2016年11月20日に関西初の試みとなるワーママによるワーママのための『ワーママフェスタ』が開催されました。
「自分らしくハッピーなワーママを増やす」というパワーママプロジェクトの活動テーマを実現するためには、ママが一人で頑張らず、プロの手を借りたり、周りをうまく巻き込むことが必要と考え、ワーママ視点でワーママのためになる外部サービスや製品(家事代行やベビーシッターサービス、ワーママグッズ等)を提供する多種多様な企業・団体様10社にご出展を頂き、開催の運びとなりました。
当日は、小さなお子様連れ、パパとご一緒に、家族みんなで等、70名の方にご参加頂き、大いに盛り上がりました。
今回はその様子をご紹介します!
シャンパンで乾杯、一気に笑顔に
「ワーママフェスタ」いよいよスタート!フェスタの始まりはなんとシャンパンでの乾杯。今回、シャンパンをご提供いただきましたモトックス会社の辻村様の掛け声で「かんぱい!」。ご提供頂いた乾杯酒は妊婦さんも授乳中ママも楽しめる、本格的な味わいのノンアルコールスパークリングワインの「ピエール・ゼロ ブラン・ド・ブラン」http://mot-wine.mottox.co.jp/special/pierrezero/item.html
オープニングはお隣同士で自己紹介
参加者の方々にお隣同士でグループを作っていただき、自己紹介タイム!
10分間でしたが緊張感もほどけて、皆様の笑顔がさらに広がりました。
本音トークに納得!「自分らしいキャリアを築くための周りへの頼り方」
その後、ロールモデル3名をお迎えしてのトークセッション。
今回、ご登場いただいた皆様は、実際に子育てをしながらキャリアアップを続けておられる素敵なワーママです。
しかし、いつも順調にきたわけではないとのこと。等身大の本音を赤裸々に、語っていただきました。
【ゲストのご紹介】
株式会社パソナ 白井和子様
P&Gジャパン株式会社 田上智子様
江崎グリコ株式会社 宮崎友恵様
Q:キャリアを築いてきたときの壁とそれをどう乗り越えてきたのか
”理想の母親像に縛られていました”

白井様
白井様「私の最初の壁は25歳で子供を持ったときですね。今のように情報もなく、私がこのまま働くことで子供にどんな影響があるのか分からず心配でした。宿題を見ていないから勉強がダメなのかなとか、自分が勝手に描いている素敵なお母さん像からどんどん遠ざかっていく…。」
”ママ友が壁を壊してくれた”
「乗り越えられたのはたくさんのママ友の存在です。彼女たちは子供が3.4人いてもうちの子を預かってくれ、家の中が騒がしくても気にしません。なにより子供たちの表情が輝いていた。それからは自分の子育てに対して、譲ってはいけないものと譲っていいものを少しずつ整理していきました。友人に預ける、会社のメンバーの協力を得るなど、誰かに頼ることも積極的に実践してきました。」
”罪悪感に苛まれた日々”
田上様「いまが一番の壁で、まだ乗り越えていません。子供を持ってから、子供にも夫にも、会社の上司、同僚にも罪悪感あって一日中心の中で謝っていました。部下がこの書類をチェックしてといってきても、保育園閉まるからと迎えに行く途中でチェックするなんてこともありました。」
”ずぼらであることを良しとする”
田上様「実は4年前に3年間シンガポールに母子赴任し、息子をインターナショナルスクールに入れました。その学校の方針が多様性を重視し、みんなと違うことが大切だと。外国のママ友にもたくさん出会って、日本のお母さんのスタンダードが高いのがすごくわかった。違っていいんだという新しい視点をもらって、心のハードルが少し下がりました。」
”逃げ恥つづけてます”
宮崎様「壁は越えなくても横から行けばいいんじゃないかというのがあって、思いっきり逃げまくってます(笑)。東京転勤が嫌だといって会社を辞めたこともあります。譲ってないことは、自分が嫌いなことはしない、好きなことを仕事にしたい。壁も迂回していたら、次のステップへつながると思っています。」
”したいことをよく喋ってます”
宮崎様「なにかしたいということをためらう方もおられると思いますが、声に出すのはとても大事です。言い続けることで、家族や友人もじゃやろうかとなってきますし、賛同者や協力者も現れます。つねに私一人ではなくみんなが一緒に動いているかなと思っています。」
Q:上手な周りへの頼り方やプロの手を借りてみた感想は?
白井様「人の手を借りてお母さんしかできない時間をつくる」「外部サービスは使うまでハードル高いけど、使ってみたら最高だった」
田上様「もっと早くから頼んでいたらよかった」「今日いい出会いがあることを楽しみにしてる」
宮崎様「子供の習い事はママ友と連携を組んでかなえる」「特に属性(価値観や考え方等)が同じママ友を持つことは最強」
そんなキーワードが飛び出しました。
出展ブースを回りながらのフリータイム
ステージ上のプログラムが終了すると、いよいよフリータイム。
受付で配布したスタンプラリーカードを手に(5個以上で後の抽選会へ参加できる)参加者の皆様は思い思いのブースへ。
直接説明を受けたり、質問したり、本日限りの特別プランに申し込みをしたりと大盛り上がりでした。
ご出展頂いた企業様からの声
”働くお母様に少しでもベビーシッターサービスを知って頂く良い機 会だったと思います。また、私自身も皆さまより沢山パワーを頂きました。”
”私たち家事援助のサービスが、 必要とされていることを確信いたしました。今後のサービスに活かしていきたいと思います。”
”来場者の方の多くが家事代行に興味をお持ちでさっそく頼んでみたいというお声もありましたので素敵な機会を頂き嬉しい限りです。”
”家事代行の働くスタッフとして弊社に興味をお持ちいただいた 方もいらっしゃいました!今後も機会がございましたら、お声掛けいただけますと幸いです。”
子供のためのワークショップ
今回はお子様連れでもご参加頂けるように、お子様向けワークショップも3団体にご協力頂き、用意しました。
待ってました!大抽選会
いよいよ最終イベント、大抽選会です。大興奮の熱気と残念の溜息につつまれて番号が呼ばれます。
当選された皆様、おめでとうございます!
はずれた方にも、今回のイベント参加者の皆様に参加者プレゼントもお配りしお持ち帰り頂きました。
ご参加、ありがとうございました。
初めての「ワーママフェスタ」いかがでしたでしょうか。楽しんでいただけましたか。
これからも、もっともっとたくさんのヒントをご紹介していきます。ご参加いただきました皆様の声でさらに「ワーママ」のウエーブを大きくしていきたいと思います。また来年もたくさんのパワーママのロールモデルをシェアしていきます。
ありがとうございました!! パワーママ関西 コアスタッフ一同
レポート by 藤田真智子
構成 by 井本