プロフィール
・氏名:福島麻名美
・会社名:エコー・ジャパン株式会社
・役職名:部長
・職務内容 :新規事業開発 兼 ワーママライフアドバイザーとして活動中
・簡単な経歴:
大学卒業後、アメリカ系ファッションアパレル企業に入社、その後2社を経て、2012年、長女が小学生になった時に新たなステージを目指し転職を決意。当時まだ創設間もないエコー・ジャパン株式会社にリテールマネージャーとして入社。店舗統括業務に6年間従事し、店舗開発、店舗運営、販売手法の基礎を築く。2018年はオフィス移転プロジェクトマネージャーとして、物件の選定、契約の交渉、デンマーク本国承認、設計施工管理を総合プロデュースし、2018年12月より現職。
2018年11月より、プライベートの時間を使って、新たにワーママ ライフアドバイザーとして活動を開始。
動線にこだわった家事時短による時間確保や、大学の栄養士課程で学んだ知識を活かした健康的な食事や塾弁のコンサルタントをワーママ目線で行っている。36歳で結婚、38歳で出産。
・居住地 : 東京都
・ご自身の年齢 : 51歳 1967年生まれ
・お子様の年齢 : 13歳 2005年生まれ
・ワークスタイル : フルタイム&起業
現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。
現在、フルタイム勤務と起業を両立しています。
会社では事業開発担当部長として、新規プロジェクトの立ち上げ、店舗開発業務を行っています。年間数店舗をオープンさせますが、加えて昨年はオフィス移転プロジェクトを任され、ちょうど1月に引っ越しが終わったところです。
今年は沢山の新規案件が控えていますので、PLANをBUSINESSに成長させていきます。
また昨年末からは、ワーママ ライフアドバイザーとしての活動をはじめました。
多忙なワーママを救うべく、時間配分を見直して、ママの時間確保とわが子の学力向上を両立する事を目的としています。
私自身、ワーママ、ワンオペ、外資系部長職のフルタイム勤務ですが、中学受験では娘が切望した最難関校にご縁を頂くことが出来ました。共働きは不利と言われる中学受験ですが、ワーママならではのサポートをすることで結果を出すことは可能です。
仕事と家事に追われて時間確保が難しいと感じている方、自分の時間確保と我が子の学力向上の両立が難しいと思われている方は、下記からご相談いただけるとお力になれると思います。
https://www.facebook.com/manami.shibuya
https://ameblo.jp/working-mothers/entry-12434496776.html
平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。
6:20 起床/朝食・お弁当作り
6:40 こどもを起こす
6:45 朝食
7:00 食事の後片付け、洗濯
7:15 身支度
7:30 出勤/娘と一緒に出る
8:15 会社到着/コーヒーを飲みながら業務開始!
18:00 退社/日によって17:00-19:00の間で調整
19:00 食事の準備と残りの家事
20:30 夕飯/娘がバレエレッスンから帰宅後に一緒に食べます。
21:00 ワーママライフアドバイザーとしての活動/娘は宿題と勉強
0:00 就寝
出産して、何が一番変わりましたか?
価値観と時間の使い方ですね。
出産前は自分が最優先で、自分のために使える時間が充分あったのに、いざ産んでみると「あれ~?もう夜なの~~??」と毎日、夕方になると戸惑いが・・・。
特に仕事復帰したばかりの頃は、毎日が時間との戦いであっという間に過ぎていました。
ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。
何といっても、素敵で面白くて個性豊かなママ友が沢山出来たことです!
仕事をしているだけでは知り合わなかった友人と、将来は一緒に<ババカフェ>なるお悩み相談所を開業し、悩める思春期や孤独な人の悩みを聞こう!と話しています。
また、娘が大きくなるにつれて出てくる様々な疑問に、仕事をしている身として返答出来る事。先日も娘が「時間に縛られない生き方をしたいのだけど、どうしたらいいだろう?」と聞いてきたので「自分の価値を高めて、自分の名前だけで生きていけるよう頑張りなさい。」と答えました。
もし私が仕事をしてなかったら、「そんなの無理よ。」と娘の可能性をつむ返答をしてしまったかもしれません。
中学一年の娘の今年の目標は<実践躬行>「やりたい!と思ったことは果敢に挑戦する1年にする!」だそうです(笑)
育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?
大変なことだらけです(笑)
結婚前から主人は海外出張が多く、2年前からは単身赴任に。
出産直後からほぼ家事、育児を私1人でこなしてましたが、単身赴任後は完全ワンオペになりました。
娘は4歳からクラシックバレエを習っていて、5年生に上がる頃から、コンクールに出たり、発表会でも大きな役をもらえるようになりました。その頃から練習が深夜に及ぶこともあり、送迎や体調管理、スケジュール管理が大変でした。
特に昨年は中学受験も重なりましたので、学校探し、学校説明会、学園祭見学、塾の面談、送迎・・・はもちろん、娘の精神的ケアや自宅建築も重なり、時間のやりくりを徹底して何とか乗り切りました。
ただ、そこを乗り越えたおかげで、ワーママ ライフアドバイザーとしての仕事を始める自信がつき、これから受験を迎えるワーママの皆さんや、時間確保が難しいと感じているママを支えていきたいと思ってます。
それをどうやって解決していますか?
中学受験と重なる時期に注文住宅を建てました。
仕事で店舗のプランニングを行っているので、レイアウト次第で売上と人件費に大きく影響が出る事が分かってます。お客様の動線のみならずスタッフの動線も非常に重要なんです。
その技術を自宅にも活かし、動線をとことん考え、家事のアクションを如何に減らせるか?に徹底的にこだわってレイアウトを組みました。引渡し時、ベテラン設計士の方に「打合せは毎回緊張しました。大変勉強になりました。」と言われたほどです(笑)
以前のマンションの時と比べて、洗濯は1/4、料理も片付けも1/2の時間で出来ています。
私は時間を確保するために家を建てましたが、今お住いの家のレイアウトを変えるだけで解決できることも沢山あります。<無駄な家事>や<家事と言えない家事がないか?>を見直してみると時短になると思います。
育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?
子育て 娘が生まれた時から変わらないのですが、
<親離れするときまで可能性をなるべく多く残すこと>です。
生まれた直後って可能性の塊で、将来は総理大臣にも
世界的芸術家やオリンピック選手にもなれると思ってますよね(笑)
でも大きくなるにしたがってなれないものが増えていく。
親の責任が終わる学校卒業時点で、一つでも可能性が残るよう、
本人の選択肢が増えるよう親として意思決定をしています。
仕事 先を見る力です。
今の事を知ることも大事ですが、3年先、5年先に求められることを
予測して動くようにしています。
ワーママライフアドバイザーとしての活動を始めたきっかけを教えてください。
こどもが産まれてからずっと感じてきた違和感・・・なぜ ”働く” という当然の事をしているだけなのに、こんなに忙しく大変で、社会ではマイノリティーな扱いなんだろう?と思ってました。
日常の些細な事でさえ、働く母親の視点に立ったサービス、商品、社会の仕組みが少なく、ニーズにマッチしていない。
何とかこの状況を変えられないものか?と以前から考えてはいたのですが、こどもの年齢や会社での自分の立場を考えるとなかなか踏み出せないでいました。
昨年、娘が中学生になったタイミングで「今なら出来る!今じゃなきゃ出来ない!」と思い、活動を始めました。
ワーママライフアドバイザーとしての活動は、どういったものですか?
時間配分の見直しで、ママの時間確保とわが子の学力向上を両立する事を目的として、コンサルタントを行なっています。
<時間をかけない=質が落ちる>と思っている方もいらっしゃいますが、ワーママにとっては、<時間がかからない=質が高い>ですから、時間をかけずに質の高い生活、こどもの学力をあげる方法を個人に合わせてアドバイスしています。
現在、中学受験を控えたご家庭向けに塾弁当のセミナーも行っているのですが、毎回満席になるほど大変好評で、皆さんの注目の高さに驚くほどです。
今後、ワーママライフアドバイザーとしての活動を通して、どうしていきたいと考えていますか?
社会を変えていきたい!です。
大袈裟ですが、本当にそう思っています。
今後の目標やプランを教えて下さい!
こども達が描く未来を希望に満ちたものにしたいと思ってます。
今の日本は閉塞的に感じるところがありますが、今を生きているこども達にはそんな閉塞感は感じて欲しくない。
いつも希望を持って、自分で未来を切り開いてもらいたいと思ってます。
そのためにも、こども達に一番影響力のあるママが自分の人生を謳歌できるようにしていきたいです。
最後に、メッセージをお願いします。
「人間が変わる3つの方法」は
・時間配分を変える
・住む場所を変える
・つきあう人を変える
この3つでしか人間は変わらない、特に時間配分を変える事が一番効果が高い、と言われていますが、本当にその通りだと思います。
私自身、時間配分を徹底的に見直して、家の動線を変えることで、フルタイムワーママ、シンオペであっても娘との時間も大切にしながら起業する時間を確保できました。
ぜひ時間配分を見直して、自分の人生をより良いものに変えてください!