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外資系

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今回ご紹介するのは、起業コンサルタントProject F株式会社代表取締役の大東めぐみさん。元々、外資系企業でバリバリ働いていたという大東さん。旦那さまの香港駐在のため退職した後、一転、女性のビジネスを支援をしたい!と起業されました。現在は東京で事業を続けられる中、全国でのセミナー活動や、本の出版(「好きな場所で、好きな時間に、愛される仕事を手に入れる本」2017年9月、「笑顔をふやすだけで年収1500万円」2018年3月出版)などなど勢力的に活動されている大東めぐみさん。その活動の原点や、ご家族とのコミュニケーションの秘密について伺いました!

 

プロフィール

・氏名:大東めぐみ
・会社:Project F株式会社 代表取締役
・職種:女性のビジネス支援 起業コンサルタント
・経歴:大阪大学大学院博士課程終了後、グローバル企業P&Gに研究職として入社し研究開発・マーケティングを担当。
2012年 夫の駐在で香港へ移住。P&Gを退職することに。
2014年 女性のためのコーチングで起業。
2016年 オンライン起業プログラム「Project F(プロジェクトF)」の提供を開始。
2017年 家族で東京へ戻り、「Project F株式会社」を設立し事業を展開。
・居住地:東京
・ご自身の年齢:36歳
・お子様の年齢:5歳(2012年生まれ)
・ワークスタイル:ワークスタイルを自分で自由に決めることができます。
在宅での執筆、セミナー講師、カフェでの打合せやクライアントとのコーチング面談など。

 

現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。

Project F株式会社では《女性の声が届き、女性が輝ける世界を作る》をミッションとして女性向けの起業支援を行っています。
女性がビジネス力をつけ、自立して自由に生きていくことができるようにするために、Webマーケティングスキルやセルフマネジメントの方法をお伝えし、女性自身の起業プロデュースを行っています。

ビジネススキルを身につけられるようなオンライン・スクールを運営したり、運営しているコミュニティや一般募集を通してセミナーなどを提供したりしています。

お客様は30代の方が多く、ワーキングマザーの方もたくさんいらっしゃいます。家庭と仕事の両立に悩みもっと自由な働き方がないのか、もっと自分らしさを活かして働くことが出来ないか、ライフステージの変化に負けないフレキシブルな働き方はないのかと考え、参加してくださる方が多いです。

運営しているコミュニティの名称は社名と同じ「Project F」。FはFreeのFで、自由に生きたい女性のための起業プログラム&コミュニティになっています。(メンバーは親しみを込めて”プロF”と呼んでくれています)

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

8:00 起床 フレッシュジュースで朝食
9:00 子供を見送る、仕事開始
午前は主に在宅で執筆。メールマガジンの執筆、メール返信、インプットとしての読書。
午後は人と会う仕事が中心。六本木周辺のカフェで行うことも。打合せやオンラインコミュニティのコンテンツ作り、そして、クライアントさんとのセッション(コーチング面談)。
17:00 娘が帰ってきて、一緒に遊ぶ
18:30 家族で夕食
夕食後再度、仕事
24:00 就寝
※在宅の日のスケジュールを記載しましたが、月に1、2回セミナーを行ったり、旅行にもよく出かけています。

 

出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?

まず、「自分を一番にしなくなった」と思います。
子どもが生まれたことで、自分にとって子どもが一番になりました。みなさんもそうじゃないでしょうか。
違う切り口でいうと、「男と女は絶対的に違う」と実感したことでしょうか。
私は子供が生まれるまで、男女の差はそれほどない、同じだと思っていました。
学校は共学に通っていたし、進学した大学は薬学部だったこともあり男女比は同じくらいでした。会社も同じくらいの男女比だったんですね。

そのため、男だから、とか、女だから、といった男女格差、性別による違いをそこまで感じずに済む環境にいました。

しかし、妊娠中、夫の海外赴任について行くことを決断したことで、結果的に大好きだった仕事を失いました。そして、誰一人知り合いのいない香港で、娘と二人で過ごす日々を味わうことになりました。自分だけが働けなくなって、自分だけで子供をみなくてはいけないという現実に直面することになります。

それまでの自分が思っていた、能力に従ってポジションが与えられる、とか、頑張れば頑張るほど報われる、という考えが通用しないということを突き付けられ、男の人と女の人はどれだけやっても違うんだ、ということに気づかされました。なぜ違うんだろうと悩みました。

子供を授かるということはもちろん幸せなことなんです。ただ、私はこのことがきっかけで社会が隠していた欺瞞を見たと感じました。子どもを産むことにポジティブではない側面があることに憤りを覚えました。

子供を産んだらどれだけやりにくいのか・働きにくいのか、当事者になって気づいたんです。この経験が、一生を女性支援に捧げようと決意した私の活動の原点です。

 

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 今のお仕事にママの目線が役立つことはありますか?

もちろんあります!ママって自然と対処能力が高くなりますよね。子供がいると不可抗力な事がかなり起きます。例えば、台風が来て、いきなり子供の学校が休校することってありますよね。自分ではコントロールできない、次々に起こる事をこなしているうちに、自然と対処能力が高くなります。いい意味で諦めが悪くなるんです。この諦めの悪さ、色々な手段を考えるという考え方は仕事にものすごく役に立っていると感じています。

起業支援のクライアントさんとの関わりの中でもママ目線は役に立っています。起業するためにはクライアントさんに成長してもらうことが必要になりますが、人を無理やり行動させようとすることはできません。クライアントさんには「起業してビジネスでうまく行って欲しい・成果を出して欲しい」と思ってしまうんですが、あれして、これしてと指示してもうまくいかないんです。ご自身が何がしたいのか、ご本人の可能性を信じてあげることがまず必要になります。

この目線は子供に対する親の目線と似ているところがあります。自分の好きにしようとするのではなくて、個性を尊重する。歩みが早い人も遅い人もいます。相手に寄り添っていくこの仕事にママ目線が役に立っています。

 

 育児していて一番大変なことはなんでしたか?また解決したきっかけを教えてください。

娘が0~1歳頃、香港に移住し知り合いもいない中で二人っきりで過ごしていた頃が一番大変でした。今のようにhappyを感じることもできなかったし何か被害者意識やイライラしたところがあったと思います。

抜け出すことができたのは娘が9カ月の頃、思い切って3時間預けてみたのがきっかけです。それまでは小さな子供を預けるなんて母親としてどうなの?と思っていました。でも、思い切って自分の時間を作り、やりたかったことやってみたら、自分の心が満たされて行くのを強く感じました。旦那さんは私に笑顔が戻ったことを喜んでくれ、娘はシッターさんに懐いて楽しそう。誰かに頼っても、誰かに責められたりすることなんてなくて、むしろ周りまで笑顔になったんです。

 

ワーママとして育児をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!

「頑張ってお仕事しているママが大好き」と娘が言ってくれるのが本当にhappyです!「パパはとっても優しいから5つ星、ママはお仕事頑張っているから7つ星」なんて言ってくれるんです。仕事を頑張っていて良かったなって幸せになりますね。娘がそう言ってくれるのは実は旦那さんが子供に声かけをしてくれているから。旦那さんが私の仕事について「ママがお仕事頑張ってくれるから、うちはハッピーなんだよ」って伝えてくれているんですね。家族と過ごせることそのものがhappyです。

 

ご主人との家事・育児の分担はどうされていますか?

一般的に家事分担の議論は共働きの余力の中で夫婦がどう分担するのかという議論になっていると思いますが、個人的には家事・育児と仕事の「両立」を目指さなくていいのではないかと考えています。どういうことかというと積極的にアウトソーシングを活用すると言うことです。「分担」と聞くとどちらかが無理をしたり不満を抱えるイメージがありませんか? 家事分担をして両立しようとして、ストレスを抱えていたら逆に家の中がぎくしゃくしませんか? 私の場合はベビーシッターさんや家事代行を利用しています。香港に住んでいたときは住み込みのシッターさんに随分助けてもらいました。(旦那さんがシッターさんにきてもらおうって提案してくれたんですよ!)

こうやってアウトソーシングすることによって夫婦仲はとても良いですし(時々デートします)さらに色々な人に遊んでもらえる事で娘も幸せそうですよ。私もストレスが無いのでいつも笑っていられます。もちろんこの考え方は私個人のもので、全ての人がこのように出来ないのはわかっています。ただ、闇雲に家事・育児・仕事全てを両立しようとするのは大変なことです。もしストレスだと感じているのであれば、何かを変えなければいけないですよね。勇気を出して一度アウトソーシングしてみてください。

 

お話を伺っていると旦那さんと素敵なパートナーシップを築かれているようです。ズバリ秘訣はなんでしょうか?

旦那さんがいい人だからです!旦那さんを信頼しているし、尊敬しています。・・・これだけだと答えになっていないですね(笑)

秘訣を一言で言うと「感謝すること」でしょうか。感謝するだなんて、当たり前と思われるかもしれませんが、私のところにきてくださるクライアントさんの中にも、素直に感謝なんてできないという人は意外にも多くいます。思うに、特にワーママの皆さんは色々なことを、やりたくないことを含めて頑張りすぎているのではないでしょうか。頑張りすぎていて当たり前のことができなくなってしまっているのではないかなと感じています。本当はやりたくないことに気づいて、それをやりたくないって旦那さんに伝えることができたら、ポジティブなエネルギーが湧いてきて、感謝を伝えられるようになると思います。夫婦は家族を育てて行く同志で、友人で、一番の仲間でもあります。だからこそ旦那さんとはよく話をして、感謝する、これが秘訣ではないでしょうか。

 

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仕事のhappyエピソードについても教えてください!

クライアントさんが人生を変えていく、その変化を見ることがhappyですね。どんどん仕事が成功したり、家族仲が良くなったり。私自身この仕事は社会に変化を起こしたくてやっているので、クライアントさんが変化を起こしているところ見るのは嬉しいものです。だからこそ、私は今後もたくさんの人と関わって行くと思います。

 

 運営されるコミュニティにはどのような方々が集まっているのでしょうか?

私のところに来てくださるクライアントさんはそれぞれご自身の才能を見つけ、それを生かして活躍されています。例えば、キャリアコンサルタントやネットショップオーナー、婚活コーチなど、本当に様々な方面で才能を発揮されています。ご自身の講座をもったり、コミュニティを作られたりと、自由になって成功していく人がたくさんプロジェクトFにはいます。「みんなで旅行に行こう!」そういったらみんなすぐに集まってくれる、そんなコミュニティです。

 

 それでは、仕事での一番大変だと感じていることを教えてください

女性の自立を目標としているので、私の考えを一人でも多くの人に届けたいと願っていますが、想いを伝えることがそんなに簡単なことじゃないということが一番でしょうか。まだまだ古い常識や価値観、世代間の考え方の違いが多くあり、そこを乗り越えて多くの女性に想いを伝えて行くのが難しいと感じています。

壁を乗り越えるための裏技はなくて、愚直に続けて行くしかないと感じています。私の場合だと本や、ブログ記事、メールレターに思いを込めて伝えていくということを地道に続けています。もちろん、愚直にやると言っても小さなことが積み重なって大きな差になるので、人より密度濃くやるのも大切です。人が1のところを1.5やってみる、人が1日10回のところを20回やってみる…少しでも進めたいと思いますし、いつも焦っているかもしれません。

 

「焦り」と聞くと大変そうなイメージがありますが

私には成し遂げたい夢があるので、このストレスは乗り越えるべきだと思っています。少しでもやりたくないこと、意味のない時間を減らし、自分にとって楽しくて好きでやりたくて夢に向かっていて、、という時間を増やして行きたいと考えていますよ!

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

・育児では・・・自己肯定感と好奇心。愛しているを伝える、彼女のやりたいことをなんでもやらせて、興味の芽を摘まない。これを一番大事にしています。毎日寝るときに娘に「あなたのこういうところとこういうところが好きだよ、大好きだよ」って伝えています! 幸せが循環しますよ。

・仕事では・・・私にあるのはノリと勢い、実行力です。逆にいうと計画性や戦略性など、足りないものもたくさんあります。だから、自分の弱いところを補い合ってくれる人と仕事をする、ということも大事にしています。私のノリと勢いを形にしてくれるメンバーと仕事をしたいなと思っていますし、いつの間にか周りに補ってくれるメンバーが集まってくれています。

 

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 これからの目標を教えてください。

・育児では・・・娘が自分自身の好奇心をたくさん持って色々な分野に挑戦して行く人になって欲しいと考えています。興味がありそうなことはなんでもやらせてあげたいと思っていますし、娘が楽しそうで好きそうなものを続けさせてあげたいと考えています。

・仕事では・・・現在運営しているコミュニティ「Project F」をもっともっと活発にして、たくさんの自立した輝ける女性を輩出したい、社会に変化を与えたいと思っています!

 

サイトをご覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。ワーママの皆さん、頑張りすぎないで自分を大切にしましょう。責任感や義務感から本当はやりたくないことやっているなら思い切ってやめて、自分にとって楽しくてやりたいことをどんどん一緒に挑戦しましょう。ワクワクした気持ちや幸せな気持ちを周りに伝え、愛される循環を作っていきましょうね!

 

 インタビュー:中村美沙子、構成:柴田広夢

2018年8月2日 0 comment
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今回のパワーママは、『これからは、生き方が働き方になっていく』の著者の鈴木絵里子さん。
本業では2つの会社でベンチャー投資に携わり、プライベートでは2人のお子さんのママ。海外で育ち、外資系企業に勤めた経験もある鈴木さんが現在の働き方に至った理由や子育てについて、これからの時代を楽しく生きるヒントを伺いました。

 

プロフィール

・氏名:鈴木絵里子
・会社名:ミスルトウ株式会社
・役職名:投資ディレクター
および
・会社名:フレスコ・キャピタル
・役職名:パートナー
・職種:ベンチャー投資

・簡単な経歴:4歳の頃からアメリカや中東含めた海外で暮らし、カナダのマギル大学を卒業。経済学、国際開発学、数学を専攻。
2008年より外資系の投資銀行部門に勤務。その間2児を授かる。
2013年よりラグジュアリーブランドCOACHで財務企画を担当。
2015年より米国のドローンベンチャーの日本法人立ち上げに携わり日本代表に。
2016年より社会的インパクトベンチャー投資を行うミスルトウ株式会社にて投資部ディレクターを務める。
2018年よりフレスコ・キャピタルのパートナーも兼務。

多様性が活かされる世界を広げたいとfuture female+としても活動し、『これからは、生き方が働き方になっていく』(大和書房)を出版。

・居住地:東京
・ご自身の年齢 :30歳(1986年生まれ)
・お子様の年齢 :6歳(息子)、3歳(娘)

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

海外で育ち、貧富の差などを目の当たりにしたこともあり、ずっと国際開発に携わりたいと思ってきました。今は、社会的インパクトベンチャー投資を大胆にやれているのでとても幸せです。

社会的インパクト投資とは、例えば、インドの農業スタートアップに投資をするために現地に出向いてデューデリジェンス(調査)を行ったり、シリコンバレー発アフリカで活躍する医療機器輸送ドローンスタートアップなどの投資先の事業開発のお手伝いなどをしたりです。全世界に共通する社会課題を最新のテクノロジーを駆使して何とか解決していけないか、と現場の方と仲間と考えるのは、とても刺激的です。

また、私の場合、ミスルトウとフレスコと言う二つのベンチャーキャピタル双方にコンサルティングする形で投資活動を行なっています。「複」業の複雑さはあるものの、一つ以上ののコミュニティに所属する利点を大いに楽しんでいます。一方が上手くいかなくなってしまった時のセーフティネットになると感じ、学びも倍増したり。

何にしても、既存の働き方の枠組みを前提とした、既存の募集がかかっている職種からは今の私の働き方には絶対に辿り着けなかったと思っています。

自分が望む生き方を主軸に考えるようにした上で、やりたい仕事を探し、仕事の方を少しずつ、前向きに、生き方に合わせていくようにしてきたイメージです。トライアンドエラーで失敗も繰り返してきましたが、今、テクノロジーの発展などもあり、世の中の転換期にあると思うので、働き方についても考え込んでしまうよりかはアクションを取ったもん勝ちだと、私は思っています。

具体的なワークスタイルについては、例えば、自分のパフォーマンスを最適化するためや家族の事情に合わせながら、リモートで仕事をしたり、比較的柔軟に休暇を調整させてもらったり。その分しっかりバリューを出さなくては、と必死ですが、見苦しくても一生懸命体当たりする方が私は楽しい!と感じています。

また、自分のパフォーマンスを上げると言う意味でも、「好き」で楽しめる仕事内容に取り組むだけでなく、一緒に仕事をするメンバーについても「好き」と思える方達とできるように意識しています。短い人生、自分が尊敬できたり、安心できたりする方と一緒の方が良いですよね。

大企業などではそんなのは難しい、と思われるかもしれませんが、少しずつ、試してみられてはどうか、と私は思っています!

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5AM :起床 メールチェックをして、一日について頭を整理。15分くらいSNSを見てしまうこともあり、「あぁ゛、、また時間を無駄にしてしまったー」と後悔することも。6AM :子供達起床 朝ごはん準備の他、宿題を確認し、ピアノの練習も監視したり。7AM :自分の準備 余裕がある時は時短ヨガを実行し、気持ちを整理。
8AM :出勤 オフィスだけでなく、ミーティング先の近くのカフェなどに出向くことが多い。(今、海外では沢山のとてもお洒落で躍動感溢れるcoworking spaceができていて、女性向けのものなどもあります。環境は大事なので、日本でも増えて欲しいと思っています)
9AM – 17PM :仕事 自分で裁量権持って、日中の時間は使っています。例えば、必要ならクリニックに行って気になっていた症状を診てもらったり、子供達の学校の行事に2時間顔を出せたり、ちょっとした買い出しに行くこともあります。
18PM:子供達の迎え 帰宅。猛ダッシュで晩御飯を用意し、子供達に食べさせ、お風呂にも入れる。
20PM:本を読み聞かせて寝かしつけ 自分が寝落ちしてしまうことは、あるある。
20PM – 0AM :仕事のキャッチアップ 夫が帰宅した時には30分程、会話をする。くだらないテレビでも一緒に見るのもコミュニケーションの一つ。

 

出産して、何が一番変わりましたか?

子供の模範になるために自分もしっかりしよう、と、少しずつですがましな人間に成長できている気がします。

また、子供達のためなら、と体力的・精神的な力が漲るのも面白いですね。火事場の馬鹿力のような緊張・頑張りが7年続いている感じでしょうか。もともと運動音痴で体力に自信はなかったんですが、子供を産んでから数十キロのものは幾らでも持てるようになり、今では職場のウォーターサーバーの交換担当は私です。

でも、何よりも、子供達のおかげで、自分のことを社会の一員としてより感じることができるようになりました。子育ては一人ではできない、とつくづく思います。両親や友人やシッターさんやご近所さん、など色々の方のおかげ、コミュニティのおかげで子育てはできている。そのコミュニティへの恩返しにも、この社会が良くなるように自分もできることないか、と益々考えるようになりました。

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ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

仕事を終えて帰宅して過ごす最初の2分間は、いつも世界一最高ですね!!!
満面の笑顔で駆け寄ってくれる子供達を抱きしめると、どんな大変なことでも乗り越えられると思えちゃいます。でも、そう思えるのもそのマジック2分間だけで、すぐさま兄妹喧嘩が勃発したり、お腹が空いたと騒ぎ出し、またカオス対応に戻ります。。笑

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

育児は答えがなく、一人一人の子供や各家庭で違う中、これで良いのか?と悩むこともありますが、自分の子供達への愛情に自信を持って、何とかなる、と前向きに考えるようにしてます。

また、もちろん子供達や家族にイライラを感じたりすることもありますが、そんな時は、自分自身が仕事や他のことで戸惑っている知らせだ、と捉えて、一歩引いて見てみるようにしてます。なので、子供達は人生がうまくいってるかのバロメーターにもなってくれています。

そんな中。育児と仕事を両方行う中一番大変なのは、1日24時間と言う万人に共通して限られた時間の中で色々なことをこなしていくことだと思います。

でも、自分の幸せを軸に考え、前向きに、断捨離もしながら、自分の時間を自分でコントロールする意識をもつようにしています。固定観念に振り回されるのではなく、自分で考え、自分で選ぶオーナーシップの気持ちがあるのとそうじゃないのとは、随分違うと思っています。

 

それをどうやって解決していますか?

上記に加えて、私にとって大事なのは、仲間・コミュニティとの関係です。

忙しさの話を打ち明けたり、他イライラやモヤモヤについては、同じ悩みを持ってる人がいることを知るだけで、気持ちが救われることもありますし、具体的な解決策を見いだせることもあります。

そんな大切なコミュニティを探すには、自分をさらけ出してみて、そして同時に自分のカン・勘・感性を大切にしながら、素直に「好き、素敵、尊敬できる」と思う人と付き合っていくことだと思っています。また、コミュニティは自由につながっていくものであって縛られるものではないので、自分のライフステージに合わせて離れたり距離を置くことなども大事だと思っています。「お付き合いしなくてはいけない人はいない」と余裕を持ったスタンスで望むと、不思議なことに良いコミュニティを見つけられたりすることがあります。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

親としては、愛情をしっかりと表現し、子供の自尊心・自己肯定感を高めることに注力しています。自己肯定感があれば、どんなことにでも挑戦できるようになるのではないか、と思っているからです。もう一つ、子供達には最低限、礼儀や他者への思いやりや共感は身につけて欲しいと願い、そこについては厳しめに向き合っています。

仕事においては、自分にしかできないことがあるとしたら?自分でしかできないやり方は何だろう?と問うようにしています。

子育てにおいては、有難いことに、自分は代替が効かないと思えてます。そのお陰で毎日頑張れてます。同じように、仕事においても小さなことでも定性的なことでも良いので代替が効かないことができている、と思えることに取り組むようにしています。

「自分はなくてはならない存在だ」と思うのとは違い、せっかくやるなら、どう工夫しようか、どう楽しもうか、と、真っ新な状態で考えてみる感じです。特に人口知能、ロボットの発達を受けて、職種が大きく変わっていく転換期でもありますし、そんな視点は大事かな、と思っています。

ただ、繰り返しになりますが、大それたことではなく、例えば接客業であれば、「自分はいつもの常連顧客の方のAさんを笑わせられている。それが自分の持ち味かもしれない」と言う思いだと私は考えています。人から喜んでもらえた時には、やり甲斐も感じられますし。

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ご家族との家事育児分担、アウトソース利用等はどのようにされていますか?

自分だけにしかできないことの話の延長としても、自分独自の愛情表現に繋がらない家事・育児はできるものはどんどんアウトソースしよう、と考えるタイプです。

私は食べるのが大好きなので料理もその延長と捉えて大好きです。子供達と一緒にキャラ弁当を作って遊ぶことも多い。一方で、掃除などについては私は「自分だけ」さは発揮できないので、週1回外部の方の力をお借りしています。

夫との分担においては、お互いできることをやるようにし、ストレートに依頼しあったり、お互い、やってみないと分からないこともあるので、色々試すようにしています。

 

ご自身が受けた教育は、お子様の教育方針に影響与えていますか?

礼儀や他人への思いやりについてはとても影響を受けていると思い、両親には感謝しています。でも、私は複数の国で育ったので、色々な価値観や習慣も見てきました。ですので、教育についても「正解」などはないのだな、と柔軟に捉えて、色々な手法を取り入れています。

 

ワークとライフの理想的なバランスを教えてください。

バランスではなく、自分の幸せで楽しい生き方・ライフを主軸に、仕事であろうと、家族であろうと、交友関係であろうと、織り込んでいく、作り上げていく、ように私は捉えています。

人は働くために生きているわけではないので、人間らしい生き方こそが自然ですし、理想ですね。

また、人は多面的だという認識も大事だと思います。色々な面に合わせてコミュニティにつながり、お互いに影響しあって、成長などもしていけます。
何でも完璧にしようと思ったり、いつもいつも「成長、前進」と考えるのは大変なので、最後は笑えれば良し、と思うようにしています。子育てについての素敵なキラキラしたブログをフォローして参考にしてみるのも良いですが、面白くて笑える子育ての話にどんどん触れられる、パワーママプロジェクトなどがとっても元気が出ます!

もちろん笑えない時もありますが、そんな時は、しっかり休んで自分の時間を少しでも取るようにしています。お笑い番組を見たり、友人と話したり、美味しいご飯を食べて、寝て、カフェに行ってみたり、と。そんなセルフケアも大事にしてます。

こんな緩い、笑える、セルフケアをしあうママ仲間がもっと増えたらいいな、と日々思ってます。

 

著書についても伺えますか?今回、本を書いてみようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?タイトルに大変惹きつけられるのですが、「これからは、生き方が働き方になっていく」という言葉に込めた思いについても教えてください!

本を書こうと思ったのは、しつこくお話ししてしまっているのですが、未来を作ろうと思う方達の「コミュニティ」を広げたい、と思ったためです。 特に女性にもそんな選択肢・考え方があるんだ、と知って頂きたかった。女性こそ凄く面白いチャンスの時期にあると思っているためです。 こんな私ですが、現在進行形の生き方働き方の模索を包み隠さずさらけ出して、自分の多面な要素も立体的に包括的にお伝えさせて頂きたく、そのためには媒体として「本」が最適だと考えました。

『これからは、生き方が働き方になっていく』のタイトルについては、敏腕編集者が付けてくださったのですが、これからは人間らしく生きよう、と言う想いが込められています。 仕事をする上でもこれからは人間らしさも重要ですが、母親も、一人の人、ですので、人間らしく、楽しんだり、笑ったり、泣いたりもありますね!

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今後の目標やプランを教えて下さい!

今は、とても楽しく、充実した日々を送らせてもらっていて、今後も仕事においては微力ながら社会的に意義ある投資活動をしていければと思っています。

特に、テーマとしては女性のコミュニティの促進であったり、私の中では関連するのですが、既存の経済のありかたではない、新しい仕組みを考案したりしていく活動にワクワクしています。

ただ、あまり綿密な目標やプランは立てていません。大きな方向性だけを意識しながら、後は流れやご縁に身をまかせつつ、その瞬間瞬間を精一杯にやって行きたい、と思います。

 

最後に、メッセージをお願いします。

コミュニティや仲間を大切に思う私ですが、パワーママプロジェクトこそもとても楽しく素敵なコミュニティ。本当に存在に感謝しています。ありがとうございます!

このようなコミュニティがどんどん大きくなったり、増えたりすれば良いですね。

また、このようなコミュニティがあるお陰で、「ロールモデル」も、必要なくなっているな、と思えています。

時代の大きな転換期にもあるので過去の成功要因が今後そのまま通用するとも限らず、「完璧なロールモデル」を探すこと自体難しい。男性がロールモデルを意識している話もあまり聞かないですが、男性は、 自分たちが多面的で、画一的なものがないことを知っているからでしょうか。

存在しないような一人の完璧なロールモデルを探すのではなく、仕事の仕方や生き方など、それぞれの面において共感できるコミュニティを見つけて、そこの仲間と成長しあえるように、私はしています。ですので、今回インタビュー頂いていることも恐れ多いのですが、私の話も、少しでも参考になるところがあれば嬉しいです。

 

インタビュー:柴田広夢

2018年5月29日 0 comment
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今回は、育休復帰と同時に転職をしたという小澤さんをご紹介します。

育休前に携わっていた仕事がプロジェクトとして終了したこともあり、休職期間中に縁があった現在の職場で育児との両立をスタートしてから1年半。出産、育児、転職、新しい仕事と人間関係、目まぐるしく変化してきた小澤さんだからこそ「どんな人でも自分の意志で自由に選択できること」を大切にしていきたいとお話いただきました。

 

プロフィール

・氏名:小澤 真由子

・会社名:グーグル合同会社

・職種:Google アナリティクス 360 アカウントマネジャー

・簡単な経歴:
前職にて育休取得中に縁があって転職することになり、2016 年 1 月より育休からの復帰と同時にグーグルへ。ネットワーク機器メーカーのマーケティング部門、広告代理店でのデータ事業立ち上げなど、マーケティングデータ分析に関わり現在に至る。30 代前半に 3 ヶ月休職し、夫の出張に同行してオレゴン州ポートランドに滞在したことが、自由な働き方、生き方を考える上で大きな転換点となった。

・居住地:東京都

・ご自身の年齢 :41歳

・お子様の年齢 :2歳

・ワークスタイル:フルタイム

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

グーグルで、Google アナリティクス 360 スイートという、ウェブサイトなどのマーケティングデータを計測・活用する製品のアカウントマネージャーを担当しています。契約してくださったユーザー企業様に、どのように Google アナリティクス 360を実装、活用していただくとビジネス成果につながるのか、を技術コンサルタントチームと一緒に支援するのが主なミッションです。

 

以前はサイトの計測ツールとしてのみ使われていたこの製品も、今では店舗データのような非デジタルデータも含めた顧客の行動を扱うマーケティングプラットフォームに役割が変わってきました。先端的なデジタルマーケティングを行っている企業様から、これからデジタルに本格的に取り組もうとされている老舗企業様まで、幅広い業種、業態のマーケティングご担当者様と一緒に仕事ができること、社内の広告、Cloud Platform など他チームと関わりながら仕事を進めていくことに楽しさを感じています。

 

また、グーグルは社員が快適に働けるよう配慮してくれる会社なので、子どもを持つ人にとってもとても働きやすい環境です。私がいるチームでは、子どもの体調不良、行事、など理由は何であれ必要なときには早めに帰ったり、Work from Home で家から仕事をして、社内の会議であれば外からビデオ会議で入ったり、などは日常の風景になっています。業務の都合は自分でつけ、他の時間でやりくりするなどはもちろん必要ですが、たいていのことは自己判断、自己責任で行えます。ちょうど娘が 1 歳になったばかりで復帰し、しょっちゅう体調を崩していたような頃には、本当にありがたい環境でした。今でも、このカルチャーや、まわりのメンバーにはいつも助けられています。

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今年5月の海外出張時に。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。 

05:00

起床。4 時のときも 6時半のときもあります。ヨガ、勉強、日記を書く、仕事、料理や洗濯などの家事、のうち、その日の優先度に合わせていくつかを。

07:00

夫と子どもが起床。朝食は私が準備し、夫が片付け。娘の身支度はどちらかその時手が空いているほうがやります。

08:30

夫または私が子どもを保育園に送る。週に 3 回は私が送り、夫が迎え。残りの 2 日はその反対で、お互いの予定に合わせで随時調整しています。

09:30 – 17:45

9 時半から10時の間に会社に着き、仕事。午前中外出がある日は家で仕事をして直接外出先に向かったり、夕方外出だった場合はそのまま外で仕事をしてからお迎えに行ったりなど、その日の都合に合わせて無駄な移動が少なくるようにしています。

18:30

週に 2 回は私がお迎えにいきます。お迎えがない日も、18時頃には会社を出ます。

19:00

夕食は私が準備し、夫が片付け。作り置き+お魚やお肉を焼くだけ、など、帰ってからする調理は最低限です。平日週に1回はネタ切れだったり気分転換で近所で外食します。週末は夫が夕食を作ってくれることも。食後、翌日の保育園準備、子どもと遊ぶ、など。

20:30

子どもとお風呂。寝る準備のあと、ベッドの上で子どもと一緒に本を読みます。

21:30~22:00

そのまま子どもと一緒に就寝。

 

出産して、何が一番変わりましたか?

「こうでなければいけない」という決め付けがなくなり、その分自由になったかもしれません。決して几帳面な性格ではないのですが、「当然こうあるべき」という勝手な基準が仕事でもプライベートでもできていて、知らずに自分やまわりに課して、一つの物差しで全てを計ってしまっていたように思います。今思うと、自分が子どもを持たない、生活のうち仕事が 90% を占めていたような時期に私のチームにいたメンバーには、価値観を押し付けてしまっていたかもしれないなと申し訳なく思います。土日も家で仕事ばかりで、夫との間に危機が訪れたこともありました。今は、どうしなければいけないか、ではなく、何ができるか、を考えるようになり、その中で最善の方法を探りながら過ごしています。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

育児休業中、いつも子どもと一緒の時間を過ごせてありがたい反面、何かさみしいような、社会から切り離されているような気分でした。仕事に復帰してから、疎外感のようなものは消え、自分にとって自然なバランスに戻ったと感じています。また、育休中はちょっと誰かと会って育児の話しをするにも、約束をして会わなければいけないのがちょっと億劫でしたが、今では毎日会社に行ってチームの人たちに「お風呂にはいってくれない」「風邪ひいちゃって」など話すと、「わかるわかる」とまわりのパパママが聞いてくれるのも、私にとってはちょうどよい気分転換になっています。ちなみに、パパ社員も積極的に家事育児を担っている人が多く、1 ヶ月単位でパタニティリーブを取る人も珍しくありません。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児でも仕事でも、頑張り過ぎて無理をしないこと。無理すると、私の場合は機嫌よく過ごせなくなるので、そうすると夫にも迷惑をかけますし、特に娘に余裕を持って接することができなくなります。夫、子どもとの生活を円満にキープしていくためには、自分がある程度余裕があることが一番大切。育児や家事で無理しても、仕事で無理しても、どちらも結局は夫と娘にしわ寄せが行ってしまうので、手抜きしたり、人にお願いしたり、気分転換を図ったりして、時間的、精神的な余裕を保つようにしています。もちろん、それができずに爆発!してしまうこともありますが・・ 気分転換は、家族と週末に小旅行へ出かけて日常から離れて自然の中でゆったり過ごしたり、たまには自分ひとりで「北欧学」仲間の集まりに参加したり、娘と美術館に行くなど。

Mayuko Ozawa_03 photo by Joe Suzuki

子どもと一緒に。

 

photo by Joe Suzuki

 

最後に、メッセージをお願いします。

みんなが色々な選択の自由がある環境で、仕事、子育てをできるといいなと思っています。子育てに関わらず、家族の介護、身体的精神的なハンディキャップ、勉強、趣味など、様々なその時の事情や優先順位がある中で、会社のルールに従うと無理をしたりドロップアウトしたりせざるを得なくなる環境が多いのは残念です。

男親、女親関係なく、育児と仕事に関われる自由が、これから多くの会社にとってスタンダードになるように、色々な立場の人が自分の意思で働く環境を選べるように、今はボランティアなどに時間を割けていませんが、また何か自分のできることをしてみたいなと思っています。

パワーママ、という響きに自分がふさわしい気がしなくて、パワーママって何かな?とサイトを見てみると、「パワフルなママ」ではなく「まわりにパワーを与えてくれるワーママ」のことなのですね。そういう意味では、全てのママは子どもにパワーを与えているパワーママで、私もその一員かなと思いました。とはいえ、実は子どもからもらっているパワーのほうが何百倍も大きいのはもちろんです!

 

(インタビュー:高村)

2017年10月15日 0 comment
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田上智子さん

今回ご紹介するのは11月20日開催のワーママフェスタ関西のトークセッションにご登壇いただく方の一人、田上智子さんです。
プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)ジャパン株式会社で広報としてご活躍中の田上さんは管理職となられてから出産・育児をご経験され、海外への母子赴任もこなしてこられました。時には家族以外の協力を得て活躍されている田上さんのワークスタイルや海外での子育て、家事環境についても伺ってみました。

 

田上智子さん

田上智子さん

 

プロフィール

・氏名:田上智子

・会社名:プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)ジャパン株式会社

・役職名:広報渉外部 シニアPRマネージャー

・職種:広報渉外

・簡単な経歴:
神奈川県出身。東京大学卒業後、1995年P&G日本法人に入社。ヘルスケア、ヘアケア事業部でブランドマネージメントを担当。
2000年、P&G日本法人のヘアケア製品広報部を立ち上げる。2002年、管理職へ昇格。2006年出産、1年間の育児休暇のほとんどを夫の赴任先のロンドンで過ごす。2007年職場復帰、2012年からシンガポールにて、アジア本社ホームケア事業部広報リーダーとして、日中韓、ASEAN、オセアニア全10カ国の広報戦略作成・危機管理を担当。2015年、帰国後現職。シンガポール母子赴任を経験した一児の母。

・居住地:兵庫県神戸市

・ご自身の年齢 :44歳

・お子様の年齢 :10歳

・ワークスタイル:在宅・コンバインドワーク(会社で勤務している時間と、自宅で勤務している時間を合算して勤務時間と計算する仕組み)を活用したフルタイム勤務。

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

P&Gはアメリカが本社のグローバル企業で、主に生活用品を製造・販売している会社です。現在私はその中で、家事にかかわる製品(洗剤(アリエール、ボールド)、柔軟剤(レノア)、台所洗剤(ジョイ)、消臭剤(ファブリーズ)など)の事業部に所属し、製品広報を担当。地域としては日本と韓国を担当しています。具体的には、各製品のよさやよりよい使い方をお伝えするためのPR活動を企画・実行したり、メディアなどの会社外からのお問い合わせに対応するチームを率いています。
仕事柄、社内の研究開発担当や社外の家事の専門家の方々から家事アドバイスなどをまとめることも多く、実生活でも非常に役に立っています。(P&Gマイレピサイトhttps://www.myrepi.com/ )

チームのメンバーと

チームのメンバーと

ワークスタイルとしては、週一回の在宅勤務、コンバインドワークを活用するフルタイム勤務です。東京への出張は月に一、二度程度、それ以外はほとんど定時前後に帰宅しています。社内外との会議はWEBシステム上で行われることがほとんどのため、出張先、自宅などどこからでも参加可能で、このシステムに助けられている部分は大きいです。 上司はシンガポールやジュネーブにいる外国人なので、夜の電話会議が月に数回あります。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

6:15  起床、リラックスタイム (時には散歩、エクササイズ、ストレッチなども)

6:45 朝食準備、朝家事

7:00 子供が起床、朝食、朝勉(夫が在宅時は夫が担当)、

7:50 子供学校へ出発

8:15 出社

8:45 会社到着

9:00-16:00 会議、電話会議、ビデオ会議

16:30 退社、夕食の買い物

17:00 帰宅、夕食準備

19:15 子供、塾から帰宅、夫、帰宅、夕食

20:00 夫に子供を任せて夜家事(子供の話を聞く、勉強に付き合う、一緒に散歩に行く、お風呂などは、夫在宅時は彼の担当)

21:00 ヨーロッパチームと電話会議

21:30 子供就寝

22:00 会議終了、仕事のフォローアップ

23:30 就寝

 

出産して、何が一番変わりましたか?

自分の都合や希望はとおらないことを受け止められるようになったこと。

仕事では、出産前はいわゆるモーレツ管理職で自分にもチームには厳しかったと思いますし、家庭でも「こうでなくちゃ」と自分の主張を夫にもしていたと思います

今も周りからどう見えているかわかりませんが、自分の中では少しは一歩引いて考えたり譲ったりできるようになったと思います

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

一番は、世界が広がったこと。関東出身で、神戸で就職し、モーレツ社員(笑)でしたので仕事以外の友人は数えるほどしかいなかった私ですが、保育園・小学校・そして社内でできたママ友たちはかけがえのない友人です。特に保育園時代は、お兄ちゃんお姉ちゃんのいるママたちがいろいろアドバイスをくれたり、夫婦ともに出張となった緊急時にお友達の家に泊めていただいたりと本当に助けられました。年長の夏に退園し、シンガポールに母子赴任することになったときには、学年全体で送別会をしてくださり、号泣の中、40人以上に見送っていただきました。また、シンガポールでも、インターナショナルスクールでさまざまな国籍のママ友ができ、今でも交流が続いています。

仕事上では、優先順位をクリアにし、メリハリをつけて効率化することができるようになったと思います。特に保育園時代に「園がしまるまでに会社を出なければならない」というプレッシャー、いつ突発的に会社を休まなくてはいけなくなるかもしれない、ということから、優先順位の高い仕事は前倒しにしたり、会社にいる時間を有効に使えるようになり、それは今も続いています。また、いろんなチャレンジを前向きにしてみるきっかけになりました。

私は何事にも慎重派で(周りからはそうは言われないのですが笑)海外赴任に関しても何度か会社からの打診を断っていました。子供の小学校入学が近づくにつれ、「小1の壁」なんていう言葉も聴くようになり、どうしようかと思っているときにシンガポールへの赴任の話がありました。夫からの「仕事上も子供の教育上もまたとないチャンス」というアドバイス(というか力強いプッシュ)もあり、また本人が「英語のお友達と一緒に学校に通ってみたい」といい、先にシンガポール駐在をしている同僚ママたちからの住み込みメイドさんとの暮らしのお話にも後押しされ、シンガポールへの赴任、子供を帯同してインターナショナルスクールに入学させるという大きなチャレンジに一歩を踏み出すことができました。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

保育園時代は、子供の突然の体調不良で急に出社できなくなったりすることで、チームメンバーに迷惑をかけているという気持ち、かつては一緒に「モーレツ」だった同僚に比べて貢献していないのではないかという罪悪感がきつかったです。また仕事で疲れてしまって、子供に十分向き合えていない、という罪悪感もあり、一日中心の中ですいませんといっていたように思います。

共働きが普通のシンガポールでの暮らしを経て、罪悪感はだいぶ減ったのですが、今度は子供が大きくなり勉強、友人関係も複雑となることで、外注できない、親でなければ対処できないこと、が増えているように思います。また、子供は小さいときからお母さん仕事で大変そう、と思っているので、いろいろ我慢しているようにも思います。

 

それをどうやって解決していますか?

人と比べないこと、よそと違うことをよしとすること、完璧を目指さないこと、を自分自身に言い聞かせています。幸い、夫がそういう人で、他と比べることをしない人なので、私も見習って少しずつ罪悪感をへらしながら、逆に私が働いているからこそできること、をありがたいと思うように心がけています。また、なにより子供の成長を日々感じることで、できていないことでなく、できたことを感謝できるようになりました。

 

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では、「子供の話をよく聞くこと」「ママが笑顔でいること」を心がけています。100%はできてはいないのですが、親に余裕がないと、子供に向き合うことはできないと思うので、仕事も家事も育児も満点を目指すのではなく、あわせて100点くらいを目指したらいいや、位の気持ちで子供には向き合うようにしたいな、と思っています。

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ご家族との家事育児分担、アウトソース利用等はどのようにされていますか?

子供が保育園時代は保育園近くのファミリーサポートさんに本当にお世話になりました。朝早く出張に出るときは保育園開園時間まで預かっていただいたり、東京からの最終新幹線で帰ってきて、0時ごろに、寝ている息子を抱いて帰宅したことも何度もありました。子供が病気になったときは、夫と分担して仕事を在宅に切り替えて対応しました。夫のほうが調整してくれることが多かったように思います。またどうしても二人とも出勤しなくてはいけないときは小児科に併設の病児保育室を活用しました。その小児科は家から車で30分くらいかかる少し遠い小児科でしたが、病児保育室にスムースに予約できるよう、日ごろからその小児科に通い、いつも前日には予約しておきました。

シンガポール赴任時代は住み込みでフィリピン人メイドさんを雇い、24時間体制でバックアップしてもらえたのが心強かったです。学校・習い事の送り迎えも、家事もお任せできたので、私は仕事、学校の行事や子供の宿題といった重要なことだけに専念できました。

帰国してからは、メイドさんもいないし、夫も仕事で多忙を極め、出張が増え、何度かパニックになりかけました。しかし子供がもう10歳になるので、かなり自立して自分ひとりで塾や習い事に行けるようになったこと、短い在宅時間でも夫が洗濯や食器洗いなど、できることは積極的にかかわってくれていることで今はペースがつかめています。また、機械でできることはすべて任せる、をモットーに、食器洗い機、洗濯乾燥機、ルンバ(掃除用とモップがけ用併用)を毎日フル稼働しています。

現在、育児に関しては、近所のママ友に心苦しいほどお世話になっています。歩いて2,3分のところに同学年の仲良しの男の子が数人いて、しょっちゅうお宅にもお邪魔しています。私は出張のお土産くらいでしかお返しできなくて、申し訳なく思っていますが、「ご恩送り」でいつか誰かにこの恩返しをしたいと思っています。

家庭内では、双方の実家が遠方のため、夫と二人で分担しています。学習面は夫と教科ごとに分担したり、週末には私と子供は一緒にテニススクール、夫と子供は卓球に通ったり、いつも三人一緒でなくても分担しながら息抜きをしています。夫は子供の人としての成長に関してはほぼ100%担当してくれて、とても仲良し父子です。

ただ、シンガポール時代に比べると自分の自由な時間に限りがあり、もう少し家事の外注などを検討したいと思っているところです。

 

 

マネジメントで気をつけられていること、注力されていることはありますか?

他部署・代理店も含めて、「私はチームを引っ張るのではなく後ろから押す」をモットーにしています。日頃からチームのビジョンを示し、共有すること、何か障害があるときには乗り越えるための助言をし、チーム全員がそれぞれ自分で障害を乗り越えられるような「考える力」を授けること、さらに細かい点で意見が違うときは自分が飲み込むこと、を心がけています。それから、”忙しすぎるイメージ”を払拭し、若手からも「声をかけやすい雰囲気を保つ」ことを大切にしています。また、何か達成したときにはメンバーを名指しで大きくお祝いするようにしています。一方で管理職にしかできない、グローバルチームへのアピール(笑)、人員増加提案、予算提案、他部署への要請、自分のチームの査定などに関しては全力で取り組んでいます。産後復帰した際にはすでに管理職歴5年だったので、そういったメリハリのある働き方を推し進めることが可能でした。それは私の両立生活の助けになっていると思うので、仕事と育児の両立にはあえて早めに管理職を目指すよう後輩には助言しています。

 

海外母子赴任はいかがでしたか?

海外母子赴任なんて考えてもみなかったのですが、今振り返ると、シンガポールの3年間はかけがえのない人生の経験だったと思います。「自分には無理」と思いがちな私ですが、「やってみてだめならそのときに考えよう」と夫に後押ししてもらったからこそできた選択でした。すでにシンガポールに赴任していた友人や同僚、新しく知り合った友人たち、そして日本に残した夫(やそれを理解してくれた義理の両親や親族)に支えられた三年でした、仕事でも私生活でもいろいろ苦しかったこと、大変だったことも多かったですが、子供がさまざまな国のお友達を通じて多様性を小さいうちから肌で感じる体験ができたことを含め、チャレンジしてよかったと思っています。

シンガポールにてママ友と親子で

シンガポールにてママ友と親子で

 

最後に、こちらのインタビューをご覧になっている方 に向けてメッセージをお願いします。

私も会社に入った最初の5年くらいは、社内にもなかなかロールモデルのような先輩は見つけることができず、社内や雑誌で見る「そういう人」はすごい人・特殊な人だと思っていました。あるとき、仕事で知り合った某出版社の編集長で、自然体で素敵な女性に、「子供を生まなくて後悔している人はいても、生んで後悔している人は私の周りにいないよ」といわれたことはひとつのきっかけでした。幸い、私より数年前に子供を生んだ社内の後輩が数人おり、私は彼女たちのアドバイスを参考にすることができました。数人の仲間ができたこと、また当時の社長や役員のワークライフバランス推奨の波に乗って、一気に社内に「働く母もいていい社内文化」が広がったように思います。このインタビューにお声掛けいただいたとき、私は正直ためらいましたが、少しでもほかの方に、「普通に働いて子供を育てる」ことに向けて一歩踏み出すお手伝いができればと思いました。完璧じゃないからこそ、参考になるかな、と思うので、皆さんも完璧を目指さず、自然体の働く母ネットワークでご一緒できれば幸いです。

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インタビューbyゆもとりえ

2016年11月14日 0 comment
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イベントで話す美央さん

今回ご紹介するのは、スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社でPR担当をしている都築美央さん。

いつも自然体で笑顔な美央さん、その源について聞いてみました。

出産、育休を通して、職場での変化、旦那さんの変化、娘さんの母に対する思い、そして働く母としての心の移り変わりがほっこりと伝わってくる、等身大インタビューです。(椿)

 

イベントで話す美央さん

イベントで話す美央さん

プロフィール

・氏名:都築美央(つづき みお)

・会社名:スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社

・役職名:PRマネージャー(育休前)

・職種:PR

・簡単な経歴:米国の大学卒業後、外食企業を経て、スターバックス コーヒー ジャパンに入社。マグカップやタンブラー等のマーチャンダイズ商品の開発や店外イベントの企画運営等を経験し、2009年よりPRを担当。2010年に第1子を、20163月に第2子を出産して、現在、2度目の育休中。

・居住地:東京都世田谷区

・ご自身の年齢 :39

・お子様の年齢 :6歳と0

・ワークスタイル:フルタイム

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

コーヒーやフラペチーノといった、スターバックスの商品や店舗、サービス等を様々なメディアを通じて、消費者に発信する仕事を担当しています。チームのマネジメントに加え、プレスリリースの作成や新商品発表会の開催など、報道関係者へのプロモート活動や取材対応がメインです。

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

【育休前のスケジュール】

700すぎ 起床、朝食準備

800 朝食

830 家族みんなで家を出る。私は駅に直行、夫は保育園に立ち寄り

930 出社(店舗での取材応対など、早めに出社する日もあり)

18:10 退社

19:10 保育園のお迎え

1920 帰宅、夕食の準備 (だいたいこの時間帯に夫も帰宅)

2000 夕食→娘と遊ぶ→お風呂

2130 娘の寝かしつけ

2300頃 再度起きて残りの家事の片づけ、残務処理、ちょっとのんびり録画したドラマを観るなど

24002500就寝

育休中の現在は、数時間前倒し、家事も夫がかなりやってくれています。

出産して、何が一番変わりましたか?

ライフスタイルが一変しました。「子育て」という生涯かけて立ち向かわなければならないNo.1ミッションができたことで、今まで仕事や自分の興味中心だった人生の優先順位が子供に乗っ取られました。(と6年前は思っていました。)

ちょうどやってみたかったPRの仕事に異動して間もなく、妊娠が発覚。あまり心の準備ができていないまま、「ハイ、あなたの担当です!」という感じで、娘が家族に加わったようで、もちろん娘はかわいいのですが、初めて子育てをしてみて、「これほど先が見通せないことがあるのか!」と当初は落ち込みました。

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

たくさんの働くママ達と出会えたことです。最初は子供がいることや時間に制約があることをメディアの方や取引先の方々に公言することはマイナスになるかな、と思って避けていたのですが、話してみると同じ境遇の記者さんだったりして悩みを共有して元気をもらったり、ママ向け媒体の方とは何となく世間話をしたことが掲載につながったりと、仕事でもポジティブな効果がありました。今は機会があれば話すようにしています!

また、保育園を中心とした地域のママ友もたくさんできました。子育ての話題だけでなく異業種のならではの話を聞けたり、私が体調不良の時には手作りのお惣菜を届けてくれたりと、両実家が遠方の我が家には心強い支えができました。(サプライズでさんまの塩焼きを持ってきてくれて本当に涙がでました!

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?

やはり時間的な制約があることでしょうか。PR は相手のスケジュールに合わせて対応しなければならないことがほとんどなのと、元来、人に頼るのが苦手で、自分でなんでも把握したい性分なので、第1子出産後1‐2年はやりたいことができないジレンマが常にありました。

それをどうやって解決していますか?

復帰後、2年ほどして(遅いのですが)やっとリズムが確立してからは、時間を言い訳にしても仕方ないのでその中でどれだけやるかが大事、という風に考えられるようになりました。それも、周りのサポートにも大いに助けられ、同じ会社で働く夫とチームメンバーの協力があったからこそです。

まず、夫がほとんど残業をしない働き方に変えてくれました。元々、夫はわたしよりも効率的に働くタイプで、スケジュールも担当業務の特性上自分でコントロールしやすいため、長時間労働を止めました。きっと短気な私の性格を考えても、その方が家庭運営がうまくいく、と徐々に感づいたのだと思います。私がどうしても保育園の預かり時間外の仕事に対応しなければいけない場合は、夫が娘の世話を引き受けてくれます。また、毎日夕食を家族で一緒に取り、子供を見てくれている間に片付けが終えられるというのは精神的にもずいぶん救われます。世の中の女性がハッピーになるにはこの解決方法がベスト!と思います。

また、私の所属する広報・PRの部署は、同世代の子供を持つパパも多いのと、スターバックスは多様性を尊重し、人の役に立ちたいと考える人達がたくさん集まった会社なので、自然と手を差し伸べてくれる上司と同僚のおかげで、早朝や夜の仕事などもチームでやりくりすることができました

美央さん、娘ちゃん、旦那さん

美央さん、娘ちゃん、旦那さん

育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?

育児では、子供には将来「自己実現できる」人になってほしいと思っています。世の中には様々な人がいて、いろんな環境下があることを知ってもらいたく、親子キャンプなど子連れ参加できるイベントや職場でもあるスターバックスのお店に連れて行くなど、身近なところから新しい人や場所と出会える機会を増やすよう心がけています。また、まずは自分で考える癖をつけて欲しいので「いつもあなたはどう思うのか?」と聞くようにしています。(時々、「だから、ママの意見を聞いてんの~~」と怒られますが・・・。

仕事では、やはり風通しの良いチームであることが、日々の業務の進捗や結果にも影響するので、感謝を忘れないこと、共通の目的をもっているか意識してすり合わせるようにしています。

いつも自然体で笑顔なみおさん。外資のPRマネージャーはとても忙しそうなイメージですが、ご自身で決めていること、譲れないことなどあれば教えてください。

常にSmall gesture(小さなこころがけ)を示すことと全力を尽くすことでしょうか。店舗のパートナー(スタッフ)や社内外の協力者に対してきちんと仕事の段取りを組んだり、お礼を伝えたりといった姿勢はPRパーソンとして当たり前ではありますが、忙しいと雑になってしまいがちなので、特に留意しています。あと、やはり子育中はイレギュラーなことが起こりうるので、普段から何事も誠意を持って取り組み、一定の成果を出すというのは信頼関係で成り立っている仕事の上では大切なことだと思っています。

また、チーム運営という面では、以前の上司に、「みんな同じようにできなくても、ジグソーパズルのように、それぞれの強みがあってそれが上手く組み合わせられたらチームとして成果がでるんじゃないかな」と言われたことがあります。ひどく共感して、それ以来は、それぞれメンバーの強みを生かするにはどうすればよいか、という風に考えるようになりました。これは、家族運営でも同じだと思っています。

育児や家事は、(ご家族やアウトソースなど)どのようにやりくりされているのですか?

まさに前述の質問に通じるのですが、夫と互いの強みを生かして分担しています。きっちりと決めたわけではなく、6年間の共働き生活の中で自然とそうなったのですが、互いの得意分野で、例えば料理は私、掃除は夫という風にざっくり半々になりました。2人目が生まれさらに忙しくなった今、多くを語らずとも上手く家事の役割分担ができているのも、長時間労働をしないようにしている夫の働き方の上に成り立っています。

二人目を産もうと踏み出したきっかけがあれば教えてください!

何もかもが初めての娘の育児と仕事の両立で「二人目なんてとんでもない!」と何年か思っていましたし周りにも宣言していたのですが、娘が5歳前後になったころから、これは年中年長女子あるあるの第一次反抗期かな、と感じたことがありました。どうしても平日はあわただしいので、夫も私も週末は娘に甘くなりがちで、なんでもわがままが通ってしまいます。このまま一人っ子でもいいけれど、兄弟がいたなら、彼女の家庭の中の立ち位置も変わるかな、と何となく考えられる余裕ができてきて、幸いなことに、第2子を授かりました。

息子くん、美央さん、娘ちゃんと。

息子くん、美央さん、娘ちゃんと。

二人目の育休。みおさん流、育休の過ごし方を教えてください!

年齢も第1子の時よりもずいぶん取ったので(苦笑)、息子が寝ているからと言って家事を詰め込まず、アクティブ×リラックスのバランスを取りながら過ごしています。赤ちゃん連れでできる習い事を探しては、積極的に出かける方だとは思います。

5年半ぶりに育休を取って感じるのは、離乳食のレシピや授乳室の場所を探せるアプリなど、便利なITサポートツールがたくさんできましたし、ヨガやエアロビ、フラワーアレンジメントなど親子で参加できるものも格段に増えたように思います。ほとんどは、子育て経験がある先輩ママが自らの実体験からママたちのリフレッシュを想って創り上げたもの。先人達の努力に感謝するばかりです。

育休中だからこそ養われる、生活者視点。

皆さんも実感されていると思いますが、育児をすることで、生活者視点がより養われます。お恥ずかしながら、DINKS時代は、野菜の値段を重視したり、暦の上での風習を気にしたりすることもありませんでした。今この育休中に、昼間の街に出かけると税金を使ってどんなイベントが行われているのか、公共の交通機関は弱者の味方となる機能性があるかなど、今まで仕事に追われている中だと認識できない、俯瞰的に社会を見られるからこその気づきが多くあります。スターバックスは、お客様にとって身近で親しみやすいブランドでありつづけたいですから、そういうインプットは、仕事の面でも自分自身の視野を変化させてくれるいい面があると思っています。

今後の目標やプランを教えて下さい!

子育てに関しては、6年経ったと言えど、まだまだ新米です。日々試行錯誤しながらではありますが、娘と息子の自主性を尊重し、長い長い自立までチャレンジをし続けられるよう手を差し伸べていきたいです。

仕事の面では、女性が多い職場なのでこれからワーキングマザーになるだろう世代に対してわずかでも、私(と夫)の働き方がヒントになればうれしいです。そのためにも、復職後は2人の子育てで変化しているだろう自分の価値観を生かし、より多角的になったスターバックスの魅力をPRできるよう、きちんと業務面でのパフォーマンスもあげていかなくてはいけないと責任も感じています。

最後に、メッセージをお願いします。

一人目の時に、「今が一番かわいいときね」とか「毎日あっという間ね」と他人に言われても「いやいや一瞬一瞬必死ですから、そうは思いません!」と心の中でつぶやいていました。それが、経験がものをいうというのはこのことか、また立派な戦力である娘と夫、ママ友のおかげで本当にストレスフリーな育休生活を送ることができています。今この時期の息子や娘と触れ合うことは実は短い、ということに第2子を生んで6年越しでやっと気づき、私も少しは母親らしくなれたのかもしれません。(本当に遅いですが!)

娘の書く手紙には「いつもおしごとがんばってるね!」と書かれているのですが、先日娘が七夕に書いた短冊は「ママが、はやくおしごとにもどれますように」でした。6年間、「ママはほんとうにお仕事ばかりね。。」とずっと思わせていたのか、ちょっと反省はしたのですが、育児が一ビジネスウーマンとしての私の世界を広げ、成長させてくれたと感じる6年でもありました。そういう風に考えられるようになった「気持ちの余裕」をくれた2人目である長男の存在と働き方を調整してくれた夫に感謝しつつ、これからも自分なりのチャレンジを続けていきたいと思います。

悩みやハプニングの尽きない、育児×仕事生活、一緒にがんばりましょう!(くどいようですが、男性の働き方改革&意識改革、これ大事です!)

2016年10月26日 0 comment
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今回紹介するのは、外資系のメーカーでマーケティングマネージャーとして活躍する菅谷さと子さん。

扱っている商品がさく乳機ということで、ママの経験を活かし、ママ目線でのマーケティング、営業活動を続けられていますが、当初は社内で子育て中のママは菅谷さんだけだったとか。

実は、私が初めてお会いしたのは、前職の電機メーカーで広報をご担当されていた時のこと。海外での展示会を控えたタイミングでお話を伺い、ママだということを全く感じさせないバリバリの広報ウーマンという印象を受けました。当時まだ1歳だったお子さんをご主人に託し、約1週間ほどスペインに出張すると聞いて衝撃を受けたことを今でもよく覚えています。

そんな菅谷さんがなぜ今のお仕事に就かれたのか?その背景や転職活動についてお伺いしました。子育てをしながらもやりたいことをどう実現していくか、勇気を与えてくれるインタビューです!

2015年3月8日 0 comment
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相良さんとベイビー

今回紹介するのは、セールスフォース・ドットコムで営業をされている相良さん。
スーパー営業の某社長から「とてもパワフルで彼女には勝てない」と紹介いただいた方。
タイトルにもあるように”有限な人生の中で1秒1秒を大切に志をもって生きていきたい”を有言実行し、

未来を見据えて好きなことにチャレンジしている相良さんは、とてもエネルギッシュで、インタビューからもエネルギーが伝わってきます!

 

相良さんとベイビー

相良さんと娘ちゃん


プロフィール

・氏名:相良砂おり

・会社名:株式会社セールスフォース・ドットコム

・役職名:アカウントエグゼクティブ

・職種:営業

・簡単な経歴:ソフトバンクにて3つの新規事業の立ち上げ、その後Salesforce.comに入社し、7年目

・ご自身の年齢 :37歳

・お子様の年齢 :3歳の息子と1歳の娘

・ワークスタイル:フルタイム

 

現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。

企業か抱える課題に対して解決できるソリューションと中長期にわたっての事業改革のご提案を継続して
行うことです。
新しいビジネスのプラットフォームとして事業提案をしていくことです。
パパとママが完全逆転しています。
育児休暇2名×1年=2年パパが取得をしてくれました。パパの夢は「家庭円満」
私の夢は世の中をかえるような仕事をすることです。

 

平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。

5:00起床 ストレッチ、ランニング、朝食づくり
6:45 子供・パパ起床  朝食 
7:30 子供保育園へ送り ルンバで掃除
9:00 出社
18:00 パパ帰宅(時短勤務) 
18:30 パパ保育園お迎え(難しい時は私が対応)
19:00 帰宅 晩御飯作り
19:20  家族4名で晩御飯
21:00 子供・パパ就寝
22:00 仕事
24:00 就寝

出産して、何が一番変わりましたか?

時間の大切さを感じる。日々子供から幸せをもらっていることです。

 

ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。

日々仕事で何があっても、子供の顔をみるとリセットできることです。

 

育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?


子供は保育園に入って3ヶ月くらいは、病気になりがちで辛そうな顔をみていると
本当に仕事を続けていいのか考えたことがあります。

 

それをどうやって解決していますか?

だんだんと逞しくなって病気になりにくくなってきました。
時間が解決してくれました。

 

フルタイム営業を実現されているのはサポート体制が充実しているからですよね!ご家族や職場などでのサポート体制を教えて下さい。

パパが時短勤務をしてくれています。忙しいときは母がご飯をつくりにきてくれています。
子供が病気になったときは仕事の状況をみて、どちらが休むかを決めています。
食事は私8:母2 掃除はルンバ4:私5:パパ:1 育児パパ6:ママ4
3歳の息子はパパが大好きでママは常に2番手です笑

パパはかなりのイクメンとのことで!ママ役のパパはどのようなきっかけで実現したのですか?

結婚して10年目に子供ができましたのでそれまでの10年夜中までずっと仕事をしてきましたので
子供できたタイミングで「俺が育児休暇とるよ」といってくれました。
仕事を大事にしていることを理解してくれています。

野菜と息子くん

野菜と息子くん

最近”週末農業”を始めたとか!なぜ始めたのでしょうか?週末農業の魅力を教えて下さい!


野菜のできる過程を子供と一緒に楽しむ&自分がつくった野菜を食べる体験を子供と共有したかった。
将来、帰農に関する事業をやりたいのでまずは自分でやってみようと思いはじめました。

 

育児休暇を取得せず、産前産後休暇のみで産後2ヶ月で復帰との事ですが、なぜ早期復帰をしたのですか?

理由がありません。考えませんでした。出産した直後パパに「あとは頼んだ!笑」と言っていたくらいですので。
産休後すぐ復帰することが自分の中で当たり前になっていました。

畑にて

畑にて

フルマラソンを超えた60kmマラソンに挑戦されたとのことですが!

達成感を感じたい。人がやってないことに挑戦したい。そんな思いから挑戦しました。目標を設定してその目標に向けて努力することをスポーツの面でも
実践したいと思っています。来年は100Kmに挑戦します。

 

今後の目標やプランを教えて下さい!

有限な人生の中で1秒1秒を大切に志をもって生きていきたい。
息子はもう少し大きくなったら一緒にマラソンやテニスを楽しんで、一緒に100Km走りたい。

最後に、メッセージをお願いします。

皆さんと何か子供の将来が豊かな社会になるようなプロジェクトなど、ご一緒できると嬉しいです。

インタビュー by椿

2014年11月14日 0 comment
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牧野理絵

今回のパワーママインタビューは北海道から!

札幌でMRとして活躍中の牧野理絵さんです。
もともとは東京、関東圏中心にお仕事をされていましたが、ご主人の転勤に伴って一度は退職を決断。その後、北海道で再就職をして現在に至ります。とはいえ、北海道での再就職や保育園事情など、東京とは異なる事情に戸惑い、苦労も多かったそう。

2014年11月1日 0 comment
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IMG_7417

今回紹介するのは、スターバックスコーヒージャパンで飲料のマネジメントや新商品の企画開発を手掛ける西岡京さん。

現在、中学3年生の息子さんと小学5年生の娘さんがいらっしゃいます。今は、お子さんたちが大きくなってきて、海外出張もこなすなど軸足を徐々に仕事に移していっているそうですが、お子さんたちが小さな間は仕事を少しセーブしていた時期もあったとか。

長い目で見た時に、子供の成長に合わせて仕事のスタイルをどう変えていくか?

2014年8月6日 0 comment
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Mari Tadatomo

今回紹介するのは、外資系の保険会社で管理職として活躍する只友さん。2人の女の子のママです。

今年4月に下のお子さんの育休から復帰、同時に上のお子さんが小学校に入学、そしてご主人の起業と一気にいろいろな転機が訪れました。
そんな怒涛の4月を終え、5月を迎えたところでインタビューさせていただきました。

ワーママというと、必ずといっていいほど「小1の壁」の問題が出てきますが、只友さんの場合にはそれをほとんど感じずに仕事が続けられているそうです。実は、そこにはご主人の起業が大きく関係しているんです!

2014年5月19日 0 comment
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小島さんと愛犬

今回インタビューのパワーママは、河野理絵さんからのご紹介、第一回パワーモーニングのゲスト、外資系企業取締役の小島かおりさん。以下、河野さんからの小島さんへのインタビューです。

留学に競技スキーにオリンピックプロジェクトに輝かしいキャリアに運命的な命令に・・・「”できる”と強く信じて一生懸命取り組めば、何事も必ず実現できる」という言葉がしっくりくる、パワーママストーリーです。

 

2013年9月20日 0 comment
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