今回のインタビューは、営業支援を中心とした事業を展開している超やり手経営者パワーママです!
見た目の清楚さからは一転、泥臭いことやしんどいことを難なくこなしていく由芙子さん。その秘訣を伺いました!
プロフィール
・氏名:須藤 由芙子(すどう ゆうこ)
・会社名:株式会社セールスアップ
・職種:営業コンサルタント
・簡単な経歴:東京理科大学経営学部卒業後、会計士受験に7回失敗。大手銀行で秘書業務(派遣社員)を行った後、会計ソフト製作販売会社で営業。2011年に株式会社セールスアップ(営業支援、営業コンサルティング)を設立、代表取締役社長就任。
・ご自身の年齢:34歳
・お子様の年齢:7歳(小学2年生)
・ワークスタイル:フル
現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。
士業・コンサルティング会社の営業代行を行っています。営業代行先がメディアの露出もあることから、広報支援も行っています。また、営業セミナー、執筆活動を行い、2013年11月に新刊が出版される予定です。
平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。
5:00 起床、メールチェック、執筆、自分のメイクや着替えなど
6:50 娘起床
7:00 娘と一緒に朝ご飯
7:30 娘を小学校に見送り
8:00 通勤(電車60分メールメディアチェック。出勤30分歩きながらテレアポ)
9:30 営業周り
12:00 会食(取材対応、原稿おこし)
13:00 営業周り
17:00 仕事終了
(帰宅30分歩きながらテレアポ。電車60分メール、メディアチェック。)
18:30 学童にお迎え
19:00 お風呂
19:30 夜ご飯
20:00 ピアノの練習、学習ドリル、小学校からの連絡チェック
21:00 娘読書をしながら就寝
21:15 家事、ひとり時間、読書、メディアのチェックなど
23:00 就寝
出産して、何が一番変わりましたか?
命が2つに増えた感じで、2人分生きているようです。
ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。
毎日、「行ってきます!」と、娘が元気な挨拶をする度に、“よし!私もがんばろう!!”と励まされます。嫌なことがあったときや、疲れているときに「おかえりな~さいっ♡」と、言ってくれる時、また、しんどいなと思っているときに、優しく「ママ、大丈夫?」と声をかけてくれる時など、子供に心の底から助けてもらっています。
仕事では、17時までという絶対に延長できないリミットがあるおかげで、時間効率や仕事効率が自然と高まりますし、毎日気持ちがリセットできます。どんな仕事を頂いてもハッピーだと思えるのは、育児という別の仕事が待っているからかもしれません。
育児&仕事をしていて一番大変なことは?
育児の中で、辛抱することや継続することの大切さを、毎日辛抱強く娘と一緒に育んでいくことは、とても忍耐が必要です。また、しつけ、常識など、これからの時代を担っていく子供に対して、どのように伝えていけばよいのか親として日々勉強中です。
また、営業接待、忘年会、飲み会など、業務時間外の仕事上のコミュニケーションを断らなければならないときには、毎回、少し後ろ髪ひかれています・・・。お酒の場も好きですから(笑)
それをどうやって解決していますか?(解決していこうとしていますか?)
育児について大変だなと思うときには、自分の母親が忍耐強く育ててくれたことを思い出しています。
仕事では、業務時間外の仕事上のコミュニケーションについては、ランチ時に移動させられるものは移動させて、18時以降は夜中だと思い込むようにしています(笑)。
土日もバリバリ仕事されている印象がありますが、お休みの日の仕事と育児のバランスの取り方のコツがあれば教えてください!
以前までは、土日もセミナーを開催し、打合せなどをすることもありましたが、娘の習い事が増えてからは送り迎えなどがあるため、基本的には仕事をしていません。予定を調整するのは大変ですし、ドタキャンリスクもありますので。
どうしてものときには、娘が起きてくる朝8時(土日は遅いです)前までに終わるように調整しています。
営業をライフワークにされている由芙子さん。毎日スーツにスニーカーでオフィスを何キロも歩くバイタリティはどこから?!またその強靭な身体はどうやってつくっているんですか?
大人になるとどうしても自由が増えるため、不摂生や不健康な生活になりがちですよね。ですので、1日だけジムにいくというのではなく、毎日、健康的な生活を継続できる習慣を身につけるようにしています。育児をしていると、ジムに毎日通うのはほぼ不可能です。そのため、通勤時間を運動の時間に兼ねることにしました。もちろん、スニーカーで打合せに出ることはありません。営業はイメージが大事ですから(笑)。こっそり、ハイヒールを持参しています。
運動する分、食いしん坊の私は美味しいものをたくさん食べますし、夜もぐっすり眠れます。朝起きるのは、朝ごはんが食べたいから、夜寝るのは、明日の朝ごはんが楽しみだからというように(笑)。
ちなみに、自宅でできる筋トレは365日皆勤賞です。
育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?
育児で一番大事にしていることは、とにかく、娘と向き合って一緒に母親としても成長していくことだと思っています。放っておいても、子供は育つと思いますが、それでも、真剣に子供と向き合って一緒に成長していきたいと思っています。
どんな仕事も、とにかく、一生懸命取り組もうと思っています。仕事も手を抜いて楽をしようと思えば出来ると思います。それでも、一生懸命取り組んで行きたいと思っています。
これからの目標を教えてください。
私の母も3人の子供を育て上げ、結婚式場の経営を行っています。母に「仕事と育児が大変・・・」と、嘆いた時に、「子供を育てるのも経営の1つよ。子供一人でしんどいって言ってたら、企業の経営者として務まらない。」とアドバイスをくれたことがあります。
目標は、私の母のように強い母、経営者になることです。
ママ予備軍の女性たちにメッセージを!
私は、以前までは、子供がいることを公にしていませんでした。仕事をする上でデメリットのほうが多いと思っていたからです。出版を機に、公にすることにしました。とても覚悟のいることでした。今となってはデメリットだと思っていたことが、確実にメリットに変わっています。
しんどいなと思っていることほど、ドラマティックな物語に変化します。だから、育児も仕事も家事もどんどん欲張って、どんどんしんどいことも経験して、ドラマティックに生きましょう!
最後にワーママ仲間にメッセージをお願いします!
健康的な心と体づくりを心がけ、これから時代を担うこども達と一緒に、これからの時代をより良く築いていきましょう!
インタビュー by 千田 絵美