続けていました。年齢も離れていましたし経験値も全く違うので、私の考えが甘いんだ!世の中とはそういうものなんだ!仕事とはそういうものなんだ!と自分に言い聞かせて働いてきました。でもそんな上司が金融庁の捜査を受け逮捕される中で、やっぱり、自分の信念を曲げちゃいけない!綺麗事で仕事してやる!人の幸せに尽くせる仕事がしたい!と心の底の底から思いました。

そして、自分に今あるものが家族であり、これからの私の人生は人の幸せに尽くせる仕事がしたい、「ありがとう」と直接言ってもらえる仕事がしたい、心底そう思い、色々とリサーチして行く中で、結婚相談所という仕事があるという事を知り、「これだ!」と思い、今に至っております。

今後、どうしていきたいと考えていますか?

「やりたい事がわからない」「自分の使命を知りたい」と思う方が多いと思います。私もそうでした。大学を卒業してからずっと探していました。でも自分の経験を通して確実に言えることは、目の前の事に懸命に取り組んでいれば、間違った方向に向かっていれば上手くいかない、ある時、強制終了され方向転換されるのだと。人によってタイミングは様々だと思います。私は大学を卒業してから17年経ってようやく辿りつけました。

諦めなければ挑戦し続ければ必ず辿りつけるという事を伝えていきたいです。

プレゼン中の中村さん

プレゼン中の中村さん

今後の目標やプランを教えて下さい!

結婚したいと思う全ての人が結婚できる世の中にしたいです。
結婚が全てではないので、するのもしないのも自由ですが、「したい」と思う人ができる世の中にしたいです。人は一人では生きていけず、人によって成長し、人によって磨かれるものだと思います。生活を共にすることによってのみ得られる事も多々あると思います。そして次世代の人材の輩出育成にも繋いでいきたいです。

最後に、メッセージをお願いします。

私が長女を出産した当時は、ワーキングマザーである前に一人の女性として、生き方・働き方を参考にしたい、目指したい、そんなロールモデルが身近にいませんでした。

今はこのパワーママプロジェクトをはじめ、いろんな働き方、生き方をしている人を知ることができます。今の自分は過去の自分が選択してきた結果です。人生迷うことの連続であり、決断の連続ですが、色んな方を参考にしても、最後は自分で決断するしかなく、決断したなら、全てに欲張りに全力で取り組んでいきましょう。

インタビューby 佐藤裕美

2018年10月5日 0 comment
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星田奈々子さん
星田奈々子さん

星田奈々子さん

プロフィール

・氏名:星田奈々子
・会社名:Fit Me Order made(フィットミー株式会社)
・役職名:代表取締役
・職種:フルオーダーメードサロン経営
・簡単な経歴:幼少時代をギリシャで過ごし、高校3年間はオーストラリアへ単身留学。
慶應義塾大学を卒業後、1997年、(株)リクルートに入社。
結婚情報誌「ゼクシィ」にて約15年、主に新規事業関連を担当。
会社員として働く傍ら、2006年、1万円台で叶うお洋服のフルオーダーメードサロン「Fit Me Order made」を創業。
当時としては珍しいスタイルながら、8年間、副業として事業を拡大。
アパレル業界の常識を覆す事業モデルとして、数々のメディアに取り上げられる。
2014年、出産を機にパラレルキャリアに終止符を打ち、「Fit Me」を本業に。
現在、東京・恵比寿にサロンを構え、4都市(東京・大阪・福岡・名古屋)とNetで女性服のフルオーダーメード事業を展開中。
・居住地:渋谷区
・ご自身の年齢 :44歳、1973年
・お子様の年齢 :4歳、2013年
・ワークスタイル:フルフレックス

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

1万円台で叶う!お洋服のフルオーダーメードサロン、
「Fit Me Order made」(http://www.fitmejp.com/)を経営しています。
■■ Fit Me Order madeとは ■■
約1500種類の生地から、お好きなデザインのお洋服を、プロの採寸で、1万円台(生地代・縫製代込み)でお仕立てするサロンです。フルオーダーメードでは画期的!なアイテム別の一律価格でのお仕立てが
可能ですので、安心して「世界に1着だけのお洋服」のお仕立てが叶います。
フルオーダーメードPrice:
ワンピース 17,000yen
ジャケット 18,500yen
トップス、スカート 14,000yen
※生地代・縫製代込み

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00 起床
お仕事、家事、朝食準備、幼稚園準備など
7:00 娘起床
朝食、娘と習い事(チア)の練習や宿題などを行う
9:00 娘を幼稚園に送る
9:30以降 ▼ ▼
曜日や、催事の開催時期か否か等により大きく変動。業務と母業をパラレルに行っている。
サロンに出社し、1日サロンでのお仕事の日もあれば、自宅やカフェでデスクワーク後出社の日も。
娘の習い事の送迎がある日も多く、習い事の待ち時間を仕事タイムに当てるなど、最も効率のよい形で仕事することを目指している。

18:30以降 ▼▼
この時間以降は、基本、娘との時間に。夕食、お風呂、娘と遊んだり、ワークをしたり
21:00  娘就寝
21:30  仕事、家事、娘関連の案件の対応
24:00  就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

限られた時間の中で、お仕事でも母親業でも、最大のパフォーマンスを発揮できるよう、「私にしかできないこと」は何か、をより考えるようになりました。
Fit Meのお仕事の中で、「私がしたほうがよいこと」、娘にとって、「私でなければダメなこと」、それに優先順位をおき、タスク化し、仕事も母業もわけ隔てなく、同様なレベルでタスク管理し、両輪で回すようになりました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

娘は、Fit Meのフルオーダーメードの事業をとても素敵なお仕事だと思ってくれています。
「Fit Meはみんなのお役にたっているんだよねー」
「だって、ぴったりの大好きなお洋服でみんなを幸せにするんでしょう」
と、幼い子供の言葉ながら、本質をついたことを言ってくれる瞬間に幸せを感じます。
彼女自身の将来なりたいものは、パイロット、アイスクリーム屋さん、社長(笑)・・など
日々変わりますが、なりたいものの理由をきくと「お役にたてるから」との答えが。

「仕事」という概念が、「お役にたつ」ということとリンクしているらしいことを垣間見ると、とても嬉しく思います。

 

Fit Meの母娘お揃いフルオーダーメード服

Fit Meの母娘お揃いフルオーダーメード服

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

サロン経営は、会社員時代の法人営業やオフィスワーク等と異なり、お客様からの突然のご予約をいただいたり、土日や夜もお仕事があったり、Fit Meは4都市で展開していますので 出張があったり、と、イレギュラーが多く、通常のアフタースクール等のみでは、カバーしきれない隙間の時間の娘の保育環境、が必要となります。平日は主人も仕事が忙しかったり、祖父母も働いていたりで、頼ることが難しい中、
娘が快適にストレスフリーに時間を過ごせ、私が安心してお仕事できるインフラ作りをどうするか?が娘の出産前からの大きな課題でした。

また、娘が、幼稚園にあがるタイミングで、娘に身に着けて欲しいスタンスやそれを叶える環境を考え、保育園から幼稚園に転園させ、保育時間の短縮とともに習い事なども増えたことで、タイムマネジメントがよりタイトにもなりました。

それをどうやって解決していますか?

私自身が、出来る限り、時間や場所にとらわれずにもっとも効率が良い形で仕事をすることで、娘との時間(送迎含め)を確保することはもちろんですが、娘にとっての、「親戚レベルのサポーター」の存在をつくることで解決してきています。

「愛情たっぷり育児チーム」を作ること、です。
今は、0歳のときから娘を見て下さっているシッターさん2人にお願いをしていますが、産まれてすぐからずっと一緒の方々なので娘は、お二人を多分、親戚だと思い慕っています。
1人は、娘が生後3か月ではじめてはいった保育所の保育士さん、もう1人は、私の古くからの友人の方で、その方には、いまは、Fit Meに入社して頂き、よりフレキシブルに娘の育児をお手伝い頂きながら、Fit Meを手伝って頂いています。シッターさんに事業側も手伝って頂く、という新しいスタイルではありますが、お仕事も育児も両方サポートして下さる、そんな存在に出会えたことは、とても大きな支えになっていて、感謝してもしきれません。

娘の人懐っこさを見ていると、親からの愛情だけではなく、日々、色んな方々の愛情を感じて成長していくことが娘にとってもとても良い影響がある、と感じています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

究極のパラレルHappyを目指すこと、です。お仕事も育児も、「欲張り」になる!!こと。
それは、全てを自分の手で行う、という欲張りではなく、こうあったほうが良いかも」「こうしたい」という理想を諦めないことです。
ともすれば、育児があるから、仕事があるから、と諦めてしまうことを、どうしてもそれを実現したい場合、「どうしたら、それを叶えられるか?」の視点で考えるようにしています。
たとえば、娘を保育園から幼稚園に転園させること、という選択肢も保育時間や母親の幼稚園行事の関与度の高さから無理、と諦めるのではなく、自身のワークスタイルを整理し、外部リソースを活用し、仕事への影響が最小の状況で叶える方法を考えていきました

これは、8年間のパラレルキャリア時代に、本業も副業も手を抜けない、どちらも大切、という状況の中で、知恵を絞って、視点を変えて、両方で成果を出すためのTry&Errorを繰り返したことで得た視点です。もちろん、うまくいかないことは多々あり(笑)、両方が中途半端にならないか、という不安は日々感じますが、娘にとってのHappyとともに、仕事人としての私にとってのHappyや事業にとってのHappy、全てを「欲張り」に追求していきたいと思います。

Fit Me恵比寿サロンの風景

Fit Me恵比寿サロンの風景

Fit Me Order madeをはじめたきっかけを教えてください。

新規事業に関わっていたルクルート在職中から、いつかは、世の中の役に立つ、誰かを幸せにしている「手触り感」のあるビジネスを自身で創りたいたい、

そして、良いサービスを社内の新規事業のように撤退基準を気にせずに継続して続けたい、と考えていました。
そこがベースなので、アパレルありきではなく、あくまでも、
「誰にどんなサービスで幸せをお届けするのか」で事業を検討しました。出てきたのが、アパレル業界の常識を覆す、「アイテム別の一律価格、1万円台で叶う、お洋服のフルオーダーメード」というコンセプトでした。

フルオーダーメードは通常、3万円~など、最終金額が分からずしかも高単価で敷居が高いもの。でも、定額、低価格でしかも自由度の高いフルオーダーメードが叶えば、女性が皆、自分の好みや体型にあったお洋服に出会える、というHappyのお手伝いができる、と考えました。年齢や体型を超え、「お洒落をしたい、を平等に」叶えることで、キラキラ輝く女性を増やしていきたいです。

今後の目標やプランを教えて下さい!

目指す、お仕事と子育てのパラレルHappyに向け、

お仕事面では、
Fit Me Order madeをより世の中に役立つ、社会的意義の高いサービスにしていきたい、と思います。
具体的には、 LGBTの方々や、身体に障がいがある方など、着たいお洋服に出会いづらい方々に、Fit Meの1万円台で叶うフルオーダーメードのお洋服をもっとお届けでき、シアワセのお手伝いができたら、と思っています。

子育て面では、
「子供の成長スピードに追い付こう!私も負けずに成長!」をモットーに、娘と一緒に二人三脚、楽しみながら突き進みたいな、と。
この夏、4歳の娘が、諦めずに頑張って自転車に乗る練習をし、乗れるようになったプロセスを見て、娘を応援しながら、そういえば、わたしは、チャレンジしているのか?スピード感のある成長をしているのか?とふと思い、20年来のペーパードライバー返上に向け、車の運転の練習をスタート。

今度は、娘が私の車の運転の練習を応援してくれています。そんな風に親子で刺激しあいながら成長していけたら、とても嬉しく思います。

最後に、メッセージをお願いします。

「子育ては、親育て。」日々、それを感じながら過ごしています。
子育ては、親を未知の世界に連れていってくれるなぁと。
たとえば、キャンプや、田植え、電動自転車生活・・全て、子供が産まれる前は、私の生活の中に絶対入ってくるはずがなかったものを、いまでは楽しんでいる。

子育てが運んでくる、不条理な出来事の数々に(笑)、本気でイライラすることも、地団駄ふむことも、そして自己嫌悪に陥ることもきっと子育てをしなければ経験しなかったこと。未熟な母(私)に、素敵な成長機会を与えてくれている、子育てに感謝!という気持ちを、忘れないよう、そして、イライラっとする瞬間、自己嫌悪な瞬間に、そんな気持ちを私自身が思い出せるよう、自戒の念をこめて、こちらに記録しておければ、と思います(笑)。

インタビューby 佐藤裕美

2018年10月4日 0 comment
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遠藤貴子さん

今回ご紹介するパワーママは、20代であられ屋社長、今は新規事業コンサル、国際結婚、二人の未就学児ママ。仕事も育児もハッピーに楽しむ方。話しているといつもポジティブにさせてくれるパワーママさんです。(インタビュー担当より)

遠藤貴子さん

遠藤貴子さん

プロフィール

・氏名:遠藤 貴子

・会社名:遠藤貴子事務所/株式会社つ・い・つ・い

・役職名:代表/代表取締役

・職種:商品企画、商品開発、ブランディング、新規事業のコンサルティング

簡単な経歴

新卒で都市銀行→派遣OL→不動産営業→
株式会社つ・い・つ・いを 2008 年に 28 歳で創業。
店舗はルミネ北千住常設店他、期間限定六本木ヒルズ,伊勢丹,
東京駅,ヒルズマルシェ,渋谷ヒカリエなどにも出店経歴あり。
海外はマレーシア、フランスに輸出。
2013 年「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー キャリアクリエイト部門」受賞。
2014 年アメリカ大使館主催「日本起業家賞 ACCJ 理事賞」をケネディ大使より受賞。
2015年~新規事業専門のコンサルタント。
カルビー新規事業開発(2017年出産まで)、INDEE Japanパートナー、養豚場新規事業
プライベートでは夫と2012年に結婚。夫はフランス育ちの日仏ハーフ。
・居住地:東京 世田谷区

・ご自身の年齢 :39歳1979年
・お子様の年齢 :4歳2014年, 1歳2017年

・ワークスタイル:2017年に娘を出産、1歳になったばかりで保育園が2019年9月~入園なので今は週に1-2回のワーク。上の息子は保育園に行っています。2歳まで通っていた保育園が認可外→認可に変更になり継続登園できなくなり、たまたま空きがあったのが近所のインターナショナルの保育園で時間帯的にもベストでずっとそこに通っています。
週に1~2回はクライアント先と打ち合わせや社内打ち合わせで2~4時間位外出。
外出中は母親か夫に娘をみてもらっています。夫も自営業なので融通はきく方ですが、最近は夫の仕事が忙しくて主に母親に自宅に来てもらっています。
外出が無い日は、自宅で資料作成や新規事業等アイデアのストックをしています。

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

自分の会社で企業の新規事業の支援や商品開発等をしていて、新規事業・イノベーション専門のコンサルティング会社のパートナーをやっています。
コンサルティング会社ではでリサーチに関する新規事業に関わっています。
遠藤貴子事務所(商品企画、事業開発、講演等)→http://takakoendo.com/
INDEE japan(イノベーション専門コンサルティング会社パートナー)→http://www.indee-jp.com/
INDEE新規事業を担当
サービス内容1st search→https://www.marsh-research.co.jp/1st-search/

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

*仕事がある日

6:30起床7:30頃子供が起きるまで仕事
7:30-9:00トイレ掃除、洗濯ものたたむ、子供のご飯の支度、上の子の保育園準備
10:00-12:00外出 クライアント先と打ち合わせ
13:00帰宅 娘とランチ、娘と遊ぶ、
16:30-17:30夕食準備
17:30息子のお迎え
18:00-21:00息子と娘とごはん、お風呂、寝かしつけ
子供が寝たら・・・・(朝まで寝落ちしてしまう事もあります。)
22:00-24:00 洗濯、仕事 プレゼンや新規事業等の資料作成、フランス語の勉強
24:00就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

モチベーションの源泉が子供にシフトしました。
ちょっと嫌な事があっても、子供の前では笑顔でいたいので気持ちの切り替えを上手くできるようになりました。気持ちの切り替えの方法は好きな本を読んだり、好きな音楽をきいたり夫に話をきいてもらったり、モチベーションがUPする動画を観たりします。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

自分が関わった商品とかを子供と一緒に食べている時に「ママ、この商品を作ったんだよー」
と言うと「そうなんだー、美味しい!」と子供に笑顔で言われるとやりがいも感じるし嬉しいです。

フランス帰省時に家族で

フランス帰省時に家族で

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

出産してから乳腺炎になりました。一人目は膿が溜まって手術しました。痛くて、高熱も続き体力を消耗し1か月間何もできませんでした。二人目は3回乳腺炎になり41℃の高熱が出て辛かったです。入っていた仕事もキャンセルしました。

それをどうやって解決していますか?

子供の抱っこをするにも関節が痛くてできなかったので、
子供のお世話も夫と母親にお願いして、仕事もピンチヒッターを用意してもらい、周りの人に助けてもらいました。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児と仕事、どちらも無理をしない事です。育児と仕事のバランスを大事にしています。
育児だけに偏ると、仕事で何も生み出していない、発散できないもやもやが残り、また仕事をし過ぎると夫と母親に負担がかかってしまい家庭がギスギスしてくるので両方良い感じのバランスが今の私の働き方がベストだと思います。

ありがたいことに「この仕事やってみない?」というお誘いは何度かあるのですが、やりたい気持ちを抑え、娘が保育園に行くまでのあと1年間は増やさないようにしています。
あとは家庭内でも家事の役割分担を決めています。
私はトイレ掃除、料理、洗濯担当。夫はトイレ以外の掃除、食器洗い。結婚当初からこの分担でずっと生活しているので心地よいです。スケジュールはグーグルカレンダーで先に入れたもの勝ちなので口頭では確認したけど、ちゃんとカレンダーに入れてなくて何度か言い合いになったこともあります。それからはSlackで項目を作り、ちゃんと了解をとって記録に残してからカレンダーに入れることにして言い合いが無くなりました。


学生時代からサイトで通販サイトを運営して銀行員、派遣社員から不動産会社営業からの、知人の会社をお手伝いしていた遠藤さん。この時点で結構ユニークなキャリアだと思うのですが、当時どうしてその選択肢を選んだのか教えてください!

新卒で都市銀行と派遣社員までは自分のやりたいことがわからず悩んでいて派遣で色んなことやってみよう!と思っていました。不動産屋を選んだ頃からやっと仕事が楽しくなってきて、後は自分のやりたい仕事を流れに身を任せてやっている感じです。不動産屋を選んだ理由は学生時代からネットで洋服を販売していたので世の中で一番高い物が売れれば自分にとって力になるし、やりがいを感じられるかなと思ったのが理由です。
結果として不動産屋の営業の仕事は物件を紹介したお客様からとても喜ばれることが多くてやりがいがある仕事で好きでした。

そして、あられ屋との出会いと起業、次々出店。なかなか食べ物リアル店舗のスタートアップは珍しいと思います。当時を振り返ってどうでしたか?

28歳で起業して体力と勢いもあったので、仕事が楽しくて365日3年間1日も休まずに仕事をしていました。自分でもお店に立って販売もしていました。お店に立ったり、ECサイトを自分でリニューアル、新商品の開発、パッケージのデザインディレクション、新人スタッフ育成だったりとやることがたくさんあり過ぎました。

初めて出店したのは六本木ヒルズだったのですが、そのお店を見てくれた他の商業施設から声がかかって駅ビルや百貨店に出店していました。大変でしたが、自分がやっていることが形になるのがとても楽しかったです。

 

産後、フルタイムで保育園に通わず週2回預けて、店舗もクローズし、働き方も変えた遠藤さん。その時のことを教えてください。

保育園は週に2回認可外に預けていましたが、乳腺炎で手術をして1カ月何もできなくなったのが大きく、自分の働き方を見つめ直すきっかけとなりました。仕事の変わりは誰でもできるけど、息子にとって母親は私しかいないからです。

1カ月手術跡もあって抱っこできなくて働き方を考えました。結果としてお店を出したかったわけではなく、自分が作った商品が世に出ることが一番好きなことだったので、商品企画や0→1を生み出す事だけに集中して仕事をしていこうと思いました。偶然にもその半年後にこの仕事やってみない?と2社から声がかかり自然にシフトをしていきました。

 

お仕事中の遠藤さん

お仕事中の遠藤さん

 

社長業の経験を活かした仕事、その経験が活きて、産後も得意な仕事をしながら育児に比重を置く働き方、素敵ですね。ご本人は、現状のワークライフバランス、どう思いますか?

現状は週1-2回の仕事で家庭とのバランスがとれているので今の生活に満足しています。
仕事は新規事業でやりがいもありますし、新しいことへの挑戦なのでワクワクもします。
一人目出産した後は、産後1日目から病院から携帯でスタッフに仕事の連絡をしたりと復帰も早く結果として体調も崩してしまったので今は娘にとっても私にとっても大事な時期なのでゆっくりと過ごすように努めています。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

今後のプランは2019年9月~フルタイムで仕事の復帰。
目標は、フランス語を習得。
来年2019年9月まで娘は保育園に入れないのですが、せっかくだから良い機会と思って娘との生活を存分に楽しんだり、次にこんな仕事をやりたいなーと妄想を膨らませたりしています。

プライベートではフランス語を今さらですが習得したいと思っています。今まで何回も挑戦してきましたが、途中で辞めてしまい続きませんでした。息子もフランス語がわかるようになり、私が会話に入れずになってしまいました。

はじめは来年娘が保育園に入ったらやろうと思っていましたが、子連れでもいけるかも?!と思い立ちカフェでレッスンを受けてbaby連れでも良いか聞いてみてOKな先生を探しました。聞いてみると子連れOKな先生がいたので今は週に1回レッスンを継続しています。子供も聞いているだけでフランス語に耳慣れするし一石二鳥だなーと思って続けようと思います。

 

最後に、メッセージをお願いします。

出産前は子供がいるからと仕事もプライベートも諦める事が多くなるのだろうなーと思っていましたが、産後はむしろ子供がいるから自分の可能性も広がることが多くて食品の新商品を開発する上で仕事のアイデアにも反映され、子供と一緒に色んな体験をしてワクワクしています。最近は子連れでも積極的にフランス語レッスン、セミナー参加(事前に子連れOKか確認)、海外旅行(フランス帰省)等外に出かけることが増えました。
子供がいるから、ではなく、子供と一緒に体験して色々なものを感じて仕事にも反映していきたいと思います。

 

インタビュー by 椿

2018年10月3日 0 comment
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岩田かおりさん

会社員、派遣社員、パート、専業主婦、そして経営者に。子育てに悩むママたちを、希望の光で照らし続ける。1 人ダイバーシティ中のパワーママです!

ご紹介いただいた、太田理奈子さんからのメッセージです。

岩田かおりさん

岩田かおりさん

プロフィール

・氏名:岩田かおり

・会社名: (株)ママプロジェクトJapan

・役職 : 代表取締役

・職種:教育

・簡単な経歴:短大卒業後、航空会社の地上職として国際線や外資系路線のチェックイン業務に従事。その後、結婚退職し3人の子どもに恵まれる。第一子、第二子をお受験塾に入れずに都内の国立小学校に合格させた経験より、幼児教室講師、そろばん教室運営として教育業界にて勤務。派遣・パート・専業主婦と子育てに軸をおいた働き方を選んだ事でキャリアが途絶えたが、その経験を敢えてキャリアに変えて起業する

・居住地:世田谷区

・ご自身の年齢 :42歳、1975年生まれ

・お子様の年齢 :16歳(2002年)息子、14歳(2004年)娘、9歳(2008年)娘

・ワークスタイル:会社経営

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

・ガミガミ言わなくても勉強する子に育てる!戦略的ほったらかし教育「かおりメソッド」

・我が子の天才性を育むノート術「天才ノート」 http://kaorimethod.com

を通じて

・勉強へのハードルを下げる
・自己肯定感を上げる(吸収力を上げる)
・親子関係を良くする

そんな「手取り足取り教えない子育て方法」を体系化し講座を開催しています。
さらに、一生懸命に働くお母さん(WM)にこそ、「手取り足取り教えない子育て方法」を知って貰いたい!との想いから

・勤務場所の近くで
・ランチタイムや終業後に
・会社の両立支援策として
・(子育ての悩みを解消させて)仕事の効率化UP

(株)リクルートにて「企業内かおりメソッド講座」も開催中。
企業担当者や忙しいお母さんたちに喜ばれています。

また、2018年7月には
出産してママになっても、いや、ママだからこそイキイキと自分の人生を謳歌する。
子どもたちと、自分たちの可能性を信じて突き進むママが当たり前になる社会を実現したい。
たくさんの方々に、この壮大な事業に関わってほしい!!

そのような想いから、満を持して法人化させ「株式会社ママプロジェクトJapan」を設立しました。
仕事・遊び・学びの境目無く志を共にした仲間たちと突き進んでいます!

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6時             起床、朝食準備
7時過ぎ  中高生・夫をお見送り
7時30分    小学生の娘と朝勉強
8時            小学生娘を見送り
8時30分   身支度
9時以降は、講座・打ち合わせ・内勤・子どもの送迎など、時間では区切ることなくタスク管理しながら過ごしています。

※時間に余裕がある時には夫や子どもの送迎をして家族タイムを捻出しています。

 

出産して、何が一番変わりましたか?

1人目を出産した当初は、妻、母としての自分に偏りがちでしたが
2人目、3人目となると「…そうも言っていられない!」
押さえるべきポイントと、そうでない部分とが見極められるようになりました。

また「あきらめる」ものを選ぶことで時間を捻出する事ができるようになり、逆に自分の時間を完全燃焼で楽めるようになりました。
結果として、子どもが1人増えるたびに…マルチタスク度が倍増することに!

こうした時間の使い方が、結果として「社会貢献」「起業」へと繋がっていったのだと思います。

家族写真、夫、長男、長女、次女と

家族写真、夫、長男、長女、次女と

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

多様な人との繋がり!ここに尽きます。

私の出身は大阪、夫は愛知、とお互いの実家が遠いので子どもの幼児期、小学生の間は近所のママ友達に本当に助けられてきました。

また、仕事を通じて知り合えたママ友達やかおりメソッド受講生との繋がりでは、家庭内では教えられない事を子ども達が学ばせて貰える機会になっています。
特に思春期を迎えた中学生以降は親とは違う「素敵な大人と出会える」ことに子どもたちがたくさんの刺激を受けている事を感じますね。
親子ともども日々素敵なご縁に囲まれていて、本当に幸せ!感謝してもしきれません!

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

なんといってもスケジュール管理!3人の学校行事や習い事のサポートが大変でした。

 

8年前!余裕ゼロの真っ最中

8年前!余裕ゼロの真っ最中

それをどうやって解決していますか?

近所に頼れるママ友達を5人作る!!

ママ友達とは、最初は飲み友達からスタートして、今では家族ぐるみでの、お付き合いをさせていただいています。
特に起業する前は、勤務時間の融通が利かなかったので、子どもの送迎や学校行事は、近所のママ友と持ちつ持たれつで乗り切りました!
他にも、子どもの体調不良の時には専業主婦ママに甘えたり、突然発覚する足りないもの(書道セット、体操服、文房具)などもみんなで助け合い、なんとか乗り越えられました(現在進行形です!笑)

子どものお陰で様々な体験が舞い降り毎日が繁忙期!今夏は長男が日中小大使に

子どものお陰で様々な体験が舞い降り毎日が繁忙期!今夏は長男が日中小大使に

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では、医食同源の精神で食を重要視。

どれだけ忙しくても食事は手作りを心掛けています。(毎日継続することなので30分以内で出来る簡単なものしか作りません!)

仕事では、アフターサービス!販売する時よりそれから先の方が大切。子育ては終わりのない事業だからこそ根幹が似ている人たちのコミュニティを作りにも力を注いでいます。

 

今の働き方を始めたきっかけを教えてください。

3人の子育てをしながらキャリアを積むなんて当時は全く考えられないほどに私にとって、子育てはクリエイティブで壮大な事業でした。

だからこそ、仕事でのキャリアや自分がどうありたいかより、当時の自分が出来る仕事内容、可能な勤務時間で、その場その場にあった働き方を選んで進んできたため、時には「キャリアを全く考えず仕事をしてきたなんて人に言えない…」なんて、悲しくなったこともありました。

しかし、女性のライフスタイルは様々。

結果的に、その時その時の最善を常に尽くしてきたこと
どんなときも、自分の「得意・できる・好き」を活かした職についていたこと
専業主婦も、パートも、ワーキングマザーも全て経験してきたこと
それらすべての経験が、血となり肉となっているのを感じています。

そして、自分が最も魂を捧げて集中してきた『クリエイティブで壮大な事業』である子育てで、自分が欲しかった講座を作り上げ、多くの方々にお伝えすることができました。

【勉強の事でガミガミ言わずに育てたい!】と願って模索していたあの頃の自分に、このことを教えてあげたいです。

かおりメソッド ママ講座 仕事風景

かおりメソッド ママ講座 仕事風景

  

今後の目標やプランを教えて下さい!

「日本の未来は次世代が作る!」

日本の未来を明るくするためには、有望な次世代を育てるところにあります。
どれだけ勉強ができても、ニート、引きこもり、親元から離れない次世代では困るんです!

そして、子育てにおけるお母さん達の影響力には物凄いものがあります。
だからこそ、お母さんの力で日本の未来を明るくすることができると信じています。

かおりメソッドを通じて、家庭教育のノウハウを学べる講座
情報を共有し、仲間たちと励ましあえる場・コミュニティ

毎日は、ノンストップで進んで行くものだから
日常生活の家庭教育の品質を上げられる機会を提供したい!
そんな思いで活動しています。

最後に、メッセージをお願いします。

出産してママになっても、いや、ママだからこそイキイキと自分の人生を謳歌する。
女性活躍推進が進むこの時代に、とても大切な要素だと思っています。

その為には、子育てという壮大なプロジェクトをライフステージに合わせて上手に乗りこなす事。
我が子が元々持っている能力・才能を最大限に引き出し、情報洪水時代に飲み込まれず、子どもたちと、自分たちの可能性を信じて
突き進むママが当たり前になる社会を実現したい。
そんな思いで、2018年の7月に立ち上げたのが、「株式会社ママプロジェクトJapan」です。
かおりメソッドや天才ノートなどの教育事業を軸に他業種のパートナーたちとタッグを組むことで、ママたちが子育てにエネルギーの多くを投入せざるを得ない時期でも「手を抜く」を笑顔で選択し乗り越えられる。
またママたち自身のエネルギーを倍増させる場の提供をし続けたいと願っています。

ママの背中を見て、子どもたちが育つ!
ママたちみんなで創る【日本の未来に向けたプロジェクト】として一緒に突き進みましょう!

インタビューby 太田理奈子

2018年9月27日 0 comment
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中村朱美プロフィール写真(当時0歳の長男と)


中村朱美プロフィール写真(当時0歳の長男と)

今回ご紹介するのは、京都で1日100食限定のお店「佰食屋(ひゃくしょくや)」をはじめとする飲食店3店舗の経営を手掛ける中村朱美さん。旦那様が晩御飯に作ってくれた「ステーキ丼」があまりに美味しくて、当時サラリーマンだった旦那様を強引に誘って開業されたのがきっかけだとか。ランチ営業のみ、完売次第営業終了という飲食店の常識を覆すビジネスモデルを構築し、飲食店におけるワークライフバランスを実現していることでも注目されています。
「私」がやりたくないことはやらせない。自分たちが働きたいと思うお店を作る。夫婦二人三脚で経営されてきた会社やお店への想い、ご家族とのこと、そしてこれからについて伺いました。

 

プロフィール

・氏名:中村 朱美 (なかむら あけみ)
・会社名:株式会社minitts (みにっつ)
・役職名:代表取締役
・職種:飲食店事業と不動産事業
・居住地:京都市
・ご自身の年齢 :34歳(1984年生)
・お子様の年齢 :4歳(女)と2歳(男:脳性麻痺で右手右足が少し動きにくい)
・簡単な経歴:専門学校の職員として勤務後、2012年9月に飲食事業や不動産事業を行う「株式会社minitts」を設立。1日100食限定をコンセプトに、 美味しいものを手軽な値段で食べれるお店「佰食屋」を開業。2015年3月に 「佰食屋すき焼き専科」、2017年3月に「佰食屋肉寿司専科」を開業し、現在3店舗を運営。テレビや雑誌などのメディアで多数紹介される。ランチ営業のみ、完売次第営業終了という、飲食店の常識を覆すビジネスモデルを構築し、飲食店におけるワークライフバランス(18時完全退勤・残業ゼロ)を実現。働きやすい環境を整えることで、現在シングルマザー・障害者・介護中の方・高齢者(68歳以上3名)も活躍中。

●受賞歴:

・平成27年度京都市真の「 ワーク・ライフ・バランス」推進企業の特別賞
・第4回京都女性起業家賞の京都府知事賞(最優秀賞)
・第3回LED関西ファイナリスト
・第4回京信・地域の起業家大賞最優秀賞
・第6回DBJ女性新ビジネスプランコンテストファイナリスト
・地域未来牽引企業に選定
・JVA2018ワークライフバランス推進特別賞
・新・ダイバーシティ経営企業100選
・はばたく中小企業・小規模事業者300社 2018
・第32回人間力大賞 農林水産大臣奨励賞

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

1日100食限定のお店「佰食屋(ひゃくしょくや)」を初めとする飲食店3店舗の経営と、建築士である夫が主に運営している不動産事業部「minitts home design.」の運営補助をしています。

私個人の主な業務としては、約30人いる従業員の労務管理や財務会計業務、買い出しや業者折衝など、お店の営業以外の雑務全般を担当しています。
従業員の中には小さなお子様がいる方も。お子様の突然の体調不良で仕事を休まれる場合の代打出勤役として、全店舗にいつでも勤務できるようにもしています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

7時     起床
7時30分  子どもたち着替え、長男リハビリ(夫は朝食準備)
7時45分  朝食
8時30分  子ども2人を幼稚園へ送る
9時    事務所で仕事
12時     銀行まわり、店舗用品買い出し
15時     店舗まわり、レシート等回収
17時     事務所で仕事
17時30分  子ども2人を迎えに行く
18時     長男リハビリ・長女と絵本読み(夫は料理)
18時30分  晩御飯
19時30分  子ども自由時間、親は協力して片付け・翌日幼稚園準備
20時30分  お風呂タイム
21時30分  全員で就寝

 

起業しようと思ったきっかけについて教えてください。

料理が趣味の夫が晩御飯に作ってくれた「ステーキ丼」があまりに美味しくて。私が死ぬ前に最後に食べたい料理という意味で「さいごめし(最後飯)」と呼んでしました。当時サラリーマンだった夫は、定年退職したら自分のレストランをやってみたいという夢を持っていたので、それなら、まだ子どものいないうちにやってみよう!と私が強引に誘ったのがきっかけでした。ダメだったら1年でお店は辞めて、辞めた後、夫はタクシー運転手、私は教員免許があるので塾の講師と、1年後にまたサラリーマンに戻ろうということまで決めて始めました(笑)

最後めし

「さいごめし」のステーキ丼

 

経営される上で心がけておられる点や今後どんな会社、お店を目指しているか教えてください。

私たちの会社のルールは「会社は明日の責任を。みんなは今日の責任を」。

この意味は、「会社はこれからの集客や広報に責任を持ち、お客様に沢山来ていただく努力をし、みんなを大切にします。みんなはお客様が限られた時間の中で最大限満足していただけるよう、接客・調理・おもてなしの努力をし、お客様を大切にします。」ということを表しています。
従業員に「集客しろ!」と言っても、どうすればいいのか分からないだろうし、明日来るであろうお客様のことばかり考えて仕事をすると、目の前にいるお客様を大切にできないかもしれない。だからこそ、私たちは従業員と私たち経営者の役割を明確に分けることにしました。
更に、経営者である「私」がやりたくないことはやらせない、これが信条です。私は小さな子どもがいるので、夜に働きたくない。だから従業員にも夜に働いてほしくないんです。有給休暇も全部消化したいし、たまには3連休も欲しい。年末年始は家族と過ごしたい。これらを全て従業員の待遇にも反映しています。

「頑張れ」と言葉で言っても伝わらないと思っています。「仕組み」で人を幸せにする会社でありたい。そう思って、全てのルールを真剣に考え、作りあげています。もちろん今も未完成。これからも時代やメンバーに合わせた会社に柔軟に変わっていくと思います。

2店舗オープン

2015年3月2店舗目OPEN時に家族3人で(当時0歳の長女と)

お店

佰食屋店内

 

出産して、何が一番変わりましたか?

仕事をするスピードが速くなり、効率が良くなりました!子どもがいることで、今まで以上に働ける時間も自分の時間も少なくなります。そのため、いかに仕事を効率よく進めて自分のコーヒータイムを捻出するか!ということを真剣に考えて猛烈に仕事をするようになりました(笑)

もちろん、従業員の働き方に対する考え方も、自分に子どもがいることで更に柔軟に変えられるようになったと思います。子育て中の方や妊娠中の方にとっても働きやすい環境にすることが出来たのではないかな?と自負しています。

 

ワーママとして育児をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

子どもたちが仕事をしている私を見て「ママかっこいい!」と言ってくれること!

時々お店の紹介などでテレビ出演したり、雑誌に掲載されたりと、メディアに出ることがあるのですが、それを見ていつも子どもたちが「かっこいい!」と言ってくれます。時々朝早くから仕事がある時も、子どもたちは笑顔で「今日はひゃくしょくや?頑張ってね!」と送り出してくれます。子どもの存在が、私の幸せを倍増させてくれます!

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

私も夫も仕事やアポイントメントがある日に、子どもが熱を出して幼稚園からお迎えに来てほしいと電話が来るとき。

家族4人写真

家族4人で。

 

それをどうやって解決していますか?

幼稚園の先生方にはある程度仕事内容なども理解してくださってくださるので、迎えに行ける時間まで他の子たちとは隔離した場所で寝かせて介抱してくださいます。あまりに長時間迎えに行けない見込みの時は、実家の両親にお願いすることもあります。周りの方の理解やご協力のおかげで、なんとかやってこれました。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

従業員も子どもも、とても近い存在であるけれど他人であるということを意識して、それぞれの考え方や生き方を一番尊重したいと思っています。でも、大切にしているということは惜しみなく伝え、やりたいことが自由にできる環境を整えられるようにしたいと思っています。

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

得意なことを得意な方がする、というルールで、全て半分ずつにしています。
料理が得意な夫は料理全般(メニュー・買い出し・作る・洗い物)を担当、掃除や片付けが得意な私は掃除・洗濯・幼稚園準備など、料理以外の全般を担当しています。育児については全てのことを2人ともできるようにしているため、私が泊まり出張に行っても夫が1人で子どもたちの面倒を見てくれます。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

今後は「お店」ではなく「働き方」をフランチャイズしたいと思っています。上限を決めて、働きたい時間に集中して働く。そんな働き方をしたい方が日本のどこかにいらっしゃれば、どんな土地であれやっていけるような仕組みを考え、共有していけたらいいなと思っています。

LED関西

家族で登壇したことも!(LED関西にて)

 

最後に、こちらのインタビューをご覧になっている方に向けてメッセージをお願いします。

子育ても仕事も両立するのって本当に大変です。私もよく言われます。「お店が3店舗もあって、出張もあって、子どもも2人いて、毎日リハビリもして・・・大変じゃないですか?」と。そんな時、いつもこう答えています。

「大変ですよ、もちろん!・・・でもね、「大変」なだけです。死なないですよ(笑)だから全然大丈夫なんですよ!」って。

両立は大変なことも多いですが、「大変だー!どうしようー!」と思うと精神的にしんどくなります。「大変だー!でも死なないからいっか!笑」ぐらいがちょうどいい。洗い物がシンクにたまっていても、洗濯物が山盛りになっていても、床に子どもの食べかすが落ちていても、笑って「死なないから大丈夫(笑)」と言えるポジティブシンキングで、さあ、明日も笑顔で子どもと接しましょう♪

 

構成:井本七瀬

2018年8月24日 0 comment
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今回ご紹介するのは、起業コンサルタントProject F株式会社代表取締役の大東めぐみさん。元々、外資系企業でバリバリ働いていたという大東さん。旦那さまの香港駐在のため退職した後、一転、女性のビジネスを支援をしたい!と起業されました。現在は東京で事業を続けられる中、全国でのセミナー活動や、本の出版(「好きな場所で、好きな時間に、愛される仕事を手に入れる本」2017年9月、「笑顔をふやすだけで年収1500万円」2018年3月出版)などなど勢力的に活動されている大東めぐみさん。その活動の原点や、ご家族とのコミュニケーションの秘密について伺いました!

 

プロフィール

・氏名:大東めぐみ
・会社:Project F株式会社 代表取締役
・職種:女性のビジネス支援 起業コンサルタント
・経歴:大阪大学大学院博士課程終了後、グローバル企業P&Gに研究職として入社し研究開発・マーケティングを担当。
2012年 夫の駐在で香港へ移住。P&Gを退職することに。
2014年 女性のためのコーチングで起業。
2016年 オンライン起業プログラム「Project F(プロジェクトF)」の提供を開始。
2017年 家族で東京へ戻り、「Project F株式会社」を設立し事業を展開。
・居住地:東京
・ご自身の年齢:36歳
・お子様の年齢:5歳(2012年生まれ)
・ワークスタイル:ワークスタイルを自分で自由に決めることができます。
在宅での執筆、セミナー講師、カフェでの打合せやクライアントとのコーチング面談など。

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

Project F株式会社では《女性の声が届き、女性が輝ける世界を作る》をミッションとして女性向けの起業支援を行っています。
女性がビジネス力をつけ、自立して自由に生きていくことができるようにするために、Webマーケティングスキルやセルフマネジメントの方法をお伝えし、女性自身の起業プロデュースを行っています。

ビジネススキルを身につけられるようなオンライン・スクールを運営したり、運営しているコミュニティや一般募集を通してセミナーなどを提供したりしています。

お客様は30代の方が多く、ワーキングマザーの方もたくさんいらっしゃいます。家庭と仕事の両立に悩みもっと自由な働き方がないのか、もっと自分らしさを活かして働くことが出来ないか、ライフステージの変化に負けないフレキシブルな働き方はないのかと考え、参加してくださる方が多いです。

運営しているコミュニティの名称は社名と同じ「Project F」。FはFreeのFで、自由に生きたい女性のための起業プログラム&コミュニティになっています。(メンバーは親しみを込めて”プロF”と呼んでくれています)

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

8:00 起床 フレッシュジュースで朝食
9:00 子供を見送る、仕事開始
午前は主に在宅で執筆。メールマガジンの執筆、メール返信、インプットとしての読書。
午後は人と会う仕事が中心。六本木周辺のカフェで行うことも。打合せやオンラインコミュニティのコンテンツ作り、そして、クライアントさんとのセッション(コーチング面談)。
17:00 娘が帰ってきて、一緒に遊ぶ
18:30 家族で夕食
夕食後再度、仕事
24:00 就寝
※在宅の日のスケジュールを記載しましたが、月に1、2回セミナーを行ったり、旅行にもよく出かけています。

 

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

まず、「自分を一番にしなくなった」と思います。
子どもが生まれたことで、自分にとって子どもが一番になりました。みなさんもそうじゃないでしょうか。
違う切り口でいうと、「男と女は絶対的に違う」と実感したことでしょうか。
私は子供が生まれるまで、男女の差はそれほどない、同じだと思っていました。
学校は共学に通っていたし、進学した大学は薬学部だったこともあり男女比は同じくらいでした。会社も同じくらいの男女比だったんですね。

そのため、男だから、とか、女だから、といった男女格差、性別による違いをそこまで感じずに済む環境にいました。

しかし、妊娠中、夫の海外赴任について行くことを決断したことで、結果的に大好きだった仕事を失いました。そして、誰一人知り合いのいない香港で、娘と二人で過ごす日々を味わうことになりました。自分だけが働けなくなって、自分だけで子供をみなくてはいけないという現実に直面することになります。

それまでの自分が思っていた、能力に従ってポジションが与えられる、とか、頑張れば頑張るほど報われる、という考えが通用しないということを突き付けられ、男の人と女の人はどれだけやっても違うんだ、ということに気づかされました。なぜ違うんだろうと悩みました。

子供を授かるということはもちろん幸せなことなんです。ただ、私はこのことがきっかけで社会が隠していた欺瞞を見たと感じました。子どもを産むことにポジティブではない側面があることに憤りを覚えました。

子供を産んだらどれだけやりにくいのか・働きにくいのか、当事者になって気づいたんです。この経験が、一生を女性支援に捧げようと決意した私の活動の原点です。

 

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 今のお仕事にママの目線が役立つことはありますか?

もちろんあります!ママって自然と対処能力が高くなりますよね。子供がいると不可抗力な事がかなり起きます。例えば、台風が来て、いきなり子供の学校が休校することってありますよね。自分ではコントロールできない、次々に起こる事をこなしているうちに、自然と対処能力が高くなります。いい意味で諦めが悪くなるんです。この諦めの悪さ、色々な手段を考えるという考え方は仕事にものすごく役に立っていると感じています。

起業支援のクライアントさんとの関わりの中でもママ目線は役に立っています。起業するためにはクライアントさんに成長してもらうことが必要になりますが、人を無理やり行動させようとすることはできません。クライアントさんには「起業してビジネスでうまく行って欲しい・成果を出して欲しい」と思ってしまうんですが、あれして、これしてと指示してもうまくいかないんです。ご自身が何がしたいのか、ご本人の可能性を信じてあげることがまず必要になります。

この目線は子供に対する親の目線と似ているところがあります。自分の好きにしようとするのではなくて、個性を尊重する。歩みが早い人も遅い人もいます。相手に寄り添っていくこの仕事にママ目線が役に立っています。

 

 育児していて一番大変なことはなんでしたか?また解決したきっかけを教えてください。

娘が0~1歳頃、香港に移住し知り合いもいない中で二人っきりで過ごしていた頃が一番大変でした。今のようにhappyを感じることもできなかったし何か被害者意識やイライラしたところがあったと思います。

抜け出すことができたのは娘が9カ月の頃、思い切って3時間預けてみたのがきっかけです。それまでは小さな子供を預けるなんて母親としてどうなの?と思っていました。でも、思い切って自分の時間を作り、やりたかったことやってみたら、自分の心が満たされて行くのを強く感じました。旦那さんは私に笑顔が戻ったことを喜んでくれ、娘はシッターさんに懐いて楽しそう。誰かに頼っても、誰かに責められたりすることなんてなくて、むしろ周りまで笑顔になったんです。

 

ワーママとして育児をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

「頑張ってお仕事しているママが大好き」と娘が言ってくれるのが本当にhappyです!「パパはとっても優しいから5つ星、ママはお仕事頑張っているから7つ星」なんて言ってくれるんです。仕事を頑張っていて良かったなって幸せになりますね。娘がそう言ってくれるのは実は旦那さんが子供に声かけをしてくれているから。旦那さんが私の仕事について「ママがお仕事頑張ってくれるから、うちはハッピーなんだよ」って伝えてくれているんですね。家族と過ごせることそのものがhappyです。

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

一般的に家事分担の議論は共働きの余力の中で夫婦がどう分担するのかという議論になっていると思いますが、個人的には家事・育児と仕事の「両立」を目指さなくていいのではないかと考えています。どういうことかというと積極的にアウトソーシングを活用すると言うことです。「分担」と聞くとどちらかが無理をしたり不満を抱えるイメージがありませんか? 家事分担をして両立しようとして、ストレスを抱えていたら逆に家の中がぎくしゃくしませんか? 私の場合はベビーシッターさんや家事代行を利用しています。香港に住んでいたときは住み込みのシッターさんに随分助けてもらいました。(旦那さんがシッターさんにきてもらおうって提案してくれたんですよ!)

こうやってアウトソーシングすることによって夫婦仲はとても良いですし(時々デートします)さらに色々な人に遊んでもらえる事で娘も幸せそうですよ。私もストレスが無いのでいつも笑っていられます。もちろんこの考え方は私個人のもので、全ての人がこのように出来ないのはわかっています。ただ、闇雲に家事・育児・仕事全てを両立しようとするのは大変なことです。もしストレスだと感じているのであれば、何かを変えなければいけないですよね。勇気を出して一度アウトソーシングしてみてください。

 

お話を伺っていると旦那さんと素敵なパートナーシップを築かれているようです。ズバリ秘訣はなんでしょうか?

旦那さんがいい人だからです!旦那さんを信頼しているし、尊敬しています。・・・これだけだと答えになっていないですね(笑)

秘訣を一言で言うと「感謝すること」でしょうか。感謝するだなんて、当たり前と思われるかもしれませんが、私のところにきてくださるクライアントさんの中にも、素直に感謝なんてできないという人は意外にも多くいます。思うに、特にワーママの皆さんは色々なことを、やりたくないことを含めて頑張りすぎているのではないでしょうか。頑張りすぎていて当たり前のことができなくなってしまっているのではないかなと感じています。本当はやりたくないことに気づいて、それをやりたくないって旦那さんに伝えることができたら、ポジティブなエネルギーが湧いてきて、感謝を伝えられるようになると思います。夫婦は家族を育てて行く同志で、友人で、一番の仲間でもあります。だからこそ旦那さんとはよく話をして、感謝する、これが秘訣ではないでしょうか。

 

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仕事のhappyエピソードについても教えてください!

クライアントさんが人生を変えていく、その変化を見ることがhappyですね。どんどん仕事が成功したり、家族仲が良くなったり。私自身この仕事は社会に変化を起こしたくてやっているので、クライアントさんが変化を起こしているところ見るのは嬉しいものです。だからこそ、私は今後もたくさんの人と関わって行くと思います。

 

 運営されるコミュニティにはどのような方々が集まっているのでしょうか?

私のところに来てくださるクライアントさんはそれぞれご自身の才能を見つけ、それを生かして活躍されています。例えば、キャリアコンサルタントやネットショップオーナー、婚活コーチなど、本当に様々な方面で才能を発揮されています。ご自身の講座をもったり、コミュニティを作られたりと、自由になって成功していく人がたくさんプロジェクトFにはいます。「みんなで旅行に行こう!」そういったらみんなすぐに集まってくれる、そんなコミュニティです。

 

 それでは、仕事での一番大変だと感じていることを教えてください

女性の自立を目標としているので、私の考えを一人でも多くの人に届けたいと願っていますが、想いを伝えることがそんなに簡単なことじゃないということが一番でしょうか。まだまだ古い常識や価値観、世代間の考え方の違いが多くあり、そこを乗り越えて多くの女性に想いを伝えて行くのが難しいと感じています。

壁を乗り越えるための裏技はなくて、愚直に続けて行くしかないと感じています。私の場合だと本や、ブログ記事、メールレターに思いを込めて伝えていくということを地道に続けています。もちろん、愚直にやると言っても小さなことが積み重なって大きな差になるので、人より密度濃くやるのも大切です。人が1のところを1.5やってみる、人が1日10回のところを20回やってみる…少しでも進めたいと思いますし、いつも焦っているかもしれません。

 

「焦り」と聞くと大変そうなイメージがありますが

私には成し遂げたい夢があるので、このストレスは乗り越えるべきだと思っています。少しでもやりたくないこと、意味のない時間を減らし、自分にとって楽しくて好きでやりたくて夢に向かっていて、、という時間を増やして行きたいと考えていますよ!

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

・育児では・・・自己肯定感と好奇心。愛しているを伝える、彼女のやりたいことをなんでもやらせて、興味の芽を摘まない。これを一番大事にしています。毎日寝るときに娘に「あなたのこういうところとこういうところが好きだよ、大好きだよ」って伝えています! 幸せが循環しますよ。

・仕事では・・・私にあるのはノリと勢い、実行力です。逆にいうと計画性や戦略性など、足りないものもたくさんあります。だから、自分の弱いところを補い合ってくれる人と仕事をする、ということも大事にしています。私のノリと勢いを形にしてくれるメンバーと仕事をしたいなと思っていますし、いつの間にか周りに補ってくれるメンバーが集まってくれています。

 

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 これからの目標を教えてください。

・育児では・・・娘が自分自身の好奇心をたくさん持って色々な分野に挑戦して行く人になって欲しいと考えています。興味がありそうなことはなんでもやらせてあげたいと思っていますし、娘が楽しそうで好きそうなものを続けさせてあげたいと考えています。

・仕事では・・・現在運営しているコミュニティ「Project F」をもっともっと活発にして、たくさんの自立した輝ける女性を輩出したい、社会に変化を与えたいと思っています!

 

サイトをご覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。ワーママの皆さん、頑張りすぎないで自分を大切にしましょう。責任感や義務感から本当はやりたくないことやっているなら思い切ってやめて、自分にとって楽しくてやりたいことをどんどん一緒に挑戦しましょう。ワクワクした気持ちや幸せな気持ちを周りに伝え、愛される循環を作っていきましょうね!

 

 インタビュー:中村美沙子、構成:柴田広夢

2018年8月2日 0 comment
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今回ご紹介するのは、ニューヨークで幼児教育のスタートアップを立ち上げ、経営する中澤英子さん。
元々はソニーでお仕事をしていた中澤さんがなぜアメリカで起業することになったのか?!
また教育熱心なママが多いというニューヨークでの最新の子育て事情についても伺いました!

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プロフィール

・氏名:中澤英子 (なかざわえいこ)
・会社名:Dearest, Inc
・職種:Founder & CEO
・簡単な経歴:慶應義塾大学法学部卒業後、ソニー(株)に入社し、営業、海外マーケティング、海外新規事業立ち上げなどを経て、スタンフォード大学にて経営学修士を取得。2011年にニューヨークのソニーアメリカに赴任。2015年にダイニングアプリの会社をコロンビア大学のインキュベーターで起業。2016年12月にDearestを起業。
・居住地:アメリカ、ニューヨーク
・お子様の年齢:2歳半
・ワークスタイル:フルタイム

 

 現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

Dearest (www.dearest.io)という幼児教育のスタートアップをニューヨークで経営しています。0−8歳児を対象に、幼児教育に特化した少人数制のクラスや保育を提供しています。現在約300人の先生達とともにマンハッタンで暮らすご家庭をサポートしています。また、データや最先端の研究を活用し、子供達が将来活躍する際に必要となる力を育成していくことを目標にしています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

8:30  息子と同じ年齢のフランス人の女の子と、先生兼保育士さんが家に到着するのを待ち、出社。
保育士さんが、2人を公園、図書館、美術館などに連れて行ってくれます。また、Dearestの音楽、アート、幼児教育の専門家の先生が家に来てクラスを開き、その際には近くに住むお友達も参加しています。

9:00 オフィスに到着。
小さなスタートアップなので、マーケティング、開発、営業、人事、財務、経理まで、ほぼ全ての活動にハンズオンで関与しています。また、関係者が多く、スタッフ、先生達、社外のメンター、投資家、提携会社の方々と打ち合わせをしている間に1日が終わります。

19:00頃 帰宅。(イベントや会食がない場合)
夜は可能な限り家族みんなでご飯を食べ、子供と本を読んだり遊んだりしてからお風呂に入れて、寝かせます。その後、残った仕事を片付け、就寝というスケジュールです。

 

 出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

今まで以上に機会損失を意識するようになりました。子供との時間は私にとって大切なものであり、敢えてその時間を別のことに使うのであれば、自分にとって意義のあること、大きな価値を生み出すこと、本当にやりたいことに割きたいという気持ちが強くなりました。

 

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ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

今は、夫の方が家事と育児の負担が大きいと思います。子供がいるライフステージで起業をするということは、家族全員に負担がかかることであり、夫の理解と助けが不可欠だと考えています。夫は、資産運用の仕事をしていて、最近も出版http://www.tomonakazawa.com/book.htmlしており、彼も仕事と家庭の両立に日々奮闘しています。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

海外から移住したばかりで、子供が幼稚園に馴染めず苦労していた母親から相談を受けました。先生達と相談し、その子に合ったプログラムを提供したところ、徐々に自分に自信を持ち、楽しんで幼稚園に通うようになりました。その母親からは、心のこもった感謝のメールを頂き、社内で共有したところ、その内容に涙するメンバーもいました。起業家ワーママとして、育児と仕事を両立するのは本当に大変です。それでも、こういった形で一人一人の子供にインパクトを与えることができる今の仕事に、大きなやりがいと手応えを感じています。

 

 育児&仕事をしていて一番大変なことは?

どうしても子供と過ごす時間が限られてしまうので、色々な場面で罪悪感を感じることがあります。息子は、人前でシャイになってしまうことが多く、自分が注ぐ愛情が足りないからなのではないかと悩んだこともあります。生後5年間で、脳の9割が形成されるという研究もあり、自分がしてあげられていないことばかりに目が行きがちです。また、それが仕事で成果を出さなければいけないというプレッシャーにもなっていると思います。

 

それをどうやって解決していますか(していこうとしていますか)?

アメリカでは、Mother’s Guilt(母親の罪悪感)という言葉がよく使われます。様々なライフスタイルのママ友の話を聞いていても、それぞれが自分なりの罪悪感と戦っているのだと感じます。おそらく愛情が深いからこそ、「もっとしてあげたい」という気持ちが強くなるのだと思います。それを理解した上で、出来なかったことに執着せず、一緒にできたことや息子の成長などポジティブな面に目を向けるように心がけています。

息子が大人になる未来には、技術の進化により、人間に求められるスキルが大幅に変化すると考えています。そこで、機械にはできない価値を生み出していくためには、リスクをとって新しいことに挑戦したり失敗を乗り越えていく強さが不可欠になると思います。そんな中、息子にとってはポジティブ思考を持ったチャレンジャーママでいたいと思っています。

 

子育てをしながらNYで起業するというのはとてもハードルが高く感じてしまうのですが、大手企業を辞めて起業するに至ったきっかけ、経緯について教えてください。

ソニーでは、やりがいのある仕事を任せていただいていたので、不満はありませんでした。ただ、社内の留学制度でスタンフォードの大学院に行き、ゼロから新しい事業を創り上げている起業家達に出逢い、いつか自分も起業したいという気持ちが芽生えていました。留学後、ニューヨークに赴任し、その思いを実現すべく、現地の友人と一緒に週末を使ってビジネスプランを練っていたところ、コロンビア大学のインキュベーターに選ばれました。散々悩みましたが、起業したいという思いが勝り、辞める決意をしました。1社目は、レストランアプリの会社でした。あまりうまくいかず、ビジネスモデルのピボットを考えていた時期に息子が生まれました。生まれてすぐに預ける先が必要だったのですが、ニューヨークでのデイケアやナニーの質に愕然とし、自分のように働き続けたい親達が安心して預けられる、幼児教育の専門家達を集めたサービスが必要だと考えました。調査を重ねた結果、大きなビジネスチャンスにもなると確信し、2社目のDearestを一人で起業しました。

 

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教育熱心なニューヨークのママ達が今特に高い関心を持っていることは何だと思いますか。

特に熱心な親達の間では、今まで人気があったモンテッソリーやレッジョのような伝統的なアプローチから、子供の興味を中心にした学び方を尊重するプログレッシブなアプローチにシフトしていると思います。興味を持ったことについて調べたり、問題を提起して解決方法をデザインしたりするためのスキルの育成、マインドフルネスやグロースマインドセット等への関心も高まっています。

 

サイトをご覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

幼児教育の仕事をしていて、改めて、子供達の個性の強さ、そして学び方や興味の持ち方の幅広さを実感しています。忙しく働きながら子育てをする過程で、私も含め、他の人と比較して焦ることや罪悪感を持つワーママは多いと思います。しかし、幼児期には、平均値をとった尺度はあまり意味を持たず、一人一人に最適な学び方やペースがあると考えます。また、働くママだからこそ子供にしてあげられていることも沢山あると思います。アメリカでは、小さい頃にワーママに育てられた娘の方が、そうでない女性よりも仕事の収入と地位が高いという興味深い研究結果も発表されています。男女平等に近づく未来に向けて、日々仕事と家庭を両立しているワーママの皆様に刺激を受けながら頑張っていきたいと思っています。

また、ニューヨークにお越しの際、ベビーシッティングやクラスにご興味がありましたら、お気軽にこちら(eiko@dearest.io)にメールください。ワーママトークをさせて頂けるのを楽しみにしております。

 

インタビュー:小泉加奈子、構成:柴田広夢

2018年7月4日 0 comment
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土肥恵里奈さん
土肥恵里奈さん

土肥恵里奈さん

プロフィール

・氏名:土肥恵里奈(ドイエリナ)

・会社名:mamasky (ママスキー)

・役職名:代表

・職種:ポータルサイトの運営とイベント企画

・簡単な経歴:

2005年4月から求人広告会社、2008年4月から地元フリーペーパー発行会社にて勤務。その10年間で広告メディアが有料誌~フリーペーパー~ウェブ化するまでの変化を現場で体感。2010年に結婚し、翌年に出産。自身の出産経験がきっかけとなり、富山県の子育て世代に情報を届けたい、と2014年よりmamaskyを立ち上げる。2015年夏に退職し、mamaskyを事業化した。

・居住地:富山県富山市

・ご自身の年齢 :34歳(1984年)

・お子様の年齢 :7歳(2011年)

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

mamaskyは「ママになったら、ママスキー」とキャッチコピーを掲げ、富山県の女性がママになったら利用するものとしてステイタスになるよう幅広く活動を展開しています。

主には

・富山の未就学児ママのための情報サイトmamasky

・親子向けのイベント企画

・ママのためのコミュニティスペースmamasky house

の3つの事業を柱としています。

>参考 http://mamasky.jp

特に情報サイトでは約35,000人の未就学児ママの市場で月間92,000PV、閲覧ユーザー数17,000UUに達し、県内のママからの認知度を高めてきました。(2018年5月末時点)

主な収入源はサイトへの広告料とイベントの企画料で、クライアント様とゴールを共有しながら、着実に効果を上げていけるよう妥協せずに提案し続けることを大切にしています。

一般的な広告にありがたいな「売込み」感をできる限り少なくし、クライアント様の魅力をママたちへ擦り込んでいけるような企画を考えることを得意としています。

mamasky立ち上げ当初から関わってくれてるスタッフと

mamasky立ち上げ当初から関わってくれてるスタッフと

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:30 起床、朝食・夫の弁当作り、娘と私の身支度

7:20 娘見送り

8:00 出勤

8:15 mamasky house到着、メールチェック、事務作業、記事・企画書制作など

10:00 打ち合わせ(1~2件)

12:00 ランチ(メールチェックや記事制作などをしながら)

13:30 打ち合わせ(1~2件)

16:00 記事・企画書制作、スタッフとの進捗確認、翌日の準備など

17:00~18:00 娘を学童保育へお迎え

18:30 夕食準備

19:00 夕食

20:00 娘と入浴

21:00 娘寝かしつけ

21:10 テレビや読書など

23:00~24:00 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

生活のほとんどが変わりました(笑)

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

娘が友達に「ママはママスキーでママと子どもに楽しいことや優しいことをしてるんだよ」と一生懸命説明してくれているときに、そんな風に娘には見えているんだなと嬉しくなりました。あと、パソコンや手帳、スマホなどに「まま おしごと がんばって」とお手紙を貼ってくれていて、いつもそれを見て頑張ってます。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

1つ目は、会社員時代に育休が明けて仕事復帰したころが大変でした。娘が1歳になった頃で、繰り返される発熱とアポイントの変更、周りへの気遣い、お客さんへの謝罪、と「自分は必要とされていないんじゃないか。迷惑な存在なんじゃないか」と自己嫌悪に陥る日々でした。それでも気づけば3年くらい経っていたので今から思えば、どうやって乗り越えられたのか不思議です。

2つ目は、mamaskyを始めて1~2年のころ。仕事時間がうまく取れず、自宅でも仕事ばかりしていて、娘が情緒不安定になり、私自身も気持ちの余裕のなさから苛立ってばかりでした。自己主張の強い娘がはっきりと「パソコンとスマホばっかりやめて」と言ってくれたおかげで、自制できて、自宅で仕事をしなくても済むワークスタイルを作り上げる意識を持つようになれました。今はほとんど自宅で仕事することはありません。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

「楽しいかどうか」を判断基準にしています。育児では「娘が楽しければ・・・」ではなく、「親子揃って楽しめること」を大切にしています。仕事でも、「自分たち自身も楽しいと思えるかどうか」を意識して、「楽しい」と思えるところまで追求するようにしています。要は楽しいことでしか頑張れない性格です(汗)。

家族で

家族で

家事は完全分業化。“手伝い”もしないほど徹底。

我が家は共働きなこともあり、結婚当初から家事は完全分業しています。

これは元々は結婚当時担当していたお客様からの教えなのですが、分業し、さらには「手伝い」もしないことを基本にしています。例えば、私は食事関係全般が担当(買い物、調理、片付けなど)ですが、どんなに忙しくても「ちょっとお皿洗っておいて」ということはあまりなく、夫も勝手に洗っておくといったこともほとんどありません。(体調不良や急ぎの仕事の場合は除きますが)

一見、冷たいように思えるかもしれませんが、手伝いをしだすことで「私はいつも手伝っているのに」とか「俺ばっかり手伝っている」と思うようになってしまうので、むやみに手伝うことはしないと決めました。家事で揉めることはほとんどないと思います。

「買う」前に「作ってみる」、で親子の時間を楽しんでいます。

1人娘なせいもあるのか、甘やかしてきたように思うことも多く、昨年くらいから欲しいものがあるとすぐに「買って」「買おうよ」と言うようになってしまいました。小学生になり、「我慢」することも教えていきたいと思い、欲しいものがあったら、「買うよりも作る方が楽しくない?」と工作タイムに移行するようにしています。買いたくないから、ごまかす(気持ちをそこから反らす)ために始めたことですが、

1 まずはその欲しいものをよく観察する

2 必要な材料を考える(段ボール、セロテープなど)

3 作り方を一緒に計画する

4 制作スタート

と工作遊びにするようにしたことで、元々工作が好きだった娘はとても喜んでいるし、私も娘の成長を感じられるし、結構難易度の高いものも一緒に作っているので、達成感も共有できて、最初予想していなかったような良い親子の時間になっています。

今後の目標やプランを教えて下さい!

やってみたいことはたくさんあるのですが、その中でも大きく3つのことには30代のうちに着手したいと考えています。

1つ目は県外進出。ポータルサイトの石川版を作ることに興味が沸き始めています。どうやったら実現可能なのか、特に人員体制をどう整えるかが難所なので、方法を考えています。

2つ目はmamasky houseを大きな場所へ移転して、もっとママの毎日を楽しくできる時間の創出をしたいです。

3つ目は、最近mamaskyは「コミュニティビジネス」と最近意識するようになり、このコミュニティビジネスをママの分野だけにとどめず、コミュニティを作ったほうがビジネスが円滑に進むであろう企業さまのサポートが出来ないかを考え始めています。

最後に、メッセージをお願いします。

人生は一度切り!やらずに後悔するより、やって後悔する方が絶対にいいと思っています。そして、やると決めたなら、成功するまであきらめなければ、後悔するなんてことそもそもありえないと思ってます。楽天的すぎるかもしれませんが、せっかく生まれてきたんだから楽しみましょう!娘にも楽しい人生を送ってほしいので、私も楽しむことにしてます。

インタビューby 只友 真理

2018年6月24日 0 comment
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池原真佐子さん

今回は、浅倉さんからの紹介になります。以下メッセージ:

”海外に住んでいる旦那様と協力しながら、日本で子供を一人で育てながら、起業しているマナビシアという会社の池原真佐子さんという方です。
女性の自信形成などの仕事をしているとのことで、お話もとても感動的でした。ロールモデルとして別の女性にも勇気付けられると思います。

 

 

 

池原真佐子さん

池原真佐子さん

プロフィール

・氏名:池原真佐子
・会社名:(株)MANABICIA 代表、育キャリカレッジ Founder
・役職名:上記
・職種:
(株)MANABICIA→エグゼクティブコーチング、コンサルティング
育キャリカレッジ→ワーキングマザーのキャリア支援コミュニティ

・簡単な経歴:

早稲田大学、早稲田大学院で成人教育と異文化教育を研究する。
新卒でPR会社に就職し、女性向け商品やアート、NGOの広報に関わる。国際教育・協力のNPOへ転職。プログラムオフィサーとして様々な企画運営を行った後、コンサル会社に転職、国内外のコンサルタントの教育、人材開発の業務を行う。

コーチングやリーダーシップに興味を持ち、世界トップビジネススクール INSEADのコーチングの修士課程(Executve Master in Consulting and Caching for Change )のに入学。家庭と仕事と両立しながらシンガポールに国際通学し、約2年かけてコーチングの修士号取得。

卒業手前でコンサル会社を退職、(株)MANABICIAを設立。その後妊娠するも、夫が海外転勤に。お互いのキャリアを尊重しつつ、日本に残って出産、育児、キャリアの継続を決意。

現在は、会社経営をしながら東京に残って1歳5ヶ月の男の子のワンオペ育児中。この経験から、ワーキングマザーのキャリア支援「育キャリカレッジ」を2017年10月に立ち上げた。
・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :(36歳,  1981年)
・お子様の年齢 :(1歳6ヶ月, 2016年)

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

【仕事内容】
●(株)MANABICIA(http://www.manabicia.com
エグゼクティブコーチング(法人のトップ、役員、リーダーのコーチング)、組織変革のコンサルティング、研修、講演。東京だけではなく地方や海外にも領域を広げている。

●育キャリカレッジ(https://www.ikukyari.com)

ワーキングマザーのためのキャリア支援。女性が働き続けるためには不可欠なロールモデルや専門家との出会いを作り出します。オンラインを導入しているので、地方や海外にいるママも様々なセミナーにはリアルタイムに参加可能。

2018年には、ロールモデルとの双方向のやりとりができる仕組みや、キャリアを積んだ先輩ワーママによるメンタープログラムもスタートします。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5時半:起床、仕事の残り、家事、ヨガ
6時半:子供起きる、子供の食事、仕事の準備
8時半:保育園送り
9時:仕事
18時:保育園お迎え、絵本読み聞かせ
19時:子供の食事、お風呂
20時:子供寝かしつけ
21時:就寝

池原真佐子さんとお子さん

池原真佐子さんとお子さん

出産して、何が一番変わりましたか?

仕事が、「自分のための仕事」ではなく「自分も、子供も、豊かで楽しく過ごすためのキャリア」という意識に変わりました。

想像以上に、子供が、かわいい。愛おしい。だからこそ、私も自分のことを一生懸命に行い、子供に対しても向き合い、胸を張って働いていられる母でいようと、そう思うようになりました。

育児と仕事の両立はもはや、珍しい風潮ではなくなってきています。ただ、「両立する」ことは目的ではなく、その先の「豊かなキャリアを両立しながら築く」にシフトしていきたいと思っています。

仕事を「時間がない中で自分をすり減らしながら行うしんどい労働」ではなく「楽しく豊かな人生にするための仕事」に、していきたいていきたい。

出産し、会社をしながらワンオペ育児をする中で、そう思えるように、なりました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

様々な方のあたたかな眼差しに気づくようになり、人に頼りながら進めることができるようになったことです。

産前は、自分の勢いと時間だけで突破できていたことも多かったのですが、産後は、時間や体力にも制約が増えてきました。だからこそ、一人で抱え込むのではなく、周りを巻き込みながら進めていくリーダーシップのあり方を身につけられたのだと思います。

また、街中を歩いていても、ベビーカーを運ぶ手伝いをしてくださる方、「がんばってるね」と声をかけてくださる方など、様々な見知らぬ人の優しさに触れることが増えました。

「ベビーカー論争」などメディアではいろいろ言われていますが、私たちの社会はまだまだ捨てたものではないなぁと温かな気持ちになります。私自身も、困っている人に優しい人でありたいと思えるようになりました。

仕事でもプライベートでも、子育てを通じて見えてきた人の温もりに気づいたこと、これがHappyエピソードでしょうか。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

数え切れないくらいあります(笑)
日々、とにかく忙しい中で、どうやって子供との時間を確保するか、自分の体調もケアをするかということは常に悩み、考えています。

夫は海外、両家の両親は遠方なので、すぐに駆けつけられないので、子供も私も体調不良になってしまった時が、一番困る時でしょうか。子供も熱、私も38度の熱が出て、かつ仕事も溜まっていた時は、さすがに参りました。

 

それをどうやって解決していますか?

病児や通常のシッターサービスに複数登録しています。困った時はシッターさんに来ていただき、私が寝込んでいる横で子供の面倒を見ていただくということで乗り切りました。

友人たちも助けてくれることが多く、私が腰痛の時は子供の沐浴を手伝ってくれたり、風邪の時は食事を持ってきてくれたりと、助けられています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

【育児:子供と過ごす時は、子供に集中する】

私はとにかく仕事が大好きなのですが、比較にならないほど、子供のことが愛おしい。
仕事と育児のバランスについて悩んでいた時、保育のプロで、かつ経営者の方から「ママが仕事をすることは子供に何ら影響ない。それよりも、一緒にいる時に、携帯を置き、子供に集中していることの方が大事だ」とアドバイスを受けました。以来、そのように心がけています。集中して接していると、子供は常にママの様子を伺って、真似をしていることに気がついてきました。

【仕事:未来を自分の手で創ること】

どんな時も諦めないこと、「無理」ではなく「どうやったらできるか」を常に考えてきました。今も、そして未来もっと、楽しく、大きな仕事をしていくために、壁は突破していく、無いものは自分の手で創り出す、ということを意識しています。

そして仕事は、辛いことではなく、楽しく、ということも大切にしています。会社員の頃から、仕事が楽しくて、遊んでいるのか仕事をしているのかわからないことがありましたが、起業した今は、そのような機会も自分で創っていけるので、さらに楽しいです。

 

ワークショップ中の池上さん

ワークショップ中の池上さん

なぜワンオペ育児を選んだのでしょうか?(旦那様についていかなかったのか)、葛藤は? どのような方法で育児と経営を両立させているのですか?

家族みんなで一緒に過ごせるならば、それが一番です。
ただ、そう望んでいても、どうにもならないことが人生にはあるのだと痛感しました。
誤解されがちなので改めて強調すると、私たちは別に、別々に暮らしたいわけではありません。夫もこれ以上にないくらいに子供を愛していますし、一緒に暮らしたいと望んでいます。日々葛藤はあります。

ただ、それぞれの家庭、夫婦の間で、大切にしている価値観があり、私たちは、話し合いを重ねた結果、中長期的なキャリアを考え、まず産後1−2年はバラバラに暮らすという決断を下しました。来年になればまた話し合い、その時々のあり方を決めていきます。

夫婦のどちらかが海外赴任になることはよくありますし、その時々の決断は、正解はないと思います。

ワンオペ育児と経営をどう両立させるのか。よく聞かれます。
産前からものすごい準備を綿密にしていました、仕事のプロジェクトのように(笑)

手続きや、産後予想される困難を洗い出し、必要なサービスは全て事前登録、書類も多めに用意し事前に全て記入しコピーしてファイリング、万が一の時のフローはパワポにまとめて保存・・・などなど。
ワーキング妊婦の友人たちに、この時のエクセルなどを渡すこともあります(笑)

女性の人生やキャリアの設計はどのようにするのが良いですか?アドバイスのようなものをいただけると嬉しいです!

1つは、諦めないことだと思います。
困難は付き物です、予定したことが予定した通りにいかない、予想外のこともあります。
それでも「無理」ではなく「どうやったら乗り越えられるかな」と、前を向いて、進むことです。

2つ目は、自分のキャリアを本当に大切にすることではないでしょうか。
何も、バリバリ働くことだけを言っているわけではありません。スピードを緩めたり、キャリアチェンジしたり、お休みしたり、いろいろなキャリアの選び方はあります。
でも、その中でいつも「自分は何を成し遂げたいんだっけ?」と自問自答しながら、子供と同じように、自分の人生も、大切にしたらいいのだろうなと思います。

3つ目は、ご縁とチャンスは大切にすること。
私は、縁だけで何とかここまでやってきました。笑。たくさんの人が助けて下さり、機会を下さり、私はその一つ一つに、できるだけ乗ってきたつもりです。
目の前のチャンスに気づく敏感さを持つ、気付いたら乗る、乗ったら頑張る。の繰り返しが、自分のキャリアを作っていくような気がします。

女性がしなやかで強くあるために必要な事を教えてください。

素敵な、尊敬できる友人や仲間を持つことだと感じます。
仕事や年齢、バックグラウンドや性別が違っていても、「この人素敵だな」と思う仲間たちとの縁を大切にする。いつも会ったりずっと一緒にいる必要はなくて、SNSを通じてでも「あ!この人も頑張っているな、私もがんばろう」と思える人が多いほど、人生は豊かになるなぁと感じます。

一方で、「一人であること」を恐れないことも大切だと思います。私は出産前までは、一人バックパックで世界を巡ることもたくさんありました。
一人でいると、自分と対話することが増えます。そうすることで、しなやかで強い心が得られるような気がします。

今後の目標やプランを教えて下さい!

育キャリカレッジ(www.ikukyari.com)をワーキングマザーのプラットフォームに育てること。

ワーキングマザーの育児支援はいろいろありますが、キャリア支援はあまりないと感じていました。ママになったからこそ、キャリアをもっと真剣に考え、働き方をアップデートしていく場にしたいと思います。

よくある女性のキャリア支援のように、キラキラのロールモデルに格好いいことを話してもらうだけではなく、現実的なキャリアの課題を一つ一つクリアしていけるようなコミュニティにしていきたいと思っています。

 

最後に、メッセージをお願いします。

私の人生の真ん中には、「働くとは楽しいことだ」と思いたい欲があります。

仕事が辛いならば、辛くないように自分や環境をどんどん変えていく。
変えられないならば、その中でどう工夫をして少しでも好きになれるかを考える。
せっかく「子供を産んでも働く」を選択したのであれば、9時から18時までの9時間の間は、仕事を通じて豊かな時間にしたいんです。
産後、働く時間が極端に短くなったからこそ、いままでとは違うスタイルを見つけたい。
子供に胸を張って「ママはやりがいのある仕事をしている」と言いたい。

育児をしながら働く、を、辛く苦しい修行、労働ではなく、豊かで、なりたい私になれる時間にしたいと思い、日々活動しています。

「育児と仕事を両立させることが目的」ではなく「育児とキャリアの相乗効果」を目指す女性がもっと、もっと増えていくといいなと思います。長いインタビューを読んでくださったみなさん、ありがとうございます。一緒に進んでいきましょう。

2017年12月28日 0 comment
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城さん
城さん

城さん

プロフィール

・氏名: 城 梨沙(じょう りさ)

・会社名:株式会社エスキャリア・ライフエージェンシー 代表取締役

・職種:料理を通して子どもの「自信」を共に育むエスキッチン「エスキッチン」http://es-lifeagency.co.jp/の運営

経歴:

大学卒業後、株式会社パソナキャリア(現パソナ)に入社。法人営業として、求人開拓営業を経験。3年半で500社以上の企業の採用に関わり、求職者とのマッチング業務を行う。

2009年結婚と同時に退職。主婦となりオーストラリアに1年在住。

2010年フリーのキャリアカウンセラー・講師として独立。

2011年株式会社エスキャリア設立時に執行役員に就任。

2013年第一子を出産。

2016年10月株式会社エスキャリア・ライフエージェンシー設立。

2017年1月 エスキッチンサービスリリース

2017年8月第2子出産。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :(33歳 1983年生まれ)

・お子様の年齢 :(長女3歳 2013年12月生まれ 長男0歳 2017年8月生まれ)

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

毎日のご飯作りが大変な親御さんのために作りおきを提供するだけではなく、お子様と一緒に料理を行い、お子様が家庭内で役割を持ち、感謝されることで、お子様の自信・自立・自己表現力を育む共育サービス「エスキッチン」(http://es-lifeagency.co.jp/)を設立運営しております。働きながら、子どもを育てることが益々当たり前になっていく中で、夫婦どちらかが頑張るのではなく、仕事も子育てもいっぱいいっぱいにならず、色々な人が関わり、子どもの成長を共に育む「共(とも育て)」文化がもっと日本に広がって欲しいという想いで2016年10月にサービスを立ち上げました。

 第2子出産直後ということもあり、自宅で仕事をしている時間も多く、社員とのミーティングを遠隔や自宅で行ったり、アポイントや打合せで外出する際は、家族やファミサポさんの力を借りながら子育てと会社運営を両立しています。

 

 エスキッチンの食育サポーターの皆さんとの写真


エスキッチンの食育サポーターの皆さんとの写真

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

第2子を2017年8月に出産したばかりで、自宅で子育てをしながら仕事を行っています。
7:00 起床
8:30 保育園への送迎
9:00 仕事開始(自宅だったりオフィスだったりアポイントに出かけたりと出勤スタイルは
その日によって調整)
17:00 仕事終了
18:00 家事・育児時間
22:00 家族就寝
24:00 仕事や第2子の寝かしつけをして自分も就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

仕事を中心に回っていた日常が、子どもという存在が出来たことで、仕事の内容、ライフスタイルも180度変わったことです。子どもを産む前からフリーランスのキャリアカウンセラー・講師として働いていたので、自分らしい働き方は実現できていましたが、出産後、仕事と家事育児の両立の壁に直面しました。夫婦だけで、仕事をしながら育児・家事を両立していくことの限界を感じ、第3者を頼り、色々な人と共に育児をすることの大切さを、身を持って体験しました。このことが、エスキッチンのサービス立上げにも繋がりました。また、物質的な豊かさよりも、家族で過ごす時間や、ゆとりある時間にとても価値を感じるようになったのも子どもを産んで大きな変化だと思います。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

出産をしなければ、自分で会社を起こしサービスを立ち上げることもなかったと思います。
会社とサービスを起こすというパワーを、子育てを通してもらったと思っています。
子どもを産むと育休期間などで、キャリアがストップしたと思う方も多くいるのですが、全
く逆で、子どもを産んだことで今までなかった価値観が生まれたり、やらなきゃいけないこ
とが増えて段取り力が上がったり、子育てパートナーを探し頼ることで、依頼力が身につい
たりと、私は子育てをしてより多様な人と触れ合うことで、出産前よりも多様な人とのコミ
ュニケーション力や調整力なども向上したと感じています。

 

8月下旬に生まれたばかりの第2子ちゃん

8月下旬に生まれたばかりの第2子ちゃん

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

一番の試練は、今年の第2子出産でした。会社を設立し、サービスをリリースした直後に妊
娠が発覚し、つわりで入院。妊娠26週で切迫早産になってしまい、6分間隔の陣痛が3日
間も続いてしまった時は、もう祈るしかなく、病院のベットに寝ながらずっと泣いていまし
た。会社のメンバー、家族にも心配と迷惑をかけ、自分の不甲斐なさと無力感で途方にくれ
る瞬間が何度もありました。会社運営が滞ることへの不安と焦りもすごくありました。まさ

か会社設立1年目にそんなことが起こるなんて、人生は本当にプランドハプンスタンスだな
と(笑)。
出産後の今はまとまった睡眠がとれない大変さがはじまりました。まだ預け先もないので、
仕事をしながらの育児は、身体がしんどい時もありますし、集中して仕事ができない瞬間も
日常茶飯事ですが、子どもの成長は本当に早いので、こんな時間もあっという間に過ぎてし
まうと思うと、その一瞬一瞬も楽しんでいきたいと思っています。

 

それをどうやって解決していますか?

自分たちがやるべきことと、手放す(やらない)ことを決めたことです。子育てで大変なの
は、ほとんどがその周辺にある家事に時間を取られていることだと思います。仕事に出てい
る分、帰宅後は子どもとの時間をたっぷり取りたいと思っても、終わりがないほどの家事が
待っていたりします。掃除や料理など、月に数回は自社サービスや、地域のサービスを使う
ことで、精神的なゆとりを持てるようになりました。また、近くに住むママ友にも、気軽に
「今日は一緒にご飯食べて、うちで子どもたちをお風呂入れていかない?」と声を掛け合え
る関係を作れていることも、とても心強く、困った時にSOSを出せる人が周囲にいる安心
感はとても大切だと思います。
私は区のサービスをよく利用していますが、地域の方とも繋がる機会になり、地域の情報を
得られたり、子育て相談にのってもらったりしています。長女も、色々な人とコミュニケー
ションを取るので自己表現もよくします。夫婦がいっぱいいっぱいになっていないこと、自
分たちがやりたいことがきちんとできていることが、家庭にはとても大切だと身を持って感
じています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

1つ目は「人に頼る」ことです。子どもを産むまで、人に頼るということをあまり意識する
ことが少なかったのですが、子どもを産んで、家庭内ではもちろんのこと、仕事面でも、人
に頼ることの大切さを、身を持って感じました。正確に言うと、人に頼らない限り仕事も育
児も両立はあり得ない状況になったからです(笑)。今の子育てママたちを見ていると、と
にかく自分一人で頑張らなきゃと思っている人も多いですし、仕事においても、一人で業務
を抱え込む人も多いなと感じます。いい意味で女性は責任感が強い面もあると思います。周
囲に頼るのが上手な人ほど、仕事でも成果を出しているという調査結果を見たことがありま
す。頼るためには、相手が気持ちよく引き受けてもらえるような依頼力やコミュニケーショ
ン力、相手の強みや背景をつかむ力などが必要とされますが、私はママだからこそ、この力
が身についたと思いますし、仕事の場面でもとても活かされています。子どもを産んで限ら
れた時間の中で自分が活動していくためには、全て自分が頑張るではなく、上手に周囲の力
を借りていく力がとても大切だと思います。
2つ目は、「周囲の価値観や自分の固定概念に縛られないこと」です。
親達世代の子育て論や、一般論につい縛られて苦しくなっているママも多いです。
親達世代とは子育てにおける情報も随分変わっています。すごく仕事も子育ても上手にして
そうと、外からみるとキラキラしているようなママも、案外同じ悩みをもっていたりします
。周囲と比較をついしてしまいますが、「固定概念」や「べき論」を周囲と比較せず、自分

らしい選択、自分の家庭らしい選択とは何かを考えていく先に、各々の「幸せ」の形がある
と思います。

実際、毎日いっぱいいっぱいで両立されている家庭は多いと思いますが、外部サービスを使うのにまだまだ抵抗がある方が多いかと思います。そういう方へ何かアドバイス頂けますでしょうか。

両立の解決は、外部サービスが全てではないです。アウトソーシングは、ハードルが高いと
感じる場合は、近場で頼れる子育てファミリーを見つけることもいいと思います。いっぱい
いっぱいを共有し合える仲間がいるだけでも全く違うと思います。その上で、外部サービス
を使うことについてお話させていただきます。
自分たちが頑張ればできることをアウトソーシングするってなかなか選択しづらいですよね
。すごくよくわかります。まずは金銭的なハードルと、他人を家にいれるハードル、自分た
ちが頑張ればできるものを人に頼んでまでやるべきなのかというハードル。それぞれ乗り越
えないと、利用には踏み切れないと思います。私も実際2年半かかっていますので。
金銭的なハードルについては、それぞれ家庭の事情があると思いますが、まずは予算を決め
て自分たちが出してもいい金額でまずはお試しでも利用してみると、そこで生まれる時間の
ありがたさを感じられると思います。プロの方に掃除や料理をしてもらえると、自分がやる
以上の価値で返ってきますし、「今日もこの家事のせいで、自分の事ができなかった」とい
うようなイライラした時間がなくなります。地域のサービスだと民間会社よりも安くお願い
できるところもあります。他人を家にいれるハードルについては、私も家が狭かったり、子
どもの物で溢れかえっているような場所に人を入れることに抵抗感がありました。でもその
仕事をしている人たちは、それが仕事なので、気にしていなかったり、触れて欲しくないも
のはこちらがある程度、別のところに移しておくことで、一度利用してみるとその抵抗もな
くなりました。自分たちが頑張ればできるものを、人に頼んでまでやるべきかというハード
ルについては、私たちも一番ここが夫婦で意見が分かれたところでした。しかし、頑張れば
できるを夫婦で繰り返していた結果が、お互いが疲弊したり、そのせいでイライラして喧嘩
や対立をしていた根源だったので、外部の方に依頼したことで、私のイライラがなくなった
ことが、夫にとっては一番嬉しい効果だったようで、我が家にはなくてはならないリソース
となりました。

フリーランスや会社経営と「自分らしく生きる」が城さんのテーマになっていますが、きっかけはなんですか?

はい。私は社会人3年目の25歳で結婚したと同時に退職し、夫の海外転勤で主婦を経験しています。帰国した際に直面したのが、0か100かの選択しかないことでした。バリバリ働くためには長時間労働で成果を求められる仕事、時間で終われる仕事は、ルーティーンワークのような仕事の2択しかないことに苦しさを感じました。どちらでもない働き方を実現させたいと思い、フリーのキャリアカウンセラーとして働く道を選びました。選択肢が「ない」で諦めず、実現できる道を自分なりに模索してきた結果、今のような働き方になりました。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

私の仕事のテーマは、「自分らしく生きるを応援すること」と「次世代に繋ぐ」ことです。

20代で、0か100かを突き付けられた経験。子育てをして、母親一人または夫婦だけで頑張るだけが子育ての形ではないことを知った経験。時代が変わっているからこそ、0か100ではない時代に合わせた働き方、生き方、子育ての仕方の選択肢を示していきたいと思っています。そして次世代が、働きながらも子どもを産み育てていくことが「楽しそう!」と思える社会を実現したいからこそ、自分にできる小さいことからコツコツやっていきたいと思っています。

 

最後に、メッセージをお願いします。

「正しさ」よりも「自分らしい」両立の形を!とカッコよくメッセージしたいものの毎日、目の前の子育てと仕事で、一瞬で時間が過ぎています。生後間もない子どもとの生活は、睡眠不足だし、パジャマで一日終わることもよくあります(笑)キラキラした日常とはほど遠いこと・・(笑)。モヤモヤしてる日もいっぱいあります。自分らしいの裏には、この選択をしてよかったと思えるまで頑張ることと表裏一体だと思います。きっと読者の皆さんも今に必死な同士だと思います。子どもたちがその背中を見た時に、「ママみたいな両立は無理」と思われず、働きながら子どもを産み育てていくことは「楽しそう!」と思ってもらえるママでいられるよう、必死ながらも一緒にこの時代を生きていけたら嬉しいです。みんなで頑張りましょう(^^)

2017年10月24日 0 comment
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今西さん
今西さん

今西さん



プロフィール

・氏名: 今西 由加

・会社名:CURIO Japan株式会社(キュリオ・ジャパン株式会社)

・役職名:代表取締役社長

・簡単な経歴:新卒でソニーミュージックエンタテインメント入社。洋楽セクションでジェニファー・ロペスなど海外アーティストのマーケティングを担当。その後、仏化粧品会社→韓国のベンチャー→独アパレル企業でマーケティング / PRを経たのち2016年に独立・企業。

・居住地:東京

・ご自身の年齢 :   44歳

・お子様の年齢 :  10歳

・ワークスタイル:自由に決められます

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

子ども達の好奇心・チャレンジ精神・多様性の理解を促進し、将来的にグローバルに活躍するための大切な素地を育むサービスを展開しています。

会社のHPはこちら:http://curio-japan.com/

2017年初頭に、日本に留学に来ている優秀な大学生達が、日本のご家庭にシッターや家庭教師として伺うサービスをスタート。日常の中で留学生と触れることで、英語などの語学学習のみならず、異文化への興味・多様性の理解を育むことを目的としています。「英語は習わせているけど、普段使う機会もないし・・・」とお悩みのご家庭や、「日常的に異文化に触れて、世界に目を向けるようになって欲しい」とお考えのご家庭にサービスをご利用頂き、好評を得ています。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

07:00 起床 朝食準備

07:20   子どもを起こす

07:30  朝食・支度

08:10  子どもの送り出し

08:30  自宅で仕事開始

10:00  会社スタッフと打ち合わせ(オンライン・もしくは対面)

13:00  お取引先など外部と打ち合わせ

15:30  帰宅(子どもも同じタイミングで帰宅)

16:00  自宅で仕事(子どもは習い事などに向かいます)

18:00  夕食支度

19:00  夕食

20:00  子どもと遊ぶ・宿題を見るなど家族の時間

21:00 お風呂

22:00  子ども就寝+私はインプット(読書など)や夫と会話する時間

23:30  就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

行動レベルでは、マルチタスクがより得意になると同時に、先を見越して行動をとる癖がつきました。意識レベルでは、今の子ども達を取り巻く社会環境や教育に目を向けるようになり、問題意識を持つようになりました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

先が長い育児に比べて、仕事の結果は比較的早く現れて達成感が得やすい為、個人的には育児と仕事を両方をすることでバランスが取れていると思います。

できるだけ多くの若者たちに、”ワーキングマザーは楽しい!”というポジティブなイメージを持ってもらいたいと思っているので、後輩の女性達に、「今西さんみたいなワーキングマザーになりたいです」と言われた時は嬉しかったです。

お子さんとの写真

お子さんとの写真

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

大きな仕事の前や、仕事の締め切りが迫っている時などは、24時間のうちで仕事が占める時間が増えてしまって、バランスが悪くなる時がありました。特に子どもが小さい時は、彼の体調なども考慮に入れなければならず、不測の事態にどう備えておくかに苦心しました。

それをどうやって解決していますか?

保育園時代は、私の母に岐阜から手伝いに来てもらったり、夫の母(横須賀在住)にも時々手を貸してもらいました。また、シッターサービスも利用していました。息子が小学生になった今は、近所のママ友の家でお世話になることが多いです。夕飯はもちろん、お風呂まで終えてくれるので、とても助かります。反対に、我が家で近所の子ども達を預かることも多いです。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児において:

子どもの自己肯定感を高めること。また、世界はますますボーダーレスになっていくと思うので、異文化や多様性への理解を深めて欲しいと思っています。

仕事において:

自分の好きなこと×得意なことで、人や社会に役立つ仕事がしたいと思っています。一過性のものではなく、継続的に社会に良い影響を与えられるような仕事がしたいです。

起業したきっかけはなんですか?

新卒で入ったソニーミュージックエンタテインメントから3回の転職を経験し、外資系の会社で管理職として仕事をしてきました。管理職になると裁量が大きくなるので、仕事自体はやりやすくなりましたが、同時に物足りなさを感じていたのも事実です。主な仕事が上司・本国へのレポート、社内調整、部下の育成になり、自身で一から取り組めるようなプロジェクトが減ってきてしまったためです。

以前から起業したいと考えていたわけではなかったのですが、企業での仕事に物足りなさを感じていた時期と、自身で取り組みたいと思えるビジネスとの出会いがタイミング良く重なった為、独立・起業を決意しました。

2017年にスタートした新サービス「chezmo family」(シェズモ・ファミリー)について教えてください。

世界で活躍できるグローバル人材の育成は益々重視されていますが、日本ではグローバル人材=英語教育に結び付けられがちです。英語はツールとしてとても大切なのですが、同様に大切なのが、世界に興味を持ってもらい、異文化や多様性への理解を幼少時から深めていくことだと思っています。英語は何歳から始めても良いと思いますが、異文化や多様性理解というマインドの部分は、大人になってからでは、なかなか変えることが難しいからです。

chezmo familyに登録している世界各国の優秀な留学生が、ご自宅に伺って子どもと一緒に様々なアクティビティを行うことによって、日常生活の中で外国語や異文化に触れることが可能です。その経験が、子ども達が将来グローバルに活躍する為の大切な素地になると考えています。

chezmo familyのサイトはこちら https://chezmo.jp/family

起業してみて良かった点、大変な点をそれぞれ教えてください。

良かった点は、効率的な時間の使い方をより意識して行動できるようになったこと。仕事を通じて本当に様々な方々との接点を持てるようになったこと。そのおかげで世界が広がりました。また、家族や友人達から本当に沢山サポートをしてもらっているので、自分がいかに恵まれているかがわかりました。

大変な点は沢山ありますが(苦笑)、細かいことから大きいことまで、常に意思決定とタスクが山積していることでしょうか・・・。とは言え、これも良い試練だと思って、勉強や成長の機会に変えていきたいと思っています。

今後の目標やプランを教えて下さい!

まずは自社サービスをより多くの方々に利用して頂けるよう、サービスの充実を図っていきたいと思います。

将来的には、家族で海外に数年間は住みたいと考えているので、実現に向けて色々とプランニングも始めたいですね。5年後くらいから日本と海外の拠点を行き来するようなライフスタイルに変えてみたいです。

最後に、メッセージをお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございます!今の子ども達が大人になる頃には、世界は大きく変わっていることでしょう。そんな中、好奇心とチャレンジ精神を持って世界で活躍できる人材が、ますます必要になってくるはずです。日本にいる留学生達と一緒に、国境に囚われず、どんどん外に飛び出していけるような子ども達の成長に関わっていきたいと思います。どうぞ宜しくお願いします!

2017年4月14日 0 comment
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中西さん

今回のインタビューは紀乃さんからのご紹介です。以下、紀乃さんよりご紹介メッセージです!

紀乃さんよりご紹介メッセージ

 地域で経営者ママ同志としてして繋がった中西さん。彼女と出会わずして今の私は在りませんでした。相談すると広い視野からの鋭い意見を愛に包んで答えてくれます。頼れるけど甘えさせない、きりりと恰好いい姉さんです。

 明確な意思を持ち、それに沿ってどんどん前に進む行動力。日本と諸外国を繋ぐ仕事をし、散歩の如く幼子二人を連れて出張する姿は風のように軽快です。

中西さん

中西さん

プロフィール

・氏名:中西 景子(なかにし けいこ)
・居住地:2013年に東京から三重県菰野町へ移住

・ご自身の年齢 :(36歳)

・お子様の年齢 :(長女7歳 2009年生まれ・長男3歳 2013年生まれ)

・ワークスタイル:自営業

・会社名(個人事業主):makiras   /  NGOビスタレイ / モノコト企画

・役職名:makiras代表/NGOビスタレイ代表/イベントプロデューサー

・職種:デザイン企画・輸入・卸業・小売業・インターネット販売など

・簡単な経歴:

2002年 大学卒業を間近に控えた頃、ようやく魅力的な会社を見つけ東京都日本橋の卸業会社にアルバイトで入社、その後大学卒業後に社員、本部バイヤーとなり3年間様々な国へ出張のハードな社会人生活を経験

2005年 量販の世界への疑問もあり退職し、makirasという屋号で独立。タイ・ネパールなどでオリジナル製品を製造し、卸売りを開始。

2006年 百貨店・デパートへテナント出店開始。

2009年 第一子出産。それまでのテナント出店から家族でも行ける野外フェス・イベント出店へシフト。

2012年 3.11後、熊本へ家族で短期移住<makiras熊本パルコ店を短期出店>。

長女は東京で出産し

東京の仲間らと共に <楽しい!の種類を増やそう>をコンセプトにしたイベント企画団体 モノコト企画 を立ち上げる。

2013年 熊本から東京へ戻り、三重県菰野町へ移住。

出産に備えて、自宅事務所をベースに仕事ができる楽天ショップmakirasOPEN

第二子出産。

2015年 ネパール大地震をきっかけに、今まであたためていた<ネパール相互支援>を開始

NGOビスタレイ立ち上げ。

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

makiras http://www.makiras.com/ の仕事が本業のため、平日は主に楽天ショップmakiras http://www.rakuten.co.jp/makiras/ の業務を行い、春~秋の週末は全国のフェスイベントに出店

本業の傍ら、NGOビスタレイ http://www.ngobistarai.com/ の業務をボランティア(非営利)で行う。

モノコト企画 http://www.mono-koto.jp/ として、不定期で百貨店での期間限定イベントや屋内・屋外でのイベントをプロデュース

上の写真はネパールのフェアトレード団体の工房にて

上の写真はネパールのフェアトレード団体の工房にて

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

615分起床 朝ご飯の用意

630分 長女・長男起床 朝ご飯

7時~7時半 長女家庭学習

740分 長女登校後、家事を済ませる

815分 長男と保育園まで歩いて登園

9時~ メールチェック・楽天ショップの梱包・発送・問い合わせ対応・新商品の撮影・編集など

15時 長女帰宅 長女のおやつと一緒に昼食タイム

海外とのメールチェック・サンプル・製品確認など

16時過ぎ 長男を保育園へお迎え

17時~家事・夕飯の支度

18時 夕飯

19時 子供お風呂・歯磨き・本読みタイム

20時 寝かしつけ

子供就寝後・家事・片付け・おやつや常備菜作りなど

21時~ 事務・デザイン、イベント、卸の仕事

23時前後 お風呂・ニュースチェック・リラックスタイムヨガストレッチなど

24時 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

今でも友達の半数は独身なので、何が変わったのかはあまり意識していることはないのですが、明日出来ることはなるべく明日に回すのがうまくなった気がします笑。

子供は季節の変わり目はよく風邪を引くので、いつでも仕事に対して<今日中に終わらせる!!>なんて姿勢でやっていたら自分が持たないので、バランスを取るのが上手になりましたね。年間で組んだ計画を、上半期・下半期、さらに月ごとに割り振りして、子供の体調に合わせて週ごと・日ごとに臨機応変に更新させるようにしています。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

子供のお客さんに対する接客が上手になりましたね。<この時期の子はこんな成長の時期>という目安がわかるようになったので、小さなお客様と接する時間もとても楽しいです。フェスイベントなどでの設営作業を見て、子供達が「ママ、お仕事がんばったね♡商品かわいいよ♡」と子褒めてくれるとほっこりします。自分が疲れているときでも、子供達が褒め上手になってくれてやさしい言葉を掛けてくれるので、本当に感謝しています。

2人の子供を、タイ・ネパールの主要取引国の出張にも一緒に連れて行ったことがあるのですが、現地では本当にいろんな方が当たり前のように子供たちをかわいがってくれて、なかなかハードなこともありましたが、とても良い経験ができました。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

出産後はずっと長女が待機児童だったので、百貨店などのテナント店舗をスタッフに任せっきりになっていまい、テナント出店はやめることにしました。日中は仕事ができないので、子供が寝付いてから仕事に明け暮れていましたね。長女は夜泣きが3歳頃までかなり多かったので、泣く度に仕事を中断して寝室と仕事部屋を往復していました。

移住後に長男を出産したのですが、夫婦共に関東が実家なので、やはり仕事と家庭と育児の両立は楽ではなかったですね。元々、周囲に甘えるのがあまり上手な性格ではないので、なんでも自分で無理してやろうとしてしまい、体調を崩すことも多かったです。今住んでいる場所は、私が育った場所とは常識が180度違うことも多いので、最初は知らないことや価値観の違いに驚くことが多かったですね。

また繁忙期はどうしても平日も週末も仕事の週があるので、なかなか心に余裕を持って子供と接することができないこともありますね。

 

それをどうやって解決していますか?

長女は1歳半からの半年間は週に2回、チャイルドスマイルのちいはぐの1人目の園児として、少人数保育で預かってもらいました。週に2回でも一人で日中に仕事と向き合える時間が作れたことは、本当に言葉にならないくらいありがたかったです。2歳半~3歳のときはプリスクールに週に2回預けていました。

移住後長男が0歳~1歳で保育園に入る前は週に2回、菰野町のファミリーサポートセンターのサポーターの方々に長男を預けて、日中も仕事の時間を確保させて貰いました。

11でサポーターさんにかわいがっていただけたおかげで、長男は今でも全く人見知りをしない自信にあふれたやんちゃな男の子になりました笑。

祖父母がいない地で、身内以外にかわいがってくれる方がいて下さったことは本当にありがたかったです。

繁忙期に余裕がないときは、きちんとその理由をわかりやすくかみ砕いて話すようにしています。小学生になった長女は、「わたしもたまにそういうときあるよ」なんて、今ではいろいろな気持ちを共感できる、アドバイザーにもなってくれています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

いつも子供にはプラスとプラスの言葉がけを大事にしています。~しないと~しないからね。ではなく~したら、~しようね、と。またできる限り子供一人一人とゆっくり話す時間を作るようにしています。娘は学校から帰ってきた時間や2ヶ月に1度のデートの時に、息子は保育園の行き帰りに。私はスマフォを持たないことで、子供との時間に集中できるようにしています。

仕事では取引している国が日本と違ってお祭りや連休が多い国が多く、それぞれ特性があるので、サンプルアップ・製品製造期間・出荷日・などいろいろなことを視野に入れて余裕を持って進めています。どんな時も<自分が防ぐためにできたこと><今自分ができること>にフォーカスして、何があっても<だれか>や<なにか>のせいにしないくせをつけています。

また、どちらにも言えることですが、今まで一人きりでやってこられたこともなければ、今後も一人でできることなんて何一つないので、スタッフや関わる人、そして支えてくれている家族や友人への感謝は絶対に常に忘れないように心がけています。

mikiras」 について、立ち上げの背景と活動内容、今後の目指すところを教えてください。

企業でバイヤーとして働いているときに、量産の世界とアンフェアな現地との関係に疑問を抱き続けていました。自身も過労で体を壊していたので、それぞれのワークライフバランスを尊重しながら、小さくてもいいからビジネスとして回せれば、そういう仕事の仕方が私が求めている形ではないかと思い、独立しました。てしごとや天然素材の製品をなるべく今後もオリジナルで製造していきたいですね。現地で無理な値段で買いたたくのではなく、公平な価格でこれからも長く現地や生産者との関係を続けていきたいと思っています。関わる人間すべてのワークライフバランスを大事にしながら、きちんと回せるように継続していこうと思っています。

11年来のネパールのカーゴエージェントと

11年来のネパールのカーゴエージェントと

「ビスタレイ」 について、立ち上げの背景と活動内容、今後の目指すところを教えてください。

何年も前から、ネパールでフェアな関係で共に良いパートナーシップを結べる持続可能なプロジェクトを何か自然界の物をつかってやりたいなと構想していました。

震災後、最初は寄付を集めてネパールに送って、当時のスタッフを通じて本当に支援が必要なローカルな場所に届けて貰っていました。

そのうちに<ただ寄付をする>という形に疑問を持ち、以前から温めていた構想を形にできれば、小さな村でも自分たちで経済を回していく仕組みが確立できるのではないかと考えました。

コーヒー豆とソープナッツにしようと決めたのは、どちらも無農薬で栽培されていて、消耗品のほうが継続しやすく回転しやすいのではと思ったからです。

年始にその年の目標を立てるようになったのはいつからですか?またこれを始めたきっかけがあれば教えてください。

高校生の頃からですね。

来年は○○に海外旅行に行きたいから、バイトでいくら溜めようとか、そういう風に計画を立てるのが好きだったんです。自分の目標をまず決めて、そのためになにをするべきか、という今も変わらない自分のスタンスが確立できた時期ですね。

パワーママになるためにこんな人と結婚するとよいよというアドバイスがあれば教えてください。

私自身がパワーママなのかはわかりませんが笑、うちの夫は私とは正反対の性格なので、自分と全く違う見方が出来る人がパートナーだと、夫婦はバランスが取れるような気もします。お互いいつも、そんな考え方があるんだ!と今でも驚くことが多いです笑。

パートナー同士は元々はお互い個人で、それが2人の夫婦という形になり、縁があって子供を授かってパパ・ママになるものなので、どんな形になっても互いの<個人>を尊重する気持ちを持っている人がいいですね。

もしくは中西さんの想い描くパワーパパってどんなパパですか?

うちの夫は、男性は妊娠と出産が出来ない分、時間を取れるなら他の育児はその分担当するのが当たり前、という考えを持っている人です。

とはいえ、サラリーマンなので平日は朝早くに出かけて、繁忙期は日付が変わってから帰ってくることも多いので、できるときに子供とお風呂に入ったり寝かしつけを担当しています。

よく言われている<男性の育児参加>なんていう育児に対して他人行儀な参加形の価値観ではなく、たとえできる時間が少なくても<二人の子供のことは夫婦で分担>という価値観を持っているパパだったら、ママのことをパワーママにしてあげられるパワーパパなのかなと思いますね。身体的に育児に割く時間がなくても、精神的に夫婦で支え合う考え方を共有できていれば、<できるときにできるひとがやる>という自然な流れになりますしね。

将来、娘ちゃんと息子くんにはどんな大人になって欲しいと想っていますか?

どちらにも自分なりの幸せを見つけてもらえて、自分が望んでいる生き方をしてもらえたらわたしはそれが一番うれしいです。こうなって欲しい、という希望は特になくて、ただ<生まれてきて良かったな>と想える瞬間をいっぱい見つけてくれたらうれしいです。

今後の目標やプランを教えて下さい!

子供の成長や家族の状態を見ながらワークライフバランスを柔軟に変えられる人間でありたいなと思います。こうあるべき、こうでなければという自分自身のジャッジメンタルな面にのまれずにいられたらいいですね。

課題ごとに、<自分が何が出来るか>を考えて、それに向かって自分が出来る最大限の努力をする。今までもこれからも、とてもシンプルです。

最後に、メッセージをお願いします。

どこに暮らしていても、何をしていても、だれでもいろんな問題を抱えながら育児をしていると思います。大変さを全面に出して、不満を持って育児をしていてもつまらないと思うので、一緒に笑い飛ばせるような友達と、たいていのことは笑い話に変えてなんでも楽しんでしまった方が得だと思います。どんな場所でも受け入れてくれる機関や人がいるので、しんどいときは一人で抱え込まずに、色々と調べて育児に少しでも笑顔を増やせたらいいですよね。一人でも多くのお母さんが、前向きになれる社会になりますように。

2016年11月25日 0 comment
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今回ご紹介するのは、Webディレクターとして活躍しながら、2012年に起業家ママを応援するWebサイト「ママントレ」を設立し、様々な起業家ママを紹介してきた関西のパワーママ、須澤美佳さん。
2014年には、就業意欲が高いママと企業をマッチングする「エリアマイスター」も開始し、この7月に法人化もされました。

ママの働き方は、もっといろいろあっていい」という想いから、働きたいママをサポートするため日々奮闘している須澤さんのインタビューをぜひご覧ください!

 

プロフィール

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・氏名:須澤美佳

・会社名:株式会社ママントレ

・役職名:代表取締役

・職種:Web制作、人材紹介(2017年1月~)

・居住地:兵庫県芦屋市

・ご自身の年齢 :39歳

・お子様の年齢 :9歳

・ワークスタイル:会社経営

 

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

もともと人事系のSEとして従事していましたが、妊娠トラブルを機に退職。

出産後は、パート・派遣などを経て2011年にWebデザイナーとして独立。

「起業を働き方の選択肢としてもっと広めたい」との想いから、2012年には「ママの起業を応援するママントレ」を設立。Webサイトでの情報発信のほか、ITが苦手なママ向けのセミナーや個別指導などを積極的に行ってきました。

2014年11月からは、就業意欲が高いママと企業をマッチングする「エリアマイスター」を開始。在宅ワークをはじめとした主婦ならではの仕事が話題を呼び、近畿経済産業局主催女性起業家応援プロジェクト「LED関西」第一回ファイナリストに選出されたほか、メディア掲載も多数。現在阪神間を中心に約230名の方が登録。ハイスキルなママと企業をつなぐ仕事を創出。多くの方にご活躍いただいています。

ただ仕事を紹介するだけではなく、最近では11月にオープンした事務所で交流会やスキルアップの勉強会なども積極的に開催しています。

2016年7月に法人化。2017年1月には有料職業紹介の許可も取得し、さらに活動の幅を広げていく予定です。

 

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・あなたの街のエリアマイスター

https://areameister.jp/

 

・在宅ワークセミナー@JUSO Coworking

2016年11月25日(金)「フリーランスそれぞれの働き方」トークショー

2016年12月16日(金)「フリーランスを始めるにあたって知っておくべきこと」

 

・エリアマイスター無料登録相談会

毎月第二木曜日10:00~12:00

https://areameister.jp/event/soudankai/

 

・エリアマイスター交流会

毎月第三木曜日10:00~12:00

https://areameister.jp/event/meeting/

 

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:30 起床/朝食

7:30 家事をしながらメール・メッセージ返信等

10:00 打ち合わせ

17:00 帰宅/夕食準備等

18:00 娘習い事お迎え

19:00 夕食・家事・風呂

21:30 娘就寝/休憩(テレビ等)

22:30 仕事(※頭を使う系のお仕事はたいていこの時間)

24:30 就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

子どもを通じて地域とのつながりができたこと。

出産前は仕事ばかりで、家と会社の往復の毎日だったのですが。

出産してからは、つながりを求めて子育てサークルに参加したりしているうちに、地域とのつながりが一気に増えました。

「ママ友」「仕事相手」の域を超えた友人もたくさんできましたし、今まで見えてなかったことをたくさん知ることができ、だんだんと「自分が住む場所」に興味が湧いてきました。

自分の今の活動(エリアマイスター)も、子どもがいて地域とのつながりができたからこそ。そういう意味でもきっかけを作ってくれた子どもに感謝しています。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

以前にワーキングマザーの子どもたちを集めて「働く母、ぶっちゃけどう思う?」という座談会をしたことがあるんですが。

「いつも寂しいとか言われちゃうのかな・・・」と親たちが不安に思う中、みんな声を揃えて「僕も、私も将来働きたい!」と。

子どもたちはしっかり見てくれてるんだな~とうれしくなりました。

 

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

小学校に入ってから一番大変だと感じるのは、時間のやりくり。

学校行事は平日昼間でも否応なしに入ってくるし、習い事の送迎なども必要に。また台風による休校になるときなど、臨機応変な対応が必要なケースも多く、そのたびに頭を悩ませています。

また期限が決まっている仕事が多いため、納品前などは家事や子どもの宿題を見る時間等が全く取れないことも。

 

それをどうやって解決していますか?

娘が小学校に上がるタイミングで夫が出張の鮨職人として独立したのもあり、いつも夫婦で相談しながら、「できる方がやる」という形をとっています。

おかげで夫とはチームのような関係に。

それでもできないことは、どうしてもやらなければならないこと以外は「まあいいか」とあきらめます(特に家事)

 

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育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児も仕事も共通していて「人と比べず、個性を大事にする」ということです。

以前は他の人と比べて、「どうして私は・・・」「どうしてうちの子は・・・」と思ってしまうことも多かったのですが。

「人と比べても仕方ない」と思うようになってからは、気が楽になったのはもちろんのこと、自分の強みも見つけることができて、仕事の幅もグンと広がった気がします。そして子どもも自由になったからか、そのときからもともと好きだった絵の才能を発揮し始めました。

発想も自由なので、いつも笑いを提供してくれるだけでなく、「こういう発想もあったか!」といった気づきも多く、仕事にもいい影響を与えてくれているような気がします。

ただたまに個性的すぎて、きちんと学校生活を送れているのだろうか・・とヒヤヒヤすることもありますが(苦笑)

 

 

立ち上げて、さまざまな女性と関わった経験から、女性の活動を認めてもらうには、女性にどのような意識が必要だと思いますか?また、そのために社会はどのように変わる必要がありますか?

 

今、女性活躍推進として行政や企業がさまざまな取り組みを行っていますが、中には違和感を感じるものも正直ありますよね。

でも与えてもらう機会を待ったり、与えてもらったものを批判するだけではなく、女性自身もしっかりと学び、それに対して提案していくことが大事だと考えています。

また「ママだから」というのを言い訳にしない姿勢と感謝の気持ちを持っておくのも大事だと日々の活動の中で感じています。

 

あとは「社会が変わる」というところでいうと、“男性の家庭進出”がもっと進めば、相互理解も進み、働きやすい社会が実現できるのではないでしょうか。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

ブランク、待機児童、年齢、条件・・・女性の再就職にはいくつもの壁があります。

そこで「私はもう働けない」と諦めてしまう方も多いのですが。

そんなのあまりにももったいないと思うし、エリアマイスターの活動の中で「私のスキルがこういうところでも活かせるんだ!」と気づき、自信を取り戻す方を何人も見てきました。

家族以外の誰かに必要とされることで、自信もつく。

そしてママがイキイキすると、家族も笑顔になる。

ママが稼ぐと、おかずが一品増えたり「ごほうび」が増えて、もっと経済が活性化する。

 

私にできることは、その一歩を踏み出すためのきっかけづくりだと思っています。

 

ライフスタイルが変わっても、自分のスキルを活かしてイキイキ働ける。

そんな働き方をスタンダードにしていく。それを若い世代や自分たちの子どもの未来につなげていくことが私の目標であり、実現のためにこれからも発信し続けていきます。

 

 

最後に、メッセージをお願いします。

これまでたくさんの仕事に悩む女性に出会ってきましたが、多いのが「やりたいことが見つからない」という声。

「好きを仕事にしよう」というフレーズもよく聞きますが。

私はやりたいことは無理矢理見つけなくてもいいと思っています。

きっと動いているうちにおのずと見つかるものだと思うし、実際動いてみてわかることも多いから。

実は私自身も独立した当初はやりたいことがなくて、ただがむしゃらに目の前にあることをこなす日々でした。

これからやりたいことを探すよりも、今できることを活かしてほしい。

エリアマイスターにはそんな想いが詰まっています。

だからこそエリアマイスターでは、働き方に悩む人にまずは「自分に何ができるかな?」を探すお手伝いをしたいと考えています。

相談会や登録会、勉強会なども開催していますので、ぜひお気軽にご参加くださいね!

http://areameister.jp

 

 

2016年11月17日 0 comment
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今回ご紹介するのは、屋外で、躍動感にあふれた自然な家族の姿を取るために「ルカフォト」を立ち上げたパワーママ、宮川理恵さんです。
理恵さんの撮る写真は、とっても温かくて柔らかい印象を受けます。撮影中の理恵さんは、時には椅子に登ったり、地面に寝そべったり…と、ベストショットを撮るために努力を惜しみません。そんないつでも真剣勝負の理恵さんの子育てや仕事に対するメッセージをどうぞご覧ください!

 

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プロフィール

・氏名:宮川理恵

・会社名:ルカフォト

・役職名:代表

・職種:カメラマン

・簡単な経歴:写真館の家庭で育つ。結婚式場の写真スタジオで修業ののち、フリーカメラマンへ。自身の子育てをきっかけに、屋外で家族の遊ぶ姿を撮る「こもれび写真ルカフォト」を立ち上げる。また、「家庭のアルバムから手ブレをなくす!」をスローガンに、ママ向け写真教室も主宰。現在二児の母。

・居住地:神戸市

・ご自身の年齢 :38

・お子様の年齢 :7歳と2歳

・ワークスタイル:独立

 

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

ご家族の記念写真を公園で撮っています。

現在、記念写真といえば、ドレスとヘアメイクのついた子ども写真館が多いです。

私は親の代からのカメラマンで、自分の子育て中にママ友親子を撮って非常に喜ばれたことから、「自然な家族写真を安く広く提供する」をモットーとした「ルカフォト」を立ち上げました。

単価を安くするために、一日で同じ場所に多くのご家族に集まっていただく「公園撮影会」形式にしました。日時と場所はホームページで告知し、ファミリーは都合のいい時間を予約でき、撮影料1万円前後で20カットのデータをお渡ししています。

このサービスは口コミで広がり、3年間で1000組以上を撮影しました。

経済産業省近畿経済産業局の女性起業家応援プロジェクト「LED関西」第2期ファイナリスト。ABCテレビ「キャスト!」、読売テレビ「ten」、西宮ラジオFM出演、デイリースポーツオンライン、ヤフーニュース、などに掲載。

ルカフォトホームページ http://www.rukaphoto.com/

 

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6時 起床

7時 夫のお弁当作り、子どもたちの朝食、洗濯

8~9時 子どもの登校、保育園送迎

9時 車移動

9時半 スタッフと現地で打ち合わせ

10時 撮影開始

12時 撮影終了

13時 帰宅、休憩しながら撮影データコピー

14時 パソコン編集作業

15時 小学生帰宅、ママスタッフが子どもを連れて来宅。制作作業開始

17時 晩御飯準備、保育園お迎え。ママスタッフと子どもたちも一緒にカレーパーティ

18時 ママスタッフ帰宅

19時 お風呂

20時 子ども就寝、パソコン編集

21時 夫帰宅、夫の食事用意(カレー)、パソコン編集

23時 就寝、パソコン編集

 

 

出産して、何が一番変わりましたか?

自分の自由時間がなくなった

 

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

・ルカフォトさんに撮ってもらった写真をみると、子育てしていてよかったとか、夫婦喧嘩が収まったといったメッセージをもらえるのですが、自分も同じ子育て世代なので、そのような役に立てていることがとてもうれしいです。

・小学校の懇談で、「娘さんはお母様のお仕事を誇りに思っていらっしゃいますよ」と言われたこと。

 

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育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

赤ちゃんの熱や、自分の妊娠などで、撮影予定が崩れること。

 

 

それをどうやって解決していますか?

・ママスタッフで、自宅にきてもらえる人を複数お声掛けした

・夫と話し合った

・カメラマンと提携した

 

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児:なるべく、子どもの世界で楽しんでもらうようにしています。

スタッフはみんなママなので、みんなの子どもは仕事部屋に立ち入らず遊びます。

幅広い年齢層が集まりますが、上の子がよその小さな子供を面倒みたり、兄弟げんかを友達がとめたり、いい循環ができていると思います。

仕事:プロの技術を提供するために、日々勉強です。

また、写真は撮影時と同じくらい編集が大事なので、パソコン作業に力を入れています。

父が大阪で写真館を30年以上続けていて、品質とともにお客様への誠実さは町から信頼をうけていたので、その姿勢を崩さないようにしたいと思っています。

 

 

ご家族との家事育児分担はどのようにされていますか?

平日は夫の帰宅が遅いので、すべて私が担当です。

土日は撮影があるので、夫に子どもたちを任せます。

初めはお互い不満で喧嘩が多かったですが、夫の不満の内容を考え、自分が変わることで、夫が夜ご飯を作ってくれたりキッチンを片づけたりしてくれるようになりました。

夫婦仲を改善しようと思うと、まずは自分が変わらなければならないのですね。

 

 

夫婦仲を改善するために、ご自身のどのようなところを変えましたか?

私は、ケンカを買わないことから始めました。

そうすると、ケンカがヒートアップしなくなりました。

それから、私の物腰が柔らかだと、こちらの非が減ります(笑)

私の課題は、相手の要望を理解するところです。

先に汲み取ってあげられないところが、まだまだだなぁと思います。

と言いつつ、麦茶のパックをヤカンから出すように言われていたのにできてなくて、今日も夫に怒られちゃいましたけど(笑)

まだまだ発展途上ですが、今まではそれすら気付かず、全て戦ってきたので、これからちょっとずつ丸くなっていけたらいいなと思います。

 

子育てをしながら「ルカフォト」を立ち上げられましたが、どのように運営されていらっしゃいますか?

ママスタッフが10人くらいいます。

みんな得意なことが違います。

起業に必要な、経理・人事・PCシステム・売り上げ計画、、そして家事育児、子どもの熱の緊急対応、出張で保育園に間に合わないとき、すべてママスタッフのチカラを借りています。

30代女性は、過去にバリバリ仕事をこなしたあと、育児をしています。機転が利き、スペシャリストの技を、子どもが幼稚園の間だけルカフォトのために使ってくれます。

私が20年かけてやってきたことは、撮影だけ。経理もPCシステムの構築も売り上げ目標も立てれません。すべて、スペシャリストのママたちがやってくれています。

起業ですべてを自分でやるのは不可能です。

母になると、なおさらです。

ルカフォトは、子育てママの力が集まって成り立っています。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

私事ですが、先月、入院をしました。

撮影会中止をだし、たくさんのお客様にご迷惑をかけ、カメラマンが自分一人ではいけないことに気づきました。

信頼しているプロカメラマンさんにお願いし、業務提携していくことで、安定した撮影サービスを提供していくことが、側近の課題です。

 

東京での撮影会も開催しています。

全国各地で撮影会ができることが、この先の目標です。

 

 

最後に、メッセージをお願いします。

3つの視点から、簡単に。

1つめは、起業することについて

起業は大変なことですが、やりがいがあります。

利益を出すのは難しいです。

子どものとき、ファミコンのRPG「ドラクエ」が大好きでしたが、今リアルにその世界に入り込んだようです。

仲間を探し、武器を集め、強い敵に立ち向かう感覚です。

ママスタッフの力が集まって、叶わないような夢に道がつながっていくのは、人生をかけて取り掛かる価値があると思っています。

 

二つ目は、母として。

私の両親も自営で、いわゆる放任主義の家庭で育ちました。

さびしいと思ったのは、運動会に来てもらえなかったことだけ。お友達は親や祖父母とお弁当を囲み、私は忙しいフリをしながら姉をグラウンドで探しました。

運動会は撮影のトップシーズンで、絶対に仕事なのはわかっていたので、恨んだことはありません。働く親が自慢でした。

自分のやることに関して、すべて応援してくれました。

その代り、私が決めたことだから全力でやりなさい。後悔はするなと。

「やりたいことを全力でやる」ということを、子どもたちに態度で示せる母親になりたいと思います。

 

3つ目は、妻として。

夫と仲良しが理想です。

それなのに、ケンカをよくしていました。起業すると、悪化しました。

あるとき、「パパへの接し方変えたら、関係よくなったよ」というママスタッフさんの言葉を、ケンカ勃発の瞬間に思い出して、言い返すのをやめました。

そしたら、そのケンカは起きなかった。

それを2~3日続けると、夫も穏やかになってきて。

解けない難題の答えが見つかったような気がしました。

話しを聞くだけで、くみ取っていなかったのは、私も同じだった。

 

起業して夫との関係が壊れるのは、私が目指す結果ではないのです。

起業すると、撮影だけしていたお勤め時期が、懐かしく思います。

 

2016年10月29日 0 comment
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産後ママに好評の出張整体

今回のインタビューは、体に不調の起きやすいプレママ・産後ママが整体を受けることができる託児付きサロン、出張サービス事業を展開する山本亜希子さん。

山本さんはご自身の辛いご経験から同じような状況にいるママ達を元気にしたいと一念発起し、起業されます。たった一人で始められた前例のないプレママ、ママ専用整体は、ママ達の口コミで広がり、スタッフが増えた現在でも2ヶ月待ちの人気に。

山本さんの施術と同じように、ひたむきなママと赤ちゃんへの愛に溢れたインタビューです。(菅谷)

 

産後ママに好評の出張整体

産後ママに好評の出張整体

 

 

プロフィール

・氏名:   山本 亜希子

・肩書:マタニティセラピスト、NPO法人日本マタニティ整体協会理事、日本マタニティ整体スクール東京校講師、Mama’s body salon代表

・簡単な経歴:化粧品販売から一転、2人目妊娠中に起業を決意、働きながら学校へ通いMama’s body salon設立、NPO 法人日本マタニティ整体協会理事に就任、日本マタニティ整体スクール東京校開校

・居住地:品川区

・ご自身の年齢 :32歳

・お子様の年齢 :8歳、6歳、1歳

・ワークスタイル:自営業

NPO法人日本マタニティ整体協会認定
   Mama’s body salon

HP:http://www.mamas-body.net/
Facebook:https://www.facebook.com/
ブログ:http://ameblo.jp/mamasbody/

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

【産前産後の引きごもりがちなママの背中を押したい!身体も心も楽になってほしい!】という思いで以下の活動をしてます。

Mama’s body salonの運営

外出が難しい産前産後ママのご自宅、産院へ出張整体、スタッフ皆で駆け回ってます。

不動前隠れ家サロンでは保育士による託児サービスも実施。

毎日赤ちゃんの声で満たされています。

日本マタニティ整体スクール講師活動

産前産後ケアについて各地から学びに来られる方へ妊娠中の身体の事から産後のエクササイズ方までお伝えしています。

NPO法人日本マタニティ整体協会理事活動

全国のマタニティ整体店運営サポート

「ママと赤ちゃんに優しい抱っこ紐の使い方」レクチャー

アトレ、ららぽーと、品川子育てメッセ、大田子育てメッセなどでお話しさせていただいています。

スマイリングベビーでのコラム執筆

優しい抱っこ紐の使い方をレクチャ

優しい抱っこ紐の使い方をレクチャ

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00 起床、家事、朝食

8:00 主人と子供3人の見送り

8:30 パソコンチェック

9:30 開店準備

10:00 サロンオープン

12:00  昼食

18:00 サロンクローズ

18:30 別々の保育園へお迎え

           スーパーへ買い物

19:30 夕食、入浴、団らん

21:30 子供達就寝

22:00 パソコンチェック

22:30 ドラマ鑑賞

00:00 就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

生き方が変わりました。妊娠する度に色々な事に気づかされました。

第一子の時はまず体型が変わり服が着れなくなりました。オシャレしたい気持ちもなくなってしまい、女性として自身喪失。

また、いつ泣いてしまうかが気になり周りの目も怖くなり引きこもるようになりました。

第二子の時は楽しく子育てしたい!前の自分みたいなママ達の為に動きたい!思い立ちました。

第三子の時は産前産後ケアの大切さを再確認でき仕事も母としてもパワーアップする事ができました。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

子供の将来の夢が、「マッサージする人!」だった時。

楽しく仕事していることが伝わっていたのだと凄く嬉しかったです。

第2子ご出産後に整体の勉強を開始され、起業されたとのこと。きっかけはなんだったのでしょうか。

第二子妊娠中に身体の不調を感じた時、妊婦を受け入れてくれる店がなかった事、第一子の産後引きこもっていた経験が独立起業のきっかけでした。

サロンで安心して施術を受けられるよう託児も

サロンで安心して施術を受けられるよう託児も

 

起業から5年。セラピストも増え、託児付きサービスやヨガレッスンとサービスを順調に拡張されています。これまで経営は順調だったのでしょうか?また経営者として大切にされていることはなんですか。 

起業当初はまだ信頼もないサロンだったので難しかったです。ですがステキな優しいお客様に恵まれあっという間に口コミで広がりました。

起業3ヶ月で予約パンクになり予約の取れないサロンとなり今も予約は常に2ヶ月待ちの状況です。

経営者として大切にしていることは、「自分の想いを曲げないこと」です。

5年間いろいろな事がありました。

甘い誘惑、企業からのオファー、ラジオ出演、TV出演等。でも納得できない仕事はしない事に決めています。

Mama’s body salonを立ち上げた時の初心の心を忘れない。

スタッフ皆が楽しく仕事ができるよう何が必要か常に考える事も忘れない。

夢は壮大にもつ。それを伝える!

整体サロンですが施術後はお客様もスタッフも楽しかったと笑顔がこぼれるサロン。ずっと作っていきたいのです!

一緒に頑張る仲間たち

一緒に頑張る仲間たち

 

育児&仕事をしていて大変なことは何ですか?そしてそれをどうやって解決していますか?

・大変な事は、限られた時間の中で両方をしっかりこなす事。両方を完璧にこなせる日は少ないです。

・なので1人で完璧を目指そうと思わない事。

育児でも仕事でも周りの人達を信頼して助けを求める事!

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児も仕事も沢山愛を注ぐ事!

今後の目標やプランを教えて下さい!

育児では女も男も3人共が強い子になってほしい。(精神面でも体力面でも)

あとは楽しく笑ってくれていたらそれでいいです。

仕事では今後は区との連携や産院との連携を考えています。

23区に1店舗ずつサロンを増やし、拡大。そしてスタッフ皆が育児と仕事どちらも楽しくて安心して働けるサロンを持ち続けたいです。

最後に、メッセージをお願いします。

引きこもりだった私が、まさかサロンを作りスタッフを沢山抱えるとは昔の私では全く想像もつきませんでした。初めての転職だったので主人からも母からも反対されましたが、何日も熱弁し納得してもらいました。何かをやりたいと思った事が産まれて初めてだったんです。

天職に出会えたのは妊娠出産をし母になったからです。

きっかけをくれた子供達に感謝し、育児や家事を支えてくれている主人、義理母、母に感謝しています。

ある日ふと思い立ち身体が動いてしまうのであれば天職かもしれません♡

母になってからでも気持ちがあれば、いつでも挑戦できるはずです!

ありがとうございました。

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2016年10月28日 0 comment
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紀乃さんと息子さん

今回のインタビューは、奥村さんからのご紹介です。以下、奥村さんからのご紹介文、どうぞ!

のりちゃんは、私とはお互い20代半ばの独身時代からの友人です。
温かく包容力あり、物腰柔らかでいながらも、芯がしっかり通っている彼女は、
当時IT業界にいながらも、保育業界への転身という目標を持って、私の知らないところで
着実に歩んでいました。そんな大好きな憧れの女性、のりちゃんのインタビューを
是非みなさんに読んでいただきたいと思います。 奥村尚子

紀乃さんと息子さん

紀乃さんと息子さん

プロフィール

・氏名:紀乃のりこ

・会社名:(株)チャイルド・スマイル、()私の心地よさ

・役職名:代表取締役、代表社員

・職種:保育士

・簡単な経歴:

1999年、NECソフト(株)に新卒入社。システムエンジニアとして6年間勤務。2005年、個人事業主として独立、2006年、(同)私の心地よさ、2012年、(株)チャイルド・スマイルを設立。

大学卒業後、会社に勤務しながら教育・保育分野での活動を希望し、保育士を目指して勉強。保育士資格取得後、実習の場を求めて愛媛の保育所を選び、二週間の泊り込み現場研修を経験。ベビーシッターや、メンタルカウンセラー等のキャリアを経て、ふたりの子どもに恵まれたこともあり、現在の日本における保育サービスの足りなさを実感。家庭的で小規模な保育所で子ども家庭と地域の子育てを支えるプランを企画し、モデルケースとして小規模保育園「ちいはぐ・多摩」を開所。好評を得て、現在、小規模保育園「ちいはぐ」など子どもの居場所づくりに努める。子どもが笑顔に囲まれて、いきいきと笑顔で成長していける社会をつくるべく奮闘中。

・居住地:東京都多摩市

・ご自身の年齢 :40

・お子様の年齢 :9歳、6歳

・ワークスタイル:自由奔放に全力投球で子ども達の居場所づくり

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

小規模保育園「ちいはぐ」の開設と運営を事業とする(株)チャイルド・スマイルと保育や子育てに関する研修事業を行う(同)私の心地よさを経営しています。

現在、都内で5園(うち2園は認可)の小規模保育園「ちいはぐ」を運営しています。

http://www.csmile.co.jp/

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:00 起床(お白湯を飲む、日記、トイレ掃除、子どもの服の用意など)

6:00 Skypeで朝礼

6:30 メール仕事・洗濯・朝食準備・起きてきた息子娘と朝ハグ

7:00 朝食、社内の電話受け開始

7:30 自分の身支度

8:00 出発(移動しながら読書、保育園送りは夫の担当)

9:00 デスクワーク・打ち合わせ・保育・研修実施・研修受講・執筆etc.

13:30 仕事の合間に昼食(自作弁当やパワーランチもしくはミーティングランチ)

17:30 移動しながらメール仕事(週に1日は夜仕事も)

18:50 保育園の迎え(週に1日は夫の担当)

19:30 帰宅、夕飯の支度

20:00 夕飯

20:30 社内の電話受け終了(緊急電話は随時受)

21:00 お風呂

21:30 お布団の中で息子娘とラブリータイム(読み聞かせ、マッサージ、今日の振り返り&明日のワクワク語り

22:30 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

ようやく自分の人生が始まったように感じました。息子娘、二人ともそれぞれにすてきなお産だったので私と子どもの母子関係に少し自信が持てました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

息子と娘が保育園「ちいはぐ」に行きたい、通えないなら働きたいと言ってくれたこと、それから、息子と娘に仕事の相談をしてみたら二人とも的確なアドバイスをくれたことです。「スタッフの皆さんにもっと幸せになって欲しいんだけど、かーさんはどうしたらいいと思う?」の質問に息子は「かーさんがいつもニコニコ笑っていればいいんだよ」、娘は「もっとお休みとお金が必要なんじゃない?仕事を増やして、でも人(スタッフさん)は増やさないで」と。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

息子や娘に寄り添う必要があると強く感じその時間を確保したいのに仕事の都合でどうしても息子や娘から離れなくてはいけない時に、私は何をやっているんだろう、本当にこのままのライフスタイルを続けたいのだろうかと悩みました。それから、私の体調や心の調子がよくない時も大変です。夫と私の両親は共に遠方なので簡単には頼れず、日頃、私が元気だからこそこなせるスケジュールで動いているので、不調であれもこれも捗らなくなると無力感などの負の感情も湧いてきて悪循環に陥ります。

それをどうやって解決していますか?

創業から5年を経て、スタッフの皆さんのおかげで息子や娘に寄り添いたい時にはその時間を確保できるようになってきました。それでも、どうしても私が仕事の対応が必要な時は、夫が息子や娘に寄り添ってくれる調整をしてくれるようになりました。

不調の時は、いかに気持ちを切り換えて自分を許し「あははー」と笑うかを考えるようにしています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

どちらも「子どもにとってどうなのかを?」を判断軸にしています。

そして、決めたら本気で取り組むこと、それから愛や思いやりを込めてひと手間増やすことを心掛けています。

紀乃さん娘さん。

紀乃さん娘さん。

なぜ保育園を作ることになったのか、教えてください。

私が想い描いていた保育園を創りたかったからです。

子どもの頃、大人になったら教師になりたいと思っていました。が、大学生の時に塾の講師のアルバイトを経験して、私がなりたい教師と今の教育現場(学校や塾)が求めている教師のギャップを痛感しました。しばらく考えて、教育現場のしくみづくり(システム開発)に携わろうとSEになった(配属されたのは土木工事を支えるシステムでした)後、私が子どものころから乳幼児と関わる機会が多くその関わり方を褒めてもらうこともあったことも想いだし、どんな学校に入学しても学校生活を楽しめる子どもの逞しさを育もうと保育園を創ることを決めました。

どんな保育園ですか?

子どもの今と未来の幸せを増やす保育園です。

「ちいはぐ」は「小さな保育園、大きな家族」。定員は1118人、0歳~2歳クラスのみの小規模保育園です。集団活動への適応が未発達な年齢の子ども達がゆったりとすごせる家庭的な環境のなか、あたたかい保育者たちが保育の専門性をもって心身の発達を促し、幸福度の高い人生を歩むための心の根っこを育んています。

IT業界から、個人事業主としての独立、会社の設立、保育園の開所と現在に至るまでにプライベートでは結婚、2度の出産をされていますが、そのタイミングや産休育休等について、どんな考えや決断でここまでこられましたか?

 私は保育園児の時から教師を目指していたのですが(笑)一番なりたかったのは「お母さん」でした。なのでタイミングについては「なるはや(なるべくはやく)」でした。決断したというよりは、結婚後、早々の妊娠・出産を望み、二度目の出産はありがたいことに「そろそろ二人目を」と思って間もなく授かりました。結婚と独立がほぼ同時だったため、会社員のままだったら受けられたであろう産休育休等の恩恵は全くなく、国民年金と国民健康保険に入り、自分で仕事の量を調整しながらマイペースにお産の準備をしたり、赤ちゃん育てを楽しんでいました。我が子の成長に沿って、私も子どもも家庭の外の社会に出て、成長の場を拡げて行きました。

保育園のプロという立場と、一人のワーママとしての立場から、限られた時間の中で家庭でのお子さんへの接し方で大切にされていることはありますか?

短時間でも息子と娘だけに集中する時間を持つようにしています。寝る前の本読みやマッサージもその一つなのですが一番のおススメは「朝ハグ」です。息子、娘それぞれが起きてきた時に「おはよう~」と言いながら数秒間ギュッと抱きしめます。「朝ハグ」私にとっても「今日も起きて来てくれてありがとう」と息子、娘の命に感謝して心をあたためることができる大切な時間です。我が家、特に娘には「朝ハグ」がすっかり習慣化していて、娘は朝目覚めると「ハギュ~ッ!」と寝起きの不機嫌な声で私を呼びます。(笑)

IT業界から保育業界へは転職ということではなく、昔やっていたことに戻った感じということのようですが、詳しく教えてください。そしてIT業界で培った経験は、現在の保育園経営に生きていることはありますか?

 私の保育の原点は実家です。両親ともに子どもが好きで、まだ私が幼いころから親戚や近所の子ども達を家で預かっていました。主に母と一緒に小さな子ども達と一緒に過ごし、オムツを換えたり、寝かしつけたり、ミルクを飲ませたり、食事介助をしたり、散歩をしたり、お風呂に入ったりしているうちに、子どもの月例別・年齢別の特性を体験から学びました。例えば、子どもはまだ満腹中枢が未発達なのでお腹がいっぱいになっても食べ続けてしまい吐いてしまうこともあるということ等です。当時は「子どもはお腹がいっぱいになったことに気が付かない、食べさせ過ぎると吐いて大変だ」という捉え方をしていました。こんなふうに私が子どものころに手伝っていたことに、その後の保育・教育等に関する学びをプラスして、今、保育園というかたちにバージョンアップして実践しています。

 IT業界で培った経験は活きていることも足を引っ張っていることもあります。足を引っ張っていることはIT業界と保育現場とのコミュニケーションスタイルの違いです。SE時代、私は男性率9割の職場で働いていました、今は女性率9割の職場ですので男女の脳の仕組みの違いの影響なのか互いに慣れるまでは違和感を持ってしまうことが多かったです。これについて語り始めると、とっても長くなってしまうのでまた今度!それから、保育園の職員から「紀乃の話しは英単語が多くて分かりづらい」と言われてしまうのも、もしかしたら元IT業界の特徴かもしれません。IT業界で培った経験が活きていることは、保育現場にはPCがあまり得意ではない人も多いので、その点で園や本部の役に立てることや、ネットワークセキュリティ強化の外注等、社内のIT周りの整えがスムーズに進むことです。システム管理者を雇用しなくても私がなんとか兼務できています。

今後の目標やプランを教えて下さい!

宇宙に子どもの居場所を5万人分つくります!

そこは、子ども一人ひとりが、受容され、愛され、大切にされていると感じながら子どもが自分を思いっきり出して、いきいきと笑顔で成長していける、あたたかい居場所です。

最後に、メッセージをお願いします。

インタビューに答えることによって現状とこれからを客観的に見直すことができました。ありがとうございます。

最近、通っている学校で「人生は決めたとおりになる」と学びました。思い返せば保育園「ちいはぐ」の創業当初は「3年は必死でがんばる!」と決めていましたので、実際に本当に大変な4年間を過ごすことになりました。根性と持久力に支えられてに動き続けてはいましたが、私の笑顔は少なかったです。。。今は「私はルンルンスイスイ夢を叶える笑顔のママ!」と決めています。なのでこれからはいっぱい笑いながら毎日を過ごせます。私の笑顔とパワーの源は安眠と美味しい食事と子どもの笑顔、それから仲間との会話です。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

2016年10月25日 0 comment
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宗次さんと娘さん

今回インタビューする宗次さんは、子育てしながらリクルートグループ3社の取締役をされている上に、兼業で子ども体験サイト「ミラキッズ」を立ち上げ、しかもお子様はスポーツ幼稚園に通い、旦那様は関西ベースのお仕事のため、宗次さんとお子様、二人で東京赴任中。

・・・このプロフィールだけでも、とてもエネルギッシュな方。実際にも周りにパワーをあたえてくれるパワーママさんで、私もとても影響を受けています!育児も仕事も思いっきり楽しむことを大事にしていると言う宗次さんに、こだわりや、両立についてをお聞きしました!(椿)

宗次さんと娘さん

宗次さんと娘さん

プロフィール

・氏名:宗次涼子

・会社名:(株)ニュージーン

・役職名:代表取締役

・簡単な経歴:新卒で化粧品会社に入社し5年勤務。その後、(株)リクルートに転職し、HR事業に従事。

現在は、(株)リクルートホールディングスに所属し、リクルートグループ3社の取締役業務をする傍ら、兼業で(株)ニュージーンを立ち上げ活動中。

・居住地:東京都中央区

・ご自身の年齢 :38

・お子様の年齢 :6

・ワークスタイル:主人は関西で事業をしているため、子どもと二人で東京赴任中。

平日は、9時~18時が基本的なワーク時間で、残業等はほぼしないスタイル。


現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

現在は、(株)リクルートホールディングスに平日勤務する傍ら、(株)ニュージーンを立ち上げ週末を中心に活動しています。ニュージーンは、一生かけて自分が実現したい世界観を少しずつ形にしたいと思ってつくった会社です。自分のように働くパパ・ママを助け、未来を力強く生き抜く子どもをもっと増やすことで、日本全体を元気にすることが目標です。最初に始めたのは、「ミラキッズ」という子ども体験サイトです。http://mirakids.jp

週末、自分の子どもと実際に体験をまわりながら、良いと思ったものを掲載しているため、大量に掲載できてないですが、良いものを少しずつ広められたらと思っています。また、親御さん向けセミナーもゲストを迎え、定期的に開催していますので、ご興味があれば一度お越しください。また、サイト内に「ミラママリーダーズ」という素敵なママさん代表の記事も載せていますので、ぜひ見て頂けると嬉しいです。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6時半起床→7時お弁当作り&朝食→8時子どもと遊ぶかお勉強→8時半幼稚園に送り→9時出社→18時退社→18時半お迎え→19時半夕食

20時半お風呂→21時子ども就寝→21時半~家の片づけ、(株)ニュージーンの業務等

出産して、何が一番変わりましたか?

子どもにかける時間が圧倒的に増えたので、仕事のインプットにかける時間やジムに通う時間等が減りました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

メンバーのワーママの気持ちが理解できるようになったことと、

子どもの教育を通して、人を支援することの本質に触れながら学ぶ機会を多く得られている事(HR事業が大好きなので)です。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

日々大変。平日は自分しかいないので、躾の際にも、叱る役と褒める役をすべて一人でやらなければならないことは特に大変です。

また、仕事で落ち込んでも、すぐ切り替えなければならないことですかね。

それをどうやって解決していますか?

一人二役については、叱ってもきちんと理由を説明し、すぐ自分自身の気持ちを切り替え、子どもに余裕をもって接するよう努力しています。

また、子どもの立場に立って考え直すことを意識しています。

 

グランドキャニオンにて

グランドキャニオンにて

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児も仕事も、思いっきり楽しむことを大事にしています!

子育てしながらリクルートの子会社取締役をされている宗次さん。勝手にモーレツ系ワークスタイルなイメージなのですが、育児とお仕事はどのように両立されているのでしょうか・・・?

仕事は決めた時間以外はしないようにしています。仕事でやりたいことは山のようにありますが、育児も幼稚園に入れていることもあり、やりたい事が山ほどある状態です。双方、限られた時間の中で最大限パフォーマンスできるよう、計画的に時間を切っています。その癖が、子どもにもついてきたのか、娘も毎朝「自分の1日」という頑張り表を作っています、笑。


宗次さんはとても教育熱心で、娘さんもスポーツ幼稚園に通っていらっしゃいますが、忙しいのに幼稚園、そしてなぜスポーツ幼稚園を選んだのですか?

こういう言い方をしたら誤解を招くかもしれませんが、自分にとって仕事が一番ではありません。「人の能力を信じて伸ばす」ということに大変興味があります。なので、リクルートでの仕事もニュージーンでの仕事も、子育ても目一杯頑張りたいと思えています。選んだ幼稚園も、子どもの能力を伸ばすということにおいて大変興味深い幼稚園でした。なので、時間の制約を気にせず、素直に選んだまでです。選んでから、どのように乗り切ればよいかを考えればいいと思っていましたから。


「ワーママだけど、教育を手抜きしない。教育は親が学んで、質の良い教育を。」そんなことを宗次さんから教わりました!とはいえ、何をすれば良いか。私でも真似できる、お家でもすぐできる事があれば教えてください!

まずは、子どもをしっかりみつめることかなと思います。子どもは皆、その子らしさや強みを持っていると思います。親がこうしたいとレールを引きすぎず、その子の良さをしっかり見つけてあげて、伸ばす方法を考えてあげることが大事かなと。自分ひとりで伸ばそうとせず、性格が違ったり、難しい時は、他の教育機関にお願いするのもいいと思います。実際、私が運営するミラキッズでは、そのような機会提供を多くしたいと思い、立ち上げましたから。


お仕事でもプライベートでも、すごい巻き込み力で実現されている宗次さん。普段から意識していることがあれば教えてください。

意識というか、根っこから自分には力がないと思っているから、他の方に頼るしかないんです。。。昔から、個人戦は苦手で、団体戦に強いタイプなので。ここでも人の力を信じているんだと思います。古いですが、スクールウォーズとか大好きなタイプです、笑。

南国にて

南国にて

宗次さんが「複業」で開始された、「子供に絶対させたい新しい体験」を集めたサイト、『ミラキッズ』を始めた背景を教えてください。

私は3ヶ月から娘を保育園に入れています。最初は関西の保育園で、2歳の時に東京赴任と共に東京の保育園に通わせました。関西の時は、広い園庭に手厚いプログラムだったのに対し、東京では園庭もない小さなところに大量の子ども・・・びっくりしたものの仕方ないと我慢していました。実際に預けられるだけでも幸せなので。ただ、ふとこれで本当にいいのか?子どもが持つ素晴らしい能力に親がもっと気付ける機会がいるのではないか?と思い始めました。そう思ってから色々探すものの、時間はかかるし、やはりどんな経営者がどんな教育方針で運営しているのかを見極めるのが大変。ならば、自分が本当に良いと思えるものだけをピックして広めた方が、ワーママのお役に立てるかもと思ったのがきっかけです。


「ミラキッズ」について、教えて下さい。

今の子どもたちは、スピーディーな時代の変化にさらされています。どんな時代になっても、力強く生き抜いてほしいという想いを込めて、必要な要件に自ら気づき、身に着けてもらえたらと願い、様々な体験を集めたサイトです。「体験から自ら学ぶ」ことが最大の学びだと私自身が思っているので。


「子供に絶対させたい新しい体験」で反響が多いオススメTOP3を教えて下さい。

①親子で一緒にする体験(山登り等)

②プログラミング系

③英語習得系


ミラキッズで成し遂げたいこと、今後の展開について教えて下さい。

あくまで良い体験を広めることは入口だと考えています。最終的には、親や教育者がどう自分達の子どもを教育していくかが大事。特に忙しいワーママやワーパパが子どもにしっかり向き合うことの出来るサービス展開がしたいですね。色々トライ&エラーで試していくつもりです。

今後の目標やプランを教えて下さい!

現在、大手勤務とスタートアップ業務の兼務状態です。大手だからこそ出来るインフラ作りの支援とスタートアップだからこそできる自由な取り組みの両方を見据えながら、実現したいゴールに邁進したいですね。自分の働き方なんてどんな形でもいい。未来の子ども達を育てる親御さん達に、あの時あのサービスがあって良かったと言ってもらえるようなものを創っていきたいです。

最後に、メッセージをお願いします。

パワーママというお題で今回お話を頂きましたが、よくパワーがあると私自身言われます。自分でもある方だと思いますし、このパワーのおかげで色んな事を乗り切れていると実際思います。でも、これは親の育て方や今まで育ってきた環境・経験のおかげでもあります。だからこそ、未来の子ども達には、様々な経験を通して、力強くパワーのある人材に育って欲しいと心から思います。

2016年10月19日 0 comment
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今回のインタビューは、経営コンサルタント(中小企業診断士)の小紫恵美子さん!

主婦を経て、お子様二人が幼稚園生の時に経営コンサルタントとして独立された小紫さん。今では全国を飛び回り多忙な日々を送っていらっしゃいます。その中での家庭とプライベートとのバランスの取り方、そして周りが絶賛される情報収集スキルについて伺いましたが、すぐに実践できることばかりで必見です!また、現在は11歳と13歳のお子様のママとなった小紫さんからの力強いメッセージには、多くのワーママがほっと心が安心して力が湧いてくるはず。文中の記事( 日本は「良いお母さん」のレベルが高すぎる。 )も併せてぜひご覧ください。(千田)

 

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2016年10月10日 0 comment
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講師をしているときの小倉さん

今回のインタビューは、女性のキャリア支援とワーク・ライフ・バランスコンサルティングをしている小倉 環さん!

以前に某雑誌の保活取材でご一緒した小倉さん。その時にも強調していた良好な関係性について、また、キャリアカウンセラーとしてAllAboutでもキャリアカウンセラーとして記事を書いている小倉さんに、そして独立のきっかけやここ数年で女性活躍の波による変化のリアルについても聞いてみました!(椿)

講師をしているときの小倉さん

講師をしているときの小倉さん 

プロフィール

・氏名:小倉 環(おぐらたまき)
・会社名:株式会社ハーモニーワークス
・役職名:代表取締役
・職種:研修講師、キャリアコンサルタント
・簡単な経歴:
大学卒業後、大手流通企業に入社し、広報を経験した後に人材業界に転身。人事・採用の設計および広告の企画・制作、大学生向け就職支援、転職相談に従事した後に株式会社ハーモニーワークスを設立。現在は女性のキャリア支援とワーク・ライフ・バランスコンサルティングを軸に、人材育成と組織活性に携わっています。

・居住地:東京
・ご自身の年齢 :43になってしまいました
・お子様の年齢 :10歳(男)、7歳(女)
・ワークスタイル:経営者

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

企業や自治体・団体様向けに人材育成と組織活性をテーマに研修やコンサルティングを提供させていただいています。また個人の方のキャリアコンサルティングもしています。
今は女性活躍推進と働き方改革をテーマにした案件が多く、女性のリーダーシップやキャリア開発、働き方の見直し、タイムマネジメントなど、幅広いテーマでお仕事をいただいています。一人社長なので(笑)営業も販促も経理もと一人何役もこなしていますが、ライフワークを事業として育てている醍醐味を感じています。

出産して、何が一番変わりましたか?

それまでの人生で男女の差というものをあまり感じずに生きてきたので、乳飲み子を預けて仕事に行くことに後ろめたさを感じるなど、自分が「女」であったことをいい意味でも悪い意味でも実感しました。
また出産前は恥ずかしいことに「〜でなければならない」「〜するべき」と言った自分の理想や価値観を押し付けて、受け入れられないと切り捨てるタイプでした。きっと出産しなければずっとイヤな女だったかもしれません(苦笑)
ただ出産後、心理学を学んだり、子育てを通じて自分の想いだけではどうにもならないということがあるということを理解できたことで、人に対する受容度が高まり(今も修行中ですが)、周りの人に助けてもらうにはどんな関係づくりをしたらよいのかを考えるようになりました。その境地に達するまでには時間がかかりましたが、産前よりもゆるくなったというかラクになったというか(笑)
あとは自分の人生において、成し遂げたいこと、大事なこと、必要なこと、もの、人などの価値観が明確になり、そのために人生の時間を使いたいと思うようになりました。特に子育てを通じて日本の社会的課題について理解を深めるなかで、自律した次世代を育成するためには、親世代が自律していなければ難しいと感じるようになりました。
そのあたりから、キャリア開発やカウンセリングで課題解決のアプローチできないかと考えるようになりました。

娘さんの保育園卒園式にて

娘さんの保育園卒園式にて

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

娘は「おつかれさま」と書いたラブレター?をよく書いてくれます。息子は先日キッザニアに学校の遠足で行って「おしごと相談センター」を体験したらしく、「母ちゃんの仕事(キャリアコンサルタント)を体験したいと思って」と言ってくれて、ちょっとホロッとしました(笑)
仕事のストレスは家族や子どもとの笑いの時間が相殺してくれますし、子育てで胆力がついたのか、ちょっとした仕事のトラブルやお取引先のわがままも「はいはい〜」と受け流せるようになりました。仕事で身についたカウンセリングのスキルや心理学の理論が子育てやパートナーシップを育む上で役に立っています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

我が家は夫婦が基盤となってこそ、子どもたちによい影響を与えることができると思っているので夫への感謝の気持ちと良好な関係性を育むことを忘れないようにしています。うちの夫婦は会話量が多いです。お互い仕事の相談もよくしますし、愚痴も言います(笑)それに私は一人で子育てをすることが苦手なので、子どものちょっとした変化も共有するようにしています。おかげで夫は子育てに積極的ですし、息子は「父ちゃんみたいな生き方もいい」と言っています(笑)。
あと、子どもたちは社会からの預かりもので、いずれは社会に還元するものだと考えています。だからこそ、子どもの主体性や自己効力感を育むために「余計な手や口を出さない、見守る」ということをマイルールにしていますが、なかなか難しいです(苦笑)
そしていつも寝るときに「大好きだよ」とハグしています♡

独立のきっかけを教えてください。

もともと、社会人になったときから独立志向を持っていました。20代後半に転職した人材業界は独立する人も多く、私も漠然と「いつかは」と思い、働いていました。
実は第二子の復職後、担当業務が事業縮小でそれまで自分が頑張ってきた仕事とは違う業務を担当することになり、産前まで頑張ってきたのは、なんだったんだろうと考えるようになりました。
並行して育児休業中にキャリアコンサルタントの資格を取得して、最初は地域の市民講座などでママ向けのキャリア講座などの講師をしたことで、女性支援をライフワークにしようと独立をしました。

 

キャリアカウンセラーやセミナー講師もされている小倉さん。ここ数年で女性活躍の波が来たことで、変化などはありましたか?

「女性」と一言で言ってもそれこそ多様です。いわゆる上位2割の人たちから引き上げられつつありますが、中間層に当たる6割の人たちはまだまだ揺れているというところでしょうか。
イクボスマネジメントなどで先進的な女性活躍推進の取り組みをしている企業では、「上を目指してもいいんだ・・・」と意識転換して、リーダー予備軍の母数が徐々にですが増えているのは事実です。
しかし優秀なのに子育て真っ最中であると思考停止している方もいますので、ブロックを外すのに時間がかかるので、やはり時間制約があっても評価される風土がないと難しいですね。
一方で、一般事務といった職種の方々は今まで教育を受ける機会も少なく、元々キャリア形成への動機も浅いことから、急に「変わりなさい」と言われて不安に思っている人たちが非常に多いです。女性管理職30%の数値目標達成だけでなく、こういったいわゆるアシスタント志向の女性たちのマインドセットがないことには、真の女性活躍は難しいのではないかと思います。

どうすれば、仕事と生活がハッピーになる事が多いのでしょうか?

まずは今の自分を愛し、満たし、信頼することではないでしょうか。そうでないと他者を満たし、信頼することはできません。そして夫や周囲の協力者とパートナーシップを育むためにも、自分から想いを発信して、信頼して任せてみるといいと思います。
子育て期は焦っても仕方がないときがあります。だから誰かと比べたり、過去の自分と比べたりして、必要以上のストレスをためないこと。「今」の自分を愛し、家族や職場の方々との関係を慈しむことで、きっと周囲によい影響をもたらせることになると思います。

自分が好きなこと、心地よいこと、嫌いなこと、不快なこと、苦手なことを見極めて、仕事や子育てで辛いことがあったとしても、セルフケアできる方法を知っておくと、幸せな時間が増えると思います。「あれもこれもやろう」ではなく、「手放すことを決める」ことで、自分にとって本当に大切なことに時間を使えるようになると思います。

最後に、メッセージをお願いします。

キャリア理論にライフキャリアレインボーという理論があります。人は人生の年齢に応じたさまざまな役割をもつことで人生は充実していくという考え方なのですが、その役割に母・妻という役割があります。会社員時代に上司にこの理論を教えてもらって仕事と子育ての両立で継続していくことに不安を感じていたときに救われました。
人は人生でいろいろな顔・役割を持ってこそ、強くしなやかになれると思います。だから、もっと自信を持っていいと思います。
それから、子どもとの時間は「今」の連続で一秒足りとも同じ成長は見られないと思います。イライラすることもありますが(笑)、人生の宝物の時間だと思って大事にしていきましょう。一緒にがんばりましょうね。

2016年10月3日 0 comment
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今回のインタビューは、フットケアサロンを経営する西谷裕子さん!

大学生時代の留学先で英国式リフレクソロジーに感銘を受け、日本でフットケアサロンを開業してから今年で18周年。これだけ長く愛されるサロンを経営されている方はどんな方なのだろう?!と興味を持ちインタビューをさせていただきました。インタビューお読みいただくと分かると思いますが、西谷社長の飾らない経営方法やマインドをあますことなくお話しいただいています。ハッと気づかされ、元気が出ること間違いなし!(千田)

 

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2016年9月20日 0 comment
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今回のパワーママインタビューは、「ワーママ・オブ・ザ・イヤー2015」の大賞を受賞した秋庭麻衣さんからのご紹介です!

2016年4月3日 0 comment
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今回のインタビューは、ワーママ&ワーパパのためのWEBメディア「LAXIC(ラシク)」の編集長であり、フリーランスのPRコンサルタントでもある宮﨑さん!活動内容だけを見るとものすごくアグレッシブな感じを受けますが、実際の宮﨑さんは自然体、いつも笑顔で、出過ぎない強さをお持ちだなという印象でした。宮﨑さんはまさに型にはまらず「自分らしく」ワーママを楽しんでいらっしゃる見本みたいな方。そのマインドをご紹介します! (千田)

 

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2016年2月25日 0 comment
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前本さんトップ

今回ご紹介するのは、かつての同期と共に起業し、専務としてその裏方全てを支えるパワーママ、前本玲さんです。
前本さんは起業から1年で第一子妊娠、そして現在第二子妊娠中。そのタイミングは悩まれたりしなかったのでしょうか。
また起業のお話についても代表とはまた違う「裏ボス」の視点で語ってくれていてとても興味深いです。
ぜひインタビューをご覧ください。

前本さんトップ

 

2016年1月6日 0 comment
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皆さまこんにちは!

2015年11月12日(木)に関西支部では『パワーママモーニング(パワモ)』を実施しました!

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「パワーママモーニング(略称パワモ)」は、パワーママゲストをお迎えし、朝食をとりながら皆さんとフリーディスカッションをするカジュアルなイベントです。

今回のゲストは、出張によるマタニティフォトや授乳フォトで大人気のママフォトグラファー、石川ひろこさん。

2015年11月17日 0 comment
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今回のインタビューは、陶磁器上絵付け用の転写紙通販サイト「転写紙.com」の運営をする株式会社サムヒルズ代表取締役CEOの坂和香織さん!

専業主婦を思い描いていたところ、偶然「ビビッときた」というポーセラーツの世界に飛び込み、今や日本最大級の転写紙通販サイトを運営している坂和さん。「好きなこと」から独立までジャンプする秘訣と、坂和さんが大事にされているポリシーなどを伺いました!(千田)

 

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2015年10月29日 0 comment
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こんにちは!

 

2015年8月7日(金)に第7回パワーママNightを開催しました!

イベント詳細はこちら

 

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冒頭に、コアメンバーより、パワーママプロジェクトの活動ご報告など。

 

さらに今回は、昨年、日本初のワーママのためのアワードとして開催させていただいた「ワーママ・オブ・ザ・イヤー」の第2回目を開催することを発表いたしました!

(第1回ワーママ・オブ・ザ・イヤーの詳細はこちら

第2回ワーママ・オブ・ザ・イヤーは2015年12月4日(金)に開催予定です。また進捗や詳細などご報告させていただきます!

2015年8月8日 0 comment
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清野さんとお子さん

やりたいことを実現しつづける姿がカッコイイ!カフェ運営、キャラクター開発も手がけるプロデューサーで、ビーガンカフェの第一人者でもある清野玲子さんをご紹介です!

 

清野さんとお子さん

清野さんとお子さん



プロフィール

・氏名:清野(清水)玲子

・会社名:株式会社エイタブリッシュ

・役職名:代表取締役

・職種:アートディレクター/カフェプロデューサー

・居住地:都内

・ご自身の年齢 :46歳(1968年生まれ)※7月末で47歳

・お子様の年齢 :3歳10ヶ月(2011年生まれ)

・ワークスタイル:フルタイム

簡単な経歴

短大の美術科を卒業後上京し、料理撮影スタジオ、制作会社勤務を経て
ソニーミュージックコミニュケーションズにアートディレクターとして入社。
そこで現在の(仕事の)パートナー&親友(女性)と出会い、
27歳のときに2人で独立、デザイン会社をスタート。2000年、31歳のときに初めての飲食店を
オープン。2003年には飲食事業を別法人として立ち上げると同時に2店舗目をオープン。
37歳のときに一回目の結婚。41歳のときに現在の夫と出会い、2010年末に自然妊娠。
2011年の夏の終わり、陣痛が来る前日まで普通に仕事をし、30時間の陣痛を経て
無事自然分娩(43歳)にて男児を出産。
出産後3ヶ月くらいから、週1~2の割合で出社を開始(それ以外は在宅作業)。
会社近くの一時保育施設に預けてみるものの、相性が合わず断念。
満一歳までは自宅でシッターさん、その後縁のあった不認可の保育園に
10時間半/day x 5~6days/week預けながら完全復帰。

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

アートディレクターとして、さまざまな分野のクライアントさんの
ブランディングやイメージアップ、商品開発、デザイン全般を手がけるデザイン部門、
都内に2つのオーガニック&VEGANカフェを直営し、企業からの依頼によるケータリングや
オリジナル菓子などの卸、他社の飲食店のプロデュースを手がける飲食部門の
2部門からなる会社を営んでいます。
個人的には「ナチュラルフード講座」の講師も務めています。
9/12に表参道で新たなレストランオープンに向けて 現在準備に追われている。
http://cafe8.jp

表参道 PURE CAFEの店内

表参道 PURE CAFEの店内

PURE CAFEのショップカード

PURE CAFEのショップカード

学芸大学 8ablishの外観

学芸大学 8ablishの外観

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

・朝5時半~6時に起床。息子のお弁当と朝ごはん作り&保育園の支度。
・8時すぎに全員出る。
・9時に登園。(だいたい私が車で送迎)
・9時半出社~19時半退社後、保育園へ。
・買い物をしながら20時過ぎに帰宅(だいたい車中でおにぎりや軽食を食べさせる)。
・だいたい21時過ぎにパパ帰宅。
・夕食/入浴後22時前後に息子就寝(私か主人のどちらかが添い寝して寝かしつけ)。
・仕事があるときは深夜起きて作業。

出産して、何が一番変わりましたか?

自分が幸せ者だと実感する機会が圧倒的に増えた。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

仕事がどんなに大変でも、息子の写真を見るだけでHAPPYな気持ちになれる。
会社や直営店に、従業員たちがこどもを連れてきて、他のスタッフみんなに可愛がってもらったり
こどもたち同士が遊んでいる風景がとてもHAPPY。

 

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育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

一時保育に預けて職場復帰をしだしたとき、その保育園との相性が私も息子も合わなかったこと。
私も主人もお互い経営者なので、どうしても仕事を優先しなくてはならないことがあった。
1~2歳、毎週のようにウィルスをもらってくる時期があって登園できず、
誰にも預ける先がなく、苦労した。

それをどうやって解決していますか?

片道車で40分もかかるけど、「実家だと思って預けて」と言ってくれる
現在の不認可保育園に、大いにお世話になっている。
仕事を優先しなければ!と思っていたのは自分だけで、案外周囲が
協力してくれることがわかった。
病欠時だけは、仕方がない。成長が解決してくれた。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では、愛情を注ぐこと。
仕事では、「度胸」と「直感」と「母性」を活かすこと。
オリジナル質問1

自分がやりたいことを貫く信念の維持方法は?

思い込みと柔軟性のバランス。
押してダメなら引いてみる。

現代のこどもの環境について感じていること、教えてください!

社会ではグローバル化とか多様性とか言っているわりに、
保育園の現場では私と子供の頃とやっていることがあまり変わらない。
特に、音楽に関しては未だに昭和のままで驚いた。
もっと、旬のアートや音楽にどんどん触れさせる機会が必要だと思う。

それに向けての取り組みなどあれば。

家では新生児の頃から、いろいろな音楽を聴かせるようにしている。
うちはテレビ無し。ほとんどラジオ生活。和洋問わず映画をたくさんみている。

店鋪を育て、子供を育て・・清野さんにとって育てるとは?

辛抱強く付き合いながら、自分を成長させること。
店舗は手間のかかるこどものようなもの。
大変だけどいつもワクワクしています。

今後の目標やプランを教えて下さい!

母となって得た貫禄を活かして、事業も子育ても楽しもうと思います。
まずは新業態の店舗のスタートに向けて計画進行中。
子供に関連する新たなプロジェクトにも関わっていきます。

最後に、メッセージをお願いします。

すべてのママ&ワーキングマザーを心から尊敬しています!

 

インタビュー by 森田裕美 構成 by 椿 奈緒子

2015年8月6日 0 comment
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今回のインタビューは、アクセサリー製造やジュエリーの企画販売、輸入雑貨を販売するT&E JAPAN株式会社代表の染谷江里さん!

パッと目を引く美人さんで、お話するととても謙虚で一生懸命。染谷さんの第一印象です。その印象通り、まっすぐで、周りを巻き込みながらご自分のミッションを遂行しつつ、ご自分のお住まいエリアの教育環境改善活動などのボランティアにも参加するといった社会起業家的な一面もお持ちです。お子様との時間を大事にしながら独自のスタイルでご自分のやりたいことを展開しているマインドが垣間見えるインタビューです。

2015年7月12日 0 comment
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ルカコは木の温もり溢れる素敵なオフィスです

今回のインタビューは、起業からわずか1年8ヵ月で月商ギネス650万円を達成した「抱っこひも収納カバー専門店 ルカコ」の代表、仙田忍さんです。
仙田さんに初めてお会いしたのは、LED関西という女性起業家ビジネスコンテスト。ファイナリストとして登壇され、事業に馳せる想いを発表され、8社ものサポート賞を受賞されました。

2015年6月5日 0 comment
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今回ご紹介するのは、グローバル志向なママ&キッズのための情報サイトGlolea!を運営されていらっしゃる内海裕子さん。海外でのグローバル育児が話題になっている今、内海さんは、フリーランス時代にいち早く親子留学を体験し、その素晴らしさを多くの人に伝えたいと起業されました。ポジティブでバイタリティ溢れる内海さんと、プチ親子留学の魅力がたっぷりつまったインタビューです。

 

プロフィール

・氏名: 内海裕子

・会社名: 株式会社タイドハーツ

・役職名: 代表取締役・Glolea![グローリア]編集長

・居住地: 東京都世田谷区

・ご自身の年齢: 36歳

・お子様の年齢: 5歳

・ワークスタイル: フルタイム

・簡単な経歴:

大学卒業後、単身渡米。帰国後は、世界20カ国以上の人々とのシェアハウス生活をしながら、オールアバウトにて編集・プロデュースを担当するなどし、独立 ⇒ 独立後はフリーランスとして現在の朝活ムーブメントを牽引した「朝時間.jp」の創刊・編集長を務める ⇒ 30歳で結婚後、2009年出産 ⇒ 復帰後は、書籍の執筆活動の他、米国ポップコーンムーブメントの火付け役となったシカゴ生まれの「ギャレット ポップコーン ショップス」の日本初上陸原宿店オープンまでのプロモーション・マーケティングプランニング・Web戦略等に携わり、現在の国内における高級ポップコーン市場の開拓に寄与する。これまでの経験を省みる中で、今後のグローバル・コミュニケーション教育及び、ポジティブに世界をつなぐ人材育成の必要性を強く感じ、2014年4月、ちょっとグローバル志向なママ&キッズのための情報サイトGlolea![グローリア]をローンチ。

 

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現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

現在は、主にちょっとグローバル志向なママ&キッズのための情報サイトGlolea![グローリア]編集長として、編集・制作・プロモーション・営業…等オールラウンドに携わるとともに、アントレママ(アントレプレナー×ママ)として会社の経営をしています。

Glolea![グローリア]は、Global + Learning という言葉を掛けあわせたオリジナルの造語で『教育×子ども×世界×未来』というキーワードにピンとくるママ達をターゲットに、平日ほぼ毎日更新情報を発信しています。

 

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▲運営しているGlolea![グローリア]。 ワーママオブザイヤー受賞の鷲見さんの体験インタビューも掲載されています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:00 起床、Evernoteに朝日記を書く、メール・FBチェック&返信

6:30 朝食の支度開始
7:00 朝食
8:00 保育園の支度
8:30 保育園送り
9:00 始業
18:00 終業→保育園へお迎え
19:00 夕食、お風呂タイム、就寝準備
20:30  絵本を読みながら寝かしつけ→息子と共に一緒に就寝

 

起業しようと思ったきっかけを教えてください。

独立後、フリーランスで仕事をしていたので「できればこのまま身軽なフリーランスで居続けたい」と思ってましたが、Glolea![グローリア]を立ち上げるにあたり、法人のお客様と会社同士のやりとりの必要性が出てきたため、起業するに至りました。
子育てしていると日本や世界の未来がどうなっていくのかと不安に感じることもありますが、「明日の世界が今よりももっと良い場所」になるよう波紋を世界中に拡げられるようなメディア作りを目指しています。

 

ご自身も数多くの親子留学を体験されていますが、親子留学のメリットを教えて下さい。

私自身、親子留学を通じて息子の世界の捉え方の変化を日々感じました。

先入観や偏見、差別心や固定概念がない幼少期。体験したことをそのまま「自分の一部として吸収」することができる幼少期や初等教育期に、多様な世界や本物に触れることの重要性が各所で言われています。1週間程度のプチ留学体験であっても、お子さんにとっても一生モノの体験になっていきます。帰国後も世界への興味、違うバックグラウンドを持つ人へのポジティブな想いが続いていきます。

そしてなによりママにとっても素晴らしい経験になります。

子どもと共に留学する醍醐味は、子どもと共に学校や地域にも関わる必要が出てくるため、これまで出会ったことのない価値観、言語、考え方、食べ物、風景、香り…様々な「違い」と出会う確率が圧倒的に増えることです。

短期間に集中して語学力の向上が叶うだけでなく、現地や世界各国に友達や仲間ができることで、留学後の語学力アップのモチベーションが続くことも嬉しいお土産。週末には、現地観光のアクティビティーを楽しめるので、旅の楽しみも味わうことも可能なので、一石何鳥も得られる良い経験だと思っています。

 

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▲様々な国籍・バックグラウンドを持つ人々が多いハワイでの一枚。今でも息子はハワイのプリスクールやホームステイ先の話を思い出して語ってくれます!

 

しかし「親子留学を良い経験に導く鍵」は、何と言ってもお子さんの気持ちの準備時間をしっかりとってあげることです。

「どこの国にいってみようか?」「どんなものを持っていく?」「現地ではみんなどんな言葉を話しているのだろう?」など会話をしながら、お子様の心の準備&日常的に使う言葉の準備を少なくとも2〜3ヶ月はとり、お子さんがワクワク楽しみにしてくれる心の準備ができれば、現地での滞在は親子で大満喫できる経験となるはずです!

 

内海さんおすすめのプチ親子留学スポットはどこですか?

ハワイ、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダ、イギリス、アイルランド、マルタ島、フィリピン、マレーシア、シンガポール、タイ、フィジー…など、実は短期間でも親子留学の受け入れをしてくれる国は世界中にあります。ぜひ、ご自身のココロが“ピン”とくる国を選んでいただければと思います!

中でも、注目度が急上昇中なのはアジア親子留学です。私が経験してきた国で行くと、フィリピンは本当におすすめです。

・日本との時差はたった1時間。距離も約4時間の近場の英語圏です。コスト的にも人気のマンツーマンレッスンが欧米圏と比べればリーズナブル!

・フィリピンの方々はアジアのラテンと言われるほどのとびきりの明るさで迎えてくれます。女性と子どもにやさしい国民性もあり、居心地が良いと感じる方が多いです。

親子留学ビギナーママのお試し親子留学のためにもピッタリの場所ではないかと思います。

 

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▲フィリピン親子留学先、パーペチュアル・ヘルプ大学&付属プリスクール初日の様子。 フィリピンのプリスクールのレベルの高さや女性の働き方に刺激を受けた日々でした。

 

また、フィリピンは今、まさに国が成長しようとしているエネルギーにあふれています。実は、男女平等度がアジアでダントツNo.1。女性の管理職比率アジアNo.1の国はフィリピンだということをご存知でしょうか(日本は残念ながらいずれも下位)。

女性が働く環境が整っているフィリピンで活躍する現地ワーキングママと、日比両国の子育てや女性の働き方について語る機会があると、日本の女性の生き方や働き方、働く環境について、考えさせられること多々のインパクトのある経験となるでしょう。

 

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▲全て英語で授業が行われるプリスクール。 子ども達も先生もみんな優しく温かく…そのホスピタリティーに 毎日感謝し続けたフィリピン親子留学でした。

 

お仕事がかなり忙しい中で育児をしていくにあたり、何かご自身の中で注意していることはありますか?

「ハレの日」と「ケの日」のメリハリをつけることです。

お祝いの日、お祭りの日…など「ハレの日」には夜更かしも豪華なお食事も、ちょっとの食べ過ぎ飲み過ぎも豪快にパーッとやります。しかし、生活のベースとなる365日中のほとんどの日々の「ケの日」は慎ましく。普通の日を、ごく普通に穏やかに、シンプルに過ごすことを大切にする。そのメリハリを保つことがココロとカラダの健康の秘訣だと思います。健康でなければ何もできないですからね!

 

出産して、ご自身の内面で何が一番変わりましたか?

子どもが大人になる頃の未来、孫が大人になる頃の未来、ひ孫が大人になる頃の遠い未来が、子どもを持つことにより、以前よりも強く“ジブンゴト”として考えられるようになりました。

私達大人世代の決断や判断が次の世代にダイレクトに響いてくるのだな…と思うと、今まさに歴史をつくっている一人の担い手として、ものすごい責任があると感じています。

今まで、しっかり学びたいと思いつつ、機会を逃してきた「日本の歴史」に改めて強く興味を持ち学び直しています。過去の人々がどのような思いで、この日本を作り上げてきたかということを夫・息子も巻き込んで学ぶとともに、「次はどんな未来にしたい?」という話や、世界情勢についてのニュースを観ながら「どうしたら世界から争いがなくなるのだろう?」という話題を家族で日々対話しています。

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

お互い自営業の夫婦ということもあり、家事・育児がどちらかに偏らないように基本的には全ての役割を半分ずつ…「●●の担当は私」「●●の担当は僕」と、役割を決めて不公平感が出ないように務めています。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

「ママ、大好きよ〜!!」と、息子が大声で言ってくれる時は嬉し恥ずかし・・・でも嬉しい! です。特に、仕事を追えて保育園から帰ってきた息子とハグしながら「今日はどんな一日だった?」と、お互いの今日一日を振り返る時間は最高の時間です。

 

育児&仕事をしていて大変なことありますか?それは何ですか?

「とにかく時間がない!」ということでしょうか。特に、スタートアップ直後なので何もかもぜーんぶゼロから会社も仕事も作っている真っ最中なので、本当に時間の大切さを身にしみて感じます。独身時代も「時間がな〜い!」とよく言っていましたが、子どもがいるとその比ではありません。

 

それをどうやって解決していますか(していこうとしていますか)?

以前は、なんでも「楽しそう♪」という直感だけで全てのお仕事を引き受けていたのですが、さすがに、育児も並行して仕事をしていると全てが中途半端になってしまう…ということがようやくわかってきまして、やること、やらないこと、できること、できないことをしっかり線引きをするようにしはじめました。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児においては息子に「愛しているぞ〜!」と愛情を1000%注ぎこむことを大切にしています。実際に「愛してる〜! 大好き!!」と言葉でも言いますし、ハグの嵐が飛び交っています。また、褒めるときも褒めまくります。

私自身はこのような育てられ方はしていないのですが、アメリカ滞在時にお世話になったホストファミリーのママTaraの子育てや子どもとの触れ合い方に非常に感銘を受け共感し、Tara流の子育てを受け継いでいます。

いつか、息子が私を振り返った時に「僕はしっかり家族から愛されていた」という温かい記憶が残れば、私の子育ては一つ大成功だなと思います。

仕事で大切にしているのは、できるだけボールを抱え込んで悩み過ぎないということです。考えながら走る、走りながら考える…疲れたら休む、質素だけれどしみじみ美味しいと思えるごはんを毎日つくり食べる、そしてちゃんと寝る!できるだけ自分がゴキゲンでいられるように、心から好きな人達と、心から好きと思える仕事をして、それがより良い未来につながっているという実感を持ち続けられる仕事と機会を創造しつづけていけば、その仕事の仕方や方向性に間違いはないと思っています。

 

これからの目標を教えてください。

家族がずっと仲良く、心穏やかに暮らしていければいいなと思っています。

また、新しい価値観や文化や、そこに息づく人々との深く関わっていくことが大好きなので、生きている限りできるだけたくさんの国々の文化や人々に触れ、世界中(日本含む)の親愛なる友人達と良い関係を紡ぎ続けながら、大河の一滴のごとく、より良い世界を創りだす一人の担い手になることができればいいなと思います。

 

最後に、サイトをご覧の皆様にメッセージをお願いします!

難しい時代の渦中にいる私達ですが、多様で様々な文化背景を持つ世界中の人たちとポジティブにつながり、もっと素敵で平和な未来に向かって子どもたちと共に世界を学び続ける(=Glolea!する)ママ達とその想いが世界中にひろがっていけば嬉しいです。

世界とつながることは、自分とつながることだなといつも感じます。ひとたび海を渡ったり、日本にいるノンジャパニーズの人と対話すると必ず聞かれるのは「あなたはどういう人? どう考える?」「あなたの国ではどうなの?」ということ。自分の足元をしっかりと知る、学ぶ、伝えられるということがどれだけ大切かということを痛感します。

俗にいう“グローバル教育”という話題で一番に出てきがちなのが「英語どうする?」ですが、英語よりももっと大切なのは、「自分の中にある根っこはなにか?」を自分なりに探求し、自分の言葉で誠心誠意伝えられることなのではないかと思っています。また、合わせて、目の前に居る考えの違う相手への興味関心を持てる心…より良いコミュニケーションを築き、お互いの良い所を見つけあい、少しでも良いネクストステップのために手を携えていこうという心のあり方なのではないかと思います。

言葉が通じ合おうが合うまいが、ココロを裸にして付き合った時に「いいね!」と感じあえるお互いの人間力そのものが重要なのではないでしょうか。

子どもと共に人間力を上げていくこと、そんなことをこれからも楽しんでいくことができればと思います!

 

インタビュー by 宇田川
構成 by 井本&安原

2015年3月31日 0 comment
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高野さん横顔

今回ご紹介するのは、女性活躍推進コンサルティング事業を手掛ける株式会社ナチュラルリンク代表の高野美菜子さん。

お会いするまではバリバリの女性経営者をイメージしていましたが、実際にお会いするととても気さくで、

ずっと前から友人だったような気になってしまうほど自然体な方。

でも話を伺うとやはり「芯の強さ」「かっこよさ」を感じます。

今では本も出版され、メディアでも活躍されていらっしゃいますが、起業の道は順調なものではなかったそう。

でもその大変だった頃のことも飄々と話してしまうのがまた魅力です。

仕事一番だったのが「出産」を機に働き方を変えることで、ご自身の仕事のスキルも業績までも向上させてしまったお話には共感!!

本当の意味での「女性活躍」の重要さを感じさせるインタビューです。

2015年2月23日 0 comment
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今回のインタビューは、インターナショナルスクール(プリスクールから小学校)と、オーガニックカフェを経営する柾木史子(まさきふみこ)さん。ご自身の留学経験から「日本の英語教育を変えたい!」と考え、お子さんの誕生を機に起業。最初はビルの一室からはじめられたスクールも現在は都内で3校に、また昨年オープンされたオーガニックカフェは近隣のママの人気スポットになっています。

おだやかできらきらとした笑顔が印象的な柾木さん。家族への愛と、仕事へ情熱にあふれたインタビューです。

 

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2015年2月1日 0 comment
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今回のインタビューは、リノベーション会社を経営する谷島香奈子さん!

起業後、当日はまだ珍しかった中古リノベーションに事業軸を移した、リノベーションの草分け的存在の谷島さん。会社を経営しながら双子を育児中の谷島さんに、仕事も育児も息切れしないコツを伺いました!

 

2014年12月20日 0 comment
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オフィスでの1枚

 

今回ご紹介するのは、9月に全国商工会議所女性連合会が主催する女性起業家大賞の最優秀賞を受賞された、リリーアンドデイジーの麻生満美子さん。
麻生さんは、柔らかい雰囲気を持ち合わせた美しい女性。彼女のふわっとした雰囲気と優しい笑顔が、オフィスを心地よい場所に変えてくれるので、これまで上司として多くの部下に慕われてきたのも納得です。
多忙な毎日の中でも、家庭を大切にしながら仕事も頑張り、さらにはボランティアにも積極的に参加されていらっしゃる彼女の姿は本当に素敵です。

実は、麻生さんは来年1月21日(水)に開催予定の「第一回パワーママモーニング@関西」ゲストスピーカーとして参加されます。お楽しみに!

 

 

オフィスでの1枚

オフィスにて

 

 

プロフィール

・氏名  麻生 満美子

2014年12月1日 0 comment
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今回ご紹介するのは、3児のママ!

2人産んだ後に復帰されたけれども、仕事と育児のバランスに悩んだ結果ガラリと転身。ご自身の経験から着眼点を得たサロン開設は、地元のママ達に愛され子連れで施術に行く方がとっても多いのだそう!

3人ママさんの一日や小さな工夫、是非お読みください。

2014年11月12日 0 comment
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皆さまこんにちは!

10月30日(木)に、『第12回パワーママモーニング』(パワモ)を開催しました!

パワーママプロジェクトを進めるにあたり、「パワーママたちが気軽にリアルに語れる場があったらいいよね」という一言から、じゃあ、ママたちが比較的集まりやすい朝はどう?!と始めたのが、『パワーママモーニング』です。

通常のパワモは少人数制をとっていて、10名から20名ほどで締め切っているのですが、今回は拡大版。

ゲストはiemo創業者のシリアルアントレプレナーの村田マリさん。

2014年11月4日 0 comment
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今回ご紹介するのは、ワーキングマザーと企業をつなぐ会社、株式会社Warisを経営する米倉史夏さん。

「仕事も子育ても大切にしたいあなたへ」

「誰もが自分を生かして働ける世の中に」

という事業コンセプトは、このサイトを見ている多くの方々に共感を得るのではないでしょうか。

この方にしてこの事業あり!と、柔らかなお人柄そのままのインタビューです。

2014年10月31日 0 comment
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端羽さん

2014年3月のパワーママnightでトークセッションに参加頂いた端羽さんのインタビュー。パワーママnight後、同月に総額70百万円の増資を実施と、勢いのあるスタートアップ社長の前のめりな勢いに、勇気が出るインタビューです!

2014年10月15日 0 comment
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佐々木さん@経営するカフェ「メデテ」

佐々木さんは、シーエーモバイル時代にお会いして以来、どんどんチャレンジされて転職、今年起業したパワーママ。

力を抜くところは抜きつつ、静かに燃える熱い想いと実行力が素敵な佐々木さん。

“「今、自分にできることに集中すること。この瞬間の自分の役割を全うすること。」とセルフコントロールするスキル”というのは、とても響きます。。

“将来ご自身でリアル店舗を経営したい”、という女性の声をよく聞きますが、実現している佐々木さんのインタビューにご注目下さい!(椿)

2014年9月27日 0 comment
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ワークショップの様子

今回のインタビューは、 こども向けにデジタルを用いて創造的な学びを提供する場づくりをされている、kaoさんこと橋爪香織さん。

Android女子部つながりで知り合ったkaoさんは、ゆるーい雰囲気と、有言実行な実行力が素敵なパワーママ。

“今やっているこども向けのプログラミング教育の草の根的な活動が実を結び、孫代にでは教育カリキュラムに組込まれて、当たり前のように万人がその機会を得れるように” 応援したいです!

かおさん@自宅兼オフィス

kaoさん@自宅兼オフィスにて

プロフィール

・氏名:橋爪香織
・会社名: 株式会社チェリービット ( http://cherry-bit.com/ )
・職種:代表取締役
・簡単な経歴:理工学系の大学卒業後、通信機器メーカーに13年ほど勤務。その後独立起業。
・ご自身の年齢:1976年生まれ
・お子様の年齢:9歳
・著書 「13章ネイティブ」の執筆を担当

3週間完全マスター ANDROIDアプリケーション技術者認定試験ベーシック/日経BP社
¥3,024
Amazon.co.jp

他にも、共著のおすすめ本です。左から①②③の順。

①図解 Androidプラットフォーム開発入門
②Effective Android
③徹底攻略 Androidアプリケーション技術者認定試験ベーシック問題集 (ITプロ/ITエンジニアのための徹底攻略)

  

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

IT人材育成、教育支援、ソフトウェア開発、コンサルティング事業を行っています。

学生や社会人向けにはAndroidやWebサービスをベースとした研修や、書籍執筆、講演等を提供しています。
こども向けにデジタルを用いて創造的な学びを提供する場づくりや教育コンテンツ作成、ワークショップの実施などもおこなっております。
起業して2年になろうとしていますが、まだ特定のオフィスは構えずに基本在宅で仕事をしていますが、仕事の特性から週の半分くらいは外勤になってしまっています。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00 起床
7:00-9:00 朝食、子供の送り出し、家事
9:00-18:30 仕事
19:00 学童お迎え
19:30-20:00 夕食の支度
20:00-22:00 夕食,子供とのコミュニケーション,就寝準備
22:00-0:00 残った仕事か休憩
0:00 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

時間が過ぎる速さ。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

今やっている仕事は、技術的スキルや経験だけでなく、こどもの特性をよく理解していないと成功を納めるのは難しい局面があります。
この9年間、自分の子供を含めいろんな子供達や親御さん、子育てや教育を支援してくださる方々に出会えたことが、子供を産み育てて良かったなあと思える事ですし、逆に、そういう出会いがあるからこそ、ますます今の仕事へのモチベーションが高まるのを実感しています。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?それをどうやって解決していますか?

特に大変な事はないと思っています。
仕事をしながら育児をやっているから大変、ということではなく、育児は育児で大変なときもありますし、仕事は仕事で大変です。
両立しようと意気込みすぎて、両方にあまりにも力を入れすぎてしまうと必ずどこかでひずみが生じてしまいます。その時々で優先順位を決めて物事をこなしていけるように、この9年間で自分自身が変わったから大変ではないと感じるのかもしれません。
行きたかった勉強会やイベントに行けないこともあったり、もう少し仕事をしてたいけどお迎えの時間がきてタイムオーバーになったりすることも多いですが、それを子育てのせいにして落ち込んでも何も得られないので、その分自分にとってプラスになるような他の何かを見つけて、気持ち的にはプラスマイナス0の状態を保つようにしています

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児:コミュニケーション
仕事:コミュニケーション

 

かおさんと娘さん

kaoさんと娘さん

ご自身が受けた教育が、お子さんの教育方針に影響を受けている点があれば教えて下さい。

父は普通の地方公務員で母は専業主婦でした。母は内職でケーブル治具のハンダ付けを自宅でやっていたので、半田が焦げるニオイが懐かしく、昔も今も大好きです。
理系でも高学歴でも裕福な家庭でもなかったので勉強などは口うるさく言われたこともありません。押し付けられることがとても苦手で、塾という空間がとても恐怖に感じていたので塾には行ったことありません。興味を持ったことは何でも自己流で勉強してきました。一人っ子だったので習い事の数は人より多かったと思います。でも楽しくて全然辞めないから親的には結構負担だったのではないかと。。。
自分の子供の教育に影響している点といえば、興味を持ったことは出来る限り支援する、塾は本人が行きたいと言うのであれば。。。ということくらいでしょうか。
私がこういう仕事になってから、海外とのやりとりも多く、今になって英語力のなさを痛感しているので、子供には本当はもっと英語に興味を持ってもらいたいなーと思っています。

 

プログラミング教育事業について教えて下さい。

ビジネス(事業)として成立するのは未だ大人向けの研修(JavaやAndroid開発)です。
ボランティアベースのものも多々あります。しかし、ボランティアは今後の事業の種蒔きとなる活動なので大切にしている活動です。

CoderDojoSaitamaで子ども達にScratchを教えている様子

CoderDojoSaitamaで子ども達にScratchを教えている様子

CoderDojoSaitama(https://www.facebook.com/coderdojo.saitama)を4月に立ち上げ、地元である埼玉県さいたま市にあるコワーキングスペース7Fさんや他のメンバーさんと共に月に1度、小中学生向けにプログラミングを教える場を提供しています。今のところプログラミングは初めてというお子さんが参加してくださっているので、Scratch(MITメディアラボが提供する子供向けプログラミング言語:http://scratch.mit.edu/)を講座形式で教えています。今後は、参加する子ども達の自主性にどんどんシフトして行く方向で、あくまで大人はこどもがやりたいことの手助けをする立場で接していこうと思います。
2回開催して驚いたことは、思っていた以上に地元でもプログラミングに興味のある親子が多い事です。こういった活動から、いつかすべてのさいたま市の公立学校でも、プログラミングの授業が当たり前のように取り入れられるようになって欲しいですし、生まれ育った地域なので私もそこに深く関わっていきたいと思います。

littelBitsワークショップの様子

littelBitsワークショップの様子

また、プログラミングではありませんが、littleBits(http://littlebits.cc/)を使った子供向けのワークショップを行っています。
今年度は自分の子どもが通う小学校の総合の時間でも、実験的に子ども達にScratchを教えたり、教員向けの研修をやらせていただく予定です。
あと最近は、大手教育販社さんとコラボレーション事業として、小中学生よりも幼い次期からの早期プログラミング教育の活動も始まりました。

それぞれの活動の目的は、すごいプログラマーを育てるためでもなく、将来有望なIT技術者や発明家を育てるのだ!というわけでもなくて、楽しい事をやりながら、やりたいことを言語化する力、問題解決力や、論理的に考えて説明する力、他人とのコミュニケーションの方法などを身につけていき、これからの長い人生を生きていくための人間力を高めることを目的にしています。
与えられたものをひたすら消費していくだけの人生ではなく、価値のある何かを生み出せる大人になって欲しいという想いでやってます。まさに子育てと同じ感覚。
あくまでもそれに使うツール(Scratch、App Inventor(http://appinventor.mit.edu/)、LEGO Mindstormシリーズ(http://education.lego.com/ja-jp/preschool-and-school/secondary/mindstorms-education-ev3/)、littleBitsなど)は目的を達成するための手段として使用しています。
しかし、教育といってもプログラミング教育には着地点がないのが特徴で、事業として行うにはそこが今後の課題と認識しています。

遊んでいるのではありません。仕事です!@自宅のダイニングテーブル

遊んでいるのではありません。仕事です!@自宅のダイニングテーブル

なぜ会社員を辞めて、プログラミング教育事業を始めたのですか?

もともとものづくりが好きで、ハード開発やソフト開発がやりたくて入った会社でしたので仕事自体にそんなに不満はなく、社風も女性エンジニアを非常に大切にしてくれる良い会社でした。
Androidが世の中に出始めたころ、社内でAndroidの技術啓蒙活動の一役を得る機会があり社内の技術研修講師などを頻繁に行うようになりました。そこで、人に技術を教えることがとても楽しく感じてしまったのです。また、会社のCSR活動で公立小学校にロボットアームを動かすプログラミングを教える機会があり、そのとき初めて普通の子供達にプログラミングを教えました。(実際はメイン講師ではなくファシリテーターとしてですが。)ロボットが動いたときの、何とも言えない嬉しそうなその表情が忘れられず、社内でしばらく「またやりたい。。またやりたい。。」と悶々としていました。
ある日、ついにものづくりしていたい欲求と、人に教えたい欲求が同じくらいになってしまったので、それなら独立して、教育事業と開発受託・コンサル業を行う会社を作ればよいのか!と思い立ち、今に至ります。

 

セミナーで話したときの様子

セミナーで話したときの様子

Android女子部の活動と、起業のきっかけに関係あれば教えて下さい!

Android女子部では、いつも思いつきでイベントや勉強会をやらせてもらっていました。ゆるいつながりのコミュニティの中で、興味を持ってくれた人を集めて、みんなで楽しくてちょっとためになる時間を過ごす場を提供する経験は、今やっている研修講師やワークショップ運営などに非常に役に立っています。
またAndroid女子部の人たちは、ちょっとその辺の同じ世代の女性とは一線を置いた非常に個性的で独立心が強い印象があります。そういう人たちの活躍に影響されて今の自分がある、といっても間違いではありません。

CESにも参加されていましたね!Edutech周りは盛り上がってました?

1月に仕事でCESに行ってきました。基本的に家電見本市なので、EdTechに関する展示はあまり多くないのですが、今年の流行はどこを見て回ってもウェアラブル機器の展示ばかりで、その中で子どもの活動記録を管理するガジェットや、赤ちゃんを遠隔から見守ることができるデバイス、子ども専用のタブレットなどの展示が多く見られました。
CESの後、別の仕事でボストンに行ったのですが、空き時間にBoston Children MusiumとBostn Sience Musiumを一人で見学してきました。単なる展示を見学するのではなく、体験型の展示が多いのと、そこに来ているお客さんたちはアクティビティに子どもを預けっぱなしではなく、親も一緒に楽しんでいる様子が印象的でした。子どもの興味を引き立たせるようなポップな色使いも勉強になりました。

今後の目標など教えて下さい!

まずは直近で会社のHPを更新しないと。。。(^^;)

今やっているこども向けのプログラミング教育の草の根的な活動が実を結び、孫代にでは教育カリキュラムに組込まれて、当たり前のように万人がその機会を得れるように、頑張っていきたいです。
経営者としては、同じ志を持って一緒に働ける人を増やしていきたいと思います。あと、落ち着いたらまたがっつりコード書きたいです。あ、これは自社企画アプリを開発、リリースしたいということになりますね。

最後に、この記事のオーディエンスにメッセージをお願いします!

良い事ばかり書いているかもしれませんが、苦しくて辛くて嫌になっちゃう事もたくさんあります。両親や夫、子供の友達の親御さん、近所の人たち、身近なワーママ仲間に支えられているのも現実です。私個人の力なんて微々たるものです。
何かやりたいことがあって、それをいつも口にしていると、いつの間にか実現してしまった!という経験ありませんか?
あまりネガティブにならず、ポジティブに考えるのってとても大切で、それが他の誰よりも忙しいワーママだからこそ一番必要なことなのではないかな?と思ったりしてます。

インタビューby 椿

2014年5月6日 0 comment
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