今回のパワーママインタビューは、「ワーママ・オブ・ザ・イヤー2015」の大賞を受賞した秋庭麻衣さんからのご紹介です!
プロフィール
・氏名:小沼(中村)光代
・会社名:株式会社フラップ
・役職名:代表取締役
・簡単な経歴: 2001年に大学卒業後、専門商社、企画会社を経てモバイルコンテンツプロバイダーに約6年間勤務し、主にBtoB案件を担当。出産後フリーランスを経て、株式会社フラップを設立。
・居住地:東京都
・ご自身の年齢 :37歳
・お子様の年齢 :8歳男児、4歳女児
・ワークスタイル:フルタイム
現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。
BtoB案件の開発・運用ディレクションを行う会社を経営しています。
「本気で働きたいすべての人に、生きがいとライフワークを。」を経営理念に、フルタイムでなくてもウェブディレクターとして働くことができる体制を作って、ワーキングマザーの方もしっかりと働けるようにしています。
私は会社の方針を決めたり、営業、採用、各案件の担当者の相談に乗るのが主な仕事ですが、時々、ディレクションの感覚を失わないように案件を担当することもあります。
平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。
7:00 起床、朝食準備、洗濯
8:00 長男を小学校へ送り出した後、身支度、長女の朝食準備など
8:30 夫と娘を見送る(保育園へは夫が連れて行ってくれます)
8:45 部屋を片付けて出勤
9:00~17:45 仕事
18:00 帰宅(保育園のお迎えは夫が担当)、夫が子供たちをお風呂に入れている間に夕食準備、合間に仕事
19:30 夕食
22:00 寝かしつけ、入浴、状況に応じて読書や仕事
出産して、何が一番変わりましたか?
効率よく仕事をすること、短時間で成果を上げることを強く意識するようになりました。
ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。
子供たちが私の仕事に興味を持って仕事のことを質問してきてくれた時と、夫が「お疲れさま」と言ってくれた時。私の仕事をちゃんと認めてくれているのだと嬉しくなります。
それから、初めて会う仕事関係の方と育児の話で盛り上がれた時。人見知りなほうで話題に困るのですが、子供の話だとすぐに盛り上がることができて助かっています。
育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?
第一子の育休から復帰したとき、私はまだ会社員でしたが、子供がなかなか保育園に慣れず(保育園では一切寝ない・食べない、というハンスト状態でした)、半休を取りながらお昼過ぎに保育園に迎えに行かなければならない時期が続いたことです。
周囲にも子供にも申し訳ない気持ちでいっぱいだし、有休はどんどんなくなっていくし、 本当につらい時期でした。
それをどうやって解決しましたか?
会社員からフリーランスへ、働き方を変えることで解決しました。
保育園入園から半年たった9月終わり頃になってようやく子供が16時まで保育園に行けるようになったので、私も仕事の量を少しずつ増やし始めました。
育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?
ひとつひとつのことを丁寧にやることです。
育児と仕事の両立は、いつも時間に追われているような状態で、つい適当にやってしまいがちなのですが、なるべく焦らずに丁寧にやるように心がけています。
実際にはついつい焦ってしまい、点数をつけると50点くらいですが……。
会社員、フリーランス、会社経営と、様々な立場をご経験されていらっしゃる小沼さん。小沼さんにとって、自分らしく働き続けるために意思決定の際に大事にされているポイントなどあれば教えてください。
下した決断を正解にすることです。
育児も家庭も両方大事にしたいと思うと、どうしてもそれぞれが干渉してしまい、本当に自分が望む形とは違う決断をしなくてはならないことも少なくありません。
でも、決めた以上はそれを正解にしないと、失敗したことをほかの人や事情のせいにしたり「あっちを選んでいれば…」と思ってしまいがちです。
だから100%自分の意志で決定できなかった場合でも「これが最良の選択だったと絶対にあとで思ってやるんだ!」と思いながら決断をしています。
今後の目標やプランを教えて下さい!
なるべく早く、会社をある程度の規模に成長させて安定させたいと思っています。
最後に、メッセージをお願いします。
育児と仕事を両立していく中で、みなさんもきっといろいろなことに悩み、葛藤していらっしゃると思います。
これまでに掲載されたパワーママたちからのメッセージを読んで、「私ひとりじゃないんだ」と心強く思えました。一緒に頑張っていきましょうー!
インタビュー:高村奈津子