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2009年生まれ

水越由利子さん
水越由利子さん

水越由利子さん

プロフィール

・氏名:水越 由利子

・会社名:江崎グリコ株式会社

・役職名:ブランドマネージャー

・職種:ベビー・育児・果汁・清涼飲料マーケティング部

・簡単な経歴: 1999年に江崎グリコ入社後、マーケティング部門にてアイスクリームの新商品開発などを担当しながら大学院に通い、MBAを取得。2011年に営業部門へ異動希望を出し、コンビニ大手の担当を経験。2016年にマーケティング部へ戻り、現在、ベビー・育児・果汁・清涼飲料

マーケティング部で、育児用ミルクや幼児食などのブランドマネージャーを務める。

・居住地:東京

・ご自身の年齢 :45歳、1975年生まれ

・お子様の年齢 :11歳、2009年生まれ

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

<仕事の内容>

現在、ベビー・育児・果汁・清涼飲料マーケティング部で、育児用ミルクや幼児食などのブランドマネージャーをしています。2016年に発生した熊本地震の際、海外から救援物資として乳児用液体ミルクが寄せられたことをきっかけに、災害時でも安全性・利便性の高い「乳児用液体ミルク」の存在を知り、「災害の多い日本で、災害弱者となる赤ちゃんを救いたい」と、「乳児用液体ミルク」開発プロジェクトを立ち上げました。地道に社内での調整や開発を進め、20193月に日本初となる乳児用液体ミルク「アイクレオ 赤ちゃんミルク」を発売しました。
・「アイクレオ 赤ちゃんミルク」紹介サイト:https://www.icreo.jp/products/akachan-milk/

また、江崎グリコでは、乳児用液体ミルクの他、妊娠期から2歳までの1000日間をパパやママ達がみんなと協力してCo育て(こそだて)できるようサポートするアプリ「こぺ」(無料)や、妊娠期からパートナーと一緒にワークショップ形式でコミュニケーションのコツを学べるオンラインセミナー「Co育てプログラム」(無料)など、子どもの心身の健康をサポートするための様々な商品・サービスの提供を行っています。

・江崎グリコ「Co育てPROJECT」紹介サイト:https://www.glico.com/jp/csr/coparenting/

<ワークスタイル>

テレワーク中心のフルタイム勤務で、フレックス勤務などの柔軟に働ける制度を活用して働いています。江崎グリコでは、(多様な人財が活躍できる組織風土づくりの一環として)コロナ以前から 6 割以上の従業員がテレワークを活用しており、現在はコロナ感染予防対策で約 8 割が在宅勤務を実施しています。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:00 起床

6:00 娘と一緒に野球の練習(私にとって息抜きできる時間の1つ)

7:00 朝食、身支度

8:00 スケジュール&メールチェック(テレワーク)

9:00 部内の週次MT

10:00 ビジネスプランについての上長報告

15:00 売上進捗に関する営業部門との打ち合わせ

16:00 新企画のマーケティングプランについてチームメンバーと打ち合わせ

18:00 終業

19:00 夕食準備

20:00 塾のお迎え、夕食

21:00 娘と共に就寝

 

娘さんの所属する野球チームの練習試合にて

娘さんの所属する野球チームの練習試合にて

出産して、何が一番変わりましたか?

一番大きく変わったことは、何を第一優先にするかということ。旦那と2人で過ごしていた頃はが独立していた部分もありましたが、娘の出産を機に家族という単位ができ、家族を第一に考えるようになりました。

また、優先順位が変わったことで、仕事のやり方も変わりました。家族と少しでも長い時間を過ごすため、「したほうがいい仕事」と「しなくていい仕事」の取捨選択を行うなど、より効率的な業務を心掛けるようになったと思います。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

「お母さんは江崎グリコに勤めているんだよ」と友達にも自慢するほど、私の働く姿を娘が誇らしく思ってくれていることです。在宅での勤務時間が増え、頭をかかえたり、冷や汗をかいたりしているところも娘に見られていますが、そこも含めて働く姿を認めてくれているのはとても嬉しく思います。お菓子を買う際、娘は必ずグリコの商品を買うんですよ(笑)

大切にしている娘さんからの手紙

大切にしている娘さんからの手紙

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

仕事をしていると難しいのは、晩ご飯を作ること。どうしても忙しい時期は、子どもにちゃんとご飯を作れず、外食に行く機会も多くなるので以前は罪悪感がありました。

ただ、私が無理して夕飯を作ることが家族みんなのハッピーにつながるか、といえば必ずしもそうではないとも思っています。というのも、仕事が終わった後、私がバタバタしながら食事の準備をすることで、家族で笑って過ごす時間が減ってしまうだけでなく、家族の夕食の時間自体が遅くなり、さらには子どもの寝る時間まで遅くなってしまうからです。

それをどうやって解決していますか?

忙しいときは、外食をしたり、レトルトや冷凍食品を使用したりと外部のリソースを活用するようにしています。子どもに出す食事は手作りでなくてはだめ、赤ちゃんに授乳するのはママじゃないとだめ、といった子育ては、パパやママ達をがんじがらめにしてしまいます。
せっかく子どもが生まれてきてくれたのだから、もっと楽しくハッピーに子育てをした方がよいと考えているので、頼れるものがあるならば積極的に頼っていくというのが私のやり方です。現在、仕事では「アイクレオ」の他、「1歳からの幼児食」にも携わっていますが、この仕事をここまで一生懸命頑張ってくることができたのはこういった想いもあるからです。「1歳からの幼児食」では、毎日の食事に安心して使っていただけるように、一度に12種類の野菜を摂ることができる他、着色料・香料・化学調味料・保存料も不使用にしています。

1歳からの幼児食」:https://www.glico.com/jp/product/babyfood/yojishoku/

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

【仕事】

企業にいると企業側の視点に偏ってしまいがちですが、相手はお客様なので、お客様視点を持つことを常に意識しています。お客様が本当に必要としているのだろうか、お客様の課題を解決しているだろうかと問いかけるようにしています。

【育児】

家族みんながハッピーであること、これに尽きます。

「乳児用液体ミルク」の商品開発に取り組むきっかけとなったエピソードを教えてください。

熊本地震の際、避難所生活のストレスで母乳が出づらく、また、ミルクを調乳しようにも清潔なお湯が用意できないといったママや赤ちゃんの様子を報じるニュースを目にしました。私も東日本大震災のとき、娘がまだ1歳になったばかりだったため、小さい子どもがいる中で災害に合う大変さが手に取るように分かりました。そんな時、フィンランドから支援物資として届いた乳児用液体ミルクを見て「これだ!」と思ったのです。日本製のものがあれば、より安心してパパママ達に使ってもらえると考え、開発に取り組みました。

また、私は娘が5か月の時に復職したのですが、仕事をしながら夜中の12時にミルクを作るのが辛かったという経験も理由の一つです。眠たさや疲労感から、夜中にミルクを作る際、熱いお湯でやけどしそうになったり、粉ミルクを散らかしたりすることもしょっちゅうで、こういった思いをするママを少しでも減らしたいと思っています。

商品開発にあたり苦労したのはどのような点ですか。

これまで日本に存在しないものを開発するには、大きな壁がいくつも立ちはだかっていました。1つ目の壁は法律を作ること。日本で「液体ミルク」を製造・販売するには法令改正が必要だったため、各省庁へ何度も通い「乳児用液体ミルク」の必要性を話しました。話す際に特に伝えたのが、災害時における必要性、そして普段の授乳の大変さや世間のパパやママ達の大変さです。苦労した分、「乳児用液体ミルク」は子育てを変えるポテンシャルを持つと認めてもらえた時は、とても感慨深かったです。

2つ目の壁は、紙パックでありながら常温で6か月の賞味期限を持たせ、かつ赤ちゃんの繊細な体に必要な分だけの栄養成分を配合した商品設計にすることです。試作品を作っては、何度もやり直し、約3年かけてようやく製品化することができました。それでも紙パックにこだわったのは、缶に入った粉ミルクよりも持ち運びやすく、かつ紙であれば外出時でも災害時でも捨てやすいからです。赤ちゃんの体と心を想うだけでなく、ミルクを用意するパパやママ達の日常的な使いやすさにもこだわりました。

お子さんを持つご家族にとっての「乳児用液体ミルク」のメリットは何ですか。

1番のメリットは、授乳がママだけでなく誰でも簡単にできること。赤ちゃんが生まれることは本当に奇跡です。近年、ワンオペ育児や産後鬱といった言葉をよく耳にしますが、お子さんの誕生の奇跡をみんなで喜び、誰もが楽しんで子育てできる環境をつくりたいと考えています。そして、「乳児用液体ミルク」は、それを叶える一つのツール。パパやおじいちゃん・おばあちゃんからの授乳を通して、ママの負担を軽減するだけでなく、それぞれが赤ちゃんとの関係を深めることができ、また赤ちゃんの発達や教育にも良い影響があるという専門家の声もあります。

「乳児用液体ミルク」の課題について、お聞かせください。

「乳児用液体ミルク」は、赤ちゃんが1歳になるとを卒業し、また新しいユーザーが入ってくることになります。乳児用品全般に言えることですが、永遠に愛用者がいるわけではないので、新しくパパママになった人たちに、この商品をどう使うのか、そして使うことでどう子育てが変化するのかというのを都度伝えていかなければならないのが課題です。

そこで、江崎グリコは去年からオンライン上で「母乳とミルクのお話会」というものを定期的に開催しております。液体ミルクの話だけでなく、「ミルクの作り方が分からない」「母乳が足りているのか分からない」といった、授乳に関してママやパパが分からないことを解決し、ご家族のハッピーな育児を少しでも支えられたらと考えています。

母乳とミルクのお話会:https://with.glico.com/icreoonlineseminar/

液体ミルクに関するメディア向け説明会

液体ミルクに関するメディア向け説明会

今後の目標やプランを教えて下さい!

「乳児用液体ミルク」の価値をより多くの人に知ってもらうというのが今後の目標です。「アイクレオ」では母乳の成分を徹底的に研究し、栄養バランスだけでなく、
味・色・香り、体への優しさまで母乳を目指した商品づくりを行っています。どこにも負けないという自負があるからこそ、存在に気付いてもらいたいと思っています。
また、プライベートでいうと、娘の入っている野球チームが春・夏・秋大会で勝つことですね(笑)

 

最後に、メッセージをお願いします。

育休明けすぐに働くお母さんもいらっしゃると思いますが、「こうしなきゃ」、「ああしなきゃ」と思いこまないことをおすすめします。何が一番大切かを考え、外部のリソースにどんどん頼りましょう。せっかくの子育てなので、楽しくハッピーに!そしてその際は、ぜひ江崎グリコの「アイクレオ」や「幼児食」もリソースの一つとして活用してみてください。

2021年3月16日 0 comment
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北本さん

今回ご紹介するのは、ラナンキュラス株式会社の代表として、体験型教育イベント「Kids Fes 2019」の運営などをおこなっている北本貴子さんです。ご自身も3児の母として、アンスクーリング教育など子供の個性に合わせた教育を実践されています。是非お読みください!

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プロフィール

・氏名:北本貴子
・会社名:ラナンキュラス株式会社
・役職名:代表取締役
・職種:ブランディング事務所
・簡単な経歴:2002年から2012年にかけて子育てをしながら経理やデザインの仕事を経験し、2012年デザイナーとして個人事業を立ち上げ独立。その後セールスプロモーションやデザインを強みにブランディング事業を中心とするラナンキュラス株式会社を立ち上げる。現在は、教育イベント「みらいの学校」「Kids Fes」の運営などもイベント企画運営も行う。2018年より、NPO法人日本ホームスクール支援協会理事にも就任。
・居住地:東京都品川区
・ご自身の年齢 :36歳
・お子様の年齢 :16歳(今年17歳)、11歳、9歳

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

WEBおよびグラフィックデザインの制作におけるディレクション業務がメインです。
いまは夏休みに行われるイベントの企画や運営もしております。

こちらのイベントは毎年行っているもので、今年は8月3日開催なのでそれまでの業務になります。
プライベートでは下の子ども二人はホームスクーリングで育っているので、家庭と経営とのはざまでワークスタイルは割とはちゃめちゃです。笑

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平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

4:00  起床(準備・家の事諸々こなす)
5:00  外出→経営者組織の朝の定例会に出席(毎週)
9:30~11:00  アポイント/打ち合わせ
12:00頃 YES international School東京校 に到着。デスクワークをしながら子ども達と過ごす。
17:00~18:00頃 買い物しながら帰宅
18:00~  
家のことや子供たちのことをしながらPCとスマホでメールやメッセージ処理。家事と仕事はいつも同時進行です。笑
21:00~  デザインチェックなどPC作業
23:00  就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

人生観、生死観です。
どうやって生きていくのか、どうやって死ぬのか、そんなことを考える軸が、すべて子どもありきになったことです。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

思いつくエピソードはそんなにありませんが・・・一番下の娘が仕事をしているママがカッコイイと言ってくれた時でしょうか。あとは、ワーママでなければ出会えなかった大切な人達や貴重な仕事がとても多いと思ってます。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

生活の全てが大変な気がします。笑 育児と家事と仕事の両立は、出来ているのか出来ていないのか判断が出来ないほど、日々目まぐるしく・・。笑  どこが大変で、何に手を抜いていいのか、誰かに客観視してジャッジしていただきたいくらいです。笑

 

それをどうやって解決していましたか?

何も解決していないかもしれません。笑  全く参考にならないのですが、とにかく、やるかやらないかの日々です。毎日必死にやるべきことをやっているだけです。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児は「素直さ」を大切にしています。いつでも子供に対して、意地を張らず、素直な親でいたいです。

仕事は「思いやり」を大切にしています。一緒に仕事をする仲間も、お客様にも、お客様の先にいるお客様のお客様にも心を配ることです。

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ホームスクーリングに取り組むうえで心掛けていらっしゃることはなんですか?

子ども達の学習意欲を私の仕事の忙しさのせいで折らないように気を付けています。

「あれがやりたい!」「ここに行きたい!」という気持ちを大切にして学習の幅を広げてあげたいと思っています。

 

興味のある勉強以外に、お子さんの体力づくりや友達関係などはどのようにされていらっしゃいますか?

息子は運動が好きではないので体力作りはとても大きな課題です。学校の運動量に比べると非常に少ないので、出来るだけ公園に出かけたり一緒に走ったりしています。
娘はボルダリングが大好きなので、毎日登って降りての繰り返しです。放っておいても家の中でもあちこちに上っているので体力づくりに全く課題はありません。笑

2人とも友達にはとても恵まれています。ホームスクーラーの仲間や保育園の時からの友達ととても楽しく仲良く過ごしていて、そこから新しい関係性も広がっているようです。

 

今夏開催される『夏休み!体験型教育イベント「Kids Fes 2019」』は、どんなことを体験できるのですか?

コンテンツとしては「世界一の授業リレー」で面白い先生の貴重な授業が受けられたり、「小学生算数王者決定戦」で算数力を競い合ったり、後は廃材を使ったアートワークや、他にも「学び」の視点から子供たちが体験できる様々なブースが出展されます。プログラミングだったり、食育だったり、ボードゲームやカードゲームだったり。

ぜひ体験しに来てください。

今年から新たに『保育』の要素が加わったとのことですが、どのように変わるのでしょうか?

今までは小学生以上が楽しめるイベントでしたが、今年からは未就学児の子ども達も楽しんで学べる機会を設けようと思い、保育関係の事業者さんにもご出展いただくことになりました。

小学生になっていなくても学びの楽しさについて触れてもらいます。

プロのフリーランス保育士さん達や、幼児教育関連の事業者さんのブースもありますし、メインステージでは「ぬかづけマン」がやってきます。子ども達と楽しく食育に触れます。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

まずは、8月のイベントの成功。それからあとは、会社の成長です。今7期目ですが、まだまだ弱小会社です。お客様のためになる、しっかりとした会社を作りたいと思ってます。

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最後に、メッセージをお願いします。

「働く母親」というものには、今はたくさんのロールモデルがいるかと思います。逆に「このようでなければいけない」と縛られることもあるのかもしれません。

みんなが自分らしく働き、子ども達との時間も自分らしく築いていけたらいいなと思ってます。私のワークスタイルは全く参考にならないかもしれないですが、いろんな働き方があっていいんだという考えの一助になれば幸いです。

 

 

構成:高村奈津子

2019年7月13日 0 comment
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髙本さん
髙本さん

髙本さん

プロフィール

・氏名:髙本美知枝

・会社:都内法律事務所

・職種:法律事務職

・簡単な経歴:明治大学法学部卒業後、人材派遣会社にて営業・人材コーディネーター・研修企画運営。約4年の勤務を経て、結婚・転居の為退社。転居先の札幌で長男を出産。3年後、再び東京へ転居。その後、育児中にしていた法律の勉強を活かすため、法律事務所にて勤務。次男・長女の出産・育休を経て現在に至る(在籍10年目)。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :42歳、1975年

・お子様の年齢 :長男 13歳(2005年)・次男 9歳(2009年)・長女 7歳(2010年)

・ワークスタイル:フルタイム(9:00-17:30)で勤務。

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

 民事事件と刑事事件を扱っている事務所で、裁判所や依頼者とのやりとり、書面作成等弁護士のサポート業務がメインです。また、司法書士の勉強をしていたことから、登記申請業務(商業登記・不動産登記)にも携わっています。風通しの良い事務所なので、のびのびと勤務しています。社会と法律との関わりを肌で感じることが出来る業界なので、知っていた方が良い法律等を、時には自分の生活でも参考にしています。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

4:30~5:00 起床。洗濯・お弁当作り・読書。とても貴重な自分時間。

6:00 家族全員起床。朝食(朝食は主人が準備)。

7:10 長男と主人が通学通勤。

7:35 次男と長女が通学。

7:50 自分も通勤。

9:00 始業。

17:30 終業。

18:40 学童へ次男と長女をお迎え。

19:00 帰宅。その後、次男と長女の宿題チェック(宿題は学童でやってきています)。学校からのそれぞれの配布物を確認。

19:15 入浴。

19:30 夕食支度開始。

19:50 夕食。

21:00 次男と長女が就寝。

21:30~22:00 長男と自分が就寝。

※主人は21:00~22:00頃に帰宅してくることが多いので、夕方からはワンオペです。

出産して、何が一番変わりましたか?

時間の概念が変わりました。特に、年子の次男と長女が小さい頃は、一日24時間あっても足りないくらいで、毎日がバタバタと過ぎ去っていきました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

育児と仕事は、どちらも大事で両輪だと思っています。どちらかが欠けていたら、私の人生は成り立っていません。それから、詳細は後述しますが、子どもの中学受験のサポートにおいても、自分が仕事をしていたことにより、子どもに干渉しすぎずにやれたのではないかと思っています。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

3人の子供たち。そして、下の2人は年子。主人の帰りは遅い。両親は遠方(北海道)。さらに、子ども達が小学生以上になってくると、PTAという組織との接点も。全部ひっくるめて、大変だなと思うことがあります。

それをどうやって解決していますか?

根本的な解決というわけではありませんが(笑)、人間追い込まれたら(?)できるもので、必然的に限られた時間で効率良く動くことができるようになり、自分のキャパシティが風船のように膨らみました。まだ現在進行形ではありますが。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では、自然体でいることを大事にしています。いろいろな本に書いていることは確かに勉強になり、参考にすることもありますが、「●●であるべき」を実践しないことにより、自分にストレスをかけないようにしています。自分に甘いといえばそれまでですが(笑)

仕事では、効率を大事にしています。限られた時間内で効率的に正確に仕事をすることを心掛けています。効率は3人の育児で培ったことでもあります。

髙本さん3兄弟(保育園&学童へ)

髙本さん3兄弟(保育園&学童へ)

3人のお子様の育児とお仕事の両立をされながら、長男のお兄ちゃんがトップ校に合格。中学受験をするにあたっての苦労と乗り切る工夫を教えてください。

 今春、長男は第一希望の学校に合格し、進学しました。私にとってもはじめての中学受験でしたが、我が子が多感な時期、知的好奇心を満たしてくれる環境で過ごせることとなったことに感謝しています。

 でも、実は、当初は中学受験を考えていませんでした。私も主人も中学受験未経験者で学校の情報に疎かったからです。きっかけは、4年生の11月に学童の先生が、長男の為に全国統一模試を申し込んでくれたことです。その時に、長男となりたい将来像について話し合い、調べてみたところ、多くの学校がある東京では中学受験が有利な点もあるなと思い、とりあえず通塾してみることになりました。その後は、塾というプロに任せていました。

  • 苦労したこと

  1. 塾弁。朝、お弁当を作って冷蔵庫に入れ、塾に行く前に自分で電子レンジにて温めてもらい持参してもらいました。6年生になると、土日を含めてほぼ毎日お弁当でした。ただし、結局、中学校もお弁当なので、塾弁のおかげでかなり鍛えられました。
  2. 小学校の宿題との両立。なかなかの課題でした。特に6年生になってから、平日の夜に学校の宿題をするのは通塾や塾の宿題とのバランスで難しかったので、朝、通学前に終わらせるようにアドバイスしていました。ただし、自分で調べてから記載するような新聞作成の宿題が、結構な頻度で出されていたことについてはかなり大変でした。というのも、長男は妥協を許さないタイプだったので、新聞作成も丁寧に頑張っており、その結果、時間が足りないと嘆く事態に。要領を教え、他との時間のバランスを考えてと説得するのが大変でした。
  3. 下の兄弟たち。通塾し始めた頃、下の兄弟たちは就学前の保育園児。なかなか騒がしいお年頃です。長男は、はじめのうちはリビングにて勉強していましたが、すぐに限界がきたので、リビングから一番遠い部屋を長男の部屋としました。受験の2か月位前には、長男が自宅にて勉強している間、せめてアニメはつけないようにと、下の兄弟たちに説得していました。
  4. プリントの整理。塾から持ってくる膨大なプリント。整理下手な長男なので、重要なプリントを紛失してしまうという事態に。本当は整理整頓については自分でしつつ勉強するのが良いとは思いつつ、あまりの事態に受験の時期だけという限定で、プリントの整理を手伝っていました。
  • 工夫したこと

当時「特に意識して工夫していた」というよりは、「もしかしたら、これが良かったかもしれないな」と思うことを羅列してみます。

  1. さりげなく良質な雑誌や本を置いておく。もともと長男が図鑑好きだったこともあり、ニュートンやナショナルジオグラフィック等良質な雑誌や本をさりげなくリビングに置いていました。そして、その中で長男が興味のある雑誌等があれば、自分から進んで見るようになっていました。そのまま生物好きになりましたので、少しは知的好奇心を刺激できたのではないかと思っています。
  2. 勉強を強要しない。そもそも、無理やり勉強してほしいとは思っていなかったのと、塾が本人のモチベーションを上げてくれていたので、家では勉強を強要する発言はしませんでした。
  3. 模試の成績が下がっても叱らない。成績が上がったときは一緒に喜び、成績が下がったときは本人に対策を考えてもらっていました。当然ですが、勉強する主体は子ども。親自身が熱くなりすぎず、無関心にはならない程度に本人が取り組んでいることを把握しておくことが大切なような気がしていました。また、仕事をしていたことにより、子どもの勉強の動向に入り込みすぎなかったことも良かったような気がします。
  4. 本人が困ったときはアドバイスをする。約1年遅れで入塾した為、通塾したばかりのときは塾の宿題がうまくこなせませんでした。そこで、TO DO リスト を一緒に作って、時間の使い方のアドバイスをしました(その後すぐに、自分で感覚的に勉強のペースがつかめたようで、リストの活用はなくなってしまいましたが。)。その後も、勉強の内容面については塾にお任せしていたので、私の方では長男が時間の使い方に困ったとき、スケジューリングのアドバイスをすることが多かったです。
  5. 遅くとも22:00には就寝。まだ小学生ですし、きちんと睡眠をとることは大事だと思います。
  6. 塾に任せる。塾は勉強のプロなので、勉強面は全てお任せしていました。私が勉強を見ることはなかったです(見ることができなかった、というのが真実かもしれません。)。また、塾に対して疑問に思ったことがあれば、直接塾に聞いて解消するようにしていました。塾の先生とコミュニケーションが取れていたのも良かったと思います。塾にはとても感謝しています。
  7. 親が大きくかまえる。根拠があったわけではないのですが、なんとなくできるような気がして、大きくかまえていました。そのせいか、本人もプレッシャーに感じることなく勉強ができたように思います。受験が終わった直後の本人の言葉で印象的だったのは、「試験は全然緊張しなかった。」「受験っぽさを感じないうちにおわっちゃった。」でした。また、自己肯定感について書いている本もありますが、受験直前はこの自己肯定感が大きく作用したように思います。本人の努力に基づく「できる」という気持ちは、本番で十分に力を発揮できる原動力になったような気がします。
  8. 良きライバルがいる環境。工夫したことではないのですが、塾で良いライバルに恵まれ、楽しく通塾できたことに感謝しています。

これから中学受験を控えている、検討している読者も多いので、ぜひメッセージをお願いします。

中学受験という観点でいえば、東京はとても特殊な環境だと思います。長男が通っていた小学校では約3割が地元の公立以外の中学校に進学しています。小学生の通塾率も高いと思います。そんな中、共働きで中学受験なんて大丈夫かな?と思われる方もいらっしゃると思います。私自身も手探りで終えた中学受験でしたが、仕事で培ったこと(効率的にスケジューリングする等)が役に立つことがありました。大変でないとはいえませんが、きっと読者の方々であれば私よりももっと上手に乗り越えられると思います。

髙本さん下の兄弟たち

髙本さん下の兄弟たち

今後の目標やプランを教えて下さい!

頓挫してしまった勉強の復活など、自分磨きをしたいです。

最後に、メッセージをお願いします。

たった一例なのに偉そうに書いてしまって恐縮です。当然、中学受験を選択せずにうまく子育てをされている方もたくさんいらっしゃると思います。中学受験を推奨しているわけではないことはご理解いただけると幸いです。

ただし、共働きで中学受験を検討されている方にとって、我が家のお話が少しでも参考になるようでしたら、とても嬉しく思います。最後まで読んで頂き、有難うございました。

インタビュー by 清水美央

2018年7月27日 0 comment
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今回ご紹介するのは、新幹線の運行管理を扱うシステムエンジニアの中村 美沙子さん。
元々、夜勤などもあるハードな部署で勤務していたそうですが、育休後も同じ部署に復帰。社内試験を受験し、昇進。現在はプロジェクトチームのリーダーとしてチームを率いていらっしゃいます。
とにかく、「できるかな」「やりたいな」と思ったらまずやってみる、悩みや問題は気づいたら乗り越えていることが多いという中村さん。
復職後の不安とどう向き合ったのか、キャリアアップを目指した理由、管理職としての心構えなど会社勤めのママが気になることをいろいろお伺いしました!

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プロフィール

氏名:中村 美沙子
会社名:株式会社JR東日本情報システム
職種:システムエンジニア
簡単な経歴:大学卒業後、システムエンジニアとしてJR東日本グループのIT会社に入社しました。システム運用を2年経験後、新幹線システムを扱う開発部へ異動に。異動先の部署が忙しい時期だったこともあり、終電で帰宅したり、夜勤が続く毎日でした。結婚したものの生活は変わらず、子供ができたらこの職場では働けないかもと考えていました。その後、2009年~2011年に産育休を取得。私自身は開発部で仕事を続けたかったことから、仕事に充てられる時間が減るのは覚悟で同じ部署で復帰しました。現在は15名程度のプロジェクトチームのリーダーを担当しています。
居住地:東京都
ご自身の年齢:36歳(1981年生まれ)
お子様の年齢:8歳の男の子(2009年生まれ)
ワークスタイル:フルタイム(フレックス)勤務。夜勤や出張もあり。

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

JR東日本が運行する新幹線の運行管理システムの開発・運用を担当しています。
北陸新幹線金沢延伸や北海道新幹線新函館北斗開業プロジェクトなどにも携わりました。
「システムエンジニアです」というと、PCに向かい黙々とプログラミングをしているような仕事?と想像されるかもしれませんが、そんなことは全然ありません。関係者とコミュニケーションをとり、実現したい要件をどうやってシステムへ落とし込んで行くのか、どうすれば品質の高いシステムを構築できるのかを議論・検討していくことがメインの仕事です。

プロジェクトリーダーを担当するようになってからは自分が手を動かすのではなく、チームを支えてくれているみんなが動きやすく、働きやすくなるように、誰に何をお願いし、どうフォローしていくか、日々考えています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

4:30  起床、掃除・勉強など。貴重な朝の自分時間です
7:00  家族を起こす
8:00  子供が登校、自分も家を出る
9:00頃  始業。忙しい時は早く出社することも
18:00   終業。会社を出る
19:00   学童へお迎え(最近一人で帰ってくることも多くなってきました)
19:30頃 夕食後、子供の宿題を見たり、お風呂に入ったりします
22:00   息子と就寝
時には夜間勤務や出張もあり。飲み会もあり。そんな場合は夫にお願いしています。

 

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

人とあまり比較しなくなったように思います。
それまでは仕事もプライベートも自分のことで精一杯でした。常々人と比べて、自分は○○がない・・・と落ち込むことばかり。自分のことばかり気になっていたんだと思います。

ところが、子供が生まれて生活が一変します。
赤ちゃんってすごいですね、全身で全てを預けてくるので、初めて他人の全身全霊のわがままに真剣に付き合ったという感じです(笑)
何もかも頼ってくれる子供がそばにいてくれることで、この子の親はなんでもない自分なんだなあと実感。気づいたら人と比較することが減っていました。

子育てを通じて私も育ててもらったのですね。

 

今のお仕事にママの目線が役立つことはありますか?

仕事は一人でできるものではないので、チームの一人一人の個性と向き合う必要があります。
たくさんの案件がある中でメンバーの個性に合わせてアサインしていく、フォローしていく、
そういうのってどことなく子育てと似たところがあるように思います。
私自身感じるんですが、周りの人からフォローされているというのはとても力強いエールになるもの。なので、私自身が周りの人をフォローしていきたいと思っています。
子育てを通じて私自身の考えが「自分が自分が」から「全体としてどうするか」、と一歩引いてみることができるようになった気がしますし、
この一歩引いてみるという視点は仕事に役立っていると感じています。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

世界が広がりました。
それまでは仕事8:家庭2で全部という感じだったのですが、新たに育児というファクターが加わることで、また違う世界もあるんだ、と気づくことができました。

他にもあるんじゃないかと気づけたことで、色々なコミュニティに顔を出したいという気持ちにもなりました。
実際、子供がいなかったら例えばワーママのコミュニティに興味は持たなかったと思うんですよね。

知ることで世界が広がる、実際に行動してみて色々な方と知り合える。
仕事も育児も私にたくさんの人とつながる機会を与えてくれます。

 

そう言えば、休職前に所属していた忙しかった部署への復帰、不安はありませんでしたか?

社内には既に何人も開発部で復職され、活躍されているワーママがいたことを知っていたのは心強かったです。
強がりなところがあるので、「あの人、子供がいるから」と手加減されるようなワーママにはなりたくないなとぼんやりと思っていました。
上司との面談で生産性が高いと言っていただき、嬉しかったことも覚えています。

目の前のできることをやっていたら、「復職前の不安なこと」は起きませんでした。

そもそもどんなことが不安だったのか今は思い出せないほどです。
子供は健康でいてくれたし、夫もたくさん協力してくれました。
復職した時休職前の担務と変更になったのですが、そこをハンディキャップに思わなくて済むくらい、チームがサポートしてくれました。環境には感謝しかありません。

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育児&仕事をしていて一番大変なことは?

・育児では・・・保育園時代と最近(小学生2年生)では大変なことの質が変わっているように思います。
今は子供の友達づきあいにどこまで合わせてあげられるか、が大変なことでしょうか。
基本的に放課後は学童に毎日行かせていますが「放課後に友達と遊びたい」「学童飽きた」ということがよくあります。
友達と遊ばせてあげたいけど、仕事なんだよね…と心苦しく思いますし、我慢させてしまっているかな、って思ってしまいます。同じクラスのママと仲良くなり、助けてもらっています。

・仕事では・・・覚悟はしていましたが、時間がないのが一番の悩みです。
お客さまとの打ち合わせが長引き、途中で退席せざるを得ないこともあります。運用場面ではトラブル時の呼び出しでその場にいけないことも多いです。
できるだけ備えておくしかありませんが、正直、悔しく気持ちの折り合いがつかないときもあります。
備えとしては私が今、何をしているのかをなるべくオープンにし、それを普段からチームメンバー、関係者の方々と共有できるような関係性を築いておくことが大切だと考えています。
それでもやっぱり時間がないのが現実ですが、このような働き方を選んでいるのは自分です。
まずは感謝する。そして誠実に恩返しさせていただく。これしかないと思っています。

 

それをどうやって解決していますか、もしくはしていこうとしていますか?

育児も仕事もですが、全部一人でやろうとしない、人に頼る。が解決策の1つだと感じています。
子供が生まれるまで私は気持ちだけは完璧主義で、人に頼るなんて格好悪いとさえ思っていましたが、違うんですよね。
お互い持ち寄って助け合ってもいいんだ、その方が良い結果になることがあるんだと気づきました。

また、悩まない、できること、やりたいことをする、というのも方法だと思います。
育児休職から復帰して半年くらいたった頃でしょうか、上司が「そろそろ夜勤いけるか」と聞いてくれました。
この時、「あ、そっか、私一人前のメンバーとしてチャンスが与えられているんだ」って思えたんですね。
育児を言い訳にしない、一人前の結果を出すと決めて行動できるようになりました。新しいことにチャレンジしたくなり、社内試験も積極的に受験しました。

とにかく、「できるかな」「やりたいな」と思ったらまずやってみる、悩みや問題は気づいたら乗り越えていることが多いです。

 

社内試験を受けて積極的にキャリアアップを目指したとのことですが、どうしてですか?

2年弱休職して復帰すると、社内の昇進制度が変わり試験制度になったと上司から説明を受けました。
よくよく聞いてみると同期と自分では級が違うというではありませんか!
持ち前の負けず嫌いが発動し、子供がいるとかいないとかそういうことは忘れて昇進試験を受験しました。結果、復職2年後にはサブリーダーに登用していただきました。

 

キャリアアップしていくことで、働き方は変わりましたか?

変わりました。
働き方というよりは、考え方が変わったかもしれません。
昨年リーダー職になり、責任に対する重みはますます強く感じるようになりました。
チームを預かっているという気持ちが強くなり、私の成果、ではなくチームの成果を、と意識するようになりました。
もちろん、辛いこともありますし、プレッシャーを感じる場面も多くなりました。
メンバーには厳しい通知をしなければいけない時もありますし、上司からの見られ方も変わったかなと感じています。それまでは、私という個人を見られて私への評価をされていたように思いますが、今は私の言動がチームへの評価に直結しているように感じています。
不安もあります。
どこを見て仕事をしているのか、とか、もっとすごい人もいる、甘いんじゃないの?って言われることが怖いです。でも、怖いと言って何もしなかったら不安がホンモノかどうかわかりません。

やってみて、不安が現実になったら解決策を考える。不安が幻だったらラッキー。

私自身にとっては辛いこと、不安なこと以上に、一人では達成できないことをチームで達成して行く、リーダーの仕事が楽しいのです。一緒に仕事をしてくれるチームメンバー、見守ってくれる上司には感謝しかありません。できることを精一杯返させていただくのが私の努めです。

だから、目の前のできることをやるだけです。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

・育児では・・・私自身が楽しそうにしている、ということを大切にしています。
子供が学校であったことを楽しそうに話してくれることは、私にとってもとても楽しく癒しの時間です。

・仕事では・・・自分の状況を言い訳にしないと決めています。
個人の事情を盾にしない。仕事に対してしっかりと誠実に結果を出すことが社会人として一人前だということだと考えています。中途半端な気持ちにならずコミットした方が軸が定まって気持ちよく仕事ができます。

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これからの目標を教えてください。

・育児では・・・いつでも子供のことを一番そばで大好きって言って応援してあげられるママでいたいです。
まだまだ子供と思ってしまいますが来年度は小学校3年生。子育ての時期もあっという間ですね。私に色々なことを教えてくれた大切な子供です。ずっとずっと応援団でいたいと考えています。

・仕事では・・・明るく話しかけやすい人、だけど決断するリーダーになりたいです。
中村さんがいるよって言ってもらえるような、有名な人になりたいです。そのためにも何かあれば助け合えるよう、小さな気配りを忘れないでいようと思っています。システムを作って行くためには一人ではできません。私は今までたくさんの人に助けられてきたから、人のつながりと大切にしたいと思っています。

 

サイトを覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

仕事をしている、子供がいるって両方とも本当に幸せなことだと感じています。私は与えられた環境を思い切り楽しみたいと考えています。
ちなみにここまでかなり偉そうに書いていますが…かなり恥ずかしいことも目も当てられない失敗もたくさんあるし、サボったり、寄り道もたくさんしています。
だけど、せっかくの人生、迷ったらGOです。
ワーママ生活も一つのチャンスです。楽しく、頑張りましょう!

 

インタビュー:柴田広夢

2018年2月26日 0 comment
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竹中さん
竹中さん

竹中さん

プロフィール

・氏名:竹中眞紀(たけなかまき)

・会社名:Web会社

・職種:相談サービスのプロデューサー

・簡単な経歴:大手派遣会社でコーディネーター、営業、複数のカスタマーサービスセンター立ち上げ、運営などに従事する。2003年より現在のWebサービス会社にて、CS部門マネージャーとしてインハウスコールセンターの立ち上げ、組織設計、品質管理、分析、業務改善等に携わる。これらの経験を経て2013年より相談サービスのプロデューサーへ。Webサービス運営、アライアンス営業、相談員へのコンサルタント業務に勤しむ。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :41歳、1976年

・お子様の年齢 : 12歳 2005年 /8歳 2009年

・ワークスタイル:フルタイム(フレックスタイム制)

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

現在は、Webと電話を使った複数の相談サービスを運営しています。

24時間365日、いつでもどこでも好きなときに、個人情報を開示することなく、電話で専門家や占い師に相談できるサービスです。

相談員の方たちは、採用率は10%以下と厳選しておりまして、おかげさまで大変好評をいただいております。

提携先含め約300名の相談員の先生方とのコミュニケーションは、学ぶことが多く、日々成長させていただいています。

人の悩みも多様化している現代だからこそ、身近な誰かではない、専門家に直接電話で相談するサービスへのニーズが高まっていると実感しています。

女性が定期的に美容院やエステサロンに行くように、定期的に相談することで、心のメンテナンスをして、心身ともに健康にいられるような習慣が広がっていくことを目指しています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00 起床、夫婦のお弁当作り、朝食作り(最近は夫が担当することも)

7:00 子どもたち起床、身支度

7:20 家族全員で朝食(こだわりポイント!何かない限り4人で食卓を囲む)

7:40 子どもたち登校

8:30から18:00 仕事(日によって前後あり)

18:30 帰宅 長男の塾弁、夕食作り

18:40 二男学童から帰宅

19:10 塾に弁当届け、買い物

19:45 夕食

20:30 二男風呂見守り、片付け

21:00 長男塾お迎え(最近は夫が担当することも)

22:30 長男就寝

23:00 就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

生活のリズム!

誰かに振り回され続けるのが初めての経験でした。

今までは、常に自分が主語で、自分が主人公で何でも決めていたのが、真逆に。全てが赤ちゃんに振り回されます。

友達と出かけるとか、会社の飲み会に参加するとか、そんな夢の様なこと以前に、食事をとる、トイレに行く、お風呂に入る、睡眠等の基本的生活習慣ですら、全て振り回される生活に、衝撃を受けました。

 

タイ旅行にて

タイ旅行にて

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

保育園にお迎えに行ったときに「ママ大好き!」って飛びついてくれたこと。

そして、毎日の寝顔に、全ての疲れが吹き飛びます!

子どもに、どんなにぐずられたり、反抗期でぶつかられたりしても

会社で頼りにされたり、感謝されたりすると、「あー、働いていてよかったな」と思います。

私の生活でそれぞれが相乗効果を生み出せている感じです。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

やっぱり、子どもの急な発熱ですね。予めわかっている予定でしたら調整ができるのですが、お迎えコールは本当にきつかったです。

特に大事な会議の直前とかにかかってくるんですよね。

 

それをどうやって解決してきましたか?

なるべく仕事の内容を開示しています。急に休みや早退することがあったとしても、迷惑がかからないように、公開スペースに情報を置くようにして、誰かに引き継げるようにしています。

また、締めの時など、どうしても自分でないと出来ない作業の場合は、早朝出社や、リモートでの在宅勤務などを利用させていただいています。

そして、何より感謝の気持ちを忘れないようにしています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児は愛情です。

今、二男がさみしがりや病です。専業主婦のママのお子さんのことを「○○くんはお家に帰るとママがいていいなー」と、羨ましがるので、「愛情の量は一緒なんだよ。うちは、時間は短いけどた~くさんの愛を注入してるの。だから、羨ましがらなくていいんだよ。○○くんちと一緒だよ。」と話しています。

仕事では関係者の声。

お客様はもちろん、相談員、パートナー、働く仲間の声を大切にしています。少しでも使いやすいサービス、働きやすい環境作りにこだわっています。

 

ホームパーティ大好きな竹中さん

ホームパーティ大好きな竹中さん

小一、小四の壁などはありましたか?もしあれば、どのように乗り越えたか教えてください!

二男妊娠中に職場の近くに転居したため、保育園時代は延長保育を使いませんでした。そのため、学童になってもお迎えの時間変更がなく、我が家にとって生活面での小一の壁と言われるものはありませんでした。

ただ、保育園は先生が何でも伝えてくれて、状況や持ち物など把握することが容易でしたが、小学校は本人が書いた連絡帳(時々意味不明)と、配布されてもいつ持って帰ってくるかわからないお手紙なので、締め切り後にお手紙を読むなんてこともありました。男子あるあるのようです。しっかり女子のママと仲良くなっていると、重要な事を確認できるのでオススメです。(笑)

小四の壁は、やはり学童終了が大きかったです。私達の区では公立学童は3年で卒所。

2時や3時に誰もいない家に帰って留守番というのも心配でしたので、習い事や塾を詰め込みました。(笑)

でも、子どものほうが慣れるのが早く、そのうち、一人の時間を楽しむように。

結局、色々と約束事を決めて自由に過ごす事にして、不要な習い事は整理しました。

★帰ってきたら、誰も居なくても大きな声で「ただいま」と玄関をあける。

★インターホンは出ない。

★電話も出ない。(留守電にしておくので、声を聞いて両親と祖父母の場合のみ出ていい)

★親が居ない時はお友達を家に入れない。

★大人のいないお友達の家に勝手に遊びに行かない。

★何処かに出かける時は戸締まりをしっかり、ママが帰る前に戻る予定であっても行く場所をメモに残して出かける。

キッズケータイも持たせていますが、あれは発信専用ですね。子ども自身に用事がある時はかけてきますが、親が電話を鳴らしても出ることはまずありません。

 

お子様が受験生とのことですが、受験生の母は大変と聞きます。竹中さんは何が大変だと思いますか?どのようにやりくりされていますか?

思春期の入り口で難しい時期に、異常な(ですよね?)勉強時間、その中で生まれる様々な葛藤に向き合わなければならないのは本当に大変です。

一番大変なのは、長男ですが、私はそれに巻き込まれず、でもしっかり支えてあげられるように努めています。

とはいえ、お互い初めてのことですので、トライアンドエラーの繰り返しです。(笑)

来年の2月に笑っていられるように親子で進むのみです。

 

なぜ受験を決めましたか?

学童卒所後の居場所として、3年の冬から塾に通い始めたら、自ら受験したいと言い出したためです。

また、文化祭などに遊びに行くうちに、自分の中でイメージが出来たようです。

私たち夫婦も、多感な時期の中高6年一貫教育に強く共感したためです。

 

おうちでのお勉強のフォローなどはどのようにされているのでしょうか?

勉強については、既に知識量などついていけませんので、プロ(先生)にお任せしています。私がやるのは、スケジュール管理とお弁当つくり、それから資料整理のみです。

 

数年後中学受験をする予定のワーママ/パパに、小学4年までにこれをやっておいた方がよいというアドバイスがあればお願いします!

苦手な単元を早めに伸ばすようにすること。苦手なまま放置してしまうと6年になってから大変です。

それと、子どもの前で中学校について「すべり止め」「抑え校」等なネガティブな発言をしないこと。

例えば4年生時の本人にとってすべり止めであっても、そこを本命にするお友達がいますし、もしかしたら低迷して6年で本人の本命校になっているかもしれないのですから、そういうワードは、最初から使わない方が良いと思います。

また、12歳が一発勝負で行うのが中学受験。未熟すぎて何が起きるかわかりません。

ご縁があった学校が全て第一志望だと思えるような、どんな結果であっても明るく前向きにいられるようなワードを最初から使うことをオススメします。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

夫がITベンダーに勤めるエンジニアで、超多忙のため、長いことワンオペを続けてきました。

30代の頃は、私自身も体力が有り、子どもの手はかかるものの可愛かったのでそれでも良かったのですが、最近は体力衰えと、初めての中学受験対応、6年男子の反抗期対応で辛くなってきました。

12年間も我慢し続けたのですが、最近は我慢をすることをやめて、辛い時は「辛い」と伝えることにしました。また、「男性の長時間勤務が与える悪影響」についても、なるべく論理的に、繰り返し伝えるようにしています。私がどうして欲しいかについても「Iメッセージ」で伝えるようにしました。

勝手に「夫の働き方改革、意識改革」に取り組んでいます。

以前は午前様帰りばかりだった夫も、21時に最寄り駅に(塾のお迎えタイム)戻ることも多くなってきました。私達にとっては大きな進化です。

今の私には、大きな社会を変えるような影響力はないけれど、家庭という小さな組織は変えられるはず!家族がHAPPYでいられるように、これからも色々改善していきます。

 

最後に、メッセージをお願いします。

子どもがいるって本当に幸せで恵まれていることだと思うんです。

子どものおかげで世界はどんどん広がるし、ママ自身も成長できます。

育児は有限。日々の当たり前に感謝をして、今を大切にしたいなと思います。

働き方も育児の仕方も、ひとそれぞれ。

金子みすずさんじゃないけど、みんなちがってみんないい

それぞれの働き方で、それぞれのライフスタイル、それぞれの今を楽しめたら最高ですね。

 

2017年10月20日 0 comment
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中西さん

今回のインタビューは紀乃さんからのご紹介です。以下、紀乃さんよりご紹介メッセージです!

紀乃さんよりご紹介メッセージ

 地域で経営者ママ同志としてして繋がった中西さん。彼女と出会わずして今の私は在りませんでした。相談すると広い視野からの鋭い意見を愛に包んで答えてくれます。頼れるけど甘えさせない、きりりと恰好いい姉さんです。

 明確な意思を持ち、それに沿ってどんどん前に進む行動力。日本と諸外国を繋ぐ仕事をし、散歩の如く幼子二人を連れて出張する姿は風のように軽快です。

中西さん

中西さん

プロフィール

・氏名:中西 景子(なかにし けいこ)
・居住地:2013年に東京から三重県菰野町へ移住

・ご自身の年齢 :(36歳)

・お子様の年齢 :(長女7歳 2009年生まれ・長男3歳 2013年生まれ)

・ワークスタイル:自営業

・会社名(個人事業主):makiras   /  NGOビスタレイ / モノコト企画

・役職名:makiras代表/NGOビスタレイ代表/イベントプロデューサー

・職種:デザイン企画・輸入・卸業・小売業・インターネット販売など

・簡単な経歴:

2002年 大学卒業を間近に控えた頃、ようやく魅力的な会社を見つけ東京都日本橋の卸業会社にアルバイトで入社、その後大学卒業後に社員、本部バイヤーとなり3年間様々な国へ出張のハードな社会人生活を経験

2005年 量販の世界への疑問もあり退職し、makirasという屋号で独立。タイ・ネパールなどでオリジナル製品を製造し、卸売りを開始。

2006年 百貨店・デパートへテナント出店開始。

2009年 第一子出産。それまでのテナント出店から家族でも行ける野外フェス・イベント出店へシフト。

2012年 3.11後、熊本へ家族で短期移住<makiras熊本パルコ店を短期出店>。

長女は東京で出産し

東京の仲間らと共に <楽しい!の種類を増やそう>をコンセプトにしたイベント企画団体 モノコト企画 を立ち上げる。

2013年 熊本から東京へ戻り、三重県菰野町へ移住。

出産に備えて、自宅事務所をベースに仕事ができる楽天ショップmakirasOPEN

第二子出産。

2015年 ネパール大地震をきっかけに、今まであたためていた<ネパール相互支援>を開始

NGOビスタレイ立ち上げ。

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

makiras http://www.makiras.com/ の仕事が本業のため、平日は主に楽天ショップmakiras http://www.rakuten.co.jp/makiras/ の業務を行い、春~秋の週末は全国のフェスイベントに出店

本業の傍ら、NGOビスタレイ http://www.ngobistarai.com/ の業務をボランティア(非営利)で行う。

モノコト企画 http://www.mono-koto.jp/ として、不定期で百貨店での期間限定イベントや屋内・屋外でのイベントをプロデュース

上の写真はネパールのフェアトレード団体の工房にて

上の写真はネパールのフェアトレード団体の工房にて

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

615分起床 朝ご飯の用意

630分 長女・長男起床 朝ご飯

7時~7時半 長女家庭学習

740分 長女登校後、家事を済ませる

815分 長男と保育園まで歩いて登園

9時~ メールチェック・楽天ショップの梱包・発送・問い合わせ対応・新商品の撮影・編集など

15時 長女帰宅 長女のおやつと一緒に昼食タイム

海外とのメールチェック・サンプル・製品確認など

16時過ぎ 長男を保育園へお迎え

17時~家事・夕飯の支度

18時 夕飯

19時 子供お風呂・歯磨き・本読みタイム

20時 寝かしつけ

子供就寝後・家事・片付け・おやつや常備菜作りなど

21時~ 事務・デザイン、イベント、卸の仕事

23時前後 お風呂・ニュースチェック・リラックスタイムヨガストレッチなど

24時 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

今でも友達の半数は独身なので、何が変わったのかはあまり意識していることはないのですが、明日出来ることはなるべく明日に回すのがうまくなった気がします笑。

子供は季節の変わり目はよく風邪を引くので、いつでも仕事に対して<今日中に終わらせる!!>なんて姿勢でやっていたら自分が持たないので、バランスを取るのが上手になりましたね。年間で組んだ計画を、上半期・下半期、さらに月ごとに割り振りして、子供の体調に合わせて週ごと・日ごとに臨機応変に更新させるようにしています。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

子供のお客さんに対する接客が上手になりましたね。<この時期の子はこんな成長の時期>という目安がわかるようになったので、小さなお客様と接する時間もとても楽しいです。フェスイベントなどでの設営作業を見て、子供達が「ママ、お仕事がんばったね♡商品かわいいよ♡」と子褒めてくれるとほっこりします。自分が疲れているときでも、子供達が褒め上手になってくれてやさしい言葉を掛けてくれるので、本当に感謝しています。

2人の子供を、タイ・ネパールの主要取引国の出張にも一緒に連れて行ったことがあるのですが、現地では本当にいろんな方が当たり前のように子供たちをかわいがってくれて、なかなかハードなこともありましたが、とても良い経験ができました。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

出産後はずっと長女が待機児童だったので、百貨店などのテナント店舗をスタッフに任せっきりになっていまい、テナント出店はやめることにしました。日中は仕事ができないので、子供が寝付いてから仕事に明け暮れていましたね。長女は夜泣きが3歳頃までかなり多かったので、泣く度に仕事を中断して寝室と仕事部屋を往復していました。

移住後に長男を出産したのですが、夫婦共に関東が実家なので、やはり仕事と家庭と育児の両立は楽ではなかったですね。元々、周囲に甘えるのがあまり上手な性格ではないので、なんでも自分で無理してやろうとしてしまい、体調を崩すことも多かったです。今住んでいる場所は、私が育った場所とは常識が180度違うことも多いので、最初は知らないことや価値観の違いに驚くことが多かったですね。

また繁忙期はどうしても平日も週末も仕事の週があるので、なかなか心に余裕を持って子供と接することができないこともありますね。

 

それをどうやって解決していますか?

長女は1歳半からの半年間は週に2回、チャイルドスマイルのちいはぐの1人目の園児として、少人数保育で預かってもらいました。週に2回でも一人で日中に仕事と向き合える時間が作れたことは、本当に言葉にならないくらいありがたかったです。2歳半~3歳のときはプリスクールに週に2回預けていました。

移住後長男が0歳~1歳で保育園に入る前は週に2回、菰野町のファミリーサポートセンターのサポーターの方々に長男を預けて、日中も仕事の時間を確保させて貰いました。

11でサポーターさんにかわいがっていただけたおかげで、長男は今でも全く人見知りをしない自信にあふれたやんちゃな男の子になりました笑。

祖父母がいない地で、身内以外にかわいがってくれる方がいて下さったことは本当にありがたかったです。

繁忙期に余裕がないときは、きちんとその理由をわかりやすくかみ砕いて話すようにしています。小学生になった長女は、「わたしもたまにそういうときあるよ」なんて、今ではいろいろな気持ちを共感できる、アドバイザーにもなってくれています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

いつも子供にはプラスとプラスの言葉がけを大事にしています。~しないと~しないからね。ではなく~したら、~しようね、と。またできる限り子供一人一人とゆっくり話す時間を作るようにしています。娘は学校から帰ってきた時間や2ヶ月に1度のデートの時に、息子は保育園の行き帰りに。私はスマフォを持たないことで、子供との時間に集中できるようにしています。

仕事では取引している国が日本と違ってお祭りや連休が多い国が多く、それぞれ特性があるので、サンプルアップ・製品製造期間・出荷日・などいろいろなことを視野に入れて余裕を持って進めています。どんな時も<自分が防ぐためにできたこと><今自分ができること>にフォーカスして、何があっても<だれか>や<なにか>のせいにしないくせをつけています。

また、どちらにも言えることですが、今まで一人きりでやってこられたこともなければ、今後も一人でできることなんて何一つないので、スタッフや関わる人、そして支えてくれている家族や友人への感謝は絶対に常に忘れないように心がけています。

mikiras」 について、立ち上げの背景と活動内容、今後の目指すところを教えてください。

企業でバイヤーとして働いているときに、量産の世界とアンフェアな現地との関係に疑問を抱き続けていました。自身も過労で体を壊していたので、それぞれのワークライフバランスを尊重しながら、小さくてもいいからビジネスとして回せれば、そういう仕事の仕方が私が求めている形ではないかと思い、独立しました。てしごとや天然素材の製品をなるべく今後もオリジナルで製造していきたいですね。現地で無理な値段で買いたたくのではなく、公平な価格でこれからも長く現地や生産者との関係を続けていきたいと思っています。関わる人間すべてのワークライフバランスを大事にしながら、きちんと回せるように継続していこうと思っています。

11年来のネパールのカーゴエージェントと

11年来のネパールのカーゴエージェントと

「ビスタレイ」 について、立ち上げの背景と活動内容、今後の目指すところを教えてください。

何年も前から、ネパールでフェアな関係で共に良いパートナーシップを結べる持続可能なプロジェクトを何か自然界の物をつかってやりたいなと構想していました。

震災後、最初は寄付を集めてネパールに送って、当時のスタッフを通じて本当に支援が必要なローカルな場所に届けて貰っていました。

そのうちに<ただ寄付をする>という形に疑問を持ち、以前から温めていた構想を形にできれば、小さな村でも自分たちで経済を回していく仕組みが確立できるのではないかと考えました。

コーヒー豆とソープナッツにしようと決めたのは、どちらも無農薬で栽培されていて、消耗品のほうが継続しやすく回転しやすいのではと思ったからです。

年始にその年の目標を立てるようになったのはいつからですか?またこれを始めたきっかけがあれば教えてください。

高校生の頃からですね。

来年は○○に海外旅行に行きたいから、バイトでいくら溜めようとか、そういう風に計画を立てるのが好きだったんです。自分の目標をまず決めて、そのためになにをするべきか、という今も変わらない自分のスタンスが確立できた時期ですね。

パワーママになるためにこんな人と結婚するとよいよというアドバイスがあれば教えてください。

私自身がパワーママなのかはわかりませんが笑、うちの夫は私とは正反対の性格なので、自分と全く違う見方が出来る人がパートナーだと、夫婦はバランスが取れるような気もします。お互いいつも、そんな考え方があるんだ!と今でも驚くことが多いです笑。

パートナー同士は元々はお互い個人で、それが2人の夫婦という形になり、縁があって子供を授かってパパ・ママになるものなので、どんな形になっても互いの<個人>を尊重する気持ちを持っている人がいいですね。

もしくは中西さんの想い描くパワーパパってどんなパパですか?

うちの夫は、男性は妊娠と出産が出来ない分、時間を取れるなら他の育児はその分担当するのが当たり前、という考えを持っている人です。

とはいえ、サラリーマンなので平日は朝早くに出かけて、繁忙期は日付が変わってから帰ってくることも多いので、できるときに子供とお風呂に入ったり寝かしつけを担当しています。

よく言われている<男性の育児参加>なんていう育児に対して他人行儀な参加形の価値観ではなく、たとえできる時間が少なくても<二人の子供のことは夫婦で分担>という価値観を持っているパパだったら、ママのことをパワーママにしてあげられるパワーパパなのかなと思いますね。身体的に育児に割く時間がなくても、精神的に夫婦で支え合う考え方を共有できていれば、<できるときにできるひとがやる>という自然な流れになりますしね。

将来、娘ちゃんと息子くんにはどんな大人になって欲しいと想っていますか?

どちらにも自分なりの幸せを見つけてもらえて、自分が望んでいる生き方をしてもらえたらわたしはそれが一番うれしいです。こうなって欲しい、という希望は特になくて、ただ<生まれてきて良かったな>と想える瞬間をいっぱい見つけてくれたらうれしいです。

今後の目標やプランを教えて下さい!

子供の成長や家族の状態を見ながらワークライフバランスを柔軟に変えられる人間でありたいなと思います。こうあるべき、こうでなければという自分自身のジャッジメンタルな面にのまれずにいられたらいいですね。

課題ごとに、<自分が何が出来るか>を考えて、それに向かって自分が出来る最大限の努力をする。今までもこれからも、とてもシンプルです。

最後に、メッセージをお願いします。

どこに暮らしていても、何をしていても、だれでもいろんな問題を抱えながら育児をしていると思います。大変さを全面に出して、不満を持って育児をしていてもつまらないと思うので、一緒に笑い飛ばせるような友達と、たいていのことは笑い話に変えてなんでも楽しんでしまった方が得だと思います。どんな場所でも受け入れてくれる機関や人がいるので、しんどいときは一人で抱え込まずに、色々と調べて育児に少しでも笑顔を増やせたらいいですよね。一人でも多くのお母さんが、前向きになれる社会になりますように。

2016年11月25日 0 comment
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オフィスのソファで作業中

今回のインタビューは斎藤さんからのご紹介です。以下、斎藤さんよりご紹介メッセージです!

シックス・アパート株式会社で、広報とオウンドメディア編集長を担当している壽さんは小学2年生の娘さんを育てつつ、フルタイムで働き、業務時間外には他社の仕事もお手伝いしているというパラレルキャリアの持ち主。

毎月有志を募って「オウンドメディア勉強会」も主催しているとってもエネルギッシュな壽さんの気づきを沢山もらえるインタビューです。

オフィスのソファで作業中

オフィスのソファで作業中の壽さん

プロフィール

・氏名:壽 かおり
・会社名:シックス・アパート株式会社
・役職名:広報マネージャー/オウンドメディア「Six Apart ブログ」編集長
・職種:広報
・簡単な経歴:ノルウェーOpera社のマーコム、B2Bマーケ担当を経て、2010年、CMS(コンテンツ管理システム)プラットフォーム「Movable Type」などを提供するシックス・アパート入社。2014年まで「Zenback」プロダクトマネージャー、2014年より同社の広報・マーケティング担当、オウンドメディア「Six Apart ブログ」編集長、エッセイ投稿サイト「ShortNote」運営を手がける。また、個人としても「Vivaldi」ブラウザの広報、数社のPR業務支援、ライター・ブロガー活動も。
・居住地:東京都
・ご自身の年齢 :36歳
・お子様の年齢 :7歳(小学二年生の女の子, 2009年生まれ)

・ワークスタイル:正社員+デュアルワーク

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

CMSプラットフォーム「Movable Type」などを開発・販売しているシックス・アパート株式会社の広報を担当しています。広報活動の一つとして「Six Apart ブログ」というオウンドメディアの編集長と、オウンドメディア運営者が300人弱集まる勉強会を主催しています。また、エッセイ・コラム投稿アプリ ShortNoteの運営も担当しています。

また、個人として、シックス・アパートの業務時間外に Vivaldi(http://www.vivaldi.com/) というブラウザの広報も手伝っています。

働き方は、今年の8月から大きく変わりました。8月にスタートした、シックス・アパートの新しい働き方「SAWS(Six Apart Working Style)*」を活用し、その日の予定に合わせて最適な場所で働いています。SAWSとは、社員それぞれが自分に合った環境を選んで働くことができるワークスタイルです。オフィスに出社しても良いですし、自宅勤務やコワーキングスペースの利用もOKです。私の場合は、週2〜3回はオフィスに出社、それ以外は自宅やカフェ、他社でのMTGなどで外出して仕事をしています。

* 参考記事:
出社不要な働き方「SAWS」開始から1か月。社員の感想をまとめました
 https://www.sixapart.jp/pressroom/2016/09/saws_1month.html

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:30 起床、お風呂、朝ごはん、身支度など
8:10 娘の登校を玄関で見送ったあと、自宅で勤務開始。その日の予定に合わせて、一日自宅勤務の日も、他社訪問&カフェ作業の日も、オフィス出社の日もあります。
18:00 (行ける日は)学童に娘をお迎えに
18:00 娘と一緒に宿題、明日の準備、夕食など
21:00 娘就寝
21:30 自由時間。必要に応じて業務を進めることも
23:30 就寝

娘を見送って、そのままデスクに座って業務を始めてしまうと、全く歩かないまま、あっという間に時間が過ぎてしまいます。一日中自宅にこもりきりは不健康なので、昼は気分転換に外を散歩したり、早めに学童にお迎えに行ける日は一緒に公営プールに行くなど、なるべく運動量を減らさないよう意識しています。

出産して、何が一番変わりましたか?

子供を育てながら強く感じたことは、当たり前ですが「人間は一人では生きていけないな」ということです。親である私たちや親族、保育園や学校の先生、ママ友達のたくさんの人に見守られて、娘は育ってきました。

私自身も20代で無我夢中に仕事だけやっていたときには、支えてくれる人の存在をほとんど意識していませんでした。いっちょ前に「一人で大人になって、自分で仕事の責任背負って、社会人してる」つもりでいました。

ですが、親になって子供を育ててみて、人間をひとり成長させるためにこんなにもたくさんの人が手をかけ、目を向けてくれているのだ、と改めて感じました。仕事の面でも、以前よりもチームワークを意識した動き方に変わったと思います。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

娘の言動がとにかく愉快で、家庭内の笑いが圧倒的に増えたのが一番Happyですね。
参考:貼り紙地獄日記エイリアンオルゴールなど。

また、娘はわたしが仕事している姿を日々見ていますし、職場の仲間とも何度か顔を合わせています。会社のキャラクター「トフ」のぬいぐるみもかわいがっていて、会社に対しても親近感を持っているようです。よくトフぬいぐるみを使って、仕事ごっこをしています。「仕事をしているママ」が、彼女にとっては当たり前のことですし、キャラクターのトフのおかげで、会社は楽しそうなところだと思っているようです。

また、同い年の子供を持つワーママであることをきっかけに出会った戦友のような友達ができたことも、うれしいことのひとつです。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

夫と実母がとても協力的なので、ワーママだから特別大変、と感じたことはありません。娘の病気の時や、私の残業、土日の仕事などもみんなで助け合いながら対応しています。

小学生になって、学習面や友だち付き合いなどの手助けが必要になってきたのは、おそらく他の母親と同じだと思います。

それをどうやって解決していますか?

夫とは家事・育児の役割分担を行い、実母とは良い関係を保ち、手助けしてもらいやすい環境を整えました。幸い、娘は両親もおばあちゃんも大好きですし、みんな元気なので今のところは上手く回っています。

 

会社のファミリーデーに参加

会社のファミリーデーに参加

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

両方とも、「楽しむこと」を強く意識しています。自分のメンタル・フィジカルのコンディションを保ち、つぶれないように長く安定して続けていくためにも、自分の役割を「楽しもう」と思っています

望んで子供を産み、自分で選んだ仕事をしていて、とても幸せなのですが、それらを成長させるためにやるべきことは、途方もなくたくさんあります。それらをなるべく楽しんでやるための工夫をいろいろ試しています。たとえば、こまめに記録して進捗を確認したり、ゲームっぽくこなしてみたり、新しいガジェットやツールやハックで目先を変えてみたり、刺激になる誰かの話を聞いたりなどです。

楽しさは、いろんなところに隠れているし、見る角度次第だと思います。これからも手を変え品を変え、楽しめる方法を模索していきたいです

 

壽さんは月1オウンドメディア勉強会を主催していますが、大変な事はなんですか?継続できる秘訣はなんですか?

オウンドメディア勉強会(https://blog.sixapart.jp/ownedmedia-group.html)は、Facebook グループでのオンラインの情報交換と、毎月1回メンバーのどなたかの会社に集まって行う勉強会の二本立てで運営しています。勉強会は、参加者全員がテーマに関連する自社の取り組みを発表する参加型で、これまでに25回開催してきました。

継続することが大変にならないように、出来るだけフォーマットを定めて、毎月同じパターンで進められるようにしています。いつまでに何をやるか、告知やメール文章テンプレート、会場準備や資料などはパターン化してまとめています。毎回頭を使うテーマや会の進め方に関しても、メンバーに直接意見を聞いたり、アンケートで答えてもらった物を参考に膨らませて作っています。

また、初回からの勉強会メンバーで、オウンドメディア支援事業を行っている合同会社GX鈴木さんに共同幹事になってもらい、様々な面でお手伝いいただいています。

ちなみに、オウンドメディアを運営していたり関わっている方の参加を歓迎しています。ご興味ある方はオウンドメディア勉強会のページをご覧ください。

 

仕事で悩んだ時どうやって乗り越えていますか?(or ストレス解消は何ですか?)

娘や実母と一緒に、近所の銭湯でじっくり広いお風呂に浸かるのが日々のストレス解消になっています。ヨッピーさんの記事の影響で、交互浴も試しています。

時間に余裕があるときは、ご褒美としてひとりでスパに行きます。贅沢に、サウナ&フェイスエステ&あかすりをすると、だいぶHPとMPを回復できます。

仕事でうじうじ悩んでしまうことも多いタイプなのですが、仕事で受けたダメージは仕事で回復させるしかないので、時間はかかりますがこつこつ目の前の仕事を丁寧にやって取り返していくしか無いなと思っています。

 

パラレルキャリアを始めることになったきっかけを教えてください。

前職のOpera社時代のCEOや上司が作ったブラウザの会社「Vivaldi Technologies」(https://vivaldi.com/?lang=ja_JP )が日本でのPRを探していたので、出来る範囲でのお手伝いをはじめました。製品の理念に賛同していることに加えて、過去お世話になった上司や、ユーザーへの恩返しという気持ちもあります。

広報としては、B2Bがメインの本業の製品に加えてB2Cのブラウザも担当できることで、広報としての経験の幅が広がります。また、世界各国に仲間がいるグローバルなチームの一員として働くことも刺激的です。

オウンドメディア自体も、継続するの大変ですよね。ズバリ、継続する秘訣を教えてください!

直接コンタクトが取れる、近しい誰かのために記事を書いてみてください。クライアントや、パートナー会社や、他社の同職種の方など、その人が知りたいと思っていることに答えてあげる記事を作るイメージです。そして、記事を書いたらその人に読んでもらい感想を教えてもらいましょう。その人と同じ属性の人が集まるコミュニティにシェアしましょう。

記事を書いて公開しても、読者の顔が全く見えないと、だんだん継続が辛くなってきます。「あの人は読んでくれている」というところでモチベーションを維持しつつ、読者の反応から改善を行い、少しずつ読んでくれる人の輪を広げていくのはどうでしょうか。

そして、ノウハウを学ぶのみならず、仲間を作るためにも、オウンドメディア勉強会への参加をオススメします!

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

家族のためにも倒れない・つぶれないように、心身のコンディションを保ちつつ、楽しく長く仕事を続けていきたいなと思っています。そして、後に続く人たちのためにも、これからの働き方を作って&発信していきたいと思っています。

最後に、メッセージをお願いします。

ロボットやAIの技術が発展し、様々なことが自動化されるであろうこの先の10年で、仕事のあり方も大きく変わるのでは、と考えています。いろんな課題が解決されると同時に新たな課題も生まれるでしょう。これまでとは、価値観もやり方も変える必要がでてくると思いますが、その変化を楽しんでいきたいですね!

2016年10月31日 0 comment
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広告業界での営業を経験したのち、自営でサロン運営やベビーマッサージ講師、イベント企画など複数のお仕事を同時進行で取り組んでいらっしゃるもうすぐ三児のママ。

お話していると、ママである私や子供たちを優しく見守ってくれるような、心地よい気持ちになります。そんな大らかで、自然体な小内さんのインタビュー、みなさんも「小内さんワールド」を体感してください♪

 

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プロフィール

・氏名:小内章子(こうちのりこ)
・会社名:活動名義 aura d’ange(オーラドンジュ)、ベビーマッサージb’e b’e d’ange(べべドンジュ)
・役職名: 主宰
・職種: サロン運営、オーラソーマプラクティショナー、ベビーマッサージ講師、イベント企画

・簡単な経歴:
22歳 大学在学中に海外で過ごしたいと思い、中国天津に1年間語学留学
23歳 大学卒業後、イベントを中心とする広告会社に就職
入社後6か月で、新聞広告を中心とする広告会社と合併し、転籍
素晴らしい先輩たちに恵まれ、社会人の基礎を学ぶ
25歳 転機が訪れ、インターネット広告会社に就職
29歳 オーラソーマに出会う、休日に学び始める
30歳 結婚
32歳 長女出産
33歳 長女を保育所に預けてフルタイムで職場復帰
35歳 インターネット広告会社退職、そのあとすぐに長男妊娠、サロンを借りる
36歳 長男出産、ベビーマッサージを学ぶ、サロンの活用を模索するようになる
37歳 長男の保育所に預けてフルタイムでオーラソーマ、ベビーマッサージ講師、イ
ベント企画の仕事をすすめる
サロンだけではなく、外部の場所をレンタルしてイベントすること多数

・居住地:京都市
・ご自身の年齢 :38歳(1977年生まれ)
・お子様の年齢 :6歳(2009年生まれ)、2歳(2013年生まれ)
・ワークスタイル:自営業

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

大きく分けて3つの分野で仕事をしています。
1つめは、イギリスのカラーシステムであるオーラソーマのプラクティショナーとしての活動です。

主に自分のサロンにて、対面で行います。
色のついた100本以上の瓶を見てもらい、インスピレーションで選んだ4本の瓶に含まれた色から、クライアント様の今の置かれている状況をお伝えするものです。
いろいろなアプローチがありますが、私は「自分の現在位置を知る」ということを意図してコンサルテーションしています。
妻として、母として、社員として、娘として・・・忙しい女性のクライアント様が多いです。
自分の現在位置を知ることで次の一歩へのヒントが得られる、と好評です。
クライアント様が自分自身の美しさ、魅力に改めて気付き、イキイキ輝かれるのを見ていつも感動しています。

 

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2つ目は、ベビーマッサージの講師としての仕事です。
2人目の子供を出産してから学び始めました。
レストランを貸し切りベビーマッサージをしてから、ゆっくりランチを食べてもらう時間を取っています。ベビーマッサージという名前ですが、私は講師としてはベビーよりもママの方を向いていると思います。ママがベビーマッサージを通して赤ちゃんと触れ合い、育児に自信を持てば、子育ての楽しさが倍増すると感じているからです。ですので、ママがゆっくりランチを食べて、あれやこれやとお話する時間は本当に大切だと思っています。
ベビーマッサージは私のライフワークの一つです。

 

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3つ目はイベント企画です。もともと、イベント中心の広告会社に勤めていたこと、また長くインターネットの広告会社に勤務していたことがすごく役に立ち、子供を抱っこしながらイベントを企画してきました。

イベントのコンセプトは「おとりよせ」「おたがいさま」です。
「おとりよせ」は、自分の気に入った講師やワークショップなどを京都に誘致する活動です。つまり、全国の講師やワークショップを京都に「おとりよせ」するのです。私がやるべきことは、「おとりよせ」に見合う集客です。これには、広告会社での経験が大いに活きています。

「おたがいさま」は、お子様と一緒に参加できるイベントの開催です。出産して発見したことの一つに、ママは一人で出かけたい方ばかりではない、ということがあります。子供と一緒にお出かけしたい、というママはすごく多いです。

ということで、お子様連れでも参加できる講座や映画上映会などを開催しています。
お子様連れのママはそうでない方にもちゃんと配慮し、お子様を連れていない方はお子様連れの方に配慮できる、そんな「オトナ」な場を目指しています。
最新の「おたがいさま」イベントは8/28に開催する「みんなの学校」自主上映会です。

 

子育てを楽しもう!
京都オーラソーマ&ベビーマッサージとイベント企画
http://auradange.com/

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

7:00 起床、食事、子供の登園支度
8:30 保育所送り出す(ほとんど夫が送って行ってくれます)
9:00 サロン出勤
10:00 オーラソーマコンサルテーション、イベント準備など
18:00 帰宅、夕食の準備
19:20 子供たち保育所から帰宅(ほとんど夫がお迎え行ってくれます)
19:30 夕食
20:30 お風呂21:30 子供たち就寝
23:00 家事など終了したら就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

1人目、娘を出産したときに大きな変化を感じました。
一番の変化は自分の人生の優先順位が大きく変わったことです。
出産前は「仕事、会社」が私の人生を大きく占めていましたが、出産したことにより「子供、家族」が私にとって圧倒的に一番大切なものとなりました。
以前はワーカーホリック気味でしたが、良い意味で仕事への執着がなくなり精神的に楽になりました。同時に、仕事を楽しめるようになりました。仕事が今の私を作り、今の自分と家族を支えてくれていることに、感謝できるようになりました。

 

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ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

私は本来、すごく欲張りなのだと思います。
仕事もしたいし、子育てもしたいし、会社員も楽しんだけど、自営業も体験してみたい、そんないろんな願望を叶えてきました。
子育てをしながら仕事をすることのメリットは、家ではいつでも「ママが一番大好き」と言葉や態度で示してくれる娘や息子の存在です。
仕事でどんなことがあっても、イケてない自分と向き合わないといけないようなことが起こっても、家に帰ればモテモテ。
こんなに精神的に満たされて癒される環境はほかにないのではないかと思っています。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか? それをどうやって解決していますか?

会社員と自営業、どちらも経験していますが、一番大変なのは子供の体調管理だと思います。
大切な仕事の日に子供が体調を崩してしまうと、保育所で預かってもらえず、いつも通りに出勤することが難しくなります。
会社員の時、会社を休むのが嫌で病気の娘を何日も私の実母に看てもらったのですが、しんどくて一番母親を必要としている時に私がおらず娘にストレスが溜ってしまったことがありました。実母も機嫌の良い孫ならいくらでも相手できますが、ずっと不機嫌で体調のわるい孫を何日も預かって疲れてしまいました。この経験から、もし子供が病気になった場合は私が面倒をみる、と腹をくくりました。どうしても、の場合の病児保育も調査しています。
そして、そんな最悪の事態にならないように、普段から子供には無理をさせないように、気を配っています。
生活リズムを崩さないように、どの季節もお風呂に入ってしっかり身体を温めてだいたい決まった時間に眠るように心がけています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児で大切にしていることも、仕事で大切にしていることも共通していますが、「無理しすぎない」ということです。多少の無理はしないとまわらない毎日ですが、無理しすぎず、無理はほどほどにして余裕がある方を選択したいと思っています。
無理しすぎてテンパっている私より、少し余裕がある私の方が、家族にもお客様にとっても魅力的なのではないかと思っています。

 

ママに優しい目を向けた活動をされていますが、 そこに至った経緯は?

暗いニュースが多く、子育てに対してマイナスイメージや「しんどい」イメージが多いような気がしています。
私も実際、独身時代はあんまり良いイメージを持っていませんでした。
しかし、出産してみると子育ては本当に楽しく、人生を豊かにしてくれるものだと分かりました。

ママが楽しく育児したり、時々リフレッシュすることが家族(特に子供)にどれだけ良い影響を与えるか、自分が実感しています。
ですので、ひとりでも多くのママと楽しい時間を過ごせるような活動を目指しています。

 

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3人目の決意は?子だくさんの幸せ話を聞かせてください。

幼い頃にテレビで見ていた若草物語の影響で、4人姉妹にあこがれていました。
私は2人姉妹ですが、自分が子供を出産するなら兄弟が多い方が良いな、と思っています。
2人目がすでに男の子なので、若草物語は叶いませんが…。
夫は一人っ子、私は2人姉妹。私たち夫婦は、弟を持つ姉の気持ちも姉を持つ弟の気持ちももうすでにわかりません。
ましてや、3人兄妹がどうなるのか、私たちも体験したことがない領域だと感じています。
子供たちと一緒に生活することで、私も新しい体験の連続です。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

あと2年で40歳です。
20代は仕事していました。30歳で結婚して、30代は育児で充実して過ごせそうです。
40代はまた仕事したいな、と思います。

今、子育てしながら進めているいくつかの仕事を大きく成長させていきたいです。
そして、今のまま家族が成長できれば、「夫婦のパートナーシップ」や「無理しない子育て」、「無理しない仕事」の専門家になって講演会したいですね。

 

最後に、メッセージをお願いします。

子供はパスポートみたいなものだな、と思っています。
子供のおかげで、普段知り合えないママ友やそのご家族と知り合い、子供のおかげで季節の行事に参加し、私は子供というパスポートのおかげでずいぶん世界が広がったと感じています。
私の人生にとって、子供を持つことは本当に意味のあることです。
今、結婚すること、仕事をすること、出産すること、育児すること、すべてを自分で選択することが許される時代に生きていて、どの人生を選ぶか、なにを幸せと思うかはそれぞれですので、すべての人がどんどん自分の人生をカスタマイズし、楽しめたら理想的だと思います。

私は、「母親の人生が充実すれば一緒に暮らす家族の人生も充実する」と信じ、「子供は私を選んで生まれてきてくれた」ということを信じ、まずは自分の人生を楽しもうとしています。

働くママは役割がたくさんあって大変なことも多いかもしれませんが、
自分の人生を大切に、自分のために生きる、
大変で忙しいからこそ自分を大切に扱うことが必要だと思っています。

ママだからと、仕事をしているからとあきらめないで、どんどん楽しんでいきたいです。

インタビュー by  野口 和
構成 by  安原 愛

2015年8月6日 0 comment
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牧野理絵

今回のパワーママインタビューは北海道から!

札幌でMRとして活躍中の牧野理絵さんです。
もともとは東京、関東圏中心にお仕事をされていましたが、ご主人の転勤に伴って一度は退職を決断。その後、北海道で再就職をして現在に至ります。とはいえ、北海道での再就職や保育園事情など、東京とは異なる事情に戸惑い、苦労も多かったそう。

2014年11月1日 0 comment
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中根さん@サイボウズカフェ

先日役員就任された、サイボウズの中根さん。自称”ちょいバリ”だそうですが、”頼れるものは頼り、頑張りすぎずに頑張る” という、自然なワークスタイルと、それが実現できるサイボウズ社の突き抜けた制度が面白いです!

聞き手がサイボウズ社ファンのため、今回は所々聞き手コメントを入れてみました。

“ちょいバリ”役員、かっこいいです!

2014年10月9日 0 comment
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今回のインタビューは浦安市議の岡野純子さん。大学卒業後、マスコミに勤務された後ご結婚を機に専業主婦を経験、そしてお子さんが1歳の時に出馬し政治の道へ。ママ議員がほとんどいないという環境の中、子育て目線を最大限に活かしながら「浦安市を子育てしやすい街へ」と日夜奮闘されています。そして、まもなく第2子をご出産の予定というパワーママです!

2014年3月28日 0 comment
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写真 1

今回のインタビューは、料理家の山本ちかこさん。

出産を機に、フレンチレストランを退職。一旦は子育てに専念し、その後、ご自宅でのお料理教室を始めたそうです。

現在は、ご自宅などでお料理教室を主宰されているほか、雑誌やTVなどへのレシピ提供、オーダーメイドのアイシングクッキー制作など幅広く活躍中のパワーママです!

写真 1

プロフィール

・氏名:山本ちかこ

・会社名:台所deビストロ www.ddbistro.com

・職種:料理家

2013年10月13日 0 comment
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今回のインタビューは、2人のお子さんを出産後にキッズ向けアパレルでのお仕事を経て、キッズ向け写真スタジオの運営会社へと転職したパワーママ。

出産を機に、子供に関わるお仕事に就き、育児との両立の中で働き方についても見つめなおしての転職。今の職場では、パート→社員→店長→事業部統括チーフマネージャー とスピード出世したそうです!

(インタビュー当時は店長さんでした)20130509jf03072

プロフィール

・氏名:まるやまいくみ

・会社名:㈱エクスラント http://www.exrant.co.jp/

・職種 :happily事業部 http://www.happilyphoto.jp/
(happily Photo Studio自由が丘店 店長)

・簡単な経歴:
金融窓口→派遣社員(広告代理店・雑誌社など)を経て、アパレル商社にて企画営業マネージャー
→第一子出産後、退職
→第二子出産後、パートスタッフとして、キッズセレクトショップにて雑貨企画を担当
→働き方や将来を考え転職→現職に就く

・居住地:東京都目黒区

・ご自身の年齢:34歳

・お子さんの年齢:長男・4歳、次男・2歳

・正社員

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

キッズ向けフォトスタジオ happily Photo Studio自由が丘店http://www.happilyphoto.jp/ の店舗統括をしています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:30 起床

↓(朝食準備、保育園の準備、自分と息子たちの着替えなど)
8:00 出勤

基本的には私の出勤後、 夫が息子たちを保育園へ送ってくれます

8:30~18:00頃 退社 (予約によって時間はバラバラ)

19:00 お迎え

19:30 夕食

20:30 息子たちとお風呂

21:30 絵本を読んだり、寝る準備

22:00 息子たち就寝。ほぼ、そのまま一旦、一緒に寝てしまいます。。。

0:30 夫帰宅、夕食

2:00 就寝

 

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

度胸がついたこと!

 

「働き方や将来を考えて」ということでしたが、転職きっかけは何だったのでしょうか?また、今のお仕事を選ばれた理由をお聞かせください。

社会の一員として「仕事」をするということは、私の生活には欠かせないものでした。
でも子供たちが小さいうちは、ある程度子供たちに合わせながら働くことのできる職場環境を求めていました。
それでもブランクなく、ゆくゆくは、いわゆる“バリバリ?!”(笑)と、色んなことにチャレンジしながら働いていたいと思う気持ちもあって・・・。現職場でのお仕事のお話を頂いた際に、ここでならそれが可能かなと思いました。

 

2人のお子さんを抱えながらの転職活動は大変ではなかったですか?

大変だったのは保育園。いわゆる待機児童問題ですか。
転職活動するには、どこか施設に預けなければならないのに、仕事をしていないと保育園には入れてもらえない。でも、預け先がないと面接にもいかれない。といった悪循環に悩まされました。

 

店長さんということですが、お店のトップという立場での苦労はありますか?

30人近いスタッフをまとめるということが初めての経験でしたので、初めはとにかく戸惑いばかりでした。

売上やお客様満足度というのは、スタッフの働き方に比例するということがあると思いますので、まずは、スタッフが前向きにお互いに協力し合いながら、刺激し合いながら働ける環境つくりが出来るよう心掛けています。

(※インタビュー時点では店長)

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自由が丘の店舗にて

 

キッズ向けフォトスタジオということで、お仕事の際に子育てで学んだことやママの視点が役立つことはありますか?

子供を持つ前では出来ていたのかな?と思うほど、接客面においても、企画提案においても、経験からのヒントが役立つことばかりです。

happilyには、私以外にもたくさんのママスタッフが働いていますが、ママの視点と若いスタッフの新しい感性がうまく調和して、良いサービスを造り出していると思います。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください。

・育児では・・・ どんなに仕事で大変なことがあっても、保育園のお迎えで子供の笑顔を見た瞬間、下向きな気持ちも吹っ飛びまず!保育園のお迎えで、うちの息子たちはいつも最後になってしまいますが、帰り道、自転車の後部シートからお兄ちゃんが「明日は、早くお迎え出来るように、ママもう少しお仕事頑張ってみたら?」と(笑)

そんな言葉が嬉しいです。

オン、オフの切り替えが上手に出来るようになりました。

・仕事では・・・ 正直、私がお子様相手のお仕事に就くなんて!!と自分でも驚くくらい子供は少し苦手だったかもしれません。でも、今は毎日たくさんの子供たちの笑顔にパワーを貰っています。本当に子供たちは、輝く未来だな。と思います。

 

育児&仕事をしていて一番大変なことは?

今は、日曜日と祝祭日にお仕事が入った時の、子供の預け先の手配に苦労しています。母や義理の母だったとしても、お願いするときはお互いに気を遣いますし。

 

それをどうやって解決していますか(していこうとしていますか)?

今は、実母や義理の母、お友達にお願いしていますが、そろそろシッターさんを利用することも考えはじめています。

 

旦那さまとの家事分担はどうされていますか?

旦那さんは、毎日0時をまわる深夜に帰ってくるので、日々の家事はゼロに近いです。ただ、お休みの日には、日ごろ私が行き届かない部分の家事をやってくれたりします。

 

2人の男の子を育てながら、お仕事をされる上で何かしている工夫はありますか?(2人の男の子のお世話だけでもハードだと想像します・・・)

これといって工夫とかしてないです。。。しいて挙げるなら、スキンシップ。毎日少しだけでも一緒に暴れていますね。何より男の子って本当に体力があるので、とにかく体力を消耗させてあげないと、なかなか寝ついてくれません。

私は器用ではないので、もっと要領よく家事とか出来たらもっと違うかなとか思います。何か良い工夫があったら是非知りたいです。

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長男の魁士(かいし)クンと次男の稔平(じんぺい)クン~happilyのスタジオで

 

育児と仕事、それぞれで番大事にしていることは?

・育児では・・・ 私自身が迷わないこと!ブレないこと! 子育てについても色んな情報が溢れていて、色んな選択肢があると思います。そんな中で、自分が良いなと思うものをしっかり選択して、子供たちに伝えていきたいと思っています。

・仕事では・・・物事を色んな角度から見るようにと心掛けています。偏った考え方や固執したものの見方では良いアイディアや解決策は生まれないかなと。基本的に欲張りなので(笑)チャンスは逃したくないかな。

 

これからの目標を教えてください。

・育児では・・・ 育児での目標はないですね。子供たちと楽しく1日1日を大切に過ごせたら良いですね。

・仕事では・・・転職して、今までとはまた違った業種に身をおく私にとってみたら、今はまだまだスタート地点です。目標は?と聞かれたら、私自身がやれることは、1つ1つきちんと「かたち」にしていけたら良いなと思っています。

 

皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

仕事が終わって帰宅したら、お腹を空かせた子供たちの夕飯の支度。ゆっくりくつろぐ時間も、自分の時間もあまり取れないまま、次の日の朝を迎えて、また仕事。ワーママって大変!と思いながら、世の中にはもっともっと頑張って輝いているたくさんのパワフルママさんがいるんだと思うと、それが今の私の原動力の1つでもあります。自分自身のために、そして子供たちの未来のために、みなさんと一緒に私も頑張ろうと思います。

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インタビューby HH

 

 

2013年10月9日 0 comment
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今回インタビューのパワーママは、ママ士業の会( http://www.mamashigyo.jp/ )に立上げから携わり、約120人もの母・妻でもある女性法律・会計専門家のリーダーをされているパワーママ。

会社に縛られず、自分の思ったようにキャリアを組み立てていく生き方が、本当に素敵です!

kono

2013年9月24日 0 comment
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一之瀬さんと息子さんたち

 

今回のインタビューは、病棟看護師長を務める助産師のIさん。ママさんなら想像がつくハードなお仕事を、2児の母をしながらこなし復帰後に昇格・・・!仕事への熱意が高く、そして地域サポートもうまく活用して育児をエンジョイしているパワーママさんです。

一之瀬さんと息子さんたち

Iさんと息子さんたち

 

プロフィール

氏名:H.I

職場:都内の総合病院
職種:助産師 病棟看護師長
簡単な経歴:新卒で入職→主任看護師→2度の出産→病棟看護師長
居住地:東京都
年齢:34歳
子供の年齢:4歳と2歳の男の子
勤務形態:常勤

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

病院の病棟看護師長として勤務しています。管理しているベッド数は54床、スタッフ数は36人です。 もともとは助産師として勤務していましたが、今は患者の安全管理やスタッフのマネジメントが主な仕事です。

■平日1日のスケジュールを簡単に教えてください
5:00 起床 前日の家事や保育園準備など終わってなければ4:00か4:30起床
自分の身仕度、朝食準備
6:15 子供と夫を起こす
子供の身仕度
6:30 朝食
7:00 家を出てベビーシッターさんに駅前で子供を預ける
8:00 始業
18:00

19:00 終業
定時は16:45ですが、スタッフの終業の目処をつけたり、ミーティングが入ることもあるので大体残業1~2時間はかたいです…
19:00

20:00 保育園お迎え後に帰宅
夕飯作り→夕飯→お風呂を怒涛のごとく進める。
21:00

21:30 寝かしつけ
自分も寝落ちがほとんど…

出産して、何が一番変わりましたか?

命をかけて守る大切な存在がいること。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

仕事をしている自分も母親である自分も好きでいられること!切り替えがあることでストレスを溜め込まずに済みますし、
効率化を考えて行動できることも双方の自分にとってプラスだと感じています。

長男は「赤ちゃんの誕生」という本が好きで、読み聞かせをしています。
助産師である自分の仕事に誇りをもって子供に伝えられる嬉しさはあります。

育児&仕事をしていて一番大変なことは何ですか?

時間が足りない!

それをどうやって解決していますか?もしくは、解決していこうとしていますか?

仕事の面では時間内に100%の効率でしなやかに、しかし熱く遂行すること。理想です…
帰宅したら子供が起きてる時間はしっかりと子供に向き合うこと。
平日は子供にとってもかなりタイトなタイムスケジュールなので、
休日はあまりきちきちせずに、且つ思い切り遊ぶようにしています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

何においてもコミニュケーションだと感じています。「~かな?」「~だと思うけど」というところで止めずに、
必ず声をかけること。あらゆる場面で時間が十分にあるとは言えないので、限られた時間で会話を重ねることには気を遣っています。

子供達に対してはプラスしてスキンシップ。
まだ小さいので、今のうちからしっかりスキンシップをとることで安心感を感じて欲しいと思っています。

女性が多い職場だと思いますが、それ故の働きやすさ、逆に大変さはありますか?また、そういう環境のなかで工夫されていることはありますか?

女性特有の雰囲気はあります…
あまり振り回されないようには気をつけています。
オフィシャルではあくまでも客観性をもって会話を重ねることで、自分のスタンスを示しています。
休憩時間やたまに行く飲み会では、思い切りラフに話をするようにしてバランスをとるようにしています。
家庭や子供をもって働きつづけることが、今の職場でも少しずつ増えてきているので、
スタッフに一つの例として自分を見て参考にして欲しいと思っています。

第2子出産復帰後に昇進されたとのこと。職場での責任と母親としての意識、この狭間で苦労されていることも多いと思いますが、どうやってバランスを取っていますか?

家庭があることと、仕事に対する責任は必ずしも反比例だと感じなくなったことが、
出産して変わったことでもあります。家庭があっても、職場での責任は果たせると考えています。
自分はまだ完璧にできているとは言えませんが…
家庭で子供達が待っていてくれるからこそ、仕事をやりきって帰ろう!と。
とはいえ、かなり帰宅が遅くなることもあります。夫と協力したり、時に義母にお願いすることもあります。
保育園も22:30までやっている夜間園だということもあり、周りのサポートをうけて今の自分があると思っています。

二人の息子さん

二人の息子さん

仕事から帰ってきて2人のお子さんの食事作りやお風呂&洗濯など!毎日の時短のコツがあれば教えてください。

洗濯や食器洗いは機械におまかせしています。
夕食は19:30から20:00ころ摂ることがほとんどなのであまり手の込んだものは作れませんし、
子供達にとっては寝る直前なので簡単なものがほとんどです…たまに平日でも外食することもあります。
とにかく翌日も早いので、帰ってから寝かせるまではまさしく怒涛の時間です。
やはり寝る時間が少ないと体調を崩すので、寝る時間はある程度担保したい部分です。
子供にとって「寝る」「食べる」「遊ぶ」ことが、心身をつくる基本だと思うので。

 

地域の育児サポート制度を利用されていらっしゃるとのこと。家族以外の方に子どもを預けることで得られたことや、気を付けていらっしゃることなどはありますか?

朝の始業が早く、自分で保育園に送っていくと遅刻するという…なんとも辛いところです。
朝に30分の時短をとっていた時期もあるのですが、今年度から通常勤務時間にした関係で、ファミリーサポートとベビーシッターを曜日によって使って、保育園の登園を依頼しています。
曜日によって人が違うので、結果として子供達は3人の方々と登園しています。
最初は私も抵抗があったのですが、子供にとってもたくさんの方と接することはむしろプラスだと今は考えています。
ファミリーサポートは次男が産まれる前にも少し使っていたこともあり、地域の方々が協力してくれていることを実感します。
みなさん、温かく子供の成長を見守って下さって、本当にありがたいです。
私も仕事を引退したら、是非ファミリーサポートをやってご恩返ししたいと思うほどです。

今もっともご興味のあることは何ですか?

今の仕事もやり甲斐はあるのですが、やはり時間的な拘束が長く、融通がききにくいのが難点です。
色々工夫はしてきているけれども、やはり子供達との時間はもう少し取りたいと考えています。
仕事内容も助産師である自分をもう少し前面に出せて、
かつ身近な地域の方々にお役にたてるようなことをしたいと考え始めています。
アロマやベビーマッサージなどのスキルを身につけて、新しいことへ挑戦したいと模索中です!

最後にメッセージをお願いします!

女性が働くことと家庭を守ることを叶えることは、ある意味欲張りだと思います。
でも、欲張りでいいんです!そんな自分を否定せず思い切りやれば、
いつかは子供達だってそんな母親を見て誇りに思うはずです。
毎日大変ですが、長い目で人生を見ていくと少し肩の力が抜けるかもしれません。
一緒に頑張りましょう!

 

インタビュー by 高村奈津子

2013年9月8日 0 comment
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