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3児のママ

中澤さん
中澤さん

中澤さん

 


プロフィール

・名前 中澤真弥

・職種 看護師・フリーライター

・簡単な経歴

看護師として働きながら、「場所・人・事・物」を看護師目線から取材、執筆する看護師ライター。

21歳のときに結婚、長男出産。自分の人生を見つめ直す。

その後、一念発起で准看護師→看護師免許を取得。

看護師歴12年(整形外科・手術室・内科・夜勤専従)

妊娠・出産・3人の子育ての中、転職・復職を経験し看護師の働きにくさを実感する。

2016年5月に看護師とフリーライターの2足のわらじをスタート。

カラオケ、旅行、キャンプ、ショッピング好き。

・居住地   群馬県

・年齢    1979年38歳

・子供の年齢 2001年16歳 2008年9歳 2011年6歳

・ワークスタイル 看護師非常勤 ライター個人事業主

現在のお仕事内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

呼吸器内科の看護師として働く傍ら、看護師ライターとして新人看護師の苦悩・ママ看護師の働き方・転職・復職を実体験から執筆、アドバイスを行う。「マイナビ看護師ナースぷらす」のコラムを連載。看護師関連のコラムは年間170本執筆。ほか、歯科コンテンツ作成、群馬県観光スポット取材、群馬県子育てマガジン「まま・ここっと」ライター、子育て支援ピアサポーターなど幅広いジャンルで活動中。

マイナビ看護師ナースぷらす」「わたしごとTV

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:40起床、お弁当作り、朝食準備、メールのチェック

6:00先に朝食を済ます。

6:15子供たちの起床、朝食、身支度など

7:00子供たちを学校に送り出す

7:30洗濯、家事を済ませ出勤(看護師)

8:30看護業務開始(※ライターの場合、この時間から執筆作業や取材に出発も。)

12:30休憩・昼食 ※日によってはこのまま終業。

17:00子供のお迎え

18:30夕食、家事

21:00子供たち就寝

21:30執筆作業・事務処理

23:30就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

生活そのもの・考え方・価値観・夫との関わりなど。全てが子供中心に動く生活にガラリと変わりました。ただ天気がいいというだけでうれしくなったり、道に咲いているタンポポを子供と眺めたり。今まで見向きもしなかったことに興味を抱くようにもなりました。そして、子供が病気がちだったことから「健康」の大切さを強く感じるようになりました。

・ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

長男が中学生のときに、「仕事」「働く」ことに興味を持ってくれたときでした。長男は部活中に大きな怪我をし、そのまま緊急手術。1カ月以上入院していたのですが、入院生活の中で、私の職業「看護師」の働き方について考えてくれました。

ある時、「僕一人のために先生がいて、看護師さんがいて、リハビリの先生がいて、栄養を考えてくれる人がいて、いつも掃除をしてくれる人がいて、数えたらキリがないくらいたくさんの人に支えられてる・・・。」育児と仕事をして何よりも幸せな瞬間でした。ですが、看護師にはならないそうです(笑)。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

子どもの病気と自分の体調不良です。上の子2人は1歳と2歳のときに入院経験があります。当時、医療知識のない私は「子供が助からないかもしれない」という苦しい経験をしました。

また、出産後は体調を崩すことが多かったです。高熱が出ても悪寒がしても、子供にご飯を作り食べさせ、寝かす。自分の身体をごまかしながらの育児はとても辛かったです。

それをどうやって解決していますか?

「一人でやらなきゃ」と誰かに頼らずに自分で解決してしまっていたので、無理することなく夫や両親、周囲の友達に頼るようになりました。嫌な顔もせず「大変だったね」「お互い様」という言葉に肩の力が抜け、今まで頑張り過ぎていた自分に疑問を感じてしまいました。甘えることは必要ですね。

育児と仕事、それぞれ一番大切にしていることは?

育児も仕事も耳を傾けることを大切にしています。「もっと聞きたい、もっとあなたのことを知りたい。」という気持ちで。仕事は看護師でライター。どちらも『話を聴く』という共通した部分があります。私は必ず患者さんに言う言葉があります。「助けます。」ということ、「何かあったらナースコール押してください。助けます。」これは入院する患者さんの不安を一気に和らげる魔法の言葉です。「ふっ」と笑われてしまうこともありますが、患者さんとの距離はグッと近づきます。

子供には、毎日学校の話を聴くようにしています。上の子2人は男の子なので、口数が少なく返ってくる返事は「普通だった」と。気分のいい日はずっとしゃべり続けているので、毎日懲りずに聴いています。(笑)

 

カメラマンもやります!

カメラマンもやります!

 

なぜ看護師になったのでしょうか?

看護師は病弱だった子供を守りたい、医療知識を得たい、学歴もスキルもない自分に自信を付けるため資格を取得。そして第2子、第3子を出産する中で、転職・復職を繰り返し、育児と仕事の両立の難しさを経験。

また、自然災害で家から出られず仕事に行けない日々から、「資格があっても外に出られなければ仕事ができない。」「この先、親が、夫が、倒れてしまったらどうしよう・・・。」と、その先について考えるようになる。

 

看護師をしながら、なぜライターを始めたのでしょうか?

文章に自信がないこと、言いたいことが上手く伝えられないコンプレックスから『ライター』に挑戦。好きなことを仕事にしてみたいという思いからセカンドキャリアとして2足のわらじをスタート。子育てしやすくストレスの少ない働き方として、場所に捉われず、働き方の枠、看護師の枠を超えた自由な働き方を確立していきたいと思い、今に至ります。

 

看護師とライター、「2足のわらじ」のメリットを教えてください。

看護師とライター。2足のわらじのメリットは、コミュニティーの広がりだと思います。

また、自分に強みを持つためにセカンドキャリアを身につける。1つの人生で2倍の楽しさを感じています。ライターはゼロからのスタートです。分からないなりに自ら企業に営業し、仕事を獲得してきました。「実績は自分で作るもの」「はじめてはみんなはじめて」をモットーにしています。看護師の世界では経験することのなかった、ビジネスメールや営業などすべてが新鮮で、また新社会人になったようです。

 

看護師ライターとして伝えたいこととは?

「約71万人」潜在看護師といわれる看護師の数です。資格を持っていながらも何らかの理由で働いていない看護師を言います。その中の約4割は復職したいと願っているのですが、「日々進化し続ける医療に簡単に戻れない」、「ブランクはとても大きい」というのが現状です。経験があるからこそ、以前のようには働けないと感じる看護師がとても多いです。そんな方のために少しでもためになるような記事を執筆していきたいと思いました。

また、ツラいと感じながら働いている看護師へのメッセージ。子育てと仕事に悩む看護師へのお役立ち情報も一緒に伝えていけたらと思います。

 

趣味はキャンプ

趣味はキャンプ

今後の目標やプランを教えて下さい!

看護師の経験を生かして看護師を目指す人、新人看護師向けに講演や執筆をしていきたいと思っています。また、働き方の常識を越え、ママが楽しく無理なく働くコツなどを発信していけたらと思っています。

 

最後に、メッセージをお願いします。

子供と一緒にいられる生活はとても短いです。だからこそ、子育ての時期を楽しみながら余裕を持った自分らしい働き方を見つけることで、ストレスも少なく自分自身も輝くことができます。ママになったから色々なことを諦めるのではなく、子育ても楽しみ自分の人生も楽しみましょう。

2017年3月27日 0 comment
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たきいさん仕事風景

パワーママプロジェクト関西。今回ご紹介するのは、関西を代表するワーク・ライフバランスコンサルタントの瀧井智美さん。

常に自己研鑽を怠らない姿勢、「出来ない」ではなく「どうしたら出来るか」で徹底的に時間を創出する姿は本当に勉強になります。

また「ママ」としても素敵で、子供たちのことを心から尊敬し、「彼女たち本当におもしろいの」といつも楽しそうにお話されています。そしてそんな瀧井さんを見て育った娘さんたちの自立心がまた素晴らしい!

忙しい中でも工夫次第で、気持ち次第で自分も高めていける!家族ともコミュニケーションをとっていいチームになれる。

そんなヒントを見つけていただけるインタビューです。

たきいさん仕事風景

受講生からの質問に答える瀧井さん。

 

プロフィール

・氏名  瀧井 智美
・会社名 Office ICB
・職種 ワーク・ライフ・バランスコンサルタント/キャリア講師
・簡単な経歴 営業事務、パソコンインストラクターを経て、キャリア開発・組織活性化・人材育成を支援する「Office ICB」を設立。
・居住地 神戸市
・ご自身の年齢 41歳
・お子様の年齢 16歳・11歳・8歳
・ワークスタイル フルタイム

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

企業におけるダイバーシティ、ワーク・ライフ・バランスの推進・講演・コンサル・プロジェクト支援(働き方の見直しPJT 風土改革PJTなど)企業・官公庁・大学などで幅広く活動しています。

 

どうして現在のお仕事を始めようと思ったのですか

自分自身が専業主婦からの再就職に苦労したこと、パソコンインストラクター時代に
「スキルを身につけてもそれだけでは就職できない」という女性の声を目の当たりにしたこと、それが今のキャリアを歩むきっかけになりました。
2人目出産後からフリーのキャリアカウンセラーとして活動し、「女性のキャリア」というテーマにもずっと取り組んできましたが、ある時から女性側だけの支援でなく、企業側や男性側にも関わらなければ、問題解決にはならないと気が付き、ワーク・ライフバランスを学び、コンサルタントとしても活動を始めました。
よく、「瀧井さんって着実に堅実にキャリア歩んでますよね」とか言われるんですが、実はその時々でやりたいことにとびついてきただけ。後から調整してきたことも山ほどあります。でも「惹かれたものについていく」その先に、キャリアがある。そう信じてやっています。

たきいさん仕事2

ワーク・ライフバランスについての講義。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

4:00  起床
4:30 メールチェック、その日の仕事の段取り、情報収集など
5:30 お弁当作り、朝食準備、夕食の仕込み、洗濯物を干す
6:00 朝食
7:00 仕事先に向かう
8:30 仕事先に到着
9:00 仕事(大学や企業での講演・セミナー・コンサルティング等その日によって)
17:00 仕事終了 帰りの電車でその日の振り返りやメールチェックなど
18:00 夕食準備
19:00 家族揃って夕食
20:00 片づけ・お風呂 洗濯のタイマーセット
21:00 子供たちとの時間/次女、三女の宿題チェック
21:30 子供たちと布団に入り、今日1日の話をしながら就寝
22:30 子供たちと寝てしまう日が大半だが、たまに夫との時間を取ってから就寝の日も。

 

育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

・育児では・・・心から信頼し尊敬できるママ友と出逢えたこと。色んなことを応援したり協力しあえる関係・・・大人になってからこんなにステキな友達ができるなんて、本当に人生は楽しいと思います。

・仕事では・・・すべての経験が仕事に活きていると思います。忍耐強さ、寛大さや柔軟さを求められる場面は仕事上多くあります。これは子育てを通して身についた力だと思っていますし、出産してからのほうが人に任せることもうまくなった気がします。そういう仕事をする上で必要な力や考え方などはすべて、子育てを通して培われました。そのおかげがあって今、happyな仕事がたくさんできているんだと思います。

つり

ご主人の趣味である「釣り」に家族で挑戦。

 

 

育児&仕事をしていて一番大変なことは?

・育児では・・・自分に余裕がないと、子どもの話をしっかり聴けないし、怒らなくて良いことで、怒ってしまって自己嫌悪になるので、余裕を持つこと。

・仕事では・・・チャレンジングな仕事を引き受けて、なんとかしている状態なので、自分の能力開発のため、学びたい講座、受けたい仕事と子育てとの兼ね合いや気持ちの折り合い

 

それをどうやって解決していますか?

・育児では・・・余裕をもつために、スケジュールに余白をつくり、パンパンにしないこと。毎週月曜日は調整日にあてたり、日曜は仕事を入れず思いきり楽しむ家族の日にしたりしています。

・仕事では・・・どうしたらできるかあきらめないで出来るだけ叶うよう色んな方法を考えて最後の最後まで調整を試みています。また能力開発のための努力は惜しまないよう心がけています。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

・育児では・・・安心感・信頼感・協力・応援
どんなあなたでもOKという家庭にしたい。
子供たちにとって、何でも話していい場所、何でも話を聞いてくれる人と思ってもらいたい。家族が一番安心で自分を応援してくれること、私自身の支えにもなっているし、子どもたちにもそうしていきたい。

・仕事では・・・信頼と貢献
瀧井さんだから安心と言っていただきたいし、お声掛けいただいた仕事には全力で期待に応えたいと思っています。
営業活動することなく、「瀧井さんと仕事をしたい」と言っていただき、お仕事のご縁を頂けてきたこと、そのことに本当に感謝しています。だからこそ納期厳守・質厳守は心掛けています。

 

●瀧井さんご家族は本当にいいチーム。お子様たちともすごくいい関係ですよね。ご家族との関わり方で何か心がけていること、取り組んでることはありますか?

・9時半にはベッドに一緒に入って、彼女たちの一日のことを聞く時間を大切にしています。子供達もこの時間を楽しみにしてくれているので、間に合うようにいろいろと家事を手伝ってくれます。子どもたちと手紙交換や交換日記もしています。これは私の宝物でがんばるエネルギーをもらっています。

・娘たちの友達を大切にしています。仕事がどんなに忙しくても娘達がお泊り会したい、友達を家に呼びたいといえば、叶えられるように知恵を絞ります。それを断ったりはしません。娘たちも私の負担を減らすため、晩御飯食べてからの集合とか朝のパンは持参とか、工夫してくれています。

・「自分でできることは自分でする」という子育て方針です。そのおかげか全員自立した子に育ってくれています。本当に三人が三人ともそれぞれにそれぞれらしく生きていて、見ていて楽しいです。

三姉妹

仲良し三姉妹。

 

これからの目標を教えてください。

・育児では・・・3人の子どもたちが自由にのびのび笑顔で過ごすこと、それだけです。
あとは彼女たちの夢を全力で応援したい。そしていつか娘と一緒に仕事ができたらすごく嬉しい!

・仕事では・・・今の世界だけにとどまらず、もっと広い視野で物事を見たり、学んだり、仕事をしたり、よりダイナミックに、よりワクワクするチャレンジしていきたい!

 

サイトを覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

「優秀な女性(人)とは 並外れた強い意志をもった普通の女性(人)である 」
カルロスゴーンさんのこの言葉が私に大きな勇気を与えてくれました。
特別な人だけが、全てを楽しんでいるのではなく、ごく普通の、でもあきらめず「どれもやりたい」「どれも大事にしたい」という人が仕事も子育ても大事にしながら自分らしいやり方、楽しみ方、活躍の場を見つけていっていると思います。
「できない」とあきらめてしまうのではなく、出来る方法を見つけながら、両方楽しみましょう!

 

インタビュー by 井本七瀬

2014年12月24日 0 comment
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