今回のパワーママは、キッズ向け写真スタジオhappilyの代表取締役の二口さん。子育てをしながら事業を立ち上げ、今では都内に2店舗を構えるまでに。ママスタッフも沢山雇用されています!ママをターゲットにしたサービスを展開するにあたっては、ご自身の“母親であることの感覚”が活かされているといいます。
プロフィール
・氏名:二口恵子(ふたくちけいこ)
・会社名:株式会社ハピリィ http://www.happilyphoto.jp/
・職種:フォトスタジオ事業
・簡単な経歴:旅行会社→旅行関連会社(派遣→社員→子会社代表)→フォトスタジオ
・居住地:東京都渋谷区
・お子様の年齢:9歳(2004年9月3日)
・ワークスタイル:フル
現在のお仕事の内容を簡単に教えてください。
ファミリー向けフォトスタジオ「happilyフォトスタジオ」の経営に携わっています。 http://www.happilyphoto.jp/
平日1日のスケジュールを簡単に教えてください。
5:00 起床、社内グループウエアチェック、一日のスケジュールチェック、息子の朝食準備
7:00 息子起床。
7:40 息子の通学時間に合わせて一緒に自宅を出発
8:15 出勤、デスクワーク
9:00~18:00 デスクワーク、会議、営業、来客など日によって様々
18:30 退社
19:00 小学校に隣接されている放課後クラブへ息子のお迎え
19:45 夕食
21:00 息子とお風呂
21:30 本を読みながら息子就寝。残りの家事と、日中の仕事の続き。
24:00 就寝
出産して、ご自身の内面では何が一番変わりましたか?
時間を意識するようになりました。好き放題使える時間が24時間ではなくなってしまったので、まずはゴールの時間設定から考えています。あとは、人に優しくできるようになったかな、いまだに不器用ではありますが(笑)
ご主人との家事・育児分担はどうしていますか?
平日は、週に数回ベビーシッターさんに協力いただいています。
家事については、食事の用意は主人が担当。その他、掃除全般が私の担当です。
主人は仕事柄生活リズムが真逆で、朝帰宅してお昼過ぎまで寝ている人なのですが、出勤前に、息子と私の夕食を作ってくれていますので、私は帰宅後にレンジで温めるだけです。
キッズ向けのサービスを中心とした写真スタジオを始めようと思ったきっかけは?事業をスタートさせるにあたり、子育て経験を活かした点などはありますか?
もともとは20~30歳代のOLの方をターゲットとしたレンタルドレス事業からスタートしたのですが、コツコツ計画することもなく「やりたい!」と思う強い気持ちひとつですぐにお店を作ってしまったので当然うまく集客ができなくて。
その時に考えたのがマーケットターゲティングです。ママ・子ども・マタニティに特化しようと。自分も一応ママだしと(笑)
とはいえ、好きなだけ自己投資のできるOLの方を捨てるのは本当に勇気のいることでした。が、この決断は吉と出ました。ママの口コミ力は本当に凄いものがあって。次から次へと、お客様がお客様を呼んでくれました。
しかし、レンタルドレスは結婚式や発表会での利用ばかりなので週末にしか売上が立たない。これは困った。平日に売上を立てるにはどうしたらいいかな、更にはこの資産(ドレス)を有効活用しながらできることって・・・。そう考え、思いついたのが、フォト事業でした。
すぐにお店の半分をフォトスペースに改装し、知人のカメラマンの協力を得てリニューアルオープンしたのが、今から4年前のことです。
その後、会社の買収、エクスラント(現:ハピリィホールディングス)社内で事業部発足、そして分社化という流れがあり、今に至っています。
ママのスタッフをたくさん雇用されていると伺いましたが、
その理由は?また気をつけていらっしゃることはありますか?
理由は二つあります。
まず一つは展開している事業そのものが子どもを中心としたファミ
そしてもう一つは、
その望んでいるスタイルで、無理なく、
というわけで当社では、
運営されているスタジオ、happilyの特徴を教えてください
2012年初夏に誕生した「happilyフォトスタジオ表参道
さらに、happilyで撮影したお写真は国内複数の場所で大切
ワーママとして育児&仕事をしていて良かった~!と思うhappyなエピソードを教えてください!
・育児では・・・向き合える時間が短い分、一緒にいれる時間はたっぷり濃いものにしたいなと思っています。気が付けば、あっという間に息子も小学3年生になっちゃいましたが、いまだにお尻やオナラと言ってはゲラゲラ笑っています。まったく幼いなーとブツブツ言いながらも、ずっとこのままでいて欲しいと願う毎日です(笑)
・仕事では・・・母親であるこの感覚が、ビジネスで活かされているなと思う瞬間が多々あること。特に仕事柄、お客様であるママの満足度に対しては敏感です。自分だったらこれを望む、こうありたいと思うことを、仲良しのママ友にアドバイスをもらったり、ママスタッフたちとブレストしながらサービス化しています。
育児&仕事をしていて一番大変なことは?
・育児では・・・保育園の頃は、とにかく元気でいてくれればそれでよしと思っていましたが、そろそろお勉強のことや習い事のことなどしっかり考えなくてはならない時期かなと思っています。何が得意で何が好きなのか、息子が自分の意思で可能性を広げていけるようバックアップしていければと考えています。
・仕事では・・・忙しそうにしている仲間や部下を残して、「お先に失礼~」というのが、何年たってもやはり心苦しいですね。
それをどうやって解決していますか(していこうとしていますか)?
育児のことはママ友に相談しています。
仕事では結果を残すこと、それしかありません。
育児と仕事、それぞれで一番大事にしていることは?
・育児では・・・これと言って「一番大事」って考えていることはないですが、息子と向き合い話を聞く、ということは意識しているかな。
・仕事では・・・とにかく楽しみながら仕事をすること。これは社会人になってからずっと考えていることですが、一日の中で一番時間を費やしているのは仕事の時間。その時間がつまらないとしたら人生が最悪だってこと。だから、人生を楽しみながら味わい尽くすためにも、毎日ワクワクしながら仕事をしています。
これからの目標を教えてください。
・育児では・・・これからもマイペースでいきます(笑)
・仕事では・・・happilyブランドを高めていくこと。もっともっとママや子どもたちと向き合い、本当に喜ばれるもの、価値あるものを創り上げていきたいです。
サイトを覧の皆様(ワーママ仲間)にメッセージをお願いします!
仕事、出産、子育て、これらの楽しみを全部経験できるなんて女性は本当に幸せだなって思います。
また、これらを通じ、少しずつですが自分の成長を実感できることが何より嬉しいです。
とはいえ、日々、参ったなと思うことが次から次へとぶつかってきますが、越えられない壁はないはず、きっと。
そう信じて、愛おしい子どもたちに明るい未来が訪れるよう、ハッピーな世の中を一緒につくっていきましょう!
インタビューby:柴田 広夢