今回のインタビューは、クリエイターズマッチアワードイベントで受賞していた澤崎さん。
産前の働き方では育児しながら仕事ができそうにない、と妊娠中に通学を始めて新しい働き方にチャレンジしている澤崎さんのインタビューです。
プロフィール
・氏名:澤崎 佐知子
・職種:フリーランス(デザイナー)
・簡単な経歴:約7年間グラフィックデザイナーとして学校案内やパッケージ、
商業施設のパンフレット、ポスターやチラシなど紙媒体に携わる。→
結婚・退職後フリーランスを目指して半年間学校でWEBを学ぶ→
28歳で在宅ワークスタート→現在は子育てしながらWEB広告の
バナー制作をメインに在宅で仕事
・居住地:東京都
・ご自身の年齢 :30歳(1986年)
・お子様の年齢 :1歳(2015年)
・ワークスタイル:フリーランス
現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。
自宅でWEB広告のバナー制作をメインに制作しています。
平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。
7:30 起床
8:00 朝ごはん、洗濯、メールチェック
9:00 買い物、子供と散歩
10:00 デザイン制作
12:00 昼ごはんの準備
13:00 デザイン制作
15:00 子供と遊ぶ
17:30 夕食準備
18:30 夕食
19:00 デザイン制作
20:00 子供の入浴
21:30 子供の寝かしつけ後デザイン制作
22:30 主人のご飯
23:30 デザイン制作
1:30 就寝
出産して、何が一番変わりましたか?
生活が規則正しくなりました。出産前は仕事中心だったので夜中まで仕事をするなど、
不規則な生活でした。
私の場合、子供が保育園に行っていないので、子供中心のサイクルの中で
いかにデザイン制作の時間を作るか。。というのが慣れるまでは難しかったです。
ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。
子供の成長を側で見ていられることですね。少しずつ話せるようになったり、
色んな物事を吸収していく姿を見ていられることは幸せなことだなと感じます。
育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?
とにかく子供がヤンチャなので仕事中に腕を噛まれてアザだらけになったり、
今でも膝の上に立たれたまま仕事をしたりと。。(笑)
普通に落ち着いて作業できるのは夜だけなのが大変ですね。
それをどうやって解決していますか?
子供が成長と共にパワーアップしていき、色んな方法で邪魔してくるのを
楽しむようにしています。一旦切り替えて、中断できるときは子供の遊びに
全力で付き合います。
育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?
育児においては仕事中に相手ができないことも多くあるので、遊ぶときは集中して遊んでたくさん話をしたり子供の出してくる色んなサインをなるべく逃さないようにしたいなと思っています。
仕事においては、効率の良い動きを大事にしています。集中して作業できる時間が限られているので、子供の相手をしながらできる作業は日中→集中したい詰め作業やデザイン構成の決定は子供が就寝中など自分の中で効率よく精度があがる方法を常に模索しています。
フリーランスとしてデザイナーに復帰することにしたことについて、教えてください。出社せず遠隔でお仕事をすることに対して、不安はありませんでしたか?
顔を会わせることはほとんどないので、最初は不安でしたがWEBの場合、ネット経由で制作物の確認ができるのでメールや電話でのやり取りだけでも十分に仕事も回せることを実感しました。
お子さんがいながらの作業、大変ではないですか?
正直大変です!ただ、息子も日々成長していて少し待ってくれるようになったりすると愛しさが込み上げてきます(笑)
夫婦でデザイナーをされているとのことですが、今の働き方について、旦那さんからはどう思われていますか?
理想の働き方だと言ってくれています。
夫婦揃って夜中に帰宅していた時代は子、育てできるイメージができなかったので。。
今は子育てとデザイン業を両立できていて、本当にありがたい環境でお仕事させてもらっているねと二人でよく話しています。
今後の目標やプランを教えて下さい!
今は仕事量をセーブしてしまっているので、少しずつ増やしていきLPなど幅広い案件に携わってデザイナーとしてスキルアップしていきたいです。
最後に、メッセージをお願いします。
デザイナーを目指す人も、既にデザイナーとして活躍されていいる方も、結婚後に子育てしながら仕事ができるのか・・と悩んでる方は多いと思います。
私は紙媒体ばかり制作してきましたが、場所を選ばず仕事ができるWEBに魅力を感じ、妊娠中に学校に通い在宅ワークの道を目指しました。
学校に通っていた頃は、本当に自宅で仕事できるようになるのか?
(現在は)クリエイター登録させてもらっている会社の試験に合格するのか?
など不安だらけで、家で仕事をしている自分など想像もできなかったのですが。。
何とか試験に合格し、周囲の協力のもと育児と両立できています。
あの時、学校に通うことを応援してくれた主人にも感謝しています。
デザインを続けるために、色んな道があると思うので自分にあった働き方を見つけて欲しいです!