今回のパワーママはテンプスタッフにて時間制約がありながらも管理職として活躍する三谷祐子さんです!
出産前後で仕事に対する姿勢や考え方が変わったという三谷さん。
日々奮闘しながらも創意工夫で乗り越えていく力強いインタビューです。
ご自身について教えてください。
・氏名:三谷祐子(本名は大内です)
・会社名 テンプスタッフ株式会社
・職種: 営業推進
・簡単な経歴
2003年テンプスタッフに新卒入社、事務派遣部門に配属。2008年に結婚、マネージャーとなり初めて管理職を経験。その後、業務委託の提案〜立ち上げを行う部署へ異動。31歳で現在の研究開発事業部にメンバーとして配属となり、理系の人材派遣を担当。33歳のときに第1子妊娠、2度目の管理職登用、育休取得。今年度から営業推進部門の責任者として大学や研究所への事業認知を高めるための事業を任されている。
・居住地 大阪府
・ご自身の年齢 35歳
・お子様の年齢 1歳9ヶ月
・ワークスタイル 時間に制約あり、出張あり
現在のお仕事の内容を教えてください。
平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。
6:00 起床、朝食の準備
6:15 主人、娘起床して全員で朝食
7:00 主人と娘が保育園へ。自分の身支度。余裕がある時は、晩ご飯の下ごしらえや洗濯。
7:45 自宅を出発
8:45 出社
16:00〜30 退社
17:30 保育園お迎え
18:00 娘と晩ご飯、お風呂(主人の帰宅が早い時はお願い)、娘と遊んだり絵本を読む
20:00〜30 娘就寝
21:00 主人帰宅、食事
22:00 保育園の準備、洗濯などの家事、次の日のご飯の用意など
23:00 夫と好きな本やお笑い番組を楽しんだり、紅茶やコーヒー飲んだり趣味の時間
24:00 就寝
出産前後でお仕事の仕方やスタンスは変わりましたか。
ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?
今年から出張も増えているということですが、どう両立してるんですか?
ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!
娘と夫が私を『新しい景色』につれてきてくれました。先ほどお話した感じ方の変化もまさしくそうですし、娘がいて仕事をしているから出会った社内外のワーママ友達もそうです。特に社外の方と話すと仕事においての文化が違うので、思いがけないアドバイスをもらって仕事のやり方の変化につながったり、お互いの会社で一緒に仕事できることはないかという話になったりしています。
育児&仕事をしていて一番大変なことは? それをどうやって解決していますか(していこうとしていますか)?
意識の切り替えです。子供と一緒にいるときに、つい仕事のことを考えたり、逆になることがあります。そうなると、娘も敏感なのでぐずったりしてしまいます。出来る限り、その場に集中するように意識しています。そして、体力と健康!疲れが溜まりやすくなってきました。眠るといろいろあっても忘れてスッキリするタイプなので本当は8時間ぐらい寝たい(笑)、今は時間の確保がテーマです。
育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?
育児では、娘のことが大好き!としっかり伝えるようにしています。日中、一緒にいる時間が少ない分スキンシップをとったり、『♪りーちゃん(娘)はおとうさんとおかあさんのたからもの、ほいっ!』とか自作のメロディーで伝えてみたりしています。
仕事では感謝と還元です。これまで様々な機会を会社からもらい、チャレンジさせてもらっています。数値的な目標はもちろん意識して達成にむけてやり抜くのですが、機会をもらったことに感謝しながら、顧客や同僚が必要としていることは何かと問いかけ、具体的な形で還していくように心がけています。
今後の目標やプランを教えて下さい!
細かなところに気をとられがちなので、もっと全体を意識したいです。仕事の施策も様々な可能性を考えて、全方位で進めたくなってしまいます。でも、人的資源や時間には限りがあります。その中で最大限の結果が出せるように、思い切りも必要だなと感じています。そういうやり方を学んで身に付けて、今後更に高みを目指したいと思います。なかなか手を焼いてはいますが、物事を異なる視点で見たときの新鮮さも好きなので継続して取り組みたいです。家庭では、主人と2人で過ごす時間をもう少し増やしたいです。娘と仕事を中心に今は動いているので、それで精いっぱいな感じです。慣れてきたら、たまには2人で食事や旅行に出かけたいです。未来の楽しみですね。
最後に、メッセージをお願いします。
子育てとキャリアの両立/キャリアアップは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。私自身も管理職になってから出産まで長期間子供を持つか悩んだ時期がありました。
それは管理職の仕事の面白さと時間に制約のある勤務が両立できるわけがないと考えていたからでした。でもなんとかできています!不確定要素が多く、明確な目標を立てづらい子育て期間は、向かいたい方向性は腹をくくって決めつつ、あとは時期や人やタイミングを待ってもいいかもしれません。そうすることで全部が全部思った通りではないかもしれないけど、思いがけない選択肢がやってくるかもしれないし、選んだこととは別のことをしたいと感じるかもしれません。(これは先輩に教えてもらった『プランドハプンスタンス』というキャリア理論です。)私も今一度この考えを胸に歩んでいきたいと思います!
インタビュー:井本七瀬