今回紹介するのは、種村さんからの紹介で、株式会社ワーク・ライフバランスの共同創業者である大塚さん。
「ワーク・ライフバランスは、ワークもどちらもも充実させる」を工夫しながら実行されている、とてもポジティブなお人柄が伝わってくるインタビュー。
「仕事も子育てもプライベートの活動も、全部欲張りに生きている人を増やしていきたいと思います。」というメッセージが、パワーママプロジェクトでも全面共感です！（椿）
「ワーク・ライフバランスは、ワークもどちらもも充実させる」を工夫しながら実行されている、とてもポジティブなお人柄が伝わってくるインタビュー。
「仕事も子育てもプライベートの活動も、全部欲張りに生きている人を増やしていきたいと思います。」というメッセージが、パワーママプロジェクトでも全面共感です！（椿）
大塚さん
プロフィール
・氏名：大塚万紀子（おおつかまきこ）
・会社名：株式会社ワーク・ライフバランス
・役職名：共同創業者 パートナーコンサルタント
・職種：ワーク・ライフバランスコンサルタント
・簡単な経歴：
2003年 中央大学大学院法学研究科卒
同年楽天株式会社入社、新規クライアント開拓担当
目標400%達成により新人賞獲得後、法務部にて勤務
スタッフ部門MVP賞などを受賞
2006年 株式会社ワーク・ライフバランス設立に創業メンバーとして参画
2010年 中央大学商学部非常勤講師（総合講座「起業家入門」）
早稲田大学MBAコース「
2013年 早稲田大学ボランティア論授業担当
2014年 金沢工業大学大学院ビジネスアーキテクト専攻 客員教授
同年楽天株式会社入社、新規クライアント開拓担当
目標400%達成により新人賞獲得後、法務部にて勤務
スタッフ部門MVP賞などを受賞
2006年 株式会社ワーク・ライフバランス設立に創業メンバーとして参画
2010年 中央大学商学部非常勤講師（総合講座「起業家入門」）
早稲田大学MBAコース「
2013年 早稲田大学ボランティア論授業担当
2014年 金沢工業大学大学院ビジネスアーキテクト専攻 客員教授
・居住地：東京都
・ご自身の年齢 ：36歳(1978年生まれ)
・お子様の年齢 ：7歳(2007年生まれ)、2歳（2012年生まれ）
・ワークスタイル：フルタイム
現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。
ワーク・ライフバランスコンサルタントとして、
経営者と対談することもあれば、
17時半には仕事を切り上げ、
大学生や20代女子からキャリアの相談を受ける機会が増えたこと
代表の小室淑恵と「30歳からますます輝く女性になる方法～
平日１日のスケジュールを簡単に教えてください。
06:30 起床・朝ごはん準備（子供たちは身支度と宿題）
07:00 朝ごはんを食べつつ宿題のまるつけ
07:30 自分の身支度
08:00 長女学校へ、次女は夫（パパ）と保育園へ、私は家事や夕食の準備
08:30 出勤
通勤電車では「朝メール.com」で1日の予定を組み立てたり、
後輩の仕事の優先順位をチェックしたり。
09:30 始業。朝一番は社員全員でオフィスの掃除！
10:00 経営企画室会議（社員の働きやすい環境づくりについて議論）
11:00 働き方見直しコンサルティングのA社チーム会議
11:30 国の委員会の資料読み込み
12:00 同僚二人とランチコーチング
13:00 外出
14:00 クライアントと働き方見直しコンサルティングの打ち合わせ
15:00 そのまま外でメールチェック＆提案書作成。
16:30 ワーク・ライフバランスに関する取材を外で受ける
17:30 お迎えへダッシュ！
18:05 次女お迎え、長女が学童から帰ってくるまでに帰宅するべく、
18:20 帰宅、と同時に長女が帰宅、セーフ！（時々アウト！）
「何か食べる～」の合唱に負けて、ベビーチーズなどを…
そうこうしているうちに夫帰宅
19:10 みんなで夕食
20:00 パパと子供たちとでお風呂、その間に明日の仕事の準備
20:20 自分のお風呂
21:00 子どもたちの寝かしつけ
21:30 読書したり、学校や保育園の役員の仕事をしたり…
23:00 就寝
大塚さんとお子様たち
出産して、何が一番変わりましたか？
時間に対する感覚が変わりました。
とにかく隙間時間を大切にするようになりました。
5分でも手が空いたら「これをしよう！」
ワーママとして育児＆仕事をしていて良かった～！
時折子どもを仕事場に連れていくことがあるのですが、
実際に仕事をしている私の姿を間近で見た長女が
「ママみたいになりたい」「ママ、お仕事、楽しそうだよね～。
仕事に対してポジティブな印象を持ってくれたことが嬉しかったで
育児＆仕事をしていて大変なことはありましたか？
やはり、大切で重要な仕事の日に限って、子どもの体調が崩れ、
仕事をとるか、看病をとるか、悩んだこと。
それをどうやって解決していますか？
自分で全部やろうとしない、と腹をくくりました。
夫はもちろん、時には実家の親を頼ったり、
私や夫の会社のスタッフを頼ったり、
ママ友や地域の方を頼ったり、と、
育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは？
どちらも楽しむこと。そのために、優先順位を間違えないこと。
ワークライフバランスのスペシャリストだと思いますので、
今年はとにかく女性活躍推進に注目が集まっていますが、
女性である私たちが本当の意味で活躍するためには
とにかく長時間労働しなければ評価されない、
今の日本の時間当たりの労働生産性は先進7か国で最下位、
国際的にも日本の仕事への時間のかけ方はクレイジーだといわれて
これからの日本で時間的制約を持つのは、
育児中の女性だけではなく、
介護と仕事の両立を迫られる男性社員（
ワーク・ライフバランスが必要なのは一部の人、ではなく、
ほとんどの人が必要なのだ、
もうすでに、ワーママの存在そのものが次世代のロールモデル（
上のお子さんが小学生にあがられたとのことですが、
まだ小学校1年生で宿題の量がさほど多くないこともありますが、
宿題タイムを朝の起床直後に設定しています。
以前は、
お互い疲れ切ってしまって思いやることができず、
宿題が言い争いの種になってしまうことがあり、
これは負のスパイラルだ！どこかで断ち切らねば！
そのおかげで、夜はゆっくり学校のことを聞くことができますし、
朝もメリハリのある時間の使い方ができるようになってきました。
視点の転換をすることの大切さをプライベート（ライフ）
小学校にあがると、
できるだけ先手を打って、
また、頼まれたことは断らない、なんとかやってみる！
仕事を持っているかどうか、にかかわらず、
できることを精いっぱいやる、
…発信と積極的な姿勢が大事、仕事と一緒ですね！（笑）
経営者として講演など出張も多いかと思いますが、
夫も出張が多い仕事のため、
直前になってやりくりするのはリスクが伴うため、
大体２～３ヶ月後の予定を確認し合い、どちらが送り担当・
どうしても間に合わない時は、
私の場合は、横浜の実家の母は最終手段。
できるだけ距離的・
また、時には私や夫の出張についていくことも！
有休などを上手に使うと、
今後の目標やプランを教えて下さい！
創業した2006年当時に比べると随分ワーク・
でも、まだまだ「ワークとライフを天秤にかけている絵」
どちらか一方を選ぶ、のではなく、どちらも充実させる。
ライフで得た人脈や情報をワークに活かすというシナジーを生み出
また、次世代を担う高校生や大学生にも、ワーク・
高校生や大学生向けの授業などもお役に立てるところがあればぜひ
最後に、メッセージをお願いします。
仕事も子育てもプライベートの活動も、
一緒に頑張りましょう～！！
インタビュー by 種村佳子 構成 by椿