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2012年生まれ

お仕事中の小野麻さん
小野麻さん

小野麻さん

プロフィール

・氏名:小野 麻
・職種:pilates trainer
・簡単な経歴

産婦人科 医事課 副主任 として10年間勤務
Pilatesを指導しているトレーナーに出会いスタジオでパーソナルPilates トレーナーとして働くことを決意
東京都のスタジオでパーソナルトレーナーとして働く
小学校の子育てふれあいセミナーpilates講座を行う
現・女子ボクシング世界5階級制覇チャンピオン藤岡 奈穂子選手をpilatesでサポート
2016年  藤岡選手 世界4階級制覇達成
2017年  産婦人科病院へ
マタニティー産後pilatesグループクラスを導入
2018年  藤岡選手 日本人初 世界5階級制覇達成
現在主に 産前産後のママたちを主に南麻布スタジオでパーソナルレッスンを行い、月曜日・金曜日午前は産婦人科でグループレッスン

2019年  3月から白金で産後グループレッスンを行う。

・居住地:茨城県
・自身の年齢 :34歳 1984年12月10日
・お子様の年齢 :長女 2004年生まれ
次女 2008年生まれ
長男 2012年生まれ

・ワークスタイル:
マシーンpilatesパーソナルレッスン  南麻布スタジオ
産後pilatesグループレッスン     白金スタジオ
産婦人科マタニティー産後グループレッスン かんの産婦人科クリニック

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

パーソナルレッスン
Pilatesマシーン使用し指導
日常的な意識すべき姿勢や呼吸などのアドバイスを伝え、出産に向けた身体のアプローチ、10年後20年後を見据えた女性らしく美しい身体のラインに整えるサポートをしています。

産婦人科病院でマザーズクラス(妊婦さんへ向けてた教室)に参加しママ達の声を聞き病院の医師、助産師さんとより多くの方がレッスンを受けてもらえるようシステムを作るためのMTGを定期的に行います。

私自身も体作りのためにPilatesはもちろんのこと、フルマラソンや、いろんな競技に積極的にチャレンジしてます。昨年はトライアスロンにも初挑戦しました。
その際、アスリートをサポートしている管理栄養士さんに食事の指導も受けながら、食事と運動でどうパフォーマンスが変わるのかも実験してみました。何事も、まずは自分の身体で体験することを大切にしています。

お仕事中の小野麻さん

お仕事中の小野麻さん

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

月曜日
am5:00起床 洗濯物 朝食準備
(夜 やり残した家事、食器洗い洗濯物畳むなど笑)

am6:00-6:30 ランニング/子供達には負荷になってもらい筋トレ
(子供がマラソン大会間近は子供と一緒に)

am6:30   子供達起こす
am7:00   全員で朝食
am7:40   長女次女登校
am8:00   息子を保育園に送り出勤
am9:00 産婦人科病院グループレッスンスタート
pm12:30  都内へ移動
pm13:30 パーソナルレッスン開始
pm18:00 息子お迎え 次女と長女を家にピックアップ
車の中で次女お手製のおにぎりを子供たちで食べる(笑)
pm19:00 習い事へ送る
その間に買い物 家事
pm20:30 帰宅 夕食 お風呂
pm21:30 寝かしつけ

 

出産して、何が一番変わりましたか?

私の人生、生き方の視野が、世界がとても広がりました。
子供達を通して、子育てと仕事を楽しむママ達との出会いが特に影響が大きいです。

午前中ハーフマラソンを走ってから地方へ出張に行くママ
毎朝マラソンをし、各マラソンで賞をもらうママ
テニスの大会後に子供のサッカーの送り迎えに向かうママ
仕事でドイツに行き4か月家を空けているママ
子供と一緒に空手に行くママ
共通していることはママが楽しんでいると、子供達の表情が明るくなり、笑顔で前向きでいる事が大切だと気づかせてくれたのです。
そんな素敵な人たちに出会えたのは、子供を産んだからこそ広がった世界です。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

レッスンを受けているクライアントさんが、「身体が軽くなって、子供の抱っこも、子育ても楽しくなりました。」とおっしゃっていて、私がPilatesでお母さん達に向けて伝えたいことのひとつに「お母さんを通して子供をHappyにしたい」という想いがあったので、この言葉はとても嬉しかったです。
子供から「Pilates頑張ってね」と手紙をもらったり、好きなことばかりしている私ですが、子供たちや家族が応援してくれていることに、本当に心から感謝しています。

子供たちにはいつも休みの日も仕事になってしまったり、夜遅くになってしまったりと一緒ん過ごす時間が少なくなってしまっている中「Pilates頑張ってね」って書かれていたときは、胸が熱くなります。

お仕事での小野さん

お仕事での小野さん

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

家の事もしないといけないが、その中で身体も動かす時間も作らないといけない、仕事に集中し過ぎると家の中がめちゃくちゃになってしまいます。
時間の使い方のバランスが大変です。

私は家事が得意ではありません….洗濯物はたまるし、夕飯の準備…子供の習い事の送迎…

特に子供が風邪を引いたら、まー大変ですね
子供を病院に連れていく、仕事をどうしようか、頭の中がフル回転します。
3人いるので、1人が問題発生し解決したら、次は別の1人とその繰り返しです。

それが子育てなのかなとも思っていますが…

常に子供たちに試されています。

 

それをどうやって解決していますか?

お風呂掃除、洗濯物、炊飯器の準備は子供達に学校帰宅後にしてもらっています。
子供たちの方が掃除は得意です。

仕事が不規則な部分もあり、子供の送迎など、周りの方の協力が不可欠になります。

出張で家を空けるときは旦那の御母様が泊まりにきてもらったり、
息子のお迎えが間に合わない時も迎えに行ってくれ、夕飯などお風呂も入れてくれてたりします。
子供たちも祖母祖父のお迎えを喜んでくれています。
子供の習い事の送迎もママ友が変わってくれたりと家族、旦那の御両親、自分の家族兄弟、ママ友たちがいてくれたおかげで、仕事が出来ていると思います。
本当に感謝しています。

風邪病気の時などは、しょうがないと休めと言われているんだと言い聞かせて気持ちを切り替えています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

子育て  子供がやりたいもの対して「go」を出してあげられるよう
自分を好きになって、人を好きになってもらいたいです

仕事   常にママの立場からものごとを考えてい行きたいです。
色んな方々の声を聞き、楽しさを忘れないでいきます。

 

Pilates Trainerを始めたきっかけを教えてください。

10年間、産婦人科に勤め年間約500名の妊婦さん、お母さん達と関わり、いろんな出産の喜びと共に、いわゆる「安産」のために産前の運動が大切だと思い感じたのです。

妊娠、出産、子育てとお母さんはめまぐるしい心と体の変化、日常の変化が訪れます。だからこそ、産婦人科は処置以外にも心のケアが大切になってきます。

出産をしたお母さんたちの様子を見ていて、私にできることはなんだろうと考えてきました。そこでつながったのが、Pilatesで体を整えるサポートをすることでした。でも、体を整える大切さは、妊婦さんだけでなく、すべてのママ達にも言えることだと思っています。

Pilates Trainerは、どういったものですか?

すべての産婦人科病院に産前産後のお母さんを対象にした運動プログラムが導入されること考えています。

お母さん達にとっても安心して運動できる場所があるということは、
病院も「お母さんが健康になる運動クラス」がある産院という付加価値がつきます。

出産産後のママの身体と心に良い事はエビデンスでも証明されています。

より多くのママたちに伝えることがまず第一に
「妊娠して動くほうが早産妊娠高血圧症などのリスク下がる」など
運動に対する意識を変える必要があると考えます。

現在以前勤務していた産院で産前産後のママ達にパーソナルレッスン、グループレッスンをしています。

クラスを導入する事で起きる問題点などから、改善方法を考え実践をおこなっています。

 

今後、Pilates Trainerを通して、どうしていきたいと考えていますか?

すべての産婦人科病院に産前産後運動の出来る施設が出来ればいいと考えています。

ママ達にとっても安心して運動できる場所があることによって、お産のリスクが解消出来れば病院にとっても大きいメリットになり、出産子育てに対して前向きな女性が増えていくと思っています。

・その他こればシェアしたいと思うネタがあれば、セルフで質問を作って頂き、是非お願いします

 

産婦人科で働いていて感じていることを教えてください。

産婦人科は出産以外にも不妊症、流産、死産、子宮がん、生理不順、人工中絶、子宮がん、ピル、緊急避妊ピルなどと、知らなかった事、衝撃的な現実がたくさんあります。
自分の身体を大切にする、守る方法を子供たちにもしっかりと伝えていこうと思います。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

自分に正直に、子供達の堂々とした背中を見せられるように、常に笑顔で行きたいです。
私自身、子育て、仕事と本当に沢山の方に助けてもらいながらここまできました。
これからも沢山の人に出会い、お話を聞いて世界を広げていき、私もより多くのママ達の心身を更に元気に笑顔にしていきたいです。

自分自身が笑顔で元気に過ごせる日々を心がけ、身体を動かす楽しさ、ここを基準に楽しみながら子育てと仕事で動いて行きます

その中で産前産後の運動が出来るクラスを産婦人科へ導入するシステムなどを作っていきたいです。

最後に、メッセージをお願いします。

これからも母としての可能性を広げて行きたいと思います。
読んで頂きありがとうございました。

2019年2月11日 0 comment
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開発した商品と望さん
開発した商品と望さん

開発した商品と望さん

プロフィール

・氏名: 角幡 コーゼル 望
・会社名: SEATn’COUCH
・役職名: Founder
・簡単な経歴:
大学を卒業後、成田空港にて国際線地上職として勤務。
コンピューター周辺機器メーカーに転職し経営企画と秘書業務を兼務した後、ポルトガル語を習得する為にブラジルへ留学。 留学中に出会った夫と結婚し、そのままブラジルに移住することに。
出産後、子連れで長時間フライトする難しさを知り機内用クッション【SEATn’COUCH】を企画制作、ベイスにて販売を開始する(https://seatncouch.theshop.jp/)。
・居住地:  ブラジル連邦共和国サンタカタリーナ州
・ご自身の年齢 :1982年生まれ35歳
・お子様の年齢 :2012年生まれ6歳の女の子
2015年生まれ3歳の男の子
・ワークスタイル: 在宅ワーク

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

社名にもなっている【SEATn’COUCH】という製品を企画設計、中国の工場でOEM製造をし、輸入から販売まで全て自分で行っています。
工場とのやり取りや輸入指示、お客様への対応などは全てブラジルの自宅からインターネットを通して行っており、日本国内からの発送作業のみスタッフに任せる形態です。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

8時     起床
ブラジル時間が夜中の間に入った受注処理
発送完了メールやお問い合わせへの返信作業
9時    しっかりめの朝食
10時    朝食の片付け, 掃除, 洗濯などの家事
13時    軽食後、娘をプレスクールへ送迎がてらお買い物や用事を済ませる
15時    息子とお外遊び
17時    プレスクールお迎え後、夕食の支度をしつつ子どもたちの遊び相手
18時半   夕食
19時半   夕食の片付け, 子どもたちと遊んだおもちゃの片付けなど
20時    お風呂タイム
21時半   子どもたちを寝かし付けた後、工場やお客様とのやり取りをしながら自由時間
24時    就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

良い意味で【いい加減】になり、上手にバランスが取れるようになったと思います。
元々神経質ではない方なんですが、それでも自分なりのやり方やこだわりがあって、その通りに物事を進めたいタイプだったんです。
でも子育てを始めてみると、思うようにいかないことばかり。
自分でもどうしようもないイライラを溜め込んでしまい、そういう時に愚痴を言ったり相談したい家族や長年の友人たちは遠い日本… 結果的に大爆発をしてしまい、仕方ないので1度全てを諦めて放り投げ、改めて自分に本当に必要なものだけ拾い上げてみたら、軽い軽い(笑)。それまで自分で作った無駄なルールに縛られていたことに気付きました。

家族で近くの貯水池にて

家族で近くの貯水池にて

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

私の場合、育児をしていたからこそSEATn’COUCHを作ろうと思えたので、この仕事を与えてくれた子育てに感謝しています。
と同時に、仕事を始めたことで子育てばかりではなくなり日常的に夫以外の大人(ここ大事です!)とコミュニケーションを取る時間が増えたので、育児に対する精神的余裕が生まれたと思います。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

在宅ワークの良いところは、時間が自由にコントロール出来ること。
特に私の場合は生産過程さえ過ぎてしまえば、他の部分はスマートフォンでもほぼ仕事は出来てしまうんです。
でも、だからこそ自分の中でしっかりとけじめを付けないと、仕事を溜め込んだり、逆に子どもたちの相手をしながらもいつまでもダラダラとメールチェックをしたりしてしまうので、配分調整が課題です。

それをどうやって解決していますか?

仕事に使っているノートパソコンを仕事部屋のデスクに固定し、そこから動かさないことにしています。
そして急ぎの内容以外は、スマートフォンで済むこともあえてパソコンを使うようにして、仕事は仕事部屋で集中して片付けるようにしました。
最近は子どもたちも【ママは家にいても仕事部屋にいる時は忙しい】と認識してくれるようになったので、リズムとしては安定して来ています。

二人の子どもたち

二人の子どもたち

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児と仕事、どちらでも【自分が幸せな状態であること】を1番大切にしています。
基本的に自分のキャパシティが大きくないことはよく分かっているので(笑)、ネガティブになり始めたな~と感じた時は5分でも10分でも1時間でも現実逃避します。
インターネットをしたり本を読んだり音楽を聴いたり、その時により気分の調整方法は様々ですが、その間は子どもが泣いていても危ない状況でさえなければ自分が優先です。
自分がハッピーであれば子どもがどんなに理不尽に泣き叫んでいても余裕を持って対応出来るし、仕事にも集中して取り組めるのでミスも少ないですが、逆の場合はどうでもいいことでイライラしたりそのイライラが家族に伝染したりと本当に良いことなしなので、爆発する前にこまめにガス抜きすることは本当に大切なんです。

 

どうしてブラジルで住むことになったのですか?

高校生の頃から簡単な通訳業務をしていて英語には自信がありましたが、1番最初に就職した国際線地上職の仕事で英語以外の言語を話せる大切さを痛感しました。
元々1度就職し人生経験を積んでから大学院へ留学しようと思っていたのですが、転職先のメーカー勤務でより一層他言語習得への関心が強まり、将来性のあるブラジルポルトガル語を学ぼうと留学したところ、現在の夫に出会ってしまいました(笑)。

 

【SEATn’COUCH】を始めたきっかけを教えてください。

娘が生後6か月の頃、初めて日本へ里帰りをしました。
ブラジル国内便を1時間、国際線に乗り換えてヨーロッパまで12時間飛んだ後、さらに日本まで12時間…
子どもを抱えながらする、乗り換えや諸々の手続き時間を含めると40時間にもなる移動は、単身で飛んでいた時と比べると、身体的疲労はもちろんのこと精神的疲労が比べものになりませんでした。さらに息子が生まれ子どもを2人抱えての里帰りを考えた時に、この大人にとっても地獄の長時間フライトをどうにか快適に過ごさせてあげたいとアイデアを集めた結果、エコノミーシートでもゆったりと脚を伸ばして横になれる空間を作ってあげようという結論に辿り着きました。

【SEATn’COUCH】は、どういったものですか?

飛行機や新幹線, 車など長時間移動の際に足元に設置すると、小さなお子様がソファーのようにのんびりと脚を伸ばして座れるようになるエアークッションです。
特に国際線エコノミークラスの座席間にフィットするように様々な航空会社の座席幅や高さなどを調べ、さらには空気の注出入が簡単に出来るようバルブの形状や大きさにもこだわって作っています。
自分の子どもたちに使わせることを考えて作ったので製品の安全性はもちろんのこと、旅行時以外は身体の大きな我が家の夫が家の中でオットマンとして使うことを想定し、耐荷重は150kgに設定してあります。

今後、【SEATn’COUCH】を通して、どうしていきたいと考えていますか?

実際に販売を始めお客様とお話ししていると、みなさん私と同じで子連れ移動に神経を擦り減らしていらっしゃることが分かりました。
特に飛行機は子どもが泣いたからと言って途中で降りることは出来ませんから、余計に不安になるんです。
SEATn’COUCHのテーマは【子連れ旅行はもっとラクに楽しくなれる】です。
今後は製品を通し、ご旅行される方はもちろんのこと、私のような海外在住者の一時帰国, 日本で国際結婚をされている方の海外帰省など、色々な事情でお子さんと長時間移動をされるご家族が移動自体をもっと楽しめるようなアイデアを提供していけたらなと考えています。

最後に、メッセージをお願いします。

ブラジルでは子どもと道を歩いていたりスーパーでお買い物をしていると、ムキムキマッチョの強面お兄さんから物腰の柔らかなお婆ちゃんまで老若男女問わずみんな気軽に【何て可愛い子どもたち、お母さんはよく頑張ってるね】とよく声を掛けられます。
娘がまだ小さく、頼れる家族も近くにいない状況で手探りで育児をしていた私はその何気ない労いの言葉に何度助けられたことか…
日本は、特に都会ではこうして見知らぬ人に用もなく声を掛けることって少ないですよね。
でも子どもが機嫌を損ねたり我儘を言い出したり、子育て中の日常的に発生する【大変な瞬間】、周りからフレンドリーな優しい声掛けをしてもらえると、それだけでふっと緊張が解けることってあるんです。
子育てをしているパパママのその日の【大変だった瞬間】を【今日あった嬉しかった瞬間】に変えられるかもしれないそんな優しい声掛けを、今まさに育児中の私たちによってこれからもっともっと普通のことにしていけたら素敵だなと思っています。

電車の中で、お店の中で、大変そうにしているパパママを見掛けたら、まずはニコッと笑い掛けてあげて頂けたら嬉しいです。

インタビュー by 椿

2018年9月29日 0 comment
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今回ご紹介するのは、起業コンサルタントProject F株式会社代表取締役の大東めぐみさん。元々、外資系企業でバリバリ働いていたという大東さん。旦那さまの香港駐在のため退職した後、一転、女性のビジネスを支援をしたい!と起業されました。現在は東京で事業を続けられる中、全国でのセミナー活動や、本の出版(「好きな場所で、好きな時間に、愛される仕事を手に入れる本」2017年9月、「笑顔をふやすだけで年収1500万円」2018年3月出版)などなど勢力的に活動されている大東めぐみさん。その活動の原点や、ご家族とのコミュニケーションの秘密について伺いました!

 

プロフィール

・氏名:大東めぐみ
・会社:Project F株式会社 代表取締役
・職種:女性のビジネス支援 起業コンサルタント
・経歴:大阪大学大学院博士課程終了後、グローバル企業P&Gに研究職として入社し研究開発・マーケティングを担当。
2012年 夫の駐在で香港へ移住。P&Gを退職することに。
2014年 女性のためのコーチングで起業。
2016年 オンライン起業プログラム「Project F(プロジェクトF)」の提供を開始。
2017年 家族で東京へ戻り、「Project F株式会社」を設立し事業を展開。
・居住地:東京
・ご自身の年齢:36歳
・お子様の年齢:5歳(2012年生まれ)
・ワークスタイル:ワークスタイルを自分で自由に決めることができます。
在宅での執筆、セミナー講師、カフェでの打合せやクライアントとのコーチング面談など。

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

Project F株式会社では《女性の声が届き、女性が輝ける世界を作る》をミッションとして女性向けの起業支援を行っています。
女性がビジネス力をつけ、自立して自由に生きていくことができるようにするために、Webマーケティングスキルやセルフマネジメントの方法をお伝えし、女性自身の起業プロデュースを行っています。

ビジネススキルを身につけられるようなオンライン・スクールを運営したり、運営しているコミュニティや一般募集を通してセミナーなどを提供したりしています。

お客様は30代の方が多く、ワーキングマザーの方もたくさんいらっしゃいます。家庭と仕事の両立に悩みもっと自由な働き方がないのか、もっと自分らしさを活かして働くことが出来ないか、ライフステージの変化に負けないフレキシブルな働き方はないのかと考え、参加してくださる方が多いです。

運営しているコミュニティの名称は社名と同じ「Project F」。FはFreeのFで、自由に生きたい女性のための起業プログラム&コミュニティになっています。(メンバーは親しみを込めて”プロF”と呼んでくれています)

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

8:00 起床 フレッシュジュースで朝食
9:00 子供を見送る、仕事開始
午前は主に在宅で執筆。メールマガジンの執筆、メール返信、インプットとしての読書。
午後は人と会う仕事が中心。六本木周辺のカフェで行うことも。打合せやオンラインコミュニティのコンテンツ作り、そして、クライアントさんとのセッション(コーチング面談)。
17:00 娘が帰ってきて、一緒に遊ぶ
18:30 家族で夕食
夕食後再度、仕事
24:00 就寝
※在宅の日のスケジュールを記載しましたが、月に1、2回セミナーを行ったり、旅行にもよく出かけています。

 

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

まず、「自分を一番にしなくなった」と思います。
子どもが生まれたことで、自分にとって子どもが一番になりました。みなさんもそうじゃないでしょうか。
違う切り口でいうと、「男と女は絶対的に違う」と実感したことでしょうか。
私は子供が生まれるまで、男女の差はそれほどない、同じだと思っていました。
学校は共学に通っていたし、進学した大学は薬学部だったこともあり男女比は同じくらいでした。会社も同じくらいの男女比だったんですね。

そのため、男だから、とか、女だから、といった男女格差、性別による違いをそこまで感じずに済む環境にいました。

しかし、妊娠中、夫の海外赴任について行くことを決断したことで、結果的に大好きだった仕事を失いました。そして、誰一人知り合いのいない香港で、娘と二人で過ごす日々を味わうことになりました。自分だけが働けなくなって、自分だけで子供をみなくてはいけないという現実に直面することになります。

それまでの自分が思っていた、能力に従ってポジションが与えられる、とか、頑張れば頑張るほど報われる、という考えが通用しないということを突き付けられ、男の人と女の人はどれだけやっても違うんだ、ということに気づかされました。なぜ違うんだろうと悩みました。

子供を授かるということはもちろん幸せなことなんです。ただ、私はこのことがきっかけで社会が隠していた欺瞞を見たと感じました。子どもを産むことにポジティブではない側面があることに憤りを覚えました。

子供を産んだらどれだけやりにくいのか・働きにくいのか、当事者になって気づいたんです。この経験が、一生を女性支援に捧げようと決意した私の活動の原点です。

 

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 今のお仕事にママの目線が役立つことはありますか?

もちろんあります!ママって自然と対処能力が高くなりますよね。子供がいると不可抗力な事がかなり起きます。例えば、台風が来て、いきなり子供の学校が休校することってありますよね。自分ではコントロールできない、次々に起こる事をこなしているうちに、自然と対処能力が高くなります。いい意味で諦めが悪くなるんです。この諦めの悪さ、色々な手段を考えるという考え方は仕事にものすごく役に立っていると感じています。

起業支援のクライアントさんとの関わりの中でもママ目線は役に立っています。起業するためにはクライアントさんに成長してもらうことが必要になりますが、人を無理やり行動させようとすることはできません。クライアントさんには「起業してビジネスでうまく行って欲しい・成果を出して欲しい」と思ってしまうんですが、あれして、これしてと指示してもうまくいかないんです。ご自身が何がしたいのか、ご本人の可能性を信じてあげることがまず必要になります。

この目線は子供に対する親の目線と似ているところがあります。自分の好きにしようとするのではなくて、個性を尊重する。歩みが早い人も遅い人もいます。相手に寄り添っていくこの仕事にママ目線が役に立っています。

 

 育児していて一番大変なことはなんでしたか?また解決したきっかけを教えてください。

娘が0~1歳頃、香港に移住し知り合いもいない中で二人っきりで過ごしていた頃が一番大変でした。今のようにhappyを感じることもできなかったし何か被害者意識やイライラしたところがあったと思います。

抜け出すことができたのは娘が9カ月の頃、思い切って3時間預けてみたのがきっかけです。それまでは小さな子供を預けるなんて母親としてどうなの?と思っていました。でも、思い切って自分の時間を作り、やりたかったことやってみたら、自分の心が満たされて行くのを強く感じました。旦那さんは私に笑顔が戻ったことを喜んでくれ、娘はシッターさんに懐いて楽しそう。誰かに頼っても、誰かに責められたりすることなんてなくて、むしろ周りまで笑顔になったんです。

 

ワーママとして育児をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

「頑張ってお仕事しているママが大好き」と娘が言ってくれるのが本当にhappyです!「パパはとっても優しいから5つ星、ママはお仕事頑張っているから7つ星」なんて言ってくれるんです。仕事を頑張っていて良かったなって幸せになりますね。娘がそう言ってくれるのは実は旦那さんが子供に声かけをしてくれているから。旦那さんが私の仕事について「ママがお仕事頑張ってくれるから、うちはハッピーなんだよ」って伝えてくれているんですね。家族と過ごせることそのものがhappyです。

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

一般的に家事分担の議論は共働きの余力の中で夫婦がどう分担するのかという議論になっていると思いますが、個人的には家事・育児と仕事の「両立」を目指さなくていいのではないかと考えています。どういうことかというと積極的にアウトソーシングを活用すると言うことです。「分担」と聞くとどちらかが無理をしたり不満を抱えるイメージがありませんか? 家事分担をして両立しようとして、ストレスを抱えていたら逆に家の中がぎくしゃくしませんか? 私の場合はベビーシッターさんや家事代行を利用しています。香港に住んでいたときは住み込みのシッターさんに随分助けてもらいました。(旦那さんがシッターさんにきてもらおうって提案してくれたんですよ!)

こうやってアウトソーシングすることによって夫婦仲はとても良いですし(時々デートします)さらに色々な人に遊んでもらえる事で娘も幸せそうですよ。私もストレスが無いのでいつも笑っていられます。もちろんこの考え方は私個人のもので、全ての人がこのように出来ないのはわかっています。ただ、闇雲に家事・育児・仕事全てを両立しようとするのは大変なことです。もしストレスだと感じているのであれば、何かを変えなければいけないですよね。勇気を出して一度アウトソーシングしてみてください。

 

お話を伺っていると旦那さんと素敵なパートナーシップを築かれているようです。ズバリ秘訣はなんでしょうか?

旦那さんがいい人だからです!旦那さんを信頼しているし、尊敬しています。・・・これだけだと答えになっていないですね(笑)

秘訣を一言で言うと「感謝すること」でしょうか。感謝するだなんて、当たり前と思われるかもしれませんが、私のところにきてくださるクライアントさんの中にも、素直に感謝なんてできないという人は意外にも多くいます。思うに、特にワーママの皆さんは色々なことを、やりたくないことを含めて頑張りすぎているのではないでしょうか。頑張りすぎていて当たり前のことができなくなってしまっているのではないかなと感じています。本当はやりたくないことに気づいて、それをやりたくないって旦那さんに伝えることができたら、ポジティブなエネルギーが湧いてきて、感謝を伝えられるようになると思います。夫婦は家族を育てて行く同志で、友人で、一番の仲間でもあります。だからこそ旦那さんとはよく話をして、感謝する、これが秘訣ではないでしょうか。

 

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仕事のhappyエピソードについても教えてください!

クライアントさんが人生を変えていく、その変化を見ることがhappyですね。どんどん仕事が成功したり、家族仲が良くなったり。私自身この仕事は社会に変化を起こしたくてやっているので、クライアントさんが変化を起こしているところ見るのは嬉しいものです。だからこそ、私は今後もたくさんの人と関わって行くと思います。

 

 運営されるコミュニティにはどのような方々が集まっているのでしょうか?

私のところに来てくださるクライアントさんはそれぞれご自身の才能を見つけ、それを生かして活躍されています。例えば、キャリアコンサルタントやネットショップオーナー、婚活コーチなど、本当に様々な方面で才能を発揮されています。ご自身の講座をもったり、コミュニティを作られたりと、自由になって成功していく人がたくさんプロジェクトFにはいます。「みんなで旅行に行こう!」そういったらみんなすぐに集まってくれる、そんなコミュニティです。

 

 それでは、仕事での一番大変だと感じていることを教えてください

女性の自立を目標としているので、私の考えを一人でも多くの人に届けたいと願っていますが、想いを伝えることがそんなに簡単なことじゃないということが一番でしょうか。まだまだ古い常識や価値観、世代間の考え方の違いが多くあり、そこを乗り越えて多くの女性に想いを伝えて行くのが難しいと感じています。

壁を乗り越えるための裏技はなくて、愚直に続けて行くしかないと感じています。私の場合だと本や、ブログ記事、メールレターに思いを込めて伝えていくということを地道に続けています。もちろん、愚直にやると言っても小さなことが積み重なって大きな差になるので、人より密度濃くやるのも大切です。人が1のところを1.5やってみる、人が1日10回のところを20回やってみる…少しでも進めたいと思いますし、いつも焦っているかもしれません。

 

「焦り」と聞くと大変そうなイメージがありますが

私には成し遂げたい夢があるので、このストレスは乗り越えるべきだと思っています。少しでもやりたくないこと、意味のない時間を減らし、自分にとって楽しくて好きでやりたくて夢に向かっていて、、という時間を増やして行きたいと考えていますよ!

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

・育児では・・・自己肯定感と好奇心。愛しているを伝える、彼女のやりたいことをなんでもやらせて、興味の芽を摘まない。これを一番大事にしています。毎日寝るときに娘に「あなたのこういうところとこういうところが好きだよ、大好きだよ」って伝えています! 幸せが循環しますよ。

・仕事では・・・私にあるのはノリと勢い、実行力です。逆にいうと計画性や戦略性など、足りないものもたくさんあります。だから、自分の弱いところを補い合ってくれる人と仕事をする、ということも大事にしています。私のノリと勢いを形にしてくれるメンバーと仕事をしたいなと思っていますし、いつの間にか周りに補ってくれるメンバーが集まってくれています。

 

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 これからの目標を教えてください。

・育児では・・・娘が自分自身の好奇心をたくさん持って色々な分野に挑戦して行く人になって欲しいと考えています。興味がありそうなことはなんでもやらせてあげたいと思っていますし、娘が楽しそうで好きそうなものを続けさせてあげたいと考えています。

・仕事では・・・現在運営しているコミュニティ「Project F」をもっともっと活発にして、たくさんの自立した輝ける女性を輩出したい、社会に変化を与えたいと思っています!

 

サイトをご覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。ワーママの皆さん、頑張りすぎないで自分を大切にしましょう。責任感や義務感から本当はやりたくないことやっているなら思い切ってやめて、自分にとって楽しくてやりたいことをどんどん一緒に挑戦しましょう。ワクワクした気持ちや幸せな気持ちを周りに伝え、愛される循環を作っていきましょうね!

 

 インタビュー:中村美沙子、構成:柴田広夢

2018年8月2日 0 comment
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町田さん
町田さん

町田さん

プロフィール

・氏名:町田花奈
・会社名:サイエスト株式会社
・役職名:コンサルタント
・職種: 営業・事務
・簡単な経歴:空港職員、大手人材会社などを経て2016年にサイエストに入社
・ご自身の年齢 :35歳
・お子様の年齢 : 5歳
・ワークスタイル:時短勤務 社員

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

弊社は定年後の何かプロフェッショナルな分野をお持ちの方を「顧問」として企業に
紹介する「グローバル顧問」というサービスを展開しています。
https://cyestc.com/global-business.html
私は主に官公庁のプロジェクトにその専門家をご紹介するという仕事をしています。
官公庁とのやりとりは、とても細かい部分があるのですが、日本企業の海外進出をお
手伝いできているという部分にやりがいを感じています。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00 起床
6:30 朝食
7:30 家を出る ※保育園送りは主人の役割
8:45 出社
9:00 始業   ※基本的に社内において事務作業メイン
16:30 退社
18:00 保育園迎え
18:15 子供習い事送り
18:15 夕食準備
19:00 子供習い事迎え

19:30 夕食
20:15 子供と風呂
20:45 子供と遊ぶ
21:30 子供寝かしつけ
22:00 洗濯物干す、畳む
22:30 主人帰宅、夕食準備
22:30 自分タイム(読書、TV鑑賞、ネットサーフィン)
24:00 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

時間の使い方。独身の時は自分ひとりだったので、時間は無限にあったのですが今は
そうはいかないので時間を意識して働いています。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教え
てください。

仕事が育児の息抜きにもなるし、育児が仕事の息抜きにもなり良い相乗効果を生んで
いると思います。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

やはり時間の管理が大変です。今はチーム内のマネージャー的ポジションでパートさ
ん、派遣さんも管理しているので皆の時間を見つつ自分も時短勤務で業務を終わらせ
ないといけないのはかなり工夫が必要です。

それをどうやって解決していますか?

夜の時間の自由が利かないのであれば朝早起きする等どうにか時間を捻出できないか
を考えています。

お子さんと。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

仕事ばかりで自分のやりたいことができないのは嫌なので夜子供を寝かしつけてから
の2時間は自分の好きなことをするようにしいます。何よりも仕事ができるのは家族の
協力のお陰なのでいつも感謝の気持ちを大事にしています。

今の会社を選んだ理由は?

社長の理念として、「年齢やバックグラウンドに左右されない働き方を目指す」というものを掲げており社員の中には、ママはもちろん72歳の方や外国人の方など様々な方が働いております。従業員の男女比が3:7で女性がとても多く、その中でもママが半分を占めるとてもワーママの多い会社です。

子育てしながら働くには周りの協力と職場環境も重要だと思うので、子育てしながら仕事をしたい意欲を受け止めてくれる会社で働きたいと思ったため。ママにも沢山の裁量があるのも良い点です。

 

仕事と家庭の両立のために意識していることは?

家に仕事を持ち帰らないこと!
もちろん繁忙時期は避けられないこともありますが、昼間は子供に保育園でがんばってもらっている分、一緒にいる時間は子供と全力で向き合うようにしています。主人が帰ってきてからは一緒にTVをみたり、会話をしたり、楽しい時間を共有するようにしています。

今後ワーママになる方へメッセージ

働きたい意欲があるのに子供がいるからムリ・・・なんて諦める事はないです!
いかにして子育てしながらの働くかは自分の意思と行動次第だと思います。また働いているからこそ(外でやりたいことができているからこそ)、子供にたっぷりの愛情を注げます!どんどんワーママが活躍する社会が広がってほしいと願っています。

今後の目標やプランを教えて下さい

仕事含めいろいろなことに興味をもってチャレンジするママの姿を子供にみせること
で子供にとって自慢のママであり続けるとともに子供自身の好奇心、向上心、努力、忍耐力等を刺激したいです!

2018年2月27日 0 comment
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森さくらさん

今回ご紹介するパワーママは、夫婦で育児休業された小野里美保さんのご紹介です。

森さくらさん

森さくらさん

 

小野里さんからの紹介メッセージ

困っている人を見るとさらっと手をさしのべてくれ、いつも自然体で元気な笑顔の森さくらさん。私も助けられた人のひとりです!
そんな森さんは大手警備会社に勤務している三児の母、一般社団法人の副代表として活動もされています。「医療のかかり方講座」は自身の子育て体験も織りまぜ、共感の連続!目からウロコの講座です!!

 

プロフィール

・氏名 :森さくら

・会社名:警備会社

・役職名:役職なし

・職種 :営業職兼営業サポート職

・簡単な経歴:人々の生活の基盤を支える公共サービスに携わりたく、「民間でありながら社会システム産業を担っている」警備会社へ新卒で入社。会社大好き!で創立記念日に社内結婚。長女妊娠中には年間優秀営業員賞を頂き、悔いなく産休に突入。その後は「復帰・産休を繰り返してる人」です。

長女の育休中に「一般社団法人知ろう小児医療守ろう子ども達の会」に出会い、スタッフとして活動。現在は仕事の合間をぬって、親向けの「子どもの病気の向き合い方・上手なお医者さんのかかり方」を伝えるお話会を担当しています。ガツガツ仕事をしていた頃を知っている上司からは、「もっともっと働いて~!」と言われますが、仕事・子育て・プライベートは今が自分のベストバランスです。

2007年7月7日 結婚

2008年6月  長女出産(育休2年)

2010年4月   復帰(元の部署(個人宅営業))

2012年7月  長男出産

2013年4月  復帰(法人営業部に異動)

2014年8月  次女出産(育休2年)

2016年4月  復帰(元の部署)

→現在に至る

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :37歳、1980年

・お子様の年齢 :長女 9才(2008年) 長男 5才(2012年) 次女 3才(2014年)

・ワークスタイル:会社:9時~16時(2時間時短) 小児医療の活動:月1でお話会

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

警備会社の法人営業部門で新築マンション向けセキュリティシステムの営業担当をしています。子どもの病気、学校・保育園行事とプライベートの活動(小児医療)などでお休みをすることも多いので、業務量はかなり考慮して頂き、私単独で案件が進むことがないよう、様々な人にサポートについて貰っています。9時~16時の勤務後には小児医療の資料作りや作業などを週1 で行ってます。自身が講師をするお話会の日が平日の場合は休暇を取って対応しています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

06:30:起床、身支度(ねぼすけなので7時頃起きることも・・・)

07:00:朝食(キッチンは夫担当。3回目の復帰からようやく担ってもらえました。)

07:30:長男・次女と保育園へ出発(長女は自分で鍵を締めて7:50過ぎに小学校へ出  

    発。)

07:50:保育園に到着(保育園までは3キロ。電動自転車が頼り)

08:50:会社到着

09:00:勤務開始

16:00:退社  ※翌日に仕事を残すと気になるので仕事が溜まっている場合は18:00まで

         勤務することも。「帰り辛い雰囲気」は全くないので、急ぎの仕事がなければすぐに帰ります。

 

【小児医療の作業がない場合】

17:00:保育園お迎え

18:00:帰宅(長女は1人で学童から帰宅)

18:15:夕食 (夕食は夫が朝のうちに用意して冷蔵庫に)

19:00:ダラダラ&掃除洗濯(子ども達はテレビや好きな遊び)&長女宿題対応

20:00:入浴

21:00:就寝(ほぼ寝落ち)

 

【小児医療の作業がある場合】

16:00:退社後カフェなどで作業

18:30:保育園お迎え (どうしても間に合わないときは延長保育)

19:00:帰宅、夕食 

20:00:入浴、長女宿題対応

21:00:就寝(ほぼ寝落ち)

 

3人の子どもたち

3人の子どもたち

出産して、何が一番変わりましたか?

出産前はとにかく毎月の営業成績を必死に追う「戦闘モード」でした。個人のお宅向けセキュリティの営業だったので、「お客様都合で土日祝日がアポのことがほとんど。携帯は休みの日でも手放せない。」そんな生活でした。1人目が3才位までは、まだまだ肩に力が入っていて、「自分の失敗も許せない。人の失敗も許せない」という感じでした。今から思えば長女には厳しくあたっていたと思います。仕事中も急なお休み、時短勤務をすごく後ろめたい気持ちで仕事をしていました。

2人目の子育てをし始めてから、保育園の先生や小児医療の会のメンバーなど色々な人の温かさに触れ、ずいぶん丸くなりました。「申し訳ないという後ろめたい気持ちで働いてても仕方ない。出来ることをやるだけ。」と思えるようになりました。また、以前は「人を頼ることは負け」と思っていた節があったのですが、2人目・3人目と、だんだん人を頼らないとやっていけない状況になって(笑)「信頼して委ねて感謝する」ことの大切さを学ばせてもらいました。今は、人に頼りまくってます。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

具体的なエピソードで「これ!」というものは思いつかないのですが、温かい保育をして下さる保育園に出会えたことが何よりも私をHAPPYにしてくれています。自分が幼稚園育ちなので、当初保育園に対して心配しかなかったのですが、保育園に入園してみて考えが変わりました。大人の都合でかき消されがちな小さな子どもの声を丁寧に拾ってくださると同時に子どもだけでなく、親が親になるために支えくれる場所だと思っています。日々保育をして下さる先生方の姿を見ると、「私もがんばろう!」と思えます。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

とにかく長男がやんちゃで「おさるのジョージ」を地で行く人なので・・・エネルギーを吸い取られ、疲れます。(とにかく明るいので大笑いさせてくれるのも彼なのですが。)

また、当然なのですが3人とも性格が全く違って、対応を間違えると面倒なことになります。でも、『大変といえば、大変。面白いと言えば面白い。』子育てってすべてそうなのかもしれません。

仕事(警備会社の方)をしていて大変なのは、「仕事をもっとやりたくなっちゃうとき」ですね。欲が出てしまうと、「旦那は思う存分仕事出来ていいよなぁ」とか「せっかく早く帰ってきたのに保育園から帰らない・・・」とか、「あの人は仕事もバリバリ、子育ても順調ですごいなぁ。」とか、グチグチネチネチモードになってしまいます。

 

それをどうやって解決していますか?

グチグチネチネチモードからの復活は3段階あります。

1、空腹と睡眠を満たす

すっきりした気持ちでもう一度自分の環境を考えると、なんて恵まれているんだろうと思えます。「今出来ることを、目の前にあることを、やるしかない。」と気持ちが入れ替わります。

2、人に甘える

たいてい、人に頼ってなかったり甘えてなかったりするとそのモードが表れます。なので、「ちょっと子どもを見てて欲しいな」と言える人を普段から作るようにしています。逆に、保育園のママ友で手を貸したいなと感じるママがいたら、「預かるよ~」と言いまくってます。困ったときは、お互い様で。

3、「毎日がんばってるわよ~」「えらいわねぇ」と言ってくれる人の所に行く!

最終手段は、自分から出向く。商店街の魚屋のおじちゃんやおばちゃん、毎日会う駐輪場のおじちゃんたち。ちょっと愚痴ると褒めシャワーをくれるので、浴びに行きます。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児と仕事、どちらも「自分が楽しむこと」と「一人で抱え込まないこと」です。

 

一般社団法人「知ろう小児医療守ろう子ども達の会」の副代表として行っている「お話会」はどのようなものですか?また聞いた方の感想は?

妊婦さんが両親学級で「沐浴」を習うように、産後の乳幼児健診で「歯みがき」や「離乳食」を習うように、「子どもの病気」について全国どこの自治体でも学べる機会を設けてもらえることが会の目標です。

私自身、長女の産後に出会い、当初は小児医療講座のスタッフ、現在は乳幼児を抱える親向けに「子どもの病気への向き合い方と上手なお医者さんのかかり方 」をお伝えしています。受講された方からは、「医師に自分の気持ちを伝えていいんだ!と気付けた。」「子どもが熱を出すとただただ不安だったけれど、これからは冷静に対応出来そう。」と前向きな感想を頂きます。

全国どこでも出向きますので、自身が通われている保育園や幼稚園、子育て支援施設などで講座を開きたい場合は何なりとご相談下さい。最近は、会社内のダイバーシティー研修としての小児医療講座を開催しています。管理職の方からは、「子育てしている社員の気持ちが分かった」と、子育て中の社員の方からは「仕事と子育ての両立がしやすくなりそう」と好評です。人事担当・ダイバーシティ担当の方、是非ご検討下さい。

 

※一般社団法人知ろう小児医療守ろう子ども達の会

 https://www.shirouiryo.com/



地域の活動として行っている「親子で街デビュープロジェクト」ではどのようなことをしていますか?

「親子で街デビュープロジェクト」は東京都杉並区にある和田商店街と地域に住む子育て世代が交流し、消費者参加型の商店街活性化を目指すものです。商店街って、何かちょっと面倒くさそうなイメージがあったのですが、全然そんなことはなく、メリットばかり。親は何気ない会話に救われるし、長女も学童帰りにちょっと寄って日々のことを話したり、親子ともにお世話になっています。

プロジェクトではメインメンバーではなく、「宣伝する」「行けたら行って一緒に楽しむ」担当です。そんなポジションも認めてくれる温かいメンバーが活動しています。

 

※和田商店街

 https://wadashotenkai.jimdo.com/

 

 親子で街デビュープロジェクト ※最新情報はFacebookでご確認下さい

 http://blog.goo.ne.jp/machidebut


警備会社では仕事をセーブしていると聞いていましたが、母としての視点を本業と結びつけ、企画の構想などありましたら教えてください。

セーブしていると聞いたら会社に怒られてしまうかもですが(笑)「出勤した9時~16時まではがっつり会社内の仕事をしたいけど、それ以降は他のことを優先したい」と思っています。でも、『その「他のこと」が仕事にもきっと生きるから、今はちょっと待ってて下さい。』と言ったところでしょうか。実際、小児医療の活動で知った課題を、会社として取り組む企画として提出し、昨年社長表彰を頂きました。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

小児医療の会としては、引き続き「小児医療を伝える活動が全国的に、継続的に広がるようにすること」が目標です。医療では、高齢者の問題が多く取沙汰されますが、高齢者も大事、でも、小児医療を入り口に高齢化社会を支える医療の礎を築くことも大事です。一生のうちで医療機関に関わる機会の多い子どもの時期に親が医療のかかり方を学び、医療に関心を持ってもらうことは、将来にわたってとても役立つと信じています。

仕事では、引き続きメインで業務を担って下さっている上司同僚に感謝をしつつ、自分が自分らしい発想や業務が出来るよう、社外の活動も大切にしたいと思っています。

個人的には、防災にも興味があるので、将来は地域の消防団に入団したいと思っています。やっぱり「安全・安心」は自分の中でのテーマから外れることはないですね。

 

一番やんちゃの長男くんと

一番やんちゃの長男くんと

最後に、メッセージをお願いします。

3人子育てをしてるとベテランね、と言われることもありますが「3人の子育ては初めて」で失敗も多いです。(「パワーママ」というキラキラした響きとは程遠い・・・)人に支えてもらいながら、「私」の気持ちを大切に、日常を送っていきたいと思っています。こんな働き方が、どなたかの参考になれば嬉しいです。

2018年2月19日 0 comment
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Aya Aiba shirt with kids profile (3)

今回ご紹介するのは、アメリカ・ニューヨークを拠点に日本人初の子どもの睡眠コンサルタントとして活躍している愛波文さん。ご自身もニューヨーク育ちでアメリカ生活の長いパワーママです。
2人のお子さんの出産もアメリカでされたそうですが、産後にご長男の寝かしつけと夜泣きに悩んだことが現在のお仕事につながったといいます。育児をする中で出会ったアメリカ人ママが自分の時間をうまく作っていることを目の当たりにし、自身も子どもの睡眠改善に取り組むことに。
アメリカでの子育てについても伺いました!

Aya Aiba shirt with kids profile (3)

 

プロフィール

・氏名:愛波文(あいば あや)
・会社名:Sleeping Smart®
・職種:APSCアジア/インド代表・IMPI日本代表・妊婦と子どもの睡眠コンサルタント資格取得講師・子どもの睡眠コンサルタント
・簡単な経歴: 2005年慶應義塾大学卒業後、外資系企業勤務。2014年に日本人として初めて子どもの睡眠コンサルタントの資格を取得。2016年から米国IMPI(International Maternity and Parenting Institute)と提携し、妊婦と子どもの睡眠コンサルタント資格取得講師を日本語で務める。2017年にはAPSC(Associate of Professional Sleep Consultants)のアジア/インド代表に抜擢される。光文社VERYでメソッドが話題になり、現在講談社べビモフ、主婦の友社MILLYで連載中。
・居住地:アメリカ、ニューヨーク
・ご自身の年齢:35歳(1982年生まれ)
・お子様の年齢:長男5歳(2012年生まれ)・次男2歳(2015年生まれ)
・ワークスタイル:平日子どもたちが学校に行ってる間の5時間半&子どもたちが寝た後仕事

 

 現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

1.APSCアジア/インド代表:(Associate of Professional Sleep Consultants)世界中の有能な子どもの睡眠コンサルタントたちが集まっている団体でアジアとインドの代表しています。
2.IMPI日本代表: IMPI(International Maternity and Parenting Institute)と提携し妊婦と子どもの睡眠コンサルタント資格取得講師を務め、現在35人の生徒を育成しています。
3.Sleeping Smart®代表:日本人向けに子どもの睡眠コンサルテーション、子どもの睡眠教育プログラム、個別相談をオンラインで提供しています。

 

sleeping smart®で提供しているサービスについてもう少し詳しく教えてください。

子どもの睡眠で悩んでいる親や保育者をサポートしながら、悩みをコンサルテーションで改善していきます。単発で個別相談も行っています。1月からはオンラインで受講できる私の今までの経験を含んだ科学的根拠に基づいた子どもの睡眠教育プログラム(小児科医監修)を始めました。このプログラムは1年間サポート付きで、妊婦から5歳までの睡眠情報に加え、悩みの改善方法が学べます。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

7:00 起床
7:15 子どもたちの朝ごはん
7:20 お弁当作り(キャラ弁はしませんが毎日簡単なお手紙を書いています)
7:50 長男宿題
8:00 次男保育園(主人担当)
8:20 長男学校に送る
9:00-14:30 仕事/家事/お買い物/運動/たまにママ友と朝会
14:55 長男お迎え
15:00 長男の習い事または公園遊び
16:00 次男お迎え
18:00 夜ご飯
18:45 お風呂
19:30 寝かしつけ
20:00 子どもたち就寝
20:30 お風呂
21:00 主人帰宅→ご飯。夫婦の時間
22:00 日本と打ち合わせ/講義
24:00/25:00 就寝

 

ニューヨークで生活するようになったきっかけを教えてください。

私自身5歳から18歳までニューヨークで育ちました。慶應義塾ニューヨーク学院を卒業後、慶應義塾大学に入学、大学卒業後は日本で就職し、日本には合計10年間いました。結婚後、主人の異動で2011年にサンフランシスコに引っ越し、2012年に長男を出産。その後、主人が転職をしてニューヨークに引っ越し、2015年に次男を出産しました。

 

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

出産前は全てにおいて完璧主義だったのが少しずつ変わってきました。以前は子どものためにいつも全力で頑張らなくては!と離乳食にこだわり過ぎたり、夜泣きする長男をひたすらあやしていました。そんな時、アメリカ人のママ友に会ったらみんなとても元気なんです!子どもが寝た後にジムに行ったり、友達と飲みにいったり。どうしたらそんなことができるんだろう?と思い、聞いてみると、彼女たちは子どもにねんねトレーニングをして、ママ自身の睡眠も確保して、自分のために使える時間をうまく作っていました。まずは、何でも完璧にこなそうという思いを捨て、自分の時間を作るためにも長男の睡眠改善を始めてみることにしました。この時の経験が今の仕事に繋がるとは当時考えてもいなかったので不思議です!

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

11月上旬まで平日はほぼワンオペでしたが、現在は次男を保育園に送ることが主人の担当です。また、寝かしつけについても平日夜は子どもたちが寝た後に帰ってくるので難しいですが、週末は主人が担当です。

 

今のお仕事にママの目線が役立つことはありますか?

全てです!長男が生まれたことでこの仕事に巡り合え感謝しています。振り返ると、長男がなかなか寝てくれなかったり、夜泣きがひどかったのがきっかけなので、長男には夜泣きしてくれてありがとう!とも思ってしまいます(笑)

 

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

・育児では・・・「ママ仕事頑張ってね」と長男が手紙をくれることです。それにつられて最近では次男も言ってくれるようになりました。長男が私の載っている新聞記事を自分で切り取って学校に持って行ってくれたことも嬉しかったです!

・仕事では・・・コンサルテーションでお子さんの睡眠が改善されると泣きながら感謝されることがあります。「愛波さんは私をどん底から救ってくれた人です、一生忘れません」と言われた時には本当に嬉しかったです。

 

育児&仕事をしていて一番大変なことは?

・育児では・・・男の子二人の育児がこんなに大変だとは思っていなかったです笑!毎日ぐったりです。今はちょうど次男のイヤイヤ期で、なんでこんなに全てがイヤなんだろう?なんでいきなりギャン泣きするんだろう?と理解不能なことばかりです。

・仕事では・・・育児、家事、仕事があるので、時間のやりくりが大変です。そして、日本人へのコンサルテーションや日本企業とのやりとりが多いので、どうしても夜の22時ぐらいから打ち合わせや講義が入ってしまいます。

 

それをどうやって解決していますか(していこうとしていますか)?

・育児では・・・次男がイヤイヤ言っている様子やギャン泣きしている様子を動画に撮って主人や友達に送って笑い飛ばしています!

・仕事では・・・次男の預け先を日系幼稚園から現地の保育園に変えました。日系幼稚園の預かり時間が午前中の2時間半だけだったので日中は何も出来ず、夜中の3,4時ぐらいまで仕事をするような生活を2ヶ月ほど続けていたら高熱で倒れてしまい、これではダメだと思い、保育園に入れることにしました。アメリカでは保育園は私立しかないため結構な額ですが、主人と話し合い、私の仕事と体調ために現地の保育園に入れることを決心しました。
打ち合わせやプロジェクトで忙しいときには美味しい和食を作ってくれる友達にきてもらったり、家の片づけを外部に依頼したり、ベビーシッターさんもお願いしています。次男が2歳になるまでは保育がなかったので、定期的にベビーシッターさんを雇い、コンサルテーションを行っていました。その頃はコンサルテーションでクライアント様から頂いていたコンサルテーション代は全てベビーシッター代になり、時にはマイナスになることもありました(笑) それでも悩んでいる方々を助けたいと思う気持ちのほうが強かったから続けられたのだと思います!
また、幸いにも仲良いママ友が本当に本当に優しくて、風邪をひいたり、忙しい時に「ご飯玄関に置いといたよ」と美味しいご飯をもってきてくれたり・・・泣けるぐらい嬉しいです。
多くのみなさんに助けられています。

 

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

・育児では・・・楽しむこと、いっぱい笑うことです。実際はよく怒っていますが(笑)!息子二人それぞれと1対1の時間をとることも常に心掛けています。また、人間的には人の痛みがわかる子に育って欲しいと思い、長男の1歳の誕生日会ではみなさんに寄付金をいただき、東日本大震災で津波でピアノが流されてしまった多賀城中学校にピアノを寄付しました。5歳の誕生日には同じように、グアテマラの学校に200冊の本を寄付しました。熊本地震のときにはレモネードスタンド(子ども自らレモネードを作り自宅などで販売する活動のことです。この活動を通して子ども達はボランティア精神や経済感覚を身に付けていきます)を2回行い、$1600を寄付しました。

・仕事では・・・ひとつずつ愛を込めて丁寧に。クライアントさま、生徒さん、仕事関係者の方々と離れているからこそ、メールひとつにしても時間をかけて丁寧に書くようにしています。

 

熊本地震のレモネードスタンド

熊本地震のレモネードスタンド

 

アメリカ人、日本人、両方のママのコンサルテーションをする中で、あやさんが感じてきた子育ての違いは何ですか?

アメリカ人は自分の時間を必ず作るようにしています。色々な人の手を借りながら自分自身をとても大切にしています。一方で、先日の日本出張で友人や企業の方々ともお話しをしていたのですが、日本人ママは「我慢は美徳」という文化の中で暮らしているので無理をしてる部分が多いなと感じました。育児を全て自分でやっている、ワンオペの方が多く、もっと多方面に助けを求めていいと思います。一人の人間を育てるってすごく大きな責任があり、一人でやるものではないと思うんです。もっともっと人に頼り、ママたちには自分自身を大切にしてほしいなと思います。

 

これからの目標を教えてください。

・育児では・・・楽しむこと!あとは、子ども達が誇れるママでいたいと思っています!

・仕事では・・日本で妊婦と子どもの睡眠コンサルタントを増やし、子どもの睡眠に悩んでいる方々に相談できる相手がきちんといることを伝えていきたいです。日本のみなさんにも子どもの睡眠の大切さと知識を広めていきたいと思っています。

 

サイトを覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

育児と仕事は完璧にこなす必要はないと思っています。仕事はある程度コントロールできる部分がありますが、育児は思う通りにいくほうが稀!毎日新しい発見や悩みが出てきて楽しいけれど、疲れる時も、イライラする時だってあります。私はそういう時、主人の協力またはベビーシッターに頼り、自分の時間をきちんと作り、好きなことを自由にするようにしています。アメリカで良く使われる言葉「Happy Mom Happy Family」。日本でもママたちがもっと自分がハッピーでいることを大切にしてほしいなと思っています。私自身もこの点についてはまだまだ頑張らないといけない部分です。
このインタビューを読んで子どもの睡眠に興味を持たれた方、悩んでいる方は1月に始まりました子どもの睡眠教育プログラムがお勧めです!
妊婦と子どもの睡眠コンサルタント資格取得コースも随時募集をしております。
また、一人で寝るのが怖い、暗いの怖くて寝かしつけに悩んでいる方には3月に出版される絵本、「スーちゃんおやすみなさい」をぜひ寝かしつけの時に読んであげてください。帯の推薦文を書かせていただきました。(予約:amazon「スーちゃんおやすみなさい」
そして、今夏!!子どもの寝かしつけや睡眠で苦労している皆さんのために、私のメソッドをお伝えしたくて、ねんねトレーニング本を出版予定です!

追記;『ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド』(講談社より2018年6月15日発売)

ホームページ: https://aya-aiba.com/

インスタグラム:https://www.instagram.com/aya_aiba/

愛波LIVE:https://aya-aiba.com/live/

IPHI妊婦と乳幼児睡眠コンサルタント資格取得コース:https://aya-aiba.com/courses/

 

インタビュー:小泉加奈子、構成:柴田広夢

2018年1月12日 0 comment
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小野里さん

3度目の育児休暇での活動、夫婦での育児休業からの活動など、小野里さんとお会いして、子育てや育児休暇を通して、留学並み、またはそれ以上の人生のシフトをされているなぁと、その実行力に感動しました!

小野里さんのキャリアに対する考えのシフト、また、まだあまり表には出てこないけれど、「父と子」の関係について、「父」の育児休業のリアル(妻目線)など、小野里さんならではのお話を伺いました!(インタビューby椿)

 

小野里さん

小野里さん

プロフィール

・氏名:小野里美保

・会社名:新聞社

・職種:広告営業

・簡単な経歴:新卒で新聞社に入社、新聞広告の校閲などを行う部署(深夜勤務土日出勤あり)に配属。第一子出産→育休→復帰、庶務部に異動、第二子出産→育休→復帰、営業部に異動。広告主向け広報誌の編集や広告企画などを担当。

第三子を出産し三度目の育休中。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :38歳、1979年

・お子様の年齢 :7歳(小2)2010年、4歳2012年、0歳2016年

・ワークスタイル:夫婦で育児休業中

 

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

第三子を出産し、三度目の育休取得中です。夫も同時に一年間の育休を取っています。

一度目と二度目の育休は思い通りにいかないことも多かったので、三度目の正直で今しかできないことをやっています

仕事は入社してから15年くらいずっと内勤で、与えられた仕事だけをこなし、キャリアをまったく意識していませんでした。その後、営業部に異動になってからは割と自由に動くことができ視野が広がりました。興味のある企画にも首をつっこみ、母となった視点を仕事に活かすことができました。これからおもしろい仕事ができそう、というタイミングで名残惜しく産休に入りました。

■「HEART&DESIGN FOR ALL~誰もが暮らしやすい社会の実現へ~」

障害者やLGBTなど多様性をテーマに情報発信やシンポジウムなどを行っています。

■子育ての支えになる言葉「糧ことば

絶賛投稿募集中です!「糧ことば」はだれでも応募できます。人から言われたり、聞いたり、本で読んだり…子育ての支えになった言葉をぜひご応募ください!選ばれた言葉は新聞&WEBに掲載されます!!

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:20 起床、長女の弁当・朝食・離乳食作り

7:00 夫&子供たち起床、朝食、長男長女を送り出す(送りは夫)

10:00 外出(ヨガ教室、PTAなど)

13:50 長女幼稚園お迎え(水曜日は午前保育)

帰宅後、買い物夕食作りなど家事

16:30夕食(夫、長男、長女)、長男長女習い事へ(夫が送り迎え)

18:30夕食(次女、義母)お風呂

21:00子供たち帰宅、お風呂、明日の準備

0:00 就寝

隙間時間でSNSチェックなど

 

出産して、何が一番変わりましたか?

今思えば、出産前までは自分のことだけ考えていて自己中、人も話も聞かないしツンケンして感じ悪い印象だったと思います。他人や社会に興味関心があまりなく視野が狭かったです。子供ができて自分が必要とされる存在になり、今では子供を三人産んだというだけで、人から相談を受ける機会も増え、いつのまにかベテラン枠。今まで周りに助けてもらってばかりだったので、今度は恩返しで他の人に役に立ちたいと思うようになりました。社会課題にも関心がでて、自分のできる範囲でボランティアなどに取り組んでいます。

糧ことば 新聞掲載

糧ことば 新聞掲載

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

ワーママとして、自分が新聞に載ったことがあり、子供たちに自慢しました!家族のリアクション薄目でしたが…。(笑)

ママたちが心の支えにしていることば「糧ことば」の企画は、社内の(自称)若手有志が勝手に作ったチーム「次世代研究所」と広告会社・博報堂のママチーム「リーママプロジェクト」とのコラボ企画です。読者から寄せられた「糧ことば」の選考会を行い、自分の子育てに対する思いまでが新聞に掲載されました。仕事では子供の病気で急に休んだり早退したり、周りに迷惑をかけてしまうことも多く、子育て中を「負い目」に感じていた時期もあったので、母となったからこそできた仕事は良い経験となりました。

ただ、夫は記事を読んで「(夫のことを)最初は全然ダメでした」の発言がお気に召さなかったようですが…事実です!

産後半年、家族で小笠原諸島へ 片道船で24時間

産後半年、家族で小笠原諸島へ 片道船で24時間

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

育児だけでも思い通りに行かないことばかりなのに、産後、自分ではどうすることもできない辛いことがたて続けに起こりました。信頼していた上司の突然の死、東日本大震災、弟の交通事故、実母の病気、そして闘病生活の後の死などです。有事の時に子供がいると身動きが取りづらいもどかしさを実感しました。どんどんネガティブ思考になり、育児にも仕事にも不平不満ばかりになっていきました。営業部に異動の話があったときは入社してから内勤経験しかなかったので、「今までの仕事の経験が何の役にも立たない、自分には何もできない。」と自己肯定感がとても低くなっていました。

 

それをどうやって解決していますか?

異動後、自分に自信がなかったとき、職場の先輩から「家庭で家事も育児もやっているのだから仕事ができないことはない。」と言われ、ハッとして、母であることにもっと自信を持とうと思いました。子育て中だからと「いつも申し訳ない気持ち」で「すみません」ばかり言って「自分は戦力外」と思っていたのですが、母であることを強みにして仕事ができないかなと考え方を変えました。なんだか急にひらきなおっちゃったんです。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児も仕事も不平不満ばかり言っていても解決にならないので、「ダメだし」ではなく「ポジだし」(ポジティブな改善策)を心がけています。

 

新聞社はハードワークと聞きます。実際はどうでしたか?

職場に働く母が増え、先を行く先輩もいたので、とても理解のある環境でした。周りのサポートにとても感謝しています。子育て中だから妊娠中だからと仕事を制限させるのではなく、やりたいことはやらせてもらえました。泊りの出張では久しぶりに一人でゆっくりお風呂に入り、誰にも邪魔されずに朝ごはんを食べ、出産前までは当たり前だったことのありがたみを実感した至福の時でした。出張から帰ると意外にも自分がいなくても家庭は普通にまわっていて拍子抜けしました。「ママじゃなきゃダメは思い込み」ですね。

 

 

広告営業のお仕事でも、取材についていったり等、社内でも比較的自由に動けてたのことで、それはどのように実現に至ったのでしょうか?

内勤のときは、ミスなく仕事してあたり前なので評価されることもあまりなく、仕事は受け身でした。目の前の仕事を毎日同じようにこなす方が楽だと割り切っていました。いきなり未経験の営業部へ行けと言われたときは、「イヤです。私には無理です。」と全力で拒否しました(笑)。知らないことってコワイと感じてしまうし、なによりまた一から仕事を覚える気力がなかったです。

私は短大卒なので、営業に異動することはない、四大卒と比べると給料の差も大きいし、昇進も遅い、研修も受けていない、だから補助的な仕事しか任せられないんだと思い込んでいました。考えてみれば、そんな契約なんてないのに、入社したばかりの頃に誰かに言われた言葉が呪縛のようになっていたのだと思います。

異動後に思い立って企画を提案しました。最初はアイディアだけ出せば後は誰かがやってくれるだろうと甘い考えでいました。でも自分で動かないと進まないことがわかり、周りも巻き込んでサポートしてもらいました。子供がいると外出しにくい大人の会話ができないというフラストレーションがあったので、自分のやりたいように自由に動けるってとてもいいですね。

考えていることは言わないと相手に伝わらないし、やりたいと思ったことがあれば遠慮していると損です。会社も夫婦関係と同じで「言わなくてもわかってほしい」と念じていても伝わりません。自分からやるって言ったのにできなかったらどうしようとも思ったけれど、できないときはできないと言いました。そうしたら、周りが助けてくれました。声をあげることが大事です。

 

夫婦で育児休暇を取得する事になったきっかけを教えてください。

夫婦で育休と聞くと、とても子煩悩な夫で夫婦仲も良いと思われがちですが、むしろ家族を立て直すための荒療治です。

最初に夫が育休を取ると言い出した時、私は三度目こそは育休を謳歌しようとしているのに、「自分のペースが乱されるのでは?」「夫のお昼ごはんまでつくるの?」「働きたくないだけじゃないの?」「育休なめんな!」というのが正直な気持ちでした。同居している夫の母も世間体を気にして猛反対していました。しかし、「家族との時間を大切にしたい」という夫の決意は固く、転勤辞令が出たことをきっかけに強行的に育休取得となりました。(詳しくは「共働き未来大学」のインタビューをどうぞ)

 産まれて一年間の子供の成長はめざましいので、「今日はじめて歩いたよ」とか私から聞くよりも夫の目で見てほしいですし、男性にも一度仕事から離れ家族と向き合い、今後の人生について立ち止まって考える機会としての育休もありだなと今は思っています。

 

ただ、良いことばかりではなく、夫婦で働いていないので長女は通っていた保育園を退園となってしまい、急遽幼稚園さがし、働いていないので世帯収入も大幅に減り貯金を切り崩しています。でも、保育制度など必要に迫られて得た知識や経験は無駄にしないで仕事に活かしたいので育休中に保育士資格取得を目指しています。

 

産後ケア教室 マドレボニータ

産後ケア教室 マドレボニータ

3回目の育児休暇でチャレンジしている事、意識していることなどあれば教えてください。

「育休中なのに活動的だね」とよく言われますが、やっていることはどれもこれも本当は苦手意識のあることばかりです。

自分にはスキルがないと思っていたので、妊娠中にプロボノ(スキルを活かしたボランティア活動)「ママボノ」に参加。

運動音痴だけど、産後は気力体力回復のため、産後ケア教室「マドレボニータ」のエクササイズに通いました。

育休中の現在は「母となってはたらく」をテーマにしたNECワーキングマザーサロンの運営メンバーにボランティアとして参加していますが、もともとはママトークが苦手で児童館に行くのすら苦痛でした。

小学校のPTAにいたっては「なんかコワイ」「めんどくさい」というイメージしかなかったけれど副会長になりました。

すべてに共通しているのは実際に飛び込んでみたら面白く学ぶこともたくさんあるということです。

今後は英語が苦手なので親子留学をしたいですね。夫はどこまで本気かわかりませんがシアトルに住みたいようなので。

 

ママが推薦して父子旅行でシアトルに行かれたのですよね?参加した経緯など教えてください。

夫は育休に入ると、子供たちに勉強や運動など教育熱心になるあまり、毎日怒ってばかりになってしまいました。特に長男に対してです。怒られた息子は母に逃げる、私は息子をかばい怒りすぎの夫にイライラ…家庭内ギスギスで最悪な状態。夫と息子そんなに相性が悪いのなら関わらないでほしいと思っていた矢先、タイミングよく「父子ツアーinシアトル」という企画を知りました。主催は「笑っているパパを増やす」活動をしているNPO法人ファザーリングジャパン関西です。夫の志望動機と妻の推薦状により選ばれた3組の父子が渡航費無料でシアトル8日間の旅をするという企画でした。毎日眉間にシワを寄せている夫にはもうこれしかないと思い応募、幸運にも参加させていただくことができました。息子にイライラしても、他の父子たちが一緒の手前、声を荒げるわけにはいかないし、その辺に放置して帰ってくることもできない状況です。ママのヘルプもない逃げ場のない海外で息子に向き合ってほしいと願いつつ、ケンカして途中リタイヤするのではないかとすら心配していました。成田空港に迎えに行くと感極まって泣いている夫がいたので、父子の絆が深まったと確信しました。もちろん、今でも夫は怒ることもありますが、以前のような頭ごなしの怒りではなくなり、その影響か息子もとても落ち着きました。二人とも一皮むけた感じがします。母子分離したことにより、夫の子供の接し方に私自身が干渉しすぎていたのかなと少し反省もしました。

この父子ツアーは単なる旅行ではなく、現地パパたちとのミートアップなど、パパたちの子育てや働き方に対する考え方を変えるほどの刺激的なものだったようです。

興味のあるは夫のブログもどうぞ!

 

 

お仕事復帰したら、どのような動きをしたいと考えていますか?

「育休中って毎日ヒマでしょ?」とか「三度も育休取って戻る席はあるの?」と言われたこともあります。育休はブランクではないことが証明したいですね。

育休中は仕事では出会わないような人たちとつながり、普段できない経験もできます。それを仕事に結びつけたいです。

母としての視点を活かし、家庭と仕事の境界線がないような仕事ができたら理想的です。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

シアトルの効果で、夫が働き方を変えたい!と宣言しているので、いざというときの変化に対応できるように準備していきたいと思っています。仕事と家庭以外の第三の場や自分の好きなことやりたいことをさがしていきたいです。

 

最後に、メッセージをお願いします。

最近の女子大生はあえて一般職を選ぶという記事を読んだことがあります。

私はずいぶん長いこと割り切って仕事をして思考停止してしまっていたので、やる前からできないと決めつけるのはもったいないなと思います。

 

自分の関心がある仕事ができるってとてもおもしろいです。作業量が多くても全然苦にならない。逆に、まったく興味のもてない、やらされている感の仕事はしんどいです。

インタビューされているパワーママたちを見るとみんな仕事が好きだからどんなに忙しくても活躍できているのでしょうね。

仕事している時間って一日の中でとても長いから、自分がそれで満足なのかをよく考えた方がいいと思います。

自分の気持ちが満たされていれば子供にもパートナーにも優しくできます。子育てを理由に自分の気持ちを後回しにしないでください。

2017年10月31日 0 comment
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今回紹介するパワーママは、今年フリーランスに転身された中村真弓さん!

色々な事情で、独立するか悩んでいる人、少なくないと思います。なぜ、どのように独立を決断してフリーランスとして活動されているのか、気になる本音を聞いてみました!(インタビューby椿)

 

中村真弓さん

中村真弓さん

プロフィール

・氏名:中村真弓(なかむらまゆみ)

・会社名:フリーランス

・役職名:マーケティング&コミュニケーション

・簡単な経歴:2003年にICT事業の法人営業に従事。広報・PRを養成するビジネススクールのコミュニケーションマネージャー、金融ベンチャーの広報スタートアップなど、10年以上の広報・PR、ブランディング、マーケティングの経験を活かし、2017年からフリーランスへ転身。プライベートでは二人の娘の母。遠方の両親の助けも借りながら、多忙な夫と子育てを乗り切るため、自分自身の働き方改革に挑戦中。

・居住地:横浜市

・ご自身の年齢 :37歳、1980年生まれ。

・お子様の年齢 :9歳(2008年生まれ)、5歳(2012年生まれ)

・ワークスタイル:出社と在宅どちらもあり

 

 現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください

フリーランスとして数社の広報・PR、ブランディング業務に携わっています。社員と同じように名刺を持ち、社内会議にも入り込んで一緒に戦略を練るところから始める企業もあれば、週に1回の定例会議を持って事業コンセプト、PR戦略を作り上げている企業もあり、各社様々な形で関わらせていただいています。「世の中をもっと良くしたい」、「すべてはお客様のために」というとても熱い想いを持った経営者やマネージャーの方々と、外部の視点を活かしながら、社員と同じ気持ちで一緒に事業に取り組めることがとても楽しいです。ワークスタイルとしては、在宅を中心にしながらも、face to faceが必要な時は出社を入れて、通勤の隙間時間も活用しながら業務をコントロールしています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:00  起床、SNS、ニュース、メールチェック。時間があれば読みたかった本を読む。

7:00  子どもたち起床。朝ごはん。長女を学校へ送り出し。パパが次女を保育園へ。残った家事を片付ける。

9:00    A社の在宅業務開始

10:00  A社の社内会議(スカイプ)

13:00  A社の在宅業務終了、 ランチ、移動

14:00  B社の打ち合わせ(訪問)

16:00  終了、移動

17:00  次女の保育園お迎え

17:30  帰宅、メールチェックと1日の残った仕事を片付けて夕食準備。

19:00  夕食

20:00 お風呂、子どもたちと雑談、ちょっと休憩。長女と次女の学校と公文の宿題フォロー。

22:00 就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

自分自身ととことん向き合うようになりました。こんなにも自分を必要としてくれる存在がいることはとても幸せなことで、子どもたちからは本当に大きなパワーをもらっています。だからこそ、子どもたちや、家族を支える夫のためにも、自分が幸せだと思える生き方を追求しようと思いました。それが今のフリーランスという働き方にも繋がっていると思います。仕事も子育ても決して楽しいことだけじゃない、大変な事もたくさんあるけれど、ダメダメなところも頑張っているところも、全部子どもたちにはさらけ出していますし、たまにヘルプに来てくれる遠方の義母にも思う存分甘えています(笑)。

 

長女ちゃんの誕生日に家族でディズニーランド

長女ちゃんの誕生日に家族でディズニーランド

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

子どもたちとの夕食の時間に「今日1日で楽しかったことがある人〜」というと、「ハイ!ハイ!」と手をあげて、やれ誰々が何々してくれたとか、今日は縄跳びが100回飛べるようになったとか、学校で先生に褒めてもらえたとか、いろんな事を話してくれる時間が大好きです。私も仕事でこんなことがあったよーと発表しています。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

今でこそ「家族やママ友など周囲に感謝しています」とゆとりを持って話せるようになりましたが、特に次女が3歳になるまでは壮絶すぎて記憶がほとんどありません・・・。完璧にやらなきゃと思い込んでいましたし、理想の母親像、キラキラしたワーママ像を描いて、その自分になれないと落ち込む、機嫌が悪くなる、「私だって働いているんだから!」と夫に八つ当たりする、と、本当に酷かったと思います。

 

中村さんと次女ちゃん

中村さんと次女ちゃん

それをどうやって解決していますか?

完璧を求めるのではなく、できない自分を受け入れたことで、ものすごく心が軽くなりました。そして、我慢しないでやりたいことに挑戦しようという気持ちを大切にしようと思えるようになると、自分のやりたいことを支えてくれる家族に感謝の気持ちが持てるようになり、特に夫とのコミュニケーションが増えたことで歯車が回り出したように感じています。Time Treeを使って夫婦のスケジュールを共有したことも大きいです。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

人は一人で生きていません。育児も仕事もチームでパフォーマンスを上げることを大切にしています。あと、仕事も育児も“fail fast”の精神で、早く失敗することです。とにかく、思い立ったらまずやってみる、失敗を糧に、次に繋げていけば良いという考え方は私のベースにあると思います。

 

 

逗子に住む妹さんに会いに行ったとき

逗子に住む妹さんに会いに行ったとき

今年独立されたばかりの中村さん。独立されたきっかけを教えてください。

長女が小学2年生になった時、毎日学童に19時お迎えの日々で、ものすごくストレスを抱えて疲れが目立っていたんです。「手は離れても目を離しちゃいけない」そう思って、子どもと過ごす時間を増やしたいと思ったことが独立の一番のきっかけでした。

 

独立してからお客さんを獲得するのは大変なのではというイメージがありますが、実際どうでしたでしょうか?

仕事が来るかなーという不安はもちろんありましたが、幸いにも、これまでの仕事のつながりの方からご紹介を頂いたり、私の場合はWarisというフリーランスをマッチングする人材紹介会社のご縁もあったりと、保育、子ども食器、製造業、家電、金融、デザイン会社と、1年目で予想以上に様々なお仕事をいただけた事は本当にありがたいと思っています。

 

独立してから、生活が変わった!など何か変わったことがあれば教えてください。

長女が学童に行かず、学校のクラスのお友達を家に連れて来るようになった事です。いろんなお友達との交流を広げてほしいと思います。私が在宅勤務の時は完全に仕事モードになっていますが、隣で長女は宿題をしたり好きなことをやっていて、同じ空間にいる時間を大切にしたいと思っています。

 

独立を考えているけど踏み切れない人にむけてメッセージお願いします!

私もずっと悩んでいて、思いきるのに2年くらいかかりました。背中を押してもらいたくて、知人に話しを聞いてもらったり、起業セミナーにも何度も足を運び見ました。でも、本当に望んでいれば、その時は来るんだと感じています。焦らずに、ご自身との対話を重ねがら、その時がきたら思い切ってアクセルを踏んでみてください。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

やりがいが持てる仕事の質を担保しつつ、子育てにゆとりを残せるくらいの仕事量に抑えて家族との時間を取る。仕事と子育てのちょうど良いバランス探しは永遠のテーマですが、この難題にずっとチャレンジし続けようと思います。

 

 

最後に、メッセージをお願いします。

悩んでいるママは、悩んでいる姿を子どもに見せていいんだと思います。「どう思う?」と聞くと驚くような答えが返ってきて、肩の力が抜けることもありました。子どもは親をよく見ているし、親を助けたいと思ってくれているのだと感じています。ママの幸せが子どもの幸せにつながると確信していますので、ありのままの自分でワーママライフを楽しんでください。

2017年10月31日 0 comment
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プロフィール

・氏名:yoko
・職種:画家
・簡単な経歴:アクリル絵具や色鉛筆、時には筆の柄や書けなくなったボールペンなど色々なものを画材にして自由に描く画家。東京を中心に個展やグループ展を開催したり、ワークショップも行う。明治薬科大学卒業。
・居住地:東京
・ご自身の年齢 :  36歳、1981年生まれ
・お子様の年齢 :  5歳、2012年生まれ
・ワークスタイル:自宅のアトリエで

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

個展にて作品の展示販売。保育園やイベントでの出張ワークショップ。結婚式のウェルカムボード作成。店舗やCDジャケットなど、シンボルになる作品のオーダー制作。
ブログ:「 おとなもこどもやろう!☆絵描きyokoの1まいのえほん」
http://ameblo.jp/wanchanmen429

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

06:00 起床、身支度
06:40 朝ごはん
08:45 子どもの送り
09:00 アトリエにて作品制作
14:00 お迎え
16:00 入浴
17:00 夕食
21:00 娘寝かしつけ
22:00 洗濯など家事
23:00 アトリエにて作品作り
24:00 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

自由に描く時間が減りました。 でもそれと同時に作品に対しての新たなイマジネーションを子どもからもらえます。だからプラスマイナスでプラスと感じています。これを描きたい!と思った瞬間に描き始めることはできなくなりましたが、イマジネーションを書き留めておき、あとで作品に起こすということが増えました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

自分の作品を見た時に子どもが画風を見て、これはお母さんの絵だと嬉しそうに言ってくれること。私のワークショップなどの仕事現場を見て、触発されて子どもも作品を熱心に作っていることは、画家でよかったと思う瞬間です。

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育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

作品作りは自宅のアトリエなので大半は家にいるのですが、いざ個展やイベントとなるとギャラリーなどの会場に長時間いなくてはいけないことも。そういう時に、子どもが幼稚園に行く前はどう乗り切るかが悩みどころでした。人見知りも強かったので余計に大変でした。

それをどうやって解決していますか?

月並みですが、個展の時には夫や両親に助けてもらっています。ただ、近くに住んでいないので簡単ではないのですが。子どもが幼稚園に通い始めてからは子どもが喜んで待っていてくれる場所ができたので、少し楽になりました。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児: 子どもを子ども扱いしないこと。小さくてもきちんと話をすること。どこまで伝わるのからわからないけど、色々自分で感じて、考えて、判断する練習になればいいと思っています。 あとは、親の楽しい!に子を巻き込むこと。親が子どもの好きに合わせることも、もちろんありますが、それ以上に親自身がわくわくすることをどんどんする!楽しい姿を見せて、そこに子どもをご招待する。大人はいいなーずるいなーと羨ましがられる様に心がけています。
仕事: 育児とは真逆にはなりますが、大人にならないこと。画家を志した保育園時代の感覚を忘れないこと。そうすることが私にとってはいい絵を生み続けることがになると思っています。

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yokoさんと娘さん。来春には第2子誕生予定とのこと。

 

自宅で絵を描いていて、子どもが邪魔をしたり気が散ったりすることはないですか?

もちろんいくらでもあります。でも、短期集中で作品を作ったり、少しずつ長い期間をかけて作ったり、この環境だからこそ身についた精神力?もまたあるのです。

自宅が仕事場のメリット デメリットは?

仕事をしてても、洗濯物がたまってきたことが気になったり、家事がちらついてしまうことがデメリットではあります。でも自宅だからこそ、昼間にうまく進まなかったことを夜寝てからリベンジしたり、自由に時間を調整できることはメリットです。気分転換に家事ができるのもいいところです。

保育園に預けて長時間仕事することは考えないのですか?

私は子どもとのやり取りのなかで作品作りのきっかけやワークショップのアイデアが浮かぶので子育ても仕事の一環になることが多いので。

今後の目標やプランを教えて下さい!

今後の活動は、yokoらしい絵本を作ること。ちゃんといいものを作りたいので、個展は少しお休みして、本を作ります。
個展は来てくださった方と密に話せて幸せです。
本は会えないけれど伝えられる人が多くて幸せです。
どちらも絵描きにとって、人の心に届けられることは幸せです。それは人数では測れないものです。
絵本は
自由な発想をくすぐるものや
目の見えない人も読めるいろんな仕掛けのあるもの、
日常にくすっと楽しい発見ができるようなもの
今まで頭の中にあったイメージを形にしていきたいです。最初の読者はきっとむ娘。子どもの反応は正直です。娘が面白がって読んでくれる本を目指して頑張ります。

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個展会場での様子。

 

※yokoさんの個展情報

Ciao LIBRO! CIAO LIBLA!
〜やぁ本くん!やぁ本ちゃん〜
会期 9/15〔金〕〜24日〔日〕
☘時間 12時〜19時〔最終日は17時まで〕
お休み 9/19〔火〕
会場 国分寺 くるみギャラリー

 

最後に、メッセージをお願いします。

子育てって、またこどもをやれることなのです。私は妊娠中にある人にそう言われました。確かに産んで納得。大人なら道端にしゃがみこんでたら救急車を呼ばれちゃうかもしれないけど子どもと一緒なら大丈夫!泥だらけで遊んでも大丈夫!歌いながら歩いても大丈夫!そう、知らず知らずにこどもをもう一度できてるんです。だから何かを教えようとか、躾をきちんとの大人の自分も楽しみつつ、こどもの自分にも、久しぶりー!また遊ぼうぜーと言って、こどもが驚くくらいこどもやっちゃうのもいいのでは?と思います。

インタビュー:高村

2017年9月1日 0 comment
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今回のインタビューは、FMOH!(前fm OSAKA)のラジオDJ大塚由美さん!

昨年11月にパワーママ関西にて開催した「ワーママフェスタ」では番組に呼んで頂いたり当日も遊びに来てくださったり。
人気ラジオDJとして多忙な毎日を送りながら、昔からの夢だったフェアトレードのお店も2017年にオープンさせた由美さん。
なぜこのタイミングでお店オープンを決めたのか、日本ではまだ認知度の低い「フェアトレード」に対する想いとやりたいことを叶えるスタンスについてお伺いしました!

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プロフィール

・氏名:大塚由美

・所属事務所:SAY

・職種:ラジオDJ・パーソナリティー

・簡単な経歴:

大学在学中からラジオパーソナリティとしてMBSラジオやFMOH!(前fm OSAKA)をはじめ様々な番組を担当してきました。27歳の時、ふと自分が仕事を楽しめていないことに気づき、全番組を降板。バックパッカーの旅に出ました。アウトプットばかりで枯渇してしまい、エンターティメントを届ける人間としてこれでは長く続かないと感じ、1つだけ自分の好きなことをやろうと決め、アフリカや中東、アジア圏と1年4ヶ月かけて各地を巡る旅にでました。帰国後、やはりおしゃべりの仕事がしたい、自分が経験してきたことをアウトプットしたいという思いからちょうど声をかけてくださったFMOH!(前fm OSAKA)の番組で復帰。現在はラジオパーソナリティをしながらフェアトレードのお店も運営しています。

・居住地:大阪市西区

・ご自身の年齢 :41歳

・お子様の年齢 :4歳

 

ゆみさんDJ

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

現在はラジオパーソナリティとして週3本のレギュラー番組を担当しています。番組以外にも情報収取のため、映画やライブ、取材に行ったり、ゲストの方のCDを聞いたり表には出ない仕事もたくさんやってます(笑)またこの4月からフェアトレードのお店「pamojah(パモジャ)」をオープンしました。週2回はアルバイトの方に手伝ってもらっていますがなるべくお店にも顔を出すようにています。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

朝の番組の日は3時過ぎ起きで準備をして出勤します。
番組以外の日も朝方です。5時には起きてラジオを聴きながら朝の支度、息子を送り出し、取材やデスクワーク(原稿書きやブログなど)お店に立ちます。
夕方6時に息子を迎え、晩御飯、お風呂と済ませたら息子と一緒に9時過ぎには就寝。
朝型に変えてから、深酒もしなくなり(かなりの酒好きです)1日を有効的に使えるようになりました。朝型、オススメです!

 

ラジオDJとして活躍されている中、なぜこのタイミングでフェアトレードのお店を始めようと思われたのですか?

タイミングですね(笑)私いつもそうなんです。やりたいなって思ったことはいいタイミングで必ずチャンスが巡ってくる。そのチャンスが巡ってきた時のためにしっかり準備しておく。これは常に意識しています。

今回も先に物件が決まりました。「お店やりたいって言ってなかったっけ?一軒空き物件が出たみたいだけど」って。
今のお店は自宅から自転車で10分の場所。これはやるしかないって飛びつきました。

フェアトレードは日本では知名度が低いですが海外では広く知られている貿易のしくみです。開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指すというもの。

一人旅してた時にお世話になった海外の方々に何か恩返しがしたいなとは漠然とずっと思っていました。発展途上国支援といっても完全なボランティアだと継続的に支援することは出来ないし自分のモチベーションも保てない。そう思っていた時にフェアトレードという仕組みを知ったんです。

昔から買い物が好きだったこともあり、もし次に何かやるならフェアトレードのお店をやろう。そう決めていました。そしたらちょうどいいタイミングで話がきて。

私のお店には生産者の顔がわかる、可愛いものしか置きません。それは私が選んだ”いいもの”を買って頂きたいから。
そしてストーリーを買って頂きたいからです。

どうせ同じお金を払うなら誰が何のために作ったものなのかわかった上で購入するほうが楽しいと思いませんか?そして気に入って買ったものが海の向こうの誰かの役に立っている、そう思うとその商品を大切に使えると思うんです。

ありがたいことに色んな方のご縁でこれまでラジオパーソナリティのお仕事を続けてくることができました。

でもどこかでもっと魂としてやりたいことは別にあるような感覚がずっとあったんです。今、フェアトレードに関わることが出来て、本当に魂をかけてやっている感があります。多忙ではありますがとても充実しています。

出産して、何が一番変わりましたか?

自分より大切なものができたこと。
私、愛されたかったんじゃなかった、愛したかったんだ!と気づけたこと。(くさいですが)
子供と観戦

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

お店での出来事ですが、お客さんに息子がたどたどしくもしっかりと「このピアスは牛の角でできています」と説明していました。息子に直接説明したことはなかったので、私がお客さんと話しているのを聞いて覚えたのだと思います。ちゃんとみてくれているんだなぁと感激したのと同時に、見くびっているのはいつも大人で、子供の能力や可能性は凄まじいものがあるんだと感じました。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

子供ともっと一緒にいたい、でもやらなければいけないこと、やりたいこともいっぱいすぎて時間が足りないことですかね。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児で大切にしていることは、できるだけ多くの体験を共にし、いろんなことに興味を持ち、様々な感情を一緒に味わおうと必死です。笑。いずれ私とは一緒に行動しなくなるでしょうが、いつもどんなものにも興味をもって、その物や事柄を味わい、その素晴らしさを素直に表現できる人になってほしいと思います。
仕事で大切にしていることは、いつも新鮮な気持ちで取り組むこと、面白がること、出会いを大切にすることです。

今後の目標やプランを教えて下さい!

この年齢になって自分の長所がやっとわかってきた気がします。
私は職人にはなれないけれど、その素晴らしさに感動し、それを伝え広めるお手伝いはできる。
好奇心のアンテナと、感動する心を磨いて、そしてこれからはもっと知識を広げ深める努力もしていきたいです。
それはおしゃべりの仕事にも、フェアトレードの仕事にも繋がると思っています。

ぶどう狩り

 

最後に、こちらのインタビューをご覧になっている方に向けてメッセージをお願いします。

子育てって素晴らしい、子供はたまらなく愛おしい。でも母になったらもちろん様々な面で制約が出てきます。
でも!やりたいことを諦めるのは勿体無い。
「あれもしたいこれもしたいもっとしたいもっともっとしたい」(byブルーハーツ)でいいと思います。
チャンスがあったら手を伸ばしてみて、やってみたらなんとかなる。
やってみてから考えたらいいんじゃないのかな。
周りに迷惑をかけるから、、、と心配をするより、周りに迷惑をかけたら、その倍でお返しをしよう!という気持ちでいたらいいのかなと思います。
いつかお返ししますから!(笑)

 

 

(インタビュー:井本)

2017年7月23日 0 comment
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大脇香織さん

今回のインタビューは、mamaPRESS編集長の大脇香織さん。
mamaPRESSにパワーママプロジェクトについてインタビューいただいた際に、実は3人姉妹のママさんだという事を知り、逆にインタビューに答えていただきました。
3人姉妹のママをしながら、夜は自分の時間を大切にして、おしゃれも美容も、仕事も育児も自分らしく楽しむパワーママ。
“眉ティント”に”ホビングリッシュ” など、ワーママに嬉しい美容や習い事情報も!
それにしても、横山だいすけさんのインタビュー、うらやましいですね(笑)

大脇香織さん

大脇香織さん

プロフィール

・氏名:大脇香織

・会社名:IT企業

・役職名:mamaPRESS編集長

・職種:メディア

・簡単な経歴:
大学卒業後、広告代理店営業から雑誌編集へ転身し、出産後WEBメディア編集へ。“ママ”に関することを仕事として8年。2012年、2013年、2016年に女児を出産。育休中は公私ともに役立てるため、チャイルドマインダーや食育系の資格を取得。

・居住地:神奈川県

・ご自身の年齢 :31歳 1986年

・お子様の年齢 :5歳/2012年 4歳/2013年 1歳/2016年

・ワークスタイル:会社員 時短勤務

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを教えてください。

ママ向けウェブメディア『mamaPRESS』(https://mamapress.jp/)と習い事検索・幼児教育の情報サイト『ならいごとキッズ』(http://naraigoto-kids.jp/)の編集者として、企画・取材・撮影・編集などを行っています。
一人目妊娠中まではママ向けライフスタイル誌の編集をしていましたが、生後5ヶ月で復帰。それ以降ママ向けWEBメディア『mamaPRESS』の運営に携わっています。

 

オフィスで仕事する大脇さん

オフィスで仕事する大脇さん

平日1日のスケジュールを教えてください。

6:30 起床 前日にセットしておいた洗濯物を干し、保育園準備をする。
朝食準備は夫が担当。

8:00 夫が子ども3人を保育園へ送る。その間に身支度。
食器洗い、掃除機がけなど家事を簡単にザッと済ませる。(週末は毎週大掃除!)
毎日こんなにも散らかせるものかと、子どものパワーに日々驚く(笑)。

9:00 家を出る 夫と同時に出られたときは、
電車通勤中に子どもの話や他愛のない会話をたくさんしてストレス発散。
情報共有もこの時間に行う。

10:00 始業

17:00 終業

18:30 保育園へお迎え

19:00 帰宅 急いで夕食を作る。副菜はつくりおきしておき、
主菜を焼くだけ!炒めるだけ!など簡単にできるもので仕上がるようにしている。
週1回はお惣菜などに頼って自分を甘やかす。

19:30 夕食 子どもの話をたくさん聞きながら食事。

20:30 入浴 ひとりで子ども3人をお風呂にいれる。入浴後、子どもと自分の髪を乾かし、逃げる子をつかまえて歯磨きをし、トイレに行かせ、片付けをして…この一連の流れが結構大変。

21:00 子ども就寝 おやすみ絵本(就寝前に本を読む)をしてから寝かしつけ。

22:00 自分の時間 セルフネイルやアクセサリー作り、映画鑑賞など
趣味の時間にあてたり、原稿ライティングや企画作成の仕事を行うことも。

24:00 就寝 寝室に行くと寝るところがなくなっていることが多い。子どもたちの隙間に寝ます(笑)

大脇さんと三人姉妹

大脇さんと三人姉妹

出産して、何が一番変わりましたか?

ズバリ、「仕事の幅が広がったこと!」
独身の頃からママ雑誌の編集をしていて、ママや子どもに関することを仕事にしていたのですが、出産後はママたちが興味や関心のあるモノ・コト、悩みなどが“自分のリアル”なので、それを企画にしたり、意見を出すことができるという点で、私にはメリットがたくさんありました。

プライベートでいうと、ママの多くは同じだと思いますが、一番変わったのは「生活スタイル」。
子どもが生まれるまでは5日間会社に泊まり、数時間仮眠して働き続ける。帰れる日は終電めざして駅まで猛ダッシュ!帰宅は深夜1時半、就寝は深夜3時。そんな毎日が日常でした。
それが今や、超規則正しい生活に!最近はもう深夜まで起きていられません(笑)。
毎日コンビニ食だった食生活も、栄養を考えて料理をするようになって、食生活も激変。
すべて子どものおかげです!

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

ママとしての体験すべてが仕事の役に立つ!
たとえば、長女を5ヶ月で保育園に入れた時に大変な思いをしたのですが、そのときの体験談をコラムとして記事化。たくさんの反響があり、やりがいを感じることができました。

あとは、仕事を通じていろんな人に会えること!
最近一番テンション上がったのは、横山だいすけさんにインタビューができたとき、「5年間毎日見ていただいすけお兄さんだー!」と心躍りました♡(インタビューは真面目にやってます。笑)
保育園では仲のいいママ友家族ができ、休日に家族連れで遊んだり、娘の誕生日パーティーをしたりといった交流も、すべては子どもがいるおかげ。
仕事も子育てもしている今が、一番楽しいです!

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

いままでで一番のピンチは、夫婦で同時に倒れたとき!
私の実家は宮崎県。周囲に頼れる人がいないので、完全核家族子育て。ファミサポ等の子育て支援サービスも利用したことがありません。
朝起きたら夫婦そろって体調が最悪。1歩も歩けそうにない状況だけど、子どもを保育園に送らないと、この体調で元気な子どもの面倒をみるのは無理そう。でもどうやって送ればいいんだ…(泣)
頼れるひとがいない大変さが身に染みた瞬間でした。

結局タクシーで送り、その足で病院に行ってふたりで仲良く点滴してもらいました。
ママの体調不良は家庭が回らなくなりますよね、ほんと。

それをどうやって解決していますか?

夫婦共倒れのときは、解決するというか、どうにもならなかったですが、
子どもの体調不良時や急なお迎えコール時には、自宅にて仕事をさせてもらえる環境です。理解ある職場に感謝しています。
チャットツールなどを使い、リアルタイムで職場の同僚と報告や確認をしながら、自宅でも仕事ができるので、いざというときは助かっています。
ファミサポや家事代行サービスなども登録を検討中です。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児で大切にしているのは「スキンシップをたくさんとること」。

1歳の三女には毎日スリスリしながら「愛してるよ〜♡」と100回くらい言っている気がしますが、5歳と4歳の娘たちは甘えたい気持ちを隠したり、照れも出てきて素直に言えない様子。
上の子ふたりには少なくとも1日1回は「好き」を伝えたり、ぎゅーっとハグしています。

「好き」を伝え続けたら、子どもたちも「好き」を伝えてくれるようになって。
うれしそうに、照れくさそうにニヤニヤして、「ママ、好き〜♡」と言ってくれます。
これがたまらなくうれしいので、わたしもニヤニヤ。
あと何年、あと何回、こうやって甘えてくれるかわからないので、いま存分にたくさんスキンシップをとって、心と身体の成長の栄養になってくれたら、と願っています。

仕事で大切にしているのは、「自分の強みをしっかり生かすこと」。
時短勤務なので、短い稼働時間のなかで会社にとって、自分にとって、意義のある仕事ができるよう効率的に働き、自分の強みを生かせているかを意識し仕事をしています。

 

大脇さんはなぜママ向け編集のお仕事を、ずっと続けているのでしょうか?

これは単純に「好きだから!」

好きを仕事にすると、強い。これは昔から実感していることです。
編集者になりたてのとき、1ヶ月休みなしなんてザラにある激務でも、楽しかった思い出ばかりなのは、ママ雑誌編集の仕事が好きだったからだと思っています。

独身時、編集者として採用されたのがたまたまママ雑誌だったというのがきっかけですが、その後自らの妊娠、出産が仕事にも自分の経験が生きてくる。
好きな仕事を、好きな『ママ』というカテゴリーでできているは、とても恵まれた環境だとも思いますし、やりがいや楽しさにもつながっています。
ママメディアに携わって8年経ちましたが、これから先もママや子どもに携わるお仕事をしていけたら、と思っています。

 

雑誌編集とWEB編集の違いや、異動して大変だったことを教えてください!

雑誌編集者のときは、ワードが使えればなんとかなる!程度しかPCスキルがありませんでした。
しかしWEB編集に異動するとデータ分析や画像の加工、パワポを使用した企画書作成などやるべき範囲が増えて、新しく覚えることが多く、産休復帰後に苦戦したのを覚えています。

ただ、雑誌では自分の担当した企画の反響は読者アンケートなどでしかわからなかったのですが、WEBではPVやSNSのリアクションなどでダイレクトにわかるのが、WEBメディアの醍醐味のひとつだと思います。

また、即時性のある情報を扱えることや、写真・限られた原稿量だけでは伝えきれなかったことが可能になり、表現の幅が広がったことも面白さのひとつだと思います。

 

ママプレスの編集長をされている大脇さん。最近のワーママのトレンドや、流行りのアイテムなどあれば教えてください!

ワーママのトレンドとしては、『プチ起業』をする方が多いように思います。ヨガやネイル、ハンドメイド、ネットショップ運営など自分の趣味や特技を生かして、自分らしく、子育てと両立しやすい働き方として起業するママも増えてきているのではないでしょうか。

流行りのアイテムのなかでワーママにおすすめなのは『眉ティント』というコスメ!
一度眉に塗ると、約一週間程度色が持続するので、毎朝眉を描かずに済みますし、公園でどんだけ子どもたちと遊んで汗だくになろうが、プールに入ろうが、消えません!
私は「上下マツエク+眉ティント」の合わせ技で、パーツメイクの時間をカットし、忙しい朝のメイク時間が劇的に短くなりました。

習い事サイトも運営されていますよね。注目されている習い事などあれば教えてください!

2020年に小学校でプログラミングや英語が必修化します。
そのため、就学前にプログラミング教室や英語のの習い事を検討する親御さんも今後増えるかと思われます。
また、英語でスポーツや音楽などを学べる一石二鳥の習い事『ホビングリッシュ』(ホビー×イングリッシュ)は、時間が限られるママや子どもたちにおすすめ。
一方、ピアノや水泳など定番の習い事がいまも変わらず人気です。

親の一存で習い事を決めるのではなく、子どもが「やりたい!楽しい!」と思えることを見つけてあげ、伸ばしてあげることが一番だと思います。

ちなみに個人的には長女・次女が水泳を習っています。
バレエ、体操、ほかの水泳教室などさまざまな体験教室に足を運び、娘に合う習い事・教室を探しました。家庭と保育園以外での学びの場は、彼女たちの良い経験となっているように思います。

今後の目標やプランを教えて下さい!

仕事に関しては、これから新しいことにチャレンジし、自分の経験値を積み、スキルを上げていきたいと思っています。いつかまた紙媒体の編集も携わりたい…!
育児に関しては、まだ5年目なので毎日が発見と驚きの毎日です。心も身体も大きく育ついま、できることをたくさんしてあげたい。
そして将来、選択肢が多くある環境をつくってあげられればと思います。

 

三人姉妹

三人姉妹

最後に、メッセージをお願いします。

「3人子どもがいると、大変でしょう?」

そうよく言われるのですが、3人いても大変さはそう大差ありません。
「ただかわいい子どもが増えて、幸せが増えただけですー!」なんて答えています。
(現実は、週末三姉妹が通う保育園から持ち帰る荷物が重すぎてしんどいとか、まぁありますがw)

ママの笑顔は、ママ自身はもちろん、子どもの幸せ、家庭の幸せにもつながります。
自分でつくったルールや縛りに苦しみつらい時期もありましたが、スタンスを変えただけで、ワーママ生活は何倍もぐっと楽しくなりました。
まずは自分自身が笑顔でいられるよう、家事や育児はすべてひとりで頑張りすぎず、ときには息抜きをして、存分に自分を甘やかしていいと思います!

女性が子どもを産み、仕事を続けることが当たり前の社会になっていくこと、そしてママたちが働き方や働く場所などの概念に縛られることなく、それぞれのライフスタイルに合った働き方ができる社会になることを願っています。

2017年6月20日 0 comment
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プロフィール

・氏名:小池朝子

・会社名:株式会社アプト

・役職名:hacocoroブランドマネージャー

・職種:飲食業

・簡単な経歴:

中央大学文学部 心理学科卒業。
インターネット広告代理店の株式会社オプトにて、営業部とマーケティング部に所属。
2児の産休・育休をまとめて3年間とったあと、ベンチャー企業である株式会社アプトに転職。

社員数に限りのある組織の中で、専門知識はそこそこに、広報・広告・人事と幅広く掛け持ち担当。

その後、徐々にサービスや運営そのものに関与するようになり、hacocoroという会社のメイン事業のブランドマネージャーに。

また、プライベートでは、学生の頃から趣味であるダンスをママになっても続けられるコミュニティとして「mamastreet」を発足させ、ワークショップの開催やイベントの企画・出演をしている。

・居住地:東京都世田谷区

・ご自身の年齢 :   31歳、1985年生まれ

・お子様の年齢 :  4歳、2012年生まれ/2歳、2014年生まれ

・ワークスタイル: 会社員

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

社員25名程のベンチャーで、hacocoro(ハココロ)という貸切専門のパーティスペース事業のブランドマネージャーをしています。

中古物件をリノベーションし、内装をお洒落に施してパーティスペースにする、というスキームで、現在は12店舗まで広がっています。

私の仕事は、主にそのサービス創りとメンバーのマネージメント、また、web・紙媒体の制作ディレクションなど様々です。

hacocoroというのは、このパーティスペースで提供するサービスの事で、可愛らしいFOODやDRINKのご提供と、専門のパーティプランナーによる企画・当日の演出サポートにより、お客様が手軽にこだわりのパーティを創れる世の中を実現しようとしています。

私が入社した2015年には6店舗でしたが、昨年から更に出店ペースを早め、今年は2ヶ月に1度のペースで出店しています。

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hacocoroの店舗


平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

06:30 起床、朝食準備や身支度

07:30 家族で朝食

08:45 パパと子供達は保育園へ

09:00  家を出て、駅でパパと合流。

10:00 始業

17:00 退社

18:15 保育園お迎え

19:30 夕飯

20:30 子供達と入浴

22:00 寝かしつけ

22:30 再度起きて、仕事

26:00〜27:00 就寝

 

 出産して、何が一番変わりましたか?

全部が自分の時間だった環境から、自分の時間がほぼなくなり、

やることを厳選するようになりました。

仕事は効率化する、買い物はなるべくネットで済ませる、料理は簡単にする、行きたいイベントごとは今一度吟味する…等、

限られた時間の中で、大事な2軸である「家族との時間」と「自分が本当にやりたいこと」に時間を使うために、色々な事を厳選しています。

おかげでかなり濃厚な毎日です!

 

 ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

1つ目は、女性としてとても魅力的で憧れだった前職の先輩方と、ワーママという共通点を通じて親しくなれたこと。夏にはグループキャンプに行ったりと、家族ぐるみでお付き合いしてもらっています!

2つ目は、後輩から「朝子さんみたいなお母さんになりたい!」と言ってもらえたこと!

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小池さんと2人のお子さんたち

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

たまに、自分で自分の限界がわからなくなること。自分では「ここまでできる!やりたい!」と思っていても、それを時間的に制約のある「私」がやることが本当に良いことなのか、客観的に判断できなくなる時ですね。

 

それをどうやって解決していますか?

悩んでもわからない時は夫に相談してみます。

夫は心配性な私とは裏腹に、だいたいポジティブな意見をくれる人。

前述したことで悩んだ時も、「そもそも子育てを制約と思わなくて良いんじゃない?だれにでも何かしらの制約はあるから、それと変わらないよ。やりたいと思うならやりなよ!」と言われ、肩の荷がすっとおりました。

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mamastreetの練習風景

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では、「子供の話をちゃんと聞いて、小さな変化に気づく」こと。

特に、日常のおしゃべりからの発見を大事にしています。

ある日突然、おしゃべりのままならない娘が、「ママ、こーとは・うわぎ?」と聞いてきた時は、とても感動しました。コートが上着の仲間だ、という概念がわかった瞬間ですね!

子供は小さな変化が多く、ついさっき「こんな事もできるようになったのね!(涙)」っと思っても、夕方にはそれが当たり前になっていたりすることも多いので、そんな大事な瞬間を忘れないように気をつけています。

 

仕事においては、「この人に頼んでよかった!」と思われる仕事をすること。

そう思っていただけるように、どんな仕事でも、+αで返すように心がけています。例えば、ただの資料作成でも、キレイで伝わりやすい資料にする、とか、レポート作成を頼まれたら、考察をつけて返す、とか本当に小さい事の積み重ねなんですが。

いわゆる「手に職」と言われるような専門的なスキルがない中で、時短でも価値を高く発揮していくオンリーワンの存在になるためにも、「この仕事は小池に頼むときっと良さそうだね!」と言ってもらえる機会を増やしたいと思っています。

 

なぜわざわざ復帰のタイミングで前職(広告代理店)をやめて、ベンチャー(サービス業)に転職したんですか?

自分のやりたいことを真剣に考えて、将来に向き合った結果です。

今考えると、出産前の自分はとても未熟で、「理想の将来に向けたキャリアパス」など全く考えておらず、ただただ目の前の仕事に向き合い、「同期に負けたくない」とか、「認められたい」という一心で働いていました。

でも、妊娠出産を経て、時短で働く事をリアルに想像したとき、一気に不安に襲われたんです。大したスキルももっていない自分が、人より少ない時間でどうやって成果を出せるんだろう?って。

そのくせ、それまでの私は、「一生懸命働き続けていれば、いつかチャンスが訪れて、いつか大物になれる」と心のどこかで思っていましたから、そのギャップと言ったら。。笑

そうして、改めて自分の夢ややりたいことをノートに起こし、それを現実にしていくためにはどうしたらいいか?と一生懸命考えるようになったんです。

 

悩んで悩んで、でてきた言葉は、「あっと驚くような感動体験を生み出す空間創りをすること」でした。

実は昔から音楽や舞台、ダンス等に触れる空間にいると、心の底から感動すると同時に、「絶対自分も創り手側になりたい」という想いがあったのですが、恥ずかしくてほとんど人に話したことがなかったのですが、

その時、自分の能力や経験のなさを恥じている暇はない、行動あるのみ!と思えました。

 

そしてたまたまwantedlyで求人を見つけた株式会社アプトに、広報として入社しました。

会社の規模やネームバリューはその時の私にはあまり問題ではなく、自分のやりたいことを実現できそうか?という軸で選んでいました。

おおげさなようですが、これが転職を決めたきっかけです。

 

ベンチャーで育児をしながら働くのは大変ではないですか?

ベンチャーと一括りにはできませんが、思いっきり働きたいけど子供との時間も確保したい!という私にとってはむしろとても働きやすい環境です。

今は、会社の時間と、子供が寝た後の二部制で仕事をしている感じです。会社にいる時間は極力人とのコミュニケーションに時間を使い、資料作成や簡単なメール返信等は電車や、夜の時間を使う、というのがルーティンになっています。

ただ気がつくと平日の平均睡眠時間が1日3時間くらいになり、体にも心にも余裕がなくなってしまう事があるので、もう少し上手に・健康的に働けるよう、時間のバランスは常に模索しています。

 

仕事をしながら子育てする中で「これはやっていてよかった!」ということはありますか?

育児のひとこと日記です。上の子が生まれた時から書き始めて、今年6冊目を買いました。

去年少しさぼり気味だったのですが、あるきっかけで、最近また書くようになりました。

そのきっかけというのが、「いっぱいいっぱいになって、子供の成長に目を向けられなくなったこと」でした。

仕事と育児でめまぐるしい日々の中、本当はもっと向き合いたいのに、体が疲れて心に余裕がない。せかしてしまったり、声を荒げてしまったり。そんな自分が嫌で落ち込む…みたいな悪循環に陥りました。

その時に、「子供のどんな小さな変化でもいいから、気づいて書き留めよう!」と改めてノートに向かうようにしたら、すごく穏やかになれたんです。自分が気づいた変化のひとつひとつがとても愛おしくなって、自然と子供と心が通じ合うようになり、自分にも余裕ができました。やっぱり子供って最高だなって。

あとは、育児って結構毎日ずーっと子供達を見てるので、細かい出来事を忘れてしまいませんか?私が記憶力が悪いのもあると思うのですが(笑)、「わーこの瞬間、忘れたくないっ!」と思っても、結構すぐ忘れちゃうんです。その時の子供のかわいい言葉使いとか、表情とか。

そんな時にも、昔の日記を読むとありありと思い出せて、すごくいいなと思います。

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小池さんの育児日記

 

仕事の他に、ママのストリートダンスサークルを運営されているということですが、そのお話を少し聞かせてください。

大学時代、勉強よりも頑張ったダンスを、出産後も続ける環境を創りたくて、友人と立ち上げたのがmamastreet(ママストリート)です。

特徴は、子供を連れてダンススタジオに行けて、順番に子守をしながら、ダンスのレッスンが受けられることです。

これまで述べ100人以上の方がワークショップに参加してくださり、1年に1度程、代々木公園で行われている、Shibuya Street DanceWeekWEFUNKなどの大きな舞台に立ったり、自分達のPVを制作したりもしています。

また、パパや子供も巻き込んで練習会をしたり、家族全員で参加するハロウィンパーティを、自社(hacocoro)の会場で行ったりもしています。

基本的には仕事もダンスも私にとっては同じスタンスで、「ママになったからできない」と言いたくない。子供のせいにしたくない。

子供も含めて今の自分なので、ポジティブにチャレンジし続けるママ達が増えたら幸せだなあって思います。

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mamastreetでステージ出演

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

まずは今自分が関わるサービスが、世の中のスタンダードになるところまで、しっかり見届けること。

その後は、空間プロデュースに関わりたいという想いも引き続きありますが、自分のアイディアと想いでゼロからのサービスやプロダクトを育ててみたい、という気持ちも湧いてきました。

仕事・趣味・子供…全てがうまくつながればいいなあと思っています。

 

最後に、メッセージをお願いします。

私は割と若いうちに子供を授かったので、特に20代半ばで女性としてのキャリアに悩むみなさんへメッセージを送ります。

私が出産したのは約50名の同期の女子の中でも1番早く、子供ができた幸せと同じくらい、実は不安な気持ちでいっぱいでした。1日でも休みをとることが、自分の仕事人としての成長を止める事だと思って焦っていました。

働き盛りのみなさんにとっても、長期で休みをとったり、復帰後これまでと違う働き方をすることに不安を抱く人はいるかもしれません。

でも、子育ては必ず自分を成長させてくれます。特に、自ずと「自分にとって大切なもの」を強く意識して行動するようになるので、仕事にも絶対に活きてくると思います。

だからぜひ育児をしながら仕事をすることを、ポジティブに捉えてほしいです!

「お母さん」に憧れる、若い世代が増えていってくれたらなあと思います。

まだまだ未熟な私ですが、そんなロールモデルになれるように頑張ります!

読んでいただき、ありがとうございました。

 

   インタビュー : 高村 奈津子

2017年3月14日 0 comment
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ご自身が描いた絵と、ルミコさん

今回のインタビューは、フリーランスとしてアーティスト業とNPO活動とママ業をこなすルミコハーモニーさん。

小さなお子さんたちを連れての、旦那さんの赴任による1年間のブラジル暮らし、言葉もわからない中で、どう乗り越えたのか。

また、帰国後に始めたアーティスト業やNPO活動についても、ここ1年でパワフルに活動されている模様をご紹介いただきます。

転勤族の妻であるワーママさん、少なくありません。

場所が変わっても活動し続けるパワー、元気をもらえるはずです!

 

 

ご自身が描いた絵と、ルミコさん

ご自身が描いた絵と、ルミコさん

 

プロフィール

・氏名:ルミコハーモニー

・肩書:アーティスト/NPO法人副理事長/コンサルタント

・簡単な経歴:

フィンランド人と結婚後ブラジル一年逗留。3児出産後、2015年10月よりアーティストとしてのキャリアをスタート。同時にNPO法人ザ・グローバル・ファミリーズを設立。過去のインタビュー記事

・居住地:横浜

・ご自身の年齢 :35歳

・お子様の年齢 :4歳、2歳、1歳

・ワークスタイル:フリーランス

 

初めて貰った仕事の紙芝居

初めて貰った仕事の紙芝居

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

アーティスト業とNPO活動とママ業が三位一体となったワークスタイルです。日々の様子はinstagramに、仕事情報は自分のWEBに、その他情報発信はfacebookに随時UPしてます。

  • アーティストとして

物語を圧縮して表現する、メインビジュアルやオリジナルキャラクター制作を展開しています。また、物語をより味わって頂くために、アートワークショップを開催したりしています。

一番最初に頂いた仕事は、産後ママの体力をメンテナンスする体力メンテナンス協会からの依頼で、産後ママがバランスボールで楽しくなっていく紙芝居の絵を描きました。その紙芝居が絵本化されたり、作画したママイベントのメインビジュアルが「家族の心をつかむデザイン」というデザイン本に収録されたり、活動が拡がっていって嬉しいです。

最近では、日本財団のプロジェクトやオーガニックイベントでの絵のコンテストのメインビジュアルやアートワークショップが進行中です。北欧イベントのプロデュースや来年度は大学での講和も予定しています。

第1回オーガニックライフスタイルEXPOにおける第1回キッズアワード~ぼくのわたしの食べ物の絵コンテスト~のメインビジュアル制作及びコンテストの審査員

http://kidsaward-food.strikingly.com/

〇日本財団助成事業「郡山・暮らしづくりビレッジ」のメインビジュアルやアートワークショップ

http://www.kurashivillage.jp/

〇国際結婚の連載(イラストも描いてます)

http://tokyowise.jp/rensai/international-marriage

  • NPO法人ザ・グローバル・ファミリーズの副理事長として

約1年前に設立した”親子で国際交流”を支援するNPO法人ザ・グローバル・ファミリーズは、2 大軸で活動しています。1つ目は「グローバルおさんぽ」と称して、一日家族デートのマッチングを無償で提供しています。2つ目は、英語で実施する様々なアクティビティイベントです。港区の助成を一部頂き、港区のドラマスクールTokyo Beesと一緒に和文化を取り入れた、音楽と芸術のワークショップを2016年10月~2017年3月まで実施しています。概要や申込はこちらから

活動開始以来、非常に多くの人々に共感して頂き、猫の手も借りたい程充実しています!また、設立数カ月後には雑誌”AERA”に活動が掲載され、半年後には首相公邸にて50ヵ国以上の大使館夫人に和文化をお伝えする機会に恵まれる等、多くのニーズに対応しています。

今では、意識の高い系ワ―ママのみならず、大学生や子供がいないビジネスウーマンにも、NPOの活動を手伝いたいと言って頂ける事が多くなってきました。自ら何かもっと社会に貢献して生み出していきたいという意欲が、ちょうどNPOの活動を通してより充実感のある日々になっているようです。一人でも多くの方々が輝ける機会を、これからもどんどん生み出していきたいです。

是非この機会に皆さん、NPO法人ザ・グローバル・ファミリーズの活動に参加してください!無料登録ユーザーになって、グローバルおさんぽやイベントに参加したりも出来ますし、運営ボランティアに参加したいなど、お気軽にコンタクトしてくださいね。詳細はこちらに。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00 起床、家事、朝食

9:00 アート制作

12:00 昼食

13:00 打ち合わせ(子連れ)

16:00 子どもと公園

19:00 夕食・入浴

21:00 就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

母として、妻として生きる前に、自分として生きる大切さを見出せました。

ガツガツしたバリキャリタイプだったので、周囲には結婚すらしないとさえ思われていました。が、実際に子供が生まれてみると、平日は朝預けて夜お迎えしてご飯食べさせて寝させる…そんな多忙な生活がしっくり来ず、専業主婦としてという可能性も考えました。しかし、そう考えた時に、目の前が真っ暗になりました。私は、誰かの妻とか誰かのママだけで生きて行くのは、どうやら出来ないと分かりました。産後直ぐ絵を描き始め、少し自信が持てると笑顔になれました。毎日楽しく笑顔でいれると、子供達も親の背中を見て自分を持って生きてくれると信じています。

また、極度の悪阻や3度の出産・授乳期を経験して、体調不良の辛さを経験することで、寛容になることが出来たように思います。自分ではどうしようもないトキがあることを学びました。子ども達と暮らしていても、調子の良い時、調子に乗り過ぎる時、イヤイヤな時と様々な事情が其々あります。寛容になればそのトキを楽しめるのだということが分かりました。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

ママの絵を見て、「ママの絵良いねぇ~」とシミジミ子供が言ってくれたり、自ら絵を描いてくれる様を見ていると、本当に良かったと思います。

 

育児&仕事をしていて大変なことは何ですか?そしてそれをどうやって解決していますか?

どうしても集中して作業時間を取らなければならない事がありますが、それは家族に週末など子供の面倒をみてもらったり、夜中や朝早く作業するように工夫しています。

折角渋谷区の認可保育園に0歳で長女を入園出来たのに、1年後ブラジル長期滞在の為、泣く泣く退園しました。この保活難の時代に!

更に、2児の幼児を抱え妊娠12週で帰国したのは、3月中旬。結局、実母に関西から来てもらい同居することにしました。最初は子供達を9時~18時まで面倒みてもらって、バリバリ仕事する気満々でした。が、実母も70歳と高齢で疲れることから、今は一日数時間作業させて貰えれば有難いという感覚に変わりました。同居開始半年はかなりバトルしました。今も同居するのはちょっという方多いのでは無いでしょうか?ただ、私の場合は、数時間でも面倒みてもらわなければ、自分の生活が立ち行かないことから、かなり譲歩しました。

発想の逆転で、積極的に子供3人と公園に行っては、子供と触れ合うことを楽しむことにしました。良く考えればそれはほんの数年の事ですから。そしてその体験から、アイディアを発想していってます。ある意味、積極的公私混同と言いますか、子育ての経験を仕事化していくことにチェンジして行ったのです。良く「どうマネジメントしたらそんなにアクティブになれるの?」と聞かれますが、案外公園で子供たちを眺めながら、イベント企画実現のための交渉やPRまで携帯一つで出来ちゃう時代だからでしょうか。。

 

9月に第3子の1歳のバースデーパーティをした時

9月に第3子の1歳のバースデーパーティをした時

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

大切にすることは、育児も仕事も共通してます。

毎日幸せと思えること。

ずっと、”Happiness is”という問いが頭をぐるぐる回っています。幸せになるための20のこと<HAPPINESS IS…..>にまとめてます。

日本人は勤勉で謙虚であることを美徳として育てられているので、現状を幸せと思える人が少ないのではないでしょうか。少なくとも、私はその最たるものでした。北欧男子の夫との生活の中で、如何に日々の幸せを大切にすることが大切かを再発見することが出来ました。

親が幸せであれば、別段これといって子供達に力む必要はなく、親の背中を見て子供は育ちます。寧ろ、本人達の自発性に委ね、それに寄り添うくらいです。

工夫すること。諦めないこと。

人生は3つの坂があると思います。登り坂、下り坂、そしてマサカ!です。上り調子の時も、マサカという気持ちを忘れず、様々な状況をシミュレーションしますし、低迷期や落ち込むことがあった時も、マサカな逆転を期待して出来ることを積み重ねます。

例えば、北欧男子の夫は結婚時貯金ゼロだったんです。それどころか、結婚とか出産ってお金掛かるの??といった具合です。今後貯金の発想が無い人だとと非常に不安になりましたが、”0円育児”という本を書こうと思ってるくらい、お下がりで99%育児グッズが揃いました。

 

急なブラジル赴任による見知らぬ土地での生活、どう乗り越えたのでしょうか?

未知の不安を、挑戦してみて克服しました。

「産後3ヵ月のベイビーを連れて、ブラジルへ行く」と言うと9割の人が難色を示しました。なんだか危なさそうだし、衛生面も不安という理由で。でも、私はこういう風に考えました。“そこにも暮らしている人がいるから、暮らせないことは無い。”

実際行ってみて、確かに「ポケットに50レアル(約2,500円)入れとけ」と助言され、身の危険を感じました。それは、強盗が銃を突き付けて脅した時に、さっと渡せるよう準備をしなさいということだから。その金額が多過ぎても少な過ぎてもダメで、撃ち殺されてしまうそう。でも、ベイビーと行動してたので、明るい日中にしか出歩かないし、ベイビーを抱っこしていると印籠持ってる感がありました。きっと強盗もベイビーの前では天使になってしまうのかもしれません。それくらい、ブラジルはベイビーに愛が溢れていました。

現地の言葉はポルトガル語で、一言も分からない状況で行きましたが、フレンドリーなブラジル人がどんどん話し掛けてくれるので、半年後には市場で買い物が出来るようになりました。また2歳の娘がネイティブレベルに吸収したので、翻訳してくれました。「ママは分からないから」と。現代では、ネットさえあれば、翻訳したのを見せることが出来るのも助かりました。

雨が降れば停電し、肉と果物以外は高額な税金のお蔭で物価高で、日本なら簡単に安くて良いモノ手に入るのに~ともどかしさを覚えたこともあります。しかし、期間限定と割り切れれば、全く別世界での経験は楽しむことが出来ました

ブラジルで、愛は何よりも大切なことで、愛を表現することの素晴らしさを学びました。また、日本人ということで沢山話し掛けられ、世界において日本人が愛されていることを実感することが出来ました。子連れで海外で生活するのは、非常に面倒くさいし躊躇してしまいがちです。しかし、実際に行ってみると、南米は子連れで行くべきとさえ思える程の魅力を感じました折角のチャンスが目の前にある時、恐れることなく挑戦してみれば、そこに立つことで見える景色は異なって来るように思います。

がんばり続けれる秘訣はなんですか?

きっと自分には何も無いという思いが根底にあるんですね。別段目を見張る才能も無ければ、強力な両親のバックアップがあるわけでもなく、逆にコツコツ同じことを続けることは苦手なんですけれど。ただ、20歳くらいから、徐々に、自分が何も無いことをまず受け入れ、無いなら自分で積極的に取りに行くように人生を転換しました。何でも興味を持ち、なんでもやっていくと、思わぬことがひょいっとつながってハーモニーが生まれる。失敗しても、その失敗こそが次の成功につながる貴重な経験だと考えられるようになり超ポジティブシンキングになってからは、出来るだけ多くのことをやりたいという気持ちが膨らみ続けています。手を出し過ぎて、オーバーワークになると、一つ一つが零れ落ちて行ってしまうし、本来自分のやりたくない事にもどんどん支配されていくようになります。そんな時は、少し立ち止まって、自分の心に耳を傾けます。本当にやりたいことは何か、そのためにはどういうチームを組めば自分の価値を最大限生かせるかをしっかり考え、チームを編成していくのです。だから、大抵は自分のやりたいことなので、頑張り続けられます

 

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

様々なアイディアを多くの人に届けたいので、それは絵だったり、本だったり、イベントだったりしていくと思います。ポッドキャストもやって~と言われるのですが、、、相方がいれば…と思ってます。

 

 最後に、メッセージをお願いします。

昔はいつかの幸せのためにと、日々の生活はないがしろにしていましたが、今は一日一日をどう幸せに生きるかに注力しています。多分、今を生きることが人生だと思います。

2016年10月20日 0 comment
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斎藤さん

今回のインタビューは、城後さんからのご紹介です。以下、城後さんからのご紹介文、どうぞ!

齋藤さんは、元々バリキャリ。で1人目の名言が”子育てってこんなに楽なの?”第2子は男の子を出産、ワンパクぶりに奮闘。子育てをメインに考えた働き方にシフトされました。

色々と模索した結果、会社までの移動時間を省く代わりに、生産性の高い仕事と、育児を両立する働き方になったそうです。

子供を第一に考え、あえて自宅勤務を選択、現在は働くママ向けのWEBメディア2つ、LAXIC(ラシク)とBRAVA(ブラーバ)の総括責任者をされています。多くのママに良い刺激になりますように♪

斎藤さん

斎藤さん

 

プロフィール

・氏名:齋藤有子

・会社名:株式会社ノヴィータ

・役職名:LAXIC・BRAVA 事業責任者

・簡単な経歴:車載音響機器メーカーで法務部、コンテンツ企画部を経て、IT企業2社で若年層向け携帯サイトの企画を担当。その後、EC企画等を経て現在に至る。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :40歳

・お子様の年齢 :6歳と3歳

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

株式会社ノヴィータは2006年に創業し、今年で11期目になるデジタルマーケティング

・WEBクリエイティブを手がける会社です。 新規事業として、ワーキングマザー

向けメディアLAXIC(http://laxic.me/)とBRAVA(http://brava-mama.jp/)を運営し、その責任者をしています。

LAXICとBRAVAはメディア運営だけではなく、女性の職業支援(ジョブマッチング)や女性に特化したコンサルティング事業、マーケティング事業も手掛けており、メディアというものにとどまらない、幅広い取り組みを行っています。ありがたいことに、LAXICのコンセプトである「ワーママを、楽しく」に共感してくださる方が多く、熱い協力者の方が増えていてとてもうれしく思っています。

私は、時間を有効に使いたいと、在宅勤務を取り入れて働いています。重要な会議の際には時間を限って出社しますが、基本的には自宅で勤務しています。

 

出産して、何が一番変わりましたか?

皆さんおっしゃっている事だとは思いますが、圧倒的に自分の時間が減りました。私の場合、特に2人目を産んだ後に感じています。

実は、1人目の娘の時は、夜泣き0、昼間はいつもニコニコ、眠くなったら自分で横になって寝る、外出しても乳児の時はベビーカーでいつも寝ているか、笑っているかでどこにでも連れて歩いていました。文字を読める年齢になれば、電車の中では静かに本を読んだり、レストランの待ち時間では絵を描いたりで。その為、子連れでもあまり大変ではなく、「子育てが大変と世間はいうけど、思ったより大変じゃない」と思っていました。

そして迎えた2人目の息子。夜泣きは激しくないものの、今までとは全く真逆で。「子育てが大変だとはこのことだ!」と実感しました。本当に世間のママごめんなさいという感じですね。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

今は特にワーママ向けの媒体や企画に携わっているので、プライベートが仕事に直結していてとても楽しいです。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

毎日の掃除、料理、洗濯の家事全般が大変ですが、それは元々私が苦手だからで、育児とはあまり関係ないかもしれませんね。(笑)

しいていえば、「明日は絶対外せない訪問があって外出しなければいけない」という日に限って子どもが熱を出したりすると、ハラハラドキドキし、主人とのスケジュール調整が大変です。

 

それをどうやって解決していますか?

アウトソーシングをしています。キッズライン、タスカジ、カジーさんには大変お世話になっています。

 

 

打ち合わせ中の斎藤さん

打ち合わせ中の斎藤さん

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

【仕事】

余裕をもってスケジューリングしています。

時間的余裕、心の余裕、体力の余裕を持たなければ、急な事がおきた時に対応できなくなるので無理のないように。

【育児】

「伝わっているだろう」ではなく、思っている事を必ず言葉に出して行動で示すようにしています。子どもには、とても大切な存在である事、一緒にいて楽しいという事、ありがとうの気持ち等を言葉にしています。

 

 どうして在宅勤務を選んだのですか?

保育園のお迎えが決まった時間にあったり、夜の時間が全く動けなかったり等、時間が限られているので、仕事に充てられる時間を有効に使わないといけないと思いました。

また、子どもに習い事をさせたいという思いがあり、例えば平日15:30~に一旦仕事を切り上げ習い事の送迎をしてから待ち時間にカフェで仕事をし、またピックアップすれば、仕事との両立が可能かな?と考え、在宅勤務をお願いしました。

 

ラシク、ブラーバの2つのウェブメディアの事業責任者として在宅でのお仕事、困ることはないですか?

特にありません。意思疎通や会議はオンライン、チャット、メールで行っています。

メールやチャットだと誰が何を発言したか履歴が残りますし、そのほうが便利かなと思っています。

 

移動時間は育児中ママの最大の敵とよくおっしゃってますが、どうしたらリモートワークがスタンダードの世の中になると思われますか?

リモートワークが選択肢として当たり前だという雰囲気を作る事が大切だと思います。固定観念で会社に来なければいけないケースも世の中にはまだあるため、その価値観が変われば、リモートワークという選択肢をとる人がもっと増えるのではないかと思っています。

私は移動時間をうまく活用できないので、独身の頃からなるべく会社の近くに住むなど工夫していた経緯もあり、リモートワークという働き方をとれる環境にいられるのはとてもありがたいです。リモートワークは子育て世代だけではなく、介護をはじめとした制限を持つ人を含め、誰だって利用すれば最大限価値が出る働き方だと個人的には思います。

数年前に比べ、私の周りの友人もリモートワークが増えてきました。娘や息子が大人になった頃は「えー!ママ達の時代は毎日会社に通っていたの?信じられないね!」と言われそうですね。

 

LAXICBRAVAを立ち上げた背景を教えて下さい。

私が子育てをしながら仕事をしていく中で、同じような境遇で働いているママ達と「どうやって働いてる?」「これからどうやって働いていく?」とよく話をしていたんですね。一方、会長の小田垣と代表の三好は、他の企業の方から、「働いていないママの中には優秀なママもいる。どうやって優秀なママを雇用していけばいいのか」と相談を受けていました。

そこで「ママや、ママを雇用したい企業に役立つ、働き方の情報を発信していけば面白いね」という話になり、「LAXIC」は新規事業としてスタートしました。

アイディアを話し合ったのが2014年末頃で、サイトローンチは20158月ですね。WEBメディアとしてだけでなく、ジョブマッチングをはじめ、ワーママに働きやすい環境づくりや、その働きかけも目指しています。

LAXICは弊社にとって、ただの新規事業という位置づけではありません。従業員は半分が女性で、その多くが20代~30代である弊社にとっても「女性の働き方」「仕事と育児の両立」はこれから避けて通れない課題だという意識もありました。

ちなみに、代表の三好は、その頃まだ子どもはいなくて、「私もゆくゆく子どもを産むだろうから」といっていたのですが、LAXICのプロジェクトがスタートして数ヶ月後に妊娠が発覚したので、今まさに当事者になりましたね。

一方、BRAVA20162月に他社様から事業譲受をしたメディアです。

LAXICが仕事という側面を強く持ち、男性・女性・そして上司など対象を広げた情報発信を行っている一方で、BRAVAは女性向けで育児や時事的な話題に関する要素がより強いメディアなので、運営会社を統一することで連携の強化を狙うとともに、より多くの働くママに情報が届くようにと考えました。

そうすることにより、各メディアにおける働くママに向けたメッセージを深める事ができるのではないかと思いまして。

メディアビジネスはとても時間と手間がかかるものだと思います。2つWEBメディアを運営されていて、斎藤さんが考えるメディア事業において重要な事を教えてください!

皆が知りたいと思っている事は何か?どんな記事が読まれているかを考え、発信し続けていくことだと思います。

 

どのようにファンやトラフィックを増やしていくものなのでしょうか?

おかげさまで、LAXICもBRAVAも多くの仲間や協力者の方々によって成長しつづけています。支えてくださる方から学ぶことも多く、記事や活動の多様性につながっています。

皆が知りたい情報を様々な切り口で発信し続けることで、自然にファンやトラフィックは増えていくと信じていますし、実際にそうなっているので、このまま続けていくつもりです。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

仕事では・・・ライフスタイルにあわせた柔軟な働き方が増えていけばいいと思っているので、LAXICとBRAVAの運営がその一助となればうれしいです。

育児では・・・娘は演劇、息子はサッカーを始めたので最大限応援していきたいです。

全体を通していえるのは、仕事も育児もどれが正しいなんてないので、自分らしく楽しく生きることを大切にしたいです。

二人のお子さん

二人のお子さん

 

最後に、メッセージをお願いします。

いつもパワーママのインタビューを読ませて頂いていますが、学ぶことが多いです。

これからも多くのご縁で色々な方に出会えることを楽しみにしています。

2016年10月18日 0 comment
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城後さんと二人のお子様

今回のインタビューは、株式会社CaSyで特命係長をしている城後 幸代さん!

出産後、三度の転職を経験し、現在は時短で成長中のスタートアップ企業で活躍中。

最近は、大企業からスタートアップに転職するパワーママが増えてきました。実際にどのように転職を決意したのか、またスタートアップで働くリアルを聞いてみたいと思いインタビューをお願いしました。

“私は家事代行を使うまで子供に「ちょっと待ってね」「あとでね」という言葉が多かった気がします。ついつい「あとで・・・」と言ってしまいますが「あとで」っていつまでも来ないんですよね。今更ながら早く誰かを頼れば良かったなと反省するばかりです。”

私も言っているかも・・・とハッとしました。。

やりがいある仕事、楽しめる育児、それらを実現できる環境を自ら創っていく、城後さんのアクティブな動きは、もやもやしている方にも勇気を与えてくれるはず!(椿)

 

城後さんと二人のお子様

城後さんと二人のお子様

プロフィール

・氏名:城後 幸代
・会社名:株式会社CaSy
・役職名:マネージャ
・職種:匿名係長
・簡単な経歴:IT系営業→インドオフショア営業→オフィス立ち上げ→新規ビジネスママ向けメディア立ち上げ→CaSy広報→CaSy人材集めプロジェクトリーダー
・居住地:渋谷区
・ご自身の年齢 :34歳
・お子様の年齢 :4歳,1歳
・ワークスタイル:時短社員

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

CaSy(https://casy.co.jp/)は下記3つの特長を持つ家事代行サービスの会社です。

▶︎ITにおける業務効率化で間接コストが無い
◎利用者は1時間2,190円というお手頃価格で利用可能
◎働く側は高時給で働ける
◎インターネットで手軽に365日好きな時に申し込める

▶︎データを活用して、最適なマッチング、高品質の維持を実現するアルゴリズムを実装

▶︎面接や研修に力を入れているので働く側も使う側も安心できるサービス

私自身は10時〜16時で勤務しております。
会社からパソコンが支給されており、いつでも仕事ができる環境ですので、
ワークスタイルはかなり柔軟です。

入社より広報のお仕事をさせて頂いておりました。
現在は申し込みたいお客様が殺到しておりまして、現在の仕事内容は『家事代行のお仕事の魅力』をお伝えするお仕事です。

共働きが増えているなか、まだまだ専業主婦世帯多く厚生労働省「厚生労働白書」、内閣府「男女共同参画白書」(いずれも平成26年版)によると687万世帯だそうです。

働く事を希望している専業主婦も多いそうですが、多くの方がすぐにフルタイムでのお仕事やパートにでることは『自分に両立ができるのかという葛藤や不安』を覚えるそうです。

そんななか、CaSyは働き方に革命を起こしました。

週に2時間から働ける『スキマ時間の活用』という選択肢をつくることで、長い期間専業主婦をしていていた方、すぐ働くことに自信がもてない方など、超短時間から社会との接点を少しずつ自分のペースでつくっていく事ができます。

また、副業を解禁している企業が増えていますが、最近では副業やパラレルキャリアのひとつとして子供ができる前に自身のお掃除スキルを向上させたい方、一生涯働ける定年退職が無いお仕事ということで、「お母さんにもできるんじゃない?」とお子様や旦那さまの紹介で弊社の家事代行サービスに面接を受けに来られる方などいろんな方がいらっしゃいます。

普段はOLだけど、スキマ時間を利用して子供の塾代を捻出したい方、将来年金だけでは不安がある方、ボランティア好きの主婦で感謝されることが嬉しい方など『働き方』や『なぜこのお仕事を選んだか』などのニーズは様々です。

埋もれてた『スキマ時間』を活用することで使う方も働く方もハッピーになれるCaSyはそんなビジネスモデルなんです。

家事で困っている私のような共働き世帯をサポートする一方、女性の新しい働き方を創造できるこのお仕事はとてもやりがあります。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6時半起床 瞑想
7時半 身支度
8時  子供の保育園の準備
8時半 子供に朝食を食べさせる
9時  家を出る
9時15分 保育園登園
10時  出社
10時  会議
11時 データ収集
12時 ランチ移動
13時 商談
14時 移動 カフェでアポ調整
15時 商談
16時 移動 カフェで残務
17時30分 保育園へ移動
18時30分 保育園お迎え
19時 夕飯作り 片付け
19時30分 子供に食事を食べされる
20時 入浴
20時半 ママのストレッチを手伝ってもらい癒される
21時  絵本タイム、就寝
22時 気がむけば主人と晩酌

城後さん

城後さん

 

出産して、何が一番変わりましたか?

会社中心の生活から子供中心の生活にかわりました。

夜のお付き合いが大好きで給料が全部無くなるくらい毎日飲み歩いてました。
1人目妊娠中臨月まで、子育てというデットラインが近づいている変な危機感があり、交流会に参加しておりました。

今は、きちんと食事をとり、土日も子供と公園にで出かけすっかり健康な生活になりました

また、独身時代は関わる事の無かった層(他業種ママ)との出会いもあり子供が居るからこそのご縁だなと感謝しております。
子供を産んだら新しいネットワークの構築は難しいと思ってましたが、ママという新しいネットワークはママだからこそできるネットワークだと思います。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

職業柄年配の主婦の方にご縁できることです。
ベテランの主婦から家庭の知恵やコツを教えて頂けます。
結果、自宅の家事効率化につながってます。

例えばアルミホイルを排水溝に入れておくとお掃除がラクになるよとか、衣替えのシーズンはこうやって服を畳むとかさばらないとか普通のお仕事をしていたらなかなか教えてもらえない情報を得れる時です。
ママだからこそその情報を活かす事もできるし、ママで仕事してて得したな〜なんて思います。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

弊社の経営陣は共働きのパパが多く、多くのサポートをしていただいてます。

具体的なエピソードをお伝えすると、上の娘がインフルエンザにかかりそれが下息子に感染し息子は初の熱性痙攣。私は尿路感染症にかかり39度以上の熱でフラフラになりながら息子を救急車で病院へ。そして、その日はどうしても外せない商談の日。

仕事の穴は代表が対応してくれ無事某テレビ局の取材オファーを頂ける事になりました。

本当に多くの方に支えて頂いてるなと感謝しています。

 

それをどうやって解決していますか?

子供がなるべく病気にかからない為に、うがい手洗いはもちろんの事、鼻うがいをさせています。それでも子供の病気はコントロールできず、どうしても外せない打ち合わせは主人に会社を休んでもらいますし、『立っているものは親でも使え』精神で色んな方にたよりまくりです。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児で一番大事にしていることは『うんち』です。お陰で娘も息子も便秘知らずです。
朝食は手抜きですが、夕食は1汁3〜4菜を目安に食事を作ります

CaSyは働く側スタッフは9割が女性です。女性の活躍を女性が後押しするという素晴らしいビジネスモデルだということを多くの方に知ってもらう事を仕事では大事にしています。

長い間専業主婦をしている方の中には最初の1歩が踏み出せないと言う方も多く、そんな1歩をスタートするきっかけや、1週間に2時間だけの副業という選択肢、家事効率化を学ぶ場、55歳以降でも『好きなとき・好きな場所・好きなタイミング』で無理せず働ける定年退職のないお仕事としての今までに無かった「新しい働き方」という選択肢を多くの方に知って頂きたいです。

 

二人目妊娠中に転職されていますね。受け入れ企業は、どのような感じだったのでしょうか?

あるWeb制作会社です。当時の社長に昔から良くして頂いていておりまして、WEB制作部門が軌道に乗ってきてて新規事業を立ち上げるから来て欲しいとオファーをいただきました。ところが、お話を伺った翌日に妊娠発覚。。。。。当時の社長曰く『良いじゃん!おいでよ』と一言で解決!

採用して頂くことになりました。

本当に良い子育環境を提供してくださいました。子供中心でお仕事をさせて頂き有り難かったです。今でも良い機会を下さった前職のみなさまには今でも感謝しております。

 

お子さまが産まれてから3回の転職。出産すると、動きを控える人が多い中、動けた城後さん。動きを後押ししたのは?

じっとしてられない性格なんですw

2人目出産は出産2日前まで働いてました。 たまたま自分のライフステージの課題とやりたいことが重なった結果だと思います。あとは良いご縁とダメもとで動いてみるダメもと精神で自分の気持ちに素直に従ってきた結果、3回の転職になりました。 私、ホント欲張りで仕事の時間も子育の時間も充実しなきゃ嫌なんです。

 

復帰後の転職、今の会社との出会いは、どうでしたか?

保育園の兼ね合いから2人目が産まれて2ヵ月後職場復帰しました。

下の子は授乳中で上の子の食事は作らなければならない、
朝6時に起床しても下の子がおっぱいをはなしてくれない・・・
日中は睡眠不足と授乳でフラフラ。

そんななか家事代行サービスというサービスを知りました。
頼んでみたところ主人は他人が家に入ることが大嫌い、
『家事代行サービスを依頼したい』という話に耳を貸してくれませんでした。

このままでは私が倒れる・・・
家事代行を依頼したい・・・
私と同じ想いをしている人がどのくらいいるのだろうという

ふつふつと押し上げる感情を抑えきれず

2015年の8月下の子供が6ヵ月のときに転職、ママという売りが採用され広報として勤務させて頂くことになりました。

未経験で、時短正社員として受け入れてくれたCaSyにとても感謝しております。

 

小さな子のママでもスタートアップで働けるものなのでしょうか?成長中のスタートアップで働くリアルを教えてください!

小さな子どものママでももちろんスタートアップで働けます。

一口にベンチャーと言ってもいろいろあります。 CaSyはとても働きやすいです。

また、ベンチャー企業だからこそ学べることや、やりたいと思えることにチャレンジしやすい環境はとても刺激になります。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

目標は家事代行で働くスタッフの魅力を伝え、より多くの方に働いてみたいと思って頂けるような施策をおこなって行くことです。

 

最後に、メッセージをお願いします。

私は日々失敗ばかりしています。職場や家族など多くの方の支えでなんとか日々やりくりさせていただいております。

母親だって人間です。全て完璧でなくても良いと思うんです。
大事なのは関わっている人に感謝したり、それをきちんと伝えたりすることだと思いますし、またママ自身の息抜きも重要だと思います。

と。。。偉そうな事をいいつつ、あまりできてない事が多すぎて
猛烈に日々反省しております。

核家族化が進む中、共働きの女性にかかる負荷負担は大きく、日本の男性の家事分担率18.3%。世界で最も低いと言われています。一方、現在はすこしづつですが、働き方のありかたも見直され男性の家庭参画も増えてきています。

私は家事代行を使うまで子供に「ちょっと待ってね」「あとでね」という言葉が多かった気がします。ついつい「あとで・・・」と言ってしまいますが「あとで」っていつまでも来ないんですよね。今更ながら早く誰かを頼れば良かったなと反省するばかりです。

子育や家事が大変ならば、1人で抱え込まず外部を頼れるとこるは頼ることが大事だと思います。子育への心の余裕がうまれますし、子供と過ごせる時間は帰ってきません。

CaSyは子育が一段落した主婦スタッフが多く、子育て中の家庭をサポートすることが生きがいだという方も多いんです。「自宅の家事をしても専業主婦だから当たり前になりすぎて喜んでくれないでも、CaSyのお客様は家事を提供する事でとても喜んで頂けるから嬉しい」という話をよく耳にします。

CaSyのお仕事は家事に価値を付けて行く事だと思ってます。

少子高齢化社会の中、年齢を問わず家事の得意な人が活躍できる場所が提供できることは
家事が苦手な私にとってとってもやりがいのあるお仕事です。

ママでも我慢せず子育てを大事にしながら働いていいと思うんです。

良く子育てしているからやりたい仕事ができないという話を耳にしますが、そんなことは無いと思います。きっと方法はあるはずです。 『もっとママは自分に素直でいい』

そんな働きかたができる場所や子育ができる環境が増えるといいなと思います。

 

2016年9月23日 0 comment
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下村さんと3人のお子様たち

今回のインタビューは、商社で海外の事業投資関連のマネージャーをされている商社パワーママ。

実は私も短いながら元商社務めでしたが、当時の先入観もあり、商社勤務の海外投資部門の管理職でで3児(一番下は年少さん)ママのワークスタイルが全く想像できなかったので、とても興味がありインタビューさせていただきました。

“ワーママ”というより、”グローバル人材”としての仕事に対するプロフェッショナル思考、アウトソースの活用をしつつ、仕事にコミットしきる姿勢を持つ一方、”仕事をすればするほど、ママたちは、「これで良いのかな?子供達を蔑ろにしていないかな?」と悩みます。”という側面も垣間見て、みんな悩みは同じなんだとある意味ホッとしつつ。
頑張るママさんだけでなく、その旦那さん、上司、部下の皆さんにも是非読んで頂きたい、ワーママの覚悟と実行。勇気が出ます!(椿)

 

下村さんと3人のお子様たち

3人のお子様たちと一緒に

プロフィール

・会社名:総合商社
・役職名:マネージャー
・職種:営業(総合職)
・簡単な経歴:1997年入社。主に海外の事業投資を担当。
・居住地:東京都
・ご自身の年齢 :42歳
・お子様の年齢 :10歳(小学校5年生)、7歳(小学校2年生)、年少(4歳)

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

英国との時差がある仕事なので、午後4時位からが本格始動です!

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

(出張や会食の無い日の例です。)
5:30 起床、朝食、おやつ、夕食の準備、洗濯、掃除
6:30 家族を起す
6:40 宿題に付き合う
7:15 朝食&片付け
7:45 上の二人を見送る
8:15 洗濯を干す
8:30 保育園へ送り届ける
9:15 始業
19:30 帰宅(子供達は、シッターさんと食事済)
20:00 子供たちの宿題
20:30 子供とお風呂
21:00 読み聞かせ
21:30 子供の寝かしつけ
22:00 洗濯ものをたたむ、収納
23:00 学校、習い事、関係の連絡事項チェック
23:30 メールチェック、読書
24:30 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

3度の出産を経験し、青臭いですが、子供達が生きて行く日本の未来に就いて、深く考える様になりました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

Working Motherも、専業主婦も、或いはお子様のいない方も、シングルライフも、自分が選んだ道ならば、どの生き方も素敵だと思います!
正直、子供がいなくて仕事に没頭できる環境が、羨ましいと思う事もあります。
逆に、子供と24時間一緒にいる専業主婦のママが、とても羨ましい事もあります。
色んな意味で私は中途半端ですが、中途半端だからこそ、その両方のつまみ食いが出来るのだ!と前向きに捉えています(笑)

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

海外出張時の子供の送迎、習い事対応、家事のやりくり。

それをどうやって解決していますか?

ベビーシッターさんを2人と、家事代行の方2人に外注しています。パパにも手伝ってもらいますが、私の出張がパパの負担にならないよう、前向きに送り出してもらえるように、お金で解決する道を選びます。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

【育児で大事にしていること】
私が「仕事に行く」という事に対して、ポジティブに考えてもらえる様、努力しています。
私が海外出張もあり、例えば、親子遠足や、音楽会等に参加が出来ない事もあります。無論、極力参加するように調整するのが
大前提ですが、緊急で已む無く参加出来ない事もしばしばです。
そんな時は、出張先で思いっきり子供の欲しいものを買って帰ります。
そうすると、「ママ、次の出張はいつ?○○ちゃん、これが欲しいんだよな~!」と、私の出張が彼らにとって楽しみなものになります(笑)

【仕事で大事にしていること】
子どもを理由に、仕事を無下にする事だけは、絶対に避けています。
仕事中は一切子供の話はしませんし、「子供が熱を出したから早く帰りたい」とか、言った事はありません。全てシッターさんにお任せします。
仕事をする時は、あくまでプロ。そう考えています。(昼食中の会話とかは、別ですが、笑)
ただ、翌日も熱が続いている日は、急いで仕事を調整して、お休みを取る努力はします。私が口に出さなくても、周囲は、保育園や学校から電話がかかって来て、それに対応する私の姿を見て、廻りは「察して」くれているのだと思います。そのやさしさに助けれて、今日まで仕事を続けています。

3児のママで商社ウーマンでマネージャー!商社は古い体質のイメージが強く、そんな方もいらっしゃるのか!と、驚愕と同時に勇気がでました。どちらか諦める人が多い中、一体どのようにして3児を出産し、今のポジションをきずけたのか、教えてください!

全てを私一人でこなそうと思っていたら出来なかったと思います。私は、会社に甘え、家事代行の方々に甘え、シッターさんたちに甘え、家族に甘え、主人に助けてもらい、専業主婦のママ友たちに応援してもらいながら、何とかかんとか、生きています(笑)
私の会社には、優秀な人材が沢山います。
必要が無ければ、「切られる」のみ。
いまのところ、慈悲深い上司に助けられているのか、「切られていない」、それだけの事、だと思います(笑)

海外出張もこなされて、家事などもアウトソースを積極的にご利用されているとのこと。いつ頃からどのようにご利用されていますか?

最初の子供が生まれた10年前から利用しています。元々、わたくし自身が海外で育ち、メイドさんやシッターがいる環境に慣れていたので、抵抗はありませんでした。

時には会社をお休みすることもあるかと思いますが、職場の理解、社内のワーママ応援の雰囲気はどんな感じでしょうか?

誰かが休みを取ると、誰かの負担になる事は、正直なところだと思います。なるべく自分が休まなくて済む様に、シッターさんに学校行事に参加してもらったりしながら、こなしています。
会社の制度は、「母親が休む」事が前提にあるべきでは無く、「母親が休まなくて済む」環境を整えてくれる事こそが、私にとっての、「応援」だと思います。

夏休みの会社で学童の取り組み、話題になっていましたね!どうでしたか?

学童、最高でした!英語、塾、スイミングクラブ等々、全ての習い事を網羅するようなプログラムの内容になっていて、子供達も楽しく通っていました。

お話をしていて、「子育てしていても、成果をだせる優秀な人材であれば、社内のポジションややりがいのある仕事をこなすのは当たり前の時代。」そんな事を感じました。多くの企業はそれが実現できていません。実現できた決定的要因は何だと思いますか?

私は不器用なので、時短も取らず、残業もはばからず、愚直に仕事を続けて来ただけだと思いますが、一つ言えるのは、
自分がWorking Motherである事を理由に、仕事を断った事は無いという事です。
仕事に対して、それだけの「覚悟」があるのか、無いのか、「プロ意識」を持っているか、無いのか、周りの人は、よく見ていると思います。
また、わたしは、「企業」に理解を求める事が答えでは無いと思っています。寧ろ、一緒に働く上司や同僚、また自分の家族やパートナー、そして社会が理解を深めるべきなのでは無いでしょうか。

今後の目標やプランを教えて下さい!

目標は特にありませんが、毎日家族が健康で、幸せに暮らせるように、日々を丁寧に積み重ねて行きたいです♪

最後に、メッセージをお願いします。

子育ての時間は本当に短く愛おしい!だけど出世もしたい!そう思うなら、結果を出し続けるしかありません。
誰にも文句を言われないだけの結果を出し続けたら、周りはあなたを放っておかない!それだけの事だと思います。
残念ながら、私はそこまでの結果が出せていません。
でも、私の周りには、そんな頑張りママが、沢山います!!!!
そんな頑張りママたちは口をそろえて言います。
「仕事は幾らでも代わりがいるけど、母親は自分だけ。」そう、思っていないか?と。
子育てを最優先で考える事が悪いという訳ではありません。現に私だって、中途半端です。
ただ、それ以上に、仕事に燃えるママたちの足を引っ張る事の無い様にしなければならない。それこそが、同じ女性として、
Working Mother同志として、の、使命だと、思うのです。
仕事をすればするほど、ママたちは、「これで良いのかな?子供達を蔑ろにしていないかな?」と悩みます。
仕事を続けていて良いのかな?この仕事は、子育てを犠牲するに余りあるのかな?」と、悩んで悩んで、結局答えが
出せずに日々が過ぎて行きます。
どんなモーレツママでも、そうやって悩みながら生きている。きっと、あなたと一緒です。

2016年9月21日 0 comment
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打ち合わせ中の尾島さん

今回のパワーママインタビューは、最近ネット広告業界から人材業界に転職された尾嶋芳子さん。自らワーキングマザーになることで直面する課題に向き合い、解決に向けて動く姿が伝わります!

打ち合わせ中の尾島さん

打ち合わせ中の尾島さん

 

プロフィール

名前:尾嶋 芳子(おじま よしこ)
会社:株式会社リブ
職種;セールス
簡単な経歴
20代地域クーポン誌の営業として東京都内のエステサロンを廻る毎日。年間売上1位(80名中)を4年連続受賞。
5年目に長男を出産し、産休へ。その後、より企業と消費者の絆作りに関わりたいと思い至り、ダイレクトマーケティング分野で急成長していた株式会社ファインドスターへ転職。営業職×ママの第一号となり、ワーママのメンバーを含めたチームのマネジメントにも挑戦する。
また女性活躍の土台となる、【選択式人事制度策定プロジェクト】に主体的に携わる。
自らがワーキングマザーの開拓者となることで、【挑戦する当事者】×【変化対応力がある組織風土】の2軸が女性活躍のキーになると確信。この大きな社会課題に挑戦するLiBの世界観に共感し、3月より同社にてセールス職に従事。

居住地:神奈川県川崎市宮前区
年齢:35歳
子供の年齢:3歳

現在のお仕事の内容・ワークスタイル

キャリア女性に特化した会員制転職サービス「LiBz CAREER」に登録している会員様と、優秀な人材を獲得したい企業をマッチングする仕事をしています。例えば女性管理職を創出していきたいのだけど、そもそも人材がいない、また定着・活躍してもらえる土台をどう作ればいいかわからない、そういったクライアントの課題に日々向き合っています。会員様にも、クライアントにも良いシナジーを起こせる事例創出が当面のミッションです。

LiBz CAREER URL :https://libinc.jp/
株式会社LiB URL : https://www.libinc.co.jp/

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください

5時起床 掃除・洗い物
6時 息子を起こし、朝準備
7時 保育園支度・息子着替え
7時半~出社+保育園送り

8時半~9時 会社の近くのカフェで一日のスケジュール計画を立てる
9時半~お仕事開始
17時半 退社
18時半 保育園お迎え
19時~夕食
20時~お風呂
21時~子供と遊ぶ、絵本タイム
21時30分~23時 読書したり、情報収集したり、友達とコミュニケーションしたり。
24時就寝

 

息子さんと

息子さんと

出産して何が一番変わりましたか?

自分の承認欲求を満たすことよりも、【息子世代に明るい未来をプレゼントする】というのが人生のビジョンになり、クヨクヨしたり、迷うことが少なくなった気がします。
悩む時間がない、というのもあるかも。
あとは、日常がものすごく愛おしくなりました!
日々の息子とのコミュニケーションが、小さな発見や成長の種が詰まっていて本当に楽しい。

ワーママとして育児&仕事をしていてよかった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

【ビジネススキルを磨けること、社会課題にアンテナができたこと。】

保育園問題、小1の壁問題、などの社会課題を解決するにはビジネススキルの高い人材が流入することが
重要なポイントだと思っています。今後幼稚園に息子が通うのですが、そこで起きている課題解決や地域のネットワーク作りなど、本業以外でも、仕事で培ったスキルを武器に、自分ができることはどんどん挑戦していきたいと思ってます。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?

過去の成功モデル(夫は仕事、妻は家庭)がデフォルトになっている人々(というか夫?)の意識改革
これも、自分だけの課題ではなくて多くの働く女性が直面している課題だと認識しています。
過去は過去で否定しなくとも、少子高齢化が急加速している現代において、決して女性だけの問題ではなく誰にとっても当事者になりえる問題だと思います。

それをどうやって解決していますか?

まずはお互いの歩み寄り。
あとは男性に対してはロジカルに伝えて客観的にデータを使ったりして納得してもらえる方法がいいのかなと思っています。共働き夫婦の戦略に対しての課題図書を読んでもらったり、妻が働くことでの生涯年収の差を示したり?笑 面倒な嫁ですよね…。うーん。まだまだ難しい。アイデア模索中です!誰か教えてください!

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児→笑うこと!言葉で愛を伝えること!
「あなたがいるからパパとママは幸せ。生まれてくれて本当に感謝してるよ」という言葉をシャワーのように浴びせます!保育園の送り前にギュっと抱きしめるだけで、息子もすっきりした笑顔で登園してくれるので伝わってくれているといいなと思います。

仕事→今の会社は、時短、働く場所も自由、さらに自分で挑戦したいことはどんどん機会を与えてくれる最高の環境だと思います。
だからこそ、「責任を果たす」ということは常に意識しています。自由と責任はセット。だから選択肢が広がるんだ、ということを体現し発信していきたいですね。

ご家族との家事育児分担・アウトソースはどうしていますか?

旦那さんが朝の片づけやゴミ捨て、洗濯は頑張ってくれています!
現段階の家事の可視化をポートフォーリオ表に起こしていまして、少しずつ彼に追加をお願いする予定です。笑

ご自身が受けた教育が子供の教育に影響していると感じますか?

小さいころからおだてられ、どんな状況でも「あなたなら絶対できる」と言われて育ったのでどんな状況でも自分を信じることができているのは、親が授けてくれた力だと感謝しています。
(単なるお調子者になっている感は否めませんが笑)

いつの時代もどんなスキルが生き残る条件かはわからないし、息子がやりたいことは何か私にはわからない。だからこそシンプルですが自己肯定の心だけは培ってもらいたいなと思っています。

ワークとライフの理想的なバランスは?

息子が2歳位になると、自我が出てくる時期で遅いお迎えや、メール返信などの仕事に熱中してしまい息子が「ママPCさわらないでよ!」と泣く時もあり、罪悪感にさいなまれることがよくありました。

今は息子も4歳近くになり、保育園・実家や義理の母など、誰にお願いしてもニコニコしていて、私の仕事についても少しずつ「ママの大事なこと」と理解し始めてくれていると感じます。
私も、仕事と育児を分けず、相互に吸収したことを活かす、というスタンスになってからはイライラすることも少なくなった気がします。やはり理想は「バランス」ではなく「シナジー」かなと!

時短でも全力投球のママも多いLiBのセールスチーム

時短でも全力投球のママも多いLiBのセールスチーム

今後の目標・プラン

当面は、【LiBz CAREER】のサービスの拡大を図り、キャリア女性×企業の多様な決定事例を創出すること。総量を増やすことで、中には時短ママ×管理職や、週4正社員×ママ役員などフレキシブルな事例がでてくると面白いと思っています。
先ずは自らが率先して、とLiBでは多様な働き方に挑戦していますが、企業と個人が柔軟な働き方を選択できることで、日本はもっと元気になれると確信しています。

長い長い歴史の中で日本の女性にとっては今、大きな転換期を迎えていると思います。
この時代に自身が女性として産まれ落ちたからには、この壮大な課題に人生を懸けて挑戦してみたい。そして息子には、そんな母の背中を見てもらって生きることへのワクワク感を養ってもらえたら最高だなと!

インタビュー by椿

2016年3月29日 0 comment
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今回ご紹介するパワーママは、採用コンサルティングの営業職として産後復帰を機に長野から新幹線通勤にシフトし、働き方も変えつつ長野の自然の中でのびのびと子育てされている平山さんです。

プロフィール

・氏名:平山 希
・会社名:株式会社ネオキャリア
・役職名:
・職種:マネージャー
・簡単な経歴:
1979年生まれ。大学卒業とともにネオキャリアへ入社、新卒採用コンサルタントとして従事。
以降12年に渡り、様々な企業の新卒採用支援を手がける。
2011年の結婚を機に、長野在住の夫との週末婚生活がスタート、2013年に長女を出産。
2014年の職場復帰後は、「東京-長野」の新幹線通勤を週4日、在宅を週1日というスタイルで働く。
・居住地:長野県小諸市
・ご自身の年齢 :36歳
・お子様の年齢 :2歳(現在2人目を妊娠中)

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

総合人材サービス会社「ネオキャリア(http://www.neo-career.co.jp/)」に勤務。
様々な企業様の新卒採用に関するコンサルティングを行う部署の営業職として従事しております。約30社の企業様を担当し、お客様である経営者や人事の方に対して新卒採用の戦略立案・その後のフォローなど、一貫してご支援しております。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

06:00 起床・朝ごはんの準備

06:30 夫と娘起床・朝食・身支度

07:30 保育園送迎

08:00 新幹線に乗車。朝食を取りながら、メールチェック・資料を作成。

09:30 東京駅着

10:00~16:00 お客様先に2,3件訪問。週1,2回は本社に出社。

17:00 新幹線に乗車(メールチェック・資料作成)

19:00 保育園にお迎え

19:15 お風呂

20:00 夕食

21:00 翌日の保育園の準備・夕食の片付け・前日の洗濯物をたたむ等

21:30 子どもと一緒に就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

生活スタイル・ワークスタイルが変わったのはもちろんですが、社会の様々な問題(待機児童問題、不妊問題、女性の社会進出の問題、日本経済の問題、家庭の経済問題 等)をより身近に感じるようになり、世の中で起こっている出来事に対して主体的に考えるようになりました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

『自分の成長も実感できる』
子どもの成長は日々ものすごく早いスピードで成長していることを実感しています。だからこそ、「親として自分も成長しなくては」と強く思うようになりました。子どもにとって一番近くにいる両親がお手本になるだろうと思い、私たちが活き活きと楽しそうにしている姿を見せてあげることを意識しています。私の場合は「仕事をすること」で自分の成長や価値を感じられるので、仕事をしている姿を子どもに見せてあげることにより、ママが活き活きしている姿を感じてもらえたら良いなと思っています。
先日、会社で社員の子ども向けイベント( http://www.neo-career.co.jp/culture/?p=848 )があり、娘も参加したのですが、「ママの会社かっこいい!」と言ってくれたのが嬉しかったです。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

出産前は「出産後も絶対に働き続けたい」と強く思っていた私ですが、いざ仕事復帰直前となると「こんなに小さい子を保育園に預けてしまうのは可哀相なのでは?まだ一緒にいるべきでは?」という迷いが生まれました。また、復帰して早々、最初の2ヶ月間は、娘が何かしら病気をもらってきてしまうので、園をお休みばかりしていました。実は生まれてからはほとんど病気もしなかったので、熱が出て嘔吐や下痢を繰り返す娘の苦しそうな顔を見て、「私のせいで苦しい思いをさせてしまっている」と自分を責める日々が続きました。その頃は産後復帰してまだ仕事も慣れない中、思うように働くことができない悔しさもあり、家族にも迷惑をかけてばかりいて「自分が働いてプラスになるどころかマイナスだらけで、何のために働いているのだろうか」と、毎日帰りの新幹線で涙を流していました。
当時は産後復帰したメンバーの第一人者的な存在でしたので、会社にママさん社員が不在で誰にも相談できず一人で抱え込んでしまっていました。

それをどうやって解決していますか?

仕事復帰前に「働くと決めたら、子どもに対して“可哀相”なんて思わないこと。”可哀相”と思いながら働くことが一番子どもにとって”可哀相”なこと」とズバっと言われて目が覚めました。

また、同じ時期に仕事復帰した友人のブログを見ていたら、タイミングを同じくして娘と同様の病気にかかり不安な思いをされていることを知り、「最初はみんなこうなんだ。自分だけではないんだ。」と気づました。実際、2ヶ月目以降は病気になることも減り、元気に保育園へ通うことができるようになりました。

更に、同業界のママさんコミュニティに連絡をとり同じ職種で働くママさん数名に相談し、どのように家事と育児をやりくりしているかなどの具体的な話をお伺いすることができ、とても励みになりました。

 

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育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

一番大事にしているのは、自分の「想い」です。仕事復帰すると、はじめて経験することばかりで、辛いことや辞めたくなることも度々ありました。ただどんな状況でも自分の根底にある「想い」を大事にすることが大切なのだと思って、育児と仕事をしてきました。私にとっては「子どもに自分が頑張っている姿を見せたい」「カッコイイママだなと思ってもらいたい」という「想い」を持ち続けたことで、どんな場面でも乗り越えられてきたのだと思います。

 

ご家族(旦那様やおかあさまなど)との家事育児分担はどのようにされていますか?

夫【平日】娘に朝食を食べさせる・身支度・ゴミ出し。夜は洗濯担当です。仕事で訪問が予定以上に伸びて私がお迎えにいけないときは代わりに行ってくれたり、とても協力的です。

【休日】娘と二人で出かける(その間に私が掃除を)。毎週末必ず夕食を担当し、自慢の手料理を振舞ってくれます。

義両親・・・私の実家は遠いので、車で10分の距離に住む義父母を頼らせてもらっています。娘が病気の時には義母が仕事を休んで預かってくれます。「じじばばを頼っていいんだよ」と言ってくれる優しい義父母で、娘もかなり懐いているのでとても助かっていますし、そのおかげで私は会社を休まずに働くことが出来、とても感謝しています。

 

最後に、メッセージをお願いします。

あるデータによると日本では、結婚を機に25%、1子目出産後に35%ほどの女性が仕事を辞めているというのを聞いたことがあります。つまり60%の女性が何かしらかの理由で仕事を辞めているということになります。
ワーキングマザーがまだまだ少ない日本は、これから女性にとって働きやすい環境を作っていく段階ですので、私自身の働き方を制度として社内に取り入れてもらうよう動き、それを世の中にも展開していくなどしてより良い環境を作っていけたらと思います。

復帰して1年半ほど経ち、今感じている事としては「出産前よりも生産性高く働けている」という事です。営業職は、お客様とのやり取りが多く、提案資料の作成、様々な商品や市況に関する知識の習得をしなければなりません。以前よりも働く時間が少ない中で、果たして自分に出来るのかどうか、正直不安でした。初めはうまくいかないことも多々ありましたが、徐々に限られた時間の中でも、工夫次第で予想以上のパフォーマンスを出せることが分かりました。

「家では仕事をしない」「1人で頑張ろうとせず、周りにも協力してもらえるような環境を作る」「最初からあきらめず、高い目標を設定する」ということを心がけたことで、実際に過去自分が実績として残したギネス記録を塗り替える事もできました。そのことが自信に繋がっています。

最後に・・・ワーキングマザーがまだ少ない日本は、これから女性にとって働きやすい環境を作っていく段階なのだと感じています。まずは、ここのパワーママさんのようにパワフルに働いている他のママさんの事例をたくさん拝見することで、私自身ももっと「仕事と家庭の両立」が上手にできるようになりたいですし、自分の体験を踏まえて、これから増えてくるであろう会社のメンバーが働きやすい環境作りにも貢献していきたいと考えています。

 2016年1月12日更新

2015年10月28日 0 comment
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今回のパワーママインタビューは、子どもたち向けのプログラミングキャンプやスクールを主催するLife is Tech!の広報の亀田さん。

Life is Tech!の前はソフトバンクで広報をされていました。前職時代に妊娠・出産を経験、育休復帰後も広報としてバリバリと仕事をしている印象が強かったのですが、約1年前に現在の会社へ転職されました。ソフトバンクはホワイトな企業で子育てしながら働く環境も整っていたと語る亀田さん。それなのに、なぜ転職を考えたのか?それは、10年後の自分をイメージしてみたことにあったと言います。

2015年7月13日 0 comment
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まりこさんとお子さん

今回ご紹介するのは、大手製造業にて人事職として活躍する大谷万里子さん。復帰後から”女性活躍推進”というテーマに取り組まれています。製造業ということもあり、正社員に占める女性割合は1割程度。全くゼロからのスタートだったようですが、次々に新たな両立支援制度の導入や組織内の風土改革を実現されています。
当事者である自分自身が”女性活躍”というテーマに取り組む中で、大きな気付きがあったそうで、それが今の大谷さんの仕事のスタンスに活かされています。

2015年7月1日 0 comment
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今回紹介するのは、外資系のメーカーでマーケティングマネージャーとして活躍する菅谷さと子さん。

扱っている商品がさく乳機ということで、ママの経験を活かし、ママ目線でのマーケティング、営業活動を続けられていますが、当初は社内で子育て中のママは菅谷さんだけだったとか。

実は、私が初めてお会いしたのは、前職の電機メーカーで広報をご担当されていた時のこと。海外での展示会を控えたタイミングでお話を伺い、ママだということを全く感じさせないバリバリの広報ウーマンという印象を受けました。当時まだ1歳だったお子さんをご主人に託し、約1週間ほどスペインに出張すると聞いて衝撃を受けたことを今でもよく覚えています。

そんな菅谷さんがなぜ今のお仕事に就かれたのか?その背景や転職活動についてお伺いしました。子育てをしながらもやりたいことをどう実現していくか、勇気を与えてくれるインタビューです!

2015年3月8日 0 comment
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今回ご紹介するのは、多忙なIT企業に勤めながらも3人のお子さんをお持ちの小泉さん
企業内で有志を募りママ支援の活動をいくつもアクションしていらっしゃるのですが、
どれもボランティアの域を超えたクオリティ。
直近の活動としては、2/21(土)に社内のパパママとその配偶者を対象に復職イベントを実施されるのだそう。
フローレンス駒崎さんをゲストに迎え、規模はなんと100人超!
サラリーマンママがどうやって育児と仕事を両立していけるのか?を追求し、
ライフワークとしていきたいと仰る小泉さんに
私たち後輩はとっても勇気づけられています!
2015年2月18日 0 comment
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今回ご紹介するのは金融機関で営業事務をされている森本茜さん。ワーママとして仕事も育児も全力投球の彼女は、関西支部が立ち上がる前から、パワーママプロジェクトを応援し、熱いメッセージを送ってくれました。産後、時短で復帰後、わずか6ヵ月でフルタイムに戻った彼女。なぜこんなに早くフルタイムに戻ったのか?パワフルなのにとっても謙虚な森本さんのインタビューをどうぞ。

 

2015年2月5日 0 comment
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大塚さん
今回紹介するのは、種村さんからの紹介で、株式会社ワーク・ライフバランスの共同創業者である大塚さん。
「ワーク・ライフバランスは、ワークもどちらもも充実させる」を工夫しながら実行されている、とてもポジティブなお人柄が伝わってくるインタビュー。
「仕事も子育てもプライベートの活動も、全部欲張りに生きている人を増やしていきたいと思います。」というメッセージが、パワーママプロジェクトでも全面共感です!(椿)
大塚さん

大塚さん

プロフィール

・氏名:大塚万紀子(おおつかまきこ)
・会社名:株式会社ワーク・ライフバランス
・役職名:共同創業者 パートナーコンサルタント
・職種:ワーク・ライフバランスコンサルタント
・簡単な経歴:
2003年 中央大学大学院法学研究科卒
同年楽天株式会社入社、新規クライアント開拓担当
目標400%達成により新人賞獲得後、法務部にて勤務
スタッフ部門MVP賞などを受賞
2006年 株式会社ワーク・ライフバランス設立に創業メンバーとして参画
2010年  中央大学商学部非常勤講師(総合講座「起業家入門」)
早稲田大学MBAコース「NPOと社会起業家のためのリーダーシップ」担当
2013年  早稲田大学ボランティア論授業担当
2014年 金沢工業大学大学院ビジネスアーキテクト専攻 客員教授
・居住地:東京都
・ご自身の年齢 :36歳(1978年生まれ)
・お子様の年齢 :7歳(2007年生まれ)、2歳(2012年生まれ)
・ワークスタイル:フルタイム

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

ワーク・ライフバランスコンサルタントとして、日本の長時間労働を前提とした働き方を改善し、短時間でも生産性高く働ける組織作りを目指して日本全国を飛び回っています。
経営者と対談することもあれば、現場の従業員のみなさんと頭に汗をかきながら残業の原因を探して解決策を考える毎日です。
17時半には仕事を切り上げ、延長保育なしで保育園へお迎えに行くことを自分の挑戦として頑張っています!
大学生や20代女子からキャリアの相談を受ける機会が増えたこともあり、
代表の小室淑恵と「30歳からますます輝く女性になる方法~仕事も結婚も子育ても何もあきらめなくて大丈夫!~」(マイナビ出版)を書かせていただきました。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

06:30 起床・朝ごはん準備(子供たちは身支度と宿題)
07:00 朝ごはんを食べつつ宿題のまるつけ
07:30 自分の身支度
08:00 長女学校へ、次女は夫(パパ)と保育園へ、私は家事や夕食の準備
08:30 出勤
     通勤電車では「朝メール.com」で1日の予定を組み立てたり、
     後輩の仕事の優先順位をチェックしたり。
09:30 始業。朝一番は社員全員でオフィスの掃除!
10:00 経営企画室会議(社員の働きやすい環境づくりについて議論)
11:00 働き方見直しコンサルティングのA社チーム会議
11:30 国の委員会の資料読み込み
12:00 同僚二人とランチコーチング
13:00 外出
14:00 クライアントと働き方見直しコンサルティングの打ち合わせ
15:00 そのまま外でメールチェック&提案書作成。ノートPCとiPhoneは欠かせません
16:30 ワーク・ライフバランスに関する取材を外で受ける
17:30 お迎えへダッシュ!帰りの電車の中ではネットスーパーで食材を発注
18:05 次女お迎え、長女が学童から帰ってくるまでに帰宅するべく、またダッシュ!愛車はPanasonicの電動自転車!
18:20 帰宅、と同時に長女が帰宅、セーフ!(時々アウト!)
     「何か食べる~」の合唱に負けて、ベビーチーズなどを…
     そうこうしているうちに夫帰宅
19:10 みんなで夕食
20:00 パパと子供たちとでお風呂、その間に明日の仕事の準備
20:20 自分のお風呂
21:00 子どもたちの寝かしつけ
21:30 読書したり、学校や保育園の役員の仕事をしたり…
23:00 就寝
大塚さんとお子様たち

大塚さんとお子様たち

出産して、何が一番変わりましたか?

時間に対する感覚が変わりました。
とにかく隙間時間を大切にするようになりました。
5分でも手が空いたら「これをしよう!」といつでも虎視眈々と隙間時間を狙っています。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

時折子どもを仕事場に連れていくことがあるのですが、
実際に仕事をしている私の姿を間近で見た長女が
「ママみたいになりたい」「ママ、お仕事、楽しそうだよね~。私も早くお仕事したいな!」と言ってくれたこと。
仕事に対してポジティブな印象を持ってくれたことが嬉しかったです。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

やはり、大切で重要な仕事の日に限って、子どもの体調が崩れ、
仕事をとるか、看病をとるか、悩んだこと。

それをどうやって解決していますか?

自分で全部やろうとしない、と腹をくくりました。
夫はもちろん、時には実家の親を頼ったり、
私や夫の会社のスタッフを頼ったり、
ママ友や地域の方を頼ったり、と、たくさんの人に頼ることで解決しています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

どちらも楽しむこと。そのために、優先順位を間違えないこと。

ワークライフバランスのスペシャリストだと思いますので、今の日本の問題点と私たち世代が皆でのりこえるべき点について考えがあれば聞かせてください。

今年はとにかく女性活躍推進に注目が集まっていますが、
女性である私たちが本当の意味で活躍するためには
とにかく長時間労働しなければ評価されない、という働き方を変えなければならないと考えています。
今の日本の時間当たりの労働生産性は先進7か国で最下位、
国際的にも日本の仕事への時間のかけ方はクレイジーだといわれているほどです。
これからの日本で時間的制約を持つのは、
育児中の女性だけではなく、
介護と仕事の両立を迫られる男性社員(特に団塊ジュニア世代である30代後半~40代)にも広がります。
ワーク・ライフバランスが必要なのは一部の人、ではなく、
ほとんどの人が必要なのだ、という意識をもつことが重要だと思います。
もうすでに、ワーママの存在そのものが次世代のロールモデル(時間制約を持ちながらも成果を出すという新たな像)として注目され始めていると思っています!

上のお子さんが小学生にあがられたとのことですが、学校の宿題をみたり、小学生の子ならではの子どもとの日々のかかわりについて、工夫されていることがあれば教えてください。

まだ小学校1年生で宿題の量がさほど多くないこともありますが、
宿題タイムを朝の起床直後に設定しています。
以前は、学童から帰ってきて夕食を食べた後に宿題をしていたのですが、
お互い疲れ切ってしまって思いやることができず、
宿題が言い争いの種になってしまうことがあり、
これは負のスパイラルだ!どこかで断ち切らねば!ということで朝型に切り替えました。
そのおかげで、夜はゆっくり学校のことを聞くことができますし、早寝が可能に。
朝もメリハリのある時間の使い方ができるようになってきました。
視点の転換をすることの大切さをプライベート(ライフ)の時間で学ばせていただきました♪

小学校にあがると、保育園と違ってまわりのママの層が一気にかわってくると思います。PTAや他のママとのおつきあいで、工夫されている点があれば、教えてください。

できるだけ先手を打って、できることや得意なことを引き受けるようにしています。
また、頼まれたことは断らない、なんとかやってみる!ということも。
仕事を持っているかどうか、にかかわらず、みなさん忙しいと思いますので、
できることを精いっぱいやる、という姿勢を常に見せることが大切かと思います。
…発信と積極的な姿勢が大事、仕事と一緒ですね!(笑)

経営者として講演など出張も多いかと思いますが、お二人の子育ての中、どうやりくりされているか、聞かせてください。

夫も出張が多い仕事のため、グーグルカレンダーでお互いの予定を共有しています。
直前になってやりくりするのはリスクが伴うため、
大体2~3ヶ月後の予定を確認し合い、どちらが送り担当・迎え担当かを明確にしておきます。
どうしても間に合わない時は、ママ友パパ友やベビーシッターさんにお願いしたり、社会人としていろいろ話を伝えている大学生に代わりにお迎えに行ってもらいます。
私の場合は、横浜の実家の母は最終手段。
できるだけ距離的・過ごす時間的に身近な人にお願いしたほうがお互いにとって負担感が少ないように思います。
また、時には私や夫の出張についていくことも!
有休などを上手に使うと、出張がある仕事も魅力的に見えてきます♪

今後の目標やプランを教えて下さい!

創業した2006年当時に比べると随分ワーク・ライフバランスという言葉も広まってきました。
でも、まだまだ「ワークとライフを天秤にかけている絵」をイメージする人も多いのが現状です。
どちらか一方を選ぶ、のではなく、どちらも充実させる。
ライフで得た人脈や情報をワークに活かすというシナジーを生み出す社会をつくるべく、頑張っていきます!
また、次世代を担う高校生や大学生にも、ワーク・ライフバランスの考え方をきちんと理解してもらい、仕事に対してポジティブな印象を持ってもらいたいと考えています
高校生や大学生向けの授業などもお役に立てるところがあればぜひ、と思います!

最後に、メッセージをお願いします。

仕事も子育てもプライベートの活動も、全部欲張りに生きている人を増やしていきたいと思います。
一緒に頑張りましょう~!!
インタビュー by 種村佳子 構成 by椿
2014年12月2日 0 comment
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今回ご紹介するのは、日本財団でスピーチライターとしてのお仕事の傍らで「ママプロ」というプロジェクトに携わられている本多真紀Vickyさん。

生まれも育ちもカナダですが、今は日本のワーママを当事者目線でサポート!

キュートでポジティブなオーラが印象的なVickyさんですが、インタビューからもそんな魅力が溢れ出ています。

2014年11月13日 0 comment
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パワーママプロジェクトでは、かねてよりご希望の多かった関西支部をこの度立ち上げることになりました。(関西支部立ち上げの詳細はこちら。)

関西支部立ち上げの第1回のインタビューは、キャリアコンサルタントの井本七瀬さん!関西支部のコアメンバーとしてこれから関西を盛り上げていただければと思っています!

2014年11月1日 0 comment
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今回のインタビューは、株式会社オプトの藤森裕子さん。復職して1年とちょっとが経った最近、成果が評価され、所属する本部で表彰を頂いたそうです。

ご自身を「普通の母親で、普通の会社員」と語る藤森さんですが、使命感を語る姿はとても輝いていて素敵です。

ライフステージに応じて働き方を変化させたい、ゆくゆくはキャリアアップをしていきたいと、自分の言葉で上司に伝える努力もしているそうです。

日々の努力を支える想いと、家族の存在。

ぜひご覧ください。

2014年10月11日 0 comment
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野口さんとアメーバクッション

サイバーエージェントの野口さん。聞き手から見ると、”西の元祖管理職ワーママ先輩”。

一人目出産後の超独身スタイル、二人目出産後の遠距離通勤時短スタイルという、多様な働き方も特徴的。

さらに、”経験則で判断できる種のことが多くなり、アグレッシブなレベルでの自己成長を感じづらくなっていました。“とあるように、ベテランになると誰もが感じるベテランのジレンマを、職種変更を選択する事により新しい分野でキャリアを広げる方が将来的な自分の成長角度は上がるのではないか、より経営貢献できる仕事になるのではないかと考えて実行するのは、何ともサイバーっぽい!と刺激をたくさんいただいたインタビューです☆

2014年10月5日 0 comment
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佐々木さん@経営するカフェ「メデテ」

佐々木さんは、シーエーモバイル時代にお会いして以来、どんどんチャレンジされて転職、今年起業したパワーママ。

力を抜くところは抜きつつ、静かに燃える熱い想いと実行力が素敵な佐々木さん。

“「今、自分にできることに集中すること。この瞬間の自分の役割を全うすること。」とセルフコントロールするスキル”というのは、とても響きます。。

“将来ご自身でリアル店舗を経営したい”、という女性の声をよく聞きますが、実現している佐々木さんのインタビューにご注目下さい!(椿)

2014年9月27日 0 comment
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今回のパワーママは、沖縄民謡の歌手として活躍中の高良絵美さん。生まれ育った神奈川から沖縄へ単身移住して約10年。沖縄民謡の歌手という夢を実現させ、結婚、出産も経験しました。ママ業とステージの両立は苦労も多いそうですが、ご家族の協力もあって、沖縄で“自分らしい育児と仕事”を実践されています。

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プロフィール

・氏名:高良 絵美 (仕事名:金子えみ、ニックネーム:Eimee)

・フリーランス http://www.eimee.info/

・職種:歌手

沖縄でのレギュラーライブ
『カフーリゾート フチャク コンドホテル』
『ライブ居食屋 かなぐすく』
『島唄ライブ 樹里』

・簡単な経歴:アパレル販売→病院受付、検査業務→沖縄単身移住→沖縄民謡歌手

・居住地:沖縄県

・ご自身の年齢:33歳 (1980年生まれ)

・お子様の年齢:1歳5ヶ月 (2012 年生まれ)、2014年8月第二子出産予定

・ワークスタイル:時間帯、期間共に不定期

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

クライアントさんの発注内容を元に、沖縄民謡やポップスのライブを構成〜演奏しています。

2014年2月13日 0 comment
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小泉加奈子2

 

今回のインタビューは、IT関連会社で社内で産休・育休第1号として奮闘するパワーママ!

おっとり優雅な雰囲気と気持ちよい明るさが印象的なママ。インタビュー中、何度も「周りのママがキラキラ素敵で本当に励みになります」と仰っていましたが、あなたもじゅうぶんキラキラしまくってますよ!!と突っ込み入れそうになりました(笑)。

社内でママ第1号として無意識のうちにがんばりすぎたことから肩の力を抜けるようになったエピソードなど、参考になるくだりが多いと思います。

2014年2月8日 0 comment
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河野さんと次男くん

バリバリ外資系IT企業で活躍して今年独立、起業された河野さん。

4つのマネジメント指針カッコイイです。そして育休中に海外滞在をエンジョイされていたり、とてもパワーママ!

“「これをやったら、私は変われるかもしれない!」と期待できるとき、人は興奮する”

というのは、特に心に響いた名言です。

河野さんとスマイル長女ちゃん

河野さんとスマイル長女ちゃん

プロフィール

・氏名:河野理絵 Yoshie KONO

・会社名:株式会社ネクストスカイ

・職種:代表取締役

・簡単な経歴:日本IBMにてSE→現職

・居住地:東京都

・ご自身の年齢:35歳(1977年生まれ)

・お子様の年齢:2歳11ヶ月(2010年9月生まれ)、1歳0か月(2012年8月生まれ)

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

2013年6月に株式会社ネクストスカイを創業しました。 食品の商品企画、マーケティング、PRサービス事業を展開しています。 直近では、農家さんと一緒に食品の商品企画を行ったり、海外ブランドの日本誘致やPRのお手伝いをしています。

「この世界観もアリだよね!」という、今すぐ触れたくなる、そんなカルチャー、ヒト、モノを日本中、世界中から探し、皆さまへ発信します。 忙しく過ぎていく毎日を、少しだけ新しいモノに変えていく。皆さまのライフスタイルを心地よくするtipsをお届けしていきます。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:30 家族4人同時に起床、すぐに子どもたちは朝ごはん。

6:30 長男、長女と遊びながら順に着替えをし、合間に洗濯、ゴミ出し、自分の身支度。

7:00 主人と一緒に子供たちが登園。私は、掃除、洗濯物干し、自分の朝ごはん。

8:00 メール、RSS、SNSをチェック。経理などの事務仕事。

9:00 デスクワーク

10:00 アポイントメントで外出、企画ご提案

12:00 ランチ

13:00 デスクワーク

16:00 市場調査のため、書店、複合施設などを周る

17:00 退社、自宅に戻り夕ごはん準備

18:00 保育園にお迎え

18:30 帰宅後、子どもたちと一緒にご飯

19:00 お風呂準備、子どもたちと遊ぶ、合間に翌日の保育園準備

19:30 お風呂 20:15 寝かしつけ

21:30 自由時間。読書、残った仕事などを行う。途中、長女の授乳1~2回程度あり。

23:00 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

子どもを持つパパ・ママたちへの共感度が上がりました。 子育てをしながらでも、暮らしやすい環境、働きやすい環境が作れないのか?と考える時間が増えました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

妊娠している&子どもと一緒にいるだけで、知らない人に話しかけられる&話しかける機会がとても増えました。短い時間でも、このセレンディピティな出会いがとても楽しく幸せです。仕事面においてプラスに働くことがあり、ママとして働くことへの自信につながりました。

第一子育児休暇中に、姉が住むオランダに子どもと一緒に長期で滞在していました。町に出ると、レストランなどで知らない方が必ず子供の名前を尋ねてくれました。そして、0歳の子供に向かって名前を呼びかけながら話しかけてくれました。とてもうれしかったですし、見習いたいコミュニケーションだと感じました。

河野さんと長男くん・長女ちゃん

河野さんと長男くん・長女ちゃん

育児&仕事をしていて一番大変なことは何ですか?

平日に子どもが病気になり、看病しなければいけない時です。 会社を創業したばかりですので、代行を立てることができません。仕事の調整をつけるのは、とても難しいです。 子供が小さいので、交互に感染症にかかることもしばしばです。

それをどうやって解決していますか?もしくは、解決していこうとしていますか?

ママとなって丸3年で、ようやく、「子どもが病気になった時に、ママとして動かなければいけない時間帯、季節」というものの見当がつくようになってきました。この時間帯や季節は、可能な限り自分のデスクワークにあて、アポイントメントのリスケが発生しないようにしています。

また、「いかに丈夫な子供に育てるのか」、ということに関して学び、日々実践しています。 主に、食事、睡眠についてです。 子どもは、新陳代謝がよいため、すぐに結果につながります。何がいいのか、悪いのか、見極めることができるようになったと感じています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

<育児> 子どもと一緒に笑う時間をいかに多くするか、ということを考えています。究極なことを言えば、ずっと笑っていたいと思っています。 おもしろいことをしたりすることはもちろんですが、歌いながら笑う、真剣に何かに取り組んだ後に笑う、など、バリエーションを持たせるべく、できることを日夜考えています。

<仕事> お客様や、仕事で携わる方々に対して、いかにお役に立つことができるのかを考えていきたいと日々思っています。 たくさんの方に支えられていますので、そのことに感謝し、自分が成長することで、少しでも多く恩返しをしていきたいです。

元外資系IT企業でオフショアプロジェクトマネジメントされていたとか。ハードワークそうでしたが、どうやってやりくりしていたのですか?

30人のチームをマネジメントしていました。顔を合わせて仕事をしていたのは、メンバーの1割のみで、他のメンバはオフショアで開発していました。たまに出張することもありますが、基本的には離れた環境でも、品質、コスト、納期を守り、いただいた案件を進めていくことが求められました。

プロジェクトにアサインされた時、自分にとってはチャレンジングな仕事でした。いくら時間をかけて仕事をしても、全く先が見えない状況でした。先輩や同僚に相談したり、本を読んだりして、いかにチームとして仕事ができるのかを考えました。

以下の4つは、自分自身の中でおいていた、マネジメント指針です。(オフショア・プロジェクト独特の指針も含まれます。)

・トラブルや、複雑な意思決定を迫られたときは、「お客様への貢献」と「チームメンバの活躍の場を作る」という2つだけにポイントを絞って、判断し前に進む。

・メンバに対しては、Servant Leadershipを。ボスに対しては、攻めの姿勢を。

・フットワークを軽く、自分からどんどん動いて情報を取る。

・最後まで粘って、諦めなければ、やり遂げられると信じる。

マネジメントは、すぐ目に見える成果を出すことは難しいため、目先の作業ばかりに手を付け、チームの成長に対して施策を打たない事例を見ますが、それではいつまでもチームとして大きな結果を出すことはできません。そして、お客様も、3年経っても同じ結果しか出せないチームでは、満足してはくれません。

徐々にチームが成長し、良い成績を残すことができたことは、メンバーにとっても私個人としても、大きな自信になりました。

会社員時代のお仕事も充実して楽しそうでしたが、独立されるきっかけは何だったのでしょうか?

確かに、仕事は大好きでした。会社のことも大好きでしたので、まさか自分が辞めるとは思ってもいませんでした。 しかし、出産をしたことが、一つのターニングポイントとなりました。

出産の産前産後の休暇で、時間的な余裕を持つことができました。それによって、今まで見えなかったものが見えるようになりました。

第一子育児休暇中に、オランダに滞在していた時のことです。ほとんどの人が17時半には仕事を終えて、自宅で晩ごはんを食べます。法律による規制によるところが大きいと思いますが、この光景に驚きました。 そして、みんな心にゆとりがあるので、周りの人たちに優しいことに感動しました。 一方、私は、社会人になってからは仕事中心の生活で、効率を追い求め結果を出すことに注力する毎日でしたので、オランダに身を置いていると、何においても自分の行動や感情が「硬い」と感じるようになりました。そして、自分の硬さに対して違和感すら感じるようになりました。 これは、自分にとって、大きな気づきでした。

自分が気づきを得たことによって、とても楽になったし、救われました。いつも同じように訪れる毎日を、心から楽しめるようになりました。

仕事や家庭で忙しくされている方は、何かしらの悩みや葛藤を持つ方が多いと思います。そのような方たちへ向けて、自分が得た気づきやきっかけを、様々な形でお届けしたいと強く思うようになりました。これが、独立へのきっかけです。

乳児を子育てしながらの会社設立、どんな感じですか?

とにかく時間はありませんが、周りと比較することなく、自分で目標を定めて前に進めばよいと考えています。

仕事では、子どもを連れて打合せに参加させていただくことも多いのですが、携わっている方々が子供の成長を見てくださっているので、むしろ様々な点において気遣いをいただき、本当に感謝しています。子どもを持ち働くことに関して、応援してくださる方もいらっしゃるということを、声を大にして伝えていきたいです。

河野さんもワーママを応援したい、というスピリットをお持ちですよね!きっかけは何だったのでしょうか?

長男を2010年に出産しました。すんなり子育てモードに入れず、自分のやりたいことをやり過ぎた、少しワガママな母親でした。 第一子ということもあり、わからないことだらけで、あたふたすることも多々ありました。しかし、私は、自分のやりたいことを目一杯取り組んでいたので、余裕がありませんでした。ですから、「家族を含めた周りの方々に協力してもらい一緒に解決していく」ということが、できなかったんです。家族とすれ違うことが多く、それは、それは、とても悩みました。あの頃は、本当に苦しかった。

でも、産休中にオランダに滞在していた時、家族とは何なのか?子育てとは何なのか?ということと向かい合い、私自身が少しずつ変化していきました。それに伴い、状況もよくなっていきました。悩んだ時期があった分、この幸せを大切にしなければいけないと思う気持ちが強くなりました。

なかなか、子育ての苦悩を周りに相談することはできない場合も多いと思います。 私は、悩み苦しむ時期を経て、ちょっとしたきっかけにより、子育てライフを楽しむことができるようになりました。この経験から、ひとりでも多くの方に、楽しい子育てライフを過ごしてほしいと思うようになりました。今後、できることから一つずつ、具現化していきたいと考えています。

パパもハードワークなのですよね?パパの育児参加はどうですか?

主人とは、同じ小・中・高に通う同級生です。理工学部卒の外資系IT企業がファーストキャリアであるという点も同じです。 主人も働きマン(笑)ですし、私もその状況がどういうことなのか、リアルに想像できますので、応援したいと思っています。

これは、自分で決めたことですが、基本的には私が家事・育児のほとんどを請け負っています。主人のことをエンジニアとして尊敬しているので、これが一番よい形であると思っています。主人は、保育園の朝の送迎と、日曜日に家族と一緒に過ごしてくれています。主人は、本当に子供をかわいがってくれるので、それを見ているだけでも幸せです。

第二子出産時は、産後の肥立ちが悪く、2歳になった上の子を抱っこすることも禁止されていました。主人は、仕事を調整してくれて、家のことを一手に引き受けてくれました。朝も夕方も保育園へ送り迎えをして、帰宅したら娘を沐浴させ、長男をお風呂に入れ寝かしつけてくれました。会社員をしながら、大変だったと思います。今でも、感謝しています。

これからも、お互いの状況をみながら、話し合って共に子育てをしていきたいと思っています。

河野さん、とてもエネルギッシュですよね。パワーの源は何ですか?

私は、器用な人間ではないんです。ですから、バタバタしている様子を人に発見されやすいのかもしれません(笑)

何事に対しても、「下手の横好き」なのかもしれません。ホノルルマラソンに二度チャレンジして、完走していますが、マラソンを始めた頃は走るのは本当に遅かったし、走り続けることも苦しかった。でも、続けるうちに楽しくなります。少しずつですが、早くなるし、長く走ることができます。そして、新しい出会いがあり、マラソンに関するすべての要素が私を刺激してくれるようになります。

何でも、「これをやったら、私は変われるかもしれない!」と期待できるとき、人は興奮するし、楽しくなると思うんです。自分のスキルセットより、一段高い仕事をアサインしてもらったら、少し不安かもしれませんが、興奮しますし、何とかやり遂げてみたいと思いませんか? 仕事に限らず、英語、ダイエット、断捨離、など、身の周りにあること全てです。その、「変れるかもしれない!」というワクワク感を、たくさん味わいたいし、ふと振り返った時に、自分が変わっていることに気付いた時のうれしさもたまらない。これを味わい続けたいから、年甲斐もなくミーハーなのかもしれません(笑)

河野さんの長男くん@水遊び中

河野さんの長男くん@水遊び中

河野さんの今後の目指している姿について教えて下さい。

有名すぎる、あの2005年に米スタンフォード大学の卒業式で行ったスティーブジョブズ氏のスピーチの中に、こんな言葉があります。

「偉大なことをやり抜くただ一つの道は、仕事を愛することでしょう。好きなことがまだ見つからないなら、探し続けてください。決して立ち止まってはいけない。」

心から愛すことができる仕事と向き合っていきたいです。年を重ねることに、変化があるかもしれません。ですから、決して立ち止まらず、それを探し続けたい。見つけることができたら、それをやり抜いていきたいです。

大切な家族や友人に囲まれ、やり抜くと決めた仕事をすることができていたら、これ以上の幸せはないのではないか、そう思います。

最後にメッセージをお願いします!

働きながら子供を育てることは、このご時世では大変なことも多いと思います。でも、とってもシンプルで、誰しもが持っておかしくない希望だと思います。何かしらの困難にぶつかっていたとしても、「本当にできるかな?」なんて迷う必要はないです。

自分が生活する枠から、少しはみ出してみれば、今まで出会わなかったたくさんの方に出会えます。沢山の価値観に出会えます。そして、それらは、きっと皆さんに笑顔と自信を与えてくれると思います。何だか理想論にも感じられるかもしれませんが、これは私が得た実感なのです。

実際に、これを読んでくださっている方は、「パワーママプロジェクト」という、力強い味方がいる!まだ、読んでいるだけの方は、是非一歩足を踏み入れてみてください。絶対、笑って前を向けますから!

(インタビュー by椿)

2013年8月30日 0 comment
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イロハ&ママ IMG_1629

今回のインタビューは、化粧品メーカーのPRを担当している寺崎さん。

美に関わるキラキラぶりと、マイペースに自分らしく仕事している姿が素敵なパワーママです。

イロハ&ママ IMG_1629

プロフィール

・氏名:寺崎 貴美子

・会社名:株式会社ドクターシーラボ

・職種:PR

・簡単な経歴:旅行代理店→派遣社員として数社勤務→美容皮膚科クリニックPR→現職

・居住地:東京都

・ご自身の年齢:33歳

・お子様の年齢:1歳3ヶ月

・ワークスタイル:時短

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

女性誌の編集部や美容ライターさんに、ドクターシーラボの商品を紹介、取り上げてもらえるよう働きかけるのがメインの仕事です。新商品が発売になる際には、新商品の発表会を開催したり、プレスリリースの作成も行います。

2013年8月26日 0 comment
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写真1-1

写真3

プロフィール

・氏名:田村麻衣
・勤務先:某テレビ局
・職種:営業
・簡単な経歴:番組制作スタッフ、著作権法務を経てこの春より営業の内勤職
・居住地:東京都
・ご自身の年齢:31歳
・お子様の年齢:長女…2008年3月生まれの5歳 次女…2012年5月生まれの1歳
・ワークスタイル:時短勤務、正社員 祖父母は夫側、私側ともに遠方

 

現在のお仕事の内容

テレビ局の営業セクションで内勤職に就いています。
CM出稿してくださるスポンサー様に対し、出稿に対する付加価値として
弊社ならではの提示できるものを作り出すべく企画・立案・社内調整等を行うことで、
よりよい形で会社にお金を持ってこられるよう日々奮闘しています。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:30 起床
↓(朝食、保育園の準備、着替えなどなど、自分の分と娘たちの分をバタバタと…)
8:30 夫が娘たちを連れて出発(保育園への送りは夫担当です)
8:45 自分のメイク・身支度を済ませて出勤
9:30 始業 メールチェック、前日の終業後の動きの確認など
10:00 会議
12:00 ランチ(この時間を軽いミーティングや情報交換などに充てることもしばしば)
13:00 社内各セクションや広告代理店などと打ち合わせ・会議等
15:00 打ち合わせを受けて資料作りや社内調整など
16:30 退社
17:15 保育園の最寄駅着。
17:30 長女を保育園にてピックアップ
18:00 次女を保育園にてピックアップ(実は姉妹別々の園に通っているのです…)
18:30 夕飯の準備
19:30 夕食
20:30 入浴
21:30 娘たちの寝かしつけ
(帰宅後、上記スケジュールの合間をぬって持ち帰りの仕事を処理するなど)
23:30 就寝
※ただし次女が未だ授乳中で3時間おきくらいに目を覚ますので、その都度起きて授乳しています…

出産して、内面では何が一番変わりましたか?

「ワーキングマザー」という生き方に対する姿勢。
想像以上にハードルや壁が多かったことに愕然とする一方で、
ワーママ仲間のポテンシャルやバイタリティに感化されることも多く、
今のワーママ事情を何とかしたい!と強く思うようになりました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください。

育児では、子どもの笑顔が見られること!にこーっと笑いかけてくれる顔にいつも癒されます。
嫌な事や心細いことがあっても
「少なくともこの子たちは私の味方だ!」と心の支えにして乗り切ることができています。
あとは、自分も働いていることで多少なりとも家計にゆとりがあるため
子どもにやらせたいことなどの機会を比較的躊躇なく与えられることも、我が家にとってはメリットです。

仕事では、ワーキングマザーならではの視点を仕事で活かせること。
今の部署ではママ目線や子ども目線での情報・流行・ニーズなどを元にしたアウトプットを
積極的に求められているので、非常にやりがいがあります。
また、打ち合わせ相手などにお子さんがいると、子ども話でその場が盛り上がるので
親近感を持ってもらえるよいフックにもなっています。

写真2-1

  育児&仕事をしていて一番大変なことは何?

育児では、なんといっても子ども2人の面倒を見る事。
仕事でクタクタになって帰ってきて、長女からは「あれやって、これやって」攻撃、
次女はぐずる、 夫の帰りは遅い…なんて時には、途方に暮れてへなへなと座り込んでしまうこともあります…。
更に現在姉妹別々の園に通っているので(同じ園に入れることができませんでした…)
毎日お迎えを2園はしご、保育園の行事は2倍の分量と、これまた地味に結構キツいです。
園の行事はバッティングしたらしたで大変。
いま、上の子と下の子のおゆうぎ会(上の子は卒園式も兼ねている)の日程バッティングが確定しており、
当日どのように動くべきか、3月の行事ながら今から頭を悩ませています…。
あとはちょっとしたことですが、お風呂に2人を入れることも地味にハードル高い気が。
(私の要領が悪いだけかもしれませんが)
夫が激務で祖父母のサポートがなかなか受けられない中での働きながらのきょうだい子育ては 本っっ当に大変です…
身の回りでも2人目出産から復帰後にしばらくしてから辞める人は結構多いですね。

仕事では、どう頑張っても働く時間に制限があること。
「あと2時間会社に居られたら、やれることがもっと増えるのに!」ともどかしい思いをしている反面、
まだまだ子どもとの家庭での時間も大切にしたいので、その狭間でいつも悩んでいます。
特に業界的に、夕方以降に仕事が進むことも多いので
退社時間直前に急な案件の話が来ることもよくあり、いつも心苦しい思いをしています。

 

それをどうやって解決していますか?

育児では、手が抜けるものはとことん抜く(特に家事)!そして完璧な母親であろうとしない。
できないことや至らないことがあっても「しょうがないよね、ママ歴まだ5年なんだし」と開き直っています。
たまに「ママだってもういやだよ~!疲れたよ~」と駄々をこね、娘に慰めてもらって発散、なんてことも(笑)

仕事では、

<仕事の進捗状況を同僚に極力シェア>
時間切れでできなかったことも、退社前にしっかり共有するようにしています。
<スキマ時間を有効活用>
ランチをランチミーティングや情報交換の場に充てたり、
電車の中でもメールチェックや資料作成(Surfaceが手放せません!)したり、
駅から保育園に向かう時間も電話で仕事の確認をしたり
自宅に戻った後も持ち帰りの仕事をちょこちょここなしたり。
使える時間はとことん使っています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では、子どものストレス管理をきちんとしてあげること。
特に上の子は、帰り道などに保育園でのお友達との出来事をきちんと聞いてあげるよう心がけています。
そして1日1回、ちょっと長めにぎゅーっとハグすることも意識して行っている事の一つ。
以前ネットで「30秒ハグすると子どものストレスの3分の1が解消される」と聞いて以来、実践しています。

仕事では、できる時にできる事をできる限りやる。いつ子どもの事で早退orお休みするか分からないので、
会社にいる時は仕事を極力先延ばしにせず、フルスロットルで動くようにしています。

二人目出産のタイミングで何か意識したことはある?

最初の頃は1人目の子育てで手いっぱいで育児能力に自信もなく、ずっとタイミングを先延ばしにしていました。
でも子どもは2人は欲しいと思っていて。
そしてある時ふと気が付いたら
「今年2人目を妊娠しなかったら、2人目が保育園に入る前に1人目が小学生になっちゃう
=認可保育園選考のきょうだい加点が減っちゃう!」と気づき(笑)2人目を本格的に意識しました。
また、上の子は3月生まれのため保活で苦労することが多く(0歳児クラスに入れないので)
その教訓を活かして下の子は上半期生まれがいい!とも考えていました。

写真1-1-1

保育園のために引越したそうですが、そのお話を聞かせてください。

以前住んでいた世田谷区は全国でも一二を争う保育園激戦区でした。
夫婦ともに地方出身で祖父母遠方、フルタイムの会社員、受託ポイントあり(無認可に預けていました)でも
認可園に入ることができなかったため、自宅購入を機に引っ越しました。
が、引っ越し先の状況もなかなか厳しく…基本的に23区内はどこも保活が大変なのだと痛感しました。

 

二人目育休からの復帰のタイミングで異動して職種変更。いかがですか?

育休明けで仕事の中身ががらりと変わるのはやっぱりとにかく大変で今でも毎日いっぱいいっぱいです。
ただでさえ、長い間仕事から離れるとどうしても頭の中が錆びつくので、それを再稼働させながら
新たな事を次々と覚えてこなしていかねばならず、頭がパンクしそうになることもしばしばです。
それでも今かなりやりがいのある仕事をさせてもらえているので、ハードながら毎日が充実していて楽しいです。
私の場合、「楽ちんさ」よりも「楽しさ」を取る方が性に合うようです。

地元でママ会を開催したそうですが、よかった点は?

まだ一度しか開催したことがないのですが、「同じ区に住んでいる」という共通項から
皆さん積極的に交流が図れていたように思います。
皆さんのお住まいが近いということで、情報交換も活発に行われていました。
お陰様で参加者の方からも好評で、第2回を望む声も多く頂戴しています

旦那さんとの家事分担はどのように進めてきましたか?

私の夫は比較的勝気なので、「家事程度」の事は比較的安請け合いする傾向があるんです(笑)
なので、若干不安があっても夫が「やる」と言ったことは極力任せるようにしていくうちに
夫の家事分担量が増えていったように思います。
ポイントは、とにかく感謝の気持ちをきちんと伝え、若干のアラは大目に見る事(笑)。
ほめて伸ばして「できる」という気持ちにさせて、どんどん家事に巻き込んでいっています。
あとは、やってほしいことはこちらからきちんと指示を出してふること。
察して自発的にやってもらうことを期待して何も言わないというのはお互いにとって何もいい事がないので、
ちゃんと「これやって」と口に出して言うようにしています。

これからの目標を教えてください。

育児では、子どもにいろいろなチャンスを与えて可能性の種をしっかり見つけて伸ばしていってあげたいと思っています。
また、女の子ということもあり長女が少しずつ難しい年ごろになってきたので、
常に寄り添ってあげられる気持ちの余裕を自分の中でキープしていきたいです。

仕事では、大きく出るならば、世の中を変えたい!
ワーキングマザーのパワーをもっともっと前向きに活かせるような世の中になって、
働きながら子どもを持つことに対してポジティブになれて、少子化も解消できる。
そんな働きかけを仕事を通じて行っていきたいです。

最後に、メッセージを。

働きながら子どもを育てることは、はっきり言って大変です。
今までと生活も価値観も優先順位も何もかもががらりと変わります。
でも、それは逆に言えば、今まで自分が踏み入れたことのない世界が新たに広がるという事。
そこを楽しみたいと思える人は、ワーママという立場を思いっきりエンジョイできると思います。
捉え方次第で、新たな可能性がどんどん膨らみますよ!

また、ワーママの皆様へ。
ワーママの働き方やキャリア、パワーは、
ご自身が思われているよりもずっとずっと面白くて、価値があって、魅力的です。
自分に自信を持って大丈夫!
生き生きとしたハッピーワーキングママ&パパとなれる道しるべを、ここで見つけてもらえますように。

2013年7月1日 0 comment
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tsubaki

tsubaki

プロフィール

・氏名:椿 奈緒子
・所属:株式会社VOYAGE GROUP
・職種:事業プロデューサー
・簡単な経歴:総合商社→サイバーエージェントで広告営業→同社でサンプリング事業立ち上げ責任者→同社とサイボウズ社とのビジネスポータルサイトの合弁会社立ち上げ、後、CEOに→アドテク事業立ち上げ(半年後に閉鎖)→アンドロイドアプリ事業立ち上げ(2年で閉鎖)→ニュースメディア立ち上げ(1年弱で閉鎖)→現職(新規事業準備中)
・居住地:東京都
・ご自身の年齢:33歳
・お子様の年齢:0歳8ヶ月 ・ワークスタイル:フル勤務、正社員

それでは、インタビューです。

現在のお仕事の内容

インターネットサービスで新規事業立ち上げ準備中です。かれこれ7つ目の立上げになります。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00 起床⇒食事、掃除、洗濯、朝ジョグ、シャワー
7:00 息子起床⇒息子と遊ぶ、息子ごはん
7:45 息子と保育園へ
8:20 通勤中⇒RSSを毎日300件チェック+発信
9:20 出社
10:00 デスクワーク
11:00 来客対応
12:00 社内BARで社内ランチ/社外の方とランチ
14:00 事業企画/mtgタイム
16:00 アポで外出
18:00 アポ終了後、カフェで仕事
19:30 帰宅⇒食事・入浴後、息子タイム
22:00 息子寝る⇒家事タイム
22:30 プライベートタイム
24:00 寝る

 

出産して、内面では何が一番変わりましたか?

色々変わりましたけど、心から湧き出る愛、無償の愛、を実感できるようになったことでしょうか。

ママ・パパ友への共感度も一気に上がりました。

見えなかったものが、たくさん見えるようになりました。リアルに視野が広がった感あります。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

育児については、人に愛されるより人を愛する事の方が幸せだと気づけたことが、とてもよかったです。

家に帰ると、息子がニコーーーーっと笑って抱っこしてポーズをとる姿がヤバいです。とろけます。疲れが吹っ飛びます!

 

仕事については、今まで通りがっつり仕事大好き!のスタンスは変わりませんが、育児ネタは困ることや問題点も多いので、ワーママ向けのサービスなどに興味を持ち始めました。このプロジェクトもそうですが、ワーママ向けのサービスはすごく共感してくれる人が多くて嬉しいです。

 

育児&仕事をしていて一番大変なことは何?

育児で大変なことは、ウ〇チが布団に漏れた時のお掃除・・・これカナリ大変。

仕事はお陰様で特に大変なことはありませんが、なるべく夜に予定を入れないように、お昼に調整して頂くことが増えました。いつもご協力頂き、ありがとうございます!

 

いつ寝てるの?(笑)睡眠時間少なくてもパワーバリバリな秘訣は?

しっかり寝てますよ!よく食べよく運動しよく寝る!ワークタイムもファミリータイムもMAX楽しむ!今しかできないことを最大限楽しむ!
そのためにはエネルギーが必要だから、健康管理にはかなり気を使っています。そして小さな身体のサインは見逃さない。デトックス大事!
ワークハード、ライフハードな生き方は今始まったことではなく、子どものころから継続中です。

すごい情報発信量だけど、いつ、どういう方法で情報ピックアップしてるの?

ほぼ100%電車に乗っている間、通勤中です。情報収集、発信、読書は習慣にしないと継続できないので、生活組み込み型です!ゆるふわストイックは習慣化がキーワード。

二ヶ国語での子育てについて、どうしてる?

まだ息子は8ヵ月、言葉を話さないのでわからないのですが、国際結婚ファミリーにヒアリングすると、人(パパは○語、ママは○語など)で分けるか、家では母国語、学校は日本語と分けている事が多いようです。
うちでも混乱させないように、パパはポルトガル語、私は日本語、テレビコンテンツは英語(笑)としています。バイリンガルは話し始めるのが遅いと聞きますが、そういう類の標準はとことん当てはまらないので、あまり気にしていません(^^)

ブラジルでの夫婦間の家事分担に関する考え方は?

ブラジルは大統領も女性ですし、日本よりは女性の社会進出が進んでいるのでは?と思います。
それと、家族をかなり大切にする文化なので、残業文化は無く男女共にワークライフバランスはいい感じでクオリティオブライフが高いイメージ。
ワーカホリックな日本人によくある「家族放置して仕事」というケースはあまりなさそう。
中流階級以上は、頻度はマチマチでも家政婦さんに家事をお願いするのが普通なので、家事を分担というより家政婦がやってくれるイメージ。
とはいえブラジルに住んでおらず、よくわからないのでヒアリングしました!

ブラジルに住むT先輩にインタビュー!

家事ねぇ。手伝う人はめっちゃめちゃ手伝うよ。でも、日本人と比べたら絶対すごい手伝うと思うなぁ。
私の周りには、ワーキングマザーが多いよ。でも、周りの人はお金があるから、働いててもベビーシッター&お手伝いさんがいるから、家の事なんてあんまりしないけどね。
だから、日本のワーママよりは全然楽してるはずだよ。
低所得層の人が日本のワーママと同じ境遇だと思うね。
職場復帰に関しては、特に周りから文句を聞いたことはないなぁ・・。
大企業に勤めてる人が多いからかもしれないけど、ブラジル人女性は何でも主張するから、日本と土壌が違うよね。
(椿がブラジルのテレビ番組で見た)待機児童問題は、無料で通える学校の話だよね。中間層以上は普通私立の学校に入れるから、待機する場合はよっぽどの人気の学校。
—-
・・・とのことで、日本のワーママは、ブラジルの低所得者層のママと同じということです(汗)
お手伝いさんが手伝ってくれるなんて、ブラジル羨ましいですね~!

パパの協力はどう?

夫も例にもれず、そもそも家族を大切にするスタンス、子どもとの時間を大切にするという優先順位が明らかに高いので、かなり家事育児のコミットは高いです。私と夫の割合で言うと、半々か、夫の方がコミット量が多いかもしれません。パパ様、ありがとうございます!!!

最後に、メッセージを。

ワーママ歴半年。ワーママになってから、たくさんの方に「話を聞かせて!」とお声掛け頂きランチをして、私もワーママ先輩に「話を聞かせて下さい!」とランチをお願いさせて頂きました。そこの背景にあるのは、ワーママになっても今後活躍できるのか?という漠然とした不安があるから。

ワーママというと、毎日逆境や苦悩な毎日をサバイバルしなければいけず、スーパーウーマンしかハッピーにステップアップできないのでは?という思い込みがどこかにあり、だから人は前例を求め、前例が無いとまだ前人未到、私には無理かも・・・?と不安になる。

しかし、周りを見渡すと、既にその道を通ってイキイキとパワフルに活躍する等身大の先輩ワーママがたくさんいる。そして「話を聞かせて下さい!」とお願いすると喜んで受けてくれる。

そんなことを繰り返すうちに、この貴重な話を私だけが聞くのはもったいない。パワフルなワーママのロールモデルのシェアをして、このパワーと前例を一人でも多くのワーママ・プレママに伝えたい。ということで、ママ友と意気投合して始めたプロジェクトです。

パワーママの周りにはパワーママがいる。ということで、「いいとも形式」で紹介ベースのインタビューメディアにすることにしました。

ママにフォーカスしていますが、パパの協力があってのパワーママが成り立つ。パパにも是非インタビューさせて頂きたいと思っています。

是非、あなたの周りのパワーママをご紹介下さい!そして一人でも多くのロールモデルシェアをして、プレママに元気を与えて、日本をもっと元気にしていきましょう!!

2013年6月27日 0 comment
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