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フリーランス

城みのりさん
城みのりさん

城みのりさん

プロフィール

・氏名:城 みのり(じょう みのり)
・会社名:株式会社グローバル・カルテット
・役職名:代表取締役
・職種:リサーチクオリティコントローラー

・簡単な経歴:
学生時代よりスポーツ現場を中心にフリーランスアナウンサーとして活動。2002年、インターンシップで渡米した後に、米アパレルメーカーの国外ライセンス管理を行う事業会社を共同設立。2008年に帰国に先立ち事業譲渡し、帰国後は事業会社でマーケティング部のアシスタント業務に就き、その後コンサルティングファームのバックオフィス業務、マーケティングリサーチ会社にてマーケティングリサーチャーとして勤務。出産、育休を経て職場復帰するも2016年8月に退職し、フリーランスのリサーチャーに。
2018年3月、グローバルリサーチ&アウトプットのスペシャリスト集団、グローバル・カルテット(www.g-quartet.jp/)を設立。

・居住地:神奈川県川崎市

・ご自身の年齢 :45歳、1973年
・お子様の年齢 :4歳、2014年生まれ

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

21名のフリーランスメンバーと共に様々な業種・業界のコンサルティングファームや広告代理店案件の各種調査や提案資料作成、事業会社の市場調査をチームで手掛けています。
メンバーのワークスタイルは完全リモートワークです。個々のスキルと稼働可能工数により業務を切り分けて、それぞれが得意とする業種・工程をアサインをし、1人のフリーランスでは日数や工数の問題で難しい案件も「チーム受注」によりスピーディーで円滑、かつ高クオリティにコミットすることが可能です。また、ひとつの案件/クライアントに対して“複数名の最適チーム”で対応するため、納期やクオリティへの影響がありません。イメージは、「リサーチスペシャリストチームのレンタル」です。
私自身は全体を見渡し、業務の切り出しや品質管理を行う「リサーチクオリティコントローラー」として受注段階と納品工程のコア業務に従事しています。

グローバル・カルテットのチーム体制

グローバル・カルテットのチーム体制

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:30  起床
~7:00メールや夜間の間にメンバーから納品された資料のチェック等
~7:30自分の身支度と朝食準備
~7:45娘起床
~8:30朝食・身支度
8:40 保育園へ
9:00~自宅で仕事開始(打合せ日は外出)
~17:30仕事終了
17:45保育園お迎え
~18:15夕飯準備。と言っても家事サービスの1週間分の作り置きを温めるだけ(娘ひとりで遊ぶ)
~19:00夕飯
~19:45おふろ
~21:00自由時間(娘と遊ぶ・テレビを見る等々)
~21:15歯磨きして就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

「健康はお金を積んでも買えない」と身を持って経験しました。また、月に何時間・何日稼働できるかのような時間あたりの自分の価値ではなく、成果に対しての評価を求めるようになりました。

会社員として育休から復帰した1年目、時短とは名ばかりで、業務量は産前と変わらず、持ち帰り残業がデフォルトでした。なのに、給料も評価も時短のまま。加えて家事や育児もしなければならず時間がいくらあっても足りない状況でストレスMaxに。
毎日「会社を辞めてやる」と思いながらも、産育休を取った期間分は最低でも働こうと決めていたので、1年4ヶ月後に退職。きっかけは重度のめまいと貧血でした。「健康はお金を積んでも買えない」と健康を害してようやく退職することに納得することができました。
今は精神的に負担となることや、身体のためにも自分でなくても良いこと、例えば「食事作り」などは家事代行サービスを積極的に利用しています。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

仕事好きな女性は、ママになっても生産性は落ちないことを知れたことです。
独身時代、馬車馬のように働くことが苦でもなく、そうできる者こそが最も評価される「べき」と本気で思っていました。しかし、出産後職場に復帰しそれまでと同じ回し方をしては何度も心が折れていた私にとって一番の励みとなった存在は直属のワーママの上司でした。彼女は非常に仕事のできる方で、ママになっても時短でも仕事の質や生産性は落ちないことを体現されていました。そんな価値ある存在が身近にいて業務の手法を知れたからこそ、フリーランスになってからも前向きに自信を持って仕事を請けられるように感じます。

気分転換に屋外でリモートワークの城さん

気分転換に屋外でリモートワークの城さん

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

子どもが生まれるまでは、人に甘えるなんて簡単には出来なかった私ですが、40歳過ぎて出産し体力が落ちて、自分の思うようにできないことが本当に多くなり、子どものペースや体調に合わせた両立は非常に難しく、日常的に片付けが追い付かない家と、職場での立場のなさに精神的なバランスを保つことが常に課題でした。特に、子どもが体調を崩した時に「すみません、休みます」と会社に言わなければいけないことが本当にストレスでした。

 

それをどうやって解決していましたか?

会社員だった頃は、急な休みを回避すべく「シッターサービス」の利用をしていました。フリーランスとなった今は、納期が決まっていてそこに間に合えばいいので、子どもの看病のために「休みます」と言わなくて良くなったのが精神的にとても楽になりました

仕事と育児、それぞれで一番大事にしていることは?

仕事:
チームマネジメントしているといっても私は「すべてが難なくできる、こなせる人」でありません。チームには私の得意ではない部分のスキルがすごく高い方がいたり、私とは違う分野の知見を持っている人がたくさんいるので、細かすぎることは言わずチームメンバーの能力や自走性を信用し、適宜コミュニケーションを取りながらフィードバックしています。メンバーは謙虚にフィードバックを受け止めてくれて、次の案件では遥かによいものが上がってくる、その繰り返しです。

育児:
私は子どもと遊ぶ才能がないと自覚していて、かつ普段出不精なためで旅行どころか、遊戯施設に連れて行くこともあまりありませんでした。しかし、娘にとって自ら外に出て五感で感じる機会が少ないせいか、テレビやタブレットで見たことを自分の体験のように話すようになっていることに気付き、仕事を休まず旅に出る「ワーケション」を取り入れるようになりました。https://kurashigoto.me/interview/P8x4O

ハワイでワーケーションの城さん

ハワイでワーケーションの城さん

 

フリーランスといえば仕事獲得がするのが大変という印象ですが、どのように営業されているのですか?

実は、私は人と会って話すのがとても苦手で過度に緊張してしまい、できれば営業はしたくないのが本音なんです。とは言え、独立当初は案件も少なく、フリーランスとして「稼げる」にはほど遠く、危機感を感じていました。
そこで、「特技、プレゼン資料作成」を活かして自身の営業資料を作成し営業活動をしたところ、「興味、共感」を持ってもらうことが多く新規案件獲得に繋がったのです。現在は私自身が営業活動することはなく、プロの営業さんに「営業資料」を託して案件獲得をお任せしています。
■得意を活かして「戦略的」営業資料作成講座を開催。
http://www.g-quartet.jp/posts/4804215

 

フリーランスチームで案件にコミットを始めたきっかけを教えてください。

独立した初期の頃は、リサーチ業務の全工程を自分一人で作業していましたが、一人で請け負える本数には限度があり「このままでは生き残るのは難しい」と、差別化の必要性を痛感したのです。
それならば、様々な経歴を持つメンバーと分業し、私が「クオリティコントローラー」という立場で最終的な責任を持つことをクライアントに提案してみると意外にもOKだったのです。会社員時代はマネジメント職にはついていませんでしたが、フリーランスでもマネジメント職で働けるということに実践してみて気がつきました。

 

フリーランスチームをマネジメントをする上で意識していることはありますか?

アサインの際には21名のメンバーのバックグラウンドを考慮したり、各々稼働できる時間帯も異なるので配慮するように心がけています。
チームには、5年以上ブランクのある元専業主婦や闘病や介護をしながら働いているメンバー、女性だけではなく男性メンバーもいて正社員やパートの本業がありながらスキルアップのための複業で働くメンバーもいます。また8名は海外在住経験者、現時点の海外在住者も4名います。
色んな事情や価値観があることを尊重して、個々の得意を活かしてチームとして助け合っていけるのがチームの強みだなと感じています。

働き方として注目のリモートワークですが、成功の秘訣を教えてください!

リモートワークは「する側」だけが向いていても成立しないと思っています。「リモートワークをさせる側」のディレクション能力も高くないと結局余計な工数がかかってお互いストレスに。
そのための工夫として、最初の導入ではオンライン会議を活用したり、チャットツールで進捗確認の際には不明点や心配事を聞くようにしています。リモートだからこそこまめなコミュニケーションを心がけています。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

幸いパソコンさえあれば完全リモートワークが可能な職種なので「世界のどこにいても働き続けられる」をさらに浸透させたいです。また、働く意欲があってもフルコミットできない事情があるママに活躍してもらえる仕組みを構築していきながら同時に、企業には「リサーチフリーランスチームの活用」を提案していきたいと考えています。

 

最後に、メッセージをお願いします。

ワーママになって周りに助けてもらうことが増えました。逆に、私が得意で役に立てることも分かってきました。自分の「できない・苦手」を認めて得意な人にお任せし、その分「自分の得意で人の役に立つこと」に集中できるのはとても楽です。
もし今、思うような働き方ができなくて変わりたくても一歩踏み出すことができない人がいれば、グローバル・カルテットでは「一歩踏み出せる」環境があります。先ずは小さくひっそりと始めてみてはいかがでしょうか。一人ではとても勇気のいることや、くじけそうなことも、仲間がいると全然違います。ひとつ山を越えると景色が全然違いますよ!

インタビューby 岡村紘子

2018年10月20日 0 comment
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会社にて編集会議の土方さん
会社にて編集会議の土方さん

会社にて編集会議の土方さん

プロフィール

・氏名:土方 幸子(ひじかた さちこ)

・会社名:株式会社トクバイ

・役職名:編集室室長

・職種:編集職

・簡単な経歴:京都府京都市生まれ。京都の大学在学中から、株式会社マガジンハウスにてライターとして活動。大学卒業後、株式会社旭屋出版に就職。念願の食関係の雑誌編集者に。3年後フリーランスのライターとして独立。「dancyu」(プレジデント社)や「料理通信」(料理通信社)、「cafe-sweets」(柴田書店)などで執筆。2007年、株式会社毎日コミュニケーションズ(現・株式会社マイナビ)に入社。ニュースポータル「マイナビニュース」ライフ部門立ち上げに参加。2013年に産育休を経て復職後、マイナビニュースライフ領域の編集部長に。2016年に退職、株式会社ディー・エヌ・エー入社。メディア事業部、コンプライアンス・リスク管理本部を経て、2017年パーソルキャリア株式会社へ。マーケティング統括部に所属。2018年3月、株式会社トクバイへ転職。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :41歳 1977年生まれ

・お子様の年齢 :5歳 2013年生まれ

・ワークスタイル:フルタイム勤務

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

株式会社トクバイにて、オウンドメディア編集業務を担当しています。弊社は2013年にクックパッドの事業部として発足し、その後MBO。創業3期のスタートアップ企業です。「トクバイ」( https://tokubai.co.jp/ )という国内最大級の買い物情報サービスを運営しており、全国の5万店舗以上の買い物情報をWEBとアプリで配信しています。私はそのトクバイのオウンドメディア「トクバイニュース」( https://tokubai.co.jp/news/ )の責任者となります。
※株式会社トクバイでは現在、様々なポジションで仲間を募集しています! ( https://www.wantedly.com/companies/tokubai )

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:15 起床・朝食・準備
7:45 登園
9:30 出社
17:45 退社
19:30 降園・帰宅
19:45 夕食(常備菜フル活用)
20:30 入浴
21:00 いちゃいちゃタイム(子どもをギューしたり、絵本を読んだりする時間)
21:30 寝かしつけ
22:00 自分タイム(仕事・DVD鑑賞・MBAの勉強)
23:30 就寝

 

娘の朝ごはん

娘の朝ごはん

出産して、何が一番変わりましたか?

とにかく「効率」を意識するようになりました。あとはキャリアに目覚めたことですかね。
正直、ワーキングマザーになるまではダラリと残業をすることもありました。けれど育休から復帰してからは、保育園お迎えの時間は決まっていて、労働時間に制限がある中でいかにパフォーマンスを上げていくか、ということがテーマとなりました。
また、妊娠するまでは昇進にも興味がありませんでした。ですが、妊娠中に「子どもが大学卒業するまでに〇万円かかる! 」といった記事を読んで考えが変わりました。それまでも子育てにお金がかかることは認識していましたが、具体額を見て焦りましたね(笑)。「これは昇進してお金を稼ぐしかない! 」と思い、産後4カ月で職場復帰。その5カ月後に課長昇進、その2年後に部長昇進と、順調にキャリアを作ることができました。
あとは、周りに助けを求めるようになりました(笑)。これまでは仕事でもプライベートでも物事を抱え込む傾向があったのですが、仕事では権限委譲を積極的に。プライベートでも、「辛い…」「しんどい…」と言えるようになり、周りの人(ご近所さんも! )が助けてくれるようになりました。周囲を巻き込んでの育児なんて、妊娠前は想像もしなかったです。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

チームのメンバーに、「土方さんがワーママとして働いていたから、私もこの会社で出産後も働くイメージが持てるようになった」と言われたことです。育休から復帰して、ベビーシッターも利用しながらかなりハードに働いてきましたが、そんな中でも夜の会議を昼間に変更するなど、自分の後に続くワーママが働きやすくなるような環境づくりは心掛けてきたので、とてもうれしかったです。

 

香港へ母娘二人旅

香港へ母娘二人旅

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

子どもの急病です。朝、子どもが発熱していて、「前回は私が休んだから、今日はあなたが休んでよ! 」と夫に無言で圧をかけたり。そういう夫婦間のやり取りがストレスでしたね。

あとは子どもとの時間の捻出です。フルタイムで働き続けているので、どうしても子どもとの時間が短くなるので。

 

それをどうやって解決していますか?

子の急病時、夫と「どっちが会社を休むのか」を話し合うのがとても嫌で、フローレンスという病児シッターを利用するようになりました。
子どもとの時間については、その時間を確保しつつ家事まで完璧に行うのは無理なので、家事代行サービスを利用していました。子どもが5歳になった今は、子どもと一緒に楽しみながら家事をこなしています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児に関してはとにかく子どもに「体験」させることを大切にしています。賛否両論あると思いますが、子どもは生後半年で海外デビューし、タイ、ベトナム、台湾、インドネシア、香港…と旅しています。あとは農家さんにお邪魔したり、海岸で貝を拾って図鑑で調べながら標本を作ったり。私も一緒に楽しんでいます。
「体験」と同じくらい、「食事」も重要視しています。家事代行を利用することもありましたが、食事だけは離乳食期からずっと私が作ってきました。朝ごはんもしっかり。子どもはとてもよく食べる子に育ち、今ではほとんど病気もしません。
仕事では、どうしても勤務時間が短くなるので、メンバーとのコミュニケーションは重視しています。退社後はチャットツールを活用し、メンバーの疑問にはなるはやで対応しています。

 

牛のお世話で静岡へ

牛のお世話で静岡へ

編集者というお仕事柄、世の中の動きに常にアンテナを張っていらっしゃる印象のある土方さん。家事・育児がお仕事に役立ったことはありますか?

ワーママになって、とにかく家電を調べるようになりました。家事を時短化してくれる食洗機やロボット掃除機、自動調理鍋等についてです。そうこうしているうちに、家電の専門家ともつながるようになり、いまはトクバイニュースでも主婦向けの家電記事を数多く掲載しています。

 

子連れ旅行やグルメなど、子供と一緒に楽しめるお勧めのスポットをぜひ教えてください。

大好きなホテルは「クラブメッド」(フランス発のリゾートホテルチェーン)です。これまでに、北海道・石垣・プーケット・バリのクラブメッドに行きました。ホテルスタッフは国内施設でも外国人が多く、他のホテルと決定的に違うのは、ホテルスタッフと毎日一緒にランチやディナーを食べられる点。娘と二人でクラブメッドに泊まることもありますが、ホテルスタッフと一緒なのでいつもとってもにぎやかです。
また、クラブメッドのキッズクラブ(託児施設)も気に入っています。娘は、そこで外国人の子どもたちと一緒に遊ぶうちにABCソングを覚えていて驚きました。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

産後も、自身のキャリア形成のために転職を3回しましたが、今はMBA取得に向けてスクールに通っています。正直、予習復習の量が予想以上で取得できるかとても不安です。「子育てしながらスクールに通うなんて無謀だったかも…」とも思うのですが、何かしらキャリアの面でも前進感がないと不安で。41歳という年齢が焦りにつながり、そうさせるのかもしれません。なので、たとえMBA取得できなかったとしても、通学で身に付くことは多いので、少しでも自分に肉付けをしていきたいと思います。

 

最後に、メッセージをお願いします。

私は出産後に、しかも38歳以降に3回の転職をしています。ママになっても転職は可能です。もし今の会社や仕事に「?」があり、「フィットしない」と思うなら、転職も1つの選択肢です。
転職後は、新しい会社の人たちと「飲みに行って仲良くなる」なんてことはワーママだとあまりできませんが、それでもランチコミュニケーションでカバーすることも可能です。人より時間がかかるかもしれませんが、関係性を構築することは可能です。
転職によって自分のキャリアが広がるのであれば、考えてみるとよいと思いますよ!

インタビューby 都築 美央

2018年10月19日 0 comment
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福室まなみさん
福室まなみさん

福室まなみさん

プロフィール

・氏名:福室まなみ
・会社名:㈱MotyJeeL ,MOTIproject
・役職名:代表取締役
・職種:海外スタディツアー 企画、運営、
・簡単な経歴:
高校卒業後、バンタンデザイン研究所でデザインやショップ経営、マーケティングを学ぶ。
2003年 ウェディング系の会社に新卒で入るが3日で退社。国内レストランウェディングプ
ランニングの会社にアシスタントとして入社1年立たずして会社が潰れてしまい転職
2003年 留学斡旋会社 ㈱ラストリゾート入社 語学留学、ワーキングホリデーの営業と
手配
2006年 軽度のうつ病と診断され社会からドロップアウト。不動産会社3日で退社、派遣
会社でJTBやJICA現地手配、小さな旅行会社で旅行業の仕事を経験し、アジアボランティア活動
や文化活動プログラムを手配する会社に正社員で入社

2007年 結婚を期に独立を決意する
2008年 フリーランスとして独立。インドマザーテレサボランティア活動のサポートを開
始。派遣会社でのアメリカ、アジアの手配会社の旅行会社へ。GNI㈱アジア事業部を立ち上げる

2012年 法人化にし株式会社MotyJeeLを設立
2013年 MOTIproject設立。大学生の為のスタディツアーを企画運営
2014年 国際スタディツアーコーディネート協会設立
2017年 妊活を決意して現在妊活しながら今までの事業を継続させるべく活動中

・居住地:東京
・お子様の年齢 :7歳、2011 年娘、現在第二子妊娠中 2019年1月出産予定

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

海外スタディツアーの企画運営と手配、実施、大学生の就活サポートまで一貫して行っております。国は、アフリカ、南米、インド、タイ、北欧、キリマンジャロ登山などを行っています。
大学生限定で、プロジェクトを立ち上げて、そのメンバーと共に、集客、現地手配から運営までを一人でコーディネートしています。
実際に春と夏に平均5回全てのツアーに同行しています。
※現在は妊娠中の為、同行していないが、18週と23週の時にはモンゴルと北欧のツアーに同行しました。

大学生限定の海外スタディツアー企画と運営 MOTIprojec(モティプロジェクト)
http://motiproject.net/
人生を変えるマザーテレサボランティア体験プログラム
https://www.motherteresavolunteer.jp/

事務所は代々木上原駅徒歩5分の場所にあるが、ほぼ出社せず、説明会や勉強会の時だけに行
っています。

会社には自分一人で運営しており、大学生のサポートメンバーやプロジェクトメンバーと仕事毎に活動している為、ほとんど自宅でパソコンとスマホで仕事しています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6時起床 子供の支度や朝ごはん
8時 LINEcheck(メールのやりとりなしほぼLINEで)や今日一日のスケジュールを確認
~17時まで アポがあれば一日うまる時がある、WEBの説明会は大学生の時間に合わせて朝10
時~24時までの間で約1時~2時間行っております。
17時 子供が学校から帰宅 宿題を一緒にやる
18時 子供のご飯 習い事がある場合は外食が多い
21時までは子供と一緒に過ごす 21時までに寝かしつけ
それ以降は時差によって北欧などはミーティングがある、WEB説明会があればやる
23時くらいまでに旦那との時間 freeな時間 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

一人目を出産して法人化をしました!彼女の為にも、自分の人生を輝かせようと思いました!

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

仕事があるからこそ自分が母としてではなく、自分のキャリアと人生を歩む事が出来る事。
私の仕事は少し特殊で、0歳の6か月から娘を日本において海外のツアーへ同行する事が年に数回ありました。そのたびに、主人や妹、母親たちと協力して、最初の頃は衝突する事もあったし、子どもを置いて海外など批判も多くもらいましたが、主人だけはお前の仕事をしろという応援してくれる存在で、その想いが本当に今の私や家族の絆を深くしています。

子供も母親がいないからこそ経験出来た家族との絆、それから今はその事を理解し私の仕事を応援し、自分自身も勉強を頑張ることや世界へ行ってみたい夢を聞かせてくれたり、大変な事もあったけど大好きな自分の仕事を続けてきて本当によかったと思います。

第二子をつくる計画は、、想像以上に大変でした。こういう仕事の為海外へ行くスケジュールは半年先まで常にうまってしまっていて、子供を作るタイミングがありませんでした。私がこのスタイルで仕事を出来るのは主人のおかげなのに、主人の気持ちを無視して仕事を続けてしまい、主人が第二子を欲しい想いを7年間無視し続けてしまいました。

年齢的にももう限界がきた2017年に妊活をスタートしましたが、二回の流産があり、そして自分の大好きな仕事が出来ないことや、ようやく小学生になった娘が一人で色々な事が出来るようになりこれからもっともっと仕事をしていけたのに、、とかネガティブな事がたくさんあり妊活をもうやめたいと思ったのですが、どんどん妊娠出来る可能性が減る事を知り、辛い中妊活を継続し現在七ヶ月となりました。
妊婦の時に仕事を断られたり、妊婦だから最近私の仕事がうまくいってないんじゃないかなど色々な批判を受けました。

そんな時に、北欧のプロジェクトメンバー現地のスタッフは、妊婦という事を受け入れてそれでも仕事を継続してくれた事、そして、主人に関しては妊娠中で、しかも前回の二回流産している事もありましたが、海外へ行くことを反対を一切せず、「行ってきな」という一言で送り出してくれた事。本気で彼と結婚して良かったと心から思いました。

仕事を通して色々な問題が私の仕事のせいで家族を巻き込みすぎているのですが、、それでも応援して共に生きてくれている今は、本当に幸せで最高の人生を歩めていると思っています。

日本のママたちが、母になっても自分の名前で自分のキャリアをもっと自由に歩める時代になってほしいと私は思っています。だから、ママになったとしても、妊娠していたとしてもやりたい事は出来る事を知ってもらえたら本当に嬉しいです。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

育児は大変なことはありませんでした。主人と妹の力が本当に大きいです。

 

それをどうやって解決していますか?

パソコンのWEBのシステムなどを駆使していくらでもオフィスに行かずに仕事をすることは可能だと思っています。

娘さんと入学式

娘さんと入学式

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

挑戦し続けていくこと、不可能を可能にしていくこと、絶対に諦めないで前にすすむことです。

 

今のお仕事を始めたきっかけを教えてください。

23歳のときにインドのマザーテレサさんの施設にボランティア活動にいき、自分の固定概念や人生が大きく変わる体験をして、この体験を日本の多くの人に知ってもらいたいと思い、サラリーマンをやめて独立しました。

 

ヘルシンキ→トゥルクに行く福室まなみさん

ヘルシンキ→トゥルクに行く福室まなみさん

海外スタディツアーは、どういったものですか?

海外で色々な学びを体験できるプログラムを企画し自ら販売し、サポートを一貫しておこなっています。
☆彡インド・マザーテレサボランティア体験プログラム
☆彡MOTIprojec海外スタディツアー (国が色々あります)

海外スタディツアーをしていて特に面白かったエピソードや大変だったことがあれば教えてください。

最初はインドだけでしたが、お客様の要望でインド以外もという声を頂き、その都度そのご意見を頂いたお客様と一緒にプロジェクトをつくっていくカタチがつくられて独立当時考えもしなかった国、アフリカ、南米、北欧などありとあらゆる国への活動に広がりました。
さらに、登山経験なしだったが、アフリカ最高峰のキリマンジャロへも二回登頂する事もできました。

 

今後、海外スタディツアーを通して、どうしていきたいと考えていますか?

日本の若い世代に人生の面白さをもっともっと体感してほしいと思います。
人生の生きる意味や自分の事、本気で挑戦する事の楽しさや感動を伝えて、人生の可能性を無限に広げていきたいです。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

第二子をまずは無事に出産する事、
そして二人の子供を育てながら、もっともっと自分の仕事の幅を広げていきたいと思います。

最後に、メッセージをお願いします。

モンゴルへ行ったときに、女性の起業家と何人かと会う事が出来ました。モンゴルでは女性が働くことは当たり前で、子供がいる事も当たり前。
ママ起業という言葉は存在しません。その人自身がビジネスを展開するのが普通です。
私はママだからとか妊婦だからとかでくくられるのが本当に嫌いです。ママだからという枠にとらわれない起業や働きかたがstandardにしていきたい!!そういう人が増えてほしい!!そ
う思っております。

 

インタビューby 角幡 コーゼル 望

2018年10月13日 0 comment
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田中美和さんとベイビー
田中美和さんとベイビー

田中美和さんとベイビー

プロフィール

・氏名:田中 美和

・会社名:株式会社Waris

・役職名:代表取締役共同創業者

・職種:経営者

・簡単な経歴:

大学卒業後、日経ホーム出版社・日経BP社にて約11年編集記者。「日経ウーマン」を主に担当し、働く女性のキャリアとライフを幅広く取材。調査・取材を通じて接した女性の声はのべ3万人以上。その後、女性がイキイキと働き続けることをサポートするために退職し、フリーランスに。2013年フリーランス女性と企業とのマッチング事業を行う株式会社Warisを共同設立し、現職。一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会理事。Lean In Tokyoアドバイザリーボードメンバー。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :1978年生まれ、40歳

・お子様の年齢 :2018年生まれ、0歳(3月生まれなので、現在生後3カ月)

・ワークスタイル:

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

Waris(https://waris.co.jp/ )という会社で共同代表をしています。

多様な生き方・働き方を創出・応援するのがミッションで

具体的には、広報、人事、マーケティング等のコアスキルを持ちつつフリーランスで働きたい女性と企業とのマッチング事業(=Warisプロフェッショナル)や、離職中の女性人材の復職支援事業(=Warisワークアゲイン)を展開しています。

会社には約20名のスタッフがいますが、役員含めて約9割以上が子どもを持つママパパで、リモートワークを取り入れながら時間・場所の自由度高く働いているのも特徴です。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5時 起床&自分の入浴(スマホでメール・チャット確認&返信)

6時 夫と協力し子どもをお風呂に入れる

6時30分 朝食

7時~8時15分 子どもにミルクをあげる/自分の身支度/子どもと夫を送り出し(夫が保育園への送りを担当しています)

8時15分~10時 メール・チャットの確認・返信、資料作成など

10時~ 移動開始

11時~17時30分 外出(打ち合わせ、関係先訪問など。隙間時間にカフェで仕事をしたり、スマートフォンで仕事をしたり・・・。週1回は在宅作業日を確保するようにしています)

17時30分~18時30分 移動&子どものピックアップ

19時 子どもと一緒に帰宅

19時30分~20時30分 子どもにミルクをあげる/家事

20時30分~21時30分 夕食

21時30分~22時 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

「先のことを考えて行動するようになりました(笑)」。まだ生後3カ月ということもあり手がかかるため、子どもと一緒にいるときはパソコンを触ることすら難しいですし、家事もなかなかできません。なので、子どもと一緒にいる時間は仕事も家事もほぼできないと考えて、子どもが起きる前や迎えに行く前の時間に「今できること」を常に探しては先に済ませるようにしています。

 バタバタとあわただしい毎日ですし、ワーッと泣かれたときは思わずボーゼンとするときもありますが、子どもといると何より心が安定します。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

生後3カ月ということで、まだまだワーママ初心者ではあるのですが・・・8時30分~18時30分までがっつり預けているので、実は子どもと一緒にいられる時間が本当に貴重だなと感じていて・・・仕事を終えて迎えにいく瞬間は「(子どもと)会えるー!」と妙にウキウキワクワクします。それはたまらなくHappyだなぁと思う時間です。最近になって表情が豊かになってきて、こちらが話しかけるとニコッと笑って返してくれることが増えてきて、そんなときも最高に幸せな気持ちになります。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?大変なことがあるとしたら、それをどうやって解決していますか?

家族の役割を家族以外の第三者と「シェア」することで「大変さ」を回避しています。例えば生後2か月から保育園に子どもを預けています。早い時期から子どもを預けることに対して迷いがなかったわけではないんですけど。こんなに早い時期から預けたらかわいそうじゃないだろうか・・・などとも考えました。このあたりの迷いは、ハフィントンポストさんにも記事を書かせていただきました。

(「生後2か月から子どもを預けます。家族の役割を『シェア』しようと思えた理由」▼

https://www.huffingtonpost.jp/miwa-tanaka/share-20180514_a_23433758/ )

でも結果的に今は2か月から子どもを預けて良かったと思っています。子育てって初めてのことばかりだから、毎日気になること悩むことがたくさんありますよね。例えば、「この顔の湿疹は何だろう」とか、「便が出ていないみたいだけれど大丈夫かな?」とか。そういう一つ一つの「悩み」を受け止めて一緒に考えてくれる存在がいることが大きいです。保育園の先生方から「この時期特有のものだから気にしなくて大丈夫」とか、「もう2日くらい様子を見て、改善しなければ病院へ行きましょう」などとアドバイスをもらいながら育児をできるので、本当に心強いです。

物理的にも一日の大半を保育園で面倒を見てもらっているので、仕事へ取り組む時間をしっかり確保できています。

我が家は家事代行の方にも週1回来ていただいているのですが、この方にも本当に助けられています。この方なしでは生きていけないくらい(笑)。育児も家事も家族以外の方とシェアすることで心も体も楽になるなぁと心から思っています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児も仕事もどちらも大切。だからこそ、その時間はそのことに「集中する」「没頭する」ことを大事にしています。育児中は100%子どもと向き合うように。といってもスマホが気になっちゃうこともありますが・・・極力仕事のメールやチャットは緊急時を除き、子どもとの時間中にはしないように心がけています。

育児も仕事も周囲とのチームワークがあってこそと感じているので、育児では夫や預け先の園の先生方、仕事では共同代表やメンバーに対する感謝の気持ちやコミュニケーションを大事にしています。

田中美和さん@Warisでお仕事中

田中美和さん@Warisでお仕事中

Warisでは「どこよりも多様な働き方を実践している」とのことですが、具体的にはどのような制度を取り入れているのですか?

ボードメンバーはもちろん、メンバー一人ひとりがリモートワークを取り入れて自由度の高い形で仕事をしています。社内の打ち合わせではたいていウェブ会議システムを使っていて、遠隔で参加するメンバーが珍しくありません。私自身、オフィスへ出社するのは週1回程度です。フレックスタイム制を導入しているのですが、コアタイムは10時~12時の2時間のみ。コアタイムが2時間のみというのは、一般的に見てかなり短いほうだと思います。そのうえで朝5時~夜10時までをフレキシブルタイムと設定し就労を認めています。例えば、朝5時から自宅でメールチェックをし、子どもが起きてくる6時まで1時間働き、その後、9時から仕事を再開し、午後には子どもの予防接種のために1時間抜ける・・・といった働き方が可能になります。実際、社員の中には「この働き方だからこそ仕事を続けられた」と語る人もいます。

 利用期間に定めのない短時間勤務制度(=クロス正社員)もあり、フリーランスの仕事をしながらクロス正社員として勤務している男性社員もいます。Warisでは、副業・兼業OKなんです。

多様な生き方・働き方を応援する事業を展開する私たちだからこそ、自分たち自身が「どこよりも自由で多様」な働き方を実践したいと考えています。

そんなに多様な働き方を取り入れていると、社内のコミュニケーションが難しそうですね。どうやっているんですか?

 リモートをベースにした働き方を取り入れているぶん、普段はメールやチャットのコミュニケーションが中心。実際に顔をあわせる機会は限られます。だからこそ、半期に一度のキックオフは対面で行い、3~4人ずつランダムに組み合わせたメンバー同士でランチに行く「ランダムランチ」や、業務上直接かかわりのないメンバー同士を2人一組にしてテーマを設定し対話してもらう「バディランチ」などリアルなコミュニケーションをいかに組み込んでいくか工夫しています。

Waris創業メンバーの皆さん

Waris創業メンバーの皆さん

今後の目標やプランを教えて下さい!

会社は創業6年目に入りました。今後も事業を通じて、働く女性の「ハッピー」に貢献していきたいです。コアスキルを持ちつつもキャリアに課題を抱える女性たちに、「働く」を通じた解決の道筋をご提供していきます。

最後に、メッセージをお願いします。

子育てをするってとっても自然なことなのに、あまりに知らないことが多すぎて愕然とします。そんなときに支えになったのはたくさんの同世代の先輩ワーママの声でした。「絶対に無理しちゃダメ。ちゃんと休みなよ」「私の家も早い時期から保育園に預けたよ」一つ一つの声に支えられました。女性ってついつい罪悪感を持ちやすい部分があると感じます。無意識に固定化した母親像や女性像と自分を比べて、落ち込んだりへこんだり・・・一人だと孤独になってしまうからこそ、周りと連帯し、ときには「シェア」しながら毎日をやりくりしていけたらいいですよね!

インタビュー by 平田麻莉

2018年7月21日 0 comment
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小山さん

今回ご紹介する小山さんは、不妊治療経験の話、リノベーションの話など、独自のご経験をお話いただき、とてもエネルギーを頂きまして、インタビューをお願いしました。近しい経験を持つ方やこれからお考えの方に届きますように!(インタビュー by椿)

小山さん

小山さん

プロフィール

・氏名: 小山 佐知子

・会社名:ライフキャリア・シナジーLab

・役職名:代表

・職種: 人材業(ライフキャリア支援事業) 

・簡単な経歴:

2004年大学卒業後、株式会社マイナビに就職。首都圏の私立大学の学生募集・広報のコンサルティング営業、雑誌編集に従事。28歳で管理職を経験し、予算管理や各種プロジェクト、自社の人材採用など幅広く経験を積む。26歳のときに11歳年上の夫と結婚。30歳のときに男性不妊が発覚し、不妊治療と仕事の両立という壁にぶつかる。この経験から働き方や女性のキャリア形成に興味を持ち、退職しフリーのライター、セミナー講師として活動を開始。働く女性の妊活コミュニティ「妊きゃりプロジェクト」を立ち上げ、妊活支援に従事した。4年間の不妊治療を経て、2014年に第一子を出産。その後、大手広告会社でのマーケティング開発を経て2016年ライフキャリア・シナジーLabを創業。個人向けキャリアコンサルティング、企業研修等を開始。2017年9月『共働き未来大学』ローンチ。 

・居住地:さいたま市 浦和区

・ご自身の年齢 :1981年生まれ  35歳

・お子様の年齢 :  2014年生まれ 3歳(男)

・ワークスタイル: 企業等の訪問・オフィスワーク・在宅勤務など内容によって柔軟に対応

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

2016年6月にライフキャリア・シナジーLab ( http://lifecareer-synergy-lab.comを創業しました。人材業を中心に仕事をしてきて、自分自身のキャリアもライフステージに応じてさまざま変化してきた経験から、100年生きる時代のライフキャリア形成・支援を生涯のテーマにしていきたいと思い、使命感を持って起業しました。

①個人向けライフキャリア支援事業 ②法人向けコンサルティング・採用研修支援事業 ③コミュニティ運営『共働き未来大学』( https://tomobataraki-mirai.jp ) という3つの柱で展開しています。

取引先企業の人材採用・働き方コンサルティングや研修、そして個人向けキャリアコンサルティングは、フリーランサーらしく“スキルで勝負” なシーンが多いのですが、『共働き未来大学』の運営については、プロボノメンバー7名の力を借りてチームで取り組んでおり、パラレルキャリアを自分らしく楽しんでいます。

最近、築19年のマンションを購入→スケルトンリノベーションし、「子育てと在宅ワークを楽しむ家づくり」というコンセプトのもと空間を大改装しました。フリーランスの私はもちろん、会社員の夫も、“時間や場所に限らず仕事ができる”時代の好環境下、いかにワークとライフを楽しみながら成長していくかが家族の大きなテーマになっています。

模型や雑誌を使ってリノベーションの打ち合わせ

模型や雑誌を使ってリノベーションの打ち合わせ

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

4:40 起床、メールチェックや前日の残務、原稿執筆等

6:00 朝食作り(基本和食)後、6:30には全員で朝食

8:15 自転車で5分の保育園に到着

8:30〜17:00 コアタイム

*仕事内容によって外勤or内勤。内勤時は借りているシェアオフィスのほか、自宅兼ワークスペースも活用し少しでも早くお迎えに行けるよう効率化を図っています。

17:00〜17:45 保育園お迎え

18:30 息子と2人で夕食→お風呂

20:00 夫帰宅 家族だんらん 絵本読み聞かせなど

  • 寝落ち率50%。寝てしまったら翌朝3時半ごろから作業開始

21:00 家事や読書、一人お風呂など自由時間

*たまにzoomにてプロボノとオンラインmtgすることも

22:30 就寝

小山さんと息子さん

小山さんと息子さん

出産して、何が一番変わりましたか?

子どもの笑顔を中心に、私の実家の家族と夫の家族みんなが大家族のように仲良く集う機会がより増えました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

「ワーママである私」を意識することはほとんどなく、時と場合によっていろいろな顔の「私」を楽しんでいます。そういう意味では、世界が広がったというか、家族やパートナーはもちろん、仕事仲間や地域の方がた、保育園の先生やシッターさん、ママパパ友、共働き未来大学の関係者など、さまざまな人たちの中で支え支えられながら“生かされている”ことを実感しています。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

2015年夏にリクルートのベビー&マタニティ領域(妊すぐ/赤すぐ)にジョインしました。久々の会社員生活の始まりでしたが、育休復帰とは異なり初めての職場のため、仕事を覚えたり人間関係を構築したりといったこと全てがゼロからのスタートで、最初の1,2ヶ月は心身ともにかなりハードでした。息子がまだ生後10ヶ月だったこともあり、1歳過ぎまでの辺りが一番よく熱を出したり、保育園から呼び出しが来ることも多かったので、毎日本当に気が張っていて綱渡り状態でした。それを考えれば3歳になった今は嘘のように楽ですね。

それをどうやって解決していますか?

基本、子どもも親も、毎日一生懸命生きていれば自然に成長するもんだな〜と実感しています。パートナーや家族との“チーム育児体制”や“パートナーシップ”があれば、解決する必要があるだいたいのことはチーム力でカバーできています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

“どっちも”楽しむ!思う存分やる!という軸をブラさないこと。軸ブレと手を抜くことは違うので、育児仕事どちらも疲れたら適当に休んだり、第三者の手を借りながら、基本、ママ(パパ)が笑っていると子どもはすくすく育つと思っています。

不妊治療をされていたとのことですが、どのような治療だったのでしょうか?また不妊治療に踏み切った背景も教えてください。

最終的に顕微授精で息子を授かりましたが、4年間の妊活期間は、検査を経てタイミング指導→人工授精→体外受精とステップアップしていきました。一概に「不妊治療」といってもカップルの数だけやり方があるのですが、我が家は男性不妊による治療だったので、途中、夫が精索静脈瘤の手術をしたり、夫婦ともに心身擦切れるほど頑張りました。出産し、育児期に突入してからのパートナーシップがスムーズかつうまく行っているのは妊活期間中に2人で協力して同じ目的に向かって頑張った経験があるからだとつくづく思います!

会社員からフリーに転向したのは、なぜでしょうか?

ライフイベントと働き方はセットで考えることだなとつくづく思います。フリーになりたかった(目指していた)というより、会社員時代は“24時間戦えますか”的な企業戦士の働き方に限界を感じて、そんな時に不妊症の診断を受けたので、細く長く働き続けるためにこの働き方を選んだ形です。今はフリーといっても、会社員と同じように組織の名刺をもって会議に参加したりしながら働いているので、「フリーランス=孤独」という感覚は全くなく、いくつものプロジェクトを自分の裁量で同時に回しているのでとても楽しいです

プレゼン中の小山さん

プレゼン中の小山さん

「共働き未来大学」の立ち上げの背景、これからの活動について教えてください。

20代は仕事人間で、持ち前の体力も相まって文字どうりバリバリ働いていましたが、青天の霹靂で不妊治療をすることになり、夫婦の絆が試されました。「100年ライフ」とも言われる時代ですが、働き方もさることながら、やはり家族(パートナー)が力を合わせて生き抜く力が今の時代とても試されているように思います。

「共働きって辛いよね、しんどいよね」…。

そんなネガティブな事実やイメージを少しでも変えていきたいというのが、このプロジェクトを立ち上げる原動力となりました。一様に「共働き」と言っても、家族の数だけ家族の「らしさ」があります。特に子どもがいる共働き家庭はみなさん大変なことは伴いますが、それでも楽しんで仕事も育児もこなしている人たちをたくさん見てきました。そんな多様なロールモデルとも言える事例をもっと世の中に伝えて、これから社会に出て行く若い世代が、憧れをもって「仕事も子育ても楽しみたい!」と言えるような社会を作っていきたいと思っています。

最後に、メッセージをお願いします。

私が大切にしている言葉に「意志をもって流される」があります。

何でもかんでもガチガチにルート検索してそこまでの道のりを計算してゴールを目指すよりも、時には気ままに思うがままに一歩踏み出し、自分らしく歩んでいたら望んでいた以上の世界にたどり着けるという私自身の成功体験があります。 意志を持つこと、そして種をまきつづけることでご縁や機会はどんどん集まってくるのではないでしょうか。

2017年11月28日 0 comment
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今回紹介するパワーママは、今年フリーランスに転身された中村真弓さん!

色々な事情で、独立するか悩んでいる人、少なくないと思います。なぜ、どのように独立を決断してフリーランスとして活動されているのか、気になる本音を聞いてみました!(インタビューby椿)

 

中村真弓さん

中村真弓さん

プロフィール

・氏名:中村真弓(なかむらまゆみ)

・会社名:フリーランス

・役職名:マーケティング&コミュニケーション

・簡単な経歴:2003年にICT事業の法人営業に従事。広報・PRを養成するビジネススクールのコミュニケーションマネージャー、金融ベンチャーの広報スタートアップなど、10年以上の広報・PR、ブランディング、マーケティングの経験を活かし、2017年からフリーランスへ転身。プライベートでは二人の娘の母。遠方の両親の助けも借りながら、多忙な夫と子育てを乗り切るため、自分自身の働き方改革に挑戦中。

・居住地:横浜市

・ご自身の年齢 :37歳、1980年生まれ。

・お子様の年齢 :9歳(2008年生まれ)、5歳(2012年生まれ)

・ワークスタイル:出社と在宅どちらもあり

 

 現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください

フリーランスとして数社の広報・PR、ブランディング業務に携わっています。社員と同じように名刺を持ち、社内会議にも入り込んで一緒に戦略を練るところから始める企業もあれば、週に1回の定例会議を持って事業コンセプト、PR戦略を作り上げている企業もあり、各社様々な形で関わらせていただいています。「世の中をもっと良くしたい」、「すべてはお客様のために」というとても熱い想いを持った経営者やマネージャーの方々と、外部の視点を活かしながら、社員と同じ気持ちで一緒に事業に取り組めることがとても楽しいです。ワークスタイルとしては、在宅を中心にしながらも、face to faceが必要な時は出社を入れて、通勤の隙間時間も活用しながら業務をコントロールしています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:00  起床、SNS、ニュース、メールチェック。時間があれば読みたかった本を読む。

7:00  子どもたち起床。朝ごはん。長女を学校へ送り出し。パパが次女を保育園へ。残った家事を片付ける。

9:00    A社の在宅業務開始

10:00  A社の社内会議(スカイプ)

13:00  A社の在宅業務終了、 ランチ、移動

14:00  B社の打ち合わせ(訪問)

16:00  終了、移動

17:00  次女の保育園お迎え

17:30  帰宅、メールチェックと1日の残った仕事を片付けて夕食準備。

19:00  夕食

20:00 お風呂、子どもたちと雑談、ちょっと休憩。長女と次女の学校と公文の宿題フォロー。

22:00 就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

自分自身ととことん向き合うようになりました。こんなにも自分を必要としてくれる存在がいることはとても幸せなことで、子どもたちからは本当に大きなパワーをもらっています。だからこそ、子どもたちや、家族を支える夫のためにも、自分が幸せだと思える生き方を追求しようと思いました。それが今のフリーランスという働き方にも繋がっていると思います。仕事も子育ても決して楽しいことだけじゃない、大変な事もたくさんあるけれど、ダメダメなところも頑張っているところも、全部子どもたちにはさらけ出していますし、たまにヘルプに来てくれる遠方の義母にも思う存分甘えています(笑)。

 

長女ちゃんの誕生日に家族でディズニーランド

長女ちゃんの誕生日に家族でディズニーランド

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

子どもたちとの夕食の時間に「今日1日で楽しかったことがある人〜」というと、「ハイ!ハイ!」と手をあげて、やれ誰々が何々してくれたとか、今日は縄跳びが100回飛べるようになったとか、学校で先生に褒めてもらえたとか、いろんな事を話してくれる時間が大好きです。私も仕事でこんなことがあったよーと発表しています。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

今でこそ「家族やママ友など周囲に感謝しています」とゆとりを持って話せるようになりましたが、特に次女が3歳になるまでは壮絶すぎて記憶がほとんどありません・・・。完璧にやらなきゃと思い込んでいましたし、理想の母親像、キラキラしたワーママ像を描いて、その自分になれないと落ち込む、機嫌が悪くなる、「私だって働いているんだから!」と夫に八つ当たりする、と、本当に酷かったと思います。

 

中村さんと次女ちゃん

中村さんと次女ちゃん

それをどうやって解決していますか?

完璧を求めるのではなく、できない自分を受け入れたことで、ものすごく心が軽くなりました。そして、我慢しないでやりたいことに挑戦しようという気持ちを大切にしようと思えるようになると、自分のやりたいことを支えてくれる家族に感謝の気持ちが持てるようになり、特に夫とのコミュニケーションが増えたことで歯車が回り出したように感じています。Time Treeを使って夫婦のスケジュールを共有したことも大きいです。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

人は一人で生きていません。育児も仕事もチームでパフォーマンスを上げることを大切にしています。あと、仕事も育児も“fail fast”の精神で、早く失敗することです。とにかく、思い立ったらまずやってみる、失敗を糧に、次に繋げていけば良いという考え方は私のベースにあると思います。

 

 

逗子に住む妹さんに会いに行ったとき

逗子に住む妹さんに会いに行ったとき

今年独立されたばかりの中村さん。独立されたきっかけを教えてください。

長女が小学2年生になった時、毎日学童に19時お迎えの日々で、ものすごくストレスを抱えて疲れが目立っていたんです。「手は離れても目を離しちゃいけない」そう思って、子どもと過ごす時間を増やしたいと思ったことが独立の一番のきっかけでした。

 

独立してからお客さんを獲得するのは大変なのではというイメージがありますが、実際どうでしたでしょうか?

仕事が来るかなーという不安はもちろんありましたが、幸いにも、これまでの仕事のつながりの方からご紹介を頂いたり、私の場合はWarisというフリーランスをマッチングする人材紹介会社のご縁もあったりと、保育、子ども食器、製造業、家電、金融、デザイン会社と、1年目で予想以上に様々なお仕事をいただけた事は本当にありがたいと思っています。

 

独立してから、生活が変わった!など何か変わったことがあれば教えてください。

長女が学童に行かず、学校のクラスのお友達を家に連れて来るようになった事です。いろんなお友達との交流を広げてほしいと思います。私が在宅勤務の時は完全に仕事モードになっていますが、隣で長女は宿題をしたり好きなことをやっていて、同じ空間にいる時間を大切にしたいと思っています。

 

独立を考えているけど踏み切れない人にむけてメッセージお願いします!

私もずっと悩んでいて、思いきるのに2年くらいかかりました。背中を押してもらいたくて、知人に話しを聞いてもらったり、起業セミナーにも何度も足を運び見ました。でも、本当に望んでいれば、その時は来るんだと感じています。焦らずに、ご自身との対話を重ねがら、その時がきたら思い切ってアクセルを踏んでみてください。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

やりがいが持てる仕事の質を担保しつつ、子育てにゆとりを残せるくらいの仕事量に抑えて家族との時間を取る。仕事と子育てのちょうど良いバランス探しは永遠のテーマですが、この難題にずっとチャレンジし続けようと思います。

 

 

最後に、メッセージをお願いします。

悩んでいるママは、悩んでいる姿を子どもに見せていいんだと思います。「どう思う?」と聞くと驚くような答えが返ってきて、肩の力が抜けることもありました。子どもは親をよく見ているし、親を助けたいと思ってくれているのだと感じています。ママの幸せが子どもの幸せにつながると確信していますので、ありのままの自分でワーママライフを楽しんでください。

2017年10月31日 0 comment
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城さん
城さん

城さん

プロフィール

・氏名: 城 梨沙(じょう りさ)

・会社名:株式会社エスキャリア・ライフエージェンシー 代表取締役

・職種:料理を通して子どもの「自信」を共に育むエスキッチン「エスキッチン」http://es-lifeagency.co.jp/の運営

経歴:

大学卒業後、株式会社パソナキャリア(現パソナ)に入社。法人営業として、求人開拓営業を経験。3年半で500社以上の企業の採用に関わり、求職者とのマッチング業務を行う。

2009年結婚と同時に退職。主婦となりオーストラリアに1年在住。

2010年フリーのキャリアカウンセラー・講師として独立。

2011年株式会社エスキャリア設立時に執行役員に就任。

2013年第一子を出産。

2016年10月株式会社エスキャリア・ライフエージェンシー設立。

2017年1月 エスキッチンサービスリリース

2017年8月第2子出産。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :(33歳 1983年生まれ)

・お子様の年齢 :(長女3歳 2013年12月生まれ 長男0歳 2017年8月生まれ)

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

毎日のご飯作りが大変な親御さんのために作りおきを提供するだけではなく、お子様と一緒に料理を行い、お子様が家庭内で役割を持ち、感謝されることで、お子様の自信・自立・自己表現力を育む共育サービス「エスキッチン」(http://es-lifeagency.co.jp/)を設立運営しております。働きながら、子どもを育てることが益々当たり前になっていく中で、夫婦どちらかが頑張るのではなく、仕事も子育てもいっぱいいっぱいにならず、色々な人が関わり、子どもの成長を共に育む「共(とも育て)」文化がもっと日本に広がって欲しいという想いで2016年10月にサービスを立ち上げました。

 第2子出産直後ということもあり、自宅で仕事をしている時間も多く、社員とのミーティングを遠隔や自宅で行ったり、アポイントや打合せで外出する際は、家族やファミサポさんの力を借りながら子育てと会社運営を両立しています。

 

 エスキッチンの食育サポーターの皆さんとの写真


エスキッチンの食育サポーターの皆さんとの写真

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

第2子を2017年8月に出産したばかりで、自宅で子育てをしながら仕事を行っています。
7:00 起床
8:30 保育園への送迎
9:00 仕事開始(自宅だったりオフィスだったりアポイントに出かけたりと出勤スタイルは
その日によって調整)
17:00 仕事終了
18:00 家事・育児時間
22:00 家族就寝
24:00 仕事や第2子の寝かしつけをして自分も就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

仕事を中心に回っていた日常が、子どもという存在が出来たことで、仕事の内容、ライフスタイルも180度変わったことです。子どもを産む前からフリーランスのキャリアカウンセラー・講師として働いていたので、自分らしい働き方は実現できていましたが、出産後、仕事と家事育児の両立の壁に直面しました。夫婦だけで、仕事をしながら育児・家事を両立していくことの限界を感じ、第3者を頼り、色々な人と共に育児をすることの大切さを、身を持って体験しました。このことが、エスキッチンのサービス立上げにも繋がりました。また、物質的な豊かさよりも、家族で過ごす時間や、ゆとりある時間にとても価値を感じるようになったのも子どもを産んで大きな変化だと思います。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

出産をしなければ、自分で会社を起こしサービスを立ち上げることもなかったと思います。
会社とサービスを起こすというパワーを、子育てを通してもらったと思っています。
子どもを産むと育休期間などで、キャリアがストップしたと思う方も多くいるのですが、全
く逆で、子どもを産んだことで今までなかった価値観が生まれたり、やらなきゃいけないこ
とが増えて段取り力が上がったり、子育てパートナーを探し頼ることで、依頼力が身につい
たりと、私は子育てをしてより多様な人と触れ合うことで、出産前よりも多様な人とのコミ
ュニケーション力や調整力なども向上したと感じています。

 

8月下旬に生まれたばかりの第2子ちゃん

8月下旬に生まれたばかりの第2子ちゃん

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

一番の試練は、今年の第2子出産でした。会社を設立し、サービスをリリースした直後に妊
娠が発覚し、つわりで入院。妊娠26週で切迫早産になってしまい、6分間隔の陣痛が3日
間も続いてしまった時は、もう祈るしかなく、病院のベットに寝ながらずっと泣いていまし
た。会社のメンバー、家族にも心配と迷惑をかけ、自分の不甲斐なさと無力感で途方にくれ
る瞬間が何度もありました。会社運営が滞ることへの不安と焦りもすごくありました。まさ

か会社設立1年目にそんなことが起こるなんて、人生は本当にプランドハプンスタンスだな
と(笑)。
出産後の今はまとまった睡眠がとれない大変さがはじまりました。まだ預け先もないので、
仕事をしながらの育児は、身体がしんどい時もありますし、集中して仕事ができない瞬間も
日常茶飯事ですが、子どもの成長は本当に早いので、こんな時間もあっという間に過ぎてし
まうと思うと、その一瞬一瞬も楽しんでいきたいと思っています。

 

それをどうやって解決していますか?

自分たちがやるべきことと、手放す(やらない)ことを決めたことです。子育てで大変なの
は、ほとんどがその周辺にある家事に時間を取られていることだと思います。仕事に出てい
る分、帰宅後は子どもとの時間をたっぷり取りたいと思っても、終わりがないほどの家事が
待っていたりします。掃除や料理など、月に数回は自社サービスや、地域のサービスを使う
ことで、精神的なゆとりを持てるようになりました。また、近くに住むママ友にも、気軽に
「今日は一緒にご飯食べて、うちで子どもたちをお風呂入れていかない?」と声を掛け合え
る関係を作れていることも、とても心強く、困った時にSOSを出せる人が周囲にいる安心
感はとても大切だと思います。
私は区のサービスをよく利用していますが、地域の方とも繋がる機会になり、地域の情報を
得られたり、子育て相談にのってもらったりしています。長女も、色々な人とコミュニケー
ションを取るので自己表現もよくします。夫婦がいっぱいいっぱいになっていないこと、自
分たちがやりたいことがきちんとできていることが、家庭にはとても大切だと身を持って感
じています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

1つ目は「人に頼る」ことです。子どもを産むまで、人に頼るということをあまり意識する
ことが少なかったのですが、子どもを産んで、家庭内ではもちろんのこと、仕事面でも、人
に頼ることの大切さを、身を持って感じました。正確に言うと、人に頼らない限り仕事も育
児も両立はあり得ない状況になったからです(笑)。今の子育てママたちを見ていると、と
にかく自分一人で頑張らなきゃと思っている人も多いですし、仕事においても、一人で業務
を抱え込む人も多いなと感じます。いい意味で女性は責任感が強い面もあると思います。周
囲に頼るのが上手な人ほど、仕事でも成果を出しているという調査結果を見たことがありま
す。頼るためには、相手が気持ちよく引き受けてもらえるような依頼力やコミュニケーショ
ン力、相手の強みや背景をつかむ力などが必要とされますが、私はママだからこそ、この力
が身についたと思いますし、仕事の場面でもとても活かされています。子どもを産んで限ら
れた時間の中で自分が活動していくためには、全て自分が頑張るではなく、上手に周囲の力
を借りていく力がとても大切だと思います。
2つ目は、「周囲の価値観や自分の固定概念に縛られないこと」です。
親達世代の子育て論や、一般論につい縛られて苦しくなっているママも多いです。
親達世代とは子育てにおける情報も随分変わっています。すごく仕事も子育ても上手にして
そうと、外からみるとキラキラしているようなママも、案外同じ悩みをもっていたりします
。周囲と比較をついしてしまいますが、「固定概念」や「べき論」を周囲と比較せず、自分

らしい選択、自分の家庭らしい選択とは何かを考えていく先に、各々の「幸せ」の形がある
と思います。

実際、毎日いっぱいいっぱいで両立されている家庭は多いと思いますが、外部サービスを使うのにまだまだ抵抗がある方が多いかと思います。そういう方へ何かアドバイス頂けますでしょうか。

両立の解決は、外部サービスが全てではないです。アウトソーシングは、ハードルが高いと
感じる場合は、近場で頼れる子育てファミリーを見つけることもいいと思います。いっぱい
いっぱいを共有し合える仲間がいるだけでも全く違うと思います。その上で、外部サービス
を使うことについてお話させていただきます。
自分たちが頑張ればできることをアウトソーシングするってなかなか選択しづらいですよね
。すごくよくわかります。まずは金銭的なハードルと、他人を家にいれるハードル、自分た
ちが頑張ればできるものを人に頼んでまでやるべきなのかというハードル。それぞれ乗り越
えないと、利用には踏み切れないと思います。私も実際2年半かかっていますので。
金銭的なハードルについては、それぞれ家庭の事情があると思いますが、まずは予算を決め
て自分たちが出してもいい金額でまずはお試しでも利用してみると、そこで生まれる時間の
ありがたさを感じられると思います。プロの方に掃除や料理をしてもらえると、自分がやる
以上の価値で返ってきますし、「今日もこの家事のせいで、自分の事ができなかった」とい
うようなイライラした時間がなくなります。地域のサービスだと民間会社よりも安くお願い
できるところもあります。他人を家にいれるハードルについては、私も家が狭かったり、子
どもの物で溢れかえっているような場所に人を入れることに抵抗感がありました。でもその
仕事をしている人たちは、それが仕事なので、気にしていなかったり、触れて欲しくないも
のはこちらがある程度、別のところに移しておくことで、一度利用してみるとその抵抗もな
くなりました。自分たちが頑張ればできるものを、人に頼んでまでやるべきかというハード
ルについては、私たちも一番ここが夫婦で意見が分かれたところでした。しかし、頑張れば
できるを夫婦で繰り返していた結果が、お互いが疲弊したり、そのせいでイライラして喧嘩
や対立をしていた根源だったので、外部の方に依頼したことで、私のイライラがなくなった
ことが、夫にとっては一番嬉しい効果だったようで、我が家にはなくてはならないリソース
となりました。

フリーランスや会社経営と「自分らしく生きる」が城さんのテーマになっていますが、きっかけはなんですか?

はい。私は社会人3年目の25歳で結婚したと同時に退職し、夫の海外転勤で主婦を経験しています。帰国した際に直面したのが、0か100かの選択しかないことでした。バリバリ働くためには長時間労働で成果を求められる仕事、時間で終われる仕事は、ルーティーンワークのような仕事の2択しかないことに苦しさを感じました。どちらでもない働き方を実現させたいと思い、フリーのキャリアカウンセラーとして働く道を選びました。選択肢が「ない」で諦めず、実現できる道を自分なりに模索してきた結果、今のような働き方になりました。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

私の仕事のテーマは、「自分らしく生きるを応援すること」と「次世代に繋ぐ」ことです。

20代で、0か100かを突き付けられた経験。子育てをして、母親一人または夫婦だけで頑張るだけが子育ての形ではないことを知った経験。時代が変わっているからこそ、0か100ではない時代に合わせた働き方、生き方、子育ての仕方の選択肢を示していきたいと思っています。そして次世代が、働きながらも子どもを産み育てていくことが「楽しそう!」と思える社会を実現したいからこそ、自分にできる小さいことからコツコツやっていきたいと思っています。

 

最後に、メッセージをお願いします。

「正しさ」よりも「自分らしい」両立の形を!とカッコよくメッセージしたいものの毎日、目の前の子育てと仕事で、一瞬で時間が過ぎています。生後間もない子どもとの生活は、睡眠不足だし、パジャマで一日終わることもよくあります(笑)キラキラした日常とはほど遠いこと・・(笑)。モヤモヤしてる日もいっぱいあります。自分らしいの裏には、この選択をしてよかったと思えるまで頑張ることと表裏一体だと思います。きっと読者の皆さんも今に必死な同士だと思います。子どもたちがその背中を見た時に、「ママみたいな両立は無理」と思われず、働きながら子どもを産み育てていくことは「楽しそう!」と思ってもらえるママでいられるよう、必死ながらも一緒にこの時代を生きていけたら嬉しいです。みんなで頑張りましょう(^^)

2017年10月24日 0 comment
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今回紹介するパワーママは、広島で子育て世代のキャリア支援に取り組む団体の代表として活躍する岡野優子さん。
パートナーの転勤を機に京都から東京、広島へと移住。転勤についていったことで自身が働くことを中断していた時、仕事を通じて社会と繋がれず、自分の居場所がないような気がして、どこか物足りなさも感じていたといいます。この体験をきっかけに同世代の人たちが、育児や転勤、介護などライフイベントにより選択を迫られたときに納得感が持てる選択ができるよう、自分の軸と向き合える場をつくりたいと任意団体De ma vieを立ち上げました。
「転勤」「介護」をポジティブにチャンスと捉えて、よりよい働き方につなげるには?岡野さんのインタビューからそのヒントをいただきました。

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 プロフィール

氏名:岡野 優子
簡単な経歴:鉄道会社に総合職として入社し、ビジョン・社員の行動指針策定プロジェクト等にかかわり、入社8年目に退職。退職後は、両親が経営する京都市内の会社(不動産業)に入社するも、夫の転勤で、東京、広島へ移住。現在は、リモートワークをする一方、子育て世代のキャリア支援を目的とした団体 De ma vie(ドゥ・マ・ビ)を立ち上げ、代表として活動中。

★ブログ
http://www.mamanpere.jp/blog/hagkumu40

★facebook
https://www.facebook.com/yuko.hori.336

居住地:広島市
ご自身の年齢:32歳 (1984年生まれ)
お子様の年齢:2歳 (2015年生まれ)

ワークスタイル:自営業・フリーランス

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

2年前に京都市内で不動産業を営む父の会社に転職しました。今は、私が広島に住んでいるので、ネット環境があればできる仕事(リサーチや今後の事業計画の策定など)を中心に行っています。
また、広島ではDe ma vieという団体を立ち上げ、行政機関と連携しながら子育て世代向けのキャリア支援事業を行っています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:30 起床・仕事
7:00 朝食
7:30 家事(洗い物、洗濯、掃除)
9:30 子供と外出(子供や私の習い事、公園遊びなど)
※子供が寝た時間を有効活用できるよう仕事道具持参
12:00 昼食
13:00 子供の昼寝中に仕事
15:00 子供と遊ぶ
17:00 夕食づくり
18:00 夕食
19:00 子供と遊ぶ
20:00 風呂
21:00 夫帰宅・夫との会話を楽しむ
22:00 仕事
23:00 就寝
※週1~2回、プレスクールに子供を預けているので、その日に仕事をガッツリしています。

 

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

自分が自由に使える時間が限られているからこそ、行動の目的と、物事の優先順位を以前より強く意識するようになりました。今は家族と過ごす時間、質の確保が、最も優先順位が高い事柄です。出産前は、仕事に費やす時間が長かったのですが、今は子供の成長を近くで見、一緒の時間を共有したいので、子供のそばで働き、育児を優先した仕事の進め方をしています。仕事は、基本自宅でしており、時間の自由度が高いので、家族との時間が蔑ろにならないよう、仕事も効果緊急度、またそれに費やす時間などを意識しています。
(毎朝、その日のto do リストを作成。そして打合せ、資料作成等、時間をムダに使わないようタイマーをセットしています)

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

主人は会社員なので、時間の融通が利く私が家事・育児の大半を担っていますが、夫が早く帰ってきてくれたときは、子供をお風呂に入れてくれたり、子供の寝かしつけを手伝ってくれたりと協力的です。また、私が忙しく、家事や育児に手が回らないときは、to do リストをホワイトボードに書いてタスクを共有。しなければならないことを見える化し、夫に手伝ってもらいます。

 

お子さんが0才の時にご主人の転勤でお引越しされたとのことですが、広島に来てからの働き方はどう変わりましたか?

子供が生後3か月のときに、夫の転勤で京都から東京へ。そして1歳になる直前に広島に移住しました。
現在、ネットを活用したリモートワーク、またDe ma vieの代表として活動していますが、それまでの大きな組織の一員としての働き方と異なり、自分のやりたいことに対してフットワーク軽く動けることがとても楽しいです。またDe ma vieについては、企画に参加いただいた方や、テレビ番組や雑誌等で事業を知っていただいた方から取り組みに対する共感の声を多数いただき、自分が取り組む事業が社会に必要とされていることを実感することで働き甲斐も持つことができています
また環境面では、広島では質のいい保育サービスを提供している託児所や、ベビーシッター付きのコワーキングスペースを東京よりも安価で利用できます。ですので、必要なときには、これらの施設を利用しており、仕事と育児の時間のメリハリがつけやすくなりました

 

今のお仕事にママの目線が役立つことはありますか?

De ma vieの立ち上げは、夫の転勤についていった東京で、働くことを一旦中断していたときの出来事が原体験になっています。散々迷った結果、夫の転勤先についていき、家族が一緒にいられる喜びを感じてはいたのですが、仕事を通じて社会と繋がれない状況が、社会に自分の居場所がないような気がして、どこか物足りなさも感じていました。この状況を何とかしたいと、働き甲斐や理想の家族とのかかわり方など、自分なりに心地いい生き方を模索し、思ったことは、同世代の人たちが、育児や転勤、介護などライフイベントにより選択を迫られたときに納得感が持てる選択ができるよう、自分の軸と向き合える場をつくりたいということでした。また、どうしても児童館などで知り合うママ友とは、育児以外の話題を切り出しにくかったので、自分のキャリアや生き方についても話せる場をつくり、いろいろな価値観にふれられる場をつくりたいと思い、De ma vieを立ち上げました。

 

セミナーの様子

セミナーの様子

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

・育児では・・・仕事の現場に子供を連れていき、働く母親の姿を見せることができる一方で、子供が初めて言葉を言えるようになった瞬間、歌を歌えるようになった瞬間など子供の日々の成長をそばで見られることは、子供のそばで働くといったスタイルを選んでよかったと思える瞬間です。

・仕事では・・・社会に居場所があると実感できること。また、働くことで、自分自身を肯定できる機会をもらえることは仕事をしてよかったと思えることです。きれいごとではなく、一時的に仕事ができなかったからこそ、このような機会に感謝しています。

 

育児&仕事をしていて一番大変なことは?

・育児では・・・時間がかかることに対しても待ち、成長の機会を奪わないようにすること。

・仕事では・・・限られた時間内で成果を出すこと。

 

それをどうやって解決していますか(していこうとしていますか)?

・育児では・・・やってもやらなくてもどちらでもいいようなことに費やす時間を子供と向きあう時間に充て、自分に余裕を持つことに尽きると思っています。

・仕事では・・・重要度の低い事柄に対して迷う時間を減らすこと。また、成果を得るための重要度や緊急度を意識しながらタスクを進め、設定期限がきたら完璧でなくともやめるように心がけています。そして、断り方をおぼえること。ちょっとした依頼事項も、どんどん引き受けていると、いつの間にかそれらにかける時間が増え、仕事や家事、育児と並行し進めることがきつくなるときがあります。出産前のように寝る時間を削りながらフルパワーでやっていると、体調を崩してしまい、かえってご迷惑をおかけすることもありました。ですので、お声をかけいただく相手のご期待に十分お応えできないときは、自分の状況、また自分ができる範囲をできるだけ早い段階でお伝えし、ご理解いただけるよう努めています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

・育児では・・・子供の可能性の芽を摘まない。

・仕事では・・・お客様にとって「いい仕事」を。そして仲間に信頼してもらえる人に。

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これからの目標を教えてください。

・育児では・・・家族でできるだけ多くの時間を一緒に過ごし、感動の瞬間を共有する。
また広島で生活できる期間も限られているので、広島だからこそ味わえる豊かな自然、温かい人たちとのふれあい、新鮮でおいしい食材、これを家族で堪能したいです。

・仕事では・・・数年以内には、京都に戻り、事業を親から引継ぐ予定なので、MBAも視野に入れながら、経営の勉強をしたいと考えているところです。また、不動産業にかかわる者として、まちに活力を与えられる事業主になることが目標です。30年後、子供に「俺も、オカンみたいにエネルギッシュに生きたいなぁ」と言わられるよう、いくつになっても自分がやってみたいことにチャレンジしていたいと思っています。

 

サイトをご覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

出産と同時期に経験した夫の転勤は私にとって大きなターニングポイントで、「働きがい」や「家族とのかかわり方」、「今後のライフプラン」などを見つめなおす機会となりました。「転勤」や「介護」など予期せぬライフイベントで困惑する方も多いと思います。けれども、このような機会をチャンスに捉え、ご自身が納得のいく働き方、家族とのかかわり方ができるよう、一緒にがんばりましょう!
 

紹介:竹山綾、インタビュー:柴田広夢

2017年9月27日 0 comment
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プロフィール

・氏名:谷 益美

・会社名:coaching&facilitation Office123

・役職名:代表

・職種: ファシリテーター&ビジネスコーチ、イラストレーター

・簡単な経歴:1974年香川県生まれ。香川大学卒。建材商社営業職、IT企業営業職を経て2005年独立。早稲田大学ビジネススクール、岡山大学で非常勤講師。NPO法人国際コーチ連盟日本支部顧問。NPO法人日本コーチ協会四国チャプター相談役。

専門はビジネスコーチング及びファシリテーション。企業、大学、官公庁などでコーチング研修やコーポレートコーチングなど、年間150本超の実践的学びの場作りを行う。2015年、優れた講義を実施する教員に贈られる「早稲田大学Teaching Award」を受賞。雑誌やウェブサイトへの記事寄稿、取材依頼等多数。

著書に『リーダーのための! ファシリテーションスキル』『リーダーのための!コーチングスキル』(すばる舎)、『タイプがわかればうまくいく! コミュニケーションスキル』(総合法令出版・枝川義邦氏共著)、『マンガでやさしくわかるファシリテーション』(日本能率協会マネジメントセンター)、論文「コーチングにおける重要度の理解と実践の認知」(『実践経営』第51号2014年・杉浦正和氏共著)、挿絵『MBA 「つまるところ人と組織だ」と思うあなたへ』(同友館)がある。

Amazon著者ページ:https://www.amazon.co.jp/-/e/B075D92BYQ

・居住地:香川県

・ご自身の年齢 :43歳

・お子様の年齢 :10歳&7歳

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

香川を拠点に、全国を点で活動中。ご依頼が入ればどこへでも、とお邪魔するうちに、北は北海道から南は九州まで、様々なところからお呼びいただけるようになりました。2つの大学に非常勤講師として所属しています。

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業務内容は大きく3つ、「教える」「つくる」「支援する」です。

「教える」領域では、コーチング、ファシリテーションなど、コミュニケーション全般に関わるトレーニングを行なっています。対象はビジネスパーソンがメインですが、学生や子育て中の方、地域づくりの担い手など、様々な方々に対する研修や講座も行なっています。出版した書籍も4冊に増え、書籍を通じてのお問い合わせをいただくことも増えてきました。

 

次に「つくる」ですが、主に対話の場作りを行なっています。働き方改革や女性のリーダー育成、イベントづくりなど、先ほどの教える機会も含めると、年間150本以上の場づくりに関わっています。そして最近はなぜか名刺やロゴ、挿絵など、イラストレーターとしての「つくる」仕事も少しですが増えてきました。

 

最後に3つ目は「支援する」仕事です。マンツーマンのコーチングを通じて、起業したい人、経営者など自分のパフォーマンスを上げたい人の支援をしています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

毎日研修や講座、打ち合わせなど、スケジュールが変わるので平均的な1日というのはありません。早朝から移動したりする日もあれば、午後からの外出仕事に備えてゆっくりな日も。週末も講座があったり、大学の講義があったりと様々なので、お休みも一定していません。しかし、仕事の予定は全て自分で調整できるので、ある程度子供の予定に合わせることもでき、恵まれていると感じています。

 

出産して、何が一番変わりましたか?

先ほどの仕事予定とは正反対ですが、自分でコントロールできないことが一気に増えました。特に子供が赤ちゃんの時は、寝るのも起きるのも子供次第。やりたいときにやりたいことができないストレスを一時感じましたが、それもほんの数年。普段の生活を子供のペースに合わせることで、良い変化も生まれました。「今日はお風呂入らなくてもいいや」「夜ご飯、ビールとつまみで済ましちゃえ」と、恥ずかしながらとてもズボラだった私。子供が生まれてそういうわけにはいかなくなったお陰で、ちゃんと(笑)人間的な生活が送れています。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

Happyな出来事…という訳ではないのですが(笑)、子供がいて、仕事をしているからこその気づきや学びの多さが日々新鮮です。赤ちゃんの時、保育園に通い始めた時、小学校を通じて、毎日「こんなことが起こるんだ!」と思うことがたくさん。最近は、我が家に遊びにくる子供たちの「お友達」とどうやり取りするのが良いのかを試行錯誤する毎日です。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児については、「自分のこだわりを押し付けない」こと、です。食事時にはテレビをつけない、赤ちゃんの時は布おむつで、炭酸ジュースは無し、とか個人的には色々思ってやっていますが、友人や家族にお願いする時はそのあたりのこだわりも気にしないことにしています。テレビやジュースもたまにならいいか、これも子供なりの「社会勉強」と思っています。

 

仕事については、「自分がお役に立てることをやる」ということでしょうか。ありがたいことに色々なお話をいただくのですが、お話を聞いてみると、それは私ではなくて、他の方におつなぎした方がいいのでは…と思うこともよくあります。そんな時には、良いと思う方や方法をご紹介するようにしています。様々なジャンルの方とのご縁に感謝ですね。

 

最後に、メッセージをお願いします。

仕事も、子育ても、一人では大変なことばかり。周りの人たちの手を借りることで、大いに助けられていますし、周囲の人に感謝することが自然と増えました。仕事も子育てもチーム戦。自分のマネジメント力やリーダーシップを磨く機会と心得て、これからも楽しみながら日々を過ごしていきたいと思います。

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(インタビュー:高村)

2017年9月11日 0 comment
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プロフィール

・氏名:yoko
・職種:画家
・簡単な経歴:アクリル絵具や色鉛筆、時には筆の柄や書けなくなったボールペンなど色々なものを画材にして自由に描く画家。東京を中心に個展やグループ展を開催したり、ワークショップも行う。明治薬科大学卒業。
・居住地:東京
・ご自身の年齢 :  36歳、1981年生まれ
・お子様の年齢 :  5歳、2012年生まれ
・ワークスタイル:自宅のアトリエで

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

個展にて作品の展示販売。保育園やイベントでの出張ワークショップ。結婚式のウェルカムボード作成。店舗やCDジャケットなど、シンボルになる作品のオーダー制作。
ブログ:「 おとなもこどもやろう!☆絵描きyokoの1まいのえほん」
http://ameblo.jp/wanchanmen429

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

06:00 起床、身支度
06:40 朝ごはん
08:45 子どもの送り
09:00 アトリエにて作品制作
14:00 お迎え
16:00 入浴
17:00 夕食
21:00 娘寝かしつけ
22:00 洗濯など家事
23:00 アトリエにて作品作り
24:00 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

自由に描く時間が減りました。 でもそれと同時に作品に対しての新たなイマジネーションを子どもからもらえます。だからプラスマイナスでプラスと感じています。これを描きたい!と思った瞬間に描き始めることはできなくなりましたが、イマジネーションを書き留めておき、あとで作品に起こすということが増えました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

自分の作品を見た時に子どもが画風を見て、これはお母さんの絵だと嬉しそうに言ってくれること。私のワークショップなどの仕事現場を見て、触発されて子どもも作品を熱心に作っていることは、画家でよかったと思う瞬間です。

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育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

作品作りは自宅のアトリエなので大半は家にいるのですが、いざ個展やイベントとなるとギャラリーなどの会場に長時間いなくてはいけないことも。そういう時に、子どもが幼稚園に行く前はどう乗り切るかが悩みどころでした。人見知りも強かったので余計に大変でした。

それをどうやって解決していますか?

月並みですが、個展の時には夫や両親に助けてもらっています。ただ、近くに住んでいないので簡単ではないのですが。子どもが幼稚園に通い始めてからは子どもが喜んで待っていてくれる場所ができたので、少し楽になりました。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児: 子どもを子ども扱いしないこと。小さくてもきちんと話をすること。どこまで伝わるのからわからないけど、色々自分で感じて、考えて、判断する練習になればいいと思っています。 あとは、親の楽しい!に子を巻き込むこと。親が子どもの好きに合わせることも、もちろんありますが、それ以上に親自身がわくわくすることをどんどんする!楽しい姿を見せて、そこに子どもをご招待する。大人はいいなーずるいなーと羨ましがられる様に心がけています。
仕事: 育児とは真逆にはなりますが、大人にならないこと。画家を志した保育園時代の感覚を忘れないこと。そうすることが私にとってはいい絵を生み続けることがになると思っています。

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yokoさんと娘さん。来春には第2子誕生予定とのこと。

 

自宅で絵を描いていて、子どもが邪魔をしたり気が散ったりすることはないですか?

もちろんいくらでもあります。でも、短期集中で作品を作ったり、少しずつ長い期間をかけて作ったり、この環境だからこそ身についた精神力?もまたあるのです。

自宅が仕事場のメリット デメリットは?

仕事をしてても、洗濯物がたまってきたことが気になったり、家事がちらついてしまうことがデメリットではあります。でも自宅だからこそ、昼間にうまく進まなかったことを夜寝てからリベンジしたり、自由に時間を調整できることはメリットです。気分転換に家事ができるのもいいところです。

保育園に預けて長時間仕事することは考えないのですか?

私は子どもとのやり取りのなかで作品作りのきっかけやワークショップのアイデアが浮かぶので子育ても仕事の一環になることが多いので。

今後の目標やプランを教えて下さい!

今後の活動は、yokoらしい絵本を作ること。ちゃんといいものを作りたいので、個展は少しお休みして、本を作ります。
個展は来てくださった方と密に話せて幸せです。
本は会えないけれど伝えられる人が多くて幸せです。
どちらも絵描きにとって、人の心に届けられることは幸せです。それは人数では測れないものです。
絵本は
自由な発想をくすぐるものや
目の見えない人も読めるいろんな仕掛けのあるもの、
日常にくすっと楽しい発見ができるようなもの
今まで頭の中にあったイメージを形にしていきたいです。最初の読者はきっとむ娘。子どもの反応は正直です。娘が面白がって読んでくれる本を目指して頑張ります。

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個展会場での様子。

 

※yokoさんの個展情報

Ciao LIBRO! CIAO LIBLA!
〜やぁ本くん!やぁ本ちゃん〜
会期 9/15〔金〕〜24日〔日〕
☘時間 12時〜19時〔最終日は17時まで〕
お休み 9/19〔火〕
会場 国分寺 くるみギャラリー

 

最後に、メッセージをお願いします。

子育てって、またこどもをやれることなのです。私は妊娠中にある人にそう言われました。確かに産んで納得。大人なら道端にしゃがみこんでたら救急車を呼ばれちゃうかもしれないけど子どもと一緒なら大丈夫!泥だらけで遊んでも大丈夫!歌いながら歩いても大丈夫!そう、知らず知らずにこどもをもう一度できてるんです。だから何かを教えようとか、躾をきちんとの大人の自分も楽しみつつ、こどもの自分にも、久しぶりー!また遊ぼうぜーと言って、こどもが驚くくらいこどもやっちゃうのもいいのでは?と思います。

インタビュー:高村

2017年9月1日 0 comment
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今回のインタビューは、FMOH!(前fm OSAKA)のラジオDJ大塚由美さん!

昨年11月にパワーママ関西にて開催した「ワーママフェスタ」では番組に呼んで頂いたり当日も遊びに来てくださったり。
人気ラジオDJとして多忙な毎日を送りながら、昔からの夢だったフェアトレードのお店も2017年にオープンさせた由美さん。
なぜこのタイミングでお店オープンを決めたのか、日本ではまだ認知度の低い「フェアトレード」に対する想いとやりたいことを叶えるスタンスについてお伺いしました!

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プロフィール

・氏名:大塚由美

・所属事務所:SAY

・職種:ラジオDJ・パーソナリティー

・簡単な経歴:

大学在学中からラジオパーソナリティとしてMBSラジオやFMOH!(前fm OSAKA)をはじめ様々な番組を担当してきました。27歳の時、ふと自分が仕事を楽しめていないことに気づき、全番組を降板。バックパッカーの旅に出ました。アウトプットばかりで枯渇してしまい、エンターティメントを届ける人間としてこれでは長く続かないと感じ、1つだけ自分の好きなことをやろうと決め、アフリカや中東、アジア圏と1年4ヶ月かけて各地を巡る旅にでました。帰国後、やはりおしゃべりの仕事がしたい、自分が経験してきたことをアウトプットしたいという思いからちょうど声をかけてくださったFMOH!(前fm OSAKA)の番組で復帰。現在はラジオパーソナリティをしながらフェアトレードのお店も運営しています。

・居住地:大阪市西区

・ご自身の年齢 :41歳

・お子様の年齢 :4歳

 

ゆみさんDJ

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

現在はラジオパーソナリティとして週3本のレギュラー番組を担当しています。番組以外にも情報収取のため、映画やライブ、取材に行ったり、ゲストの方のCDを聞いたり表には出ない仕事もたくさんやってます(笑)またこの4月からフェアトレードのお店「pamojah(パモジャ)」をオープンしました。週2回はアルバイトの方に手伝ってもらっていますがなるべくお店にも顔を出すようにています。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

朝の番組の日は3時過ぎ起きで準備をして出勤します。
番組以外の日も朝方です。5時には起きてラジオを聴きながら朝の支度、息子を送り出し、取材やデスクワーク(原稿書きやブログなど)お店に立ちます。
夕方6時に息子を迎え、晩御飯、お風呂と済ませたら息子と一緒に9時過ぎには就寝。
朝型に変えてから、深酒もしなくなり(かなりの酒好きです)1日を有効的に使えるようになりました。朝型、オススメです!

 

ラジオDJとして活躍されている中、なぜこのタイミングでフェアトレードのお店を始めようと思われたのですか?

タイミングですね(笑)私いつもそうなんです。やりたいなって思ったことはいいタイミングで必ずチャンスが巡ってくる。そのチャンスが巡ってきた時のためにしっかり準備しておく。これは常に意識しています。

今回も先に物件が決まりました。「お店やりたいって言ってなかったっけ?一軒空き物件が出たみたいだけど」って。
今のお店は自宅から自転車で10分の場所。これはやるしかないって飛びつきました。

フェアトレードは日本では知名度が低いですが海外では広く知られている貿易のしくみです。開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指すというもの。

一人旅してた時にお世話になった海外の方々に何か恩返しがしたいなとは漠然とずっと思っていました。発展途上国支援といっても完全なボランティアだと継続的に支援することは出来ないし自分のモチベーションも保てない。そう思っていた時にフェアトレードという仕組みを知ったんです。

昔から買い物が好きだったこともあり、もし次に何かやるならフェアトレードのお店をやろう。そう決めていました。そしたらちょうどいいタイミングで話がきて。

私のお店には生産者の顔がわかる、可愛いものしか置きません。それは私が選んだ”いいもの”を買って頂きたいから。
そしてストーリーを買って頂きたいからです。

どうせ同じお金を払うなら誰が何のために作ったものなのかわかった上で購入するほうが楽しいと思いませんか?そして気に入って買ったものが海の向こうの誰かの役に立っている、そう思うとその商品を大切に使えると思うんです。

ありがたいことに色んな方のご縁でこれまでラジオパーソナリティのお仕事を続けてくることができました。

でもどこかでもっと魂としてやりたいことは別にあるような感覚がずっとあったんです。今、フェアトレードに関わることが出来て、本当に魂をかけてやっている感があります。多忙ではありますがとても充実しています。

出産して、何が一番変わりましたか?

自分より大切なものができたこと。
私、愛されたかったんじゃなかった、愛したかったんだ!と気づけたこと。(くさいですが)
子供と観戦

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

お店での出来事ですが、お客さんに息子がたどたどしくもしっかりと「このピアスは牛の角でできています」と説明していました。息子に直接説明したことはなかったので、私がお客さんと話しているのを聞いて覚えたのだと思います。ちゃんとみてくれているんだなぁと感激したのと同時に、見くびっているのはいつも大人で、子供の能力や可能性は凄まじいものがあるんだと感じました。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

子供ともっと一緒にいたい、でもやらなければいけないこと、やりたいこともいっぱいすぎて時間が足りないことですかね。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児で大切にしていることは、できるだけ多くの体験を共にし、いろんなことに興味を持ち、様々な感情を一緒に味わおうと必死です。笑。いずれ私とは一緒に行動しなくなるでしょうが、いつもどんなものにも興味をもって、その物や事柄を味わい、その素晴らしさを素直に表現できる人になってほしいと思います。
仕事で大切にしていることは、いつも新鮮な気持ちで取り組むこと、面白がること、出会いを大切にすることです。

今後の目標やプランを教えて下さい!

この年齢になって自分の長所がやっとわかってきた気がします。
私は職人にはなれないけれど、その素晴らしさに感動し、それを伝え広めるお手伝いはできる。
好奇心のアンテナと、感動する心を磨いて、そしてこれからはもっと知識を広げ深める努力もしていきたいです。
それはおしゃべりの仕事にも、フェアトレードの仕事にも繋がると思っています。

ぶどう狩り

 

最後に、こちらのインタビューをご覧になっている方に向けてメッセージをお願いします。

子育てって素晴らしい、子供はたまらなく愛おしい。でも母になったらもちろん様々な面で制約が出てきます。
でも!やりたいことを諦めるのは勿体無い。
「あれもしたいこれもしたいもっとしたいもっともっとしたい」(byブルーハーツ)でいいと思います。
チャンスがあったら手を伸ばしてみて、やってみたらなんとかなる。
やってみてから考えたらいいんじゃないのかな。
周りに迷惑をかけるから、、、と心配をするより、周りに迷惑をかけたら、その倍でお返しをしよう!という気持ちでいたらいいのかなと思います。
いつかお返ししますから!(笑)

 

 

(インタビュー:井本)

2017年7月23日 0 comment
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月見さんの仕事場
月見さんの仕事場

月見さんの仕事場

プロフィール

・氏名:月見 啓子 (ツキミ ケイコ)

・職種:グラフィックデザイナー

・簡単な経歴:

大阪芸術大学デザイン学科卒。石鹸メーカーの商品企画室で、石鹸やヘアケア製品、化粧品、ホテルアメニティ等の商品企画開発・パッケージデザイン・販促ツール制作等を担当。妊活に専念するため2013年に退社。妊活しつつ、2014年に半年間、専門学校でWEBデザインを勉強。2015年よりフリーランスのデザイナーとして活動開始。念願叶い2016年2月に男児を出産、一時休業。2016年8月より活動再開。

・居住地:奈良県

・ご自身の年齢 :40歳(1976年生まれ)

・お子様の年齢 :0歳10ヵ月(2016年生まれ)

・ワークスタイル:フリーランス

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

・化粧品、雑貨のパッケージデザインやイラスト制作

・WEB広告、WEBサイト・LPデザイン、グロースハッカーとして既存WEBサイトCTR向上の為のデザイン改善案制作 など

これらのお仕事を在宅で行っています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00 起床 メールチェック、スケジュール確認、デザイン制作

7:30 息子 起床、朝食の支度

8:00 息子と朝食、身支度など

9:00 保育園に送る

9:30 洗濯・掃除など家事

10:30 デザイン制作

13:00 昼食

13:30 デザイン制作

16:30 保育園お迎え

17:00 夕食の支度

18:00 息子の夕食

19:00 息子と入浴

19:30 主人と夕食、息子と遊ぶ

21:00 息子が就寝、デザイン制作の続き

24:00 就寝


出産して、何が一番変わりましたか?

生活全体が息子中心になったので、よく飲み歩いていた夫婦2人の時とは全く変わりました。(笑)

でも一番変わったのは、自分の意識でしょうか。

自分より大切なこの子を絶対守らなくちゃ、という感覚は子供を持って初めて知りました。

 

月見さんと息子くん

月見さんと息子くん

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

まだ0歳でおしゃべりも出来ないので、そんなにエピソードもないんですが、仕事で疲れた時に息子をぎゅっとするとすごく癒されます。

逆に、育児に疲れた時に仕事に集中すると、育児の疲労感がリセットされます。

これってとってもHappyなバランスだなと思います。

あと、息子が大きくなって、もし私の仕事に興味を持ってくれたら、色々教えてあげよう!とか妄想するのが楽しいです。


育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

今ちょうど母親の免疫が切れた時期なんですが、保育園に行ってることもあってしょっちゅう病気しています。月の半分以上休んでいるんじゃ、という状態で・・・

一番きついな〜と思ったのはこないだなんですが、息子がかかったウイルス性胃腸炎を私ももらってしまって、でも締め切りがあるし、というので冷えピタはって吐きながら仕事してました・・・

 

パパと息子くん

パパと息子くん

それをどうやって解決していますか?

幸い実家が近いので、もう両親に頼りっぱなしになってしまっています。

手厚くフォローしてくれるので、ほんと感謝してもしきれません。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では、仕事が忙しくてもなるべくコミュニケーションを大切に、特に1日最低でも何冊と決めて絵本をたくさん読んであげるようにしています。

あと高齢出産なので、自分の体力作りと若作りも大事にしようとしています(笑)

仕事では、なるべく「ひいて見る」よう努力することです。デザイン制作はのめり込みやすい作業なので、作ったデザインを客観的に見るのがなかなか難しいんですが、完成したらちょっと寝かせてからもう一度チェックして手を入れたり、というのを時間の許す限りしています。

それでも落としどころがうまく見つからないこともありますが、何もインプットされていない人がこのデザインを見たらどう思うだろうか、というのを一生懸命想像することが、伝わるデザインに繋がると思っています。

 

紙のデザインからウエブのデザインにシフトするために、学校に通うことになったのですよね?

 

シフトする、といういうより、出来る仕事の間口を広げるためですね。

紙のデザインはもちろん好きなんですが、今の時代、WEB関係の仕事の方が多いという感覚があったので。勉強してみて、WEBデザインのおもしろさや奥深さを知れたので本当に良かったなと思っています。

紙もWEBもそれぞれ違う楽しさがあるので、どちらにも関われるのは視野が広がりますし、デザイナーとしてプラスになっていると思います。


フリーランスとしてデザイナーに復帰することにしたことについて、教えてください。

長年メーカーのインハウスデザイナーとして勤めてきたのですが、組織なので理不尽なことを飲み込まなくてはいけない時もあり、全てが自分の責任で完結するフリーで仕事がしてみたい、という思いを以前から持っていました。ちょうど、子供を持ちたい気持ちが強くなり、会社勤めしながらの妊活に限界も感じていたこともあって、働き方をシフトしようと決断しました。実際フリーで仕事をはじめてみて、産休を省くと実質1年半くらいなんですが、自分の制作したものに報酬を頂く、というストレートな形式が気持ちよくて楽しい半面、収入は上下しますし、社会保障や福利厚生を考えると厳しい面もあるので、一長一短だなあと感じています。ただ私の場合、以前の会社に勤めたままだと子供が持てない可能性が高かっただろうと思うので、その点も考えると、決断して良かったと思っていますし全く後悔していません。

 

地方からでも、遠隔で都内の仕事をするのは、やってみてどうですか?

小さな子供がいるので、外出しての打ち合せなどがないクラウドワーキングのスタイルにはとても助けられています。パートナー契約して頂いている会社が持たれている、オンライン上のシステムでのやりとりは非常にスムーズで、距離感ややりにくさも全く感じたことがありません。むしろ効率が良いと思います。

ディレクター陣も優秀な方ばかりですし、デザイナーを大事にして下さる会社なので、そこは本当に有り難いです。

都内のお仕事は、クライアントさんも多種多様で刺激になっています。

自分になじみの薄いジャンルの商材やサービスの広告制作だったりすると特にですね。

子供を抱えての制作業なのでいかんせん引きこもりがちになってしまうのですが、

仕事を通して世の中の空気を感じているような感覚になったりします。

地方のデザイナーでも都内からコンスタントに仕事を依頼して頂けているので、場所を選ばずに仕事が出来る良い時代だなと感じています。

 

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

リアルなところですと、フリーランスとしてはまだまだ駆け出しなので、もっと仕事の幅をひろげてスキルも収入もあげていきたいなと思っています。

もっと先の目標としては、商品開発・デザイン・WEBなど、自分が経験してきたことを組み合せて、何かひとつのビジネスに出来たらいいな、なんていう夢を持っています。

いくつになっても、何か楽しいチャレンジをし続けれる人に憧れますし、自分もそうあれたらなと思います。

 

 

最後に、メッセージをお願いします。

いきいき働くママが増えると、日本はもっと良くなると思いますし、

それは子供たちが生きる時代をより良くすることにもつながっていくと思います。

大変ではありますが時には息抜きしつつ、お互いに頑張っていきたいですね!

2016年12月31日 0 comment
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澤崎さんと息子さん

今回のインタビューは、クリエイターズマッチアワードイベントで受賞していた澤崎さん。

産前の働き方では育児しながら仕事ができそうにない、と妊娠中に通学を始めて新しい働き方にチャレンジしている澤崎さんのインタビューです。

 

澤崎さんと息子さん

澤崎さんと息子さん

プロフィール

・氏名:澤崎 佐知子

・職種:フリーランス(デザイナー)

・簡単な経歴:約7年間グラフィックデザイナーとして学校案内やパッケージ、

商業施設のパンフレット、ポスターやチラシなど紙媒体に携わる。→

結婚・退職後フリーランスを目指して半年間学校でWEBを学ぶ→

28歳で在宅ワークスタート→現在は子育てしながらWEB広告の

バナー制作をメインに在宅で仕事

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :30(1986

・お子様の年齢 :1(2015

・ワークスタイル:フリーランス

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

自宅でWEB広告のバナー制作をメインに制作しています。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

730 起床

  8:00 朝ごはん、洗濯、メールチェック

  9:00 買い物、子供と散歩

10:00 デザイン制作

12:00 昼ごはんの準備

13:00 デザイン制作

15:00 子供と遊ぶ

17:30 夕食準備

18:30 夕食

19:00 デザイン制作

20:00 子供の入浴

21:30 子供の寝かしつけ後デザイン制作

22:30 主人のご飯

23:30 デザイン制作

  1:30 就寝 

出産して、何が一番変わりましたか?

生活が規則正しくなりました。出産前は仕事中心だったので夜中まで仕事をするなど、

不規則な生活でした。

私の場合、子供が保育園に行っていないので、子供中心のサイクルの中で

いかにデザイン制作の時間を作るか。。というのが慣れるまでは難しかったです。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

子供の成長を側で見ていられることですね。少しずつ話せるようになったり、

色んな物事を吸収していく姿を見ていられることは幸せなことだなと感じます。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

とにかく子供がヤンチャなので仕事中に腕を噛まれてアザだらけになったり、

今でも膝の上に立たれたまま仕事をしたりと。。(笑)

普通に落ち着いて作業できるのは夜だけなのが大変ですね。

それをどうやって解決していますか?

子供が成長と共にパワーアップしていき、色んな方法で邪魔してくるのを

楽しむようにしています。一旦切り替えて、中断できるときは子供の遊びに

全力で付き合います。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児においては仕事中に相手ができないことも多くあるので、遊ぶときは集中して遊んでたくさん話をしたり子供の出してくる色んなサインをなるべく逃さないようにしたいなと思っています。

仕事においては、効率の良い動きを大事にしています。集中して作業できる時間が限られているので、子供の相手をしながらできる作業は日中→集中したい詰め作業やデザイン構成の決定は子供が就寝中など自分の中で効率よく精度があがる方法を常に模索しています。

フリーランスとしてデザイナーに復帰することにしたことについて、教えてください。出社せず遠隔でお仕事をすることに対して、不安はありませんでしたか?

顔を会わせることはほとんどないので、最初は不安でしたがWEBの場合、ネット経由で制作物の確認ができるのでメールや電話でのやり取りだけでも十分に仕事も回せることを実感しました。

お子さんがいながらの作業、大変ではないですか?

正直大変です!ただ、息子も日々成長していて少し待ってくれるようになったりすると愛しさが込み上げてきます(笑)

息子さんと遊ぶパパ

息子さんと遊ぶパパ

夫婦でデザイナーをされているとのことですが、今の働き方について、旦那さんからはどう思われていますか?

理想の働き方だと言ってくれています。

夫婦揃って夜中に帰宅していた時代は子、育てできるイメージができなかったので。。

今は子育てとデザイン業を両立できていて、本当にありがたい環境でお仕事させてもらっているねと二人でよく話しています。

今後の目標やプランを教えて下さい!

今は仕事量をセーブしてしまっているので、少しずつ増やしていきLPなど幅広い案件に携わってデザイナーとしてスキルアップしていきたいです。

最後に、メッセージをお願いします。

デザイナーを目指す人も、既にデザイナーとして活躍されていいる方も、結婚後に子育てしながら仕事ができるのか・・と悩んでる方は多いと思います。

私は紙媒体ばかり制作してきましたが、場所を選ばず仕事ができるWEBに魅力を感じ、妊娠中に学校に通い在宅ワークの道を目指しました。

学校に通っていた頃は、本当に自宅で仕事できるようになるのか?

(現在は)クリエイター登録させてもらっている会社の試験に合格するのか?

など不安だらけで、家で仕事をしている自分など想像もできなかったのですが。。

何とか試験に合格し、周囲の協力のもと育児と両立できています。

あの時、学校に通うことを応援してくれた主人にも感謝しています。

デザインを続けるために、色んな道があると思うので自分にあった働き方を見つけて欲しいです!

2016年12月27日 0 comment
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稲葉さん
着物姿の稲葉さん

着物姿の稲葉さん

プロフィール

氏名:稲葉 知子

屋号:cogumo design

職種:Webデザイナー・Webディレクター 講師

簡単な経歴:音楽(仕事ではありません)中心の生活だった頃は色んな仕事をしていました→営業職→印刷会社でデザインの仕事→独立 当初はDTPの仕事がメインでした徐々にWebに移行→30代で1年間フランスに留学→フリーランス復帰 

居住地:東京都

ご自身の年齢 :47歳

お子様の年齢 :7歳 2009年生まれ

ワークスタイル:フリーランス

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

Web制作・Webディレクション

デジタルハリウッド Webデザイナー専攻 主婦・ママクラス、デジタルハリウッド大学、manabi-lab、企業などでの講師業

http://cogumo.jp/

プライベートでは子育てポータルサイトで編集員、子育てマップ作りに参加

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

3時 起床 仕事開始!(この時間に起きると驚かれますが、睡眠時間は多いです!)

6時30分 娘:起床・朝学習、朝読書 私:朝ごはんの用意

7時~7時半 朝ご飯

8時 娘登校

8時~9時 家事と身支度など

9時~15時 この間は日によって色々です。

自宅で制作、講義、打ち合わせ、友人と会う、自分の習い事、まとめて家事など

15時 娘帰宅(この時間に帰れない日はランドセル来館で17時にお迎え)

15時~17時 娘が習い事、習い事の無い日は一緒に遊ぶ

17時~ 家事をしながら娘と宿題やオシャベリ

18時 お風呂

18時半 夕食

19時半 娘とオシャベリしながら明日の用意と読み聞かせ

20時 娘とともに就寝

大自然と娘さん

大自然と娘さん

出産して、何が一番変わりましたか?

たくさんの出来ないこと、出来ることが変わりました。

例えば、時間軸・・・「早寝早起き」私には無縁の言葉でしたし、健康的な生活になりました。

でもライブや飲み会、プラッと旅行ということは簡単には出来なくなりました。

妊娠9ヶ月まで着物生活をしていましたが、全くそんな余裕はなくなりました。

私自身の本質は変わってないな~と感じています。
ただ娘のおかげで少しずつ成長できていると自負しています。

娘にとって私という存在は唯一無二。長く生きたいと初めて思いました。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

もっと仕事をしたいのに自分の時間がない!

どんどん変化していくWebの流れについていけなくなってしまうのではという焦り・・・

そんなことが頭をかけめぐりイラっとしていた時期がありました。

それをどうやって解決しましたか?

主人にそのジレンマを相談(爆発?)。家事をさらに手伝ってくれるようになりました。

ふと考えたら、

世の中で私にこんなにアプローチしてくる人いないよな~と。。。

「ママ見て、ママ聞いて、ママ、ママ、」
そんな時間を大切にしようと。

自分の中で本当に今、大切にしたいことはなんなのかな、、冷静に考えてみました。

うまくまわるように少しずつなり、仕事は自分の出来るペースで。

好きな事は早く身につくらしく、、焦りもなくなりました。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

【育 児】

欲張らない。

出産前から入院することになり本当に無事娘に会えるのかどうかという時期がありました。

命あることだけでも幸せです。不得意な事、出来ない事があっても出来る事、得意な事に気づき伸ばす。

たくさんの経験を一緒にする

毎年、夏に2~3週間、娘と二人旅をします。もちろんPC&仕事は持参です。

自然の景色、匂い、感触、音、体でたくさんのことを感じ経験する。そして生きる力を養っていってほしいです。

【仕 事】

感謝の気持ち

長いお付き合いのクライアントさんが多く、出産の時も大変心配していただきました。

信用の上でお仕事をいただいているという気持ちを常に持っています。

納品したWebを嬉しそうに見てくれた時、とっても幸せな気持ちになれます。
お客さんのおかげで成長できていることがたくさんあります。

信用と健康

フリーランスは信用と健康!

Webデザイナー専攻 主婦・ママクラスの様子

Webデザイナー専攻 主婦・ママクラスの様子

主婦ママにWebデザインを教えている中で感じていることはありますか?

子どもに色々買ってあげることができる「お金」

子どもと一緒にいたいであろう「時間」

皆さんはこの大切な二つを投資して主婦ママクラスに入学します。

私はそこで教えるということの重さを感じています。

だからこそ、入学した時に「卒業する時の自分」は何が出来るようになっていたいのか、どうありたいのか、という事を明確に持ってほしいと思っています。
私はその目標のお手伝いを全力でしていきたいのです。

育児をしながら学習時間をとることがどれだけ大変で難しいかということは、現に私もそうですから重々承知です。

そんな中、本当に皆さん、すごいんです!

素晴らしい作品を作ってきます。
うわ~素敵~~すごい~~~なんて授業中に、感嘆の声を上げることが多々あります。

もちろんよい事ばかりではなく、子どもの病気や、家庭の事情、様々なことで、なかなか進められない時もあります。

それは一人で生きているわけではないのでしょうがないです。

普段は辛口な私ですがお子さんが病気の時は「なるべく一緒にいてあげて、課題はいいから~」と話します。

病気の時の母親はどんな薬よりきっと良薬でしょう!

「でも元気になったら本気でがんばってください」ともちろん言葉は続きますが、、、

母強し!本当にすごいがんばりをいつも見ることができます。最初からこんな勢いだったらもっとすごい作品が作れたんじゃない?と冗談がでるくらい!

主婦ママWebデザインクラスのことを書き始めると熱く長くなってしまいます。この辺でやめておきます。

クラスの皆さんから私自身がパワーをもらい、たくさんの事を学ばせていただいていることは確かです!

そして子育ての事も本当に勉強になります。

就職できました!こんなサイト作りました~という卒業してからの報告はとっても嬉しいです!

ワーキングママを楽しく過ごすためにしていること!

仕事に係ること、まったくそうでないもの様々ですが私自身いくつか習い事をしています。

その中の一つはもう5年以上になります。

習い事を通して、人として、親としての在り方を先生から学んでいます。

子育ての悩みを相談する駆け込み寺のようです。。。

娘が勉強している横で一緒に宿題をします。(ブツブツ言っていてよく怒られていますが。。。)

仕事と育児と家事で時間があまっているわけではないです。

でも、娘が成長していく横で私もチャレンジしたいことは楽しみながら自分自身も成長していこうと決めています。

自分が今まで不得意だったことも子どものためにと挑戦してみるとまたまた新しい発見につながる!

スーパーインドア派の私がキャンプやカヤックに・・・田植え・・・
本当に考えられなかったのですがすべて楽しくてしょうがない。常にポジティブ思考でトライしてみる!

今後の目標やプランを教えて下さい!

・ずっと悩んでいた子供向けのワークショップを本格的に始めていきます。

・母親のためのソーシャルメディア&ITリテラシーを高め、様々な犯罪から子どもを守るための活動をしていきたいと思っています。

・着物生活復活。

子どもはいつも未来にむかっています。

私も一緒に未来に向かって行きたいです。

素敵な未来になるよう現実をきちんと把握して自分の信念をもって生きる大人でありたいと。

子育てと仕事は私がそんな大人になるために切っても切れないものです。

家族との時間を大切にし、よいものをクライアントさんに提供し、

自分が出来ることで世に貢献し、自分自身をスキルアップさせ、友人達とも楽しい時をすごす。

丁寧な生活を送りながらそれらを全うできたら幸せです。と欲張りな目標です!

最後に、メッセージをお願いします。

ママにも夢があるの!!

そんな言葉を子どもに言えるって素敵だと思っています!

自分を信じて、一歩進んでみる、そしてまた試行錯誤して一歩。

笑顔が消えてしまいそうなときはゆっくり休憩して。。

笑顔でいたら笑顔が集まってくる!!

最後に、この場をお借りして・・・

自分一人というか家族だけでは、子育てと仕事の両立は出来ませんでした。

本当に周りの人たちのおかげです。ありがとうございます。

そして、今回このような記事を書かせていただき自分のことを立ち止まって考えることができました。

ありがとうございます。

2016年12月20日 0 comment
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今回ご紹介するのは、Webディレクターとして活躍しながら、2012年に起業家ママを応援するWebサイト「ママントレ」を設立し、様々な起業家ママを紹介してきた関西のパワーママ、須澤美佳さん。
2014年には、就業意欲が高いママと企業をマッチングする「エリアマイスター」も開始し、この7月に法人化もされました。

ママの働き方は、もっといろいろあっていい」という想いから、働きたいママをサポートするため日々奮闘している須澤さんのインタビューをぜひご覧ください!

 

プロフィール

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・氏名:須澤美佳

・会社名:株式会社ママントレ

・役職名:代表取締役

・職種:Web制作、人材紹介(2017年1月~)

・居住地:兵庫県芦屋市

・ご自身の年齢 :39歳

・お子様の年齢 :9歳

・ワークスタイル:会社経営

 

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

もともと人事系のSEとして従事していましたが、妊娠トラブルを機に退職。

出産後は、パート・派遣などを経て2011年にWebデザイナーとして独立。

「起業を働き方の選択肢としてもっと広めたい」との想いから、2012年には「ママの起業を応援するママントレ」を設立。Webサイトでの情報発信のほか、ITが苦手なママ向けのセミナーや個別指導などを積極的に行ってきました。

2014年11月からは、就業意欲が高いママと企業をマッチングする「エリアマイスター」を開始。在宅ワークをはじめとした主婦ならではの仕事が話題を呼び、近畿経済産業局主催女性起業家応援プロジェクト「LED関西」第一回ファイナリストに選出されたほか、メディア掲載も多数。現在阪神間を中心に約230名の方が登録。ハイスキルなママと企業をつなぐ仕事を創出。多くの方にご活躍いただいています。

ただ仕事を紹介するだけではなく、最近では11月にオープンした事務所で交流会やスキルアップの勉強会なども積極的に開催しています。

2016年7月に法人化。2017年1月には有料職業紹介の許可も取得し、さらに活動の幅を広げていく予定です。

 

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・あなたの街のエリアマイスター

https://areameister.jp/

 

・在宅ワークセミナー@JUSO Coworking

2016年11月25日(金)「フリーランスそれぞれの働き方」トークショー

2016年12月16日(金)「フリーランスを始めるにあたって知っておくべきこと」

 

・エリアマイスター無料登録相談会

毎月第二木曜日10:00~12:00

https://areameister.jp/event/soudankai/

 

・エリアマイスター交流会

毎月第三木曜日10:00~12:00

https://areameister.jp/event/meeting/

 

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:30 起床/朝食

7:30 家事をしながらメール・メッセージ返信等

10:00 打ち合わせ

17:00 帰宅/夕食準備等

18:00 娘習い事お迎え

19:00 夕食・家事・風呂

21:30 娘就寝/休憩(テレビ等)

22:30 仕事(※頭を使う系のお仕事はたいていこの時間)

24:30 就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

子どもを通じて地域とのつながりができたこと。

出産前は仕事ばかりで、家と会社の往復の毎日だったのですが。

出産してからは、つながりを求めて子育てサークルに参加したりしているうちに、地域とのつながりが一気に増えました。

「ママ友」「仕事相手」の域を超えた友人もたくさんできましたし、今まで見えてなかったことをたくさん知ることができ、だんだんと「自分が住む場所」に興味が湧いてきました。

自分の今の活動(エリアマイスター)も、子どもがいて地域とのつながりができたからこそ。そういう意味でもきっかけを作ってくれた子どもに感謝しています。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

以前にワーキングマザーの子どもたちを集めて「働く母、ぶっちゃけどう思う?」という座談会をしたことがあるんですが。

「いつも寂しいとか言われちゃうのかな・・・」と親たちが不安に思う中、みんな声を揃えて「僕も、私も将来働きたい!」と。

子どもたちはしっかり見てくれてるんだな~とうれしくなりました。

 

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

小学校に入ってから一番大変だと感じるのは、時間のやりくり。

学校行事は平日昼間でも否応なしに入ってくるし、習い事の送迎なども必要に。また台風による休校になるときなど、臨機応変な対応が必要なケースも多く、そのたびに頭を悩ませています。

また期限が決まっている仕事が多いため、納品前などは家事や子どもの宿題を見る時間等が全く取れないことも。

 

それをどうやって解決していますか?

娘が小学校に上がるタイミングで夫が出張の鮨職人として独立したのもあり、いつも夫婦で相談しながら、「できる方がやる」という形をとっています。

おかげで夫とはチームのような関係に。

それでもできないことは、どうしてもやらなければならないこと以外は「まあいいか」とあきらめます(特に家事)

 

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育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児も仕事も共通していて「人と比べず、個性を大事にする」ということです。

以前は他の人と比べて、「どうして私は・・・」「どうしてうちの子は・・・」と思ってしまうことも多かったのですが。

「人と比べても仕方ない」と思うようになってからは、気が楽になったのはもちろんのこと、自分の強みも見つけることができて、仕事の幅もグンと広がった気がします。そして子どもも自由になったからか、そのときからもともと好きだった絵の才能を発揮し始めました。

発想も自由なので、いつも笑いを提供してくれるだけでなく、「こういう発想もあったか!」といった気づきも多く、仕事にもいい影響を与えてくれているような気がします。

ただたまに個性的すぎて、きちんと学校生活を送れているのだろうか・・とヒヤヒヤすることもありますが(苦笑)

 

 

立ち上げて、さまざまな女性と関わった経験から、女性の活動を認めてもらうには、女性にどのような意識が必要だと思いますか?また、そのために社会はどのように変わる必要がありますか?

 

今、女性活躍推進として行政や企業がさまざまな取り組みを行っていますが、中には違和感を感じるものも正直ありますよね。

でも与えてもらう機会を待ったり、与えてもらったものを批判するだけではなく、女性自身もしっかりと学び、それに対して提案していくことが大事だと考えています。

また「ママだから」というのを言い訳にしない姿勢と感謝の気持ちを持っておくのも大事だと日々の活動の中で感じています。

 

あとは「社会が変わる」というところでいうと、“男性の家庭進出”がもっと進めば、相互理解も進み、働きやすい社会が実現できるのではないでしょうか。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

ブランク、待機児童、年齢、条件・・・女性の再就職にはいくつもの壁があります。

そこで「私はもう働けない」と諦めてしまう方も多いのですが。

そんなのあまりにももったいないと思うし、エリアマイスターの活動の中で「私のスキルがこういうところでも活かせるんだ!」と気づき、自信を取り戻す方を何人も見てきました。

家族以外の誰かに必要とされることで、自信もつく。

そしてママがイキイキすると、家族も笑顔になる。

ママが稼ぐと、おかずが一品増えたり「ごほうび」が増えて、もっと経済が活性化する。

 

私にできることは、その一歩を踏み出すためのきっかけづくりだと思っています。

 

ライフスタイルが変わっても、自分のスキルを活かしてイキイキ働ける。

そんな働き方をスタンダードにしていく。それを若い世代や自分たちの子どもの未来につなげていくことが私の目標であり、実現のためにこれからも発信し続けていきます。

 

 

最後に、メッセージをお願いします。

これまでたくさんの仕事に悩む女性に出会ってきましたが、多いのが「やりたいことが見つからない」という声。

「好きを仕事にしよう」というフレーズもよく聞きますが。

私はやりたいことは無理矢理見つけなくてもいいと思っています。

きっと動いているうちにおのずと見つかるものだと思うし、実際動いてみてわかることも多いから。

実は私自身も独立した当初はやりたいことがなくて、ただがむしゃらに目の前にあることをこなす日々でした。

これからやりたいことを探すよりも、今できることを活かしてほしい。

エリアマイスターにはそんな想いが詰まっています。

だからこそエリアマイスターでは、働き方に悩む人にまずは「自分に何ができるかな?」を探すお手伝いをしたいと考えています。

相談会や登録会、勉強会なども開催していますので、ぜひお気軽にご参加くださいね!

http://areameister.jp

 

 

2016年11月17日 0 comment
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今回ご紹介するのは、屋外で、躍動感にあふれた自然な家族の姿を取るために「ルカフォト」を立ち上げたパワーママ、宮川理恵さんです。
理恵さんの撮る写真は、とっても温かくて柔らかい印象を受けます。撮影中の理恵さんは、時には椅子に登ったり、地面に寝そべったり…と、ベストショットを撮るために努力を惜しみません。そんないつでも真剣勝負の理恵さんの子育てや仕事に対するメッセージをどうぞご覧ください!

 

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プロフィール

・氏名:宮川理恵

・会社名:ルカフォト

・役職名:代表

・職種:カメラマン

・簡単な経歴:写真館の家庭で育つ。結婚式場の写真スタジオで修業ののち、フリーカメラマンへ。自身の子育てをきっかけに、屋外で家族の遊ぶ姿を撮る「こもれび写真ルカフォト」を立ち上げる。また、「家庭のアルバムから手ブレをなくす!」をスローガンに、ママ向け写真教室も主宰。現在二児の母。

・居住地:神戸市

・ご自身の年齢 :38

・お子様の年齢 :7歳と2歳

・ワークスタイル:独立

 

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

ご家族の記念写真を公園で撮っています。

現在、記念写真といえば、ドレスとヘアメイクのついた子ども写真館が多いです。

私は親の代からのカメラマンで、自分の子育て中にママ友親子を撮って非常に喜ばれたことから、「自然な家族写真を安く広く提供する」をモットーとした「ルカフォト」を立ち上げました。

単価を安くするために、一日で同じ場所に多くのご家族に集まっていただく「公園撮影会」形式にしました。日時と場所はホームページで告知し、ファミリーは都合のいい時間を予約でき、撮影料1万円前後で20カットのデータをお渡ししています。

このサービスは口コミで広がり、3年間で1000組以上を撮影しました。

経済産業省近畿経済産業局の女性起業家応援プロジェクト「LED関西」第2期ファイナリスト。ABCテレビ「キャスト!」、読売テレビ「ten」、西宮ラジオFM出演、デイリースポーツオンライン、ヤフーニュース、などに掲載。

ルカフォトホームページ http://www.rukaphoto.com/

 

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6時 起床

7時 夫のお弁当作り、子どもたちの朝食、洗濯

8~9時 子どもの登校、保育園送迎

9時 車移動

9時半 スタッフと現地で打ち合わせ

10時 撮影開始

12時 撮影終了

13時 帰宅、休憩しながら撮影データコピー

14時 パソコン編集作業

15時 小学生帰宅、ママスタッフが子どもを連れて来宅。制作作業開始

17時 晩御飯準備、保育園お迎え。ママスタッフと子どもたちも一緒にカレーパーティ

18時 ママスタッフ帰宅

19時 お風呂

20時 子ども就寝、パソコン編集

21時 夫帰宅、夫の食事用意(カレー)、パソコン編集

23時 就寝、パソコン編集

 

 

出産して、何が一番変わりましたか?

自分の自由時間がなくなった

 

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

・ルカフォトさんに撮ってもらった写真をみると、子育てしていてよかったとか、夫婦喧嘩が収まったといったメッセージをもらえるのですが、自分も同じ子育て世代なので、そのような役に立てていることがとてもうれしいです。

・小学校の懇談で、「娘さんはお母様のお仕事を誇りに思っていらっしゃいますよ」と言われたこと。

 

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育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

赤ちゃんの熱や、自分の妊娠などで、撮影予定が崩れること。

 

 

それをどうやって解決していますか?

・ママスタッフで、自宅にきてもらえる人を複数お声掛けした

・夫と話し合った

・カメラマンと提携した

 

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児:なるべく、子どもの世界で楽しんでもらうようにしています。

スタッフはみんなママなので、みんなの子どもは仕事部屋に立ち入らず遊びます。

幅広い年齢層が集まりますが、上の子がよその小さな子供を面倒みたり、兄弟げんかを友達がとめたり、いい循環ができていると思います。

仕事:プロの技術を提供するために、日々勉強です。

また、写真は撮影時と同じくらい編集が大事なので、パソコン作業に力を入れています。

父が大阪で写真館を30年以上続けていて、品質とともにお客様への誠実さは町から信頼をうけていたので、その姿勢を崩さないようにしたいと思っています。

 

 

ご家族との家事育児分担はどのようにされていますか?

平日は夫の帰宅が遅いので、すべて私が担当です。

土日は撮影があるので、夫に子どもたちを任せます。

初めはお互い不満で喧嘩が多かったですが、夫の不満の内容を考え、自分が変わることで、夫が夜ご飯を作ってくれたりキッチンを片づけたりしてくれるようになりました。

夫婦仲を改善しようと思うと、まずは自分が変わらなければならないのですね。

 

 

夫婦仲を改善するために、ご自身のどのようなところを変えましたか?

私は、ケンカを買わないことから始めました。

そうすると、ケンカがヒートアップしなくなりました。

それから、私の物腰が柔らかだと、こちらの非が減ります(笑)

私の課題は、相手の要望を理解するところです。

先に汲み取ってあげられないところが、まだまだだなぁと思います。

と言いつつ、麦茶のパックをヤカンから出すように言われていたのにできてなくて、今日も夫に怒られちゃいましたけど(笑)

まだまだ発展途上ですが、今まではそれすら気付かず、全て戦ってきたので、これからちょっとずつ丸くなっていけたらいいなと思います。

 

子育てをしながら「ルカフォト」を立ち上げられましたが、どのように運営されていらっしゃいますか?

ママスタッフが10人くらいいます。

みんな得意なことが違います。

起業に必要な、経理・人事・PCシステム・売り上げ計画、、そして家事育児、子どもの熱の緊急対応、出張で保育園に間に合わないとき、すべてママスタッフのチカラを借りています。

30代女性は、過去にバリバリ仕事をこなしたあと、育児をしています。機転が利き、スペシャリストの技を、子どもが幼稚園の間だけルカフォトのために使ってくれます。

私が20年かけてやってきたことは、撮影だけ。経理もPCシステムの構築も売り上げ目標も立てれません。すべて、スペシャリストのママたちがやってくれています。

起業ですべてを自分でやるのは不可能です。

母になると、なおさらです。

ルカフォトは、子育てママの力が集まって成り立っています。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

私事ですが、先月、入院をしました。

撮影会中止をだし、たくさんのお客様にご迷惑をかけ、カメラマンが自分一人ではいけないことに気づきました。

信頼しているプロカメラマンさんにお願いし、業務提携していくことで、安定した撮影サービスを提供していくことが、側近の課題です。

 

東京での撮影会も開催しています。

全国各地で撮影会ができることが、この先の目標です。

 

 

最後に、メッセージをお願いします。

3つの視点から、簡単に。

1つめは、起業することについて

起業は大変なことですが、やりがいがあります。

利益を出すのは難しいです。

子どものとき、ファミコンのRPG「ドラクエ」が大好きでしたが、今リアルにその世界に入り込んだようです。

仲間を探し、武器を集め、強い敵に立ち向かう感覚です。

ママスタッフの力が集まって、叶わないような夢に道がつながっていくのは、人生をかけて取り掛かる価値があると思っています。

 

二つ目は、母として。

私の両親も自営で、いわゆる放任主義の家庭で育ちました。

さびしいと思ったのは、運動会に来てもらえなかったことだけ。お友達は親や祖父母とお弁当を囲み、私は忙しいフリをしながら姉をグラウンドで探しました。

運動会は撮影のトップシーズンで、絶対に仕事なのはわかっていたので、恨んだことはありません。働く親が自慢でした。

自分のやることに関して、すべて応援してくれました。

その代り、私が決めたことだから全力でやりなさい。後悔はするなと。

「やりたいことを全力でやる」ということを、子どもたちに態度で示せる母親になりたいと思います。

 

3つ目は、妻として。

夫と仲良しが理想です。

それなのに、ケンカをよくしていました。起業すると、悪化しました。

あるとき、「パパへの接し方変えたら、関係よくなったよ」というママスタッフさんの言葉を、ケンカ勃発の瞬間に思い出して、言い返すのをやめました。

そしたら、そのケンカは起きなかった。

それを2~3日続けると、夫も穏やかになってきて。

解けない難題の答えが見つかったような気がしました。

話しを聞くだけで、くみ取っていなかったのは、私も同じだった。

 

起業して夫との関係が壊れるのは、私が目指す結果ではないのです。

起業すると、撮影だけしていたお勤め時期が、懐かしく思います。

 

2016年10月29日 0 comment
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今回ご紹介するのは、バースデープランナー講師の千田文美さん。アクセサリーのオンラインストア運営やラグビースクールのPRとしても活動されています。

文美さんは2人のお子さんを出産後、長期の専業主婦期間を経て、2年ほど前からお仕事をスタート。
専業主婦生活が長かったということで、再び社会に出ることへの不安は大きかったそうです。さらに、仕事を始めた当初は生活スタイルの変化に戸惑うこともあったとか。その一方で、どの仕事にしても「主婦目線」が必要だと解った瞬間に自信が沸き、それが現在のキャリアへとつながっているといいます。

小学生のお子さんの学校生活や習い事を目いっぱいサポートしながらの週2~3日仕事をするという新たな働き方にも注目です!

ご自身について教えてください。

氏名:千田 文美(せんだ あやみ)
会社名:日本バースデープランナー協会yokohamama代表、rugbyjoukids PR(いずれも会社ではありません)
職種:バースデープランナー講師、PR
簡単な経歴:(株)リクルート入社 海外旅行情報誌ABROAD営業(現在はネットのみ)→(株)カネボウファッション研究所にて営業代行業務 → 専業主婦 →(社)日本バースデープランナー協会にてPRと講師業務、ハンドメイドジュエリーのオンライン&イベント販売のyokohamama代表
居住地:神奈川県川崎市宮前区
ご自身の年齢:39歳
お子様の年齢:11歳の女の子と8歳の男の子
ワークスタイル:基本フリーな感じですが、バースデープランナー協会の講師に関しては11月より週1~2勤務となります。

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

ひとつは、日本バースデープランナー協会のバースデープランナー講師です。
11月より始まるベビーに特化したレッスンの講師となります。例えば出産前のベビーシャワーパーティーや生後6か月の御祝いとして定着しつつあるハーフバースデー、そして1歳バースデーの御祝いの仕方やパーティーデコレーションのノウハウなどをレッスンします。

もうひとつは、yokohamama(ヨコハママ)の代表をしています。yokohamamaでは、ママ友でもあるハンドメイド作家4人にオリジナルのジュエリーを作ってもらい、(株)ブラケットさんのストアーズで販売しています。それにあたってのPR業務をメインに活動しています。また、不定期にイベントを開催して販売したりもしています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00 起床→朝ご飯から子供の送り出し
8:00~10:00 家事(掃除、洗濯、夜ご飯の下ごしらえ)
11:00~15:00 家で仕事ということもあれば外でランチミーティングなども
何もない日はのんびり過ごしたり、ショッピングに行くこともあります
16:00~ ひたすら送り迎えです(笑)
娘は週3バレエ、息子は週2レスリングと週1~2ラグビー、二人とも週1塾と、本当に運転手状態です(笑)。

 

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

自分が一番じゃない、ということでしょうか。それまでは何でも自分中心でしたが、子供中心の生活に一変しました。それにストレスを感じることも多々ありましたが、子供達が小学生になり自分の時間も増えてからストレスを感じることも少なくなりました。

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

主人は忙しいので基本、私が中心ではあります。ただ、出来る限りの事は手伝ってくれています。週末には料理をしてくれたり、私が一人や友達と出かけたいときは積極的に子供達をみてくれるので助かっています。

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バースデープランナーのレッスン中

 

千田さんは以前は専業主婦でいらしたと伺いました。お仕事をしようと考えたきっかけは何だったんでしょうか?

出会いです。主人がバースデープランナー協会の理事である吉田采都子さんを紹介してくれたのがきっかけです。
何というか、衝撃的で(笑)この方と一緒なら何でもできそう、と思いました。

 

お子さん2人が小学生という中で、お仕事をスタートされていますが大変ではなかったですか?生活はどのように変わりましたか?

最初はすごく大変でした。
当時は下の子がまだ幼稚園生だったので、バスを見送るとそのまま都内へ通勤。終わると家に寄らずにそのまま車で幼稚園までお迎え。そこから上の子の英語の学童(キッズデュオ)へお迎え。これを週3でも慣れるまで本当に大変でした。

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yokohamamaのイベントで

 

そうした中で、アクセサリーのオンラインストアyokohamamaをスタートされましたが、立ち上げられた理由やねらいを教えてください。

作家はみんな幼稚園からのママ友。
みんなで韓国出身のお友達に韓国語を習っていたんです。そこでみんながジュエリーを趣味で作っていることを知って。
そのクオリティやデザインがあまりにもすごくて、個人的にも作ってもらっていたのですが、「何か趣味だけではもったいなくない?」と思ったのがきっかけです。ちょうどハンドメイドものが流行っていましたし、ちょっとやってみない?と軽くみんなに提案したのがきっかけでしたね。

 

さらに千田さんは息子さんの通われているラグビースクールでの活動、発信にも力を入れていらっしゃいますね?

昨年イングランドで行われたラグビーワールドカップで日本代表は素晴らしい結果を残しました。
それにより五郎丸選手のようなスタープレイヤーも生み出し人気が低迷していた日本ラグビーに復活の兆しが見えたものの、その人気を維持しきれていないのが正直なところです。
3年後には日本でラグビーワールドカップが開催されます。
日本でラグビーがもっともっと盛り上がっていくように、また一人でも多くの子供達がラグビーボールに触れる機会が増えるように、ラガーマンを支えるママ達、そしてスクールに通う子供達が中心となって日本中にPRしていこう!という活動です。

とりあえず今現時点で決まっているのが・・・

・12月に横浜のとあるイベントでのステージ

・幼児向けのラグビーリトミック教室&小学生向けのラグビー教室の開催(2017年春より新宿伊勢丹にて)などです。

日々、SNSなどを通じて活動を随時発信しております。

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息子さんのバースデーは大好きなラグビーでお祝い

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

・育児では・・・一緒に過ごす時間が減りますが、その分怒ったりイライラすることが減り、子供達に優しくなれたこと。
一緒に過ごす時間が貴重になり、大事に過ごすようになった気がします。

・仕事では・・・以前よりいきいきしてる、とかキレイになったねと言われるようになったこと(笑)。
また人間関係が本当に広がりました。

 

育児&仕事をしていて一番大変なことは?

・育児では・・・ゆっくりと家事ができなくなったこと。

・仕事では・・・帰る時間が早いこと、決まっていること。

 

それをどうやって解決していますか?

上手にサボることを覚えました(笑)
例えば料理では、つくりおきを暇なときに沢山作っておいたり。大変なお掃除などはアウトソーシングを利用したり。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

・育児では・・・出来るだけのことはやってあげる。
その一つが送り迎えです。かなり面倒ですしバスに乗せることもありますが、時間の許す限り車で送ります。その道中での会話が貴重だったりもするので。

・仕事では・・・今の自分が出せるだけの「感性」「経験」「人脈」をフルに出し切ることでしょうか。
私は特に資格を持っていませんし、専業主婦生活が長かったので再び社会に出ることができるか初めは不安でした。でもどの仕事にしても「主婦目線」が必要だと解った瞬間に自信が沸きました。また人間関係においてもママ社会の人間関係が一番難しい。(あくまで私の意見ですが)その中で10年やってきているのだからどこでもやっていけるわーと開き直りました(笑)今では怖いもの知らずです。

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これからの目標やプランを教えてください。

・育児では・・・子供達をもっと自立させて、進みたい道を今以上にサポートしていきたいです。

・仕事では・・・バースデープランナーの仕事を通じて、今以上に日本中にパーティー文化を広めたいです。パーティーってとっても楽しくて誰もが嬉しいこと。こんなにハッピーなことはありません!

ラグビーに関しても、サッカーや野球のように、子供達がスポーツを始める際に「ラグビー」も普通に選択肢に入れてもらえるような環境にもっていきたいですね。

Yokohamamaは、ママ達で始めたママでも扱いやすいジュエリーを販売しています。日本中のママ達がもっともっと美しくなるお手伝いができたらいいなと、そのお手伝いをしていきたいです。

 

サイトを覧の皆様にメッセージをお願いします!

全てにおいてまだまだ試行錯誤しながらバタバタと日々過ごしていますが、ひとつ思うのは「ママは少しでも外に出ると、よりいきいきする!キレイになる!」です。これ、本当に大事。子供達、旦那様も喜びます。家庭がうまくいく。もちろん忙しすぎてもだめですが、ママがいきいきすることが家庭に影響しますから。仕事でなくても何か夢中になれることを見つけるだけでも違うと思います。

インタビューby 柴田 広夢

2016年10月29日 0 comment
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ご自身が描いた絵と、ルミコさん

今回のインタビューは、フリーランスとしてアーティスト業とNPO活動とママ業をこなすルミコハーモニーさん。

小さなお子さんたちを連れての、旦那さんの赴任による1年間のブラジル暮らし、言葉もわからない中で、どう乗り越えたのか。

また、帰国後に始めたアーティスト業やNPO活動についても、ここ1年でパワフルに活動されている模様をご紹介いただきます。

転勤族の妻であるワーママさん、少なくありません。

場所が変わっても活動し続けるパワー、元気をもらえるはずです!

 

 

ご自身が描いた絵と、ルミコさん

ご自身が描いた絵と、ルミコさん

 

プロフィール

・氏名:ルミコハーモニー

・肩書:アーティスト/NPO法人副理事長/コンサルタント

・簡単な経歴:

フィンランド人と結婚後ブラジル一年逗留。3児出産後、2015年10月よりアーティストとしてのキャリアをスタート。同時にNPO法人ザ・グローバル・ファミリーズを設立。過去のインタビュー記事

・居住地:横浜

・ご自身の年齢 :35歳

・お子様の年齢 :4歳、2歳、1歳

・ワークスタイル:フリーランス

 

初めて貰った仕事の紙芝居

初めて貰った仕事の紙芝居

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

アーティスト業とNPO活動とママ業が三位一体となったワークスタイルです。日々の様子はinstagramに、仕事情報は自分のWEBに、その他情報発信はfacebookに随時UPしてます。

  • アーティストとして

物語を圧縮して表現する、メインビジュアルやオリジナルキャラクター制作を展開しています。また、物語をより味わって頂くために、アートワークショップを開催したりしています。

一番最初に頂いた仕事は、産後ママの体力をメンテナンスする体力メンテナンス協会からの依頼で、産後ママがバランスボールで楽しくなっていく紙芝居の絵を描きました。その紙芝居が絵本化されたり、作画したママイベントのメインビジュアルが「家族の心をつかむデザイン」というデザイン本に収録されたり、活動が拡がっていって嬉しいです。

最近では、日本財団のプロジェクトやオーガニックイベントでの絵のコンテストのメインビジュアルやアートワークショップが進行中です。北欧イベントのプロデュースや来年度は大学での講和も予定しています。

第1回オーガニックライフスタイルEXPOにおける第1回キッズアワード~ぼくのわたしの食べ物の絵コンテスト~のメインビジュアル制作及びコンテストの審査員

http://kidsaward-food.strikingly.com/

〇日本財団助成事業「郡山・暮らしづくりビレッジ」のメインビジュアルやアートワークショップ

http://www.kurashivillage.jp/

〇国際結婚の連載(イラストも描いてます)

http://tokyowise.jp/rensai/international-marriage

  • NPO法人ザ・グローバル・ファミリーズの副理事長として

約1年前に設立した”親子で国際交流”を支援するNPO法人ザ・グローバル・ファミリーズは、2 大軸で活動しています。1つ目は「グローバルおさんぽ」と称して、一日家族デートのマッチングを無償で提供しています。2つ目は、英語で実施する様々なアクティビティイベントです。港区の助成を一部頂き、港区のドラマスクールTokyo Beesと一緒に和文化を取り入れた、音楽と芸術のワークショップを2016年10月~2017年3月まで実施しています。概要や申込はこちらから

活動開始以来、非常に多くの人々に共感して頂き、猫の手も借りたい程充実しています!また、設立数カ月後には雑誌”AERA”に活動が掲載され、半年後には首相公邸にて50ヵ国以上の大使館夫人に和文化をお伝えする機会に恵まれる等、多くのニーズに対応しています。

今では、意識の高い系ワ―ママのみならず、大学生や子供がいないビジネスウーマンにも、NPOの活動を手伝いたいと言って頂ける事が多くなってきました。自ら何かもっと社会に貢献して生み出していきたいという意欲が、ちょうどNPOの活動を通してより充実感のある日々になっているようです。一人でも多くの方々が輝ける機会を、これからもどんどん生み出していきたいです。

是非この機会に皆さん、NPO法人ザ・グローバル・ファミリーズの活動に参加してください!無料登録ユーザーになって、グローバルおさんぽやイベントに参加したりも出来ますし、運営ボランティアに参加したいなど、お気軽にコンタクトしてくださいね。詳細はこちらに。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00 起床、家事、朝食

9:00 アート制作

12:00 昼食

13:00 打ち合わせ(子連れ)

16:00 子どもと公園

19:00 夕食・入浴

21:00 就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

母として、妻として生きる前に、自分として生きる大切さを見出せました。

ガツガツしたバリキャリタイプだったので、周囲には結婚すらしないとさえ思われていました。が、実際に子供が生まれてみると、平日は朝預けて夜お迎えしてご飯食べさせて寝させる…そんな多忙な生活がしっくり来ず、専業主婦としてという可能性も考えました。しかし、そう考えた時に、目の前が真っ暗になりました。私は、誰かの妻とか誰かのママだけで生きて行くのは、どうやら出来ないと分かりました。産後直ぐ絵を描き始め、少し自信が持てると笑顔になれました。毎日楽しく笑顔でいれると、子供達も親の背中を見て自分を持って生きてくれると信じています。

また、極度の悪阻や3度の出産・授乳期を経験して、体調不良の辛さを経験することで、寛容になることが出来たように思います。自分ではどうしようもないトキがあることを学びました。子ども達と暮らしていても、調子の良い時、調子に乗り過ぎる時、イヤイヤな時と様々な事情が其々あります。寛容になればそのトキを楽しめるのだということが分かりました。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

ママの絵を見て、「ママの絵良いねぇ~」とシミジミ子供が言ってくれたり、自ら絵を描いてくれる様を見ていると、本当に良かったと思います。

 

育児&仕事をしていて大変なことは何ですか?そしてそれをどうやって解決していますか?

どうしても集中して作業時間を取らなければならない事がありますが、それは家族に週末など子供の面倒をみてもらったり、夜中や朝早く作業するように工夫しています。

折角渋谷区の認可保育園に0歳で長女を入園出来たのに、1年後ブラジル長期滞在の為、泣く泣く退園しました。この保活難の時代に!

更に、2児の幼児を抱え妊娠12週で帰国したのは、3月中旬。結局、実母に関西から来てもらい同居することにしました。最初は子供達を9時~18時まで面倒みてもらって、バリバリ仕事する気満々でした。が、実母も70歳と高齢で疲れることから、今は一日数時間作業させて貰えれば有難いという感覚に変わりました。同居開始半年はかなりバトルしました。今も同居するのはちょっという方多いのでは無いでしょうか?ただ、私の場合は、数時間でも面倒みてもらわなければ、自分の生活が立ち行かないことから、かなり譲歩しました。

発想の逆転で、積極的に子供3人と公園に行っては、子供と触れ合うことを楽しむことにしました。良く考えればそれはほんの数年の事ですから。そしてその体験から、アイディアを発想していってます。ある意味、積極的公私混同と言いますか、子育ての経験を仕事化していくことにチェンジして行ったのです。良く「どうマネジメントしたらそんなにアクティブになれるの?」と聞かれますが、案外公園で子供たちを眺めながら、イベント企画実現のための交渉やPRまで携帯一つで出来ちゃう時代だからでしょうか。。

 

9月に第3子の1歳のバースデーパーティをした時

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育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

大切にすることは、育児も仕事も共通してます。

毎日幸せと思えること。

ずっと、”Happiness is”という問いが頭をぐるぐる回っています。幸せになるための20のこと<HAPPINESS IS…..>にまとめてます。

日本人は勤勉で謙虚であることを美徳として育てられているので、現状を幸せと思える人が少ないのではないでしょうか。少なくとも、私はその最たるものでした。北欧男子の夫との生活の中で、如何に日々の幸せを大切にすることが大切かを再発見することが出来ました。

親が幸せであれば、別段これといって子供達に力む必要はなく、親の背中を見て子供は育ちます。寧ろ、本人達の自発性に委ね、それに寄り添うくらいです。

工夫すること。諦めないこと。

人生は3つの坂があると思います。登り坂、下り坂、そしてマサカ!です。上り調子の時も、マサカという気持ちを忘れず、様々な状況をシミュレーションしますし、低迷期や落ち込むことがあった時も、マサカな逆転を期待して出来ることを積み重ねます。

例えば、北欧男子の夫は結婚時貯金ゼロだったんです。それどころか、結婚とか出産ってお金掛かるの??といった具合です。今後貯金の発想が無い人だとと非常に不安になりましたが、”0円育児”という本を書こうと思ってるくらい、お下がりで99%育児グッズが揃いました。

 

急なブラジル赴任による見知らぬ土地での生活、どう乗り越えたのでしょうか?

未知の不安を、挑戦してみて克服しました。

「産後3ヵ月のベイビーを連れて、ブラジルへ行く」と言うと9割の人が難色を示しました。なんだか危なさそうだし、衛生面も不安という理由で。でも、私はこういう風に考えました。“そこにも暮らしている人がいるから、暮らせないことは無い。”

実際行ってみて、確かに「ポケットに50レアル(約2,500円)入れとけ」と助言され、身の危険を感じました。それは、強盗が銃を突き付けて脅した時に、さっと渡せるよう準備をしなさいということだから。その金額が多過ぎても少な過ぎてもダメで、撃ち殺されてしまうそう。でも、ベイビーと行動してたので、明るい日中にしか出歩かないし、ベイビーを抱っこしていると印籠持ってる感がありました。きっと強盗もベイビーの前では天使になってしまうのかもしれません。それくらい、ブラジルはベイビーに愛が溢れていました。

現地の言葉はポルトガル語で、一言も分からない状況で行きましたが、フレンドリーなブラジル人がどんどん話し掛けてくれるので、半年後には市場で買い物が出来るようになりました。また2歳の娘がネイティブレベルに吸収したので、翻訳してくれました。「ママは分からないから」と。現代では、ネットさえあれば、翻訳したのを見せることが出来るのも助かりました。

雨が降れば停電し、肉と果物以外は高額な税金のお蔭で物価高で、日本なら簡単に安くて良いモノ手に入るのに~ともどかしさを覚えたこともあります。しかし、期間限定と割り切れれば、全く別世界での経験は楽しむことが出来ました

ブラジルで、愛は何よりも大切なことで、愛を表現することの素晴らしさを学びました。また、日本人ということで沢山話し掛けられ、世界において日本人が愛されていることを実感することが出来ました。子連れで海外で生活するのは、非常に面倒くさいし躊躇してしまいがちです。しかし、実際に行ってみると、南米は子連れで行くべきとさえ思える程の魅力を感じました折角のチャンスが目の前にある時、恐れることなく挑戦してみれば、そこに立つことで見える景色は異なって来るように思います。

がんばり続けれる秘訣はなんですか?

きっと自分には何も無いという思いが根底にあるんですね。別段目を見張る才能も無ければ、強力な両親のバックアップがあるわけでもなく、逆にコツコツ同じことを続けることは苦手なんですけれど。ただ、20歳くらいから、徐々に、自分が何も無いことをまず受け入れ、無いなら自分で積極的に取りに行くように人生を転換しました。何でも興味を持ち、なんでもやっていくと、思わぬことがひょいっとつながってハーモニーが生まれる。失敗しても、その失敗こそが次の成功につながる貴重な経験だと考えられるようになり超ポジティブシンキングになってからは、出来るだけ多くのことをやりたいという気持ちが膨らみ続けています。手を出し過ぎて、オーバーワークになると、一つ一つが零れ落ちて行ってしまうし、本来自分のやりたくない事にもどんどん支配されていくようになります。そんな時は、少し立ち止まって、自分の心に耳を傾けます。本当にやりたいことは何か、そのためにはどういうチームを組めば自分の価値を最大限生かせるかをしっかり考え、チームを編成していくのです。だから、大抵は自分のやりたいことなので、頑張り続けられます

 

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

様々なアイディアを多くの人に届けたいので、それは絵だったり、本だったり、イベントだったりしていくと思います。ポッドキャストもやって~と言われるのですが、、、相方がいれば…と思ってます。

 

 最後に、メッセージをお願いします。

昔はいつかの幸せのためにと、日々の生活はないがしろにしていましたが、今は一日一日をどう幸せに生きるかに注力しています。多分、今を生きることが人生だと思います。

2016年10月20日 0 comment
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今回ご紹介するのは、フリーランスのヨガインストラクターとして活躍中の鈴木牧子さん。

地元の鎌倉では、材木座海岸でビーチヨガレッスン『鎌倉beach yoga』を主宰、注目を集めています!

現在1歳の女の子のママでもある鈴木さん、インストラクターという職業柄、妊娠・出産後の仕事復帰は難しかったといいます。お子さんが待機児童になってしまったこともあり、完全復帰ができていないものの、フリーランスとしてお仕事を再開。現在は、ビーチヨガのレッスンなど新しい仕事のスタイルも取り入れながら、湘南でのびのびと子育てをしていらっしゃいます。
忙しいワーママにおすすめのリラックス法についてもお伺いしました。

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ご自身について教えてください。

氏名:鈴木牧子
職種:フリーヨガインストラクター
簡単な経歴:2003年に食品メーカーに入社、4年間営業として勤務→5年目で広報に異動となりすぐに退職→未経験ながらヨガインストラクターを目指し、ヨガスタジオで3年勤務→外資系ホテルや大手フィットネスジム、地域密着型のヨガスタジオ、鎌倉のビーチでレッスンを担当、今に至る。
居住地:神奈川県鎌倉市
ご自身の年齢:35歳
お子様の年齢:1歳7カ月
ワークスタイル:フリーランス

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

フリーランスのヨガインストラクターとしてレッスンを担当しています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00 起床
7:00 子供の朝食〜洗濯、掃除など ※ビーチヨガの日はここからビーチヨガへ(子供は旦那さんが担当)
9:00 子供と散歩(買い物) ※スタジオレッスンがある日はここからスタジオへ(子供は旦那さんが担当)
11:30 子供が昼寝したところで夕飯の支度
13:30 昼食
16:00 子供と散歩(買い物)
18:30 子供の夕食
20:30 寝かしつけ
22:00 親就寝

 

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

母性があったことを知りました(笑)
自分の仕事や楽しみばかり考えていた私が、この子の為なら何でもできると思うようになりました。

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

保育園に入れなかったこともあり、必然的に私が1日ずっと子供といることになるので、家事も育児も私が中心です。 でも、夫が休みの日や帰りが早い日(昼頃帰宅のシフトも多い)は子供とたくさん遊んでお風呂に入ってご飯をあげてくれています。

 

独身時代からヨガのインストラクターとして活躍されていましたが、出産を機に働き方は変わりましたか?

大きく変わりました。 東京・横浜・鎌倉などで月に40本ほどレッスンを担当していたのが、今では週に2〜3回のみ。
インストラクターという仕事は、一度妊娠出産でレッスンをあけると、その後すぐに戻れるわけでもなく、特に私の場合は子供を保育園に入れることもできなかったこともあり、動ける時間がなくて完全復帰できていない状況です。

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材木座海岸でのビーチヨガ

 

中でも、鎌倉の材木座海岸で毎週開講されているビーチヨガが気持ちよさそうですが、どういった経緯で始められたのでしょうか?

2013年に「仕事前の朝の時間を有効活用しよう」と思い、1人で浜辺でビーチヨガをしてから出勤していました。
それを友達に話したら「人を呼んでレッスンすればいいのに」と言われて、facebookのみですが細々と『鎌倉beach yoga』としてスケジュールをアップして、「来るもの拒まず去る者追わず」スタンスで活動を始めてみました。
はじめは1人だけ、マンツーマンのビーチヨガもしょっちゅうでしたが、今では5人〜15人ほど参加してくださっています。

 

ヨガは働くママにもプラスの効果がありますか?簡単にできるポーズなどアドバイスがあれば・・・

もちろんあると思います。でも「時間がない」と諦めてしまう方が多いのでは?
働くママさんたちは忙しい、一分一秒でも無駄にはできないですから(笑)
でもそんなママさんたちこそ時々でいいのでヨガを受けに行ってみてほしい。身も心も少し軽くなると思います!
ポーズでなくても、数分ぼぉーっと座って目を閉じたり、仰向けでお腹に手を当てて呼吸を意識してみたり、それだけでもじゅうぶんだと思います。
年を重ねるほど呼吸は浅くなりやすく、普段なかなか意識して行うことではないので、深く呼吸してみるだけでもリラックスできると思います!

 

湘南(鎌倉)で子育て、すごくうらやましいです!湘南で子育てしながら働くメリットがあれば教えてください。

私の場合ですが、仕事復帰できなくてもビーチヨガを定期的に開催できているのは、海の近く鎌倉に住んでいるからです。
ありがたいことに、鎌倉で出逢ったママさんたちもビーチヨガに来てくださっています。

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海辺のお散歩中に

 

育児&仕事をしていて一番大変なことは?

・育児では・・・常に一緒に過ごしているので、どこに連れて行こうと毎日悩んでいます(笑)
雨の日は本当に困ります…

・仕事では・・・夫の休みに合わせて仕事を入れたい、でもスタジオにはインストラクターがいて空きがなくレッスン担当できない…など、なかなかタイミングが合わないので復帰が難しいです。
また、レッスンをあけることはインストラクターとして最もやってはいけないことなので、子供が風邪をひいたなどで抜けることは避けたいと思っています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

・育児では・・・自然の中でのびのびと。
1日ずっと一緒にいて可愛い場面や面白い瞬間を見られるのが私の特権なので、なるべく写真を撮ってその日に旦那に見せて1日の報告をしてます。

・仕事では・・・プロ意識を忘れない。

 

これからの目標やプランを教えてください。

・育児では・・・考えていない(笑)考える余裕がない(笑)
その日暮らしとまではいかないですが、毎日「今日も楽しかったね」と言いながら寝ています。今はまだこれで良いかなと思っています。

・仕事では・・・来年夏頃にはまた週に3回程度で定期的にレッスンを担当したいです。

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サイトを覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

わたしはフルでしっかり働いていないし、『ワーママ』というようなカッコイイものではないですが、わたしのまわりにはたくさんの『ワーママ』がいらっしゃいます。
とにかくみんなすごい、かっこいいし、「母強し、女強し」と心から尊敬します。
育児も仕事もうまくいかないことはたくさんあると思うし、嫌な思いをすることだって少なくないと思います。
でも、わたしのように「かっこいいよ!」と思っている人たちがたくさんいることを忘れずに、母である自分に自信を持って胸をはって過ごして下さい!

インタビュー by 柴田広夢

2016年10月17日 0 comment
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今回ご紹介するのは、フリーランスのマーケティングリサーチコンサルタントとメイクセラピストとして活躍する福吉彩子さん。
お仕事やファッションに関するブログやInstagramも人気のパワーママです!

大手外資系メーカーに勤務されていた際に2人のお子さんの育休復帰を経験し、その後、フリーランスとして独立された福吉さん。現在は、「好き」と「得意」の二つをお仕事に活躍中ですが、独立のきっかけとなったのはお子さんのある一言でした。

働き方を見直すきっかけとなった出来事とは? また、新たなキャリアについてやファッションのことも伺いました。

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ご自身について教えてください。

・氏名:福吉彩子
・職種:マーケティングリサーチコンサルタント/ モデレーター/メイクセラピスト
・簡単な経歴:大学卒業後外資系メーカーに就職、夫の米国MBA留学と長男出産による3年間の休職を経て復職し、2年後に長女出産、管理職昇進。計15年勤務したのち2015年に退職し、現職。
・居住地:東京都品川区
・ご自身の年齢:38歳
・お子様の年齢:8歳長男、6歳長女
・ワークスタイル:フリーランス

 

 現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

現在はいくつかの仕事をしていますが、一番比重が大きいのが、マーケティングリサーチコンサルタントとしての仕事です。いくつかの企業さまのマーケティングリサーチ、いわゆる「消費者調査」の企画設計や分析のコンサルティング・トレーニング、消費者インタビューの司会などが主な業務となります。

一方で、自宅で不定期に「今の自分が一番好きになる」というコンセプトをもとに「ポジティブメイクセラピー」を主宰し、ヘアとメイクのレッスン、ファッションのアドバイスをマンツーマンでさせていただいています。

また、いくつかのアパレルブランドのインフルエンサーとしてPRの御手伝いもすることも。
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平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:30 起床
7:00 朝食準備、朝食
8:00 長男 通学
8:30 長女を保育園に送る
9:00-10:00 家事
10:30~13:00 自宅にてメイクレッスン
14:00~16:00 リサーチ企画コンサルティング、打ち合わせ
17:00 長男帰宅、習い事の送り迎え
18:00 長女お迎え
19:00 夕食、入浴など
21:00 子供たち就寝
23:00 就寝

 

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

出産したことによって、良くも悪くも内面は特に変わっていないのではないかと思います。
ただ、振り返ってみて、例えば多少は我慢強くなったかも、とか、周りをみる力・俯瞰力のようなものがついたかも?とは思います。
あとは優先順位が変わったことによる生活の変化は大きいですが思いますが、これもまた子供の成長ステージによって変化することですね。

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

特に分担はしていません。
私が仕事で朝晩が不規則になるときにお願いする程度です。
夫はベンチャー企業の経営者なのですが「自由な発想で柔軟に働きたい」という彼の仕事への想いを数年前に話し合い、尊重した結果です。
イクメンブームになって久しいですが、我が家は本人も含めて望んでいないし、彼に向いてないのです・・・
彼が向いていることに力を発揮してもらった方が家族の、世の中のためになるかと思っています。
最近は長男の成長がめざましく、幼児から少年になってきたので、親子二人で釣りにでかけたり、と子供と遊びに出掛ける機会が増えました。
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以前は外資系のメーカーにお勤めで、その間にお二人のお子さんを出産・復帰されていますよね!?その時の働き方はいかがでしたか?

前職のメーカーでは子育てしながら働かれている女性をたくさんいらっしゃったので、とりたてて大変だということは感じずにいられたと思います。ママであることはダイバーシティ(多様性)の一つに過ぎないという感覚です。
私は自分で決めて時短は取得しませんでしたが、ある意味「成果を求められる」外資系だからこそ、子供がいるママ社員もそうでない人も平等に扱われることの、良さと辛さが共存していると感じました。国内外の出張や、時差による夜遅くの電話会議も日常のこととしてありましたし。
特に、管理職に昇進してから一緒に働く男性の比率が増え、彼らの多くが「専業主婦を奥様に持つ」男性だったこともあり、私も専業主婦の奥さんがいたらいいなあと思ったこともありましたが、ある意味「私は子育てもしながら働いているんだ!」という自負のようなものが、「バリキャリワーママ」としての原動力になっていたかと思います。

 

そうした中で、ご長男が小学校に上がられたんですね。小1の壁ありましたか?学校生活や働き方は変わりましたか?

「小1の壁」などど「脅し言葉」はあまり使いたくないし、実際に人によって「壁」に感じることって小1に限らずあると思うのですが、長男にとっては、遊んでばかりの保育園生活からいきなり45分じっと座って授業を聞かないといけないことが大きな「壁」だったようです。

母親の立場からすると、平日の行事が多かったり、夏休みの学童にお弁当がなかったりと、保育園との「対応の差」になれるまでが「壁」に感じる部分がありしたが、夏休みが終わるころにはお互いに慣れてきました。

新生活って誰でもいつでも最初が一番大変ですものね!

 

そうした中で、転機があったと伺いました。お仕事内容や働き方はどのように変わりましたか?

私は長男の小学校入学と同時に、外資系管理職の「バリキャリワーママ」からフリーランスのワーママへ、大きく「働き方」を変えました。

転機は長男が保育園年長のとき、暴れて保育園へ登園拒否が始まったことがきっかけ。

そのころは私も管理職に昇進し仕事が大変で毎日疲れ果てていたのですが、4年通い慣れていたはずの保育園で長男がものを蹴飛ばし暴れたことに始まって、朝の登園は男の先生が二人がかりで羽交い絞めにせねばならぬほどうちに帰りたがるようになりました。

そんな中あった運動会は、前日まで楽しみにしていたのに、当日は「出たくない」の一点張り、私が怒っても泣いても結局、保育園最後の運動会は彼は観覧席でうずくまったまま、何もせずに終わりました。

本人が落ち着いたころに尋ねてみると、
「かあさんにできないところを見せたくないんだよ」とポツリ。

運動会の練習の中で、リレーのバトンの受け渡しがうまくいかなかったり、障害物競争の縄跳びで失敗したりしていたのが、本人は不安で仕方なかったことを、私は全く知りませんでした。
というより、本人がポツリポツリ、保育園の帰り道で話していたような気もするのですが、仕事のことで頭がいっぱいだった私は全然聞いていなかったのですね、彼もそれに気が付いていたのでした。

そして自分が知らず知らずのうちに、長男に「ちゃんとなんでもできること」を求めていたこと・・・

仕事が忙しくて彼の変化をしっかりとみてあげられていなかったことにそんな事態になってようやく気づいたんです。

それから半年後、思うこともたくさんありましたが、15年務めた会社を退る決意をしフリーランスで仕事を始めることにしました。
元の会社のままでは私は働き方を変えることができないと判断したからです。
今の私の仕事は前の会社での経験で成り立っており、今でも感謝の思いでいっぱいです。

自分でしたい仕事と時間を決められる今のスタイルは、小学校に上がった長男との時間を、より長く充実したものにしてくれていて、2年生になった彼は毎日いきいきと楽しく小学校生活を送っています。

また私自身、仕事に時間と心の余裕を縛られすぎることなく、子供達と春秋は登山やキャンプ、夏と冬は海外旅行、昨年は夫が事業を始めたケニアやアブダビなど遠い国にもつれていくことができました。

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「パラレルキャリア」について詳しく教えてください。現在は、メイクセラピストとマーケティングリサーチコンサルタントという2つの顔をおもちということですが、具体的にどういったことをされているんでしょうか? また、そういったキャリアにたどり着いた経緯も教えてください。

自分の「得意」と「好き」の両方を仕事にしていることが、私の「パラレルキャリア」です。

マーケティングリサーチコンサルタントの仕事は、マーケティング上の課題点を一番効率よく解決に導く消費者調査を設計したり、マーケティングには欠かせないターゲットの理解を深めるための消費者インタビューの司会をしたり、などのマーケティングリサーチ全般に関わることを、いくつかのメーカー様と契約を結んでおこなっています、これは前職で一番自分が「得意」にしていたエリアを特化した形です。

メイクセラピストの仕事は、前職時代に「もっと目の前にいる人に影響を与える仕事ができないか」と考えていたきに出会った、病気やケガで外観に問題を抱えた方の社会復帰を支援する「リハビリメイク」の第一人者であるかづきれいこ先生に師事し、セラピストの資格を習得したことがきっかけです。
もともと好きだったヘアとファッションを取り入れ「今の自分が一番好きになるポジティブメイクセラピー」という独自のサービスをつくり、主にブログ【 http://ameblo.jp/ayako-lala/ 】やインスタグラム【https://www.instagram.com/fuku44aya/ 】で集客し、月に6-10回程度レッスンを行うスタイルを確立しました。初めて半年たちましたが、今では募集告知してから半日で締め切りになるほど人気のサービスに。
これは人をキレイに・元気にする仕事に携わりたいという、自分の「好き」を仕事にしています。

偶然なのですが、両方とも前職をやめて夫の仕事を手伝っているときに、周りから「やってみて」というリクエストをいただいたことがきっかけで始めました。

会社という大きな組織を抜けて、自分の存在価値がどこにあるか探していた時期だったのですが、それまでしてきたことを少しずつ発信してきたことが縁を呼んだのだ、と思います。

「自分の興味があること」「やってみたいこと」を積極的に発信することが可能になったSNSの時代ならではだなあと思います。

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福吉さんのInstagram『働くかあさんのお仕事コーデ』より

 

さらに、福吉さんはInstagramでも積極的に発信されていますよね!ファッションセンスが抜群!!『働くかあさんのお仕事コーデ』が人気です。普段のファッションではどんなことを大切にしていますか?

インスタグラム https://www.instagram.com/fuku44aya/ はファッションに特化して発信をしていますが、仕事のときにはきちんと見えるように、ジャケットやシャツ、低くてもヒールといった「きちんとみえる」かどうかを優先して、「楽」にだけ走らないように意識しています。

ファッションのトレンドから考えても、今は「コンフォート」をテーマにしたものが多く、ゆるくて楽ちん、が主流かと思いますが、フリーランスの仕事は個人の印象も極めて重要ですので「きちんとする」ことを大切にしています。反動で、その分休日は楽なカジュアルが多いかもしれません。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

・育児では・・・子供たちが「うちのかあさんはxx(前職時代担当していたブランド)をつくっているんだよ!」と誇らしげに友達に話しているのを聞いたとき、メーカーでものづくりに携わっていて、目に見える形で世の中に、子供たちに届けられることがうれしいと思いました。

・仕事では・・・担当商品の主たるターゲットが「ママ」であることが多かったので「消費者を一番理解する」マーケティングリサーチ担当者として、自分も含めて常に周りがターゲットとなる人に囲まれ、身近に素早く実感を持って消費者理解をリードできたことはよかったと思いました。

 

 育児&仕事をしていて一番大変なことは?

・育児では・・・二人とも物理的な手があまりかからなくなった分、今はしっかりと「こころを向き合わせる」ことが大事かなあと思います。例えば、食事やお風呂、就寝前などちょっと落ち着いたときにそれぞれを話す時間を大事にしています。

・仕事では・・・フリーランスの仕事は個人での信用がすべてだし、代打がいない世界なので一回一回の仕事にきちんと向き合うこと、また体調管理を大事にしています。

 

楽しくワーママできる秘訣は何ですか?

私がこれまで8年間、楽しくワーママをできてきたのは、ひとえに子供たちの健康とアウトソーシングのおかげです。

子供の健康に関してはママのコントロール外にある部分もあるとは思うのですが、あまり細かいことは気にしないで、食べさせる・遊ばせること(例えば、、レトルトが多少続いてもOK! 薄着で遊んでいてもOK! ここで書くのははばかられるくらいいろいろ)を重視してきた結果、長男長女ともに病気で呼び出されたことはほとんどないくらい、健康そのものです。

アウトソーシングに関しては、長女出産後3か月で復職して以来、今に至るまでシッターさんに週に1-3回2時間程度決まった方に来ていただき、お迎えや食事の介助、ちょっとした家事をお手伝いしてもらったことがどれだけ助かったか!ほんのちょっとのお手伝いで劇的に気持ちが楽になるので、「何かあったとき」だけでなく、定期的に来ていただくシッターさんを探すことをお勧めします。
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これからの目標やプランを教えてください。

・育児では・・・我が家の子育ての基本方針「「世界の人の役に立つことができる人」に育てる」ことは、これからも変わらない目標です。そのために習い事を含め子育ての環境を整えていくことを続けるつもりです。

・仕事では・・・コンサルタントとしてもメイクセラピストとしても、活動の幅をもっとひろげていければと考えています、またフリーランスをしていると『勉強』は自分でつくらないと機会がないので、インプットの時間を重要視したいと思っています。

 

サイトを覧の皆様にメッセージをお願いします!

会社を辞めるかどうか考えたとき、「その会社で働いているからこそ得られる」収入や知名度、称賛のようなものを手放すことを最後まで迷いました、両親からも周りからも、きまって「そんないい会社辞めるなんてもったいない」と言われました。
が、私が最後まで握って放したくなかったものは、手放した今、そんなに大事なものではなかったんだなと心の底から思えます。
私はバリキャリワーママをやめて、でもその分、子供たちと向き合う貴重な時間と、「好き」と「得意」の二つを仕事にするユニークなキャリアをつくることができました。
何か大きなものを手放す決断をしたら、その分大きなものが得られるのではないかと思います。

 

インタビューby 柴田広夢

 

 

 

 

 

 

 

2016年10月12日 0 comment
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今回のインタビューは、食文化研究家、長寿美容食研究家のスギアカツキさん!

食文化研究家、長寿美容食研究家であり、人気ブログを展開するブロガーさんでもあり、女子SPA!をはじめ様々なサイトに連載を持つライターさんでもある、多彩なスギさん。人生の基本と言っても過言ではない?!「食」に真摯に向き合われながら、私が一番印象に残っているスギさんからの食へのアドバイスは、とにかく無理なく自分が楽しく、というものでした。そんなスギさんのママライフと、「食」について伺いました! (千田)

 

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2016年9月13日 0 comment
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中田ぷうさん

今回のインタビューは、編集のお仕事をされている中田ぷうさん。
ワーママをしながら毎日ご飯をつくる中田ぷうさんが、「今夜のごはん、どうしよう?」と悩むママたちの助けになればいいなぁと思われて書いた”1㎜も頑張らないでいいメニューばっかり”の料理本の誕生ストーリーや、ワーママとしてのワークスタイルをお聞きしました!(椿)

 

中田ぷうさん

中田ぷうさん

 

 

プロフィール

・中田ぷう

・会社名:オフィス バタートースト

・職種:編集者・ライター

・簡単な経歴:大学在学中よりファッション誌でアシスタントを勤める。卒業後、出版社に勤務。2004年に独立。モデルの中林美和さん、AYUMIさん、前田ゆかさん、食空間プロデューサー山本侑貴子氏、スタイリスト福田栄華氏の著書をはじめ、多くの料理本や暮らしの本の編集・プロデュースを手がける。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :43歳

・お子様の年齢 :5歳、13歳

・ワークスタイル:フリーランス

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

フリーで編集の仕事をしてます。

守備範囲は、料理からインテリア、ファッション、風水まで。
モデルや人気料理家、サロネーゼの本を手がけていますが、世間的にはまったくの無名の人でも、「この人だ!」と思ったら、アタック&口説き落として本を作ります(笑)。

プライベートでは、生まれ育った町・西荻窪を盛り上げたくて、幼馴染の料理家・尾田衣子氏と一緒に「西荻新聞」というローカルメディアをフェイスブックで立ち上げました。
https://www.facebook.com/team.kashinomi/
自分たちが本当に信頼し、おいしいと思う店やいいと思うモノしか載せていません。
2人とも呑んべえなので、店のセレクトがオヤジくさいですが、良かったらのぞいてみてください♪

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:00 起床、1分間深呼吸(唯一日課の運動)、昨夜のうちに来ていたメールの返信、仕事
6:00 洗濯機スイッチオン、ラジオ英会話聴講
6:40 朝ごはんのしたく
7:00 夫、娘たち朝ごはん。夕食&翌朝の朝ごはんメモ作成

8:00 夫、娘たち出動。自分の朝食や身じたく・家事(タイマーかけて20分だけ)

9:00 仕事開始

10:00 仕事を一時中断し、夕飯の買い物へ

10:30 仕事再開

12:00 ランチ

13:00 午後の仕事開始

16:00 上の子帰宅。おやつを食べさせる。ごはんの洗米・浸水だけはしておく。

18:00 炊飯器スイッチオン。下の子、お迎え。

18:30 呑みながら夕飯作り(これが至福)

19:00 夕飯

19:30 テレビタイム(子どもの夕飯時やこのときに、15分仮眠を取ることも)

20:00 子どもたちお風呂。合間に仕事。

21:30 子どもたち就寝

22:00 夫帰宅・夕飯

23:00 お風呂

24:00 就寝

出産して、何が変わりましたか?

● 満足な睡眠を失ったこと
● 読書量激減
● 指が太くなった(身体もですが。笑)

産むまでは夢のような「子育てライフ」を思い描いていました。
でも産まれてきちゃったら……子育ては死闘!

母親って、子どものちょっとした動きや物音で目が覚めますよね。
だから、もう10年以上、満足に睡眠を取った記憶がありません。
あと読書量が激減しましたねぇ。
夜、寝る前に本を読むのが習慣でしたが、子どもがいると1日の終わりには気を失うほど疲れているので、布団に入った途端、即死(笑)。月1冊も読めない状態です。編集者としてはどうかと思います(笑)。

そして、先日気付いたのですが、指が太くなりました。
手から繊細さがなくなり、細い指輪をつけても、まったく似合わない!
「女はね、お母さんになって家事、育児に追われると指が太くなるわよ~!」と昔から母に聞かされていましたが、はい、そのとおりです。すっかり太くなりました。
でもいいんです。
間違いなく、私、お母ちゃんですから。
今は開きなおって、“ごっつい指輪”しかしません(笑)。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

編集の仕事というのは、世間が抱く華やかなイメージと違い、地道で暗~い仕事です。

展示会に行ったり、有名人と会ったりというのはこの仕事のほんの一部。
残り9割は、アタマをかきむしって企画を考えたり、机にはりついて原稿を書いています。

でも、ある日、上の娘に「ママってさ、本当に仕事好きなんだね」と言われたんです。
「なんで?」と聞くと、「大変そうだけど、仕事しているとき、ママ、楽しそうだもん」と。
確かに自分で望んで就いた仕事ですし、好きだという自覚はありましたが、自分が思っている以上に、この仕事が好きなことに気付かされた出来事でした。
そして、子どもって、ちゃんと母親の背中を見ているものなんだなと、うれしかったですね。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

現在進行形ですが、常に眠い! 常に疲れていることが大変というか、つらいですね(笑)。
でもお母さんって、みんなそうですよね。

それをどうやって解決していますか?

●夜は24時までに必ず寝る。
●寝る前に甘酒を飲む。
甘酒は、江戸時代からある、天然のアミノ酸たっぷりの栄養ドリンク。疲労回復の効果があるんです。でも私、実は甘酒が嫌い! だからスポーツドリンクや牛乳で割って、夜、寝る前に飲んでいますよ。翌朝の目覚めが違います!

睡眠重要!by中田ぷうさん

睡眠重要!by中田ぷうさん

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

● 土日、祝日は、オフにする。
ワークライフバランスなんて言葉でまとめられるほど、育児と仕事の両立は甘いものではありません。
どちらが大切かと言われればもちろん「子ども」ですが、私にとっては仕事も生きがい。
だからこそ、オンとオフの切り替えをはっきりするようにしています。

ですから、お仕事をお引き受けする際、最初に「夜の連絡は、緊急じゃない限りメールにしていただきたいこと」「土日は基本、お休みすること」をクライアントにお伝えしています。
書籍を作る仕事は長期戦です。ときには、1年以上に渡ることもあるので、最初に相手側の条件はもちろん、私側の条件もはっきりさせておくことで、お互い気持ち良く仕事ができるようにしています。
その代わり、平日はしゃかりきに働きますよ~!

 

闘う! 母ごはん

闘う! 母ごはん

闘う!母ごはん」の書籍出版に至ったストーリーを教えてください。

「闘う!母ごはん」(光文社)

今の世の中、スペック高いママたちの情報ばかりで、スペックの低い私などは疲れてしまって(笑)。
SNSに挙げたくなるようなおしゃれなごはんも作りたいですが、うちは家族全員“米民族”なので、グラノーラやスムージーなんて出したら、一揆をおこされます(笑)!
そんな話を、あるママ編集者としていて、「じゃ、“リアルな本”を作っちゃおうか!」となって生まれたのがこの本です。

どんな本なのですか?

今まで散々、「簡単!」と銘打った料理本を私も作ってきましたが、やはり料理のプロが言う「簡単」と、私みたいなスペック低い女が思う「簡単!」には開きがありすぎるんですね(笑)。
だからレシピ本1冊買っても、作り続ける料理は100ページ中1~2品くらいしかない……。

でも、何しろこの本は、スペック低い私が作っているので、載っている料理は、せん切り、みじん切り、一切なし!
しかもときには、スーパーの寿司や「ペヤング」も出てきます(笑)。
こういう日もなきゃ、働く母親なんてやってられないですよね。

何しろ母親にとって、日々のごはん作りは闘い。
「卵焼いて、1度取り出し、肉を焼いたら先ほどの卵を戻し……」なんて厄介なレシピ、冗談じゃない!
だからとことん、簡単にしました。

読んだ方からは、
「この本すごい! 1㎜も頑張らないでいいメニューばっかり!」
「なぜかこの本は子どもが手に取り、これ作って!とやたら指名される」
という感想をいただくのですが、ほめるとか、賞賛するとかではないんですよね(笑)。
ちょっと異色の食卓日記です。

でも、何よりもこの本の売りは「私自慢のリア充本」ではなく、「逆・リア充本」だということ。
読んで、ママたちが「そうそう!! そうだよね~!!」と、少しでも肩の荷が下りてくれればうれしいです。

出版をきっかけにはじめたことはありますか?

自分の料理の“持ちネタ”って、限界がありませんか。
だから私、SNSにアップされるいろんな人の家庭料理の写真を見るのが大好きなんです。
自分では思いつかない素材合わせや献立があって、とても新鮮。
ひととおり見て、その中から今夜のおかずを決めることもしょっちゅうです。

そこで、「今夜のごはん、どうしよう?」と悩むママたちの助けになればいいなぁと思って、本の出版後も、インスタグラムで続編「#実録母ごはん」をアップしています。

皆さんの「母ごはん」もぜひ見せていただきたいので、もしよかったら「#実録母ごはん」、参加してみてください☆
小さな活動ですが、ママたちの間で少しずつ広まっていったらいいなと思います。

インスタグラム pu_nakata

お外ご飯。こちらのメニューもあるそうです!

お外ご飯。こちらのメニューもあるそうです!

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

この仕事を引退したら、コンビニメシやファスト食が多くなってしまう若者のために、おにぎりと豚汁の店を開こうと、仲良しの編集者と野望を抱いています。

最後に、メッセージをお願いします。

ごめんなさい、ちょっと長いです(笑)。

数年前のことです。
夜、自宅で校了(印刷所に入れる最後の確認をする作業のこと)を終え、出版社に送ろうとしていたときのことでした。
下の子が真っ青な顔で、脂汗をたらし、「ぽんぽん痛い……」とうずくまってしまったんです。
緊急事態ですが、仕事をおろそかにすることはできません。
子どものおなかをさすりながら出版社に電話を入れ、「校了紙は戻します。でも、大変申し訳ないのですが、子どもの様子がおかしいので、これから病院にいきます。何かあったら電話をください」と伝えて、病院に向かいました。
原因は「ひどい便秘」だったのですが(笑)、ひと騒動終わったあとお詫びの電話を入れると、長~~~い沈黙の後、ひと言「何か用?」と言われたんですね。
そのとき、私の中で「何か」が切れたんです。

フリーランスなんて、一寸先は闇。いつ仕事がなくなってもおかしくありません。だから、みんな必死なんですね。私も今までだったら、子どもが便秘になったことすらも謝って、許してくださいと懇願したと思います。
でも、なぜかこのとき「もういいや。契約書を交わさないからこそ、信頼関係だけが頼りなのに、それすらない人と仕事するのは、もうやめよう!」と思ってしまったんです。
もちろん反面、とても怖かったですよ。
でも、ここでこういう人たちと一線引かないと、この先もずっと下僕みたいな使い方しかされない!と思い、一気に“切った”んです。
自分には「編集の仕事、なくなったらなくなったでいいじゃない。いざとなったらスーパーでバイトしよう!」と言い聞かせ、奮い立たせました。

今、あれから3年経ちますが、あそこで思いきって切ったことで、逆に信頼できる人たちだけが残り、仕事のクオリティも上がりました。

ママになると、こうしたアクシデントにも見舞われますし、働き方だって変わります。
人間関係やクライアントを自分から「切る」というのは、怖いですし、ものすごく勇気がいることです。でも、ときには「切る」ことで風穴が開き、今の自分に合った仕事や人間関係が生まれくることもあると思うんです。
きっと、もやもやした気持ちを抱えて働いているママって、たくさんいるはず。
だからこそ、ときには「切る勇気」も持ってね! 必ず新しい道が開けるから、と伝えたいと思います。

2016年8月8日 0 comment
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今回のパワーママインタビューは、「ワーママ・オブ・ザ・イヤー2015」の大賞を受賞した秋庭麻衣さんからのご紹介です!

2016年4月3日 0 comment
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今回のインタビューは、ワーママ&ワーパパのためのWEBメディア「LAXIC(ラシク)」の編集長であり、フリーランスのPRコンサルタントでもある宮﨑さん!活動内容だけを見るとものすごくアグレッシブな感じを受けますが、実際の宮﨑さんは自然体、いつも笑顔で、出過ぎない強さをお持ちだなという印象でした。宮﨑さんはまさに型にはまらず「自分らしく」ワーママを楽しんでいらっしゃる見本みたいな方。そのマインドをご紹介します! (千田)

 

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2016年2月25日 0 comment
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今回のインタビューは、フリーランスでPRをされている大山夏希さん!

大山さんと出会ったきっかけは、雑誌にインタビュー掲載されていた大山さんを憶えていて、ふと大山さんのサイトからメッセージをお送りしたこと。初対面から、溢れ出るしなやか&おしゃれオーラにすごく癒されたことをおぼえています!その場の空気をまろやかにする不思議なオーラがある大山さんですが、それもPRというお仕事をされているからでしょうか。しなやかマイペースな大山さんの背景をインタビューしました!(千田)

 

 

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2016年2月17日 0 comment
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今回のパワーママインタビューは、「タスカジ」や「cozreマガジン」の広報担当として活躍するフリーランスのPRプランナー、平田麻莉さん。

現在は2歳の男の子のママをしながらフリーランスでお仕事をされていますが、お子さんを保育園には預けずに働くという新たなスタイルを実践中でいらっしゃいます。PR会社勤務や大学院生、専業主婦などの経験を経て、平田さんがフリ-ランスでお仕事を始めた理由、また実践中の新たな働き方についても伺いました。

2015年8月9日 0 comment
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今回ご紹介するのは、起業を始めたばかりの個人事業主の方々へ、”ネットサービス”を通じて力強い支援を行っている橘明日香さん。現在では、ママ目線を活かしたサービスでファンの声に応えて活躍中ですが、家庭との両立が出来ないと仕事を辞め、”働く”ことが叶わなかった時期も経験されています。それでも育児を優先に、自分の叶えたい夢も諦めたくない、そんな想いから現在のワークスタイルを選択・確立されています。協力してくれたご両親への想い、関わりにもグッときます。「無理をせず自然体での両立」そんなロールモデルインタビューです。

2015年5月28日 0 comment
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今回のインタビューは、パン教室講師の吉永麻衣子さん!

吉永さんと初めてお会いしたのは、吉永さんに自社イベントのゲストに来ていただいた時。ほぼ打ち合わせなしでのトークライブで、参加者の皆さんが惹き付けられるお話をサクサクとされていて、そのパワーと肝の据わり具合(?)、頭の回転の速さに一気にファンになりました(笑)!

無理せずに格好つけない、自分に嘘をつかない。吉永さんの大事にしていることやポリシーが垣間見えるインタビューです。個人的に、最後のメッセージには、ちょっとうるっときちゃいました!

2015年5月22日 0 comment
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今回ご紹介するのは、3児のママ!

2人産んだ後に復帰されたけれども、仕事と育児のバランスに悩んだ結果ガラリと転身。ご自身の経験から着眼点を得たサロン開設は、地元のママ達に愛され子連れで施術に行く方がとっても多いのだそう!

3人ママさんの一日や小さな工夫、是非お読みください。

2014年11月12日 0 comment
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今回のパワーママは、沖縄民謡の歌手として活躍中の高良絵美さん。生まれ育った神奈川から沖縄へ単身移住して約10年。沖縄民謡の歌手という夢を実現させ、結婚、出産も経験しました。ママ業とステージの両立は苦労も多いそうですが、ご家族の協力もあって、沖縄で“自分らしい育児と仕事”を実践されています。

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プロフィール

・氏名:高良 絵美 (仕事名:金子えみ、ニックネーム:Eimee)

・フリーランス http://www.eimee.info/

・職種:歌手

沖縄でのレギュラーライブ
『カフーリゾート フチャク コンドホテル』
『ライブ居食屋 かなぐすく』
『島唄ライブ 樹里』

・簡単な経歴:アパレル販売→病院受付、検査業務→沖縄単身移住→沖縄民謡歌手

・居住地:沖縄県

・ご自身の年齢:33歳 (1980年生まれ)

・お子様の年齢:1歳5ヶ月 (2012 年生まれ)、2014年8月第二子出産予定

・ワークスタイル:時間帯、期間共に不定期

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

クライアントさんの発注内容を元に、沖縄民謡やポップスのライブを構成〜演奏しています。

2014年2月13日 0 comment
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