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2013年生まれ

矢上浄子さん
矢上浄子さん

矢上浄子さん

プロフィール

・氏名:矢上 浄子(やがみ きよこ)
・会社名:アンダーソン・毛利・友常法律事務所
・役職名:弁護士
・簡単な経歴:大学卒業後、中国北京市の大学院に留学し国際経済法を専攻。その後、アメリカでニューヨーク州弁護士の資格を取得。中国に戻り現在の事務所の北京オフィスに入所するが、日本企業向けの法律業務のためには日本の弁護士資格を取得すべきと思うに至り、帰国して日本のロースクールに入学。2008年に日本の弁護士となり、現在の事務所に再入所。非常勤で大学・大学院の講義も担当している。
・居住地:東京
・ご自身の年齢 :42歳(1976年生まれ)
・お子様の年齢 :7歳、5歳、2歳(2011年生まれ、2013年生まれ、2016年生まれ)
・ワークスタイル:フルタイム

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

私が所属するのは、所属弁護士が400人を超える大手法律事務所で、国内外の企業が依頼者の大半を占めています。私自身は、独占禁止法、国際契約交渉、国際訴訟・仲裁などの案件を多く担当しています。
日常業務としては、依頼者との会議、契約や訴訟・届出書類の作成、裁判所への出頭、交渉の立会いなどがメインです。海外とのやり取りも多いので、深夜・早朝の電話会議や海外出張も少なくありません。また、最近はプロボノ(公益活動)として、外国人の難民認定申請のサポートもしています。
主人も、所属は違いますが、同じ企業法務弁護士です。平日はすれ違ってばかりですが、お互い週末は家族との時間を大事にするようにしています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

7:00 起床、朝食準備
7:30 朝ドラを見つつストレッチ、朝食
8:30 子供の登園送り
9:30 出勤
23:00頃 退勤(仕事の状況によっては午前様となることも)
帰宅後、子供の宿題チェックや翌日の準備
1:00 お風呂、就寝

(子供の迎え担当の日)
17:45 退勤
18:00 子供の迎え、習い事同行
19:30 帰宅、夕食
20:30 子供の宿題を見る
21:00 お風呂、寝かしつけ
22:00 片付け、洗濯
23:00 自宅で仕事再開
2:00 翌日の準備、就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

出産前に比べ、マネジメントの対象が格段に広がったことでしょうか。自分の仕事のスケジューリングに加えて、娘3人分の学校・保育園の行事や習い事の管理、手伝いに来てくれる義母やシッターさんとの連絡など、すべてを抜かりなくマネージする必要があります。特に、私の海外出張は家族の一大事。遠方の実母にも支援をお願いしたり、毎日の予定をリスト化したりと、出発前には入念な準備が必要となります。
そのせいか、仕事のうえでも、チームワークにおけるマネジメント能力が高まった気がします。ただ、時間が空いたらフラッと海外旅行に出かけていた頃が、今は少し懐かしいです(笑)。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

娘たちを通じてネットワークや行動範囲が広がったことです。子供が生まれる前は、夫婦ともに仕事一辺倒で、随分と地味な生活をしていました。今ではママ友・パパ友と職業や年代を越えたお付き合いができたり、学校や地域のイベントに参加したりと、生活自体が彩豊かなものとなりました。これも娘たちが運んできてくれたご縁と、変化を楽しんでいます。

 

三姉妹で夕食準備のお手伝い

三姉妹で夕食準備のお手伝い

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

次女の出産が、主人の一年間の海外駐在のタイミングと重なったことです。主人には「安心して行ってきて、私は大丈夫」と大見栄を切ったものの、2人育児の初期を完全にワンオペで乗り切るのは想像以上に大変でした。復職直後に、長女の溶連菌がうつり、職場で倒れて病院に運び込まれたこともありました。幸い点滴のみで当日帰宅できましたが、娘たちが待っているのに身動きがとれない辛さで、絶望的な気持ちになったことが今でも思い出されます。

 

それをどうやって解決していますか?

そのときのトラウマから、ワーママは体が資本との信念を持つに至り、自分の体調管理には特に気を付けるようになりました。職業柄、睡眠時間が短いのが悩みですが、それでも毎朝のスムージーに自宅でのストレッチ、週末のジョギングは欠かさないようにしています。さらに、目標があった方がモチベーションも高まるので、フルマラソンの大会にも年一度のペースで参加しています。
また、元々あまり人に頼れない性格だったのですが、上述の「溶連菌事件」を経て考えが改まり、今では仕事でも育児でも、周りの方々の助力を要所要所で得るようにしています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

一番大事なのはもちろん体力ですが(笑)、周囲の人々と密なコミュニケーションをとることも、育児と仕事の両立のうえではとても大事なことだと思っています。たとえば育児では、子供の発熱などの「イレギュラー」がつきものです。他方で、弁護士には職務上、依頼者のためにベストを尽くす義務があるので、子供の理由で仕事に穴を開けるわけにはいきません。普段から家族や職場の同僚、保育園や学校の先生方、ママ友・パパ友らと頻繁に声を掛け合っていれば、イレギュラーが生じたときもお互い協力しやすいという面があります。また、そのようなコミュニケーションの積み重ねが、大きなリスクを回避するセーフティネットの役割を果たすものと思っています。

矢上さん、依頼者との面談風景

矢上さん、依頼者との面談風景

中国留学後、なぜ弁護士を目指したのですか?

中国留学中、アルバイトで通訳をする中で、中国ビジネスに奔走する日系企業や起業家の方々に数多く出会いました。自分の法律の知識や語学力を活かし、ビジネスの第一線で活躍する方々を支えたいと思ったことが、企業法務弁護士を目指したきっかけです。
弁護士になるまで、中国やアメリカに留学したり、就職したかと思えば2年で辞めて司法試験に挑戦したりと紆余曲折がありましたが、変わらず励ましてくれた両親の存在も大きかったです。娘たちが将来、弁護士を目指したいと思うかどうかは分かりませんが、私も娘たちが岐路に立ったとき、常に支えてあげられる存在でいたいと思います。

 

チームで育児に取り組まれている矢上さん。4人のシフトはどんな感じで組んでいるのでしょうか?また、どうやってチーム育児を実現可能にしたかも教えてください。

娘たちはまだ小さく手がかかり、ワンオペではやや大変です。そこで、主人、義母、シッターさんには、なるべく2人で対応してもらえるよう平日夜のシフトを組んでいます。例えば、月曜はシッターさんがお迎えで、夕食・洗濯は義母の担当、というように。
娘たちもしめたもので、パパお迎えのときは牛丼チェーン店で外食、おばあちゃんのお迎え後は公園で遊ぶなど、それぞれ甘えポイントを押さえているようです。ちなみに、水曜日は私のワンオペシフトの日で、その日は娘たちにしっかりガス抜きをさせています。

 

今後の目標やプランを教えてください!

頼られる弁護士であるために、自分のスキルアップの時間もきちんと確保することが当面の目標です。今はスキルアップどころか、美容院に行く時間すらなかなか取れませんが…。
また、ここ数年、海外旅行からすっかり足が遠のいているので、娘たちがもうすこし大きくなったら、いつか娘たち主導で海外旅行を企画してもらいたいなと思います。

 

最後に、メッセージをお願いします。

海外の法律事務所では、育児しながらキャリア的にも成功を収めているママ弁護士をよくお見かけします。ママであることを強調する人がいないことからして、おそらく両立が当たり前の社会なのでしょう。日本の女性弁護士の比率は18%と他国に比べ低く、女性弁護士のキャリア形成が難しい状況にあることも否めません。
そこで私は、まずは職場での理解が広まればという思いから、所内の若手弁護士向けに定期的に「両立勉強会」を開いています。本サイトをご覧いただいているワーママにも、分野は違っても、できる範囲で情報発信をしていただき、一緒に両立に寛容な社会づくりを目指していけたらと思います。

 

インタビューby 藤嶋 菜穂子

2018年12月4日 0 comment
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会社にて編集会議の土方さん
会社にて編集会議の土方さん

会社にて編集会議の土方さん

プロフィール

・氏名:土方 幸子(ひじかた さちこ)

・会社名:株式会社トクバイ

・役職名:編集室室長

・職種:編集職

・簡単な経歴:京都府京都市生まれ。京都の大学在学中から、株式会社マガジンハウスにてライターとして活動。大学卒業後、株式会社旭屋出版に就職。念願の食関係の雑誌編集者に。3年後フリーランスのライターとして独立。「dancyu」(プレジデント社)や「料理通信」(料理通信社)、「cafe-sweets」(柴田書店)などで執筆。2007年、株式会社毎日コミュニケーションズ(現・株式会社マイナビ)に入社。ニュースポータル「マイナビニュース」ライフ部門立ち上げに参加。2013年に産育休を経て復職後、マイナビニュースライフ領域の編集部長に。2016年に退職、株式会社ディー・エヌ・エー入社。メディア事業部、コンプライアンス・リスク管理本部を経て、2017年パーソルキャリア株式会社へ。マーケティング統括部に所属。2018年3月、株式会社トクバイへ転職。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :41歳 1977年生まれ

・お子様の年齢 :5歳 2013年生まれ

・ワークスタイル:フルタイム勤務

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

株式会社トクバイにて、オウンドメディア編集業務を担当しています。弊社は2013年にクックパッドの事業部として発足し、その後MBO。創業3期のスタートアップ企業です。「トクバイ」( https://tokubai.co.jp/ )という国内最大級の買い物情報サービスを運営しており、全国の5万店舗以上の買い物情報をWEBとアプリで配信しています。私はそのトクバイのオウンドメディア「トクバイニュース」( https://tokubai.co.jp/news/ )の責任者となります。
※株式会社トクバイでは現在、様々なポジションで仲間を募集しています! ( https://www.wantedly.com/companies/tokubai )

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:15 起床・朝食・準備
7:45 登園
9:30 出社
17:45 退社
19:30 降園・帰宅
19:45 夕食(常備菜フル活用)
20:30 入浴
21:00 いちゃいちゃタイム(子どもをギューしたり、絵本を読んだりする時間)
21:30 寝かしつけ
22:00 自分タイム(仕事・DVD鑑賞・MBAの勉強)
23:30 就寝

 

娘の朝ごはん

娘の朝ごはん

出産して、何が一番変わりましたか?

とにかく「効率」を意識するようになりました。あとはキャリアに目覚めたことですかね。
正直、ワーキングマザーになるまではダラリと残業をすることもありました。けれど育休から復帰してからは、保育園お迎えの時間は決まっていて、労働時間に制限がある中でいかにパフォーマンスを上げていくか、ということがテーマとなりました。
また、妊娠するまでは昇進にも興味がありませんでした。ですが、妊娠中に「子どもが大学卒業するまでに〇万円かかる! 」といった記事を読んで考えが変わりました。それまでも子育てにお金がかかることは認識していましたが、具体額を見て焦りましたね(笑)。「これは昇進してお金を稼ぐしかない! 」と思い、産後4カ月で職場復帰。その5カ月後に課長昇進、その2年後に部長昇進と、順調にキャリアを作ることができました。
あとは、周りに助けを求めるようになりました(笑)。これまでは仕事でもプライベートでも物事を抱え込む傾向があったのですが、仕事では権限委譲を積極的に。プライベートでも、「辛い…」「しんどい…」と言えるようになり、周りの人(ご近所さんも! )が助けてくれるようになりました。周囲を巻き込んでの育児なんて、妊娠前は想像もしなかったです。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

チームのメンバーに、「土方さんがワーママとして働いていたから、私もこの会社で出産後も働くイメージが持てるようになった」と言われたことです。育休から復帰して、ベビーシッターも利用しながらかなりハードに働いてきましたが、そんな中でも夜の会議を昼間に変更するなど、自分の後に続くワーママが働きやすくなるような環境づくりは心掛けてきたので、とてもうれしかったです。

 

香港へ母娘二人旅

香港へ母娘二人旅

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

子どもの急病です。朝、子どもが発熱していて、「前回は私が休んだから、今日はあなたが休んでよ! 」と夫に無言で圧をかけたり。そういう夫婦間のやり取りがストレスでしたね。

あとは子どもとの時間の捻出です。フルタイムで働き続けているので、どうしても子どもとの時間が短くなるので。

 

それをどうやって解決していますか?

子の急病時、夫と「どっちが会社を休むのか」を話し合うのがとても嫌で、フローレンスという病児シッターを利用するようになりました。
子どもとの時間については、その時間を確保しつつ家事まで完璧に行うのは無理なので、家事代行サービスを利用していました。子どもが5歳になった今は、子どもと一緒に楽しみながら家事をこなしています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児に関してはとにかく子どもに「体験」させることを大切にしています。賛否両論あると思いますが、子どもは生後半年で海外デビューし、タイ、ベトナム、台湾、インドネシア、香港…と旅しています。あとは農家さんにお邪魔したり、海岸で貝を拾って図鑑で調べながら標本を作ったり。私も一緒に楽しんでいます。
「体験」と同じくらい、「食事」も重要視しています。家事代行を利用することもありましたが、食事だけは離乳食期からずっと私が作ってきました。朝ごはんもしっかり。子どもはとてもよく食べる子に育ち、今ではほとんど病気もしません。
仕事では、どうしても勤務時間が短くなるので、メンバーとのコミュニケーションは重視しています。退社後はチャットツールを活用し、メンバーの疑問にはなるはやで対応しています。

 

牛のお世話で静岡へ

牛のお世話で静岡へ

編集者というお仕事柄、世の中の動きに常にアンテナを張っていらっしゃる印象のある土方さん。家事・育児がお仕事に役立ったことはありますか?

ワーママになって、とにかく家電を調べるようになりました。家事を時短化してくれる食洗機やロボット掃除機、自動調理鍋等についてです。そうこうしているうちに、家電の専門家ともつながるようになり、いまはトクバイニュースでも主婦向けの家電記事を数多く掲載しています。

 

子連れ旅行やグルメなど、子供と一緒に楽しめるお勧めのスポットをぜひ教えてください。

大好きなホテルは「クラブメッド」(フランス発のリゾートホテルチェーン)です。これまでに、北海道・石垣・プーケット・バリのクラブメッドに行きました。ホテルスタッフは国内施設でも外国人が多く、他のホテルと決定的に違うのは、ホテルスタッフと毎日一緒にランチやディナーを食べられる点。娘と二人でクラブメッドに泊まることもありますが、ホテルスタッフと一緒なのでいつもとってもにぎやかです。
また、クラブメッドのキッズクラブ(託児施設)も気に入っています。娘は、そこで外国人の子どもたちと一緒に遊ぶうちにABCソングを覚えていて驚きました。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

産後も、自身のキャリア形成のために転職を3回しましたが、今はMBA取得に向けてスクールに通っています。正直、予習復習の量が予想以上で取得できるかとても不安です。「子育てしながらスクールに通うなんて無謀だったかも…」とも思うのですが、何かしらキャリアの面でも前進感がないと不安で。41歳という年齢が焦りにつながり、そうさせるのかもしれません。なので、たとえMBA取得できなかったとしても、通学で身に付くことは多いので、少しでも自分に肉付けをしていきたいと思います。

 

最後に、メッセージをお願いします。

私は出産後に、しかも38歳以降に3回の転職をしています。ママになっても転職は可能です。もし今の会社や仕事に「?」があり、「フィットしない」と思うなら、転職も1つの選択肢です。
転職後は、新しい会社の人たちと「飲みに行って仲良くなる」なんてことはワーママだとあまりできませんが、それでもランチコミュニケーションでカバーすることも可能です。人より時間がかかるかもしれませんが、関係性を構築することは可能です。
転職によって自分のキャリアが広がるのであれば、考えてみるとよいと思いますよ!

インタビューby 都築 美央

2018年10月19日 0 comment
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四宮さん
四宮さん

四宮さん

プロフィール

・氏名:四宮 琴絵(しのみや ことえ)
<本業>
・会社名:株式会社ジョイゾー

<複業>
合同会社Hokkaido Design Code 代表
一般社団法人学校地域協働センターラポールくしろ 理事
・職種: システムエンジニア・オーガナイザー
・簡単な経歴:
1995年 高校卒業後、地元釧路市の製造業へ事務として入社
1998年 カラオケ大会で声をかけられた芸能事務所に所属。2年で退所。
2000年 中規模SIerに営業事務として入社。その後システム部へ転属しSE職を担当
2005年 結婚を機に専業主婦になり、三人の子供を出産
2014年 (株)ジョイゾーへSEとして復帰
2016年 サイボウズ(株)の事業である「地域クラウド交流会」の第1号オーガナイザー
2017年 (同)Hokkaido Design Codeを地元釧路に設立(全員複業)
2018年 (社)学校地域協働センター ラポールくしろ 理事就任

・居住地:東京
・ご自身の年齢 :42歳(1976年生まれ)
・お子様の年齢 :12歳(2006年/長女)、9歳(2008年/長男)、5歳(2013年/次男)
・ワークスタイル:フルタイム・リモートワーク(制限なし)・複業

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

現在は、東京のIT企業である「株式会社ジョイゾー」でのフルタイム勤務を主軸としながら育児をし、故郷である釧路では地域で起業する人や、IT企業を盛り上げる「合同会社Hokkaido Design Code」の代表として、東京と釧路の2拠点での活動を進めています。
ジョイゾーは、サイボウズ社が提供する業務改善クラウドサービス「kintone」専門のシステム開発会社です。

主に担当しているのは、お客様と打ち合わせをしながらシステム開発を進める、定額対面開発「システム39( https://www.joyzo.co.jp/service/system39 )」というサービスの対応で、日々お客様とお会いし、課題をヒアリングし、問題解決に向けたシステム開発を行っております。

通常システム開発とは開発手法が違い「システム39」は、39万円という低価格定額と3回の打ち合わせでの納品で業界初の取り組みとして評価されております。
1回のお打ち合わせは2時間程度ですが、業務課題を丁寧にヒアリングし、目の前でアプリを作成し、ご提案します。お客様の使いたいシステムをその場で形にしていくので頭はフル回転です。1日に3本打ち合わせをした時はヘトヘトでしたが、その場で作り上げる臨場感がたまりませんね(笑)

システム39は、拘束時間が確実に決まっており、Webミーテングでも実現できます。私のようにSE経験を活かしながら子育ても楽しみたいワーキングマザーが活躍できる場だと思いますし、それを自ら体現していきたい!と思っています。
もう一つのわたしの軸は、故郷である釧路への活動です。1つめはサイボウズが事業として行っている「地域クラウド交流会(ちいクラ)」の釧路チャプターの運営。2つめは、Hokkaido Design Codeというイベント企画運営・ライティングの会社の経営です。
私は、地元のことをあまり知らないまま上京してしまいました。釧路に戻りたいという想いもありますが、家族を持った今となっては難しい状況です。社会人経験や東京での生活を経て、リモートワークなどのハードルも下がっていると感じており、首都圏と地方の情報のシームレス化をできたら、きっと釧路はもっと面白いことができるのでは?何か釧路に貢献で
きることはないかと考えていたところ、「ちいクラ」と出会いました。これは、全国各地の地域若手起業家を応援する交流イベントです。現在は16都道府県で開催され、延べ開催数は4年で約100回にのぼります。その土地に根付くオーガナイザーを中心に企画運営をして地域の繋がりを作ります。(https://chiiki-cloud.qloba.com/

現在まで8回開催し、釧路の企業や自治体、様々な方の協力をいただきながら、地域を知るきっかけになるコミュニティとして域内の活性化のお手伝いをしています。
今後も、東京と釧路をつなぐハブとして、活動を広げながら、里帰りを楽しみたいと思っています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:30 起床・メールやSNSのチェック、イベント系の準備
7:45 上の子たちを送り出し(朝食は三人目以外は各自が好きなものを食べる)
8:00 出勤準備・朝食
9:00 保育園送り(※主に主人中心、その間にお化粧を済ませる)
9:30 出社
18:30 終業・イベント参加やご接待(※同居なので、夕飯は全て姑が用意)
22:00 帰宅
23:30 就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

もともと「出産後はすぐに仕事復帰したい!」と思っていたほど、仕事に夢中でワーカーホリック状態でした。ただ、一つのことに集中してしまうタイプなので、出産してみて「子育てと仕事の両立は難しいそうだな…」と思い、専業主婦の道を選びました。
結婚と同時に姑との同居も始まり、生活は大きく様変わりしました。結婚して間もなく1人目を出産しましたが、当時は母としても嫁としても頑張りすぎてしまい産後鬱になりかけてしまったんです。夫は一生懸命子育てをしてくれていましたし、姑も手助けしてくれていたのですが、それがかえって「私のことを認めてくれていない」と、爆発してしまうこともあ
りました。けれど「認めていないのは俺じゃなくて、自分自身だよ」と夫に諭され、ハッとしました。「妻・母・嫁として、こうでなければならない」と、自分で自分のことを縛って苦しんでいたんですよね

その経験があり、以前は計画通り、時間通りにいかないとイライラしたり気分が落ちたりするタイプでしたが、「まあしょうがないか、じゃあこうしよう」と頭を切り替えて行動できるようになりましたし、「お義母さん、お腹すいたー」と、実の娘のように甘えられるようになりました(笑)

四宮さんファミリー

四宮さんファミリー

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

母として子どもたちと関わっていくなかで、感情的になっても彼らに本当に伝えたいことは伝わらない、ということがわかってきました。いまはいかに冷静に伝えたいことを伝えるかを意識しています。具体的には、まずはこどもたちの気持ちや事実を受け止め寄り添うこと、その上でどうしたらいいか一緒に考え議論する、というものです。

これは、子育ての中で身につけた考え方だったのですが、いまの仕事にも役にたっているように思います。システム開発は、いつでも順調に進むわけではありませんし、時にはお客様側にシステム要件の再検討を求めることもあります。釧路でのイベント運営も、様々な方々の意見を聞き分けながら進めていく必要があるので、子育てで培った考え方が、こうした仕
事での場面で、自分を助けてくれています。
また、子育てをしていい意味で「手を抜く」ことの重要性にも気づけたので、80%の完成度で目標に向かっていく、という感覚が身につきました。これは、現在やっているシステム開発でも同じです。いきなり100%を目指すのではなく、成長するシステムとして80%でスタートを切り改善を続けるということを、お客様に自信を持って提案しています。
こうして、仕事も育児も全力で楽しむ姿勢が伝わっているのか、一番上の子が小学校を卒業する際に、将来の目標として「自分が楽しめる職業につく!!」を上げ、合わせて

「ママとパパへ あまり家にいないけど、迷った時にアドバイスしてくれてありがとう。これからもよろしく。」

とメッセージをくれました。とても嬉しく思いました。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

前述した通り、3人目を産むまで約10年間専業主婦をしていました。仕事との両立なんて無理!と思い込み、いつも完璧で頑張るママでいようとしていたように思います。こうしたわたしの姿は、小さな子供たちにも少なからずプレッシャーを与えていたように思います。
また3人目が2歳の時に復帰しましたが、今年に入るまでずっと爪噛みをしていたので、寂しさが原因かもしれない…と悩んでいたこともありました。主婦としてやって来ていた掃除や料理も復帰後は出張も多く義母にお任せになり、本当はやりたいのに!とストレスの元になりました。

それをどうやって解決していますか?

子供たちが成長していくなかで「ごめんね、ママ忙しくて」という気持ちを見せるよりも、「ママ、仕事が楽しい!」という風に見せるように変えました。そうすると、子供達も自然と応援してくれるようになりました。義母も「今はあなたが仕事を頑張る時だから、私が元気なうちは任せて」と応援してくれていることも心強いです。

3人目に関しては、出張に同行させるなど、私を独占させるようにしたところ、爪噛みがなくなりました。以前の私だと保育園を休ませるなんて!という思い込みがあったと思いますが、今は「この子の責任を取るのは私。世間の人はこの子の責任を取るわけではない」と割り切り、他人の目ではなく、自分軸で考えるようにしたら楽になりました。
子供をべったりと管理をしなくなり、フラットに付き合うようにしています。

子供達も私も、どちらも人生の初めてを更新していると思えば、すべてのことがトライアンドエラーだなと考えられるようになりました。これからも子どもたちと一緒に成長したいですね。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児については、ママとパパは仲良し!仕事も二人で楽しんでる!ということを常に伝えています。絶対に子供達の前ではケンカはしない!と決めています。
夫婦で同じ職場なので、仕事のことを引きずることもありますが、子供の前では普通な態度で接します。そのうち「まあいいか」という気持ちにもなるので、逆に夫婦円満の秘訣かもしれません(笑)
あとは子供に対して「いいか悪いかの判断は各自の価値観に基づくもの。でもあなたが信じたものであれば、全力で応援する」とは伝えてます。そのためにしっかりと自分の目で世間を見、判断ができるための知識を得ることが大事というのはいつも話しています。
仕事では、「自分の責任で行動する。他人に任せても他人のせいにしない。ちょっとだけ背伸びをする。」これは大切にしています。仕事もイベントもチームで動くことが多いので、相手を信頼し、自分が決めたこととして責任を持っていれば、ストレスにはならないですね。

 

10年間の専業主婦生活から仕事に戻ったときのギャップ。それをどう乗り越えたのでしょうか?

ITの世界は目まぐるしく早いので、復帰当初は新しいプログラミング言語を覚えようなど勉強もしました。でも「下手なコードをばらまくのはエネルギーの無駄」というのを聞いて、「あ、スーパープログラマーにはなれないからやめよ」と言語を自分で書こうとするのは諦めました(笑)

それよりも業務改善やシステム設計、プロジェクトマネジメントなど得意な部分を磨こう!と切り替えたことで、今は全ての仕事が楽しく行なっています。

四宮さんお仕事中

四宮さんお仕事中

二拠点活動をしている四宮さん。二拠点活動の良い点を教えてください。

釧路では実家に滞在するので、子供を連れての出張など会う機会が増えて喜んでいます。また子供たちも温泉に行ったり、広くて人のいない公園で遊んだりと、北海道ならではの経験を多くできることは良い点かなと思っています。

 

子育て観と仕事観に関して影響を与えた人や本や、経験はありますか?

義母が40年銀座のクラブを経営していたこともあり、義母というよりは人生の先輩として色々と話をします。義母もずっと仕事をして来ていたので、「私なんか子育て適当だったから」と言ってくれることで救われています。適当でも主人のような息子に育つなら、まあいいかなと思います(笑)

 

学校との関わり方について教えてください

実はPTA役員に夫を勝手に推薦しました(笑)そのおかげで、私は仕事に集中することができ、かつ学校のことは夫が良く知っていてくれるので大変助かっています。子供達もパパが学校行事などにいることが嬉しいようです。また、働くママが増えおり今までのアナログなPTA作業の負担を減らすため、今年はkintoneを導入しPTAの仕事の効率化を図っており、本人も楽しんで活動をしているようです。推薦してよかったなと思っています。

今後の目標やプランを教えて下さい!

釧路と東京の二拠点活動ではなく、二拠点居住ができたらいいなと思っています。暑い夏は涼しい釧路で過ごしたいですね。

そして釧路の子供達の未来について、寮のおばさんのような存在になって応援し続けたいです。いつか夫婦で海外生活も経験したいなと思っています。

最後に、メッセージをお願いします。

素敵なママはたくさんいるけれど、子供達にとってのママは私だけ。完璧じゃなくても毎日を精一杯楽しんでいると、子供達も応援してくれるように思います。自分がどうしたいか自分軸を確立すると楽になると思います!
私の人生を他の人が生きることはできません!他人は責任を取ってくれないので、自分で責任もって、仕事も手抜きもどんどんやったらいいと思います!

 インタビュー by  佐藤 裕美

2018年10月9日 0 comment
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星田奈々子さん
星田奈々子さん

星田奈々子さん

プロフィール

・氏名:星田奈々子
・会社名:Fit Me Order made(フィットミー株式会社)
・役職名:代表取締役
・職種:フルオーダーメードサロン経営
・簡単な経歴:幼少時代をギリシャで過ごし、高校3年間はオーストラリアへ単身留学。
慶應義塾大学を卒業後、1997年、(株)リクルートに入社。
結婚情報誌「ゼクシィ」にて約15年、主に新規事業関連を担当。
会社員として働く傍ら、2006年、1万円台で叶うお洋服のフルオーダーメードサロン「Fit Me Order made」を創業。
当時としては珍しいスタイルながら、8年間、副業として事業を拡大。
アパレル業界の常識を覆す事業モデルとして、数々のメディアに取り上げられる。
2014年、出産を機にパラレルキャリアに終止符を打ち、「Fit Me」を本業に。
現在、東京・恵比寿にサロンを構え、4都市(東京・大阪・福岡・名古屋)とNetで女性服のフルオーダーメード事業を展開中。
・居住地:渋谷区
・ご自身の年齢 :44歳、1973年
・お子様の年齢 :4歳、2013年
・ワークスタイル:フルフレックス

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

1万円台で叶う!お洋服のフルオーダーメードサロン、
「Fit Me Order made」(http://www.fitmejp.com/)を経営しています。
■■ Fit Me Order madeとは ■■
約1500種類の生地から、お好きなデザインのお洋服を、プロの採寸で、1万円台(生地代・縫製代込み)でお仕立てするサロンです。フルオーダーメードでは画期的!なアイテム別の一律価格でのお仕立てが
可能ですので、安心して「世界に1着だけのお洋服」のお仕立てが叶います。
フルオーダーメードPrice:
ワンピース 17,000yen
ジャケット 18,500yen
トップス、スカート 14,000yen
※生地代・縫製代込み

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00 起床
お仕事、家事、朝食準備、幼稚園準備など
7:00 娘起床
朝食、娘と習い事(チア)の練習や宿題などを行う
9:00 娘を幼稚園に送る
9:30以降 ▼ ▼
曜日や、催事の開催時期か否か等により大きく変動。業務と母業をパラレルに行っている。
サロンに出社し、1日サロンでのお仕事の日もあれば、自宅やカフェでデスクワーク後出社の日も。
娘の習い事の送迎がある日も多く、習い事の待ち時間を仕事タイムに当てるなど、最も効率のよい形で仕事することを目指している。

18:30以降 ▼▼
この時間以降は、基本、娘との時間に。夕食、お風呂、娘と遊んだり、ワークをしたり
21:00  娘就寝
21:30  仕事、家事、娘関連の案件の対応
24:00  就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

限られた時間の中で、お仕事でも母親業でも、最大のパフォーマンスを発揮できるよう、「私にしかできないこと」は何か、をより考えるようになりました。
Fit Meのお仕事の中で、「私がしたほうがよいこと」、娘にとって、「私でなければダメなこと」、それに優先順位をおき、タスク化し、仕事も母業もわけ隔てなく、同様なレベルでタスク管理し、両輪で回すようになりました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

娘は、Fit Meのフルオーダーメードの事業をとても素敵なお仕事だと思ってくれています。
「Fit Meはみんなのお役にたっているんだよねー」
「だって、ぴったりの大好きなお洋服でみんなを幸せにするんでしょう」
と、幼い子供の言葉ながら、本質をついたことを言ってくれる瞬間に幸せを感じます。
彼女自身の将来なりたいものは、パイロット、アイスクリーム屋さん、社長(笑)・・など
日々変わりますが、なりたいものの理由をきくと「お役にたてるから」との答えが。

「仕事」という概念が、「お役にたつ」ということとリンクしているらしいことを垣間見ると、とても嬉しく思います。

 

Fit Meの母娘お揃いフルオーダーメード服

Fit Meの母娘お揃いフルオーダーメード服

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

サロン経営は、会社員時代の法人営業やオフィスワーク等と異なり、お客様からの突然のご予約をいただいたり、土日や夜もお仕事があったり、Fit Meは4都市で展開していますので 出張があったり、と、イレギュラーが多く、通常のアフタースクール等のみでは、カバーしきれない隙間の時間の娘の保育環境、が必要となります。平日は主人も仕事が忙しかったり、祖父母も働いていたりで、頼ることが難しい中、
娘が快適にストレスフリーに時間を過ごせ、私が安心してお仕事できるインフラ作りをどうするか?が娘の出産前からの大きな課題でした。

また、娘が、幼稚園にあがるタイミングで、娘に身に着けて欲しいスタンスやそれを叶える環境を考え、保育園から幼稚園に転園させ、保育時間の短縮とともに習い事なども増えたことで、タイムマネジメントがよりタイトにもなりました。

それをどうやって解決していますか?

私自身が、出来る限り、時間や場所にとらわれずにもっとも効率が良い形で仕事をすることで、娘との時間(送迎含め)を確保することはもちろんですが、娘にとっての、「親戚レベルのサポーター」の存在をつくることで解決してきています。

「愛情たっぷり育児チーム」を作ること、です。
今は、0歳のときから娘を見て下さっているシッターさん2人にお願いをしていますが、産まれてすぐからずっと一緒の方々なので娘は、お二人を多分、親戚だと思い慕っています。
1人は、娘が生後3か月ではじめてはいった保育所の保育士さん、もう1人は、私の古くからの友人の方で、その方には、いまは、Fit Meに入社して頂き、よりフレキシブルに娘の育児をお手伝い頂きながら、Fit Meを手伝って頂いています。シッターさんに事業側も手伝って頂く、という新しいスタイルではありますが、お仕事も育児も両方サポートして下さる、そんな存在に出会えたことは、とても大きな支えになっていて、感謝してもしきれません。

娘の人懐っこさを見ていると、親からの愛情だけではなく、日々、色んな方々の愛情を感じて成長していくことが娘にとってもとても良い影響がある、と感じています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

究極のパラレルHappyを目指すこと、です。お仕事も育児も、「欲張り」になる!!こと。
それは、全てを自分の手で行う、という欲張りではなく、こうあったほうが良いかも」「こうしたい」という理想を諦めないことです。
ともすれば、育児があるから、仕事があるから、と諦めてしまうことを、どうしてもそれを実現したい場合、「どうしたら、それを叶えられるか?」の視点で考えるようにしています。
たとえば、娘を保育園から幼稚園に転園させること、という選択肢も保育時間や母親の幼稚園行事の関与度の高さから無理、と諦めるのではなく、自身のワークスタイルを整理し、外部リソースを活用し、仕事への影響が最小の状況で叶える方法を考えていきました

これは、8年間のパラレルキャリア時代に、本業も副業も手を抜けない、どちらも大切、という状況の中で、知恵を絞って、視点を変えて、両方で成果を出すためのTry&Errorを繰り返したことで得た視点です。もちろん、うまくいかないことは多々あり(笑)、両方が中途半端にならないか、という不安は日々感じますが、娘にとってのHappyとともに、仕事人としての私にとってのHappyや事業にとってのHappy、全てを「欲張り」に追求していきたいと思います。

Fit Me恵比寿サロンの風景

Fit Me恵比寿サロンの風景

Fit Me Order madeをはじめたきっかけを教えてください。

新規事業に関わっていたルクルート在職中から、いつかは、世の中の役に立つ、誰かを幸せにしている「手触り感」のあるビジネスを自身で創りたいたい、

そして、良いサービスを社内の新規事業のように撤退基準を気にせずに継続して続けたい、と考えていました。
そこがベースなので、アパレルありきではなく、あくまでも、
「誰にどんなサービスで幸せをお届けするのか」で事業を検討しました。出てきたのが、アパレル業界の常識を覆す、「アイテム別の一律価格、1万円台で叶う、お洋服のフルオーダーメード」というコンセプトでした。

フルオーダーメードは通常、3万円~など、最終金額が分からずしかも高単価で敷居が高いもの。でも、定額、低価格でしかも自由度の高いフルオーダーメードが叶えば、女性が皆、自分の好みや体型にあったお洋服に出会える、というHappyのお手伝いができる、と考えました。年齢や体型を超え、「お洒落をしたい、を平等に」叶えることで、キラキラ輝く女性を増やしていきたいです。

今後の目標やプランを教えて下さい!

目指す、お仕事と子育てのパラレルHappyに向け、

お仕事面では、
Fit Me Order madeをより世の中に役立つ、社会的意義の高いサービスにしていきたい、と思います。
具体的には、 LGBTの方々や、身体に障がいがある方など、着たいお洋服に出会いづらい方々に、Fit Meの1万円台で叶うフルオーダーメードのお洋服をもっとお届けでき、シアワセのお手伝いができたら、と思っています。

子育て面では、
「子供の成長スピードに追い付こう!私も負けずに成長!」をモットーに、娘と一緒に二人三脚、楽しみながら突き進みたいな、と。
この夏、4歳の娘が、諦めずに頑張って自転車に乗る練習をし、乗れるようになったプロセスを見て、娘を応援しながら、そういえば、わたしは、チャレンジしているのか?スピード感のある成長をしているのか?とふと思い、20年来のペーパードライバー返上に向け、車の運転の練習をスタート。

今度は、娘が私の車の運転の練習を応援してくれています。そんな風に親子で刺激しあいながら成長していけたら、とても嬉しく思います。

最後に、メッセージをお願いします。

「子育ては、親育て。」日々、それを感じながら過ごしています。
子育ては、親を未知の世界に連れていってくれるなぁと。
たとえば、キャンプや、田植え、電動自転車生活・・全て、子供が産まれる前は、私の生活の中に絶対入ってくるはずがなかったものを、いまでは楽しんでいる。

子育てが運んでくる、不条理な出来事の数々に(笑)、本気でイライラすることも、地団駄ふむことも、そして自己嫌悪に陥ることもきっと子育てをしなければ経験しなかったこと。未熟な母(私)に、素敵な成長機会を与えてくれている、子育てに感謝!という気持ちを、忘れないよう、そして、イライラっとする瞬間、自己嫌悪な瞬間に、そんな気持ちを私自身が思い出せるよう、自戒の念をこめて、こちらに記録しておければ、と思います(笑)。

インタビューby 佐藤裕美

2018年10月4日 0 comment
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齋藤明日香さん

今回ご紹介する方は、3人子育て中の時短勤務から事業を提案して子育て関連サービス立ち上げ、子会社社長になった齋藤明日香さん。
以下引用ですが、このような心境のワーママさん、実は少なくないのではないでしょうか? そんな方の背中を押してくれるインタビューです。

目の前の仕事にいっぱいいっぱいな20代、その後、3度の妊娠期や育休復帰という、子<育てとの両立を上手くやれるか不安な中仕事をする時期が続き、自分が本当にやりたいことについてアクションするよりも、与えられた仕事をこなすのみの働き方をしていました。しかし、このままではキャリアは止まったまま年齢だけ進み、与えられると思っていた仕事もなくなってしまう日が来るという危機感を持つようになりました。

齋藤明日香さん

齋藤明日香さん

プロフィール

・氏名:齋藤 明日香

・会社名:株式会社cosoral

・役職名:代表取締役

・職種:WEBディレクター

・簡単な経歴:2006年新卒入社で株式会社ECナビ(現:VOYAGE GROUP)に入社。ポイントサイト「ECナビ」のディレクターとして、企画・運営を担当。その後、アライアンス部門の配属となり、外部提携での新規ウェブサービスやアプリの立ち上げを経験。2018年2月に社内の新規事業プランコンテストで「IT活用による子育て支援事業」を提案し、株式会社cosoralを設立。在職中、3度の育休産休、復帰を経験。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :35歳(1983年生まれ)

・お子様の年齢 :7歳(2011年生まれ)、5歳(2013年生まれ)、2歳(2016年生まれ)

・ワークスタイル:フルタイム

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

株式会社cosoralにて、ITを活用した子育て支援事業を運営しております。第1弾として、お子さんが小学校や保育園からもらってくるプリントを整理するためのアプリ「ポスリー」https://info.posly.jp/ を2018年3月にリリースしました。
現在は少数精鋭のチームで運営しているので、私の仕事の内容は、アプリ開発のディレクション、マーケティングからカスタマーサポートなどを一貫して担当しております。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

7:00 起床、着替え、メイク
7:20 朝食作りまたは子供たちを起こし着替えを手伝う(朝食作りと、子供の手伝いは日によってパパと分担しています)
7:30 家族五人で朝食
8:00 長女 小学校へ登校
8:20 長男と次女を保育園に送る(パパ担当)
8:20 朝食の片付け、部屋の掃除
8:40 通勤
9:30 出社
16:30 退社
17:30 長女を学童にお迎え
17:50 長男を保育園にお迎え
18:00 次女を保育園にお迎え
18:15 帰宅
18:30 夕飯作り
19:30 子供たちと一緒に夕飯
20:00 子供たちと一緒にお風呂と、長女の宿題フォロー
21:00 絵本の読み聞かせと寝かしつけ

出産して、何が一番変わりましたか?

仕事ができる時間が限られるので、いかに効率よく進めるか、優先順位を常に意識して仕事するようになりました。
プライベートでは、幸せを感じる頻度が多くなった気がします。子供が健康でいてくれるだけでどんなに恵まれているか日々噛み締めています。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

子育ての実体験から発案したサービスを会社に提案したことで、新会社設立、サービスリリースへと進めることができたことです。今、運営しているアプリ「ポスリー」では、子育てママ向けのアプリのため、自分自身の体験や感じたことをサービスに反映できるのも、楽しいと感じることの一つです。
また育児と仕事を両方していることで、それぞれで大変なことがあったときに、もう片方でネガティブな気持ちを切り替えられることです。

仕事で嫌なことがあっても、3人の子供をバタバタとお迎えしているうちには、そっちの方が大変で、一旦忘れることができます。逆も然りで、育児でストレスが溜まったときにも、仕事でリフレッシュできます。

 

3人の子供たちと

3人の子供たちと

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

育児では、イヤイヤ期の対応です。3人目のイヤイヤ期ですが、毎度手を焼いています。また小学生の長女の宿題のフォローは、時間がなくて大変です。
仕事では、子供の熱の時、急遽予定を変更したり休まなくてはならないことです。

それをどうやって解決していますか?

イヤイヤ期は、時間があれば、なるべく要求を聞いてあげるようにしています。晴れた日でも長靴を履きたいとか、冬なのにサンダルを履きたいとか、子供ならではのヘンテコな要望やマイブームもなるべく受け入れてます。時間がたつとそのうち終わるので。
宿題のフォローは、早め早めに声がけして促したり、ポジティブな声がけで自立していけるようにしています。
商談などキャンセルしにくい予定は、パパの商談の予定と被らないように事前に予定をお互いで共有し、スケジュールを組んでいます。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では、子供とのふれあいの時間を大事にすることです。三人それぞれにハグしたり、抱っこして絵本を読む時間はなるべく毎日とっています。
仕事では、「今できることをする」を大事にしています。事業責任者としてはまだまだできていないことも多く、適任ではないのではと不安になることもありますが、焦っても急には成長できないので、今自分にできることを着実に進めようと心がけています

 

3人子育て中の時短ワークでWEBディレクターをしていた齋藤さん。どうして事業を提案しようと思ったのですか?

新卒当時から自分の発案したサービス(特に女性向け)を立ち上げてみたいという思いがありました。しかし、目の前の仕事にいっぱいいっぱいな20代、その後、3度の妊娠期や育休復帰という、子育てとの両立を上手くやれるか不安な中仕事をする時期が続き、自分が本当にやりたいことについてアクションするよりも、与えられた仕事をこなすのみの働き方をしていました。しかし、このままではキャリアは止まったまま年齢だけ進み、与えられると思っていた仕事もなくなってしまう日が来るという危機感を持つようになりました。そのタイミングで人生やキャリアについて考え、今一番やりたい事として、「子育てを支援する」ような事がしたいと思うようになりました。
これまで仕事で培ったWEBディレクターとしての経験と3人の子育ての経験を活かして、「ITを活用した子育て支援事業」が私ならできると思い、事業提案をすることにしました。

 

事業責任者になり、時短からフルタイムに戻した時の心境や、やりくりを教えてください。

事業責任者になったので事業に責任を持ち進めていくという覚悟でフルタイムに戻しました。しかし、子育ての時間はこれまでと変えたくないので、9:30-16:30の時短勤務という働く時間はこれまでのままにしています。

働く時間を6時間から8時間に戻したところで成果にあまり変わりはないと思っているからこのようにしたのですが、変更から半年経った今、特に問題はないと感じています。

 

提案したサービスについて、なぜ始めようと思ったのか教えてください。

3人の子供がいて、それぞれ通っている学校、保育園が異なるため、それぞれがもらってくるプリントがあって、大事な予定の管理ができず困っていました。特に去年から長女が小学校に入学し、もらってくるプリントの量がさらに増えたことで、これはやり方を考えなくてはと検討し始めました。

他の類似のサービスも使ってみましたが、もっと使いやすいものが作れるのではないかと思い、提案してみました。

 

仕事風景

仕事風景

サービスについて教えてください。今後はどのようなサービスにしていきたいですか?

ポスリー」は、お子さんが小学校や保育園、幼稚園からもらってくるプリントを管理するアプリです。スマホで写真を取るだけで、アプリ内にお子さん別にフォルダ分けして管理できるので、お子さんが複数いる方や、習い事などを複数やっている方は、便利に使っていただけるのではないかと思います。

スマホで管理することで外出先やオフィスでプリントを確認し、仕事のスケジュールとお子さんの予定を調整できる点はワーママの皆さんにオススメです。また、提出物など忘れてはいけない期限や予定も、プッシュ通知の設定で教えてくれます。

9月には家族で共有できる機能をリリースしましたので、夫婦でプリントの内容を簡単に共有することもできます。

今後は、もっと便利に使っていただけるようユーザーの皆さんのご意見を聞きながら機能改善を続けて、たくさんの子育て中のママさんパパさんに使ってもらえるようなアプリにして行きたいです。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

まずは、プリント整理アプリ「ポスリー」をたくさんの子育て中のママさんパパさんに使ってもらえるようなアプリにしていくことが目標です。
そして、ポスリー以外にも、子育てをもっと楽にするようなインターネットサービスをどんどん産み出していきたいです。

 

最後に、メッセージをお願いします。

子供が小さかったり、複数いると、仕事にアクセルを踏みにくく、大きな挑戦に躊躇してしまうこともあるかと思います。以前の私がそうでした。

でも、今しかできないことがあるので、そのタイミングを逃さずに、自分が今やりたいことがみつかったら挑戦してみる方が良いと思います。

心配していたことも、案外どうにかなるものです。仕事すると決めたからには、同じ時間を使って何をするのか。これまでの仕事を続けて変化しないのか。

自分のやりたいことに挑戦してみるのか。悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひ後者をおすすめします。

インタビューby 椿

2018年10月3日 0 comment
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今回のパワーママは、3人のママでありながら本業では営業企画のお仕事をこなし、副業ではハーバリウム教室を主宰する阿部 淑惠さん。
阿部さんの勤めるソフトバンク コマース&サービス株式会社では働き改革が進められていて、ご自身もスーパーフレックスやテレワークといった制度を利用。さらには昨年解禁されたという副業にも挑戦。そんな阿部さんの先進的な働き方や子育てについてお聞きしました。副業につながったというハーバリウムの講師の資格のお話も伺いました!

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プロフィール

氏名:阿部 淑惠(旧姓:藤井)
<本業>
・会社名:ソフトバンク コマース&サービス株式会社
・職種:営業企画
<副業>
・協会名:日本ハーバリウム協会
・役職名:認定講師
・教室情報:Lucia

・簡単な経歴:
2002年 入社
2002~2007年 法人営業
2007~2016年 法人営業企画
2016~現在 コンシューマ事業 事業推進 (人事・総務チーム)
2018~現在 副業:日本ハーバリウム協会 認定講師
・居住地:東京
・ご自身の年齢 :35歳(1982年生まれ)
・お子様の年齢 :10歳(2007年生まれ・娘)、5歳(2013年生まれ・息子)、8ヶ月(2017年生まれ・息子)

・ワークスタイル
<本業>
フルタイム、スーパーフレックス &テレワーク(月の半分未満)
(※スーパーフレックス=コアタイムのないフレックスタイム制)
<副業>
ハーバリウム認定講師活動(ハーバリウム教室、ワークショップ、販売)

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

ソフトバンク コマース&サービスでは、働き方に関するスローガンとして「Smart & Fun!」を掲げており、ITやAI(人工知能)を駆使して、全社員がスマートに楽しく働くことを目指しています。このスローガンに基づき、「働き方改革(Fun)」「業務改善(Smart)」「人事」「総務」関連の仕事を主にしています。

働き方改革部分では、スーパーフレックス・テレワークの導入で時間をより効率的に使って働くことを目指しています。
例えば、40分の子どもの授業参観で今までは全休または半休を取得しなければならなかったのが、テレワークとスーパーフレックスの制度を組み合わせることで、約1時間の中抜けで終わらせることができます。繁忙期の忙しい時期は、メンバーも本人もHappyですよね。育児以外でも通院や私用、営業帰りに帰社しなくても自宅や外出先で業務をすることができれば、移動時間の短縮にもなり、満員電車のストレスも軽減されます。また、テレワーク部分については「BCP 」対策でも非常に重要だと考えています。(※BCP=Business continuity planning(事業継続計画))
一方で、制度ができたばかりですので使い方がわからず使用できてない方がいるのも現状です。皆さんの声を聞きながら、「いつでも、誰でも」取得できる働きやすい環境作りを目指す部署に所属しています。

また、「働き方改革」には「業務改善」部分が非常に重要です。業務の効率化や改善をしなければなりません。今まで何時間もかけて作業をしていた業務を数分にすることができれば、空いた時間に新しい仕事を企画することもできます。スマートに楽しく働くことで、モチベーションも上がり、より今の仕事を好きになって欲しいと考えています。他の方の見本になれるよう、私自身が掲げられている働き方を意識しながら日々努力しています。

2017年10月より副業解禁となったため、ハーバリウム認定講師の資格を取得し自宅でハーバリウム教室を開催しています。
休日は地域の方と触れ合うことができ、子どもたちにも新しい友達ができます。育児をしているとなかなか自分の好きなことができないという考えがあったのですが、「やりたいことをやってみる」ことが自分のモチベーションアップ+成長のためにも非常に重要だと感じました。
日々の生活を楽しく過ごすベースに家族と仕事があり、双方充実することで向上心が高まり「仕事も家事も、育児ももっと頑張ろう!」という気持ちになります。

 

1日のスケジュールを簡単に教えてください。

■平日
5:30 起床
7:15 仕事スタート(※朝の家事&子どものことは主人にお任せ)
16:00 お仕事終了(※残業がなければ)
17:00 保育園お迎え
17:30 帰宅(※夜の家事&子どものことは私。平日の夜は主人には自由にしてもらっています)
18:00 子どもたちとお風呂&夜ご飯
20:00 長女のお迎え
20:15 長女夜ご飯&次男寝かしつけ
21:00 長男(寝かしつけ)
22:00 起きた次男と遊ぶ&長女の宿題チェック
23:00 次男の最終寝かしつけ
24:00 就寝

■休日:副業日
AM:家の掃除、料理、買い出し(1週間分の食料)
(※休日の空き時間は私が自由にさせてもらっています)
PM:ハーバリウムレッスンor家で過ごすか長女、長男とお出かけ
(※次男は小さいので家で主人とお留守番)

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出産して、何が一番変わりましたか?

責任感の意識が変わり、この子どもたちを育てるために、私がしっかりしないと!と思うようになりました。
仕事では、「限られた時間で求められている以上のパフォーマンスを出すためにはどうしたら良い?」と常に考えるようになりました。私の中では「スキルUP・業務効率・納期」に特に重点をおいています。子どもがいるからできない、風邪をひいたから納期が遅れてしまうなどは、「理由にならない」と私は考えます。いただいた仕事、設定していただいた目標と納期に合わせ、逆算しスケジュールを設定する。できない、間に合わないのは、自分のスキル不足。何を改善すれば良いのか、どうやったらできるのかを考えわからなければ上司に相談する。出産する前は意識せず仕事をしていたのですが、働ける時間が限られているからこそ、自分の成長がとても大事だなと実感しました。「できないことなんてない、最後まで諦めずに考えれば必ずできる!」と思っています。もちろん失敗も沢山します。ですが、失敗したらまたやり直します!

また、子育ては夫婦だけではできません。友だち、ママ友、上長、会社のメンバー、会社のおやおや倶楽部のスタッフ、ご近所の方、地域の方、保育園の先生、学校の先生、塾の先生、シッターさん、病院の先生などなど沢山の方に助けられ、協力していただき成り立っています。子どもが体調を崩したときに心配してくれる会社の皆さまにも本当に感謝をしています。まったく予想がつかなかった1人目と比べ、子どもが増えるたびに子どものペースがわかるようになりました。今では、何があってもそんなに焦ることはないです。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

3人の子どもたちが並んで寝ている姿を見ると、癒しでしかありません。子どもが楽しそうに遊んでいて、不安なく家で過ごしている姿をみることで明日からもっと仕事頑張ろう!という気持ちになります。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

1人目の時は右も左もわからず本当に大変でした。
高熱が2週間に1回出る子でしたので、夜間小児で数時間待ちの状態も多々ありました。子育て情報もなく、ママ友も少なかったのでほぼ1人で育児をするしかない状況でした。仕事と育児の両立も手探り状態で、スケジュールを立てることもなくがむしゃらに生活していました。友人が楽しそうに遊んでいる姿がSNSに投稿されると悲しくなってしまったり、仕事が思うようにできないもどかしさ。フルタイムで働いていたので、「子どもが可哀想」と言われる辛さ。あまりに何もかもうまくいかず、子どもが風邪をよく引くのも自分のせいだと思い込み、病院の先生に泣きながら相談したこともあります。「私が仕事を辞めればいいんですか?」と聞いた時の、病院の先生の言葉が忘れられません。
「免疫がないんだから何しても風邪引く子は引くわよ。子どもがいる女性を正社員で雇ってくれるとこなんてあまりないんだから、辛くてもしがみつきなさい!子どもがよく風邪を引くのなんて最初の1~2年だけなんだから。走り続けなさい。」

 

それをどうやって解決していますか?

今では、1人で頑張ろうと思うのではなく沢山の人を頼っています。辛い時に主人も仕事中だったら、ご近所さんに助けを求めれば良いやくらいの気持ちで育児をしています。ただ、求めるだけではなく自分も何かあったときには助けます。夜間小児については主人が務めている会社の「キッズドクター」というアプリがリリースされてから本当に楽になりました。他にもママ友やシッターさん、病後児保育の先生などにも心から感謝しています。
また、家事は完璧にするのではなく、作れない時はお弁当でもいいよと言ってくれる主人にも感謝していますが、節約もしないといけないので休日に作り置きすることが多いです。
日々、忙しいと思われがちですが「隙間時間」が必ずあるので、その隙間時間をどう使うかを常に考えて行動しています。「隙間時間」ができた時がチャンスです!その時間に「やりたいこと」を終わらせます。

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育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

どちらにも言えることですが、「人と人とのコミュニケーション」です!
私のことを信頼してくれるから、仕事を任せてくれる。そして、信頼をしてくれるから「もっと頑張りたい!」と思えます。育児においても、信頼しているから子どもをお願いすることもでき、逆に信頼してもらっているのでママ友に何かあったときに我が家で助けることもできます。そのためには、日々のコミュニケーションがとても大切だと考えています。

 

ご家族との家事育児分担についてはどうされていますか?

主人との家事育児分担については、2人ともその場で言われることが苦手なタイプなので、年間の家事・育児のタスク表を作り分担しています。分担については、タスク表を作ったときに話し合い、タスク表に記載がないことをする場合は要相談ですが、だいたいのことはタスク表に記載があるので、これってどっちだっけ?と思ったときはタスク表を見るようにしています。

 

会社で副業が解禁になり、副業をスタートしたとのことですが、始めたきっかけについて教えてください。

産休中にハーバリウムの資格を取得したことがきっかけです。子どもと一緒に自宅で作れないかな?と思い、資格を取得しました。当初は自分で作るのみの予定でしたが、子どもがいる我が家でベビー連れでも対応できる教室を開き、ご近所の方や赤ちゃん連れの方が気楽に楽しめる場の提供をしたいという思いがありました。

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副業のハーバリウム教室についても教えてください!

所属している協会「一般社団法人 日本ハーバリウム協会」のミッションにある、「女性の成長とより充実感のある生活の提供」という思いに心が惹かれました。
認定講師の資格取得にいらっしゃる女性の方は皆さん、「ワクワクし希望をもって」お帰りになります。カフェでお友達とワークショップを考えたり、販売、または美術の先生などはお子様向けに何かできないかな?など、自分で考えるきっかけになります。何かのきっかけ作りのほんの少しのお手伝いしかできませんが、お手伝いができたらとても嬉しいです。

 

今後、その取り組みを通して、どうしていきたいと考えていますか?

会社を定年退職した後の夢ですが、「近所の働くママの役にたつ場を提供したい」という思いがあります。お母さんの帰りを一人で待つお子さんに対して、今の生活では平日に余裕がないですが、余裕があれば「我が家で待っていればいいのに」と思うことが多々あります。会社を定年退職したら、親が帰ってくるまで子どもたちが安心して過ごせる場所を我が家で提供できればと考えています。「あそこの家なら安心だよ」という安心感を少しずつ作りたいです。

今後の目標やプランを教えて下さい!

現在、とても楽しく、充実した日々を送らせてもらっています。仕事においては微力ですが会社に貢献できる人材になれれば・・・と思っています。周りの方との信頼関係・コミュニケーションを大事にして、子どものお手本になれるよう、笑顔で毎日を過ごしていきたいです!

 

最後に、メッセージをお願いします。

社会人になり、定年を迎えるまで約40年。初めての育児と家事の両立で途方に暮れるくらい疲れ切ってしまうこともあると思います。ですが、子育てにかける時間は働く間のたった数年で、必ずあっという間に「最後のとき」がきてしまいます。1日1日が大切な時間で、気づけば自分の手から巣立ってしまいます。育児と仕事の両立は、他の人と比較せず、自分がどうしたいかが一番大切です。
時短勤務・フレックス・スーパーフレックス・テレワーク・フルタイム勤務など、沢山の働き方がある中で自分自身に合った働き方を見つけ、自分自身が自信を持って子どもと向き合うことが大切だと思っています。「育児をしながら働く」と考えた時点で、もう立派な「ワーキングマザー」です。

いつも協力してくれる皆さま、家族、上長、会社のメンバー、ママ友には感謝の気持ちでいっぱいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

インタビュー:柴田広夢

2018年7月20日 0 comment
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次女1歳の誕生日フォト
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プロフィール

・氏名:原田 晶子

・会社名:株式会社ネクスウェイ

・職種:企画職

・簡単な経歴:2009年入社。IT系サービスの営業(帳票配信システム~DM販促提案まで様々なサービスを営業)→カスタマーサクセス部門で既存サービスのユーザーサイトやユーザー会の企画・運営→2011年結婚・妊娠・2013年出産→待機児童→2015年産後はじめての復職を機に、働くママ向けの事業を会社に提案、企画が通る→妊娠・2017年出産→2018年二回目の復職後、新規事業責任者として現在取り組み中。

・居住地:東京

・ご自身の年齢 :(31歳、1986年生まれ)

・お子様の年齢 :(長女4歳、2013年生まれ、次女1歳、2016年生まれ)

・ワークスタイル:正社員・フルタイム勤務

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

現在、働くママ向けの知恵共有サービスを新規事業責任者として企画しています。

アプリ開発の許可を会社からもらえたので、今はその準備に奔走しています。

最近、時短勤務からフルタイムに変更しバタバタと過ごしています。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5時30分:起きれたときは、洗濯や掃除。疲れてるときは6時に起きます笑

6時00分:自分の着替え、化粧、朝ご飯、子供達の朝ご飯の準備

6時30分:子供達を起こす、朝ご飯を食べさせる

7時00分:子供達の登園準備

7時30分:保育園へ出発

7時50分:通勤

8時50分:出社

17時20分:退社(※月曜日は18時まで会議のため、18時過ぎに退社)

18時30分:保育園にお迎え(※月曜日は延長して、19時30分お迎え)

19時00分:帰宅、夕飯準備

19時15分:夕飯、後片付け

20時00分:子供達と一緒にお風呂

21時00分:絵本を読んだり、おままごとしたり子供達と戯れる(寝落ち確実な日は、ここで洗濯を干すところまで済ませる)

22時00分:子供達就寝(大抵は一緒に朝までコース・・)

23時00分:まれに寝落ちから帰還起したときは、家事したり録画しているドラマを見たり自分時間。

24時00分:就寝。

 

出産して、何が一番変わりましたか?

自分を応援してくれる味方が増えたこと。娘がいつもお仕事頑張ってね!とか大変だった?と気にかけてくれるので、やる気が出ます。また、仕事に対しても、子供達にちゃんと「ママはこういう仕事をしてるんだよ」と自信を持って話せるような仕事をしたいと考えるようになり、仕事に向き合う姿勢も変わってきたかなと思います。あとは稼がなきゃという意識が高まったのは事実です笑。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

私ははじめて復職した時、待機児童になったこともあり2年間の休職期間がありました。周りの同期はその間、昇格している人もいたり、自分の2年間はとんでもないブランクなんだと感じていましたし、時短勤務で復職したこともあり、担当する仕事にも物足り無さを感じたりしていました。自信を失い、子供が体調を崩し会社に連絡を入れるたびに、仕事を続ける意味を考えるようになっていました。ある日、上司から「働くママには厳しいかもしれないけど是非君にやって欲しい」とある仕事を任せてもらいました。その仕事は、お客様対応あり、後輩の教育もあり、と時短勤務では難しい部分も多々ありましたが、何とか頑張っていたある日、自分の成長を感じる瞬間が訪れました。子供が産まれ、自分の思い通りにはならない存在と24時間365日一緒に生活してきたことで、仕事で起きる全ての事に対して動じずに落ち着いて対応できている自分に気づいたのです。

「不測の事態を想定して先回りして計画を立てる」ってママの能力ですよね?それを仕事で活かせている自分に気づくことができました。それを機に、私の2年間はブランクではなかったんだと思えるようになりました。それからは、マネージメントは子育てと一緒だなと感じたり、逆に、仕事での経験を育児に活かしたり。ママである自分と、仕事をしている自分の両方の自分が「私」を成長させてくれているなと感じています。どっちの幸せも感じることが出来て、以前と比べ人生が豊かになった気がしています。もちろんかなり大変なんですけど・・!笑

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

一番は、こどもの体調不良です。仕事が大切な時期に限って、娘が熱を出したり、入院したり。2人目の復職後は、下の娘が2度入院する事態が発生し、新規事業を頑張っていこうと気合いを入れた矢先、ものすごい勢いで出鼻をくじかれました笑。

 

それをどうやって解決していますか?

今は仕方ないと割り切っています。一人目の時は割り切れずに、何とか仕事を回そうと四苦八苦していましたが、二人目の今、大変な時期はそう長くは続かない事を知り、腹をくくれていると思います。一人目での経験を通じて、割り切って子供優先でやっていこうという自分なりのワーママスタンスを定めることができたことが、一番の解決策になっているかなと感じています。

当時2歳の娘と公園で

当時2歳の娘と公園で

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では、子供の個性を伸ばすこと。絵が好きなら、紙とペンをたくさん与え、英語に興味を示せば、英語にたくさん触れる機会を与え、個性を伸ばしていって欲しいなと考えています。その機会を悩まずに与えていけるのは自分で稼いでいる特権な気がしています。

仕事では、とにかく動いてみることをママになってから意識しています。ママになる前は、考え抜いてから動きたいタイプでしたが、圧倒的に時間が限られている今の状況で結果を出すには、まずは動いてみて軌道修正をしてどんどん進んでいく方が早く成果を出せるかも知れないと考えるようになり、まずは動いてみることを意識しはじめました。結構いい感じです!

 

一人目の育児休暇復帰時、とても辛かったというお話。なぜ辛かったのですか?

「ママとして、どういうスタンスで働くのか」を定める前に復職してしまったことが一番辛かった原因だと思います。仕事でちゃんと成果を出したい自分がいて、後輩からの質問電話に娘が泣く中出たり、深夜に仕事をしてみたり。子供が風邪を引けば、休む連絡を入れることがストレスになってたり。自分の中でこういう働くママを目指そうというものが明確にもてていないことで、以前の自分のように働けないことに対してどういう風に向き合っていくかを決められておらず、バランスを崩していたと思います。

その時に戻れるとしたら、自分にどういうアドバイスをしたいですか?

世の中の働くママ達は、この困難な状況を、どうにか切り抜けるために、あらゆる工夫をしています。夕飯を朝に作る人もいれば、外食を上手く活用している人、洗濯物を畳まないでそのままクローゼットへ戻すようにしている人、ファミリーサポートや病時保育を上手に活用している人。仕事で気をつけていることも工夫ばかり。自分は、どこを工夫して、どこを頑張りたいのか、自分なりのスタンスを、あらゆる先輩ママたちに知恵を借りながら質問しながら決めていけたらいいんだと思いますし、私はそういう機会(場所)を提供したいと思っています。

 

新規事業を始める決意をした原田さん。なぜその決意に至ったのですか?

それだけ初めての復職が辛かったんだと思います笑。主人がサービス業でほとんど家にいないこともあり、1人で抱え込んでしまっていました。自分が一番、みんながどうやって工夫しているのか知りたかったですし、私のように働くママが1人で悩むことがないようにしたいという想いがものすごく強くなっていき、新規事業としてやりたいと思うようになりました。

 

サービスにかける思いなど、教えてください!

働くママ達の日々の工夫ってあまり外には出てこないと思います。私も疲れた日は、冷凍食品に頼ったり、たまには子供達と外食する日もあります。でも、そこだけを見て、手抜きな親だと思われたくない自分もいたり、facebookやInsatglamには絶対載せませんよね?笑。でも、本当のところ皆どうしてるの?って皆が知りたいことだと思うんです。それを知るだけで、心が軽くなる働くママも多いはず。そういう働くママ達の日々の工夫や知恵をみんなで共有して、みんなが自分なりの「私はこうやって働くママやっていこう」というのを見つけられるようにしたいです!

 

3人で

3人で

今後の目標やプランを教えて下さい!

「ワーママ寄れば文殊の知恵」だと考えていて、私の工夫は○○さんにとって目から鱗で、△△さんの工夫は私にとって目から鱗。そういう出会いをたくさんつくっていきたいです。まずは、検証環境を2018.4頃にリリース予定です。本格的にサービスリリースする際には、是非皆様にメンバーになってもらいたいので、広報させてください!

最後に、メッセージをお願いします。

私は家族・子供が一番大切です。仕事は好きですが、どうやっても一番にはなりませんでした。だからこそ悩んだし、今も定期的に悩みが襲ってくることがあります。これから娘が小学生になったら・・とかきっと悩むと思います。そんな時、同じように頑張っている働くママ達と助け合ってなんとか切り抜けて、「あの時仕事辞めなくて本当によかったよね!」と語り合いたいなと夢見ています。今回私のように平凡な人がパワーママのインタビューに答えていいのか、結構悩みましたが、私のようなごく普通の働くママが増えていくのが今後の日本だと思い、インタビューに答えさせていただきました。バリバリじゃなくても、普通のママでも、ちゃんと働いていける日本に変えていきたいですね。一緒に頑張りましょう!私も自分の出来ることを頑張るので応援していてくださいね!

2018年1月16日 0 comment
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城さん
城さん

城さん

プロフィール

・氏名: 城 梨沙(じょう りさ)

・会社名:株式会社エスキャリア・ライフエージェンシー 代表取締役

・職種:料理を通して子どもの「自信」を共に育むエスキッチン「エスキッチン」http://es-lifeagency.co.jp/の運営

経歴:

大学卒業後、株式会社パソナキャリア(現パソナ)に入社。法人営業として、求人開拓営業を経験。3年半で500社以上の企業の採用に関わり、求職者とのマッチング業務を行う。

2009年結婚と同時に退職。主婦となりオーストラリアに1年在住。

2010年フリーのキャリアカウンセラー・講師として独立。

2011年株式会社エスキャリア設立時に執行役員に就任。

2013年第一子を出産。

2016年10月株式会社エスキャリア・ライフエージェンシー設立。

2017年1月 エスキッチンサービスリリース

2017年8月第2子出産。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :(33歳 1983年生まれ)

・お子様の年齢 :(長女3歳 2013年12月生まれ 長男0歳 2017年8月生まれ)

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

毎日のご飯作りが大変な親御さんのために作りおきを提供するだけではなく、お子様と一緒に料理を行い、お子様が家庭内で役割を持ち、感謝されることで、お子様の自信・自立・自己表現力を育む共育サービス「エスキッチン」(http://es-lifeagency.co.jp/)を設立運営しております。働きながら、子どもを育てることが益々当たり前になっていく中で、夫婦どちらかが頑張るのではなく、仕事も子育てもいっぱいいっぱいにならず、色々な人が関わり、子どもの成長を共に育む「共(とも育て)」文化がもっと日本に広がって欲しいという想いで2016年10月にサービスを立ち上げました。

 第2子出産直後ということもあり、自宅で仕事をしている時間も多く、社員とのミーティングを遠隔や自宅で行ったり、アポイントや打合せで外出する際は、家族やファミサポさんの力を借りながら子育てと会社運営を両立しています。

 

 エスキッチンの食育サポーターの皆さんとの写真


エスキッチンの食育サポーターの皆さんとの写真

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

第2子を2017年8月に出産したばかりで、自宅で子育てをしながら仕事を行っています。
7:00 起床
8:30 保育園への送迎
9:00 仕事開始(自宅だったりオフィスだったりアポイントに出かけたりと出勤スタイルは
その日によって調整)
17:00 仕事終了
18:00 家事・育児時間
22:00 家族就寝
24:00 仕事や第2子の寝かしつけをして自分も就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

仕事を中心に回っていた日常が、子どもという存在が出来たことで、仕事の内容、ライフスタイルも180度変わったことです。子どもを産む前からフリーランスのキャリアカウンセラー・講師として働いていたので、自分らしい働き方は実現できていましたが、出産後、仕事と家事育児の両立の壁に直面しました。夫婦だけで、仕事をしながら育児・家事を両立していくことの限界を感じ、第3者を頼り、色々な人と共に育児をすることの大切さを、身を持って体験しました。このことが、エスキッチンのサービス立上げにも繋がりました。また、物質的な豊かさよりも、家族で過ごす時間や、ゆとりある時間にとても価値を感じるようになったのも子どもを産んで大きな変化だと思います。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

出産をしなければ、自分で会社を起こしサービスを立ち上げることもなかったと思います。
会社とサービスを起こすというパワーを、子育てを通してもらったと思っています。
子どもを産むと育休期間などで、キャリアがストップしたと思う方も多くいるのですが、全
く逆で、子どもを産んだことで今までなかった価値観が生まれたり、やらなきゃいけないこ
とが増えて段取り力が上がったり、子育てパートナーを探し頼ることで、依頼力が身につい
たりと、私は子育てをしてより多様な人と触れ合うことで、出産前よりも多様な人とのコミ
ュニケーション力や調整力なども向上したと感じています。

 

8月下旬に生まれたばかりの第2子ちゃん

8月下旬に生まれたばかりの第2子ちゃん

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

一番の試練は、今年の第2子出産でした。会社を設立し、サービスをリリースした直後に妊
娠が発覚し、つわりで入院。妊娠26週で切迫早産になってしまい、6分間隔の陣痛が3日
間も続いてしまった時は、もう祈るしかなく、病院のベットに寝ながらずっと泣いていまし
た。会社のメンバー、家族にも心配と迷惑をかけ、自分の不甲斐なさと無力感で途方にくれ
る瞬間が何度もありました。会社運営が滞ることへの不安と焦りもすごくありました。まさ

か会社設立1年目にそんなことが起こるなんて、人生は本当にプランドハプンスタンスだな
と(笑)。
出産後の今はまとまった睡眠がとれない大変さがはじまりました。まだ預け先もないので、
仕事をしながらの育児は、身体がしんどい時もありますし、集中して仕事ができない瞬間も
日常茶飯事ですが、子どもの成長は本当に早いので、こんな時間もあっという間に過ぎてし
まうと思うと、その一瞬一瞬も楽しんでいきたいと思っています。

 

それをどうやって解決していますか?

自分たちがやるべきことと、手放す(やらない)ことを決めたことです。子育てで大変なの
は、ほとんどがその周辺にある家事に時間を取られていることだと思います。仕事に出てい
る分、帰宅後は子どもとの時間をたっぷり取りたいと思っても、終わりがないほどの家事が
待っていたりします。掃除や料理など、月に数回は自社サービスや、地域のサービスを使う
ことで、精神的なゆとりを持てるようになりました。また、近くに住むママ友にも、気軽に
「今日は一緒にご飯食べて、うちで子どもたちをお風呂入れていかない?」と声を掛け合え
る関係を作れていることも、とても心強く、困った時にSOSを出せる人が周囲にいる安心
感はとても大切だと思います。
私は区のサービスをよく利用していますが、地域の方とも繋がる機会になり、地域の情報を
得られたり、子育て相談にのってもらったりしています。長女も、色々な人とコミュニケー
ションを取るので自己表現もよくします。夫婦がいっぱいいっぱいになっていないこと、自
分たちがやりたいことがきちんとできていることが、家庭にはとても大切だと身を持って感
じています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

1つ目は「人に頼る」ことです。子どもを産むまで、人に頼るということをあまり意識する
ことが少なかったのですが、子どもを産んで、家庭内ではもちろんのこと、仕事面でも、人
に頼ることの大切さを、身を持って感じました。正確に言うと、人に頼らない限り仕事も育
児も両立はあり得ない状況になったからです(笑)。今の子育てママたちを見ていると、と
にかく自分一人で頑張らなきゃと思っている人も多いですし、仕事においても、一人で業務
を抱え込む人も多いなと感じます。いい意味で女性は責任感が強い面もあると思います。周
囲に頼るのが上手な人ほど、仕事でも成果を出しているという調査結果を見たことがありま
す。頼るためには、相手が気持ちよく引き受けてもらえるような依頼力やコミュニケーショ
ン力、相手の強みや背景をつかむ力などが必要とされますが、私はママだからこそ、この力
が身についたと思いますし、仕事の場面でもとても活かされています。子どもを産んで限ら
れた時間の中で自分が活動していくためには、全て自分が頑張るではなく、上手に周囲の力
を借りていく力がとても大切だと思います。
2つ目は、「周囲の価値観や自分の固定概念に縛られないこと」です。
親達世代の子育て論や、一般論につい縛られて苦しくなっているママも多いです。
親達世代とは子育てにおける情報も随分変わっています。すごく仕事も子育ても上手にして
そうと、外からみるとキラキラしているようなママも、案外同じ悩みをもっていたりします
。周囲と比較をついしてしまいますが、「固定概念」や「べき論」を周囲と比較せず、自分

らしい選択、自分の家庭らしい選択とは何かを考えていく先に、各々の「幸せ」の形がある
と思います。

実際、毎日いっぱいいっぱいで両立されている家庭は多いと思いますが、外部サービスを使うのにまだまだ抵抗がある方が多いかと思います。そういう方へ何かアドバイス頂けますでしょうか。

両立の解決は、外部サービスが全てではないです。アウトソーシングは、ハードルが高いと
感じる場合は、近場で頼れる子育てファミリーを見つけることもいいと思います。いっぱい
いっぱいを共有し合える仲間がいるだけでも全く違うと思います。その上で、外部サービス
を使うことについてお話させていただきます。
自分たちが頑張ればできることをアウトソーシングするってなかなか選択しづらいですよね
。すごくよくわかります。まずは金銭的なハードルと、他人を家にいれるハードル、自分た
ちが頑張ればできるものを人に頼んでまでやるべきなのかというハードル。それぞれ乗り越
えないと、利用には踏み切れないと思います。私も実際2年半かかっていますので。
金銭的なハードルについては、それぞれ家庭の事情があると思いますが、まずは予算を決め
て自分たちが出してもいい金額でまずはお試しでも利用してみると、そこで生まれる時間の
ありがたさを感じられると思います。プロの方に掃除や料理をしてもらえると、自分がやる
以上の価値で返ってきますし、「今日もこの家事のせいで、自分の事ができなかった」とい
うようなイライラした時間がなくなります。地域のサービスだと民間会社よりも安くお願い
できるところもあります。他人を家にいれるハードルについては、私も家が狭かったり、子
どもの物で溢れかえっているような場所に人を入れることに抵抗感がありました。でもその
仕事をしている人たちは、それが仕事なので、気にしていなかったり、触れて欲しくないも
のはこちらがある程度、別のところに移しておくことで、一度利用してみるとその抵抗もな
くなりました。自分たちが頑張ればできるものを、人に頼んでまでやるべきかというハード
ルについては、私たちも一番ここが夫婦で意見が分かれたところでした。しかし、頑張れば
できるを夫婦で繰り返していた結果が、お互いが疲弊したり、そのせいでイライラして喧嘩
や対立をしていた根源だったので、外部の方に依頼したことで、私のイライラがなくなった
ことが、夫にとっては一番嬉しい効果だったようで、我が家にはなくてはならないリソース
となりました。

フリーランスや会社経営と「自分らしく生きる」が城さんのテーマになっていますが、きっかけはなんですか?

はい。私は社会人3年目の25歳で結婚したと同時に退職し、夫の海外転勤で主婦を経験しています。帰国した際に直面したのが、0か100かの選択しかないことでした。バリバリ働くためには長時間労働で成果を求められる仕事、時間で終われる仕事は、ルーティーンワークのような仕事の2択しかないことに苦しさを感じました。どちらでもない働き方を実現させたいと思い、フリーのキャリアカウンセラーとして働く道を選びました。選択肢が「ない」で諦めず、実現できる道を自分なりに模索してきた結果、今のような働き方になりました。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

私の仕事のテーマは、「自分らしく生きるを応援すること」と「次世代に繋ぐ」ことです。

20代で、0か100かを突き付けられた経験。子育てをして、母親一人または夫婦だけで頑張るだけが子育ての形ではないことを知った経験。時代が変わっているからこそ、0か100ではない時代に合わせた働き方、生き方、子育ての仕方の選択肢を示していきたいと思っています。そして次世代が、働きながらも子どもを産み育てていくことが「楽しそう!」と思える社会を実現したいからこそ、自分にできる小さいことからコツコツやっていきたいと思っています。

 

最後に、メッセージをお願いします。

「正しさ」よりも「自分らしい」両立の形を!とカッコよくメッセージしたいものの毎日、目の前の子育てと仕事で、一瞬で時間が過ぎています。生後間もない子どもとの生活は、睡眠不足だし、パジャマで一日終わることもよくあります(笑)キラキラした日常とはほど遠いこと・・(笑)。モヤモヤしてる日もいっぱいあります。自分らしいの裏には、この選択をしてよかったと思えるまで頑張ることと表裏一体だと思います。きっと読者の皆さんも今に必死な同士だと思います。子どもたちがその背中を見た時に、「ママみたいな両立は無理」と思われず、働きながら子どもを産み育てていくことは「楽しそう!」と思ってもらえるママでいられるよう、必死ながらも一緒にこの時代を生きていけたら嬉しいです。みんなで頑張りましょう(^^)

2017年10月24日 0 comment
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小田木さん

今回ご紹介するパワーママは、村田亜希子さんからのご紹介。以下、ご紹介メッセージです!

仕事と育児の両立に悩んでいた時期に、「仕事を大切にすることが、子どもを大切にすることに繋がる」と、背中を押してくれた先輩お母さんの株式会社NOKIOO ON-MOプロジェクトの小田木朝子(おだぎともこ)さん。

社会とつながりが持てない、おいていかれる…と想いがちなお母さんたちに、「子育てはブランクではない」ことを伝え、絶大な支持を受けている女性です。

小田木さん

小田木さん

プロフィール

・氏名:小田木朝子

・会社名:株式会社NOKIOO http://www.nokioo.jp/ /一般社団法人育勉普及協会 http://ikuben.jp/

・役職名:マネージャー

・職種:営業

・簡単な経歴:

静岡県在住。小学3年生、5歳の2人の娘と夫の4人家族。

2社の転職を経て、一貫し法人営業としてのキャリアを積み、その大半を企業へのウェブマーケティング企画提案業務に従事。

結婚・出産を経てITベンチャー・NOKIOO創業メンバーとして参画。自身の経験を活かし子育てママの就労支援『ON-MOプロジェクト』を立ち上げ、事業化。2017年からは、一般社団法人育勉普及協会を立ち上げ、子どもを持った女性のための基盤づくりの学びを資格化し、広げることに取り組む。(中小企業診断士/1級販売士)

・居住地:静岡県

・ご自身の年齢 :38歳(2018年)

・お子様の年齢 :(西暦でお願いします、生まれ年でタグをつけるためです。)8歳、5歳(2018年)

・ワークスタイル:正社員、フルタイム

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

私が働くのは、祖業7年目のITベンチャー企業・株式会社NOKIOO(http://www.nokioo.jp/)です。担当する事業は2つ。1つは静岡県内で5,000人の子育てママのネットワーク・ON-MOプロジェクト(http://on-mo.jp/)を持つON-MO事業。子育て中の女性ばかり5人チームで、主に行政の「女性活躍」や「就労支援」に関わる事業を民間提案で受託しています。そして、2017年からは一般社団法人育勉普及協会(http://ikuben.jp/)を設立し、女性の両立のための時間術や思考術を認定資格にするという新規事業にも並行して取り組んでいます。育勉(いくべん)は、「子育てしながら勉強する」という私たちの造語です。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

4:00前後 起床、仕事や勉強(貴重な自分時間!)

6:00~7:30 家族で朝食、身支度

8:30~17:30 オフィス勤務や営業・出張

17:30~18:30 学童保育と保育園のお迎えを経て帰宅

19:00~20:00 夕食やお風呂

21:00前後 就寝(週に1-2回はオンラインMBAの授業に参加)

出産して、何が一番変わりましたか?

物理的には時間に対する意識です。限られた時間でいかにやり切るかという姿勢で仕事をするようになり、そんな働き方を長女出産から8年続けるうちに、かなり鍛えられたと感じています。

でも最大の変化は、働くということに対する目的意識や、価値観の変化です。両立することで、仕事も家事も育児も、すべて中途半端になってしまった感覚に悩んだこともありましたが、今は「子育てはブランクじゃない」「自分で働くと決めたなら子どもに誇れる働き方をしよう」と考えています。覚悟ができたことで、多少のことには動じなくなりましたし、大変なこともポジティブにチャレンジできるようになりました。

母になったことで、知った世界や人脈、経験したこと、価値観の変化があって生まれた事業(ON-MO事業、育勉普及協会)が今の私の仕事です。こうした仕事にチャレンジしていることも、以前は想像のつかないことでした。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

私の子どもは2人とも女の子なので、「女性はいくつになっても、子どもを持っても、仕事をしながらイキイキできる」姿を見せられることでしょうか。子どもたちが自分の将来をポジティブに考えるための《刷り込み》を日々している気持ちです。

最近、小学生になった長女は、ママがお仕事にいくときのお化粧した顔が好きだと言ってくれます。(夕方に化粧が落ちた顔でお迎えに行くと怒られます。)

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

長女出産からしばらく、出産前の生活や働き方からのあまりの変化の大きさに、どう対処して良いか分からずジタバタ苦しんだことですね。

育休中は「なんだか社会から自分だけ取り残されているような」気持ちに悩み、復帰後は残業できない中で仕事が中途半端になった感覚を持ち、育児なく働く同僚と自分を勝手に比較し「ハンディキャップを負いながら働いている」とモヤモヤしました。さらに、かわいい子どもを持ちながら、そんな思いを抱えてしまう自分に、「母親としてどうなのか」と罪悪感まで持ち、今振り返ると暗黒期間でした。

 

それをどうやって解決していますか?

いろいろ悩みましたが、「仕事を辞める」という選択肢が自分にあったかというと無い。それなら「働くことで子どもに良い影響を与えられるような存在になろう」と仕事に向き合う姿勢が決まりました。覚悟が決まると、行動も変わったのです。

例えば、時間がないことに対しては、限られた時間で成果を出せばよい。それには今よりスキルを磨くのが早いと思い、資格取得にチャレンジしました。この経験も、時間管理能力と集中力を高め、「子どもがいてもやればできる!」という自信を与えてくれました。何よりうれしかったのは、そんな自信が子どもへの笑顔を増やしたことです。漠然とした不安が消えてイライラしなくなり、多少のことに動じないポジティブ思考が身につきました。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児も仕事も、まずはやってみる、行動してみる、そして失敗や不完全なことを許せる寛容さを大切にしたいです。私は育児と仕事、オンとオフという線を引く概念があまり無くて、どちらも一緒にあるのが日常だと考えます。38歳の今の自分は、母としてもビジネスパーソンとしてもまだまだ成長途上で、何をやるにも試行錯誤です。リスクを恐れずチャレンジして、その経験で成長できればいいなと。もう赤ちゃんじゃない子どもたちも、自分なりの世界を持ち始めているので、家庭がそんなお互いのチャレンジを支えるベース基地になれば良いです。

 

ON-MO事業と、一般社団法人育勉普及協会事業に関わるメンバー。全員がママ

ON-MO事業と、一般社団法人育勉普及協会事業に関わるメンバー。全員がママ

 ON-MOプロジェクトについて、立ち上げの背景を教えてください

ON-MO(おんも)プロジェクトは、4年前に静岡県浜松市で「育勉(いくべん)セミナー」というママのためのワークショップを開催したことから始まりました。

私だけでなく、周囲に同じようにママになってからのキャリアや両立に悩む女性がたくさんいました。こうした女性のための何か機会が作れないかと考えたのです。

育勉セミナーの目的は、仕事に育児にと毎日に一生懸命な女性が、母であることを楽しみながら充実した生活を送ること、何より子どもへの笑顔を増やすことです。これまで私が思考錯誤しながら得た有効な考え方やテクニック、多くのママからの意見が取り入れられています。

 

浜松での定期開催や、地域を越えた企業や行政からの開催依頼などにより、徐々に広がっていきました。《ON-MOプロジェクト》は、そんな育勉セミナーに集まるママ、共感してくれるママのネットワークとして誕生しました。今は約5,000人の会員組織になりました。

 

地方(浜松)における、ワーママを取り巻く現状について、どう思われますか?

ON-MOプロジェクトの会員は30-40代で小学生までの子どもを持つママが大半です。会員アンケートでは、就労率は48%。今ちょうどワーママ・専業主婦比率は半々ですが、今後はワーママ比率が拡大していく機運を感じます。ワーママと言っても、何のために働くか、どう働くか、どの程度働くか、今は選択肢が多様なだけに、自分の人生と子どもの成長の中で「自分はどんな選択をしようか」迷うことが、アンケートから伺えます。この点は、地方も都会も大差ないのかもしれません。

 

社会とつながりが持てない、おいていかれる…と思いがちなお母さんたちに、「子育てはブランクではない」ことを伝えている朝子さん。なぜ伝えるようになったのでしょうか?

悩んでいたころの私は、母親が仕事や何かチャレンジをする上では、子どもが小さいことは、行動の「制約」だと思い込んでいましたが、それは間違いでした。子どもが制約であるはずがなく、そうなるかどうかは自分次第。むしろ、私にとって成長の「機会」を与えてくれたのも子どもなのです。

そう気づけたことで世界が大きく変わった経験から、「私にもできることがある」と考えたのがきっかけです。

 

私自身(インタビューワー)が仕事と育児の両立に悩んでいた時期に、「仕事を大切にすることが、子どもを大切にすることに繋がる」と、背中を押して貰いました。その時の朝子さんがどのような思いだったか教えてください。

とても共感します。「子どもも大事だし、仕事も大事」なのが自分の価値観であれば、その価値観を基に、どう行動すれば良いか考え、工夫することが大事ですよね。

自分が良いと思う選択をすることで、子どもにどんなメッセージを伝えたいか、自分なりの答えをみんな持っているはずなんです。

子どもはママの笑顔が大好きで、そのママの笑顔は、ママが自分の人生を主体的に生きているからこそ出るものだと思います。

 

育勉普及協会のプロモーション

育勉普及協会のプロモーション

今後の目標やプランを教えて下さい!

ON-MOプロジェクトは静岡県基盤のローカルビジネスとして、ここまで4年が経ちました。次の目標は、一般社団法人育勉普及協会のビジネスモデルをきちんと確立することです。育勉という女性のための学びを広げ、子どもを持った女性が《主体的に自分の人生を生きる社会》の実現に貢献したいと考えています。

そのためにまずは、育勉を教える先生(認定資格者)を全国に早期に100名育てます。

※2017年9月から『認定育勉インストラクター』になれる資格制度がスタートします。
育休中のママや、女性活躍について社内講師を担う女性にも、役立つ資格ですので、ぜひ多くの方に関心をお持ちいただければうれしいです。 ≫一般社団法人 育勉普及協会 http://ikuben.jp/

 

最後に、メッセージをお願いします。

出産後のキャリアに悩む場合は、「自分はどう生きたいのか」「自分の価値観は何か(どんなときハッピーを感じるか)」という風に、自分に聞いてみるのが有効です。正解はないため、自分で決める、自分の言葉で語れるのが大事。「選ぶ」ことに自信を持ってください。

あなたを幸せにできるのは、あなただけなのだと思います。

2017年8月29日 0 comment
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fujiwara_rj182

fujiwara_rj182

 

プロフィール

・氏名: 藤原 智子

・会社名:株式会社チェンジウェーブ

・役職名:副代表

・簡単な経歴:新卒でリクルート入社。営業、商品企画、渉外業務、営業企画などの職種や管理職を経験し退職。その間、2度の出産・育休を経験。その後個人事業主として独立後、チェンジウェーブへ参画。

・居住地:東京

・ご自身の年齢 :   37歳、

・お子様の年齢 :  7歳、3歳

・ワークスタイル:テレワーク中心

 

現在のお仕事の内容を教えてください。

自分達では「変革屋」と名乗っています。人はいつでも変化できる、という想いをベースに、その後押しをする仕事です。

対象は個人から企業、組織、社会まで様々ですが、現場のリアルな課題をつきとめて解決する方法を探り、実際に変化するまで一緒に取り組みます。研修やワークショップ、コーチング、仕組み作りなど、提供する内容は課題にあわせて違うのですが、「必ず変化する」結果にこだわっています。プログラムを設計するだけでなくお客様と共にパートナーとして「伴走する」のが特徴だと思います。

 

チェンジウェーブ HP http://changewave.co.jp

 

具体的にはどんなプロジェクトを進めていますか?

例えば、『新世代エイジョカレッジ』(http://eijyo.com/)は2014年からスタートさせたプロジェクトですが、営業職の女性が働きやすく、さらに活躍できる社会を目指して異業種合同で進めています。去年は20社、200名を超える女性が参加して下さいました。初めは皆さん「営業職で働き続けるなんてムリ」とおっしゃるのですが、終了後のアンケートでは98%の方から「やっぱり営業が好き!!」「続ける!!」といった前向きな声が寄せられたんです。この変化を見ると、そのきっかけ作りができたことが本当に嬉しいし、今後さらに参画いただく社数も拡大し、社会的なムーブメントにつなげたいと考えています。

 

どんなワークスタイルをとっていますか?

ほぼ毎日、テレワークです。もちろん、顧客訪問や研修で一日中出張という日もありますが、定例のミーティングで出社日が決まっているのは月2回だけです。常に社内SNS等で情報は共有しますし、Skypeや電話でもコミュニケーションをとります。必要に応じてカフェで打ち合わせをすることもあります。私だけでなく、メンバー全員が自分で自分のワークスタイルを決めています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:00    起床 何をする、と決めてはいませんが自分の時間にしています。

6:00  食事の支度、洗濯など

7:00  家族が起床、朝食

下の子を保育園に送るのは夫が担当です

…とは言っても夫は出張が多いので、私が行くことも。

8:30 仕事開始

17:00仕事終了  ここで線を引いています。17時以降、PC仕事はしません。

ただ、連絡や相談が頻繁に入るので、夕食の支度をしながらもスマホで連絡を取ったり業務を進めることはあります。

夕食、子どもと遊ぶ&宿題チェック、入浴など

21:30 就寝 子どもの就寝時間にあわせて寝ます

 

出産して、何が一番変わりましたか?

時間の概念、タイムマネジメントですね。ワーママはみなさんそうだと思うのですが、仕事を終わらなければならない時間からすべてを逆算して、やらなければならないこと、手順、周囲に依頼すること等を日々考えますよね。仕事のムダも徹底的に省きますし。

私は子どもがいない頃、長時間労働もかなりしていましたから、デッドラインが決められた状況に強制的に置かれないとこんなふうには考えられなかったかも。そういう意味ではラッキーだな、と思います。

 

テレワークをうまく進めるコツは何ですか?

「割り切り」です!みんながまだ働いているのに自分が仕事を終えていいのか、などと気にせず、自分のスタイルを決めること。

弊社ではメンバーほぼ全員がテレワークですから、お互いに相手の働き方を尊重して、理解するようにしています。あとは情報をきちんと共有して仕事を「見える化」することでしょうか。進捗状況や内容がわかるように共有フォルダに資料を入れ、スケジュールもお互い公開しています。

私はマネジメントもしますから、成果をどのように評価するかにも気を配ります。また、フィードバックはなるべく早めに、完成形が出来上がる手前で送るようにすればロスが出にくいですよね。社内SNSで連絡をとりあうことが多いので、メッセージはとにかく早めに返信します。おかげでチームの仕事が進むスピードはかなりの速さです。待ち時間やダラダラしている時間はなく、常にDO! DO! なので、相当疲れます(笑)

ですから、緩急のコントロールも自分で意識しないとダメですね。

(※チェンジウェーブは 2016年、総務省「テレワーク先駆者百選」に選出)

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うのはどんな時ですか?

子どもを通じて、仕事だけではない色々なコミュニティに参加できるようになり、人間関係が豊かになったと感じています。

あと、単純なんですが「ママ、お仕事頑張ってね」と子どもに言われると、朝から気分がアガります(笑)

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育児と仕事、それぞれで大事にしていることは?

育児では、子どもが何かやりたいと言ったときに否定しないこと。あと、一緒に遊ぶ時間は必ず作るようにしています。最近は毎日夕食後に、息子とキャッチボールをするのが楽しいです。男の子なので本気で投げてくるので痛いのですが、力が付いたなーとこんなやりとりで成長を実感したりしますね。

仕事では、メンバーそれぞれが楽しんで、前向きな気持ちで頑張れるようなマネジメントを心がけています。そもそも弊社は会社というより、プラットフォームのような感じなんです。それぞれ自分の目指すものがあった上でここに出入りし、集う。「やりたい」をベースに仕事を組み、網の目のように皆で協力体制を作ります。働き方もバックグラウンドも多様な人材が集まっていますから、かなり高度なマネジメントスキルが求められますが、こうした、会社や組織にとらわれずにプロジェクト制で進めるような働き方は今後絶対に増えていきます。その近未来を実験しているような気持ちで、ひとりひとりにあわせた働き方、ポジティブに取り組める組織を作っていきたいと思っています。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか? それをどう解決しましたか?

1回目の育休から職場復帰した後に、管理職にならないかと打診されました。「子どもがいて管理職なんてできない」と躊躇してましたが、トライしたい気持ちもあり、上司が背中を押してくれました。

実際やってみるとマネジメントの楽しさ、やりがいもありましたし、「やれる」と信じればできるんですよね。あの時トライしたい気持ちを信じて良かったと思っています。

今、子どもが何かに取り組む時にも、なるべく「あきらめないで」と伝えるようにしています。やめようと思えばいつでもやめられるし、やり方を考えたり見方を変えたりするだけでも可能性はずいぶん広がると思うんです。

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お話を伺っていると「あきらめないで」という言葉がよく出てきますが。

私自身、営業でキャリアをスタートさせましたが、28歳の時に「このまま営業職でキャリアを積んでいけるだろうか」と悩み、自分から商品企画部門への異動を願い出た経験を持っています。

今思えば、「続けていけない」「無理だ」「営業で管理職なんてとんでもない」と考えていたのはほとんどが思い込みによるものでした。あの時あきらめずに続ける方法を考えていたら、本当は大好きだった営業職として違うキャリアの可能性を開けたかもしれない。そんな思いがあるから、皆さんに「可能性を狭めないで」と伝えていきたいんです。

 

 

では、転職を考えたきっかけは何だったんでしょうか。

2回目の産休の時、今後どんなふうに働いていくのかをずいぶん考えました。

管理職のやりがいも理解していましたし、会社に戻って「これをやって下さい」と言われれば頑張ってやるんだろう、と想像はできましたが、それでいいのかな、と迷ったんです。子どもがいて、時間的な制約がある中で働くのであれば、自分のやりたいことを優先したい。それでまず、会社をやめようと決意しました。

その後、人や組織の可能性を広げる仕事をしたい、ダイバーシティを推進したい、と周囲に話していたら、今の会社の代表、佐々木との出会いに結びつきました。人や組織、ひいては社会の変革をデザインし、後押しする「変革屋」に魅力を感じ、今に至っています。こんなふうに働いているなんて、退職した時には思いもしませんでした…。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

現在、エイジョカレッジだけでなく地方創生や企業のダイバーシティ推進など、様々な課題に取り組んでいるのですが、「変革」へのニーズを強く感じています。現在準備中のものも幾つかありますし、もっと色々な社会課題を解決するプロジェクトを仕掛けて一気に変化させたい、そのスピードを加速させたい、と考えています。

 

最後に、メッセージをお願いします。

ワーママだから、子どもがいるから、と小さくならず、何かチャンスが来た時には「やりたいかどうか」を大事にしてほしいと思っています。大変かもしれないけれど、やってみたら何か生み出せるかもしれない。選択の時には自分の心が動いた方を信じて進む、です。
私も仕事をしながら自分の育児を振り返る毎日ですが、常にチャレンジしていきたいと思っています。皆で力をあわせればもっとやりたいことができる、大きな力になる、そしてそれが新しい空気を作ると信じています!

 

 

(インタビュー:高村)

2017年8月16日 0 comment
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大脇香織さん

今回のインタビューは、mamaPRESS編集長の大脇香織さん。
mamaPRESSにパワーママプロジェクトについてインタビューいただいた際に、実は3人姉妹のママさんだという事を知り、逆にインタビューに答えていただきました。
3人姉妹のママをしながら、夜は自分の時間を大切にして、おしゃれも美容も、仕事も育児も自分らしく楽しむパワーママ。
“眉ティント”に”ホビングリッシュ” など、ワーママに嬉しい美容や習い事情報も!
それにしても、横山だいすけさんのインタビュー、うらやましいですね(笑)

大脇香織さん

大脇香織さん

プロフィール

・氏名:大脇香織

・会社名:IT企業

・役職名:mamaPRESS編集長

・職種:メディア

・簡単な経歴:
大学卒業後、広告代理店営業から雑誌編集へ転身し、出産後WEBメディア編集へ。“ママ”に関することを仕事として8年。2012年、2013年、2016年に女児を出産。育休中は公私ともに役立てるため、チャイルドマインダーや食育系の資格を取得。

・居住地:神奈川県

・ご自身の年齢 :31歳 1986年

・お子様の年齢 :5歳/2012年 4歳/2013年 1歳/2016年

・ワークスタイル:会社員 時短勤務

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを教えてください。

ママ向けウェブメディア『mamaPRESS』(https://mamapress.jp/)と習い事検索・幼児教育の情報サイト『ならいごとキッズ』(http://naraigoto-kids.jp/)の編集者として、企画・取材・撮影・編集などを行っています。
一人目妊娠中まではママ向けライフスタイル誌の編集をしていましたが、生後5ヶ月で復帰。それ以降ママ向けWEBメディア『mamaPRESS』の運営に携わっています。

 

オフィスで仕事する大脇さん

オフィスで仕事する大脇さん

平日1日のスケジュールを教えてください。

6:30 起床 前日にセットしておいた洗濯物を干し、保育園準備をする。
朝食準備は夫が担当。

8:00 夫が子ども3人を保育園へ送る。その間に身支度。
食器洗い、掃除機がけなど家事を簡単にザッと済ませる。(週末は毎週大掃除!)
毎日こんなにも散らかせるものかと、子どものパワーに日々驚く(笑)。

9:00 家を出る 夫と同時に出られたときは、
電車通勤中に子どもの話や他愛のない会話をたくさんしてストレス発散。
情報共有もこの時間に行う。

10:00 始業

17:00 終業

18:30 保育園へお迎え

19:00 帰宅 急いで夕食を作る。副菜はつくりおきしておき、
主菜を焼くだけ!炒めるだけ!など簡単にできるもので仕上がるようにしている。
週1回はお惣菜などに頼って自分を甘やかす。

19:30 夕食 子どもの話をたくさん聞きながら食事。

20:30 入浴 ひとりで子ども3人をお風呂にいれる。入浴後、子どもと自分の髪を乾かし、逃げる子をつかまえて歯磨きをし、トイレに行かせ、片付けをして…この一連の流れが結構大変。

21:00 子ども就寝 おやすみ絵本(就寝前に本を読む)をしてから寝かしつけ。

22:00 自分の時間 セルフネイルやアクセサリー作り、映画鑑賞など
趣味の時間にあてたり、原稿ライティングや企画作成の仕事を行うことも。

24:00 就寝 寝室に行くと寝るところがなくなっていることが多い。子どもたちの隙間に寝ます(笑)

大脇さんと三人姉妹

大脇さんと三人姉妹

出産して、何が一番変わりましたか?

ズバリ、「仕事の幅が広がったこと!」
独身の頃からママ雑誌の編集をしていて、ママや子どもに関することを仕事にしていたのですが、出産後はママたちが興味や関心のあるモノ・コト、悩みなどが“自分のリアル”なので、それを企画にしたり、意見を出すことができるという点で、私にはメリットがたくさんありました。

プライベートでいうと、ママの多くは同じだと思いますが、一番変わったのは「生活スタイル」。
子どもが生まれるまでは5日間会社に泊まり、数時間仮眠して働き続ける。帰れる日は終電めざして駅まで猛ダッシュ!帰宅は深夜1時半、就寝は深夜3時。そんな毎日が日常でした。
それが今や、超規則正しい生活に!最近はもう深夜まで起きていられません(笑)。
毎日コンビニ食だった食生活も、栄養を考えて料理をするようになって、食生活も激変。
すべて子どものおかげです!

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

ママとしての体験すべてが仕事の役に立つ!
たとえば、長女を5ヶ月で保育園に入れた時に大変な思いをしたのですが、そのときの体験談をコラムとして記事化。たくさんの反響があり、やりがいを感じることができました。

あとは、仕事を通じていろんな人に会えること!
最近一番テンション上がったのは、横山だいすけさんにインタビューができたとき、「5年間毎日見ていただいすけお兄さんだー!」と心躍りました♡(インタビューは真面目にやってます。笑)
保育園では仲のいいママ友家族ができ、休日に家族連れで遊んだり、娘の誕生日パーティーをしたりといった交流も、すべては子どもがいるおかげ。
仕事も子育てもしている今が、一番楽しいです!

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

いままでで一番のピンチは、夫婦で同時に倒れたとき!
私の実家は宮崎県。周囲に頼れる人がいないので、完全核家族子育て。ファミサポ等の子育て支援サービスも利用したことがありません。
朝起きたら夫婦そろって体調が最悪。1歩も歩けそうにない状況だけど、子どもを保育園に送らないと、この体調で元気な子どもの面倒をみるのは無理そう。でもどうやって送ればいいんだ…(泣)
頼れるひとがいない大変さが身に染みた瞬間でした。

結局タクシーで送り、その足で病院に行ってふたりで仲良く点滴してもらいました。
ママの体調不良は家庭が回らなくなりますよね、ほんと。

それをどうやって解決していますか?

夫婦共倒れのときは、解決するというか、どうにもならなかったですが、
子どもの体調不良時や急なお迎えコール時には、自宅にて仕事をさせてもらえる環境です。理解ある職場に感謝しています。
チャットツールなどを使い、リアルタイムで職場の同僚と報告や確認をしながら、自宅でも仕事ができるので、いざというときは助かっています。
ファミサポや家事代行サービスなども登録を検討中です。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児で大切にしているのは「スキンシップをたくさんとること」。

1歳の三女には毎日スリスリしながら「愛してるよ〜♡」と100回くらい言っている気がしますが、5歳と4歳の娘たちは甘えたい気持ちを隠したり、照れも出てきて素直に言えない様子。
上の子ふたりには少なくとも1日1回は「好き」を伝えたり、ぎゅーっとハグしています。

「好き」を伝え続けたら、子どもたちも「好き」を伝えてくれるようになって。
うれしそうに、照れくさそうにニヤニヤして、「ママ、好き〜♡」と言ってくれます。
これがたまらなくうれしいので、わたしもニヤニヤ。
あと何年、あと何回、こうやって甘えてくれるかわからないので、いま存分にたくさんスキンシップをとって、心と身体の成長の栄養になってくれたら、と願っています。

仕事で大切にしているのは、「自分の強みをしっかり生かすこと」。
時短勤務なので、短い稼働時間のなかで会社にとって、自分にとって、意義のある仕事ができるよう効率的に働き、自分の強みを生かせているかを意識し仕事をしています。

 

大脇さんはなぜママ向け編集のお仕事を、ずっと続けているのでしょうか?

これは単純に「好きだから!」

好きを仕事にすると、強い。これは昔から実感していることです。
編集者になりたてのとき、1ヶ月休みなしなんてザラにある激務でも、楽しかった思い出ばかりなのは、ママ雑誌編集の仕事が好きだったからだと思っています。

独身時、編集者として採用されたのがたまたまママ雑誌だったというのがきっかけですが、その後自らの妊娠、出産が仕事にも自分の経験が生きてくる。
好きな仕事を、好きな『ママ』というカテゴリーでできているは、とても恵まれた環境だとも思いますし、やりがいや楽しさにもつながっています。
ママメディアに携わって8年経ちましたが、これから先もママや子どもに携わるお仕事をしていけたら、と思っています。

 

雑誌編集とWEB編集の違いや、異動して大変だったことを教えてください!

雑誌編集者のときは、ワードが使えればなんとかなる!程度しかPCスキルがありませんでした。
しかしWEB編集に異動するとデータ分析や画像の加工、パワポを使用した企画書作成などやるべき範囲が増えて、新しく覚えることが多く、産休復帰後に苦戦したのを覚えています。

ただ、雑誌では自分の担当した企画の反響は読者アンケートなどでしかわからなかったのですが、WEBではPVやSNSのリアクションなどでダイレクトにわかるのが、WEBメディアの醍醐味のひとつだと思います。

また、即時性のある情報を扱えることや、写真・限られた原稿量だけでは伝えきれなかったことが可能になり、表現の幅が広がったことも面白さのひとつだと思います。

 

ママプレスの編集長をされている大脇さん。最近のワーママのトレンドや、流行りのアイテムなどあれば教えてください!

ワーママのトレンドとしては、『プチ起業』をする方が多いように思います。ヨガやネイル、ハンドメイド、ネットショップ運営など自分の趣味や特技を生かして、自分らしく、子育てと両立しやすい働き方として起業するママも増えてきているのではないでしょうか。

流行りのアイテムのなかでワーママにおすすめなのは『眉ティント』というコスメ!
一度眉に塗ると、約一週間程度色が持続するので、毎朝眉を描かずに済みますし、公園でどんだけ子どもたちと遊んで汗だくになろうが、プールに入ろうが、消えません!
私は「上下マツエク+眉ティント」の合わせ技で、パーツメイクの時間をカットし、忙しい朝のメイク時間が劇的に短くなりました。

習い事サイトも運営されていますよね。注目されている習い事などあれば教えてください!

2020年に小学校でプログラミングや英語が必修化します。
そのため、就学前にプログラミング教室や英語のの習い事を検討する親御さんも今後増えるかと思われます。
また、英語でスポーツや音楽などを学べる一石二鳥の習い事『ホビングリッシュ』(ホビー×イングリッシュ)は、時間が限られるママや子どもたちにおすすめ。
一方、ピアノや水泳など定番の習い事がいまも変わらず人気です。

親の一存で習い事を決めるのではなく、子どもが「やりたい!楽しい!」と思えることを見つけてあげ、伸ばしてあげることが一番だと思います。

ちなみに個人的には長女・次女が水泳を習っています。
バレエ、体操、ほかの水泳教室などさまざまな体験教室に足を運び、娘に合う習い事・教室を探しました。家庭と保育園以外での学びの場は、彼女たちの良い経験となっているように思います。

今後の目標やプランを教えて下さい!

仕事に関しては、これから新しいことにチャレンジし、自分の経験値を積み、スキルを上げていきたいと思っています。いつかまた紙媒体の編集も携わりたい…!
育児に関しては、まだ5年目なので毎日が発見と驚きの毎日です。心も身体も大きく育ついま、できることをたくさんしてあげたい。
そして将来、選択肢が多くある環境をつくってあげられればと思います。

 

三人姉妹

三人姉妹

最後に、メッセージをお願いします。

「3人子どもがいると、大変でしょう?」

そうよく言われるのですが、3人いても大変さはそう大差ありません。
「ただかわいい子どもが増えて、幸せが増えただけですー!」なんて答えています。
(現実は、週末三姉妹が通う保育園から持ち帰る荷物が重すぎてしんどいとか、まぁありますがw)

ママの笑顔は、ママ自身はもちろん、子どもの幸せ、家庭の幸せにもつながります。
自分でつくったルールや縛りに苦しみつらい時期もありましたが、スタンスを変えただけで、ワーママ生活は何倍もぐっと楽しくなりました。
まずは自分自身が笑顔でいられるよう、家事や育児はすべてひとりで頑張りすぎず、ときには息抜きをして、存分に自分を甘やかしていいと思います!

女性が子どもを産み、仕事を続けることが当たり前の社会になっていくこと、そしてママたちが働き方や働く場所などの概念に縛られることなく、それぞれのライフスタイルに合った働き方ができる社会になることを願っています。

2017年6月20日 0 comment
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大澤さん
大澤さん

大澤さん

今回は、只友さんより紹介のパワーママ、大澤真衣さんです。以下、只友さんからの紹介メッセージです。

一緒に働いている若手ワーママをご紹介させていただきます。明るくて前向きで、AIGの大きなCSR活動と、ダイバーシティのコミュニケーションをリードするなど大活躍の彼女です!

 

プロフィール

氏名:大澤真衣

会社名: AIU 高校生国際交流プログラム事務局 (AIG グループ)

役職名: 副事務局長

・簡単な経歴:

高校時代に現職であるAIU高校生国際交流プログラムに参加し、大学2年間で同プログラムでのインターンを経験。中央大学法学部卒業後、新卒で現職に就きました。AIU社内のCSR推進部会やAIGグループのダイバーシティ&インクルージョンの取り組みも兼任してきました。23歳で結婚、27歳で長女を出産、娘が9か月の時に離婚しました。シングルマザーとして仕事を復帰し、現在娘も3歳になりました。キャリアウーマンとしての母の背中を見せられるよう、日々奮闘中です!

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :   30歳

・お子様の年齢 :  3 歳、2013年生まれ

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

AIUが30年間実施しているCSR活動であるAIU高校生国際交流プログラム(http://highschooldiplomats.org/index.html)を担当。

日本とアメリカの高校生を互いの国へ派遣し、ツアー、ホームステイ、エクスチェンジ(プリンストン大学もしくは京都での日米参加者の交流合宿)を通してグローバル人材の育成に寄与することを目的としています。普段はオフィスワークが多いですが、インターンの大学生との会議や参加者の高校生との合宿など、若い世代の葛藤や成長、チャレンジの数々を身近に感じながら、とても刺激を受けています。

また、社内でのダイバーシティ&インクルージョンの取り組みにおいて、コミュニケーションを担当し、社内カルチャーの醸成を目指しています。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:15 起床、自分の支度と朝食作り

7:00 娘起床、朝食と娘の支度の手伝い

7:45 保育園へ見送りに

9:00 仕事開始

18:00 帰宅、保育園へお迎えに

19:00 食事、入浴(週に3日は近くの実家へ)

20:30 娘と自由時間

21:30 絵本で娘を寝かしつけ(一緒に寝落ちしちゃうことも多々)

22:00 自分の時間。家事や仕事を少し

24:00 就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

夜に出かけることがなくなったのが自分的には一番のライフスタイルの変化かと思います。以前は友人や会社の先輩とよく食事に行っていましたが、それはほぼなくなりました。今はもう数か月に1回くらいでしょうか。それも送別会など特別な時だけに限定するようにしています。

その分、ネットワーキングは、だれと会いたいか、だれから話を聞きたいかを意識的に考えて、能動的に行うようになっています。同じ人ばかりと飲みにいくことが減り、いろんな人とたくさん会うようになったと思います。週末日中は、子ども連れをウェルカムしてくれる仲間と集まることが多いので、子どももたくさんの人に囲まれながら育てることができて、とてもありがたいです。

 

たくさんの仲間に囲まれながら

たくさんの仲間に囲まれながら

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

シナジー効果のように、双方から学びや刺激があるところでしょうか。子育てで培われるマルチタスク処理能力、忍耐力、受容性は確実に様々な仕事を同時進行に行う自信になっていますし、多様なメンバーの強みを活かしながら進めていく時に役立っていると思います。

仕事でチャレンジさせてもらえた経験や失敗から学んだ経験があったからこそ、子どものチャレンジや失敗も寛容に見守れるようになったと感じています。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

朝も夜もバタバタ・・・自分のこと、子どものこと、家のこと・・・全部をこなさなくてはいけないのは大変です。しかも、子どものことは、思い通りには進められないので、思わぬハプニングに時間をとられて体力を消耗することも。

一人だったら自分のことだけやってどれだけ簡単に物事が進むか・・・と思うこともありますが、一人のことで終わっていたはずの時間で3つのことを進めているので、結果的には濃密な時間を過ごしているとも言えるかなと。やれやれと思いながらもポジティブに捉えるようにしています。

 

それをどうやって解決していますか?

「バタバタでもいいや、よくやっている!」と自分を励ましています。自分に完璧を求めず、毎日とにかくやれていることだけでも、よく頑張っていると肩の力を抜くように心がけています。あとは、朝、余裕をもって出たいときは、朝の身支度を早く行えるように、子供の気に入っている朝ごはん、着替えを用意して機嫌良くやってもらえるように工夫しています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では個性を認めること、仕事ではリスペクトを大事にしています。

大澤さんと娘さん

大澤さんと娘さん

 

シングルマザーで子育てと仕事の両立は大変ではないですか?

パパがいない分のサポートを祖父母や同僚、友人などにお願いしなくてはいけないことも多々ありますが、快くサポートしてくれる人が周りにいるおかげで、何とかやれています。週末も仕事になることが多いですが、保育園に娘を預けられない時は祖父母だけでなく、友人も面倒を見に来てくれます。むしろ、普通に働いているより大変さを察して手を差し伸べてくださる方、声をかけてくださる方が多いように思います。

人のありがたみをいつも感じ、その分できることはしていこう、恩返しができるように早くなりたいと思えることは、日々のパワーになっています。子どもにも人との相互関係の中で育ってほしいと思っていたので、そういう意味でも有難い環境だと思います。

 

今後のキャリアについてどう考えていますか?

私企業で働きながら、教育的な職種で働いてきたので、これからはよりビジネスを学ぶ必要性を感じています。また、グローバル化の中で、自身もグローバルに活躍できるようになりたいですし、後輩たちをグローバル人材に育てていかなくてはいけなくなるので、早いうちに海外で働く経験をしておきたいと思います。これからの15年くらいの間に2か国くらいは経験できるといいなと思っています。

子どもにも多様なカルチャーやライフスタイルを経験させることで、自由に生きる力を養ってもらえればと思います。自分の親の心配が必要になってきた頃には近くに住みながら支えられるようになって、返しきれない恩を少しずつ返していけたら最高です。

 

キャリアについて考えるようになったきっかけを教えてください。

若いときには目の前にあることに精一杯取り組みたい、お金にも無頓着・・・という感じだったのですが、出産、離婚を経験し、シングルマザーになったことで、子どもを養っていかなくてはいけなくなったこと、先のことも考えて自分の力でできることを増やしていく必要性を感じたこと、そして自分だけでなく様々な事情を抱えた人がそれでも自分らしく自信をもって生きていくサポートをしていきたいと思うようになったこと・・・だんだんと責任と夢が増えていったように思います。

もともと仕事に対してはモチベーションが高かったと思いますが、さらに将来のことを見据えるようになり、大きなチャレンジをして周りに貢献できるようになっていきたいという意欲が高まったと思います。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

仕事にも力を入れたい時期なので、新しいことにもリスクアクティブにチャレンジしながら、経験やスキルを増やしていきたいです。

育児については、色んな人に関わっていただきながら育てていきたいと考えているので、地域のコミュニティーへの参加や親せき付き合い、お友達との交流など積極的にしていきたいです。子どもには礼儀や道徳を身につけてもらいたいので、習い事を始めるなら空手などの武道が良いかなと思っています。

 

最後に、メッセージをお願いします。

理想通りにいかないこともあると思いますが、自分のことも子どものことも、頑張っていること、できたことにフォーカスして楽しく明るい気持ちで毎日を過ごせたら最高だなと思います。パワーママに力をもらいながら、自分もしゃんッとしたパワーママになれるよう頑張ります!

2017年2月22日 0 comment
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吉田さん@社内にて
吉田さん@社内にて

吉田さん@社内にて

プロフィール

・氏名:吉田 仁美

・会社名:株式会社ヴィックスコミュニケーションズ

・役職名:執行役員 

・職種:人事

・簡単な経歴:短期大学卒業後、フリータを経て、大手百貨点受付兼エレベータガールとして入社。

約1年務めた後、株式会社ヴィックスコミュニケーションズのコールセンターにアルバイトとして入社。

1年後には正社員として、コールセンタースタッフの管理、指揮をするように。セールスプロモーション、人財派遣、紹介業などの新規事業の立ち上げを経て、

2012年に女性初の執行役員に就任。現在は人事担当として、採用から人事制度の仕組み作りに携わっている。

居住地:横浜市

ご自身の年齢:34歳

お子様の年齢:3歳、1歳

ワークスタイル:基本的に時短勤務

現在の仕事の内容、ワークスタイル

モバイル事業、人財からIT・介護・教育・不動産事業など、 さまざまな事業を関東、九州、ベトナムにて展開している企業で、 人事責任者として採用から人事制度の仕組み作りに携わっています。

特に新卒採用では、履歴書、面接、グループワークなど全て廃止し、「365日職場見学・飛び込み飲み会・食事会参加歓迎」とインターンや社内交流をメインとする他ではない「選考なし採用(相思相愛、相互選考)」を取りいれており、内定辞退率0%を達成しています。

HP http://www.vix.co.jp/ 

採用特設サイト http://vix.co.jp/special/

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:30 起床、朝ごはんの用意、メールチェック

6:00 下の子起床、着替え

6:15 上の子起床、着替え

6:30 夫、子供たちは朝ごはん、食べている間に自分の身支度準備

7:15 保育園に送る

9:15 出社

10:00 学生とのランチ、インターン対応、部下と打ち合わせ、デスクワークなど

16:30 帰社

18:00 保育園にお迎え

18:30 夕飯作り、子供たちに食事を食べさせる、夕食後は子供と遊ぶ

20:00 子供たちと一緒にお風呂

20:45 下の子の寝かしつけ、上の子と2人時間

21:15 上の子の寝かしつけ

22:00 掃除、洗濯、明日の保育園準備

23:00 フリー時間(メールチェックなどの仕事、テレビや本を読むなどその日の気分で。夫が早く帰れば一緒に晩酌)

24:30 下の子にミルク、おむつ替えをして就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

時間の使い方ですかね。皆さん、そうだと思いますが、これまでは自分を軸に使えていた時間が、出産をしてから全ての軸が子供軸になりました。例えばトイレ一つ行くにも行きたい時に行けない、いくら疲れていても休みの日も寝坊すらできない・・・。仕事でも、終わらなければ遅くまで残れば良いと、使えていたものが、子供のお迎え時間が決まっているから帰らないといけない。その為、時間の使い方を如何に効率良く使うかを意識する様に自然となって、仕事をしている時はいかに生産性をあげ密に使うか。子供といる時は日中一緒にいられない分トコトン本気で遊び、休める時は休むなど、1時間1時間、時間の大切さを感じて過ごす様になりました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

・育児では・・・ある日、本当に疲れ過ぎていて「はぁ~疲れた・・・」とつい息子の前で言ってしまった時、息子が「ママ疲れたの?○○がギューしてあげる」と言いながらハグをしてくれた時。これだけで、どんな栄養剤なんかより元気になります(笑)

・仕事では・・・人事として仕事をしているのでメンバーの成長は本当に嬉しいです。特に新卒で入社したメンバーは、学生時代からみているせいか生みの親の気分。そんな彼らの成長は、小さなことから我が子と同じ様に喜んでしまいます。

吉田さんと二人のお子さん。

吉田さんと二人のお子さん。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

上の子の時ですが、復職して初めの1年は日々、もがいていた様に思います。

育児では、とにかく寝るのが下手な子で、寝かしつけの時は平気で1時間2時間泣き続ける。もしかして「病気なのではないか?」「私が仕事で日中いないからなのか?」など、今思えば、大した事じゃない事もいちいち敏感。そんな状態の中、仕事は仕事で、復帰したとはいえ、時間に制限ができた為、今までの様に動けないもどかしさに、「前だったら直ぐに対応できたのに・・・」と悔しい思いをする事も多く、ときには孤独を感じたり、当時は精神的に落ち込んでいる日々が多かったです。

それをどうやって解決していますか?

いい意味での開き直りですかね(笑)育児も仕事も時間が解決してくれる事が多いです。ですが仕事面では開き直りができたのが大きかったです。毎日モヤモヤが続いてばかりいて、「こんな心をどうにかしたい!」「もう限界!」と感じた時があって、その時に~今日は自分自身と向き合う~と決めました。

「何がモヤモヤしているのか」「何で落ち込むのか」「仕事はしたいのか?」などをワ~って書き出してみたんです。すると、意外に文字におこしてみると客観的に自分自身がみられて、モヤモヤの原因って大した事ではない事に気づけて(笑)そうしたら何だか「子供がいるんだモン、仕方がないものは仕方がない」と吹っ切れる事が出来、今までのモヤモヤが嘘の様に気持ちが楽になって(笑)子供がいる自分だからこそ!」と前向きに考えられる様になりました。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では・・・一方的に怒る事はせずに先ず、子供の意見を必ず聞く事、また、怒る時は「何故ママが怒ったのか」をしっかりと伝える事。あとは、遊ぶ時は子供と一緒に本気で遊ぶ事。

仕事では・・・対話をする事。本音でぶつかる事。

今年入社の内定者と内定式にて

今年入社の内定者と内定式にて

制度がまだ整っていないベンチャー企業で育児と仕事を両立するのは大変ではないですか?

復職した社員が、私が初だった事もあって、何が大変でどんな制度があると良いのか分からない状態でスタートしました。ただ、「あとに続くメンバーの為にも好きにして良いよ」という社長からの言葉もあって、好き勝手に「子連れ出勤」「子連れOKの社員旅行」「ママ会」など、自分が「こうだったらもっと仕事も育児も楽しめる」と思うことを取り入れてきたので、「ベンチャーだから両立が大変」と思ったことはなく、寧ろ「自由度がきくベンチャーで良かった」と感じることの方が多いかもしれません。

子供が1人から2人になって両立は大変になりましたか?

初めは、育児だけでも「お風呂はどうやっていれれば良いの?」「寝かしつけは?」「上の子は赤ちゃん返りするの?」など色々と育児面だけでも不安だらけでした。それにプラスして仕事と両立できるのか?と考えた事もありましたが、なんとかなります(笑)若干、子供が2人になる事で保育園の呼び出しが増える事があるかもしれませんが、子供が成長するのと同じで、1人目の時より母親としても意外と成長していて、子供の体調面を察知する能力は身についています。子供がそろそろ熱がでそうだな・・・と感じたら事前に部下やメンバーに早めに伝え、業務の引継ぎなどを済ませるなどして対応。勿論、体力的には子供が2人になると大変な時期はあると思いますが、家事など、手を抜く時は抜く!すると意外と1人の時と変わらず両立はできますよ。

今後の目標やプランを教えて下さい!

弊社は、まだまだ若い世代も多く、制度も環境も整っていないベンチャー企業。だからこそ、相撲部屋の女将さんの様に、メンバーたちの夢が実現できる様に全力でフォローをし続けていきたい。また、私自身が働くママとして「見えてきた事」「感じた事」を基に社内託児所、保育事業などを形にしながら、これからも「個人として働く自分」「育児をするママの自分」「妻として女性でいる自分」をバランスよく、常に目標をもって、欲張りに手に入れていきたいと思っています。

最後に、メッセージをお願いします。

今回、「パワーママ」としてインタビューをして頂きましたが、私自身まだまだパワーママというにはほど遠く、部下にもよく怒られているぐらいのヘッポコワーママです(笑)でも、そんな私でも何とかやれてます(笑)手を抜くときは抜いて、決して他とは比べない。「母は強し!」共にワーママとして支えながら、将来子供たちに「最高なパワーママ」と思ってもらえる様に今の大変さも楽しんでいきましょう。

2017年1月5日 0 comment
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中西さん

今回のインタビューは紀乃さんからのご紹介です。以下、紀乃さんよりご紹介メッセージです!

紀乃さんよりご紹介メッセージ

 地域で経営者ママ同志としてして繋がった中西さん。彼女と出会わずして今の私は在りませんでした。相談すると広い視野からの鋭い意見を愛に包んで答えてくれます。頼れるけど甘えさせない、きりりと恰好いい姉さんです。

 明確な意思を持ち、それに沿ってどんどん前に進む行動力。日本と諸外国を繋ぐ仕事をし、散歩の如く幼子二人を連れて出張する姿は風のように軽快です。

中西さん

中西さん

プロフィール

・氏名:中西 景子(なかにし けいこ)
・居住地:2013年に東京から三重県菰野町へ移住

・ご自身の年齢 :(36歳)

・お子様の年齢 :(長女7歳 2009年生まれ・長男3歳 2013年生まれ)

・ワークスタイル:自営業

・会社名(個人事業主):makiras   /  NGOビスタレイ / モノコト企画

・役職名:makiras代表/NGOビスタレイ代表/イベントプロデューサー

・職種:デザイン企画・輸入・卸業・小売業・インターネット販売など

・簡単な経歴:

2002年 大学卒業を間近に控えた頃、ようやく魅力的な会社を見つけ東京都日本橋の卸業会社にアルバイトで入社、その後大学卒業後に社員、本部バイヤーとなり3年間様々な国へ出張のハードな社会人生活を経験

2005年 量販の世界への疑問もあり退職し、makirasという屋号で独立。タイ・ネパールなどでオリジナル製品を製造し、卸売りを開始。

2006年 百貨店・デパートへテナント出店開始。

2009年 第一子出産。それまでのテナント出店から家族でも行ける野外フェス・イベント出店へシフト。

2012年 3.11後、熊本へ家族で短期移住<makiras熊本パルコ店を短期出店>。

長女は東京で出産し

東京の仲間らと共に <楽しい!の種類を増やそう>をコンセプトにしたイベント企画団体 モノコト企画 を立ち上げる。

2013年 熊本から東京へ戻り、三重県菰野町へ移住。

出産に備えて、自宅事務所をベースに仕事ができる楽天ショップmakirasOPEN

第二子出産。

2015年 ネパール大地震をきっかけに、今まであたためていた<ネパール相互支援>を開始

NGOビスタレイ立ち上げ。

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

makiras http://www.makiras.com/ の仕事が本業のため、平日は主に楽天ショップmakiras http://www.rakuten.co.jp/makiras/ の業務を行い、春~秋の週末は全国のフェスイベントに出店

本業の傍ら、NGOビスタレイ http://www.ngobistarai.com/ の業務をボランティア(非営利)で行う。

モノコト企画 http://www.mono-koto.jp/ として、不定期で百貨店での期間限定イベントや屋内・屋外でのイベントをプロデュース

上の写真はネパールのフェアトレード団体の工房にて

上の写真はネパールのフェアトレード団体の工房にて

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

615分起床 朝ご飯の用意

630分 長女・長男起床 朝ご飯

7時~7時半 長女家庭学習

740分 長女登校後、家事を済ませる

815分 長男と保育園まで歩いて登園

9時~ メールチェック・楽天ショップの梱包・発送・問い合わせ対応・新商品の撮影・編集など

15時 長女帰宅 長女のおやつと一緒に昼食タイム

海外とのメールチェック・サンプル・製品確認など

16時過ぎ 長男を保育園へお迎え

17時~家事・夕飯の支度

18時 夕飯

19時 子供お風呂・歯磨き・本読みタイム

20時 寝かしつけ

子供就寝後・家事・片付け・おやつや常備菜作りなど

21時~ 事務・デザイン、イベント、卸の仕事

23時前後 お風呂・ニュースチェック・リラックスタイムヨガストレッチなど

24時 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

今でも友達の半数は独身なので、何が変わったのかはあまり意識していることはないのですが、明日出来ることはなるべく明日に回すのがうまくなった気がします笑。

子供は季節の変わり目はよく風邪を引くので、いつでも仕事に対して<今日中に終わらせる!!>なんて姿勢でやっていたら自分が持たないので、バランスを取るのが上手になりましたね。年間で組んだ計画を、上半期・下半期、さらに月ごとに割り振りして、子供の体調に合わせて週ごと・日ごとに臨機応変に更新させるようにしています。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

子供のお客さんに対する接客が上手になりましたね。<この時期の子はこんな成長の時期>という目安がわかるようになったので、小さなお客様と接する時間もとても楽しいです。フェスイベントなどでの設営作業を見て、子供達が「ママ、お仕事がんばったね♡商品かわいいよ♡」と子褒めてくれるとほっこりします。自分が疲れているときでも、子供達が褒め上手になってくれてやさしい言葉を掛けてくれるので、本当に感謝しています。

2人の子供を、タイ・ネパールの主要取引国の出張にも一緒に連れて行ったことがあるのですが、現地では本当にいろんな方が当たり前のように子供たちをかわいがってくれて、なかなかハードなこともありましたが、とても良い経験ができました。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

出産後はずっと長女が待機児童だったので、百貨店などのテナント店舗をスタッフに任せっきりになっていまい、テナント出店はやめることにしました。日中は仕事ができないので、子供が寝付いてから仕事に明け暮れていましたね。長女は夜泣きが3歳頃までかなり多かったので、泣く度に仕事を中断して寝室と仕事部屋を往復していました。

移住後に長男を出産したのですが、夫婦共に関東が実家なので、やはり仕事と家庭と育児の両立は楽ではなかったですね。元々、周囲に甘えるのがあまり上手な性格ではないので、なんでも自分で無理してやろうとしてしまい、体調を崩すことも多かったです。今住んでいる場所は、私が育った場所とは常識が180度違うことも多いので、最初は知らないことや価値観の違いに驚くことが多かったですね。

また繁忙期はどうしても平日も週末も仕事の週があるので、なかなか心に余裕を持って子供と接することができないこともありますね。

 

それをどうやって解決していますか?

長女は1歳半からの半年間は週に2回、チャイルドスマイルのちいはぐの1人目の園児として、少人数保育で預かってもらいました。週に2回でも一人で日中に仕事と向き合える時間が作れたことは、本当に言葉にならないくらいありがたかったです。2歳半~3歳のときはプリスクールに週に2回預けていました。

移住後長男が0歳~1歳で保育園に入る前は週に2回、菰野町のファミリーサポートセンターのサポーターの方々に長男を預けて、日中も仕事の時間を確保させて貰いました。

11でサポーターさんにかわいがっていただけたおかげで、長男は今でも全く人見知りをしない自信にあふれたやんちゃな男の子になりました笑。

祖父母がいない地で、身内以外にかわいがってくれる方がいて下さったことは本当にありがたかったです。

繁忙期に余裕がないときは、きちんとその理由をわかりやすくかみ砕いて話すようにしています。小学生になった長女は、「わたしもたまにそういうときあるよ」なんて、今ではいろいろな気持ちを共感できる、アドバイザーにもなってくれています。

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

いつも子供にはプラスとプラスの言葉がけを大事にしています。~しないと~しないからね。ではなく~したら、~しようね、と。またできる限り子供一人一人とゆっくり話す時間を作るようにしています。娘は学校から帰ってきた時間や2ヶ月に1度のデートの時に、息子は保育園の行き帰りに。私はスマフォを持たないことで、子供との時間に集中できるようにしています。

仕事では取引している国が日本と違ってお祭りや連休が多い国が多く、それぞれ特性があるので、サンプルアップ・製品製造期間・出荷日・などいろいろなことを視野に入れて余裕を持って進めています。どんな時も<自分が防ぐためにできたこと><今自分ができること>にフォーカスして、何があっても<だれか>や<なにか>のせいにしないくせをつけています。

また、どちらにも言えることですが、今まで一人きりでやってこられたこともなければ、今後も一人でできることなんて何一つないので、スタッフや関わる人、そして支えてくれている家族や友人への感謝は絶対に常に忘れないように心がけています。

mikiras」 について、立ち上げの背景と活動内容、今後の目指すところを教えてください。

企業でバイヤーとして働いているときに、量産の世界とアンフェアな現地との関係に疑問を抱き続けていました。自身も過労で体を壊していたので、それぞれのワークライフバランスを尊重しながら、小さくてもいいからビジネスとして回せれば、そういう仕事の仕方が私が求めている形ではないかと思い、独立しました。てしごとや天然素材の製品をなるべく今後もオリジナルで製造していきたいですね。現地で無理な値段で買いたたくのではなく、公平な価格でこれからも長く現地や生産者との関係を続けていきたいと思っています。関わる人間すべてのワークライフバランスを大事にしながら、きちんと回せるように継続していこうと思っています。

11年来のネパールのカーゴエージェントと

11年来のネパールのカーゴエージェントと

「ビスタレイ」 について、立ち上げの背景と活動内容、今後の目指すところを教えてください。

何年も前から、ネパールでフェアな関係で共に良いパートナーシップを結べる持続可能なプロジェクトを何か自然界の物をつかってやりたいなと構想していました。

震災後、最初は寄付を集めてネパールに送って、当時のスタッフを通じて本当に支援が必要なローカルな場所に届けて貰っていました。

そのうちに<ただ寄付をする>という形に疑問を持ち、以前から温めていた構想を形にできれば、小さな村でも自分たちで経済を回していく仕組みが確立できるのではないかと考えました。

コーヒー豆とソープナッツにしようと決めたのは、どちらも無農薬で栽培されていて、消耗品のほうが継続しやすく回転しやすいのではと思ったからです。

年始にその年の目標を立てるようになったのはいつからですか?またこれを始めたきっかけがあれば教えてください。

高校生の頃からですね。

来年は○○に海外旅行に行きたいから、バイトでいくら溜めようとか、そういう風に計画を立てるのが好きだったんです。自分の目標をまず決めて、そのためになにをするべきか、という今も変わらない自分のスタンスが確立できた時期ですね。

パワーママになるためにこんな人と結婚するとよいよというアドバイスがあれば教えてください。

私自身がパワーママなのかはわかりませんが笑、うちの夫は私とは正反対の性格なので、自分と全く違う見方が出来る人がパートナーだと、夫婦はバランスが取れるような気もします。お互いいつも、そんな考え方があるんだ!と今でも驚くことが多いです笑。

パートナー同士は元々はお互い個人で、それが2人の夫婦という形になり、縁があって子供を授かってパパ・ママになるものなので、どんな形になっても互いの<個人>を尊重する気持ちを持っている人がいいですね。

もしくは中西さんの想い描くパワーパパってどんなパパですか?

うちの夫は、男性は妊娠と出産が出来ない分、時間を取れるなら他の育児はその分担当するのが当たり前、という考えを持っている人です。

とはいえ、サラリーマンなので平日は朝早くに出かけて、繁忙期は日付が変わってから帰ってくることも多いので、できるときに子供とお風呂に入ったり寝かしつけを担当しています。

よく言われている<男性の育児参加>なんていう育児に対して他人行儀な参加形の価値観ではなく、たとえできる時間が少なくても<二人の子供のことは夫婦で分担>という価値観を持っているパパだったら、ママのことをパワーママにしてあげられるパワーパパなのかなと思いますね。身体的に育児に割く時間がなくても、精神的に夫婦で支え合う考え方を共有できていれば、<できるときにできるひとがやる>という自然な流れになりますしね。

将来、娘ちゃんと息子くんにはどんな大人になって欲しいと想っていますか?

どちらにも自分なりの幸せを見つけてもらえて、自分が望んでいる生き方をしてもらえたらわたしはそれが一番うれしいです。こうなって欲しい、という希望は特になくて、ただ<生まれてきて良かったな>と想える瞬間をいっぱい見つけてくれたらうれしいです。

今後の目標やプランを教えて下さい!

子供の成長や家族の状態を見ながらワークライフバランスを柔軟に変えられる人間でありたいなと思います。こうあるべき、こうでなければという自分自身のジャッジメンタルな面にのまれずにいられたらいいですね。

課題ごとに、<自分が何が出来るか>を考えて、それに向かって自分が出来る最大限の努力をする。今までもこれからも、とてもシンプルです。

最後に、メッセージをお願いします。

どこに暮らしていても、何をしていても、だれでもいろんな問題を抱えながら育児をしていると思います。大変さを全面に出して、不満を持って育児をしていてもつまらないと思うので、一緒に笑い飛ばせるような友達と、たいていのことは笑い話に変えてなんでも楽しんでしまった方が得だと思います。どんな場所でも受け入れてくれる機関や人がいるので、しんどいときは一人で抱え込まずに、色々と調べて育児に少しでも笑顔を増やせたらいいですよね。一人でも多くのお母さんが、前向きになれる社会になりますように。

2016年11月25日 0 comment
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山口さん

モバイルマーケティング企業の株式会社D2Cで働く、広報宣伝を担当する山口久実子さん。
3人の子供を育てながら藤沢から東銀座まで通っているそうです。

3人目の育休復帰について悩まれた結果の出社1日目の発見、
問題解決と感情コントロール方法、そして旦那さんとの話し合い前の準備、
広告営業から広報への異動、
単身での超短期留学などなど、

3姉妹を育てつつ、努力や挑戦を重ねている山口さん。刺激になる事、間違いなし!(椿)

山口さん

山口さん

プロフィール

・氏名:山口久実子

・会社名:株式会社D2C

・職種:広報宣伝

・簡単な経歴:

慶應義塾大学卒業後、外資系ISPや広告代理店を経て現在の会社に転職。

代理店営業として総合代理店から専業代理店まで担当し、育休復帰後に現職。

・居住地:神奈川県藤沢市

・ご自身の年齢 :37歳

・お子様の年齢 :小学5年、4歳、2歳の三姉妹

・ワークスタイル:正社員、時差出勤×時短勤務

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

株式会社D2Cは、2000年にNTTドコモ、電通、NTTアドの3社合弁で設立され、世界初のモバイルマーケティング企業としてスタートしました。現在では、デジタルマーケティング事業、ドコモ事業、海外事業など、デジタル領域を軸に幅広い事業をD2Cグループとして展開しています。

広報宣伝としては、D2CグループのPRや情報発信だけでなく、デジタルを活用したマーケティング施策を表彰する「コードアワード」、中高生のためのアプリ開発コンテスト「アプリ甲子園」などデジタルマーケティングの発展に寄与する活動にも注力しています。

私自身の担当としては、オウンドメディアの運営や編集が中心で、D2Cグループが携わったイベントやキャンペーンを取材することも。デジタルマーケティング事業は成長も変化も早い業界なので、常に広くアンテナを張りつつ、自分自身も柔軟性と成長が求められる仕事です。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

<起床>

5:30 保育ノート、保育園準備、小学校のプリントチェック

6:00 洗濯物たたみ、入浴、身支度

<夫と子供起床>

6:30 子供の身支度+トイレトレーニング

*朝食準備、保育園送りは夫が担当

6:50 出社(LINEの返信、メールとニュースをチェック)

8:30 始業(原稿校正、記事アップ作業、各SNS配信等)

11:30 ランチ(一日分の栄養をここで摂取)

13:00 社内外での打合せや取材

16:00 退社(長女とメール連絡、習い事やイベントの日程調整)

17:30 保育園お迎え

18:30 夕食準備→夕食(出来上がったメニューから食べる)

20:00 子供の入浴→仕上げ磨き+トイレトレーニング

21:00 寝付かせ→寝落ち

*翌日の洗濯予約セット、食洗機セット、調理器具の片づけは夫が担当

<就寝>

 

出産・子育てを経て、何が一番変わりましたか?

休日がすごく忙しくなりました!

独身時代はゆっくり家事をしたり疲れを取ったりする時間に充てられていたのですが、子供たちが成長するごとに休日のタスクが山盛りになってきました。

今では平日できない家事から習い事の送り迎え、学校行事や地域のイベント参加に加え、家族のレジャーもよりアクティブに。休むヒマがないので「休日」ではなくなりました(笑)

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

今でも覚えているのは育休復帰1日目のことです。

育休をいただいていた1年以上の間、本当に復帰すべきなのかずっと悩んでいました。特に長女が小学生になったので、学校行事への参加や学業のフォローアップ、帰宅後の過ごし方や習い事の送り迎えには在宅の方が安心ということもあって…。

迷いに迷い、後ろ髪ひかれる思いで復帰したのですが、いざ出社してみると職場にいるというだけですごく楽しい!一気に迷いが吹っ切れました。この日、子供たちをお迎えに行った時の笑顔は格別だったと思います(笑)

子供と離れて身軽になったからとか、自分の時間ができるからというとちょっと違う。「私がいなくてもどうにかなるだろう」と思うしかない状況にすることで子供の力を信じて任せることにつながった気がしました。

子供とのちょうどいい距離に気づかせてくれたくれたことが、育児と仕事を両立してよかったことですね。

 

3人のお子さんたち

3人のお子さんたち

 

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

何でも自分でやらないと気が済まない性格なので、仕事をひとりで抱え込んでしまい苦しい時期がありました。

育児も同じ轍を踏んでしまい何度も行き詰まることがあったのですが、時間に制約のある仕事と思い通りにならない育児の両立を経験して、どんな働き方でも時間は有限で、自分ひとりでできることには限界があると、やっとわかったような気がします。

とはいえ思考のクセを変えるのは根気がいるので、今もなお四苦八苦していますが…。

 

それをどうやって解決していますか?

夫に相談して解決しています。

自分ではどうにもならずに困っていることや改善したいことを、常にiPhoneのメモ帳に書き溜めてるんです。もちろん、夫への不満も(笑)

その代わり、できる限りの感情をメモ帳にぶつけて、そこで解消するようにしています。

ある程度言いたいことがたまったら、マイルドな言葉に変換してノートにリストアップ。言いたいことを起承転結にまとめ、それを頭に叩き込んでから話し合いをします。

そこまでやっても怒りが舞い戻ってきて感情的になることはあるのですが、夫は非常に辛抱強いので、その度に改善しようとしてくれます。

夫が改善してくれると、私も文句ばかり言ってられないな、自分もちょっとはがんばらないとな…ってなりますよね(笑)

このサイクルを積み上げていくことで、家族の様々な困難を乗り越える力がつく気がしています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では「自分が子供だったらどうするか」を大事にしています。

私は自分が子供だった時のことを嫌になるほどよく覚えているので、「ママが子供の時もこんなことあったな~」と失敗談をすると、子供たちはすごく楽しそうに聞き入ってくれるんです。

子供って、大人の失敗した話がすごく好きなんですね。なんでこんなことずっと覚えているんだろうと嫌になることもあったのですが、自分が子供だった時の記憶が、今では子供たちとの架け橋になっている気がしています。

仕事では、チームや会社、お取引先に対して、「自分がどう貢献できるか」を第一に考えてきました。

すぐには社会に貢献できる仕事でなくても、自分がやったその先のどこかで社会をまわすことにつながっていたいと思います。

現在はサポートしてもらうことばかりで、とても貢献どころじゃないんですが(笑) サポートしてもらった恩を、仕事の質で返せているかは常に意識しています。

今年は社会人15年目になるのですが、ここへ来て自分のやりたいことを仕事でも実現してみたい欲が出てきました。限られた時間で最大限パフォーマンスを上げるには、「これがやりたい!」という強いモチベーションがあると、スピードも質も上がることにやっと気がついて(笑)

時間に制約のある今の働き方だからこそ気づけたことなので、仕事と子育てが一緒になって初めて、私の成長を押し上げてくれる力になっています。

 

子ども向けメディアをはじめたきっかけは?

先日、文部科学省は2020年から小学校での「プログラミング教育の必修化」を検討すると発表しました。確かに最近、プログラミング教育の話題をテレビで見る機会も多くなったなと思います。

そんな中、お母さん、お父さん、先生、そして子供もみんながプログラミング教育の大切さを知りたがっているのではないかと。

私自身もD2Cが6年前から主催をしている「アプリ甲子園」を見て、中高生の能力の高さに驚嘆しています。しかし、プログラミング教育を行う上で何を教えればいいのか、何を分け与えていいのか、分からない方も多い状況なのではないかと思いました。

本格的なプログラミング教育の義務教育化が行なわれていく中で、必要な情報を提供していきたいと思い、「こどものミライ」(http://kodomomirai.com/)というメディアを立ち上げました。

 

職場の理解、社内のワーママに対する雰囲気はいかがでしょうか?

正直、子育てするようになって初めて「うちの会社ってこんなにいい会社なんだ!」と気づきました(笑)

平均年齢が若い会社にも関わらず、子育て世代だけではなくその先の介護や自分の病気、様々な環境や様々な状況にある人に対して、どうすれば働きやすい環境が整備できるか、こんなに考えてくれているとは知りもしませんでした。

社員が困った時にどれだけサポートしてくれる会社なのかということは、当事者にならないとわからないですもんね。

職場復帰直後は、すごく配慮された仕事内容やチーム体制に対して「もっとできるのにな」と思うこともありました。あまりにも休め休めと言ってくれるので、逆に心配になるくらいで…(笑)

現在、最後の育休から復帰して2年経ちますが、下の子になるほど手離れが早い。これなら残業もできるなと思い、週に1-2回は夫にお迎えをお願いして思う存分仕事しています。完全に元のペースには戻せなくても、思うように仕事できるようになるまであっと言う間でしたね。

働けるうちは目一杯働き、いざという時はサポート体制が整っているというのは、どんな状況の社員にとってもすごく心強いことです。

仕事に100%打ち込めない時期は誰にでも必ずやってくる。でもずっとじゃない。

いろいろな働き方を許容することによって、自分にとっても働きやすくなる、そういう職場の雰囲気は醸成されつつあるなと感じます。

 

営業から広報への異動では仕事内容も変化したと思いますが、どうでしたか?

営業歴は前職も含め6年くらいですが、もともとはありがちなクリエイティブ志望だったんです(笑)

ただ、営業企画として入った前職で、人と人、企業と企業の間に自分が入って進めることに楽しさを覚えてからは営業が好きになりました。営業なら制作に口も出せますし(笑)、会社の利益代表として全体をコントロールしたり、お金を引っ張ってくるのは営業の醍醐味かなと。

もちろん、売上という数値目標のある営業は大変です。でもそれ以上に、クライアントや代理店、メディアや制作など多くの人が関わっているので、時間のコントロールが難しい。育休復帰後は営業サポートに回りましたが、最前線から離れて寂しい反面、ほっとしたのを覚えています。

営業サポートを経験した後に広報へ異動となるのですが、実は、広報についてよく知らなかったんです。異動が決まってから慌てて「広報と宣伝の違い」を検索した覚えがあります(笑)

広報をやってみてわかったのですが、メディアやPR会社の方だけでなく、クライアントや代理店、プロダクションなど様々な人との関わりという点では広報も同じです。ですが、会社の経営戦略と同じ目線で物事を考える、会社のビジョンを具現化して伝えるという点では、より俯瞰した視点や論理的思考が私には足りないなと痛感しています。

また、業界の変化に伴いグループ各社の事業内容も幅広くなっているので、広告だけでなくデジタルマーケティング全般の知識を身につけている必要があります。柔軟性と成長が求められる仕事ですが、それってどんな仕事でも常に必要とされるスキルですよね。子供や家庭を持つことで変化を避けていた時期もありましたが、今は「子供の成長に負けてないかな」を合言葉に自分に発破をかけています。

現在は、D2Cグループの社員がライターとなって記事を作成するオウンドメディアの編集を主に担当しています。経験も知識も自信もないですし、当初はおそるおそるやっていたのですが、記事校正のために情報収集をしたり、取材した内容をまとめたりするのって意外と性に合っているかも!とまで思えるようになってきました。

予想もしていなかった部署への異動でしたが、今までのキャリアがリセットされるわけではないんです。全く経験のない仕事でも、今まで自分がやってきたことが必ずつながっている。そのキャリアや経験をどう活かすかが大事で、少なくとも、今までやってきたことを与えられた場所で活かそうとする工夫そのものが、その次の仕事へもつながっているような気がしています。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

目標は121歳まで生きること!!

22世紀がこの目で見たい!!

「70歳からカメラを勉強し始めた」とか、「80年来の夢を叶えた99歳の大学生」なんてニュースを耳にするとワクワクしますよね。やりたいことを詰め込んでいれば、100歳なんてあっという間じゃないかなと。なので、121歳というのは結構本気です(笑)

仕事と子育てが落ち着いたら「学び直し」がテーマなので、アーユルヴェーダというインド伝統医学を学び直したいです。海外留学もしてみたいので、ドクターを目指してインドの大学に入学するのもいいですし。

実は、ちょっと前までは唯一の趣味だった「超短期留学」が目標だったのですが、夫から「ひとりでどこか行ってくれば?」と提案されて、それが叶ってしまったんです。

「ひとりでやりたいこと」なんて想像もつかず、当初は面食らいましたが、仕事で実現したいことや家族と一緒にやりたいことだけでなく、自分がやりたいことを持っておくというのも、すごく大事だと気づかされました。

今すぐには難しい夢やアイデアも、常に懐であたためておこう、いつでも飛び出せるようにアップしておこうと思います。

 

超短期留学!? 具体的にどういうことをするのでしょうか?

毎年、有給休暇以外に連続して最大5営業の休暇がもらえる「リフレッシュ休暇」という制度があるのですが、その連休を活用して海外で勉強をしてくることを勝手に「超短期留学」と呼んでいます。

私の場合は学生時代からひとりで海外へ行くのが好きだったのですが、買い物も観光地もしっくりせず、一日中路線バスに乗り続けたり、現地の映画館へ入り浸ったりしていたんです。

唯一の楽しみが、出発前に叩き込む現地の言葉がちゃんと通じるか試すこと。それで、「そうか、私は勉強するのが好きなんだな」と気づいて、どうせやることがないなら海外へ行ったついでに学校へ通おう、なんなら資格を取ってこようと思いついたのが超短期留学のきっかけです。

探すとマッサージ師やヨガのインストラクター、アーユルヴェーダのセラピストなど、1週間足らずで受講できるコースが意外とあるんです。趣味の域を出ないものばかりですが、継続的に勉強すれば日本でも仕事に活かせるかもしれないし、まあ仕事にならなくても学校を通じていろんな国の友達ができるしいいかなと(笑)

この9月は、タイに伝わる伝統医学の一つであるルーシーダットンという自己整体法を勉強してきました。金曜の午後に会社を出発、火曜の朝には職場に直行という強行スケジュールでしたが、三連休でも意外とできるんですね。

うちの会社は、有休とリフレッシュ休暇をくっつけて2-3週間の語学留学にいく社員も少なくないんです。有休はカツカツ、リフレッシュ休暇は子供との夏休みで消化するので今の私には三連休が精一杯ですが、次はどこに何をしにいこうか今から計画するのが楽しみでなりません!

それもこれも夫の助けと、夫に家や子供のことを任せられるだけのスキルがなければできないことなので、夫には非常に感謝しています。ここまでやられてしまうと彼の趣味も許容するしかないですよね。家事育児スキルもあり、そんな策略も提案してきた夫には太刀打ちできません(笑)

 

 

超短期留学

超短期留学で取得した資格

 

最後に、メッセージをお願いします。

 

「お母さんが悩んでいるということは、子どもに心が向いているということ」

「親は悩まないといけない、そして、その親の真摯な悩みが未来の社会を変えていく」

これはある保育園の園長先生のおことばですが、私はすっごくネガティブなので、このことばを聞いて「悩んでいいんだ」と救われた気持ちになりました。

最後の育休から復帰して2年経ち、確実に手離れしています。でも、成長に応じて内容が変わるだけで、悩むことはまだまだ多いのが実情です。

仕事に専念してぐいぐい成長している同世代の話を聞くたびに焦ったり、仕事も育児も楽しむ人のポジティブさにやられて、ますますネガティブになったり…。悩んで悩んで、足踏みするばかりのような毎日です。

それでも、その悩みがいつか未来をひらく力になるなら、悩みをやりたいことに変えて、懐であたためていようと思います。

2016年9月30日 0 comment
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冨増亜未さん

今回ご紹介するのは教育機関で広報担当として働く、冨増亜未さん。

冨増さんはこの春から部門の責任者に昇格し、管理職として活躍されていますが、育休復帰後はキャリアについて悩んでおられたそうです。悩みをどうやって力に変えていったのか、も伺ってみました。

2016年9月1日 0 comment
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今回のパワーママインタビューは、YouTubeやGoogle+などを通して子育てにまつわる情報発信をしている『ホリプロ保育園』のえんちょーとして活躍する安田美香さん!

「あなたはひとりじゃない!つながるってすてき!」を合言葉に、子育てに関わる人たちの笑顔が増えることを願い、活動しているという『ホリプロ保育園』。1歳と5歳のお子さんのママとしての目線を活かしながらさまざまな情報発信をされている安田えんちょーですが、立ち上げの裏には、安田さんご自身が産後、子育てで挫折した経験があったそうです。

2015年8月19日 0 comment
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今回のパワーママインタビューは、「タスカジ」や「cozreマガジン」の広報担当として活躍するフリーランスのPRプランナー、平田麻莉さん。

現在は2歳の男の子のママをしながらフリーランスでお仕事をされていますが、お子さんを保育園には預けずに働くという新たなスタイルを実践中でいらっしゃいます。PR会社勤務や大学院生、専業主婦などの経験を経て、平田さんがフリ-ランスでお仕事を始めた理由、また実践中の新たな働き方についても伺いました。

2015年8月9日 0 comment
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広告業界での営業を経験したのち、自営でサロン運営やベビーマッサージ講師、イベント企画など複数のお仕事を同時進行で取り組んでいらっしゃるもうすぐ三児のママ。

お話していると、ママである私や子供たちを優しく見守ってくれるような、心地よい気持ちになります。そんな大らかで、自然体な小内さんのインタビュー、みなさんも「小内さんワールド」を体感してください♪

 

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プロフィール

・氏名:小内章子(こうちのりこ)
・会社名:活動名義 aura d’ange(オーラドンジュ)、ベビーマッサージb’e b’e d’ange(べべドンジュ)
・役職名: 主宰
・職種: サロン運営、オーラソーマプラクティショナー、ベビーマッサージ講師、イベント企画

・簡単な経歴:
22歳 大学在学中に海外で過ごしたいと思い、中国天津に1年間語学留学
23歳 大学卒業後、イベントを中心とする広告会社に就職
入社後6か月で、新聞広告を中心とする広告会社と合併し、転籍
素晴らしい先輩たちに恵まれ、社会人の基礎を学ぶ
25歳 転機が訪れ、インターネット広告会社に就職
29歳 オーラソーマに出会う、休日に学び始める
30歳 結婚
32歳 長女出産
33歳 長女を保育所に預けてフルタイムで職場復帰
35歳 インターネット広告会社退職、そのあとすぐに長男妊娠、サロンを借りる
36歳 長男出産、ベビーマッサージを学ぶ、サロンの活用を模索するようになる
37歳 長男の保育所に預けてフルタイムでオーラソーマ、ベビーマッサージ講師、イ
ベント企画の仕事をすすめる
サロンだけではなく、外部の場所をレンタルしてイベントすること多数

・居住地:京都市
・ご自身の年齢 :38歳(1977年生まれ)
・お子様の年齢 :6歳(2009年生まれ)、2歳(2013年生まれ)
・ワークスタイル:自営業

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

大きく分けて3つの分野で仕事をしています。
1つめは、イギリスのカラーシステムであるオーラソーマのプラクティショナーとしての活動です。

主に自分のサロンにて、対面で行います。
色のついた100本以上の瓶を見てもらい、インスピレーションで選んだ4本の瓶に含まれた色から、クライアント様の今の置かれている状況をお伝えするものです。
いろいろなアプローチがありますが、私は「自分の現在位置を知る」ということを意図してコンサルテーションしています。
妻として、母として、社員として、娘として・・・忙しい女性のクライアント様が多いです。
自分の現在位置を知ることで次の一歩へのヒントが得られる、と好評です。
クライアント様が自分自身の美しさ、魅力に改めて気付き、イキイキ輝かれるのを見ていつも感動しています。

 

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2つ目は、ベビーマッサージの講師としての仕事です。
2人目の子供を出産してから学び始めました。
レストランを貸し切りベビーマッサージをしてから、ゆっくりランチを食べてもらう時間を取っています。ベビーマッサージという名前ですが、私は講師としてはベビーよりもママの方を向いていると思います。ママがベビーマッサージを通して赤ちゃんと触れ合い、育児に自信を持てば、子育ての楽しさが倍増すると感じているからです。ですので、ママがゆっくりランチを食べて、あれやこれやとお話する時間は本当に大切だと思っています。
ベビーマッサージは私のライフワークの一つです。

 

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3つ目はイベント企画です。もともと、イベント中心の広告会社に勤めていたこと、また長くインターネットの広告会社に勤務していたことがすごく役に立ち、子供を抱っこしながらイベントを企画してきました。

イベントのコンセプトは「おとりよせ」「おたがいさま」です。
「おとりよせ」は、自分の気に入った講師やワークショップなどを京都に誘致する活動です。つまり、全国の講師やワークショップを京都に「おとりよせ」するのです。私がやるべきことは、「おとりよせ」に見合う集客です。これには、広告会社での経験が大いに活きています。

「おたがいさま」は、お子様と一緒に参加できるイベントの開催です。出産して発見したことの一つに、ママは一人で出かけたい方ばかりではない、ということがあります。子供と一緒にお出かけしたい、というママはすごく多いです。

ということで、お子様連れでも参加できる講座や映画上映会などを開催しています。
お子様連れのママはそうでない方にもちゃんと配慮し、お子様を連れていない方はお子様連れの方に配慮できる、そんな「オトナ」な場を目指しています。
最新の「おたがいさま」イベントは8/28に開催する「みんなの学校」自主上映会です。

 

子育てを楽しもう!
京都オーラソーマ&ベビーマッサージとイベント企画
http://auradange.com/

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

7:00 起床、食事、子供の登園支度
8:30 保育所送り出す(ほとんど夫が送って行ってくれます)
9:00 サロン出勤
10:00 オーラソーマコンサルテーション、イベント準備など
18:00 帰宅、夕食の準備
19:20 子供たち保育所から帰宅(ほとんど夫がお迎え行ってくれます)
19:30 夕食
20:30 お風呂21:30 子供たち就寝
23:00 家事など終了したら就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

1人目、娘を出産したときに大きな変化を感じました。
一番の変化は自分の人生の優先順位が大きく変わったことです。
出産前は「仕事、会社」が私の人生を大きく占めていましたが、出産したことにより「子供、家族」が私にとって圧倒的に一番大切なものとなりました。
以前はワーカーホリック気味でしたが、良い意味で仕事への執着がなくなり精神的に楽になりました。同時に、仕事を楽しめるようになりました。仕事が今の私を作り、今の自分と家族を支えてくれていることに、感謝できるようになりました。

 

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ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

私は本来、すごく欲張りなのだと思います。
仕事もしたいし、子育てもしたいし、会社員も楽しんだけど、自営業も体験してみたい、そんないろんな願望を叶えてきました。
子育てをしながら仕事をすることのメリットは、家ではいつでも「ママが一番大好き」と言葉や態度で示してくれる娘や息子の存在です。
仕事でどんなことがあっても、イケてない自分と向き合わないといけないようなことが起こっても、家に帰ればモテモテ。
こんなに精神的に満たされて癒される環境はほかにないのではないかと思っています。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか? それをどうやって解決していますか?

会社員と自営業、どちらも経験していますが、一番大変なのは子供の体調管理だと思います。
大切な仕事の日に子供が体調を崩してしまうと、保育所で預かってもらえず、いつも通りに出勤することが難しくなります。
会社員の時、会社を休むのが嫌で病気の娘を何日も私の実母に看てもらったのですが、しんどくて一番母親を必要としている時に私がおらず娘にストレスが溜ってしまったことがありました。実母も機嫌の良い孫ならいくらでも相手できますが、ずっと不機嫌で体調のわるい孫を何日も預かって疲れてしまいました。この経験から、もし子供が病気になった場合は私が面倒をみる、と腹をくくりました。どうしても、の場合の病児保育も調査しています。
そして、そんな最悪の事態にならないように、普段から子供には無理をさせないように、気を配っています。
生活リズムを崩さないように、どの季節もお風呂に入ってしっかり身体を温めてだいたい決まった時間に眠るように心がけています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児で大切にしていることも、仕事で大切にしていることも共通していますが、「無理しすぎない」ということです。多少の無理はしないとまわらない毎日ですが、無理しすぎず、無理はほどほどにして余裕がある方を選択したいと思っています。
無理しすぎてテンパっている私より、少し余裕がある私の方が、家族にもお客様にとっても魅力的なのではないかと思っています。

 

ママに優しい目を向けた活動をされていますが、 そこに至った経緯は?

暗いニュースが多く、子育てに対してマイナスイメージや「しんどい」イメージが多いような気がしています。
私も実際、独身時代はあんまり良いイメージを持っていませんでした。
しかし、出産してみると子育ては本当に楽しく、人生を豊かにしてくれるものだと分かりました。

ママが楽しく育児したり、時々リフレッシュすることが家族(特に子供)にどれだけ良い影響を与えるか、自分が実感しています。
ですので、ひとりでも多くのママと楽しい時間を過ごせるような活動を目指しています。

 

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3人目の決意は?子だくさんの幸せ話を聞かせてください。

幼い頃にテレビで見ていた若草物語の影響で、4人姉妹にあこがれていました。
私は2人姉妹ですが、自分が子供を出産するなら兄弟が多い方が良いな、と思っています。
2人目がすでに男の子なので、若草物語は叶いませんが…。
夫は一人っ子、私は2人姉妹。私たち夫婦は、弟を持つ姉の気持ちも姉を持つ弟の気持ちももうすでにわかりません。
ましてや、3人兄妹がどうなるのか、私たちも体験したことがない領域だと感じています。
子供たちと一緒に生活することで、私も新しい体験の連続です。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

あと2年で40歳です。
20代は仕事していました。30歳で結婚して、30代は育児で充実して過ごせそうです。
40代はまた仕事したいな、と思います。

今、子育てしながら進めているいくつかの仕事を大きく成長させていきたいです。
そして、今のまま家族が成長できれば、「夫婦のパートナーシップ」や「無理しない子育て」、「無理しない仕事」の専門家になって講演会したいですね。

 

最後に、メッセージをお願いします。

子供はパスポートみたいなものだな、と思っています。
子供のおかげで、普段知り合えないママ友やそのご家族と知り合い、子供のおかげで季節の行事に参加し、私は子供というパスポートのおかげでずいぶん世界が広がったと感じています。
私の人生にとって、子供を持つことは本当に意味のあることです。
今、結婚すること、仕事をすること、出産すること、育児すること、すべてを自分で選択することが許される時代に生きていて、どの人生を選ぶか、なにを幸せと思うかはそれぞれですので、すべての人がどんどん自分の人生をカスタマイズし、楽しめたら理想的だと思います。

私は、「母親の人生が充実すれば一緒に暮らす家族の人生も充実する」と信じ、「子供は私を選んで生まれてきてくれた」ということを信じ、まずは自分の人生を楽しもうとしています。

働くママは役割がたくさんあって大変なことも多いかもしれませんが、
自分の人生を大切に、自分のために生きる、
大変で忙しいからこそ自分を大切に扱うことが必要だと思っています。

ママだからと、仕事をしているからとあきらめないで、どんどん楽しんでいきたいです。

インタビュー by  野口 和
構成 by  安原 愛

2015年8月6日 0 comment
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ママの地元、昭和記念公園のお花畑にて

広告業界で管理職をしながら時短ワークスタイルではたらく森田さん。

ライフステージの変化に合わせて、働き方も会社と話し合って作り上げる。

前例や一般常識にとらわれず、ワークスタイルも企画する、クリエイティブな育休明けの働き方、参考になります!

 

ママの地元、昭和記念公園のお花畑にて

森田さんの地元、昭和記念公園のお花畑にて

プロフィール

・氏名:森田 裕美

・会社名:BBmedia inc.

・役職名:プランニンググループリーダー

・職種:プランニングディレクター

・簡単な経歴:
美術大学卒業後、TVCMやWEBコンテンツのプロダクションBBmedia inc.にWEBデザイナーとして入社。
以降、プランナーとして大手食品、化粧品メーカーなど企業のブランディングを意識したWEBコミュニケーションの企画・制作を手がける。
2013年長男出産、半年の産休を経て2014年4月より時短で職場復帰、グループのリーダーとして奮闘中。
・居住地:東京

・ご自身の年齢 :38歳

・お子様の年齢 :1歳7ヶ月

・ワークスタイル:正社員、時短勤務(ときどき在宅)

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

ブランドを輝かせるコミュニケーションのお手伝いをすることが私たちの使命です。
エモーショナル&テクノロジーを武器に、コンテンツの企画制作を行っています。
さらに、社屋の移転に伴い(@西麻布)新技術の開発研究を行うLABを新設、
自主的なものづくり活動からお客様への提案につながる種づくりを行っています。
ぜひ、LABの見学などお気軽にお問い合わせください!
http://www.bbmedia.co.jp

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:00 息子と共に起床、朝食
8:45 家族みんなで家を出る(パパが保育園へ息子を送る)
9:30 出社
16:30 退社
17:20 保育園迎え、スーパー買い物
18:00 帰宅と同時に息子の夕飯(冷凍ストックをチン)
18:30 お風呂時間まで遊びタイム(ポッポやYouTube)
19:00 息子とお風呂
20:30 ベッドイン寝かしつけ(歯磨からの号泣)
21:00 パパ帰宅、パパ夕飯づくり
22:00 寝かしつけ寝落ちからの起床、パパ作の夕飯を一緒に食べる
22:30 パパ就寝、ママの1人時間スタート(残業や読書、保育日誌など)
01:30 就寝

保育園の連絡帳はイラスト日記で交流

保育園の連絡帳はイラスト日記で交流

出産して、何が一番変わりましたか?

素の自分がさらけだせるようになったこと。
子供と接していると、自分を着飾る余裕がないからか
子供と動物感覚で接するからなのか
表情も顔の筋肉を使って動かすようになったし
今までは恥ずかしくってできなかったこと・・
たとえば平気で道ばたで歌っちゃうし、ってこととか。
そんな嫌いじゃない自分がどんどん出て来ていることでしょうか。
それは単に図太くもなったということ!?

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

とても恵まれた保育園に入園できたこと。(自宅から徒歩10分程度の認可)
そこでの素晴らしい先生たちとの出会いに助けられています。

待機児童になるのを恐れ、息子が生後6ヶ月の4月に職場復帰。
しかし、なかなか私自身が子離れできず、会社と保育園に相談して
復帰から子供が1歳になるまでの間は様子をみながら週に3日出社、残り2日は在宅で勤務させてもらうことにしました。
その後、1歳になったタイミングで週4出社に増やして、ゆるゆると復職スタートさせてもらったことで
両立に対するもやもやした心のバランスがとれ、本当によかったです。

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

会社の中では育休取得の第1号だったので
制度や仕組みができておらず、1から話し合いで決めていく必要があったこと。
しかし、それは前向きにとれば、自由にどんどん提案でき、トライ&エラーで
方向修正も可能だということでもあります。

2つめに、仕事を選ばなければならなくなったこと。
どうしても夜の打ち合わせや、急な対応はむずかしい。
そうなると、自分のコミットが弱くなってしまう中で
やりがいを見いだしながら、成果を出すこと。

そして、自分自身がグループの管理職でもあるため
時短で、メンバーの管理がどこまでできるのか?
部下やメンバーに相当な負担をかけてしまっているのでは
という負い目を隠しつつ、リーダーシップをとっていくこと
大変といえば大変かもしれません。

それをどうやって解決していますか?

とにかく、自分にしかできないこと、自分の価値というものを客観的にみて
どう生かすか?生かしてもらうのがよいのかを考え行動するようになりました。

そのきっかけとして、できるだけ似たような境遇の人の話を聞いて
モチベーションを維持、さらに高めていくよう心がけました。
具体的には、産後3か月くらいからセミナーに参加しはじめ
月に1回はそうしたセミナーやママさんのリアルな声を直接聞くようにしています。
自分だけではない、みんな同じ様な境遇で頑張っているんだと思うととても励みになるからです
パワーママさんのイベントに参加したのも、そんな気持ちからです。

 

3歳、2歳、1歳の年子の従兄弟たちと

3歳、2歳、1歳の年子の従兄弟たちと

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児。
今は、とにかく息子のことを最優先に行動するようにしています。
ママに、パパに愛されているんだな~と身体に心にしみこませてあげたい

仕事。
効率を一番意識しています。
いままで培ってきた経験という貯金を
さらにママという上薬でコーティングして再利用しているような感じ?

 

職種を変更したのは、出産をされたからですか?

出産を意識して、ということだけが理由ではありませんが
時間の自由がきいて、どこでもできる仕事という追求の結果が現在のプランナーという職種です。
もちろん、自分が企画するのが好き!というのが大前提ですが。

広告制作の現場において、制作、撮影、編集・・などの作業は
チームワークで動いていくものなので、スケジュールに自由がききません。
しかし企画というフェーズは、プレゼンから詳細提案、企画決定というゴールに向けて
ひたすら企画を考えて、その精度をあげていけく個人作業が中心なので融通がきき易いです。
育児との両立を考えて、ウェブデザイナーの勉強をされる方も多いと聞きますが
プランナーという職種も成立するということを、
クリエィティブな仕事を希望する女性たちにもっと知ってもらえたらなと思います。

あなたの両立を支えるモノコトは何ですか?

・家事料理好きの主人の存在

料理はそんなに得意ではない私。
対して主人は料理が趣味で、仕事から帰宅してすぐに
夕飯の支度をしてくれます。これは本当に助かっています。
これがなかったら、わが家の両立は破綻です。

・実家宿泊でストレス発散

電車で1hほどのところに実家があり
隣には3児の子育て中の妹夫婦も住んでいるので
正月、誕生日、こどもの日・・など行事があるたびに
息子と泊まりがけで遊びにいってストレス発散しています。

・スマホとノートPC

いつでもどこでも隙間時間で仕事をこなすことで
やっと成立している状況なので
アイデアを書き留めたり、調べものをしたり
部下からの連絡や状況の把握などスマホでできることが
本当にありがたく、現代を生きていてよかったな~と実感しています。

 

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

今秋に、思い切って手に入れたマイホームへ引越し
両実家からも職場からも離れた、まっさらな環境でのスタートです。
保育園も探し直さないとならない状況ですが
働き方含め、自分たち家族のありかたを手探りしていければと思っています。
子供が小学生になったときには、家で「おかえり」って言える仕事の仕方を目標に
自分自身のスキルアップや、働き方の模索、先輩ママへのヒアリングなどなど
できることから準備して、目標に近づいていけるよう頑張っていきたいです。

 

最後に、メッセージをお願いします。

頑張っているパワーママさんたちの姿が、今の私の励みです。
たくさんのパワーママさんたちのお話が聞きたいし
一緒にお話したいと思っています。
母は強し!しなやかに!

 

インタビュー by 椿

2015年6月11日 0 comment
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プロフィール

ついに100人目のパワーママのご紹介です!

コーポラティブハウスのプロデューサーとして活躍される佐藤丹音さん。

勤務先では初めての産休取得者だったようですが、母親になって、お客様の信頼をより頂けるようになったとのこと。

マクロビオティックから裁縫などなどマルチにアンテナを張る佐藤さんのお家は、

さながらモデルルームのようです!

2015年4月24日 0 comment
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高野さん横顔

今回ご紹介するのは、女性活躍推進コンサルティング事業を手掛ける株式会社ナチュラルリンク代表の高野美菜子さん。

お会いするまではバリバリの女性経営者をイメージしていましたが、実際にお会いするととても気さくで、

ずっと前から友人だったような気になってしまうほど自然体な方。

でも話を伺うとやはり「芯の強さ」「かっこよさ」を感じます。

今では本も出版され、メディアでも活躍されていらっしゃいますが、起業の道は順調なものではなかったそう。

でもその大変だった頃のことも飄々と話してしまうのがまた魅力です。

仕事一番だったのが「出産」を機に働き方を変えることで、ご自身の仕事のスキルも業績までも向上させてしまったお話には共感!!

本当の意味での「女性活躍」の重要さを感じさせるインタビューです。

2015年2月23日 0 comment
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相良さんとベイビー

今回紹介するのは、セールスフォース・ドットコムで営業をされている相良さん。
スーパー営業の某社長から「とてもパワフルで彼女には勝てない」と紹介いただいた方。
タイトルにもあるように”有限な人生の中で1秒1秒を大切に志をもって生きていきたい”を有言実行し、

未来を見据えて好きなことにチャレンジしている相良さんは、とてもエネルギッシュで、インタビューからもエネルギーが伝わってきます!

 

相良さんとベイビー

相良さんと娘ちゃん


プロフィール

・氏名:相良砂おり

・会社名:株式会社セールスフォース・ドットコム

・役職名:アカウントエグゼクティブ

・職種:営業

・簡単な経歴:ソフトバンクにて3つの新規事業の立ち上げ、その後Salesforce.comに入社し、7年目

・ご自身の年齢 :37歳

・お子様の年齢 :3歳の息子と1歳の娘

・ワークスタイル:フルタイム

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

企業か抱える課題に対して解決できるソリューションと中長期にわたっての事業改革のご提案を継続して
行うことです。
新しいビジネスのプラットフォームとして事業提案をしていくことです。
パパとママが完全逆転しています。
育児休暇2名×1年=2年パパが取得をしてくれました。パパの夢は「家庭円満」
私の夢は世の中をかえるような仕事をすることです。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:00起床 ストレッチ、ランニング、朝食づくり
6:45 子供・パパ起床  朝食 
7:30 子供保育園へ送り ルンバで掃除
9:00 出社
18:00 パパ帰宅(時短勤務) 
18:30 パパ保育園お迎え(難しい時は私が対応)
19:00 帰宅 晩御飯作り
19:20  家族4名で晩御飯
21:00 子供・パパ就寝
22:00 仕事
24:00 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

時間の大切さを感じる。日々子供から幸せをもらっていることです。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

日々仕事で何があっても、子供の顔をみるとリセットできることです。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?


子供は保育園に入って3ヶ月くらいは、病気になりがちで辛そうな顔をみていると
本当に仕事を続けていいのか考えたことがあります。

 

それをどうやって解決していますか?

だんだんと逞しくなって病気になりにくくなってきました。
時間が解決してくれました。

 

フルタイム営業を実現されているのはサポート体制が充実しているからですよね!ご家族や職場などでのサポート体制を教えて下さい。

パパが時短勤務をしてくれています。忙しいときは母がご飯をつくりにきてくれています。
子供が病気になったときは仕事の状況をみて、どちらが休むかを決めています。
食事は私8:母2 掃除はルンバ4:私5:パパ:1 育児パパ6:ママ4
3歳の息子はパパが大好きでママは常に2番手です笑

パパはかなりのイクメンとのことで!ママ役のパパはどのようなきっかけで実現したのですか?

結婚して10年目に子供ができましたのでそれまでの10年夜中までずっと仕事をしてきましたので
子供できたタイミングで「俺が育児休暇とるよ」といってくれました。
仕事を大事にしていることを理解してくれています。

野菜と息子くん

野菜と息子くん

最近”週末農業”を始めたとか!なぜ始めたのでしょうか?週末農業の魅力を教えて下さい!


野菜のできる過程を子供と一緒に楽しむ&自分がつくった野菜を食べる体験を子供と共有したかった。
将来、帰農に関する事業をやりたいのでまずは自分でやってみようと思いはじめました。

 

育児休暇を取得せず、産前産後休暇のみで産後2ヶ月で復帰との事ですが、なぜ早期復帰をしたのですか?

理由がありません。考えませんでした。出産した直後パパに「あとは頼んだ!笑」と言っていたくらいですので。
産休後すぐ復帰することが自分の中で当たり前になっていました。

畑にて

畑にて

フルマラソンを超えた60kmマラソンに挑戦されたとのことですが!

達成感を感じたい。人がやってないことに挑戦したい。そんな思いから挑戦しました。目標を設定してその目標に向けて努力することをスポーツの面でも
実践したいと思っています。来年は100Kmに挑戦します。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

有限な人生の中で1秒1秒を大切に志をもって生きていきたい。
息子はもう少し大きくなったら一緒にマラソンやテニスを楽しんで、一緒に100Km走りたい。

最後に、メッセージをお願いします。

皆さんと何か子供の将来が豊かな社会になるようなプロジェクトなど、ご一緒できると嬉しいです。

インタビュー by椿

2014年11月14日 0 comment
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Mari Tadatomo

今回紹介するのは、外資系の保険会社で管理職として活躍する只友さん。2人の女の子のママです。

今年4月に下のお子さんの育休から復帰、同時に上のお子さんが小学校に入学、そしてご主人の起業と一気にいろいろな転機が訪れました。
そんな怒涛の4月を終え、5月を迎えたところでインタビューさせていただきました。

ワーママというと、必ずといっていいほど「小1の壁」の問題が出てきますが、只友さんの場合にはそれをほとんど感じずに仕事が続けられているそうです。実は、そこにはご主人の起業が大きく関係しているんです!

2014年5月19日 0 comment
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顔

顔

今回のインタビューは、3/12(水)のパワーママモーニングのゲストにお越し頂く、産婦人科医の吉田穂波さんです!

産婦人科医の仕事と、3人の子どもの子育て、そして受験勉強を同時並行させ、見事ハーバード公衆衛生大学院への留学を実現、大学院修了間際には第4子を出産して帰国したというポジティブ・ウーマン。

2014年3月5日 0 comment
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kashiwa-4

 

今回のパワーママは、復帰を控えた育休中のパワーママ。育休を活用して勉強をしたり、積極的にインプットアウトプットをしている、育休パワーママのリアルをインタビューです。

kashiwa-3

プロフィール

・氏名:柏 ちひろ

・会社名:株志会社オプト
・職種:営業
・簡単な経歴:新卒でオプトに入社。営業→グループ会社立ち上げに2年出向→営業に戻る
・居住地:東京都
・年齢:32歳
・子供の年齢:0歳6ヶ月(育休中)
・ワークスタイル:正社員

2013年10月22日 0 comment
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はせれいと息子さん。旅行中。

今回のインタビューは、マーケッターのはせれい。

出産を期に独立、子連れで仕事中。Happyでいられるワークスタイルを追求している姿が素敵な、パワーママです。

実は、はせれいのようなワークスタイルを目指している女性も多いのでは・・・?

 

はせれいと息子さん。旅行中の車窓から。

はせれいと息子さん。旅行中の車窓から。

プロフィール

・氏名:はせれい

・職種:マーケティング

・簡単な経歴:

2004年    ウェルネス(オイシックスに買収されたギフト会社)EC運営

2005~2009年 サイバーエージェントでいくつかの事業部を経て、最終的にはAmeba事業部 マーケティングDiv.マネージャー

2009~2013年 大手学習塾業界のマーケティング部 新規教育事業 チームリーダー

2013年2月~ フリーランスとして独立

・居住地:東京都世田谷区

・ご自身の年齢:33歳

・お子様の年齢:4ヵ月 男の子

・ワークスタイル:フリーランス

詳しくは、はせれいブログをご覧ください。

http://radiowrappin.sakura.ne.jp/blog/

2013年8月22日 0 comment
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