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3児のママ

北本さん

今回ご紹介するのは、ラナンキュラス株式会社の代表として、体験型教育イベント「Kids Fes 2019」の運営などをおこなっている北本貴子さんです。ご自身も3児の母として、アンスクーリング教育など子供の個性に合わせた教育を実践されています。是非お読みください!

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プロフィール

・氏名:北本貴子
・会社名:ラナンキュラス株式会社
・役職名:代表取締役
・職種:ブランディング事務所
・簡単な経歴:2002年から2012年にかけて子育てをしながら経理やデザインの仕事を経験し、2012年デザイナーとして個人事業を立ち上げ独立。その後セールスプロモーションやデザインを強みにブランディング事業を中心とするラナンキュラス株式会社を立ち上げる。現在は、教育イベント「みらいの学校」「Kids Fes」の運営などもイベント企画運営も行う。2018年より、NPO法人日本ホームスクール支援協会理事にも就任。
・居住地:東京都品川区
・ご自身の年齢 :36歳
・お子様の年齢 :16歳(今年17歳)、11歳、9歳

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

WEBおよびグラフィックデザインの制作におけるディレクション業務がメインです。
いまは夏休みに行われるイベントの企画や運営もしております。

こちらのイベントは毎年行っているもので、今年は8月3日開催なのでそれまでの業務になります。
プライベートでは下の子ども二人はホームスクーリングで育っているので、家庭と経営とのはざまでワークスタイルは割とはちゃめちゃです。笑

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平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

4:00  起床(準備・家の事諸々こなす)
5:00  外出→経営者組織の朝の定例会に出席(毎週)
9:30~11:00  アポイント/打ち合わせ
12:00頃 YES international School東京校 に到着。デスクワークをしながら子ども達と過ごす。
17:00~18:00頃 買い物しながら帰宅
18:00~  
家のことや子供たちのことをしながらPCとスマホでメールやメッセージ処理。家事と仕事はいつも同時進行です。笑
21:00~  デザインチェックなどPC作業
23:00  就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

人生観、生死観です。
どうやって生きていくのか、どうやって死ぬのか、そんなことを考える軸が、すべて子どもありきになったことです。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

思いつくエピソードはそんなにありませんが・・・一番下の娘が仕事をしているママがカッコイイと言ってくれた時でしょうか。あとは、ワーママでなければ出会えなかった大切な人達や貴重な仕事がとても多いと思ってます。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

生活の全てが大変な気がします。笑 育児と家事と仕事の両立は、出来ているのか出来ていないのか判断が出来ないほど、日々目まぐるしく・・。笑  どこが大変で、何に手を抜いていいのか、誰かに客観視してジャッジしていただきたいくらいです。笑

 

それをどうやって解決していましたか?

何も解決していないかもしれません。笑  全く参考にならないのですが、とにかく、やるかやらないかの日々です。毎日必死にやるべきことをやっているだけです。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児は「素直さ」を大切にしています。いつでも子供に対して、意地を張らず、素直な親でいたいです。

仕事は「思いやり」を大切にしています。一緒に仕事をする仲間も、お客様にも、お客様の先にいるお客様のお客様にも心を配ることです。

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ホームスクーリングに取り組むうえで心掛けていらっしゃることはなんですか?

子ども達の学習意欲を私の仕事の忙しさのせいで折らないように気を付けています。

「あれがやりたい!」「ここに行きたい!」という気持ちを大切にして学習の幅を広げてあげたいと思っています。

 

興味のある勉強以外に、お子さんの体力づくりや友達関係などはどのようにされていらっしゃいますか?

息子は運動が好きではないので体力作りはとても大きな課題です。学校の運動量に比べると非常に少ないので、出来るだけ公園に出かけたり一緒に走ったりしています。
娘はボルダリングが大好きなので、毎日登って降りての繰り返しです。放っておいても家の中でもあちこちに上っているので体力づくりに全く課題はありません。笑

2人とも友達にはとても恵まれています。ホームスクーラーの仲間や保育園の時からの友達ととても楽しく仲良く過ごしていて、そこから新しい関係性も広がっているようです。

 

今夏開催される『夏休み!体験型教育イベント「Kids Fes 2019」』は、どんなことを体験できるのですか?

コンテンツとしては「世界一の授業リレー」で面白い先生の貴重な授業が受けられたり、「小学生算数王者決定戦」で算数力を競い合ったり、後は廃材を使ったアートワークや、他にも「学び」の視点から子供たちが体験できる様々なブースが出展されます。プログラミングだったり、食育だったり、ボードゲームやカードゲームだったり。

ぜひ体験しに来てください。

今年から新たに『保育』の要素が加わったとのことですが、どのように変わるのでしょうか?

今までは小学生以上が楽しめるイベントでしたが、今年からは未就学児の子ども達も楽しんで学べる機会を設けようと思い、保育関係の事業者さんにもご出展いただくことになりました。

小学生になっていなくても学びの楽しさについて触れてもらいます。

プロのフリーランス保育士さん達や、幼児教育関連の事業者さんのブースもありますし、メインステージでは「ぬかづけマン」がやってきます。子ども達と楽しく食育に触れます。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

まずは、8月のイベントの成功。それからあとは、会社の成長です。今7期目ですが、まだまだ弱小会社です。お客様のためになる、しっかりとした会社を作りたいと思ってます。

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最後に、メッセージをお願いします。

「働く母親」というものには、今はたくさんのロールモデルがいるかと思います。逆に「このようでなければいけない」と縛られることもあるのかもしれません。

みんなが自分らしく働き、子ども達との時間も自分らしく築いていけたらいいなと思ってます。私のワークスタイルは全く参考にならないかもしれないですが、いろんな働き方があっていいんだという考えの一助になれば幸いです。

 

 

構成:高村奈津子

2019年7月13日 0 comment
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小松さん家族
小松さん家族

小松さん家族

プロフィール

・氏名:小松 花(コマツ ハナ)
・会社名:ロクシタンジャポン株式会社
・役職名:マネージャー
・職種:化粧品販売に係るデジタル領域のマーケティング業務

・簡単な経歴:新卒でWEB系広告代理店入社後、外資系化粧品会社へ転職しデジタルマーケティング職で5年間勤務。その後2015年に現職へ。2社目で長女、現職で長男、次女を出産。それぞれ産休~育休(5~7ヵ月間)を経て復職。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :34歳、1984年生まれ

・お子様の年齢 :
長女 4歳、2013年生まれ
長男 2歳、2015年生まれ
次女 0歳、2017年生まれ

・ワークスタイル:フルタイム

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

ロクシタンというフランス南部、プロヴァンスで生まれた化粧品ブランドのデジタルマーケティングを担当しています。
具体的には、LINE、Instagramなどのソーシャルメディア上若しくはその他デジタルメディア上でのコミュニケーション、全国に100店舗以上展開しているロクシタンの店舗やECサイトへのデジタルを使った集客、新製品発売イベントのデジタル連動企画を行っているチームのマネージャーとして、4歳&2歳&0歳の子供3人を都内の認可保育園に預けながらフルタイムで勤務をしています。

デジタルを含めた様々なコミュニケーションを通じて、人の暮らしに24時間寄り添うことの出来るライフスタイルコスメティックブランドとして広くお客様に愛していただけるブランドになれるよう、日々試行錯誤を重ねています。
https://jp.loccitane.com/

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:30 起床
6:00 子供たちと夫を起こして朝食(その間に末っ子の授乳)
6:30 各々身支度(子供はほぼパパの担当)
7:00 家を出る(送迎は夫と50%ずつで分担)
8:00 出社
17:00 退社
18:00 お迎え
18:30 末っ子夕食&授乳
19:00 上二人夕食
19:30 翌日の登園準備を全てここで済ませる&夫の夕食準備
20:00 入浴
21:00 寝かしつけ(3人同時)
21:30 一人のリラックスタイム又は帰宅した夫にご飯を出しながら話す時間
22:30 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

良くも悪くも、何も変わりません!何それとよく言われますが、それまでの仕事中心の毎日の中に、愛しいものが増えただけでした。ただ、なぜこう思えているのかが重要で、私が産後もそれまでと変わらず仕事に100%集中できる環境をつくってくれている全ての人(夫、互いの家族たち、友人、同僚、保育園コミュニティ)、場所(互いの職場、保育園)に感謝してもし尽くせない毎日です。

あと、細かいところで、元々大酒飲みだった私は一切果物に興味がなかったのですが、出産後子供達用に冷蔵庫にフルーツを欠かすことがなくなりました。なるほど、フルーツってこういう時に購入するのか、と思いました(笑)

小松さんとお子さん

小松さんとお子さん

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

私が仕事で関わったイベントが土日に行われ、主人が子供たちを連れて見に来てくれた時、そのイベントを長女がとても楽しんでくれました。「ママ、これとってもいいにおいだね!!」と目を輝かせながらロクシタンの製品の香りを楽しむ4歳の娘を見ながら、いつかコスメ談義が出来るのかなぁと夢は膨らむばかりです。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

大変だと感じることがなく、自分自身は仕事も育児も楽しくて仕方ないのですが、やはり子供が3人、という枕詞だけで周りの皆さまに「大変でしょう」と気を遣ってもらえることが申し訳ないです。もちろん、毎日「コラー!!」で優しいママ、良いママでは全くありませんが、子供たちにこちらが沢山成長させて貰いながら過ごしています。

 

それをどうやって解決していますか?

意外と楽しいですよ。大変じゃないですよ。と普及活動を続けています。ただ、周りに3人ママがそんなに多くないのでなかなか「そこまで大変じゃない」という共感を得る機会が少ないのが悩みです・・。主人も同様に感じているようで、専ら夫婦で5人家族も悪くないけどね、という話をしています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では「なんでもみんなでやってみる」をキーワードにしています。赤ちゃんがいるから、子供がいるから、と躊躇することなく、土日は家族みんなで何でもやってみる!どこでも行ってみるし食べてみるし、やる前から「出来ないかも」と決めつけず家族5人で”楽しい”を目一杯共有することにしています。

仕事では兎に角思いやりです。今の仕事は一人で出来ることはほぼなく、周りと協力しなければ成し遂げられないことばかりです。同じゴールに向かって走るためには互いを思いやり尊重し合うことでより高みへのぼることが出来ると思っています。
子供たちにも、気になる言い方などがあった時は「それを言ったら相手はどう思うか、どんな気持ちになるか」を聞いて、それが正しかったかを考えてもらうようにしています。

 

3人のお子さん

3人のお子さん

家事育児の分担はどのようにされていますか?

保育園の送り迎えを含め、育児に係る全てにおいて、夫と私で完全に半々です。夫はどちらかというと育児を「手伝っている」スタンスやイクメンパパと呼ばれること自体が嫌だというタイプ。完全に、私に対等してきます(笑)むしろパパのほうが育児スキルも子供との向き合い方も私より上手で、母の面目なし、というシーンも多々(汗)。

子供達と関わっている時間がちょうど半々ということで、お互いから学ぶことも多々あり、報告・連絡・相談もスムーズに行き渡っていて、お互いが出来る限り仕事に集中できる環境づくりをサポートし合えている今、相棒である夫に対してもっと日々思いやりを持って感謝を伝えなければいけないな・・と反省する毎日です。

 

育休明けの復職が比較的早いのには何か理由がありますか?

長女は生後3ヵ月、長男は生後4ヵ月、次女は生後5ヵ月からそれぞれ認可保育園に通っています。理由は至ってシンプルで、保育園事情です。長女出産の際保育園事情を全く知らず、蓋を開けたら世は待機児童問題の過渡期でした。12月生まれで第一子、その他加点もなく、激戦区のため認可外はお呼びでない状況。1歳まで待ったら確実に入園できないことが予測出来たので、生後三ヵ月での入園を覚悟の上申し込み、無事認可保育園に内定しました。その話をすると驚かれることも多いのですが、当時の私たち家族にはその決断以外は考えられず、兎に角必死でした。幸いなことに、月齢の浅い子供にも大変よくしてくださる園と出会うことができ、我々親も一緒に成長させて頂いた初めてのワーパパママ生活だったように思います。

長女の経験があったので、一度出来てしまったものは親にも余裕が出て、その後続いた長男・次女の入園についても何の迷いもなく生後比較的早い段階から保育園にお世話になっています。寂しい気持ちももちろんありましたが、今考えてみても後悔は一つもなく、良かった点ばかりです。

小松さんファミリー

小松さんファミリー

その際、離乳食や授乳などはどうやってやりくりされていますか?

我が家は2年に1回0歳児がいるので、ほぼ年中離乳食を与えている気がします(笑)ただ、私は本当に大雑把なのでとてもじゃないですが手の込んだものを準備はできません。おかずは週末に大量に作って冷凍、おかゆは炊飯器にお任せしてこれも冷凍・・。授乳だけは勿体ない精神で、職場の協力を得て搾乳した冷凍母乳を持って行って園でも与えて貰っています。これも、職場や保育園の協力と理解があってこそ続けられていることですので本当にありがたい限りです。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

夢のような話だと笑われるかもしれませんが、本気で海外拠点でのマーケティング活動に従事したいと思っています。その為には、まず今の自分に出来ること、役に立てること、そして何より情熱を注げることに精一杯の力を注いで、自分と家族の夢を形にしていきたいと思っています。家族5人で”楽しい”を目一杯共有し、それが国境をこえる日が来たら、こんなに幸せなことはありません。

 

最後に、メッセージをお願いします。

私は、所謂パワーママには自力ではとても及ばず、恵まれているだけだと思っています。環境が私に”パワー”をくれているだけなので、それはひとえに幸せ者であるということなのかもしれません。ただ、ひとつだけラッキーだったなと自分の性格について思うところがあるならば能天気なことだと思います。何もかもをのっけから「何とかなるだろう」ぐらいに捉えていたので、実際蓋をあけてみて大変だった!ということももちろんありましたがそれ以上に「楽しい」「幸せ」「充実」が大きく、ここまで大きな悩みもなく走ってこられたのも、この楽天的な性格が功を奏したのかな、と思っていますし、夫や子供達がその分しっかりせざるを得なくなってきているような。。

仕事でも家庭でもまだまだやってみたいこと、目標、夢が沢山あります。
それぞれの実現に向けて、私に出来ることはまず笑顔で毎日を楽しむ母でいること。
いいお母さんではないけれど、幸せなお母さんでいられることに感謝して、これからも家族で夢を叶えていきたいと思います。

 

インタビューby 柴田 広夢

2018年10月14日 0 comment
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齋藤明日香さん

今回ご紹介する方は、3人子育て中の時短勤務から事業を提案して子育て関連サービス立ち上げ、子会社社長になった齋藤明日香さん。
以下引用ですが、このような心境のワーママさん、実は少なくないのではないでしょうか? そんな方の背中を押してくれるインタビューです。

目の前の仕事にいっぱいいっぱいな20代、その後、3度の妊娠期や育休復帰という、子<育てとの両立を上手くやれるか不安な中仕事をする時期が続き、自分が本当にやりたいことについてアクションするよりも、与えられた仕事をこなすのみの働き方をしていました。しかし、このままではキャリアは止まったまま年齢だけ進み、与えられると思っていた仕事もなくなってしまう日が来るという危機感を持つようになりました。

齋藤明日香さん

齋藤明日香さん

プロフィール

・氏名:齋藤 明日香

・会社名:株式会社cosoral

・役職名:代表取締役

・職種:WEBディレクター

・簡単な経歴:2006年新卒入社で株式会社ECナビ(現:VOYAGE GROUP)に入社。ポイントサイト「ECナビ」のディレクターとして、企画・運営を担当。その後、アライアンス部門の配属となり、外部提携での新規ウェブサービスやアプリの立ち上げを経験。2018年2月に社内の新規事業プランコンテストで「IT活用による子育て支援事業」を提案し、株式会社cosoralを設立。在職中、3度の育休産休、復帰を経験。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :35歳(1983年生まれ)

・お子様の年齢 :7歳(2011年生まれ)、5歳(2013年生まれ)、2歳(2016年生まれ)

・ワークスタイル:フルタイム

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

株式会社cosoralにて、ITを活用した子育て支援事業を運営しております。第1弾として、お子さんが小学校や保育園からもらってくるプリントを整理するためのアプリ「ポスリー」https://info.posly.jp/ を2018年3月にリリースしました。
現在は少数精鋭のチームで運営しているので、私の仕事の内容は、アプリ開発のディレクション、マーケティングからカスタマーサポートなどを一貫して担当しております。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

7:00 起床、着替え、メイク
7:20 朝食作りまたは子供たちを起こし着替えを手伝う(朝食作りと、子供の手伝いは日によってパパと分担しています)
7:30 家族五人で朝食
8:00 長女 小学校へ登校
8:20 長男と次女を保育園に送る(パパ担当)
8:20 朝食の片付け、部屋の掃除
8:40 通勤
9:30 出社
16:30 退社
17:30 長女を学童にお迎え
17:50 長男を保育園にお迎え
18:00 次女を保育園にお迎え
18:15 帰宅
18:30 夕飯作り
19:30 子供たちと一緒に夕飯
20:00 子供たちと一緒にお風呂と、長女の宿題フォロー
21:00 絵本の読み聞かせと寝かしつけ

出産して、何が一番変わりましたか?

仕事ができる時間が限られるので、いかに効率よく進めるか、優先順位を常に意識して仕事するようになりました。
プライベートでは、幸せを感じる頻度が多くなった気がします。子供が健康でいてくれるだけでどんなに恵まれているか日々噛み締めています。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

子育ての実体験から発案したサービスを会社に提案したことで、新会社設立、サービスリリースへと進めることができたことです。今、運営しているアプリ「ポスリー」では、子育てママ向けのアプリのため、自分自身の体験や感じたことをサービスに反映できるのも、楽しいと感じることの一つです。
また育児と仕事を両方していることで、それぞれで大変なことがあったときに、もう片方でネガティブな気持ちを切り替えられることです。

仕事で嫌なことがあっても、3人の子供をバタバタとお迎えしているうちには、そっちの方が大変で、一旦忘れることができます。逆も然りで、育児でストレスが溜まったときにも、仕事でリフレッシュできます。

 

3人の子供たちと

3人の子供たちと

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

育児では、イヤイヤ期の対応です。3人目のイヤイヤ期ですが、毎度手を焼いています。また小学生の長女の宿題のフォローは、時間がなくて大変です。
仕事では、子供の熱の時、急遽予定を変更したり休まなくてはならないことです。

それをどうやって解決していますか?

イヤイヤ期は、時間があれば、なるべく要求を聞いてあげるようにしています。晴れた日でも長靴を履きたいとか、冬なのにサンダルを履きたいとか、子供ならではのヘンテコな要望やマイブームもなるべく受け入れてます。時間がたつとそのうち終わるので。
宿題のフォローは、早め早めに声がけして促したり、ポジティブな声がけで自立していけるようにしています。
商談などキャンセルしにくい予定は、パパの商談の予定と被らないように事前に予定をお互いで共有し、スケジュールを組んでいます。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では、子供とのふれあいの時間を大事にすることです。三人それぞれにハグしたり、抱っこして絵本を読む時間はなるべく毎日とっています。
仕事では、「今できることをする」を大事にしています。事業責任者としてはまだまだできていないことも多く、適任ではないのではと不安になることもありますが、焦っても急には成長できないので、今自分にできることを着実に進めようと心がけています

 

3人子育て中の時短ワークでWEBディレクターをしていた齋藤さん。どうして事業を提案しようと思ったのですか?

新卒当時から自分の発案したサービス(特に女性向け)を立ち上げてみたいという思いがありました。しかし、目の前の仕事にいっぱいいっぱいな20代、その後、3度の妊娠期や育休復帰という、子育てとの両立を上手くやれるか不安な中仕事をする時期が続き、自分が本当にやりたいことについてアクションするよりも、与えられた仕事をこなすのみの働き方をしていました。しかし、このままではキャリアは止まったまま年齢だけ進み、与えられると思っていた仕事もなくなってしまう日が来るという危機感を持つようになりました。そのタイミングで人生やキャリアについて考え、今一番やりたい事として、「子育てを支援する」ような事がしたいと思うようになりました。
これまで仕事で培ったWEBディレクターとしての経験と3人の子育ての経験を活かして、「ITを活用した子育て支援事業」が私ならできると思い、事業提案をすることにしました。

 

事業責任者になり、時短からフルタイムに戻した時の心境や、やりくりを教えてください。

事業責任者になったので事業に責任を持ち進めていくという覚悟でフルタイムに戻しました。しかし、子育ての時間はこれまでと変えたくないので、9:30-16:30の時短勤務という働く時間はこれまでのままにしています。

働く時間を6時間から8時間に戻したところで成果にあまり変わりはないと思っているからこのようにしたのですが、変更から半年経った今、特に問題はないと感じています。

 

提案したサービスについて、なぜ始めようと思ったのか教えてください。

3人の子供がいて、それぞれ通っている学校、保育園が異なるため、それぞれがもらってくるプリントがあって、大事な予定の管理ができず困っていました。特に去年から長女が小学校に入学し、もらってくるプリントの量がさらに増えたことで、これはやり方を考えなくてはと検討し始めました。

他の類似のサービスも使ってみましたが、もっと使いやすいものが作れるのではないかと思い、提案してみました。

 

仕事風景

仕事風景

サービスについて教えてください。今後はどのようなサービスにしていきたいですか?

ポスリー」は、お子さんが小学校や保育園、幼稚園からもらってくるプリントを管理するアプリです。スマホで写真を取るだけで、アプリ内にお子さん別にフォルダ分けして管理できるので、お子さんが複数いる方や、習い事などを複数やっている方は、便利に使っていただけるのではないかと思います。

スマホで管理することで外出先やオフィスでプリントを確認し、仕事のスケジュールとお子さんの予定を調整できる点はワーママの皆さんにオススメです。また、提出物など忘れてはいけない期限や予定も、プッシュ通知の設定で教えてくれます。

9月には家族で共有できる機能をリリースしましたので、夫婦でプリントの内容を簡単に共有することもできます。

今後は、もっと便利に使っていただけるようユーザーの皆さんのご意見を聞きながら機能改善を続けて、たくさんの子育て中のママさんパパさんに使ってもらえるようなアプリにして行きたいです。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

まずは、プリント整理アプリ「ポスリー」をたくさんの子育て中のママさんパパさんに使ってもらえるようなアプリにしていくことが目標です。
そして、ポスリー以外にも、子育てをもっと楽にするようなインターネットサービスをどんどん産み出していきたいです。

 

最後に、メッセージをお願いします。

子供が小さかったり、複数いると、仕事にアクセルを踏みにくく、大きな挑戦に躊躇してしまうこともあるかと思います。以前の私がそうでした。

でも、今しかできないことがあるので、そのタイミングを逃さずに、自分が今やりたいことがみつかったら挑戦してみる方が良いと思います。

心配していたことも、案外どうにかなるものです。仕事すると決めたからには、同じ時間を使って何をするのか。これまでの仕事を続けて変化しないのか。

自分のやりたいことに挑戦してみるのか。悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひ後者をおすすめします。

インタビューby 椿

2018年10月3日 0 comment
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今回のパワーママは、3人のママでありながら本業では営業企画のお仕事をこなし、副業ではハーバリウム教室を主宰する阿部 淑惠さん。
阿部さんの勤めるソフトバンク コマース&サービス株式会社では働き改革が進められていて、ご自身もスーパーフレックスやテレワークといった制度を利用。さらには昨年解禁されたという副業にも挑戦。そんな阿部さんの先進的な働き方や子育てについてお聞きしました。副業につながったというハーバリウムの講師の資格のお話も伺いました!

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プロフィール

氏名:阿部 淑惠(旧姓:藤井)
<本業>
・会社名:ソフトバンク コマース&サービス株式会社
・職種:営業企画
<副業>
・協会名:日本ハーバリウム協会
・役職名:認定講師
・教室情報:Lucia

・簡単な経歴:
2002年 入社
2002~2007年 法人営業
2007~2016年 法人営業企画
2016~現在 コンシューマ事業 事業推進 (人事・総務チーム)
2018~現在 副業:日本ハーバリウム協会 認定講師
・居住地:東京
・ご自身の年齢 :35歳(1982年生まれ)
・お子様の年齢 :10歳(2007年生まれ・娘)、5歳(2013年生まれ・息子)、8ヶ月(2017年生まれ・息子)

・ワークスタイル
<本業>
フルタイム、スーパーフレックス &テレワーク(月の半分未満)
(※スーパーフレックス=コアタイムのないフレックスタイム制)
<副業>
ハーバリウム認定講師活動(ハーバリウム教室、ワークショップ、販売)

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

ソフトバンク コマース&サービスでは、働き方に関するスローガンとして「Smart & Fun!」を掲げており、ITやAI(人工知能)を駆使して、全社員がスマートに楽しく働くことを目指しています。このスローガンに基づき、「働き方改革(Fun)」「業務改善(Smart)」「人事」「総務」関連の仕事を主にしています。

働き方改革部分では、スーパーフレックス・テレワークの導入で時間をより効率的に使って働くことを目指しています。
例えば、40分の子どもの授業参観で今までは全休または半休を取得しなければならなかったのが、テレワークとスーパーフレックスの制度を組み合わせることで、約1時間の中抜けで終わらせることができます。繁忙期の忙しい時期は、メンバーも本人もHappyですよね。育児以外でも通院や私用、営業帰りに帰社しなくても自宅や外出先で業務をすることができれば、移動時間の短縮にもなり、満員電車のストレスも軽減されます。また、テレワーク部分については「BCP 」対策でも非常に重要だと考えています。(※BCP=Business continuity planning(事業継続計画))
一方で、制度ができたばかりですので使い方がわからず使用できてない方がいるのも現状です。皆さんの声を聞きながら、「いつでも、誰でも」取得できる働きやすい環境作りを目指す部署に所属しています。

また、「働き方改革」には「業務改善」部分が非常に重要です。業務の効率化や改善をしなければなりません。今まで何時間もかけて作業をしていた業務を数分にすることができれば、空いた時間に新しい仕事を企画することもできます。スマートに楽しく働くことで、モチベーションも上がり、より今の仕事を好きになって欲しいと考えています。他の方の見本になれるよう、私自身が掲げられている働き方を意識しながら日々努力しています。

2017年10月より副業解禁となったため、ハーバリウム認定講師の資格を取得し自宅でハーバリウム教室を開催しています。
休日は地域の方と触れ合うことができ、子どもたちにも新しい友達ができます。育児をしているとなかなか自分の好きなことができないという考えがあったのですが、「やりたいことをやってみる」ことが自分のモチベーションアップ+成長のためにも非常に重要だと感じました。
日々の生活を楽しく過ごすベースに家族と仕事があり、双方充実することで向上心が高まり「仕事も家事も、育児ももっと頑張ろう!」という気持ちになります。

 

1日のスケジュールを簡単に教えてください。

■平日
5:30 起床
7:15 仕事スタート(※朝の家事&子どものことは主人にお任せ)
16:00 お仕事終了(※残業がなければ)
17:00 保育園お迎え
17:30 帰宅(※夜の家事&子どものことは私。平日の夜は主人には自由にしてもらっています)
18:00 子どもたちとお風呂&夜ご飯
20:00 長女のお迎え
20:15 長女夜ご飯&次男寝かしつけ
21:00 長男(寝かしつけ)
22:00 起きた次男と遊ぶ&長女の宿題チェック
23:00 次男の最終寝かしつけ
24:00 就寝

■休日:副業日
AM:家の掃除、料理、買い出し(1週間分の食料)
(※休日の空き時間は私が自由にさせてもらっています)
PM:ハーバリウムレッスンor家で過ごすか長女、長男とお出かけ
(※次男は小さいので家で主人とお留守番)

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出産して、何が一番変わりましたか?

責任感の意識が変わり、この子どもたちを育てるために、私がしっかりしないと!と思うようになりました。
仕事では、「限られた時間で求められている以上のパフォーマンスを出すためにはどうしたら良い?」と常に考えるようになりました。私の中では「スキルUP・業務効率・納期」に特に重点をおいています。子どもがいるからできない、風邪をひいたから納期が遅れてしまうなどは、「理由にならない」と私は考えます。いただいた仕事、設定していただいた目標と納期に合わせ、逆算しスケジュールを設定する。できない、間に合わないのは、自分のスキル不足。何を改善すれば良いのか、どうやったらできるのかを考えわからなければ上司に相談する。出産する前は意識せず仕事をしていたのですが、働ける時間が限られているからこそ、自分の成長がとても大事だなと実感しました。「できないことなんてない、最後まで諦めずに考えれば必ずできる!」と思っています。もちろん失敗も沢山します。ですが、失敗したらまたやり直します!

また、子育ては夫婦だけではできません。友だち、ママ友、上長、会社のメンバー、会社のおやおや倶楽部のスタッフ、ご近所の方、地域の方、保育園の先生、学校の先生、塾の先生、シッターさん、病院の先生などなど沢山の方に助けられ、協力していただき成り立っています。子どもが体調を崩したときに心配してくれる会社の皆さまにも本当に感謝をしています。まったく予想がつかなかった1人目と比べ、子どもが増えるたびに子どものペースがわかるようになりました。今では、何があってもそんなに焦ることはないです。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

3人の子どもたちが並んで寝ている姿を見ると、癒しでしかありません。子どもが楽しそうに遊んでいて、不安なく家で過ごしている姿をみることで明日からもっと仕事頑張ろう!という気持ちになります。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

1人目の時は右も左もわからず本当に大変でした。
高熱が2週間に1回出る子でしたので、夜間小児で数時間待ちの状態も多々ありました。子育て情報もなく、ママ友も少なかったのでほぼ1人で育児をするしかない状況でした。仕事と育児の両立も手探り状態で、スケジュールを立てることもなくがむしゃらに生活していました。友人が楽しそうに遊んでいる姿がSNSに投稿されると悲しくなってしまったり、仕事が思うようにできないもどかしさ。フルタイムで働いていたので、「子どもが可哀想」と言われる辛さ。あまりに何もかもうまくいかず、子どもが風邪をよく引くのも自分のせいだと思い込み、病院の先生に泣きながら相談したこともあります。「私が仕事を辞めればいいんですか?」と聞いた時の、病院の先生の言葉が忘れられません。
「免疫がないんだから何しても風邪引く子は引くわよ。子どもがいる女性を正社員で雇ってくれるとこなんてあまりないんだから、辛くてもしがみつきなさい!子どもがよく風邪を引くのなんて最初の1~2年だけなんだから。走り続けなさい。」

 

それをどうやって解決していますか?

今では、1人で頑張ろうと思うのではなく沢山の人を頼っています。辛い時に主人も仕事中だったら、ご近所さんに助けを求めれば良いやくらいの気持ちで育児をしています。ただ、求めるだけではなく自分も何かあったときには助けます。夜間小児については主人が務めている会社の「キッズドクター」というアプリがリリースされてから本当に楽になりました。他にもママ友やシッターさん、病後児保育の先生などにも心から感謝しています。
また、家事は完璧にするのではなく、作れない時はお弁当でもいいよと言ってくれる主人にも感謝していますが、節約もしないといけないので休日に作り置きすることが多いです。
日々、忙しいと思われがちですが「隙間時間」が必ずあるので、その隙間時間をどう使うかを常に考えて行動しています。「隙間時間」ができた時がチャンスです!その時間に「やりたいこと」を終わらせます。

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育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

どちらにも言えることですが、「人と人とのコミュニケーション」です!
私のことを信頼してくれるから、仕事を任せてくれる。そして、信頼をしてくれるから「もっと頑張りたい!」と思えます。育児においても、信頼しているから子どもをお願いすることもでき、逆に信頼してもらっているのでママ友に何かあったときに我が家で助けることもできます。そのためには、日々のコミュニケーションがとても大切だと考えています。

 

ご家族との家事育児分担についてはどうされていますか?

主人との家事育児分担については、2人ともその場で言われることが苦手なタイプなので、年間の家事・育児のタスク表を作り分担しています。分担については、タスク表を作ったときに話し合い、タスク表に記載がないことをする場合は要相談ですが、だいたいのことはタスク表に記載があるので、これってどっちだっけ?と思ったときはタスク表を見るようにしています。

 

会社で副業が解禁になり、副業をスタートしたとのことですが、始めたきっかけについて教えてください。

産休中にハーバリウムの資格を取得したことがきっかけです。子どもと一緒に自宅で作れないかな?と思い、資格を取得しました。当初は自分で作るのみの予定でしたが、子どもがいる我が家でベビー連れでも対応できる教室を開き、ご近所の方や赤ちゃん連れの方が気楽に楽しめる場の提供をしたいという思いがありました。

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副業のハーバリウム教室についても教えてください!

所属している協会「一般社団法人 日本ハーバリウム協会」のミッションにある、「女性の成長とより充実感のある生活の提供」という思いに心が惹かれました。
認定講師の資格取得にいらっしゃる女性の方は皆さん、「ワクワクし希望をもって」お帰りになります。カフェでお友達とワークショップを考えたり、販売、または美術の先生などはお子様向けに何かできないかな?など、自分で考えるきっかけになります。何かのきっかけ作りのほんの少しのお手伝いしかできませんが、お手伝いができたらとても嬉しいです。

 

今後、その取り組みを通して、どうしていきたいと考えていますか?

会社を定年退職した後の夢ですが、「近所の働くママの役にたつ場を提供したい」という思いがあります。お母さんの帰りを一人で待つお子さんに対して、今の生活では平日に余裕がないですが、余裕があれば「我が家で待っていればいいのに」と思うことが多々あります。会社を定年退職したら、親が帰ってくるまで子どもたちが安心して過ごせる場所を我が家で提供できればと考えています。「あそこの家なら安心だよ」という安心感を少しずつ作りたいです。

今後の目標やプランを教えて下さい!

現在、とても楽しく、充実した日々を送らせてもらっています。仕事においては微力ですが会社に貢献できる人材になれれば・・・と思っています。周りの方との信頼関係・コミュニケーションを大事にして、子どものお手本になれるよう、笑顔で毎日を過ごしていきたいです!

 

最後に、メッセージをお願いします。

社会人になり、定年を迎えるまで約40年。初めての育児と家事の両立で途方に暮れるくらい疲れ切ってしまうこともあると思います。ですが、子育てにかける時間は働く間のたった数年で、必ずあっという間に「最後のとき」がきてしまいます。1日1日が大切な時間で、気づけば自分の手から巣立ってしまいます。育児と仕事の両立は、他の人と比較せず、自分がどうしたいかが一番大切です。
時短勤務・フレックス・スーパーフレックス・テレワーク・フルタイム勤務など、沢山の働き方がある中で自分自身に合った働き方を見つけ、自分自身が自信を持って子どもと向き合うことが大切だと思っています。「育児をしながら働く」と考えた時点で、もう立派な「ワーキングマザー」です。

いつも協力してくれる皆さま、家族、上長、会社のメンバー、ママ友には感謝の気持ちでいっぱいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

インタビュー:柴田広夢

2018年7月20日 0 comment
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森さくらさん

今回ご紹介するパワーママは、夫婦で育児休業された小野里美保さんのご紹介です。

森さくらさん

森さくらさん

 

小野里さんからの紹介メッセージ

困っている人を見るとさらっと手をさしのべてくれ、いつも自然体で元気な笑顔の森さくらさん。私も助けられた人のひとりです!
そんな森さんは大手警備会社に勤務している三児の母、一般社団法人の副代表として活動もされています。「医療のかかり方講座」は自身の子育て体験も織りまぜ、共感の連続!目からウロコの講座です!!

 

プロフィール

・氏名 :森さくら

・会社名:警備会社

・役職名:役職なし

・職種 :営業職兼営業サポート職

・簡単な経歴:人々の生活の基盤を支える公共サービスに携わりたく、「民間でありながら社会システム産業を担っている」警備会社へ新卒で入社。会社大好き!で創立記念日に社内結婚。長女妊娠中には年間優秀営業員賞を頂き、悔いなく産休に突入。その後は「復帰・産休を繰り返してる人」です。

長女の育休中に「一般社団法人知ろう小児医療守ろう子ども達の会」に出会い、スタッフとして活動。現在は仕事の合間をぬって、親向けの「子どもの病気の向き合い方・上手なお医者さんのかかり方」を伝えるお話会を担当しています。ガツガツ仕事をしていた頃を知っている上司からは、「もっともっと働いて~!」と言われますが、仕事・子育て・プライベートは今が自分のベストバランスです。

2007年7月7日 結婚

2008年6月  長女出産(育休2年)

2010年4月   復帰(元の部署(個人宅営業))

2012年7月  長男出産

2013年4月  復帰(法人営業部に異動)

2014年8月  次女出産(育休2年)

2016年4月  復帰(元の部署)

→現在に至る

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :37歳、1980年

・お子様の年齢 :長女 9才(2008年) 長男 5才(2012年) 次女 3才(2014年)

・ワークスタイル:会社:9時~16時(2時間時短) 小児医療の活動:月1でお話会

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

警備会社の法人営業部門で新築マンション向けセキュリティシステムの営業担当をしています。子どもの病気、学校・保育園行事とプライベートの活動(小児医療)などでお休みをすることも多いので、業務量はかなり考慮して頂き、私単独で案件が進むことがないよう、様々な人にサポートについて貰っています。9時~16時の勤務後には小児医療の資料作りや作業などを週1 で行ってます。自身が講師をするお話会の日が平日の場合は休暇を取って対応しています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

06:30:起床、身支度(ねぼすけなので7時頃起きることも・・・)

07:00:朝食(キッチンは夫担当。3回目の復帰からようやく担ってもらえました。)

07:30:長男・次女と保育園へ出発(長女は自分で鍵を締めて7:50過ぎに小学校へ出  

    発。)

07:50:保育園に到着(保育園までは3キロ。電動自転車が頼り)

08:50:会社到着

09:00:勤務開始

16:00:退社  ※翌日に仕事を残すと気になるので仕事が溜まっている場合は18:00まで

         勤務することも。「帰り辛い雰囲気」は全くないので、急ぎの仕事がなければすぐに帰ります。

 

【小児医療の作業がない場合】

17:00:保育園お迎え

18:00:帰宅(長女は1人で学童から帰宅)

18:15:夕食 (夕食は夫が朝のうちに用意して冷蔵庫に)

19:00:ダラダラ&掃除洗濯(子ども達はテレビや好きな遊び)&長女宿題対応

20:00:入浴

21:00:就寝(ほぼ寝落ち)

 

【小児医療の作業がある場合】

16:00:退社後カフェなどで作業

18:30:保育園お迎え (どうしても間に合わないときは延長保育)

19:00:帰宅、夕食 

20:00:入浴、長女宿題対応

21:00:就寝(ほぼ寝落ち)

 

3人の子どもたち

3人の子どもたち

出産して、何が一番変わりましたか?

出産前はとにかく毎月の営業成績を必死に追う「戦闘モード」でした。個人のお宅向けセキュリティの営業だったので、「お客様都合で土日祝日がアポのことがほとんど。携帯は休みの日でも手放せない。」そんな生活でした。1人目が3才位までは、まだまだ肩に力が入っていて、「自分の失敗も許せない。人の失敗も許せない」という感じでした。今から思えば長女には厳しくあたっていたと思います。仕事中も急なお休み、時短勤務をすごく後ろめたい気持ちで仕事をしていました。

2人目の子育てをし始めてから、保育園の先生や小児医療の会のメンバーなど色々な人の温かさに触れ、ずいぶん丸くなりました。「申し訳ないという後ろめたい気持ちで働いてても仕方ない。出来ることをやるだけ。」と思えるようになりました。また、以前は「人を頼ることは負け」と思っていた節があったのですが、2人目・3人目と、だんだん人を頼らないとやっていけない状況になって(笑)「信頼して委ねて感謝する」ことの大切さを学ばせてもらいました。今は、人に頼りまくってます。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

具体的なエピソードで「これ!」というものは思いつかないのですが、温かい保育をして下さる保育園に出会えたことが何よりも私をHAPPYにしてくれています。自分が幼稚園育ちなので、当初保育園に対して心配しかなかったのですが、保育園に入園してみて考えが変わりました。大人の都合でかき消されがちな小さな子どもの声を丁寧に拾ってくださると同時に子どもだけでなく、親が親になるために支えくれる場所だと思っています。日々保育をして下さる先生方の姿を見ると、「私もがんばろう!」と思えます。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

とにかく長男がやんちゃで「おさるのジョージ」を地で行く人なので・・・エネルギーを吸い取られ、疲れます。(とにかく明るいので大笑いさせてくれるのも彼なのですが。)

また、当然なのですが3人とも性格が全く違って、対応を間違えると面倒なことになります。でも、『大変といえば、大変。面白いと言えば面白い。』子育てってすべてそうなのかもしれません。

仕事(警備会社の方)をしていて大変なのは、「仕事をもっとやりたくなっちゃうとき」ですね。欲が出てしまうと、「旦那は思う存分仕事出来ていいよなぁ」とか「せっかく早く帰ってきたのに保育園から帰らない・・・」とか、「あの人は仕事もバリバリ、子育ても順調ですごいなぁ。」とか、グチグチネチネチモードになってしまいます。

 

それをどうやって解決していますか?

グチグチネチネチモードからの復活は3段階あります。

1、空腹と睡眠を満たす

すっきりした気持ちでもう一度自分の環境を考えると、なんて恵まれているんだろうと思えます。「今出来ることを、目の前にあることを、やるしかない。」と気持ちが入れ替わります。

2、人に甘える

たいてい、人に頼ってなかったり甘えてなかったりするとそのモードが表れます。なので、「ちょっと子どもを見てて欲しいな」と言える人を普段から作るようにしています。逆に、保育園のママ友で手を貸したいなと感じるママがいたら、「預かるよ~」と言いまくってます。困ったときは、お互い様で。

3、「毎日がんばってるわよ~」「えらいわねぇ」と言ってくれる人の所に行く!

最終手段は、自分から出向く。商店街の魚屋のおじちゃんやおばちゃん、毎日会う駐輪場のおじちゃんたち。ちょっと愚痴ると褒めシャワーをくれるので、浴びに行きます。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児と仕事、どちらも「自分が楽しむこと」と「一人で抱え込まないこと」です。

 

一般社団法人「知ろう小児医療守ろう子ども達の会」の副代表として行っている「お話会」はどのようなものですか?また聞いた方の感想は?

妊婦さんが両親学級で「沐浴」を習うように、産後の乳幼児健診で「歯みがき」や「離乳食」を習うように、「子どもの病気」について全国どこの自治体でも学べる機会を設けてもらえることが会の目標です。

私自身、長女の産後に出会い、当初は小児医療講座のスタッフ、現在は乳幼児を抱える親向けに「子どもの病気への向き合い方と上手なお医者さんのかかり方 」をお伝えしています。受講された方からは、「医師に自分の気持ちを伝えていいんだ!と気付けた。」「子どもが熱を出すとただただ不安だったけれど、これからは冷静に対応出来そう。」と前向きな感想を頂きます。

全国どこでも出向きますので、自身が通われている保育園や幼稚園、子育て支援施設などで講座を開きたい場合は何なりとご相談下さい。最近は、会社内のダイバーシティー研修としての小児医療講座を開催しています。管理職の方からは、「子育てしている社員の気持ちが分かった」と、子育て中の社員の方からは「仕事と子育ての両立がしやすくなりそう」と好評です。人事担当・ダイバーシティ担当の方、是非ご検討下さい。

 

※一般社団法人知ろう小児医療守ろう子ども達の会

 https://www.shirouiryo.com/



地域の活動として行っている「親子で街デビュープロジェクト」ではどのようなことをしていますか?

「親子で街デビュープロジェクト」は東京都杉並区にある和田商店街と地域に住む子育て世代が交流し、消費者参加型の商店街活性化を目指すものです。商店街って、何かちょっと面倒くさそうなイメージがあったのですが、全然そんなことはなく、メリットばかり。親は何気ない会話に救われるし、長女も学童帰りにちょっと寄って日々のことを話したり、親子ともにお世話になっています。

プロジェクトではメインメンバーではなく、「宣伝する」「行けたら行って一緒に楽しむ」担当です。そんなポジションも認めてくれる温かいメンバーが活動しています。

 

※和田商店街

 https://wadashotenkai.jimdo.com/

 

 親子で街デビュープロジェクト ※最新情報はFacebookでご確認下さい

 http://blog.goo.ne.jp/machidebut


警備会社では仕事をセーブしていると聞いていましたが、母としての視点を本業と結びつけ、企画の構想などありましたら教えてください。

セーブしていると聞いたら会社に怒られてしまうかもですが(笑)「出勤した9時~16時まではがっつり会社内の仕事をしたいけど、それ以降は他のことを優先したい」と思っています。でも、『その「他のこと」が仕事にもきっと生きるから、今はちょっと待ってて下さい。』と言ったところでしょうか。実際、小児医療の活動で知った課題を、会社として取り組む企画として提出し、昨年社長表彰を頂きました。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

小児医療の会としては、引き続き「小児医療を伝える活動が全国的に、継続的に広がるようにすること」が目標です。医療では、高齢者の問題が多く取沙汰されますが、高齢者も大事、でも、小児医療を入り口に高齢化社会を支える医療の礎を築くことも大事です。一生のうちで医療機関に関わる機会の多い子どもの時期に親が医療のかかり方を学び、医療に関心を持ってもらうことは、将来にわたってとても役立つと信じています。

仕事では、引き続きメインで業務を担って下さっている上司同僚に感謝をしつつ、自分が自分らしい発想や業務が出来るよう、社外の活動も大切にしたいと思っています。

個人的には、防災にも興味があるので、将来は地域の消防団に入団したいと思っています。やっぱり「安全・安心」は自分の中でのテーマから外れることはないですね。

 

一番やんちゃの長男くんと

一番やんちゃの長男くんと

最後に、メッセージをお願いします。

3人子育てをしてるとベテランね、と言われることもありますが「3人の子育ては初めて」で失敗も多いです。(「パワーママ」というキラキラした響きとは程遠い・・・)人に支えてもらいながら、「私」の気持ちを大切に、日常を送っていきたいと思っています。こんな働き方が、どなたかの参考になれば嬉しいです。

2018年2月19日 0 comment
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babasanup
週末南房総で過ごす馬場さん

週末南房総で過ごす馬場さん

プロフィール

・氏名:馬場未織
・会社名:NPO法人南房総リパブリック
・役職名:理事長
・職種:都市農村交流・地域づくり
・会社名:株式会社ウィードシード
・役職名:代表取締役
・職種:編集、執筆
・簡単な経歴:大学院修了後、建築設計事務所勤務。出産を機にライターに転向。3児の母。平日は東京、週末は南房総で暮らす二地域居住を2007年より実践。
・居住地:東京都世田谷区、千葉県南房総市
・ご自身の年齢 :44歳、1973年生
・お子様の年齢 :2001年、2004年、2008年生まれ
・ワークスタイル:在宅ワーク

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

平日は取材・執筆(建築やまちづくり、ライフスタイルなど)、週末は南房総での各種事業(里山学校、食の二地域交流、廃校活用事業など)の仕事をしています。
http://mb-republic.com/

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6時起き、8時には家族全員出勤・登校、それから18時まで仕事、以降家事、12時就寝。

 

出産して、何が一番変わりましたか?

子育てが楽しい。人生が楽しい。歳をとるのが楽しみになった。多角的にものごとを考えられるようになったり、いろいろな人の立場を想像できるようになりました。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

「作文褒められたよ。これって遺伝?」と末娘に言われました。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

夜の予定が入れにくい。毎日やることが膨大なことです。

 

それをどうやって解決していますか?

効率的な動きと、仕事の分配(家族の家事力を上げる)

 

家族の家事力!どのような分担をされていますか?

家族の分担は、

夫:週末の洗濯干し、長男:ゴミ出しと力仕事

長女:洗濯物たたみとママ不在の時の家事責任者

次女:新聞と郵便物のピックアップとネコの世話。

ひとつひとつはたいしたことなく、忘れてしまうこともよくありますが、例えばわたしが出張などで不在になったときそれぞれがばっちり動くと、それなりに家が保持されます。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

向き合うときは全力で。

 

南房総で川遊び

南房総で川遊び

馬場さんは南房総と東京でデュアルライフをされていますが、始めるきっかけは何だったのでしょうか?

生きもの好きのこどもが図鑑を見て「これのホンモノが見たい」ということで、東京では与えられないものがあることに気付き、田舎を持つ暮らしをしようと思いました。

 

週末田舎通いの暮らしを始めて10年、振り返ってどうですか?

こどもたちのためにと思って始めた暮らしなのに、今はわたしの人生そのものになっています。

 

ウッドデッキからの眺め

ウッドデッキからの眺め

デュアルライフをしたいと考えている方に向けて、実現に向けて何が必要なのか、良いタイミングなどアドバイスあればお願いします!

家族で一緒に動けるこどもの小さい時期からの二地域居住をおすすめします。こどもも親も人生の選択肢が広がります。

 

里山利用を目的とした南房総リパブリックの理事もされていますね、このことについても教えてください!

通年で里山学校をしています。親子参加プログラムです。また、南房総市内の空き家、空き公共施設利用のプロジェクトも進んでいます。今年度は館山市に二地域居住トライアルシェアハウスオープン、来年度は南房総市の廃校を活用した施設がオープン。HPを御覧ください。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

とにかく体調管理をします。
あと、いそがしくても家族第一で、幸せにやります。
最終的には孫と動物に囲まれて暮らしたい。

 

最後に、メッセージをお願いします。

こどもと一緒にいる時期は、わりと一瞬で終わる気がします。わたしはそれを実感してしまうことが増えました。なので、忙しくても、こどもとの時間はぜひ味わってください。これだけはあとからはできませんので。

2017年10月9日 0 comment
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大脇香織さん

今回のインタビューは、mamaPRESS編集長の大脇香織さん。
mamaPRESSにパワーママプロジェクトについてインタビューいただいた際に、実は3人姉妹のママさんだという事を知り、逆にインタビューに答えていただきました。
3人姉妹のママをしながら、夜は自分の時間を大切にして、おしゃれも美容も、仕事も育児も自分らしく楽しむパワーママ。
“眉ティント”に”ホビングリッシュ” など、ワーママに嬉しい美容や習い事情報も!
それにしても、横山だいすけさんのインタビュー、うらやましいですね(笑)

大脇香織さん

大脇香織さん

プロフィール

・氏名:大脇香織

・会社名:IT企業

・役職名:mamaPRESS編集長

・職種:メディア

・簡単な経歴:
大学卒業後、広告代理店営業から雑誌編集へ転身し、出産後WEBメディア編集へ。“ママ”に関することを仕事として8年。2012年、2013年、2016年に女児を出産。育休中は公私ともに役立てるため、チャイルドマインダーや食育系の資格を取得。

・居住地:神奈川県

・ご自身の年齢 :31歳 1986年

・お子様の年齢 :5歳/2012年 4歳/2013年 1歳/2016年

・ワークスタイル:会社員 時短勤務

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを教えてください。

ママ向けウェブメディア『mamaPRESS』(https://mamapress.jp/)と習い事検索・幼児教育の情報サイト『ならいごとキッズ』(http://naraigoto-kids.jp/)の編集者として、企画・取材・撮影・編集などを行っています。
一人目妊娠中まではママ向けライフスタイル誌の編集をしていましたが、生後5ヶ月で復帰。それ以降ママ向けWEBメディア『mamaPRESS』の運営に携わっています。

 

オフィスで仕事する大脇さん

オフィスで仕事する大脇さん

平日1日のスケジュールを教えてください。

6:30 起床 前日にセットしておいた洗濯物を干し、保育園準備をする。
朝食準備は夫が担当。

8:00 夫が子ども3人を保育園へ送る。その間に身支度。
食器洗い、掃除機がけなど家事を簡単にザッと済ませる。(週末は毎週大掃除!)
毎日こんなにも散らかせるものかと、子どものパワーに日々驚く(笑)。

9:00 家を出る 夫と同時に出られたときは、
電車通勤中に子どもの話や他愛のない会話をたくさんしてストレス発散。
情報共有もこの時間に行う。

10:00 始業

17:00 終業

18:30 保育園へお迎え

19:00 帰宅 急いで夕食を作る。副菜はつくりおきしておき、
主菜を焼くだけ!炒めるだけ!など簡単にできるもので仕上がるようにしている。
週1回はお惣菜などに頼って自分を甘やかす。

19:30 夕食 子どもの話をたくさん聞きながら食事。

20:30 入浴 ひとりで子ども3人をお風呂にいれる。入浴後、子どもと自分の髪を乾かし、逃げる子をつかまえて歯磨きをし、トイレに行かせ、片付けをして…この一連の流れが結構大変。

21:00 子ども就寝 おやすみ絵本(就寝前に本を読む)をしてから寝かしつけ。

22:00 自分の時間 セルフネイルやアクセサリー作り、映画鑑賞など
趣味の時間にあてたり、原稿ライティングや企画作成の仕事を行うことも。

24:00 就寝 寝室に行くと寝るところがなくなっていることが多い。子どもたちの隙間に寝ます(笑)

大脇さんと三人姉妹

大脇さんと三人姉妹

出産して、何が一番変わりましたか?

ズバリ、「仕事の幅が広がったこと!」
独身の頃からママ雑誌の編集をしていて、ママや子どもに関することを仕事にしていたのですが、出産後はママたちが興味や関心のあるモノ・コト、悩みなどが“自分のリアル”なので、それを企画にしたり、意見を出すことができるという点で、私にはメリットがたくさんありました。

プライベートでいうと、ママの多くは同じだと思いますが、一番変わったのは「生活スタイル」。
子どもが生まれるまでは5日間会社に泊まり、数時間仮眠して働き続ける。帰れる日は終電めざして駅まで猛ダッシュ!帰宅は深夜1時半、就寝は深夜3時。そんな毎日が日常でした。
それが今や、超規則正しい生活に!最近はもう深夜まで起きていられません(笑)。
毎日コンビニ食だった食生活も、栄養を考えて料理をするようになって、食生活も激変。
すべて子どものおかげです!

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

ママとしての体験すべてが仕事の役に立つ!
たとえば、長女を5ヶ月で保育園に入れた時に大変な思いをしたのですが、そのときの体験談をコラムとして記事化。たくさんの反響があり、やりがいを感じることができました。

あとは、仕事を通じていろんな人に会えること!
最近一番テンション上がったのは、横山だいすけさんにインタビューができたとき、「5年間毎日見ていただいすけお兄さんだー!」と心躍りました♡(インタビューは真面目にやってます。笑)
保育園では仲のいいママ友家族ができ、休日に家族連れで遊んだり、娘の誕生日パーティーをしたりといった交流も、すべては子どもがいるおかげ。
仕事も子育てもしている今が、一番楽しいです!

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

いままでで一番のピンチは、夫婦で同時に倒れたとき!
私の実家は宮崎県。周囲に頼れる人がいないので、完全核家族子育て。ファミサポ等の子育て支援サービスも利用したことがありません。
朝起きたら夫婦そろって体調が最悪。1歩も歩けそうにない状況だけど、子どもを保育園に送らないと、この体調で元気な子どもの面倒をみるのは無理そう。でもどうやって送ればいいんだ…(泣)
頼れるひとがいない大変さが身に染みた瞬間でした。

結局タクシーで送り、その足で病院に行ってふたりで仲良く点滴してもらいました。
ママの体調不良は家庭が回らなくなりますよね、ほんと。

それをどうやって解決していますか?

夫婦共倒れのときは、解決するというか、どうにもならなかったですが、
子どもの体調不良時や急なお迎えコール時には、自宅にて仕事をさせてもらえる環境です。理解ある職場に感謝しています。
チャットツールなどを使い、リアルタイムで職場の同僚と報告や確認をしながら、自宅でも仕事ができるので、いざというときは助かっています。
ファミサポや家事代行サービスなども登録を検討中です。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児で大切にしているのは「スキンシップをたくさんとること」。

1歳の三女には毎日スリスリしながら「愛してるよ〜♡」と100回くらい言っている気がしますが、5歳と4歳の娘たちは甘えたい気持ちを隠したり、照れも出てきて素直に言えない様子。
上の子ふたりには少なくとも1日1回は「好き」を伝えたり、ぎゅーっとハグしています。

「好き」を伝え続けたら、子どもたちも「好き」を伝えてくれるようになって。
うれしそうに、照れくさそうにニヤニヤして、「ママ、好き〜♡」と言ってくれます。
これがたまらなくうれしいので、わたしもニヤニヤ。
あと何年、あと何回、こうやって甘えてくれるかわからないので、いま存分にたくさんスキンシップをとって、心と身体の成長の栄養になってくれたら、と願っています。

仕事で大切にしているのは、「自分の強みをしっかり生かすこと」。
時短勤務なので、短い稼働時間のなかで会社にとって、自分にとって、意義のある仕事ができるよう効率的に働き、自分の強みを生かせているかを意識し仕事をしています。

 

大脇さんはなぜママ向け編集のお仕事を、ずっと続けているのでしょうか?

これは単純に「好きだから!」

好きを仕事にすると、強い。これは昔から実感していることです。
編集者になりたてのとき、1ヶ月休みなしなんてザラにある激務でも、楽しかった思い出ばかりなのは、ママ雑誌編集の仕事が好きだったからだと思っています。

独身時、編集者として採用されたのがたまたまママ雑誌だったというのがきっかけですが、その後自らの妊娠、出産が仕事にも自分の経験が生きてくる。
好きな仕事を、好きな『ママ』というカテゴリーでできているは、とても恵まれた環境だとも思いますし、やりがいや楽しさにもつながっています。
ママメディアに携わって8年経ちましたが、これから先もママや子どもに携わるお仕事をしていけたら、と思っています。

 

雑誌編集とWEB編集の違いや、異動して大変だったことを教えてください!

雑誌編集者のときは、ワードが使えればなんとかなる!程度しかPCスキルがありませんでした。
しかしWEB編集に異動するとデータ分析や画像の加工、パワポを使用した企画書作成などやるべき範囲が増えて、新しく覚えることが多く、産休復帰後に苦戦したのを覚えています。

ただ、雑誌では自分の担当した企画の反響は読者アンケートなどでしかわからなかったのですが、WEBではPVやSNSのリアクションなどでダイレクトにわかるのが、WEBメディアの醍醐味のひとつだと思います。

また、即時性のある情報を扱えることや、写真・限られた原稿量だけでは伝えきれなかったことが可能になり、表現の幅が広がったことも面白さのひとつだと思います。

 

ママプレスの編集長をされている大脇さん。最近のワーママのトレンドや、流行りのアイテムなどあれば教えてください!

ワーママのトレンドとしては、『プチ起業』をする方が多いように思います。ヨガやネイル、ハンドメイド、ネットショップ運営など自分の趣味や特技を生かして、自分らしく、子育てと両立しやすい働き方として起業するママも増えてきているのではないでしょうか。

流行りのアイテムのなかでワーママにおすすめなのは『眉ティント』というコスメ!
一度眉に塗ると、約一週間程度色が持続するので、毎朝眉を描かずに済みますし、公園でどんだけ子どもたちと遊んで汗だくになろうが、プールに入ろうが、消えません!
私は「上下マツエク+眉ティント」の合わせ技で、パーツメイクの時間をカットし、忙しい朝のメイク時間が劇的に短くなりました。

習い事サイトも運営されていますよね。注目されている習い事などあれば教えてください!

2020年に小学校でプログラミングや英語が必修化します。
そのため、就学前にプログラミング教室や英語のの習い事を検討する親御さんも今後増えるかと思われます。
また、英語でスポーツや音楽などを学べる一石二鳥の習い事『ホビングリッシュ』(ホビー×イングリッシュ)は、時間が限られるママや子どもたちにおすすめ。
一方、ピアノや水泳など定番の習い事がいまも変わらず人気です。

親の一存で習い事を決めるのではなく、子どもが「やりたい!楽しい!」と思えることを見つけてあげ、伸ばしてあげることが一番だと思います。

ちなみに個人的には長女・次女が水泳を習っています。
バレエ、体操、ほかの水泳教室などさまざまな体験教室に足を運び、娘に合う習い事・教室を探しました。家庭と保育園以外での学びの場は、彼女たちの良い経験となっているように思います。

今後の目標やプランを教えて下さい!

仕事に関しては、これから新しいことにチャレンジし、自分の経験値を積み、スキルを上げていきたいと思っています。いつかまた紙媒体の編集も携わりたい…!
育児に関しては、まだ5年目なので毎日が発見と驚きの毎日です。心も身体も大きく育ついま、できることをたくさんしてあげたい。
そして将来、選択肢が多くある環境をつくってあげられればと思います。

 

三人姉妹

三人姉妹

最後に、メッセージをお願いします。

「3人子どもがいると、大変でしょう?」

そうよく言われるのですが、3人いても大変さはそう大差ありません。
「ただかわいい子どもが増えて、幸せが増えただけですー!」なんて答えています。
(現実は、週末三姉妹が通う保育園から持ち帰る荷物が重すぎてしんどいとか、まぁありますがw)

ママの笑顔は、ママ自身はもちろん、子どもの幸せ、家庭の幸せにもつながります。
自分でつくったルールや縛りに苦しみつらい時期もありましたが、スタンスを変えただけで、ワーママ生活は何倍もぐっと楽しくなりました。
まずは自分自身が笑顔でいられるよう、家事や育児はすべてひとりで頑張りすぎず、ときには息抜きをして、存分に自分を甘やかしていいと思います!

女性が子どもを産み、仕事を続けることが当たり前の社会になっていくこと、そしてママたちが働き方や働く場所などの概念に縛られることなく、それぞれのライフスタイルに合った働き方ができる社会になることを願っています。

2017年6月20日 0 comment
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今回ご紹介するパワーママは、各種ママ雑誌等で読者モデルとして活躍中の小澤あきさん。プライベートでは、7歳の男の子と5歳の女の子双子ちゃんのママです。やんちゃな男の子に加え、双子ちゃんという3人の子育てを小澤さんが1人で抱え込んだ時に、近くのママに相談したり、素直に甘えたりすることで、ママ同士の絆や助け合う環境ができることを実感。本当に救われたという経験から、ママ達のチカラで困っているママたちのことを支えたいと一般社団法人を立ち上げたそうです。そうした背景や、現在、小澤さんが手掛けるプロジェクトやイベントなどについても伺いました!

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プロフィール

・氏名:小澤あき
・会社名:一般社団法人MOTHER
・職種:広告等
・簡単な経歴:2008年に結婚後、2010年に長男、2012年に双子の女児を出産。社会とのつながり方について模索している中で、続けていたブログがきっかけとなり読者モデルなどの活動をすることに。(http://ameblo.jp/xxxmysweethomexxx
2013年にはComo暮らしニスタコンテストにて準グランプリを受賞。各ママ雑誌やウェブサイトにて活動。
2016年夏に、ママ100人プロジェクトをディレクション。 同年12月、一般社団法人MOTHERを設立。
2017年3月には、ママECブランドを中心とした展示会イベント、 FASHION MAMA PARTYを開催。
・居住地:東京
・ご自身の年齢:35歳
・お子様の年齢:7歳・5歳・5歳
・ワークスタイル:自営

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

PR案件におけるキャスティングや投稿協力依頼、イベント案件におけるキャスティング、座談会のセッティング、イベントの企画、運営、チャリティー事業。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:00  起床 身支度・朝食準備
6:30  朝食
7:30  子ども見送り・送り
9:00  内勤
10:00 打ち合わせ
12:00 昼食
13:00 営業
16:00 内勤
17:30 子ども出迎え・お迎え
18:00 食事の下準備・入浴・洗濯
19:00 夕食
20:00 洗濯物干し・洗濯乾燥予約
21:00 子どもたち就寝
22:00 残務処理などして就寝

 

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

何事にも感謝の気持ちが強くなりました。

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

特に決めていませんが、男の子の遊びはもう私では力不足なので主人に任せています。

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小澤さんはお子さんが3人いらっしゃるとお伺いしました。3人の子育てはいかがですか?お仕事と両立するにあたっての大変さはありますか?

3人だからということよりも、2歳差であること、上が男の子であること、かなりのやんちゃが2人いること、下が双子であることがとても苦戦しました。(笑)
すっごくすっごくたいへんでしたが、赤ちゃんを見るとまたほしいと思うし、常に「今」の子どもたちがいちばん可愛い!と思っています。
この頃は、ちょうどいいというか、これ以上大きくならないでいいよ♡なんて言ったりしながら、成長の喜び半分寂しさ半分。(笑)
今を大事にしたいとつくづく思います。

 

そうした中で一般社団法人MOTHERを設立された経緯や背景を教えていただけますか?

たいへんさを1人で抱えたとき、本当に本当に手が足りなくてどうにもならなかったんです。そんなときついつい内側ばかりに目が向きがちですが、外を見渡すとたくさんのママがいて、どんなママだって例外なくたいへんさを抱えている。そのママたちに相談したり、素直に甘えたりしていると絆もできて助け合う環境ができることで本当に救われたんです。
それを受けて、ママ同士もっと手を取り合って、1人1人がチカラを寄せ合えば、困っているママたちのことを支えることだってできるんじゃないかと思ったのが【ママ100人プロジェクト】のはじまりです。
初めてのことでしたが、私のこの気持ちに賛同してくださるママがたくさん集まって、ママたちの素晴らしい思いやりに改めてママの持つ強さとやさしさを目の当たりにしました。
その後、もっともっと地域や社会全体に活動を広めていきたいと考えて、MOTHERを設立いたしました。

 

MOTHERではどんなことに取り組まれているのでしょうか?

MOTHERはインフルエンサーママを起用したPR協力や、イベント企画、運営、座談会などの取り組みを通じてママたちの声を企業様へとつないだり発信したりしています。

 

『ママ100人プロジェクト』についても教えてください!!

ママ100人プロジェクト第1弾では、アパレルアイテムをママたちから提供していただき、代わりにプロカメラマンによるプロフィール写真の撮影を行い、活動するママを応援しました。そのアイテムは、オークションサイトに特設ページを構築していただき販売。収益の一部を熊本市長に直接お届けしてきました。
第2弾では、楽天市場Myuと共同主催で【FASHION MAMA PARTY】というママによるママのための展示会イベントを代官山にて開催しました。
ママがオーナー、またはママ向け、子ども向けのアイテムを扱うECブランドを中心に14店舗が出店し、普段ネットでしか見ることのできないアイテムを見て、着て、お得に買っていただけるようにしました。
2日間で200名を越えるママたちにご来場いただき、メディアの取材も受けて大反響!このイベント収益の一部は、あしなが育英会に寄付をさせていただく予定です。

これからもこうしたママたちが集まり、つながり、大きな輪となるようなイベントをどんどん打ち出していきます!!!

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FASHION MAMA PARTY

 

 ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

・育児では・・・私のしている取り組みを通じて、子どもたちにも自分のことだけでなく周囲と協力したり助け合う、思いやる、そんな心が自然と育まれているように思います。それと同時に、同じように働くママたちとつながることで、たくさんの情報共有ができたり、仲間が増えて、育児が楽になっている気がします。
・仕事では・・・ママならではの目線は、ママになったからこその視点、そういうものがクライアント様に求められることも多いです。
それに、ママになったからこその時間の使い方は、独身の頃よりも無駄が削ぎ落とされてより効率的になり、仕事にも役立っている気がします。

 

育児&仕事をしていて一番大変なことは?

これは、どちらにも共通!
自分の体調不良のときがいちばんたいへんですね。。でもそれも、最近は子どもたちがよくお手伝いしてくれるようになったので、「少し横になる」ということも短い時間であればできるようになって本当に助かります。

 

それをどうやって解決していますか(していこうとしていますか)?

今は、お友達ママが助けてくれたり、ダウンするときはダウンしてしまうというスタイルで身体の声も大事にしています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

どちらにおいても、バランスを大事にしています。
育児では、距離感というか、1対1になるとき、俯瞰でみるとき、母としてみるとき、社会の目でみるとき、それぞれ偏らないようにバランスよく…できたらいいなと日々勉強中です。
仕事においても、たくさんの人とお付き合いがあるのでバランスよく皆さんとお付き合いすることで思考が偏らないように意識しています。

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これからの目標を教えてください。

・育児では・・・たくさんの経験を共有すること。それを通じて、共に、成長すること。
・仕事では・・・仕事も…同じかな?人として、まだまだ成長段階。これからももっともっとたくさんの経験を積んで、たくさんの方々に学び、豊かな心でありたいです。

 

サイトを覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

ママたちのチカラを心から尊敬しています。
私はまだまだ新米ワーママですが、ぜひお仲間に入れていただけたらうれしいです!

 

MOTHERからのお知らせなどはありますか?

MOTHERでは、ママメンバーを募集しております。
http://mother-jp.org/contact
こちらの応募フォームよりご応募お待ちしております。
ぜひ、一緒にママ同士手を取り合っていけたらうれしいです!

 

インタビューby 柴田広夢

2017年5月8日 0 comment
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産後ママに好評の出張整体

今回のインタビューは、体に不調の起きやすいプレママ・産後ママが整体を受けることができる託児付きサロン、出張サービス事業を展開する山本亜希子さん。

山本さんはご自身の辛いご経験から同じような状況にいるママ達を元気にしたいと一念発起し、起業されます。たった一人で始められた前例のないプレママ、ママ専用整体は、ママ達の口コミで広がり、スタッフが増えた現在でも2ヶ月待ちの人気に。

山本さんの施術と同じように、ひたむきなママと赤ちゃんへの愛に溢れたインタビューです。(菅谷)

 

産後ママに好評の出張整体

産後ママに好評の出張整体

 

 

プロフィール

・氏名:   山本 亜希子

・肩書:マタニティセラピスト、NPO法人日本マタニティ整体協会理事、日本マタニティ整体スクール東京校講師、Mama’s body salon代表

・簡単な経歴:化粧品販売から一転、2人目妊娠中に起業を決意、働きながら学校へ通いMama’s body salon設立、NPO 法人日本マタニティ整体協会理事に就任、日本マタニティ整体スクール東京校開校

・居住地:品川区

・ご自身の年齢 :32歳

・お子様の年齢 :8歳、6歳、1歳

・ワークスタイル:自営業

NPO法人日本マタニティ整体協会認定
   Mama’s body salon

HP:http://www.mamas-body.net/
Facebook:https://www.facebook.com/
ブログ:http://ameblo.jp/mamasbody/

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

【産前産後の引きごもりがちなママの背中を押したい!身体も心も楽になってほしい!】という思いで以下の活動をしてます。

Mama’s body salonの運営

外出が難しい産前産後ママのご自宅、産院へ出張整体、スタッフ皆で駆け回ってます。

不動前隠れ家サロンでは保育士による託児サービスも実施。

毎日赤ちゃんの声で満たされています。

日本マタニティ整体スクール講師活動

産前産後ケアについて各地から学びに来られる方へ妊娠中の身体の事から産後のエクササイズ方までお伝えしています。

NPO法人日本マタニティ整体協会理事活動

全国のマタニティ整体店運営サポート

「ママと赤ちゃんに優しい抱っこ紐の使い方」レクチャー

アトレ、ららぽーと、品川子育てメッセ、大田子育てメッセなどでお話しさせていただいています。

スマイリングベビーでのコラム執筆

優しい抱っこ紐の使い方をレクチャ

優しい抱っこ紐の使い方をレクチャ

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00 起床、家事、朝食

8:00 主人と子供3人の見送り

8:30 パソコンチェック

9:30 開店準備

10:00 サロンオープン

12:00  昼食

18:00 サロンクローズ

18:30 別々の保育園へお迎え

           スーパーへ買い物

19:30 夕食、入浴、団らん

21:30 子供達就寝

22:00 パソコンチェック

22:30 ドラマ鑑賞

00:00 就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

生き方が変わりました。妊娠する度に色々な事に気づかされました。

第一子の時はまず体型が変わり服が着れなくなりました。オシャレしたい気持ちもなくなってしまい、女性として自身喪失。

また、いつ泣いてしまうかが気になり周りの目も怖くなり引きこもるようになりました。

第二子の時は楽しく子育てしたい!前の自分みたいなママ達の為に動きたい!思い立ちました。

第三子の時は産前産後ケアの大切さを再確認でき仕事も母としてもパワーアップする事ができました。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

子供の将来の夢が、「マッサージする人!」だった時。

楽しく仕事していることが伝わっていたのだと凄く嬉しかったです。

第2子ご出産後に整体の勉強を開始され、起業されたとのこと。きっかけはなんだったのでしょうか。

第二子妊娠中に身体の不調を感じた時、妊婦を受け入れてくれる店がなかった事、第一子の産後引きこもっていた経験が独立起業のきっかけでした。

サロンで安心して施術を受けられるよう託児も

サロンで安心して施術を受けられるよう託児も

 

起業から5年。セラピストも増え、託児付きサービスやヨガレッスンとサービスを順調に拡張されています。これまで経営は順調だったのでしょうか?また経営者として大切にされていることはなんですか。 

起業当初はまだ信頼もないサロンだったので難しかったです。ですがステキな優しいお客様に恵まれあっという間に口コミで広がりました。

起業3ヶ月で予約パンクになり予約の取れないサロンとなり今も予約は常に2ヶ月待ちの状況です。

経営者として大切にしていることは、「自分の想いを曲げないこと」です。

5年間いろいろな事がありました。

甘い誘惑、企業からのオファー、ラジオ出演、TV出演等。でも納得できない仕事はしない事に決めています。

Mama’s body salonを立ち上げた時の初心の心を忘れない。

スタッフ皆が楽しく仕事ができるよう何が必要か常に考える事も忘れない。

夢は壮大にもつ。それを伝える!

整体サロンですが施術後はお客様もスタッフも楽しかったと笑顔がこぼれるサロン。ずっと作っていきたいのです!

一緒に頑張る仲間たち

一緒に頑張る仲間たち

 

育児&仕事をしていて大変なことは何ですか?そしてそれをどうやって解決していますか?

・大変な事は、限られた時間の中で両方をしっかりこなす事。両方を完璧にこなせる日は少ないです。

・なので1人で完璧を目指そうと思わない事。

育児でも仕事でも周りの人達を信頼して助けを求める事!

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児も仕事も沢山愛を注ぐ事!

今後の目標やプランを教えて下さい!

育児では女も男も3人共が強い子になってほしい。(精神面でも体力面でも)

あとは楽しく笑ってくれていたらそれでいいです。

仕事では今後は区との連携や産院との連携を考えています。

23区に1店舗ずつサロンを増やし、拡大。そしてスタッフ皆が育児と仕事どちらも楽しくて安心して働けるサロンを持ち続けたいです。

最後に、メッセージをお願いします。

引きこもりだった私が、まさかサロンを作りスタッフを沢山抱えるとは昔の私では全く想像もつきませんでした。初めての転職だったので主人からも母からも反対されましたが、何日も熱弁し納得してもらいました。何かをやりたいと思った事が産まれて初めてだったんです。

天職に出会えたのは妊娠出産をし母になったからです。

きっかけをくれた子供達に感謝し、育児や家事を支えてくれている主人、義理母、母に感謝しています。

ある日ふと思い立ち身体が動いてしまうのであれば天職かもしれません♡

母になってからでも気持ちがあれば、いつでも挑戦できるはずです!

ありがとうございました。

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2016年10月28日 0 comment
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ご自身が描いた絵と、ルミコさん

今回のインタビューは、フリーランスとしてアーティスト業とNPO活動とママ業をこなすルミコハーモニーさん。

小さなお子さんたちを連れての、旦那さんの赴任による1年間のブラジル暮らし、言葉もわからない中で、どう乗り越えたのか。

また、帰国後に始めたアーティスト業やNPO活動についても、ここ1年でパワフルに活動されている模様をご紹介いただきます。

転勤族の妻であるワーママさん、少なくありません。

場所が変わっても活動し続けるパワー、元気をもらえるはずです!

 

 

ご自身が描いた絵と、ルミコさん

ご自身が描いた絵と、ルミコさん

 

プロフィール

・氏名:ルミコハーモニー

・肩書:アーティスト/NPO法人副理事長/コンサルタント

・簡単な経歴:

フィンランド人と結婚後ブラジル一年逗留。3児出産後、2015年10月よりアーティストとしてのキャリアをスタート。同時にNPO法人ザ・グローバル・ファミリーズを設立。過去のインタビュー記事

・居住地:横浜

・ご自身の年齢 :35歳

・お子様の年齢 :4歳、2歳、1歳

・ワークスタイル:フリーランス

 

初めて貰った仕事の紙芝居

初めて貰った仕事の紙芝居

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

アーティスト業とNPO活動とママ業が三位一体となったワークスタイルです。日々の様子はinstagramに、仕事情報は自分のWEBに、その他情報発信はfacebookに随時UPしてます。

  • アーティストとして

物語を圧縮して表現する、メインビジュアルやオリジナルキャラクター制作を展開しています。また、物語をより味わって頂くために、アートワークショップを開催したりしています。

一番最初に頂いた仕事は、産後ママの体力をメンテナンスする体力メンテナンス協会からの依頼で、産後ママがバランスボールで楽しくなっていく紙芝居の絵を描きました。その紙芝居が絵本化されたり、作画したママイベントのメインビジュアルが「家族の心をつかむデザイン」というデザイン本に収録されたり、活動が拡がっていって嬉しいです。

最近では、日本財団のプロジェクトやオーガニックイベントでの絵のコンテストのメインビジュアルやアートワークショップが進行中です。北欧イベントのプロデュースや来年度は大学での講和も予定しています。

第1回オーガニックライフスタイルEXPOにおける第1回キッズアワード~ぼくのわたしの食べ物の絵コンテスト~のメインビジュアル制作及びコンテストの審査員

http://kidsaward-food.strikingly.com/

〇日本財団助成事業「郡山・暮らしづくりビレッジ」のメインビジュアルやアートワークショップ

http://www.kurashivillage.jp/

〇国際結婚の連載(イラストも描いてます)

http://tokyowise.jp/rensai/international-marriage

  • NPO法人ザ・グローバル・ファミリーズの副理事長として

約1年前に設立した”親子で国際交流”を支援するNPO法人ザ・グローバル・ファミリーズは、2 大軸で活動しています。1つ目は「グローバルおさんぽ」と称して、一日家族デートのマッチングを無償で提供しています。2つ目は、英語で実施する様々なアクティビティイベントです。港区の助成を一部頂き、港区のドラマスクールTokyo Beesと一緒に和文化を取り入れた、音楽と芸術のワークショップを2016年10月~2017年3月まで実施しています。概要や申込はこちらから

活動開始以来、非常に多くの人々に共感して頂き、猫の手も借りたい程充実しています!また、設立数カ月後には雑誌”AERA”に活動が掲載され、半年後には首相公邸にて50ヵ国以上の大使館夫人に和文化をお伝えする機会に恵まれる等、多くのニーズに対応しています。

今では、意識の高い系ワ―ママのみならず、大学生や子供がいないビジネスウーマンにも、NPOの活動を手伝いたいと言って頂ける事が多くなってきました。自ら何かもっと社会に貢献して生み出していきたいという意欲が、ちょうどNPOの活動を通してより充実感のある日々になっているようです。一人でも多くの方々が輝ける機会を、これからもどんどん生み出していきたいです。

是非この機会に皆さん、NPO法人ザ・グローバル・ファミリーズの活動に参加してください!無料登録ユーザーになって、グローバルおさんぽやイベントに参加したりも出来ますし、運営ボランティアに参加したいなど、お気軽にコンタクトしてくださいね。詳細はこちらに。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00 起床、家事、朝食

9:00 アート制作

12:00 昼食

13:00 打ち合わせ(子連れ)

16:00 子どもと公園

19:00 夕食・入浴

21:00 就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

母として、妻として生きる前に、自分として生きる大切さを見出せました。

ガツガツしたバリキャリタイプだったので、周囲には結婚すらしないとさえ思われていました。が、実際に子供が生まれてみると、平日は朝預けて夜お迎えしてご飯食べさせて寝させる…そんな多忙な生活がしっくり来ず、専業主婦としてという可能性も考えました。しかし、そう考えた時に、目の前が真っ暗になりました。私は、誰かの妻とか誰かのママだけで生きて行くのは、どうやら出来ないと分かりました。産後直ぐ絵を描き始め、少し自信が持てると笑顔になれました。毎日楽しく笑顔でいれると、子供達も親の背中を見て自分を持って生きてくれると信じています。

また、極度の悪阻や3度の出産・授乳期を経験して、体調不良の辛さを経験することで、寛容になることが出来たように思います。自分ではどうしようもないトキがあることを学びました。子ども達と暮らしていても、調子の良い時、調子に乗り過ぎる時、イヤイヤな時と様々な事情が其々あります。寛容になればそのトキを楽しめるのだということが分かりました。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

ママの絵を見て、「ママの絵良いねぇ~」とシミジミ子供が言ってくれたり、自ら絵を描いてくれる様を見ていると、本当に良かったと思います。

 

育児&仕事をしていて大変なことは何ですか?そしてそれをどうやって解決していますか?

どうしても集中して作業時間を取らなければならない事がありますが、それは家族に週末など子供の面倒をみてもらったり、夜中や朝早く作業するように工夫しています。

折角渋谷区の認可保育園に0歳で長女を入園出来たのに、1年後ブラジル長期滞在の為、泣く泣く退園しました。この保活難の時代に!

更に、2児の幼児を抱え妊娠12週で帰国したのは、3月中旬。結局、実母に関西から来てもらい同居することにしました。最初は子供達を9時~18時まで面倒みてもらって、バリバリ仕事する気満々でした。が、実母も70歳と高齢で疲れることから、今は一日数時間作業させて貰えれば有難いという感覚に変わりました。同居開始半年はかなりバトルしました。今も同居するのはちょっという方多いのでは無いでしょうか?ただ、私の場合は、数時間でも面倒みてもらわなければ、自分の生活が立ち行かないことから、かなり譲歩しました。

発想の逆転で、積極的に子供3人と公園に行っては、子供と触れ合うことを楽しむことにしました。良く考えればそれはほんの数年の事ですから。そしてその体験から、アイディアを発想していってます。ある意味、積極的公私混同と言いますか、子育ての経験を仕事化していくことにチェンジして行ったのです。良く「どうマネジメントしたらそんなにアクティブになれるの?」と聞かれますが、案外公園で子供たちを眺めながら、イベント企画実現のための交渉やPRまで携帯一つで出来ちゃう時代だからでしょうか。。

 

9月に第3子の1歳のバースデーパーティをした時

9月に第3子の1歳のバースデーパーティをした時

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

大切にすることは、育児も仕事も共通してます。

毎日幸せと思えること。

ずっと、”Happiness is”という問いが頭をぐるぐる回っています。幸せになるための20のこと<HAPPINESS IS…..>にまとめてます。

日本人は勤勉で謙虚であることを美徳として育てられているので、現状を幸せと思える人が少ないのではないでしょうか。少なくとも、私はその最たるものでした。北欧男子の夫との生活の中で、如何に日々の幸せを大切にすることが大切かを再発見することが出来ました。

親が幸せであれば、別段これといって子供達に力む必要はなく、親の背中を見て子供は育ちます。寧ろ、本人達の自発性に委ね、それに寄り添うくらいです。

工夫すること。諦めないこと。

人生は3つの坂があると思います。登り坂、下り坂、そしてマサカ!です。上り調子の時も、マサカという気持ちを忘れず、様々な状況をシミュレーションしますし、低迷期や落ち込むことがあった時も、マサカな逆転を期待して出来ることを積み重ねます。

例えば、北欧男子の夫は結婚時貯金ゼロだったんです。それどころか、結婚とか出産ってお金掛かるの??といった具合です。今後貯金の発想が無い人だとと非常に不安になりましたが、”0円育児”という本を書こうと思ってるくらい、お下がりで99%育児グッズが揃いました。

 

急なブラジル赴任による見知らぬ土地での生活、どう乗り越えたのでしょうか?

未知の不安を、挑戦してみて克服しました。

「産後3ヵ月のベイビーを連れて、ブラジルへ行く」と言うと9割の人が難色を示しました。なんだか危なさそうだし、衛生面も不安という理由で。でも、私はこういう風に考えました。“そこにも暮らしている人がいるから、暮らせないことは無い。”

実際行ってみて、確かに「ポケットに50レアル(約2,500円)入れとけ」と助言され、身の危険を感じました。それは、強盗が銃を突き付けて脅した時に、さっと渡せるよう準備をしなさいということだから。その金額が多過ぎても少な過ぎてもダメで、撃ち殺されてしまうそう。でも、ベイビーと行動してたので、明るい日中にしか出歩かないし、ベイビーを抱っこしていると印籠持ってる感がありました。きっと強盗もベイビーの前では天使になってしまうのかもしれません。それくらい、ブラジルはベイビーに愛が溢れていました。

現地の言葉はポルトガル語で、一言も分からない状況で行きましたが、フレンドリーなブラジル人がどんどん話し掛けてくれるので、半年後には市場で買い物が出来るようになりました。また2歳の娘がネイティブレベルに吸収したので、翻訳してくれました。「ママは分からないから」と。現代では、ネットさえあれば、翻訳したのを見せることが出来るのも助かりました。

雨が降れば停電し、肉と果物以外は高額な税金のお蔭で物価高で、日本なら簡単に安くて良いモノ手に入るのに~ともどかしさを覚えたこともあります。しかし、期間限定と割り切れれば、全く別世界での経験は楽しむことが出来ました

ブラジルで、愛は何よりも大切なことで、愛を表現することの素晴らしさを学びました。また、日本人ということで沢山話し掛けられ、世界において日本人が愛されていることを実感することが出来ました。子連れで海外で生活するのは、非常に面倒くさいし躊躇してしまいがちです。しかし、実際に行ってみると、南米は子連れで行くべきとさえ思える程の魅力を感じました折角のチャンスが目の前にある時、恐れることなく挑戦してみれば、そこに立つことで見える景色は異なって来るように思います。

がんばり続けれる秘訣はなんですか?

きっと自分には何も無いという思いが根底にあるんですね。別段目を見張る才能も無ければ、強力な両親のバックアップがあるわけでもなく、逆にコツコツ同じことを続けることは苦手なんですけれど。ただ、20歳くらいから、徐々に、自分が何も無いことをまず受け入れ、無いなら自分で積極的に取りに行くように人生を転換しました。何でも興味を持ち、なんでもやっていくと、思わぬことがひょいっとつながってハーモニーが生まれる。失敗しても、その失敗こそが次の成功につながる貴重な経験だと考えられるようになり超ポジティブシンキングになってからは、出来るだけ多くのことをやりたいという気持ちが膨らみ続けています。手を出し過ぎて、オーバーワークになると、一つ一つが零れ落ちて行ってしまうし、本来自分のやりたくない事にもどんどん支配されていくようになります。そんな時は、少し立ち止まって、自分の心に耳を傾けます。本当にやりたいことは何か、そのためにはどういうチームを組めば自分の価値を最大限生かせるかをしっかり考え、チームを編成していくのです。だから、大抵は自分のやりたいことなので、頑張り続けられます

 

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

様々なアイディアを多くの人に届けたいので、それは絵だったり、本だったり、イベントだったりしていくと思います。ポッドキャストもやって~と言われるのですが、、、相方がいれば…と思ってます。

 

 最後に、メッセージをお願いします。

昔はいつかの幸せのためにと、日々の生活はないがしろにしていましたが、今は一日一日をどう幸せに生きるかに注力しています。多分、今を生きることが人生だと思います。

2016年10月20日 0 comment
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山口さん

モバイルマーケティング企業の株式会社D2Cで働く、広報宣伝を担当する山口久実子さん。
3人の子供を育てながら藤沢から東銀座まで通っているそうです。

3人目の育休復帰について悩まれた結果の出社1日目の発見、
問題解決と感情コントロール方法、そして旦那さんとの話し合い前の準備、
広告営業から広報への異動、
単身での超短期留学などなど、

3姉妹を育てつつ、努力や挑戦を重ねている山口さん。刺激になる事、間違いなし!(椿)

山口さん

山口さん

プロフィール

・氏名:山口久実子

・会社名:株式会社D2C

・職種:広報宣伝

・簡単な経歴:

慶應義塾大学卒業後、外資系ISPや広告代理店を経て現在の会社に転職。

代理店営業として総合代理店から専業代理店まで担当し、育休復帰後に現職。

・居住地:神奈川県藤沢市

・ご自身の年齢 :37歳

・お子様の年齢 :小学5年、4歳、2歳の三姉妹

・ワークスタイル:正社員、時差出勤×時短勤務

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

株式会社D2Cは、2000年にNTTドコモ、電通、NTTアドの3社合弁で設立され、世界初のモバイルマーケティング企業としてスタートしました。現在では、デジタルマーケティング事業、ドコモ事業、海外事業など、デジタル領域を軸に幅広い事業をD2Cグループとして展開しています。

広報宣伝としては、D2CグループのPRや情報発信だけでなく、デジタルを活用したマーケティング施策を表彰する「コードアワード」、中高生のためのアプリ開発コンテスト「アプリ甲子園」などデジタルマーケティングの発展に寄与する活動にも注力しています。

私自身の担当としては、オウンドメディアの運営や編集が中心で、D2Cグループが携わったイベントやキャンペーンを取材することも。デジタルマーケティング事業は成長も変化も早い業界なので、常に広くアンテナを張りつつ、自分自身も柔軟性と成長が求められる仕事です。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

<起床>

5:30 保育ノート、保育園準備、小学校のプリントチェック

6:00 洗濯物たたみ、入浴、身支度

<夫と子供起床>

6:30 子供の身支度+トイレトレーニング

*朝食準備、保育園送りは夫が担当

6:50 出社(LINEの返信、メールとニュースをチェック)

8:30 始業(原稿校正、記事アップ作業、各SNS配信等)

11:30 ランチ(一日分の栄養をここで摂取)

13:00 社内外での打合せや取材

16:00 退社(長女とメール連絡、習い事やイベントの日程調整)

17:30 保育園お迎え

18:30 夕食準備→夕食(出来上がったメニューから食べる)

20:00 子供の入浴→仕上げ磨き+トイレトレーニング

21:00 寝付かせ→寝落ち

*翌日の洗濯予約セット、食洗機セット、調理器具の片づけは夫が担当

<就寝>

 

出産・子育てを経て、何が一番変わりましたか?

休日がすごく忙しくなりました!

独身時代はゆっくり家事をしたり疲れを取ったりする時間に充てられていたのですが、子供たちが成長するごとに休日のタスクが山盛りになってきました。

今では平日できない家事から習い事の送り迎え、学校行事や地域のイベント参加に加え、家族のレジャーもよりアクティブに。休むヒマがないので「休日」ではなくなりました(笑)

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

今でも覚えているのは育休復帰1日目のことです。

育休をいただいていた1年以上の間、本当に復帰すべきなのかずっと悩んでいました。特に長女が小学生になったので、学校行事への参加や学業のフォローアップ、帰宅後の過ごし方や習い事の送り迎えには在宅の方が安心ということもあって…。

迷いに迷い、後ろ髪ひかれる思いで復帰したのですが、いざ出社してみると職場にいるというだけですごく楽しい!一気に迷いが吹っ切れました。この日、子供たちをお迎えに行った時の笑顔は格別だったと思います(笑)

子供と離れて身軽になったからとか、自分の時間ができるからというとちょっと違う。「私がいなくてもどうにかなるだろう」と思うしかない状況にすることで子供の力を信じて任せることにつながった気がしました。

子供とのちょうどいい距離に気づかせてくれたくれたことが、育児と仕事を両立してよかったことですね。

 

3人のお子さんたち

3人のお子さんたち

 

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

何でも自分でやらないと気が済まない性格なので、仕事をひとりで抱え込んでしまい苦しい時期がありました。

育児も同じ轍を踏んでしまい何度も行き詰まることがあったのですが、時間に制約のある仕事と思い通りにならない育児の両立を経験して、どんな働き方でも時間は有限で、自分ひとりでできることには限界があると、やっとわかったような気がします。

とはいえ思考のクセを変えるのは根気がいるので、今もなお四苦八苦していますが…。

 

それをどうやって解決していますか?

夫に相談して解決しています。

自分ではどうにもならずに困っていることや改善したいことを、常にiPhoneのメモ帳に書き溜めてるんです。もちろん、夫への不満も(笑)

その代わり、できる限りの感情をメモ帳にぶつけて、そこで解消するようにしています。

ある程度言いたいことがたまったら、マイルドな言葉に変換してノートにリストアップ。言いたいことを起承転結にまとめ、それを頭に叩き込んでから話し合いをします。

そこまでやっても怒りが舞い戻ってきて感情的になることはあるのですが、夫は非常に辛抱強いので、その度に改善しようとしてくれます。

夫が改善してくれると、私も文句ばかり言ってられないな、自分もちょっとはがんばらないとな…ってなりますよね(笑)

このサイクルを積み上げていくことで、家族の様々な困難を乗り越える力がつく気がしています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では「自分が子供だったらどうするか」を大事にしています。

私は自分が子供だった時のことを嫌になるほどよく覚えているので、「ママが子供の時もこんなことあったな~」と失敗談をすると、子供たちはすごく楽しそうに聞き入ってくれるんです。

子供って、大人の失敗した話がすごく好きなんですね。なんでこんなことずっと覚えているんだろうと嫌になることもあったのですが、自分が子供だった時の記憶が、今では子供たちとの架け橋になっている気がしています。

仕事では、チームや会社、お取引先に対して、「自分がどう貢献できるか」を第一に考えてきました。

すぐには社会に貢献できる仕事でなくても、自分がやったその先のどこかで社会をまわすことにつながっていたいと思います。

現在はサポートしてもらうことばかりで、とても貢献どころじゃないんですが(笑) サポートしてもらった恩を、仕事の質で返せているかは常に意識しています。

今年は社会人15年目になるのですが、ここへ来て自分のやりたいことを仕事でも実現してみたい欲が出てきました。限られた時間で最大限パフォーマンスを上げるには、「これがやりたい!」という強いモチベーションがあると、スピードも質も上がることにやっと気がついて(笑)

時間に制約のある今の働き方だからこそ気づけたことなので、仕事と子育てが一緒になって初めて、私の成長を押し上げてくれる力になっています。

 

子ども向けメディアをはじめたきっかけは?

先日、文部科学省は2020年から小学校での「プログラミング教育の必修化」を検討すると発表しました。確かに最近、プログラミング教育の話題をテレビで見る機会も多くなったなと思います。

そんな中、お母さん、お父さん、先生、そして子供もみんながプログラミング教育の大切さを知りたがっているのではないかと。

私自身もD2Cが6年前から主催をしている「アプリ甲子園」を見て、中高生の能力の高さに驚嘆しています。しかし、プログラミング教育を行う上で何を教えればいいのか、何を分け与えていいのか、分からない方も多い状況なのではないかと思いました。

本格的なプログラミング教育の義務教育化が行なわれていく中で、必要な情報を提供していきたいと思い、「こどものミライ」(http://kodomomirai.com/)というメディアを立ち上げました。

 

職場の理解、社内のワーママに対する雰囲気はいかがでしょうか?

正直、子育てするようになって初めて「うちの会社ってこんなにいい会社なんだ!」と気づきました(笑)

平均年齢が若い会社にも関わらず、子育て世代だけではなくその先の介護や自分の病気、様々な環境や様々な状況にある人に対して、どうすれば働きやすい環境が整備できるか、こんなに考えてくれているとは知りもしませんでした。

社員が困った時にどれだけサポートしてくれる会社なのかということは、当事者にならないとわからないですもんね。

職場復帰直後は、すごく配慮された仕事内容やチーム体制に対して「もっとできるのにな」と思うこともありました。あまりにも休め休めと言ってくれるので、逆に心配になるくらいで…(笑)

現在、最後の育休から復帰して2年経ちますが、下の子になるほど手離れが早い。これなら残業もできるなと思い、週に1-2回は夫にお迎えをお願いして思う存分仕事しています。完全に元のペースには戻せなくても、思うように仕事できるようになるまであっと言う間でしたね。

働けるうちは目一杯働き、いざという時はサポート体制が整っているというのは、どんな状況の社員にとってもすごく心強いことです。

仕事に100%打ち込めない時期は誰にでも必ずやってくる。でもずっとじゃない。

いろいろな働き方を許容することによって、自分にとっても働きやすくなる、そういう職場の雰囲気は醸成されつつあるなと感じます。

 

営業から広報への異動では仕事内容も変化したと思いますが、どうでしたか?

営業歴は前職も含め6年くらいですが、もともとはありがちなクリエイティブ志望だったんです(笑)

ただ、営業企画として入った前職で、人と人、企業と企業の間に自分が入って進めることに楽しさを覚えてからは営業が好きになりました。営業なら制作に口も出せますし(笑)、会社の利益代表として全体をコントロールしたり、お金を引っ張ってくるのは営業の醍醐味かなと。

もちろん、売上という数値目標のある営業は大変です。でもそれ以上に、クライアントや代理店、メディアや制作など多くの人が関わっているので、時間のコントロールが難しい。育休復帰後は営業サポートに回りましたが、最前線から離れて寂しい反面、ほっとしたのを覚えています。

営業サポートを経験した後に広報へ異動となるのですが、実は、広報についてよく知らなかったんです。異動が決まってから慌てて「広報と宣伝の違い」を検索した覚えがあります(笑)

広報をやってみてわかったのですが、メディアやPR会社の方だけでなく、クライアントや代理店、プロダクションなど様々な人との関わりという点では広報も同じです。ですが、会社の経営戦略と同じ目線で物事を考える、会社のビジョンを具現化して伝えるという点では、より俯瞰した視点や論理的思考が私には足りないなと痛感しています。

また、業界の変化に伴いグループ各社の事業内容も幅広くなっているので、広告だけでなくデジタルマーケティング全般の知識を身につけている必要があります。柔軟性と成長が求められる仕事ですが、それってどんな仕事でも常に必要とされるスキルですよね。子供や家庭を持つことで変化を避けていた時期もありましたが、今は「子供の成長に負けてないかな」を合言葉に自分に発破をかけています。

現在は、D2Cグループの社員がライターとなって記事を作成するオウンドメディアの編集を主に担当しています。経験も知識も自信もないですし、当初はおそるおそるやっていたのですが、記事校正のために情報収集をしたり、取材した内容をまとめたりするのって意外と性に合っているかも!とまで思えるようになってきました。

予想もしていなかった部署への異動でしたが、今までのキャリアがリセットされるわけではないんです。全く経験のない仕事でも、今まで自分がやってきたことが必ずつながっている。そのキャリアや経験をどう活かすかが大事で、少なくとも、今までやってきたことを与えられた場所で活かそうとする工夫そのものが、その次の仕事へもつながっているような気がしています。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

目標は121歳まで生きること!!

22世紀がこの目で見たい!!

「70歳からカメラを勉強し始めた」とか、「80年来の夢を叶えた99歳の大学生」なんてニュースを耳にするとワクワクしますよね。やりたいことを詰め込んでいれば、100歳なんてあっという間じゃないかなと。なので、121歳というのは結構本気です(笑)

仕事と子育てが落ち着いたら「学び直し」がテーマなので、アーユルヴェーダというインド伝統医学を学び直したいです。海外留学もしてみたいので、ドクターを目指してインドの大学に入学するのもいいですし。

実は、ちょっと前までは唯一の趣味だった「超短期留学」が目標だったのですが、夫から「ひとりでどこか行ってくれば?」と提案されて、それが叶ってしまったんです。

「ひとりでやりたいこと」なんて想像もつかず、当初は面食らいましたが、仕事で実現したいことや家族と一緒にやりたいことだけでなく、自分がやりたいことを持っておくというのも、すごく大事だと気づかされました。

今すぐには難しい夢やアイデアも、常に懐であたためておこう、いつでも飛び出せるようにアップしておこうと思います。

 

超短期留学!? 具体的にどういうことをするのでしょうか?

毎年、有給休暇以外に連続して最大5営業の休暇がもらえる「リフレッシュ休暇」という制度があるのですが、その連休を活用して海外で勉強をしてくることを勝手に「超短期留学」と呼んでいます。

私の場合は学生時代からひとりで海外へ行くのが好きだったのですが、買い物も観光地もしっくりせず、一日中路線バスに乗り続けたり、現地の映画館へ入り浸ったりしていたんです。

唯一の楽しみが、出発前に叩き込む現地の言葉がちゃんと通じるか試すこと。それで、「そうか、私は勉強するのが好きなんだな」と気づいて、どうせやることがないなら海外へ行ったついでに学校へ通おう、なんなら資格を取ってこようと思いついたのが超短期留学のきっかけです。

探すとマッサージ師やヨガのインストラクター、アーユルヴェーダのセラピストなど、1週間足らずで受講できるコースが意外とあるんです。趣味の域を出ないものばかりですが、継続的に勉強すれば日本でも仕事に活かせるかもしれないし、まあ仕事にならなくても学校を通じていろんな国の友達ができるしいいかなと(笑)

この9月は、タイに伝わる伝統医学の一つであるルーシーダットンという自己整体法を勉強してきました。金曜の午後に会社を出発、火曜の朝には職場に直行という強行スケジュールでしたが、三連休でも意外とできるんですね。

うちの会社は、有休とリフレッシュ休暇をくっつけて2-3週間の語学留学にいく社員も少なくないんです。有休はカツカツ、リフレッシュ休暇は子供との夏休みで消化するので今の私には三連休が精一杯ですが、次はどこに何をしにいこうか今から計画するのが楽しみでなりません!

それもこれも夫の助けと、夫に家や子供のことを任せられるだけのスキルがなければできないことなので、夫には非常に感謝しています。ここまでやられてしまうと彼の趣味も許容するしかないですよね。家事育児スキルもあり、そんな策略も提案してきた夫には太刀打ちできません(笑)

 

 

超短期留学

超短期留学で取得した資格

 

最後に、メッセージをお願いします。

 

「お母さんが悩んでいるということは、子どもに心が向いているということ」

「親は悩まないといけない、そして、その親の真摯な悩みが未来の社会を変えていく」

これはある保育園の園長先生のおことばですが、私はすっごくネガティブなので、このことばを聞いて「悩んでいいんだ」と救われた気持ちになりました。

最後の育休から復帰して2年経ち、確実に手離れしています。でも、成長に応じて内容が変わるだけで、悩むことはまだまだ多いのが実情です。

仕事に専念してぐいぐい成長している同世代の話を聞くたびに焦ったり、仕事も育児も楽しむ人のポジティブさにやられて、ますますネガティブになったり…。悩んで悩んで、足踏みするばかりのような毎日です。

それでも、その悩みがいつか未来をひらく力になるなら、悩みをやりたいことに変えて、懐であたためていようと思います。

2016年9月30日 0 comment
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下村さんと3人のお子様たち

今回のインタビューは、商社で海外の事業投資関連のマネージャーをされている商社パワーママ。

実は私も短いながら元商社務めでしたが、当時の先入観もあり、商社勤務の海外投資部門の管理職でで3児(一番下は年少さん)ママのワークスタイルが全く想像できなかったので、とても興味がありインタビューさせていただきました。

“ワーママ”というより、”グローバル人材”としての仕事に対するプロフェッショナル思考、アウトソースの活用をしつつ、仕事にコミットしきる姿勢を持つ一方、”仕事をすればするほど、ママたちは、「これで良いのかな?子供達を蔑ろにしていないかな?」と悩みます。”という側面も垣間見て、みんな悩みは同じなんだとある意味ホッとしつつ。
頑張るママさんだけでなく、その旦那さん、上司、部下の皆さんにも是非読んで頂きたい、ワーママの覚悟と実行。勇気が出ます!(椿)

 

下村さんと3人のお子様たち

3人のお子様たちと一緒に

プロフィール

・会社名:総合商社
・役職名:マネージャー
・職種:営業(総合職)
・簡単な経歴:1997年入社。主に海外の事業投資を担当。
・居住地:東京都
・ご自身の年齢 :42歳
・お子様の年齢 :10歳(小学校5年生)、7歳(小学校2年生)、年少(4歳)

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

英国との時差がある仕事なので、午後4時位からが本格始動です!

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

(出張や会食の無い日の例です。)
5:30 起床、朝食、おやつ、夕食の準備、洗濯、掃除
6:30 家族を起す
6:40 宿題に付き合う
7:15 朝食&片付け
7:45 上の二人を見送る
8:15 洗濯を干す
8:30 保育園へ送り届ける
9:15 始業
19:30 帰宅(子供達は、シッターさんと食事済)
20:00 子供たちの宿題
20:30 子供とお風呂
21:00 読み聞かせ
21:30 子供の寝かしつけ
22:00 洗濯ものをたたむ、収納
23:00 学校、習い事、関係の連絡事項チェック
23:30 メールチェック、読書
24:30 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

3度の出産を経験し、青臭いですが、子供達が生きて行く日本の未来に就いて、深く考える様になりました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

Working Motherも、専業主婦も、或いはお子様のいない方も、シングルライフも、自分が選んだ道ならば、どの生き方も素敵だと思います!
正直、子供がいなくて仕事に没頭できる環境が、羨ましいと思う事もあります。
逆に、子供と24時間一緒にいる専業主婦のママが、とても羨ましい事もあります。
色んな意味で私は中途半端ですが、中途半端だからこそ、その両方のつまみ食いが出来るのだ!と前向きに捉えています(笑)

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

海外出張時の子供の送迎、習い事対応、家事のやりくり。

それをどうやって解決していますか?

ベビーシッターさんを2人と、家事代行の方2人に外注しています。パパにも手伝ってもらいますが、私の出張がパパの負担にならないよう、前向きに送り出してもらえるように、お金で解決する道を選びます。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

【育児で大事にしていること】
私が「仕事に行く」という事に対して、ポジティブに考えてもらえる様、努力しています。
私が海外出張もあり、例えば、親子遠足や、音楽会等に参加が出来ない事もあります。無論、極力参加するように調整するのが
大前提ですが、緊急で已む無く参加出来ない事もしばしばです。
そんな時は、出張先で思いっきり子供の欲しいものを買って帰ります。
そうすると、「ママ、次の出張はいつ?○○ちゃん、これが欲しいんだよな~!」と、私の出張が彼らにとって楽しみなものになります(笑)

【仕事で大事にしていること】
子どもを理由に、仕事を無下にする事だけは、絶対に避けています。
仕事中は一切子供の話はしませんし、「子供が熱を出したから早く帰りたい」とか、言った事はありません。全てシッターさんにお任せします。
仕事をする時は、あくまでプロ。そう考えています。(昼食中の会話とかは、別ですが、笑)
ただ、翌日も熱が続いている日は、急いで仕事を調整して、お休みを取る努力はします。私が口に出さなくても、周囲は、保育園や学校から電話がかかって来て、それに対応する私の姿を見て、廻りは「察して」くれているのだと思います。そのやさしさに助けれて、今日まで仕事を続けています。

3児のママで商社ウーマンでマネージャー!商社は古い体質のイメージが強く、そんな方もいらっしゃるのか!と、驚愕と同時に勇気がでました。どちらか諦める人が多い中、一体どのようにして3児を出産し、今のポジションをきずけたのか、教えてください!

全てを私一人でこなそうと思っていたら出来なかったと思います。私は、会社に甘え、家事代行の方々に甘え、シッターさんたちに甘え、家族に甘え、主人に助けてもらい、専業主婦のママ友たちに応援してもらいながら、何とかかんとか、生きています(笑)
私の会社には、優秀な人材が沢山います。
必要が無ければ、「切られる」のみ。
いまのところ、慈悲深い上司に助けられているのか、「切られていない」、それだけの事、だと思います(笑)

海外出張もこなされて、家事などもアウトソースを積極的にご利用されているとのこと。いつ頃からどのようにご利用されていますか?

最初の子供が生まれた10年前から利用しています。元々、わたくし自身が海外で育ち、メイドさんやシッターがいる環境に慣れていたので、抵抗はありませんでした。

時には会社をお休みすることもあるかと思いますが、職場の理解、社内のワーママ応援の雰囲気はどんな感じでしょうか?

誰かが休みを取ると、誰かの負担になる事は、正直なところだと思います。なるべく自分が休まなくて済む様に、シッターさんに学校行事に参加してもらったりしながら、こなしています。
会社の制度は、「母親が休む」事が前提にあるべきでは無く、「母親が休まなくて済む」環境を整えてくれる事こそが、私にとっての、「応援」だと思います。

夏休みの会社で学童の取り組み、話題になっていましたね!どうでしたか?

学童、最高でした!英語、塾、スイミングクラブ等々、全ての習い事を網羅するようなプログラムの内容になっていて、子供達も楽しく通っていました。

お話をしていて、「子育てしていても、成果をだせる優秀な人材であれば、社内のポジションややりがいのある仕事をこなすのは当たり前の時代。」そんな事を感じました。多くの企業はそれが実現できていません。実現できた決定的要因は何だと思いますか?

私は不器用なので、時短も取らず、残業もはばからず、愚直に仕事を続けて来ただけだと思いますが、一つ言えるのは、
自分がWorking Motherである事を理由に、仕事を断った事は無いという事です。
仕事に対して、それだけの「覚悟」があるのか、無いのか、「プロ意識」を持っているか、無いのか、周りの人は、よく見ていると思います。
また、わたしは、「企業」に理解を求める事が答えでは無いと思っています。寧ろ、一緒に働く上司や同僚、また自分の家族やパートナー、そして社会が理解を深めるべきなのでは無いでしょうか。

今後の目標やプランを教えて下さい!

目標は特にありませんが、毎日家族が健康で、幸せに暮らせるように、日々を丁寧に積み重ねて行きたいです♪

最後に、メッセージをお願いします。

子育ての時間は本当に短く愛おしい!だけど出世もしたい!そう思うなら、結果を出し続けるしかありません。
誰にも文句を言われないだけの結果を出し続けたら、周りはあなたを放っておかない!それだけの事だと思います。
残念ながら、私はそこまでの結果が出せていません。
でも、私の周りには、そんな頑張りママが、沢山います!!!!
そんな頑張りママたちは口をそろえて言います。
「仕事は幾らでも代わりがいるけど、母親は自分だけ。」そう、思っていないか?と。
子育てを最優先で考える事が悪いという訳ではありません。現に私だって、中途半端です。
ただ、それ以上に、仕事に燃えるママたちの足を引っ張る事の無い様にしなければならない。それこそが、同じ女性として、
Working Mother同志として、の、使命だと、思うのです。
仕事をすればするほど、ママたちは、「これで良いのかな?子供達を蔑ろにしていないかな?」と悩みます。
仕事を続けていて良いのかな?この仕事は、子育てを犠牲するに余りあるのかな?」と、悩んで悩んで、結局答えが
出せずに日々が過ぎて行きます。
どんなモーレツママでも、そうやって悩みながら生きている。きっと、あなたと一緒です。

2016年9月21日 0 comment
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北嶋紀子さん

今回のパワーママインタビューは3人のお子さんを育てながら、弁護士として相談や案件に関わるだけでなく、大学で後進の指導や社外役員として活躍されている北嶋紀子さん。

北嶋さんは通常業務以外にも大阪弁護士会の男女共同参画推進本部に所属し、弁護士が仕事と子育てや介護を両立できる活動もされています。ご自身の経験から得たことや思いを込めて作成に携わられたハンドブックについても伺いました。

北嶋紀子さん

北嶋紀子さん

2015年10月21日 0 comment
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広告業界での営業を経験したのち、自営でサロン運営やベビーマッサージ講師、イベント企画など複数のお仕事を同時進行で取り組んでいらっしゃるもうすぐ三児のママ。

お話していると、ママである私や子供たちを優しく見守ってくれるような、心地よい気持ちになります。そんな大らかで、自然体な小内さんのインタビュー、みなさんも「小内さんワールド」を体感してください♪

 

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プロフィール

・氏名:小内章子(こうちのりこ)
・会社名:活動名義 aura d’ange(オーラドンジュ)、ベビーマッサージb’e b’e d’ange(べべドンジュ)
・役職名: 主宰
・職種: サロン運営、オーラソーマプラクティショナー、ベビーマッサージ講師、イベント企画

・簡単な経歴:
22歳 大学在学中に海外で過ごしたいと思い、中国天津に1年間語学留学
23歳 大学卒業後、イベントを中心とする広告会社に就職
入社後6か月で、新聞広告を中心とする広告会社と合併し、転籍
素晴らしい先輩たちに恵まれ、社会人の基礎を学ぶ
25歳 転機が訪れ、インターネット広告会社に就職
29歳 オーラソーマに出会う、休日に学び始める
30歳 結婚
32歳 長女出産
33歳 長女を保育所に預けてフルタイムで職場復帰
35歳 インターネット広告会社退職、そのあとすぐに長男妊娠、サロンを借りる
36歳 長男出産、ベビーマッサージを学ぶ、サロンの活用を模索するようになる
37歳 長男の保育所に預けてフルタイムでオーラソーマ、ベビーマッサージ講師、イ
ベント企画の仕事をすすめる
サロンだけではなく、外部の場所をレンタルしてイベントすること多数

・居住地:京都市
・ご自身の年齢 :38歳(1977年生まれ)
・お子様の年齢 :6歳(2009年生まれ)、2歳(2013年生まれ)
・ワークスタイル:自営業

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

大きく分けて3つの分野で仕事をしています。
1つめは、イギリスのカラーシステムであるオーラソーマのプラクティショナーとしての活動です。

主に自分のサロンにて、対面で行います。
色のついた100本以上の瓶を見てもらい、インスピレーションで選んだ4本の瓶に含まれた色から、クライアント様の今の置かれている状況をお伝えするものです。
いろいろなアプローチがありますが、私は「自分の現在位置を知る」ということを意図してコンサルテーションしています。
妻として、母として、社員として、娘として・・・忙しい女性のクライアント様が多いです。
自分の現在位置を知ることで次の一歩へのヒントが得られる、と好評です。
クライアント様が自分自身の美しさ、魅力に改めて気付き、イキイキ輝かれるのを見ていつも感動しています。

 

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2つ目は、ベビーマッサージの講師としての仕事です。
2人目の子供を出産してから学び始めました。
レストランを貸し切りベビーマッサージをしてから、ゆっくりランチを食べてもらう時間を取っています。ベビーマッサージという名前ですが、私は講師としてはベビーよりもママの方を向いていると思います。ママがベビーマッサージを通して赤ちゃんと触れ合い、育児に自信を持てば、子育ての楽しさが倍増すると感じているからです。ですので、ママがゆっくりランチを食べて、あれやこれやとお話する時間は本当に大切だと思っています。
ベビーマッサージは私のライフワークの一つです。

 

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3つ目はイベント企画です。もともと、イベント中心の広告会社に勤めていたこと、また長くインターネットの広告会社に勤務していたことがすごく役に立ち、子供を抱っこしながらイベントを企画してきました。

イベントのコンセプトは「おとりよせ」「おたがいさま」です。
「おとりよせ」は、自分の気に入った講師やワークショップなどを京都に誘致する活動です。つまり、全国の講師やワークショップを京都に「おとりよせ」するのです。私がやるべきことは、「おとりよせ」に見合う集客です。これには、広告会社での経験が大いに活きています。

「おたがいさま」は、お子様と一緒に参加できるイベントの開催です。出産して発見したことの一つに、ママは一人で出かけたい方ばかりではない、ということがあります。子供と一緒にお出かけしたい、というママはすごく多いです。

ということで、お子様連れでも参加できる講座や映画上映会などを開催しています。
お子様連れのママはそうでない方にもちゃんと配慮し、お子様を連れていない方はお子様連れの方に配慮できる、そんな「オトナ」な場を目指しています。
最新の「おたがいさま」イベントは8/28に開催する「みんなの学校」自主上映会です。

 

子育てを楽しもう!
京都オーラソーマ&ベビーマッサージとイベント企画
http://auradange.com/

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

7:00 起床、食事、子供の登園支度
8:30 保育所送り出す(ほとんど夫が送って行ってくれます)
9:00 サロン出勤
10:00 オーラソーマコンサルテーション、イベント準備など
18:00 帰宅、夕食の準備
19:20 子供たち保育所から帰宅(ほとんど夫がお迎え行ってくれます)
19:30 夕食
20:30 お風呂21:30 子供たち就寝
23:00 家事など終了したら就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

1人目、娘を出産したときに大きな変化を感じました。
一番の変化は自分の人生の優先順位が大きく変わったことです。
出産前は「仕事、会社」が私の人生を大きく占めていましたが、出産したことにより「子供、家族」が私にとって圧倒的に一番大切なものとなりました。
以前はワーカーホリック気味でしたが、良い意味で仕事への執着がなくなり精神的に楽になりました。同時に、仕事を楽しめるようになりました。仕事が今の私を作り、今の自分と家族を支えてくれていることに、感謝できるようになりました。

 

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ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

私は本来、すごく欲張りなのだと思います。
仕事もしたいし、子育てもしたいし、会社員も楽しんだけど、自営業も体験してみたい、そんないろんな願望を叶えてきました。
子育てをしながら仕事をすることのメリットは、家ではいつでも「ママが一番大好き」と言葉や態度で示してくれる娘や息子の存在です。
仕事でどんなことがあっても、イケてない自分と向き合わないといけないようなことが起こっても、家に帰ればモテモテ。
こんなに精神的に満たされて癒される環境はほかにないのではないかと思っています。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか? それをどうやって解決していますか?

会社員と自営業、どちらも経験していますが、一番大変なのは子供の体調管理だと思います。
大切な仕事の日に子供が体調を崩してしまうと、保育所で預かってもらえず、いつも通りに出勤することが難しくなります。
会社員の時、会社を休むのが嫌で病気の娘を何日も私の実母に看てもらったのですが、しんどくて一番母親を必要としている時に私がおらず娘にストレスが溜ってしまったことがありました。実母も機嫌の良い孫ならいくらでも相手できますが、ずっと不機嫌で体調のわるい孫を何日も預かって疲れてしまいました。この経験から、もし子供が病気になった場合は私が面倒をみる、と腹をくくりました。どうしても、の場合の病児保育も調査しています。
そして、そんな最悪の事態にならないように、普段から子供には無理をさせないように、気を配っています。
生活リズムを崩さないように、どの季節もお風呂に入ってしっかり身体を温めてだいたい決まった時間に眠るように心がけています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児で大切にしていることも、仕事で大切にしていることも共通していますが、「無理しすぎない」ということです。多少の無理はしないとまわらない毎日ですが、無理しすぎず、無理はほどほどにして余裕がある方を選択したいと思っています。
無理しすぎてテンパっている私より、少し余裕がある私の方が、家族にもお客様にとっても魅力的なのではないかと思っています。

 

ママに優しい目を向けた活動をされていますが、 そこに至った経緯は?

暗いニュースが多く、子育てに対してマイナスイメージや「しんどい」イメージが多いような気がしています。
私も実際、独身時代はあんまり良いイメージを持っていませんでした。
しかし、出産してみると子育ては本当に楽しく、人生を豊かにしてくれるものだと分かりました。

ママが楽しく育児したり、時々リフレッシュすることが家族(特に子供)にどれだけ良い影響を与えるか、自分が実感しています。
ですので、ひとりでも多くのママと楽しい時間を過ごせるような活動を目指しています。

 

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3人目の決意は?子だくさんの幸せ話を聞かせてください。

幼い頃にテレビで見ていた若草物語の影響で、4人姉妹にあこがれていました。
私は2人姉妹ですが、自分が子供を出産するなら兄弟が多い方が良いな、と思っています。
2人目がすでに男の子なので、若草物語は叶いませんが…。
夫は一人っ子、私は2人姉妹。私たち夫婦は、弟を持つ姉の気持ちも姉を持つ弟の気持ちももうすでにわかりません。
ましてや、3人兄妹がどうなるのか、私たちも体験したことがない領域だと感じています。
子供たちと一緒に生活することで、私も新しい体験の連続です。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

あと2年で40歳です。
20代は仕事していました。30歳で結婚して、30代は育児で充実して過ごせそうです。
40代はまた仕事したいな、と思います。

今、子育てしながら進めているいくつかの仕事を大きく成長させていきたいです。
そして、今のまま家族が成長できれば、「夫婦のパートナーシップ」や「無理しない子育て」、「無理しない仕事」の専門家になって講演会したいですね。

 

最後に、メッセージをお願いします。

子供はパスポートみたいなものだな、と思っています。
子供のおかげで、普段知り合えないママ友やそのご家族と知り合い、子供のおかげで季節の行事に参加し、私は子供というパスポートのおかげでずいぶん世界が広がったと感じています。
私の人生にとって、子供を持つことは本当に意味のあることです。
今、結婚すること、仕事をすること、出産すること、育児すること、すべてを自分で選択することが許される時代に生きていて、どの人生を選ぶか、なにを幸せと思うかはそれぞれですので、すべての人がどんどん自分の人生をカスタマイズし、楽しめたら理想的だと思います。

私は、「母親の人生が充実すれば一緒に暮らす家族の人生も充実する」と信じ、「子供は私を選んで生まれてきてくれた」ということを信じ、まずは自分の人生を楽しもうとしています。

働くママは役割がたくさんあって大変なことも多いかもしれませんが、
自分の人生を大切に、自分のために生きる、
大変で忙しいからこそ自分を大切に扱うことが必要だと思っています。

ママだからと、仕事をしているからとあきらめないで、どんどん楽しんでいきたいです。

インタビュー by  野口 和
構成 by  安原 愛

2015年8月6日 0 comment
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今回のインタビューは、インターナショナルスクール(プリスクールから小学校)と、オーガニックカフェを経営する柾木史子(まさきふみこ)さん。ご自身の留学経験から「日本の英語教育を変えたい!」と考え、お子さんの誕生を機に起業。最初はビルの一室からはじめられたスクールも現在は都内で3校に、また昨年オープンされたオーガニックカフェは近隣のママの人気スポットになっています。

おだやかできらきらとした笑顔が印象的な柾木さん。家族への愛と、仕事へ情熱にあふれたインタビューです。

 

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2015年2月1日 0 comment
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今回ご紹介するのは、3児のママ!

2人産んだ後に復帰されたけれども、仕事と育児のバランスに悩んだ結果ガラリと転身。ご自身の経験から着眼点を得たサロン開設は、地元のママ達に愛され子連れで施術に行く方がとっても多いのだそう!

3人ママさんの一日や小さな工夫、是非お読みください。

2014年11月12日 0 comment
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