プロフィール
・氏名:川村 恵生
・会社名:株式会社アダストリア
・役職名:マーケティング本部
・職種:マネジャー
・簡単な経歴:
大学卒業後、2008年 インターネット広告会社の株式会社オプトへ入社し、大手ファッションECやコスメ企業のWEBマーケティングを担当。その後 2012年株式会社ポイント(現、株式会社アダストリア)に入社。ブランドやECにおけるWEBマーケティング活動に従事。2016年5月より産休に入り、6月に長男を出産。1年の産休・育休期間を経て、2017年5月より現職。
・居住地:千葉県
・ご自身の年齢 :32歳
・お子様の年齢 :1歳
・ワークスタイル:正社員、時短勤務(9:00~16:00)
現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。
アダストリアが展開するグローバルワーク、ローリーズファームなどの各ブランド、またECサイト[.st]におけるWEBマーケティング業務に携わっています。具体的には各プロモーション、キャンペーンの戦略設計、SNSを活用した企画の立案、WEB広告のバイイング、ECサイトやアプリのUI/UXの設計などを行っています。
平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。
06:00 起床、朝食準備
06:30 朝食、保育園の準備、自分の身支度
07:30 子どもの身支度・保育園への送りを夫に託して、家を出る
09:00 出社
16:00 退社
17:30 保育園へお迎え
18:00 子どものご飯
週末に作り置きしたご飯やおかずを食べさせる
まだ一人で上手に食べられないので、付きっきりでサポート
18:30 子どもと一緒にお風呂
19:00 私のご飯、子どもと遊ぶ
20:00 寝かしつけ
21:00 家事
22:00 就寝
出産して、何が一番変わりましたか?
価値観、時間の使い方、夫との関わり方、ファッション、ヘアスタイル…
変わったことを挙げだすときりがないですが、一番は小さなことでも幸せを感じられる自分になりました。
今週は息子が病気もせず保育園に行けたとか、帰宅したら夫が部屋を綺麗にしてくれていたとか、ほんの小さなことでも涙が出るほど嬉しい気持ちになれる自分に生まれ変わりました。
ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。
毎日出社のタイミングで、息子と夫が家の前まで来て見送りをしてくれることがとっても幸せです。姿が見えなくなるまで、手を振ってくれる二人がいつも微笑ましく、今日も頑張ろうという力が湧いてくる瞬間です。
育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?
元々 自分の好きな分野の延長でやっていた仕事だったこともあり、日々の生活で特に仕事モードのON/OFFを意識したことがなかったのですが、ある日、仕事のことを考えながら、無言で息子にご飯をあげている自分にハッとしたことがあって、それ以来は、「家に帰ったら仕事モードをOFFにして家族と向き合うこと」を育児では大切にしています。
仕事においては、時短勤務を言い訳にせず、プロフェッショナルを追求する姿勢を大事にしています。また、急遽 息子が急病で会社をお休みしないといけなくなった場合でも、仕事のメンバーに極力迷惑を掛けないように、属人的な働き方はしないように、仕組み化を意識し、資料などは全てデータ化、クラウド上に残すようにしています。
最後に、メッセージをお願いします。
私の働くアダストリアは、出産や育児に関する法定制度の完備に加え、独自の支援制度が用意されています。復帰前には、復帰前のママたちと先輩ママたちの交流会があったり、その他にも、看護休暇、保育料の補助や、これから先も使える制度があるおかげで、ママにとってとても恵まれた環境で働けるのだと思います。また、パートナーの夫は育児に対して非常に理解があり、絶対的な協力関係で、いつも支えてくれています。
とはいえ、“自分がやりたい時にやりたいことをやるって、こんなに難しいことなんだ”と焦りを感じずにはいられない日もあって、それはママみんなが感じる気持ちなのだと思います。
ただ、間違いなく言えるのは、確実に子供は日々成長し出来ることが毎日増えていって、例えば1ヶ月前と比較しても子供自身のやりたいことが自分で出来ているようになっているということ。今では「あれ、そんなことも出来るの?」と時に寂しさを感じるくらい、あっという間に子供は成長していきます。
まだまだ未熟な私ですが、子供の成長に負けないぐらい、ママとしても妻としても女性としても、これからも成長していければと思います。そして一緒に頑張りましょう!
(インタビュー:高村)