プロフィール
・氏名:小野 麻
・職種:pilates trainer
・簡単な経歴
産婦人科 医事課 副主任 として10年間勤務
Pilatesを指導しているトレーナーに出会いスタジオでパーソナルPilates トレーナーとして働くことを決意
東京都のスタジオでパーソナルトレーナーとして働く
小学校の子育てふれあいセミナーpilates講座を行う
現・女子ボクシング世界5階級制覇チャンピオン藤岡 奈穂子選手をpilatesでサポート
2016年 藤岡選手 世界4階級制覇達成
2017年 産婦人科病院へ
マタニティー産後pilatesグループクラスを導入
2018年 藤岡選手 日本人初 世界5階級制覇達成
現在主に 産前産後のママたちを主に南麻布スタジオでパーソナルレッスンを行い、月曜日・金曜日午前は産婦人科でグループレッスン
2019年 3月から白金で産後グループレッスンを行う。
・居住地:茨城県
・自身の年齢 :34歳 1984年12月10日
・お子様の年齢 :長女 2004年生まれ
次女 2008年生まれ
長男 2012年生まれ
・ワークスタイル:
マシーンpilatesパーソナルレッスン 南麻布スタジオ
産後pilatesグループレッスン 白金スタジオ
産婦人科マタニティー産後グループレッスン かんの産婦人科クリニック
現在のお仕事の内容、ワークスタイルを簡単に教えてください。
パーソナルレッスン
Pilatesマシーン使用し指導
日常的な意識すべき姿勢や呼吸などのアドバイスを伝え、出産に向けた身体のアプローチ、10年後20年後を見据えた女性らしく美しい身体のラインに整えるサポートをしています。
産婦人科病院でマザーズクラス(妊婦さんへ向けてた教室)に参加しママ達の声を聞き病院の医師、助産師さんとより多くの方がレッスンを受けてもらえるようシステムを作るためのMTGを定期的に行います。
私自身も体作りのためにPilatesはもちろんのこと、フルマラソンや、いろんな競技に積極的にチャレンジしてます。昨年はトライアスロンにも初挑戦しました。
その際、アスリートをサポートしている管理栄養士さんに食事の指導も受けながら、食事と運動でどうパフォーマンスが変わるのかも実験してみました。何事も、まずは自分の身体で体験することを大切にしています。
平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。
月曜日
am5:00起床 洗濯物 朝食準備
(夜 やり残した家事、食器洗い洗濯物畳むなど笑)
am6:00-6:30 ランニング/子供達には負荷になってもらい筋トレ
(子供がマラソン大会間近は子供と一緒に)
am6:30 子供達起こす
am7:00 全員で朝食
am7:40 長女次女登校
am8:00 息子を保育園に送り出勤
am9:00 産婦人科病院グループレッスンスタート
pm12:30 都内へ移動
pm13:30 パーソナルレッスン開始
pm18:00 息子お迎え 次女と長女を家にピックアップ
車の中で次女お手製のおにぎりを子供たちで食べる(笑)
pm19:00 習い事へ送る
その間に買い物 家事
pm20:30 帰宅 夕食 お風呂
pm21:30 寝かしつけ
出産して、何が一番変わりましたか?
私の人生、生き方の視野が、世界がとても広がりました。
子供達を通して、子育てと仕事を楽しむママ達との出会いが特に影響が大きいです。
午前中ハーフマラソンを走ってから地方へ出張に行くママ
毎朝マラソンをし、各マラソンで賞をもらうママ
テニスの大会後に子供のサッカーの送り迎えに向かうママ
仕事でドイツに行き4か月家を空けているママ
子供と一緒に空手に行くママ
共通していることはママが楽しんでいると、子供達の表情が明るくなり、笑顔で前向きでいる事が大切だと気づかせてくれたのです。
そんな素敵な人たちに出会えたのは、子供を産んだからこそ広がった世界です。
ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うHappyなエピソードを教えてください。
レッスンを受けているクライアントさんが、「身体が軽くなって、子供の抱っこも、子育ても楽しくなりました。」とおっしゃっていて、私がPilatesでお母さん達に向けて伝えたいことのひとつに「お母さんを通して子供をHappyにしたい」という想いがあったので、この言葉はとても嬉しかったです。
子供から「Pilates頑張ってね」と手紙をもらったり、好きなことばかりしている私ですが、子供たちや家族が応援してくれていることに、本当に心から感謝しています。
子供たちにはいつも休みの日も仕事になってしまったり、夜遅くになってしまったりと一緒ん過ごす時間が少なくなってしまっている中「Pilates頑張ってね」って書かれていたときは、胸が熱くなります。
育児&仕事をしていて大変なことはありましたか?それは何ですか?
家の事もしないといけないが、その中で身体も動かす時間も作らないといけない、仕事に集中し過ぎると家の中がめちゃくちゃになってしまいます。
時間の使い方のバランスが大変です。
私は家事が得意ではありません….洗濯物はたまるし、夕飯の準備…子供の習い事の送迎…
特に子供が風邪を引いたら、まー大変ですね
子供を病院に連れていく、仕事をどうしようか、頭の中がフル回転します。
3人いるので、1人が問題発生し解決したら、次は別の1人とその繰り返しです。
それが子育てなのかなとも思っていますが…
常に子供たちに試されています。
それをどうやって解決していますか?
お風呂掃除、洗濯物、炊飯器の準備は子供達に学校帰宅後にしてもらっています。
子供たちの方が掃除は得意です。
仕事が不規則な部分もあり、子供の送迎など、周りの方の協力が不可欠になります。
出張で家を空けるときは旦那の御母様が泊まりにきてもらったり、
息子のお迎えが間に合わない時も迎えに行ってくれ、夕飯などお風呂も入れてくれてたりします。
子供たちも祖母祖父のお迎えを喜んでくれています。
子供の習い事の送迎もママ友が変わってくれたりと家族、旦那の御両親、自分の家族兄弟、ママ友たちがいてくれたおかげで、仕事が出来ていると思います。
本当に感謝しています。
風邪病気の時などは、しょうがないと休めと言われているんだと言い聞かせて気持ちを切り替えています。
育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?
子育て 子供がやりたいもの対して「go」を出してあげられるよう
自分を好きになって、人を好きになってもらいたいです
仕事 常にママの立場からものごとを考えてい行きたいです。
色んな方々の声を聞き、楽しさを忘れないでいきます。
Pilates Trainerを始めたきっかけを教えてください。
10年間、産婦人科に勤め年間約500名の妊婦さん、お母さん達と関わり、いろんな出産の喜びと共に、いわゆる「安産」のために産前の運動が大切だと思い感じたのです。
妊娠、出産、子育てとお母さんはめまぐるしい心と体の変化、日常の変化が訪れます。だからこそ、産婦人科は処置以外にも心のケアが大切になってきます。
出産をしたお母さんたちの様子を見ていて、私にできることはなんだろうと考えてきました。そこでつながったのが、Pilatesで体を整えるサポートをすることでした。でも、体を整える大切さは、妊婦さんだけでなく、すべてのママ達にも言えることだと思っています。
Pilates Trainerは、どういったものですか?
すべての産婦人科病院に産前産後のお母さんを対象にした運動プログラムが導入されること考えています。
お母さん達にとっても安心して運動できる場所があるということは、
病院も「お母さんが健康になる運動クラス」がある産院という付加価値がつきます。
出産産後のママの身体と心に良い事はエビデンスでも証明されています。
より多くのママたちに伝えることがまず第一に
「妊娠して動くほうが早産妊娠高血圧症などのリスク下がる」など
運動に対する意識を変える必要があると考えます。
現在以前勤務していた産院で産前産後のママ達にパーソナルレッスン、グループレッスンをしています。
クラスを導入する事で起きる問題点などから、改善方法を考え実践をおこなっています。
今後、Pilates Trainerを通して、どうしていきたいと考えていますか?
すべての産婦人科病院に産前産後運動の出来る施設が出来ればいいと考えています。
ママ達にとっても安心して運動できる場所があることによって、お産のリスクが解消出来れば病院にとっても大きいメリットになり、出産子育てに対して前向きな女性が増えていくと思っています。
・その他こればシェアしたいと思うネタがあれば、セルフで質問を作って頂き、是非お願いします
産婦人科で働いていて感じていることを教えてください。
産婦人科は出産以外にも不妊症、流産、死産、子宮がん、生理不順、人工中絶、子宮がん、ピル、緊急避妊ピルなどと、知らなかった事、衝撃的な現実がたくさんあります。
自分の身体を大切にする、守る方法を子供たちにもしっかりと伝えていこうと思います。
今後の目標やプランを教えて下さい!
自分に正直に、子供達の堂々とした背中を見せられるように、常に笑顔で行きたいです。
私自身、子育て、仕事と本当に沢山の方に助けてもらいながらここまできました。
これからも沢山の人に出会い、お話を聞いて世界を広げていき、私もより多くのママ達の心身を更に元気に笑顔にしていきたいです。
自分自身が笑顔で元気に過ごせる日々を心がけ、身体を動かす楽しさ、ここを基準に楽しみながら子育てと仕事で動いて行きます
その中で産前産後の運動が出来るクラスを産婦人科へ導入するシステムなどを作っていきたいです。
最後に、メッセージをお願いします。
これからも母としての可能性を広げて行きたいと思います。
読んで頂きありがとうございました。